1909 怨毒の村
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
エピローグ
終了
/ 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
全
全て表示
>>165 アオイ
「……十堂くん、いつからあたしの頭の中、読めるようになったの?ひょっとして、エスパー?
言われなくたって、わかってるよ!
テニスだって、最後の一本決まるまではまだ負けじゃないし、ゲームセットのコールまでは全力でボール追い続けるんだよ。
……肝試し、楽しかったね。
また、やろうね。」
( 167 ) 2019/03/11(月) 00:47:03
決定、そうか……わかった。
票、入れとく。
[決定を聞き終えると、皆散り散りになっていく。
キイチもまた、その一人だった。
了解の返事をしたあと、集会所から外に出て、向かった先は園原さんの家だった。]
( 168 ) 2019/03/11(月) 00:50:42
[もう何度目だろう。ここに来るのは。
昨日来た時に落としてしまったコップの破片が、今もまだリビングに残っている。バラバラに砕け散っていて、まるで今の俺達みたいだと思った。]
………明日、片付けないとな。
[ぽつり、呟いて。リビングをあとにする。
今日はここで夜を明かすつもりだった。
どうしても、皆の傍にいたくなかったから。
あの空気に、耐えられなかったから。]
( 169 ) 2019/03/11(月) 00:50:48
>>166ミウ
「俺ね、気配が分かるんだ。なんとなくなけど。
あその本殿に気配なんてないんだよ...消えた。消しゴムで消すように綺麗に、跡形もなく。笑っちゃうよね。
そりゃ2人で物の怪の類だと初日知っちゃったからね」
抱きついてきたミウを丁寧に撫でる。これが、最後なのではないかと思わせる手つきで。
「うん、ミウの為なら犠牲にだってなるよ。だからミウはあっちに行っちゃいけない。俺の事も....」
鼻声になる。涙が止まらない。
「忘れた...ほうが.....」
( 170 ) 2019/03/11(月) 00:51:46
>>167サヤ
「さてね、いつからだろうかなァ
わかってンなら余計な説教だったな。頭がきついかもしれん、身体も動かなくなるかもしれん。心だ。心だけは、しっかり持てよ
肝試し??あんなん俺が変顔させられたイベントだから、パスだパス。」
( 171 ) 2019/03/11(月) 00:55:26
テニス部 サヤは、マイペース アオイの変顔を思い出して吹き出した。
( A90 ) 2019/03/11(月) 00:58:03
マイペース アオイは、テニス部 サヤそれだけ笑えりゃ十分元気でたろ。頼んだぞ
( A91 ) 2019/03/11(月) 01:00:05
テニス部 サヤは、マイペース アオイうん……。ありがとう。
( A92 ) 2019/03/11(月) 01:00:36
>>170 アオイ
瞼を焼くように熱い涙が、とめどなく溢れます。
嗚咽を漏らしながら、ミウはアオイにぴたりと添わせていた体を起こして、きっとアオイを見つめました。
「忘れない……ミウは忘れない!! っ……呪いなんて蹴散らして、カナコさまにお願いするんだから! 関係ないひと巻き込んで、八つ当たりするのやめてよって!」
「それはあーくんが感じ間違えてるだけだもん……リコもミライもエニシも、みんな生きてるもん。ミウは誰のことも忘れない……ミウたちが忘れたら、みんなの気持ちはどうなるの?」
( 172 ) 2019/03/11(月) 01:05:02
バカップル ミウは、すっと立ち上がってアオイの頭をぎゅうっと抱きしめた。
( A93 ) 2019/03/11(月) 01:05:46
>>アオイ
「……ミウは負けない。負けないからっ……」
「みんなで、帰るんだ。だから……忘れてとか、ミウは一人でも大丈夫とか、そんなこと言わないで」
「──ミウは、みんなの絆を信じてるから……」
( 173 ) 2019/03/11(月) 01:07:36
>>172ミウ
「本当に強くなった、泣き虫からこんなに。強く綺麗なアゲハ蝶みたいに。」
ふふふっと泣きながら笑う。
頭を抱きしめられる。
この感触も最後か。
何もかもが最後。そう考えると胸の奥からわっと恐怖心がとめどなく溢れてくる。
「ミウ達が覚えてくれてたらリコミライエニシヤクモ、皆嬉しいと思う。」
( 174 ) 2019/03/11(月) 01:11:08
>>173ミウ
なんて強い目をしているんだろう。こんな目を見るのは初めてだ。
「そっか、じゃあ少しお姫様に...助けて貰おうかな」
そういうと、ミウの頬を愛おしそうに触り、キスをした。
「ふふっ...ご馳走様」
ニコッと笑顔を見せた。
( 175 ) 2019/03/11(月) 01:14:08
>>174 アオイ
「あーくんは?……あーくんは、嬉しくない?」
( 176 ) 2019/03/11(月) 01:14:19
( 177 ) 2019/03/11(月) 01:17:24
[アオイとミウを見送る。歩く二人の背中を見るのはあの時以来だが、黒い衝動は湧いてこない。]
(どうしちゃったんだろ、あたし)
[何かがおかしいことには気づいていた。みんながみんな、それぞれの闇を抱えて生きている。絆という結束もひとつの綻びが全てをバラバラに解いてしまう。]
(あたしたちは、ともだち…?)
[ともだち。ともだち。
繰り返して口に出してみると、なんと軽い言葉だろう。
思い起こされる昔の記憶。
『ウチらトモダチじゃん?』『トモダチならわかるっしょ?』
あの人たちと『トモダチ』になった覚えはないが、向こうがそう言ってくるのだ、そうなのだろう。
結果、都合よく頼ってくるときに付き合ってあげるというのがトモダチの関係だった。そう理解していた。]
( 178 ) 2019/03/11(月) 01:22:53
[中学卒業まであと数ヶ月といったところで、突然実家から遠く離れたこの高校から推薦入学の案内が来た時はなんの事かと思ったものだ。条件もよかったし、断る理由もない。両親も喜んでくれた。
新しい『トモダチ』はアリサの知っているそれとは違っていた。アリサが何かが上手くいかず思案していると声を掛けてくれる。何も言わずに手伝ってくれる。急に大量のスイーツを持ってきては…。
そんな『トモダチ』に囲まれ、二年間を過ごしてきた。]
(ふふ…マコくんのオカルト話、お昼の放送で全校に流したら反響が凄かったんだよね。…8割が怖すぎるって苦情だったけど。なんでか知らないけどいつの間にかいたヒビキくんも一緒に揃って叱られたっけ。
シオンくんと闇の組織を尾行したり、サヤちゃんがやたらとあちこちの先輩後輩から告白されたり……色々あったな。)
( 179 ) 2019/03/11(月) 01:23:25
[アリサは自分がまた泣いているのに気付いた。]
(おかしいな、楽しいことばっかりだったのに。)
[そう思っても出てくるのは涙ばかり。涙で霞む視界には、ぽつぽつと集会所から出ていく『トモダチ』たちが映る。]
(何が、何がいけなかったんだろう……)
[アリサは膝を抱えて肩を震わせた。
一体何が。何故こんなことになっているのか。
始まりは……あの、推薦状。]
( 180 ) 2019/03/11(月) 01:24:36
>>175 アオイ
ミウは涙をいっぱい目の縁に溜めて、はにかんだように笑いました。
たかが高校生の恋愛かもしれない。それでもミウにとって、アオイという存在は何よりも大切なものですから。
「……ずるいよ、あーくん。ミウも。」
大好きな赤い髪に指をくぐらせて、ミウはそっと顔を寄せました。
アオイのかんばせに影を落として、いつもミウに愛を紡いてくれる場所に唇を触れさせて。
「……えへへ。神社、途中までついてく。」
( 181 ) 2019/03/11(月) 01:25:02
>>181ミウ
これで、最後。色んな事があった。ミウがやっぱり大好きなんだ、偽る事なんて出来るか。
「...ううん、大丈夫だよ。もう夜も遅いし、明日に備えて寝なさい」
( 182 ) 2019/03/11(月) 01:28:59
>>182 アオイ
「……むう。うん……うう、分かった……」
ミウは少し口を尖らせて、俯くように頷きます。
本当のところはアオイにわがままを言って、ぎりぎりまでそばにいて欲しかった。
だって、本当にこれがアオイと最後になるかもしれません。
けれど、やめました。
本当にアオイのことを想うのなら、一刻も早く呪いをとかなければ。
そのためにミウができるのは、考えつづけることです。
「……あーくん、リコによろしく言っといてね。ミウのこと、信じててね……絶対迎えに行くから。」
( 183 ) 2019/03/11(月) 01:36:44
>>183ミウ
「拗ねない拗ねない」
ポンポンと頭を撫でると、、そのまましゃがみ最後のキスをした。
[おわかれだ]そう、声には出さなかった。けど口がそう、動いていた。
「うん、皆にはよろしく言っとくよ。...信じてる。」
( 184 ) 2019/03/11(月) 01:40:02
「……!」
はっと、気づいて顔をあげる。一瞬ここがどこだかもすべて忘れて──次の瞬間に思い出した。
「あっ、……ごめん。オレ、……寝ちゃってたみたい……」
「えっと、レコーダー聞いてくるね」
( 185 ) 2019/03/11(月) 01:43:45
>>184 アオイ
「……」
涙の止め方をここ数日で忘れてしまいました。
ミウの胸は空洞になり、そこがこがらしが吹きぬけるような、云いようのない喪失感でいっぱいになります。
「おやすみ、あーくん」
──お別れなんかじゃない。
そう思わないとおかしくなりそうで、だからさようならとは言いませんでした。
ぽつんと集会所の入り口で、彼の背中が見えなくなるまで、立ち尽くしていたでしょう。
( 186 ) 2019/03/11(月) 01:48:55
>>186ミウ
「おやすみ」
そういうと彼は歌を口遊ながらゆっくりと歩を進める。思慕、切なさ今の彼にはピッタリだ。確か曲は
────サウダージ。
あなたのそばで、永遠を確かに感じたから
夜空を焦がして.....
俺はミウと生きたかった。
( 187 ) 2019/03/11(月) 01:55:50
………あぁ、そういえば、
今日は星が出てたのかな……
[布団に潜り込んで、ふと思う。
いつ来るかわからない死の前に、最期に、
星の輝きを見ておきたかったのに。]
でも、たぶん、また見えない。
星を見ることは、俺にはきっとできないんだ。
[目を閉じる。この悪夢が早く終わる事を望んでいる。
今日だけは、良い夢を見たかった。
まだ自分を愛してくれていた頃の、家族の夢を。]*
( 188 ) 2019/03/11(月) 01:56:39
アオイの背中を見送ったあと、不思議と心は凪いでいました。
彼がミウを信じてくれると言ってくれたからでしょうか。いい加減、泣き疲れていたのかもしれません。
「あは、せっかくありりんがくれたのに……食べれなかったなぁ。」
手に持っていたお菓子に視線を落として、ミウは眉を下げて笑います。
「大丈夫。……みんながいるもん。」
( 189 ) 2019/03/11(月) 02:03:54
集会所に戻って二班の寝所に行くと、シズクが既に眠っていました。
一緒にいようねと言ってくれたのに、ミウは彼女のことを疑っている。彼女だけではない、セボのことだって。
けれどその気持ちとは別に、言いようのない不安もあります。もし明日になってシズクがにいなくなってしまっていたら、ミウはどうなってしまうのでしょう。
「しずしず……寝ちゃったよね? 寝ちゃってるならいいんだ、ミウももう寝ようと思ってるとこだから。」
集会所内は閑散としています。シャワーは明日の朝にしようと決めて、ミウはシズクの隣に寝転がります。
( 190 ) 2019/03/11(月) 02:21:37
「……しずしずの漫画、また読みたいな。月光のアリア、ほんとに好きだったんだよ、ミウ。」
少女漫画は夢があって好きです。
好きな男の子に恋心を抱いた主人公が、その想いを成就させるまでのストーリー。その過程や登場人物の葛藤がたまらなくて、どきどきしながらページをめくるのです。
ミウは幸せな物語が好きです。だから、初めて『月光のアリア』を読んだ時はとても胸が苦しかった。
きっとミウが漫画家だったら、すぐにアリアとカロスをくっつけてしまっていたでしょう。繊細な心理描写や綺麗な絵は、水田まりにだからこそできるものです。
優しくて悲しくて、ほろ苦くてどこか甘くて。シズクがその作者だと知った時は、いたく興奮したものです。
( 191 ) 2019/03/11(月) 02:43:35
「こんなことになるなんて、嘘みたい。……あたしたち、なにか悪いことしたのかな。」
目の縁にじわりとまた、光の粒を滲ませながら。
ミウは目を閉ざします。また明日はみんなで疑い合わなければならない。
けれどミウの瞼の裏には、楽しかった学校生活ばかりが映っていました。
( 192 ) 2019/03/11(月) 02:47:54
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
全
トップページに戻る