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遅延メモが残されています。
シトリン エイダンはラピスラズリ ヒルダに投票を委任しています。
ターコイズ ユーディトはラピスラズリ ヒルダに投票を委任しています。
アメジスト クロエ は エメラルド カリン に投票した。
サファイア ソラ は エメラルド カリン に投票した。
ガーネット イグニス は エメラルド カリン に投票した。
ルビー アルバート は エメラルド カリン に投票した。
クリスタル グラジナ は エメラルド カリン に投票した。
エメラルド カリン は クリスタル グラジナ に投票した。
ラリマー ヨルダ は エメラルド カリン に投票した。
スピネル グラシエラ は エメラルド カリン に投票した。
ヒスイ センゾウ は ガーネット イグニス に投票した。
ペリドット スクルド は ガーネット イグニス に投票した。
ラピスラズリ ヒルダ は エメラルド カリン に投票した。
シトリン エイダン は エメラルド カリン に投票した。
ターコイズ ユーディト は エメラルド カリン に投票した。
タイガーアイ ミズリ は エメラルド カリン に投票した。
ガーネット イグニス に 2人が投票した。
クリスタル グラジナ に 1人が投票した。
エメラルド カリン に 11人が投票した。
エメラルド カリン は村人達の手により処刑された。
サファイア ソラ は、ラリマー ヨルダ を占った。
ラリマー ヨルダ は、アメジスト クロエ を守っている。
次の日の朝、シトリン エイダン が無残な姿で発見された。
《★占》 ラリマー ヨルダ は 人間 のようだ。
現在の生存者は、アメジスト クロエ、サファイア ソラ、ガーネット イグニス、ルビー アルバート、クリスタル グラジナ、ラリマー ヨルダ、スピネル グラシエラ、ヒスイ センゾウ、ペリドット スクルド、ラピスラズリ ヒルダ、ターコイズ ユーディト、タイガーアイ ミズリ の 12 名。
―――例えこの身が滅びようとも、一生を捧げてお仕えせんとした者の名です。
この言葉に、嘘偽りはない。
七年前のあの日から、私の全てはあの御方に捧げようと決めたのだから。
その為に、セルナリア行きは取り消した。
魔法力は封じて、仲良しの式神も全て仕舞った。
鬼の血筋は私に怪力と異常なほどの回復力を授けた。
だからこそ、私は黒狼騎士団になれたのだから。
幸い、角はヒノクニに伝わる陰陽道で封じれるほどのものだったし、今の今までバレなかった。
私は、黒狼騎士団で平和に慎ましく、あの御方のお姿を見れれば幸せだったのに。
どうして、ささやかな幸せすら奪われるんだろう。
どうして、異種族は、魔法は、認められないのだろう。
ただ、疑問は日を追う事に心に降り積もるばかりだった。
/*
遅延メモの文字数多すぎてエラー吐くとか最悪だほんと調整してたら時間足りなかったああああああああああああああ
ヨルダ溶けんでくれて助かった……ユーディトが狐なら土下座して終わり
/*
焦りすぎて汝のリルセみたいに発言でセットされたと思い込んでるみたいなアホしてる
もうやだなんでこんな事に
ほんと同村してくれた皆さんに申し訳ないけど死にたい
/*
え?マジで無理なんですけど
RP村で勝利陣営によってepが変わるのにリルセミスで世界の命運変えるの?どんな錬金術だよ
言ってる場合じゃなくて本当にまずい、どうかんがえてもユーディト狐でしょこれむりむりむりむり
/*
まず方針、リルセミスは絶対表には出さない。ゲームバランスの著しい破壊に繋がる。
そしてユーディトは村人として置く。狐だったら本当に終わり、さよなら。地獄編。
個人的にはもう一度ヨルダを見たいそうすれば元に戻らないけどなんとかならないですか
/*
本当にいい村なんです…私のせいでぶち壊しにしてしまったんです………
匿名の狼と直接やり取りをして秘密裏に処理して欲しい
**この間の村で見たけど、共鳴やっぱり死んでないんだ……
灰には書き忘れてたけど、この間あった事だしちょっと考えてはいた……
サファイア ソラは、ラリマー ヨルダ を能力(占う)の対象に選びました。
投票を委任します。
サファイア ソラは、ラピスラズリ ヒルダ に投票を委任しました。
/**/
\|瑠|紫蒼|柘紅玻ラ尖翡橄タ虎|珊黄翠蛋シ
役|共|占占|非非非非非非非非非|▼▼▼▲▲
紫|ー|\ー|ーーーーーBーーA|❶ーーーC
蒼|ー|ー\|@A❸ーーーーCー|ーーーーー
翠|ー|ー−|−ーーーーーーーー|❷ーーーー
黄|ー|ー−|−ーーーーーーーー|❷\ーーー
※珊→霊CO
12>10>8>6>4>終 あと5回
/*
もう徹底的に自分の身体傷つけるしかないそうする事でしか償えない
ほんとなにしてんの
ユーディト狐ならリルセミス確実に見えてるじゃん
だって向こうの占い先しんでんだもん
こっちしんでないんだもん
/*
真占い師はリールセットを間違ったとしても、その事を言ってはなりません。
独断で占ったとか、ゾーン指定に入ってたと勘違いしたとか、故意に占ったような振りをする必要があります。
信用は落ちます。
しかし、そもそもセットをミスした者が悪いのでミスしないように心がけて下さい。
メタでゲームバランスが崩壊するよりかはマシです。
汝wikiより抜粋
/*
朝起きてメモを掲示板に貼っていく。
よく見慣れた、優しく淡い黄色をした宝石のカケラが散らばっているのを見た。
ひとつ拾い上げて握りしめると
*/
「……そう。勝手にするのだわ」
/*
俯きながらそう呟いて、ふらりとどこかへ歩いて行った。
*/
もうフルオープンにするからお前ら全員で殴り合えという気持ち。
まーた初日から最後までまとめだよ。
エイダン占わせた時点でそのうちそうなるってわかってたけどな!な!!
早すぎるやろ!!!!
/**/
なんか、指示を全員守らなかったことはまあいいことだと思うんだけど。だけど、ヒルダちゃんかわいそう………………。
12>10>8>6>4>
5縄に2狼1狐。
クロエ偽はやっぱり揺るがない。しかしクロエ狼かぁ?エイダン占いが読めるか?うーん……しっくりこないなー
今日は完灰のスクルドを落とす。ヨルダは多分噛まれるでしょ。アルバートは知らん。
/*
んんんんんん〜〜〜、、、
噛まれた場合は共有のこと言うべき……なのかなぁ…クロエが人狼の可能性あがるよね、これ……というか、ああいう提案してから即死ぬのめちゃくちゃかっこ悪いな??????いい加減にしてくれ私???????
今回ノアをスラム育ちにしたのね、なんとなくまた人外引くんじゃないかって思ったんだよね
だからドン底設定用意してたのに霊能者引いちゃうもんだから中途半端になっちゃってどうしよ感あるwww
どっち陣営でもいける設定作っとけよって話なんだけど
当番表を貼り、ため息をつく。バディが欠けた者も多くなってきた。
食堂に行くと誰もおらなかった。
厨房を見たら、鍋に野菜スープと思われる食事が作られていたので……まずは、それを適当によそって食べることにした。
ついでに置いてあったサルーラも自分で切って持って行った。
切られた野菜は不揃いながら、よく煮込まれているのでやわらかい。
作ったのは昨日の食事当番だろうか。
「……うん。いつであっても飯は大事だな」
これは....。
この黄色の欠片はシトリン。
「エイダンが...」
1人、また1人と仲間が消えていく。
その度バディの残った片方は、辛くなる。
>>1ファルス王子
「ダンチョー、おはようございます」
「ねむた………………」
起きない頭で前にいる人の真似をし、野菜スープを取り分ける。食事が作業になりつつあることに本人は気付いていない。
グラジナの声を聞き(>>2)前でスープを注ぎでいる人物がこの国を担う、日記で憧れていた人物だとわかると脳が急に覚醒する。
記憶が無いことを知られたく無い人物で、少し顔を合わせることを若干避けていた。
>>1ファルス
「お、おはようございます…ご挨拶が遅くなりすみません…ルビーを賜りし騎士、アルバート・エル・ルシエです。今まで入団の挨拶に伺わなかったご無礼、お許しください」
まさか砦に来て初めて顔を合わせるほど避けていたとは思わず、謝罪する。
「お早う。」
==
目覚めはよくなかった。何人もの宝玉を砕き、砕かれ、この砦に残っている者は目に見えて少なくなってきていた。今日は、エイダンの宝玉が砕かれたらしい。それは、まだ異種族が残っていることを意味している。サリーナのため、ファルス様のため、まだ戦うことをやめてはいけない。
そんな決意と共に、貼り出されたヒルダメモを見つめていた。
==
肋骨が痛まない程度に鍛練として槍を振るう。
丁度、部下のエレノアがいない今なら咎める者もいないだろう。
兜と鎧を脱ぎ、上半身を自由な状態にして、突く、払う、薙ぐと、槍の基本動作を行う。
普段は漆黒の兜と鎧に覆われている紅く長い剛髪が、動きに合わせて空へたなびく。
肋骨の骨折の為のテーピングが胸に巻かれた肉体が、溢れる筋肉をここぞとばかりに押し上げ盛り上がる。
火よりも熱いと思えそうな汗を散らしながら肉の巨体が動いていると、起きたらしい後輩に声を掛けられた[>>+1ノア]
>>+1ノア
「おう!!!!!お早うございます!!!!
お前も!鍛練!!どうだ!!」
「自分以外の者の色に興味はない、か……。」
==
ソラのコメントを見て、溜息をつく。興味がないわけがなかった。この場にいるもので、他者が何者なのか関係ないと思える者はいないだろう。それは、スパイであっても、恋愛に興じている者でも変わらないと私は思った。他者が何者かがわかるということは、自分の立ち位置がわかるということだ。興味がないはずはない。自ら退場したがっている者がいるなら話は別だが、黒狼騎士団にそのようなものがいるはずがない。
==
「不本意な理由だな。しかし、理由はともかく、昨晩も長く席を外した私のことを疑うなというほうが無理な話だ。その評価は甘んじて受け入れることにしよう。
2晩休ませてもらったおかげで、随分とましになったように思う。今夜はもう少し参加できるだろう。」
>>2 グラジナ
「グラジナ、おはよう。君は、よく挨拶をくれるな」
思わず笑みがこぼれる。
特定の騎士をひいきするようなことはしないが、よく来る者はなんだかんだで可愛いものだ。
そういえば、あのローランが新人時代、この遠征でよく話しかけに来ていたものだな、と思い出す。
>>3 アルバート
と、一方でほとんど話すのが初めての者からも。スープを入れながら、軽く微笑んだ。
「おはよう、アルバート。はは、タイミングが上手く合わなかったのだろう、そう気にするな……君が今すべきことをすればよい。
……ああ、そういえば、君はサルーラが好きなんだったか。
この果実は良いな。ハズレがない。我が国自慢の特産品だ」
>>+3ノア
槍が空を薙ぐ轟音を吹かせながら、ガルセウヌは答える。
「あぁ!?普通にいてぇに決まってんだろ!ポッキリ二本折れてらぁ!!ハッハッハッハ!!
だが、騎士が痛みで槍を振るえなくなってどうするってんだぁ!!」
「エイダンか。そうか…」
豚狩りに加わりたいと声を上げてくれたことは記憶に新しい。クロエの結果によることなのは分かっている。昨日と比べれば幾分も平然と、野菜スープを取り分けた。
「エイダンの宝玉が砕かれた理由は、異種族に襲われたか、あるいはエイダンがスパイで、何らかの理由で異種族の襲撃がなかったかのどちらかと考えられるな。
嘘をつく可能性があるのは、異種族3名、魔法使い1名、スパイ1名、としておこう。恋人たちは無視する。このうち、霊能者に2名、占い師に1名が名乗りを上げている。魔法使いは、異種族の手助けのため名乗りを上げている可能性が高いと考えているから、残り2名は、異種族ー異種族か、異種族ースパイ、のどちらか、と考えられる。
どちらがあり得るか……と考えれば、どちらも可能性はある。ブレイが名指しで異種族と判定され、苦し紛れに霊能者に出たとするならば、2名異種族が紛れていても不思議ではない。
……と、ここまで話して気づいたのだが、ブレイが仮に異種族だと仮定するなら、ソラは異種族である可能性が高いのだな。霊能者が3名となれば、全員追放されることも考えられるだろう。すでに仲間の異種族が出ている霊能者を名乗るメリットが少なすぎる。となれば、ソラは異種族の可能性が高い、か。スパイの可能性も……あるのだろうか。
う…………やはりまだ絞りきれないか。もう少し考えなければ。」
「いや、違うな。3名嘘をついているのだから、1名は必ず異種族だ。ブレイが偽物ならば異種族というのは確実だから、そうなれば必然的にソラは異種族である可能性が高まる。
そういえばソラが少し言っていたが、身内切り、とやらは追っていない。状況としてはありうるかもしれないが、可能性が低いと判断する。全てのパターンなど追っていては、真にあり得る状況を見逃す。可能性の高いところから順に追っていくべきだ。」
「くすくす」
「ふっふふ」
「怪きは罰す」
「正悪問わず罰す」
「人も魔も問わず罰す」
『彼の国の軌跡』
>>ブレイ >>ノア >>カリン
「にこにこ」
「あら、まとめ役の指示には従わないことにしたのね。可哀想に。
私は公表しちゃっても良かったとは思うけどねぇ。
あちらではクロエを本物と見ている人が多いからかしら?」
あまりにもRP側でぽんこつ姫騎士ぶりを発揮しすぎて誰も従わなくなったルートだったら悲しすぎる。
ヒルダかわいそう……ヒルダいじめたい……。
……………………は?
[朝。目が覚めた時、何故か森の中にいた。寝惚けてここまで出てきてしまった?いや、まさかそんなはずは無いだろう。あるとするなら、あるとするならば………]
宝石が……っ!!ヒルダ……ッ!!
[振り返ると壁がある。ウィアが仕掛けた結界だ。右手を強く握りしめ、力の限り殴りつける。
しかし、虚しくただ波紋が広がるだけ。]
くそがぁぁぁっ………!!
[右腰に差したダガーを引き抜き、結界に突き刺そうとして、──手が止まる。
……わかってた、何度も何度も試したのだから。馬鹿みたいに殴りつけて斬りつけて、それでも駄目だったのだから。
魔法の前では、ただの人間は無力なのだから。]
ヒルダ………ごめん……ほんとに、ごめん…
[何もしてやることができなかった彼女に対して小さな声で呟いた。その謝罪すら、もう彼女には届かないのだけれど。]*
「おはよう。
【ユーディトは異種族ではなかったよ】」
緩慢な動きで蓄音機にそう告げると、金色の欠片がキラキラと輝いている事を確認します。
「今朝はエイダンが…そして、クロエもエイダンを、ね。
ボク目線で言えば単純に異種族がスパイのケアを狙ったんだけど、結果は失敗という所かな。
ボクのゾーンを狙わなかったという事は、異種族から見てスパイの候補が複数あって狙いを定められなかった可能性もあるのかな。
んー、それよりは今日自分達のゾーンにいるスパイっぽいエイダンを占いと襲撃に当てて弾けなかった時の黒出しも兼ねてたと考える方が自然か。
グラジナは中庸寄りに異種族がいるって言ってたみたいだし、そう言う所を狙ったんだろうね。
さて、今日も色々と考えないとね…。少し休んだら取り掛かる事にするよ。」
>>ALL
「今日はグラシエラかスクルドのどちらかの宝石を砕くのどわ。
明日は今日砕かなかった方になると思ってね。
占いにもこのふたりは入れないのだわ」
/*
ほんと自分が情けなさ過ぎて嫌になる
ダメだ、エピが来て欲しくなさすぎる。
しんどい考察したくないでもフェアを保つ為に頑張らなきゃ
カミングアウトして皆の考察に費やす時間を取らせたくない気持ちが強過ぎて胃が痛い
ちかさんに相談したいけどまだ地上に居たら申し訳なさすぎる
もう少しねよ…
>>11 ヒルダ
「お早う、ヒルダ。連日の働き、感謝している。
グラシエラとスクルドの宝玉を砕くのは何故か、教えてはもらえないか?もし秘密にしたいことであれば、答えなくても構わない。」
「【エイダン・フォスターは異種族ではないわ。】
エイダン・フォスターが弾かれているのね。
……単純に彼がスパイたったか、異種族が彼を狙ったかね。もう少し休んだら話すわ。」
食堂の扉を大きく開け放ち、センゾウが姿を現す。
「おはよう、諸君!
ふはは、我の言語力の向上留まるところを知らず!
異種族の攻撃を見切ることはかなわなかったが、夜もすがらカリンの遺してくれた教本を熟読し、限りない成長を果たせたことは僥倖だったな!
くくく、比類なきこの力でもって、異種族共を掃討せしめようではないか!
はーはははは!!」
ちらりと周りの反応と中の状態を伺う。
太陽のような宝石をもつ騎士が嘆き、あちらでは.......。
「うまい、な。まったく頭がキレる騎士だぜ、軍師にもなったらどうなんだ、お前。」
中に残る仲間の敏腕にため息が出る、コイツ本当に敵じゃなくて良かった。
まるで順調に思える盤面、あとはもしものような事故さえ起きなければ。あるいは.......、
おっはよ……ひええええ今日こそ食事当番じゃん!!!!
はあ〜誰か知らないけど作ってくれててタスカッタヨ……
昼か夜は、鳥でも射落として庶民風家庭料理作りまーす!!
【結果は確認した】よ。
エイダンか……あたしはエイダンはスパイの可能性高めで見てたから、クロエが占いそーなとこに被せてきたのかな?と思ったけど、ユーディトが言うように>>8 襲撃できなかったことも考慮すべきかな?
ただ、
>>11 ヒルダ
んんー、もしそれが「どちらからも占われてないから」ってだけの理由なら、ちょーっと賛成しかねるけど……
能力がある人と違って、たまたま占われず残ったから騎士団クビになったってのは、流石に気の毒だからね〜。
それ以外に根拠あるなら反対しないよ。
>>14 センゾウ
「聞き取りやすくなった。どこか方向性を間違えているような気もしないでもないが、私たちとしては助かる。一晩で学びきるとは、凄まじい学習能力だな。」
昨日は意識がある時に結界の外へ出た。
出ようと思っても出れなかったその壁は、明け方にはいとも容易く出れてしまう。
ずるりとまるで水中から上がるように、後ろに引っ張られる感触がありながらも出て行けば、その場で倒れ伏す。
柔らかい草木の感触を肌で触れた後、私の意識はそこで途切れた。
――――――朝。
鳥のさえずり、辺りの喧騒から目を覚ます。
勢いよく起き上がればそこには、今まで石を砕いた者、砕かれた者。そして先輩と謎の少年がいた。
「……成程?結界の外ってこうなってるんだね。
色々思う所があるとは思うんだけどさ……でも、挨拶を欠くのは良くないよね。おはよう、皆。」
平素の時のような声のトーンで挨拶をする。
こちらに来てしまった以上は、こちら側の人間と話に興じるしかやる事はない。もし、相手が拒むならそこまでだと冷静に割り切っていた。
>>+6 ブレイ
「やっほ、ブレイ。こうしてちゃんと声を掛けたのは初めてだね。
私の正体気になる?……そうだな。ここまで来たら黙っておいても何れはバレる。
私の正体は――――――」
式神を取り出そうとして、懐に手を伸ばしかける。だが、あの御方に助けられてから、この国に来てからは封印した事をすぐ様に思い出して伸ばした手を下ろす。
「……あー、魔法は私のポリシーに反するから気軽に出せないけどさ。
魔法使いだよ。この国にはない陰陽道を操る陰陽師っていうのが正しい名前。」
後は、鬼の血統なのだがそれを今言うと、どっち!?となりそうなので控える事にした。
それにしても、鬼の血の直感だが、目の前のブレイからは故郷に似た匂いがする。……仲間なのか?とじっと彼の身なりを観察した。
あとそろそろ恋人も考慮したいよね!!!
ま、ただ、考えよーと思って考えられる感じじゃないし、噂レベルになっちゃうのかな〜。
でも、みんながどう思ってるのかは聞いときたいかな〜
まだその手の話全然してない人もいるし。
食事をしながらファルスと話し、途中あつまる情報を耳にして【今日エイダンが狙われたこと、占いのけっかを知った。】
「昨日の自分の希望とは反対の人がそれぞれを占っているんだね。エイダンはスパイ高めで見ていたから、2人追放者がいない事を考えると、慎重に考察したいな。」
>>10ソラ
「『ボク目線で言えば単純に異種族がスパイのケアを狙ったんだけど、結果は失敗』いう言葉の使い方に違和感を覚えるんだけれど、その《ケア》ってどういうもの?《失敗》ってどういうもの?」
「エイダンを襲撃した結果から“スパイのケア”と聞いて俺が思ったことは【クロエを真確定させない為に占い先と襲撃先を合わせた】事になるんだけれど。これは【成功】した事になるんだよね。
俺の考え方だとしたら、ソラの目線から出てくる言葉じゃないよね。ちょっと噛み砕きにくくて、教えてほしい。」
「結果は確認したぞ! エイダンがスパイだった可能性を軸にすべきだな、これは! >>10が気になるが、聞きたいことはアルバートが聞いてくれているから待つとするかね。」
>>11 ヒルダ
「理由を聞かんことにはどうにも言えないが、スクルドもそう怪しくは見えんな。ひとまず【スクルドを追放することも含めて反対】と言っておく。」
>>16 ミズリ
>>17 ユーディト
「はっは、褒めても何も出んぞ。
我の謝辞以外はな!ありがとう!」
「【結果は確認した】。
エイダンがやられたか。しかし奴は四天王の中でも…いや、違う、この言葉の引き出しは違う。
もとい!
エイダンは我も除籍の候補に挙げ続けていたが、クロエ嬢の結果と併せて鑑みるに、真であれば彼国の間者を暴いたか、それ以外ならば占いに襲撃先を併せにいっての偽装であろうか。
エイダンが間者の場合は異種族は他の誰かを狙いに行ったことになるが、首席残存が確定的であった昨夜、占いを叩くだろうか。しかも既に一度失敗している状況でだ。前回の失敗が間者への襲撃ならば間者を把握している為何とか処理しなくてはならんからまだ占いに手はかけ難いはずだ。今回灰にいる首席を狙ったとすれば潜んでいた間者を把握した可能性がある。今後の各人の希望を注視するべきだろうな。
クロエ嬢が偽者の場合は灰を必要以上に減らさない為…なのか?計算はしていないがまだ慌てるには早いのではないだろうか。それとも何らかの事情で飽和してきているとでも?」
>>20 アルバート
「ボクが本物だという前提での話なんだけど、異種族であるクロエはスパイを追い出す事は出来ないよね。ボクがスパイを捕捉した時に、クロエもスパイを捕捉した体で2追放を狙ったんじゃないかって事。これがスパイのケア。
皆の目線から見ても、確実にスパイが処理出来て且つ自分が破綻しない最高の状況だと言えるね。この状況が作れたら今までの信用差でボクを追放する流れを作れたんじゃないかって事。
で、結果的にクロエ異種族においてはその狙いを外してしまったから、今後ボクがスパイを捕捉しそうな状況になった場合ボクのゾーン先を襲撃せざるを得なくなったって感じかな。
あー、でも再度自分のゾーンで怪しい所を襲撃合わせし続けても良いのか。灰の異種族であるグラジナは露出しているから、異種族的に痛手はないかもね。
そういう意味ならまだ失敗とは言い切れないかも。まあ結構クロエ目線厳しい事になってきてるとは思ってるよ。指摘ありがとう。」
>>21 グラシエラ
「お早う。エイダンがスパイだった可能性を高く見ている、と受け取ったのだが、何か理由はあるか。
私の方は、根拠不足であまり強く主張できていないものでな。何か気付いたことがあるなら教えてほしい。」
「それか、ソラが真であり且つ今日の占いで間者を暴く可能性があれば、自らの占い先に襲撃を併せての対抗措置だな。
いずれの場合にしても敵側は上手くやっている。褒めたわけではない。小癪な。」
センゾウは、考えを纏めるようにぶつぶつ呟きながら室内をうろうろしている。
>>25 センゾー
あー!それもあるねー!
昨日の占い師考察でクロエ真強めに思ってたのとと、エイダンスパイ強めで見てたからちょっと考え方ロックしちゃってたかも。
そこの指摘はありがたーい。
>>ALL
「別にグラシエラとスクルドを、占われていないからというだけで追放するのではないのだわ。
・首席ではない
・スパイも異種族も可能性がある
・ソラ、クロエ両方本物を追うことに支障がない
それだけで十分。
さらに【不埒な思いで騎士団の本懐を汚している者の可能性もある】のだわ。
忘れないで欲しいのだわ。
【私、今日は風紀委員なのだから】」
>>+15 カリン
"何か"をしようとしたことを察し一瞬身構えたが、向こうにはその気はないようだった。ピクリと動いた右手を静止する。
「他国からきた魔法使い、間者ってことでいいか?なるほど単身潜入なんて俺らよりよっぽど肝が据わってる。陰陽道ね.......。」
非常に懐かしい響きが故郷を想起させる。
カリンといいミズリといい俺の故郷に馴染みが深い奴が多いのは偶然か。
にしても鼻につくものがある。微細なので同族?ぐらいでないと気づかないだろう。
「イバラたちと同じ匂いだ、お前も混じり者か?」
俺はそっと帽子を外し、浮き出始めた角骨を見せた。
ふわり、と欠伸をひとつ。
「……ったく、面倒な結果だな。後、誰だか知らねえが昨日から俺に投票してるやつは私怨か? なら結構だが、間違いなら気合入れて投票確認しろよ。……まぁ、一人は団子だろうけどなァ」
くっ、と喉を鳴らすと、イグニスはぼんやりした頭をほぐすように首を回した。
>>28 ヒルダ
「……とりあえず、考えには納得した。賛同するかどうかは、少し考えさせてくれ。」
「恋愛にうつつを抜かしている者たちのことを考えなければならないと誰かが言っていたが、私も少し考えてみた。ただ、今は伏せさせてもらおうと思う。公開すると皆が不利益を被る可能性があるのだ。」
>>24 ユーディト
「"エイダンがスパイの可能性を考える必要が出てきた"ぐらいで受け取ってくれ。それとは別に、私は昨日エイダンを占い先候補に挙げていた。具体的な言動までは出せねぇが、私にとっちゃ驚きも意外性もないってことは把握しといてくれよ。」
>>+19 ブレイ
「む、私の言い方が悪かったか。
違うよ、私はブレイ達の協力者!協力者だって、魔法が使えるから協力してる事を忘れたの?
じゃなきゃ霊能なんて石を総意で砕かれる所に出ない。異種族が占師に出てると踏んで、霊能に出たんだから。
懐かしいよね。この国ではほぼ聞かない響きだもの。
こちらの国というか隣国のセルナリアでは確か、五大魔素の研究がされてた筈だからそれが主流なのかも。自然にある空気中のエネルギーを魔法に変換するとか何とか。」
魔法が使える身なので、その辺の噂にはサリーナにいても詳しかった。私の魔法の力を消せる魔法がないかな。なんて馬鹿な事を考えた時期もあったくらいだ。
「……その角、貴方はオーガね。道理で故郷の匂いがする訳だ。ご名答、私は鬼の血族だよ。
ヒノクニの南端にあるキジン村って知ってる?地図にも載らない山奥の村だから知らなくても仕方ないけど。
そこに討伐に来た陰陽師と鬼の女の間の子が私。」
そう言いながら髪を解けば、はらりと簾かかる髪と共に小さな角が二本見える。
手に握られた組紐はキジンの村に古くから伝わる呪いだ。この国の魔法と系統が違う為、検査をしても引っ掛かりはしない。
>>28 ヒルダ
「上3つに関してはぐうの音も出ねぇや。1つめに関しては控えとくけどさ。だが、スクルドが恋人かい…スクルド自自身が求婚者ってことはあるだろうが、正に夜だけの恋人じゃねぇか。告られるってことはそうそう無いだろうから、低めに見積もってるよ。」
/**/
なんかわたしはゲーム始まって2日とかで破綻したらRP村的にも人狼ゲーム的にもつまらないよなあみんな……はあ……つらい……ってなってたけど、もうそろそろまあバレても……ね……ってなってきたから心が最初よりは楽……
**蝙蝠はスパイ。狂人は魔法使いっていう区分けにしてたから魔法使いって名乗ったけどややこしかったよね……ごめんブレイ……。
ちなみに蝙蝠なら、セルナリアに忠誠を誓いし者とか言ってたかな。
「とりあえず進行から考えて行こうか。
まずこれは客観的な話から。
クロエ目線の異種族が見つかってないね。クロエ目線の灰は7人。この中に最大異種族が1、スパイが1。もしくは異種族が2でボクがスパイ説?
12人全体の中に恋人が2いる可能性あり。
ボク目線は灰5人の中に1スパイ。
こちらも12人全体の中に恋人が2いる可能性あり。
主観だけどクロエが黒なのはもうロックレベルかな。皆から見たらボク真に置いてはクロエ黒に見えてない?
で客観的に見て両者の目線で追放するならスクルドとグラシエラと言うのも理解はしてる。
ただ主観だとどちらもボク目線異種族はないからなぁ…。
特にグラシエラはしっかりと占い真贋を見極めに動いてくれるみたいだから許されるなら占いたい所。
これはクロエでも構わない。完灰として追放するには惜しい位置だと思うから。求愛者かどうかはちょっと判断はつかないけど…。
ただそうなると今日の追放先はスクルドが安定になってしまうんだよね。イグニスが言っているようにスケープゴートになっている感は否めないんだけど…んう。」
「とりあえず進行から考えて行こうか。
まずこれは客観的な話から。
クロエ目線の異種族が見つかってないね。クロエ目線の灰は7人。この中に最大異種族が1、スパイが1。もしくは異種族が2でボクがスパイ説が薄くあるのかな?
12人全体の中に恋人が2いる可能性あり。
ボク目線は灰5人の中に1スパイ。
こちらも12人全体の中に恋人が2いる可能性あり。
主観だけどクロエが黒なのはもうロックレベルかな。皆から見たらボク真に置いてはクロエ黒に見えてない?
で客観的に見て両者の目線で追放するならスクルドとグラシエラと言うのも理解はしてる。ただ主観だとどちらもボク目線異種族はないからなぁ…。
特にグラシエラはしっかりと占い真贋を見極めに動いてくれるみたいだから許されるなら占いたい所。
これはクロエでも構わない。完灰として追放するには惜しい位置だと思うから。求愛者かどうかはちょっと判断はつかないけど…。
ただそうなると今日の追放先はスクルドが安定になってしまうんだよね。イグニスが言っているようにスケープゴートになっている感は否めないんだけど…んう。」
「私、頭は本当に良くないからさ。戦法の話は苦手なんだけど。
首席は明かしても良かった気がするけどね。
霊能を全員石を砕き終えたら、この時点で運で首席がいなくなってる可能性も考えれば、次に誰を追放するの?って意味で首席から開けていくのは自然だと思うし、そこから出る情報で求婚や潜伏しているスパイを見つけるのはいいと思う。正直な所、異種族とかからは内訳割と見えてるだろうし、明かした方がそれ以外の陣営の視界がクリアに見えていいだろうに。
首席保護に拘りすぎて、肝心な所が疎かになるのもね。反対!って言ってた人の意見も分からなくもないけど。
んー、灰から見るとどうしても保守的になるのかな。難しいところなんだけど。
結局、出る出ないは個人の自由に委ねられるけどさ。実際、今日出てないし。」
うーんと頭を悩ませる。本当、兵法は苦手だ。
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結構冷静になって考えるとこうやって丁寧に考察述べたの初めてかも
対抗は敵だから無視!占わせない!とか思ってたけど灰みたいに理詰めで考える方が性にあってるみたいです
「そういえば、グラジナとクロエが仲間だったんだねえ。
グラジナが露出してしまった以上、クロエの真取りが重要になるけど……という事はエイダンはスパイではないのか、残念。
スパイはやっぱり潜伏かあ。異種族はちゃんと働いてくれてたんだね。すごい助かるけど。」
スパイをソラが見つけてしまえば、一気に崩れ落ちそうだなと危惧した。
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あ!!!わかった!!!誰も話しかけないのはあれだ!!!私スパイだと思われてるからじゃない!?そうじゃなかったら普通に空気だけどさ!!!そうだよね、みんな目線私スパイ普通に有り得るもんね!!!ね!!!
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12>10>8>6>4>ep
残り5縄
狼狼狐恋
村陣営かなりきついのでは?
狐を明日ぐらいに溶かせば後は求婚だけど、割と運になってきたね。村利になるのは、求婚が振られてた場合ぐらいだな。この日まで出てこないからほぼない話だけど。
「あら、意外と私の予想はあっていた、ってことかしら。
占い師が襲撃されることはほぼ無いでしょうし、異種族が首席に人員も割くことも出来ないのだから明かすべきだったと思うけどね。
そういう意味だと、反対していた人が怪しいかしら。流された人は何も考えていないだけね。おそらく」
「敢えて言うならクロエの方を本物っぽく見てはいる。ってのは言えるな。4:6ぐらいではあるが…
クロエは何かを断言するってことがほぼ無くてだな。可能性を広げたり縮めたりはしてるんだが、何かに辿り着くってことがない所があって考えが読みづらいな。そこが本物っぽく見えているところではあるんだが。」
>>30 ユーディト
あ、それ、あたしあたしー!!
って、そーなの!?あんま深く考えてなかったけど、びんじょーとかそういうことかな。
なら、それも含めて各自の判断ってことで要素にさせてもらいたいな!!
[この機に乗じて公然と恋バナと言うやつをしてみたい、なーんて言ったら怒られるかなー!?聞かれたら言おう!!]
>>28 ヒルダ
んー。初期の頃はスクルド追い出そう!って主張してたし、>>28 の理由なら、強く反対する理由はないかなあ。グラシエラの方は、ちょっともったいない気もする。
その二択なら、【スクルド>グラシエラ】で希望するよ。
**すごい今更だけど、ブレイが霊能として語らざるを得なくなってたから、私も占いに出るべきだったかな
クロエの初手黒だしがブレイが後で霊能騙るから狂人も占い騙ろうねの意だったら申し訳なさすぎる……
初手黒だし、本物か身内切りの二択だとは思ってたけど後者の線薄く見てたからなあ……
>>38
ぎゃーん、言葉足らず!!
「それも含めて」ってのは、「危ないと思ったら何も言わない」って選択をすることも含めて、って意味!!
びんじょーするか見たいから全員言えってことじゃないから、そこんとこー!!
[空が青い。雨季を過ぎたばかりだからか、晴れが続いてて、それはありがたいなあ。雨だとテンション下がるもんね!!]
さーて、っと。
ご飯に出来そうな鳥さんはいるかな〜。
お、あそこの木に何羽か止まってる。あと、届きそうな距離にも何羽か飛んでるな
[大小含めて6(12)羽発見!!]
よーし。
「自分の話の方針を、早めに話しておこう。今日、自分は占いたい相手に誰かから占われた相手の中で、結果が揃いそうな人を選ぶつもり。それから、追放する相手は、占われていても居なくても平等に考える予定だよ。」
「【現時点でソラにはミズリを希望】だ。」
「霊能者が3人いなくなったから、色が割れやすいことも十分わかってるけれど、もう選択肢は限られてきているし。着手するタイミングは今日なんじゃないかな。」
占い先についての理由は、今日のヒルダの行動を見て思ったことだ。心を許せる友人の宝石を砕かれ、今日はバディの宝石が砕けていた。
憔悴するのも無理はない。少し暴走気味な発言からみて、荒んでいると判断した。
1人でも、誰かヒルダの支えとなる人が増えれば良い。片白占いの欠点は理解しての考えだ。
掲示板に張り出された当番表を見る。そこにクロエは休みと書かれていた。
もちろん当番以外にやるべきことはあるのだが、なんとなく手持ち無沙汰な気分になる。
クロエは静かに横に流れる髪を指で梳きながら、小さく息をつく。
そして、厨房へと赴いた。
以前使われていたトマトとチーズの残りがあっただろうか。
クロエはパンに切れ込みを入れ、その側面に香草をすり潰したものを塗りつける。ラジエと呼ばれるその葉は、香り高く、口にするとマスタードのような味がするそうだ。
そこにスライスカットしたトマトやチーズ、カリュドーンの肉を挟み、フライパンで焼く。
──姉を思い出す。
ルフナ・リシャールは、生まれつき体が弱かった。
クロエが物心ついた頃には既に車椅子を利用していて、彼女と野山を駆けたりするような、そういった思い出はほとんどなかったように思う。
>>38 ミズリ
「それで構わない。あくまで私の考えた内容が、あまり公開すべきではない、と判断したまでのことだ。それが怪しいと思われるのならば、仕方のないことだ。」
「今日石を砕く者だが、スクルドが話し合いにあまり参加できないのならばスクルドを選ばざるを得ない。席を外しがちな私の言えたことではないが、非協力的な者を残しておくほど余裕のある状況とは言えない。」
「で、タイミング的にもそろそろ互いの占った先にスパイがいるかどうかも考える時期だと思ってるんだけど。
ボク目線エイダンとユーディトがスパイじゃなくなった現状、スパイは物静かな位置に隠れていると言うより、発言力を一定以上保っている位置にいる可能性が浮上してきたかな。
実際の希望は夜までの皆の動きでまた提出しなおすと思うけど、進行案から今考えている占い希望はグラシエラ、ミズリ、センゾウ。
追放希望はスクルドかな……。
あー、あと求愛者ね…求愛者…グラジナはモテそうだって誰かが言ってたっけ。
でも彼は異種族だったから、悲恋になった可能性はボク目線では割とあり得る気もするんだよね。推測でしかないけど。
他に求愛されてそうな所にパッと思いつく心当たりもないからふわっとで申し訳ないけど。
今考えてる事は大体こんな感じかな。」
「そういえば…ヒルダは本当のお友達は明かさなかったのね。実はお友達が恋に落ちていて隠している…なんてことは流石に無いわよねぇ」
[特に大きい鳥から、狙いを定める。番えている矢の他に二本、指にはセットしてる。3連射を2回で、何羽仕留められるかな。まずは、空を飛んでるやつ、次に木にとまってるやつ!]
よーし!!あったれー!!
2(3)
3(3)
クロエもまた内気な少女であったから、姉妹二人ですることといえば、もっぱら父の書斎から面白そうな本を引っ張り出すことだった。
難しすぎて内容が分からない専門書であったり、聖女リーネの伝承であったり、父の本棚にはさまざまな本があった。
大人が読むには少々子供向けな童話を開いて、姉と一緒にベッドに並んで寝転がり、ページを捲りながら交互に音読しあったのも今では懐かしい記憶だ。
中にはサリーナでは悪しき存在として語られるエルフや魔法使いの話もあった。
当然彼らは物語の中で、最後には知恵と勇気ある騎士によって討ち滅ぼされるのだが、子どもながらに胸がどきどきしたのを覚えている。
>>+21 カリン
「おっと、俺が早とちったみたいだ、って考えると案外状況不味かったりすんのか?」
1発でひっくり返る場面だったのか、俺らとしてはソラにスパイを見つけられる訳にもいかないし、夜中の襲撃を失敗するのも芳しくない。
「セルナリア、噂では聞いてたがそんな所まで、新王が即位したら更に拍車がかかりそうだ。」
今は特に問題のないセルナリアとの国交も最近激化を辿る異種族迫害により暗雲が立ち込めてる、なんて噂は軍でも流れていた。
「東の、キジン村。」
はっと息を呑む、12才の頃、訓練で向かった森の近くにあると噂された村。
その訓練で俺は崖から落ちて致命傷を負った。動けなくなった俺を助けたのが噂にあった「双子の人喰い鬼」。
彼女らの父親の骨を預かり俺はなんとか一命を取り留めた。
そのあとの悲劇は、思い出すのを脳が拒否した。
「もしかしたら、な。」
もしかしたらイバラたちはキジン村の出身なのかもしれない、なぜ村を離れて暮らしていたかは想像もつかないがカリンの雰囲気を見てそんなことを考えていた。
「はん、いいツノじゃねか、俺みたいな出来損ないとは違って。ってことはなんだ、お前は魔法に加えて鬼の力も使えんのか?」
『クロエは綺麗よね、同じ姉妹とは思えないくらい』
それは姉の口癖だった。
ルフナはクロエの髪に櫛を通すのがいっとう好きで、湯浴みを終えて髪を乾かしていると、決まって髪の手入れを申し出た。
クロエからすれば、姉の方が美しかった。
柔らかさを感じさせる透き通った肌──姉の周りにだけ独特な風情が漂っていて、まるで絵画の世界から迷い込んできた妖精のようだったから。
ド=ベルティエ家に養子に出された日、彼女がどんな顔をしていたか、クロエはよく思い出せない。
ただ、養子に出されると決まった歳の誕生日に、ルフナがいつものようにクロエの髪を梳かしながら、クロエとルフナ自身に言い聞かせるように話したことは覚えていた。
『これからもずっと、わたしたちは姉妹よ。この先に何があってもその事実は変わらない。』
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