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「例えば、ソラのゾーンはそのまま、ヨルダは引き続きクロエ護衛ならどう?
あなた目線「クロエ、ヨルダ、スクルド」の中に異種族がいるのは確実なのだから。
首席を占うのはさすがに難しいのだわ」
>>+136 ノア
「私もそう思ってた時期、あるよ。……でも、どうせならちょっとでも美味しく食べたいでしょ?そこら辺に生えてる野草でも、揚げたら美味しくなるんだから。
うん、分かってもらう為の作戦だもの。身をもって知れたでしょ?」
自分の石を砕かれようとも、異種族の手伝いをする。それが魔法使いの私がいる存在意義なのだから。
「…………ノアはさ、魔法使えるんだよね?……これは私の大きな独り言なんだけどさ。この国に来てもう七年になるけど……未だにね、どうしてこの国が魔法と異種族を忌避するか分かんないや。…………私、ヒトに敵意を向けた事なんか、一度もないよ。ヒトと鬼の半端者だけど、どっちもどうにかしてやろうって思った事、ないんだよ。……なのに、どうして。」
年相応の女の子の、か細い声だった。
砦の外に来た以上、嘘をついて得する事はない。本心からの言葉だった。
どれくらい間が空いただろうか。心の内を吐露したカリンは席から立ち上がる。
「…………明日も、ご飯作るよ。ノアが良ければさ、また食べてほしいな。腕によりをかけて作るからさ。」
無理をして、眉根を寄せながら悲しげに笑うと席を外した。
>>225 書き損じなのだわ……
ソラ目線、クロエ、スクルド、ヨルダの中に異種族もスパイもいるの。
まあ大した間違いじゃないから……いっか。
>>221 アルバート
「キツイ言い方で申し訳なかったのだわ。
でも当事者以外がヒントを与えるような発言は本人の発言の後でお願いしたいの」
四の段
曹珪灰石の騎士ヨルダ、議場に現れ首席騎士を名乗る。
なんやかんやあって、尖晶石の騎士グラシエラへ三度指定変更さる。
ーーーーーーー
「……もうこれでいいだろう…」
「もう無視しようかと思ったけどヨルダは少しは申し訳なさそうに言って。ほんとにキレてるのだわ。
寝てる間にラクガキしてやるから覚悟なさい。
さっきクロエを守れ、ソラはクロエ占えって言ったつもりだったけど言えてなかったから、【そのようにしていいのだわ。許可よ】」
「ヒルダごめんね…。ありがとう。
選択肢があるって事で他種族の動きが制限出来れば良かったというのもあるけど…ゆっくり休んでて。
後はボクがしっかり考える番だね。」
……最終決定、だろうか。ヒルダを労うことくらいは許されるだろう。
俺はヒルダの近くに行く。
>>ヒルダ
「夜遅くまでご苦労。なんだ……その、よく休めよ」
ヒルダの背を軽くぽんと叩いて、就寝しに自室へ向かった。
[ガルセウヌの元から離れ、しばらくずっと走っていた。これも鍛錬のうちのひとつだと考えて。
呼吸は一定のリズムを保ち、スピードも安定した速さをキープする。結界の周りをグルグルと走る。
それは、きっかり1時間。いつも走っている時間と同じだけ。頭を空っぽにして、余計な事は考えず、余計な感情は持たず。ただひたすらに、走り続けた。]
………ッハァ……ハァ……ハァ……ッ…ハァ……
[徐々にスピードを落としていき、心臓と呼吸を整えるために暫く歩いた後、近くの幹に腰掛ける。
疲れた身体を両の手で支えながら上を見上げれば、満天の星空が雲の隙間から顔を出していた。そして、一際輝く月も、また。]
……俺は、お前なんか大っ嫌いだ。
[空にあるだけで、暗がりの中の迷える誰かの助けになれる月。空に浮かぶだけで、誰かの求める光になれる月。そして、種族なんて関係なく、何にでも優しくなれる月が、嫌いだった。]
……わかってるよ、これが八つ当たりだってことくらい。
アイツらは、何も悪くない。いや、悪い事だってやってきたかもしれないけど、それでもおじさんとアイツらはなんの関係もない。
生まれた種が違うだけ。生まれた場所が違うだけ。生まれ持った能力が違うだけ。
それは俺だって──
[右手そっと見つめる。その掌には包帯が巻かれていた。ウィアと対峙した時にくい込んだ爪の後だ。部屋に戻る前、出血が酷いことに気が付いて巻いたもの。]
……他種族は悪なんだろ?
俺は、アイツらを許すことはできないし、許そうとも思わない。
……あはは、顔を見たら斬りかかっちまいそうだしな。
[未だ、彼らと顔を合わせないのもそれ故に。
心の整理がつかないまま弾き出され、騎士としての誇りを潰され、魔法の前ではここまで無力なのだと思い知らされた事。侮辱されたと受け取るには充分過ぎる材料が揃えば、自然とそう思う事は明白だろう。]
……ん〜!!!っはぁ………
[うん、と手を挙げ伸びをする。
月に向かって思いの丈を独りごちれば、幾分か気持ちが楽になった気がしてきた。]
明日、あのでけぇ声の先輩に勝負でも挑んでみっかな!そしたら、多少はこの気持ちもスッキリするかもしんねぇし!
[そう決めれば立ち上がる。寝る前に、あと30分だけ走っておこう、そう思って。]
うしっ!!やるか!!!
[気合を入れ、足を踏み出す。呼吸は一定に、スピードは安定した速さで。何も考えなくて良いように。
…そんなエイダンの姿を、月明かりが静かに照らしていた。]*
『──ヌイがいる!』
『こんな所で何してるんだよ!!』
『退治してやろうぜ!』
『ヌイはフキツだからな!』
『カエル狩りだ』
腕を掴まれる。
突き飛ばされる。
唾を吐かれ、
石を投げられる。
振り上げられた手には、ささくれだった木の棒。
領主の子は。
父親のいないクエンの子は、ヌイと呼ばれた。
赤い肌、黄色い目。倒すに容易いカエルの魔物。
ダリが圧倒的権勢を持って以来。いや、もしかしたら、ダリの間ではずっとそうだったのかもしれない。
─────カエル狩りとは即ち、ダリによるクエンへの集団暴行を指す。
村の子供の中で、クエンは彼一人だった。
村の子供たちに囲まれ──時には大人も交わって──行われるその暴力に、クエンの子供はただただ耐えた。唇を噛み締め、瞳をらんらんと憎しみに燃やしながら、それに抗う術を持たなかった。
殺されはしない。
それは、気まぐれな村人達の鬱憤晴らし。もしくは、村人達にとってはクエンはたとえ子供であっても憎しみの対象だったのかもしれない。それなら、不幸なのは、お互い様だろうか?
「復讐なんて、考えちゃダメよ、イグニス。じっと、息を潜めるの。目立とうとしてはダメ」
いつしか子供の名前を呼ぶのは母親だけになった。だが、母は彼を救いはしない。母親もまた、クエンで、弱者だからだ。
この頃、彼はよく夜中に一人で家を抜け出した。こっそり鍛錬をして──一人、月を見上げていた。
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