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独裁者 シトラス は ストーカー コレット に投票した。
ストーカー コレット は 格闘家 ナルバディン に投票した。
男の娘 ナツキ は ストーカー コレット に投票した。
格闘家 ナルバディン は ストーカー コレット に投票した。
生まれたばかり ライト は ストーカー コレット に投票した。
ストーカー コレット に 4人が投票した。
格闘家 ナルバディン に 1人が投票した。
ストーカー コレット は村人達の手により処刑された。
生まれたばかり ライト は、男の娘 ナツキ を守っている。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
独裁者 シトラス は、格闘家 ナルバディン の血を吸いました。
格闘家 ナルバディン は、血を吸われ、血人 になりました。
男の娘 ナツキ は、生まれたばかり ライト の血を吸いました。
生まれたばかり ライト は、血を吸われ、血人 になりました。
つむじ風が舞い、村人達は凱歌を挙げた。
しかし、彼らは真の勝利者に気付いていなかった……。
名前 | ID | 勝敗 | 生死 | 役職 | 希望 |
---|---|---|---|---|---|
晴れ姿の ラビット | nyancats | 敗北 | 2d襲撃 | 村人 | 村人 |
妹 みくる | kuriharappa | 敗北 | 5d処刑 | 村人 | 狩人 |
独裁者 シトラス | chinon | 勝利 | 生存 | 吸血鬼(村人) | おまかせ |
眠り姫 サヤカ | loopxxx | 勝利 | 7d呪殺 | 小悪魔 | 小悪魔 |
明朗快活 コテツ | Kurinoko | 敗北 | 4d処刑 | 霊能者 | 狩人 |
彫り師 テンカ | masyji5 | 敗北 | 3d後追 | 村人 因縁★奏者 リッカルド |
おまかせ |
野球部のエース マサト | ChikaChika | 敗北 | 4d襲撃 | 村人 | おまかせ |
ストーカー コレット | MK | 敗北 | 9d処刑 | 人狼 | おまかせ |
男の娘 ナツキ | haru8283 | 勝利 | 生存 | 吸血鬼(血人) | おまかせ |
書道家 キヌ | monu_jnr | 敗北 | 6d処刑 | 村人 | おまかせ |
歌姫 シグレ | もっちゃこ | 敗北 | 8d処刑 | 人狼 | ランダム |
格闘家 ナルバディン | henri | 敗北 | 生存 | 血人(共鳴者) | おまかせ |
ボーカル スナノ | gucchihl_n | 敗北 | 3d処刑 | 狂人 | おまかせ |
モデル ミモザ | ゆきちだいふく | 敗北 | 7d処刑 | 人狼 | おまかせ |
生まれたばかり ライト | karage | 敗北 | 生存 | 血人(狩人) | おまかせ |
奏者 リッカルド | miyako-987 | 敗北 | 3d襲撃 | 共鳴者 因縁★彫り師 テンカ |
人狼 |
大往生 ウェンディ | nyancat | 敗北 | 6d襲撃 | 村人 | 人狼 |
歌人 スズハ | michelle_hiyo | 敗北 | 8d襲撃 | 占い師 | おまかせ |
見物人一覧 | |||||
青年 | Nagik1 | -- | 9d失踪 | -- | -- |
クェイク | nagik2 | -- | 9d失踪 | -- | -- |
░▓▒ ▓█ | miochan | -- | 9d失踪 | -- | -- |
マコト | Chikamas | -- | 9d失踪 | -- | -- |
奏者 マリア | miyako-789 | -- | 9d失踪 | -- | -- |
ストーカー ライアン | xxMikaxx | -- | 9d失踪 | -- | -- |
アースライト トルニー | karage2 | -- | 9d失踪 | -- | -- |
教師 クロエ | loop_m | -- | 9d失踪 | -- | -- |
✖✖✖ 那月 | skoharu | -- | 9d失踪 | -- | -- |
デザイナー シーナ | 0314 | -- | 9d失踪 | -- | -- |
ナツキチャン→コレットがやはり正解だったなんて。
いや、ナツキチャン吸血鬼ならナルバディン嫌いだろうから血は吸われないだろうとは思ってた。
あ、ちゃうわ。シトラスも吸血鬼やん。これはね、完全にキヌサン誤認したやつ。ううー!!血人混じりの共有者なんてもうにどとやらねーぞーーーー!!!!!
なきたいまじですみませんごめんなさいすみませんでしたおい誰だナツキさんは吸血鬼ないとか言ってたの、おい、おい、私や……嗚呼……ごめんなさい………………*
**中の人は
テンカ→たしこちゃん
マサト→ちかちゃん
コレット→みかさん
ナルバディン→杏里さん
ライト→からあげちゃん
スズハ→みしぇちゃん
は分かりました!
今回本当に分からなくて……当てずっぽうでした😇
決め打ちしたところが違うの恥ずかしいからスルーして頂けると幸いです……
**杏里さん本当にお疲れ様です!
2日目から杏里さんと相方だと気づいていたので、お世話になるの2度目だ……と思っていました笑
3日目で死ぬへっぽこ相方でごめんなさい😭
>>-37 みしぇさん
ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙
墓下だと内訳ある程度わかるけど、地上だとナツキ村人に見えると思う……私もナツキは味方だと信じてた😇
/*
ミモザさんも狼だし😭
私にいえることはテンカさんが村人でよかったことと、マサトくんがPSYCHOじゃなくてよかったということ。
*/
>>−43 杏里さん
杏里さんに透けてるだろうなって思いました笑
ちなみにどこで分かりましたか……?
私はキャラの雰囲気で分かりました!
**アンカーミス😭失礼しました……
血人強いし、因縁擦り付けられるしでもう頭パーンでした……😇
たしこちゃんも道連れでごめんなさい……!
**
リッカルドやはり京ちゃんだったのか。
今回ぜったい他人を罵倒しまくるって決めてたから付き合ってくれてありがとう……
>>−73 ゆきちちゃん
透けてましたか……!嬉しい!
いや、こちらこそ共有だし狼とバチバチする!と決めていたので、御付き合い頂きありがとうございました!✨
>>−74 るーぷさん
顔が良いですよね……分かります
顔で選ばれたのであれば良かったです……共鳴であると透けたのかとヒヤヒヤしてました😇
おつかれっした!!
いやぁ個人的繁忙期で顔出せなかったのが不甲斐ない!!テンカの名前は気に入ってます!たしたしでした!!
シトラスやってました。ろあですー!
全然顔出せない上に考察もあまり出来ずRPすらまともに出来なくてごめんなさい、、、
とっても楽しかったです!
/*
凪さんの地雷踏みぬいてなくてよかった…!!
くるみの子だから、くるみの雰囲気に寄せようと頑張った……。これが限界……。
あと、凪さんが二回もくるみっぽい子やらないだろっていうので透けそうだなーと思ってたけど、意外と誤認されててよかった。
村人引いたことは一生許さない。
*/
>>+71 京ちゃん
わーい!
リッカルド京ちゃんって思ってたから、優しくしてくれる度にすごくうれしかった……こちらこそありがとう。
ログ見てきた!やっほい!!
ぜっっっっったいみんな闇塗れの設定持ってくるって予想して光5000%くらいの気持ちでコテツ連れてきた**
ほっ
お疲れ様です!
すいません金曜熱出してまともに村来れなかった…
下がったと思ったら上がったしなんなん💢
えー、少々エンディングについてはお待ちください!
RP村で狐勝ちって初では?
血人強い……。でも、小悪魔楽しかった…。
ほんと、狩人騙ろうか迷って寝落ちしたのはあれだった。
/*
エンディングお待ちしてますけど、狐勝ちってどうなるんってのと、コイツの現在の陣営的にどうなるんって気持ち。
小悪魔→ハム→血人って、三連続第3陣営引いた。
もういやだ……。
エンディングうっかり出ちゃったですがどうにか軌道修正します……。
青年 が見物しにやってきました。
青年は、見物人 を希望しました。
──厳粛な雰囲気の中、1人、真っ白な衣装に包まれた青年が、歩み出る。協会の真ん中にある、真っ赤な絨毯を通り、色鮮やかなステンドグラスの装飾へと、歩を進める。
両橋には、礼装を着用した男女が見守り、拍手の音、シャッター音が祝福していた。
しかし、青年には自らの心臓の音しか届いておらず、表情は強張っていた。
神父の前でしばし待つと、自分の通ってきた道に、同じく純白に包まれた女性が現れた。モーニングコートを着こなす初老の男性にエスコートされ、留袖を着た初老の女性がベールを下ろす。
身を正し、こちらへと進む彼女と目が合った。
ベール越しでもわかる、珍しいヴァイオレットの瞳。吸い込まれそうな瞳が、青年は大好きだった。はにかむと出来るえくぼ。カールがかった髪。あいくるしい彼女と、しあわせになれる。嗚呼、幸せ者だと彼は思った。
互いに緊張していたが、目が合うと可笑しく、少しだけ笑みがこぼれる。これからの未来を想像し、幸せを噛み締めているようだった。
彼女の手を引く男性と一礼をする。眼鏡の奥に見える瞳は、涙で滲んでいた。
そして彼女の腕をとり、前に進む。神父の前で、粛々と、これからの出来事に想いを馳せる。「誓いますか」には「誓います」と答えたが、正直何も聞いてはいない。未来に思考を飛ばしていたのだ。隣の彼女も、鈴の転がすような声で誓うと答えていた。
愛の交換。綺麗な細い指にリングを。
お互い交わしたあと、愛の証明。式におけるメインはこれだと言わんばかりの、周りの視線が刺さる。
ベールを上げ、彼女の瞳を見つめる。相変わらず吸い込まれそうな程美しく、呑み込まれそうな程輝いていた。
─その時、ラビットは思ったんだ。“世界一の幸せ者”だって。だから、俺は知ってしまった。俺が、彼女の世界でしか生きていない事を。俺の存在は、彼女に創られたものだったって。知った。知ってしまった。
だから、ね、ラビット。
クェイク が見物しにやってきました。
クェイクは、見物人 を希望しました。
「…………ヒドイのは、キミじゃないかラビット。俺のこと好きなんて。最初から、世界一の幸せ者になる為に仕組んでいたんだろう?
この幸せも仮初めで、自分が想像したって言うんだろ?酷いじゃないか。俺のこの気持ちが、嘘なんだろう?夢なんだろう?俺の存在自体も、君が、ラビットが、“生贄”だったからいけないんだろう?」
「でも安心して、ラビット。俺はね、そんなことじゃ怒らないよ。だってずっと一緒にいられるんだよ?俺はこれから、ずっと、ずっとずっと君にされた事をしてあげる。俺の幸せのために、ラビットは動くんだ。君のする事は、全部俺がさせたいこと。君の意思なんて何1つない。俺が幸せになる為に、ラビットは側にいて。」
白く、どこまでも白い世界に色が付き始めます。徐々に歪に、暗い赤、紫、灰色が渦巻くような空間に変わってしまいました。
そして、あなたたちは神様の声が聞こえないことに気づきます。どんなに呼びかけても、声が聞こえない。
繋がりを感じていた気がするのに、個性を取り戻すどころか、知らない何かまで入り込んで来たような感覚に襲われます。
クスクス、クスクス。
誰かの笑い声。その声は、少し前に聞いたことある、あの悪魔の声でした。
ははは、傑作だね、傑作だね。
神様。こんなもんか。ははっ、生贄、こんなもんか。
僕の勝ち。ボク、勝った、勝ったよ。
でもいらない。魂いらない。
ぼく怒った、怒ってたんだ
だからね、魂いらない。いらないよ。
でもね、面白い、面白いね。
人間、疑うの面白い、面白い
ずっと、ボクを楽しませてよ
ははは、ハハッ
しあわせ?ねぇしあわせ?
しあわせだよね。だって、ここでずっと、生贄一緒。生贄ずっと一緒。
神様に食べられなくて済んだね。嬉しいね、嬉しいね。
生贄ならなくていいんだ。しあわせしあわせ。
晴れてボクのオモチャだ。しあわせだね、しあわせだよね?
はは、ははっ
ボク優しい。とても優しい。神様とちがう。
ずっと一緒、みんな一緒。
暗い赤、紫、灰色が渦巻くような空間。歪な空間に、17人は集まっていることでしょう。
悪魔の、シャイターンの声が響きます。同時に貴方達は知るでしょう。この悪魔の手のひらで踊らされていたことに。
悪魔に力を貰った人たちは気付くでしょう。
悪魔の甘いささやきが嘘だった事を。
そして、自我を保っていられるのは僅かだという事を。
あははっ、なーんだ!みんなで一緒にいられるなら良かった!そうだね、そうだよねっ!それが当たり前で正しいことなんだから!
過去も未来も幸福も不幸も希望も絶望も!みんなで分け合ってまぜあえば、幸せだもんねっ!
だからさ!みんな、幸せだったころについて話そうよ!あたしたちがもっと一つになるためにさ!
そうしないと、カミサマのところにいけないもんねっ!
「……ごめんなさい、神様、歪みは取りきれなかったみたいだ。
神様…狼はいなくなったけど…
…神様?かみさま!?」
>>#1>>#2
「アンタ、誰だよ?
神様は?神様はどこに行ったの?
みんな戻ってる。修復は済んだってことさ。じゃあ神様は?
神様はどこへ行ったんだ?」
神様、神様。
神様ちがう、ボクの世界。
シャイターン、シャイターンだよ。
みんなの魂、ぼくの物。
新しい神様。みんなの神様。
デルタ、お疲れ様。ありがとう。
/*
抱きしめる腕の感覚が無くなるころ、聞き覚えのある耳障りな声が聞こえた。
呆然としたままゆっくりと身体を離す。
*/
……
「なんで神様の声が聞こえないの?歪みを取り除いたら、神様の生贄になるんだろう?
歪み、歪みは残ってるけど、善良なボクを傷つける歪みはいなくなった。修復も済んでる。なんで神様は…」
神様と同じように、何もない空間から声がします。
神様と異なる声が、聞き覚えのあるイヤな声がします。
>>#4
「アンタ、神様じゃない、ボクの知ってる神様じゃないよ。
ボクは知ってる、アンタの声を。
アンタは追い出されたはずだよ、神様に。神様はアンタを追い出したって言ってた。
神様の生贄にならないといけないのに。
だから、歪みを取り除いたのに。
ちゃんと生贄にならなきゃしあわせになれないのに。
しあわせじゃない、ここにただ居ることなんて、アンタが優しいなんて、あるはずない」
–––––チカチカチカチカチカチカ
身体中の電球は激しく点滅します。光度も、点滅頻度も今までのどんなときよりもっとも高く。
[自らの手で終わりを選択した瞬間、ふわりと何かに包まれた
冷たい金属が頬に触れる
視線をズラすと見慣れたピアスが目に入る]
…ベータ…?
[どこからともなく現れたベータに抱き締められたと気付くと、そっと背中に手を回してくしゃりと顔を歪めながら笑った]
ごめんなさい
負けちゃったわ
終わっ……たのに、なんだ、これ
あの、お化けの声……?
楽しませるとか、オモチャとか、どういう……ことだ?
[きょろきょろしている]
░▓▒ ▓█ が見物しにやってきました。
░▓▒ ▓█は、見物人 を希望しました。
砂時計の砂が落ちきる。
すると、皆の姿が元通りになったようだ。
辺りを見渡すと、各々呆然としていたり、再会している者が目に入る。
自分も呆然としていると、あの白い生き物の声が耳に入り、首を傾げるが、今はそんな事より、相棒だった彼───マチャの目の前に立っている事が気掛かりだった。
自分の姿は本当に見えているだろうか?と曖昧な笑顔を浮かべながら、彼の顔を軽く覗き込み、手を振る。
「……えーと、マチャ
私の姿は見えてるかい……?」
『最後まで頑張ったね、みくる。偉かったよ』
░▓▒▓█は笑った。とても見慣れた明るい笑顔で、みくるの理想の姉の姿で、それは労いの言葉をかけた。
**最終日に側にいたので、こうなるのかな、と……!
マチャに気に取られて言葉の意味を深く考えてない感じでいきます
最後は決めたので、誰に何を言われても、何が何でも不幸せになります
御安心を
ぬいぐるみは力なく地面に横たわり、腹部には包丁が突き立てられていた。喰い込んだ刃先からは白い綿が飛び出ており、本来は白かったはずの長い髪や、肌は、点々と茶色いなにかで汚れている。
赤や紫、灰色が渦巻く歪な空間のなか、そのぬいぐるみの周りに帯のように黒い液体が流れ出た。
ゆっくりと、ゆっくりと。それは生き物のように、一定の粘度をもって進み、広がっていく。
生を受けていないはずのぬいぐるみが、まるでたった今命を奪われた死体のように見えた。鳥の羽があしらわれたような袖は奇妙に折れ曲がり、黒いドレスから覗く足はおかしな方を向いている。それが、妙に生々しい。
『偉かったよ、みくる。さすがはワタシの妹だね』
ぬいぐるみの目だけが、ただ真っ直ぐ、みくるを見ていた。
何を訴えるでもない。ただただ、そのつつじ色をした無機質な瞳のパーツは、みくるを見つめていた。
どうしよう。ナルバディン、元の世界に未練はない。確かに幸せだったけどそれが自分を保つために必要かというとそうでもない。もう一人の自分であるジーノと話をすることは楽しいし、ジーノがいないのはつまらないとは思っている。
ナルバディン、元々あまり他人にほぼ興味がないんだよなぁ。刹那的な快楽主義者だから。
興味を持つきっかけを永遠に失って、徐々に壊れていくだろうジーノを「何で?俺は楽しいヨ?」って言う、本人はそうでもないけど客観的に見てめっちゃ不幸、みたいなのしか今のところ考えられていない…みやこちゃんどうしよう?一応ジーノは視認する!
「う、あ、ああ」
噎せるような血の臭いがみくるの鼻孔をついた。塗りかわる。塗りかわっていく。玉の鎖がばらばらに切れたように、今までの思い出が飛び散っていく。いくつもの幸福な情景が頭の中に現れては、そこに黒く濁った何かを混ぜ合わされ、新しい記憶を植え付けられる。これこそが本当の記憶だと、訴えかけてくる。
みくるは咄嗟に口元を塞ごうとして、その寸前にぴたりと動きをとめた。
手のひらが汚れていたからだ。みくるはその手をじっと見つめて、やがてそれがぬいぐるみに付着したものと同じ血だと気付いた。両手にべっとりとついた血は既に乾いて、土のように白い皮膚にこびりついている。
瞼が出っ張って、いまにもころりと飛び出しそうなほど、まるい目が大きく見開かれる。直後、腹から込み上げてきた胃液は鼻にまでまわった。
「あ」
>>32 ジーノ
見えてるヨ。何か久しぶりだネ。
…俺、間違ってたみたいヨ。ジーノにいいおミヤゲ持って会いたかったヨ。ザンネンだよネ。
しばらく見えない間、音楽でも浮かんだ?
俺はมวยไทยやってたことも忘れそうだヨ。
>>43 マチャ
「ああ、なら良かった……うん、久しぶりだね
いや、それがマチャや皆の事が気になってしまって、ほぼ考えていなかったよ……はは、音楽家として失格だね
……その、君は私と話したいと言ってくれたのに、早々に消えてごめん
……マチャの声はずっと届いていたよ
君がおはようと言ってくれる事が、私の心の支えだった
本当に、お疲れ様
どんな結末であれ、またこうしてマチャに会えた事が嬉しいよ」
と穏やかに微笑んだ後、言いづらそうに言葉を詰まらせながら話す。
「…………その、マチャがまだ私に愛想を尽かしていなければ、話したい事があるのだけど……いいかな?」
とマチャの様子を伺う。
ぬいぐるみのすぐそばで、みくるは音もなく崩れ落ちる。そして、体中の力が胸もとに集まったかように、背を激しく波打たせた。血の気がすっかり引いた顔を俯かせ、その場に手をついて胃のなかのものを吐き出す。
しかし、みくるに吐くべきものなど一切なかった。みくるの喉からは、乾ききったようにえずく音と、胃液か空気くらいしか出てこない。
ぬいぐるみの──“ロサ”の瞳には、苦しげに喘ぐみくるの姿が映りこみ続けていた。
[みくるは、どこだろう──彼女がどうしてるのか心配で、あたりをうろうろする。両手で口を抑えているみくるを見つけて、声をかけようとした瞬間に、ひどく懐かしい声に呼び止められた]
マコト が見物しにやってきました。
マコトは、見物人 を希望しました。
>>47 マコト
えっ
あっ
マコ!?
[振り返ってみれば。こちらに来てから顔が見たくて仕方なかった家族が……弟が、立っていた。どうして?俺の作った幻だったハズじゃ……そう思ったが、目の前に弟がいることが全てでそれでいいじゃないかという気持ちが疑問を押しのけた]
マコ……!会いたかった!
[弟に駆け寄って泣きそうな笑みを向ける。しかし弟は──]
マコトは笑いもせず、無表情でマサトを見上げていた。
「マサトくん、ボク見てたよ。マサトくんの中から、マサトくんのことずっと。マサトくん……甲子園優勝したのが、『世界一幸せ』だったんだね」
それから、嘲るようにフッと顔を歪めて笑う。
「いつも家族大好きとか言ってた割に、ボクらのことは二の次だったんだよね。薄情な兄さんだな」
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