情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
……静かにそびえ立つ古城。
そこは、百年前に惨劇が繰り広げられた舞台。
歳経た建築物の持つ威容。
訪れた者は、その雰囲気をどのように受け止めるだろうか。
しかし、誰も思わぬだろう。
灯火すら焚かれぬ、暗い地下の一室。
むき出しの地面の奥深く、納められている棺があるなどとは―――。
紅い月は、未だひっそりと身を隠す。
それが、悪魔と共に姿を現す事、まだ誰も知る由もなく。
1人目、城の主 ジェーン がやってきました。
城の主 ジェーンは、村人 を希望しました。
―城内・一階エントランス―
[エントランスに掲げられている見取り図を見上げるは、城の主。
地下から屋根裏まで、城内部の詳細が描かれている洋紙は、描かれてからの年月を教えてくれるよう。]
私の城がドラキュラ城ですって?
本当にそうなら、面白いですわね。
きっと、刺激的な夜を過ごせることと思いますわよ?
ほほほ。
[口元に手を当てた後、耳朶に下げられた大きなイヤリングを、しなやかとは言い難い指先で軽く弾く。
紫色の髪が揺れた。]
[半年前にこの城を購入した時から耳に入る、近辺での噂話。
―――その城は、かつてドラキュラ城だったというもの。
その噂を耳にしても、女主人は畏怖を抱くことは無い。
むしろ、興味を持って噂話に耳を傾けたのだった。]
そろそろ、皆様いらっしゃる頃かしらね。
今宵は楽しいパーティーにしたいですわ。
あら、貴女。いいところに。
私はドレスを選んでいますから、皆様がお見えになられれば、お部屋までご案内を。
大事なお客様ですから、粗相のないようにお願いしますね。
[使用人にそう言いつけると、女主人は二階の自室へと向かった。*]
親愛なる―――様。
ご機嫌麗しくありますでしょうか。
このたび、由緒ある古城にて、その歴史を語らいながらの
パーティを催したいと思う次第です。
交通については、迎えを出させていただきますので、
ご心配なさらずに。
ご参加いただけることを、そして再会を
心より楽しみにいたしております。
ジェーン・パイルシュミット
この招待状が送られたのは、一ヶ月前のこと。
かつて、古城で血の惨劇が繰り広げられたことを知らぬ資産家は、先立った夫の遺産で古城を買い付け、知人を集めてパーティを催そうと考えたのだった。
一人、また一人と城を訪れる者たち。
跳ね橋を渡り、扉にて呼び鈴を鳴らせば、二十を幾つか過ぎたくらいの年頃と見える、女の使用人が皆を迎えるだろう。
「ようこそ、パイルシュミット城へ。
長旅でお疲れになられましたでしょう。
パーティは十九時からですので、
それまではごゆっくりお過ごし下さい。
お部屋にご案内いたします。」
皆は、使用人に導かれるままに部屋へと向かう。
一歩一歩、死が近づいている事など、知らないままに。
New Moon
――*開宴*――
2人目、代理人 キャロル がやってきました。
代理人 キャロルは、人狼 を希望しました。
―古城前―
[峡谷沿いを歩き、次に山道をゆく。
まだ薄っすらと雪が残っている道でも、ハイヒールは気にすることなく踏み出される。
どれだけ歩いただろうか。
枝々の間から覗き始める古城。一度足は止まり、再び進む。
そして。
視界が開け、雪残らぬ道―――跳ね橋を渡り、
呼び鈴を鳴らす前に、もう一度古城を見上げた。]
……へぇ。
[剥がれた塗装や割れ目は、城の歳月を物語っているよう。
そびえる塔は美しく、城全体は重厚な雰囲気を漂わせている。
けれど、漏らした感想はそれだけ。]
[呼び鈴を鳴らす指は細く。
右の薬指に光るルビーは、その白さを引き立たせている。
軋む音と共に扉が開かれれば、女の使用人に軽く頭を下げた。]
この度はお招き頂き、ありがとうございます。
……と言いましても、私はオードリーさんの代理人ですが。
えぇ、体調を壊しまして。
突然のキャンセルはご迷惑が掛かるとのことで……
[コートのポケットから招待状を取り出し、使用人に見せる。
封筒には、オードリーの名が記されていた。]
申し送れました。
私、キャロライナ・ミルネスと申します。
[軽く自己紹介を済ませると、促されるままに、蝋燭が灯る薄暗い城内に足を踏み入れた。]
―一階・エントランス―
これは、見取り図ですか…?
[コツ、と足を止めて、壁に掲げられている見取り図を見上げる。
透明な額には、背後の蝋燭がゆらりと揺れている。
吸い込まれるように白藍の瞳を向けていると、使用人の声。]
お部屋にも……そうですか。
では、迷わずに済みますね。
[吸い込まれていた理由は違うのだが。
使用人に小さく笑みを向けて、促されるまま部屋へと。
案内された部屋は、四階だった。]
十九時ですね。分かりました。
お言葉に甘えて、寛がせて頂きます。
―→四階・自室―
3人目、若当主 ラッセル がやってきました。
若当主 ラッセルは、人狼 を希望しました。
―パイルシュミット城前―
[馬車の扉が開き、外套を纏ったやや長身の若い男が降りてきた。
ややあって、目の前の少し屋根に雪の残った古城を仰ぎ]
はっはぁ、
[続くどこかから化け物でも出てきそうな城だ、という言葉はなんとか飲みこんだ。
一雨降りそうだったので足早に跳ね橋を渡り、急な階段を登りながらも]
なんで俺がこんな会合に出なきゃいけないんだろう。
距離があるから来るだけでも疲れるし、特に利益がある訳でもない。
正直勘弁してほしいんだがな…………おおっと。
[遠い目をしてぼやくうち、うっかり階段を踏み外しそうになって現実に引き戻された。]
[扉についた呼び鈴を二度鳴らし、
女使用人が扉から顔を出せば目礼をして]
ラッセル・クロウです。
パーティへのお招き、まことにありがとうございます。
[それだけを言うと、懐から自分の名の書かれた招待状をかさりと取り出して見せ。
その後は案内されるがままに城内を歩いた。]
4人目、放蕩貴族 ヒューベルト がやってきました。
放蕩貴族 ヒューベルトは、血人 を希望しました。
―早朝・城外―
[まだ空が薄く白み始めたばかりの暁の頃。
甲冑こそ纏っていないものの、一見して軍馬を思わせる巨大な漆黒の馬が跳ね橋のたもとに足を止めた。
人の背丈ほどもある黒馬の背から降りると、冷気の刺す山道を駆けて来て僅か湯気を立てる太い首を、労うように軽く叩く。]
おつかれさん。
[頚を廻らせて、未だ闇に沈む古城を見上げる。
二階の窓に小さく動く灯りを認めて、男は一つ瞬いた。城の住民を叩き起こさずとも、休むことはできそうだ。]
さて、馬房は…城の外か。勝手に使わせてもらおう。
[馬小屋――その古さこそが造りの頑強さの証明と言えそうな苔生した房に騎馬をひき入れると、ランタン一つの灯りを頼りに手際よく荷を降ろし、馬具を外して水と飼葉を与えた。
漆黒の巨躯が疲れを癒す態勢に入ると、馬が負っていた荷を担ぎ上げて跳ね橋を渡る。]
[日の出の兆しを見せ始めた東の空に背を向け、呼び鈴を。
暫しの間の後に開かれた扉の向こうへ、帽子を取って会釈する。]
このような時間に失礼する。
パーティーに招かれた者だが、ほっつき歩く趣味のお蔭で招待状と行き違ったようでね。遅れてならじと駆けて来たが……見ての通り、どうやら早く着きすぎたらしい。
御城主にヒューベルト・フロレスクと言えばわかるだろうが……まずは入れて貰えるかな?凍え死にそうだ。
[招き入れられながら、乗馬靴の泥を叩いて落とす。
腰のサーベルがカツリと乾いた音を立てた。]
…ああ、部屋は西の塔に頂きたい。
昔から愚者と煙は高い所へ、と言うだろう?
[見取り図を示そうとした使用人を遮って、からりと笑う。]
少々、休ませてもらうよ。御城主への挨拶はもう暫しして常識的な時間となってからが良かろう。
―回想・了 →四階 西塔自室―
5人目、新米記者 ソフィー がやってきました。
新米記者 ソフィーは、封印狂人 を希望しました。
―古城へと続く、長い階段の前―
[使い込まれた革の鞄を携え、城へと続く道を軽快な足取りで歩む。
一度立ち止まると、ふぅと息を整えた。
石造りの階段を、そしてその上にそびえる古びた城を見上げる。]
真坂、この城の中に入る日がくるなんて。
[自然と城に纏わる噂や逸話を思い出す。
こうして間近に立ってみれば、そんな話が出回るのも当然と誰しもが思うだろう。
重ねた年月を如実に感じさせる、荘厳たる古城は、おどろおどろしい噂を生むに相応しい風貌だった]
さぁて、登りますか。
[一度置いた鞄を持ち直すと、一段目へと足を踏み出した**]
[4階自室に案内されるときに、既に扉が閉じてる部屋を見付け]
あれ、もう着いてる方が居らっしゃるんですか。随分早いですね……あの部屋の方って、どなたなんでしょう。
[少し怪訝げな様子で聞いてみた。使用人が答えたなら]
――キャロライナ・ミルネスさん、ですか。
[その名を反芻した。
以前、どこかで聞いたような名前の気がする。
しかし、そもそも自分はこの辺の人間ではないし、たとえ面識があったとしても好事家であった父の知り合いか何かだろうとその考えを振り払い]
ありがとうございます。ゆっくり休ませてもらいますね。
[長旅の疲れをとることとした**]
―→4F・自室―
/*
どうもhinakiです。
皆様よろしくお願いします。
話の流れと勢いで、恐縮なことに封印狂人をやらせて頂くことになりました。
…唐突に村が終了しないよう善処しますが、うっかり手数計算間違った時は笑って許してやってくださいorz
えへ…へへ…←
―四階・自室―
[使用人が去った後、ロングブーツのままベッドに身を投げる。
足を組めば、短いワンピースから大腿が覗いた。]
……疲れたわ。
[金髪を束ねていた紐を解き、独り言ち。
声調は、言葉通りというよりも、まるで不満があるようなもの。
ベッドサイドのテーブルから、小さな見取り図を手に取って]
城の歴史なんて、興味ないんだけど。
でもまぁ、あれだけお金積まれちゃぁね。
[中指を親指から弾く。
クライアントの依頼は、パーティーの代理だった。
依頼を引き受けるかどうかは、全てその値で決めている。
値がよければ、たとえそれが違法であれ遂行するのだ。]
/*
キャロルの設定がかっこよかったからノープランで縁故を振ってみた。振られたら振られたでいいさ。
……つーか明日4時起きなんですが私馬鹿なの死ぬのorz
今回はコレの出番ないかしら。
まぁ……ないわよねぇ。
[スカートの中に手を滑らせて。
触れるは、ガーターベルトのホルダーに納められている拳銃。
愛しそうに撫でた後]
少し休もっと。
[組んでいた足を倒し、束の間の休息をとる。
木窓から漏れ入る風がふわりと金を揺らした。*]
/*
半分以上満足です、既に。
しかし、城が広いだけに、色々と大変になりそうだ。
超多弁(pt3000)とか欲しいwww
―二階・談話室前―
[乗馬服から軽装に着替え、一眠り。休憩から醒めると、自室を出た。
西の塔から渡り廊下を抜けて、二階へと降りたところで、部屋から顔を出した城の女主人と鉢合わせる。]
ジェーン・パイルシュミット! ひさしぶり、だな。
[翠がかった金の双眸をジェーンに向け、懐かしい、と笑みを浮かべた。]
不手際で、馬車で来なかったものでたいした手土産は持ち込めなかったのだが…ヤトーに積めるものでパーティーの用に向くものをと思ってな、カトラリーを持って来た。
四つ又のフォークも入っている最新の流行物だ、気に入ればいいが。
[銀製のナイフやスプーンを二十人分ほど、使用人に預けて既に食堂へ持ち込まれている。
嵩はともかく重量はかなりのものだったろうが、ヤトー――黒馬は特に文句もなく山を登りきってみせた。]
積もる話もあるが、語らいはパーティーの華としようか。
まずは、ついに一城の主となられたこと、おめでとう。実に素晴らしい城だ。
[女主人の手をとって、恭しく甲に口付ける。]
私に、城内を散策する許可をいただけますかな?御城主。一通り見回ったなら、パーティーまでは部屋で行儀良くしていると誓いましょう。
[大仰に宣誓し、笑う女主人から許しを得ると、古城内をめぐるべく階下への階段を下りていった。*]
モ「モーツとー」
リ「リッツの!」
…
うっそぴょん。
たゆと申します。 よろしくお願いしますー。今回の目標「じちょうしない」
設定マニアの血が騒ぐけど色々眼をつぶるよ!
6人目、引きこもり セシリア がやってきました。
引きこもり セシリアは、血人 を希望しました。
―一ヶ月前・ヴァランデル家―
[ヴァランデル家の一室。カーテンで光を遮られた薄暗い部屋にノックの音が響く]
――……
[壁一面の本棚と必要最低限の家具だけが置かれた殺風景な部屋の中、女はノックの音を無視して手にした本へと視線を落とす。]
「失礼いたします、お嬢様。どうぞこちらを」
[二度目のノックの後、使用人が部屋へ入って来るとようやく視線を上げて]
行かない。
[使用人の手にある招待状を見ると、即答して再び本へと視線を落とす]
―一ヶ月前・ラヴァンデル家―
「お嬢様、そう仰らずに…せっかくジェーン様に招待して頂いたのですから…」
――ジェーンが?
[話は終わりとばかりに使用人を無視していたが、ジェーンの名前に再び視線を上げて招待状を受け取る]
……分かった。行くから準備して。
[暫く招待状を見つめた後、使用人にそう告げると、何事も無かったかのように再び本へと視線を落とした**]
―現在・パイルシュミット城前―
「長旅、お疲れ様でした。パイルシュミット城へようこそ」
[迎えに来た御者の歓迎の言葉と共に馬車から降りると、目の前に聳える古城を見上げる]
――……
[暫く無言で古城を見上げていたが、呼び鈴を鳴らし、女の使用人に招待状を手渡すと、案内されて用意された三階の一番隅の部屋へ**]
/*
というわけで、こんばんは?いや、そろそろおはようございますか
パスワード入力に二、三回失敗してたらこんな時間に
村入り発言はバックアップ大事
【今回の村の目標】
・血人になる
・hinakiさんとのエアー縁故回避(重要
【今回の村の注意事項】
・寡黙キャラだけど寡黙にならないように頑張る
・newmoonさんがいるので白スクは中バレフラグ(←
*/
―四階・自室―
[外套を掛けた後、暫くそのまま眠っていたらしい。
ベッドから豪奢な、しかし古ぼけた天井をぼんやりと仰ぎ]
……あの人も悪い人じゃないんだがな。
[旅の疲れも隠さずに呟いた。
そう、ジェーンは悪人ではない。しかし、おかしな所でおせっかいなのだ。
例えば訳がわからない調度品を送り付けてきたり、ベンジャミン――父と違い城談義になど興味がないというのに、変な気をまわしてこんな所まで呼びつけたり……。毎度振り回されるこちらの身にもなってほしい。
とはいえ、自分が生まれる前から付き合いがあり、かつては援助まで貰っていたらしい相手を無下には出来ない訳で。
実に難儀なものである――**]
―一階・中庭―
[宛てもなく一階まで下り右方へ。
微かに漂う香に、足は迷わず其方へと。紺碧を細める。
見取り図と照らし合わせれば、そこは中庭。
重い扉を開け、一面を彩る薔薇に珍しく紺碧は瞬いた。]
……良い香り。
ジェーン、だったかしら。
なかなかいい趣味してるわね。
[大きく空気を吸うように香りを楽しんだ後、木製の長椅子に腰掛けて、暫く薔薇を楽しむことにした。*]
―四階自室→城内―
あー糞、暇だ。
本でも持ってくるんだったな。
[考え事をしていたら寝付けなくなってしまった。
しかし、パーティーまではまだ時間がある。
そこで、暇つぶしに城の中を探索してみることにした。]
しかし、どこもかしこも暗いわ古いわで風情がありすぎて…………ん。これはさっき見えた塔か?
外からじゃよくわからなかったが、随分太いんだな。
[その途中、塔の一部を見つけて素直な感想を漏らす。]
[何もなさそうな三階はちらと見るだけに留め、更に階段を下る。
やがて一階エントランスに着くと、見取り図を見遣り]
ああ、中庭があるんだな。
……都合良くバラ園でもあるとちょっとは心が癒されるんだが。
[赤は良い色だからと目を細め、中庭へと足を伸ばした。
途中で、あるいはバラ園で誰かに会ったら名くらいは名乗っただろう**]
7人目、メイド ネリー がやってきました。
メイド ネリーは、血人 を希望しました。
――回想――
[>>3金髪の女性から見せられた招待状を確認して、一礼をした]
いらっしゃいませ。オードリー様から連絡が来ております。
風邪をお引きになったそうで、ジェーン様も残念がっておりました。
私はメイドのネリーと申します。
何かありましたら、なんなりとお申し付けください。
[見取り図に視線を向けるキャロライナに返事をする]
ええ、この城は複雑なので見取り図が必要なのです。
皆様のお部屋にも持ち運びのできる小型の地図がありますので、そちらをご使用ください。――この城で迷子になりますと、もしかしたら吸血鬼に浚われてしまうかもしれませんから。
[最後に冗談を付け加えて、...はキャロライナを部屋に案内した]
――回想・早朝――
[呼び鈴の音にエントランスに向かい扉をあけると、帽子を取って会釈した男性の姿が目に入った>>8。名乗られれば、記憶のアルバムからその姿を取り出すことに成功した]
ヒューベルト様ですね。存じ上げております。
前のジェーン様のご邸宅でも何度かお姿をお見かけしたことがございますので。
外はまだ寒かったでございましょう。
部屋は温まっておりますから、どうぞ――
[見取り図を指し示そうとすると、ヒューベルトに遮られる。「西の塔に部屋を」という言葉に、...は使用人にはあるまじき思わず笑みが漏れた]
ジェーン様は「きっとヒューベルトは西の塔がいいと言い出すだろうから」と仰ってましたが、本当で吃驚してしまいました。
どうぞ、こちらに。準備はできております。
[ヒューベルトを西の塔の一室に案内した]
――回想・終了――
/*
どうもnewmoonです。村名が「new moon」から「New Moon」に微妙に変わっているのは、多分私のIDのせいに違いない。
/*
ネリーがほんとにメイドだったΣ
お城広いから掃除とか大変だろうなぁ……
そして昨夜の独り言に中身記号を忘れました。ごめんなさい。
8人目、ジェーンの甥 ギルバート がやってきました。
ジェーンの甥 ギルバートは、村人 を希望しました。
―古城 入り口―
まったく、このくそ長い階段は何なんだ。ええ
大体なんで俺がこんなところに来なきゃいけねーんだ、くそ
[悪態をつきながらも入り口までたどり着くと、呼び鈴を鳴らし使用人の出迎えを待った。やがて現れたネリーを上から下まで眺め]
出迎えごくろーさん
親父の代理でかわいい甥が来たって叔母貴に言ってくれや
で、その手にあるのはこの城の地図か?準備が良いことだ。
[そう言うと地図を受け取ると、ずかずかと城の中へと入っていった**]
/*
世界史がさっぱりなので18世紀初頭ってどんな時代か分からん
さくっとぐーぐる先生に聞いてみた。
え?ぴょーとる大帝とか言われてもわかりまs
マリーアントワネットより更に半世紀前、だと……?
あれか?頭に船を乗せる半世紀前だとボートあたりか?
ジェーンの頭にスワンボート
小人さんが必死に漕いでるんですね。18世紀を完全に把握した
……ラッセル・クロウ。
[男が名乗れば、反芻して。
長椅子に座ったまま、むき出しの細い腕を男の前へ。]
初めまして。
私はキャロライナ・ミルネス。
招待客というか……私の場合は代理ね。
[握手は交わされたか否か。
自身の名を既知しているとも知らずに、簡単に自己紹介。]
ジェーンさんとは、どんなお知り合いなの?
[城の主の年齢はオードリーから聞いているのだから。
知人という割りには歳が離れすぎているように思え、不思議そうに一つ問いを。]
……ラッセル・クロウ。
[男が名乗れば、反芻して。
長椅子に座ったまま、むき出しの細い腕を男の前へ。]
初めまして。
私はキャロライナ・ミルネス。
招待客というか……私の場合は仕事、まぁ代理ね。
[握手は交わされたか否か。
自身の名を既知しているとも知らずに、簡単に自己紹介。
初対面だと思っているのだが果たして。]
ジェーンさんとは、どんなお知り合いなの?
[城の主の年齢はオードリーから聞いているのだから。
知人という割りには歳が離れすぎているように思え、不思議そうに一つ問いを。]
[ラッセルは何と答えただろうか。
ふと、男の瞳が赤の薔薇によく向かうのに気がつくと]
赤い薔薇、好きなの…?
私も赤は好きだけど、白の方が好みね。
自分色に染めてみたいと思っちゃう。
[うふふと、息を漏らして笑う。
口元に手を当てて笑う様子は、名家の令嬢のよう。]
赤い薔薇は、白の薔薇が血を吸ったから、
……って、聞いたことない?
ラッセルなら、自分の血を与えても赤くって望むのかしら。
[見上げながら、揶揄するような言葉を向ける。
そして静かに立ち上がれば、背丈は男と同じくらいだろう。]
ごゆっくり。
[ラッセルは何と答えただろうか。
ふと、男の瞳が赤の薔薇によく向かうのに気がつくと]
赤い薔薇、好きなの…?
私も赤は好きだけど、白の方が好みね。
自分色に染めてみたいと思っちゃう。
[うふふと、息を漏らして笑う。
口元に手を当てて笑う様子は、名家の令嬢のよう。]
赤い薔薇は、白の薔薇が血を吸ったから、
……って、聞いたことない?
ラッセルなら、自分の血を与えても赤くって望むのかしら。
[見上げながら、揶揄するような言葉を向ける。
そして静かに立ち上がれば、高いヒールを履いた今、背丈は男と同じくらいだろう。]
ごゆっくり。
―三階・隅の部屋―
使用人―かつてジェーンの家に連れて行かれた時に何度か見掛けた事のある少女―に連れられて三階の隅にある部屋へと向かう。部屋の前に着くと、使用人に一度だけ礼をして部屋の中へと入る]
へぇ、いい所じゃん。
[部屋に入ってまず口にしたのはそんな言葉。しげしげと部屋の中を見回しながらも、窓に近づいていくとまずはカーテンを閉めて]
……よし、挨拶行こ
[もう一度部屋を見渡すと、日傘を手に部屋の外へ]
―二階・ジェーンの部屋―
[手した日傘をくるり、くるりと遊ばせながらジェーンの部屋まで来ると、ノックをしてジェーンが出てくるのを待つ]
ジェーン。招待ありがとう。
うん。母さん達も喜んでた。
二人ともまだまだ元気だよ。…時々煩いけど――
[ジェーンが出てくれば招待のお礼と、両親の近況などを暫く話して]
――うん。楽しそうだからたまには散歩してみる
それじゃ、また後で
[ジェーンと別れると、地図を頼りに古城の散策を始めた]
―一階・エントランス前―
[エントランスから二階へ、また地下、中庭へと繋がる小広間。
その壁を飾る幾つもの瀟洒な姿見の前を、ぶらぶらと歩きながら凝った装飾を鑑賞する。]
鏡の間、というわけかな?
曇りの少ない良い鏡だ…長らく手入れを受けていなかったとは思えないね。
[独り言ち、思い出したように燭台の火を吹き消す。
中庭から差し込む昼の光のみでも、充分広間は明るかった。]
―一階・エントランス前―
[中庭からエントランス前へ。
薔薇の香を漂わせながら歩いていると、鏡の前、黒髪を束ねた華奢な男の姿が目に入った。]
世界で一番美しいのはだぁれ…?
[独り言か、それとも男に声を掛けたのか。
姿見に自身を映し、鏡の中の紺碧をみつめる。]
……どうも。
その様子だと、貴方も時間潰しかしら。
[男が手にしている燭台に気が付くと、鏡の中の男に声を掛けた。]
―一階・エントランス―
[一階に下りてくると、そこに居たのは見知らぬ女性と見知った男]
ヒュー
[見知らぬ女性の様子を気にしつつも、見知った男の名を呼び近づく。]
ヒューも来てたんだ。そんなの持って、どうしたの?
[気になるのか、見知らぬ女性にちらちらと目線のを向けながらも、見知った男の持つ燭台に首を傾げる]
[階段の方から近づいてくる足音に視線を向ける。
墨色の髪の少女――のように見える――を見下ろしていると、今しがた声を掛けた男と知り合いのようで。]
……あら、お知り合いだったのね。
[尋ねたのは、どちらにか。
前髪で隠れる瞳を覗き込むように身を屈めて]
それ、見えにくくない…?
[ぽつりと、少女を見た感想のような問いを。]
[かけられた声に、視線は鏡の枠から鏡面へ。]
…一番美しいのは、鏡の中の貴女です。どうか私の前を離れないで。
[『鏡』の台詞を諳んじるように詠い、深紅のワンピース姿の女性に、鏡越しの会釈を。]
ああ、城中をぐるりと回ってもまだ昼だ。パーティーの客もこれから集うのかな。
……はじめまして、レディ――?
[振り向いて挨拶をしかけたところで、階段を下りてきた女性にまたくるりと身体を向ける。]
ん、 ……セシリアか?おやおや、久しぶり。
[相変わらず見知らぬ女性の方をちらちらと覗きながらも、知り合いだったの?と声が届けば無言で頷く]
――…?
[見えにくくない?と聞く女性の言葉に首を傾げるが、屈む様子を見て、それの意味を理解すれば]
べつに。本を読むのには困らないし
[素っ気無く返して、女性の様子を見つめる]
ちょっと、探検をね。このような城でじっとしているなんて勿体ないだろう?
あー、私はヒューベルト。
こちらの知的な女性はセシリア・ヴァランデル――ご城主との縁があって、多少親しくさせて頂いている。
で、貴女のお名前を聞いても良いかな?
[紹介しようにも一方は初対面、然程困ったようでもなくやんわりと笑んだ。]
ふうん
[見知った男の冒険という言葉に興味無さげに頷いて]
まあ、よろしく。
[男が見知らぬ女性に...の名前を告げたのに続いて、ドレスの裾を持ち上げて礼を]
[少女の仕草が微笑ましくて。]
可愛らしいお嬢さんね。
実は、親子だったりしないのかしら。
[二人を見た感想を漏らす。
まさか、少女が自分より年上だと思うわけもなく。]
……よろしく。
と言っても、一晩のお付き合いでしょうけど。
[僅かに右足を後ろに下げて、膝を折った。]
代理人 キャロル は肩書きと名前を 代理人 キャロライナ に変更しました。
キャロライナ・ミルネス。
一夜の愉しみを共有する仲、だな。何卒良しなに。
[英風の名前を口の中で呟いて、長身の腰を屈める様に再び礼をする。]
呟かれた感想>>41には片眉を上げて]
親子?まさか。
[面白そうに唇の端を引き上げて喉を鳴らす表情は、存外に幼若に見え。
続いて細く独り言を呟く様子ははっとするほど老いて見えたかもしれない。]
……私はずっと独り者、だがね。
[男が自身に対して思うことなど分からずに。
ただ、肩眉が上がるのをみつめて]
……あら、そうだったの。
子一人くらい居ても、不思議じゃないように見えるけど。
素敵なのに、勿体無いわ。
[本心か否か、さらりと呟いた後。]
久しぶりの再会のようだし、これ以上邪魔はしないわ。
ごゆっくり。
[やはり横目で二人を見て、その場から立ち去れば、ふわりと薔薇の香だけが残るだろう。]
―二階・談話室―
はぁ、まったく古臭いくせに部屋ばかり多くて参るぜ
[城内を歩き回って疲れたのか、談話室の椅子にどっかと座りこんだ。]
そういや叔母貴にまだ挨拶してねーなぁ
親父に持たされた土産も渡さないといけねーし、めんどくせぇ
[しばらく動く気はないようだ。]
キャロライナ。
[見知らぬ女性から名を告げられればそれを繰り返す。お嬢さんと言われると、かすかに不満げな表情を浮かべるが]
親子…?
[続く言葉に思わずヒューベルトの顔を見上げて、まさか。とヒューベルトの言葉を肯定するように頷く]
子ども扱いしないで。
[キャロライナの方へと視線を戻せば、不満げに日傘をくるりと回してつぶやく]
あらぁ。
それは、ごめんなさいね。
[螺旋階段の方に向かう途中、セシリアの声に振り向いて。
回る日傘を不思議そうに見つめた後、余裕そうに答える。
謝罪はきっと、本心ではない。
そして、コツコツと、足音は二階へと上っていく。]
―→二階・談話室―
ああ、また夜に。
[薔薇の香りを見送って、一つ首を傾げる。
思ったことを口には出さず、傍らの女性の持つ日傘に視線を落とす。]
セシリアはこれから庭へ散歩か?
私は、小腹が空いて来たのでキッチンを冷やかしに行くんだが…もし何か食べたい物があれば、持って行くが。
[断られたとしても気にはしないだろう軽い調子でセシリアに話かけ、
ああ、と声をあげる。]
そうそう、セシリア。
此処で逢う事もあろうとは思っていたんだが、今回は君の好むモノを集めておく暇がなくてね。
代わりに、最近出たばかりの冒険譚はどうだ?全編英語なんだが…『ロビンソン・クルーソーの生涯と奇しくも驚くべき冒険』。
興味があるなら、後で部屋に持って行こう。今宵はどちらにお泊りかな?
[先ほどの興味なさそうな様子を思い返しながら、だが小説の中の話となれば別かもしれない、と愛すべき活字中毒者に尋ねる。]
/*
ギルバートに釣られました。
えぇ、否定しませn
違うの!
二人っきりにさせてあげようt
[あわてるきゃろるさん。
前村の影響で、きゃさりんと打ちそうになる。自重。]
/*
ロビンソン漂流記は1719年出版。
18世紀初めの本で誰でも知ってるとしたらこれくらいしか思い浮かばなかったです。力不足でスンスン。
―二階・談話室―
子供扱いしないでって。
あんなことしたら、更に幼く見えるわよ。
[揶揄するように、楽しげに呟く。
一歩一歩足を上げる度に、短いスカートからホルダーが覗くか。
階段を上がりきれば、小さな部屋へ入り……]
不機嫌そうね。
貴方も、招かれた人…?
[その脇から続く部屋―――談話室に茶髪の男の姿をみつけると、ゆっくりと歩み寄りながら、声を掛けた。]
――……
[謝罪の言葉と共に階段を上がっていくキャロライナを無言のまま見送るとヒューベルトを見上げて、散歩か?と聞かれれば静かに首を振り]
淑女としての嗜み
[素っ気無く答える。続く言葉にも首を振って]
まだ、お腹空いてないから
私は、ジェーンが言ってた屋根裏の書庫に行ってみる
[ヒューベルトに答える。書庫に向かおうかとした所にああ。と声が聞こえれば振り返って]
読む
[ヒューベルトの話には珍しく嬉しそうに即答で頷く。]
[女の声がした方に首だけを向けて]
まーね、下見のつもりで歩き回ってみたら
想像以上に広くてお疲れなんだよ。
そういうアンタは叔母貴に呼ばれたお客様かい?
[自身がホストではないとは言えふてぶてしい、礼を欠いた態度で応じた。]
―城、入口―
[入口に立ち、呼び鈴を鳴らせば、間もなく女の使用人が姿を表した。
どこかぎこちなく会釈をして、鞄からがさごそと一通の封筒を差し出す。
封筒に記されている宛名は、新聞社の代表者の名]
デイリー新聞社から代表で参りました。
ソフィー・クルトゥと申します。
[女の使用人は、すでに連絡を受けている旨を述べ、中へと導きいれる。
少し落ち着か無い様子であたりを見回しながら、燭台を持つ少女の後ろをついて歩き、案内されたのは3階の階段に近い一室
途中、見取り図が目に入り、思わず足を止めれば、部屋にもある旨を告げられるだろう]
あ、そうなんですか。
とても助かります。
[少しほっとした様子で、案内された部屋で鞄を下ろした。
宴が始まるまでの間自由に城を見て回って良い旨を告げて、使用人の少女は部屋を辞していった。]
ああっ!待って!?
パイルシュミット夫人にご挨拶に行かなくちゃ!
連れて行ってもらえますか?
[あわてて少女を追いかけると、案内を頼んだ。]
>>49
では、後で。
[読む、という言葉に仄かに笑んで、軽く会釈をする。
ブラウンのドレスが階段の上に消えると、一つ隣の姿見の前に移動してまたじっくりと眺め始めて。]
――ん?結局どこの部屋に泊まってるのか聞かなかったな。
後でメイドに尋ねるか…
[豪奢な調度を心行くまで鑑賞すると、先程の言の通り―→キッチンへ―]
/*
>>53
ああ、ヒューベルトやっぱり血人希望だよね。ですよね。
まあ、血人が人気なのは予想してたけども。
血人取れるといいなー。
*/
――二階・ジェーンの部屋――
ええ、残念ながら欠席とのことです。
代わりにギルバート様が代理でいらしてます。
[ジェーンに今まで訪れた客について報告して、部屋を出る。
この部屋に向かっているキャロライナらに廊下で出会ったら、一礼してすれ違っただろう]
さて、確かキッチンで人手が足りないって言ってたな。
手伝ってくるか……。
[先ほど会ったメイド長の話を思い出して、キッチンに向かった]
ふーん。
まぁ確かに……広いわね。
まだ半分も回れてないわ、私は。
[男の返事によれば、招かれた客人のようだが。
今まで出逢った三人とは、明らかに違う印象。]
私は代理人。
頼まれたのよ、クライアントに。
[「だから、その質問に答えるならノーね」と言い足して。]
勝手に下見して疲れて不機嫌になるって、
可笑しな人ね。
[行儀悪く座る男を、冷たい紺碧で見下ろした。]
/*
やっべ。
楽しい。楽しすぎる。
愛しのギルバートを冷たい瞳でって。
[テンションあがりまくりのきゃろるさん。]
―女主人の部屋―
[少女に案内を頼み、導かれた部屋の扉の前で髪を手櫛で整え、服を払って申し訳程度に身だしなみを整えた。
ターコイズブルーのベストに紅いタイ、白いシャツに、動きやすいようスリットの入ったベストと同色のロングスカート
仕事着の中でも比較的上等なものを着てきたとはいえ、すれ違いざまに見た人々の格好からすると、随分場違いにも思えた。]
仕事で来てるんだし、しゃーない。
[ドレスの一つでも経費でせびってくるものだったかとほんの僅か後悔したものの、あっさりと開き直って扉をノックする。
程なく中から女主人の許しが聞こえ、中へ。
気のよい女主人の前に立つと、にこりと会釈をして、折り目正しく礼をする]
この度はお招き頂き有り難う御座います。
取材及び、今回のパーティーにて伺えるこの城に纏わるお話を記事にするご許可を下さったとのこと。
ご期待に添う記事が書けますよう、尽力致します。
[女主人は大らかに笑うと、こちらからお呼びしたのだし、見聞きしたまま書いてくれればよい、と言った。
気取らない大らかな女主人の人柄に、少し緊張が解れた。
城についての記事を載せることで、地元民との距離を縮めようという意図があるのだろう、と代表が言っていたことを思い出す。]
ありがとうございます。
私もこの城に入るのは初めてですし、パーティーのお時間まで見て回らせて戴きたいと思います。
[そうして、女主人の部屋を辞した]
/*
ソロールばっかですね、ソフィーさん!
貴族様多いなぁ…
この設定、浮いてますね!え、えへへ!うわぁやっちまったー!?
――二階・キッチン――
おはよー。仕事あるって聞いたけど、何すればいい?
え、このフォークたちを磨いておけって?
[渡されたフォークを一本取り、マジマジと見つめた]
わお、凄いねー。これ銀製じゃん。柄のところの細工も細かいし。
こんなのジェーン様持ってたっけ?初めて見た気がする。
[というとコックの一人から、そのカトラリーは客の土産だという話がでた]
どなたのお土産だろう?気になるなー
さて、じゃあ腕によりをかけて磨きますか。
[キッチンの隅で鼻歌交じりでフォークを磨き始めた]
うん。後で
[ヒューベルトに別れを告げると、そのまま階段を上って屋根裏へと向かう]
わぁ……
[螺旋階段を上りきった先、本棚が何列も並ぶ書庫へ辿り着くと、感嘆の溜息を漏らす]
すごい。こんなに沢山…
[本棚の間を歩きながら、本の背表紙に視線を流していくとふと、ある事に気付き立ち止まる]
吸血鬼の本が多い…?
やっぱりあの噂は本当なのかな
[ぽつりと呟くと、近くにあった吸血鬼の本を手に取って視線を落とす]
クライアント?
つーことは叔母貴のパーティに出席するだけで金が貰えるのか?
羨ましい限りだねぇ
[クライアントに恥を掻かせないだけの知識、教養が必要だとは気づかないようだ。]
誰だって疲れりゃ不機嫌にもなるだろうよ
それに、古い城とくればお決まりの秘密の小部屋に秘密の通路
冒険は男の子の特権なんだよ。
さぁて、どこから回ろうかな?
[胸ポケットからペンとメモ用紙を取り出して、ひとつ伸びをした。]
―1階、そこらじゅう―
[途中に飾ってあった見取り図を写したメモを眺めながら、一階へと降りる。]
やっぱり順当に1階からだね。何事も手順が大事。
[まずは屋内、と1階をきょろきょろとしながら歩いていれば、大きな階段の影に下り階段があるのを見つけた。]
お、階段発見。まぁあれだけ長い階段だもの、地下くらいあるわな。
降りるのは…
[覗きこめば、灯りは無いようで、黒い空間がぽっかりと口を開けていた]
…後にしよう。
[階段の反対側に歩いていけば、中庭に通じる扉が見えて、今度はそちらに向かった]
[キッチンの中で忙しく立ち働く料理人を、腕を組んで眺めやる。
辺りには下ごしらえを済ませた素材に混じり豊かな香辛料の香りが漂いだしていた。]
…さて。
[厨房に立ち入る気にはならず、顎鬚を撫でる。
飢えは強いものではなかったが、昨夜から何も口にしていないことは確かだった。]
地下のワインセラーから拝借するか…?
―中庭―
[扉を出ると、綺麗に手入れされた薔薇園が目に飛び込んだ。]
雰囲気あるなぁ。
[噎せ返るような薔薇の香りの横を通り抜け、中庭を散策。そのまま井戸のそばまでいくと、中を覗き込んだ]
生きているようだね。
地下に繋がっているのかな?
[俄然地下に興味が湧いて、いそいそと室内に戻ると、誰か灯りをくれないものかと使用人を探した]
♪きゅっきゅっきゅ〜 綺麗に磨きましょ〜
♪きゅっきゅっきゅ〜 ぴかぴかに〜
――はっ!
[初めは鼻歌のつもりだったが、いつの間にか声に出して歌っていたのに気がついて我に返る。作曲・作詞ネリーの調子外れの唄を誰かに聞かれてないかと辺りを見回すと、こっちに構っていられないほど忙しく働いているコックたちと、入口の方にいるヒューベルトの姿が目に入った]
ヒューベルト様、このような場所に何の御用ですか?
お腹がお好きでしたら、何か軽食をお持ちしますが。
[銀食器を磨く手を止め、ヒューベルトの前まで歩み寄ると恭しく尋ねた]
本当に、羨ましいと思う…?
[男の言葉に、長い首を傾げて。]
今回の仕事は楽な方だけど、危険な仕事もあるのよ。
まぁ、仕事もしないで叔母様にお金せびってるように見える貴方には分からないでしょうけど。
[図星でしょ、と言いたげに、冷たい紺碧は降り続ける。]
……男の子?
じゃぁ、ネバーランドの旅の続き、いってらっしゃいな。
少年なら、これくらいで疲れないでしょう?
[僅か口の端を上げて。
さて、男は何と答えるだろう。]
お、言うじゃねーか
金をせびるのもこれでなかなか大変なんだぜ?
まぁ叔母貴には金の無心をしたことないがね
[見下ろす女の瞳は気にしていないようだ。]
うるせーな
心は少年でも体はそうじゃねーの
[この男はおそらく馬鹿である。]
[銀器を磨きながら唄っていたメイドがはたりと顔を上げ、さり気なく視線を外した。
やがて声を掛けられると>>64、金の双眸を細めて顔見知りのメイドに軽く頷く。]
ああ、済まないが。何かあるかね?
ぶどう酒の肴……チーズのカナッペを供してくれるならば最高だが、パンの切れ端でも構わぬさ。
9人目、双子 ウェンディ がやってきました。
双子 ウェンディは、おまかせ を希望しました。
―城 跳ね橋前―
[がたり ごとりと揺れる馬車。視界はゆっくり、退屈に流れる。
黒い森の足元を白い雪が染める。]
……愚図ね。
[馬車に揺られながら、不機嫌に鼻を鳴らした。]
どれだけ揺られていればいいのかしら?
着く頃には腰が曲がっていそうよ。
[外の御者には聞こえてはいないだろう。
仮に聞こえていたとしても、構う事はない。]
所詮、父様の犬……出来が悪いのも仕方ないわ。
[長時間の移動。焦れる様に流れる木々を見つめる。]
―地下―
[そこらへんにいた使用人を捕まえて、ランプを用意して貰い、受け取った]
ありがとうございます。
建物を把握する時は基礎から、基礎っていったら地下だよね。
[ランプを掲げながら、足元に気をつけてそろりそろりと階段を下りる。
降りるとすぐに道は左右に分かれているようだった]
どちらに行こうかな。
[しばし悩んで、右を見て、左を見て、腕組みをして唸った]
――あら。
[不意に、視界が明るくなったように感じた。
――馬車の前には古めかしくも威容を放つ古城。
そして、その口となる跳ね橋が架かっている。]
止めて!
[御者に命令し、馬を止めさせた。次いで雪の絨毯の上に降りる。
ひやりとした感覚が、足からじわりと上がってくる。]
お前は此処で結構です。父様の元へお帰りなさい。
迎えは――そうね。明後日にでも寄越しなさいな。
[衣類等、大きなものは既に送りつけてある。
御者が差し出した小さな濡羽色の鞄を受け取り、古城へと歩く。
しばらくすると、馬の嘶き、車輪の音。
構わず進み、跳ね橋へと差し掛かったところで一度だけ後を振り返る。
音も霞むほど遠くに馬車を見た。]
本当に、愚鈍ね。
[視線を前に戻した――跳ね橋から覗く古城。しばし睨めっこする。]
ジェーン小母様。お城とゴミの区別がついてないのかしら?
[ふっと表情を緩めて、跳ね橋を渡った。]
……じゃぁ、
見せてもらおうかしら。
[一歩近づいて、茶の髪を掻き揚げるように手を滑らせて。
くしゃりと髪を掴む。]
貴方が何を言おうと、何をしようと勝手だけど。
叔母様に迷惑をかけないようにね。
此処には、叔母様の知り合いが多く集ってるわ。
それを忘れないように。
[掴んでいた手を乱暴に離し、その場を後にした。
反論は、背だけで受ける心算。]
双子 ウェンディ は肩書きと名前を 箱入り娘 ウェンディ に変更しました。
―二階→地下―
[食堂には、まだ誰の姿もなかった。
時が訪れた時、果たして幾つ姿が集うのかと思いながら。
男の前を足早に通り過ぎ、螺旋階段を下りる。]
中庭の先にも何かあったけど……
[まだ足を踏み入れていない階、地下へと足はゆく。
コツコツと、暗闇に足音が響いた。]
此処に信号はないわよ…?
[腕を組んで立ち止まっている女>>69に背後から声を掛けた。]
[手にしたのはこの地方の伝記。昔、この城を襲った二つの悲劇と、その結末]
噂話と同じ。本当なら何処かにまだ封印された吸血鬼が居るのかな?
[口から出たのは単純な疑問。しかし、その言葉は誰に届くでもなく]
地下か…
[本の表紙を見つめて呟く。自ら冒険して物語を作る事には興味は無いが、物語を読み、触れて、物語を追うのは好きなのだ]
……後でジェーンに謝ろう
[暫く本を抱いてその場で悩んでいたが、本をぎゅっと抱きしめると、その本を手に階段を下っていく]
[髪を掴まれるとさすがに顔を顰めたが無言でなすがままにさせ
立ち去る女の後姿をじっとり見つめると、いやらしい笑みを浮かべた。]
思ったよりいい日になりそうだ。
[そう呟くと椅子から立ち上がり、キャロライナとは別の方向へ歩き出した。]
ありがたい。では頼もう。
[昼間から酒を呑みたいと言い出す我侭な客にも、メイドの対応>>73は適切なもので。
初めて意識を使用人個人に振り向ければ、その困り顔に覚えがあった。]
ん? 君は…ネリーだったか。見習いメイドの?
少し見ないうちに大人っぽくなったな。
[以前のジェーン邸に住み込みで働いていた、くるくるとよく動く少女の面影に、口調も気安げに崩れる。]
いや、ワインは私の方で勝手に漁らせてもらっていいかな?多忙のところを邪魔するわけにはいかん。
心配せずとも、一番上等な棚を片っ端から開けて回ったりはしないよ。
[女主人のコレクションを思い出し、男の唇が弧を描く。]
[>>74右に行くべきか、左に行くべきか。
人生の岐路に悩んでいると、唐突に背後から声をかけられた]
うっひゃー!?
[驚いて思わず悲鳴を上げて振り返ると、そこには赤いドレスの女性の姿。
ばつが悪そうに照れ笑いをした]
あ、どうもすみません、驚いてしまって。
確かに信号はありませんが、右と左に分かれ道があるんですよ。
どっちから行ってみようかと悩んでいたところなのです。
[と、自分で言ってから気がつく]
ああ、どうせ両方行くんだし、どっちでもいいか。
貴方はどちらへ行かれるんですか?
灯りも持たずにいらしたようですし、ご不便でしょう。ご一緒しますよ。
[愛嬌のある笑顔でにこりと笑って見せた。]
[悲鳴を聞いても、微動だにせず。
薄い灯りに照らされる女の笑みに紺碧を向けて]
……変な人。
[やはり、感想を漏らす。]
えぇ、確かに暗いわね。
地下とはいえ、少しは灯りあると思ったんだけど。
[女が持つ灯りが不気味に辺りを照らしている。
けれど畏怖を感じることなく淡々と呟いて。]
……悪いわね。では。
[釣られたのか、同じ笑みを浮かべてまずは右方へ向かう。]
貴女も、招かれた人…?
10人目、医学生 ハーヴェイ がやってきました。
医学生 ハーヴェイは、おまかせ を希望しました。
―古城前―
[馬車が止まった振動で、転寝から目を覚ますと扉が開いた。
馬車からゆっくりと降り、御者に軽く頭を下げてから視線を古城へと移す。]
……流石というか、なんと言うか…。
[目の前の重厚な雰囲気を漂わせた城を見上げて、思わず呟く。
内ポケットに入れていた招待状の差出人でもあるこの城の主人の趣味を思い出せば、納得したように軽く息を吐いてから長い階段を上り始めた。]
―古城・エントランス―
[跳ね橋から城へと至る長い階段に、登るだけで息が上がってしまった。
軽く息を整えてから、扉をくぐる。]
こんにちは。この度はお招き感謝いたします。
[出迎えた使用人に招待状を見せ、手渡された見取り図を受け取ると]
ジェーンに挨拶をしたいんだが……ん?ドレスを?
なるほど。それでは仕方ないか。
ああ、挨拶は後にさせてもらうよ。先に荷物を置きに行こう。
―一階・エントランス―
[地下へと続く階段を下りようとすると、地下から悲鳴が聞こえて]
っ―!
[驚いて、踏み出していた足を戻す]
何…?
[声がなんだったのか気になるものの、降りる勇気が出ず、そのまま地下へ続く階段を覗き込む]
[女性がドレスを選んでいるというのなら、今挨拶に行くのは不躾だろうと女主人の部屋へと向かう事はぜず、見取り図に目を落とす。]
…ふーん。屋根裏があるのか。
[後でゆっくり見学させてもらおうと思いながら、3階の1室を自室として選んだ。]
/*
なんかキャロライナが人狼希望っぽい!とか無意味に言ってみる。
うん。ただの勘だから特に理由は無いんだ。
*/
わかりました。料理ができましたらお部屋にお持ちします。
[ヒューベルト>>77を聞いて、ふわりと微笑んだ]
そうでございます。ネリーです。
私もいつまでも子供のままではありません。
ヒューベルト様と最後にお会いしてから年月が経ってますし。
この前見習いを卒業して、正式にメイドになりました。
[ワインの件を聞けばほっと胸をなでおろす。本音を言えばワインのことが分からないだけではなく、地下は暗くて不気味なのであまり行きたくなかったからだ。]
すみません。本当はヒューベルト様の御手を煩わせるわけにはいかず、私が取りに行かなければいけないのですが。
ワインにはとんと詳しくなくて…
セラー中のワインをすべて飲み干すというわけでなければ、どのワインでも問題ないかと思います。ジェーン様は「ワインは飾るものではなくて飲んで楽しむものだ」と常日頃おっしゃってますから。
これをお持ちになってください。
[...はヒューベルトに灯りとワインセラーの鍵を渡した]
[暗闇に物怖じする様子もなく進む女性の横を歩き、右へと進む。]
はい、正確には招待状が届いた新聞社の記者ですけどね。
この城とパーティーの記事を書くために来ました。
ソフィー・クルトゥです、よろしくお願いします。
つまりは、お仕事ですよ。
[あっけらかんとした口調で話す。]
右、右、と。こちらには何があるんでしょうね。
[灯りでメモを照らしながら、首を傾げた。]
ソフィー……良い名だわ。
[同じ髪の色、瞳の色も近いか。
親近感が沸いたのか、珍しく相手を褒める。]
キャロライナ・ミルネス。キャロルでいいわ。
私も貴女と、ソフィーと同じ。仕事で来たの。
代理人が私の仕事。よろしく。
[照らされるメモに視線を落とし]
一階に井戸があったわね。此処に繋がってるのかしら。
そういえば、ネリーだったかしら。
使用人が言ってたわ。迷うと吸血鬼に浚われるって。
ねぇ、迷ってみたいと思わない…?
[色似ている瞳に紺碧を向けた。]
―1階 エントランス―
[城門を抜けてエントランスへ。扉をくぐり、豪奢に飾られた部屋を見渡した。]
父、ハンス=ロフェロスの名代として挨拶に参りました。
どなたかいらっしゃいませんか?
[声を上げて、うかがった。]
正式に。それはおめでとう。
いや中々堂に入った働きぶりで、本当に気づかなかった。
[少女が大人になる程の間、ジェーンと沙汰無く過ごしていたか、と改めて思う。
遠くを見るように表情を消すと、やはり男は若者とも老人ともつかない、捉えどころのない容姿をしていた。]
では、お借りしよう。
[鍵を受け取ると、古びた持ち手の造作に翠金を落とす。
先ほど地下に入った時には、扉が閉ざされていた地下の一室。]
邪魔したね。
部屋にも君が届けてくれるのかな?よろしく頼む。
[軽く頭を下げて、階下への階段へ向かった。]
/*
Q「血人希望弾かれたらどうする気?w」
A「何事も無かったかのように……穴掘って埋まるね。恥ずかしくて」
Q「ばかなの?」
A「なにごとも、強気で!」
貴方もお仕事でしたか。
良かった、ご令嬢やご子息ばかりのようだから、緊張していたのですよ。
[軽い調子で話していると、己と似た青系統の瞳を向けられて、目を瞬く]
吸血鬼に浚われる、ですか。
[視線を上に向けて、少し考えて、笑った]
では、迷う前に。
十字架にニンニク、聖水に銀の銃弾、それから木の杭を用意しておかねばなりませんね。
[それは、物語によく出てくる吸血鬼退治の道具ばかり。
軽い調子で話しをしながら、キャロルについて歩いて地下を見て回っただろう**]
[地下へと進もうか迷っていると、誰かの声が聞こえてきて]
誰か来た?
[声のする玄関の方へと向かうと、小さい子供を見つけて]
こんな所にどうしたの?
[不思議そうに見つめて首を傾げる]
ええ、ヒューベルト様がお戻りになる頃を見計らって、私が食事をお持ちいたします。
気をつけてくださいね。この城は吸血鬼が徘徊しているという噂がありますから。襲われて吸血鬼になったりしないでくださいね。
[身分が違うとはいえ旧知の仲。最後に軽口を付け加えてヒューベルトを見送った。と玄関の呼び鈴がなったのを聞き、急いで駆け付けた]
――2階キッチン→1階 エントランス――
どうしようもない男も一人、居たけどねぇ。
[さて、それは誰のことだろう。
親指と中指の爪をカツカツと触れ合わせる。]
えぇ、冗談だと思うけど。
もし本当なら素敵じゃ…―――
[言いかけて、ソフィーの言葉に紺碧を瞬かせた。]
あら、退治しちゃうの…?
拳銃なら持ってるけど、銀弾ではないから。
―――迷ったら、お終いね。
[此方も軽い口調で話し、井戸の中を覗く。
中には小さな宝石が埋まり、山となっていた。]
[>>90を聞き、顔をほころばせた。]
こんにちは、お姉さま。
[スカートをちょこんと摘み、お辞儀をした。]
父、ハンス=ロフェロスの名代として参りました。
ウェンディ=ロフェロスと申します。
[顔を上げ、鳶色の瞳を大きく見せた。]
それにしても、素敵なお城ですね!
ええと……。
[目の前の女性をどう呼ぼうか、首をかしげた。]
私が?吸血鬼に?
それは、襲う方も相手を選ぶべきだろうに。ネリーのような若くて美しい女性が良かろう?
[ネリーの言葉>>91に振り返り、軽口を返す。
一階に着くとエントランスへ向かうセシリアの背中を見かけた。背後からも呼び鈴に応えて降りてくるネリーの気配があったが、構わず更に地下へと降りる。
壁の灯りから燭台の蝋燭へ火を貰い、細い地下への道を下りる。二つに別れる道は、左へ。]
ふうん。小さいのに偉いね。
[父の代理だと聞けば相変わらず素っ気無く答える。]
そうだね。綺麗でいい所。
[ウェンディの言葉に頷く。こちらを見て困っている様子に気付けば]
ああ、セシリア。セシリア・ヴァランデル。
よろしく。
[名前を告げてこちらも礼を返す。使用人の姿を探して、駆けてくる姿を見つければ後は彼女に任せて二人の様子を見つめる]
[>>96に、微笑を返す。]
セシリア様、ですね。初めまして。
本当、綺麗ですよね。こんな所に住めるおば様が羨ましい……。
[挨拶を一通り済ませた時、メイドへと向き直った。>>93]
はい、ウェンディです。
少しの間宜お世話になります……しくお願いしますね。
[そう言った所で、手を打った。]
あ、少し前に荷物――お洋服をそちらにお送りしたのですが、届いていますか?
[ネリーの顔を覗き込むように尋ねた。]
[次に向かったのは、塔の下。
コツコツと、ヒール音が響くような地面。
所々音が鳴り止む場所もあるようだが、それには気付かない。]
そういえば、記事を書くためって言ってたわね。
それなら……ドレス、持ってきてないんじゃない…?
私のでよければ、貸すわよ。
……さて。
特に何も変わったものはないわね。
反対側に行きましょうか。
[踵を返したところで、ソフィーが手にしていた灯りが消えた。
すぐ傍に居る彼女の顔は見えない。]
―自室―
[荷物を備え付けの椅子へと置き、ゆっくりと部屋の中を見渡した。]
へぇ。調度品も…。
[机やベッド、鏡等――部屋の雰囲気に合った調度品は、細かい細工が施された物ばかり。
素人目にも良いものだと分かる。]
あの人らしい、かな。
[素っ気無く感想を呟くと見取り図を手にし、]
さて。早速…屋根裏から見させてもらおうかな。
[廊下に出て階段へ。]
11人目、貴族の一人娘 シュテラ がやってきました。
貴族の一人娘 シュテラは、血人 を希望しました。
―昼前・城前―
[ 馬の嘶きが響き、橋の傍に馬車が止まる。中から現れたのは青みがかった髪を肩あたりまで伸ばし、髪色に合わせた膝辺りまでのドレスに身を包んだ少女。
少女は御者に軽く礼を言うと招待状を取り出し文面を確認する。そこにあるのは少女の名前ではなく、父――アーノルドの名前だった。都合の合わなかったアーノルドの代わりに少女――シュテラが出席することとなったのだった。]
――…大きなお城ですね。まるでおとぎ話の中にいるかのよう…。
[ 視線を城へと移してしばし眺める。くすりと笑みを浮かべると招待状を鞄にしまいなおして足を進める。
呼び鈴を鳴らすと、しばらくしてネリーが顔を出すであろうか]
ネリー、お久しぶりですね。よもや貴女が出迎えてくれるとは思いませんでした。またお会いできて嬉しく想いますわ。
[ 嬉しそうに笑顔を向け、ネリーに手を差し出した。
部屋へと案内される道すがら、他愛のない話でもしただろうか。]
ありがとうございます。
[ 宛がわれた3Fの部屋に着くと鞄を下ろし、時計をみやる。]
19時からですわよね。まだ時間があるようですが…探索してもよろしいかしら?
―地下・ワインセラー前―
[手頃なテーブルワインの瓶を片手に、地下道に出ると扉を閉める。
頼りない光を放つ燭台は、足元までは照らさない。緩い足取りで階段へ戻りながら、地下の湿りけを帯びた空気に僅かに薔薇の香りが漂うことに気付いた。]
…中庭から香りが降りてくるのか?
[薔薇園に近い井戸を思い浮かべると、足は階段の前を素通りしてセラーの反対側へ向かう。]
12人目、旅芸人 ボブ がやってきました。
旅芸人 ボブは、おまかせ を希望しました。
―― 城外、階段前 ――
御者さん!
ボブ、初めて馬車乗ったよ! とても楽チン! すごいねー!
ありがとねー!!
[ ぶんぶんと手を振りながら、階段を駆け上る。
その様子は、「まるで羽が生えたようだ」という表現を使うに相応しいものだった。天性の体のバネの持ち主だ。]
――ハッフー!!
ジェーンさん、コニチハー!
ボブ来たよー!!
[ 一気に階段を駆け上がると、息を弾ませながら声を張り上げる。
街中で軽業を披露している際にジェーンに気に入られ、それ以来、何かと世話になっていた。
今回は、客人が退屈する事が無いようにと呼ばれたのだが、ボブにさえきちんとした招待状を寄越すのが、ジェーンという人物であった。黒人である事に偏見を持っていないのか、持っていてさえ、そのようにしてくれるのか。
どちらかなどとボブは考えない。ただ、ありがたく思い、せめて自分の芸でジェーンに恩返しを出来れば、と考え、ジェーンから声が掛かれば、何を置いてでもはせ参じるのだった。]
[ソフィーは、また悲鳴を上げただろうか。
彼女の反応がどうあれ、自身は足を止めるだけ。]
……ソフィー、大丈夫?
[掛ける声は、何故か小さく。
ストールを羽織りなおし、細い腕を壁の方へと伸ばす。
ひんやりとした感触を確かめて]
壁伝いに歩くしかないわね。
[ゆっくりと歩き出せば、コツコツと足音が響いた。
前方の光>>101には、まだ気づかなかった。]
[ウェンディと見覚えのある使用人の様子を見つめながら、使用人の方へと視線を向けると]
あなた…えーっと、エリー…だったかな?
その子を部屋に案内してからでいいから明かりを用意して欲しいんだけど。
[前にジェーンが呼んでいた名前を思い出そうとしながらも、そう頼む]
[1]
[2]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新