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[朝、ヤクモの叫び声で目が覚める(>>1)。手元に置いた時計を確認すれば、まだ起床時間には早かった。]
……んだよ、ヤクモ……そんなに酪農体験が楽しみなのか……?
気持ちは……わかるけど、まだ時間じゃ………ふあぁ、ねぇぞぉ……
[覚醒しきらない頭のまま身体を起こし、眠たい目を擦りながら欠伸をひとつ。なんとものんびりとした寝起きである。
その起きた姿を確認したか否か、ヤクモは唐突に部屋を飛び出した。それに続いてアオイまで部屋を出て行ってしまう(>>2)。]
え、おい、どこ行くんだ…………っ?!
[2人の行動に驚いた直後。嗅いだことのないようなきつい匂いが辺りに充満している事に気がついた。思わず被っていた布団を鼻に当て、匂いの遮断を試みる。]
な……なんっだよ、この匂い……!!
[近くの窓から外を見ると、なんとも不気味な空模様と、鴉が何羽も輪を描いて騒いでいるのが目に入る。生まれてこの方、こんな光景は見たことがなかった。]
はぁー、ハーー、ッ、はぁ……
[嫌な予感がする。寒いくらいの室内なはずなのに、汗が止まらない。昨日の肝試しとはまた違う鼓動が、胸を埋め尽くす。だんだん息が荒くなる。]
[──ふと、思い出す。
昔、路地裏で猫が血を流して死んでいた。野良猫だったのか、誰にも目にとどまらない所で死んでいた。その近くを鴉が一羽飛んでいて、今にもその猫に飛びかからんとする勢いだった。
幼いキイチは怖くて逃げ出した。初めて死を目にした恐怖と、鴉の目の光を恐れて逃げ出した。
血を見れば、その時の光景を思い出す。
その時の恐怖を思い出す。]
………ぁ、ぁぁ、あああ──!!!
[部屋の扉を開けた先、待っていたのは悲惨な光景。
血を流し、倒れている、人だったもの。
鼻につく匂いの元は、死体。]
なんで……これは……
[立っていることができずにその場にへたり込む。うまく息をすることが出来ない。
やめてくれ、いったいなんの冗談だ?
わからない、理解ができない。
血が、血が、人が、倒れて、なんで、
カラスが、ねこ、が、死んで、
これは、これは ]
──────── 。
[ぷつん、と意識が途絶えた。]*
後ろから、呻きのような絞り出した声を聞く。
ゆっくりと振り返ると、過呼吸を起こしたキイチ君がいて。
思わず声を掛けようとした、その時だった。
へたりこんだ彼がそのまま、地面に倒れ伏す前に抱え込む。
>>41 キイチ君
「………あっ、と、と。
……キイチ君……………。」
クラスメイトの苦しそうな姿に、思わず体が動いた。
そっと首に触ると、脈は正常で僅かに安心した。
ここにいても、皆の心に負荷がかかるだけ。
そう思い、キイチ君を抱き抱えたまま声を上げた。
>>外の惨状を見ているクラスメイト達
「……ねえ、このままここにいても苦しくなる一方だわ。
だから、一度皆がいるか点呼をとったりとか、近くの家で行わない?
…………現に、具合悪そうな人だっているじゃない。」
キイチ君のじんわりと滲み出る汗を、持っていたハンカチで軽く拭いてあげながら、皆に話し掛ける。
──声が、声がする。
今度こそ、はっきりと。
恨むような、悲しいような、
そんな声がはっきりと聞こえている。
夢の中で見たあの光景。
昔の夢、昔の思い出。
あぁ、そうさ、誰も俺を見てくれてはいなかった。
誰も、俺を愛してくれてはいなかった。
だったら、何を怖がる必要があるのだろう。
だったら、何を怯える必要があるのだろう。
もう、疲れてしまった。
誰かに認めて欲しいと思うことも、
誰かに自分を見てほしいと思うことも。
もう、いいだろう?壊れても。
壊れてしまっても。
俺を見てくれない人なんて、
俺を愛してくれない人なんて、
全部、全部、消えてしまえ。
>>1 ヤク
ふあー………んだよ、まだ寝てたっていいだろ……。
(昨日はあれからミライと他愛ない話をして部屋に戻った。昨日からの妙な不安も、どうせ今日には全て勘違いだったと気づくのだ。そう決まってる。この年代特有のセンチメンタルに過ぎないと……思っていたのだ。
緊迫感のあるヤクの声と、異様な臭いで目が覚める。何が起きたか分からないのに、不安が形を為していくような気がした。着替えもせずにみんなが集まっているところへ向かう。
したいが、あった。ミナミと、それからサトシ。言葉を失い数歩近づくとほかのクラスの奴らもいて……)
ミナミ……サトシ……?…っコウスケ!ダイチ!!!
(軽音部の仲間も、まるで自分に見せつけているように死体の山の目立つところに積まれていた。跪いて一人一人の肩をもちガクガク揺らした。血まみれになりながらも、そんなこと無意味だと分かっていても。)
(昨日はシズクがサトシを殺した。首を絞めて命を奪った。
俺はただ、それを何も無い表情で眺めていたのだ。)
………いいな。
(心の中でそうぽつりと呟いた。どういう意味なのか?それは自分にもわからない。でもこれは他人に決められた感情などではなく、自分の意思から溢れた言葉なのだろうとなんとなくは理解していた。しかし……)
>>ミライ シズク
どういう、ことだ………俺たちのクラスの奴らだけ残って、あとの奴らが皆死んでるなんて……俺達じゃない。俺達じゃ無いはずだ…!
ミライの声が聞こえた(>>*4)。その楽しそうな声色にほほえましい気持ちになる。やっぱり、ミライはかわいいな。やっぱり、ヒロインなんだ。ミライは。
「うん。楽しいね。みんな、どんな顔してくれるのかな。」
いっぱいいっぱい苦しんでくれたらいい。
>>*5 エニシ
「うん……こんなにいっぱい殺すの、ぶつり的に、むり。わたしたちではない、と思う。
少なくとも、わたしたち『だけ』じゃない。」
「さとしが、【何の力もない】ということは、他に力のあるひとがいるかもしれないということ。
わたしたちの仲間……だといいけど、敵、もいるのかも。」
……マンガなら、そう。
主人公には、ライバルや、打ち倒す敵がつきものなのだ。
>>*5 エニシ
「何そんなに焦ってんのよ。もうそんなラインとっくに超えてるでしょ?」
こんなお膳立てまでしてもらってるのに戸惑っているエニシに少しいらつく。
確かに、村がどうしてこんな素晴らしい状態になったのか。
他に賛同者がいた?アタシたちのうちの誰が無意識に?
いや、わかってる。わかりきってる。
ミナミを殺した時に隣にあった祠。見てもないのに災厄と目が合ったのを覚えている。
彼女は、そう、泣いたように笑ってた。
「カナコ様ね。念話とか鑑みても間違えない。アタシたちは彼女に祝福されてるのよ。」
彼女の恨みがきっとアタシたちの恨みと共鳴しているのだろう。
考えていた構想としては
呪いにあてられた渚が袴田先生を手を掛ける→絶望した渚は袴田の遺体に寄り添いながら呪死endを考えていましたが
もう少し平和な感じにしていこうかなと思いますw
「(サトシ………あんなんだけど意外と良い奴だったな。)」
(2人に送るテレパシーではなく、心の中でそう呟く。
何かにつけてルールを破りがちな俺を注意してたサトシ。けど面倒みは良かった。学園祭の時もクラスをまとめようとしてたっけな……。
………文化祭の軽音部のライブの時、あいつ言ったんだ。
「ミウ達のライブ盛り上がったらしいな」って。
ミウ達?あいつは歌が上手いだけだ。俺は全部の曲を作った。練習では部を引っ張ったし、ダイチやコウスケ達だって、思い出作り程度にしか思っていなかった。
あれは俺のだ。俺のバンドで俺の曲だ。
俺はギターが好きだった。俺はギターが好きだった。俺はギターが好きだった。俺はギターが好きだった。俺はギターが好きだった。俺はギターが好きだった。俺はギターが好きだった。俺はギターが好きだった。俺はギターが好きだった。俺はギターが好きだった。俺は…………俺は……?)
>>37 ミライ
ああそうだな。集まれる場所に集まろう。……大丈夫、俺らにそんな人を殺せる度胸があるやつなんていないから。
な?ちょっと気を抜け。
/顔のこわばるミライの肩をポンポンと叩く。こんな時、大福があればまた突っ込んだのになと、他人事のようなことも考えてしまう。それほど、この状態は現実離れしていた/
>>42コトハ
俺はアスハラに賛成。集会所が無難だろ、とりあえずこの場はお前らに任せる。俺はクラスメイトに会えば集会所に連れて行くし、生存者を探しに行ってくる
とりあえず集まろう……話したいことあるしな。
/コトハに任せようと肩を叩く。そのまま、また来た道を歩き始めた/
なんとか自分達の位置を知らせようとツクモの方にばかり意識を集中していた。
ふいに草木を踏むガサガサっという音がして、振り向くとなぜか渚が駆けて行くのが見えた。すでに少し距離が出来ている。
「渚さん!?」思わず声を張り上げたその瞬間
(……えっ……⁈⁈)
今まで彼女が座っていた場所に血溜まりができているのが目に入る。これは只事ではない急がねば…!
━━━袴田は考えるより先に駆け出していた。
渚が残したであろう赤黒い血痕が続く道へ━━━
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逋セ蟷エ蜑阪b縺昴≧縺?縺」縺溘?
ウッ…身体がひどくだるい。頭が割れるようだ…
袴田は思わず近くの木にもたれズルズルと倒れ込む
(な…渚さんのそば…に…)
最期の余力を注ぎ込んで、なんとか渚の元まで這いずって行くことができた。血に染まった彼女の手を握る。
ところで杏って死体とか血の匂いするの?そんな厨二フルーツだっけ???
干し杏好きで結構食べてんねんけどそんな気はしなかったのだが……
安堵した刹那に生温い感覚が唇を通過した。
(あれ…鼻血なんて珍し…い…この血はどこから流れてくるの…か…赤い…涙…?)
意識が朦朧としてくる中、地面に落ちる血液を眺めていた。
突然’ツーーーーーーーーー’と不快な耳鳴りが始まった矢先ポタ、ポタタタタ…両耳からも血液が滴り落ちる。
(あれ…どうして…)
自分の身に起きている状況も把握できないまま、目の前がゆっくりと白くなっていく。
この上ない胸焼けで逆流物が込み上げてくると感じた時には吐血が始まっていた。
(もしかして…死…ぬ…のかな)
不思議と死への恐怖は感じないのは、渚と共に居るからだろう。
生徒達ひとりひとりの顔が浮かんでは消えゆく。
(何も…先生らしいこと…してやれなかった…みんなを護れずに…このまま…すまない)
「ミナミちゃん、いないな……
そんなに隠れられるところもないのに……ッ!?」
突然、錐で全身を突かれたような痛みが襲う。
歩く足は標本の蝶のように地面に針でとらわれる。
「いた……い……」
痛みに思わず涙が溢れる。
しかしその色は、赤、赤、赤。
ぽたぽたと影を染めるように滲み出るのは、まさしく自分の命そのもの。血だった。
「いやだ……こわい、こわいよう……なんで?」
赤く滲んだ視界が徐々に狭くなり、赤から黒に変わる頃。
<<バレエ部 ミサ>>の姿が見えたような気がした。
アオイは藤木家に到着する。
既にミライとシズクは外に出ているみたいだ。
寝室へと向かう。
(いるよな...)
──ガチャ
扉を開けるとそこにはぐっすり眠っているミウとリコがいた。
ふぅ、と心を撫で下ろす。
「ミウ...」
頭を持ち上げて膝枕をして、髪を撫でる。
ミウがあの惨劇を知ってしまったら、酷く泣いてしまうだろう。後のことを考えるとこのまま寝ていてくれた方が良いようにも思えた。
>>44 ミライちゃん
「…ええ、お願い。
他にも具合悪い子いるから……その子達も連れて行ってあげて。」
後ろを向き、顔色の悪い子を見やる。
ミライちゃんもどこか顔色が悪かったのを見るが、無理もない。
この有り様を見て、心が痛まない者などいるものか。
気絶したキイチ君をそっと床に寝かし、彼女に任せる事にした。
>>45 ヒビキ君
「ええ、私もそう思う。
そっちは、任せたわね。
……土地勘がほぼない場所だし、気をつけて。」
肩を叩かれた時に、ヒビキ君に手をひらりと振ると、この場にいる者達の点呼を取り始める。
すると、ある子の顔が見えない事に気付いた。
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