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昨日はミウチャンを送って、そのまま倒れるように眠った。
それでも結構遅い時間だったから、二日分の夜更かしが祟って。オレはひどく眠かった。
「……うう、……もうちょい寝かしてよ、みんな……」
だから異常にも気付かず呑気にオレはそう言って。目を擦ってそれから妙な匂いに気づいた。
状況も理解できないまま、やくものあとに続く。牛が暴れてるとかかな。それにしたって、イヤな匂いだ。だけどなんだっけ、どこかで嗅いだことがある────。
そして、辿り着いた神社の奥、幾度も訪れた、裏手の井戸。
彼女は、井戸の淵に背を預けた。
まるで、駅で友を待つ女子高生のように、ときどき辺りを見渡す様子は一介の待ち合わせを演じていた。
そして、待ち人の影が現れると、目を輝かせ薄く微笑んだ。
「こんばんは、カナコちゃん。
直接逢うのは、はじめてね。
たのしいお話、聞かせてくれるの?」
真っ黒い、夜の闇に紛れるはずの影。
しかし、その影だけはっきり見えた。
影が何か蠢く。
彼女も、影に触れようと片手を伸ばした。
ミライに電話が通じないことを伝えようと外に出て、立ち尽くしていた。
変なにおいがする方に行くと、死体の山が積み重なっている。
「みなみ……さとし……」
親戚の葬儀こそ行ったことはあるが、こんなにもたくさんの死体を間近で見るのは初めてだった。
「……どう、すれば。」
すとん、とその場に崩れ、色んなことがぐるぐるする中で、怖いのが苦手だと言っていたヒビキは、大丈夫かな、とぼんやり思った。
学生漫画家 シズクは、マイペース アオイ を投票先に選びました。
>>エニシ
「えにしは、不安、なんだね。今までとちがう感情が、溢れてることに。
わかるよ。
わたしも、こんなことが嬉しい、楽しい、と思うのは変だなって思うもん。
でも、仕方ないよ。満天の星を見てきれいだと思うのと同じように、きらきら光る海のまっすぐな水平線を見ると気持ちがいいように、
わたしたちは、みんなを殺すことが、苦しめることが、喜びなんだから。
早めに受けいれた方が、きっと楽だよ。
じゃましないなら、べつにかまわないけど、わたしは、中途半端な気持ちで、みうを殺して欲しくない。」
最初に見つけたのは園原さんだった。
オレたちを家に泊めてくれて、美味しいご飯を作ってくれた。目撃情報によればハカセンといい感じになってる!? なんてのもあって、オレはハカセンに確認してやろうと、……思ってて……。
「──ぁれ」
叫び声が聞こえる。
おかしいんだ。静かなところだけど、案外動物の鳴き声とかが聞こえてきてさ。賑やかなんだ。それなのに、今は砂を詰めたような静けさの中で、聞き覚えのある悲鳴だけがこだましている。
現実感がない。
オレは気づけば笑ってた。
外に出れば、また、死体。死体。死体!!
早く目を覚ましたいのに、思い切り頬を張ったら手も頬もめちゃくちゃ痛い。でも、目の前の光景は変わらない。
あちこちで混乱の声が聞こえる、クラスを、まとめるであろう面子が集会所への移動を提案した事で、行動の流れができつつあった。
「高田…ミナミこんな形でお別れなんてな…」
不意にいなくなったクラスメート2人の遺体に手を合わせる。その際、不自然な血痕後があるのに気がついた。なにかがそこにあり、それを持ち去った様な跡だ。
「この血痕あとは…?」
そして、2人の遺体の損傷具合を確認する。
「咬み傷や、裂傷、そしてあり得ない方向は曲げられた体か…」
まだ色々と調べないといけない。そう、様々な可能性を含めて。
>>シズク
「ねえ、シズク。退屈だから聞いていい?いいよね?」
「サトシ、どうやって殺したの?どうやって死んだの?泣いてた?怖がってた?最後の言葉は?」
頭に浮かぶ色々な質問を脊髄で口に出す。
手にはまだミナミを潰した感覚が心地よく残っている。
サトシのそれも聞いて、想像して、頭の中でもう一度殺したかった。
「うん、集会所に向かってくれてるみたい。」
彼が生きていることだけを信じていた。クラスのみんなが生きていることは嬉しいけれど、ただ彼のことを。
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女の子が看病してくれてるとか最高のシチュエーションのはずなのに、周りの状況が許してくれてないのが辛すぎるよね
キイチの寝顔から恐怖が引いていき、寝汗を拭き取ってから毛布をかける。
「ごめんね、布団とか用意出来なくて。」
今は誰であれ、生きていることが嬉しい。
困り顔で謝ってから誰か来てないか確認するために集会所の出口に立つ。
お願い。みんな、生きてて。
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