1898 哀願の村
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村の設定が「役職希望無視」のため、全ての役職希望が無視されます。
クスクス、笑い声が響き渡る。
その中で、一つ。聞き取れる声があったことだろう。
『―――――――』
誰の呪いか。
誰の願いか。
君たちは、「人ならざる力」を手に入れてしまったことを理解するだろう。
その力を使うか、使わないか。どのように使うか。
それは、君たちの自由だ。
どうやらこの中には、村人が1名、占い師が1名、霊能者が2名、狩人が2名、ハムスター人間が1名、C国狂人が1名、狂信者が1名、智狼が2名、公証人が1名、憑狼が1名、求婚者が1名、闇狩人が2名いるようだ。
( 0 ) 2018/12/29(土) 23:48:17
呪われし王子 リオが「時間を進める」を選択しました。
/*ほー!!何気にRP村では初だなあ。どう動こう*/
( -0 ) 2018/12/29(土) 23:49:19
……はっはー。
霊能か。
なる、ほ、ど?
初めてだな。気合い足りなかったかしら。
( -1 ) 2018/12/29(土) 23:49:21
うっwwww狼wwwwwwwww
つらwwwwwwww
( -2 ) 2018/12/29(土) 23:50:09
**2分の1で狩人……闇狩人がいいな……楽だから……😇
( -3 ) 2018/12/29(土) 23:50:36
( 1 ) 2018/12/29(土) 23:51:16
( -4 ) 2018/12/29(土) 23:52:11
( -5 ) 2018/12/29(土) 23:52:21
**>>0:#3
これお屋敷の子供達ですよね……?
ネモ、ユリア、シメオン、シャル……
( -6 ) 2018/12/29(土) 23:52:46
『欲しいものがあるなら、奪えばいい。誰かが変えてくれるなんて、甘い夢でしかないのだから。あなたには、それをする力がある』
うわあああああめっちゃ最高〜!!!!!
( -7 ) 2018/12/29(土) 23:52:50
てか支配人るーぷさんでC喉と墓観れるんは
るーぷさんが役者として入った時本人有利にならんか?って思ったけど、そんなズルはしないだろう
( -8 ) 2018/12/29(土) 23:55:26
( -9 ) 2018/12/29(土) 23:55:35
うーん憑狼かそれに噛まれるかが一番早いのだけどもねー
( -10 ) 2018/12/29(土) 23:57:03
「なんだ、今のは……」
思わず呆けるが、レヴィン・メルゼブルクの言葉に我に返る。
>>1 レヴィン
「……親愛なる友人よーー私の話から聞いていただけませんか。」
( 2 ) 2018/12/30(日) 00:00:09
/*
屋敷の主人が取り出した小瓶を見てから、しばらくまともな記憶がない。
自分が何を口走ったのか。
彼が小瓶を取り出してから、いくらの時間が経ったのか。
あぁ、分かりはしないが。
アレが−−世に聞く、願いの。
*/
「ご主人……じゃなかった。ご友人?
本当に貴方の言うところの友人、という関係で私たちが間違いないのでしたら……"取引"というのは、いかがでしょうか?
およそ、友人同士で行われるやりとりを指す言葉では、ないと思うのですけれども」
/*
じっ、と一点を−−小瓶を見つめながら、エーリカは彼の提案の是非を問う。
*/
( 3 ) 2018/12/30(日) 00:00:11
「……なんだったんだ?さっきの声。気の所為にしては、はっきり聞こえたような」
>>1 レヴィン
「先にそちらの修道士さんが名乗りを上げてましたから(>>0:189)、僕はあとで構いません。もちろん、みんな平等に 話を聞いてくれるんでしょう?」
( 4 ) 2018/12/30(日) 00:01:26
「……アン?」
ポカポカとマクラを殴っていたアンが、ピタリと動きを止める。ヤバい、マズい。そんな予感。
アンはスッとマクラから離れ、ジッとドアを向いた
「デスヨネー」
ベットを抜け出し、アンの導くまま、ドアの前まで着く。次にドアをポカポカと叩き始める。
「はいはい、ちょっとまってねー」
鍵を開けて部屋を出る。ふと部屋のプレートを見ると、やはり医務室だった。何故何もないのか。既に誰かが部屋に入り全て回収したか、初めから何もなかったのか。
アンの視線は横を向く。オバケ屋敷だと聞こえた方向。やはり、そうなのか、そうだったのかと意を決して歩み始めた
( -11 ) 2018/12/30(日) 00:02:20
「……アン?」
ポカポカとマクラを殴っていたアンが、ピタリと動きを止める。ヤバい、マズい。そんな予感。
アンはスッとマクラから離れ、ジッとドアを向いた
「デスヨネー」
ベットを抜け出し、アンの導くまま、ドアの前まで着く。次にドアをポカポカと叩き始める。
「はいはい、ちょっとまってねー」
鍵を開けて部屋を出る。ふと部屋のプレートを見ると、やはり医務室だった。何故何もないのか。既に誰かが部屋に入り全て回収したか、初めから何もなかったのか。
アンの視線は横を向く。オバケ屋敷だと聞こえた方向。やはり、そうなのか、そうだったのかと意を決して歩み始めた
( 5 ) 2018/12/30(日) 00:03:06
( A0 ) 2018/12/30(日) 00:03:26
「……何、今の声は……?」
辺りを見渡しても声の持ち主はいないようだった。
不気味さを覚えながらも、目の前の男───レヴィンの様子を伺った。
( 6 ) 2018/12/30(日) 00:05:48
「やあやあみなさんコンバンハ〜」
ひらひらと手を振りながら愛想を振りまく。その間もアンは真っ直ぐと視線を変えることはない。
それに従い、トッドも歩き続け、止まった。
ピタリと止まった先は、あの異質な、顔色の悪い人物の目の前。……なにやら小瓶を持っているようだ。
>>レヴィン
「えーと、それ、貰えませんかね?」
アンの手は両手で受け取る準備をしていた
( 7 ) 2018/12/30(日) 00:07:19
( -12 ) 2018/12/30(日) 00:08:29
>>2 アイザック
ああ、君か。誰からでも構わないさ。
>>3 エーリカ
おや、嫌ならばそれはそれで私は構わないさ。
どうしても誰かに小瓶を譲りたい訳でもないからね。
>>4 ギルバート
ああ、もちろんさ。君の話も楽しみにしているよ。
( 8 ) 2018/12/30(日) 00:08:59
( -13 ) 2018/12/30(日) 00:10:16
[リオは、はっと我に返る。そうだ、あれを手に入れるためには自分も話さなくては]
>>8 レヴィン
僕の話も、聞いてはくれませんか。
( 9 ) 2018/12/30(日) 00:10:50
( -14 ) 2018/12/30(日) 00:11:47
>>7 トッド
ああ、構わないよ。私を楽しませてくれるのならね。
君はどんな話をしてくれるのかな。
( 10 ) 2018/12/30(日) 00:13:03
( -15 ) 2018/12/30(日) 00:17:13
まじのまじのまじ?今回も本物?今回は偽物?えっ?
ああああああああぁぁぁ私の中のシャルロッテ力を貸してああああああああああああああああ死んでるうううううううううううううううううううううううううううう**
( -16 ) 2018/12/30(日) 00:19:13
シスメに皆が居て私の心臓は止まった。
もう終わりで良い……
哀願の村、完!!
うううううううううううううう**
( -17 ) 2018/12/30(日) 00:21:17
>>7レヴィン
「楽しませるぅ…?話ぃ……?」
なにを言っているんだこいつは。
とりあえず何か話して満足させられたら良いと言う感じなのか?
チラリと周りを見ると、話そうとして自分に腰を折られたような顔をする人がいた(>>2)
>>アイザック
「ああ、ごめんなさいね〜どうぞどうぞお先に。」
「ね、アン、この小瓶をもらうには何やら条件があるらしいよ?」
お手並み拝見といきますか、なんて思いながらアンを諌める。“ちょうだい”をする彼女の手は、トッドの言葉を理解したのか、手を下ろした。
( 11 ) 2018/12/30(日) 00:21:49
シャーマン トッドは、アンの頭を「よくできました」と撫でた
( A1 ) 2018/12/30(日) 00:22:09
( -18 ) 2018/12/30(日) 00:22:38
シャーマン トッドは、楽しませるような話ってなんだろうな?って思ってる
( A2 ) 2018/12/30(日) 00:24:36
シャーマン トッドは、暇なので目線をいろんな人に向けて観察し始めた
( A3 ) 2018/12/30(日) 00:25:03
『ーー、ーー、ーー』
誰かの声を聞いた。
耳元で囁くようなほんの幽かな声。それでもその声は真っ直ぐに彼女の芯を打った。
「……」
すとん、と胸の奥で音がする。
頭では何も理解出来ないほどの圧倒的なものが、アウローラの心臓を握り潰さん勢いで揺さぶった。
「……ああ」
「あなたは」
( 12 ) 2018/12/30(日) 00:29:49
( -19 ) 2018/12/30(日) 00:30:49
( -20 ) 2018/12/30(日) 00:31:37
( -21 ) 2018/12/30(日) 00:31:54
( 13 ) 2018/12/30(日) 00:32:36
シャーマン トッドは、口笛を吹きながらアンと手遊びを始めた
( A4 ) 2018/12/30(日) 00:34:58
>>トッド
「あーーいえ、お気になさらず。……ええと、確か初めましてですよね。私はアイザックといいます。あとでゆっくりお話しましょうね。」
反射的に穏やかな笑みを向けて、ぺこりと会釈をする。
みんなあの小瓶が欲しくて仕方がないのだろう。僕だって譲る気はないが、チャンスというのは平等に与えられるべきだ。
わずかばかりに緊張した面持ちで、レヴィンに向き直る。
>>8 レヴィン
「……まず、僕の身の上話には、欠かせない登場人物がいます。その人物について、この屋敷の当主たる貴方に伺いたいのですがーー貴方はエズレル・ツァデックという男をご存知でしょうか?」
百年も昔に存在していた男のことを、覚えていないと言われればそれまでだ。
けれどまずは、僕の話をする前に、その男のことを確かめなければならなかった。
( 14 ) 2018/12/30(日) 00:35:19
( -22 ) 2018/12/30(日) 00:36:36
ヒューズは、レヴィンに差し出した前脚を引っ込め、アイザックの話に耳を澄ませている
( A5 ) 2018/12/30(日) 00:39:16
( -23 ) 2018/12/30(日) 00:40:41
プロ最後のシスメでもう死んでいい。私幸せだった。ありがとうるーぷさんさようなら**
( -24 ) 2018/12/30(日) 00:42:36
( -25 ) 2018/12/30(日) 00:43:10
( -26 ) 2018/12/30(日) 00:44:14
( -27 ) 2018/12/30(日) 00:46:17
( -28 ) 2018/12/30(日) 00:46:43
( -29 ) 2018/12/30(日) 00:48:18
( -30 ) 2018/12/30(日) 00:49:43
( A6 ) 2018/12/30(日) 00:49:56
シャーマン トッドは、修道士 アイザックにヒラヒラと手を振った
( A7 ) 2018/12/30(日) 00:50:08
>>8 レヴィン
「……うーん、不思議なお方。
譲る気持ちは、きっと確かにおありなんでしょうね。本当に、貴方を楽しませられたものに、きっと譲られるのでしょう。
まあ……身の上話を根掘り聞く行為を、"友人"に強いるのも、何かと思っただけ、でございます」
/*
分かりきってはいるが、このご時世にあの小瓶の噂を聞いて飛びつくような人間に、まともな人はいないだろう。
自分の今の状況を棚に上げて、おそらく同じ目的のために集ったこの場の人間を見てそうごちる。
それを、分かりきった上での、卿の提案。
畏敬の一言である。
趣味が−−悪い。
*/
( 15 ) 2018/12/30(日) 00:52:16
今回RPでしようと思ってたことと今湧き上がってる気持ちの剥離に私が着いていけてない。違うのに。違うのに
会いたいすごく会いたくて堪らないシャルはこんなこと言わないのにこんな拗らせてないのにどうしようこんなに動揺してるの私だけなの????皆私の灰見て引かない????え????**
( -31 ) 2018/12/30(日) 00:53:39
( A8 ) 2018/12/30(日) 00:57:14
マシュマロさんに解釈違いと言われてしまう……
待って今すべきことそれじゃなくない???アウローラで居られない……**
( -32 ) 2018/12/30(日) 00:57:36
私が……私がキモい……助けてマシュマロさん……うっうっ……**
( -33 ) 2018/12/30(日) 01:00:13
なんで狩人とか表示されてるの????これさえ無ければここまで動揺しなかったよなんなの??この役職
私はアウローラ!!!!!!!!満たされない思いを何かで満たしたいアウローラ!!!!!!!!!幸せになりたいアウローラ!!!!!!!!!**
( -34 ) 2018/12/30(日) 01:10:07
駄目……暫くアウローラに戻れそうにない……静かにしてよう……**
( -35 ) 2018/12/30(日) 01:14:13
まだ見ぬ運命の君へ
さあ。遂に君に会える時が近づいている。
何か、変な力を得たような感覚がするが、些細なことだね。
君をこの手に抱くために、僕はあの主に何を話せばいいのだろう?
君は、何かアドバイスをくれたりはしない?
……だめか。自分の手で、君を迎えに行かなくてはね。
うん。頑張ってみよう。君は見ていてくれ。
( -36 ) 2018/12/30(日) 02:07:49
( -37 ) 2018/12/30(日) 06:27:44
( -38 ) 2018/12/30(日) 06:30:34
「楽しませたら、ねえ」
友人とは、利害の一致で成り立つもの──。
なるほど、この男と俺はきっと『友人』になれたとて親しくはならないだろうと思った。もちろん、双方がそう思ってるのなら、それは幸せなことなのだろうが。
取り敢えずは様子見だ。俺は話を始めた人の良さそうな男の顔を眺めた。
「…………願いには相応の対価がいる」
( 16 ) 2018/12/30(日) 06:40:31
へぇ、それが願いを叶えるヤツなんだ。
[小瓶、そしてこの人数。
勝ち取らなければいけないのは明白だった。
しかし、どうやって?
レヴィンの言う通り、
いちばん楽しませれば良いのだろうか?
語り出すアイクをぼんやり見つめながら、
考えている]
( 17 ) 2018/12/30(日) 07:08:04
…話し合い?言葉の力?
そんな生ぬるいはず、ないでしょ。
[クスクスと、小さな声で。
どこからともなく聞こえた声も、
きっとそれを示していた]
( 18 ) 2018/12/30(日) 07:13:37
/*
本物のパパとママがほしいだけなのに、
狼って言われても…まあ、善性はないから余裕か。
*/
( -39 ) 2018/12/30(日) 07:27:26
あっちゃ〜……ついウトウトしちゃったよ……
気付いたら知らない人がいるし、みんなはざわついてるし。一体何が起こってるんだろう?
( 19 ) 2018/12/30(日) 07:37:43
憑狼はやだっていったやんかああああああああああああ
( -40 ) 2018/12/30(日) 07:39:29
( -41 ) 2018/12/30(日) 07:39:57
これはもう求婚されるしかない。
オトコが求婚者だったらもうどうしようもないけど
今日はめっちゃ女の子に話しかけよう。
( -42 ) 2018/12/30(日) 07:41:06
( -43 ) 2018/12/30(日) 07:41:38
( -44 ) 2018/12/30(日) 07:42:16
( -45 ) 2018/12/30(日) 07:45:34
( -46 ) 2018/12/30(日) 07:45:51
>>0:129 レヴィン
瞬く間というのはまさにこのことなんだろう。
そんなことを思いながら頭は状況を飲み込めないでいた。
先ほどまでホラーじみた鬱蒼とした洋館は、瞬きをして目を開くと色を宿していた。
そして更に一つ顔ぶれが増えていた。
そいつは自分達を友人と言う。
「ここ数年で友人になったやつ…ではないよな。
俺は願いを叶えたくてここに来た。
レヴィン、でいいのか?
俺はライと呼んでくれ。よろしく。」
誰かにそう名乗っていたように聞こえたことを確認しながらそれに挨拶をした。
>>0:179 レイコ
「運命で片付けるには厄介そうな臭いがするけどな。
レイコ…レイコな。
ああ、よろしく。」
名前を呟きながらレイコの名前と特徴をメモに書くと顔を上げて微笑んだ。
( 20 ) 2018/12/30(日) 07:47:13
( -47 ) 2018/12/30(日) 07:47:56
( -48 ) 2018/12/30(日) 07:48:22
昨日は慣れない森を歩いて疲れていたのかいつのまにか目を閉じていたらしい。
ーー
一つ欠伸をしながら起き上がり周りを眺めると知らない場所にいた。
「………どこだここ。」
それなりに位の高い貴族が住んでそうな洋館だ。
自分にそんな知り合いはいないはずだが。
そして周りには10人以上の知らない人間がいた。
そこまで考えて胸ポケットにメモ帳が入っていることに気付く。
律儀にメモを取る習慣もないはずなのになぜ持っているのかわからなかったがとりあえずそれを開いた。
そこには自分の字で今に至るまでの経緯が細かく書かれていた。
集中して読もうとするが頭痛がしてきたので休み休み現状を理解する。
「あー…そういうこと。」
( 21 ) 2018/12/30(日) 08:08:32
>>0:170 レイコ
何だよニマニマして!
……レイコ?耳馴染みの無い響きの名前だな……ま、呼ぶ必要があれば思い出すよ。
/*
踵を返した相手の背中に名乗ることもない。
誰もかれもそよ風に吹かれたような顔をしているように見えて、憤然としながらカップに並々と注いだ水筒の中身を飲み干した。
*/
ちくしょう、何なんだよ……
( 22 ) 2018/12/30(日) 08:21:39
…………?
/*
ざわり、と部屋の空気が動いた。
視線を集める何かが場に現れた。
どくり、と瞬きの間心臓が止まった。
血管の中に何かが潜り込んだ。
*/
( 23 ) 2018/12/30(日) 08:22:08
**
喪失って記憶喪失かあ。
なんとなくこはるちゃんぽいかな、ライ
( -49 ) 2018/12/30(日) 08:22:44
>>レヴィン
「エズレル・ツァデックは僕の高祖父です。ですから貴方にとって、僕ーーアイザック・ツァデックは親友の子孫ということになります。」
親しい友の子孫が百年後に尋ねてくる。それは一体、どんな感覚なのだろう。単に懐かしさを覚えるのだろうか。それとも、もっと他の感情が肺を満たすのだろうか。
見るからに変わり者の彼は、もしかしたら後者かも知れないと僕は思った。
「高祖父の手記には、貴方のことがしきりに書かれていました。“森の奥の屋敷に面白い男が住んでいる”、“引きこもってばかりいる変人だが退屈しない”、“女の趣味だけはいい”ーー。」
僕はまず、彼の興味を引くために高祖父の話から始めた。
( 24 ) 2018/12/30(日) 08:46:33
ツァデック家はもともと市井の人間であったが、高祖父の代に莫大な財を築き上げたことも話した。
金とそれに付随する権力を手に入れた高祖父が、名声を得るために爵位を買い、とある街の領主となったこと。美しい女と結婚をして息子にも恵まれたこと。
友人である彼なら、既に知っている話かも知れないが。
「高祖父は名声のためなら努力を惜しまない人間だったそうです。男爵となってからは、貴族社会に慣れるために積極的に社交界に足を運んでいたとか。……けれど、貴族たちの態度は冷ややかなものでした。」
「“金で爵位を買った卑しい家”ーーそう影では囁かれていたようです。」
( 25 ) 2018/12/30(日) 08:47:43
**
アイザックは順当にたかみをさんなんやか。文体もぽいと言えばぽい。
アイザックって聞くとアイザック・アシモフ浮かぶね
( -50 ) 2018/12/30(日) 08:53:54
/**/もはやこれならシスルも狐引きたかったよな……。そしたら六村連続第三陣営だったのに。
( -51 ) 2018/12/30(日) 09:00:09
( -52 ) 2018/12/30(日) 09:04:12
/*
狂人さんが静かだなー…
ちょっと指示聞いてから従うか決めようと思ってる。
*/
( -53 ) 2018/12/30(日) 09:10:35
>>14 アイザック
ああ、私の大切な『家族』だね。彼は欲望に忠実で、退屈しない男だったさ。
>>15 エーリカ
おや、『友人』とはそういうものだろう。
どれだけ相手の弱みを握り、優位に立てるか。
>>20 ライ
ふふ、そうだね。私は君を知らなかった。
小瓶が欲しいなら君も私を楽しませてはくれないか。
( 26 ) 2018/12/30(日) 09:11:58
**
そろそろ人外やりたかった気も否めない、第三陣営とか。でもC国狂人だったら胃痛で死んでたと思うしこれはこれでRP振り切ろう。
( -54 ) 2018/12/30(日) 09:13:37
( -55 ) 2018/12/30(日) 09:13:55
**
あーーーーでもこの村の人外超楽しそうだな……!!
ID変えてから脱狼陣営芸人だから
( -56 ) 2018/12/30(日) 09:15:19
友人……友人かぁ。
ぜんっぜん心当たりないや……困ったなぁ〜。
楽しませるって何なんだろ。
はぁ……よくわかんない状況になっちゃったなぁ。
( 27 ) 2018/12/30(日) 09:21:45
( -57 ) 2018/12/30(日) 09:27:06
>>23 ベガ
……こんなところに、子供。
「おい、嬢ちゃん。こんなところにアンタみてーなのがいたら、あぶねえぜ」
俺は、ついそう声をかけていた。館の主人の話はきな臭さに満ちた話だった。
俺は──そしておそらくはここにいる人間すべてが──主人と知り合いでもないし、まして友人なんかじゃない。つまるところこいつからしたら盗人なのだ。
「な、悪いことは言わねえからここから出てってママのところに帰りな。なんなら途中まで送ってやろうか」
まだ、間に合えばの話だが。
( 28 ) 2018/12/30(日) 09:29:10
>>27 ミト
あっ、ねぇねぇ!
[戸惑った様子の青年を見つけると、
突然肩を組んで声を潜める]
…あのオジサン、知ってる?
いきなり出てきて友人だよって、
まじ訳わかんなくない…?
( 29 ) 2018/12/30(日) 09:32:44
>>26 レヴィン
「大切な家族……」
反吐が出る言葉だと思った。
僕は何よりもこの血を憎んでいたから、僕たちの不幸の原点ともいえる高祖父を大切といえる存在がいることに、驚かざるを得なかった。
「……そうですか。だから高祖父も、貴方たち一家に拠りどころを求めたのでしょうね。」
世間に疎く、頓着しない存在は、ある種の救いだったのかも知れない。
「彼は、貴族たちに出自を馬鹿にされるストレスを、家族で晴らしました。それに耐え切れなくなった妻と息子は、庶民の男の元へと駆け落ちして逃げ出します。」
僕は続ける。
( 30 ) 2018/12/30(日) 09:34:35
>>レヴィン
あの、その、こ、こんにちは……。
僕はミトです。あの〜、願いの叶う小瓶があるって聞いてきたんですけど、それ本当なんですか?
**
わーい!話しかけられた!!
今回分かりやすいクソガキムーブ貫きたいんだけど頑張れるかな、頑張ろうな
( -58 ) 2018/12/30(日) 09:35:46
>>29 アデリーナ
(うわっ……ちょっ、急に、近い……)
ぼ、僕もよく知らないんだよね〜……
あはは、忘れてるだけだったらすっごい失礼なんだけどね〜。
お姉さんも……知らないの?
( 31 ) 2018/12/30(日) 09:38:17
高祖父のもとから逃げ出して、ようやく妻と息子は新たな人生を掴める筈だった。
けれどその結果は、駆け落ちをした相手に金を騙し取られ、二度に及ぶ夫の裏切りに絶望した妻の自死。
息子はそれでも一人で必死に生きた。
もしそのまま彼がツァデック家に戻らずに生きていたら、ひょっとしたら彼だけでも、それなりに悪くない日々を送ることができたかも知れない。そうして、僕やレティシアが生まれることもなかった。
けれど彼は、六年後に父の死の報せを受けて、屋敷に舞い戻った。父に虐げられた恨みを忘れたわけではなかったが、財産は守らなければならないと感じたのだろう。
「詳しいことまで分かりませんが、その高祖父の死はこの屋敷で起きたものだと、調べて知りました。」
そう挟んでから、彼にとっては親友の息子ーー僕にとっては曽祖父にあたるローマン・ツァデックの話を再開する。
( 32 ) 2018/12/30(日) 09:49:01
シャーマン トッドは、相変わらずアンと手遊びをして遊んでる
( A9 ) 2018/12/30(日) 09:49:23
( -59 ) 2018/12/30(日) 09:54:38
>>31 ミト
やっぱりー?
あたしも全然知らないんだよね!
もしかしたらお客さんかもだけど、
それなら友人なわけないじゃん?
あのオジサンと楽しんでもらえば、
あの小瓶が手に入る…ってことらしいけど。
[あの人、身の上話に興味があるとは思えないんだけどな。語り続けるアイクを見やって、呟いた]
( 33 ) 2018/12/30(日) 09:57:44
ふふふ。語るもの知らぬ方々よ、どうぞあがきなさい、求めなさい。
私が見物人ですって?
あなた方こそ、私とレヴィンの物語を見物する側だというのに。
ああレヴィン、千の言葉を求めますか?
万の誓いを求めますか?
ただひとつの私を求めることを、いくつの夜私は願い続けたでしょうか。
( 34 ) 2018/12/30(日) 09:58:54
館の主 レヴィンは、修道士 アイザックの話をそれとなく聞いている。
( A10 ) 2018/12/30(日) 10:03:10
>>34 ガラン
ふふ、私の愛しい人。
君のために、彼らには働いてもらうからね。君が喜んでくれると嬉しいのだけれど。
( 35 ) 2018/12/30(日) 10:05:55
( -60 ) 2018/12/30(日) 10:05:56
( -61 ) 2018/12/30(日) 10:06:04
>>33 アデリーナ
そっか、お姉さんも知らないんだね。
あの人を楽しませればいいって言っても、何が好きか知らないしなぁ。
こんなことなら、芸の一つでも覚えておくんだったよ。
お姉さんは、どうするの?
お姉さんも小瓶が欲しくてここまできたんでしょ?
( 36 ) 2018/12/30(日) 10:09:54
「ツァデック家に戻った彼は、立派に当主としての責務を果たしていたそうです。妻や息子、娘にも恵まれて、父のようにだけはならんと言い聞かせながら、家族を大事にして暮らしていました。」
ーーしかし、血は繰り返す。
「意識すればするほど、嫌悪すればするほど、人はその対象に知らず知らずのうちに近づいてしまうものです。それが、血であるならば尚更。」
僕は曽祖父の人生の結末を話す。
なんてことはないーーあれだけ厭っていた父のように彼はなり、金でなんでも解決し、溜まった鬱憤は暴力で晴らした。
よくある話。家庭内暴力を受けていた子もまた、自分の子に同じことをしてしまう。
そうして娘と息子に恨まれた彼は、ヒ素によりあっさりと殺された。
( 37 ) 2018/12/30(日) 10:11:31
喪失の意味は単純に短期記憶喪失だから( ◜ᴗ◝ )
そんな病名ないけど本気の病名言ってもわかんねーしな
1年前に事故で重体になってなんとか一命を取り留めたけど頭を打った衝撃で記憶力が低下してる
ちゃんとした自分の最後の記憶は5年前
その間にあった出来事は時系列がバラバラで覚えてたり忘れてたり
そして直近の出来事は一定時間経つと忘れる
一定時間は数時間だったり数分だったり
文字の読み書きはできるけど続けると頭が痛くなってくるからあんまり長くできない
ちなみにこれ私の兄貴がバイクで事故ってガチでなったやつ( ◜ᴗ◝ )
( -62 ) 2018/12/30(日) 10:15:26
( -63 ) 2018/12/30(日) 10:20:38
モデル ギルバートは、修道士 アイザックの話を腕組みしながら聞いている。
( A11 ) 2018/12/30(日) 10:24:19
/*
次回、狼達の沈黙使う時は先に管理人さんに連絡しておこう。
さすがに800ポイントは少ないよなぁ。
これはるーぷさんの確認不足だった。
*/
( -64 ) 2018/12/30(日) 10:33:18
記者 ノエルは、修道士 アイザックの話を静かに聞いている。
( A12 ) 2018/12/30(日) 10:39:04
>>26 レヴィン
/*
突如現れた存在だというところも含め、エーリカはあぁ、と嘆息する。
人の腹の中から出てきた人でもなければ、ならば言語の出典も違う。根本から、彼の言葉と、少なくともエーリカの言葉では、引用する辞書が違うのだ。
レヴィンはエーリカを含めこの場のものを『友人』と称したが、彼女はレヴィンを指してこういうだろう。
『邪悪』だと。
*/
「名を知られるのは出自を知られる、でしたかね。
相手の過去を−−弱みを喋らせて優位に立つ。
とても明快で分かりやすい趣味です。
それでしたら……私は力不足かもしれません。
何一つ面白いものなく、この場に呼ばれたんですから」
( 38 ) 2018/12/30(日) 10:39:07
迷子キャラでふわふわやってたのがレヴィンにつられて妙に芯を強く持ってしまう。
初日からキャラが掴めないな。どうしようかなプロでどんな喋り方してたんだっけこの子は。
( -65 ) 2018/12/30(日) 10:40:35
「そうして僕の家は廻りました。
曽祖父を殺した兄妹は、その境遇から互いを愛し合うようになり、僕の父を産んだがーー丁度その頃、領土の不作が続いて……だから彼らは父を産むだけ産んで、屋敷に置いて出て行ってしまったんです。」
ここからは、僕に大きく関わってくる話だ。
レヴィン・メルゼブルクが話半分に聞いているのは分かっていたけど、それでも僕は語り続けた。
「残されたのは借金だらけの屋敷。父は苦悩していました。実の両親が兄妹同士で関係を持っていたことにも、名状しがたい思いを抱いて……それでも、妻をもらって僕と妹をもうけて、幸せな家庭を築こうとしていた。」
そう、最初のうちは。
ーーツァデック家は呪われている。
屋敷を手放さなければならなくなった父は、酒に溺れて僕たちに暴力を振るいながらそう言った。
( 39 ) 2018/12/30(日) 10:40:53
しっかし可愛いメイドだな。
おうちにほしい……マフラーメイドおうちにほしくない……?
おうちにいてほしいメイドにしよう。
そうしよう!
( -66 ) 2018/12/30(日) 10:41:26
**共生の時よりレヴィン冷たい気がしますが、あの時は家族で今は友人ですもんね……
( -67 ) 2018/12/30(日) 10:46:44
>>36 ミト
あたしにできるのは、悦ばせることだけ。
あとは全部独りよがりだから…
わかんないのよね。
さっき、なんか聞こえた気がしたけどぉ…
意味わかんなかった!
もしかしたらヒントだったのかも。
あなたは?芸はないって言ってたけど、策はないの?
( 40 ) 2018/12/30(日) 10:48:08
/*
隣では、まぁしばらくは退屈しないであろうとある一家の話が修道生の朗読によりまるで懺悔のように謳われているが、聞くところ彼の家も、またレヴィンという人物の家も相応に翳った歴史があるらしい。
−−あぁ、なるほど。
だから私は、この屋敷に呼ばれたんだろう。
頭に響く誰とも知らない声に、私の願いはここにある、とそう呼ばれた。
ある程度の納得を得られた。
ゆくゆく全容も知れると踏んで、残る疑問は二つ三つ。
私の今のこの格好。
そして時々失われる意識と−−今朝に聞こえたまた別の声。
*/
( 41 ) 2018/12/30(日) 10:48:14
「それでも暴力は耐えられました。僕が何より恐れていたのは、優しかった父が、僕たちに暴力を振るうことではない。……僕もこの血に呪われて、いつか愛した誰かに同じことをしてしまうかも知れない。僕が恐れていた相手はーー未来の自分でした。」
やがて、ツァデックは没落した。
その折に、父が何年も妹に性関係を強要していたことを知り、僕は妹の手を引いてあの男の元から逃げ出した。
そして、拾われたのが今の修道院。
僕は修道院での暮らしについて、レヴィン・メルゼブルクに話した。
自給自足で、自分たちで作った木靴を履いて、農耕や牧畜を営む。沈黙と祈りと労働に象徴される生活は、厳しさもあったが、ともに安らぎも与えてくれた。
「けれど、妹のレティシアの心は救われなかった。」
( 42 ) 2018/12/30(日) 10:48:24
これ共生アド強すぎるな。
いや私が思いっきり開幕でフィトネモ出したのは悪いんだけどさ。
エズレル全力じゃん。あとシメオン顔は共生知っててやってるのかな。知らないでやってる可能性も多少ありそうだからそれはそれで面白そうだ。
( -68 ) 2018/12/30(日) 10:50:03
( -69 ) 2018/12/30(日) 10:54:21
「ある日レティは、庭にある草花を摘んで毒薬を調合し、自らの命を断とうとしました。」
あの日の光景を、僕は何年経っても忘れないだろう。
本当は定められた時以外、修道士同士の接触は禁じられていたけれど、その日は妙に胸騒ぎがしたのだ。
半身を喪うような焦燥感ーー実際あの時、僕はレティを失いかけたのだが、ともかく床に倒れる妹を見て、僕は思ったのだ。
ーー強く強く願ったのだ。
そこまで話して、一度言葉を切る。
>>レヴィン
「神に仕える者は生きたいように生きるのではなく、神が命ずるように生きなければならない。つまり、一切の願望を持つことがご法度です。
ミスター・メルゼブルク。そんな僕が駆られた願望とは何か、分かりますか?」
( 43 ) 2018/12/30(日) 10:59:29
/*
「それ」が欲しければ取引として楽しませろと言う。
己とお前たちは友人であり、友人とはそういうものだ、と。
異様だ。異様だし、惨めだ。
異様なものは悍ましいし、惨めなことは許しがたい。
それでも、そのために真実かどうかも分からぬ噂話を辿って遥々来た。
発ってすぐに替えた靴底は擦り切れはじめている。
*/
/*
すでに口火を切った者がいて、それは焦りとともに利き足を踏み出させるには十分だった。
けれどそれは一歩で止まった。呼び止める別の声があったからだ。
*/
…………チッ。
( 44 ) 2018/12/30(日) 11:01:43
トレブル ベガは、眉根を寄せて声のした方を振り返った。
( A13 ) 2018/12/30(日) 11:02:49
>>28 シュウジ
はあ?ここがやばい場所だなんてもう頭のてっぺんから足の裏まで分かりきってるね。
ご忠告痛み入るよ。僕だってアンタと同じ目的で来てるんだ。
子どもだからって見くびるな!
おとぎ話の兄妹じゃあるまいし、自分で来た道くらい戻れるさ。
それとも何?
ライバルは少しでも減らしておこうって魂胆なわけ。
( 45 ) 2018/12/30(日) 11:03:33
>>40 アデリーナ
喜ばせられるって、それはとってもいいことだよ!
独りよがりかどうかは、わかんないけどさ、僕は……うん、とっても素敵なことだと思う!
どうやるの?お姉さん歌とか歌うの?
策かぁ〜ちゃんと考えてはないんだよね〜。
そもそもここに来るときは、こんなに人がいると思わなかったしさ。
でも……なんとかして、手に入れてみせる。
( 46 ) 2018/12/30(日) 11:05:16
「……。僕の願いはこうです。」
口の中に溜まった唾液を飲み込んで、僕はゆっくりと口を開く。
レヴィン・メルゼブルクがこうして現れるまでは、隠し続けようと思った願い。
長ったらしい身の上話をするのは気が重たかったし、妹の病気ということにした方が同情を引けると思ったから、ノエルさんには嘘をついたがーー。
「“過去から現在、それから未来まで、ツァデックの血が流れる者の人生を全てなかったことにしたい”」
( 47 ) 2018/12/30(日) 11:12:26
「このお屋敷に来てからこんな事ばかり!」
理解を超える出来事続きで頭を抱えた。しばらくそのまま考えた後、顔を上げ状況をみる。
あの小瓶の持ち主はこんなに大勢の話を聞いていくつもりなのか、自分が話せる番は回ってくるのか。心配。
しかし、 その時までは話に耳を傾け待つ事にした。
「楽しいお話を考えておかなくちゃね。」
( 48 ) 2018/12/30(日) 11:12:41
( -70 ) 2018/12/30(日) 11:18:10
>>ミト
…ふふ、ひみつ。
[唇に人差し指を当てて。]
そうよね、あたしも。
小瓶を手に入れたかっただけで、
奪い取りたかったわけじゃないのよね。
( 49 ) 2018/12/30(日) 11:19:49
>>レヴィン
「……主は、自死することを何よりの大罪としています。自ら命を絶った者は、罰として永遠の呪いを受け、天国への門は閉ざされてしまう。別にそれはいいのですーー今更僕たちが楽園へ行けるなどと思ってはいません。」
僕は倒れる妹を見た時、直感した。
どんなにあの家から離れようと、僕たちが本当の意味で悪しき血の呪いから解き放たれることはないと。
それこそ、自殺したとしても、汚名は残り続ける。そんなのは、耐えられなかった。
「存在そのものを世界から消したいという願望は、きっと自殺よりも罪深いものです。けれど、僕たちにとっての希望は、もはやそれしかない。」
( 50 ) 2018/12/30(日) 11:23:37
そして僕は、穏やかな表情を浮かべる。
こうして神様以外の誰かに懺悔するのは初めてのことで、それが僕の姓を知る者だったから尚更、僕は少しすっきりした。
「……“どんな願いも叶う魔法”があれば、僕たちの人生を最初からなかったことにできる。こうして出会った人たちからも、僕たちの存在はなくなる。
僕の父も、祖父も曽祖父もみなーー貴方の友であるエズレル・ツァデックという存在でさえ初めからなかったものとして扱われ、この血を知る者は未来永劫現れない。」
それが僕とレティシアの願いだ。
こんな願いを叶えられるのは、魔法しかない。
「以上が、私の話です。……少し話しすぎましたね。聞いてくださり、ありがとうございました。」
( 51 ) 2018/12/30(日) 11:27:31
記者 ノエルは、修道士 アイザックが話終えたのを見て、紅茶を差し出す。
( A14 ) 2018/12/30(日) 11:31:04
( A15 ) 2018/12/30(日) 11:31:12
( A16 ) 2018/12/30(日) 11:31:12
修道士 アイザックは、記者 ノエルからの紅茶を受け取り、眉を下げて礼を言った。
( A17 ) 2018/12/30(日) 11:31:49
記者 ノエルは、修道士 アイザックににこりと微笑んだ。
( A18 ) 2018/12/30(日) 11:33:06
>>レヴィン
「キッチンがあったので、お借りしました
事後報告ですけど、友人という割に私達にお茶を出してくれるメイドや執事もいませんし、いいですよね?
後、話の事ですが自分の話でなくてもいいですか?
私、アイザックさんみたく壮絶な人生を送ってないし、家柄もふっつーの家なので……自分の話となるとすぐ終わっちゃうんですけど」
( 52 ) 2018/12/30(日) 11:35:12
修道士 アイザックは、記者 ノエルのカップにお茶を注いだ。
( A19 ) 2018/12/30(日) 11:35:15
修道士 アイザックは、記者 ノエルに「ご一緒しても?」と。
( A20 ) 2018/12/30(日) 11:35:32
/**/
外に出したい設定は出せたから、死んでも大丈夫。
( -71 ) 2018/12/30(日) 11:36:31
>>49 アデリーナ
……(呆けた顔で見つめる)
そ、そっか、そうだよね。
キギョーヒミツってやつだよね、ごめんね変なこと聞いて。
( 53 ) 2018/12/30(日) 11:37:24
記者 ノエルは、修道士 アイザックがお茶をいれてくれた事に礼を述べる。
( A21 ) 2018/12/30(日) 11:39:41
ずるいなあと思う。
そんな「面白い」話をトップバッターにされてしまったら、僕の話なんてきっと面白くないだろうな、とも。
──そうは言っても、作家でもなし。
「まあ、話してみるしかないかなあ」
( 54 ) 2018/12/30(日) 11:39:51
記者 ノエルは、修道士 アイザックに「喜んで」と微笑み、紅茶を一口飲んだ。
( A22 ) 2018/12/30(日) 11:40:54
モデル ギルバートは、修道士 アイザックの方をちらりと見た。
( A23 ) 2018/12/30(日) 11:41:54
**ノエルは自分の身の上話恥ずかしいけど私はしたい……
そもそも願いの小瓶が欲しい理由を言いなさいと言われてるから言えばいいんだろうけど……駄々こねてしまった……
( -72 ) 2018/12/30(日) 11:43:20
/**/
また私は……お茶をせびる人間に……。
いやこれはでも、800ptなのが悪くない?
( -73 ) 2018/12/30(日) 11:43:37
>>45 ベガ
「あっはは! こりゃあ参ったな。元気な子供は好きだぜ」
俺は目の前のオレンジ頭をかき混ぜるように撫でた。
「見くびっちゃないさ。でも、生憎俺は大人なんでな。子供を守る義務がある。
…………そうかあ、アンタにも叶えたい願いがあるんだな。一人で来たのか?」
お節介だと分かっていても、もう何年もあっていない弟に姿が重なって、放っておけなかった。
「はは、そんなつもりはねえが、確かにアンタが帰ってくれたらそういうことになって助かりはするな!」
( 55 ) 2018/12/30(日) 11:44:25
**
ギルバートるーぷさんかなあ?ちかちゃんかもとも思ってたんだけど。
シャーマンは凪さんかな
( -74 ) 2018/12/30(日) 11:45:15
修道士 アイザックは、モデル ギルバートと一瞬目が合い、少し困ったように微笑み返した。
( A24 ) 2018/12/30(日) 11:45:44
**
エーーーーッベガは見た目以外可愛くないガキだけど中の人はちょろいのでシュウジ好きです
( -75 ) 2018/12/30(日) 11:46:21
>>ノエル
「紅茶、美味しいです。ありがとうございます。」
と改めて礼を言ったあと、逡巡したのちに苦笑しながら口を開いた。
「不治の病を患った妹がーーなんて、嘘を言ってすみませんでした。」
( 56 ) 2018/12/30(日) 11:47:43
>>26 レヴィン
「楽しませるねえ…」
困った。
自分は口が上手くない自覚はある。
壮絶な身の上話があるわけでもない。
ただ少し特殊な状態だがさして面白味もない。
そこにノエルが茶を用意している姿が入ってくる。>>52
突然まるで栄華を誇った時に戻ったような洋館に更には飲み物まであるならば…
「話じゃなくても楽しませればいいなら食事なんてどうだ?
キッチンを好き勝手使っていいのなら、だけどな。」
どこもかしこも怪しいのだからキッチンに曰くがあったりするならば別の案でも考えようと肩を竦めてみせて。
( 57 ) 2018/12/30(日) 11:49:56
/**/
命を懸けて叶えたい願望が、「自分の存在なかったことにしたい」ってなんか寂しいよなあ。
( -76 ) 2018/12/30(日) 11:50:09
( -77 ) 2018/12/30(日) 11:50:24
楽しませるって言ったって、
そんな長い話じゃないのよね…
楽しくないし。
あたしも紅茶飲みたいな。
カップケーキとかあるかな?
[キッチンに向かうことはなく、
側にあった高級そうな椅子に脚を組み座る。]
( 58 ) 2018/12/30(日) 11:57:30
>>56 アイザック
「ならよかったです
立派な屋敷ですし、きっとよい茶葉だったんでしょうね」
勝手に拝借した手前、聖職者にそう言うのはと思ったが、いずればれるので隠さず言った。
どこか気まずそうな彼に、力の抜けた笑い方をし、明るい雰囲気を身に纏うようにした。
「あははっ、いいんですよー!気にしなくて!
私、最初に言ったじゃないですか、初対面の人に不信感はないんですか?って!
私の言った事、守ってくれたんですよね?」
こういう時は無神経な女を演じた方が彼の気も楽だろうと、鞄の中からまだ余っているクッキーを一枚取り出し、紅茶と共に食べ始めた。
( 59 ) 2018/12/30(日) 12:01:01
/**/御堂家の家訓多分友は生涯の宝、何があっても友情を守れ
とかなのかもなあ……
( -78 ) 2018/12/30(日) 12:02:28
**ギルバートとライが肩を竦めたのでたかみをさんに見えますが、身の上話的にアイザックしかありえなくない?と思ってます
お亡ちゃんっぽい人も2人いますし、???ってなる……😇
( -79 ) 2018/12/30(日) 12:03:00
( A25 ) 2018/12/30(日) 12:03:03
ヒューズは、皆に見えるよう、テーブルの上へと身を躍らせた。
( A26 ) 2018/12/30(日) 12:06:48
( -80 ) 2018/12/30(日) 12:07:32
「さて、誰も話さないようなら私が次鋒を担っても良いかな?何しろ、こうやって皆の前で話すのは久しぶりでね、せっかくの機会だ、逃したくないものなのだよ」
そう言い放ち、辺りを睥睨する。誰も異議を申し立てる者が居ないのなら話し始める事としよう。
( 60 ) 2018/12/30(日) 12:09:34
( A27 ) 2018/12/30(日) 12:09:47
記者 ノエルは、猫ちゃん!!と思ったが、顔は平静を装いつつも、ちらちら見ている。
( A28 ) 2018/12/30(日) 12:11:57
修道士 アイザックは、ヒューズが喋ったことにびっくりしつつも、話し始めるのを見守った。
( A29 ) 2018/12/30(日) 12:12:44
「あと……どなたか私にはミルクを用意してもらえると助かる。あまり饒舌な方ではないのでね。舌を湿らせながら話したい」
( 61 ) 2018/12/30(日) 12:14:17
>>38 エーリカ
そうかい、それは残念だね。
…まあ、何か思いついた時は取引をしようじゃないか。
>>アイザック
それが君の話なのかな。
…まあ、『家族』と『友人』どちらを優先するか、分かり切ったことだろう。
>>52 ノエル
ああ、構わないよ。私達は『友人』なのだからね。
>>57 ライ
好きにするといいさ。
ただ、ここの主は私。目新しいものを生み出すのは困難だと思うけどね。
( 62 ) 2018/12/30(日) 12:15:59
猫ちゃん!!
ちょっと待っててね、
ぬるめのミルクにしてくるから。
[ずっと飼ってみたいと思っていた、
白くてふわふわの猫。
何故か喋るが、
要求がわかり易いのは飼いやすそうだ。]
( 63 ) 2018/12/30(日) 12:18:57
>>61 ヒューズ
お待たせしちゃったかな?
[浅い器に入れたミルクを、
テーブルと少し迷って床に置く。
猫が飲みやすそうな温度にできたはずだ]
( 64 ) 2018/12/30(日) 12:21:45
あっ、ごめんね。
[テーブルの上に置き直し、
自身の分のココアを持って椅子に座り直した]
( 65 ) 2018/12/30(日) 12:23:15
**
お姉さんキッチン入るんだ!???
自分のためには人がやってくれるからやらないけどってことか。アデリーナ桜飴さんかなって思ってるよ
( -81 ) 2018/12/30(日) 12:23:47
( -82 ) 2018/12/30(日) 12:24:07
/*
猫ちゃん、人間になったら困るなぁ。
私、モフモフしたいの。
*/
( -83 ) 2018/12/30(日) 12:24:33
**ミルク私もあげたいけど、ノエルはアイザックにあげたいって……喉数800しかないもんね今回……
( -84 ) 2018/12/30(日) 12:25:09
/*
リコッタが狂人さん?
明日まで赤使えないとかあったっけ?
普通に潜伏してるだけかなぁ?
*/
( -85 ) 2018/12/30(日) 12:28:30
語り部 ガランは、館の主 レヴィンに、「ほらどうぞ。いつもの、ですよ?……ふふ」」
( A30 ) 2018/12/30(日) 12:31:29
>>65 アデリーナ
「有難い。ちゃんとしたミルクにありつけたのはいつぶりだろうか。感謝する。飼い猫であればそのような憂いもないのだろうが、私は野良でね。野良は野良でいいものだ」
「さて、どこから話したものかな。まずは私の名前からか。私の名はヒューズ。他にも沢山名前はあるが、自分で最も気に入っているのがこれだ」
「私がここからずっと南、海の上で漁師をしていた頃の名前だ」
( 66 ) 2018/12/30(日) 12:33:36
「そう、私は漁師だった。またある時は王だった。戦に追われる難民だったこともある」
「……もちろん人間の漁師さ。それとも猫の漁師というものを見た事があるなら話は別だが。私がそうかもしれないが如何せんこの手では自慢の竿捌きを見せる事は難しくてね。だが信じて欲しい。あの頃の私は村一番の釣り名人だったんだ」
( 67 ) 2018/12/30(日) 12:40:57
「少し話が脱線したねぇ。何の話をしていたのだったか」
ミルクを一舐めして話を続ける。
「事の発端はある夜の事だった。まだ人語を解さず、こうやって話すこともできない名もない猫だった頃の私は、ある屋敷のそばで丸まって眠る事にしたんだ」
( 68 ) 2018/12/30(日) 12:44:51
「その日の夜、私は夢を見た。海ばかり見える国で、人間として産まれる夢を。私はヒューズと名付けられ、釣りを教わり、釣りをして生計を立て、番いを娶り、子をもうけ、死んだ。おおよそ50年くらいだろうか。私はヒューズとして暮らしていたんだよ」
( 69 ) 2018/12/30(日) 12:48:46
館の主 レヴィンは、語り部 ガランに「おや、愛しい人。…ふふ、ありがとう」
( A31 ) 2018/12/30(日) 12:49:40
「ヒューズが死んだ後、私はある聖職者の娘として産まれた。リズという名を授かった。私は一生を聖堂の中で暮し、孤児院の子に囲まれ死んだ。
リズが死んだ後、私はとある王子として生を受けた。名前は……名前は何だったか。とかく王としての生は贅に塗れ、酷く愉快なものだったことは覚えている」
( 70 ) 2018/12/30(日) 12:52:38
「新しい人間として生を受け、生きて、死ぬ。死ぬとまた新しい人間として生まれ変わるそして死ぬ。何度繰り返したかはようとして覚えていない」
「だが気が付くと……私は猫の姿で草むらに臥せって寝ていた」
「全て夢だったんだよ。ただの夢だった」
「変わっていたのはこうやって今話しているように人語を解すことのみ」
「夢の中とはいえ、何年何十年も人として生きてきたからだろうか。3年に満たないこの猫の身体にどうにも違和感を覚えて仕方がないのだよ」
( 71 ) 2018/12/30(日) 12:58:31
>>59 ノエル
「…………」
彼女のあっけらかんとした態度に控えめに笑う。
僕の願いがもし叶えば、ノエルさんの中からも僕の存在はなくなってしまうのか。
そうしたら、こうして親しくする意味はなくなってしまうけれど、深くは考えないことにした。
「ふふ。もし“魔法”が一人にしか手に入れられないものだった場合、同情を買えば誰かが譲ってくれるかも知れないと思いまして。……悪い修道士ですよね。」
彼女につられて穏やかに笑う。
そして、白猫くんの話に耳を傾けた。
「……ノエルさんには、命を懸けてでも叶えたい願望ってありますか?」
( 72 ) 2018/12/30(日) 12:59:43
「だから……噂を聞いた時は飛び上がるほど歓喜したものだ。その噂が本当なら人間になれるかもしれないとな」
「私の願いは"人間になる事"だ。あの五本指の感触をもう一度味わいたい。肉球は不便でならん」
( 73 ) 2018/12/30(日) 13:02:00
「私の話は以上だが、面白い話ならまぁいくらでもある。全て夢の話、本当の話ではないがな」
( 74 ) 2018/12/30(日) 13:04:01
ヒューズは、残ったミルクが冷めないうちに飲み干そうと顔を皿に沈めた。
( A32 ) 2018/12/30(日) 13:04:46
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