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/リコを抱きかかえながら山道を歩く。正直、立場的に断られると思っていた。素直に手伝わせてくれたことは嬉しかった/
>>ミウ
……ありがとな、さっき
/マコの事を酷く言ったことを後悔している。ミウの一言がなければきっと、自分はもっと酷いことになっていただろう。おかげで、頑張ろうと決心できた。/
/伝わらなくてもいい。ただお礼が言いたかった/
バカップル ミウは遺言状を貼りました。
帰宅部のエース ヤクモは遺言状を貼りました。
「リコ、カナコさま封印したら迎えに行くからね! リコが人狼じゃありませんように……」
ミウはリコに向かって手を合わせます。
サヤやシズク、ミサと協力して、布団や必要最低限のものは用意しました。
お祈りを終えると、ミウは布団の上で眠っているリコのそばに、ポッキーの箱を置きました。
箱にはサインペンでリコが眠っていた間の事情を簡単に書いてあります。
「カナコさまじゃないほうの神様と食べてね! おやすみー!」
ミウは集会所で眠るべきか迷いましたが、今日は藤木さんの家で休むことにしました。
アオイとシズクを呼んで、ミウが真ん中に来るように三人で眠りました。
柱に凭れて考え事をしているうちに、いつの間にか意識を手放していたようだった。
痛む頭を押さえてテーブルに寄ると、ボイスレコーダーが稼働していることに気づく。
アリサか、軽音部の誰かのものだろうか。
心の中で礼を述べ、頬杖をついて聞き返すことにした。
ボンボン ククイは、バレエ部 ミサ の近くで跳ねることにしたよ。
帰宅し、なんとなくリビングのソファに座る。
目の前の机には、開かれたプログラムが置いてあった。
それを見るに、どうやら私の家に学生を泊めるらしい。
(そんな話聞いてないですよ〜…?)
記憶にない。
生徒の宿泊先…。
名前を読んでみる。
やはり記憶にない。
(引率の先生…)
そこには、森久保と言う担任の名前と、副担任の名前があった。
(袴田…先生?)
…何かを思い出せそうだったが、やはり記憶にない。
(と言うか〜…)
まるで自分のいる世界がどこか切り離されたかのような、そんな疎外感を感じる。
家に至るまでの道中、誰とも会わなかった。
村は静か。いや、静か過ぎるのだ。
人は誰もおらず、生活感だけを残して忽然と消えてしまった。
村民の皆でドッキリでも企てているのだろうか?
家を見回っていると、使っていない筈の空き部屋が開いている。中には布団が複数敷いてあり、使用された形跡がある。
何者かの気配も感じるような…。ただ視界には映らない。
「誰かいらっしゃいますか〜…?」
反応はない。一体何が起きているのだろうか?
「色恋沙汰なあ」
苦笑いで言葉をこぼす。
クラスメイトに恨みがある者が、と初めに言ったのは自分だったような気がする。
けれども、それが人を殺す理由たり得るかとなると到底理解が及ばないと思った。
理解したくないだけかもしれなかったが。
「……閉じ込める、か。うん」
そう、現実的に考えるのならそれでいいはずだった。
肝試しのときの、無邪気な彼女の姿を思い返す。
それで事足りるなら。
どうして、こんなに不安が拭えないのだろう。
『殺した方がいい』なんて、主張したくないに決まっているのに。
どうして、こんなに胸がざわつくのだろう。
ああ、杞憂であれ。
──くすくす。
誰かの笑い声が聞こえた気がした。
私はその声に誘われるように家を出る。
そして、それはそこに居た。
真っ黒い影に覆われた謎の人影。
背丈はそこまで高くはない。
よく目を凝らしてみると、真っ黒い影だと思われたそれは、蠢く蟲…?なのかも、しれない。
頭を振って、ひとつゆっくりと深呼吸。
レコーダーに向けて喋る。
「遅なってもうたけど、占いの希望は挙げておく。【セボ・ファルカシュと金枝季壱】」
「この島に来てから、あんまりぼくが会話できてへんところから。
すぐには何か情報が落ちんかったとしても判断材料か、喋るきっかけになればええかなって思う。
日向さんの決定は確認してるけどな」
「それから、占い師の大柳くんと影裏くんについては今のとこぼくの中でもイーブン。
特別仲ええわけやなくたって、2年おったらそれぞれの性格の違いくらい分かるしな」
反応を見ていると、それは唐突に話し始めた。
「あはははは、自分がどうなったのかも分からない哀れな存在だ!」
理解の及ばぬ言葉を放たれ、思考が止まる。
「悔しい?悲しい?辛い?分からない?大変だね!じゃあ──」
一体この子は何を言っている?声から女の子だというのは分かるが…。
次の発言を待っていた私はそれの殺気に凍りついた。
「── 一生そうしてろ」
明るい声が一転、周囲の空気を凍てつかせる程低い、低い怨嗟の声に変わり、私は意識を刈り取られそうになる。
気が付けば目の前にいたはずの何かは居なくなっており。
私は誰かがやって来るまで待たざるを得なくなってしまった…。
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