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ううん、他にやりたいことがあるとか
じゃないの。
そんなに本気でバドミントンに取り組
める自信が無いだけなんだ。
[ちらりと映る視線につられて視線を映しつつ、バツが悪そうに頬を指でかいて苦笑い。
やるならちゃんとしっかり取り組むべきと思ってしまうのは、よく真面目すぎなんて言われたけれど、そうでなかったらひたむきな努力なんて出来やしない。]*
[胡麻化してるつもりだったけど、バレてたようで。
ちょっと目を開いて生天目さんを見て、苦笑する。]
生天目さんのせいじゃない。
あー……心因性のものだから、平気。
家帰って薬飲んで寝てれば治る。
今までもずっとそうだったから。
繰り返し言うけど、アンタのせいじゃないから。
明日……、陽太と話しするからさ。
気を付けて帰って。
[本当は保健室で少し寝ていきたかったけど、今日は、心配して教室に残ってるヤツも居るかもしれないし。
まずは教室に行って、家に帰ろうと思ってた。*]
/*
白状するともう少し時間があればぶっ倒れて事情説明する予定だったんですが……
残り10分でそれは無理だ。
明日の時間まで生天目さんを拘束する訳にはいかん。
[ 心因性って、どこかで聞いたことがある。ちゃんと勉強したわけではないが、うちの病院でも担当医がいたはずだ ]
そうなんだ...家って、今持ってないの?
あんた、世亜比無だろ? 遠いじゃん。
いや、わかった。わたしのせいじゃない。うん。
あのさ。うち、この学校の目の前なんだ。少し休んでいけよ。そう、10分くらい休んで、それから帰っても遅くない。
[ うろ覚えだが、この手の病気は安静にするのが一番で次に薬だったのではなかったか。いや、全く自信はないが。でも、何か手助けをしたかった。
だって、ダチが苦しんでいたら助けるのが正しいんだろ?* ]
新入生 藍葉優滉は、ここまで読んだ。 ( B129 )
[なんか必死な生天目さんに、ああ、やっぱ心配させちまったなーと思って。]
生天目さんの家で休むなら……
ちょい、保健室付き合ってよ。
10分くらい。
[そう提案した。]
── 保健室 ──
[保健室のベッドにゴロンと横になると、養護の先生は会議だか何だかで一時離席するみたいだった。]
ホント……生天目さんのせいじゃなくて、さ。
[しゃべろうと思うと、マジで胃が痛んだから、小さく縮こまるみたいに丸くなって目を瞑った。]
覚えてる?今日の来賓代表挨拶した、市議会議員だかの神宮司。
アレ……俺の親父なんだってさ。
つっても、顔見たの今日が初めてなんだけどな。
くれたのは名前だけ。
しかも余りもんの余一だぜ?
俺はいわゆる妾の子。
一度も顔なんか見せなかった癖に、俺の成績が良いのを知ったら、神楼学園に入学しろって言ってきた。
自分とこの子どもは、皆、神楼学園に入れてるんだって。
どーせ卒業後の進路も勝手に考えてる。
クソみたいなヤツ。
……でもそんな理不尽に逆らえない俺もクソだ。
神楼学園を受験しろって言われた中二の時から、この胃痛とはお友達ってワケ。
まあ、流石に初対面の今日がピークだったけど。
んだから……
ホント、生天目さんのせいじゃねーよ?
心配してくれて、ありがとね。
[キツク瞑ってた目を薄っすら開けて、生天目さんに笑いかけた。*]
ああ、分かった。保健室、一緒に行こう?
[ おっかなびっくりに、彼の様子を見ながら、保健室について行った。時折、よろけるような様子があれば、支えるように手を差し出して。
保健室に着けば、慣れたように自らベッドに転がったのを見て、少し安心した ]
うん、分かった。分かったって。
[ と、安心させるつもりでそう話しかけようとすると、続けて、彼の出生の秘密を聞かされた。
一葉は黙ってそれを聞いていた。そう言えば、今日の入学式の間、ずっと何かを凝視していたようには見えた。それがそうだったのかと今は思う ]
....。
[ 聞き終えた後、彼の笑い顔が歪んで見えた ]
あれ...?
[ 彼に比べれば、ずっと自分は幸せなのかも知れない。けれど、どこか、感じ合う部分があるような気がして、心が痛んだ。気がつけば、ぼろぼろと涙が出ていた ]
いいよね。うちなんか、入学式も来ないよ。
[ ここから先、続けようかどうか、迷った。涙を拭いて、彼の瞳を覗き込む。続けていいものかどうかを* ]
[ 資門の人間なら、皆が知っていること、親が町議会議員で大病院の院長で、母が理事長であることを簡潔に述べた。
しかし、この夫婦の不幸は跡継ぎに望んでいた子供が女の子だったことだった。一葉という名前も男の子につけるつもりだったのだ。その後母は出産できない身体になった。
期待外れの子供は幼少の頃からネグレクトされ、惨状をみた祖母がしばらく育てたが、その祖母も脳卒中で長期入院ののち亡くなった。
それでも、鍵っ子で育った一葉は、学校と病院を行き来する生活になる。せめて勉強だけはと、病院内に図書館を作るくらいの力の入れようだった。
けれど、それは、自分たちの自己満足だけでしかなかった。子供のためではなく、子供にしてやっている自分たちに酔っていただけで、周りにそれをアピールしたかったのだ]
[ 毎日、学校と病院内の図書館の往復で、家庭教師と習い事の先生が家族代わりだった。親は週に何度か顔を見せるくらい。
[ そして、決定的だったのが、両親のダブル不倫。それに一葉が気がついたのは、中学生になった頃。病院内のトイレで職員がその噂をしていたのを聞いたから。
そこから、一葉の素行不良が始まった。不登校が始まり、校内で喧嘩三昧。習い事に、合気道をやっていたため、ちょっとした中学生には負けなかった。男を欲しがった両親に仕返しとばかりに、男勝りな行動をとり続けた。
(何より、生天目の娘ということで、手加減されていたのだが、それは、一葉の知らぬところ)
仮面夫婦は、もう娘に興味も示さず、いずれ、婿養子でもとるつもりで、病院だけ残ればいいと思っている]
もう、親父は自宅にも寄りつかない。ババアは、飯の用意だけしていく。まるでペットに餌やるみたいに。
[ そこで言葉を止めた* ]
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