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代理人 キャロライナ は ジェーンの甥 ギルバート に投票した。
若当主 ラッセル は 放蕩貴族 ヒューベルト に投票した。
放蕩貴族 ヒューベルト は 引きこもり セシリア に投票した。
新米記者 ソフィー は ジェーンの甥 ギルバート に投票した。
引きこもり セシリア は ジェーンの甥 ギルバート に投票した。
ジェーンの甥 ギルバート は 医学生 ハーヴェイ に投票した。
箱入り娘 ウェンディ は 放蕩貴族 ヒューベルト に投票した。
医学生 ハーヴェイ は 箱入り娘 ウェンディ に投票した。
牧師 エミール は ジェーンの甥 ギルバート に投票した。
放蕩貴族 ヒューベルト に 2人が投票した。
引きこもり セシリア に 1人が投票した。
ジェーンの甥 ギルバート に 4人が投票した。
箱入り娘 ウェンディ に 1人が投票した。
医学生 ハーヴェイ に 1人が投票した。
ジェーンの甥 ギルバート は村人達の手により処刑された。
箱入り娘 ウェンディ は、ジェーンの甥 ギルバート を占った。
牧師 エミールは、吸血鬼 になりました。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
《★占》 ジェーンの甥 ギルバート は 人間 のようだ。
現在の生存者は、代理人 キャロライナ、若当主 ラッセル、放蕩貴族 ヒューベルト、新米記者 ソフィー、引きこもり セシリア、箱入り娘 ウェンディ、医学生 ハーヴェイ、牧師 エミール の 8 名。
―地下―
[二晩狩りをしていない女は、肉を切り裂く感触と、口内に広がる血の甘さに、紅い瞳を蕩けさせる。
人の血を吸う男だからか、その甘さは人間のものよりも甘い。]
困ったわねぇ。
これぇ、癖になりそうなんだけどぉ。
もうちょっと貰ってもいいかしらぁ。
[自制が効かない。
薔薇を咲かせる為ではなく、乾いた飢えを潤す為。
男が完全に目覚めるまで、肉を裂き、牙を立てるだろう。]
[訝しげな目の前の男に、微笑む。]
貴方は、そんな分かり易い証拠を残す程、愚かではありませんよね。
では、何故それがレベッカさんの傍に落ちていたのか。
[それ、とギルバートのバンダナを指差し、続けた。]
“犯人”が、貴方に罪を着せようとしたか…あるいは。
――そう思われるために、わざわざバンダナを落としたか。
貴方はどちらでしょうかね?
[楽しそうに男の顔を見つめながら、更に続ける。]
おや?どうされたんですか?
…ウェンディの事が気になるんですか?安心して下さい。あいつは僕が見ていますから。
それとも…キッチンで何か見られてはまずいものでも?
[キッチンへと視線を送るギルバートへそう言えば、ガタリと音を立てて壁に押さえつけられた。]
[骨を断ち、油を斬り、血を浴びれば剣の切れ味はすぐに鈍る。
だが男の"特別製"の剣は、容易くソフィーの赤いタイを切り裂いた。
肌に触れるか触れないか、彼女が動かなければ、傷をつけないことに成功してシャツは縦に分かたれただろう。]
……醜いな。
[落とされた声は、相手の語った物語ではなく、シャツの下に隠された火傷の痕を見てのもの。]
センチメンタルか。なるほど永劫を生きる真祖ならば、生には飽いているやも。
――愛した女が別にいた、というのは面白いな。
その影で哀れ最後の人間は、地べたを這いずり回っていたと…そういうのは、嫌いじゃない。
[先日向かい合い、黒人の殺害を依頼された時の決意を秘めた表情を思い出す。]
……この瑕疵の由来を聞いても良いか?
先祖がそうしたように、ドブ鼠の如く地を這ってでも生き残ってきた結果が、この醜さだというのならば。
[信じよう。そう甘く囁いて、ソフィーの頬に触れる。
乾いた刀傷を撫でて、何気なくそこに親指の爪を食い込ませた。]
そう
私もラッセルから聞いたの
[ハーヴェイの言葉にそう答えて、彼の言葉>>4:186でウェンディが食堂から出て行くのに気付けば、一度だけ視線を向けてギルバートへと戻す]
[ 肉を割き、抉られる感触。
血とともに、何かが喪われていく。 ]
―――――、
[ 声も出せぬほどの激痛。
だがしかし、喪われたモノと引き換えに、
黒い瘴気が体の中へ入り込み、染みわたってゆくのを感じる――]
――っ!
[ハーヴェイが壁に押さえつけられるのを見ると、恐怖で体が震える。気が付けば、ヒューベルトから貰ったナイフを握り、走り出していて]
その人を、その人を放して!!
[体当たりするように胴へナイフを突き立てる。ギルバートが体制を崩すと、ハーヴェイの拘束は解かれたが]
放して!放して!放して!!
[それにすら気付かず、放して!と叫びながら何度もナイフを突き立てる]
まだ目覚めないのかしらぁ。
女の姿ではこれが限界だからぁ、
足りないならぁ、狼に変わるしかないんだけどぉ、
―――あんまり、気に入ってないのよねぇ。
[唇は血という名の紅が塗られ、妖しく弧を描いている。
少しずつ変わる原形。
結っていた髪はぱさりと落ち、長い金髪は短くなっていく。]
嗚呼、ダメ……―――変わっちゃいそぉ。
[引き千切った肉、音を立てて咀嚼して。
縮まっていく身体、背中から腰へと狙いを変える。]
[煌めく白刃に、目を伏せる。
しかし、待てども予想とは痛みは無く、そろりと目を開けば、はらりと落ちたタイと、割かれたシャツが目に入る。
ふるりと体を震わせたのは、隙間から肌を撫ぜる夜風だったのか、それとも、”醜い”と言った男の言葉か。
頬の一筋の瘡蓋に、爪を喰いこまされれば、痛みに眉間を寄せる]
痛…。
……この疵は、吸血鬼を斃すための訓練の最中に、母親から受けたもの。
信じてくれなんて、言わない。
私は、吸血鬼に殺されるのは、絶対に厭。
彼らは私の敵だから。
でも、ヒトに殺されるのならば―――それは、私がしてきたことと同じこと。
ただ、立場が変わるだけ。
拒める権利は、私には、無い。
[甘い囁きに、痛みを耐えて微笑んで見せ、金翠をまっすぐに見据える。
手は、武器を取り出そうという気配もなく、だらりと下げられていた]
/*
ギルがハーヴェイに掴みかかって、
それを見たセシリアがパニックを起こしてメッタ刺しとか
え?なにこの痴情のもつれ
[何度も何度もナイフを突き立て、やがてギルバートが完全に動かなくなると、突然我に返ったようにナイフを止めて]
――……あ
[動かなくなった血塗れのギルバートを呆然と見つめる。手からナイフが滑り落ち、乾いた音を立てると、それを合図とするようにギルバートの遺体から離れて]
あああ、私…私
ああああああ!
[自分のした事が信じられないくて、ナイフを握っていた手を抱えて蹲る]
新米記者 ソフィーは、代理人 キャロライナ を投票先に選びました。
[壁に押さえつけられたまま、笑みは浮かべたまま。
それが男を更に煽ることになっても、気にしていない。
と。
セシリアの叫び声と共に、拘束が解かれた。
尻餅をつき、咳き込みながらも――目の前の光景を理解した。]
セシリアさん。
もうやめるんだ。
[何度もナイフをギルバートへ突き立てている彼女を、抱きしめるようにして止める。]
―食堂―
これは、どうなっているんだ。
[...の眼下に広がる光景、へたり込むセシリアと血を流し横たわる自分の姿]
俺は、死んだのか?
ネリーの敵を……
狼の一匹も血祭りに上げられずに
[ただ呆然と眺めていた**]
/*
ハーヴェイはどういうつもりだべさ?
別にキッチンにまずいものはないと思うけど
強いて言えば、忘れっぱなしのネリーの腕?
あ、でもソフィーが掃除してたし
一体どこにあるんだ?ネリーの腕
[蹲るセシリアの体を抱きしめたまま、]
貴女は悪くない。貴女は僕を守ってくれたんです。
…貴女のおかげで、僕はこの通り、無事ですから。
だから、安心してください。
[落ち着かせるように、その背を何度も撫でた。]
[我に返った時、聞こえて来たのはハーヴェイの声だったか。ナイフを握っていた右手を抱えながら、ギルバートから離れた時に突き飛ばす形になってしまったハーヴェイの方へと視線を向ける]
ハーヴェイ…
私、私…
[殺すつもりはなかった。口にしようとした言葉は音にする事が出来ずに、ただハーヴェイを見つめる]
[ 女がこの身を引き裂く度に感じていた激痛は、
瘴気が染みわたることで充足に変わる。 ]
――、――――!
[ 男からも、古の言葉で咆哮が漏れる。
それは激痛からか、それとも、歓喜からかは知らぬ。
幾度、噛まれたことだろうか。
男の体は再び闇世の眷属のものに変貌していた。]
[セシリアを抱きしめながら、考えるのは]
……恩を売るどころか…弱みを握れた、のかもしれないな。
[冷めた目で墨色の髪を見つめるが、それに気付く者はいない。]
[自分の犯した罪に怯えながら、ハーヴェイの声に視線を向けて]
ハーヴェイ…
私、私…
[殺すつもりはなかった。口にしようとした言葉は音にする事が出来ずに、ただハーヴェイを見つめる]
権利ねぇ…
私の人生だ、私は私の好きにする。
[言って、剣を下げたまま身体を寄せる。剣を振るうには近すぎる間合い。
抉られて血を滲ませる頬に、口元を近づけて舌を這わせた。]
ならば、人狼に殺されるのは、どう思う?
[欲情を滴らせて、笑みは止まらない。
春浅い夜風に煽られて、女の肌は急速に冷えていく。風を遮って暖めるような優しさの紛い物で、抱き締めた。]
[自身を見つめる群青色に、微笑みで返す。]
ええ、ええ。
分かっています。
これは事故です。誰も貴女を責めませんよ。
[セシリアが落ち着くまで、その背を優しく、優しく撫で続けた。]
[完全に姿が変わる前。
自身の咆哮ではない音が聞こえると、動きを止めて。
気を鎮め、血塗られた手を美味しそうに舐める。]
―――"おはよう"
[そして、唇を舐め回し、敢えてその挨拶を。]
ずいぶん貰ったからぁ。
少しなら返してもいいけどぉ?
[紅い瞳を、男の紅に映る位置に。]
私はぁ、吸われても変わらないからぁ。
―――どぉするぅ?
これは、事故…
[微笑みと共に彼から伝えられた言葉。自身の罪から逃げるようにその言葉に頷くと、恐る恐るハーヴェイへと手を伸ばし、叶うのなら縋るようにハーヴェイに抱きついただろう。]
[近づく距離。頬に垂れた赤を舐められ、目を見張る]
人狼か…実のところ、あまり興味がないんだ。
でも、人狼にも、殺されるのは御免だね。だから、殺してきた。
私は―――殺されるのなら、人間がいい。
[抱きしめる腕、情欲を湛える金翠。
...は漸く状況を理解した。
遅すぎる気付きは、経験が無いが故]
…っ
離せっ…!
[慌てて両腕を体の間に割り込ませ、ヒューベルトの体を突っぱねようとした。
初めて見せた―――怯えに近い瞳の色]
[セシリアの手が伸びて来ても、それを咎める事はなく。
縋るように抱きついてきた彼女を、そっと抱きしめる。]
事故、ですよ。
だから忘れてしまえばいい。
貴女は僕の恩人……僕は、貴女の味方ですから。
守りますよ。貴女を。
[“事故”だともう一度繰り返し、耳元で優しく囁いた。]
[ 血。
男の中に渇きが拡がる。 ]
クク…。
この渇きは。
血が足りないと思っていたところだ。
[ ニィ、と牙を剥いてみせる ]
私の味ばかりお前が知ったのでは不公平だからな。
――お前の味を教えてもらおうか!
私は、殺されるなら――
人間"でも"良い。
[ようやく見せられた抵抗に、期待と共に青を覗き込む。
怯えの色を見せても、そこに紅は浮かばない。]
……違うのか。
[失望隠さず、胸にかかる力は手首を捉えて抑え付けた。
男の手を離れた剣が、高い音を立てて地面に転がる。]
何故?
醜い身体を晒すことは厭わしいか?
[怒らせれば正体を見せるかと、微かな希望と共に。
相手が牙も爪も持たぬ身だと理解しても、点いた炎は消えず、盛る。]
見せてみろ――
色んな人の血が混ざってるからぁ、
美味しいかは分からないわよぉ。
[元々大きく首元が開いたワンピース。
肌蹴させなくとも、首を傾けるだけで吸えるだろう。]
―――どぉぞ。
[声調は違うが、いつしかと同じ言葉を。]
少しくらい吸わせても、
―――いいわよねぇ?
[ラッセルへ確認の"コエ"。]
これもぉ、エミールを味方につけるため。
本当は、吸われたくないけどぉ。
後で、清めてねぇ。
守りますよ……その代わり、見返りを期待していますけどね。
[抱きしめるセシリアに、気付かれないようにクスリと笑う。]
[剣の落ちる、高い音。
抵抗虚しく、手首を掴まれ押さえつけられる。
それでも身を捩り、脚をばたつかせるが、長いスカートは仇になる。
抑え込む男を睨みあげ、言葉を投げつける]
醜いと解っているなら、離せ!
肉があって、女のカタチをしていて、穴があればそれでイイなら
貴方は犬と同じだ
厭…厭だ!
[けたぐった爪先は、ヒューベルトの脛に当たった。]
若当主 ラッセルは、ここまで読んだ。 ( B0 )
うん
…うん
[ハーヴェイに抱かれながら、罪を打ち消す甘いを受け入れて頷く。一度強く抱きしめると]
私が…
私が寝るまででいいから、一緒に居て…
[耳元で囁く]
―自室―
[蝋燭に火を灯した。
机に向かい、薄暗い灯の下、キッチンで見つけた果物ナイフをかざす。]
まあ、こんなんじゃ犬っころも蚊も殺せないでしょうね。
でも――。
[逆上した人間なら何とかなるかもしれない――そう思い、笑う。
このナイフを携帯するという意味。
人狼でもなく、吸血鬼でもない――人間への、殺意。]
――今更ね、ふふふ……だって。
[両手の指では足りない程の人狼を殺し、それ以上の無実の人間を縊り殺してきた。
――逆上し、姿を現す人狼を有難がっていたのはいつまでだったか。
気付けば、抵抗せず、人間との見分けがつかないまま死んでいく人狼を有難がっている。
押さえつける危険も、手間もないからだ。]
今日は、よく笑ったから――眠いわ。
さっさと終わらせちゃいましょう。
[いつもよりも早く、乱雑に鋏を動かす。
当然、紙人形は歪な仕上がりだ。]
さて、残りは――。
[言いかけて、自らの内に答えが無い事に気付いた。]
えっと、男性の方は残り何人でしたっけ?
[気にも留めていなかったせいか、名前どころか人数すら怪しい。
その中で真っ先に思いつく顔は――。]
ハーヴェイお兄様は占ってあげなぁい……ふふふふ。
[つい先程まで背中に有った手を思い出して、肩を揺すらせた。
震える肩をそのままに黒玉を手に取り、羊皮紙の上を走らせる。]
G-i-l-b-e-r-t……。
[バンダナをしていなかった男――記憶に残った名前の中で、ハーヴェイを除いたら彼しか残らなかった。
かり、かり、と羊皮紙を引っかく音。綴り終え、すぐさま手を引く。
――ゆっくりと、滲む様に羊皮紙は黒くなった。]
人間ね……。
悪趣味な雄犬はどこかしら? ふふふ……。
[くつくつと笑って、蝋燭を吹き消した。
――まだ、ギルバートの身に起きた悲劇は知らない。**]
偶にはカクテルというのも美味なものだ。
[ 腕で女を引き寄せる。
既に異形と化したその身、力もまた、怪物のそれ。 ]
では、頂こうか。
数多の犠牲者の上に出来た、その味を。
[ その首筋に躊躇うことなく
牙を。
ぞぶり、と。 ]
[女の罵声に、翠金を瞬かせた。
続く脛への衝撃に息を詰めて顔を伏せ。]
……そうだなぁ。たしかに。
[思わず、作ったものではない笑いで眦が下がるのは、相手には見えなかっただろう。]
く、くく …ふ、ははっははは!
[笑い転げながら、掴んだ腕は緩んだだろうか。]
―――はぁ、ふ、くく。
気に入った、ソフィー。 お前…初めてなのか?
[狂気を失って、男の顔は本来の性質であった明るいものに変わる。
揶揄するような言葉をかけながら、どこか優しい眼差しを向け。]
傷なら俺も売るほどある。
しかし隠したい女心を無粋に傷つけたのは――悪かった。
/*
>>メモ
セシリアはヒューに向いてると思うけど、中の人がキャロライナに向きすぎです。
食べられたいなぁ。
*/
[耳元で囁かれ、頷く。]
ええ。傍にいますよ。
貴女が望むなら、朝まで一緒に。
[抱きしめ返し、ゆっくりと立ち上がる。
そしてセシリアに手を差し伸べ、立ち上がらせた。]
歩けますか?
[頷けばそのまま手を握ったまま、歩けないというなら抱き上げて彼女の部屋へと向かっただろう。]
/*
抱き上げたくせに、
お、重い…
とか言って落としたら笑えるね。
落としそうだよなー。
ペンより重いもの、持ったことありません!ヽ(・∀・ )ノ キャッ キャッ
[突然に笑いだしたヒューベルトに、思わず毒気を抜かれ、目を丸くする。
腕を掴む手は緩み、容易に外れた]
な、何がおかしい!
……男と寝たことなんて、あるわけないでしょう。
この体を見て、ヒかない男となんてそうそう出会えるもんじゃない。
[裂かれたシャツを抑えるように、両腕で身を抱き。
ぶっきらぼうに言う顔は、処女であることを知られた恥ずかしさに、僅かに朱を帯びていたか。]
別に……見られる位は、構わない。
……ただ。……いい、やっぱりなんでもない。
[拗ねたように、優しい瞳から目を逸らした。
刃を突きつけられるよりも、怖かったとは―――口が裂けても言いたくなかった。]
……部屋に戻るよ。構わない?
まだ、話しがあるのなら、私の部屋で話そう。
[裂けた衣服をどうしたものかと思いながら、首を傾げてそう問いかけた。**]
―自室へ**―
カクテル……ねぇ。
[音ではなく、口の中で反芻して。
視界から男の顔が消えた。
首筋に触れる黒髪が擽ったくて、紺碧は緩く細まる。そして]
――――っ、
[鋭い痛みに、その紺碧は強く閉じられる。
唇は小さく息を漏らした後、長く一文字に。
男の手はどこにあったか。
どこにあれ、その力は人としてのモノではなく。
細い腕がゆっくりと男の背に……けれど、触れることなく二つの拳を作った。
どれだけ吸われていただろうか。
首筋から牙が抜けた後、女は不貞腐れたように一言。]
ちょっとぉ、少しって言ったでしょぉ。
…大丈夫
[ハーヴェイに頷いて立ち上がろうとするが、上手く立ち上がる事ができず]
あれ…?
あ…えっと、ありがとう
[抱き上げられると、お礼を言って一緒に部屋へ戻る]
―三階・隅の部屋―
[部屋に戻ると、血で染まったドレスを着替えて]
ねえ、さっきの言葉は、本当?
[望むなら朝まで。食堂から戻る時の言葉を思い出すと、問うように抱きしめて、罪を共有するかのように男を求める]
んもぅ、
すっごく痛い…っ、
しかもぉ、触ったわぁ、この男。
[怒りというよりも、呆れた"コエ"。]
喰らえないからぁ、腕の一本でもへし折ってやりたいわ。
ちょっとぉ、聞いてるのぉ?
んもぅ、
―セシリアの部屋―
[セシリアを抱き上げ、彼女の部屋へ。
着替えている間は背を向けていたが、着替え終わった彼女に抱きしめられながら問われれば。]
ええ。貴女が望むなら。
[先程と同じ言葉を、墨色の髪を梳きながら耳元で優しく紡ぐ。]
[ 男は女の首に牙を立てたまま。
喉はその美酒を、腕はその起伏を愉しむ。
自らでも強過ぎるとは感じるものの、 ]
悪いな、成り立てで、加減が効かぬ。
[ 悪びれぬ声で言う。
そして女の抗議の声。
男は唇を歪めて]
おや、吸いすぎたか。
なかなかの味だった。礼を言うぞ。
まあ、お前の方こそ随分と貪ったではないか。
相身互い、というやつだ。
[ にやり、と嗤った。 ]
いや、いや悪かった。
[笑いの発作が収まりきらないまま一歩引き、目元を赤く染めて訥々と言葉を紡ごうとするソフィーに謝罪を繰り返した。。
やがて気を取り直したように首を傾げられれば、同意する。]
夜は冷えるな。戻るか…
[上着を脱ぐと無惨な有様のシャツの上に着せかけた。
剣を拾い上げて鞘に戻しながら、真っ直ぐに相手を見つめる。]
これほど煽っても牙剥かなかった君を、人間だと信じよう。
同時に、君の話も。
…キャロライナとの契約は一日限り。じきに期限が切れるから、それからもう少し話をしておきたい。
[足早に城に戻るソフィーの後を付かず離れず、食堂の事件には気付かないまま―→ソフィーの部屋へ―]
…ん
[髪を梳かれれば、気持ちよさそうに目を細め]
じゃあ、一緒に居て
[彼の手を自分の胸の上へ導き]
私の罪を、忘れさせて
[呟いて唇を重ねた**]
相身互いじゃないわ。
私は貴方を目覚めさせる為に、
[ふんと視線を逸らして、地に落ちた紐で髪を結い直す。]
契約は守ってよ。
裏切ったら…―――その脳天打ち抜いてあげるから。
[顎を摘み、鋭くみつめた後]
そうそう、
貴方が"口付け"したことも、今"触った"ことも、
王に報告済みだからぁ、
嫉妬に狂って殺されないようにねぇ。
[本当か嘘か、分からないような言葉を笑みと共に。
そして「じゃぁね」と言って、慎重に自室へと戻っていった。*]
―ソフィーの部屋―
[懐中時計で時間を確認しながら、着替えるソフィーを眺めた。
咎められれば、見られる位は構わないと言ったろう、と嘯いて。]
しかし、犬呼ばわりとは…苛烈な淑女だな。
[また思い出しては、真顔を取り繕おうとする頬が震える。
今や、相手の反応の一つ一つが面白くて仕方ないとばかりに、反駁を受ければ重ねてからかっただろう。]
なった。一日だ。
……契約終了。さて、話をしよう。
[相手の意図は、一日限りなどではなかったかもしれないが。関知しない、と時計をしまって、穏やかに指を組んだ。]
エミールが吸血鬼、か。その……能力を封じるという力は、相手が吸血鬼だったか否かもわかるものなのか?
[肯の返答には頷いた。]
ならば、放っておいても被害者は増えぬのだな。隙を見て首を胴体から離しておこう。
キャロライナは……この身が証拠だ。見るだろう?
[手早くシャツを脱ぎ捨てると、赤くなったソフィーに意地悪な笑みを浮かべる。]
どうした…?珍しいものでも見たか?
[相手の反応がどうであれ笑って受け流して、背を見せる。
深く、長く腫れ上がった肉の覗く、無数に刻まれた細い傷を。]
色々な相手に掻き毟られてきたが、こんな惨状は初めてだ。人間の爪で出来ることではあるまい。
[飄々と経験を語って、女の指が傷に触れたなら、呻きのような息を吐く。]
―っ これはさすがに痕が残る。"ヒかない女とはそうそう出会えなく"なるかもな。
[生きて城を出るのならば、という続きは飲み込んで、また思いついた戯言を甘く囁く。]
……なあ、君の裸にヒかない特殊な男は、ここにいたぞソフィー。
望まれるなら、怯えさせるような真似はしない…幾らでも優しくしてやろう。
[返ってくるのはどんな言葉か。もし許容されても、傷跡に指を這わせ、唇で愛撫するだけに接触はとどめただろう。
戯れに気を散らしながらも、情報交換は進み。]
悪いが、私はたとえ可能でもキャロライナは殺さないだろう。
節約してきた銀の弾丸、君に使ってもらって構わぬか?
[そう告げた頃には、明け方近くなっていた。*]
―回想・夜半―
[引き受けてもいいとの言葉には]
ありがとう。
[微笑した。
そして、何を言われても受け入れるつもりであったから、
対価が告げられるのを静かに待っていた。
やがて、蕾の薔薇を手渡されると、
その次の言葉は自ずと予想できて]
ありがとう。
俺も――例え、泥水を啜ってでも対価は払ってみせる。
ここまで言って、言わせてしまったからな。
["対価"であり"望み"であるのだから
当然ながら此方も手は尽くす所存だった。
柔らかく、そして次第に強く抱き締められる感触、
そして、常の甘い"コエ"には紅を細めて微笑して。
やがて、キャロルの唇にそっと口づけを落とした**]
―回想・終了―
契約なら、守ろうではないか。
[ 短く返答を。 ]
それにしてもお前の“王”とやらは存外嫉妬深いようだ。
気を付けるとしよう。
――間違っても、「美味だった」などとは言わぬよ。ククク。
…――
[ 彼女が去ってからもしばらく考える。
ここからの、悪夢の――させ方を。 ]
シュテラよ。
今少しそちらで待っていてくれ。
[ 女が立ち去った後、男は棺の横に佇む。
ランプの炎が消えても尚――** ]
―早朝―
[紅い月が落ちたころ。そろりと起きだし、階段を下る。]
本当、眼でも潰してやりたい。
[その呟きは、昨日キャロルの血を吸い、
更には触ったエミールに対するもの。
昨晩、"コエ"を聞いていて随分不愉快だったらしい。]
本当は教えるのも厭だったんだがな。
[アレを確実に味方につける為には、俺の名前をバラすのも致し方なかったとはいえ――と、不機嫌そうに目を細めつつ。]
[2Fまで降りてきたところで血の臭いに気付き、
はてと目を細めて足を早める。
昨日、人狼は人を殺していない。
ならばその意味するところはただ一つ。]
誰かが誰かを殺った、のか?
[口を押さえながらも、愉しげに口角を上げた。
やがて食堂に辿り着き、ギルバートだったモノが滅多刺しにされたまま放置されているのを見付けると目を丸くして]
おや。いくら"ロクデナシ"だからって、
こんな無惨な骸を放置するなんて――かわいそう。
[こみあげる笑いを押さえつつも、
ギルバートの倒れたときにそうなったのだろうか、不自然に捻れた脚を動かそうとしたが]
ああ、もう硬直してるな……。
[心底残念そうに呟くと自らの上着を顔の辺りめがけて放り投げた。]
とてもいいお知らせだ。
――"ロクデナシ"は、昨日誰かに殺されていたみたいだ。
さっき見付けたよ。
[昨日、キャロルがエミールに血を吸われていたときの"コエ"とはうってかわって楽しげな"コエ"だった。]
こんなに固まってるんじゃあ、たぶん瞼も閉じれやしない。
こうしとかないと、見られてるみたいで落ちつかないな。
[そう呟いて、上着を一枚取られた寒さ故か、
はたまた別のもののせいかぶるりと大袈裟に震え。
辺りを見回すと、凶器らしきナイフと銃弾を見付けた。]
――――ほほう。
こっちの落とし物はともかく、こっちはまだ使えるな。
咎められたら返せばいいか。
[銀の銃弾は"ロクデナシ"のものであるとは知らなかったが故にポケットに入れ。
血塗れたナイフは目立つように机の上に置いておいた。]
しかし、誰だか知らないが弾丸だけで何をしようとしてたんだ?
[疑問を呈しつつも、先程よりは軽い声で
今日の分の食事になりそうな物を探しにキッチンへと移動した。
やがてパンか何かを見付けだすと食堂の椅子に座って齧り、誰かが来たらギルバートが人間の手によって殺されていた事と、
死体の場所を淡々と伝えただろう**]
いえ、私には優しく外套かけてくれたからいいんですよ。
[ふわふわと上空から降りて独り言を言う。]
約束も守ってくれたし、ふふふ、お人よしですね?
……しばらくただよってましたが、死者というのもそこまで悪いものではないようですね。進んでなるものとも思えませんが。
他の皆さんはどこにいるんでしょう。
[そういってまたふわふわと上空へと戻っていく。]
―回想 昨夜―
[ ネリーに色々と聞かれるも、どう答えていいのかわからず口ごもること多数。
彼女の質問に満足に答えられたものはどれくらいだったか。
ふと、地下へと向かう階段の方へと視線を向ける。
キャロライナが誘った場所。エミールが向かった場所。]
――…エミール……
[ ロザリオを取り出し額にあてる。]
――今の私には何もできませんが…。
……私ちょっと下を見てきますね。
[ネリーに一言添えて地下へと続く階段を下りて行く。]
―地下―
[ 闇の中、ふわりふわりと階段を下りてゆく。
エミールの持っていた灯りが二人の姿を浮かび上がらせる前、流れてきたのはキャロライナの不貞腐れた一言>>31。
何をしているのだろうか。シュテラはぎゅっとロザリオを握る。
ふわり。
やがて、キャロライナに視線を向けたままシュテラはエミールの隣に降り立つ。
続くエミールの言葉>>35。少しだけ悲しげに、見上げて。キャロライナの声が響けば>>38沈んだ表情を見せ、顔を伏せる。
キャロライナの足音が遠のくのを聞きつつ、エミールの言った契約に思いを馳せる。一体何を、“契約”したというのだろう。
ふと、エミールが自身の名を呟くのが聞こえ>>44顔を上げる。待っていてくれ、その言葉に頷いて。
触れることは叶わぬと知りながらも、シュテラはそっと、エミールの傍らに――]
/*
死体放置して、ごめん。移動する前にすごい気になってはいたんだけど、どう触れて良いか分からなかったんだ
*/
―三階・隅の部屋―
――…ん
[目覚めると、ゆっくりと体を起こして隣で眠るハーヴェイの姿を見て、無造作に脱ぎ捨てられてネグリジェを見ると、昨夜の事を思い出して前髪に触れる]
綺麗…なのかな
[彼に言われた言葉を思い出そうとすると、同時にギルバートの事を思い出して]
あ……
…あれは、事故
私は悪くない
[罪から逃げるように呟いて、ハーヴェイの手を強く握った**]
引きこもり セシリアは、ここまで読んだ。 ( B1 )
― 4F礼拝室 ―
[ ランプの明かりが切れ、半刻が過ぎたころだろうか。
男の姿は礼拝室にあり、地下で汚れた長衣を着替えていた。 ]
クク、主の庭か…
光が少なくてすごしやすいとは皮肉だな?
[ ステンドグラスを見上げる。
そこは鈍く光を透過する、厚めのガラスのそれが嵌っており、
外の光より幾分と柔らかく。
吸血鬼と化した我が身が浴びてもぬるい湯浴みと左程変わらない。]
[ 男は着替えを終え、暫し自分の思案を確かめるように
黙考した後、部屋を後にした。 ]
さて、パンでも食べながら。
――今晩の“食事”に思いを馳せるとしよう。
―― →階段へ** ――
うふふ、
それは、とっても"イイ"お知らせねぇ。
"人"として死ねなかった"ロクデナシ"。
―――哀れな男ね。
あははははは…!
[楽しげな"コエ"に、此方も同じような"コエ"を。
そして。]
―自室―
―――だってその"人"、"人殺し"だもの。
事故だろうと何だろうと、その事実は変わらない。
[同胞の"コエ"で目覚めた後、楽しい"コエ"を響かせて。
白いワンピースに着替え、拳銃を装着。]
だいぶ、少なくなったわねぇ。
ルークは居ない。そして黒のビショップは蘇った。
残りは白のナイトとポーン、そしてビショップ。
ナイト……二人居るのかしら。
[チェス盤を眺めながら呟いて、自室を出る。
礼拝室から出てきたエミールに気が付くと]
おはよう。
王から許可が出たわ。
教えてあげる。私の大切な王の名前。
……あ
[暫くして、ベージュのドレスに着替える途中、ナイフを食堂に忘れてきた事に気付き]
取りに、行かないと…
[誰かに見つかる前に。と呟き、ハーヴェイが一緒に来てくれるなら一緒に食堂へと降りる]
さて、こちらのカードは全て出したわ。
貴方の食事の邪魔はしないけどぉ、私たちの邪魔もしないでねぇ。
[口の端を上げ、楽しそうに笑う。]
食事で思ったんだけどぉ、女ばかり吸ってたら吸血鬼が男だってバレるんじゃないかしらぁ。
たまには男の血もイイんじゃなぁい…?
そう、それからぁ。
ソフィーとヒューベルト、私の正体知ってるのよぉ。
隠してくれてるようだけど、人間って信用できないからぁ。
貴方の眷属にしてくれたら嬉しいかなぁ。
[少し考えて]
―――特に、男の方。
[女の方を希望しなかったのは念のため。
一度封じた相手、再び封じられない事知らず。]
まぁ、参考程度に。
ちなみに、貴方も邪魔な人居たら言うといいわぁ。
今までは美しい薔薇を咲かせるための食事だったけどぉ。
今は違うからぁ。
―――"汚い"人間でも襲うつもりだし。
[うふふ、と妖しく笑った後。]
嗚呼でもぉ、もう"汚い"人間居ないんだったぁ。
あの茶髪の男、殺されたのよ―――"人間"に。
うふふ、どっちが"悪魔"なのかしらねぇ。
[うっとりと紺碧を細めて。]
まだ王に相談してないけどぉ、今のところハーヴェイあたりを襲おうかと思ってるわぁ。変えるかもしれないけどぉ。
食事に行くのぉ?じゃぁご一緒させて貰おうかしらぁ。
代理人 キャロライナは、引きこもり セシリア を投票先に選びました。
代理人 キャロライナは、医学生 ハーヴェイ を能力(襲う)の対象に選びました。
あらぁ、此処に居たのねぇ。
[食堂に入ると、椅子に座ってパンを齧るラッセルに微笑む。
傍らのエミールを見て、同胞は表情を変えるだろうか。]
誤解しないでねぇ。
全ては依頼遂行のためだからぁ。
今日はまだ、何もされてないわよぉ。
若当主 ラッセルは、ここまで読んだ。 ( B5 )
あとぉ。
エミールに貴方の名前、伝えといたわ。
直接、色々と話してみるのもいいかもしれないわね。
一発くらい、殴ってやればぁ?
[楽しそうな"コエ"を囁く。
さて、同胞はどうするだろうか。]
―二階・食堂―
[食堂へ着くと、テーブルの上に置かれたナイフを見て]
――っ!?
誰が…
[誰に見られたのか、人影が居ないか辺りを見回すと、キャロライナとエミールが降りてくるのが見えて]
あ…キャロライナ…
[どうしたら良いか、分からぬまま声を掛ける]
―食堂―
[ラッセルには"コエ"を囁いているから"声"は掛けない。
楽しそうに、嬉しそうに微笑むだけ。
傍に歩み寄ろうとした時に、セシリアの姿が視界に入れば]
おはよう、セシリア。
ちゃーんと生きてるでしょぉ。
守ってあげるからね、貴女のことは。
[セシリアが茶髪の男を殺したとは知らず。
一昨日の夜、囁いた言葉をもう一度紡ぐ。]
ん…? どうしたの?
[長い前髪に隠れる群青色を覗き込んだ。
まだテーブルの上のナイフには気付いていない。]
うふふ、
ラッセルって、実は嫉妬深い人だったりするのぉ?
[挑発するような言葉。
けれど、悪気はないらしい。]
セシリアの様子、変ね…… 何かあったのかしらぁ。
ああ、わかった。
そういえばまともに対峙した覚えがないし、近々話してみたいところだな。
[殴ってやれと言われるとくすりと笑ってみせた。]
そうかもな。
[嫉妬深いと言われれば、一瞬顔を背けて答え]
確かに変だよなぁ……ひょっとすると、そこのナイフの持ち主とか?
朝、"ロクデナシ"の横で見付けたんだが。
[と言うと、テーブルの上の血塗れたナイフに視線をやってみせた。]
―――ナイフ?
[ラッセルの視線を追うと、テーブルの上には血塗られたナイフが。
群青色に視線を戻し、口の端を僅かに上げる。]
うふふ、
"人殺しの悪魔"がセシリア……ねぇ。
楽しくなってきたわぁ。
ん……そうだな。
[強請られれば一つ頷き]
やっぱり、セシリアがやったんだよな。
本当、面白い。
[楽しげに目を細めた。]
嫉妬深いのねぇ。
束縛されるのは好きじゃないけどぉ。
―――嫌ではないわぁ。
[顔を背けたラッセルには、くすりと笑う。]
[紺碧の瞳に見つめられると、何とか食堂から話題をずらそうとして]
えっと、その、一昨日の夜にも言ってくれたけど
もしかして、キャロライナは人狼から誰かを守る人…なの?
[守ってあげるというキャロライナに問う。ラッセルの視線にはまだ気付いていなかった]
"ロクデナシ"が人間だって、
教えてあげれないのが残念ねぇ。
でもぉ、挑発してみるぅ?
[楽しそうに"コエ"を囁く。]
あの……
[セシリアが話題をずらそうとしているのを見て、声をかけてみる。
あくまで常の表情で]
そこのナイフって、貴方のですか?
そちらのギルバートさんを見付けたときに、落ちていたのですけど。
―――仕事よ。
[事実を告げる。
レベッカとの契約だが、言葉の意味、彼女はどう捉えたか。
そして、小さな手を取りテーブルの方へ。
ラッセルに向かうよう座り、傍らにセシリアを座らせる。
エミールは何処に座っただろうか。]
ねぇ、このナイフ血が付いてるわぁ。
何か、知ってる?
[常磐色と群青色を交互に見遣った。]
そうかい。
[くすりと笑われても、顔を背けたまま。
セシリアの話になれば真顔で頷き]
本当に、残念だ――
ああ、挑発するのもなかなか楽しめそうだな。
うふふ、
楽しくて仕方ないわねぇ。
[向かいに座った後、テーブルの下でラッセルの肢を肢で触れる。
ゆっくりと、擽るように下から上へと。]
先程言った通り、僕は拾っただけなので何も知らないです。
ただ、ざっと見た感じ、今覆ってあるギルバートさんを殺すのに
使われたのかなとは思いました。
[キャロライナの質問にはあくまで事務的に答え。]
みたいですねぇ……ここ数日人が死にすぎて、どうにも悲しいとかそういう感情が湧いてこないです……。
[ぼんやりと、他人事のように呟く。
エミールの方は見てもいない。]
[ラッセルに声を掛けられると、初めてその姿に気付いて]
し、知らない!
[咄嗟に答えるが、態度ですぐにバレるだろう]
仕事……?
[キャロライナからの声に首を傾げるが、その内容まで詮索するような事はせず、キャロライナに勧められるままに椅子に座る。ナイフの事を聞かれれば静かに首を振って]
私も、降りてばっかりで…
[そう答えて俯く]
[外套が掛けられている男を見下ろして]
この男、人として死にたいって言ってたけど、
もしかして疑われて殺されちゃったの?
人間か人狼かなんて分からないけどぉ。どちらにしても、
……哀れな男ねぇ。
[容赦ない言葉を口にする。]
全くだな。
[キャロルが向かいに座るのを特に気にすることはなしに見守っていたが]
ちょ、何を
[奇襲に困惑したような"コエ"を紡ぎつつ、
思わず脚で軽く挟み返してみた。]
知らない、ですか……。
じゃあ「誰」がやったんでしょうね。
[その語調でセシリアが殺った事を悟ったが、
敢えてそれを口には出さず、淡々と。]
[ナイフの所有者は、彼女の様子と"コエ"で予想づけている。
僅か口の端を上げて、群青色を覗き込む。]
そぉ、仕事。
私が生きている限り、貴女は生きられるわ。
ちゃんと守ってあげるから安心してねぇ。
[宥めるように、そっと墨色へと手を伸ばした。]
顔に出すとぉ―――バレるわよぉ。
[余裕そうに、此方は表情を変えず。
肢を少しずつ上へ。
付け根まで上がると、足先を少し動かした。]
私が感じる場所はぁ、そこじゃないわぁ。
うふふ、
[直接触れる、膝の辺りの感触に、紺碧を微かに細めるだけ。]
知らない。知らない…
[二人からの言葉にただ俯いて呟く。隣に座ったハーヴェイが一緒に居れば、自分を守ろうとしての事だと弁明するのを聞けば、聞きたくないと耳を塞ぐ]
それなら、仕掛けなきゃ……っ……
[一瞬あらぬ方向に顔を逸らし。]
もうちょっと、上か……?
[足先をそっと上に上げてみた]
……自分を守るため?
[ハーヴェイの弁が聞こえると不思議そうに鸚鵡返し。
けれど、理由はどうあれ茶髪の男を始末できたのは嬉しくて]
そうだったのぉ。
セシリア、貴女は悪くないわ。
襲われそうになったのねぇ。
かわいそう、かわいそうなセシリア。
[墨色を撫でていた手を、耳を塞ぐ手に移して。
優しく取り払い、耳元でそっと囁く。
―――私は貴女の味方よ、と。]
ちょっ、とぉ……
そこはぁ、はんそくぅ、
[何とか表情を変えずに、甘い"コエ"を漏らす。
ラッセルの肢の付け根にあった肢は、力なく床へと下りた。]
……随分荒っぽい事があったんですかね。
まあ、襲われそうになったならしょうがない、でしょうね。
自分が死ぬのは嫌でしょうから。
[ハーヴェイの言葉を聞くと、顔を顰めつつも頷いてみせた。]
ここ、かぁ
[甘い"コエ"が漏れると、悪戯っぽい笑い"コエ"を。
付け根の脚の感触がなくなったのを内心残念に思いつつも、
更にそっと攻めてみた]
でもぉ、
本当にかわいそうなセシリアよねぇ。
人殺しちゃうなんてぇ。
[肢の上に触れる感触に、紺碧を細めて]
もうこれで、神は彼女に微笑まない。
あははははは…!
そぉ、
ここぉぉ、
[紺碧が揺れる。
"声"が出せない事辛そうに、僅か眉間に皺が寄る。
しかし、負けず嫌いの性格が、床に下ろした肢を再び動かして]
どぉなってもぉ、しらないわよぉ、
[両脚でラッセルの肢を挟む。
そしてその肢で彼の肢を開かせて、根元にそっと触れた。]
知らない。知らない…
[耳を塞いでいると、キャロライナにその手を外されて]
……キャロライナ
[囁かれた言葉に少し驚いたような表情を見せて頷く。バレてしまえば非難されると思っていた。ラッセルの言葉>>70が聞こえて来れば、表情を少し和らげ]
ごめんなさい
[その謝罪は誰に対してのものか、テーブルの上に置かれたナイフを手に取ると、血の着いた部分をハンカチで覆い、裾に隠した]
[揺れる紺碧を楽しげに見遣っていたが
そのせいで反応が遅れ]
だから、奇襲はっ…………
[常盤緑が大きく揺れ、脚の力がふっと抜ける。]
[セシリアの謝罪の意味がよく分からずとも、穏やかに頷き。]
……。
[齧りかけだったパンを食べながら
血塗れのナイフを裾に隠すのを見守っていた。]
―回想・薔薇園―
[長い夜が終わり。
夜が明ける前に薔薇園に立ち寄ってレベッカの遺体を確認した。腐臭は薔薇の香りに阻まれて僅かにたゆたう。]
新しい犠牲者は誰だろうな。
[自分が生きているということは、他の誰かが死んだということ。確信めいた思考は、一面、正しくなかった。
何人かの顔が思い浮かぶが、死体を探すつもりはなく。見つかれば誰かが騒ぐだろうと頭を掻いて、呟いた。]
…寝るか。
[日が出てからは、自室も明るくなる。不快な思いはしたくなくて、足は塔には向かわず。]
地下で寝るのは真っ平だが……さて。
あそこに、するか。
[清浄な気配に満ちた薄暗い一室を思い出して、朝露薫る中庭を出た。]
[見開かれた群青色に向けた紺碧は細い。
非難などするわけがない。
ナイフを隠す様子に無言で頷いて、長い前髪を梳く。]
……キャロルでいいわよ。
長いと、呼びにくいでしょぉ。
[その呼び名を許す理由は二つ。
一つは、茶髪の男を始末してくれたから。もう一つは……]
ラッセル、その男が居るとセシリアまいっちゃうからぁ。
エミールと一緒に部屋に戻しておいてぇ。
[お願いねぇと笑った後、食堂を後にした。*]
[食堂を去る前。
常磐色の揺れを楽しげにみつめて]
ほぉら、私の勝ちぃ。
この前の夜の、お返しよぉ。
[勝ち誇った顔を向けた後、悪戯っぽく笑ってみせた。]
キャロルと呼んでも不自然じゃないようにしといたわぁ。
私ったら、頭イイ…!
エミールとも二人になれるようにしたからねぇ。
―4階・礼拝室―
[神の庭は、異教徒も異形も等しく無言で受け入れる。
牧師の姿はなく、無遠慮に入り込むと隅のベンチに寝転がった。]
さすが、居心地の良い部屋をあてがわれているな、ユダヤの神よ。
[サーベルの鞘から刀身は抜いて、緩く握った状態で意識を拡散させる。]
――"城主"が来たら起こしてくれ、神。
[熟睡するつもりはなかったが、無為な戯言を宙に囁いて瞼を下ろした。]
[セシリアとハーヴェイはまだ居ただろうか。
暫くぼんやりとパンを食べていたが、キャロルの言葉を聞くと頷いて]
ああ、わかりました。
えーとエミールさん。
ギルバートさんの部屋ってわかりますか?
[ギルバートを指差すと、常の表情のままエミールに尋ねた**]
……後で覚えてろ。
[勝ち誇った顔にはむくれてみせた。
その後に続いた言葉には真顔で]
うむ、さすがだと思う。
ありがとう。殴る準備でもしておこう。
―――えぇ、覚えとくわぁ。
[今は姿見えない同胞の"コエ"に、余裕ありげに"コエ"を向ける。]
ついでにぃ、
噛んじゃえばいいわぁ。
"人間"よりもぉ、美味しかったからぁ。
[最後はうっとりと紺碧を細めた。]
……キャロル
[キャロルで良い。と言ってくれた言葉に頷いて、その名前を囁く。キャロルが食堂後にするのを見送り、ラッセルたちがギルバートを運ぼうとする様子を見れば]
――……
[隣に座るハーヴェイの手を握って、何かに耐えるように見送った**]
…………っ
[余裕ありげな"コエ"には答えず、
未だ少し蕩けた色の残った常盤緑はふらりふらりと何処かへ泳ぐ。]
ああ、そうだな。
少し腹も減った事だし丁度いいか。
[エミールの事を言われれば、昨日の"コエ"を思い起こしつつ目を細めた。]
あ…!
でもエミールはもう吸血鬼だからぁ……無理だったわ。
牙立てても敵わないのよぉ。
まぁやってみてぇ。
[からっと笑い、城内を歩き回る。]
そういえば、今夜は誰を襲うつもり?
もう汚い人間居ないし、
二人が生き延びればいいわけだからぁ。
―――邪魔なヤツ、始末しちやえばいいのよ。
[微かに気を高めて囁く。
邪魔な存在といえば"ナイト"だが、検討もつかない。]
私はハーヴェイ襲おうかと思ってるわぁ。
適当に選んだだけだけどぉ。
[そう言って、足を止める。
思い出すのは食堂でのセシリアとハーヴェイの様子。
寄り添う二人から何かを悟り]
うふふ、
セシリア、
―――もっと壊してみたいわぁ。
かわいそう。
本当にかわいそうなセシリアぁ。
恨むならぁ、レベッカを恨むことねぇ。
私は依頼は遂行するからぁ。
セシリア、ずっと守ってあげる。
あははははは…!
引きこもり セシリアは、ここまで読んだ。 ( B13 )
ラッセルは好きな人襲うといいわよ。
どっちの"力"が強いか、試してみない…?
[提案したのは力比べ。
紅い月が許すのは、一晩に一人だけ。
ならば、どちらの力が強いのかと興味をもって]
言っておくけどぉ、
私は自分の身くらい自分で護れるからぁ、
傍に居てくれなくていいからねぇ。
ラッセルも、王なら自分の身、自分で護ってねぇ。
[本心を告げる。
人狼が人間に負けるわけないと。
もしかしたら、今宵どちらかが殺されるかもとは思いもせず。]
代理人 キャロライナは、医学生 ハーヴェイ を投票先に選びました。
代理人 キャロライナは、箱入り娘 ウェンディ を投票先に選びました。
ああ、そうだったか。
もう一回戻せないよなぁ、さすがに。
ま、試してみるよ。
[心底残念そうに。]
んん、そうだな――
[誰を襲うか、という話になれば目を細めて考え込む。]
ハーヴェイか。あいつ多分、セシリアの男だよな。
[キャロルの口からハーヴェイの名が出ると、
先程の食堂での光景を思い起こして楽しげに]
――いまのところ、それが一番面白そうだ。
[口元を押さえて口角をすっと上げた。]
[食堂を後にする前、一瞬ハーヴェイの方を見遣って
すぐに視線を外すと]
うん、間違いない。
セシリア、ハーヴェイが殺されたらもっと壊れるんだろうねぇ……
[くすり、くすり、哀れみつつも愉しげな"コエ"を。]
へぇ、普通に殺るよりは面白そうだな。
試しにやってみるか。
[力比べと言われれば、常盤緑を瞬きさせて頷いた。
そして、本心には]
……わかったよ、女王。
俺も二人ならともかく自分の事くらいは護れるさ。
[当たり前のように頷いた。
此方も、自分達が殺される可能性などは考えてもいなかった。]
若当主 ラッセルは、医学生 ハーヴェイ を能力(襲う)の対象に選びました。
―― 回想・階段 ――
[ 礼拝室から出ると、横からはあの女。 ]
おはよう。
ほう、よく許可が下りたな。
王の名は…何と言う?
[ 女の呟く声を聞く。
口の中でその名前を繰り返す。 ]
(――ラッセル・クロウ。
奴か。
あの地下での反応は、そういうことだったか――)
―4階・礼拝室―
[側臥位でいれば肩が辛くなって来て、寝返りをうとうと身動ぎすると、その度に背中の傷が痛んで目が醒める。
何度かおさまりの良い姿勢を探していたが、ついに諦めて立ち上がった。]
膿んできたか。
[憮然として、片手で自らの背中を確かめた。
熱を持って痺れる爪痕は、触れるだけで灼けた火掻き棒を押し当てられたように感じられ――溜め息が出る。]
次は腕を戒めさせて貰うからな……
[冗談ともつかない独白を投げて、一つ伸びをした。]
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