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…………次あったら許さんって言ってたシオンだけどさ。
俺とマコ“見え”たら泣くんじゃねぇか?なんて思ってしまうなあ。
サヤとシオンと共に、石段と、石畳を歩く。
月明かりがやさしく足元を照らしていた。
わたしにも翼があればよかったのに。きっと。みんなを引っ張って、この島から連れていけたのに。
こんなことが始まってから、ここには近づかなかった。
怖かったから。
今日はシオンと肝試しをしたことばかり思い出している。
なんで、シオンと残ったんだろう。
本殿と重い扉の前で、立ち止まる。
「……ありがとう。二人とも。」
振り返って、笑おうと思った。
最後だから。
だけど、気づいたら、目からぽろぽろとあたたかいものがこぼれ落ちていた。
かなしくて、くやしくて、さびしくて。
でも、ついてきてくれたのが、嬉しかった。
二人は、わたしを狼だと、言ったのに。
「シズク…。」
どこかで心の折れる音が聞こえた気がした。
彼女は真っ直ぐだった。
その慥かさを見つめてきて、気づくのはそれが酷く脆いということ。きっとアタシたちに対する信頼と存在に依存していたからだ。シズクが戦えていたのは自分のためではなく、アタシたちのために戦っていたから。そして今、折れたのもアタシたちによるもの、かもしれない。
予感は終末を告げた、今、怨嗟の物語にピリオドが打たれる。
「お疲れ様、」
目を瞑り、届かない言葉を口にして、静かにエニシの隣に座った。
>>さや、しおん
「……さようなら。さいごに、話せてよかった。」
人前で泣くのなんて、初めてだった。
きっとひどい顔だ。
手首で涙を拭ってから、本殿の扉に向かった。
4班
ミサ
「一言で言えば、ミステリアスな子という印象ね〜。ただ、内に秘めた想いは凄く情熱的。
自己表現が少しだけ苦手そうだけれど、親密な関係の子はきちんと彼女の事に気づける。意外と分かりやすいのかしら〜?
呪いを通して、大切な親友と分かたれて…すごく辛い思いをしたはず。4班は本当に大変な想いをしたと思うの…。
コトハちゃんと話せた事で、胸のつかえは取れたのかしら…。少しでも救われていたら、何よりなのだけれど…」
ククイ
「この子が生徒達の中でファーストコンタクトだったのって…もはや事故じゃないかしら〜!?
他の生徒と比べても、群を抜いて場慣れしてる子だったわ〜! 私の中の高校生像が吹き飛んじゃったもの…。
裏切ってしまったコトハちゃんの事を、ミサちゃんと一緒に悔やんでいたみたいね〜…。
陣営が違うから、避けては通れない道だったとはいっても…カナコ様は意地悪です…」
コトハ
「直接お話をした訳じゃないのだけれど、何度かコンタクトを取ったわね〜。その時の印象は、良家のお嬢様。
でも、それは大人たちによって押し付けられたコトハちゃんだったと、そう思ったのはミサちゃん達が亡くなってから…ね〜…。
恨みや憎悪、あの時はそれ以外の感情が見えなくてすごく怖かったけれど…。
今のコトハちゃんは、好きよ〜…。こんな事言ったら不謹慎だけれど、ミサちゃん達と再会できて良かったって思ってる…」
お、終わった…
/エニシの声が聞こえた気がした/
…………俺は、
少なくとも、俺は。
【お前も、アスハラもカガミも受け入れる】
風船が膨らんでて、カナコ様に突かれて割れちまっただけなんだろ?そんな風に考えてるよ
だから【俺とやり直そう。】俺は、またお前らが殺したくなるくらい毒を溜め込んだら、気づくから。力になるから。
……気付いてやれなかったのも、責任あるだろ。
「ほっとしていて、ごめんなさい。
憎い憎いクラスメイトなのに、感謝してしまって、ごめんなさい。
ごめんなさい。しおんにかてなかった。
わたしのこころがよわかった。
もっと、つよくいられたら、勝てた。かもしれない。
ごめんなさい。なにもできなくて。
みんなに合わせるかおはないけれど。
それでも、やっぱり会いたいよ。みんなに。
……だいすきだよ。」
書きあがってぽぽいって灰喉に落としたから推敲出来てるかも分からないしよく分からない文章になってるかもしれないあーあーなにも見えない聞こえない
ヒビキ君の輝きで消滅します〜〜〜〜
/*元々解き明かす側として選んだからなぁ。オカルト部なの凄い丁度良かった。
おまかせで何になるか分からなかったからあれだけど
*/
>>シズク
「……ぅ……シズ、ク……
また……また、ね……」
涙が溢れて止まらなかった。
泣かないようにしていたのに。
絶対、泣いちゃダメだって思ってたのに。
「信じて、あげられなくて……ごめん……ごめん、なさい……!!」
シズクに聞こえないよう、小さく、小さく叫んだ。
強くあろうとしたあたしの、
最後の、弱さだった。
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