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>>ジュリー
「……あの。…その。」
ジュリーが1人になった頃合いを見て話しかける。どのように接していいのかいまいち分からなくて言葉に詰まっちゃった。
神作家、なんて名乗るようなタイプではないし、けれど、確かにここはワタシが以前思い描いていたストーリーで。
「………………ありがとうございました。良い夢が見れました」
夢と表現するのも変だとは思うよ?でも、夢でいいって思えるほど、自分の世界を体験することは非現実的で、楽しかった。
こちらこそ見学の身ながら構って頂きありがとうございました!アイリーンちゃん可愛かったです。
アイリーンちゃんの内なるおじじについて触れたかったような、でもダレンは転生者じゃないし頭過多そうだからあんまり理解できなさそうだな〜と思ってました笑
お渡ししたアレキサンドライトは光の加減で色が緑になったり深い赤になったりする不思議鉱石なんですよね、
ダレンの目の色とアイリーン嬢の目の色とを想像させる色だったので選んでみました。
後は、ダレンの持ち物や発想を全てゴツめにしたかったのでアレキサンドライトって名前が気に入ったのもあります。
ヤンデレ魔術師はいいぞ😌
ダレンかっこよ!!!!!!!!!
脳筋アドバイスすぎて省略しすぎてごめん!!!
中の人は全部拾いたかったけどヴァルトが嫌がってたんです!!!
アドバイスはネタで落としてました笑
ヴァルト、君は正しいよ…!
みんながちゃんとしたアドバイスしてたから、流れに乗りつつキャラに寄せてふざけてもいいかなあの気持ち▷( --- ・▽・)…
>>265 ペルシカ
「はー……!!!」
呼ばれて振り返った先にいたペルシカにぴょこんと跳ねて、ダッシュで近づいた。
「ペルシカお嬢様ぁー!!わー!!サイン!サインくださいですっ」
エプロンのポケットから色紙と太いサインペンを取り出し、目を輝かせてペルシカを見上げた。
「はっ!!その前にごめんなさいもしないといけませんでした……。
ジュリー、勝手にペルシカお嬢様の考えたストーリーを見て……でも、ジュリーにとって神作家さまのペルシカお嬢様が……それを「良い夢」と言ってくださるなら、そんなに嬉しいことはありませんです……。
ジュリー、ペルシカお嬢様の作品のずっとファンですから……もし良かったら、お帰りになってからも……えと……ペルシカお嬢様の『物語』、見せてほしいですぅ。
書いたもの、だけじゃなくて……ペルシカお嬢様が、ご自分で作るストーリーも……ジュリー、ずっと応援してるです」
キラキラした瞳で、ペルシカを見つめた。
(いつだって注目を浴びるのは 妹であるレイラでしたわ
愛嬌があって お父上からの寵愛も受けて
わたくしが授けたものは 全部彼女の天賦の才
先に命を受けたものの定めかしら
憎いという感情はございませんが
ええ おそらくわたくし つまらなかったのでしょうね)
(この国を脅かす脅威
それを生み出した忌み子
諸悪の根源
いつしかそう騙られるようになりましたのは いつのことか
そのことだけをあげつらわれるようになりましたのは いつのことか
これが人に授けられる定めと悟りましたのは いつのことか)
(そこまでしか語られませんのは いつのことからでしたか
そこまでのわたくししか知りませんのは いつまでのわたくしなのかしら)
(は 笑いものですわね
こんな感傷 見るに耐えませんわ)
(ですけれども
貴女がわたくしは救われるべきなのだと言うのであれば)
(この先の筆を 執るのでしたら)
/**/
ダレン、とってもかっこよかった……🥲 あと密かに脳筋仲間と思ってた。大概アイリーンも決闘でどうにかしようとする脳筋なので。
と、いうか!!!アレキサンドライトって色が変わるんだ!?知らなかった!!!
てっきりダレンの瞳の色から取ったのかと思ったら、アイリーンの瞳の色も含まれていたんだね……画像見たらめっちゃ綺麗だった……。石言葉調べた時に「秘めた思い」「高貴」とか出て、素敵やん……と思っていたけれども。
>>230 ユーロ
「お気に召したようで良かった。
本当はもっと綺麗な光が出てるんだけれど、この世界だと影響を受けているせいか控えめだったから。
……良かったら持って帰る?」
ユーロが気に入りそうなら持って帰って貰っても全然よかった。
それに、彼女がひときわ興味を抱いている赤い宝石──レッドスピネルはユーロと仲の良かった"彼女"を想起させた。
「レッドスピネル……石言葉は好奇心・探求心・自信。誰かさんにそっくりかも?」
ふふ、と微笑みながらユーロが思い描いているだろう人物を想像しつつ伝える。
彼女がお土産に持ち帰りたいと言うなら、喜んで渡すだろう。
「……そうだ、ユーロさん。折角だから……。」
そう言いながら、ユーロの髪色と似た透き通った金色の宝石を滑らせる。
「それはシトリン、金運のお守りとしてユーロさんにぴったりだなって思って初め考えていた贈り物だったんだけれど……彼女へのプレゼントに、どう?石言葉は友愛と希望・友情・繁栄。きっとぴったりだと思う。」
>>231 ユーロ
推しと聞いて反射的に出てきそうになった言葉を慌てて止めたユーロを微笑ましく見ていた。
……王子の名前もお金なのね。
「金貨チョコ……興味深いわね。
食べ物一つとっても派手さが要求されるなら、道行く人も建物も……?」
想像して昼夜問わず輝き続ける夜の繁華街のようなものを想像してしまい、急にユーロが夜の女帝に見えたので慌てて頭を横に振って雑念を振り払う。
「金箔を貼った国王の等身大クッキーにブロマイド………。ま、まあ自尊心が高い事は良い事……なのかしら??」
世界が違えば常識も違うとは思ったけれど、ユーロの世界はひときわ個性的なのかもしれない。他の人の世界をきちんと聞いてないから比較のしようはないのだけれど。
>>266ジュリー
いつぞやのアイシア様からの詰め寄りを思い出す。陽キャってみんなそうなの?そうなの??
あれよあれよという間にサインペンと色紙を受け取ってしまい、キラキラとした瞳で見つめられる。…そんな、大層な人じゃないんだけどなぁ。
「いいえ、貴方に私…ワタシの作品を昇華していただいたお陰で、様々な体験が出来ました。謝ることは無いのです。……これからも、私のこと、見守ってくださるなら…色々と頑張れる気がします。」
サラサラと太いサインペンを走らせる。久しぶりに書いたなぁ。なんて思うのが悪かった。完全に手癖でサインを書いてしまった。
「……あ。すみません癖で」
出来上がったサインは、《此本 いと》……転生前に活動していた作家名を綴ってしまった。いやぁ、身体に染み付いているんだなあ。
此本(このもと)いと
は→7(7) だった
1、ラノベ作家
2、同人作家
3、漫画家
4、Web小説家
5、舞台脚本家
6、小説家
7、絵本作家
>>ジュリー
「そういえば、戻るのなら断罪直前…よりもっと前に戻れるのよね?
ユーロがヒロインを本格的にいじめ始める前…半年よりちょっと前でいいの。その時代に私を戻してもらえるかしら?」
願わくば悪役令嬢の性質は変わらなくても断罪回避が見込める程度の未来を掴みたいから
クリス見えてるんだけど……メイジー!!!!!大好き…………宝石いただいて、クリスにプレゼントしちゃおう!時空はなんかちょっと歪めます!!!
>>263 ペルシカ
「そういう意味じゃないが…はー」
どこか他人事のようなペルシカに、呆れつつも気が抜けた。
>>264
「貴女が婚約破棄を受け入れているなら俺もそのことについてはもういい。
多少なりとも胸が晴れたのならよかったしな」
「まあでも…婚約破棄された後はもう『シナリオの強制力』とやらからも解放されるんだろう?
それならこれからの貴女はどうか貴女の"好きなこと"を、諦めずに、大切に生きて欲しい。
どれ程辛くても妃教育も鍛錬もやり切った貴女なら大抵のことは上手くいくだろうさ。
今までのことを全部ひっくるめて『逆境にも負けない物理的に最強な悪役令嬢』とかでも、俺はカッコいいと思うけどな?
白紙の未来なら、『神作家』の腕前を存分に発揮してやるといい」
ペルシカ嬢を捨てた馬鹿な王子など見返してやれと言わんばかりに不敵に笑った。
お返しメモ
・エレーラでヴァルトに
・ジュリーでユーロ・ペルシカに
・クリスでペルシカに(本当はアイシアにも突撃したい)
>>268>>269 メイジー
持って帰る?の一言に慌てて口元を押さえる。令嬢らしからぬ物欲しそうな目……庶民出身が透けていそうで恥ずかしくなった。
「ご、ごめんなさい私…はしたないわね………こんなに綺麗なのに…もっと綺麗な光を出すの?そんな宝石見たことがないわ。
…………本当にいいの?レッドスピネル……好奇心・探求心・自信の意味があるのね。色だけじゃないわ、意味も、私の親友にとてもそっくり。彼女のこと、もちろん貴女の事も思い出せるなんてとってもお得ね!
ありがとう。私、とても大事にするわ」
両手で大事に持って胸の前で手を組む。大事な思い出ごと詰めて、これから精一杯頑張ってみようと思えるくらい嬉しかった。
それからメイジーが取り出した黄色い宝石を見て、続いた言葉に驚いて目を見開いた。
「なんで綺麗な宝石………これは…シトリン?でも、いいのかしら……?本当に?」
彼女が頷いたなら本当に嬉しそうに微笑んでこう続けるだろう。
「ありがとう、本当に…ありがとう!私もあの子に何か贈りたいと思っていたの。何も思いつかなくて困っていたから…横流ししてしまうような形になってしまうけど、これが一番私らしいわね。石言葉も私を表しているようで驚いてしまったわ!
本当にありがとう………この感謝はずっと忘れない」
>>273ヴァルト
……何かお気に召さなかったらしいヴァルト様は呆れたようなため息をつく。なんだなんだ、何か不敬をやらかしてしまったのか?……でも、思ったよりおおごとにはなっていないみたいでちょっと胸を撫で下ろす。
「…………それは」
それは、とても良い未来だ。
ゲームの世界ではヒロインがエンディングを迎えるとそこで終わる。ダウンロードコンテンツでその後を見たり、アナザーストーリーをプレイすることは可能であれ、切り取られた断片的な世界でしかない。
この場にいる悪役令嬢の中でも、ワタシはヒロインと衝突しない道を選んだ、数少ないシナリオ改変者だと思う。(原作厨に怒られませんように。)
結果的に迎える結末は同じであれ、違う道から進めたんだし、これからだって何とかなるんじゃないかな。
悪役令嬢にしては少しタイプの違う肉体派かもしれないけれど、教養もしっかり叩き込んできた訳で。……うん、いけるかもしれない。
「……ふふ。最強の悪役令嬢になって無双するのも、悪くないかもしれません」
不敵な笑みに、不敵な笑みを返しちゃった。
ごめん
オボの悪癖でね
最終的にソロルになるんだ
返信もらっても大丈夫だよ! ちょっと返信できるかは不明というかほぼもう駄目だと思うけど
>>メイジー
推しの話は少々面食らわせてしまったかもしれないな……と思いながら、苦笑する。
そういえばゲームの舞台は王侯貴族の闊歩する豪華絢爛な街並みだった……言われてみればどこもかしこもキラキラしていて…メイジーの言うとおりかもしれない。ゲームだからと大して気にしていなかったけど……私、これからあそこに住むのよね?眩しすぎて目がつぶれないかしら?
ヒロインが初め住んでいた街はまだ…普通だったわ…それでも経済的格差…なのかしら…
「ふ、ふふ…私の見た目でわかる通り、基本的に国民はみんな自尊心も自己肯定感も高め設定かもしれないわね………私が特に、高すぎると思ってるけど………これからも設定の濃いキャラたちに負けないように頑張るから…応援していてね。困ったらみんなに相談させてもらうし」
スキルの存在を知ったから、少しだけ寂しくなくなった。困った時に助けを求められるなんて私もユーロも成長したのね……
>>クリスティーナ
「ごきげんよう。いい夜で」
クリスティーナ様の姿を見つけて声をかける。理由は先日の約束を果たすためですよ、そりゃ。
「クリスティーナ様へ1度断りを入れておきながら、身勝手かとは存じますが…化粧を施していただきたく、お願いにあがりました…」
エレーラ様が幸せになったらね!なんてあの場では逃げ仰せたけれど、実際幸せを掴み取った彼女。
当然、ワタシだって約束を違える訳には行かない。
>>261 ヴァルト
「うふふ……むしろ、そんなに愛してくださるなら、心強いですわ。
私はきっと、ヴァルトさまのような方を……いえ、ヴァルトさまを、待っていたような気がいたします。ずっと心に空いたままの、忘れたままの、『好きなもの』……それはきっと、これからヴァルトさまで満たされていくのでしょう。どうしてか、そう思うのです」
>>262
ヴァルトが幸せを噛みしめるような表情をする。自分の言葉で、こんなにも喜びを感じてくれるひとは、今まで会ったことがなかった。
愛称で呼び合おうと提案するヴァルトにエレーラは頷き、彼の指にそっと自分の指をからめた。
「ええ、『ヴァル』――ふふ、うれしい。これだけで、ヴァルトさま……あっ、ヴァルにとてもちかづいたみたいだわ。ではどうぞ、私のことは『エリー』、と」
じっ、とヴァルトを見つめる。もし自分にもここにいる人々のように前世があるのなら――ヴァルトとは前世から結ばれる約束をしていたような……そうだったらいいのにと、ふわりと笑った。
>>ヴァルト
「ねえ、ヴァル。これからお出かけをたくさんするのなら、一つおねがいしてもいいかしら。たくさん助けてもらって、とってもずうずうしいけれど……」
「私、あなたのような素敵な帽子をかぶって、一緒にお外に行きたいわ。できたら、つばの広い……あの帽子は、なんて言ったかしら」
>>232 アイリーン
婚約者やヒロインの話を振られると、味噌汁やおじいちゃんに向いていた意識を慌てて戻す。そうだわ、これからのことも考えていかないと。
「そう…ね。婚約者であるドル王子は…元々ゲームをしていた時の私の推しだったの。だから近づきたい気持ちは確かにあるわ。
でもね、今の私はユーロなの。ユーロ・ジンバブエドルとして、ドル王子と結婚したいかと言われたらそうではないのよ……難しいわね。
今の私は…彼よりももっと大切な仲間や思い出ができたから、どちらかと言うと良きビジネスパートナーとして一緒に仕事をしたいと思っているわ。
婚約破棄したって断罪できないくらい私が有能で、国の役に立っていて、追放なんかできないくらいにのし上がってやるんですから!!」
「ヒロインは……実はね、私がユーロになったのは断罪直前。だから今の世界のヒロインについては全然知らないの。もしかしたら…ラナのように困った子かもしれないし。でも何度も繰り返して遊んだゲームのヒロインですもの。私はとても大好きで、幸せになってほしいとも思っているのよ。
きっと私は…『まあ!あの子生意気!』と口では言いながらも困った時には手を差し伸べられるような…そして好きな人と結ばれれようなそんなサポートポジションに落ち着きたいですわ。いじめはもう懲り懲り!みんなと仲良く円満解決で断罪回避!これが今の私の目標でしてよ!!」
新しく生まれた野望を語るとガッツポーズ。令嬢らしくはなくても、これからの私は悪役令嬢権やりてのビジネスウーマンを目指すのですわ!!と決意の表れでもある。
「アイリーンはどうするの?少し聞こえてしまったのだけど…ジュリーとの話を聞く限り…かなり前に戻るみたいね」
>>278 ペルシカ
主に水晶玉で聞き慣れたこのかっこいい挨拶は!!!
ぎゅんっと勢いよく振り返っちゃう。そこにはもちろんペルシカちゃんがー!!!
そうなのね!?メイクご希望なのね!?目を輝かせてずずいっとペルシカちゃんに迫った。
「きゃー!!とうとうお顔を貸してくださることにしてくださったのですわね!!!あら、ごめんあそばせ、ちょっと嬉しさのあまり。おほほほほ」
ちょっと熱く迫りすぎちゃったかも!おほほのほと笑いながらいったん落ち着こう。ステイステイ。こわがらせちゃだめだクリス。
ぺちん、と自分のほっぺを叩いてから、にっこり笑ってペルシカちゃんをお席にご案内した。
「えへん。まあ、まずはこちらのお席におかけになってくださいな。ワタクシ、ペルシカ様にはふんわりかわいいメイクをしたいですわーと思っていたのですけれど、それでもよろしくて?ご希望があれば、カッコイイメイクに変更することもできましてよ?」
>>ルーチェ
「……戻ったのね、アイシア。」
彼女が受けた言葉を反芻してから、長い沈黙が続いた。
やがて、アイシアの紡いだ言葉がルーチェを通じてこちらに届く。その様子を見て、小さく私は微笑んだ。
きっと、彼女達はもう大丈夫だろう。
そのきっかけの一助になれたなら、少しだけ誇らしいなと思いつつ彼女達に聞こえるか聞こえないかの大きさで礼を伝えた。
「アイシア。支えてくれてありがとう。ルーチェと仲良くね。」
>>246>>249クリス
「色んな売り方試してみて!私でよければアドバイス、いつでもお待ちしていますわ!!!」
経理担当!私ユーロ!任せて!!!
こんなに美味しいソーセージは全世界に広めないと勿体無いわ!全力でプロデュースするし、世界を超えて、いつか私の国にも来てくれたらいいなあ
あらら〜かわいい〜〜とニコニコしていたら目が…泳いでいるような気がする……大丈夫かしら?………え?まさかの18歳!?まずいわ!未成年飲酒!!
スッと背中に冷たい物が通ったきがした。クリスの目の前で、私も動揺していたのがバレちゃったかも。
でも続いた言葉に心底安心する。
「驚きましたわ……確かに、国によって成人の年は違いますからね。クリスが年下だなんてびっくり!あんなに頼りになるから年上かと思っていたわ!」
初めに書いていたメモには確かに18歳と書いてあったはず。だけどゲームの間の彼女を見て、もしかして、サバ読んでらっしゃる?と懸念事項を抱いた日もあった。そっか〜私の方がお姉さんなのね?それなら頼られるような人にならなくちゃ!
勘違いしているとはいざ知らず、内心えいえいおー!と喝を入れるのだった
ユーロかわい……つれてかえりたい……一国に一人ユーロ必要でしょ
メニーゼニー王国ユーロ断罪したら滅びるって考え直しな
「俺はペルシカ嬢を含めたこの場にいる最高の悪役令嬢達も、いつか幸せな未来を掴み取って欲しいんだ。
そう思う人間が一人や二人…いや、四人くらいいたっていいだろ?」
ジュリー、ダレン、イシュトヴァンへと視線を流しながら、最後にペルシカへ満面の笑みを向けた。
---
ペルシカへの返事に上手く入れられなくて没にしたけど最後に言いたかったの昇華させます…
>>284クリスティーナ
えっ、なんなの?ねえ陽キャ距離の詰め方誰も彼もおかしすぎない??それとも何?お淑やかはもう流行りじゃない???
なんて少し挙動がおかしくなったことに気づいたのか、すぐにクリスティーナ様は冷静さを取り戻して案内してくれる。ううん、こういう所に教養の高さが出てるぅ。悪役令嬢すごい。
「いいえ、クリスティーナ様の思う姿に。きっと、その方が自分らしくあれると思うので……」
汗をかくから、化粧が嫌いだった。
せっかく綺麗になっても、混ざり合い泥へと変わってしまうから。
夜会で嘘でも「綺麗だ」と言われる事が嫌いだった。
まるで普段は品がないと言われているみたいだったから。
鍛錬を積む姿が惨めだと言われているみたいだったから。
クリスティーナ様のお化粧(魔法)で綺麗になった御令嬢を思い出し、きっとこの人は相手の魅力を最大限に引き出す天才なんだろうと思っていたし、任せて大丈夫、大丈夫。
……でも、ちょっと勇気がいるなぁ…。
>>249クリス
段々とお別れの気配がしてくる。周りの雰囲気も、もちろん目の前のクリスからも。心は嫌だ嫌だと叫んでいるけど、時間は待ってくれないんだわ……頷きながらクリスの言葉を聞く。
「クリス、クリス…!ええ、私たちずっとお友達で親友よ。まあ、お揃いの物?あ!これって……」
あの時付けてくれたチェリーピンクの口紅、かわいいラッピングまでしてもらって手元に乗せてくれた。思わず両手で包んで胸の前で抱く。嬉しくて、視界がぼやけて滲む。鼻の頭がツンとして、初めて涙が溜まっていることに気がついた。
「ありがとう、クリス………お揃いとっても嬉しいわ。大事にする。貴女に元気を分けてもらいたい時に付けるわね。これがあれば…いつでも貴女と一緒にいるみたい。すごく嬉しい、ありがとう。私もクリスのことを一番に応援しているからね!ここで私は推し変したの。今もこれからもずーっとクリスを推し続けますわ!」
👼.*・゚ .゚・*.
言っちゃった言っちゃった言っちゃった〜!!!
絶対可愛くなることは分かってるんだけどね!?分かってるんだけどね!?でもやっぱり不安じゃん!!!普段なるべく避けて通った化粧なんて、やっぱり似合わなかったら嫌じゃん!!!
うわーん不敬って思われてないかな!?大丈夫かな!?
続き
涙を溢さないようににっこり笑う。そうだわ、最後に見てもらう顔が泣き顔なんて嫌だもの。あの時のように、私もクリスも笑顔でお別れしたい。
そうだ、さっきメイジーさんから頂いた物……クリスに渡さないと…涙を拭って笑顔を作る。ポケットから大事に取り出したシトリンを、今度は私がクリスの手に大事に載せた。
「本当にありがとう。口紅大事にするわ。
あのね、さっきメイジー様からこれを頂いたの。シトリンと言って、石言葉は友愛と希望・友情・繁栄なんですって。色も…まるで私みたいじゃない?
私はね、レッドスピネルを頂いたの。見て、貴女のような綺麗な赤。もし良かったらこのシトリンを、私と思って持っていってもらえると嬉しいわ」
笑ってクリスの手を握りしめる、最後なんだもの上手く令嬢らしく笑えているかしら。もしかしたら卒業式みたいに、泣き笑いのような表情になっていないかな。ありがとう私の初めての友達、大事な人。これからの貴女の幸せを心から願っているわ
エレーラ、そして周りから出ている雰囲気はもう限界です。
「…悪役令嬢はいなかったのですわね。ただのヒロインに憧れた人たちの集まりだった…それは確かに負けますわ。」
見ているだけで眩暈がしてくる光景に私は足早にこの世界から立ち去ることを決めますわ。
書き置きをいくつか残してそっとその場を離れる。
「やっぱり、ゲームは規模が大きいほうがいいですわ。元の世界では、追放されますけど、それってつまりnextステージって事ですわね。」
クソゲーよ永遠に!
クリスと前世の話をしようと思ったけどこれからもチャットで話ができるなら前世を知らない方がいいんじゃないか???と思ってしまった結果…言えておりません…………!
設定はなんとなく考えているので…SSで書くかも…
攻略対象についてもどこかでまとめたいな!ざっくり考えてはいたんです!!
一旦落ちます…早起きしたいな……他の子の話が…追いつけてない………
アクアマリンの悪女メモ
>>アイリーン
言い忘れていましたわ。
ゲームはお疲れ様でした。良きスローライフを楽しまれてください。おじいちゃん。
>>274 275 277 ユーロ
「良いんじゃないかしら。今は誰も咎めないわよ。」
恥ずかしがる様子のユーロに、片目を閉じて悪戯っぽく笑う。
「ええ、勿論。ユーロさんに贈るつもりで用意したものなんだから。」
大事に宝物を包み込む様子に、用意してよかったと素直に思えた。続いて用意した本来の贈り物にも彼女はすごく喜んでくれて。
「ええ、それなら丁度良かった。ふふ、横流しって……気にしなくていいわ。貴女への贈り物がレッドスピネルになっただけだから。
彼女、きっと喜んでくれるわ。想いを伝えてあげてね。
……!力になれたなら、良かった。」
目一杯の感謝を伝えてくれるユーロにこちらも役に立てた事が嬉しくて、照れ隠しにカモミールティーに口を付ける。
「……もうそろそろ時間ね。さ、早く行ってあげて。ありがとう、ユーロさん。すごく楽しい時間だったわ。また、チャットで会いましょうね。」
終わりの迫るユーロとの茶会を切り上げれば、私自身も待っている人の元へと歩いていくだろう。
「それでは、本当にお別れですわ。
???私が幸せそうに見えない?
当然ですわ。悪女の幸せなんて貴方にわかるとは思えないわ。
でも、私特に何も失ってませんわ。得たものもありませんし、時間も使っていない。
それが唯一の救いですわね。
それでは皆様。次のストーリーでお会いできるのを楽しみにまっていますわ」
スカートのハジをつまみ一礼。
それでは、また来世でお会いしましょう。
ユーロは元々自己肯定感が天元突破してるくらいのステータス、一人娘なので蝶よ花よと育てられました。
事業運営も申し分ないので大型事業や物流関係も任せられ、本来のステータス的にはやればできる子。
成金でのし上がってきた庶民が何故か婚約者や、今まで仲良かった友人(他攻略対象)に気に入られるのが面白くなく、破産して庶民の街に戻ってしまえ!と嫌がらせをしました。
今までそういう事もしたことがなかったので加減が分からずエスカレート。被害が甚大になってしまっています。
この村、悪役令嬢と言うからには闇深い設定の子がいるのでは…と思っていた部分もあり、ユーロはとにかく眩しいくらいの光属性になろうと思いました。ネタに振り切りすぎて光兼ギャグみたいな立ち位置になりましたが満足している……
クリスも光属性だったから本当に大好き〜〜〜!本当に推し。ずっときゃっきゃしていたいと思っています。
アイリーンとはおじいちゃんと孫を感じられるような関係になるなんて…思わなかった……じいじ大好きだよ〜!恋バナまで行きつかなくてごめんね!でも二人の行く末は聞かずに心の中で応援することにします
>>287ジュリー
「いいえ。そんな……この作品は、《此本いと》のお話だから…そういっていただけると、嬉しい」
無邪気にサインを喜ぶ姿は、何年ぶりに見ただろう。こんなにも喜んでくれるとは思わず、口元が緩んじゃう。
「それから。【私はこのまま元きた時間へ戻ります。】時間を遡ることも、とても魅力的だけれど。…………どんな経験も、作品に活かしてみたいから」
戻ればきっと、ワタシは婚約者に寄り添える。寄り良い未来を掴み取れる、気がする。
でもね、やっぱりワタシらしく居られるのは、今までの努力の積み重ねがあってこそだもんね。
きっと、この場所でも怠ける事無く続けたのは、多分そういうこと。
「ありがとう。ワタシを見つけてくれて」
色々考えましたがこれ以上はアクアマリンと中の人のバランスの限界でして……アクアマリンお嬢様口が悪すぎますわ
アクアマリン〜〜〜〜〜〜〜〜〜
作者に何か一言ほちいなんてワガママはとおりますか……とおりませんね…
中の人超アクアマリンファンです…気高い悪役令嬢ありがとうありがとう…
誤解ない様に…アクアマリンは不幸になった訳でもなく、良い思い出を作った訳でもなく
また一人、孤独に悪女と向き合う世界に戻った。何も得ていない・何も成果無いという認識です。
ただ、悪女を止めてヒロインの様になる姿を見たことはショックだった事でしょう。
>>290、291 ペルシカ
ペルシカちゃんのご要望を聞いて、アタシはきらーん!と化粧道具を取り出した。
「よーし……ごほ、ではでは、ペルシカ様がドレスのお似合いになるキュート令嬢になるお手伝いをさせていただきますわー!!おほほほほほ!」
「テーマは濡れツヤキュート!そういえば、ペルシカ様はよく鍛錬場に行かれるのでしたかしら?それなら、白粉は最低限の場所だけでもいいかもしれませんね。Tゾーンと、ほっぺのこのあたり!ぽんぽんっと置いてぇ……うんうん、ペルシカ様も素肌が白雪姫でいらっしゃるからぁ、これくらいでも十分でしてよ!これなら崩れにくいと思いますわ!」
「さて、そこに華やかなコーラルピンクのチークをぽんぽんっと置いて……涙袋のすぐ下と頬骨の上にハイライト用のラメもすぐにおいちゃいますわよ〜!鼻筋にもラメをさらさらーっと置いてぇ、うんうんっ、良い感じでしてよ!!顔色がほんのりピンクですでにかわいい!」
「最後はお待ちかねのアイメイクですわー!!こちらもピンク!とにかくピンク!チークのお色よりも少し落ち着いたピンクで、その上にラメを散らして……うふふふ、かわいい〜!!まつげもマスカラで丁寧に伸ばして……くるんとして……ペルシカ様はもともと黒目がちで目力もあるから、アイラインはまつげの隙間を埋めるだけで十分ですわ!」
「仕上げはほんのり自然なベビーピンクで、リップのツヤを出してフィニッシュですわ〜!!!じゃじゃじゃーん!!!かわいいの完成でしてよ〜!!」
>>298 アクアマリン
もう一人だけ、謝りたい人を私は探していた。彼女がそれを望んでいない事は分かり切っていたけれど、それでも謝ろうとしたのは私のエゴだろう。
結局、最後の最後まで彼女の姿は見つけられなかった。
代わりに残されていたのは私宛の1枚のメモ。
そこに書かれていた内容は、辛辣なものだったけれど。
「………わざわざ私に残すなんて、なんだかんだ気にしてくれてるのかしら。」
こんな言葉紡いだらまた頭ハッピーセットだと罵られるだろうか。
でも、彼女が私に対してどう思っていたとしても、こうして言葉を残してくれたというのは今の私にとってどうしようもなく嬉しかったのだった。
メモを懐にしまえば、歩く足を速める。
もう、振り返らない。
さようなら、悪友。
アクアマリンの悪女レター
>>ペルシカ
だいぶ雰囲気の違うヒロイン…だと思っておりました。
作家でしたわね。
無様に負け、ヒロインへと身を堕としていく私達は滑稽だったでしょう。
ですが、プライドを持った誇り高い悪女がいた事忘れないで欲しいですわ。
PS:取材でしたら、今回のグループチャット機能確認するくらいはしてあげます。
アクアマリンー!!!!!!、!結婚しよ
あっでも結婚したら悪女じゃなくなるっっ悔しい!!どうすればアクアマリンを幸せにできるだろうか!!!!悪魔を呼んでずっと悪役令嬢に転生させ続けたらいいですか!??!!!?!
アクアマリンストイック……。
解釈については、好みがあるからむずかしーですねぇ……
不幸になってないのならジュリー的にはOKですぅ!!
一応エレーラの最終的な「悪役令嬢」の価値観について触れておくと、エレーラは「世界」に後押しされ、自然にふるまっているだけでも愛されるのが「ヒロイン」、「自らの力で立ち、自らで選ぶ」のが「悪役令嬢」みたいな認識ですね。だから、ヴァルトと結婚するのも、ルイーズと友達になるのも、自分の運命も、最終的には全部自分で選択した結果だと思っております。その上で愛してもらうのはうれしいな、という感じ。
だからこそ「選択肢」から一つ選ぶのはランダムじゃなくて、「エレーラのそのときのステータスで選ぶ」という形式に落ち着いたのかなあと思いました!
>>シャルロッテ
「ごめんなさい、ロッティ!お待たせ……!」
この世界の終わりが近づいてきた頃、ようやく私はロッティの元に戻って来た。
離れていた熱を求めるように抱き着けば、残り僅かの時間を惜しんだ。
「……色々あったわね。本当に。」
抱き着く腕を緩めれば、ロッティの手を取り今までの事を振り返る。
ロッティと出会って、エレーラ様を育てて、ゲームが始まって……終わって。
その全てが思い出になる。ジュリーのお陰で、それぞれの世界に戻ってもこの縁は続いていくけれど、私達が私達としてこの場に居合わせるのは恐らく最後で。
「……まだ離れたくない……。」
叶わない願いをぽつりと、呟いて、ロッティの手を握る力を少しだけ強めた。
>>-676
この世界では詐欺にあい(悪役令嬢を育てる)(メイジー)傷ついていますが、元々はゲーマーなので意外と元気かも?
アクアマリンにとってここは終わりではなく、自身の物語のブレイクタイムなだけ。
でも、お付きの人は探すかもしれません。
そういえば「乙女ゲーム」という世界から解放されたから、ラナの「愛されヒロインチート」はなくなったけど、将来的にはおそらく侯爵夫人になるし、そこまでド没落はしない……気がする……狂言により王国を混乱させた罪はつぐなってもらいますけどね!!
名ばかりの侯爵家で、エレーラには接近禁止令出ますので大丈夫……。二人の子供に罪はなかろうなというラインの救済措置でございます。
アクアマリンという女…過去一自由に動いて、過去一ストイックすぎて、過去一他者との絡みに困って、最高に締めに悩んだ…
いい女だよ
エレーラとヴァルトの会話は、人形の村を知っている人はわかる何かがあるかもしれない。(※一応るーぷさんに許可はもらいました✌️)
同じキャラチだから生やした「裏設定」なので、もちろん知らなくても何も問題ないですw
この村のエレーラとヴァルトはエレーラとヴァルト。
>>エレーラ
実はカリオントラ、由来が無くて唸りながらキャラチ見てたら降ってきた名前なんですよ……私にも名前の由来が分からない。
>>303>>304クリスティーナ
解説を聴きながら、そうなの?そうなの?と思いながら動きを追っていく。動体視力は普段から鍛えているので、細かい動きも見逃さず、鍛錬の成果が出ていた。
濡れツヤキュートなんて単語初めて聞いたし、白粉なんていつも満遍なくは炊かれていたし。アイラインもガッツリ引いていたし、ラメなんて使わなかった。
涙袋の下にハイライトって入れるんですか???前世でもやったことない工程に、覚えるより追いかけるが精一杯。
完成した自分の姿をじっと見入る。
「………………かわいいって…作れるんですね」
鏡を見ながら、本音が漏れちゃった。回答下手くそか?
ちかさんが痛い立ち位置の灰喉落としてくれてるの見つけてテンション上がっちゃった
村だしなぁ!思っても残すの知らない人あれだよなあ!って思ってたけど同じように思ってくれてて嬉しい…
痛い立ち位置はいいぞ……
>>ジュリー
ぱたぱたと走り回ってるジュリーを、手が空いたらしいタイミングで呼び止めた。おいでおいで。
「ジュリー!アタシ……んんっ、ワタクシは……いや、まいっか。知ってるんだもんね『前世』。
アタシは【来た時と同じ】で大丈夫だよ。けっこー執事とも仲良くやってたし、多分あの時より前に戻っても、あんまり変わんないと思うんだ。アタシ的には、いつもそのときの最善を選んできたから」
にかっと笑って、ジュリーをなでなで。
「そういえば、お化粧して欲しいって言ってたね。ん〜、ジュリーにはまだちょっと早いかな?でも……ちょびっとだけ目ェつぶってみ」
ジュリーが目を閉じたら、マスカラでちょちょっとまつ毛を長くして、桜貝の色のリップをきゅきゅっと塗ってあげた。
「今はこれでじゅーぶん。もうちょっとお姉さんになったらまた会いにおいで。超絶美人にしてあげるからねっ」
>>-689 凪さん
見つけてくれてありがとうございまーす!www
ノワール……って聞いた時に完全にアキヒトボイスでルージュ&ノワールが再生されました。
痛い立ち位置大好き……
>>307 メイジー
「おかえりなさい。流石メイは人気者ね」
それでも帰ってきてくれたことが嬉しい。今日一日ですっかり慣れてしまった体温は、すでに無くては寂しく思うほどだった。
「…………、」
ぽつりとメイが零した言葉。本音なのだろう。私だって、そう。本当は、二人で同じ世界に居たい。
「……私もよ。あなたとこのままこうしていたい」
握りしめた手に力を込める。こうして繋がっていたら、同じ世界にいけないかしら。握る指先から溶け合って、このままひとつになれたらいいのに。
「だけど、大丈夫。離れても一緒よ、私たち。貴女がそう言ってくれたじゃない」
額を合わせる。寂しさも惜別も分かち合いたいから。
>>-688
そうなの!!??
めっちゃかっこいい……どこの国由来なんだろ〜とか思ってましたわ。
処刑されまくっているという設定にも負けない強い名前ですね……
気高い挨拶を残し、足早とは言わずともアクアマリン様はホールを後にした。辛辣な言葉、知性ある問いかけ、全て取っても絵に描いた様な悪役令嬢そのものだった。
ワタシもきっと、ああいう立ち振る舞いが正解だったんだろうなあ…なんて。
残された悪女メモも、やっぱりキツい言葉が並んでいて…自分宛のメモを手に取った。(>>306)
「…………ヒロインと思われるくらい、ワタシは嘘が上手かった。ってことかな」
まあタイミング的にも、ワタシ達は対立がほぼ確定する陣営だったから仕方ないんだけどね!!
でもこれくらい前向きに思うくらいは許されたいな。うん。
取材とかこつけて、グループチャットでいっぱいお話できたらいいな。胸ポケットに、メモをそっと忍ばせた。
>>297 アクアマリン
その姿を探そうとして……ふと、残されたメモを発見した。
「アクアマリンさま……」
つ、とその名を撫で、背筋を伸ばした。
「ありがとうございます、アクアマリンさま。私は今まで注目されることが苦手で、家のため、父のため……受け身に生きて参りました。それが、どんな逆境にあっても、心に芯を持ち、背筋を伸ばしていられたのは──アクアマリンさまが初日から丁寧に、毎日教えを授けてくれたおかげです。
ほかの方へ、私への助言を呼びかけてくださったこともございましたね。
ありがとうございます、アクアマリンさま。今の私を肯定できるようになったのは、あなたのおかげですわ。今度はいつか、あなたのお力になれる日が来ますように」
>>311 シャルロッテ
「もう、からかってる? ……最後にはちゃんと戻るから安心してね。」
つい零してしまった言葉にもロッティは答えてくれた。
すっかり弱音をさらけ出せてしまっている自分に気恥ずかしさを抱きつつ、彼女の言葉に頷く。
「……そうね。うーん、弱い所を見せたくないのに。ロッティがどんどん強くなってるせいかしら。」
頬をぺちぺちと叩いて奮い立たせる。
手を再度繋ぎ合わせれば、彼女が額を合わせてくれて。
もう何度目かも分からない、互いの体温を、心を通い合わせる。このまま時間が止まってしまえばいいのに。
「……あ、そういえばジュリーに戻して貰う時間、決めた?
私は最大の1年前まで戻して貰うつもりだけれど……。」
>>309 ペルシカ
「かわいい、は作れますわよ〜!!!おほほほほ!!」
ペルシカちゃんの反応に大満足して、アタシは仁王立ちで高笑いした。
「舞踏会とか、ここぞというときには勝負メイクですわ!ラメはキラキラの貝殻をめちゃめちゃ砕いて白粉に多めに混ぜれば作れましてよ!ん〜この中だとチークの色味がが1番作りにくいかしら。じゃあ、これはワタクシからのプレゼントですわ!ふふ!ジュリーがプレゼントされたものなら持って行けるって言ってましたものね!」
「お化粧されるときは、このクリスティーナ・モルゲンロートを思い出してくださいませね!」
>>314 メイジー
「からかってないわ、本心よ」
メイが思っているよりずっと私は真剣だ。戻ってくる、彼女の戻る場所はここなのだ。胸が高鳴った。
「強くなった、かしら……。でも、とても強くてかっこいいと思っていたメイが、私に弱みを見せてくれるのは嬉しい」
幸福に浸りながら言葉を紡いでいく。体は繋がらなくとも、心はこれからもっと深くまで知り合えるのだ。
「あ、そう言えば伝えるのを忘れていたわ。……私も、ジュリーに目いっぱい昔に戻してもらうつもりよ」
「このまま死ぬわけには行かなくなったの。諦められないわ、誰かさんのおかげで」
>>293,295 ユーロ
ユーロがプレゼントを喜んでくれて、ほっとした。
「ワタクシもこの色のリップ、大事なときに絶対使いますわ。そう、断罪の日とか」
わざとニヤリとして見せる。
そしたら、ユーロが、シトリンを取り出して私の手のひらの上に置いてくれた。
「わ、きれいな色!!本当に、ユーロの髪の色みたいでとっても素敵ですわ!それに石の意味も最高ではありませんの!!??ワタクシたちの友情の石……ですわね。
わ!そっちのも本当にワタクシの色みたい!!のわ……メイジー様ってば、なんてピッタリなモノをくれたのかしら!!すごいですわー!!本当に最高!!」
ユーロが優しく、包み込むようにアタシの手を握ってくれるから……なんだかしんみりして、ついうるっとしちゃった。
一生の友達ができたのに、もう会えないのは、やっぱり寂しいけど。
最後はちゃんと笑顔で。ちょっとだけ、「アタシ」の言葉でも。
「……ユーロに会えてよかった!ありがとう!これからも、よろしくね!」
>>クリスティーナ
クリスティーナ様とお話することが出来るなら質問に答えたかったのだけれど。メイジー様との世界が出来上がっているのに、水を差す様なことはしたくない。
うーん。と悩んで、アクアマリン様の真似をしてみることにした。
️📝
クリスティーナ様
まずは勝利おめでとうございます。貴女にステータスを見ていただいたお陰で、少しでもゲームに参加する時間を長く取れることが出来ました。
さて。ゲームにお尋ねいただいた【ヒロインとは】の問にお答えすることが出来ず今日まで過ごしてしまいました。回答が遅くなったこと、お詫び申し上げます。
ヒロインとは【偶然スポットライトの当たった人】だと私は考えます。
以前の私ならば素直に、推し…自分の世界の彼女についてお話していたことでしょう。事実、彼女は私の中で最高のヒロインです。
しかし、このゲームを通してヒロインの在り方を考え直し、この結論に至りました。
悪役令嬢にフォーカスを当てたアナザーストーリーは、悪役令嬢がヒロインなのです。
その辺の野良犬だって、誰だって、スポットライトを浴びれば、ヒロインになれるのです。
貴女にも幸多からんことを。
ペルシカ
たぶん私宛のはお返しした……?かな……?
あとはイザール(アマーレ)のスキル待ちだけど、もし私が居ないときにご希望出た場合は、万能過ぎなければほぼほぼOKと思います!笑
>>シャルロッテ
シャルロッテ様とお話することが出来るなら質問に答えたかったのだけれど。メイジー様との世界が出来上がっているのに、水を差す様なことはしたくない。
うーん。と悩んで、アクアマリン様の真似をしてみることにした。
️📝
シャルロッテ様
まずは勝利おめでとうございます。貴女にステータスを見ていただいたお陰で、少しでもゲームに参加する時間を長く取れることが出来ました。
さて。ゲームにお尋ねいただいた【ヒロインとは】の問にお答えすることが出来ず今日まで過ごしてしまいました。回答が遅くなったこと、お詫び申し上げます。
ヒロインとは【偶然スポットライトの当たった人】だと私は考えます。
以前の私ならば素直に、推し…自分の世界の彼女についてお話していたことでしょう。事実、彼女は私の中で最高のヒロインです。
しかし、このゲームを通してヒロインの在り方を考え直し、この結論に至りました。
悪役令嬢にフォーカスを当てたアナザーストーリーは、悪役令嬢がヒロインなのです。
その辺の野良犬だって、誰だって、スポットライトを浴びれば、ヒロインになれるのです。
貴女にも幸多からんことを。
ペルシカ
>>316 シャルロッテ
「……う、ありがとう……。」
真剣な表情のロッティと目が合って、僅かに目を反らす。その時に必ず戻る、という言葉を聞いて僅かに瞳を輝かせたロッティを見逃してしまったかもしれない。
「強くなったって言うか……すごく、前向きになった。が正しいかしら。
うう……ちゃんと支えてね。本当は貴女が思ってるより私は強くないんだから……。」
ロッティが嬉しい事は私も嬉しいけれど、やっぱり恥ずかしいものは恥ずかしいのだった。
「よかった。ロッティも同じ気持ちで。沢山お話出来る時間だって取れるものね。」
「……本当に、よかった。あの時諦めずにロッティを捕まえて。」
私の行動は間違ってなかったのだと、今目の前にいる彼女が証明してくれている。
そしてこれからも、彼女は私に証明し続けてくれるのだろう。
私達2人の未来が確かにある事を。
>>315クリスティーナ
仁王立ちの高笑い。悪女っぽい。
そんな感想を抱いていれば、渡される頬紅。オレンジががった綺麗なピンク色は、確かに再現は難しいだろうなって思う色合いで。
「………ありがとうございます。」
お守り代わりにしよう。そんな乙女チックなことは似合わないけれど、いつでも可愛くなれることをクリスティーナ様にご教授いただいたんだし、これで満足したら悪役令嬢の名が廃るよね。
「クリスティーナ様を思い出して、メイク致します。すぐに上達して、驚かせて差し上げますね」
グループチャット機能で分かんなくなったら聞こう!狡い?いやいや、悪役令嬢ですから。
綺麗な〆だ!!!!
これ以上は蛇足かしら。そして眠くてまともにログがかける気がしない……
ペルシカ様の回答もすごく、すごく素敵ですね……。希望がある。
>>-703
ターシィさん、こちらこそ夜遅くまでありがとうございます!!
ターシィさんとメイの力がなければ幸せになれなかったと思います……。光だ……幸せになりましょう
>>シャルロッテ
貴女もヒロインに成れるのよ!!
なんて気持ちを込めちゃいました
お返事は不要でございますよ〜!連日の疲れ癒してもろて…!
《イザールさまへ》
私の薬学の師、イザールさま。
ジュリーから本当のお名前は違うと聞いておりますが、こちらのお名前で呼ぶことを、また、このような形で、お話するようなお手紙をのこしますことをお許しくださいませ。
丁寧にご指導をいただいたおかげで、薬や毒への知識が増え、自分でも興味を持って研究などもできるようになりました。
ソール王国に戻ることは無いかもしれませんが、薬師さま方のお手伝いをすることで、祖国への恩返しは出来たかと思っております。
イザールさまには、薬学の専門知識だけでなく、噂への対処や治療薬の作り方など、具体的な助言でもお世話になりました。
薬が効くには時間がかかる──イザールさまの教えを胸に、目標を決めて毎日こつこつと努力したことは私の支えであり、今後も守り続ける方針となるでしょう。
本当にありがとうございます。今後は、あなたがお困りのときに、何か助けになれるようなことがあれば幸いです。
どうぞ、お幸せに。
ペルシカの今後を練り練りしてるので、どこかで遅くなってでもお披露目出来たらいいなの気持ち。
ゲームの設定やペルシカの身の上話は天使ちゃんの話や、ヴァルトへの独白で全部かな。
ちかさん村建てありがとう&お疲れ様でした!
素敵な村にお呼び頂けて恐悦至極でした。ありがとうございます。みかさんの椅子を取ってしまった…と思っていましたが素敵なカップリング見届けられたので、ペルシカいて良かった!!!本当によかった!!と今では思います。
なかなかコアタイムも合わず、交流も難しく、非常に出力が大変な中、ガチじゃないって聞いてたのに〜!と思う反面、そうそうこれが人狼だよね、と勘を取り戻していました。
完全にThe狐!の動きをしてしまったので今後の課題にしたいですね。もっと早めに仮想狐と狼作って発言しなきゃ……。
王道の悪役令嬢大好きなのですが、みんながみんなそうだと喧嘩するかな……と光属性とは違うけど、推しを幸せにしたい方向の悪役令嬢を選んだ結果こうなりました。悪役令嬢っぽさは1番低いかもしれませんが、お気に入りです。
《アイリーンさまへ》
私の魔力の師、アイリーンさま。
お話するような形で、お手紙を残すことをお許しください。
アイリーンさまから教わった瞑想法や魔法についての知識で、自分で想像していた以上に魔力を伸ばすことができました。きっと、もう少し伸ばせるような気もいたします。
当家では魔力といえばラナ……とずっと言われておりましたので、私には魔力の才は無いのだろうとずっと思っておりました。けれどアイリーンさまのおかげで、それはただの思い込みだと気がつくことが出来ました。
アイリーンさまから、そちらの世界での決闘制度についてお聞きした時は驚きました。そして、ラナが人一倍強いのであれば、その3倍を目指す──この教えのおかげで、魔法大会では他の生徒からも一目置かれるようになりました。
魔法は便利なだけでなく、たいへん奥が深いです。アイリーンさまのように強く落ち着いた心を持って……今後も精進し続けようと思います。
本当にありがとうございます。今後は、あなたがお困りのときに、何か助けになれるようなことがあれば幸いです。
どうぞ、お幸せに。
>>-715 凪さん
うわあああい!ゆっくりでもいいのでぜひ後日談を……!めちゃめちゃ楽しみにお待ちしております……!
ほんとみかちゃんも灰で言ってたと思うんですが、凪さんが参加してくれたおかげでみかちゃんとガッツリ村の運営やヴァルト・エレーラの設定をリアタイで練れたので、めちゃめちゃ感謝しております🙏参加していただいてありがとうございます……!!!
ペルシカほんと何度も言うけど天使ちゃんも全部かわいいし、「嘘」が得意っていうのが……はぁ……後ほどエレーラでもお手紙書きますね……
クリスでもお化粧出来て楽しかった……ありがとうございました!!!
次アイシアなんだけど回避の師ってちょっと面白いな。
いや、エレーラは大真面目なんだけど、めっちゃでかい罠を避ける訓練してた感あって……ふふ
神回避っていうゲーム思い出しちゃった
《アイシアさまへ》
私の回避の師、アイシアさま。
お話するような形で、お手紙を残すこと、お許しください。
アイシアさまからは具体的な形で「危機回避」について教えを賜りましたね。今まで、当家ではラナがいつも大切にされていました。だから義理とは言え姉妹でありながら、彼女のすることについてなかなか何も言えないでおりました。
けれどあの日、廊下でラナとぶつかったとき……あの子をたしなめるようなことを言えたのは、アイシアさまからの助言があったからです。あの瞬間から私は、ラナの陰で座り込むのではなく……立ち上がって彼女と対峙する覚悟が生まれました。それが、危機を回避するための、いちばん最初に必要なことだったのだと、今では思います。
皆さまをおまとめする役割を担いながら、私のことを気にかけてくださり、ありがとうございました。
今後は、あなたがお困りのときに、何か助けになれるようなことがあれば幸いです。
どうぞ、お幸せに。
>>-719
えへへ、エレーラ育成でほんとにお世話になりましたのでせっかくなので……
お手紙だとお話の邪魔にならなくて良いなと思いましたw
꒰ঌ𓆩👼🏻𓆪໒꒱.*・゚ .゚・*.
ボクだよ!もうみんなとお別れの時間なんだって。
本当にみーんなお疲れ様でした!
信念のぶつかり合い、美しい友情、気高いプライド、夜会同様の駆け引き、とってもボクは大好きだったよ!!ペルシカ本人がこの舞台の役者に選ばれるなんて思いもしなかったけれど
素敵な出会いにペルシカは大満足みたい!
グループチャット機能を使う気満々だし、こう見えてペルシカは口下手な分、手紙になれば饒舌だから!安心してネ★
それぞれの世界に帰っちゃっても、ボクのこと、ペルシカのこと忘れないでいてほしいな!ボクたちも、君たちの勇士は忘れない。いつかちがう形で、みんなの事を伝えられたらいいなって思ってるよ!インゼイわけろ……ボク難しいことわかんなーい★
じゃあ、まったねー★
みーんな幸せになーあれ!神作者でした★
《ユーロさまへ》
私の経理の師、ユーロさま。
お話するような形で、お手紙を残すことをお許しください。
ユーロさまからの熱の入ったご指導のおかげで、私も経済や資産、そして「正当な報酬を払って人に動いてもらう」ということを学びました。誰かに何かを頼むことは申し訳ないことだと思っていた私にとって、目からうろこでございました。
私も経済や物の価値に興味を持てたことで、母の遺してくれたものの本当の価値や意味を知り、それを自分のために使うことも出来ました。また、ソール王国の経済関係のお仕事も一部お手伝いすることができ、他国へ嫁ぐ身ですが、祖国への恩返しは出来たように思います。
本当にありがとうございました。今後は、あなたがお困りのときに、何か助けになれるようなことがあれば幸いです。
どうぞ、お幸せに。
《メイジーさまへ》
私の知力の師、メイジー先生。
お話するような形で、お手紙を残すことをお許しください。
メイジー先生と初めてお言葉を交わしたとき、「学びは決して無駄にならない」と仰っていただいたことは、とても安心出来ました。どの勉強をしているときも、そのお言葉は私の支えとなっていました。
それと「冷静に、正しく怒る」ことについてご指摘いただいて、今までの自分は、怒るべきときに怒っていなかったということに初めて気が付きました。
クライス王子とのお茶会では、彼から理不尽で怒るべきことを言われていたことを認識することができ、ラナについて直接聞いたことで、彼が私のことを大切に思っていないということもハッキリとわかりました。
メイジー先生から助言をいただかなければ、あのときの私は、直接聞こうとは思わなかったでしょう。
メイジー先生も、後半おまとめもなさっていたと聞きました。お忙しいところを、私のためにも時間を割いていただき、本当にありがとうございました。
今後は、あなたがお困りのときに、何か助けになれるようなことがあれば幸いです。
どうぞ、お幸せに。
《シャルロッテさまへ》
私の礼法の師、シャルロッテさま。
礼法の教え子として失礼な形になってしまい申し訳ございませんが、どうぞ今だけ、お話するような形でお手紙を残すことをお許しください。
シャルロッテさまのご指導の通りに所作を学びましたら、当家の家庭教師に教わったときよりもずっと、洗練された所作を身につけられたように思います。
基礎的な技術や知識は身につけていたものの、社交界において、礼儀作法は出来ているのが当たり前。その先の美しさまで極めることで、社交辞令は説得力をもつということを学びました。
私がいま、他者から侮られない気品を身につけられたのだとすれば、それは礼法のご指導の賜物でしょうと思います。
本当にありがとうございます。今後は、あなたがお困りのときに、何か助けになれるようなことがあれば幸いです。
どうぞお幸せに。
そしていつかまた、シャルロッテさまが大切な方と再会出来る日が来ますように。
>>5:151 ~ >>5:154 続き
メイジーには、大切な妹がいた。名をフリル。
メイジーが8歳の頃に両親が新たに授かった年の離れた妹だった。
甘えん坊で、メイジーによくくっついていて。
メイジーもまたフリルの事をとても愛らしく思っていた。
私はその微笑ましい光景を眺めて、こんな日々も悪くないな。なんて思いながら過ごしていた。
今思えば、この時からメイジーに危険信号を送り続けていればあの悲劇は回避できたかも知れなかったのに。
ゲームで中途半端にしか描かれなかったメイジーの大切な人の最期の話を、この時の私は完全に軽視していたのだった。
月日は流れ、メイジーが12歳となった頃、ある事件が起きた。
『模造ジュエリー違法流入事件』……粗悪な技術・素材で出来た魔法石が大量に庶民へと流出し、国の管理問題にまで発展した事件。
私はゲームでその概要を少しだけ知っているだけで、本編には全く絡まないイベントだと黙殺してしまった。
……結果から言えば実際に見たデモは苛烈で激しく、クーデターと言っても差し支えない程に庶民達の怒りは膨れ上がっていて"私"は唯々恐怖するしかなかった。
これはきっと"メイジー"もそうだった。
メイジーとフリルは屋敷に匿われていたけれど、暴動の末に魔法が屋敷に直撃して、崩れてきた瓦礫の下敷きになってしまって。
……その時からだった、"私"が"メイジー"を動かせる……影響力を持てるようになったのは。
《カリオントラさまへ》
私の体力の師、カリオントラさま。
ジュリーから本当のお名前は違うと聞いておりますが、こちらのお名前で呼ぶことを、また、お話するような形でお手紙をのこしますことをお許しくださいませ。
カリオントラさまからは、家族やクライス王子を「殺す」ほどの覚悟を教わりましたね。
正直に申しますと、やはり実際に命を取るほどのことを出来るのはまだ難しいようです。けれど、それ程の気持ちで、決別する覚悟を決めることはできました。
今こうして、家族や婚約者という繋がりを断てたことは、カリオントラさまの教えあってのことだと思っております。
カリオントラさまが仰っていた通り、私は、家族に、婚約者に、石を投げるように暴言を受け、実際に陥れられる寸前でありました。そう、ひとつひとつ、これは酷いことだと自覚するたび、確かに傷ついたのでしょう。けれど、苦しみの中で日々を耐え忍び、最終決戦まで粛々と準備を整えられたのは……カリオントラさまから体力をご教示いただけたからこそです。
本当にありがとうございました。今後は、あなたがお困りのときに、何か助けになれるようなことがあれば幸いです。
どうぞ、お幸せに。
今になって思えば分かる、きっとメイジーの恐怖が閾値を越えて頭が真っ白になってしまったのだろう。
"私"も同じ気持ちだったけれど、意識を手放してしまえば本当に終わってしまうと、彼女とその妹だけは助けなければいけないと立ち上がった。
魔法で瓦礫を取り除き、フリルと共に屋敷を抜け出た所で"私"はメイジーにコントロールを委ねる事になった。
ここまで来れば大丈夫だろうと"私"も思っていたし、助けがすぐに来るだろうとも。
しかし、どれだけ待てども助けは来なかった。
後になって思い出した事だが、本来の事件ではメイジーもフリルも瓦礫の中、衰弱していった所を騎士達に助けられ、メイジーは一命を取り留めるものの、フリルは亡くなってしまうというのが筋書だった。
私が僅かに捻じ曲げた未来は、騎士団が朽ちる屋敷からメイジー達を見つけられず、瓦礫によって怪我をしたフリルの手当が間に合わず亡くなってしまうという形で、筋書通りとなってしまった。
それが不幸な事故だったのか、シナリオの強制力だったのかは今でも分からない、後悔の種の一つだ。
そこから、"私"の断罪を回避する為の日々が紡がれていく訳だけれど、妹を失った"メイジー"は固く心に鍵をかけて、私の思う通りに動いてくれないまま断罪の日を迎えてしまった。
今こうして、"私"と"メイジー"の境界が曖昧になった事を思い返せば、きっと"私"はメイジーに拒絶されていたのだろう。
知らず内に身体を操られ、妹を救えなかった謎の存在に心を許す理由もないのだから当然だろう。
でもジュリーにこの世界に呼ばれて、メイジー自身が分からない事を"私"が補完する事で、少しずつ、知らず内に"私"はメイジーに寄り添っていたらしい。
今の私ならきっと、メイジーの断罪を回避できる確信があった。
だから、今こうして隣にいる大切な人の手を取る事を許されているのだと思う。
もう二度と間違えないから、一緒に未来を掴もう。メイジー。
その願いと共に、"私"と"メイジー"は本当の意味で一つになれた気がしたのだった。
/*
メイジー〆です〜!
ちかさん、素敵な村に誘って頂きありがとうございました!!
悪役令嬢転生物、大好物でいろんな作品をかじっていたんですけど、実際にRPするとまあ難しい事難しい事(
私自身Twitterに出没してないのにDMでお誘い頂けて本当に有難かったし、こうして難しくともRPをやり切れる場に来られて本当に楽しかったしで感謝に堪えないです!幸せにもなれたし!
エレーラとヴァルトのこれからをロッティときゃっきゃしながら語り合いたいと思います、本当に楽しかったです、ありがとうございました!!
《ペルシカさまへ》
私の演技の師、ペルシカさま。
お話するような形で、お手紙を残すことをお許しください。
ペルシカさまに教わった「演技」は所々で私を助けてくれました。最初に教わった「自らを客観視すること」「体力をつけること」も、ほかの皆さまから教わったことと組み合わせて、効果的に実践出来たように思います。
武力の鍛錬で力もつきましたので、時間があれば鍛錬場で手合わせもお願いしたいくらいでございました。
クライス王子とのお茶会で、泣きそうになってしまった私に、「王子へ同じことをする」という提案をしていただいてありがとうございました。おかげさまで……クライス王子に、私は彼のお話を聞くだけの【人形】ではない、と示すことが出来たように思います。個人的にも、溜飲が下がりました。
今の私は、おかげさまで演技や嘘には自信がございますけれども、きっと乱用しすぎると、自分で自分がわからなくなってしまうから──初心を忘れず、自らを客観視して使うべき場面を見極めていきたいと思います。
本当にありがとうございました。今後は、あなたがお困りのときに、何か助けになれるようなことがあれば幸いです。
どうぞ、お幸せに。
アクアマリンさまへは
>>313
で、お手紙の代わりとさせていただきます!
これを書いたからお手紙書こーって思いました!エレーラにお手紙残してくれてありがとうございます!!!
《クリスティーナさま》
私のファッションの師、クリスティーナさまへ。
お話するような形で、お手紙を残すことをお許しください。
クリスティーナさまからは、お化粧や髪型で華やかに、明るく装うことを教えていただきました。
私は、幼いころから「そのままでじゅうぶん」とよく言われて参りましたので、あまり自らの装いについて気にかけてはおりませんでした。お話した通り、クライス王子からも、化粧をしたり華やかな装いをすることを止められておりましたので。
クリスティーナさまが見せてくださった新しい私は、とても新鮮で、健康的で、明るく見えました。まだ今ほどの自信も能力もないときであっても。
着たことない色のドレスも、大切な舞台によく映えて、私の自信の一部になってくれました。
美しさは力、という教えも忘れません。
本当にありがとうございました。今後は、あなたがお困りのときに、何か助けになれるようなことがあれば幸いです。
どうぞ、お幸せに。
クリス個人の〆はユーロ宛とジュリー宛で充分な気がするので、おしまい!
ギャル系陽キャぱっぱらパッション娘と遊んでいただいてありがとうございました!!
イザール・アイシアメイクまで落とす余裕がなかったのがちょっとざんねーん!!もしメイク思いついたら青鳥さんにでも落としまーす
ぶっちゃけクリスの世界についてはとってもガバガバでして、今落とせるほどの設定が……ない笑
唯一言えることといえば、ほんのりドイツが舞台で(だからソーセージが美味w)、ヒンメル王国=空なので、各登場人物は空に関するドイツ語ネームになっております。
執事と仲良く頑張りますが、チャットでイシュトヴァンと絡んだらまたツンデレもどきもしたいです()
ユーロ🤜☆🤛𝐟𝐨𝐫𝐞𝐯𝐞𝐫
多分終了に立ち会えないと思うので、ここでご挨拶を〜!
この度は!村やると決めてから約一週間ちょいで立てた突発すぎる村にご参加いただきありがとうございました!
「6月時間あるや、久しぶりに村やろう!」という思い立ったが吉日な村で、21-0時に発言禁止という特殊ルールもある中で、11人もの方が参加して下さり、本当にありがたいしとっても嬉しいです。
皆さまお忙しい中、長丁場の村で本当に大変だったと思います。お疲れ様です。
推理は最初の発言だけでいーよ♡って言ってたんですが、途中で全然そんなあれじゃなくなってひっそりとジュリーメモから消えました笑
話が違うぜって思った方すみません、村建ても「……?」ってなりながら這う這うの体でやっておりました笑
終わってみれば嬉しい誤算というか、すごくやりがいのある人狼ができてとっても充実感があります!(続く)
「ああ、『エリー』。
ずっと…ずっとこう呼びたかったんだ」
エレーラが控え目に指を絡め合わせながら、嬉しそうにヴァルトの愛称を呼んだ。
エレーラの笑顔を見る度に重症化するこの愛は、まるで病のようだ。
けれどもこの愛が病だと言うのなら、終わりない愛だけがまた唯一の治療法なのだろう。
ー
ーー
ーーー
ジジッと脳内に映像が浮かぶ。
海辺を2体の男女が手を繋いでぎこちなく歩いていた。
夕日の逆光でシルエットしかわからないが、それはエレーラとヴァルトによく似ていて。
ただ一つ、女性がほつれた帽子を被っていることだけが異なっていた。
波打つつばに、大きいリボンがあしらわれたそのデザインは、エレーラによく似合うだろう。
そんな女性を見て、青年が口を開けた。
「░▓▒█」
ーーー
「………ああ、ああ。そうだな。
日焼けしないようつばが広い帽子がいい。
あの帽子の名前は後で教えてあげるから
ーーー今は、これを被っててくれ」
少し無理矢理な理由でエレーラの視界を遮るように自分の帽子を被せて、そっと唇を重ねた。
『2度目』の初めてのキスは、温かく、ほんの少し甘かった。
元の世界に戻ったら、まずはあの女性が被っていた帽子をベースにしたガーネット色の『キャペリン』をデザインしてエレーラにプレゼントしよう。
それは『あの時』果たせなかった
小さな約束ーーー
>>-726
みんなが考えた悪役令嬢を集めた村をやりたいなあというのは実は、前々からうっすらメモっており、今回はそれをベースに作りました。
悪役令嬢ものとても好きで次から次に摂取しておりますが、今回の皆様のご令嬢たちの物語どれも大好きです。終わってから落ち着いてもう一度ゆっくり読んで味わいたいと思います!
エレーラ育成システムは、当初は皆さまお忙しいから過疎寡黙気味の村になるんじゃないかな〜と思っていたため、集まってもらったからには何かイベント増やして楽しんで貰えたらいいな〜と、色んなゲームをベースに考案しました〜。
書くの忘れてたけど、なろうにある「勇者互助掲示板」もちょっと参考にしてます。
育成システム、私が想定していたよりも皆さんが愛情持って育ててくれたので、私が1番楽しんだ気がします。ほんとにありがとうございました!
長くなりましたが、村建てとしてのご挨拶はこれで〆とさせていただきます。皆さま本当にご参加・ご見学ありがとうございました。そしてマジで四六時中DM付き合ってもらったみかちゃん、大感謝です!楽しかった〜!
うわーーーーーーーーーー)ー
挨拶の後でどえらいものを読んでしまった
うわわわわわわわわわわヴァルトさま!!!!!
ちょっとバグりかけましたが、美しい終わりなのでヴァルトくんのでヴァルエレ〆とさせていただきます
はーーーありがとうございます
ありがとうございます
いい夢見れます
嬉しい時の涙は少し甘いらしいです
ちゃんと説明入れろよって感じだけど睡魔が限界で入れ方わからなくなりました( ˘ω˘)スヤァ…
エレーラ♡ℒฺℴฺνℯฺ♡
私も挨拶をば!
皆さん2週間お疲れ様でしたー!
人狼怖いけど悪役令嬢達見たい!だから人数足りなかったら参加で足りたら見学がいい!って感じだったので凪さんマジで気にしないでください!
結果的に更に感謝してるんで🙏🙏🙏
支配人の誤爆はマジであかんと思って地上では絡まないようにしてたんですが…最後の方は我慢できなくなりました(ノ∀`)タハー
めちゃくちゃ独り言書きたかったけどそれすら怖くて控えてましたw
とってもいい物を見させてもらえて楽しかったです!
本当に本当に全員最高の悪役令嬢で大好きでした(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆♡♡
村建てで忙しい中洒落になんないくらい毎日DMしまくって何よりヴァルエレを幸せにさせてくれたちかちゃんに最大級の感謝を- ̗̀ ෆ( ˶'ᵕ'˶)ෆ ̖́-
檻から呼び出されて、縛り吊し上げられた十字架の上。
この大陸を凍らせた忌み子として蔑まれた私が、大地への供物として捧げられる日を迎えた。
祭司の読み上げる罪状と、それをかき消すほどうるさい群衆たち。
もちろん、どうせ謂れもない。
世界を凍させるほどの魔力を持ってもいなければ、当然ひけらかすことさえできないというに。
ただそこにあるのは民衆の苦しみと鬱憤と、しかしそれでもほんの僅かだけ確かな希望。
忌み子と謳われた者を断罪すれば、この国の凍土も雪解けを迎えるのではないか、と。
馬鹿馬鹿しい。冗談じゃない。
けれど、さほどこの国にこれ以上生きる気もなくて。
群衆のどよめきがより大きく轟く。
恐らく罪状の締めくくりである処刑法が言い渡されたのだろう。
これから殺されるという事実に現実感は遠く、頭は朦朧とする。そうだ、思考、やめたんだったか。
近づいてくる衛兵。手に握られた長柄の矛先が、喉元にあてがわれる。なんだったか、これも神の使われていたとされるなんとかで−−
「やあだ!!」
(ねええええええええええ!!!!!)
(ちょっと 代わりなさい! 何をカッコ良く啖呵切ったかと思ったら 同じことの繰り返しじゃない!)
<ティロリロティロリロティンリンリン
「止む!! 止むよッ!!! この大雪!」
(……はっ?)
<ティロリロティロリロティンリンリ⤴︎ン
「止める! わたくしが、止めてみせるわ!」
(バカなことを あっちの世界みたいな魔力 この世にはないのよ)
<ズンズクズクズクズクズクドゥーン
「あるっ! 私の三半規管が−−そう、言ってるから!
1年! 私にもう1年、授けなさい!!!」
<ダッダッダッ
エルドラント王国第一息女アイシア。
彼女が雪解けの姫君と呼ばれるまでの−−その1年の幕開けである。
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