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次の日の朝、物語の導き手 アリス が無残な姿で発見された。
――――――2Day
現在の生存者は、サラ・ミラー、フィリップ・ミラー、風限 蒼真、イステ、キャスリーン ロンズデール、f>u:e3(ハルナ)、ポルッカ ヘヴンベル、リル、段田 弾、オキセンシェルナ、会社員、円城寺 海人、謎の影 の 13 名。
投票を委任します。
f>u:e3(ハルナ)は、会社員 に投票を委任しました。
投票を委任します。
リルは、会社員 に投票を委任しました。
― 昨夜―
演算補助デバイスの修理は不可能。
現代の技術力では――
但し、Endeavourは未知数。
[ダンの質問>>1:621には、悲嘆もなく落胆もなく
ただ事実だけを告げる。
更に次の質問に答えようと口を開けば
流れ込んだ信号の対応及び伝達>>1:640が優先された。
そのまま牛丼屋へと雪崩れ込めば
質問に答える事よりも、エネルギー補給が優先された。]
[ゴディバ、の単語をメモリーに学習。
口元にご飯粒がついていた際の対応を学習。
牛丼の構成情報及び味覚情報を検出。]
ダンは物知り。
[二人ともが食事を終えれば、警戒を行いながら店を出る。
そのまま帰路につくのが理想的だったのだが――。]
ダンの情報が割れていた場合。
Endeavourの襲撃が想定される。
[しかしながら住まいを移すのは重労働。
代わる案もなく、一度アパートに引き返す事となった。**]
― 朝・ダンのアパート ―
保留事項。
昨夜の質問を回答する。
[ダンの起床を待って、少女は話し始めた。
ちなみに、ダンが目を覚まして5秒も経っていない。
彼は未だ布団の中だ。眠そうだ。]
漆黒の機神。適正判定はE。
協力は可能なものと考えられる。
不確定要素は互いの目的。
及び私。
協力関係時の利点。
共同戦闘。
ダンの経験値の上昇。
私のメモリーを確認、修正。
それと...
[少女はつらつらとつぶやき続けた。]
投票を委任します。
風限 蒼真は、会社員 に投票を委任しました。
会社員は、ポルッカ ヘヴンベル を投票先に選びました。
投票を委任します。
イステは、会社員 に投票を委任しました。
イステが「時間を進める」を選択しました。
…… …
だから、ソウマ、
お前は…変わっている。
[結論のようにそう謂った。
黙して見つめていた眼を僅かに伏せた。]
―――…話すべきは、他に。
紅の機神のこと。
他の機神のこと。
聞きたいこと在らば答える。ソウマ。
だが休息も必要だ。
ひとは私よりも脆い。
湯を使うなりすることを勧める。
……在り方が違ったら、上下をつけなきゃ駄目なのか?
[ギシリとベッドを軋ませて、腰を掛ける。]
俺はそうは思わねぇ。
在り方が違ったとしても、相手を受け入れて理解したいって思えば、自然と対等になる筈だ。
だから俺は、イステと対等でありたい。
―――やっぱ、変か?
[伏せる顔に、それでも真っ直ぐに視線を送る。]
っと、そうだな。
とりあえず汗を流させてもらうか。
話はその後にしよう。
…それは、
[ベッドの軋む音。
立ったままのイステは蒼真を見下ろすかたちになる]
――私の触れたことない、考え方だ。
だから、対応の仕方が、わからない。
[淡々としているようでいて、言葉の合間に戸惑いににた気配。
提案を受け入れる蒼真に、イステは頷いた]
別に対応の仕方なんていらねぇよ。
嫌か、嫌じゃないか。
それだけで十分だ。
[ああ、今までの自分らしくない考え方だなと苦笑をしながら立ち上がった。
いままで見上げていた視線が、今度は見下ろす形へと変わる。]
それじゃ、すまねぇけど先に湯を貰うな?
[そう言ってシャワールームへと姿を消した後。
暫くすれば水音が聞こえてきただろう。
暫しの一人の時間。
イステは何を思うか……知る由もない。]
風限 蒼真が「時間を進める」を選択しました。
……。
[蒼真の顔の位置が変わる。
それを追うようにイステの視線も動いた]
嫌か、嫌でないか…。
[自らに問うように繰り返す。
先に、と謂う彼に頷いて、見送ったあと
イステはベッドに静かに腰を下ろした。
ゆるりとした動作で自分の肩に触れる。
塞がった傷と、それから]
…いやでは、ない。
忌避。嫌悪。その類。
ソウマに対して、私はそれを抱いていない。
[誰に聞かせるためでもなく、
一度、思考に落とした言葉を口にする。
イステは俯けていた顔を上げ
バスルームの方を向いた。]
[それから暫く。
それほど長い時間を掛けずに、シャワールームの扉が開く。]
待たせちまったな、すまん。
[まだ少し濡れた髪をタオルで拭きながら、
ベッドに座っているイステへと視線を向けた。]
それじゃ話をするか……っと、その前に。
[次行かないのか?
とシャワールームを顎で指す。]
いや。問題ない。
――…、? ああ、私か。
[肩に触れていた手を降ろす。
乾いているとはいえ零れた青の体液は残っているであろうから]
では、今少し時間を。
[紐を緩めて袖を抜く。
イステは鏡を見て肩の傷を確かめた。
零れた青が微かに残っていたが
もう傷自体は跡形も無い。]
問題ない。
[声は少し反響する。
コックを撚る。水音。
湯の熱さに眼を瞑る。
流れる水、微かに浮かぶ青色の紋様を辿って落ち――]
/*
あんまりこう
そういうことに頓着しない
というか認識がないことを
あらわしたかったんでやろう!と思ってたんですがこれはもうなんだそのすいません
[バスルームへと姿を消すのを見送ってから、
ベッドへと倒れ込むように座る。
昨日の夜……イステと出会ってから、丁度一日が過ぎたくらいか。
なんともまぁ、この短時間で随分と自分の「普通」が崩れた物だ。
我ながら単純過ぎる、と苦笑をしてみれば……成る程。
単純だからこそ、両親の事で是程までに凝り固まってしまったのかもしれない。]
……潮時、なのかもな。
ガキのままじゃいられねぇなんてよく言ったもんだ。
[誰よりも、自分自身が一番子供だったのかもしれない。]
[その時、ガチャリとドアが開く音が聞こえた。
顔を上げて、音のした方へと視線を向ける。]
ん、早かった………な………っ
[簡単に言えば、裸だった。
見事なまでに何も来ていない。なんていう不意打ち。
数秒間、フリーズする思考。
声は思うように出せなくて、魚のようにパクパクとしているだろう。]
な……な、ななな!
何してるんだ馬鹿!お前実は馬鹿か!?馬鹿だな!?そうだ馬鹿だ、この馬鹿!!
[弾かれたように立ち上がれば、
自分でも何を言っているのか解らない罵声とともに、荷物の中のタオルを引っ掴んでイステの体を隠すように押し当てる。]
隠せ!とにかく隠せ!そして着ろ!
…ばか。
そんなに連呼しなくても聞こえている。
なぜそんなに罵倒を繰り返す。
何故。私は身を清めたあとには
裸身でいるもので、
[ぼふ、とタオルが押し付けられて
イステは幾度か目を瞬かせ]
……。…承知した。
[今ひとつ腑に落ちないといった態ながら、
「着ろ」という言葉に従うことにしたようだ。]
システムひとりゴト:投票システム関連について
今回の投票結果はかなり参考になった気がする。正直この村でこのシステムを導入すると何処が死んでもおかしくない(くらいレベルが拮抗している)村だとは思うが、それ故に事故も起こりやすいと感じる。例えば他のチームとの発言数や立ち位置の比較を考慮しなければ、昨日のじいさんチームは秀逸だった。
吊り投票とは違う思考ルーチンで投票するという事がどういう結果をもたらすのか、というのも興味深くこの村の投票結果はいいサンプルになると思うが、それ以上に自分で投票したときに感じたことは、票数が3では足りない気がした。
投票を委任します。
フィリップ・ミラーは、会社員 に投票を委任しました。
危ないんだよ!色々と!
[なんとかバスローブを羽織わせれば、
ようやく平常心を少し取り戻して溜息を吐く。]
……ッ。
そ、それならなんとか……。
[それでも、未だ刺激的な恰好である事に変わりはなく。
恥ずかしがる様子もなくこちらを向いているイステを、横目で赤い顔ながらチラリと見る程度。]
危ない。
それはおかしい。
私はお前に危害を加えようとはしていない。
……何故顔を背ける。
[少しだけ、困った様ないろを滲ませた。]
身を清めたあとは
何も纏わないものだったのだが。
そういう意味じゃなくてだな!
……あぁ!ったくもう!
[どう説明していいか解らず、頭をガリガリと掻く。]
イステの時代はどうだったかわからねぇけど、
此処では他人にはそう気安く裸を見せないんだよ。
なんつーか、その、だな。
色々と自覚してくれ………。
例えば、今回は
・2人1チーム
・うち明らかにGM・狼陣営1チーム(二人)
という条件が存在しての3票である。
通常は「投票しない」事でGM陣営・狼陣営を生き残らせる事が可能だが、このシステムだと「投票しないとキーキャラクターが死んでしまう」という思考で投票を行わざるを得ない。
ここで、もしこれに従って投票が行われた場合は序盤2票が死に票になり、生き票が1票。これは少ないかもしれない。
場合によってはみんなが「キーキャラクターに投票しない」事によって事故で死ぬ事もありうるが、この投票システムが通例化し、また票数が10人に対して3票という配分よりも上であればこの事故は起こりづらくなるのではないかと考える。またそもそもGMキャラ・明確に狼の立ち位置のキャラがいない状態では3票は妥当だと考える。じゃあ昨日の投票数で何票が適正だったのか?というとうーむと悩んでしまう。4票かな、5票だと多いかな。悩ましい。
―――…。
[常よりは、きょとりとしている――と
表現してもいいような様子で]
……そうか。承知した。
自覚――肌を見せないことか。心得た。
逆にこれは狼役・GM役を行うプレイヤーには非常に優しくない投票方法かもしれない。単純に「投票されないとまずい」わけで、プレッシャーが吊り投票よりもはるかにかかる。GMにとってさらにマゾゲーになった気がする。実際今回僕は集計もやっていなければ各キャラクターの設定についても特に調整を行っていない、いわば一般プレイヤーと同じ状態なので、さらに厳しい。うまくやれてるのかな、という不安はかなり強い。
事実僕は独り言をあまり書かない主義なのだが、この村についてはけっこう書いている。これはストレス発散もしくは表ログに対しての補足・言い訳に走っているともとれる。比較的GM業が多く、多分現状のRP村企画者の中でも極マゾ型の僕ですらこうなるわけだから相当なものである。
投票システム自体はとても興味深いものではある。ただこれ今後bdhekiが村企画やるとしてこの投票システム採用するかといったら改良・調整が必要だと思う。一言でいえば更に廃仕様(主にGM)だ。
こんな案が戸田との雑談で生まれちゃうようだから、あたしゃいつまで経っても変態的な村しか建てられないんじゃないかと反省。
[いつもの淡々とした様子とは少し変わり、
どこか幼さすら覗かせる仕種に、更に顔を赤くする。]
いや……それもそうなんだが。
イステはまた別の自覚を……だな……。
投票を委任します。
キャスリーン ロンズデールは、会社員 に投票を委任しました。
/*
何かいろいろな事が起きているけど、何をどうすればよいのやら。
……円城寺キャス組はトラブルメイカーなんだろうか(笑
ポルッカシェルナ組が初回吊りかー。ポルッカ好きなんだけど票を回せなかったんだよなあ。三票って案外絶妙なのだろうか。
*/
だからだな!
あー何て言えばいいんだ……ッ!
[伸ばされる指先を握って、軽く引き寄せる。
そのままコチラに体が傾けば肩を軽く掴んで。]
〜〜〜〜ッ、一回しか言わないから良く聞けよ!
イステは可愛いんだから、無防備な姿を晒すなっ!
俺は男!イステは女!わかるな!?
ただ、投票するという行為自体にとっては個人的には健全になった気がする。面白いプレイヤーに生きてもらいたい、という考え方で投票出来るのが個人的に心地良い。うまく調整できたらいいのだけども、と色々考え中。
ソウ、…っ、
[体が傾ぐ。
肩をまた捕まれて眼を丸くした。]
……?え、ぁ 、
…
[蒼真を見て、固まる。
瞬きひとつ、ふたつ。
こくん、と気圧されるように頷いた。]
個人的には、「こいつが生き残ったらこういうストーリーになるのではないだろうか」という考え方で投票を出来る気がする。イコール事前外部投票方式と非常に近似した結果が得られるのではないだろうか。
まああと、この村はコンビ村なのに設定事前打ち合わせなし、外部相談なしというかなりハードル高い村だとは思うのだけれど、これがすんなり成立してしまう参加者の構成に対して純粋に驚いている。
RP村やるにおいて中々これだけ恵まれた環境では出来ないのではないだろうかというのを痛感する。いやーいつも我儘ばっかで振り回してしまい申し訳ないですはっはっは。特に今回個人的にはパートナーに圧倒的に恵まれているので感謝もひとしお。
ところで、今回まじすんません的なそんじょそこらのSF設定詰め合わせ、めまぐるしくて大変申し訳ないorz
思い出したときにちびちび独り言で書いていこうと思います。あ、これが補填と言い訳ってやつだね!!
○テラフォーミング(惑星改造)→これはうっちー・戸田案から。調べてみるとアーマードコアや遊戯王のカード名が出てくる辺りそれっぽすぎる。
○地球探査関連
→前にも書きましたが、「ぼくの地球を守って」が参考。
地球の調査にきたら、地球の感染症が船の中で流行ってしまい全滅シナリオ。その後登場人物が現代に転生するあたりも近いものがありますが、調査船云々の設定は村始まってから付け加えたもので、転生設定が先だったりします。なのでこの設定を追加で考えている間に「あれ、これぼくたまじゃね!?」って気がついた感じです。
現段階では、基本外へ向かって何か働きかけてもらわないと特にこちらからイベントは起こせません。状況的に。
会社員倒してもらうくらい。
(まだラスボス出てきてないから…
って言うかまだまだ出てこない…)
その中でポル爺は一人でがっつりイベント起こすための橋を架けてしまった。あれは見事だった。
実際えんじょーたんがポル爺の作った状況をうまく使ってイベントを起こしに来た。
えんじょーたんはあと1回くらい投票を乗り切ったら主人公候補かもしれないな。
○フィリップは前のパイロットの複製品
→厳密には違うのでこれも参考ですが、「ゼーガペイン」は意識しているかもです。ただゼーガペインはデータの保存ですが。あとスカイクロウラも参考にしているかも。
記憶・記録は前世のものがあって、肉体や現在の人格はそれはそれの複製品、という意味では「リング」シリーズの最終巻「ループ」に近いです。特に記憶再生等はどちらかというとループですが、手記の再生と経験の復元はSFものの鉄板なぞっている感じです。
記憶のセクター開放順番のランダム性は、よくあるシナリオ時間軸をばらしてギャラリーに見せる手法の亜種じゃないかなと。
ちなみに、フィリップはこの後「前のパイロットではない」という事を思い出し、その前のパイロットとリルの改修前の姿であるインターフェースをあぼんたことまで思い出してしまいますが、ここまでくるとあたしゃただのSF作品中毒患者なだけじゃないかと思っていしまいます。
○テラフォーミング装置が最終兵器になって他のロボットにボコられる古代の事件
→よくある話ですが、この設定を聞いたとき(これ自体は戸田から先に言われた気がするけどどうだったかな)、TRPGの「アルシャード」を思い出した。あれは世界を統制する機械仕掛けの神「デウスエクスマキナ」が暴走する話だったりします。まあTRPG界ではメジャーだけども一般的に誰も知らないと思うのであれですが。
そういえばラミアですが、ロッドが出てきた時「これはガリアンか、それともグフか」と悩んだのは秘密。
あれ、昔の某村でどっかの某男爵が蛇腹剣使ってたな。実際にあの剣存在しても全然強くないんだろうな、男の夢でしかないんだろうな。
さて、問題は今日どこまでやるかって奴ですよね・・・・・・いつもと違いすぎるので、設定どこまで書いていいのか全く間合いが分からないっす。たすけてー
いや既にみんなからお叱り独り言たくさん書かれているのではないだろうか・・・・・・ブルブルブル。
これくらいの話はインターフェースの方々に通しておいて、くらいの話はしているものの、設定調整役ではないがGM側設定を考える立場というのが初めてすぎるので本気で震えています。ぶるぶるぶる。
─ Endeavourラボ/会議室のような場所 ─
[サラが慌てて出て行き、フィリップも外へ出た。
ぽふんと音を立てて座りなおしたソファは、あまり座り心地が良く無い。リルが息を吐いて天井を見上げると、長い黒髪がソファの背もたれにサラリと流れる。]
[先刻、サラは、リルはフィリップのパートナーである事を確かめるように問うた。]
パートナー?
我々は、運命を共にする同士だ。
少なくとも、私はずっと……。
何故そのような質問を、サラは。
[聞き返し損ねてしまったと呟きながら。]
[無人の部屋で、会議の書類を広げるようにして中空に現出させたスクリーンに再生するのは、すでに上がっているパイロットのデータと観測されたインターフェイスの画像群。]
──……
全て、インターフェイスと、
パイロットのデータだ。
私とフィル以外のインターフェイスとパイロット。
[この土地に根ざすパイロットも二名含まれる。
リルが、他組両者の関係性について想像の翼をはばたかせることはなかったが、彼等からすれば、自分達とEndeavour製のHMこそが異物であり、侵略者だろう事は理解出来る。]
[次に展開するのは、廃工場離脱後にシグが撮影した火災状況等のデータ。]
──それにしても、
このデータを収集調査した者達は、
本来はあちら側の人間達。
Endeavourが、会社組織と言う形で、
社会に根ざしている事で。
あのシグの彼等が、古代機神に
掃銃を向けるような事態が生まれる。
彼等は職務を通して、
社会の保全に貢献していると
感じる事も可能なのではないだろうか。
[──思い返すのは、故郷で従事していた職務の事。彼等と共通項を感じる点が無いとは言えない。命を投げ出しても構わないと、心を決めた理由にも。]
[開いたスクリーンはそのまま、目蓋を閉じる。
ソファの座り心地の悪さは、リル自身が纏っている黒黄の衣装が、革張りの椅子の上でツルツルと滑ってしまう所為だと気が付いた。]
……、ん。
[ヒールを脱ぎ捨て、ソファの上に横たわり、それでも居心地が悪くて胎児のように丸くなる。
チューブで投与させた薬剤が、人間の満腹時の安堵に似た神経の弛緩をもたらしたのか、手足の先がぼんやりと温くなっていた。]
フィル。
……フィリップ。
今のお前が、サラの言った通り
完全で無いとしても、 私は──。
[真紅の双眸を閉じて、意識を闇の中へ落とす。つかの間の活動停止**。]
リルが「時間を進める」を選択しました。
…その言い方は、どういう…
幼子に謂うようだ、それは。
[満足そうに頷いた蒼真の顔は未だ赤い。]
警戒とは。
お前は私の敵ではないのに。
限界。
疲れているのか、ソウマ。
[離れる蒼真の手首に触れる。]
…いや、問題はない。
いや、だから敵とかに対する警戒じゃなくてな……?
[駄目だ、理解してもらえそうにない。
おそらく根本的にそういう認識がないのだろう。]
ああ、少し疲れた……。
正直もう負けそうだ。
[ぼふり、と。
力が抜けたようにベッドに倒れ込む。]
すまん……話は明日でいいか。
このまま続ける、あらゆる意味での自分に対する自信と信頼がないんだ。
[イステには己がそういう、いろごとの対象になる想定がないようだった。]
ソウマ…?
[ベッドに倒れ込んでしまった蒼真の顔を覗き込む。]
―――自信?
よくは、分からないが…
疲労しているのだろう、
了解した。
ん……どうかしたか、、、?
[触れてくる指先を、離れる前に握り返して。
半分寝ているような声で話しかける。
余程疲れていたのだろうか。
それに対する返答を聞き届ける前に、
イステの手を握り締めたまま、睡魔へと沈んでいった。]
っいや、特に意味はない―――
…ソウマ?
[呼び掛けた時には既に寝息。
指先は握られたまま。
イステの低すぎる体温にひとの熱は染みるようだった。]
……、違う。
[体温から。そして在り方から違う。
イステは少し、眼を伏せた。]
……。
[――握られた手を解こうと思えば
できたろうが、イステはそのまま
床に横座りし、ソウマの眠るベッドに頭を預けて、眼を閉じた++]
/*
さて、今日はどう行動しようかいなっと。
円城寺はサラとの会話が終わるまで(あるいはポルッカが突入するまで)動けないだろうし、変化が起きるまではキャスリーンも合流しようがないし。
# 流石にEndeavour社内に濫入とかミリである。
>>1:550は拾いたかったんだけど、それ拾っちゃうとそこから公園で合流してないと時間軸的にちょっとおかしいのよね。うーむ。
単独行動で小回りが利く分、他のキャラと絡んで行きたい所ではあるんだけどなあ。
*/
― 夜→朝 ―
ん………。
[どれほど眠っていただろうか。
窓の外から射す光の明るさで、ゆっくりと意識が表へと上っていく。
その、未だまどろみにある意識の中。
やけに手の感覚だけがはっきりとしている。
どこかひんやりとして、心地好い感触。]
なんだ、これ……?
[その心地好さの正体を確かめようと、
寝ぼけながら握っている物を引き寄せる。]
投票を委任します。
段田 弾は、会社員 に投票を委任しました。
−朝/自宅アパート−
[起き抜けにハルナの説明が流れたが、理解できるはずもなく。
眠い目をこすりながら、布団からもぞもぞと出る。]
ん、……ごめん、ハルナ。
ちょっと顔洗ってくる。
[欠伸や伸びをしながら、台所に向かった。
冷たい水が、寝ぼけた頭を急速に冷ます。]
ふーっ、やっと目が覚めたよ。
で、何の話だっけ?
……ふぁ。
[再び欠伸。]
蟻と像が相撲をした。
蟻が勝利。
[ダンの欠伸を眺めている。
口の中を覗き込もうと首を傾げれば
間に合わずに閉じられてしまった。]
修正。
蒼黒の機神との協力可能性。
及び住居の危険性。
本日の方針について。
[求められるなら、一からの説明を開始する。]
― 朝:ホテル ―
[目を閉じる。眠る、というのとは少し違う。
意識の整理。無意識の整理。
イステの心臓部にある、「歪んだ多面体」のエネルギーの循環を整える。状態とすれば、眠るに近いと言えるそれ。
揺り起こすのは]
…―― っ…!?
[引き寄せられる感覚に、眼を開けた。]
……蟻と象?……ふぁ……。
[わからない、と言った様子で首を傾げつつ、目を閉じて大きな欠伸をする。
再び目を開けると、目の前にハルナの顔があった。]
おわっ!……ええと。
黒い機神とは協力できるかもしれないってことだね。
向こうも“終焉”の阻止が目的みたいだから、大丈夫なんじゃないかな?
もう少しよく話してみた方がいいとは思うけど。
廃工場を嗅ぎ付けてくるくらいだから、ここも見張られていると考えた方がいい。
アテがあるわけじゃないけど、早めに離れないと、また襲ってくるだろう。
昨夜、ハルナは未知の信号を確認したよね?
黒い奴以外にも、“終焉”の阻止を目的とする機神がいるかもしれないし、話が通じる相手だったら、その人たちとも接触したいな。
……?
[予想より大きい手応え。
まだ完全に開き切らない眼を指で擦りながら、
なんとか目標を見ようと………]
――イステ?
[現状を理解できていないまま、
視認した人物に、声を掛けた。]
あ、あれ……なんで手を握ってんだ…?
…、……
[蒼真には、眼を丸くしたイステの顔が見えただろう。瞬きの後、常の表情に戻って]
…私はイステ。
[それでは自己紹介である。
肩にかかる布が少しずれた。]
お前が、昨日、 握った。
記憶が曖昧なのか。
俺が?
[まったく記憶にない。
いや、辛うじて薄らげに覚えているような……?]
す、すまん。………ッ!
[首筋の肌が視界に入れば、
慌ててイステのバスローブを掴んで乱暴に整える。]
?
[驚愕するダンを分析……解析不能。]
了解した。
外出時の接触頻度は高い。
住まいを移動も併せて考慮。
最適の方針は歩き回ること。
敵性機体に注意は必要。
[そこまで言って、視線を少し落とし
また上げた。]
ダンの生理現象の鎮圧も確認。
現在より方針開始可能。
/*
>>51
>[そこまで言って、視線を少し落とし
また上げた。]
>
>ダンの生理現象の鎮圧も確認。
何を見た、何を(笑
*/
そうだね、警戒しながら移動しつつ……ん?
[ハルナの視線の動きとそれに続く言葉で、かぁと顔が真っ赤になった。手近にあった布団で慌てて下半身を隠す。]
ちょ!いや!待って!これは!その!ええと!あの!
……はぁ、もう。うん、行こうか……。
[布団から手を離すと、ぐったりと疲れた様子で立ち上がった。**]
まったく……。
[俺にも警戒しろといったのにこの調子だ。
信頼しきっているのか、それ以前にそんあ発想がないのか。
どちらにしろ、ひどく純粋なのだろう。
諦めたように溜息を吐いてから、頭を優しく撫でた。]
―――そうだな。
イステはどうしたい?
?
うろたえる事は無い。
私は観察していた。
夜間、
[それ以上を告げる前に、ダンが制してきた。
疲れた様子のダンをじっと見つめ、首を傾げた。]
肉低的疲労は観測できない。
不思議。
[ダンは出かける支度を始めたようだ。
少女は観察しつつ、時折手伝った。ぎこちなかったが。]
/*
読み返しても円城寺inえんでばあ社の時間軸がわからないので、究極呪法「キニシナイ」を唱える事とする(ぉぃ
とりあえず Endeavour社の周りをうろうろした的な発言一つ落として、それから方針を考えるかな。
*/
― 朝:ホテル ―
どうした、ソウマ。…?
[頭を撫でられれば
イステは怪訝そうにその手を見上げた。
蒼真はイステの意志を確認する。]
――…。
私の。
[少しの間。
顔がちかい。
イステは視線を僅かに斜め下へ逸らす。]
――情報の収集と
それから、現状組して問題ないと推測される
深緑の機神の乗り手らとの接触を提案する。
キャスリーンの予想、《Endeavour》が
紅の機神と何らかの関連があるならば
――単機で挑むのは無謀と、考える。
ダン。
食料と水分の携帯を提言する。
一ヶ所に留まる事は危険。
店での食事は難しい。
紅しょうが。
[唐突な言葉に、紅しょうがが用意されそうになった。
首をふるふると横に振る。]
修正。
言語探索に昨夜の解析情報が混在。
[そんなこんなで支度を終えれば、二人して部屋を出る。
今日も変わらず、少女は彼の背を追って歩く――。]
― 円城寺がEndeavour社内にいる頃/Endeavour社周辺 ―
[キャスリーンは全知全能の神ではないから、両手が届く範囲までしか見通すことができない。見えないものを知ることは不可能だから、時に理解不能な現象に出会う]
この、壁の向こう?
[二度従って、二度とも円城寺へ引き合わせた脳裏に響く「何か」。三度目は思いがけない場所を示していた。眼前にそびえ立つのは巨大企業Endeavour――彼女が「終焉」との繋がりを疑う組織のビル]
この向こうにいるのが円城寺なら、彼はいったい何者なの?
[キャスリーンは全知全能の神ではないから、混沌へ容易に引きずり込まれてしまう。乱れきった思考の渦を、彼女は長い間もてあましていた。*]
キャスリーン ロンズデールが「時間を進める」を選択しました。
/*
>>59
これで、
・円城寺と合流するルート
・円城寺との合流を一旦諦めて、他のキャラと接触するルート
・ポルッカシェルナ組の襲撃に巻き込まれるルート
への選択肢が出来た……よーな気がしない事もない(どっちだ
あと、キャスリーンが気に留めていなかった(実に迂闊な話ではあるが(笑))円城寺の素性に、彼女が興味を持つきっかけになる……ような気がする。
以上全て発言投下したあとに思いついた後付である(またか
*/
別に、なんでもねぇさ。
……本当に、少しは警戒心もてよ?
[撫でていた手をそっと離してから、
ベッドからのんびりと身を起こす。
二人の距離が近ければ、
少しだけ顔を赤くしながら、体を引かせる。]
……そうだな、本当にEndeavourが裏で何かしら協力してるとしたら……。
[それは最悪の予想。
相手は既に社会において絶大な地位を築いているのだ。
世論的・社会的にこちらを排除しにかかられたら、いくら機神があっても土俵が最初から違うのだ。
どうしようもなくなる可能性もある。]
……仲間を見つけろってことか。
昨日のキャスリーンに緑の機神、
その他にどれだけ居てくれるか解らないが。
―朝:ホテル―
…お前を警戒する理由が
私には、ない。
私たちは待っている、お前を。
[首をちょっとだけ傾ぎ
そのままじっと蒼真を見た。]
《Endeavour》についても知りたい。
もうあまり時間の余裕も、ないだろうと推測する。
私たちに監視はついているだろうが
この場にいても話は進まない。
他に、「終焉」に刃向かう機神がいるならば探したい。
同じ存在《インターフェース》ならば、感じ取れる。
あとは、顔がわかる、声も分かる。
深緑の機神の乗り手なら、
精度高く探せるかもしれない。
[す、と立ち上がり背を向け
バスローブを脱ぎかけ――
肩まで肌蹴たところではたと手を止め]
肌は見せないのだったか。
[と、思い直したように蒼真から見えない方へと向かった。]
― 朝 / 川沿い ―
[少ない陽を弾き、煌くせせらぎを他所に、二つの影は歩く。
空の雲は真っ白な峰とはいかない。
灰がかった合間から、懸命に太陽が顔を覗かせていた。
少女にとっての生命線も、細く、確実に差し込んでいる。]
シトクロムe6の操縦について。
コクピット内部。
これはダンのイメージで改装可能。
[鳥の声を聞き届けながら、ぽつぽつと言葉を交わす。]
水晶は初期イメージに過ぎない。
緑光晶――プラナスメタルがイメージ変化を支える。
学習によって水晶は増える。
整理も必要。
ダンが快適レベルに則って改装する事を提案。
また、シトクロムe6の武装レベルについて。
主構成物質はあらゆる形を取る事が可能。
操縦者の意向に応える為の機能。
粒子砲兵器の小型化も可能。
出力は落ちる。
機体の小型化や巨大化等、
質量保存の法則を著しく破る事は出来ない。
武装構成が質量を持つのであれば、可能。
[口から滑り出るのは、戦いの助言。
瞳に移るのは平和な景色と、繰り手たる青年の姿。
ふと目に留まるは、風に揺れる小さな花。
水色がかった一本だけのそれ。
いつの間にか少女は立ち止まり、じっと眺めていた。]
時間が無い、か。
[イステがそう感じているのなら、恐らくそうなのだろう。
本来ならば《適格者》たる自分と今すぐにでも考えうるべき最善の動きを実行したいはずだ。
だが、それを……自分一人の我侭で待ってもらっている。]
―――すまない。
[意識せずとも、自然と謝罪の言葉が漏れる。]
イステに頼りきりだけど、それでいこう。
まだ同じ目的を持つ同士が居るというのなら、合流した方が確実だ。
[その時、突然バスローブを脱ごうとするイステ。
あまりに唐突なその行動に一瞬静止の声が遅れたが、
再び此方の臨界点が試される事になる前に自分で思い直してくれたらしい。
そのまま物陰へと歩いていった。]
……心臓に、悪い。
[暫くすれば服をきちんと来たイステが姿を現す。]
――――。
…待っている。
待つのは私たちの意思だ。
[詫びる蒼真へ言葉掛けて。
心臓に悪い。
その呟きは聞こえなかったようだ。]
ならば、お前の用意ができたなら行くことにする。
大丈夫か。
……わかった、じゃあ謝らない。
[その代わり、と。
立ち上がれば正面から真っ直ぐにイステを見る。]
ありがとう。
こっちなら、いいだろう?
それじゃ少し待ってくれ。
簡単な身支度だけしちまうから。
[そう言って、洗面台へと向かう。
暫くすれば部屋へと戻り、用意が出来た旨を伝えるだろう。]
−Endeavour社内−
[外の空気を吸いたい。
そう言って出てきたのはいいが、この殺風景な施設に空などという物は見当たらない。
そもそもここが何階なのかも怪しい。階段を上り上まで行ってみようと考え登ってみたが、結果何も変わらない風景が広がっていた]
参ったな。
[来た道を引き返せる程度には記憶しているし、部屋のプレートで部屋名称は覚えている。スタッフに聞けばリルの待つ部屋に戻るくらいは出来るのだろう。
かといって迷子というのも恥ずかしいものだ。君子危うきに近寄らずとはよく言った物で、自分もその言葉に忠実に生きようとしてはいるのだが、今回ばかりは歩くことで思考を整理しようという目論見もあった。
振り返れば純粋な一人の時間というのは、リルとであってからはほぼ無いに等しかった。
廊下に響く靴音が、耳に刺さる。
喉の乾きを覚え、自動販売機を見つけ、小銭を投入する。
スポーツ飲料水が入ったペットボトルが排出される。蓋を開けながら周囲を見渡すと、大型の灰皿が配置されている。どうやらここは喫煙所のようなものらしい。
口に水分を含む。
今日は色んなことが起きた、整理しよう]
[リルについて。
詳しいことを聞けたわけではないし、言及するつもりも今は無い。
しかし、このラボで生まれ、僕と会うまでここで暮らしていたこと。
当たり前のようにこの施設で医療を受けていること。
そして彼女は、フィリップという人間に出会うために生まれたであろうということ。
アンドロイドではないか、と思っていたがその案は先ほどの医療行為のせいで廃案となった。
だが、リルの真実は他の要素の真実を追いかける過程で知ることになる気がしている]
[サラ。
全てを知っていると思っていたし、未だに僕に対して隠し事をしているという認識でいる。
ただ、僕が想定していたよりも彼女は”知らない”のかもしれない。
リルに対しての知識はあるのだろう。むしろこの施設でリルが生まれ過ごしたたならば知らないわけがない。
だが、僕の記憶やラミアに対してはあまり知識が無いのではないだろうか。
”調査中”。その言語はサラの本音であったように感じる。事実、リルもそれが真実であると言っていた]
記憶だけが、自分の証明とはな。
今一番あやふやなものを信じられるわけがないだろ。
[ラミア。
今日最も情報を得た項目。
地面から発掘された古代のHM。だがラミアは他のHMと対立している。
そしてパイロットとインターフェースがいなければ動かないこれを、僕とリルは自在に操っている。
古代のHMが何故。そして、ラミアの中でどうして僕の記憶が再生されたのだ。
ラミアと僕が、そしてリルが繋がっているならば、僕とリルは一体何処から来たのだろうか]
投票を委任します。
謎の影は、会社員 に投票を委任しました。
!?
[顔を上げる。
テレパシーのようなものが、微弱だが流れこんできた。
どの方向から来たのかうっすらと理解出来る空になったペットボトルをゴミ箱へ放りこみ、その方向へと駆け出す]
― ホテル→ ―
[手を引かれながら、ホテルの外へ。
とは言っても、自分では向かう先に見当が付かない。
Endeavour社にでも行けば話は早いんだろうが、
恐らくその話の行き着く先はコンティニューなしのBADENDだろう。]
……何か、手掛かりでもありゃいいんだけどな。
[やはり、イステ頼りになってしまうようだ。
申し訳なさそうに、イステへと視線を向けながら歩く。]
/*
ポルッカシェルナ組と接触してみたいんだけど、もう少し遅くならないと現れないんだっけ。どうしようかな。
・シェルナは裏設定を出すのに一役買えそうならやってみたいかな的な。
・ポルッカとはあれこれ抜きに会話を交わしてみたい的な(←
フィリップ夫妻(違)は生身で他キャラと絡む予定とか無いのかな。中盤以降で、とかなんだろうか。でも二組落ちたら終盤だから、ある意味いまも中盤の入り口だったりも。
まあこちらから絡みたくなったらメモで言えば絡んでくれそうな気がするけど、ちとこっちもその辺の方針が固まってなかったりとか。向こうもそうなんだろうか。
*/
[携帯端末を取り出す。
映し出される地図。
微弱な反応をとらえていた。]
――――?
このあたり…。
[そこは、オキセンシェルナが金の道筋を通したひとつだった。だが時間の経過で、追えるほどではなく]
―――微かな気配が残っているが、
こちらは追えないな。
[首を巡らせる。]
…手がかり。
そう謂えるかは些か疑問だが―――
ソウマ。
私はひとつ気にかかっていることがある。
エンジョウジの謂っていた「リル」なる人物。
何か、引っ掛かる。
証拠も確証もないが、
エンジョウジが「フシギチャン」と称した彼女の行動が、
いにしえに関わりあるものであるがゆえの可能性を見ている。
エンジョウジなら
詳しくわかるだろうか。
/*
ふむ、風限イステ組はポルシェ組へ接触しに行ったか。そりゃそうか、風限イステ組がまだ接触してないのってあの組だけだしね。
とすると弾ハル組へ接触しに行った方がいいのかにゃー。
*/
円城寺か……大学に行けば居るかもしれねぇけど。
[基本、あいつはフラフラしてるらしいからなぁ、と
まだ日常に流されていた頃の会話で得た情報を呟く。]
生憎、番号教えあうほどは仲良くなかったしな。
もし円城寺を探すって言うなら足を頼りにするしかねぇな。
[駆けつけた先は、ラミアが鎮座しているラボだった。
漆黒の装甲からは、ただただ威圧感を受ける。それも考慮されて設計されているのかもしれない。
”呼ばれた"
そう考えた。
コクピットが開いているため、ジャンプして中に乗り込む。リルに指南されて跳んだビルの工事現場の時とは違い、自分のフィジカルポテンシャルと認識が一致してきたようだ。
リルのいないコクピットは広く寂しい。
パイロットシートに腰掛け、腕を闇へと伸ばしてみる。
ロッドの操作をリルから受け取った時と同じように、腕に赤い閃光のようなラインが浮かび上がっていく]
―朝/街―
――そうか
ふらふら。捕まえにくいということだな。
オチャがどうとか謂っていたが。
ならば、反応を辿ったほうが早いだろう。
[一度見た機神。深緑の彼ら。
伯爵の秘書。もしくは、新たな誰か。]
― 川沿い ―
[キャスリーンはEndeavour社のそばでしばらく思い悩んでいたが、以前悶着を起こした受付嬢の視線に気が付いて、いったん離れる事にした。
当てもなくバイクを走らせて、いつの間にか川沿いにたどり着く。草花のにおいがかすかに伝わってきて、重かった頭が少し軽くなった気がした]
……迂闊ね。
[円城寺の素性について、もう少し気を留めるべきだったか。事前に素性を調べていれば、不可視の迷宮へ迷い込む事もなかっただろうに]
円城寺がEndeavour社に縁ある者かどうか、まだわからないけれど。でも、《コンゴウ》の主が「終焉」側に属している可能性……それを失念していた事は事実だわ。
[膨大な時が流れ、手段も目的も忘れ去られた時代。対抗手段たる機神とその搭乗者が必ず「終焉」に敵対している保証は無い。その事に気付かなかった自分が情けなくて、ため息が自然と漏れる]
[ふと、二人の男女が視界に入った。いや、一方ははたして女と言うべきなのか。素性はわからないが、その少女からは「人ならぬもの」のにおいがした。彼女は立ち止まって、何かを見つめている]
懐かしいにおいのようで、でも見知らぬにおいのようで……あれは、なに? 似たにおいを、どこかで。
[キャスリーンは好奇心の目をハルナに向けて、しばらくの間たたずんでいた]
そうだな、追える方から追った方が効率的だろう。
[そういうと、イステの携帯端末を覗き込むようにして。]
……駄目だ、見てもわからねぇ。
一番近い反応はどれだ?
とりあえず其処から虱潰しに行こう。
セクター9 記録時期 B.C.∞ 再生率20%
『ロック』
まだ終わってはいない、再び訪れる機会の為に、私はこの記録を【ラミア】に残すことにした。この記録を読んでいるという事は、君は
『ロック』
『ロック』
我々【美しい星】人が生存する道はただ一つ。この星への移住しかない。
だが、その為には移住を阻害する【古代のHM】を全て破壊しなければいけない。
これは、我々【青い星】人の全ての魂を賭けた【聖戦】である。その事を君は忘れてはならない。
『ロック』
『ロック』
『ロック』
そう、か。
[目標の破壊。
そうか、先ほどの戦闘でラミアは敵対しているHMを小破させている。それがトリガー。
ならば、古代のHMを1機撃墜出来れば、このセクターのロックが解除されるかもしれない]
[そして、このセクターには自身とラミアに隠された真実にたどり着く、大きなヒントが記録されているに違いない]
[腕が痺れている。ロッドを使用した時と同じ症状だ。どうも自分一人では長時間ラミアを扱えないようだ。
ラミアとのコネクションを切断し、コクピットから降りる。近くのベンチまで歩き、腰を降ろす]
―街/朝―
ひとつ、この街から少し離れた川の側。
ひとつ、この道に通った金色の気配。
近さで謂えば金色の気配の方だ。
[携帯端末を指し示す。
わからない、とまた蒼真は言うだろうか。]
― 川沿い ―
ダン。
あの花は変わっている。
[一本だけ咲いた花。
それも白や黄色など、在り溢れた色ではない。
雑草の中で立つ生命を見て、少女はそんな言葉を零した。]
陽光を受けて成長するもの。
私に――
[続く言葉は、いずれかから香る信号に止まった。
セキュリティーレベルの上昇。
花に割いていた視覚媒体を、周囲を探るべく向けた。]
移住。それがラミアが他のHMと戦う理由。
いや、僕が。僕とリルが。
[”美しい星”という惑星の住人がどのようなものなのかは判らない。
だが、この戦いの本質を理解するには十分な情報だった。ようやく朧気なものの輪郭がはっきりしてきた。
古代のHMは、その”美しい星”に住む人類を拒んだ。これはある意味自己制御システムにおける自然現象の一つとも言えるのかもしれない。人間が外部からウィルスの侵入を拒むように、地球も同じように拒絶反応を示したのだ。これもまた、自然現象の一つなのである。
・・・・・・ 自分は、この戦いを受け入れるべきなのだろうか]
― 川沿い ―
[キャスリーンはハルナを見つめたまま動かない。少女の正体を推し測れずにいるからだ。あれは古代のものか、現代のものか]
[視線が交錯する。]
――
[該当信号の発信源か検証...類似。
青い寝間着...綿100%。
敵性度判定...演算失敗。]
……
接触を試みる。
[無言で掴んでいた裾を離し、
とことこと信号の方向へ――]
『あっ! この前の姉ちゃんだ!』
[キャンディを舐めている少年が現れた。
割って入る形になった彼は、
ポケットからハンカチを取り出し、女に近付く。
ちなみに、今日はチュッパチャップスンだ。]
かまわない。
それも私の役目のひとつだ。ソウマ。
[ふと、イステは遠目に見える
工事中のビルの作業に当たるHMへ顔を向けた。
Endeavourの本社ビルもまた、ビジネス街のほうに見えようか。]
――…《Endeavour》か。
もし敵に回るとしたら……本当に厄介だぞ。
[イステと同じ方向へと視線を向けて、
静かに言葉を続ける。]
世界中を敵に回す。
そんな事にだってなるかもしれねぇ。
大袈裟じゃなく、な。
[キャスリーンは少年に声をかけられ、ハンカチを差し出されても、その行動の意味をすぐには理解しなかった。なんのことはない、予想外だったのだ]
もういいの? そう。あなた、偉いわね。
[彼女はハンカチを受け取って白衣のポケットに入れる。少年をそれを確認して、顔全体でうれしさを表現すると、「ありがとう!」と手を振りながらかけだしていく。その背中を見送るキャスリーンの目は、困惑と愉悦の入り交じった色をしていた]
この時代、この世界。私はまだまだ、知らない事が多すぎるわね。
/*
書いてから、ハンカチを少年にあげたままにしても良かったかなと思わなくもなかった。どっちが良かったかな。
*/
―街―
何が相手とて
私が望むのは、「終焉」を退けること。
[イステは見据えるように、眼を細める。]
あのとき。
「終焉」を倒すには至らなかった。
地に封じたのみ。
だから。今度こそは。
[キャスリーンはハルナに向き直して、再び直視した。向けた瞳は二色に染まる。その色は興味と警戒]
私はキャスリーン・ロンズデール。アモン伯爵に縁ありしもの。機神の一つを預かりしもの。
[あなたは誰か、とは問わなかった]
ふっ。
[肩の荷が降りた感覚に陥る。
そうだ、ラミアも言っていた。古代のHMのパイロットは”身元が判別出来る人間”なのだ。
つまり、この僕もまた同じように身元が判別出来る人間であり、サラとも従兄弟同士で幼少から世話になっているのは間違いない。
記憶を大事にしろ、とサラが言っていたのはこういう事だったのか。
ラミアが僕に見せたのは、ラミアに込めた誰かの願いでしかない。まるで自分の事であるかのように彼は僕に記録を見せ、自分が成し遂げられなかった任務を僕に託そうとしているのだ。
事実、その”美しい星”の人類に対して感情移入が無いわけではない。憎悪の感情を植えつけられているのもあるが、確かに彼らに非は無い。
抗体であるはずの古のHM達を破壊する事がこの地球にとって有益であるかどうかは考えるべきなのだろうが、人類だって外宇宙の別の生命体との遭遇に対して全く適応出来ないわけではないだろう。対話の余地はある。
ならば、古のHMは古い抗体でしかなく、地球にとっても不要であれば、”美しい星”の人類にとっては有害な存在でしかないのかもしれない。
少なくとも、ただ見殺しにするのは忍びない]
[少年は後に、この出来事に関してこう語る。
『あの日、あの時、あの女性に出会わなければ、
僕はずっとニートのままだったでしょう。』]
……
[歩み寄ろうとした足が止まった。
目の前で起きた現象はあまりに自然で
在り溢れた人間の営みそのものだった。]
インターフェイスの信号。
けれど人間?
[いくら演算をしても、答はエラーメッセージばかりだった。]
[少年は後に、この出来事に関してこう語る。
『あの日、あの時、あの女性に出会わなければ、
僕はずっとニートのままだったでしょう。』]
……
[歩み寄ろうとした足が止まった。
目の前で起きた現象はあまりに自然で
在り溢れた人間の営みそのものだった。]
インターフェイスの信号。
けれど人間?
[いくら演算をしても、答はエラーメッセージばかりだった。
そうしている内に、女性の方が話しかけてきたようだ。]
/*
うん、私もちょっと気になっていたんですが。神話の時代に「終焉」と「機神」との間に対話が成り立たなかった理由って何なんでしょうね。向こうの惑星探査機自体が地球生命に害を為すような質の物だったとか、そういうのなんでしょうか。
*/
[頭を抱える。
参ったな、というようなため息を付く。
自分という存在に対しての不安は取り除かれたが、この判断は重い。
リルはこれを知っているのだろうか。サラはどうだろうか。
少しだけ、まるで他人ごとのように物事を捉えられるようになったのは大きな前進だ。
だからこそ、冷静になれねば**]
フィリップ・ミラーが「時間を進める」を選択しました。
謎の影が「時間を進める」を選択しました。
キャスリーン・ブロンズデール。
[名前を復唱する。演算ミスで一文字増えたらしい。
目前対象の友好度を計測...40%。]
アモン伯爵……私のメモリーにはない。
私は...
[信号検索...該当一件。]
3rh;v>6rのf>u:e3。
契約者にはハルナと呼ばれている。
私は覚えがある。
貴女の信号。
/*
>>106
>『あの日、あの時、あの女性に出会わなければ、
> 僕はずっとニートのままだったでしょう。』
何をどう咀嚼してそうなった!(笑
*/
−川沿い−
ん?あの花がどうか――?
[会話の途中で言葉が止まる。ハルナの視線の先では白衣の女性が子供と何やらやり取りをしていた。
掴んでいた裾から手を離して女性に歩み寄るハルナ。その様子から、単なる顔見知りではない事が容易に推測される。
かと言って自分が出来ることもなく、ただハルナと女性のやり取りを見守るしかなかった。]
―朝・ホテル内のレストラン―
うむ……うむ。
やはり朝は味噌汁じゃのう。海苔と納豆じゃのう。
[明らかに異国人の老人が、和食のメニューに舌鼓を打っていた。箸も上手に扱っていた]
私は銅の谷などではありませんが。
[間違い方に少し呆れた]
……いまのが、あなたの真の名? それはこの言語では発声不可能な名前なのかしら。もしそうであれば、あなたは異文化に生まれたものなのでしょうね。
信号というのが何を指すのかわかりませんけれど、私もあなたのにおいをどこかで嗅いだ気がしています。それが何時の何処なのか、わからなくて困っているのですけれど。
[伯爵を知らないという。それは古の時代に接点が無かったからなのか、伯爵の名が喪われてから世に現れたからなのか。今はまだわからず、さりとてそれを尋ねるべきか判断も付かず]
段田 弾が「時間を進める」を選択しました。
和食は良いの。わびさびでヘルシーで美味いからのう。
[そんなことを口にしながら、一口一口を嬉しそう食べていく。ところでわびさびって何だろうと少しだけ思ったが、そんなことを二秒も気にし続けるような性質ではなかった]
うむ。ごちそうさま、じゃ。
[やがて食事を全て平らげ、ナプキンで口周りを拭く。
そうして、ぽつりと呟いた]
さて……これからどうしようかのう?
/*
んー。ついインターフェイスと喋ってしまうんだけど、それをやるとパイロットを傍観させがちにしてしまうかな。もしそうなら余りよろしくないなー。
*/
[段田弾は思う。
ああ、この女性――キャスリーンもインターフェイスなのだと。
さらに思う。
ハルナは信号と言い、キャスリーンはにおいと言った。
ハルナは機械的で、キャスリーンは野性的だな、と。]
胴の谷間?
[言語意義を検索中...不明。]
におい。
私に特徴的な体臭はない。
別意義の言葉と推定...
[じっと見つめている。]
本来であれば発音出来るよう変換可能。
メモリーそのものが参照できない。
キャスリーン・ロンズデールと類似の信号の接触日時。
検索する。
[検索中...]
投票を委任します。
ポルッカ ヘヴンベルは、会社員 に投票を委任しました。
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