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新聞屋見習い アイリーンは蒸気機関技師 テルミットに投票を委任しています。
代弁者 ルーツは貴族 サラに投票を委任しています。
死病診 エルス は 観測者 オブゼビオ に投票した。
新聞屋見習い アイリーン は 貴族 サラ に投票した。
貴族 サラ は 手紙配達人 レーヴ に投票した。
手紙配達人 レーヴ は 死病診 エルス に投票した。
捨て子 リリアーヌ は 貴族 サラ に投票した。
代弁者 ルーツ は 手紙配達人 レーヴ に投票した。
蒸気機関技師 テルミット は 貴族 サラ に投票した。
箱入り娘 ヘンリエッタ は 手紙配達人 レーヴ に投票した。
観測者 オブゼビオ は 手紙配達人 レーヴ に投票した。
死病診 エルス に 1人が投票した。
貴族 サラ に 3人が投票した。
手紙配達人 レーヴ に 4人が投票した。
観測者 オブゼビオ に 1人が投票した。
手紙配達人 レーヴ は村人達の手により処刑された。
死病診 エルス は、蒸気機関技師 テルミット を占った。
箱入り娘 ヘンリエッタ は、観測者 オブゼビオ を占った。
観測者 オブゼビオ は、箱入り娘 ヘンリエッタ を守っている。
蒸気機関技師 テルミット は 新聞屋見習い アイリーン に憑依した。
次の日の朝、蒸気機関技師 テルミット が無残な姿で発見された。
《★占》 蒸気機関技師 テルミット は 【人狼】 のようだ。
《★占》 観測者 オブゼビオ は 人間 のようだ。
照坊主の下駄が、どこからともなく 貴族 サラ の頭に飛んできました。
からんころ〜ん♪…明日は… 霰 かなぁ?
現在の生存者は、死病診 エルス、新聞屋見習い アイリーン、貴族 サラ、捨て子 リリアーヌ、代弁者 ルーツ、箱入り娘 ヘンリエッタ、観測者 オブゼビオ の 7 名。
テルにー。
こっちにいるの?
ごめんね、気づかなかった。
ううん、違う、少しだけ、気づいてた。
でも。気づかないふりしちゃった。ごめんね。
/**/
寝落ちしてしまった( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)
/*
めちゃくちゃ今更な言い訳させてもらうと、実はダズリーくん偽モンちゃうかなった思ってはおったんですよ。
あの子、ごめんねって素直に謝る子なんか?って思ってて……実は。
めちゃくちゃログを読み返してたんやけど、どれだけ失礼なこと言ってても謝らんかった子が、聴き逃してたらごめんねって言ってたのがめちゃくちゃ違和感があって………でも、ダズリーくんと会話したことないし、私の気の所為かなぁって思ってて…………ごめんね、ごめん……………ごめんなさい………
/*
指摘してたら何か変わってたのかな……いや、変わってなかったかも………
わかんないけどね。とにかく、共鳴が両方生きててくれることを私は願う。
7>5>3>1の3縄で残り1wだよ!!アイリーン吊ろう!!頑張って!!お願い!!!!
🕐見つけた瞬間にテルミットいなくなったんだけど後票合わせとけば良かったとめちゃめちゃすみませんの極み。こんなサラに集まる???えっ内訳どうなってん?もっと少ないと思ってた。人外数バレたらあかんと思ってズラしてしもたらこのザマ
死病診 エルスは、観測者 オブゼビオ を能力(占う)の対象に選びました。
/**/
髪飾り振り返ってくれるかな( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)てかマジでトッティちゃんごめんて( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)
大好きだった母が死んだ。
呆気なく、死んだのだ。
自分のせいで死んだのだ。
その事実を目の当たりにした時、レーヴは大好きだった時計を造ることをやめてしまった。
レーヴ・トラスト。それが、彼の本当の名前だった。
トラスト家は代々、命の時計を造る職人として、ここまで血を繋いできた。
知る人ぞ知る、時計職人の名家。
そんな家の次男としてレーヴは生まれた。
だからこそレーヴも、父と母を見習って、将来はそうなるのだと夢を見ていた。
跡継ぎを争って兄と喧嘩をした日もあった。
産まれた生に命を吹き込む時計を作る職人に、誇り高き命の時計職人になるのだと。
……母が死んだ、あの時までは。
─────×───────×───────×───────×─────
兄と手を繋ぎ、父と共にどこかへ出掛けていく。
大きな建物。その中の一室の扉を開けば、白い部屋のベッドで横たわる母が居た。
父は、誰かと話をしに行くといってその場から立ち去っていく。
そんな様子を、ただ呆然と扉の前で見ていた。
兄の手が、不意に強く握られる。
どうしたのかと前を見れば、母の手から零れ落ちそうになっている命の時計があった。
「だめ、ママ──!!」
止めようとする兄の手を振りほどき、レーヴは駆け出した。
小さな足を懸命に動かして、地面に落ちそうになる命の時計へと手を伸ばす。
あと少し、もう少しで、手が、
────ガシャン
伸ばした手は空を切り、命の時計を受け止めることはなかった。
命を刻んでいたはずの時計が、散らばった部品が、様々な音を立ててレーヴの中に死を刻み込む。
救えなかった。助けられなかった。
ただその出来事だけを強く、強く眼に、心に、刻みつけられる。
涙を流して、悲鳴を上げて。
ぐらり、と、視界が暗転した。
……そこからのことはよく覚えていない。
ただ一つ覚えていること。それは、自分のせいで母が死んだという事実だけだった。
─────×───────×───────×───────×─────
ドンドンドン と、誰かが扉を叩く音がする。
『助けて!助けて!私はまだ死にたくない!死にたくない!』
扉の向こうから聞こえる女の声。
『嫌!嫌!嫌!嫌!時計が砕けてしまう!時計が!私の命が!』
ドンドンドンドンドン と、扉を叩く音が大きくなっていく。
『返して!返して!私の時を!返して!返して!』
闇の奥から轟くような声は、徐々にこちらへ近付いてくる。
『どうして!どうして!どうして!どうして!どうして!どうして!どうして!どうして!どうして!どうして!どうして!どうして!どうして!どうして!どうして!どうして!どうして!どうして!どうして!どうして!どうして!どうして!どうして!どうして!
ユルサナイ、』
ガチャ、と鍵が開いてしまう。ギギギ…と音を立てて扉が開いてしまう。
そこからゆっくりと、身体が半分熔けた女が出てくる。
幼いレーヴは部屋の隅に蹲り、ガタガタと震えるだけ。いつだって、そいつから逃げることは出来なかった。
『お前のせイだ!お前ノセいだ!お前ガあの時受け止めテサえいレば!お前があノ時時計を壊さなケれば!私ハ!!私は!!!!』
「やめて、お願い、ママの声で言わないで!
やめて、やめて、来ないで、こっちに来ないで!」
『いつマデ目を背けルつもりだ!私ハもっと生きたかっタのに!私を殺シたのはお前だ!お前ガ私を殺しタ!オ前ガ私ヲ殺シタ!!』
「やだ、やだやだ、違う、違う違う違う!
ボクじゃない、ボクじゃない、ボクじゃない、ボクじゃない、ボクじゃ──」
顔を上げる。上げてしまう。拒みたくても、嫌だと思っていても、必ず顔を上げてしまうのだ。
そんな幼いレーヴの目の前には、顔が半分熔けた、母の顔があった。そして、ソレは悲しそうに微笑めば。
『どうして、助けてくれなかったの?レーヴ。』
レーヴの首へ手を回して。締め上げた。
/**/
おはようもつさん
私は昨日0時過ぎに寝落ちしたためか今日は随分早く目を覚ましました( ◜ᴗ◝)
ご主人に乗っ取られてました( ◜ᴗ◝)情けねぇ狂人だ
「あ"あ"あ"あ"あああああああ!!!!!」
叫び声を上げながら、レーヴは飛び起きた。
久しぶりにあの夢を見た。やはり、死んでしまっても夢は見るものなのか。あの、恨めしくこちらを見てくる悪夢。最期にはいつも首を絞められて………
………………夢?
「…………………なんだ、これ。」
流れる汗は頬を伝い、落ちていく。それを追いかけるように身体を見れば、否。これは魂が浮かんでいるような状態だと理解する。
足元を見れば、眠ったように横たわる自分の姿。上から覗くようにそれを見れば、苦笑する。
「……なんだ、そう簡単に眠らせてはくれねぇのか。」
あの悪夢を見続けなくて良い安堵感と、また眠れない日々が続くかもしれない恐怖が混ざり合う。
しかし、これはもういつもの事。慣れた事だった。
ため息を吐けば、辺りを見る。他の者も同様にこのような形を取っているのかと、そう思って。
きょろきょろと辺りを見渡せば、サラに命を砕かれた筈のレーヴの姿がそこにあった。
「レーヴお兄さん、おはよう。」
うーん、テルにーの体で言うの、なんか、変だなぁ
/**/
髪飾りくれたのでトッティちゃんじわ( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)( ◜ᴗ◝)
/*
今日はお休み。。。って言うけど、実際午後から普通に予定があるし割と大事な用事なのでそろそろ寝ないとやばいです。頑張ります………
🕐狂信者生きてるなら出てきてくれればあとはリリアーヌ言いくるめ合戦だけど、全然小悪魔居てもおかしくないしな。そしたらルクレース狂信者か。
/*4人目か.......今日多分ネタばらしして、オブゼビオが小悪魔の可能性を提示してって感じか.......?*/
「どうして、」
時計を見つめます。
「わたしに渡したこと、きっと後悔するわ」
そう言いながら、リリアーヌは腕時計を胸に抱きました。
ずっと味方だからな、なんて。
欲しい言葉を最後にくれて、彼は去っていきます。
風が吹いて、身が縮むような心地がしました。それでも、彼の体温が、リリアーヌを温めました。
「だいすきよ、レーヴさん」
大切なお友達。少しだけ、彼といる時は時を進めることも苦しくありませんでした。────だけど、もう彼はいません。
『おはよぉ.......』
[少女の声はいつもよりも元気がなかった。]
『アイリーンおねーさんの真似っ子ができて、良かったんだけどね.......アイリーンおねーさんのね、記憶とか見ると、時計壊すのやだったって。でも、トッティずっと一人で壊してきたから、変な感じ。
あ、一人で壊してきたのは、サラおねーさんも、トッティも一緒かもしれないね』
『えっとぉ、今日はねぇ、トッティ新聞書く!トッティも機械のおにーさんと、発明品!好きだから、新聞で追悼?してあげる!』
[自分の手で時を止めたにもかかわらず、少女は本気で追悼しようと思っていた。少女にとって、時を止めることと、その人をどう思うかは別問題なのだ。リリアーヌを除いては。]
『うーんと、隠れられたらいいんだけど。難しそうだったら、トッティ、トッティだよ!って言うの。それで、片目が時計のおにーさんは、小悪魔さんの仲間だよっていう。ルクレースおねーさんはトッティたちの味方だと思うよって。
そしたら、今日時計のおにーさんがいなくなって、明日ヘンリエッタおねーさんになって.......?リリーちゃんが味方してくれたら、かてるのかなぁ?うーん。でも、因縁?があると、カラスのお医者さんいなくなっちゃう。
えっとー、さいごにリリーちゃん助けられるかなぁ。トッティ、しっかりわかってないけど。』
『あ!そうだ!猫のピン探さなくっちゃ!
猫のピン探すから、今日はお話するの遅くなっちゃうかも!でもね、アイリーンおねーさんの大事なものだから、見つけたいんだぁ。』
/*あれ、まって詰んだ?
負けてる?
少なくとも。三票と三票になる
これに狂人が生きてたら終わり。
……無理を推してもアイリーンかオブゼビオを吊るべきだった……?
二人、二人?
……ドクターかなぁ*/
/*え、ほんとにこれワンチャンいけるのでは??若しかすると、下手に隠れるより明かした方が勝てるのか?いや、しかしトッティに頑張らずに打ち明けるという選択肢はなさそうだから、いいのか.......。
あとはホントに因縁だけ.......。
共鳴のどっちかについてる可能性が高い.......。ような。
カラスのお医者さん因縁教えてーー*/
/*でもまあ、種明かしがアイリーンなのはよかったかもしれない。ダズリーとテルミットだとギャップが酷くてショックが大きそう。*/
『あ、リリーちゃんが先にいなくなっちゃうかもしれないのかな。あわ.......そうなったらわかんないや.......』
『えっとぉ、まずは、アイリーンおねーさんの真似っ子がんばる!』
「ごめんなさい。ヴェル。
今日で、敗けたかもしれない
冷静になれば。
狂人でも狼でも、レーヴが前の二人を狼だと言う必要が無かった筈。
私、ヘンリエッタ、ルーツで三人。
リリアーヌと、敵二人の三人。
ここにもう一人が狂人なら、もう」
間違えた。リリアーヌとの問答で、冷静さを欠いた?
サラの声は、心なしか震えているだろう
✑──────────
6日目経った。
18人いた加護を受けた人間も、既に7人。
マザー・クロックが、そうさせているのか。
観測者一家の足掻きだというのか。
未だに生きて、この本にこうして綴っている。
町中を歩き回っても、静けさと寂しさが後ろをついてくる。静かすぎて耳鳴りがしてきそうになるくらいだ。
生物がそのままになっている店があり、そこからの腐臭が強くなる。
この街が拍動していた時には考えられない事だ。
『記されなかった真実は、どうなるのか。
マザー・クロックの加護はなぜあるのか』
1つ目の問いには答えた。
しかし、2つ目の問いには返せなかった。
✑──────────
[金の髪色をした男が眠っている。胸は規則的に上下し、今日もただその時を進め続けている。
カーテンの存在しない窓に光が差し込み目蓋を擽った。耐えかねて薄く目を開くと、それの正体を知る]
……太陽光……。
[分厚かった雲は今や青空を映す程に薄く広がり、隙間からは多量の陽の光が射し込んでいる]
……眩しい、な。
[星と同様に太陽も。今までの人生でしっかりと見ようとしたことが無かった。本で読んだものとは比べ物にならない情報量に息を飲む。
この国がこの国であり続ける限り、二度と見ることの無い光景]
オレは……オレのやるべきことを、やるだけだ。
[誰にともなく呟き、コーヒーを淹れる為動き出した]
[投票数を数える。どうも今日の結果はおかしい]
「皆さんの投票はどうなっているのでしょう。こんなにバラけたのは初めてです。今1度確認した方が良いと思いますが。
【ヘンリエッタさんに近付いた人はいませんでした】」
/*トッティもとい私が縄計算まじで出来てないけど因縁考慮したらリリアーヌ助けられんのか.......*/
「レーヴさんは魔女の主犯格でしたか。
時計職人に2人は騙らないという奇策だったのでしょうが。
エルスさんには助けられました。」
>>全員&蓄音機
「ご機嫌よう皆。
【投票に関して。厳重注意をして欲しいわ】
変な話をするようだと。
昨日のレーヴとの事が"そう言う夢を見た"となりかねなかったりした所だった、なんてね
ヘンリエッタの結果を待ちつつ。
今日話すことは
1:何故オブゼビオではなくテルミットが砕かれたのか
2:アイリーン・オブゼビオ・エルス・ルーツの中で、誰が敵か
3:視る対象と砕く対象をそれぞれ二人ずつ
……抜けがあれば教えて?寝不足で頭が回っていないから」
耳をすませば、また人が増えたのだろうことが分かる。その声の中には、昨日のお嬢さんの姿だったものの声もあり、模倣が出来ているのだろうとグレゴリオは思った。
>>+8 レーヴ
「ふふ、」
訝しむような顔で挨拶を返してくれたレーヴにずいと近寄る。
おお、目線が、近い、すごい。
「女の子の顔をそんなにじろじろ見るのってどうかと思うんだよね。この間なんて無理やりむぎゅーてほっぺたあげてきたし。」
リーンはとても女の子だなんて言えない、テルミットの顔でぷくりと頬を膨らませ、疑問を滲ませながらも自分の名前を呼ぶレーヴに満足そうに口角を上げた。
「せいかーい!やっぱり私、テルにーになってる?」
━━━━━━━━━━━━━━━
この国に住み着いたのは、父の代からだ。
なんの変哲もないリー・スミスの名前は何処にでも溶け込めて、物怖じしなければ商売が成功する…はずだった。
誤算と言えば、この国では時計が第1で、自らの肉体を健康にしようという意識が低いことだ。国民は悪い空気に慣れきって、煙が身体を蝕んでも安定した寿命を持つ。単純な漢方薬では、国民に売れることがなかった。
そこに、悪魔がつけこんだ。
彼は悪魔の渡す調合に心底感謝し、依存した。
━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━
母はこの国の出身で、時計を憎んでいた。
彼女の肉体はひ弱で、医療や薬ではどうにもできず不安定な命を刻んでいた。
母は時計を嫌っていた。彼女の時計は度々狂い、それに気づく度に精神すらも病んでいった。
その中で、子供が産まれた。
彼女は"時計に縛られず生きてほしい"のだと、彼のために用意した懐中時計に水を閉じ込めて、封をした。その封も時計も余りにも歪だ。悪魔が指南して、父が加工したからだった。
━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━
父は彼女を狂うほど愛していて、彼女が苦しむのを許さなかった。あるときは痛みを失わせ、あるときはその意識を奪った。
そのかいもなく、母はその目をかいくぐって飛び降りた。父はその後を追った。
息子はとっくに成人を迎えていたが、その狂気に嫌気がさしていたから止めもしなかった。
葬式を終えて幾日か経った後、悪魔は息子の前に姿を現した。
「味気なく終わってしまった。いま売れている薬は、俺が融通したものだ。契約を続ける気はないか」と。
━━━━━━━━━━━━━━━
―――ワタシも、マザークロックに縛られるのは本意ではなかった。アレのせいで、両親が狂ったのだと理解していたからネ。
命が失われていく。
そこには正解も間違いもない。
あるのはただ、付随する恐怖や悲嘆。
ああ、どうか。
乗り越えろ。その感情を全て。
死ぬ覚悟を持って愛すべき生を掴み取れ。
そうでないならオレは。いや、オレがこの手で。
壊さなくてはいけないから。
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…
「−−人の身でありながらこの地へ乗り込んできた度胸だけは褒めてやろう。
しかし、学がないというのも考えものだ。蛮勇さは皇帝の誇りやもしれんが、己の力の限界も知らねば敵のあまりにも広く響き渡った逸話さえ知らぬ。故、無謀で無策の愚者にしかならんわけだな。
改めて、この身国王にお目にかかる。
正常なる時を支配しこの世を見守る者−−シルヴェール・シュタルト・フォン・エンデだ。
世を乱す悪王−−身の程を知ることだ」
*/
ぱつ、と今日はそこで記憶が途切れる。
日に日に過去を辿る夢は、この国を荒らすものとして見させられる悪魔なのか、または《マザー・クロック》の思し召しなのか。
そして、次に来る記憶は。
/*
「……」
*/
薄く目を開け、時計台の屋根煉瓦にもたれかかったまま、シルヴィは名を呼ぶ。
/*
朝起きたらルーツはいなかった。
ベッドの隣は冷たく、嫌な予感だけがほとばしる。
飛び起きて周りを見ても誰もいない。
思わず身支度もそこそこに広場へと駆け出していく。
そこでテルミットが襲われたことを知り、レーヴが眷属だと話すエルスの姿を見た。
「……ごきげんよう。
そう……先生がおっしゃるにはレーヴは……眷属だったのね。
【テルミット、オブゼビオ、アイリーン】この中のひとりを占いました。
【そのかたは眷属ではありませんでした】
エルスが本当のことを言っていてレーヴが眷属なら、ヘンリエッタが想像した最悪の未来はないはず。
……きっと、ないはず。
「皆さんのお考えを聞いてから、どなたが眷属でなかったかお話しします。
それで、よろしいかしら?」
🕐てか一昨日ヘンリエッタしれっと言ってたけどお風呂入れてないの?マ?
下心とか一切無くお風呂入れてあげたい。だってエルス全然知らん顔で毎日シャワー浴びてんぞ?気にしろ
不衛生は感染症の一番の原因だってナイチンゲールも言ってんぞ
でも今さらヘンリエッタにルーツかアイリーンか誰でもいいから一緒に風呂入れてもらってこいって言うの、完全に「お前臭うぞ」と同義だから言える訳ない。
もう美少女は風呂とか入らなくても清潔な世界線でいてもらうしかない。
[ひとつ、ふたつと目を瞬いて。アベルは優しく微笑むと、歌うように言った]
……。
分かったよ、シルヴィ。
[そして、自分も煉瓦に後ろ手をついて空を仰いだ。時計台の上にはぽつりと二つの影がある。]
>>+21 グレゴリオ
/☼風が入り込むからと閉じられた、というよりそもそもない瞳からは何も読み取れない。
言葉に含められた愉楽に覚える苛立ちは空洞の心に備わっていなかった。
自身の過去に重ねたであろう言葉に、ああこいつもまた眷属であり、過去は人であったのだと彼の過去をみとおす。☼/
……どこの誰を指しているか、敢えて察さずにおくが。
あんたこそ、目の前で見ているルクレースがどう思うか。見ものだな。
/☼決して若いとは言えぬ見た目に、世帯者ではないかと思い当たりながらもルクレースの名を出す。この2人の仲をかつて取り持とうとした名残かもしれない。☼/
/**/
村たての気持ちとしては、自分が作った世界観で各陣営に楽しんでもらって、いい勝負をした上で勝ってほしいって願いがあるよなあ。
ろあ村、頑張るわ。
「怖いのは今日ヘンリエッタが乗り移られてないか。
それが無ければ
サラも私も大丈夫、靴が飛んでいたからリリアーヌは大丈夫、エルスも私が生きてるから乗り移られてはいない。
オブゼビオかアイリーンは狼かもしれない」
「昨日時点ではヘンリエッタも絶対に乗り移られていなかった。それを踏まえた上で今日ヘンリエッタに逃げたとすると憑依する狼はテルミットに入ってたことにある、彼は偽物に見えた…?私はもうエルス、アイリーン、オブゼビオの中に一人と考えてるのだけれど。」
>>+10 ダズリー(?)
にこにことレーヴに笑っていれば、…聞こえてきた声に肩が揺れた。
だって、それは、リーンが昨日、確かに見た、はずの眠ったひと…。
だけど、その話し方も、雰囲気も、リーンの知っている彼ではなくて。
少し、眉を下げる。
「誰だと、思う?
お兄さんは、ダズリーお兄さん、じゃないね。私なんて言わないし…。今は、ダズリーお兄さんが、テルにーなんだね。」
>>+16 アイリーン
ずずいと近づく男の顔に、少しばかり苦笑して。
「あぁ、はいはい。その節は悪かったな。
ちょっと近いから、ほれ、離れた離れた。」
そう言うと、彼の肩を掴んでグイっと押し戻す。
見方によれば可愛いのかもしれないが、やはり違和感でしかないその表情に、おかしくなってクツクツと笑う。
「そうかそうか。正解ならよかった。」
テルミットの中身はアイリーンで間違いなさそうだ。そう考えると、今までの仕草も、この笑みも、可愛いと……
……アイリーンの笑顔を思い浮かべるんだ、俺。
「あぁ。テルミットになってるよ。」
そう言って、彼女の質問に頷いた。
どこからどう見てもあの怪しい発明家。しかし、雰囲気は全然違うので、分かる人には中身が違うと分かるだろう。
/☼会話の間に、男の声でありながら少女の純真さを纏った無邪気差を感じてそちらを見る。
忘れるはずもない。見目はどうであれ、かつて手紙を渡した少女ーーーリーンである事は明白なのだから。
彼女もまた、こちらに来て見てしまった事だろう。砂となった体が、2つある事を。そしてそれが、どんな意味を持つのかを。
魂の形のみ残し、空の心はかつての記憶の残滓で懐かしむ程の余裕しか残っていない。それでも、話しかける事をしないのは僅かにある人としての罪悪感だろうか。
いつかに渡した手紙の行く末を、ブレイクはまだ知らない。☼/
**しばらくプレイアブルしない予定だけど、次回はきれいな京を目指そうと心に固く誓ってる……村の内容にもよるけど……
>>+10 ダズリー?
アイリーンとやり取りをしてる最中だろうか。今度はあの無愛想な男がやってくる。
「おぉ、無愛想な兄ちゃん………?いや、違ぇな……?」
しかし、やはりどこか雰囲気は違うようで。いつもの人を寄せ付けないオーラがなく、それどころか、丸っきり逆の人懐っこさがある表情で立っている。
ジロジロと、訝しげにその顔を見つめれば、続く言葉に納得した。
「……そうか。アンタが本物の発明家か。」
目の前にいるアイリーンがそうなら、きっとその前日に消えたダズリーの中にテルミットが入っているのだろう。
「悪かったな、アンタのこと見破れなかった。変なの作ってるやつだな〜くらいにしか認識してなくてな……。
今度…って言っても、もう作ることは出来ないかもしれないが。なんなら、昔作ったアンタの発明品の話でも聞かせてくれ。」
そうすれば、きっともう少しだけこの男について知ることができるだろうと思ったから。
レーヴは苦笑しつつも、そう言った。
一晩歩き回っても彼女は見つからなかった。
あんな時間を手放したのが徒労に終わった。
このまま暗い朝が来なければと思いながら駆け回っていたが他力本願にした罰だろうか、それは叶わない。
ふと、遠くの時計台の上にふたつの影。
魔女と龍。
彼らがいなければ、と思った時もある。
しかし、私はアベルに見せつける不変の真実を見つけたかった。待ってろよ、と小さくつぶやく。
今はみんなと顔を合わせよう。
>>+28 レーヴ
「そう!私こそが!ある時は時計職人、またある時は蒸気機関技師、しかしてその実態は……あー…実態は、先に言ったふたつだった。見切り発車で名乗るものではないな。」
ふむ、と一息つく。
「構わんよ。深く付き合わねば人の機微など目に止めるものでもないだろう。大枠が整っていれば案外気付けないものさ。
それより……私の機巧にご興味がおありかな…?
ああレーヴ配達人、君にぴったりの物がある!私の…今はリーンのだが、履いているそれはただの加速式ブーツであるが、君に紹介するべきはこっちだろう。《圧縮蒸気噴出型跳躍ブーツ 飛べるくん》だ!…今ここにはないが。
かねがね街の家々を飛び回るさまを見ていて着想を得たそれだ。最早レーヴ配達人用の機巧と言ってもいい。これがあればひと屋根もふた屋根も飛び越えることができるだろう!!」
そう言って、ダズリーのその顔で最高のしたり顔を極めた。
*/
自分の眷属を隣に侍らせて過ごす眠りは、少しばかりは安らかだっただろう。
彼女をよく知らぬ者には表情の機微はきっと読み取れることはない。
その、少しだけ無防備に、軽く開いた口元なども。
そこから何か、人命のようなものが紡がれたことも。
/*
*/
自分の眷属を隣に侍らせて過ごす眠りは、少しばかりは安らかだっただろう。
彼女をよく知らぬ者には表情の機微はきっと読み取れることはない。
その、少しだけ無防備に、軽く開いた口元なども。
そこから何か、人名のようなものが紡がれたことも。
/*
[本に手をやる。
この重さに、安心感を覚える。
時計台の近くの屋根煉瓦の上を見る。
そこには、時の魔女と無銭飲食の青年。
祭りの前、彼が自分に近付いて来たのはなんだったのか。今となってはわからないが、
『君にはこの出来事をどう記すのか』
そう言われているような気がした。]
*☼*―――――*☼*―――――
父は弱い人でした。
決して悪人ではありません。子供が出来なかったために、よそで子供を作ってきたけれど、それは貴族としての義務。たしかにリリアーヌの母を愛していました。リリアーヌのことも、きっと。
今日の夢には、優しかった頃の父が出てきました。リリアーヌをぎゅうと抱きしめてくれるその感触は、なぜだかつい最近経験したような気がします。
『悪かった』
ただ、一言。父はそう言いました。一人にして悪かった。寂しい思いをさせて悪かった。
リリアーヌの両目から涙が毀れます。それで満足でした。
*☼*―――――*☼*―――――
あー落ち着く。そうじゃん。昨日の時点でこれだけ返してもらえばよかったんだ。
(優しげな女性に似つかわしくないゴツゴツしたガスマスクを付け、留め具を短く調整する。その場にどかっと胡座をかいて、幾分か安堵の表情で佇む)
「惜しかったのね」
指差しの結果をみながら、呟きます。
「もうひとりいたら、サラ様が……」
「………………」
そうなったら、嬉しかったでしょうか。
[城内で倒れているテルミットを見つける。ヘッドギアに内蔵された懐中時計は内側から弾ける様にして砕けていた。
テルミットの服から見覚えのある紙切れが出ていることに気が付き近付く。
そこにはいつかに書いたメモ用紙があった]
……失くしたと思っていたが、拾われていたか。
[彼のことだ、きっと破茶滅茶な機能をプラスしつつ完璧に要求に応えたものを作ってくれたことだろう。
彼の時が止まりさえしていなければ]
お前に代わる技師を探すのは……さぞ骨が折れるのだろうな。
[甘い薬の花束は、いつ実現するのだろうか]
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