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「【センゾウ・クスノキは異種族ではないわ。】」
昨日の失態があったからか、夜明けとともに目が覚めた。
しかし、体は十分に休めているとは言えない。クロエは結果を伝えると、再び部屋に戻ろうと踵を返す。
そこで、気付いた。
──ノアのものとは違う、砕けた宝石の破片だ。
「……メロ・オルドリッジ。」
「霊能者2人まで注意を裂けれませんでしたが…カリンちゃんには申し訳ありませんが、ノア様の方が納得できる点が多く、また、占い師の内訳を探っているように感じました。
しかし、ソラ様の段で申し上げたとおり、ブレイ様と連携を取れなかったならばノア様だと思います。
魔物、と出る可能性を求めるとノア様の石を砕く選択は賛成できます。
もう夜は明けてしまっていますが…本日占って欲しい方は【グラシエラ様】と【メロ様】でした。グラシエラ様評に関してはほぼ昨日のまま。
メロ様は本日、深く頷けるような考察が多かった印象でしたので、スパイの可能性を消して欲しいと思いました。
もう全て昨日のお話ですけどね。
それでは皆様、おやすみなさい。」
ヨルダは蓄音機から離れ、部屋へと戻っていった。
トパーズへ剣が突き刺さる。
砕け散ったそれはキラキラと宙を舞い花びらのように落ちていく。
俺はそれを瞬きもせずじっと見つめていた。
ーーーーー
気付いたら砦を覆う壁の外にいた。
途端に後悔の念が押し寄せる。
もっと言っておくことがあったんじゃないか。
もっと偽物の存在を伝えるべきだったんじゃないか。
もっと、もっと、もっと、と。
「…気付くのが遅すぎなんだよ馬鹿野郎」
[なかなか寝付く事ができず、大部屋をぬけだし、外へ出た。
砦の外は夜風が当たって心地よい。空を見あげれば、星がキラキラと輝いている。
──そして、砦を囲むようにして張られた結界がそこにはあった。
そっと近づき手を当てれば、波紋がゆっくりと広がっていく。結界が揺れる度、向こうの景色が歪んで見える。
何故だかそれが、とても美しい光景だと思えてしまった。他種族の創り出したものなのに。憎むべき存在が、自分勝手な理由の為に創りあげたものなのに。]
──ッ!!
[右手を強く握りしめ、力の限り結界に叩きつける。しかし、それが壊れることは決してない。魔法の力で造られたそれに、人間が敵うわけがないのだから。]
他種族は憎むべき存在だ。
絶対に許すことなんてできないんだ。
卑怯で、狡くて、自分勝手で……
こうでもしないと話を聞いて貰えない?
こうでもしないと自分達を認めて貰えない?
お前達の勝手な都合で、お前達のせいでっ
うぜぇ……うぜぇ、うぜぇッ!!!
[吐き捨てる怒気と共に、強く拳を結界に打ち付ける。]
ッダア"ア"アアアアアアアッッッッ!!!
[右腰からダガーを引き抜けば、何度も何度も結界に斬りこんでいく。何度も何度も、怒りに任せて。
しかし、結界はそれを嘲笑うかのように、ただ波紋を広げるだけだった。]
お前達のせいでっ!おじさんは騎士団を辞めることになっちまったんだっっ!!
[弾かれても、何度でも、強く]
お前達みたいな奴らがいるせいで!!!他種族なんかいるせいで!!!
[強く、強く、斬りつける]
魔法なんてモンがあるせいでッッ!!!!
〈ガギィンッ!!!〉
[カランカランと音を立て、宝石の嵌った短剣が地面に落ちていく。]
ハァ………ハァ………っ……ハァ……ッッ!!
[がくりと膝を落とし、エイダンは地面に座り込んだ。
魔法の前では、人間がいくら抗ったところで、無力なのだと思い知らされる。拳を叩きつけようと、剣で何度も斬り刻もうと。それは、無意味なことなのだと。]
………………………………………。
[震える両手をただ真っ直ぐに見つめる。
星明かりに照らされた手は、傷だらけで。とてもじゃないが綺麗な手とは程遠い。それでもこれは、この傷は、エイダンの努力の証だった。魔法の力に負けない。他種族の力にだって負けない。努力の証。それなのに──
瞬間、ふと辺りが暗くなる。流れてきた雲で月が隠れてしまったせいだろう。辺りを暗闇が包み込んでゆく。一寸先すら見えないほどに。]
[暗闇の中に、ちいさな光が灯る。
吹けば消えてしまいそうな小さなその炎は、たしかにエイダンの指先に灯っていた。しかしそれは、一寸先の暗闇すらも照らすことはできなかった。せいぜいエイダンの手元を明るくするだけの、本当に小さな炎。]
……なにが魔法だ………なにが助けだ……
炎なんて嫌いだ……俺の名前だって……大っ嫌いだ!!!!!
[その声に応えるように、指先の炎は消えていく。
その刹那。月を隠した雲は流れ、再び月明かりに照らされた世界が戻ってくる。
皆が綺麗だと笑う月が。不安な闇を祓う月が。
世界を明るく照らすあの月が、今はただ憎かった。]
……………………。
[そっと立ち上がれば、フラフラと砦の中へと戻っていく。
悔しさに噛んだ唇から零れた血が、舌の上へと広がっていく。
ひどく鉄臭い、そう思った。]*
/*
意味不明かもしれませんが、RPやってるんだぞ感を出さないと死ぬ病につい先日かかったので許して下さい。
ねます。おやすみなさい。
いつもより早めに起きると、髪を赤い組紐で結って着付けをする。
ただ、いつもと違うのは襷を付け、エプロンを身に付けた事だろう。
途中、蓄音機にこれだけは吹き込む。
「おはよう、霊能結果発表するね。
ノアは【異種族ではない】よ。それじゃあ、一先ず今からご飯の支度をしてくるねえ。」
今日の朝の献立は炊きたての白米にワカメとネギの味噌汁、鮎の塩焼き、オオバコの和え物、たくわんの漬物、シソのジュースだ。
カリンはテキパキ朝食の支度をしたが、もし途中で同じ食事当番のヨルダやユーディトが来れば一緒に調理した筈だ。
夏の野草であるオオバコとシソは身支度を終えてすぐに摘みに行った。その間に川に仕掛けていた簡易的な網には鮎がぎっしり詰まっており、それを引き上げる。
自然の恵みに感謝しながら厨房に戻れば鮎に塩を振って、丸焼きにすべくオーブンで焼く。
一方、鍋では保存食の乾燥ワカメと輪切りにしたネギで味噌汁を作っており、味噌の香りが漂っている。
オオバコは水にさらした後、和え物にすると簡単かつ美味しいので隙間時間に作った。
次に水洗いして水切りしたシソを別の鍋でお湯と共に10分程煮て、そのエキスにレモン少々と砂糖を加えてジュースを作る。
皆、ここ数日は張り詰めた生活で疲れている筈。疲労回復によく効くしそジュースで多少は疲れがほぐれればと思いながら作った。
たくわんは砦の食料庫にあったので、かまぼこ型に切って小皿に乗せた。梅干しよりかは事故が起きない筈だ。
一つ一つ配膳をすると、机の真ん中にカトラリーが入った籠を置く。もし、箸を使えない人がいてもいいように配慮した。
「……これでよし、と。後は……結界の外と……お供えをしても、許されるかな。」
ずらりと並べられたお膳を見て、ひと仕事をしたと息を吐くと、厨房へと戻る。
別に作っていた食べやすいように俵型に握った塩おにぎりとたくわんの漬物、皆で取った肉の余りをオオバコと炒めた物をお盆にのせて人数分持っていく。食堂とメニューが多少違うのは、食べやすさを重視したからだ。
悩みはしたが、エクスの分もお供え代わりに持っていく事にした。ヒノクニは死者へお供えする文化があるので、許されるだろうと考えた末に結論づけた。
お盆を軽々と持つと、そそくさと外へと向かう。
本日の当番表を張り出して、食堂に向かう。
昨日負傷した場所は、自分で適当に消毒液を振りかけてぐるぐると包帯を巻いたのだが、もしかすると見苦しいかもしれない。
「おはよう」
>>2,>>3 カリン
「おー……これはまた。品数が多いな。よく作るものだ」
ぽろっと感心した感想が漏れる。
「先のセンゾウの朝食もなかなかだったが、東国の食文化とやらを見直した。1人城に東国の料理人でも雇うか……
ふむ。このジュースも手製か。凝っているな……お。こういう丸焼きは俺の好みだな」
鮎の塩焼きから齧り付くことにした。シンプルな味付けだが、焼き加減がよいのだろう。美味だ。
「ああ、クロエが先に蓄音機に話してた。
そりゃ先に言いたいか。メモを見たら一目瞭然だもんね。
【グラジナは異種族だったよ。】」
そして、ヒルダメモの内容と床に散らばっている欠片を確認して顔を顰めます。
「…とは言いつつも、センゾウ占い、メロ襲撃なのがまた…。
クロエ魔法使いで襲撃先を合わせようとして失敗した可能性はあるかな。
どちらにしても徹底的に盤面でボクの偽を示したいらしい。オーケー。付き合うよ。」
蓄音機の前で首を捻っている事でしょう。
いい匂い……これは、和食……わしょ……和食といえば……カリン……カリンといえば……あれ!?あたしも食事当番!?
[ガバッと起き、洗顔もそこそこに食堂へ走った]
おはよーーー!!!!あたし、もしやして寝ぼ……って、おっと、今日はあたし当番休みじゃん!!
なーんだ、よかったぁ。
[ふー、とため息をついた後、蓄音機を確認する]
む。ソラがグラジナを異種族って言ってるのか。
クロエの方はセンゾウは異種族じゃない、と。
で、カリンはノアを異種族ではなかった、と。
……この欠片は、オパール。メロだね。二日連続みんな大丈夫、とはいかないか。
>>4 ファルス
だんちょー!!おっはよーございまーす!!
[王子に朝の挨拶するの何気に初めてな気がする……起きる頃には、このお方はもうご飯食べ終わってたから……ひえー、閻魔帳でマイナス付けられてたらどうしよう!!初日注意されたしなー!!]
>>2 カリン
カリンおはよー!!
おいしそーだね!!今日は赤いやつはないんだ?
この半円の、知ってる〜。これはウチの食卓にもならんだ、大根のなんか、アレ!!これすき。
なんか、朝の結果を確認して思うのは、なんでメロは襲われたんだろってとこかな。
あと、昨日途中で寝ちゃったけど、昨日の最後のノアは頑張ってたね。アレはしょーじき心象いいや。
ノアはホンモノか異種族だと思ってるけど……うーん。
ヨルダが言ってて、それはそーだなってなったのは、ブレイがなんか諦め早かったのは、まー心象悪いよね。ただ、なんかいっぱいいっぱいだったんじゃないかなーとは。やっぱりまだ思っちゃうけど。
今日カリンとお別れしたら、少なくとも霊能に紛れてた異種族と魔法使いとはさよならかな。
占い師に魔法使いを見てる人もいるけど……どーなんだろ。昨日あんまし頭働かなかったから、今日は占い師に焦点を当てて考えてみよーかな。
あと、グラジナねー。グラジナ……。
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