情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
山入に住む三人の老人が、野犬に食い荒らされた無残な死体となっていた。
最後の住人を失い、ついに山入という集落は死んだ。
後には、廃屋が残るばかり――
三人もの人間が一度に死んでいたという事実に、村は騒然となった。
どうやらこの中には、村人が5名、人狼が1名、占い師が1名、C国狂人が1名、血人が1名、封印狂人が1名いるようだ。
[老人は寝室で一人、感情のない顔で横たわっていた。
血の気を失った肌と、何も映さないぼうとした目。
誰か話しかける者があったとしても返事は上の空で要領を得ないだろう。
ただ、ひどく体がだるく、眠かった]
ああ……眠い……
独居老人 大田敏文が「時間を進める」を選択しました。
学生 咲田瞳は、コック 須藤暁 を能力(占う)の対象に選びました。
[高瀬の語る内容は、男が考えていた以上に深刻なものだった。入院の話を聞いた時点で、暑さだけの問題で済むような話ではないのかもしれないと、薄々感付いてはいたが、それでも実際に高瀬の話を聞いて、本当にそうなのか、という驚きと当惑を抱いてしまった。
表情を曇らせる。じっと高瀬を見詰めて]
……患者が多い、とは……
死者も例年より多いとは、思っていましたが。
[呟く。考えてみれば、実際の病人や死者は把握出来ているより多いに違いないのだ。それに、言われて思い返せば、最近の患者には確かに何かしら異様な様子があった]
……伝染病。
[息を呑み、その単語を口にする。声色は重く]
……そうではないと、願いたいですが……
最悪の事態を考えて、注意していかないといけませんね。
[そう言って良美の方を一瞥した。良美はやはり神妙な顔で頷いて]
事務長 神威京斗が「時間を進める」を選択しました。
まぁ伝染病は言い過ぎだ。
だが、可能性は0じゃない。
このまま死者が増えるとすると…その線を疑わなきゃならないだろうな
[事務の神威には厳しい現実かもしれないが、隠すことでより危険に晒すかもしれないのであれば、情報を出した方がいいという判断からの話だった]
[紫苑の言葉と視線にコクリと頷き]
私は何時来て貰っても構わないのよ。
こんな素敵なお嬢さんが来てくれるなら、喜んで。
紫苑は何時が良いと思う?
[紫苑に視線を送りつつ、彼の意向を確かめた。]
院長 高瀬顕尚が「時間を進める」を選択しました。
ありがとうございます。
うわー、楽しみだなあ。
[もちろん迷惑をかけてはいけないから、雨宮の様子を伺う。
優しそうな女性と青年の姿に、気分は一気に明るくなった]
学生 咲田瞳が「時間を進める」を選択しました。
─支倉宅─
……瞳さん、まだ部屋に戻らない。
なんだか変だなあ。
いつもは、食事の後はすぐに上がっちゃうのに。
[やっぱり離れていた分、家族で話すことが多いのだろうか。それなら、邪魔するわけにはいかない。
わたしは、窓辺に頬杖をついて、溜息を落とした]
女子高生 支倉桜子が「時間を進める」を選択しました。
未亡人 瀧華伽耶が「時間を進める」を選択しました。
明日の夜?
い、いいんですか?そんな急に……。
あ、私はぜんぜん大丈夫です。どうせ暇してるだけなので。
[笑顔で頷いた]
それじゃあ、そろそろ失礼させていただきますね。
ほんとに、ありがとうございました。
[深々と礼をして、足取り軽く帰宅することに]
院長 高瀬顕尚は、独居老人 大田敏文 を能力(封印する)の対象に選びました。
[こくりと高瀬に頷く。話を聞いて現状への不安は増したが、実際のところを知らないままでい続けていれば、むしろ不安は更に増していただろうと思えた。把握や予測をしていれば対処も出来る。今夜の入院もその一端なのだろうと]
銀子さん……大丈夫でしょうか。
[改めてその容態を気にする言葉を呟き。
コーヒーを一口飲んだ]
―屋敷前→自宅―
はい!絶対、伺わせていただきます。
[笑みに思わず元気よく返事をしてしまう。
年甲斐もなかったなと自分の態度を反省しながら、家に帰った]
ごめんね。遅くなって。
……あ、そうだ。お母さん。私、あした、外でご飯食べてくるから。
[不審そうな様子も気にすることなく、手短に言う。
母は高校時代の友人を尋ねるとでも考えたのだろうか、それ以上追求することはなかった]
楽しみだなあ。
[部屋に戻ったのは、夜も大分経ってからだろう**]
少女とのやりとりは楽しかった。実にいい気分だ。
人間のふりをして、「伽耶さん」などと殊勝に呼ぶ。須藤の料理が美味いなどと言ってみる。
そんないつもならまどろっこしいだけの演技が、今は遊戯のようだった。
明日は料理を振舞う……間違ってはいない。振舞う側が違うだけで。
そうだな、様子を見に行くか。
[神威に促されるように銀子の様子を見に行く。
部屋に入ると銀子は寝ていた。
こころなしか血色が良くなっている気がした。]
輸血がよかったのか…?
[男は部屋を出た]
[瞳と紫苑のやり取りを見つつ、笑顔とは裏腹に湧き上がるどす黒い感情。
紫苑の為に、仲間が増えてくれればという思いと裏腹に、紫苑の"食事の対象"となった若い女性に思う事は……
起き上がらずに死んでしまえばいいのに――
年を重ねる事への不安が、自分の中のどす黒い感情を更に加速させる。
が、それは完全に胸に秘めたまま。紫苑にも悟られる事の無いよう、厳重に心の奥底へと押し込んだ。]
[神威のいる食堂に戻り、現在の銀子の様子を知らせる]
このまま容態が安定すればいいんだがな。
神威さん、遅くまで悪かったな。
このまま様子見するから、もう帰ってもらって構わない。
母上を一人にするほうが怖いと思うんでね。
[神威をねぎらい、帰宅を勧めた]
―高瀬医院→―
[様子を見に行ってきた高瀬から現在の銀子の容態を聞くと、少しほっとしたように]
そうですか。なら良かった。
[このまま、というのに頷いた]
いえ。
すみません。……では、お先に失礼しますね。
先生と良美さんも無理はなさらず。
[帰宅の促しにも頷く。心残りはあったが、事務の己が留まっていても、出来る事はろくにない。それに、母が心配だというのも確かだった。高瀬と良美に挨拶をして、男は医院を後にした]
/*
さて、描くは狂気。行き先は決別。
結局小説の方読めなかったから、桐敷正志郎の心情表現はあまり組み込めてない(両親の呪縛から解放され、千鶴を愛し、屍鬼達との生活に幸せを感じてる、位だよなぁ漫画で表現されてたのは)から、実際に永遠とも言える時を生きる屍鬼と一緒に生活してたら、やっぱ女としては老いには敏感になるよねぇ。と。
最終的に、綺麗なうちに紫苑に食べて貰えるといいなぁ、みたいな終わり方に行けばいいのだろうけど。簡単には持っていけなさそうなんだよね、なんとなくだけど。
―道端―
[男は帰路に就く。道の途中でふと立ち止まり、山の方を見やった。夕暮れにしたのと同じように。夜には起き上がりが出る。やはり同じように、言い伝えについて思い出して]
……、
[思考はすぐに他の事へと移った。病人と死者について。伝染病。万が一そうだったらと考えて、考え過ぎても仕方がない事だと、努めて頭を落ち着かせ、ひたすら道を歩き出した]
[村を頂点から見下ろすのは、寺、その下に兼正、そして病院。
兼正は本来村長の位置であり、余所者がそこに屋敷を得ることに不満を抱いている者もいるに違いない。
だからこそ、拠点としてこの地を選んだとも言えた。
道を下っていけば、病院の傍に出る。
連れ立って歩く二人の姿を見る者もあっただろうか]
[>>16少しばかり、設定上とはいえ籍の入れれない訳有り夫婦を演じる事に、妙なくすぐったさを感じながらも、まんざらでは無いのかも、とふと思う。
月明かりに浮かび上がる、紫苑の無邪気な笑みを受け、今しばらくだけこの時が止まれば良いのにと、願わずには居られなかった。]
えぇ、とても涼しかったわ。
でも、貴方の肌に触れる方が余程涼しいわ。
[紫苑に絡めた腕を少しだけ緩め、自分の掌を彼の掌と重ねた。夜とは言え蒸し暑さを感じる空気に左右される事の無い彼の体温が掌越しに伝わる。
ひんやりとした、全く温もりの無い、"死体"の感触。
彼に拒まれなければ、そのまま手を繋いで散策へと*出かけただろう*]
ふう、ごちそうさま。
[誰も居ない中、一人食べきる。
周囲を見れば、相変わらず静寂のまま。]
一人で飯を食べるのは、学生時代に夜遅くまで勉強した時の夜食くらいだったな。あの頃は思いつく余裕すらなかったけど、何だかさびしいもんだな。
ディビッドは帰ってくるまで時間が掛かりそうかもしれないな。彼の言うとおり、代金を置いて店を暗くしておこうか。
[と代金を置いて、ドアの鍵だけ開けて消灯。
そのまま歩いて帰路に付く事にした。]
……?
[ふいに、男は再び足を止めた。遠くに二つ、人影が見えたからだ。このような時間に、散歩だろうかと思う。医院が近い辺りだ、あるいは急患などかもしれないか]
……
[そんな思考をしながらも。男は進んで声をかけたりしようとはしなかった。それには先に思い出した言い伝えのせいもあったかもしれない。この歳になって子供じみた事だと、内心で自嘲した。
一方であえて遠ざかろうとは流石にしなかったから、あちらからも人影には気付いたかもしれない]
/*
そうそう、死に関してはかなり無頓着になってます。はい。
そりゃ彼らの食事見てたら、死体ゴロゴロだもんなぁ。両親の死に対しても、[要らないものがこの世から消えた]レベルなんで。
誰かの言いなりに動くのは完全に身に染みてる事なので、紫苑に言われたら人殺しも普通にやりそうですこの人。
コック 須藤暁が「時間を進める」を選択しました。
[二つの人影は男の方に近付いてきた。男は歩みを再開しないままに其処に立っていた。距離が縮まると、人影の有り様がはっきりと見えた。青年と、己と同年代だろう女。どちらも初めて見る姿だった。その事と仲が良さげな様子に、少々驚き戸惑いつつも]
――今晩は。
[かけられた声に小さく笑んで挨拶を返し、軽く礼をした。青年の肌の白さには気付いたが、この暗さ故に、異常な程だとまでは思わなかった。己も白い方だからというのもあり]
……あの。もしかして……
貴方がたは、兼正の?
[礼の後には、そう控えめに尋ねかけた。
この辺りで初めて見る姿。垢抜けた様子。昨晩の引越しの件もあって、自然とその推測が導き出された]
[良美にも帰ってもらおうとしたが、何かあったらいけないと残ることを希望され、そのまま残ってもらうことに。]
宿直室じゃ、ちゃんと休めないかもしれんがな。
[自分はどこでも眠れるのだと笑いながら話す良美を休ませる。]
……
[銀子の容態はまだ楽観できない。しかし今は病院に来たときより安定しているのは事実だ。]
このまま持ち直してくれれば…
[そんな事を考えつつ、すっかり冷めたコーヒーを啜り、
男は書類に*目を落とした*]
んー!
……ん、もうこんな時間!
[背伸びをした時に、飛び込んできた時計に、思わず声をあげる。年号を暗記していたら、つい夢中になっていたようだ。
これでは、結局明日も授業中に居眠りしてしまうかもしれない。
私は教科書を片づけると、ベッドに入った**]
ここで病院側から言質が取れれば好都合だった。
伽耶もまた、その意を得てくれたことだろう。
人当たりのいい笑顔のその奥では、病院にいかに侵略の手を伸ばすか、思考が進んでいた。
あ……ええ。屋号から、そう呼んでいます。
ああ、やはり、そうなのですね。
昨夜越されてきたようですから、いつか会えるかとは思っていましたが……こうも早くお会いするとは思いませんでした。
[正直驚きました、と、やや気恥ずかしげに素直な感想を零し]
雨宮さん。私は、神威と申します。
[名乗られれば名乗り返して。瀧華の名前を聞けばまた微かに戸惑いを滲ませてしまったが、事情があると聞けば]
……そうでしたか。色々、苦労されているのでしょうね。
[少しく表情を沈ませて、納得したように頷いた]
はい。其処の診療所……高瀬医院で、事務をやっています。
体が? ……そうですか。
今年の夏は暑いですから、気を付けて下さいね。
[体が弱いと語る雨宮に、患者や死者が多いという事は言わずも、そう注意を告げてから]
ええ、いい所ですよ。先生も優しくて……少し、口は悪いですが。
勿論、具合が悪い時には、いつでもいらっしゃって下さい。
此方こそ、宜しくお願いします。
[冗談らしい言葉を交えつつ、そう返事をした。
あの兼正の屋敷の住人。一体どんな人物なのかと思っていたが、こうして会話する限りでは、数々の不可解さとは裏腹に、まともでいい人達に見えた。違う名字や恥じらわない仲の良さは、老人達などには色々言われそうだと思ったが]
[体が弱い、と告げる彼の意を得て、伽耶もまた貧血をよく起こすと話したことだろう。
今、男の口から欲しい言葉は一つ。
病院を訪れてよいというその言質]
水道修理業 遠藤明夫が「時間を進める」を選択しました。
先生は往診もよくされていますから……
きっと、そのうち会えると思いますよ。
なるべく、患者にはならないように気を付けて下さいね?
お二人とも、体が弱いのに不養生をしたと言ったら、先生に怒られてしまいますよ。
[そんな風に応える男の内には、初めの緊張は既になかったが。別れる際、念を押すような言葉を聞いた時――ふっと、背筋が冷えるような感覚に襲われた。奇妙な違和感のようなものを覚えた。何故だろう、何か、言ってはならない事を言ってしまったような、]
……ええ。また。
[彼らの姿が見えなくなってから、首を横に振った。今の会話に、おかしなところなどなかった筈だ。何か誤った事を口にしたりなど、しなかった筈だ。そう落ち着いて考えれば、一瞬の異常はただの気のせいだったのだと思えてきた。
自分も、疲れているのかもしれない。そんな事を思いながら男は帰宅し、着替えると早々に眠りに就く事に*した*]
―クレオール―
[明かりが消えた店に到着。明夫はすでに帰ったらしく]
ンー、今日はお店お仕舞いネー。
[洗い物と戸締りを済ませた]
それにしても…、病院の様子は、ただ事じゃなかったデスヨー。明日にでもまた、様子を見にいくのがイイデスネー。
そうだ、朝にお寺のお手伝い行ったら、お寺のミナサーンにも話を聞いてみマショー。
喫茶店のマスター ディビッド・ライスが「時間を進める」を選択しました。
― 朝・三津田銀子の病室 ―
[輸血が功を奏しているのか、バイタルも安定している。
血色も心なしか良くなっている]
だいぶ安定してるな。気分はどう?
『昨日よりも楽じゃよ、家に帰してくれんかのう』
まぁ慌てるな。安定はしていても退院できるほど健康になったわけじゃない。
あと1日2日泊まってもらうことになる。
[退屈だとゴネる銀子を宥めて、病室を出た]
―回想、道端―
[>>30近寄って来た男に対し、手を解く事無く喋る紫苑の横で、にこやかに笑みを浮かべ、自分も挨拶をする。
二人の会話の間に、相槌を入れたり>>34具合が悪い時には何時でも、の言葉に、自分も貧血が酷くて……と説明を入れた。
実際に、今も少し頭が重い。村に向かう車の中での紫苑の"食事"と、昼間の暑い最中の散歩も堪えてるのだろう。
神威京斗と別れてから、暫くは紫苑の散歩に付き合ってはいたが、クラリと一瞬視界が歪む。]
紫苑……ごめんなさい。
ちょっと調子が悪いから、先に屋敷に戻るわね。
紫苑はゆっくり"楽しんで"来てね。
[繋いだ手を名残惜しそうに解く。夜は彼の時間だ、目ぼしい獲物が居れば"食事"もするだろう。彼の楽しい時間を邪魔する訳にはいかない。]
―兼正の屋敷・自室―
[自室に戻ると、柔らかいベッドに倒れこむ。少し汗ばんではいるが、もうそれすら気にするほどの元気も残って居なかった。
体力的なものが付いてこない苛立ちを抱えながらも、吸い込まれるように眠りへと落ちていく。
何時目を覚ますかは分からない、日が有る内に目が覚めたら、散歩の途中で目に入った喫茶店[クレオール]に足を*運ぶだろう*]
[銀子の様子を見てしばらく後に電話が鳴った。
男は松次の件もあり、ギクリとし、受話器をとる]
はい、高瀬医院―
『先生!隣の大田の敏さんの様子がおかしいんですよ!』
中外場の大田敏文さんだな?どんな様子なんだ
『とにかく顔色悪いし、怠そうで眠い眠いって…』
[例の症状だ]
わかった、とにかくすぐ行くから。
[受話器を置くと良美に銀子を頼み、診察鞄を引っ掴むと
慌てて車に乗り、大田の家に向かう]
[大田の家に着くと、電話をくれた隣の山迫慶子が待っていた。
聞くと、昨日山入に行くという話だったが、夜になっても戻らない。
泊まっているのかとも思ったが、そこまで仲の良い兄弟ではないからおかしいと思い、
朝になって様子を見に来たら布団をかぶって寝ていたという]
それも妙な話だな…
[話を聞きつつ大田の診察をする。見た感じはここ数日の貧血患者と変わらない…が]
殴られた痕があるな。
[後頭部に打撲痕があった]
病院に連れて行って検査したほうがいい。
ちょっと車に運ぶのを手伝ってくれないか。
[慶子の亭主である亮一にも手伝ってもらって大田を車に乗せ、
病院に連れて行った]
[病院に着くと早速CT検査にとりかかる。
昔の院長室を取り壊して検査室を作ったのだ。
小さい病院ながら、設備はしっかりしている]
これが終わったら血液検査と…輸血を。
[打撲痕以外は今までの貧血患者と同じだ。
銀子と同じなら輸血が有効だろうとの判断だった]
[そういえば、気になることがある]
なぁ敏さん、山入の兄さんは大丈夫なのか?
[答えはない]
そういえば、山入のタツさん、最近来てるか?
[看護婦連に聞いてみるも、誰も姿を見ていないという。
大田の状態を見ると、嫌な予感がする]
[検査などで時間がかかったのか、すでに待合室に人がいた。
男は待合室の人間に山入の事について尋ねるも、
誰も知らないという。]
誰か山入の様子を見に行ったほうがいいかもしれないな。
[誰に言うともなく口にした言葉に誰か応じるものが*いるだろうか*]
――回想、夜の村内散歩――
ええ、僕の体が弱いもので――
病院にはいい先生がいるとか――
[夜の早い老人はもう寝てしまい、人の往来は少なくはあったが、帰宅の途につく勤め人に時折出会えた。
その都度にこやかに挨拶を交わす。
少し年の離れた訳ありの二人――田舎の村に来る理由を納得させるのにその設定は役立った。
愛しい人と普通に結ばれることが叶わない寂しさを演じて。
印象を塗りつけた]
叶わない寂しさ――果たしてそれは、全てが演技だったのか?
手を離さないのは見せつける目的だけではなく、そう、恋人のいる気分を味わいたかったのではなかろうか。
……何を、馬鹿な。
伽耶を生かしたのはただの気まぐれ。少し――愛した女の面影を思い起こさせた。それだけ。
そばに置いておきたい、その程度には気に入っていたが。
起き上がるか否かは遺伝が影響する。
彼女の親兄弟ことごとく起き上がらなかった。彼女も恐らくは……
生前の記憶はもう、ほとんど薄れてしまった。
それでも残っているものは一つ。
人ではない美しさ。一目で惹かれた。このつまらない現実から、どこか遠くに誘ってくれるのではないかと。
妖しく、そして儚く微笑んだ。
確かに、彼女は彼を夜の世界に誘ったが。それきり、会うことはなかった。
俺も、今は彼女と同じ顔をしているのか?
てゆーかプルダウンメニューでは選べるもん大田敏文ってさw
だから半分ノリww
(なんてメモで言えないからこっちで言うw)
[伽耶と別れて、すっと道を外れた。
明かりの少ない田舎の村のこと、一段下がった茂みに入るだけでその姿は人の視界に映らなくなる。
彼の目には全てははっきり見えているのだが]
(さて、後は二人だったな。大田の弟と、安村と言ったか)
[安村は大田と違い山入の住人の血縁ではないが、山入の近辺に土地を持つ者の一人だった。
山入に立ち寄る可能性が少しでもある者は優先して襲わせていた。僕に任せている仕事ではあったが今日は山入の方で別の仕事がある。
食事ついでに片づける所存だった]
[大体の場所しか把握していなかったが、それで十分。安村の家は一目で分かった。
拒む気配がない。屍鬼に開かれた家と感覚が告げていた。
廊下を進み、寝室と当たりをつけた襖を開く。
安村は、獲物特有の亡とした目を向けるきり。既に終わりかけていると知れた]
[美しい女のものであっても、枯れた老人のものであっても、血は平等に"いのち"だった。
いのちを吸う酩酊の中で老人の体が痙攣を起こすのを感じた]
(ふむ、死んだ、な)
[餌を一つ使い切っただけ。特にそれを悼むでもなく。
静かに*立ち去った*]
― 回想・夜中、控え室 ―
[松次の検査結果が戻ってきていた。それに目を通して溜息をつく]
やっぱり…貧血以外に症状がない。
内出血もない
[あるとしたら…癤(せつ)だけである。
原因が思い浮かばず考えあぐねていると電話が鳴った]
―夢―
[昔の夢。
ただただ、両親の私腹を肥やす為だけに生かされた自分。
金持ちの生活には程遠い、必要最低限のモノしか与えられず、なんの自由も無い生活。
ずっと逃げたい、ただそれだけを思うも、感覚は麻痺し、考える事すら億劫になった頃、それは突然訪れた。
なんの柵も無い自由と、裏腹に闇に潜んだ生活。それでも幸せだった。
今再び。自分の存在を問う。自分がここに居る意味を――]
はい、高瀬―
『先生!主人が!主人が息をしてないんです!!』
[悲痛な声がぼんやりとした思考を一気に覚醒させる]
息をしてない?ちょっとまった。名前は?
[声の主は安村の妻だった。とにかくすぐ行くからと電話を切り、
留守を良美に任せ車に飛び乗った]
―昼間・屋敷→クレオール―
[少し夢を見ていたか、それとも部屋の暑さのせいか、額に浮かぶ汗を無意識に手で拭う。
ふと目覚めると、いつもの静寂にまだ日が有るのだと気が付く。まだ完全に覚醒しきらない、虚ろな表情で気だるそうに体を起こした。]
……。
[言葉を発するのも億劫だと言わんばかりに、薄く開いた口から漏れるは自分の呼吸音。生きている事を意識する呼吸。]
(あと少し……で。)
[何を思うかは自分の心の中のみ。元より動く気配は他に無い。
ゆるゆると身支度を整えて、クレオールへと向かった。]
[今日も外は暑い。日傘をさし、ゆるりと向かうは喫茶クレオール。
外から中の様子を少し伺いながら、店が開いてそうなら中へ入り、冷たい飲み物を頼みつつ、マスターの話に耳を*傾けるだろう*]
― 安村邸 ―
[家につき、安村の顔を見てすぐに死んでいるのが分かった。
死後硬直が始まり、死斑も出ている死後4,5時間といったところか]
急死するほど容態が悪かったのに何故病院に来ないんだ。
[極力抑えていたつもりではあったが、苛立ちの滲む声で妻を問いただす]
『単なる風邪だから、寝てれば治るって言い張って聞かないんです』
[松次も同じようなことを言っていた。健康だけが取り柄という人間にありがちな傲慢ともとれる――油断]
とりあえず、警察に連絡する。電話を貸してもらえるか。
[電話を借り、警察に連絡した。松次と同じ状態であることを伝える]
警察が来るまでは俺もここにいるから。
死体検案書は病院で作成する、死亡届を役所に出す前に病院に寄ってほしい。検案書がないと受理されないから。
[あとは弔組の世話役に電話するよう妻を促し、警察が来ると事情説明などをして、病院に戻った]
実体験に基づく豆知識
実際に、死亡診断書なり死体検案書がないと死亡届は受理されません。
ちなみに、遺体をみつけても最初は救急車を呼びましょう。(特に一人で見つけた場合は、救急ならすぐに来てくれますし、警察が来るまで一緒についていてもらえます。)
警察には救急隊のほうから連絡してもらえます。
素人判断で先に警察を呼ぶと大変だと聞きました。
――黄昏時――
兼正の屋敷の頑なに閉じられていた門が今夜は開かれるようだ。
少女を飲みこむように……
そして病院も最早、悪しきものを拒む場所ではない。
侵食が――進んでいた。
―高瀬医院・受付―
[朝、いつものように出勤する。患者は多くも異変は起こっていないらしい、その院内の様子を見て、心の隅でほっとした。何にほっとしたのかは己でもよくわからずに。
だが、異変はなくとも、平和ではないようだった。
鳴る電話に高瀬が出ていくのを見送る。やがて大田と共に帰ってくるのを出迎えて]
……
[受付の中で、ざわつく不安を噛み締めていた。
山入の様子をという高瀬には、事務の一人である戸田が名乗り出、山入へと向かった*]
−三津田宅−
えっ、……入院?
[高校からの帰り道。
わたしは、猫缶を持って銀子おばあちゃんの家にきていた。お見舞いと、あの様子じゃ、きっと猫の世話まで手が回らないだろうと思ってのことだった。
しかし、何度声をかけても返事がなく、代わりに隣の山迫さんの美知子おばさんが、昨日あれからお婆ちゃんが帰ってきていないことを教えてくれた]
そんなに悪かったんだ……。
おばさん、病院を勧めて正解ですね。
[美知子おばさんにお礼を言って、一応、お邪魔しますと声をかけてから、銀子お婆ちゃんの家の庭に入る。
呼ぶまでもなく、虎縞の老猫が、にゃおんと擦り寄って来た]
よしよし。
今あげるからね。
……でも、貴方も歳とったね。銀子お婆ちゃんに貰ってもらった時は、手の平に乗るくらい小さかったのに。
夜には随分な収穫を得た。
可愛らしい獲物、病院への"招き"、人間らしさの演出、山入の完全な隔絶への手筈。
しかしどれだけ夜に動こうとも、日の昇っている間はぴくりとも、文字通り指一本動かすこともできない。
日中の出来事は伽耶から聞く他ない。
大田敏文が入院していることなど知る由もなかった。山入の完全なる確保は大田敏文の死亡を以って完了する。
情報を得れば即座に手を打つことになろう。
――夕刻、屋敷の一室――
[かたり。棺の蓋が開く。
ここからは彼らの時間だ]
おはよう。さて、どうだ、予定通り行っているか?
[伽耶や須藤が傍にいたなら起きたその場で、もしくは居間に移動して彼らの報告を聞いた]
―夕刻・自宅―
[不安そうな面持ちで母がやってくる。
これだから嫌だ、私はもう大学生なのに。
昔ならすぐに言葉をぶつけていたが、今日は笑顔で]
別に、すぐ帰って来るから大丈夫よ。
あ、電話とかしないでよね?恥ずかしいんだから。
[具体的な行く先については最後まではぐらかした。
さっさと家を出て、兼正の方へとまっすぐに向かう。
すれ違う村の人たちにはばっちり目撃されていたかも]
――屋敷・台所――
[>>67張り切る須藤に声をかける]
ああ、可愛らしいお嬢さんだよ。若くて健康な、ね。さぞ喰らい甲斐があるだろうよ。
起き上がるようならお前の"恋人"にしてやったらどうだ?
[くくっと人の悪い笑みを浮かべる。
悪びれずに軽口を叩くこの男の前では自然、彼自身の口からもそんな言葉が出てしまう。
須藤は彼に従うが、彼を恐れない。その空気が気に入っていた]
俺も"もてなして"やりたい所なんだがな、どうも、病院に挨拶に行かなければならんらしい。
まあ丁度、昨夜"招いて"もらった所だ。評判の先生を見に行くことにしよう。
ああ、今更言うまでもないとは思うが"言い聞かせ"はしっかりしとけよ。
咲田さんは食事を楽しんだだけ、兼正の"素敵な人たち"に歓迎されて、な。
―→兼正―
[病院は大騒ぎみたいだが、関係ない。
兼正の人たちと会って、ご飯を食べて、そしてさっさと都会に帰るのだ]
でも、いい時期に帰省できてよかったなー。
[さんざん怒られて、ようやく決めた帰省。
憂鬱で仕方なかったが、帰ってきてよかった。
軽い足取りで、兼正の門の正面に立った*]
[高瀬が大田を連れて戻ってくるのと前後してか、高瀬医院を一人の少女、桜子が訪れていた]
桜子ちゃん。今日は。
銀子さんのお見舞いかな?
[柔らかく笑んで確認する。銀子は引き続き入院させて経過を見るという事だった。肯定が返されれば頷き]
昨日と比べたら、大分良くなったみたいだよ。
このままなら、明日明後日には退院出来るんじゃないかな。
[その現状を話して聞かせた。心配しなくても大丈夫だろうと。実際には全く不安がないというわけではなかったが、昨晩からの回復を見た限りでは、急変する事などはなさそうに思えた。そう信じたかった。それから、看護婦の一人が桜子を病室に案内して]
[病室の銀子は説明通りに、元気とまではいかずも安定した様子で、早く退院したいと口にしていた事だろう。
桜子が戻ってきた頃だったか、山入についての話が出、事務の戸田が様子を見に行く事になった。桜子が疑問を抱いたなら]
ん? ……ああ。それが、山入のタツさんが暫く来ていなくて。
本当ならそろそろ薬を取りに来ている筈なんだけど……
どうも、三人ともの様子がよくわからないようなんだ。
だから戸田さんが様子を見に行くって。
[そのように説明しただろう]
[その後、どれくらいの時が経ってか。
医院の電話のベルが鳴り響いた]
/*
あぁもうぅぅぅぅぅぅぅっ!なんでRP村なのに私はこんなに食欲落ちてるんだwwwなんなんだよwww切ない、切ないよぅ。
まぁ純粋に時間が足りないからですねorz
本気で軽く死ねそうな勢いです……。
[診療時間の内――及び職員が残っている時に来る電話は、その多くを事務である男や戸田が取る。故に男は何の気無しに受話器を取った。また新しく患者が出たのだろうかと思いながら。あるいは死者が出たのかもしれないと考えながら。
だが、受話器越しに聞こえた声は、その内容は、予想外のものだった。本当なら、戸田が出て行ったという時点で、目的が「そう」である時点で、予期され得るものではあったのだが。きっとそんな事はないのだと、無意識に思い込んでいた]
……山入が……――全滅。
[呟きは重々しく空間に落ちた。
聞こえた声――戸田の声。告げられた内容――山入の三人が死んでいた、無残な死体で発見された。思わず呆然としながらも、明らかな動揺が滲む戸田の声に、ええ、ええ、と相槌を打ち]
……わかりました。では、先生に……
警察には、其方から? ……わかりました。……
[全てを聞いてから、がちゃりと受話器を置いた。片手で顔を覆うようにして俯き、細く長い溜息を吐く。そしてすぐに受付から出、駆け足で高瀬の下へと向かった]
……先生。今、戸田さんから電話があって。山入が……
[沈痛な面持ちで、連絡を*伝え*]
ご馳走だ。確かに。
少女が来たおかげでご馳走にありつける、何も間違ってはいない。
極論、それが生きた人間の血であれば、誰のものであろうとどうでもいい。せいぜい、老人より生命力のある分、いただける量が多少増えるぐらいだが。
枯れた肌に突き立てるより、若い娘の柔肌の方が気分がいい。
須藤にくれてやるのは惜しい気もしたが、挨拶に行く前に満腹になってしまうわけにもいかない。
たまには優秀なコックに労いを与えるのもいいだろう。
――山入――
[瞳のもてなしを任せて後、暗い林の中を密やかにやってきた。
三人の死体が発見されてしばし、警察などが来て騒ぎになったようだが、それももう収まっていた。
周囲を暗く樅の木が囲み、明かりのついた家もない。集落は完全な闇だった。
しかし、無人――ではない。一見廃屋に見える建物の奥には遮光の施された部屋と棺が隠されている。
潜むものの数は村が異変に気づく以前から、じわじわと増えていた]
おい、命令だ――
[告げる声は静かなものだったが、それに応じてすぐさま彼の傍に複数の者どもが集まる。
彼に逆らえばどうなるか、知っている者たちだ]
入院してる婆さん――銀子とかいったか。言い聞かせをしてるのは?
ふむ、お前か。
あと、そうだな、三人ぐらい居れば足りるか。
今日で二人――片をつける。
来い。
/*
時間が上手く合わないorz
不在でロル回すと、絶対確ロル入るレベルなんで……orz
ダメだ少し休もう。紫苑頑張れ。
/*
今、ふと自己紹介見たら、いつの間にか俊夫……じゃなかった、高瀬先生が空手の有段者に。
どうやって襲おう……いやマジで。しかし大田死亡確定だしな。
とりあえずブレーカー落とすぐらいしか思いつかない。
[診察をしていると神威が慌ててやってきた。
伝えられた事は山入が全滅したこと]
なんだと?山入が…
[神威が気を利かせて診察室に患者が来る前に話をしてくれたために、外部の人間に漏れることはなかった。]
そうか…警察は戸田さんが伝えてくれたんだな。
わかった、多分警察から検死の依頼があるだろうが、
午前の診察が終わり次第駆けつけると伝えてくれ。
できれば今いる患者だけで受付を打ち切ってほしい。
遅い予約患者は午後遅くに回してもらって。
[神威に指示を飛ばす。看護婦にも同じように指示をする]
[思った通り、ベッドで退屈していた銀子お婆ちゃんは、なかなか離してくれなかった。
お婆ちゃんが満足するまで猫の話をして、わたしはやっと退室することが出来た]
あ、戸田さん、どこかお出かけですか?
……え? 山入? わあ、それならわたしもご一緒していいですか?
山入のお爺ちゃんお婆ちゃんには、昔よく遊んで貰ってて……最近姿を見なくなっちゃったから、心配してたんです。
もし、外出がおっくうなほど調子が悪いなら、何か力になりたいんです。
[どうして、戸田さんや神威さんがそんなに気が進まない様子なのか……その時のわたしには想像も出来なかった]
― 山入 ―
[山入に到着すると、警察の検分の最中だった]
『あ、先生、お待ちしていました。こちらです』
[警官に促されて現在入院中の大田敏文の兄、隆文の遺体に近づく]
こりゃ野犬にやられたか。
[獣に引き裂かれたような痕があちらこちらにある。
しかし、遺体の状況をみると死後3日は経過しているようだった]
妙だな。敏さんが此処に来たのは昨日のはずじゃ…
[直接の死因は特定できず、司法解剖に回されることになった。
[次に、白田源三、タツ夫婦の検死もする…が。]
これも酷いな。
[同じように野犬に荒らされていた。ただ、妙なのはタツの死亡推定時刻がおそらく30時間。一方源三のほうは大田と同じ3日ほどだろうか。]
タツさんは遺体と暮らしてたのか…。
[やはり見ただけでは死因の特定に至らず、溝部の病院で司法解剖に回されることになった]
─現在:山入─
[あの光景を、わたしはきっと一生忘れないだろう]
……っ、……っ、うえ……っく……、ぅ。
[山入の家の近くは、生ごみを片づけ忘れた流し台のような、異様な臭いがしていた。
戸田さんは、不安がるわたしを屋外に待たせ、ひとりで家へ入って行った。
言いつけを守って、待っていれば良かったのに。
遠く近くに聞こえる何かの遠吠えが怖くて、わたしは戸田さんを追って、家の中へ入ってしまった]
う……、う……。
[後のことは良く覚えていない。
野良犬の遠吠えよりも耳障りな声がして、後からそれがわたし自身の悲鳴だと気付いた。
戸田さんは今まで見たことがないような真っ白な顔で、わたしに外に居ろと言い、家の中の電話で、あちこちに連絡していた]
院長は割と原作を忠実になぞってるけど、肝心な部分以外はは全部省略か、パラレルでいいと思ってるわたしが通ります。
―兼正の屋敷―
[開かれた門の中へ、一切の疑念を挟まず足を踏み入れる。
家では、両親が心配な顔をしている頃だろうが]
須藤さん、はじめまして!
うわあ、嬉しいです。こんなの、本当に初めてで……
[興奮は抑えきれない様子。
迎えてくれた人たちに深々と一礼した]
─回想・屋敷─
[紫苑と話込みながら、ふと時計に目をやる]
そろそろ、瞳さんが来る頃ね。
せめて着替え位はしたいわ。
[そう言い終えると紫苑と別れ、自室へと向かう。今頃は須藤がもてなしの準備をしているだろう>>67その時の二人のやり取りは知る由も無い。>>71
ワンピースと言うよりかはドレスに近い服をチョイスすた]
(せっかくのもてなしだもの、少し位は…ね)
[着替え終わり、>>76紫苑と須藤と共に瞳を出迎えた]
ようこそ、来てくれて本当に有難う。
私とても楽しみにしていたのよ。
[いつもとは少し違う、人懐っこい犬が尻尾を振って寄って行くかのように瞳の傍へと近づいた。拒否されなければ、彼女の手を取り部屋へと連れていっただろう]
― 山入 → 病院 ―
[どうも腑に落ちない事が多いが、それを考えさせる余裕もないほど患者が増えていた。
病院に戻ると、後回しにしていた予約患者の診察をし、
それが終わる頃には日が傾きかけていた]
そうだ、敏さんの様子はどうだ?
[看護婦に尋ねてみる。銀子よりも症状が重いようで、
まだ回復というところまでいっていないようだった]
[大田のCTの結果は脳に異常はなかった。
しかし、急変する可能性が銀子より高いため、2階の病室ではなく、1階の回復室に入れた。
そのほうが名ばかりの院長室から近いために都合がよかったからだ。]
まだ意識が戻らないか…。もうちょっと早く来てくれればな。
― 昨晩 ―
[帰る途中、ディビッドに話を聞いて帰って来れば良かったとこぼしながら帰路に付いた。]
あーもう、また打たれたじゃねーか!
たまにはオヤジのツラを明かしてくれよ!
[家ではオヤジと野球観戦。オヤジのファンは強いチーム、こっちは弱いチーム、直接対決するときはいつも喧嘩になる。しかし、弱い故に何時も馬鹿にされていた。]
ところでお袋、なにか最近村が妙じゃないか?
[と聞いてみたが、今日は余り外に出てないらしく、自分の知る情報をさして変わらなかった。風邪が流行っている、とか兼正の話とか。]
頼むから、気をつけてくれよ。
[と浅黄さんの話を交えつつ、何度も言い聞かせた。]
拒むことを知らない娘、若い柔肌。
取った手は温かくて、そして心地良い肌触り。
微塵も表情を変える事は無いが、湧き上がる黒い感情。
"要らないものは消えてしまえばいい"
自分の両親が死んだ時に思った[要らないものがこの世から消えた]
そう、"死"というものに対して思うは、その程度の感情。もし起き上がったとしても、何か有れば制裁を加えられる。
そんな感情がぐるぐると渦を巻き始めた。
……ええ。わかりました。
[高瀬の指示を聞くと了承し、その通りに動いた。警察からの電話に予定を伝え、新たな患者の受付を停止し、予約患者の診察を遅らせた。何かあったのかと気にする素振りをする者も少なくなかったが、詳細を語る事はなくやり過ごして]
……、
[高瀬が診察を進め済ませ、山入へと検死へ向かう、その間男は受付で書類の整理確認をしつつ――近頃の患者と死者の増加で、事務の仕事も当然増えていた――思考していた。
主には、山入がついに死に絶えてしまった、その事について。そしてそれ以上に、桜子の事について。桜子は戸田の後をついて山入へと向かった。つまり、現場へと向かってしまったのだ。
こうなる可能性はあったのだから、もっと確かに止めておくべきだった。あの齢の少女には――そうでなくても厳しいものだというのに――山入の光景は、目撃までしなかったとしたとても、あまりに酷なものだろう。そう、後悔していた。恐らく戸田は男以上にその思いを抱いていた事だろう]
――夜更け、高瀬医院、二階の病室――
[コツ。
コツ。
小さく、病室の窓を叩く硬質な音が鳴っている。
小石でも投げているのだろうか。
何者かが呼んでいるようだ]
[その呼び声を受けたように、銀子はふらりと立ち上がる]
『はいはい……今、行きますよぉ……』
─屋敷・居間へ─
瞳さん、こっちよ。
[素直に手を引かれる彼女に声をかける]
こんな素敵なお嬢さんが来てくれて嬉しいの。
このお洋服も、今流行りの服よね?
[彼女の容姿や服装などを褒め、何処で買ったとか今の流行の洋服の話を聞く。そんな話をしているうちに居間へとたどり着いた]
さぁ、どうぞ。遠慮せずに入って頂戴。
[部屋のドアを開けると、アンティークのテーブルに既に前菜が並べられていた]
─山入→支倉宅─
(わたしの日常が壊れてしまう)
[学校へ行って、勉強して、家族と夕食をとって。
そんなわたしの日常に、こんなことが起こっていいはずがない。
死とか、死体なんていうのは、ブラウン管か紙面の向こうにあるべきもので、こっちに来てはいけないのに]
[パトカーで自宅に届けられたわたしを見て、両親は腰を抜かしそうになった。
何度もお辞儀をしてパトカーを見送り、母は私を暖かいお風呂に入れて、ココアを飲ませてくれた]
[それでようやっと、わたしは異常を抜けだして、日常に戻って来れたことを知った]
/*
桜子さん、ロール回しが上手いなぁ。
困った確ロルに対して確定否定で対応すると言い切るだけの事は有るなぁ。うん、羨ましい。
いっぱい勉強させてもらおう。
でも次RP村何時入れるかわかんないけど(とおいめ
RP村はおろか、長期自体ががががg
[体調が落ちている時であれば、応じることはできなかったかもしれない、が。
復調した今の老婆はかえって"使える"駒だった。
病室を抜け出す、その様子に気づくか否か。]
[山入に潜む僕を数匹つれてきていた。
"呼ぶ"屍鬼とは別に、密やかに配置している]
―昼間・クレオール―
>>62 オー、イラッシャーイ、オジョーサン!
暑くて辛そうネー。冷たい麦茶とくず餅、イカガデスカー?
[いつもの陽気な呼び声に伽耶がたおやかに頷くと]
オー!アナァタァ、麦茶スキデスカー。ワァタシィ、麦茶ダイスキデース。ワァタシィの麦茶、コンヴィニモノとは違いますヨー。イケマスヨー。
[彼はいつにもまして上機嫌になった]
あ……は、はい。
お邪魔します。
[若干身を縮めて屋敷の中に入った。
服のことを褒められれば、そんなことないですとぶんぶん頭を振る]
わ、私の服、そんな……
瀧華さんのお洋服、とっても素敵です!
[アンティークテーブルなんて初めて見た。
緊張しきりのまま、いただきますと食前の挨拶]
あ、そうだ。
村の様子、どうでした?
― 明朝 ―
社長が休み、ですか?
―さては先輩顔色悪いから、先輩と明け方まで飲んでいらしたので?
[今朝来ると、先輩の田辺から社長が休みと聞いた。何でも体調がよろしくないとか。冗談めかして聞けば、真顔で流行の風邪かもなと心当たりのある言葉。奥様も付き添うつもりらしいが、病院の予約が取れるか分らないと言っていたらしい。]
そう…ですか、今の風邪は心配です。
今日明日位は僕らは外の予定はないし、緊急の電話が無ければ、事務所が空になることは無いでしょうね。
[社長と先輩と自分、常勤は僅か3人の小さな会社である。今日は一日事務作業だろうと、古びた事務椅子に腰を下ろした。]
[男がそう考えた通りに、やがて医院に戻ってきた戸田は、未だに一見してわかる程に顔色が悪かった。例の患者達と被って見える程だった。実際に己で無残な死体を見てもいるのだから、当然だろうと思えた。医療施設で働いているとはいえ、事務の身では、そういった耐性はほとんどないと言ってもいい。
戸田には少し休ませてから、今日のところはすぐにでも帰宅する事を勧めた。それにはやはり戻った高瀬も同意してくれただろう。
男はあれこれと尽きぬ思考を巡らせながらも、受付にて予約患者への応対や、電話の応対や書類の処理にと動き続けた。
空は刻々と暗さを増していって]
[緊張した面持ちで席に付き、食前の挨拶をする彼女に]
どうぞ、遠慮なく食べて頂戴。
須藤の腕は私が保証するわよ。
[にっこりと笑みを浮かべ、自分も前菜に手をつける。
村の様子を尋ねられ、軽く小首を傾げるような仕草をしながら]
今日はね、クレオールという喫茶店に行ってきたのよ私。あそこはとても素敵なお店ね、私気に入っちゃった。
瞳さんはクレオールには行った事が有るのかしら?
[この二人の会話だと、自然、伽耶が話題を振り、彼が饒舌にしゃべるという展開になる。
…彼も、伽耶が「兼正の者」である事を察していたが、客の事情に立ち入らないのが、接客業として、そして同じよそ者としての彼のマナーだった。そして、伽耶の振りに対しても―――]
ハイ、ソウネー、病院は忙しそうネー。ワァタシィ、お客サンからカゼが流行ってる、聞きマシター。昨晩、ワァタシィ、若先生のところに出前行ったネー。タイヘンそうダッタヨー。
…デモ、妙デスネー。昨日、夜に若先生が輸血の指示をしてたネー。ウン、銀子サンの治療だったと思うヨー。カゼって輸血で治るデスカー。ワァタシィ、医療はシロートなので分からないデスヨー。
[自分の懸念を、特に気兼ねなく打ち明けた]
[入院している二人、"言い聞かせ"が効いている間に対処する必要があった。
両方一息に片づける、それだけの人数は用意している。
大田の方だけを警戒してもし、銀子の方を軽視しているようなら、その隙をつけるだろう]
[その後は、概ね彼自身の身の回りの話や、自分が好きな村の場所などを気楽に語り…]
オー、お帰りデスカー。
また来てクダサイネー。ご家族や、お知り合いの方もご一緒にドウゾー。
[いつも通りの陽気な挨拶で、伽耶を送り出した**]
/*
ログ再確認。
うむ、確かにマスターの言うとおり、昨夜は銀子の事だけだ…。
大田の移動は今朝だから、マスターが病院に行ってなければ気が付かないなぁこれは。
[様々な事態に対処するために駆けずり回るうちに、
山入で悲惨な遺体に遭遇した戸田へのねぎらいも忘れていた。
神威が戸田に帰るように言うのを聞いて初めてそのことに思い至った]
あぁ、今日は帰るといい。大変だったな。
俺でも滅多に見ない状態だ。戸田さんには辛かっただろう。
[そして、その時初めて桜子も一緒だった事実を知る]
桜子ちゃんも見たのか、あの状態を
[男は絶句した。戸田ですらこの状態だ、桜子がどれだけショックを受けたか計り知れない。
しかし、桜子を気遣うだけの余裕はなかった]
― 夜・控え室 ―
[昨夜の夜中からの騒動で食事を摂るのもままならないほどだった。
ようやく一息ついたところで、強烈な睡魔に襲われ、
寝入ってしまった]
― 仕事後 ―
とても嫌な感じですね。
風邪と言い警察?といい、何かこう、見えないところで何かが動いているような感じは…。
[普段と違い内勤だったためか外の事件には疎く。ただ、帰宅の徒についた頃に、事務所の近所の方、一人は山迫さんだったか―から警察と思しき連中が慌しく動いていたようだという言葉は聞いた。]
病院はどんな感じ、なるほど、そう、ですか。
なら社長も無事に治療できたら良いのですけど。
[社長は明日も来ないかも、と頭に過ぎった。]
― クレオールへ ―
病院の様子にちょっと興味があるけど、今俺が病院行っても邪魔なだけだしな。
クレオール開いてるかな―。
[昨日の様子を聞きにクレオールへと足を向けた。
開いているなら、まずは軽い食事を注文するだろう。]
― 帰路の徒 ―
病院の様子にちょっと興味があるけど、今俺が病院行っても邪魔なだけだしな。
クレオール開いてるかな―。
[昨日の様子を聞きにクレオールへと足を向けた。
開いているなら、まずは軽い食事を注文するだろう。]
―回想・昼間・クレオール―
[>>97店の中にマスタート数名の客が居る事を確認し、店のドアを開けた。ひんやりとクーラーの効いた室内に、ふんわりとコーヒーの香りが漂う。
冷たい麦茶とくず餅は如何?と尋ねられ]
風流で良いわね、頂きますわ。
[たおやかに頷きながら、それらを頼む。
喫茶店の店長なら、色々と知ってるだろうと、自分も貧血気味で病院のお世話になるだろうと、マスターに病院の話を振った。
自分が越して来たばかりのよそ者……という感じではなく、普通に1客として喋っている様で、1聞けば5は返って来るような感じだった]
>>103それって、風邪じゃなく貧血かもしれないわね。酷いときは輸血もする事が有るって聞いたことが有るの。私はまだ未経験だけれども……。
[マスターと自分の輸血話を聞いて、後ろの見知らぬ客二人が、午前中に大田さんが病院に運ばれた…とか、また誰かが死んだとかという話を小声で話してるのが耳に入った]
[声にふらりふらりと引き寄せられるように、老婆は彷徨い歩き――
その時、一階の電気が消えた。
扉を開き、老婆がまろび出てくる。嬉しそうな笑顔で]
『ああ……待たせて、悪かったねぇ』
[老婆を呼び続けていた僕は、それを喜びと申し訳なさの入り混じった表情で、抱きとめて]
『ありがとう……ごめんね』
[その首筋に牙を立てた。
それを尻目に冷ややかな声が響く]
よし。――やれ。
/*
党首「こちらレイン1よりシルバー1、そちらはどうだ?」
銀子「こちらシルバー1、レイン1順調だ。DKはおまんまの夢でも見てるんだろう、好都合だ。後はターキーをかっ食らうだけさ。」
党首「おーけー、全員ナイフとフォークの準備はいいな?各自、生で食わずちゃんと焼けよ。」
想像したらこんなんになった。
―クレオール―
>>110 オー、アキオサーン、イラッシャーイ!
昨日はお申しわけないデシター。昨日、病院がひどく慌しかったヨー。
小腹すいてマスカー。ソウメン、アリマース。錦糸卵に、千切りキュウリに、味付けシイタケ、それにネギつけマスヨー。特製麺つゆデスヨー。イカガデスカー。
[1]
[2]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新