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**会えないの寂しいですが、これからはずっと眠っているリーノの元へ定期的に通う通い妻になります……
この感じだと一生起きる事はないだろうし、レイも彼が起きない限りはもやもやの正解が分からないので、たまにしんどくなりますね……
後、側だけのそっくりさん出せるなら、それと仲良く話して心を満たそうとするけど、ある日違う!!ってなってそっくりさんを淡々と壊すの見たいなって……
>>106ちかさん
天使でいるかはスズにお任せです!
天使さんのお友達だから悪い人じゃないってなると思うし、闇の眷属に戻っても
“すごぉい”としか言わない気が…w
>>-133ハクさん
残念ながら望まないデス()
>>-120みかさん
だって天使さんは神さまからみたら絶対裏切らない存在じゃないですかぁ〜
だから一緒でも問題ないっていうかぁ〜
票については、一緒にしても問題ないよねっ?だって自分死なないし?的な???
って中の人は思ってたけれど
ニュイは単純に文字書けないし
誰を封印していいかわからないから任せてたって言うのが本線でござる
そんな風にイルに言われてたら
イルのこと嘘つきの人狼だってヨハンたちと吊りに行ってる()
/*
>>-131リーノ
エピの分岐次第で変えようと思って濁してたんだけどね?
ヴィクトルくんはやさしくて自分を待っていてくれるって思ってるよ。
/*
>>-140
エピで何あるかわからなかったからねえ。眠ってしまって云十年の可能性もあるかなあとか考えてた。
あとは、勝敗で色々分岐をね。
張り詰めた弦が、プツリと切れるように意識を失う。
奪われた意識に帰還の予感を確かに感じる。しかし、それはなにかがズレていた。回る歯車は耳に障る不協和音を奏でる。
爽やかな風が肌をなぞる、遠く聞こえるのは懐かしい声。
うつ伏せた顔をあげるとそこは絶望の温床ではなかった。
「戻ってきた、であってるのかな?これ」
彼方に見る姿に自分が憧憬にたどり着いたことを実感させられる。
ああ、彼らになんと声をかけようか。
彼女は魔法とスキップの方法を思い出した。
/*
ドサドサッ。
突然、目の前のリーノが倒れました。
同時に室内のほとんどのベッドが、何かを受け止めた音を聞くでしょう。
ヴィクトルは察します。
ワンダーランドは戻ったのだと。
……あれ?でもぼくは…?
*/
/*
ひとりだけではない。
この部屋で身を起こしているのは、4人。
ワンダーランドでは、悪者と呼ばれた仲間たちと自分のみでした。
*/
ぼくは、もうゆめを見ない?
/*
いっこうに訪れない眠気に、沈んだ気持ちが浮かび上がります。
もう、ワンダーランドに行かなくて済むのでは?
両親とも出会えるのでは?
そう、ちょうど病院の関係者も来たようです。
*/
[カツ、カツ、と音を鳴らして病院の廊下を歩いていた。途中までは上手くいっていると思われていた実験が失敗したのだから、それはもう虫の居所が悪かった。]
[後ろからバタバタと慌ただしい足音が聞こえ、服の袖が掴まれる。何事かと振り向けば、報告書にあった少年の姿が一つあった。]
>>49ヴィクトル
はあ……病院の人かと聞かれると正確には違うのだけれど。それに人に会わせてと言うならまずは自分の名前とその人の名前を言うべきではなくて?
まあ今回は既に知っているので不問としましょう。
あなたが報告書にあった協力してくれた子でしょう? ……あちら側にも物わかりの良い人間が居るのね。全員が怠惰で愚図な電池じゃないことが分かっただけ良かったかしら。
[ヴィクトルの目を見て話してはいるが、意識は完全に別の方向を向いていた。
使い捨ての労働資源として、彼女は一部の人間を電池と認識している。そんな人間が病気などという体で惰眠を貪るなど許せる筈もなかった。]
で、お父さんとお母さんだったかしら。
今さら会ってどうするの? あなたは自分がどれくらいの間眠っていたか知っている?
からーげさんこれ実際お父さんお母さんどうなってる状況がからげさん的には好ましいです?
死んでる? 生きてるけど何かの理由で面会拒否? それとも両親ともに同じ病気を発症してて夢の中? それともそれとも普通に生きてて会える状況?**
そうか、現実世界ではお見舞いに来てる可能性あるのか。
家族は毎日来るだろうな……お父さんめっちゃ落ち込んでそうだけど、幸せそうに寝てるの見て、ちょっとだけ救われるといい……。寝言でなんか、歌ったり、ベースゥ……とか言ってたりして。
その点、スズは1回も目覚めてないから、ぬか喜びにならなかっただけまだマシかもしれない。
あと、メンバーは、カイは来るだろうな……他のふたりはわからんけど、倒れた当初は多分みんな来て、たまには来るかなー。
/*
>>-159ヒイラギ
設定決めてないから、栗さんがやりやすいので。
・眠った原因
・眠ってた時間
・患者の選出理由
辺りの設定を擦り合わせていきたい所存。
>>55ヒイラギ
えー?病院の人じゃないのー?
でも、ぼくの名前知ってるなら、おかーさんとおとーさんも知ってるよね!!
え!うん、そうだよ。
ぼくも、ゆめの世界からでたかったから。
おこしてくれる人なら協力しなきゃって!!
デンチ、ではないけど…
/*
ヴィクトルはヒイラギの瞳に慄きます。
目はきちんと合っているのに、どこか異質な、目の前の自分なんて写していないような目に。
*/
会ってー?
そんなのきまってるじゃん!!
いっしょにお家にかえるんだよ!
それで前みたいに学校いってー、もとのとおりに戻るんだー。
もしかしていっぱいねちゃったの!!
どうしよう、クリスマスとかお誕生日もすぎちゃったかな…あ!学校もいっぱい行ってない?
/*
>>-166ロディ
か わ い そ う (◜ᴗ◝ )
リーノくんのおはなしが完全にフラグでいい感じですね。
あー、50年以上眠っている末期患者から選出とかだと、両親ともヴィクトルくんの知ってる両親じゃなくなるなあと思って。
まって仮にヴィクトルくん50年寝てたとすると墓下でリーノにおち〇ん〇ん見せてたヴィクトルくん(50代)の絵面がヤバいから認めたくない**
ヨハン、人嫌いみたいになっちゃったな。
そこそこズレてるけど人付き合いはするつもりで作ったのに。
なんかもっと、辞書の引用いっぱいしながら紙一重な会話をしていけばよかったな。
夢に舞い戻って頭がぷっつん
1 する
2 しない
1(2)
「ふふふ、ははは!
ははははははは!!!!
ここでは目がまた見えるじゃないか!
神様は俺を見捨てたりしなかったじゃないか!!
好きなだけ本が読める。
望んだものは全てここにある、出てくる。
人に認識されたくて主張のあるものにしていた眼鏡も、煩わしいと思ったならもうかけなくてもいい。
そうだ、眼鏡を外しても俺を俺と思わせて話ができるのなら、誰でもいい、試してやろう。
なあ、そこの<<猛獣使い レイ>>。
【肩を思いっきり掴んだ】
【猛獣使い レイ?】
───ここは、ワンダーランド。
この世界の住人の願いは何でも叶う場所。
例えそれが、二度とこの場に来れぬ存在が欲しいというものでも、叶えてみせる。
……ただし、”正しい形”で叶う訳では無いが。
少女は歩いていた。
ただ、ひたすらに前を向き、行く宛もなく歩く。
何の為に歩いて、何処へ向かい、何をしたいのか……そもそも、自分が誰なのかも知らず。
それもその筈だ、彼女は”さっき生まれたばかり”なのだから。
>>59 ヨハン
突然肩を掴まれ、進行方向とは逆向きに向かされる。
驚き、呆けた顔のまま、ヨハンを呆然と見つめ、ゆっくりと薄桜色の唇を開く。
「…………貴方、だあれ?」
じっと、色違いの硝子玉の様な目を不思議そうに見つめ、首を傾げる。
>>4:-22 続
眠り続けて20時間が経過
普段から規則正しい生活を送っているため、休日でさえこのように眠り続けることは無いと話している
幼児は睡眠時間が長くても平気の為、このくらいの睡眠は誤差の範囲だと小児科医が話すも
両親が異常だと訴える為、引き続き様子を伺うこととする
点滴の際、両手首に痣が見つかる
母親が一緒に入浴した際には無かったと確認が取れたことから、入浴後についたものとされる
就寝中何かあったことは間違いない
部屋に外部から侵入の形跡はないか調査したが
戸締りはきちんと施されており、部屋が荒れている様子もない
痣が眠り続けてる理由と関連する可能性有
【猛獣使い レイ?】
>>62 ヨハン
「ヨハン……ヨハン……?」
目の前の男が名乗る名前を模倣する様に繰り返す。
何度口にしても、覚えがなく困惑と畏怖に満ちた目でヨハンを見つめる。
「……わたし、眼鏡があってもなくても、貴方の事、知らない。
明日……?何を言ってるの……?
わたし、もう行かないと……ええと、どこへ行くんだったっけ…………?」
彼の手を振り払おうとするが、その前に自分の存在に疑問を覚え、立ち止まる。
綺麗だと思った硝子玉の様な目は、よく見れば濁っていて、その違和感に生まれて初めての恐怖を覚えた。
ヨハンの目を避けるかのように、首を軽く横に向け、意図的に目を逸らす。
みんなおそろだから!
いたいことなんてないない╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !
むしろネコミミが普通だから(?)
レイ、ピーター、アリーシャは
紛い物であれ、ニュイには「本人」として
カウントされてしまうので
わんだーらんどでニュイは見つけたら
封印します(ノ)・◞◟・(ヾ)
//
ここはどこ?
今のぼくは、どっちのぼく?
いつものぼく?それとも強い僕?
記憶があまりしっかりしない。
何してたんだっけ。
……だめだ。昔のことを思い出そうとすると、余計なものまで出てきちゃう。
やっぱり夢の世界に戻らなくちゃ。
泣かない僕に。負けない僕に。挫けない僕に。揺れない僕に。
本当の僕に、戻らなくちゃ。
//
ヨハンさんが、突然レイさんらしき女性に声を掛けるのを見た。
レイさんは、そう、悪者だった筈で。ここにはもういない筈なのに。
ヨハンさん自身、いつもと違う様子には見えるが。
......ガワだけか。
何処かの誰かとダブる様な、レイさんの姿。
その姿だけでも。或いは内面も再現出来るのなら、試してみても良いかもしれない。
彼女との会話は、有意義ではあったのだから。
特別な愛着なんてものは、感じてはいなかった筈だけど。
そうして、姿を明確に思い出す。イメージをする。
記憶を保持するのは得意だから。基本、一度見たものははっきりと詳細を思い出せる。
声色。髪の色。艶。長さ。顔の形。優しげな瞳。無邪気な笑顔。
薄桜色の唇。細い首。白い肌。近付いた時の吐息。ケリーさんを撫でる指。手首。細い腰。その肢体の全て。
勿論ケリーさんもセットだ。あのもふもふが傍にいてこその彼女だろう。
出来上がったものは、確かに語り合ったあの女性だった。ケリーさんも、肩に止まっている。
/*
>>-169ロディ
(弟妹に居場所取られていたエピは、別村でやってしまったとかそんなこと……)
ヒイラギが面倒なら適当にシャットアウトしても、両親に会わせてもご自由に料理して演ってください(◜ᴗ◝ )
『リーノさん!こんばんわ!』
あの喧騒の時の声そのもので、それは話し掛けてくる。
「ええ。こんばんわ。ここじゃなんですし、場所を移しましょうか」
悪者として処理された彼女だ。見られると厄介だろう。
離れた場所へと移動する。
ーーーーー
ここなら良いか。
『フフッ。ケリーもここ、気に入ったみたいです』
「それなら良かった」
『今日はどんなお話をしますか?』
「そうだな。じゃぁ、西表山猫の舌の長さについて」
あの時と同じように。僕が妙な冗談を言って、彼女が笑う。そうして過ごす。
『それで、ミーシャの口の中にケリーがーーー』
『ケリーったら、ゴロウのバナナをーーー』
そんな話をして過ごす。そんな話をさせて過ごす。
『リーノさん?聞いていますか?』
......。......。
『リーノさん?』
「あぁ。もう良いかな。良いや。話さなくて」
分かってはいたことだ。ロディさんのガワしか用意できなかった事からも。
全くそのままとはいかない。そりゃぁそうだろう。
それが分かっただけでも、良い施行だったのかもしれない。
「取り敢えず、そこに寝転がって貰っていいですか?
ケリーさんは離れておいてね」
物も言わなくなった彼女は、何も言わずに仰向けに横になる。
主人以外の命を聞かない筈の鳥は、主人から離れて空を舞う。
レイさんに覆い被さる。その首を締め易い位置に。
「綺麗な顔で。勿体ないとも思うけど。まぁ、欲しくなったらまた造れば良い」
言い。彼女の首を両手で締める。
ーーーーーー何かが過ったような?
それは僕の手を止めるに至らない。
レイさんの体をしたそれは、必死に体をくねらす。音の出ない悲鳴を漏らす。
脚をばたつかせ、痙攣している。それでも、対した抵抗でもない。
ゾッと背筋に悪寒を感じ、立ち止まって後ろを振り返る。
そこには病院の無機質な廊下が広がるだけで、他には何も無い。
スリッパが見当たらず、素足で冷たい廊下を歩いているせいだと思い込み、ぺた、ぺたと長い眠りから覚めたせいでふらつく足を一歩ずつ踏み締めるように歩く。
向かう先は、モイラとメアリーの病室だ。
壁を頼りに爪先に走る冷たい痛みに耐え、ようやく辿り着く。
メアリーは眠りにつく前にギンシュさん?と名乗っていた男性と楽しそうに話していて、モイラはすやすやと落ち着いた寝息を立てて寝ていた。
その様子を見て、ほっと安堵する。
私は悔いのない選択をして、自ら進みたい道を選ぶ事が出来た。
だが、メアリーやモイラの身に何かあればそれは私に重くのしかかる”罪”となる。
目前の罪悪感は消え、メアリーの話やモイラの眠りを妨げまいと、また動きづらい足を引き摺りながら、廊下の奥へと消えていく。
この先は────────私が愛すべきだった人達の部屋だ。
/*
"大きな人"は優しそうな好青年だった
男の紹介ではどこぞの企業の御曹司で既に役職に座っているだとかとても幸せなことだとか説き伏せられていたがはっきりとは覚えていない
ただこちらに微笑むその目の奥に宿るものが得体の知れないような気がして嫌な予感がした
拒否できるはずもなく取引が終わると手を引かれ"大きな人"の家に連れて行かれる
『1番"いい子"だって聞いていたから楽しみだ
何より人形のように美しい』
車の中でそんなようなことを言っていた気がする
*/
見に来たらリーノくんがえらいことを……
スズはもう、夢の世界でメンバーと仲良く楽しく神さまに音楽を捧げる日々でカスタムハッピー完成だなあ
/*
そうして着いた家は前のものよりも遥かに大きくて立派だった
そのまま一つの部屋に案内される
部屋の中は暗くてよく見えなかったが、入ってから電気を付けるのだろうと促されるまま足を動かす
外は比較的暑かったのにひやりとした空気が肌を刺す
ーーカチャッ
静かに金属音が背後から聞こえる
暗闇に目が慣れないまま音の方へ振りくとトン、と肩を押された
軽い力だったが小学生になるかならないかくらいにしか見えない少女が支えを失い倒れこむには十分だった
衝撃に体を硬くするも杞憂に終わる
柔らかく受け止めたのはスプリングの音なんてしない上質なベッド
呆けているうちにそれは始まりよくわからないうちに終わった
肌には生暖かい生き物が這うような感覚が残り、股からは痛みを訴えるかのように鮮血が伝っていた
*/
事が済んだ後。そこに転がっているのは人形だった。
いいや。元から人形だった訳だが。
涎を垂らし、端正な顔の瞳からは、涙がはしたなく零れている。少し、異臭もするかもしれない。
妙に、リアルに創りすぎたな。
空を飛んでいた鳥は、闇に溶ける様に消える。
ーーー何故僕は。態々こんな手間を掛けた?
それこそ、頭にナパーム弾をぶちこむなり。鉄塊で体ごと押し潰すなり。
なんなら僕が創ったモノだ。消えろと念じれば消えただろうに。
ーーーーー。
また、過る。けれどもそれは、ここではいらないものだ。
捨て去り。二度とは拾わぬものだ。
あぁ。けれど。もう一度。と思うかもしれない。
また、一度。或いは何度も。
僕はレイさんの姿をしたそれを殺すだろう。
思い出さないように(思い出すように)
夢の世界だからこそ。永遠に。
/*
『ああ、泣かないのか
大人しくてとてもいい子だ
素晴らしい!素晴らしい!!』
ーー人形偏愛症(ピュグマリオニズム)ーー
知る由もなかったが、"大きな人"の性癖はそれだった
その家には前の家と同じように自分と同じくらいの10歳にも満たない子どもが何人もいた
皆人形のように可憐で繊細な容姿だった
*/
/*
少女達には序列があった
上…"大きな人"のお気に入りは可愛い部屋、可愛い服、そして容姿を保つための使用人が与えられる
そして毎晩ローテーションで"大きな人"の部屋に呼び出される
中…"大きな人"が客に誂えるために買った、もしくは"大きな人"に飽きられた子達はシンプルな相部屋にある程度身なりの整った服を与えられる
客は青年実業家から芸能人、政治家などもいた
下…"大きな人"に不良品、欠陥品と判断された子は薄暗くベッドや布団もない相部屋でサイズの合わない服のみ与えられた
ただし食事は全員1日2食の質素なものだった
十分な栄養で成長させないためだったのだろう
*/
「んー、みんなオソロかー……ちょっとさびしーよーな。ま、いっか。仲良しで」
[片手で自分の猫耳を触りながら、もう片方の手でスマホをいじる]
『あのさぁ、ちょっと、かわいい神さまのために童謡セッションしたいんだけど……』
《は?》
《動揺》
《神さまってダレ?》
『あー、なんだろう。なんか、こう、色々してあげたくなるような感じかな。ま、来たらわかるよ。
それに、仲良くなったやつがさー、オレらのライブ見たいって』
《まったく!練習にも来ずに友達作りしてたのかよ……スズは……》
《ま、いいよ。休みのときならプライベートでちょっとくらい演っても。他ならぬスズの頼みならな。つーかスズ友だち少ねーんだし、サービスしてやるよ》
『う、うるせーよ!』
《シャウト出来そうな童謡ってある?》
《デスボが活きそうなやつとか……》
《なあ、この話し合いこれ、要る?》
『楽しけりゃいいじゃん!』
[いつも通りのやりとり。仲間たちと交わす会話。それだけで十分かもしれない。そういう点では、ハルヒコが言ってる意味も、ちょっとわかる。ずっと、こんな日々が続けばいい。有り得ないけど!もし、世界一のバンドじゃなくなったって……バンドメンバーとの愉快な日々に、神さまやハルヒコ、イルみたいな子どもとちょっと遊べる穏やかな時間があれば、最高じゃね?]
>>58ヴィクトル
[じっと黙ってヴィクトルの話を聞いていた。
無表情のまま、おもむろに彼の頭を撫でる。]
……そう。あなたは良い子ね。可哀想に。
安心しなさい、あなたが発症してから期間自体はそこまで経っていない。……けれどまあ、起こった出来事としては……。
[持ち歩いていたファイルを出し、パラパラと頁を捲る。目の前の彼の顔写真が載った頁で手を止め、ふぅん、と呟いた。]
「もとのとおりに」……ね。
[ヴィクトルの言葉を繰り返し、踵を返した。]
着いていらっしゃい。ご両親に会わせてあげる……何を見ても大きな声は出さないと約束しなさい。此処は病院だから。
[何より、五月蝿いし。その言葉は不必要と判断し飲み込んだ。
ヴィクトルの両親は同じ病室に居る。一度も振り返ることなく真っ直ぐ向かっていった。]
《ま、そっちいくから》
『え、オレのとこ?わかるの?』
《わかるよ。そういう場所だろ、ここは》
《俺たちがスズの所に行こうと思えば行けんだよ》
『マジか。そうだっけ!スゲーな!』
《今ごろ何言ってんだよ〜!》
《待ってろよ、そのうち行くから》
《早く合わせよーぜ。ベースが足りねーと締まんねーんだよ、やっぱ!》
《そーだぞ!オレの曲には、スズのベースが必要なんだからな。あ、あずきバー買っといてくれ》
《あ、じゃあオレはスーパーカップ》
《じゃあ、俺はコンビニソフトクリーム的なやつ》
《ダッツ》
『おいいいいいい!オレはパシリじゃねーんだけど!!ニカに至っては第一声がダッツ要求かよコノヤロー!でも迷惑かけたし買っときますうううう』
《さすがスズ》《それでこそスズ》《よっ、アイス係!》《生けるクーラーボックス》
『ニカのそのたとえはなんだよ!!ったく、溶けるまでに来いよな!オレはガリガリ君買うぞ』
/*
イルは上だった
人形のような容姿の、人形のように反応のないイルを"大きな人"はたいそう気に入ったらしい
ローテーションが終わる前にイルは何度も呼び出されては夜伽をさせられた
反応しなかったわけじゃない
小学生になるかならないかといった年のイルにとって性行為は暴力でしかなかった
引き裂かれるような痛みなんてものじゃない
実際に引き裂かれて犯された
それでもまだ"大きな人"は得体の知れないものを隠し持っている気がして、反応することを本能で我慢した
それでも"大きな人"の機嫌を損ねたらしばらくは中として相部屋で過ごさせられることもあった
そうして期待通り大して成長しないまま数年が過ぎた
*/
その日は胸騒ぎがしてどこか落ち着かなかった
そして夜伽の途中、案の定"大きな人"の機嫌を損ねた
いつも通り中の部屋に連れて行かれるのかと思ったら通り過ぎる
そうして向かったのは下の部屋
存在は知っていたが実際行くのは初めてだった
"大きな人"が部屋に入ると空気が凍る
"大きな人"はイルが何人いるのか数える前に一人見繕うと乱暴に手を引き地下室へ向かった
一面がコンクリートの小さな部屋の真ん中に手術台のようなベッドが一つとその前にはテレビカメラが一脚、端に物置が一つ
"大きな人"はカメラを操作すると画面越しに命令してきた
/*
『その子をベッドに寝かせて手足をベッドの足に繋げてある手錠で固定しなさい』
言われた通りにその子をベッドへ寝かせ、手錠で繋いだ
『物置に入っている物を持って来なさい』
物置には1本の鉈だけ置いてあった
心臓が嫌な音を立てる
『早くしなさい』
震える細い手でなんとかそれを握りベッドへ戻る
『その子の足をそれで切り落としなさい』
突如鼓膜に響く奇声
その子はいやだ、ごめんなさいと何度も何度も何度も何度も泣き叫んだ
"大きな人"は無表情でカメラの画面を見ているだけだった
『やらないのならいつかイルがそうなるだけだ』
瞬間、無意識に両手で鉈を握りしめて大きく振りかぶって力のままに振り下ろしていた
*/
/*
非力な少女の力では骨で刃が止まる
叫び声が何倍も大きくなり頭にガンガン響く
『ほら、そんなら力じゃ痛がらせるだけだぞ?』
パキリと何かが壊れた音がした
振りかぶっては振り下ろす、振りかぶっては振り下ろす、振りかぶっては振り下ろす
完全に足が切断できた時には肩で息をしていた
『おや?まだ足が残ってるね』
もう一本の足へも鉈を叩きつける
同じ容量で腕も切り落とす
ただただ"大きな人"の声に従った
『じゃあ最後の仕上げだ
首も落としてあげなさい』
*/
/*
それが何だったのかはもう考えていなかった
頭を埋め尽くすのは"これ"になるなんて嫌だという思い
生暖かい液体が顔にかかる
硬い骨に当たる痛み
柔らかい肉を断つ感触
目の前には鮮やかな赤
叫び声はもう聞こえない
*/
---
私は愛する我が子を胸に抱き、静かに椅子を揺らしていた。
隣りでは貴方が優しい目をこちらに向け微笑んでいる。
愛していた。永遠を誓った。幸せだった。
それなのに。
目の前には四肢があらぬ方向へ曲がり、内臓が掻き回された肉塊。
潰された小さな頭蓋骨。鉄の臭い。
何が起きたのかわからない。理解できない。こんなの現実じゃない。
……えぇそう。嫌な夢を見ていただけ。
私は愛する我が子を胸に抱き、静かに椅子を揺らしていた。
隣には優しい目をした貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が
……貴方がたくさん。あぁ、なんて幸せなんでしょう。
大きな人本当は大人のことのつもりだったんだけど村の過程で酷くない大人の人もいるんだって知って今はご主人様だけを"大きな人"って表してる
/*あれですわ。勝っても負けてもそもそもここにいる時点で過去編をしたら不幸になるの決まってましたわ。
ユノさん壊れた?*/
なんか普通に幸せで申し訳なくなってきた😇
いいか……スズは全部忘れて、時々小学校の先生ENDだから、ほぼ終わりかなあ
/*リーノ君は幸せになったらいけない人間だし、彼にとっての幸せってほんとに、苦労せずにふわふわ生きれたら良いだけだからなぁ。
悪事はそれが一番効率良かったからですし*/
/*あ、そろそろ寝ます。
ほんとは別垢でシオンちゃん召喚しようと思ってたんですけど、リーノ君的に逃げ場が無くなってあれそれなので多分。
後多分彼は寝ている間にそのうちシオンちゃんに殺されます。寝ている間に死んだらどうなるのか知りませんけど。
では皆さんありがとうございました!!たのしかったです!!
また機会があれば是非ともお誘いください!!/
[いつの間にか近くにあったコンビニで、アイスを買った。なぜか、店を出たらアイツらが居るだろうってわかってた。ついにメンバーとの絆レベルMAXになったのかオレ]
「……なんか忘れてるよーな気もするが、ま、大したことじゃねーだろ!
今日も、超絶イカしたベースでサイコーな一日にするぜ。もちろん、明日もな」
[この最高な世界を、神さまと守れて、本当によかった。これからも、天使と闇の眷属を兼任して……。そのうち、作詞作曲もしたりして。うん、楽しい。次はそーだな、海外公演なんかもやっちゃったりして!絶対オレたちなら、行けるはず!神さまやみんなにも、なんか海外のお土産買おう。
……ずっとこんな日々が続きますよーに!]
スズくんもこれで締めです!
きっとこれからもみんなのムードメーカーやりますので、夢の中のみんなこれからもよろしくね……!
楽しかったですー!
甘栗さん、お疲れ様でした!朝のシスメ読むの楽しみでした!素敵な村をありがとうございました✨
>>82ヒイラギ
ほんと!えへへー、協力してよかったー。
はやくもどれたもん。
じゃあ学校行ってもまだへいきかなー。
いっぱい休む子もいるからー、うん!きっと大丈夫!
/*
“いい子”と言われ、にこにこしたまま頭を撫でられます。
期間はそこまで経っていない––––
この言葉に喜びを覚えて。
ヴィクトルと彼女の時間の物差しの違いにも気が付かずに。
*/
やったッ……やったー…!
うん、大きな声はださないよー……!
今もちゃんとできてるでしょ…!
/*
思わず出しそうになった声を潜めて、きちんと小声で喜びます。
こんなことで怒らせて両親に会えないなんてなったら大変ですから。
*/
えー、こんな近くにいたのー?
なんであの病院のひとたちは会わせてくれなかったのさー…!!
/*
ヒイラギの迷わぬ足取りに、目標の場所を察することは簡単にできました。
*/
>>95ヒイラギ
だよねー?
みんなまだ友だちでいてくれるかなー、そうだ!遠足ももう少しだった!!
えー?
/*
ヒイラギに案内された先にはベッドが二つ。
ヴィクトルは迷わず、無邪気に近寄ります。
カタン
扉が閉じる音。閉められた世界でヴィクトルは、横たえられた2人の顔を目に入れてしまいました。
*/
……おかーさんと、おとーさん、、
ここで、寝てたんだー!
ずっとは横にいたら大変だもんね!!
うん、ねーねー!!ぼくおきたよ!ほら!
ほら!はやく!!
ねえ朝だよ!!おきてよ!はやく起きないとちこくするっていつも行ってたじゃん!
/*
ベッドに並ぶ両親を順番に強く揺すります。
例え寝ていても、母はこうしたら絶対に返事をしてくれました。
休日の父を、こうやって揺すると、毎度毎度布団に連れ込ました。
“もとのとおり”に戻るため、ヴィクトルは声をかけ続けます。
*/
あなたの存在がこの病気へ与える影響は決して小さくない。
少なくとも不治の病ではないと言うことは確定した。それならば。
今回の実験が失敗した原因と次回への課題を。突き止める必要があります。
あなたがいままで夢で体験してきたことや私たちが実験を行ってから起きたことを全て報告してもらうわ。余すことなく。それから新しいアプローチに向けての研究にも付き合ってもらいます。
それが「もとのとおりに」なる一番の方法。
勿論、協力してくれるでしょう?
>>99ヒイラギ
……ッ、言わな…
/*
真実を認めぬよう、聞かぬように制止の言葉を投げかけますが、ヒイラギは単調に現実を突きつけました。
一瞬の逃避も許さぬよう、容赦なく。
““お父さんもお母さんも夢の中に招待してしまえばいいんだよ。””
そんな後悔まで頭に浮かびます。
–––しかし、
しかし、ヒイラギは希望もくれました。
*/
そう、そうだよ!そうだよね!!
ぼくがもどってこれたんだ!
おかーさんとおとーさんももどせる!!
>>100ヒイラギ
うん!!協力するよ!
ぼく、なんでもする!!
/*
“もとのとおり”になるためならば。
絶望の後すぐに落とされた希望。
そのためならば、ヴィクトルは簡単についていってしまうでしょう。
*/
ね!!はやくはやく!
はやくもとどおりにならなきゃ!
ぼく何したらいいー?
>>102ヴィクトル
……簡単に、とはいかないでしょう。
今回のことで向こうも警戒をより強めてくる。「次回」がいつになるかもわからない。
けれど。
どれだけ辛くとも、苦しくとも。
あなたなら耐えられるでしょう? ヴィクトル。
[これから彼に行うであろうおよそ人道を外れた検査や実験を想像する。まだ幼い子どもに与えるにはあまりに大きい苦痛だろうことも理解はしていた。
それでも彼は耐えるのだろう。「もとのとおりに」戻る為に。
音を上げた時には両親の生命維持装置を取り上げると言えば逃げ出すことも無い。]
[早く早くと急かす彼の手を引いて病室の扉を再び開く。]
そうね。まずは検査から。その後は私たちの研究所に行きましょう。
ご両親とは暫くお別れです。挨拶は済んだかしら?
>>103ヒイラギ
もちろんだよ!!
だってぼくは、すごい魔法使いだったんだからさ!
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ワンダーランドではなんだって成功しました。
どんな不幸が起ころうとも思い通りに。
そう、ここへ帰れたことだって。
ヴィクトルは簡単に頷きます。
どんな厳しい世界が待ち受けているとも知らぬままに、
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大丈夫!!ぼくががんばったらすぐまた会えるんだからさ!
おかーさん、おとーさんじゃあね!!
いってきまーす!
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いつもどおりのあいさつを終えました。
*/
リーノさん達の病室に辿り着いた。
安らかに眠る彼を見て、心に棘が刺さるような、そんな感覚に襲われる。
痛い、ズキズキ痛む。
この痛みは、なんなのか?
そう思っていると、頭にザザッとノイズがかかる。
思わず頭を抱えると、ずきりと脳が痛む。
その痛みに引きずられるように脳裏に蘇るのは、遠きかの記憶―――――――――
ドロシーさんには、ミーシャをけしかけた。
ずたずたに弄ばれて見るも無惨な姿になってしまったのと、爪と牙と自慢の鬣が血でギトギトになって、落とすのが大変だったから、この方法はやめた。
心臓発作みたいな形で、一緒にヴィクトル君が倒れたのが目の端に見えたけど、薬のお陰で特に何も思わなかった。
リーノさんは首を直接絞めた。
彼にはお世話になったから、直接私の手で起こして(殺して)あげたかった。
ニュイは幼子だからか、手に握りしめたナイフが力が入らなくて、結局寝顔を拝んでやめた。
その後、あれは人狼が小悪魔に対して嫌悪感なのだと気付いたけど、私ではどうしようもなくて、ただただ自分の無力さに打ちひしがれる一日になった。
メイネさんは私を褒めてくれた優しい人なので、こっそり遅効性毒入りの飲み物を渡した。
笑顔でお礼を言って、飲んでくれる彼女を見て、つられて笑顔になった。
カミユさんは作家だから、彼の自書をいっぱあた作り出して、高い所から頭上を目掛けて、本を落とした。
本に埋もれて窒息する形で起こせた(殺せた)からか、良い事をした気持ちがして心が安らいだ。
ああ、そうだ。
私は薬に頼って――――――皆を殺した。
『 レイ、貴方は優しい子だから、どうしても辛かったら、この薬飲みなさい。
きっと、お役目は辛いと思うの。
……サーカス団存続の為とはいえ、貴方にこんな事をさせてごめんなさい。』
お母さんの声がする。
そう、お母さんに精神を昂らせ、記憶を飛ばす薬を貰っていた。
夢にそれを持ち込めた時は安心し、お母さんの言いつけ通り、一日1錠、夜に飲んでいた。
だから、私は皆を起こしただなんて思っていたけど……それは、殺して夢から追い出したに過ぎなかった。
その事実に気づいて、脳裏には皆を殺した時のフラッシュバックが、そして、何となく見た手の平には酸化して黒ずんだ血が見える。
「いや……いやだいやいや、いやあああああああ!!!!!!!」
周りを気にせず頭を掻き毟り、泣き叫ぶ。
病院の職員が駆けつけ、床に取り押さえられる。
首筋に鈍い痛みを感じて、私の意識はそこで途切れた。
**お疲れ様でした!
薬堕ちエンドで不幸せですが、この後治る……といいなって思ってます。
夢の世界が舞台の楽しい村でした✨
それでは、また同村する機会があればよろしくお願いします。
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