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追われし者 ユーリー は 忌み子 リディヤ に投票した
城主 イライダ は 忌み子 リディヤ に投票した
アナスタシア は 忌み子 リディヤ に投票した
海賊紳士 トリス は 忌み子 リディヤ に投票した
敗残兵 ベルナルト は 忌み子 リディヤ に投票した
伯爵令嬢 カチューシャ は 忌み子 リディヤ に投票した
貿易商 ニコライ は 忌み子 リディヤ に投票した
忌み子 リディヤ は 城主 イライダ に投票した
騎兵長 グレゴリー は 忌み子 リディヤ に投票した
オリガ は 忌み子 リディヤ に投票した
フィグネリア は 忌み子 リディヤ に投票した
遊牧の民 ナタリー は 忌み子 リディヤ に投票した
薄命の青年 ロラン は 忌み子 リディヤ に投票した
ヴェロニカ は 忌み子 リディヤ に投票した
忌み子 リディヤ は村人の手により処刑された……
オリガ は、城主 イライダ を占った。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
《★占》 城主 イライダは 【人狼】 のようだ。
現在の生存者は、追われし者 ユーリー、城主 イライダ、アナスタシア、海賊紳士 トリス、敗残兵 ベルナルト、伯爵令嬢 カチューシャ、貿易商 ニコライ、騎兵長 グレゴリー、オリガ、フィグネリア、遊牧の民 ナタリー、薄命の青年 ロラン、ヴェロニカの13名。
オリガは、城主 イライダ を能力(占う)の対象に選びました。
伯爵令嬢 カチューシャは、騎兵長 グレゴリー を能力(封印する)の対象に選びました。
まぁ、イライダさまが…?
いつの間にそんな事が
[その口調はどこか上の空だった。
押し寄せる色彩の波を追い払おうと精一杯だったのだ。]
―食堂―
とにかく、様子を見ないとどうにも始まらないですよ。
城主様の姿もお見えにならないんだ。
……いつもあのお部屋にいらっしゃるとは限らないみたいだし。
[ユーリー、グレゴリー、そしてアナスタシア。
彼らの意見の対立は最もだろう。他人事のように思う。
声が聞こえずともよい。なんだか、急に色々なものが遠く感じた]
ごちそうさまです。
[改めて食後のあいさつをすると、唐突に立ち上がる。
残る人々にひらりと手を振って、食堂から姿を消した]
なんであれ、秩序の為に皆して一カ所に押し込められるなんて気の重い話ね。
[その場に残ったのはどれほどの人数だろう。
食事はとうに終わっていた。ゆっくりと腰をあげる。立ち上がれば目の前が昏くなる、目眩]
御馳走様。
誰かと共に、いればいいのでしょう?
[先に立った者を追いかけられる程の速度は出ない。
暗い視線を巡らし――ナタリーに笑んだ]
お嬢さん、私と――書庫にでも行かない?読書がお嫌なら、音楽室か、庭でもいいわ。気の晴れる所へ。
[互いに身を寄せ合うことへの不安。
吸血鬼の毒は確実に人の心を侵食している。]
おまえたちは、
人を信じることなく、光の道を歩めるのか──?
[そう告げる自分の中にこそ、人間性への昏く深い煩悶があるものを。
またひとつ、人としての何かが欠け落ちる。]
何度も何度も……ですか。
何故貴女がそれを知っているのか、気にかかるものですなあ。
[貴族の末弟とはいえ爪弾き者。
そういった者に回ってくる情報など、高が知れている。
現にリディヤの言葉がなければ、吸血鬼という言葉にたどり着かなかったことだろう。]
何度も何度も繰り返し行われていて、軍に情報が下りてこないとは……。
案外、貴族社会も深いものですな。
[信用ならないという言葉に、嘆息>>0。
――全員を騙し通せるほどの力はなかった、転職は諦めよう。]
まあ、言葉のみで論じても空しいもの。
結果を見て御賞賛を頂戴できれば、それに越したことはありません。
[慇懃に礼をし、フィグネリアの後を追った。]
[フィグネリアの後ろ姿を捉え、声をかけようとすると
彼女は礼拝堂を見て立ち止まった。
思わず礼拝堂を見ると見覚えのある影―]
あれは…
[思考より先に体が動いていた。男は礼拝堂に向かって走りだした]
―ごちそう様、でした。
[会話を聞きながらも食事を終える。]
[きゅっと組んだ両手におでこをちょんとあてて、感謝の意を。]
[退出していく人たちへは、視線だけで会釈を送っていたのだろう。]
[もう一呼吸してから、自分もと思ったが…。]
あ、ええ。
私も書庫には行ってみようと思っていました。
[アナスタシアに笑みを向けられて、瞬きながらうなずいた。]
投票を委任します。
遊牧の民 ナタリーは、城主 イライダ に投票を委任しました。
逆に…
自身が不浄なる魂の持ち主であれば
怯える事なく、相手を選べるでしょう。
わたくしは、何か異な事を申し上げていますでしょうか?
そう、…です…。
彼には昔、贈り物をされました。
[村を転々とし人と異なる者を狩る。
師との放浪に似た生活は決して楽ではなかった。
厳しさ。
気候の厳しさもあれば、
師から受ける手ほどきの厳しさもあった。
人々の感謝もあったが、
向けられる蔑みと畏怖と恐怖の目も多かった。
其の中で支えの一つになったのは紅玉に似せた胸飾り。
今は身につけてはいない子供時代の胸飾りだった。]
>>8
なんとなく聖職者くさいことを言ってみたw
しかし、期待どおりのロールが帰ってきて嬉しいw
「知らない人と一緒になんかいられないわ」←これこれww
しかし、明るいエンドも想定すると、前向きな人も交じっていた方がいいよね?
わたしを、満たして…ください…
イライダさまの、ぬばたまの闇で…
[ロランが紅い眸と称した熱烟る眸を城主へ向けた。]
―酒庫―
おっ、俺のカンもたまには当たるみたいだな。
[青年が姿を現したのは、ひやりと冷気のただよう酒庫であった。
樽や酒瓶から漏れるワインの気配。
物知らずの身でも分かる。これは上物だ]
ニンゲンの身ではこれで十分だよなー。
吸血鬼は、こんなんじゃ足りないのかねえ。
[だれも居ないのをいいことに、一本年代物の瓶を失敬する。
暗がりに、中の液体は儚い輝きを放った]
[そう言いながら、何か自分の言葉>>13にひっかかった。
何かが頭の片隅にひっかかっている…。
真実に近い何かが。
だが、同時にそれは打ち明けるには危険に思えた。]
― 礼拝堂 ―
[礼拝堂に駆け込むと、薄日が差し込む先にうつ伏せで倒れている人影―
それは紛れもなく昨日見た…赤いケープ]
リディヤ…?
[男は慌てて倒れている人影のもとへ駆け寄った]
―廊下―
[アナスタシアに応えている間に、随分と距離が離れていた。]
あちゃー、どこだー?
[偶然外を眺め、フィグネリアの姿を認めた。]
居た。
[慌てて駆け出す。]
[目の前に倒れていたのは、やはりリディヤだった。
彼女が倒れている床は…血で溢れており、すでに生きてはいないであろうことが容易に推測できる]
リディ…ヤ
[男は何の躊躇いもなくリディヤを仰向けにした。
彼女の胸には―ロザリオが深々と刺さっていた]
な…ぜ……
[複数の目があれば、確かに吸血鬼は動きが取りにくいのかもしれない。]
[けれど、相対して間もない人々がその状況を許すか―]
[それは自分が言うよりも他の人たちが口々に拒んでいるのだった。]
[自分は別にそれでも構わなかったけれど。]
じゃあ、私もこれで失礼しますね。
[書庫へと向かうために立ち上がって、にこりと会釈を。]
[アナスタシアの側に行けば、ふらりとする様子に手を伸ばした。]
だ、大丈夫ですか?
[腕を貸して欲しいと言われて、こくこくと頷いて。]
えっと、書庫って2階でしたっけ、行きましょう。
[アナスタシアを支えながら食堂を後にした。]
[無意識のうちにロザリオを引きぬき、握りしめた。
―その手が小刻みに震える]
…………っ!
[男の目から涙が一筋……頬を伝った。]
闇に堕ちる、か。
……闇に墜ちたら、俺は亡霊連中の声を気にしなくて済むかな。
そんなら、いっそ――
[光があるから、影が見える。
影の存在を、より色濃くしてしまう。
それならば、いっそ影に溶けてしまいたい。光の世界にいたって、亡霊を招く機会はある日突然やってくるものだ]
何も知らない……貴族の箱入り連中が。
[呟いた声は己も驚くぐらいの憎悪に満ちていた。
低く舌打ちし、酒瓶の栓を抜いて一口煽る。葡萄の味がした**]
―礼拝堂―
[ステンドグラスの色を纏う光が、祭壇に降り注ぐ。
厳かで幻想的な光景。そこに十字架がなくとも十分すぎるほど。
ああ、でも。
視線が逸らせない。広がる赤、そこに横たわる――]
――――……あ、ぁ……
[十字架はあった。血に濡れ、鈍く光を浴びて。
ゆらり、彼女に寄り添うニコライが視界の中で霞んでゆく]
/*
城主様ストーカーしてるのに、まだ逢えてないw
オリガは狂ってないよ。
病んでるだけ(o・ω・o)
人から見たら狂気なのかもしれないけれど、恋とは所詮狂気なのですヽ(・∀・ )ノ キャッ キャッ
そんなイメージ。
でも、狂ってないよ(o・ω・o)
伯爵令嬢 カチューシャは、ヴェロニカ を投票先に選びました。
伯爵令嬢 カチューシャは、おまかせ を能力(封印する)の対象に選びました。
――…彼を眷属に…?
ろらん、が望むなら…
[舌足らずな口調で囀る。
生きてと玲瓏な声音で言った時とは異なって。]
……ぁ、――…
[白い喉が鳴る。
蜜を溢れさせている其処がひくりと疼く。
丸みを帯びた輪郭から骨張りを帯びた城主へと、
ふらふらと誘われるように歩み寄る。
城主の声の響きを、体で感じようとするかのように。]
-- 廊下 --
いいえ。
私も…ちょっと。
[どうしたらいいのか困っていたのは自分も同じ。]
[アナスタシアに礼を言われてふるふると首を振った。]
えっと…ナティア、です。ナティア・コサリコフ。
ナタリーって呼んで下さい。
[アナスタシアを支えながら、名を告げる。]
[昨晩とは微妙にアナスタシアの様子が違うのを感じていた。]
アナスタシアさん…本当に、大丈夫ですか?
無理なさらず、お部屋で休まれた方がいいのではないかしら?
[地階から1階へ上がると日の光が強い気がした。]
[もう一つ階段を上り2階へ着いたとき、書庫へ向かうかどうするか首を傾げた。]
/*
メモで死に方について語られてるのが不思議。
ロールで表現するものではないのかなぁ。
この村だと代筆も遺言も出来るわけで。
トリスは吸うのが義務ではないのだから気負わず適度にすれば良いのに。
折角なのだから誘惑すると良い。
血を吸うのは性戯の暗喩なれば。
紅い眸で相手の心を掴み、深い囁きをもって堕とし、
紅の薔薇をもって盲目と無智を齎し、ぬばたばの檻をもって人としての生を鎖ざせば良い。
ここは吸血鬼の城、薔薇で鎖ざされた檻なのだから。
なんてね。眠くなってきたな。
そういえば、「耳朶」は「みみたぶ」なんだね。
なんとなく雰囲気で、耳の軟骨のほうかと思ってた。
>>*1
性別可変。ほぉほぉ。
ダニール自身は男性相手でも平気って設定でいるけど、
中身的にはやっぱり女性の身体を相手にするほうが楽しいなー。
……と再確認。
-- 書庫 --
はは、それも…そうですね。
では行きましょうか。
[屈託なく笑って書庫へと足を向け、その後聞こえた言葉にえっ?と。]
か、かか、可愛いなんてそんな。
ええ。これは皆が持ってる服で…お祭りとかで着るんですよ。
[ありがとうございます、とにこりとしたけれどすぐに表情を翳らせた。]
でも、私…アナスタシアさんや城主様みたいな素敵な人になりたいな、って。
城主様は肖像画でした拝見したことないですけど…。
[そう言ってはっとする。]
[恥ずかしくなったのか、ちょっと焦りながら書庫の扉を開けた。]
[本の保管をするための部屋には、明かりを取るための窓。]
[今度はすこし薄暗くて、また目を細めた。]
どーしよっかなー
表でエロシーンがくれば、このままダニールを覗きに行かせて視姦でもさせるんだけど。
イライダ×ラビは、見てることバレバレになるからややこしいんだ。
んー。普通に「昂りを沈めるためにヒトリで……」が無難かな〜
…は、い……、イライダさま…
[娘は城主に軽々と運ばれる。
透き通る白薔薇の衣は、だがけして娘の体を露にはしない。
柔かな寝台に寝かされれば城主へと眸をひたり向ける。]
――…ん、… いちねん
[たった其れだけの刺激に腰が浮きそうな痺れが走る。
焦れったさに咥内で舌を動かした。
一年前の娘は如何であったか。
毒のように快楽を齎す血に抗い、
玲瓏な声と芯のある強い眼差しを持っていただろうか。]
[書庫に入ると、ナタリーの腕を外して改めて礼を言った。
インクと皮の薫に包まれる]
さて……
[棚の一つ一つを、*あらためていく*]
――よいこだね。
[素直に返事をするラビの首筋へとくちびるを寄せる。
其処は昨夜ロランが口接けた場所。
白く艶やかな肌からは薔薇の香りがした]
嗚呼、一年――…
キミが此処に来て経た歳月だ。
師は三月で屈したというのに、ね。
[脱がさぬまま指先はその輪郭をなぞり臍を擽る。
あの玲瓏な響きも城主は好ましく思っていた。
ラビの内に宿る血が本来の持ち主の力に反応して
焦がすような熱を強く持とうとするか]
ああ――…
眠り姫、キミは、生きたい?
[先ほど語られなかった問い掛けが終ぞ零れる]
―本棟四階/居室―
――…あの薔薇はあのことの思い出。
穢してはならぬモノ。
[常よりも低い声で呟いて寝台に膝をつく。
名も知らぬ赤いケープの少女が別の場所を望んだなら
気が進まぬながらも連れてゆきはしただろうが
あの場所だけはそのままが良いと思う。
白薔薇の似合う穢れなきディアーナ。
けれど今腕にある白は別の魂――]
ふふ、その時期になったらご招待しましょうか?
[くすりと笑って首をこてり。]
[もちろん、ここから出られたらの話ではあるがそれは敢えて口にはせず。]
えっ?
[その後のアナスタシアの言葉>>48はすごく意外だった。]
[口は悪い、木や屋根に登る、スカート嫌い…挙句乗馬まで。]
[自分と殆ど同じじゃないか、と。]
えっ…それって…私も、ですけど。
[彼女の時が止まってしまっていることは知りもしない。]
[今はこのままでも時が来れば女らしくなる…ということだろうか?と捉えた。]
だって、画だけでも魅力的で…。
本物はどんなにかと思うとそわそわしちゃいます。
[城主に対しての言い方に違和感を覚えた、抱いた憧れは消えることはなく。]
ふふ、その時期になったらご招待しましょうか?
[くすりと笑って首をこてり。]
[もちろん、ここから出られたらの話ではあるがそれは敢えて口にはせず。]
えっ?
[その後のアナスタシアの言葉>>48はすごく意外だった。]
[口は悪い、木や屋根に登る、スカート嫌い…挙句乗馬まで。]
[自分と殆ど同じじゃないか、と。]
えっ…それって…私も、ですけど。
[彼女の時が止まってしまっていることは知りもしない。]
[今はこのままでも時が来れば女らしくなる…ということだろうか?と捉えた。]
だって、画だけでも魅力的で…。
本物はどんなにかと思うとそわそわしちゃいます。
[城主に対しての言い方に違和感を覚えたが、抱いた憧れは消えることはなく。]
何か、調べごとでもあるんですか?
[書棚を見始めたアナスタシアに問いながら、自分も別の書棚を見上げる。]
[自分が探しているのは、吸血鬼についての記述。]
[どうも自分だけ、危機感が希薄な気がするのだ。]
[それはもちろん、噂や伝承の伝わり方が緩いし、実感が湧いていないせいなのだが。]
えーっ、と。
[背表紙をじーっと眺めていく。]
[何を探しているのかと聞かれたなら素直に答えるのだろう。]
[吸血鬼を知りたい、と。**]
[トリスの言葉がどんなものであれ、拒む心算は元よりなかった。]
分かりましたわ。
出来るか分からないけれど、お約束します。
[だから。]
嗚呼……。
早く、早く、お逢いしたいですわ。
[うっとりと、心からの願いを乗せて漏れ出る吐息は甘く。
始祖に魅入られたる娘の貌は、城に来てから最も美しい笑みだっただろうか。**]
オリガは、アナスタシア を能力(占う)の対象に選びました。
[男はすでに冷たくなっていた少女に語りかける]
リディヤ…なぜ一人でいってしまったんだい?
リー…リャ……!!!
[愛称が口をついて出た瞬間、男は目を見開き、膝から崩折れる]
リーリャ……!!
[男の記憶から封印されたはずの…
二度と思い出すまいと決意したはずの…
それは男の―娘の名]
――…んっ
[娘の首筋に城主が口接ける。
ロランに求めたのはもっと強い刺激、
首筋にあてられた城主の牙が本当は欲しかった。]
う…そ……
お師匠様が、そ…んなはやく…――ひゃん
[城主が指を這わせれば更に煽られ敏感に反応する。
頬は紅く、紅い舌は虚空へと突き出される。]
――…あ、ぃやぁ……イライダ…さまぁ
[痙攣するように快楽に打ち震える。]
― 回想・夜明け前 ―
[城主の部屋を辞した男が次に現れたのは、使われていない客室。
二列に並んだ上着のボタンを外し、脱ぎ捨てる。
ひさしを取り払われた己の中心が、未だ熱を持て余していると告げていたから]
だから……そう…だった…んだ。
[今となってはわが子の顔も朧げなのに、リディヤの名を聞いた時から言いようのない愛おしさを感じていた。
それが何故か分からなかったが…気づいたときにはもう
何もかも手遅れだった]
好い声で啼く……
[愉しげな音色を滲ませた。
ラビのうなじに顔を埋めあたたかな舌を肌に這わせる。
一対の鋭い牙は宛がうこともなく――]
嘘を言っても仕方あるまい。
キミの啼き声を聞いて、あれの心も折れたらしい。
今は我が僕となり従事している。
[影のまま姿を現すことなくある眷属の一人がそれなのだと。
やわらかそうなくちびるから紅く濡れた舌先が覗けば
首筋に埋めた顔を離しラビの眸を見詰める]
[名を呼ばれるのは心地好い。
求める声はなによりも心を揺さぶるよう。
ドレスの裾を捲し上げ濡れた気配ある其処を外気に晒そうとし]
――…イヤなら止める?
[首をかしげ問い掛けて、いやと紡ぐラビの唇に口接けを落とす]
私、と。
キミの師、と。
刃向かわぬなら、逢わせてあげるよ。
[内腿を撫でれば震えが伝わり城主は愉悦を滲ませた]
――…あぁ、あっ、
[潤んだ眸が見開かれる。
城主の銀糸の髪が視界の半分を覆う。
欲しいものは与えられず、
然し熱い舌が膚を焼き焦がしてゆく。]
……ひ、…
[喉が震える。
聴覚全てが城主の声で埋められる。]
……たしの声で…?
[思わぬ言葉だった。
師が弟子の責め苦の声で折れるとは思えずに。
城主に見詰められれば、彼の眸から、目が離せない。
紅い舌は艶かに濡れて光を弾いている。]
[妹の利き手とは逆の、自分のそれをそろりと伸ばし、布越しにそっと熱源を押さえた]
(……いまは何も考えない)
[ぽやりと中空に視線をさまよわせる。
しかし意思とは裏腹に、脳裏に浮かぶのは官能の薔薇か]
[口接けを落とされれば更に蜜を溢れさせる。]
いや…続けて…ください…
[もう我慢は出来なかった。
男に連れられて居室の前に訪れたのも、
城主に逢う為だった。]
……っ、………んん…
[滑らかに撫で上げられれば今度こそ痙攣が走る。
白い膚は仄かな桜色に染まり、
城主が与えるものに敏感に反応した。]
[震える咽喉の漏らす音色が耳朶を擽る。
白い咽喉――思わず牙を立てたくなる衝動を抑えこむのは
魂に喰らいついても眷属に出来ぬから。
ラビの誘うようなその喘ぎと仕草に城主の一部も熱を持つ]
――…あれには媚薬の香を嗅がせていたからね。
囚われの小鳥の囀りに欲を煽られ堕ちてしまった。
我慢できない、と。
欲しいのだ、と。
赦しを請うてきたよ。
[大事な者を奪った相手に容赦はしなかった。
責め苦は酷く昼夜を問わず行われた。
それだけ城主の怒りと哀しみは深かった。
庇護下にある者には格別の想いがある]
[吸い付くような絹の肌になぞりあげれば溢れた蜜が指先を濡らす。
ぬるりとあたたかな感触に誘われるようにその花弁に触れた]
本当に素直で――…可愛いね。
[抗い続けた吸血鬼狩りの弟子の姿とは似て非なるもの。
今は情欲に煽られ熱に浮かされるただの娘に見える]
こんなに濡れていたンだ。
[蜜壷を長い指先が掻き混ぜ水音をラビに聞かせんとした。
染まる肌、此方だけを見詰める眸。
今はその虜となったような態で彼女と睦みあう]
そ…な…お師匠さま…ぁ、
[いやいやと頭を振る。
堕ちたとはいえ、信じきれないことはある。]
あんなに…つよいお師匠様が……わたしの声で
…欲しがる、なんて…――… は、ぁ…
[官能の吐息。
溢れる蜜の中央に触れられれば、
ぴんと両足が突っ張り背が反らされる。]
[――それだけではない]
(あの子は……ナースチャは、あれからどうなった?)
[麗人たる吸血鬼に牙を立てられ、紅の血を滲ませた半身は? と。
がり……と、爪の先が布下へ刺激を送った]
――…ラビ。
永久を望み我が眷属となるか――…
このまま身体が朽ちるのを待つか、どちらが良い?
[眠り姫は自らを魂だけの存在と理解しているのか如何か。
言葉を選び問い掛けるはラビのこれから]
キミが望むならば――…
望むものをあげるよ。
[一年退屈を紛らわせた事に対する報いか。
ラビ自身を気に入っているのか]
時間軸違うし(こっち回想、イララビリアルタイム)、ダニールは別のこと考えてるけど、感覚的には煽られてる風だよね。
あ、なんかラビは知ってる人かも。
う…ぁ…、あぁ、ひあぁ…!
[混迷。
強すぎる刺激に嬌声を上げた。
ぴちゃりくちゅりと水音が耳を冒す。心地良く。]
ぃ――…、ぁ、いじわるなこと、言わないで…ください
[城主から眸は離せない。
音楽を奏でるように花弁を掻き鳴らされれば
後から後から奥から蜜が押し出された。
両足を突っ張らせて断続的な痙攣を起こす。]
や、いや…!…ぁああっ…あっ!
[あまやかな囀り。寝台のシーツをぎゅっと握り締める。]
わた…しは…
[痛い程の快楽の後、蕩けた貌で吐息を零す。
紅い舌が唇の間から覗く。]
ぁ…――、ぅ…
[つぅと口元から零れる滴。]
わたしは、あなたの傍に…ずっと居たい……
よるに、して・ください…
あのこ、ロランも……一緒になりたい
[薄命の気配を感じ取っていたからだろうか。
無意識に口にする言葉は記憶の奥底に眠っていた、
ロランという少年への感謝の気持ちだったのだろうか。]
わたし、を…眷属、に… イライダ さま…
[切なくて。
涙が零れる眸を城主へ向ける。
首筋に牙をあてられる度に感じていた体の熱り。
狂おしいまでの噎せ返る程の薔薇に似た――城主の妖香。]
それほどまでに甘い囀りだった。
何時までも聞きたくなるほどに。
[クツクツと笑いながら信じようとせぬラビを見据え]
信じる信じないは自由。
会わす顔が無いとあれも暫くは現れぬだろうし。
[彼女の師の話をするのにも飽いたか
官能を知らせる吐息に誘われたか語るのを止めた]
いじわるなことを言われ反応してるのは誰かな……
[艶やかな嬌声を聞きたいと思いながら
ふ、と目を細め口の端から零れる銀の雫をちろりと舐め取る]
……漸く、聞けた。
あげると約束したからには迎えにゆくよ。
キミの身体、と……ロラン、は……
あれの返事次第になるけれど……
[望む声に満足げな笑みを浮かべ応えを向ける。
彼女の全てが今は自分のものだと主張するかのように
くちびるを塞ぎふかくふかく貪るような口接け]
ずっと傍においで。
全てが終わるまで、傍に。
[甘く囁けば水に戯れる指先はそろと引き抜かれて――
其れの代わりに濡れる花の中央に楔を宛がいて
彼女の望むまま快楽で満たさんとした**]
――…ン。
[微かに掠れたような音色が響く。
寝台から下りれば常と変わらぬ城主の姿]
咽喉、渇いた。
[気だるさを漂わせながらふらりと歩む先は水差しのある卓。
アヴァクームがかえたであろう水と注ぎ其れを煽る。
は、と息を吐き揺れる水面を見詰めた]
眠り姫を迎えにいかねばならぬか。
[眷属になることを望んだ白い小鳥。
始祖の血は彼女の身体を密やかに生かし続けていた。
深い眠り、仮死の状態はそう長くは続かない]
[牙に貫かれたのみなのか、それとも]
……ふ、ふふっ――
[思わず漏れた笑いは、想像を自嘲するもの。
布下から引きずり出した己は、空気に触れて泣き出しそうに見えた]
――…ロラン、ね。
[願われた事のもう一つを思い出し悩ましげな貌。
何れ会わねばならぬ存在の名を紡ぎゆると首を振る。
退屈を感じる間もないのだから喜ぶべき事だ]
ああ、あのこの所に行けば会えるのかしら。
[ぽつりぽつりと呟くも直ぐに動く気配はない]
[やがて吐き出した精は、なんとしようか。
部屋の水差しを持ち上げようとすれば、するりと空を切ってしまうのだから]
(……悪食もいいところだと思うけど)
[全ての熱から醒めた頭で、ぼんやりそう思った**]
― 回想おわり ―
なすちゃ……兄はただの変態だ……
あれ?
もしかして「縁故相手を汚すんじゃねーよ」的な意味で叱られるレベル?
PC視点だけならあり得るけど、PLとしてはイカンだろ!みたいな。
ダニールは、ここまで読んだ。 ( b0 )
――…抗う、か。
今回は眷属に害が及ぶことはないとは思うけれど。
[名も知らぬ生贄の少女の声は未だ聞こえない。
一年前の惨事を教訓としてか今回の宴では眷属を見えぬようにした]
血を流すを望むは人か魔性か。
嗚呼、武器庫の件も伝えるべきか。
[気が進まぬ気配を滲ませながら物憂げな吐息を零し
玻璃の湛える水をこくりこくりと嚥下する**]
貿易商 ニコライは、男の心は射干玉の如き闇に飲まれていった ( B7 )
ダニールは、ここまで読んだ。 ( b1 )
―酒庫―
やっべぇな。
こいつは絶品だ。
[何口か葡萄の酒を呑んで漏らした感想。
朝食を食べたばかりではあるものの、喉にすんなりと染みこんでいく]
同じ『あか』だけど……味は全然違うんだろうか。
俺には血なんて鉄臭い匂いしか感じねーけど、飲む人が飲めば酒よりもうめえのかな……
[再び地下の暗がりに酒瓶を翳す。
戦場に散った『あか』も、こうして瓶に集められれば美しく輝いたのだろうか]
え、アナスタシアさんが反社会的だった…?
[アナスタシア>>62に想像できません、と首をかしげる。]
私も反抗的…な部分はありますけどね。
[活発である理由に姉への反抗心があることを今は自覚していた。]
[どうしても比較されるならば、違う土俵で姉の上を行けばいいと。]
[結果それが自分の願望を膨らませてしまうことになったのだが―]
[そこまでは気がついてはいない。]
―ん?
[舌打ちのような音が聞こえた気がして、瞬いた。]
[けれど薔薇が似合うと言われてうふふと笑う。]
薔薇が似合うって…私もちょっとオトナになったかなって。
そんな風に思っちゃいます。
[くすくす、と屈託なくうれしそうに。]
わっ、ありがとうございます。
[吸血鬼の伝承の本を受け取って、ぺこりと。]
[それから書棚を離れ、近くの椅子に座って頁を捲る。]
[おどろおどろしく描かれた挿絵やエピソードを流し読んで、これはと思った。]
[自分が抱いていた印象よりもずっと…恐ろしいものとして描かれている。]
[ただ、なんとなく得心が行かなくて―]
[ううん、と小さく悩むような声を漏らし*頁を送る。*]
どんなもんなんだろうな。
やっぱ痛ぇのかな。
[だれも居ない酒庫に、男の笑い声が響く。
臆病な青年は、首筋に掌を当てて笑う。
贄の少女の甘い声。彼女には傷跡はなかった――けれど]
よし。
こいつは失敬させてもらおうっと。
[瓶の口に無理矢理栓を詰めなおし、青年はボトルを抱えて酒庫を去る。
少しぶらついた後、部屋にボトルを置きに行く心算**]
──…。
[不安ならばひとりきりにならないように、と告げたことが、むしろ客たちの間に互いへの不信を増した様を観察している。
「誰がそう(吸血鬼)だと判らないのに」というヴェロニカの第一声は、避けるべきものが見えていない彼女の状況をストレートに伝えており、
即座にロランの体調を気遣うニコライは善良そのものと感じた。
このふたりが吸血鬼であることは、まずないと判断する。]
[他の者たちはよくわからない。
追従して疑惑を避けようとするようにも、そもそも相部屋に慣れていない貴族としての拒絶反応ともとれる範疇。
ベルナルトの興味なさそうな声に、彼は生きることに飽いたのかと少しだけ気がかりになった。
昨夜同様に目立たぬ態で食堂を出てゆく背を見送る。
彼を密偵として使えたなら便利だろうと思うが、その方面は現時点では未知数のまま。]
だめだ、何度見ても「リーリャ」に噴いてしまう。
多分ニコライの人は、初めてお会いするのかな。
「あえてリーリャの名前をネタで出す」という感じの人は、いないと思うから。
[感情を抑えることは慣れている。
貴族ゆえではない、そうせずにはいられなかっただけだけれど。
気づかぬうちに零れていた雫を拭い、
ふらつく足のまま、リディヤを抱くニコライの下へ]
――あなたは、Lily of the valley(鈴蘭)のようだった。
[彼女の顔を覗く。安らかに、微笑むようなそれ。
かすかに震える白い指が、少女の額に掛かる髪を直した。
ニコライはそれにどう反応しただろう。
誰かが礼拝堂に来るまで、ただ静かに佇んで**]
[吸血鬼の能力が伝承どおりなら数でかかっても太刀打ちできないと示唆するトリストラムに向き直り、テーブルに肘をついて指先を組み合わせた。]
孤立しないことによる得策を説明します。
数を集めることによる、犯行側への心理的圧力。
民間の方に、魔物を退治せよとまでは求めません。
相互監視によって、誰が敵なのか、発見さえすればいいのです。
後のことは戦い方を知る者――グリゴリー少尉がわかっておられる。
[立役者グレゴリーの仕掛けに加担した。]
しかし、聖別された武器についての貴重な情報…あるいは伝聞をありがとうございます。
[吸血鬼に関する伝承をすべて鵜呑みにしたら、この部屋は護符の類で埋まるだろうかと思いつつ。]
[ロランが投げかけた「人を信じているんですね。立派だなあ」というあっけらかんとした感想。
そして、「己を信じる前に、他人を信じるのか」というオリガの問い。
むやみに人の手をとるのは、信用ではなく盲信だとカチューシャは評した。
組んだ指先を軽く唇にあて、恬淡と抑制された声で応える。]
わたしは自分を疑ったことはない。
そして「他者は自分と同程度に信用すべきだ」と、これは父が常日頃、わたしに諭していたことです。
むろん、父はその信念を守った結果を身をもって示したのだけれど。
[──「人は自分が見たいと思うものしか見ない」
いにしえのユリウス・カエサルの言葉を思う。]
[自身の魂は清浄であり、怯えは正常だという白薔薇の少女の論拠。
──それならば、この提案をしたわたしこそが、
もっとも怯えから遠いものを。
だが、それを自ら口にすることはせず。
誰かがそこに気づけば、こちらに向けられるであろう疑惑の刃を思い、唇薄く微笑んだ。]
単独行動をするなと、強要することはしません。
これはひとつの提案に過ぎない。
どうぞ、ご自身によかれと思う方法をお取りください。
わたしも──そうするでしょう。
[食堂での対話を続けつつ、視線の端で、民族衣装の娘を誘って出てゆくアナスタシアを見ていた。
健康的に日に灼けたナタリーと、蒼白と表現してよいほどに色をなくしたアナスタシアの膚は対称的で。
振り返る首筋の──紅。
アナスタシアの姿は、真鍮のティーポットに映ったけれど──]
[ベルナルトと「礼拝堂の虜囚」
ニコライと「ロランの病気」
城主の不在と「繰り返される宴」
気になるものはいくつもあるが、やはり、アナスタシアを追おうと椅子をひいた時、グレゴリーが食堂へ来て、リディヤの死を告げる。]
──何故…、
[脳裏に赤いケープを抱きしめたのは一瞬。
すぐに背筋を伸ばし、グレゴリーに詳細の報告を求めた。]
場所は。死亡状況は。死因は。死亡推定時刻は。第一発見者は。
[尋ねながらも現場への案内を促す。
グレゴリーは無資格ながら軍医を務めていたのだ。
状況把握は的確と思われた。]
今日の投票デフォはロランですな。
ラビはまだ仮死状態のよう?
城主がロランにちょっかいかけにいくなら、そこ落とすことになるかな。
このままデフォにしておこう。
― 書庫 ―
[探していたのは、城の歴史を著したもの。
これほどの古城ならば由来や所有の変遷が遺されていないかと]
――そう甘くはない?
それとも、ある日突然霧から生まれ堕ちて、それ以来ずっと同じ主が統べているのかしら。
[薄暗い書庫に棲む旧き過去の遺産。
引き出し、手繰り、耳を傾けても彼らは語らない。
女の求める解。
"片割れ"を欠いて空ろになった半身を、再び充たす術は――]
トリストラムとオリガの会話は小声で囁いているものだと解釈して、触れなかった。
そこに突っ込むと核心すぎるし、礼拝堂行きたいよね! (←
ああ、ちなみにリディヤの死を「自殺」と伝えるか否かで、ユーリーの反応は相当、分岐します。
自殺は大罪ですよ?
墓地に葬れないんですよ?
ふふふふふ
これだからローフルは… (←
/*
…そっか。
確かに日焼けのイメージあるかもね…。
みなさんの外付け情報でどんどん健康的な子になっていきます。
間違ってはいないけど面白いwww
さてー。
チューチューしてアピールをどうやってトリスさんとこまで持って行こうかなと思案中。
あの人がそうだって聞いたなら突撃出来るんだけどなぁ。
それとも、城主様突撃して眷属ルートに、とか。
うーん。動きが難しい。
[日が昇って。
男はいつも通り、きちんと上着を身につけた姿で漂う。
騒ぎを聞きつけて礼拝堂へと赴けば、物言わぬ少女とそれを囲む人たちの姿]
その子にはまだ会ってないね。
……こんなに床へこぼしてしまったら、勿体無いでしょうに。
[だいぶズレたことを呟いて、改めて礼拝堂の中を見回す。
囚われていた小鳥から、その魂が離れたことは なんとなく感じていた]
フィグネリアは、貿易商 ニコライ を投票先に選びました。
ところで、城で死ぬと亡霊になって囚われるけど、吸血鬼狩りに殺されると亡霊にならないようですね?
(オリガの姉が消えているので)
そういや、グレゴリーの「吸血鬼狩人宣言」はトリストラムってよりも、城主に喧嘩売ってるよなーとw
これといって益になることが書いてありそうもないわね。
[つまらなさそうに、文字を追った視線を外す]
こんな面白半分の怪奇譚よりも、当事者に聞いたほうが早いと思わない?
[腰を屈めて本を覗き込む姿勢のまま、ナタリーにぬばたまの*瞳を向けた*]
ヴェロニカは、貿易商 ニコライ を投票先に選びました。
[フィグネリアが近づきリディヤの頬に触れる。
男は黙ってそれを見ていた。]
……
[リディヤを祭壇に横たえた。
まだ埋葬する場所すら分からないのだ。無闇に動かさないほうがいい…そう思った。
ユーリーが来ればリディヤの状況を説明しただろう。
ロザリオについて彼が触れなければそのまま持って、
ロザリオを渡せと言われればこれだけは手元に置かせてほしいと嘆願するだろう。]
ユーリー殿、申し訳ないですが部屋に戻ってよろしいですか。
[肯定されれば部屋に、未だしばらくいるようにと言われればそれに従う]
/*
城主様からフラグきてた!
礼拝堂行こうか自室戻ろうか迷っていたけど
こうなったら自室戻ろう。迎撃げいげき(わくわく)
しかし…ラビはまだ生きてたのか。眷属ルートね。ふむ。
亡霊よりは眷属の方が嬉しい気分になる俺。
*/
/*
そしてニコライがフラグを着々と…。
俺的にはニコライには生きていて欲しかった。善良筆頭みたいな感じだったし。
ロラン正ルートの道標だったのです。
vs吸血鬼とするなら、カチュ、グレゴリー、ユーリー辺りが筆頭かな。
ちゅーちゅー候補の女性陣がどう動くか。
*/
薄命の青年 ロランは、貿易商 ニコライ を投票先に選びました。
―― 1階廊下 ――
どう…しようかな。
[ぽつぽつと緩い足取りで、だが歩みは自然と自室への経路を選んでいた。
あの子が亡くなったことに驚きはしたけれど。
どうして、とか。殺されたの、とか。
そういう疑問は余り無くて。これから調べるという騎士の答えには、
結局吸血鬼の三文字しか残らないんじゃないだろうか…理由無く、そう感じた]
[自室に篭ってばかりいたら、あのユーリーという人あたりは、
自分を怪しいと疑いでもするのだろうか。
――別に疑われて、困ることなどないけれど]
ラビの眠りを邪魔されるのは厭だなあ。
[絨毯の敷かれた廊下は音を立てない。
生活感が無いよね、なんて思う。
此処には生の賑やかさが無い。
在るのは寧ろ死の――]
[主の囁き>>*12に視線を主の居室の方角へとやった。
この城にいる。
ならばそれをすぐに彼女の耳に――という気は起きず、続く問いに静かに答える]
……どうですかね。
彼女に無念があるなら、それを晴らしてあげたいですが、もし深く踏み込み過ぎて、痴情のもつれにでもなったら――
[げんなりする。それだけは御免被る]
……まだ痴情のもつれと決まった訳ではないですけど、もてそうな方も来てましたからね。
例えば――宴が始まる前に我が主が自室の前で話していた方とか。
―ロランの部屋―
[二階の西側、窓のある一室に城主は現れる。
躯は熱から解放されているというのに魂は未だ熱に苛まれ
甘く切なく囀り続けた小鳥の眠る場所]
部屋の主はいないみたいね。
[あたりを見回しぽつと紡ぐ。
ロラン一人ならば何れ話さぬといけないのだし
見られても構わないかと思いながらラビの躯に歩み寄る。
眠るような彼女の頬へと手を宛がう。
今ならば彼女よりも城主の手の方があたたかいだろう]
――…眠り姫、目覚めの時間よ。
[囁きかけるその声は酷く優しく響いた]
―ロランの部屋―
[白く滑らかな肌からは薔薇の薫香。
ラビの首筋へとくちびる寄せて白く鋭い牙をその肌に宛がう。
柔らかくも弾力のある肌をちろりと舐めるが
魂が抜け落ち意識なきその躯は反応を示さない]
――…吸血の快楽を味わいたいのであれば
この躯へと戻り愉しむが良い。
[誘う声をラビの魂へと向けてわらう。
待つのは少しの時間。
軽く顎を引けば白く薄い肌をつぷりと破り牙の尖端が埋まる。
自らの血と少女の血とが混じる複雑な味が口腔へと広がった。
牙を深く穿ち溢れる血を啜り眷属としての生を吹き込む]
――…ン、……くっ。
[漏れる吐息に滲む甘さは愉悦の色]
―― 自室 ――
小鳥が、飛ばない保障は――無いからね…
[其れは何かの予兆だったか。
自室のドアノブに指を伸ばして、呟くはそんな戯言]
ただい―― ……え…?
[眼前に有り得ない人物が――まだ肖像画でしか見たことのない此の城の女城主の姿が、
吸血鬼だとラビが言っていた人物が……
自らの小鳥を我が手に戻さんと、その牙を闇に眠る娘に伸ばしていた]
―礼拝堂―
[少女はなぜ、このようなことに――?
異端とされ吸血鬼と疑われたのか。
それにしても、まだなにが起こったわけでもないはず。
ならば吸血鬼に襲われたのか。
いや、それならば十字架などで貫くはずはない]
――どうか安らかに。おやすみなさい。
[ニコライが祭壇に横たえるのを見つめる。
最後の選択肢。それは、彼女自身が。
少女の血塗れの手を目に留め、その可能性を思う]
―本棟廊下―
[ぶらり歩きながら独りごちる。
喧騒は遠く、確かなのは手元のボトルの感触だけ]
アナスタシアさん……流石に食堂には居ないよな、もう。
[間違いなく、何かはあったのだ。
例えば城主に会ったとか?]
結局、宴の正体が何なのかも気になるよなー。
皆殺しの宴だったら、とっくに吸血死体の一つや二つは出ててもいい頃だろ。
[虜囚の首筋に吸血跡はなく、リディヤの死も知らないが故。――もっとも、知っていたとて、それが吸血による死ではないとしたら同じこと。
濃厚な鉄にまみれた死の匂いに比べれば、むしろ心地のよい死の気配だった]
― 自室 ―
[ユーリーからの事情徴収を終え、部屋に戻ってきた。
懐からロザリオを取り出し、見つめる]
『…生きて!』 『…戦って!』
[―突然自らの意思とは真逆の思念が頭を駆け巡る]
やめろ……
[この城に来てから、いや、この城に来る前からとうに生きる気力を失っていた。
そして、リディヤの死により男の心は射干玉の闇のごとく暗く、暗く打ち沈んでいた。
そんな男にとってこの思念は到底負いきれるものではなかった]
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