情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
謎の男 グリフィスは道楽者 サンディーに投票を委任しています。
旅芸人 スザンナ は 漁師 ニール に投票した
御令嬢 ヴィヴィアン は 娼婦 マグダリン に投票した
謎の男 グリフィス は 娼婦 マグダリン に投票した
道楽者 サンディー は 娼婦 マグダリン に投票した
怪人 ケイオス は 行き倒れ メルヴィン に投票した
漁師 ニール は 御令嬢 ヴィヴィアン に投票した
娼婦 マグダリン は 怪人 ケイオス に投票した
行き倒れ メルヴィン は 漁師 ニール に投票した
御令嬢 ヴィヴィアン に 1人が投票した
怪人 ケイオス に 1人が投票した
漁師 ニール に 2人が投票した
娼婦 マグダリン に 3人が投票した
行き倒れ メルヴィン に 1人が投票した
娼婦 マグダリン は村人の手により処刑された……
怪人 ケイオス は、御令嬢 ヴィヴィアン を占った。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、旅芸人 スザンナ、御令嬢 ヴィヴィアン、謎の男 グリフィス、道楽者 サンディー、怪人 ケイオス、漁師 ニール、行き倒れ メルヴィンの7名。
[Neilの言葉は既に聞こえず/聞いていない]
[初太刀が弾かれ大槌が打ち込まれる]
I never knew the charm of spring
I never met it face to face
[空いた左手で大槌に触れ]
[力技をそのまま利用し左へ側転]
[180°の回転で反動をつけ頭上へ跳躍]
I never new my heart could sing
I never missed a warm embrace
[看板蹴って加速・加速]
[三日月の太刀を上段に構え]
[猫目も露にNeilへ振り下ろす]
[内向きに作ったFIELDの中には、Whisperの残響が満たしてある。負荷を与え、最終的には動きを止めるsystem。Sandyは球形の盾の後ろ。
犬はMelvineの周囲を廻りながら逃げ回る。その目はdataを*採集する。*]
秘密主義かい?言えないようなことかい?
此処で交わす”約束”なんてロクなモンじゃないだろう
……そう?
わからないの。
でも、嫌ではないのよ。
[瓦礫、金色が落ちていた先、瓦礫の上。
弾ける、光、大槌、轟音、ぶつかるPGM]
Oun moun _ Service Temporarily Unavailable
Oun moun _ Service Temporarily Unavailable
Oun moun _ Service Temporarily Unavailable
B-sea _ Service Temporarily Unavailable
G-Zone _ Service Temporarily Unavailable
W-Crows _ Service Temporarily Unavailable
Service Temporarily Unavai…………
旅芸人 スザンナが「時間を進める」を選択しました
M2に続いて四つのサーバが”落ち”た。IndeRisealのmaniacな者共は、M2のダウンの際に得たノウハウでもってすぐに解析に取り掛かる。彼らはこの刺激を楽しんで居こそすれ、恐れてなど居なかった。
例えば”M2落ち”以来この一帯全てのサーバに監視の目を付けて、同じ現象が起こるのを待ち受けていた者は、サーバが落ちる以前のlogを手に入れた。Oun mounではそのダウンの直前から、断続的に接続状況が不安定になる現象が起こり、サーバに送り込まれていたPGMの中には停止する物も在ったという事を見出す。他の三つでも同じ現象が観測されていたであろう。
──…【Inc.】
弱みさえ握られてなきゃあ、【Inc.】の人間と契約するなんざあり得ねえ。
──…柔らかいが鋭い。
良い太刀だ。
[Sledge Hammerを戻して太刀に応えるには、軽い分、相手が速い。かわりに胸元の入墨と化していた「馬」を出す。乱杭歯を剥き出した馬が刃を歯で受け止める。
その間に、大槌を壁に打ち込み、抉り取ったビルの壁面をSANNAの方へ飛ばした。]
一世代以前のNETでは、利用者のaccess過多が頻繁にサーバダウンを引き起こしたという事例を盾に、なんらかの負荷がこの原因だと言う者に対して、IndeRisealでのVirus Stormを引き合いに出し新種のVirusの仕業だと言う仮説が持ち上がった。
この出来事が唯の事故なのか、何者かの手によるものなのか。超越的な存在の望んだ世界の自浄作用である、と言うものもあれば、何処かの馬鹿の実験だ、と言うものもあり、憶測が飛び交い伝播していく。
kukuku......嫌だと言わせたくなったゼ──…。
クッ、
[Virus除去/採集は終わらないものの、PGMが稼動しようとして───…]
[メモリを喰っていく──だが、馴染むような感触]
[目の前が暗くなるような]
[downdowndown]
[全てが、No Nameの稼動にあてられる]
怪人 ケイオスは、謎の男 グリフィス を能力(占う)の対象に選びました。
[刃は馬の歯により阻まれて]
Till april in paris, chestnuts in blossom
Holiday tables under the trees ...
[馬の首を蹴り飛ばし]
──っ!
[飛来する石塊への反応が僅かに遅れる]
[袖を一振り、雀蜂の群]
[石塊を爆破で躱し──小規模な煙幕]
[馬を飛び越え距離を取る]
──監視の有無は重要ではない。
私は道具。任務の完遂が私の寄る辺。
嫌な方が、いい?
[と、Vivienneは眼を見開いて虚空を仰ぐ。
忙しなく瞳に光が交錯して]
――――"堕ちた"
……誰?
[Oun moun _ Service Temporarily Unavailable
B-sea _ Service Temporarily Unavailable
G-Zone _ Service Temporarily Unavailable
W-Crows _ Service Temporarily Unavailable
Service Temporarily Unavai…………
奔るノイズ。]
[ふっ。口から息が漏れる]
ロクなモンじゃない…そうだな。ロクなモンじゃなかった、あの約束は。
[Vivienneの言う"遊び"、それ即ち戦い。ロクなモンじゃない事に嘘は無い。
そしてSandyの反応に笑う。笑う。笑う。]
くくく…で?
それが如何した?
何か問題でも?
[思い切り顔を歪め笑ってみせる。]
[それでも本能からか、"観察"の目を緩める事は無い。
Sandy(のFIELD)に向けて放った1000もVIXI-invisibleも、球の中で速度を落とし止まる。が、落下はしない…?
どの道、今のままでは突破は難しいか。
そう考えながらも黒犬に向け射るは1000のsquall。
だが黒犬は、最初と違い距離を置いての動きだ。
…。]
…Vivienneは、Sandyの物"だった"のか?
[歪んだ顔のままで。]
それはそれは…失礼した。
[笑いつつ動作は大げさに、申し訳なさそうな顔と手振り。]
俺の物じゃないよ……俺はあんな、非攻撃的なpersonalityのPGMなんか要るもんか。愛玩物に興味は無い、たださ……
君、Humanだろう?
PGMと「約束」するなんて可笑しいじゃないか……可笑しいな、アレは俺たちの”道具”じゃないか。それを、約束?
[そこまで言って、Melvineを指差して笑う。
それを合図にしたか、猟犬は一匹のみMelvineへ向かって跳躍→不可視化→Attack]
[首を蹴られて、太刀を馬が口から離す。
馬が後方へ仰け反る衝撃をNeilも受ける。
SANNAが飛び越えたのを確認した後、両方の馬を並べ、一瞬だけ戦車の形態を取らせる。]
[重量を増す事でスピードに繋げる。]
[ドリフト急旋回。]
AIらしい回答だ──。
[加速し、距離を置いた相手との間合いを詰めながら、
大槌を握りなおした自分の片腕を軽く振る。]
おれがUnderへ潜った事が、眼球の1つに。
ゲームの存在をほのめかしだけで探し当てた事で、心臓。
チケットを手に入れた事で、両脚…──。
おれがもし、ゲーム中に……
[そこで言葉を止める。誰の身体パーツの事を指して居るのか等、これ以上は口にする気は無いらしい。
Chariot(戦闘馬車)を蹴飛ばし、跳ぶ。馬車は背面からNeilの内側に収納される。
ストーレートに正面から押すつもりだ。]
[首を蹴られて、太刀を馬が口から離す。
馬が後方へ仰け反る衝撃をNeilも受ける。
SANNAが飛び越えたのを確認した後、両方の馬を並べ、一瞬だけ戦車の形態を取らせる。]
[重量を増す事でスピードに繋げる。]
[ドリフト急旋回。]
AIらしい回答だ──。
[加速し、距離を置いた相手との間合いを詰めながら、
大槌を握りなおした自分の片腕を軽く振る。]
おれがUnderへ潜った事が、眼球の1つに。
ゲームの存在をほのめかしだけで探し当てた事で、心臓。
チケットを手に入れた事で、両脚…──。
おれがもし、ゲーム中に……
[そこで言葉を止める。誰の身体パーツの事を指して居るのか等、これ以上は口にする気は無いらしい。
Chariot(戦闘馬車)を蹴飛ばし、跳ぶ。馬車は背面からNeilの内側に収納される。
ストーレートに正面から押すつもりだ。]
Ran.
ラ、ラ、ラ。
[幽霊の右腕があるかのように、右肩をあげ]
「"堕ちた"── ……誰?」
[Fairy Tailが囁く声が、甘酸っぱい果実のようだ]
[モーガンが顔を顰める横で──PGM稼動]
[本質であるPGMではない── Ignisを起動──Program cOdeを分解、必要な場所へ必要なものが、「予め決められていたように」、組み込まれていく。]
[AI人格とは別に、グリフィスのcode中に分散し、幾つかの箇所が崩壊しようとも、複数の最後尾の構文から再生を為すように──組まれたもの][”遊戯”以前の、先の激突で破壊された後、組み込まれた新しい自己修復/再生PGM][──分割された魂のcodeの再生が、Ignisのcodeで補われた]
[Sandyの反応には思い切り詰まらないと言わんばかりの顔をする。]
なんだ。詰まらない反応だな。
[結局、声になって出た。
が、Sandyの途中の言葉が気に掛かる。
表情がすっと抜けて]
…愛玩物。
それに…道具か。
その言葉は気に入らないな。
[と、今までと違った動きを見せた一匹の黒犬に向け構える。
が、隠れて右手にVIXIを握り、服で死角を作り其処からSandyに向け、発砲。]
[…。
今、何故そう言ったのか?自分で分からなくなった。
PGMは道具、己が欲望を適える為の道具に過ぎない。所詮は作り出された物。…物。
だが、やはり不快感は残った。]
―Ground Zero―
[衣服の類は元に戻り、何事もなかったように現れる。
心なしか、「体」が薄い気もするが。
2人からはやや離れた位置に立っている。
無言で、MelvinとSandyを。いやSandyを眺めている。
手出しをする気はないらしい。ただただSandyに視線。]
怪人 ケイオスが「時間を進める」を選択しました
[VIXI-invisibleで、死角を作った服に穴を空けた。
その先はSandyの中央。dadadaと連射。
向かってくる黒犬には1000。
もし側まで来たのであれば、その脳天に、素早く返したVIXIを押し当てぶっ放すだろう。
先程の謎が解けず少しイライラとしている。]
[Vivienneの声は届かなかったものの、4つのサーバーダウンの衝撃が、流れる電光情報の様に横を通り過ぎて行く。
今、手持ちの透明球を覗き込んだならば、堕ちた領域達が影の様に希薄になって居るのが分かったかもしれない。]
[旋回する戦車から視線を逃さず]
──Body Bank?
[重戦車が距離を詰め]
[更に距離を──間に合わない]
[刃を前に][腕を支えに]
[迫る大槌][回避は可能?]
[ナノセコンドのthinkin' time]
I never new my heart could sing
I never missed a warm embrace
[April In Paris]
[歌声は高く高く]
[身体を大きく後ろへ反らし]
[ふわりじゃらりと針が鳴る]
[──回避]
[分割した魂を核とし、AIと共鳴させる]
[人格の一部としか言えないような魂は、以後どう変容を為すのか][全てにおいて、己が欲求のまま、探索を][好奇心は全てに勝り][邪悪の使者は聖人と同意となる][──愚鈍なる大衆を欺き高みを目指す──][セフィロトの樹を模したフラスコの中で、魂を複写し分割]
[──Data(魂)を隠すなら、Data(AI)の中]
[マスクが左手の中で割られ、]
[斜めから見下ろしたハニカム構造の視界が、グリフィスの視界に現れた]
[歌、
のような声。
Griffithの右肩が上がった。
Vivienneは
丸く瞳孔が開いたようなままの眼で、
情報を
集める、
分析する、
開く。]
[ざわざわと、構成されていく、復元されていく
奔る黒い男のPGM―――]
[別に、Magdaleneを狙おうと思った訳ではない]
[たまたま、「目についたから」だ]
[子供が、戯れに目についた蝶に手を伸ばすように]
[巨視的視野が混入]
[NielとSusannaに注視しているMagdaleneが居る場所が、「陥没した」]
[別に、Magdaleneを狙おうと思った訳ではない]
[たまたま、「目についたから」だ]
[子供が、戯れに目についた蝶に手を伸ばすように]
[巨視的視野が混入]
[NielとSusannaに注視しているMagdaleneが居る場所が、呆気なく「陥没した」]
[「陥没した」穴へ向け、グリフィスもまた、飛び込む]
WHY?
何か思い入れでも?
それともアレらに人格を認めるクチか?
疑似感情しか持たないアレらに?
[Melvineの反応が面白く、更に喋る。]
[NeilとSusanneが戦っているのを凝視しているMagdaleneの足元が、ズドンと大きな音を立てて陥没を始めた。]
……………ッ!?
[他人のBattleに気を取られていたせいか、穴に吸収されていく。]
何……?奇襲、攻撃……ッ!?
[目の前には、―――仮面の男]
──…いや、現実世界で、今まさに現在進行形で死に掛かっている人間のボディパーツだ。
[Sledge Hammerは、SANNAの衣類のPGMや髪を掠った程度で、横の地面へと振り下ろされたのみ。
反対に今度は至近距離で針がNeilへと向かって来る。
大槌を軸に宙返りをして背後に回ろうとするが、間に合わない。PGMとの接続がある部位、目や首筋を庇う為、右腕を盾にする。腕に容赦無く針が突き刺さる。]
──…ッ!
しゃべりすぎだな。
[SANNAの後方へ着地。]
約束…をして、何が悪い。
意見が合致したから、そういう形になっただけだ。
[前後の文が繋がっていないが、
笑われている事もそいつにとっては気に食わない事だった。
兎に角反論してみせる。]
…。
…それを作り出す為に、精魂使い果たす人間だっている…
[苛立ちが混じった、だが何処か自分の事ではないような口調。]
漁師 ニールが「時間を進める」を選択しました
……クククッ。
[両手を挙げる。自分は中立だというサインであるかのよう。
Sandyの一挙一動を余さず眺めている。
Melvineのことは眼中にないようだ。]
[穴が―――空いた。
薔薇と女王蜂が飲み込まれて
さらにそれを追うのは、]
Griffith!
[手を伸ばす。
白は黒に届かない。
修復中のDataが零れる?
Dr,が、さらに眉間の皺を深くしたようだった。]
「参加者」はそれぞれの思惑を持つ──。
[後転で姿勢を制御]
[次なるAttackをと刃を構え──]
──。
[Neilの視線の先を追い]
[その場所][Magdaleneが居た筈の]
[大きく抉れ、昏い穴]
……「脱落」か?
[cluck。
Sandyの面白がるその反応が不愉快だ。
今の感情の原因はそれ、なのだろうと自己分析。]
…馬鹿にするな…!
[1000。
言葉と共に手元からSandyに殺到する。]
本物じゃないと知りながら腐心してそれを作るなんて馬鹿げてるよな……嗚呼、本当に馬鹿げてる!
[転じて自嘲の笑み]
[犬は1000の針の幾らかに貫かれ、VIXIに脳天をブチ抜かれて、ぎしぎしと音を立てて宙で止まった。隙が出来たと見て、残る一匹がAttackを仕掛ける。]
[SandyへのVIXI-invisibleの連射、シャボンが弾けるようにFIELDが割れ、最後の一発の貫通。咄嗟に体の前でクロスした腕はGUARDの役には立ちそうに無い]
─ IndeRiseal−??? ─
[蜂][蜂]
[蜂][蜂][蜂]
[蜂][蜂]
[蜂]
[Protecting-PGMとして作り出された蜂達が羽音を立てて舞い飛び、その中央にはQueenBee──幼子のようでありながら妖艶を兼ね備えた、純粋で純真なAI]
[Attack PGMは未だ稼動可能ではない──]
[にも関わらず]
[先程まで繋がれていたチューブの幾つかを毟り取り、軽く微笑んだ──偽りの優しさに満ちて]
[僅かに眉を顰めるが]
[他者より自己の目的を]
I'm moody all the morning
Mourning all the night
And in between it's nicotine
And not much hard to fight
Black coffee
[曲が変わる][BLACK COFFEE]
[下段に構えた刃を走らせ]
[疾走・疾駆]
[低い位置から逆袈裟に]
[『危ない』『危ない』『女王様』
『戦う』『戦う』『守らなくちゃ』]
……っ!みんな、いくよ!!
[外界に向かって鞭を伸ばし、無数の蜂に合図を送る。
Magdaleneの身体はゆっくりと薄紅色に光り、Griffithの黄色い瞳をじぃっと見つめた。]
……さぁ、みんな……
この男を、食らいつくしなさい……!!!
[Magdaleneの瞳に閃く、薄紅色―――
彼女が指揮する無数の蜂が、Griffithの皮膚を狙って一斉にAttackを仕掛けた。]
[脱落と言う言葉に、返答の言葉を続ける前にGriffithが穴へと飛び込んで行く。自主的な脱落、或いは罠では無いにせよ、最終的に脱落へ繋がるだろうとの予想が出来た。]
Chaos、あんまり見つめると照れる。
[追って襲う1000]
[FIELF、内向きへ再展開。慌ててWHISPERの発動、直ぐには効果が薄い。減速されても針は止まらず、初めの何十本か、avaterを貫いてゆく。何処とはなく、何処をも全て]
[それでも
馬鹿にするなという言葉を笑い
表情を笑い
反応を笑った]
[──1つ]
[──2つ]
[──3つ]
[Oun Mounに負荷をかけ
[──4つ]
[──5つ]
[──6つ]
[B-seaと
[G-Zoneと
[W-Crowsに
[no name]
[何もない]
…アイツを…馬鹿に…するなぁぁぁ!!!!
[犬も、普段なら気付くであろうChaosの笑い声にも気付かない。
無論Sandyの自嘲的な笑みも、自身の最後の一発がどうなったのかも。
湧き上がる感情の波の勢いそのままに、Sandyへ向け突進。
邪魔がなければSandyの眉間にVIXIをゴリと押し当て引き金を躊躇いなく引くだろう。
FIELDへ突っ込んだ。]
[Griffithが行っているのか]
[分割した魂が行っているのか]
[それともno nameに支配されているのか]
[それは分からない]
[地走りの衝撃を、Infinity Nets──黒い漁師網を地中へ投げる事で吸収させる。
網を突き破って来る逆袈裟切りを、軽く腿に刃が食い込むのも構わず、上から短く構えた大槌で叩く。
そしてそのまま回転させた大槌の軸をSANNAの手首に強く打ち付けた。]
──…あんたは、何をどう守るんだ?
ククク…今は何もしないから早くその青春ボーヤ倒しちゃいな。
[スピーカーも展開していない。本当にただ傍観。]
キミは”普通じゃあない”んだろう…クク。
[それだけ発すると、第三者に徹する。]
蜜蜂が……。
[沈む。陥没した先は漆黒。
繋がらない。
いくつもの情報が網目のように折り重なって
織り上げられる。
錯綜する。
…Noisy]
4つも“堕ちる”なんて。
[片手で右眼を覆う。
ソーダ水の気泡が弾ける瞳が蛍光色を帯びた。
たたかいのもとはどこ?
女王蜂は言っていた。
Own mounはもう答えない。
お菓子の家は砕けて消えた。]
[大槌が手首に打ち付けられる]
[重い──重い、]
──ぐッ、、、
[呻き、DEMILUNEが手から零れ落ちる]
[打ち付けられた手首の輪郭が歪み、Noiseが走る]
[Neilの問いに、歪む瞳を真直ぐに見据え]
「守る」という行為は設定されていない。
設定されていない行為を取る必要はない──。
『道具は主の命じる儘に』
[黄金の瞳の裏で、TWN/SANNAの囁き]
[急に(Tindalosから見れば全く想定外だ)突進したMelvineを、急旋回して猟犬は追う。針と同様、減速したMelvineが銃口を押し当てる。]
[1000分の1。
Sandyを貫ききれずavaterに刺さって居た針を引き抜き、Melvineの頸へ突き上げる。]
[減速されていれば、Melvineの指が動くのも見えただろう。頸を捻る……Melvineへ負荷を与えて居たとしても到底回避しきれる距離ではないが。]
[BANG]
Magdalene──。
[厳かなる口調]
死と生の彼方へ追放されろ。
[喋るのは、]
[グリフィスか]
[本来の自己か]
[それとも──]
[魂を核とし、アバター内部でPGMが走る]
[けれど、それも全ては]
なァんて──な!!!
女王蜂はブクブク──太って動けねェままでいろよ!
[薄紅色のオーラに覆われたMagdaleneにより、群れをなして襲う蜂の大群から身を動かさずに]
[『許さない』『許さない』
『女王様を侮辱するのは』『許さない』]
……さあ……ッ!
あの男を……食らいつくしな……さ……
[────重力、反転。]
きゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!
[働き蜂は、Griffithの身体に届くことなくMagdaleneの元へと戻ってゆく。]
[羽を開くことすらできず、Magdaleneは奈落の底へと沈んでいった──]
[Sandyの笑いに飲まれFIELFへ突っ込んだ事を感知し、冷静に(FIELDの性質上無理ではあるが)脱出を試みようと思考が働く前に既に身体は動く。
BANG
放たれたVIXI-invisibleは首を捻るSandyの頭部を掠めたか?
自分の首に向かう脅威にそちらまで気が廻らない。
停滞しきった速度で身を捻り空いた左手でそれを払おうとするが
間に合わない]
[真っ暗な空間が周囲から迫り出し、Magdaleneを押し潰していく]
[穏やかなる瞳で見つめ──]
Bye,Bye,Bitch.
[左手を振った]
[Griffithの二重の映像視界の一つ、ハニカム構造の視界の中、QueenBee/Magdaleneの反応が*消えた*]
──職務や機能。
本能に忠実な行動は結構好きだ。
職業柄かな!
[黄金色の瞳に少し引き込まれたのか、まばたきの速度がやや遅い。]
ならば、もしも。今このゲーム中に全部のサーバーが落ちても構わない──か?
[4つ同時のダウンを不審に思っている様だ。ウィルスを疑っている。]
[それでも追撃を、上腕部を狙って。]
[喉元に細く突き刺すような衝撃。
と、彼の内部でalarm。
表情が掻き消えた。
saving system。
そいつの神経がそちらに廻らなくなったその瞬間、発動。
生命の維持を最優先した行動を開始する。
Sandyから身を遠ざけFIELDの壁へ、抜けられない知ると総attack。]
…………どうしたどうした。
キミなら、そんな推定チェリーボーイ倒すのは
赤子の手を捻るようなものと思ったが。見込み違いか?
[手は出さない。しかし、煽るように口を出す。]
[VIXI-invisibleが、Sandyの頭部を一掴み吹き飛ばす。
衝撃でSandyは、Melvineとは反対側の壁へ。
MelvineのAttackに、FIELDは崩れて支えを失い仰向けに倒れる。]
大事なトコはズラしてあんだよ
avaterとbodyの機能をlinkさせるさせる訳無ぇだろ……っ
─ IndeRiseal / Junk Shop ─
──オイ、糞爺─…
[歩き、モーガンの前に立つ]
[そして、壁に背をつけ座り込む]
Virus除去をしやがれ──。
[Melvineを追った猟犬が、追い付いて追撃を試みる]
……煩ぇな、いまはワケ有りで
全PGMフルオートなのさ……!
……一体俺にどんな”見込み”をかけたんだか
[頭を押さえて身を起こしたSandyは、Melvineを見ずChaosへ。]
[…FIELDを抜けた。
その瞬間に転移開始。
足元からばらばらと分解し消えて行く。
転移の最中、表情を取りもどした。
喋るSandyを認識するときつく、ギリと睨みつける。
何か叫ぼうとしたのか、(まだsaving systemが最優先な為)のろのろと口を開き、
しかし言葉を発する前に全てが転移した。
猟犬は虚空を*噛んだか*]
[大槌が今度は上腕部に]
[背後─左右と視線を巡らせ]
私の任務は対象の抹消。
Serverの生死は関知の対象外──
[崩れ落ちるように視界は下へ]
[ふわりと髪が舞い]
[伸ばした腕がNeilの脚を捉え]
[旋回]
──っ
[上腕狙う大槌は僅かに外れその肩へ]
[僅かにバランスを崩しつつも落ちた三日月を拾い上げ]
[上向きに刺突。大槌の柄を打ち払い]
[慣性の法則]
[手を離せば僅か宙を舞い更に距離を]
投票を委任します。
謎の男 グリフィスは、行き倒れ メルヴィン に投票を委任しました。
──全てのServer?
[肩を押さえ、逆に問う]
[闇より昏いUNDERの「番地外」]
[彼女の主の住まう場所までも消去されると言うならば]
謎の男 グリフィスは、行き倒れ メルヴィン を投票先に選びました。
謎の男 グリフィスは、怪人 ケイオス を能力(襲う)の対象に選びました。
[ガチンと、虎鋏の閉じたような音が、獲物を取り逃がしたしるし。]
青い――果実に逃げられた――俺に何を見た?
――言って――みろよ――天才さん……?
[言葉が途切れがち]
[砂が零れるように、頭部からdataが流れる。赤い血を模すような機能はロマンティックすぎるから積んで居ない。]
―IndeRiseal/Junkshop―
[分析が集中しているのが分かる。
とてもとても騒がしい。
大きな負荷、堕ちたServer……Noisy]
あ
[瞳に焦点が戻った。
黒が戻る。薔薇が消える。
銀の天球儀から、1つ名前が]
……堕ちた……
[銀の球体を人差し指でなぞった後
Dr.とGriffithへ眼を向けた]
んー?キミさあ、”普通じゃあない”よねえ。
[スピーカーからニタニタと気持ち悪い声]
不気味なくらい”妙なバイナリ”だ。
何かキナ臭い企みの臭気がぷんぷんするよお。
[わざとらしく怯えたような声色]
まあ…何を企んでいるのかは知らないが、
今の私にはそれを邪魔する気はないから安心しなさいな。
なんだったら、その面白そうな物さえ渡してくれるなら、
力を貸してやってもいいんだぞ?クククククク。
[脚の傷口に細長い女の指が食い込む。
大振りの武器は当たれば重いが。]
『外れるか。
上手い──。』
[間合いを間隔をあけられるのが分かる。
研究室でレトロゲームを仲間達と楽しんだよりも、ずっと以前、──…Underに潜る事が日常で有った時代の自分なら、ここにどういった攻撃を重ねたか。]
Mellow Mute(計5のサーバーが堕ちているわけだ。)が堕ちる以前に、このエリア──IndeRisealもVirusで一部閉鎖されている。
誰かが落として回っていたとしても不思議は無い。
何処が次に落ちても不自然じゃあ無い。
普通じゃない……?
[声を上げてひとしきり笑った。
損傷。不要な機能の自動停止。言語野の追加PGMが停止。]
力を貸すって?
君って本当に面白いね
私は別に手助けして欲しいなんて思って無いし、よからぬ事も企んじゃ無いよ。それにコレを渡す気も全然ないし。
ただ、そう……
『君が欲しい』
だっけ?
ハーッハッハッハッハッハッハッハ!!!
[爆音]
まあ、別にいいさ……クククククク。
何をやろうとしているか知らないが、
それを積極的に止めるほど正義の味方でも
悪の手先でもないんだ、私はね。ククク。
[ニタニタ]
私がやらんでも、キミが誰かにやられたとき
横から掠め取ってもいいわけだしねえ。
まあ、キミは明らかに”普通じゃあない”…。
どうだい、私は天才だろう?
[Neilの言葉に瞳が揺らぐ]
[──"HOME"の存在──"姉妹"の存在──"主"の存在──]
[それらが全て、消えるとしたら?]
『SANNA落ち着いて。今はそれよりも目的の遂行を』
[TWN/SANNAが彼女に囁く]
[揺らぐ瞳は些か力無く]
──私に与えられたのは……任務の完遂。
Serverの生死は関知するところでは……っ!
[細い声音]
『落ち着いて。目的の完遂を』
『目的の完遂を』
『目的の完遂を』
『目的の完遂を』
[TWN/SANNAの囁きがうるさいほどに]
……Server、堕ちたの。4つ。
Own mounも。
[銀の球体をもう一度人差し指でなぞる。
そこにあった名前が消えている。
Magdalene]
蜜蜂も。
落としたの?
貴方も落ちたかと思った。
壊れてしまうわよ?
ッ…──。
[少し毒気を抜かれるような心地だ][が]
kekeke.....解放するゼ──。
[組み込まれた自己修復PGMへのアクセスを解放した]
[じり、とNeilが更に間合いを取り]
[呼応するようにDEMILUNEの切っ先を上げ]
[Automation]
[揺らぐ瞳で男を見据え]
[それ以上は、動かない]
天才、てーんさい。
[にやつきながら、拍手を送る]
君は私に似てるよ。
私だって、正義の味方でも悪の権化でも無いんだから。
面白ければ良いんでしょ?
欲しい物が手に入れば良いんでしょ?
天才なら、”甘い水”が誰の手にあるか判るでしょ?
しかもそれはきっと君の好みだよ……
──うん。
Magdaleneは、消失した。
Serverが4つ崩壊したのか──それが”遊戯”に関係あるのか──?
[マスクがなくなり、顕になった黄色い双眸]
俺は──
[左手を握り、開き、見て]
壊れねェよ、今は、そう簡単に──。
[SANNAとの間に距離を作ってから、二頭立てのChariot(戦闘馬車)を出し慣れた動作で飛び乗る。]
糞ッタレの監視サーバーがダウンするとおれは困る。
──…決めた。
今、Griffithを倒す。
[Virusに感染していると言う理由で。]
[左手を使い馬に鞭を当てる。先刻針が刺さった右腕は時間差で痺れて来たが。]
──…?
[Chariot(戦闘馬車)をjunkshopに突っ込む為、とばすすれ違い様に、急に頼りなく瞳を揺らして動かなくなったSANNAの肩を、何を思ったか一瞬だけ軽く抱き締める。]
[戦車の速度で、すぐに離れる。]
[Access.]
嗚呼、Dr.Morganに治して貰ったんだね――。
良かった。ごめんね、”拾った”時にちゃんと治してあげられなくて。
[他の治療の手の干渉の形跡を見付ける。]
――そう。
蜜蜂、おやすみなさい、なのね。
遊戯に関係あるかもしれない。
壊したい人がいるんじゃないかしら。
大きな負荷がかかったから。
何処が壊れてもおかしくないの。
[黄色い瞳をじっと見て]
……手、直った?
壊れない?
[小首を傾げて―――]
根が深ェんだよ──治療にかけては、この糞爺は並の腕じゃねェ。──。
[手を伸ばし、掴まれた時の感触を思い出す]
[その感触は、当時損傷が激しく、断片としての感触でしかなかったが]
Griffith──?
[何故と問う間も無く、戦車は疾走]
[すれ違い様、肩を抱かれ]
────何を。
[混乱は度合いを深め]
[振り向く頃には、戦車はJunkShopへ]
…………Dr.Morgan!!
[店内には]
[主の知人が]
[数少ない]
[壊してはならない人物が]
そーれはご尤もご尤も。当然じゃあないか。
[拍手を拍手で返す。手を合わせても音はしない。]
巨悪を倒す、世界をこの手に掌握してみる…
全部ただの自己満足だろうよお。
達成感という名の快楽で、悦に入ってるだけ。
キミを悪と罵るヤツがいたとしても、
私を変態変態と蔑むヤツがいたとしても、
そんなヤツら目糞鼻糞を笑うってやつだね。
[ニコニコ]
いいね!気に入った気に入った。
キミの欲しがる、”甘い水”私も興味が沸いたよ。
とりあえずそれが見てみたい。
泳いで。自由に泳いでいって……クククク。
[転移を始めようとしている。]
存分に、かき回したいだけかき回すといいよ。
キミの欲しい物は、絶対私も欲しい物だから。
当分の間私は中立を貫くことにしよう。じゃあがんばって。
ばいびー。
[*転移*]
……そう。
駄目なの。
手、直らないのね。
[Griffithの腕へ視線を落とし
はっと顔を上げた。]
―――!
[走る戦車。
防衛機能on、壊してはいけない。
白が展開される。
JunkShopを包むように大きく広がった*Whitewind*]
上手な人に治して貰って良かったね。
[かつてGriffithへ埋め込んだ自己再生用PGMを回収する。]
[感触だとか優しさみたいな物が、accessの過程で表現出来るとは、Humanには判らないしSandyは少なくともそれを感じない。ただ、もし実際に触れていたとしたら酷く優しい仕草だったろう。]
壊したい奴がいるのかな──俺には分からねェ。
[呟き]
[近づく轟きの音]
[──防御PGMは先程なくなってしまった]
[目の前で]
[白い][白く][甘い]
[穏やかな]
[*風*]
爺だけどよ。
[Underの底で、壊れ、まさにアバターも満足ではなかったその手が虚空に伸ばされた時]
[放置されれば]
[サーバーとサーバーの間の虚無なる空間の中で、何もかも喪われていただろう]
[その手は震え]
[それは崩壊のために][それとも模擬感情の欠片のままに?]
[accessされた手に]
[全てを委ね──何処かへ連れられる時も(それは抵抗など出来はしないものではあったけれど)、消失へのカウントダウンは続いているままで──]
[優しさなど理解らなかったかもしれないが、ただ──酷く丁寧に扱われたように][少なくとも、移動時に、その時進んでいる崩壊以外のものは起こらなかった]
[curious]
[すべては好奇心の為に。]
[敢えてジレンマを含むOracleの作成]
[その改竄によってSandyが”制作者”の類と見なされたのならば、Attack対象では無いのならば、方向を変える]
[Attack対象では無いと宣言したPGMは]
[こころの働きでそれを再びAttackの対象へ含めるのだろうか]
[憎しみを呼び起こせ]
[優しさを与えて裏切れ]
痛い…………。
[アラート用の”痛覚”を遮断しようと試みたが、1000に貫かれた際に何処か損傷し、commandを受け付けない。
『choose PGM for recovery』
無意味に胸元あたりを掻きむしり、DLしたPGMによる再生が始まるのを待っている。]
でもまだ……限界値は出て無いな。
それが出ないと意味無い。
[無惨に抉れた、乾いた大地を襲ったのは如何なる災厄だったのだろうか。時折*風が吹く。*]
─?????─
[Protecting-PGM : Mary Magdalene]
[その存在理由(raison d'etre)──]
[幾何学的模様の蜂の巣。その奥に、2つの大きな卵。]
[女王蜂は万が一の時に備え、次代の「女王」となるべき卵を「2つ」産んでからその命の炎を消すという。]
[そして次代──先に産まれた「女王」は、まだ孵らぬもうひとつの卵─もうひとりの「女王」となるべきだった存在─を追い落とし──殺す。]
[それが、「女王」となるべき蜂の習性。
────自然の摂理。]
[ほんの少しだけ、昔の話。]
[ひとつの卵が孵る。
──ある巣に産まれた、新たなる「女王」。
蜂型Protecting-PGMの長として、彼女は生を与えられた。]
[そして彼女は、己の隣に産み落とされた卵を地に落とす。
女王として──女王の最初の仕事を全うする。
ひとつの巣に、ふたりの女王は不要であるが故に。]
[追い落とされたもうひとりの女王は、薔薇の花の中に救われた。
孵らぬ卵、心配そうに見つめる働き蜂。]
[そして、薔薇の花の中で──もうひとりの女王は目を覚ます。]
[その薔薇の名は──"Mary Magdalene"]
[つまるところ。
Mary Magdaleneは"BACK-UP SYSTEM"──
その存在理由(raison d'etre)は、最初から「万が一の為に」しか、用意されていなかったのだ。
──そして、その「万が一」は起こらなかった。
──世界はその時、「正常に」動いていたから。]
[この世に産まれた瞬間、彼女は存在理由(raison d'etre)を既に奪われていたのだ。だが、それは特に悲しいことではない。それが、世界が「正常」に動いていたという証拠なのだから。]
[そして──彼女を追い落とした「女王」は、今も何処かで「正常」に作動しているのだろう。きわめて有能な「蜂型Protecting-PGM」の長として。]
[彼女が唯一幸運だったのは、彼女が巣を追い落とされた時に、薔薇の花─"Transfer-PGM : Mary Magdalene"─が拾ってくれたこと。そして、彼女を慕う働き蜂たち─"Protecting-PGM : LittleBee "─がその場に居たこと。
それ故、彼女は「薔薇の中に潜む女王蜂」─"Protecting-PGM : Mary Magdalene"─として、この世界に生きることが出来たのである。]
[薔薇の中で産まれた"BACK-UP SYSTEM"は、そのことも知らず、自由気ままに空を飛ぶ。戦いの場に入り込み、混乱の中で「命」を落とし──どこかの『底』へと、落ちてゆく。]
【――誰だ?】
[問う声すら上げられずに]
[問いたいという動きが、僅かPGMの動きから分かるだけで]
[何事か、外部の環境が変わった事だけは認識出来たが、そこでブツリと糸が切れたように*停止したのだった*]
[Dr.Morgan……腕利きの職人。
彼がGriffithからVirusを除いたというのならば、後程貰い受けに、場合によっては買いに、行かなくてはならない、とSandyは思う。
Underの底で見付けた時に、既にVirusは幾つかの興味深い進化は始めていた。
止めど無く崩壊するPGM……その中に見出した、妖しいVirus達。しかし最もSandyの気を惹いたものは本来PGMが持ち得ない物。どのような天才がそれを成したのか、魂の欠片を持つPGM。
酷く強く興味を持って、Sandyは掬いあげた。震える手を、零れるDATAを。消えてしまわないように、壊れてしまわないように、慎重に。
そのPGMが何者かの攻撃を受けて壊れて居たのならば、襲撃者が依然近くに潜んでいる可能性は十分にあった。長考する時間は無く、壊れたPGMを抱き抱えて(そのときSandyは現実での彼女のような、女性型のAvaterだった)その場を離れた。]
[そのPGMは驚く程精巧に造り込まれており、簡単に修繕の行えるような物では無かった。本来あったはずの幾つものDATAのうち、既に意味消失した物もあった。自分に積んで居た自己再生用PGMを捩じ込み、再生を待つほかに無いと判断。Sandyはその間傍へ付き添い、見守った。傍ら、思いがけず拾得したこのPGMの活用法を考える。
Oracleの書き換え、再構築されゆくDATAのscan……これらは壊れた状態だからこそ行えた。比較的満足に再生するまでは時が掛かったが、そういった幾つかの作業はSandyを退屈させなかった。]
[いま自己の再生を待つSandyは、考える。あれから大分時間も経った、Virus達もかなり熟れただろうと。]
……それにしても。
痛い……。
御令嬢 ヴィヴィアンが「時間を進める」を選択しました
[眠たげに猫がまどろむように]
[魂はくるくるとGriffithの内部をまわる]
[魂の欠片は再生を為し、魂の成長(Data増幅)は、あまりにも狂気に設定された模擬人格に影響を与えているかもしれない]
……ん?
[blank]
[感覚器にあたる部分の解放]
貰ってくれるんならそりゃ誰かに貰ってもらいたい……けど痛いの何か誰だって嫌でしょ。
──IndeRiseal/junkshop──
[店に突っ込んだ瞬間、内側から広がった甘い香りの白い布に阻まれた。布はやわらかく馬脚を絡めとる。面積が大きい程、不利だ。
布を噛みちぎらせるより、戦車形態を解除した方がはやい。]
クッ、砂糖菓子みたいだ!
──…さっきのお嬢さんのPGMか?
[Chariot(戦闘馬車)を即座に収納。必要な面積のみ、布をSledge Hammerで破り店内へ入る。裂けた布はますます甘い匂いがした。
店内で一番最初に視界に入るのは──…店の主人であるDr.Morgan。こういった状況には至って慣れていると言った様子だ。]
おれの目的はそいつだけだ。
Virusに侵されているそいつを破壊する。
[Griffithを*指差す*。]
─ IndeRiseal/JunkShop ─
[壁に凭れかけたまま、Nielに双眸を向ける。涯てしなく透っていて、虚無をも湛えた穏やかな黄色い双眸だ。]
はァ?
──節穴ご苦労さん。
悪ィが、俺は治療中なんでネ♪
Virusは程なく除去されるだろうよ──。
[と、Morganを見上げて、右目を細めた]
[胸元を覆う、水球は黒い染まりつつあり、その吸い出されたものがチューブを通って、Virusの格納庫へと向かっているようだ]
─Ground Zero─
[電脳区画を切り分ける。Sandy自身の電脳を一旦隔離し”彼女”の方で行っていた作業……蒐集したdata郡の解析を一旦停止、痛覚認識の反応先を、”彼女”の側に設定。
痛みを全て押し付けた上でじわじわと、再生していくのを待っている。他の参加者がIndeRisealへ集合している事を確認。]
[寝転んで空を見上げたまま
片手を、穴だらけの猟犬へ乗せて復旧作業。]
[遡る事、数十セカンドタイム。
へクターは、現実空間での肉体を知覚しながら、電脳世界最下層Underを歩んでいた。橙色の光球を、黒杖(ブラック・ワンド)の上に掲げている。へクターは、”遊戯”が始まった時と同じ考えのままだった。攻撃手段は「何でもあり」ならば、人間の参加者については、「真の名」を知ればよい。
彼の目的は、
そして望みは、
「Public」「Upper」のセキュリティ面、技術の飛躍的な向上。
現実世界では、第一世界(Hello World)を知る老研究者Danielは、今の「Closed」と「あの場所」が秘密を握っている事を良しとしなかった。
故に、向上させるがための「敵」が必要だ──。
老体とは思えない集中力を持ってUnderへのアクセスと平行し、走査を開始しようとする]
[大きく広がった布が巨大な質量を受け止める。
Aquamarineの眼がまた蛍光青を帯びて]
ん、
[質量が“折り畳まれて”小さくなる。
破かれた布から芳香。
Vivienneは腕を自分の背後へと引いた。
白い波が引くように布は消えていく。
ちらと背後の“治療中”の男を見て、]
無事?
[と小首を傾げた。]
綺麗ね、檸檬みたい。
[最後にそう言ったのはどうやら
露になった男の眼を見てのことらしい]
[だが、彼のアバターの動きが止まる。
不死技術を、魂のバックアップを施していない身体は、「ソレ」を耐えきらねば、死してしまう。
現実世界の身体は、じっとりと汗を掻き始めている。
「ソレ」は、「負荷」
大容量時代にあっては、「負荷」などあってないようなものだ。電脳世界での動きが止まる。首元から繋がるケーブルが、微細に震える。やがて、電脳世界の彼の姿がNoise混じりになる。現実世界との接続が阻害されている。
現実世界へ離脱するか、
それとも──耐え切るか。
へクターは、後者を選んだ]
─ IndeRiseal / JunkShop ─
[clusterの粉塵の合間にMorganの姿]
[その周囲には奇妙な歪み──Absolute?]
無事か。
[問う声に、老人はにやりと笑う]
[僅かに安堵の息を吐き、視線を戦闘へ戻してみれば]
Griffith,Neil,Vivienne──。
『下手すりゃここで纏めて何人か脱落してもおかしくないわね』
[自己の"生存"さえ確保出来れば戦闘の行方は関係ない]
[Dr.Morganも無事であるならば]
『Griffith V.S. Neilに便乗してNeilの抹消を提案するわ。
Dr.に迷惑かけないためにもServerの変更は必要だけれど』
[Neilの抹消はリストに掲載されたまま]
[Morganを背後に庇い刃を構える]
[死までのへクターの精神の体感時間は、
どれ程のものだったのか。
それには誰にも分からない。
分かる事は、ただ一つだった。
電脳世界においての構築論とAIの基礎を築いた、
前世紀の生き残りであるDaniel──ダニエル・チャータリスが、病室で、死んだ──という事。
彼の環境は、全て彼の望みのままにされており、定時巡回の彼のAI──黄金蛙が彼の死を発見したという事だった。
彼は死亡したが、生前葬を先に行っていたために、友人・知人がひっそりと数日後に集うという話が小さく報じられた。]
───ん。
[Vivienneに返答]
[そして、]
ケッ──言うに事欠いて、檸檬か──。
不味そうな色だ。
[毒づき、見下ろしてくるNielを見上げる]
keke....嘘だと思うンなら、そこの糞爺に聞いてみりゃあいいだろ。うぜェな──。
[目を丸くしたVivienneに、小さく肩を竦めた後、Griffithに]
「Virusは程なく除去される」──…ね!
そいつは良かった。
ところで、そのVirusには何処で感染した?
参加者に居るなら、Sandy、Chaos──とこいつはスピーカーか、Melvin、どれだ?
[店内をずかずかと歩き、Griffithの方へ]
GOOD BYE, Mr.Heckter
[Sandyの双子の姉を使用したもう一つの電脳は、作業をSandy自身の電脳と交代する代わりに感覚器官を引き受ける形で
感覚器官を追いやったSandyの電脳は、AttackPGMの行使を無事に終え、一旦休息に移る。]
途中で移項したから失敗するかと思ったけど。
Vivienneは、
もともと戦うためには出来ていない。
よりイノセントに。
より綺麗に。
創造主は破壊を想定していない。
ゆえに、
UNDERに於いてはひどく異質。
アァ──?
「何処で」?
オイオイ、そんな事、てめェに何の関係があるってンだよ──。
[Griffithは、NielではなくMorganに目を向ける。
Morganは頷き、チラリと進展状況を確認する。数十ナノセカンド後の判断。]
[Sandyは再度ticketをCALL
光点が消えた事を確認する。Magdaline、Heckter and]
……あと一人誰だったっけー?
ま、良いか。
[Griffithに瞬き二つ]
綺麗なのに。
美味しいのよ。
[NeilがGriffithに近づいていく。
とんとん、爪先で床を叩く。
コンペイトウの香り。]
道楽者 サンディーが「時間を進める」を選択しました
[Hectorの名が上がらなかったのは、透明球からHectorを示す光が何時の間にか消えていた所為だ。]
お前のファンだからさ。
──…と言うのは悪い冗談だな。
性質が悪そうだからだ。
例えば、サーバーを4つ同時にダウンさせる能力が有るかもしれん。
[吸い取られている黒い液体にチラリと視線。]
行き倒れ メルヴィンが「時間を進める」を選択しました
[水球を黒く染めたものは、チューブで吸い取られていき、かくして再度水球は透明な色を戻さん]
[ごぽぁ] [ずる] [キュル] [るる]
[MorganによるVirus除去、並びに採集は終了した]
[コキリと首を回すようにし、両手を組み合わせ前方に伸びをする動きを]
はァ?
[右目を細め、見上げる]
[水球を黒く染めたものは、チューブで吸い取られていき、かくして再度水球は透明な色を戻さん]
[ごぽぁ] [ずる] [キュル] [るる]
[MorganによるVirus除去、並びに採集は終了した]
[コキリと首を回すようにし、左手を上に(右腕がないので組み合わす事はない)伸びをする動きを]
はァ?
[右目を細め、見上げる]
道楽者 サンディーは、御令嬢 ヴィヴィアン を能力(襲う)の対象に選びました。
謎の男 グリフィスは、おまかせ を能力(襲う)の対象に選びました。
道楽者 サンディーは、漁師 ニール を投票先に選びました。
謎の男 グリフィスは、怪人 ケイオス を投票先に選びました。
――……っ!
[Sandyに叫ぼうとした言葉は、喉元で暴れる熱に潰された。
代わりに出たのは呻き声。
脅威、gameの参加者、特にSandyから距離を取り、
とりあえず危険を回避したと判断したsaving systemは、
身体のcontrolを解除。
不意に全身の制御を任されても、その差に咄嗟には付いて行けず。
また押さえられていた痛覚が露になり、熱がさらに熱く広がる。
その場に膝から崩れ落ちた。
喉元を押さえつつ地面から見上げた瞳に写るのは、煌びやかなネオン。]
―Dancy DanCye―
…………。
面倒になってきた。
[こう言ったタイプに、真面目に説明をした所で意味は無いだろうと言う判断の結果、NeilはSledge Hammerを取り出し、そのままGriffithを始末しようと動き掛けた。
その時、NeilはMorganの視線を感じた。]
…何だ、除去は終ったんだろ?
[客で無くなった相手に何をしようと勝手だとそう思った瞬間、「余所でやれ」と言う短い言葉と共にMorganから強制転移が掛かった。Neil、Griffith、武器を密かに準備していたSANNAも。Vivienneがどうなったかは、Neilの視界には*入らなかった*。]
──IndeRiseal/junkshop→???──
[1]
[2]
[3]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新