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図書館に着いた私は、ひとまず内部を確認してみる。
誰かが書物を漁った後があるようだ。
その内の一冊が目立つように開いており、その中にはカナコ様についての伝記が記されていた。
曰く、村人達は原因不明の病によって全身から血を流し死んでしまう。
曰く、それを止める為に17歳のカナコ様が生贄になった。
(血…)
どうもこの病が引っかかる。つい最近、この病を見たような…。
(…あ)
この病気…血…思い出した。
自分の手の平を見下ろす。
わずかに震えた手にはべっとりとした赤黒い液体がついていた。
「嫌ッ!」
理解してしまった。自分が今どうなっているのか。
全て思い出した。
図書館を飛び出す。向かう先は…林の中。
お前にすぐ反応しちまったら、裏工作がバレそうだからな……俺もちょっと直ぐには会話は出来ないかも。
だからちゃんとした話はこっちで言わせてもらうけど………お前もしかしなくても、俺の事好きだろ?
……って……セボに似たような事言ってんじゃねえよ。
態度の豹変したミライを見て言葉がつまる
肝試しで一緒に話したことは?
あの時どんな思いで聞いてきたのか?
3班は団体行動取れなかったから悪いのか…?
色々な思いが頭をよぎる。
よぎるから…
「ミライ、落ち着こう?お前には悪い呪いなんて付いてないんだろ?だったらさ、、大人しく待ってよーぜ?な?」
絞り出すように声をかけた。
>>393 ミライ
「ミライちゃん……」
オレは喘ぐようにもう一度彼女の名前を呟いた。こんな可愛い女の子が、オレなんかにすがりついている。それなのに、悲しくて、喜べなくて。
柔らかい感触が腕に。こんなに女の子と接触するのは初めてだった。ミライちゃんはこうやってよくオレをからかったけど、ラインを超えることは無かった。こんなふうに、自分を売ってるところ、見たことなかった。
「……っ、ミライちゃん!!
どうしちゃったんだよ……」
悲しみが襲って、そのうちに怒りがわいた。ミライちゃんの両肩を掴んで離すように向き合う。
オレは、確かにミライちゃんのことが好きだった。クラスメイトとして。友達として。或いは、憧れていたのかもしれない。
「ミライちゃんらしくないよ!!
オレは……、オレは、そう言われたって、ミライちゃんを助けらんないよ……!
……オレはみんなの決定を自分勝手な理由で、変えらんないよ。それに、そんな風に言われたって、嬉しくない……!」
突然の発言に目を丸める。
「は?また自信過剰ですかー???−50点、」
「って言いたいけど、いつから気づいてたの?」
ずっとずっと隠してきた本命。
傷つきたくないし、傷つけたくないから遠ざけていた“ 幼なじみ”
気づかれたなんて、こんなに恥ずかしいことはある?
「アンタは、ううん。エニシは?」
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セボはちなみに恋愛的な意味では、サヤちゃんが好きですね……。
ミライちゃんは憧れてる……。
これは惨めに振ってくれって、ミライの中の人が言ってるよね……?
TIPS:渚は幽霊である事を理解しておらず、世界(島)が変わった事も自分が死んだという事にも気づかなかった。
その意識が外界との壁を作り、渚は他者を感知する事が出来ない、一種の閉鎖空間にいる錯覚を持つ事となる。
他の村人よりも気づくのが遅れた要因としては死の間際、苦痛や憎しみ等の負の感情ではなく、幸福感を抱きながら死んだ事が挙げられる。
本来ならば、苦痛や憎しみと言った因果の外で消失する筈だった渚を、この島の呪われた血は逃さなかった。カナコの力によって呪われ無理やりこの世界に繋ぎとめられる形となった。
この影響により、他の死者よりも死に気づく事が遅れた渚は、一足遅くこの地獄へとやってくる事になった。
[ミライの言葉に絶句する。
このクラスでいじめがあったのだということも、ミライの態度も、全てに。]
ミラ……イ……?
[かける言葉が見つからない。何を言えばいいのかわからない。
頭の中がぐちゃぐちゃだ。
どうすることも、]
…………………。
[ただ黙って、その場に立ち尽くすことしか、俺には──]
/つい大福を食べさせてしまった。かける言葉は見つからないけれど。もう、ミライの口から罵詈雑言は聞きたくないと咄嗟に出た行動。/
/何も思いつかなくて、そのまま元いた場所に戻った/
在日 セボは、読者モデル ミライ を投票先に選びました。
>>398 ミライ
「──は? カースト? ミウ、そんなの興味ないんですけど。意味分かんないこと言わないでよ……ミウがいつミライに気に入られようとしたの? 読モだからって自意識過剰過ぎるんじゃない?」
謂れのない文句にミウの心臓の辺りが沸々と音を立てて熱くなります。言いようのない憤りで唇が歪んで、頭の芯までちりちりと灼く。
「知らないふりなんかしてないもん……ミウは、ミウは……。いい加減にしてよミライ、いくらミウでも、そんなこと言われたら許せない! そもそも今、ミウの話じゃなかったじゃん。本当に呪われてないなら、こんな風に悪態ついてる場合じゃないでしょ……?」
………生意気で、傲慢で図々しくて。
それで人を信じることが出来ないやつで…。
俺にだけ開けっぴろげに素顔を見せてくれてるんだって思って、すげえ可愛いやつだなって思ってた。
………けどごめん。
情けないことに俺、忘れられない女がいるんだ。そいつ追いかけて楽器やめれないくらい。
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