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しがない花屋 ケラ は 図書館司書 カエデ に投票した。
求道者 グスタフ は 射手 アルフィリオン に投票した。
図書館司書 カエデ は 求道者 グスタフ に投票した。
孤児院生 フリージア は 求道者 グスタフ に投票した。
射手 アルフィリオン は 求道者 グスタフ に投票した。
求道者 グスタフ に 3人が投票した。
図書館司書 カエデ に 1人が投票した。
射手 アルフィリオン に 1人が投票した。
求道者 グスタフ は村人達の手により処刑された。
しがない花屋 ケラ は、射手 アルフィリオン を占った。
図書館司書 カエデ は、しがない花屋 ケラ を守っている。
射手 アルフィリオン は、しがない花屋 ケラ を守っている。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
《★占》 射手 アルフィリオン は 人間 のようだ。
暗雲が去り、まぶしい光が降り注ぐ。――全ての人狼を退治したのだ!
わあ、雨があがったよ。てるてる坊主ありがとう。虹がとってもきれいだね!
名前 | ID | 勝敗 | 生死 | 役職 | 希望 |
---|---|---|---|---|---|
国王 カーマイン | Chikamas | 勝利 | 2d襲撃 | 村人 | 村人 |
しがない花屋 ケラ | masyji5 | 勝利 | 生存 | 占い師 | おまかせ |
子爵のご令嬢 レリー | miyako-987 | 敗北 | 4d処刑 | 人狼 | 呪狼 |
咎負いの宮廷騎士 ローラン | kuriharappa | 勝利 | 3d後追 | 村人 因縁★神官 サテン |
おまかせ |
調香師 アルフレド | uebluesky | 勝利 | 5d処刑 | 狩人 | おまかせ |
踊り子 パトリシア | Kurinoko | 敗北 | 6d処刑 | 狂信者 | おまかせ |
求道者 グスタフ | henri | 敗北 | 8d処刑 | 呪狼 | おまかせ |
伯爵家当主 ジルベール | haru8283 | 敗北 | 4d呪殺 | 小悪魔 | おまかせ |
神官 サテン | ChikaChika | 勝利 | 3d襲撃 | 共有者 因縁★咎負いの宮廷騎士 ローラン |
おまかせ |
魔法研究員 エドワード | gucchihl_n | 勝利 | 3d処刑 | 照坊主 | おまかせ |
呪医 コータロ | ishisann | 敗北 | 6d呪殺 | 蝙蝠人間 | おまかせ |
図書館司書 カエデ | lorelore | 勝利 | 生存 | 狩人 | おまかせ |
孤児院生 フリージア | 0314 | 勝利 | 生存 | 村人 | おまかせ |
運び屋 ネーロ | MK | 勝利 | 7d襲撃 | 共有者 | おまかせ |
射手 アルフィリオン | karage | 勝利 | 生存 | 闇狩人 | おまかせ |
従者 ミーチェ | loopxxx | 敗北 | 7d処刑 | 智狼 | おまかせ |
魔法使いの弟子 カッツェ | nyancat | 勝利 | 5d襲撃 | 霊能者 | ランダム |
見物人一覧 | |||||
東の国の将軍 うえさま | michelle_hiyo | -- | 1d失踪 | -- | -- |
吟遊詩人 リンミュール | marasuna | -- | 1d失踪 | -- | -- |
時空 エクス | oh-bow-Wow! | -- | 1d失踪 | -- | -- |
ぬおー!!!ほんと狼sごめんね!!!!!
ちゃんとやれよ!!!!みたいなね!!!!
るーぷさんとみゃこちゃんとはwww豪華なのにもう!!
っていうか中身くそ外しましたわ!!!!
お疲れ様でしたぁぁあ!
ケラたしちゃん……!?
っていうかこれは1部除いてめっちゃ予想外だなあ……!
ログ読んできます!
前髪ーーーーーーーー!!!!!たかみをであってた!!!あってたよおおおおおおおおお.・゜゜・(/。\)・゜゜・.
《コータロ、石さん
ローラン、たかみをさん
パトリシア、甘栗さん
グスタフ、杏里さん
カエデ、ろあさん
カッツェ、凪さん
当てられました!
気になったので数えた!》
杏里は今回恋愛をしないと決めていたので修道士で童貞です。何度も言うけどな。
みゃこさんほんと、3タテで同陣営だったり喉共有はご縁だわ…(前村ちょっと違うけど)
でもみゃこさん外してごめーんね!!
たかみをはキャラチこれにしようかな?が被るのが3回目なので好みが被ったらたかみを認定することにする。
**
いやほんとケラすごかったな……割と疑ってごめん……たし子ちゃんお疲れさまやわ
ネーロがみかさんなの衝撃すぎてスマホの画面叩き割りそうだった
しわちゃん!?!?しわちゃん後で会いに行くね!!!
あと本物の騎士だったのに涙が溢れて止まらない….・゜゜・(/。\)・゜゜・.
おわ、った……終わった、勝った…勝った…!!
う、うう…っぐ、ぅ…っ
/*
襲撃は始まらない。犠牲者は出ない。
静かな夜の静寂が、この騒動の終を示していた。
崩れ落ちた。その場でへたり込み大きな声を挙げた。
終わったとわかったと同時に今の今まで我慢していた涙が、どっと溢れ出てくる。ぐしゃぐしゃに顔を歪め肩を震わせ、喉を詰まらせて。手で顔を覆いながら泣いた。
*/
ロート「……朝」
[いつものように広間に行き、状況を確認する。すると、そこには、泣いているケラの姿と――]
>>5 アルフレドさん
ロート「アルフレドさん……?起きて……ということは、ボクたち……黒狼騎士団を、みんな捕まえられた、の?」
ロート「すごい!すごい!ああ、みなさん、起きてください!起きて!」
ロート「あ……黒狼騎士団の人や、魔の者も起きてしまう、けど…………うん、大丈夫。みなさん、いるんだもの、何かあったら、対処できる」
ロート「――黒狼騎士団、並びに魔の者の処遇については、後ほど言い渡します。白玉のみなさんは、黒狼並びに魔の者が逃げぬよう、また、自他に危害を加えぬよう気をつけて見ていてください」
ロート「……それ以外は、しばらく自由にお話していてください、ね」
>>ローランさん
「あ、ローランさんは、皆さんより先にお話したいことがあるので」
「身体が動くようになったら、ボクの部屋に来てください。たぶん、場所わかりますよね」
さきほどまで夢の中で意識があったはずなのに、長い眠りについていたせいで現身は痺れている。
俺は感覚を取り戻そうと、てのひらをゆっくりと結んだり開いたリして、のろのろと起き上がった。
−−終わった。
−−終わったのだ。
その事実にぼんやりとしていると、不意に声をかけれられる。
>>ロート
「……王子。」
振り返るとそこには、ロート王子がいた。
それも、声だけではなく、実体が。
「………ぁ、ご無事で、ご無事でなによりです。」
はっとして起き上がり、跪く。
すると、思いもよらない言葉をかけられた。
何を話されるのだろうか。
「わか……りました。」
/*狼の方は未定なんですが、結論から言うと小悪魔陣営は死にません。その代わりペナルティはあります*/
/*あと【エドワード君】はなんかお願い考えといて。可能な範囲で融通します。初手勝利の権利ですぞ(その節はごめん)*/
>>8 ローランさん
ロート「あのね、ローランさん。たぶん、ソフィー姫はまだ寝ていると思うんです。さっき、精神体で城全体を見たんですが、魔力が高い人から先に起きているみたい……ボクは例外なんですけど、はは」
ロート「うん。話っていうのはね、ソフィー姫のことなんです」
>>#3 ロート
「…──。」
ソフィーという名を聞いて表情を引き締める。
胸に芽生えた芽が少し伸びた。
「……そうでしたか。その、ソフィー姫のことというのは。」
なんと返したらいいか分からず、俺は曖昧に相槌を打って話の続きを待つことにした。
>>10 ローランさん
ロート「ローランさん、ボクは……14の頃から、ソフィー姫の婚約者となって、今日まで過ごしました。兄上にいきなり言われたときは、戸惑ったけど、ソフィー姫のことは、お姉さんのように慕ってたから、嬉しく思う気持ちもあって、素直に受け入れました」
ロート「だけど……今回のことがあるまで、ボクは、知らないことが多すぎました。兄上の日記や、ソフィー姫の手紙や日記、黒狼騎士団の尋問記録……それらのものを読んで、やっと、自分はまだ、全然足りないんだって気づいたんです。ずっとずっと兄上に守られていて、気づけなかった」
ロート「ええとね、つまり――」
ロート「……ボクには、まだ、ソフィー姫と結婚する資格がないっていうこと。ボクはまだまだ、勉強しないといけません。ちゃんと、この国を守るために。そして、ソフィー姫を深く知るために――【婚約は、白紙】にします」
ロート「……でもね、貴方にすぐに譲るつもりもないんです」
[少しばつが悪くなって、軽く頬をかきました]
ロート「……ちょっとボクに、時間をもらえませんか。んー……2年ほど。その2年の間に、自分を磨いて……ソフィー姫に、『選んで』もらいたいんです。受け入れるのではなくて」
ロート「……今、貴方と比較されたら絶対負けてしまうから。ちょっとだけ、待ってほしいんです。おふたりに」
「………………。」
ふ、と笑みがこぼれた。
「……ははっ、あははは!」
−−本当に!
ロート王子はどうしてこうも。
俺は目尻を手で庇いながら笑った。
そして、最後に歯のあいだから押し出すように弱く笑って、息をつく。
「……はあ、笑った。分かりました。待てというのならいつまでも。どのみち、私は眠りの世界で考えを改めていました。あなたにそう言っていただけなかったとしても、挙式の途中にソフィー姫を攫うつもりでした。」
/*
露骨なるーぷさんは、
エドワード(顔面が完全にるーぷさんが選ぶキャラチ)
ミーチェ(DMで従者が出るのはありかとか聞いてたから)
*/
>>11 ローランさん
ロート「!!!」
ロート「おお……危なかったです。申し出てなかったら、ソフィー姫は間違いなく貴方にさらわれていました……」
[思わず、ボクも苦笑します]
ロート「反逆罪なんて!元々引き離したのはこちらなんです。貴方とソフィー姫には、ボクたちに言う権利はあります。むしろ、待ってもらえるだけホッとしてますよ。姫が起きたら、一緒に話に行きましょうね、ローランさん」
>>#6 ロート
「………ええ。」
しばらく、王子と笑い合った。
まったく彼には恩しかない。
姫を攫うなどと言ったが、これからセルナリアを担う新たな王となるロート王子を、やはり俺は生涯護りぬこうと誓った。
だが、育んだ芽を刈り取るようなことは、もう絶対にしない。
俺は笑顔から少し真剣な面持ちになった。
「私は……私も、ソフィー姫をお譲りする気はありません。6年以上抱えに抱えきった年季の入った恋心ですから、彼女への想いで王子に負けるつもりもありません。」
「もう、彼女に自分は相応しくないなどと、言いません。2年後にきっと『選んで』もらえるように、私も精進いたします。」
/*
考えてたルート
1.普通に諦めて結婚式を見守る
この場合は挙式を無事終えたあとに指輪を棄てる。
ソフィー姫とロート王子が結婚してからも、ずっと姫のことをひたむきに思い続けながらセルナリアに仕える。
(村中にカッツェとちょっといい雰囲気になったので、少しずつソフィー姫への気持ちに折り合いをつけていくなかで、カッツェと仲良くなりたいなともちょっと思ってた)
2.挙式でソフィーを攫う
もう復讐を遂げられないと薄々気付いていただろうに最後まで前を向き続けることを諦めずにいたレリーを見て、自分がいかに後ろ向きだったか気付かされる。エピの更新最後くらいに式中に攫いにいく描写を落とす予定でした。挙式の途中にばっと白狼と共にソフィーの目の前に行くくらいで切って、本当に攫えたのか、できなかったのかは書かないつもりだった。
*/
決定見て発言書いてる途中で寝落ちした。
お疲れ様でしたネーロことみかです。
そして眠った皆さん
ご ち そ う さ ま で し た
( ◜ᴗ◝ )
/*
このローランはひたむきにソフィーを想い続けるし、我が身可愛さで諦めることはせずに頑張ります! ロート王子は恋敵だけど恩義が溢れるほどあるし、なにより忠誠を誓った主なので、それはそうとしてずっと支え続けます。
*/
/*
それとちかぺが多分灰で呟いてたけど、>>2:193アルフィリオンに対する「そのうち俺の潔白は晴らされるさ。」は後追いのことで合ってますへへ。絶対この日に噛まれるって思ってた。
*/
>>13 ローランさん
ロート「ふふ、のぞむところです。そうあってくれた方が、ボクも頑張れる」
ロート「では、お呼びだてしてすみませんでした。みなさんのところへ戻りましょうか」
わーお疲れ様でーす栗の子でーす
とにかく狼陣営には謝罪を。狂信者って人狼の種類まではわからないのね。呪狼狙いでミーチェぶち込んだのめっちゃ失敗だった。ごめんなさい。
栗の子もっと村に呪詛吐きたかった。みんなに闇堕ちしてほしかった。フリージアとか。フリージアとか。フリージアかわいくない??誰???わかんない**
**
>>-76 甘栗さん
フリージアは母の死とか気の狂った父親からの近親相姦とか暗い過去を抱えつつ前向きなおんなのこしたくて闇堕ちはしなかった☆すまんな
ゆきちです。パトリシアの過去読んで号泣した
/*
>>-16 くりのこさん
お疲れさまです、たかみをです!
パティめっちゃ推しでした!
ケラが決め打たれたあたりからの闇感かわいかった。
*/
/*
>>-72 みかちゃん
灰喉に落としてあったから村中は反応できなかったけど、自分の中身食われてんのさすがに分かるだろうから、ネーロもう近寄れないわw
*/
瞼が震える。
目の前に広がる天井を眺め終わったのだと気付いた。
「………終わったよ、ネーロ
…うん。わかった」
終わったという言葉にネーロは少し反応したが、まだ起きる気はないようだ。
体を起こしてゆっくり立ち上がる。
他の人達も起き始めていた。
ケラとアルフレドが抱き締め合っているのを横目にトコトコと広間を出てある場所を目指す。
行き慣れたそこへはいつも魔法で行っていたがあえて歩いて向かった。
初めて行った時のように。
>>14 サテン
っ……!!
サテン、さ、ま、
/*
サテンが起き上がってきたのが見えましたが、声の震えとともに視界ごとぼやけてしまいます。
その動く姿をきちんと見ようと、はじめこそ目もとをごしごしと擦っていた少女でしたが、どうにも涙は拭いきれません。
*/
っ、まだ、だめよ走ったりしちゃ、起きた、ばっかりなん、だからぁ。
……っ、
……っ
/*
とうとう服の袖で拭うだけでは間に合わなくなり、ぽろぽろと涙の流れるままに任せます。
そして、少女はサテンに正面から泣きつきました。
*/
>>14 サテン
サテンさまあっ!!
よかっ、た、よお……
う、う、っ……!
っ、ぅぅうっ、ぅぅぁあ、ああ……!
[メモを整理したのを最後に記憶がない。
どうやら、広間でぐっすりと眠ってしまったようだった。
そんなアルフィリオンを起こしたのは、数多くの気配。
そう、つい昨夜より増した数多くの気配だった。]
なんだ…!
皆、起きている?起きているのか。
そうか、僕たちも無事だ。
黒狼騎士団の連中は、皆捕縛できたのか…
[ホッとしたように息を吐き、その場に座り込んで、壁に背を預けた。]
[気がつくと、死んだはずのカーマインが玉座に座っている。その姿は視認できるが、かすかに透明で、実体があるものでは無いことは誰の目にも明らかだった]
>>魔法使い諸君
やあ諸君!!
無事にすべて終わったらしいじゃあないか?
ご苦労であった。流石我が愛する民である。
裏切り者や魔の者は当然処刑――と言いたいところだが、今の私にそれを命ずる権利は無い。
弟が決断するのを待つとしようか。
……なあ?白百合よ
[カーマインは、ケラの百合を手に持って愛しげに話しかけた]
国王が亡くなった日は、一刻も早く王子に話さなければならないことがあったために、こうしてゆっくりと花を手向けることができなかった。
俺は黙とうを終えると、静かに部屋をあとにした。
そして、唖然とする。
広間に戻ると、カーマイン王の姿があった。
遅れてそれが現身ではないと気付き、俺は玉座に腰をおろす王のもとへ向かった。
>>20 カーマイン
「王よ。まさかこうして再び貴方の声を聞けるとは。」
もう隠すこともないので嫉妬ゴリゴリに出していきますね
ロートは昼まで来ません
>>ネーロ
首wwwカーマインは構わないけどちょっとフリージアとかいるからwww
いたたた………
*いつものように意識が戻り、手を目に当てて起きようとするが、襲って来た体の痛みに思わず声を上げる。短い期間で得た感覚と違いカッツェはすぐに悟った*
(終わったんだな)
*体を伸ばす為に立ち上がる。体が重たい。それもそのはず、今日まで深い眠りについていたのだから*
(あちこちバキバキじゃねぇか)
*苦笑いをしながらストレッチを済ませて人知れず客間に戻る。身なりを整えたかった*
(こんな背中の見えるセクシーな服で皆と顔合わせるなんて無理だわ)
*そんな冗談を思いながら*
**
>>-88 みかさん
フリージアは、めちゃめちゃになったママの亡骸を正気だったパパと拾い集めた過去があるので大丈夫だよ!
>>22 カーマイン
その名に反射的にぴくりと眉を動かす。
が、沈黙のあとにそっと口元を緩めた。
「個人的といえば確かにそうかもしれませんが──国への誓いに偽りはありませんとも。」
「私は王に感謝しております。悪しき風習から私を救い、騎士として再び置いてくださったことを。私にとってただひとつの安寧だけは、壊さずにいてくださったことを。」
顔をあげた時、黒い髪がはらりと揺れた。
隙間から覗く琥珀の眸は、真っ直ぐに王を見つめる。
「ですから、私は"彼女"が暮らすこのセルナリアの為に動いたのです。」
王様の部屋に辿り着く。
王様の隣に立ちその表情を見ながら回顧する。
ビアンカが自ら命を絶った後、ネーロはビアンカを食べた。
そして心臓だけは、時を止めて自分のそれの隣に置いた。
ー僕達は二人で一つだからー
その時"私"が生まれた。
「ネーロ…カーマイン王も欲しいのね。
ふふっ二人だけじゃなくなるのは寂しいけれど、私もネーロと同じ気持ちよ。
ええ。もちろん。
最期まで"僕"達は、ずっと一緒だよ」
意識が薄れていく。
ネーロが戻ってくる。
「またね、ネーロ」
>>19 サテン
……っ、う〜〜、なに、それ……!
っ、ふ、うぅ……
っまだ、お野菜、きれいに、切れ、ないっ、から……
もうちょっと、っ、練習したら、ね。
/*
サテンの服に掴まるようにぎゅっと握ったまま、少女はしゃくりあげながらなんとか答えました。
*/
……え!見てたの?
じゃあ、あの……
/*
眠ったサテンに寄り添って眠ったこと、頬を突いたこと、数々がいっぺんに思い出されます。
*/
**
カーマインがやられた朝、ふらついてたのは血を見たからではなく『国王さまが……!』ってなったからでして。
生首はそりゃ平然としてないと思うけど大丈夫。
*いつのもの様に、目が覚める
むくり、と起き上がり、もはや日課となった遠見の魔法で広間を見ると、そこには皆が起き上がって話している姿が見えた
……ああ、自分はセルナリア王国の者共に負けたのか
と察した彼女は、そのまま寝る気にもなれず、ひとまず身支度を整える為に、ベットから降りた*
*身支度を終えると、まだベットで寝ているエドワードをちらり、と見る
彼の事を起こそうと、ベットに近づくが、そこで思いとどまった
……彼とわたくしは、もう───
そう思い、悲しそうに目を伏せ、彼の部屋を後にした
広間へと向かうと、ロート(>>#0)(>>#1)の声が聞こえる
……わたくしが同胞を置いて、逃げ出す訳がないじゃない
などと思ったが、もはや彼に声を掛ける気力はない
当然の事ながら、皆に合わせる顔がない、と広間に入りづらく、出入り口の近くの陰に、暫く立ちすくんでしまった*
「……ありがと…ビアンカ…」
もう動かなくなった、でも確かにビアンカが存在した証。
それを確かめるために手を胸に置き、そっと感謝をした。
ギシッ…
ベッドの上に乗り王様の頬をひと撫でする。
その瞳には相変わらず光がないまま。
「王様…ぜんぶ…終わったって…
…僕、王様の、こと…もう…誰にも…渡さない…」
それだけ言うとその喉元に喰らい付いた。
腕も。足も。胸も。腹も。背中も。腰も。臀部も。性器も。内臓も。全部。全部。僕のもの。
頭と心臓だけを残して余すところなく喰い尽くす。
欠けた肉片や血が口や服を汚す。
「…もうちょっとで…一つ…」
王様の首を折り頭を優しく優しく抱き締める。
「…あいして、ます…カーマイン…さま…」
唯一残した心臓に一つキスをして、そのまま広間へ戻っていった。
《>>-103 ゆきちちゃん
わー!きてきて!
広間の入口で入るか入らないか葛藤してるので……笑
実を言うと、フリージアがレリーさんのブローチがあるから、いらないわ!って言ってくれた時、とても嬉しかったし、そこでレリーに罪悪感が芽生えたよ……》
ロート「みなさん!おまたせしています、黒狼と魔の者の処遇です……が……」
[ちゃんとした服に着替えてから広間に入ると、玉座に信じられない人が。少し透明で、本当の身体じゃないことはわかったけれど]
ロート「兄上……!」
>>27 カーマイン
「──。」
意外そうな顔をする。
実際、思いがけない言葉が王の口から出たからだ。
−−カーマイン王は俺を憎んでいた。
それは弟のためではなく、自分自身のためだったのだと。
「私は弱い人間ですが、諦めだけは悪いですから……心もしぶといのです。」
謝るのは筋違いだと思った。
だから、無礼を承知の上で更に軽口を重ねた。
「貴方が私をどんなに憎もうと、私が貴方に御恩を受けた事実は変わりありません。ありがとうございます、カーマイン王。私はこれからも生き汚く、ロート王子とソフィー姫と共に新しくつくりあげられた未来を進みます。」
「どうか、そんな私をずっと恨んでいてください。」
誰か王様の部屋来そうなら描写途中で止めて乱入してくるの待とうかと思ったけど皆イッチャイッチャしよって来なそうだったから全部がぶがぶした( ◜ᴗ◝ )
王様に心臓もらっていいか聞きに行くね( ◜ᴗ◝ )
《今、グスタフ起こせばいいのでは?と思ったけど、グスタフ何処にいます?
広間だと、今は入れないからあれなのですが……》
予定外に朝を迎えてカエデは恥ずかしさを殺すため苦笑いをする。
「私の覚悟は一体何だったの…」
これなら、まだこの本は、ね。
ソロもかえってきて抱き合う、心配しなんてしてなかった、というが私には可愛くて仕方がなかった。
広間に向かうとみんな目覚め、各々再会を喜んでいる。
ああ、この国は救われたのね…
一人小さくガッツポーズをした。
>>カーマイン
「……それでは俺はこれで失礼いたします。」
ロート王子が玉座へやってきたのを見て、俺は深々とカーマイン王に一礼した。
すれ違いざまに王子を一瞥してから、二人から少し離れた場所に立つ。
そして、遠目から兄弟を眺めていた。
グスタフ、一応自室にいるつもり!
起きてるけど、動く気も人に会う気もなくて天井じっと見てる感じ??
…自室、鍵のことは考えずに寝ただろうから多分開いてる。
私の前に現れるホモは全部殺す。
骨は残ってるよ?
なんなら元の綺麗なカーマイン戻せるけどネーロ的にはずっと私情我慢してきたのが爆発して嫌だって言いそうだなぁ
**
>>-108 京ちゃん
ごめんまだサテンさまに縋ってしゃくり上げてるから……姿が見えてから駆け寄るのではないだろうか
>>-120 杏里さん
グスタフもまあまあ組み合わせ作られてた件
/*
ミーチェは目を覚まします。
自分の視界が暗いことで、夢から覚めたのだと理解します。
*/
どうしましょうか。ミーチェがこくろうきしだんということはすでにあきらかになっているのでしょうし。
/*
またカーマインがやられたように自分のそばで護るべきものになにかあるのは嫌なので、基本王子と王まわりにローランはいます。
なんか警備員の人みたいな感じでつっ立ってるので構ってくれる人募集します!!
*/
血に濡れて王様の首と心臓を大事に抱えたまま広間へ戻る。
何気なくいつも王様が座っていた玉座へ視線を流すと、今し方喰らってきた、焦がれていた人がそこにいた。
「おう…さま…?」
他の者はもう目に入らず、ペタペタと血の足跡を作りながら玉座へ近付く。
「…ほんもの…?」
目の前まで進むと首を傾げて質問した。
*広間に入るか否かで葛藤していると、ヘズは広間にいるものも、ロキ……グスタフの姿がない事に気付く
もしや、部屋でまだ寝ているのだろうか?
そう思い、ロキの部屋へと向かう事にした*
*ドアをノックしても返事がないので、もしや……!?と思い、ドアノブを回して入ろうとすると、普通に入る事が出来た
部屋の中では、ロキがベットに横たわり、天井を見ている姿が目に入る
よかった、無事だったのね
と安堵し、ベットの横まで行き、そっとベットの端に座り、彼に話し掛ける*
……ロキ、お疲れ様
……全て終わったわ、ね
*どう話し掛けてよいか分からず、定型文の様な在り来りな事を言ってしまう*
[兄上に何か話そうとした時、ぺたりぺたりという足音が聞こえて、振り返ると――]
ロート「!?!?」
[兄上の首を持って、ネーロさんが玉座に近づいていきます。とりあえず止めようとしたら、兄上は目でボクを制しました]
[仕様がないので、近くにいたローランの近くに駆け寄りました。情けないことに、ボク1人で、どう対処すべきなのか混乱してしまったのです]
>>38 ネーロ
王と王子を離れたところから見守っていると、ぺた、ぺた、と、濡れた音がした。
ふと見ればケットシーの姿がある。
サテンが俺と一緒に眠らされてから、ずっと印を持つ者として白玉を纏めあげていた魔法使いだ。
ケットシーは王の元へ迷わず向かう。
歩いたあとには赤い足跡が。
−−そして何より、その手に抱えるものに戦慄した。
「───止まれっ!!」
王に問いかけるネーロの首に剣の先を突きつける。
戸惑ったロートは俺の傍らに駆け寄った。
「それ以上王に近づけばただじゃおかない。」
/*
カーマインが異次元に飛ばされる前にそのうち制止してくれるのを信じて好き勝手警備員します。ピピーッ!
*/
>>40 サテン
おともだち……
サテンさまには、きれいに作ったのを食べてほしいから。おともだちでも……
/*少女は泣いて赤くなった顔に少しだけ不満の色を滲ませました。
背中をぽんぽんと優しく叩かれて、口を開こうとしたとき>>38 ネーロ の姿が目に入り、そちらを凝視して絶句します。*/
……っ!?
ただ遠くからみていると
ネーロとローランが対峙していることに気づく。
そしてネーロの持ってるものは…
みんなは、私はどう動くべきなの!?
>>45 カーマイン
「しかし王! こいつは……!」
王の体をこのように扱うなど、許されてなるものか。
激情に駆られて柄を握る力が強くなる。
しかし、主君の待ったも聞かずに斬りかかろうとした時、既にケットシーの姿はなかった。
気付けば王の傍へ移動している。
「……チッ。」
忌々しげに舌打ちをして、俺は剣を収めた。
妙な真似をしたら次こそその心臓を貫いてやる。
俺は戸惑っているロート王子に視線を向け、こくりと頷いた。
「ご心配なく、ロート王子。王に何かあった時はこのローランが。」
*客間へ戻る途中、会場の方から大きなざわめきが起こった*
(何だ?)
*身なりを整えてからもう一度広間に行こうとしたが、カッツェは踵を返し元来た道を歩き始めた*
《二度と目覚めぬ、夢でも見るのかと。夢ならばもう一度あの子たちに会うことが叶うのかと。
––皆の仇は討った。守ってやれずすまなかったと。
神は私に自己憐憫も完結も許さないのか。
夢を見ることもなく、朝目覚めた。
もはや術を練る気力もない。ならば私はまともに歩くこともできない。
何も、できない……できなかった。
ふと、足音に、聞き慣れた声がした。
「エレ…か。目を覚ましたのだな。」
賊として縛られながら、真実その無傷な様子に安堵した。
「身体は、どうもないのか…?」
歩けちゃった。自力でみんなのところに行かなあかんのか…
負けた以上真面目にならねば。
しかしアルフレドとは話さないといけないことがあるんや…
>>50 ロキ
*生身の体では久々に見た彼の顔は、意気消沈……生きるのも辛いという感じだった
無理もない、あたし達はこの後、恐らく極刑に掛けられる
ならせめて、思い残す事がないように動こうと思った*
ええ、あたしは平気
……!ロキ、貴方、足が……
あたしでよければ、何とかして運ぶけど、どこか行きたい場所はあるかしら?
……それとも、放っておいたほうがいい?
《この場合の手伝うは木の魔法で車椅子作るか、風の魔法で広間まで運ぶかの2択です
自力で動けそうなら、それでも大丈夫ですので……!》
おかしいな。テロリストが投降したのに新たにテロリストが生まれているなんて。
自分たちで手を下すまでもなくネーロほっといたらこの国沈んでたやん。
《>>-163 るーぷさん
お願いします🙏
後でレリーも探しに行くダイス振るので……ロキとのやり取りを終えたら……》
/*
目が醒める。
レリーの姿はすでになく、どうやら僕の意識は実体に戻ったらしかった。
そうして、僕は
決断のときが来たことを知る。
そうして、僕は
決心のときが来たことを知る。
*/
グスタフは
1.自分で行こうとして受け身も取れず倒れて車椅子
2.そのまま昏倒しかけて魔法で運ばれる
3.自力で歩いていく
3(3)
《>>-175 るーぷさん
否定出来ないのが悔しいです!
今から振りますねー
レリーはヘズの事を探しに行き、見つけ
1られる
2られない
1(2)》
エドワード、顔がとびきりいいのに
卑屈で情けなくて女慣れしてなくて、はーー本当は絡みたかったけど、絡めなかった
>>みやこちゃん
本当に申し訳ないんやけど、今日多分貼り付けないので
明日の夜に本気出すのでいいですか…?
今日はちょくちょくは絡めると思うんですが
てるてるじゃなかったらもうちょっとカッコイイ感じにするつもりやったんやけどなあ。
てるてるとしてのモチベ作るにはヘタレにするしかなかった
《>>-190 えるるさん
了解です!
レリーは皆とお別れしてくるので、お気になさらず!
明日の夜ね、心の準備をしておきます》
そういえば、ロートが交互に読んでた日記ですが、一応それぞれのだけ続けて読んでも違和感ないようにしたつもり……つもり
《>>-200 ちかちゃん
あそこらへんの描写すごいなと思いながら、見てました!
本当にあれは泣かせられるし、脳内でその時の風景が浮かぶくらいよかったです……》
「このまま…ここで果てることも考えたが…
なぜ我々がことを起こしたか、王弟に伝えねば…な。」
《思えば術に頼らず、杖も持たず歩くのは何年振りか。
壁伝いにならば、と体を起こしたが立ち上がる前に床に崩れ落ちた。
肩と額を石の床に打ち付け、身動きが取れなくなる。》
惨めな…ものだな。
這って向かえと、いうことか。
《ふと、同じ姿で見た6年前の光景を思い出していた。》
>>54 カーマイン
顎に手を添えられ至近距離でシニカルな笑みを受け止めると、ぶわっと全身の毛が逆立ち顔は赤く染まる。
そして続く言葉はなんともカーマインらしいものだった。
ああ、この人が僕とビアンカの愛した人。
断られては一つにはなれない。
だが今受け取った言葉が、何よりの褒美だと思った。
とろりと溶けそうな気持ちを抑えてコクリと頷いた。
「…わかった…勝手に…喰べて…ごめんなさい…元に…戻して、くる…
あと…もう一つ…お願い、しても…いいですか…?」
王様にも想う人がいる。
ロート様と、おそらくソフィー姫。
それならば
「王様に…僕の、100年…あげても…いいですか…?」
いっそ、お二人が最期を迎えるまで。
/*
白玉が、魔の者も黒狼も眠りにつかせた。
セルナリアの勝利。
忠誠を誓った国が勝ったのだ。
僕は、もう少し喜んでもいいはずだ。
なぜ……こんなにも、胸のつかえが取れないのか。
僕は、一度は志を捨てたもの。
セルナリアを護るのを諦め、自ら望んで眠った者。
そんな僕が、手放しで喜んでいていいのだろうか。
皆にどんな顔をして会えばいい?
そして、レリーには、どんな顔をして…会えばいいんだろうか。
*/
ごめんほんと語彙力遥か彼方に消し飛ばされて拾うの大変だった。
王様の恋路を邪魔したいわけじゃないというかむしろ応援したいので(元々叶える気もない恋)綺麗な死体で100年二人を見守らね?って提案です。
王様のためにできることがそれしか浮かばなかったので。
そんなものに縋らなくても見守ってるさと言ってもらっても全然問題ないっす。
どう転んでもネーロは王様らしい!好き!なので。
>>59 兄上
[『弟夫婦』という言葉を聞いて、ハッとし、兄に話しかける]
ロート「あ、兄上……ボクらの結婚の件なんですが。ボク、思う所があって、白紙に、することにしました」
ロート「……兄上が、思っていたことは……ごめんなさい、日記を読ませていただきました。」
ロート「ボクは、あまりに弱く、あまりに無知で、あまりに情けない。ソフィー姫と結婚する資格はないんです。それに――ソフィー姫に、「受け入れてもらう」んじゃなくて、「選んでもらう」じゃないと、意味が無いと思うんです。だから、ボクは、2年かけて、姫に選んでもらえるように、頑張るつもりなんです。兄上――兄上、勝手して、ごめんなさい。どうか、」
[ご理解ください、という一言は呑み込んだ。兄上が地を吐く思いで決めたことを、覆すのだ。兄上にも、受け入れてもらうだけじゃ、ダメだと思ったから]
/*
ヘズは真っ暗の世界の中を歩いていきます。
見えなくても、何日も過ごしたお城の中は問題なく歩けました。
誰かを探すわけでも、何かをする訳でもありません。
ヘズの『復讐劇』は終わったのですから。
*/
あ、ここのカーマインの嘲笑は、まともにローランに対抗しようとしなかった自分への嘲笑です
だからそういう点でロートは兄を越えたわけです
>>62 兄上
ロート「兄上……!はい!約束します。きっと、自分の力で、ソフィー姫に好いてもらえるように、頑張ります」
ロート「あ、そうだ。それと……今回の事件の、処分を下そうと、思います」
ロート「ボク……6年前の戦争のことや、黒狼騎士団の人たちの最期のこと、読みました。今は、資料がないけど、民間の方々も含めたら……きっと、たくさんの人々が、悲しい思いをして、黒い気持ちも抱いたのだと思います」
ロート「兄上は、そういう人たちが「わるいこと」をする前に、未然に取り除くという形を取りましたが……それでは、取り除かれた人の隣にいた人が、その穴を見て、また苦しくなるし、心が黒く染まることもあると思うんです」
ロート「ボクは……今回の事件では……そういう、悲しい連鎖は、断ち切りたいと思います。でももちろん、許すということではありません。王家の長、国家の頭、なにより、ボクの唯一の家族が殺されたわけですから、許すことはできません」
[アルフレドがケラを抱きしめたまま、玉座を見遣ると、なんとカーマインが座っていた。その姿は、かすかに透明だ。手には白百合を持っている。]
王様!
[アルフレドは、叫んだ。]
[ふと、ネーロがゆらりとやってきた。その手に持っているものに戦慄する。]
ロート「……まず、【魔の者】。ジルベールさんと、コータロさん」
ロート「あなたがたは、直接黒狼騎士団に加担した訳ではありませんが、間接的にセルナリアを危機に晒しました」
ロート「おふたりにはそれぞれ処分を課します。
まず、【ジルベールさんは、国外追放】……今後一切セルナリア領、もちろん元サリーナ領にも入ることは許しません。グラン家の土地・財産も没収とします。大切なものだけ持って、身一つで出ていってください。」
魔の者たる私が言う事じゃないけどわかるわ。<ブチ切れそう。
前王を殺した賊を死刑に、って国家経営シミュレーションゲームの死刑チュートリアルみたいなとこあるし。
いや死にたくないですけど。
*これ、レリーとグスタフ聞いてないかも?と思ったのですが、魔法で城中に声が届いてる設定追加してもいいですか……?*
*レリーは床にいるグスタフ見て、手伝おうかなと思ってますが、その直後にアルフィリオンが来るみたいな感じになるかと……*
ロート「【コータロさんは、魔法に関すること以外の記憶を消去】、並びに【城の監視下で刑罰執行人として働いてもらいます】」
ロート「……もちろん、ジルベールさんにも、不定期に監視員をつけます。あなたが持ち出せるものは、一つだけです」
そういえば、この世界にサリーナとセルナリアしか国と呼べる場所はない(あとは異種族が住む森とか山とか)って思い込んでたけど、違う感じなのかな?
**
でもこれ、家族を捨てているジルベールに敢えて身一つでって言うのも
呪医のコータロに刑罰執行人させるのも
めちゃくちゃ酷ではあると思う
魔の者は結果的に手を下してないので……ちょっと軽め
ジルベールは、身一つで知らない土地で暮らしてくださいって感じで……魔法能力消そうかと思ったけど、この人の場合消えるとご褒美に近い気がしたので、そのまま。
コータロは国外追放しても意味なさそうだから、記憶消させてもらいます。魔法能力の行使には問題ないようにするので、記憶消去とか自傷とか、やばめの魔法を、刑罰として利用させていただきます。こっちの方がえぐい
[広間では、様々な思惑が動いてました。
再会をよろこぶ者、血を滴らせる者、何故か半透明な者。
その中に、見慣れた顔が這い蹲っているのを見て、その真正面から近寄りました。]
>>56 グスタフ
やぁ、グスタフ君。
随分と変わった格好をしているね。
せっかく昨夜、身綺麗にすると言って風呂まで入っていたのに床で寝る趣味でも?
[グスタフの側に近寄っていたレリーにも気がつきます。]
ああ、レリー君も。
黒狼がまた集まって謀かな?
それより君ら。どうやら処分が下されるようだよ。
[グスタフとレリーの耳に手を近づけ、遠聴の魔法を付しました。」
/**/
プチ設定
アルフレドは、レリーに短剣を貰ったことで、かすかな友情を抱いている。
殺す。と言われた後も、それは変わってない。
なんとしても、香水を届けたいと思っている。
ロート「黒狼騎士団を名乗ったミーチェさん、レリーさん、グスタフさん、並びに内通者パトリシアさんへの処分、ですが……」
ロート「あなたがたは、そのまま野に放っては、必ずまた復讐をするでしょう。時間が経って消えるような恨みではないでしょう。それに、命が惜しかったらこのようなことはしないでしよう。だから、どちらも罰としては相応しくありませんね」
[ボクは困って笑います]
ジルベール軽いように見えて、コータロが重めの刑だから、ある意味それも罰の中に含まれるというか……家族やコータロへの罪悪感を抱いて生きてくれ
《>>-263 しわちゃん
アルフレドめっちゃいい人すぎません???
レリーも僅かながら友情の感情ありますよ……だから、自分の手に掛けると言った(感情が特にない人は自分がとは言わない)
いつ頃香水出来そうですか?
何のお花になのか楽しみにしてます!》
/*
泣いて泣いて泣き疲れて。子供のようにアルフの胸の中で眠っていたようだ。騒がしくなっている空間でうっすらと目を開けた。腫れぼったく赤くなっているだろう瞼を擦りながら見上げると、そこにはアルフの顔があった。
*/
……夢じゃ、無いよね?
アタシ達…生きてるんだよね?
《白百合はカーマイン国王の傍らで自ら動き始め、顔の周りをくるくると喜ぶように回り始めた。どうやら魔法の力が城中に満ちていて、百合に魔法の命が一時的に授かったらしい。》
"王様!王様!私の声が聞こえる?
なんて素敵なんでしょう!あなたがまた生きてるなんて!"
《>>-274 しわちゃん
なるほど……レリーは僅かなのは、殺意と絶望(セルナリア(ケラ)につくのね)が大部分を占めてるからです……
了解!じゃあ、決定出たら、広間でぼんやりし出すから、話し掛けてもらえたら……
その後のケラとの時間を邪魔したくないので先にお願いしたいです……》
ロート「あ……内通者のパトリシアさん……は、今記憶が無いのでしたか。」
ロート「では、それに追加して【パトリシアさんの記憶から、ご両親の記憶を消去します】。そして、【踊ろうとしても、踊れなくなる呪いをかけます】」
ロート「……好きなものをすべて無くして、そこから始めてください」
王様を戻しに行こうとするがロート様の声が広間に響き渡り足を止めて振り向く。
敵の処遇について発表される中、王様の首を抱き締め直すと固唾を飲んで聞いていた。
パトリシアはもう0になろうって感じ。
恨みの根本である両親の記憶もなくなったら、国に仇することもなかろうと。
踊りも染み込んでるものだから、きっと衝撃的に踊りたくなると思うけど、でも踊れないっていうもどかしい呪いをかけます
ロート「黒狼騎士団の三人については――」
ロート「ふさわしい罰を、もう少し考えます」
ロート「改めて、お呼び出しするので、もうひととき、覚悟してお待ちください」
*パトリシア😭
全てを取り上げられて生きるのか……
後、決定後程了解です!
気になってそわそわするけど、後程なのが特別感あっていい*
*>>-279 しわちゃん
分かってもらえてたら嬉しい✨
了解!
その位じゃないと、レリーは話し掛けないからありがたい🙏*
>>65 アルフィリオン
……エルフさん
わたくしにそんな気力がない事くらい、見抜いてるでしょう?……貴方は本当に意地が悪いのね
……って!ロキ!
ちょっと待って!
そんな体で歩いたらまた……!
*アルフィリオンを見て、心底嫌そうに言う
そして、歩き出したグスタフを追っかける*
>>ロート
[ロートが発表していく処罰を、真剣な面持ちで聞いていた。最後に、首謀者たちへの処罰はもう少し考えるという旨を聞き、フッと笑いをこぼす]
フン……ロート、なかなか焦らすではないか
まあ、その間、裏切り者どもは首を洗って待っていろ、ということだな
それにしても……各人への処罰、なかなかではないか
さすが、次王、と、言っておこう
「因果は報いるよなぁ」
ロート王の宣告を聞き、剣を降ろす。
記憶を消し、生命を永らえさせることなんぞ、俺が何人も何人もやってきたことじゃあないか。それが今度は自分に降りかかるだけだ。
ただ、足の震えが止まらない。
*よし、アルフレド話し掛けて下さい
そちら向くので、えっえってなってたら、ロキはアルフィリオンが介護し始めて……みたいな感じにしたい*
今思い出したけどアルフレドの妹騎士を『治療』した人リストに入れるかどうか悩んでた。タイミングも流れも無かったから言わんかったけど。
コータロー!!
/*
思えば最後の幾日かは話が出来なかった。自分を恐れてのことかもしれないが…もっと話がしたいと思っていた。
彼の正体がなんであれ、だ。
*/
コータロ……。…記憶がなくなっちまうって、聞いて…。
>>82 アルフレド
*大きな声に自分の名前を呼ばれ、思わずそちらを向く
すると、そこにはアルフレドがこちらに駆けてきているのが見える
動揺し、固まっていると、目の端にアルフィリオンがグスタフの世話を焼いているのが目に入る
……わたくしの、すべき事は
という考えと共に、体の硬直が解け、アルフレドを睨みつけながら迎え入れる*
…………何が御用?
《相手を見上げながら話すのも苦々しく思い、再びグスタフは動き始める。やれやれ…とでも言いたげに頭を起こし、いざるように壁まで進むと、ドアに捕まり立ち上がった。》
右手に右足…実に体勢の取りにくいようにご丁寧に切ってくれたものだ…
踏ん張りの効かない足元はおぼつかなく、体を壁に擦り付けるように広間へと向かって行く。
>>71 グスタフ
残念ながら僕には、逢瀬でなく介護に見えたのでね。
何百年経とうとも僕は、介護に甘い空気は感じられないと思うよ。
そうか。
だが、僕に話さずとも、話したいことのある奴はいるんだろう?
女性に介護を任せるのかい?
そのまま進んでも1日経とうが辿り着けないぜ。
>>86 レリー
[レリーがグスタフとアルフィリオンとともに広間に現れたのを見かけて、アルフレドは、思わず駆け寄る。]
レリー…。
[これから、処遇が決定される。そう思うと、アルフレドはなんとも言えない気持ちになっていた。]
これを受け取ってくれ…。約束の香水だ…。
[コロンとアルフレドの手のひらに現れたのは、薄ピンクの小瓶に入った赤い香水。]
これは、「サザンカ」花言葉は、「高潔」だ。
君はいつでも気高く立派で、自分の信念にまっすぐに従っていた。わたしと信念は違おうとも、レリーはまっすぐだった…。
[サザンカは爽やかな香りがする。高潔なレリーに似合うだろうと、調香したのだった。]
狼三人はもう1回ログ読んで、各々にふさわしい罰をくだすね
先に言うけど、殺しはしないのと、家族には手は出さないつもり
>>90 アルフレド
*彼から手渡された香水を受け取り、ぼんやり眺めていた
今から自分は処刑される……そう思うと気分にもやがかかり、思わず目の前の彼に悪態をつく*
………お褒めのお言葉、どうもありがとう
貴方からしたら、さぞ愉快でしょうね?
敵対する黒狼騎士団……サリーナ王国の者が、今から処罰を受けるのだもの
わたくしね、貴方の妹の気持ちが少し分かった気がするわ
こんな絶望と苦しみに、彼女も面していたのね……それを貴方に伝えられないのが本っ当に残念!
……これは、貰っておいてあげる
約束、したものね
ふふ……精々、妹との過去に引きずられながら、ケラと仲良くやるといいわ
わたくし、どの様な処罰が下ろうとも、貴方とは二度と会わないと、今ここで宣言してあげる
……さようなら
>>アルフレド
*呪いのような言葉を吐き捨てると、香水をポケットにしまい、アルフレドから背を向け、広間の出入口へと向かう*
《最後の最後までレリーが素直じゃなくてごめんなさい……
レリーなりに、幸せに!って言いたかったけど、心の大部分を占める殺意と絶望が邪魔しました……》
《今回は狼なので、殺意高めでお送りしております……
これから絡むお方も覚悟して頂けると幸いです……
レリーの気分次第では、笑顔で地雷踏み出すので……》
>>レリー
[アルフレドは、去りゆくレリーの背中を見つめていた。]
[どうか、レリーの人生が絶望と苦しみに苛まれようとも、どうか、救いがあるよう…。アルフレドは祈るしかなかった。]
友への判決が下った。
−−国外追放。
ジルベールが行おうとしたことは到底許されぬことだ。
当然の酬い。命があるだけまだマシだろう。
王子の判断を反対する気などない。
彼はその罪を背負って生きていくべきだ。
しかし。
「…大切なものを、一つだけ」
彼は何を持って、出て行くのだろう。
ジルベールを虐げた家族やサリーナを、その原因となった魔法を、……セルナリアを、全て愛せなかったと言っていた彼が。
《アルフレドー!!
めっちゃいい人……!やっぱり友達になろう?(錯乱)
本当、歩む道が違えば友達になれましたよ……絶対》
どうやらエルフ殿には皮肉も通じないと見える。
少しは人の会話に馴染みたまえ。
…この身体はセルナリアの賜物なのでな。
久々に享受してやろう。
**
コータロさんの読んで泣いてる。
あとアルフレドがフリージア以外にけちょんけちょんに言われてて複雑な気持ち()
《>>-355 アルフレド
私も切ない……ありがとう!
あの言葉は良いものも悪いものも全て本心なので!
黒狼騎士団とバレた以上、嫌いな嘘をつく必要がなくなった結果です
処罰が下された後に考えるね……!
死ぬなら、お墓に持っていくつもりでした》
《アルフレド好きすぎて、宛名をアルフレドにしてしまった😇
間違ってはないかもだけど、しわちゃん宛です……ごめん!》
カエデは目を閉じ、今までの人生を振り返る。
うん、幸せだった。なぜならあなたに会えたから。
そんなあなたはきっと優しい王の隣で幸せになる。
それじゃあ私のこれからの人生は…
さようなら、ソフィー
わたしはこの国の王の前に懇願します
[壁を支えに進むグスタフに、溜息を付き、背を探り取り出した矢から矢尻を外しました。]
………
[右手を当て矢を太く、長く成長させると、歩みを続けるグスタフに返事をします。]
>>97 グスタフ
おい。せめて、杖ぐらいないと困るだろう。
広間でも壁を伝っていく気か?
/*
ああああああコータロ見て鬱になってた心がアルフィリオンのデレで少し癒されたああああああ あるな。
*/
>>#17 ロート
[カエデは王の前に跪く]
パトリシアへの処罰、まごうことなき英断です。
彼女は復讐の心を持ち、この国を大いに乱した。
命があるだけでも感謝しきれません。
[そして彼女は自分の決意を口にする]
ですが、ですが王よ。一つだけ私の願いを聞いてくれませんか?
私はパトリシアニに約束したのです、護って見せると
そして彼女は私を信じ、頼り、寄り添ってくれました。
しかしその約束は果たせず、パトリシアは家族に踊り、彼女の生きる目的を失いさまようことになります。
私は一人の人間としてのパトリシアと約束しました。
彼女が何者であろうと、この約束は果たしたいのです。
なので、どうか。
私からも家族と本を奪って、姉妹としてパトリシアの隣にいさせてもらえないでしょうか?
王族の本棚に記憶の改ざんについての本を見つけました、あの本を用いて処罰は行われるのでしょう、あの本に書いてあることがほんとならできますよね?
わたしを彼女を守る双騎士にさせてもらえないでしょうか。
《>>-339 しわちゃん
なろう😭😭😭
今世は無理だから、来世あれば来世でお願いします……
それは処罰とエドワード次第かな……レリーなりに、幸せに、なれるといいな……》
>>ケラ
俺はもう、駄目だ。それは、もはや致し方のないことだ。
だがせめて、全てが喪われるのだけは避けたかった。
「一つ、頼まれてくれないか」
そういって袂から鈍く光る鍵を取り出す。
あーーーつらいやつーーー
ちなみにカエソフィの件なんですが、公式見解と致しましては、ソフィーはカエデのことはきっと親友としてちゃんと今でも大事に思ってるはず、だ、よ
>>ゆきっちゃん
あと、ゆきっちゃんに懺悔。
ミーチェにあげる花何にしよっかなーってネット調べてたら花言葉で決めたときフリージアってことに気付かず更新してしまった…後の祭り…
朽ちる身に、吸い寄せられていく。夢の終わりを知っていた。
暫く抵抗していたが、俄に広場が賑わう。
我が身は随分僕が惜しいと見える。
「……ああ、分かったよ」
いつまでも、逃げ続けられない。胸から飲み込まれて、ずるり、と体が起き上がる。
>>ローラン
雲隠れしたいならカッツェのとこおいで((
>>ネーロ
プレゼント楽しみすぎて今からワクワクしてる
>>105 グスタフ
得物?
そんな状態の君に杖一本渡そうが、僕が負けるとは思えないな。
[振り払われた杖を掴み、再び差し出す。]
それで?
まだ意地を張る気かね。
目的を成すために、魔法まで覚えたという黒狼騎士団もそんなものなのか。
まってくれログ伸びすぎやろしんでしまう
カエデのラブコールだけは聞こえたのでほんとにいそぐのでまってくれくださいごめんなさい**
>>106 ジルベール
友の姿を見つけた。
かつ、かつ、と靴底を鳴らして、彼の元へと近づいていく。
夢から覚めた彼は、今何を思うのだろう。
「……ジルベール。」
《>>-350 しわちゃん
こちらこそ、素敵な花言葉の香水ありがとうー!
大切にします!!
わかる〜あの時、一緒に行ってくれて嬉しかった笑》
【エピ空間設定】
・戦闘魔法は通常の6割程度の力しか出ない
・誰も死なない
・敗者陣営は勝利陣営に勝てない
・勝利陣営の人は、出来る範囲内で1人1個お願いする権利がある(NGのことも)
・エピ終わるまでは刑は執行されない
*アルフレドと別れ、廊下を歩いていると、ふらふらと歩いているヘズを見つける
恐らく、視力強化の魔法が切れてしまったのだろう
思わず転びかけそうになる彼女に急いで駆け寄り、何とか抱きとめる*
>>ヘズ
ヘズ……!
あっぶな!大丈夫?
こんな所でどうしたの……?
*心配そうに顔を覗き込む*
>>112 ヘズ
え?ああ、そうなの……
あたしもそう思ってたの
……その、ごめんなさい
幼い貴方を巻き込んでしまって……
*自分達は負けてしまったのだ、という事を思い出して、申し訳なさそうに謝る*
エピってすぐに「みかさんネーロなんだ!人喰いお姉様のイメージしか無かった!」って予想外だなーって思いながら灰ログ見て安心してた**
>>101 カエデさん
[カエデさんからの申し出に、ボクは目を丸くします。カエデさんは、国のために働いてくれた人……お願いは聞いてあげたいですが……!]
ロート「カエデさん……!ほ、本当に、よいのですか?それがあなたの……幸せ、なんですか?図書室に一緒に行ったとき、あなたはあんなに瞳を輝かせていたではないですか」
>>116 ヘズ
ええ、ロキを先に見つけたから、介護してきたけど……
エルフさんがお世話してくれそうだから、任せてきたの
……いいえ、あたしがもっと早く貴方の事情を聞いて、庇ってあげれば……いえ、もう遅い話ね
……どうなるんでしょうね
とりあえず……広間に行きましょうか
もうロキもいるでしょうから
*といい、ヘズを抱き抱え、広間へ行く*
《>>-393 ちかちゃん
その書き方だと、カーマインがレリーのパパみたいで笑うww
決まったのか!
そわそわしながら待ってる……》
ロート「黒狼騎士団の一人、レリー・エリュテイアへの処分を決定しました」
ロート「まず、あなたのご実家も、貴族としての地位は剥奪します。ただし、魔法研究所に所属のあなたのお兄さんには残っていただきます。大丈夫、お兄さんはいつも通り。ただ貴族じゃなくなるだけですよ」
ロート「あなたは、人懐っこくて明るいご令嬢ですね。常に周りには誰かがいる。そして、そのおともだちのために、今回のことを企てました」
ロート「あなたへの罰は――今まで出会った人、今後出会う人は、【あなたに好意を抱いた瞬間に、あなたのことを忘れる呪い】をかけましょう。もちろん、家族も同様です。反逆者の末娘がいたという記憶はあれど、それがどのような人物だったのか思い出せないでしょう」
ロート「加えて、【自分の家にたどり着けない呪い】を。実家はもちろん、今後安住の地を見つけようとしても、あなたは決して家に帰れません。これが、あなたへの罰」
コータロが今後勤める部署(刑罰執行部・拷問部)には、呪い専門の魔法使いがいるので、いろんな便利な呪いの創作ができますのね
貴族じゃなくしたのは、やっぱり貴族というものは特権階級なので、国家反逆罪の身内がいる貴族は流石に無理ってことで。
でもレリー兄は国家機密レベルの魔法研究もしてそうだし、例によって手元に置いときたいので、妹の記憶はろくにないまま働くわけです。
レリー兄は、「国家反逆罪の妹がいるのに雇ってもらえてありがたいなあ」と、セルナリアへの恩を感じながら働いてくれるわけですねえ。妹の記憶無い訳ですから、妹を罰されたことへの恨みも特にないわけですよ
ロートの計画は以上
>>-414ちかさん
そしてその決断を下すのはちかさんというクビ絞めプレイ……
大丈夫、夢で会える呪いをレリーにかけたまんまだから……震>>-121
ロート「竜族の娘、ミーチェ」
ロート「あなたは、縛られる最後の瞬間まで、信じてもらおうと一生懸命頑張っていましたね。あのとき、正直、ボクは胸をうたれました」
ロート「ですから……【あなたの言うことを、誰も信じてくれなくなる呪い】を。加えて、【嘘がつけなくなる呪い】を。あなたのことを誰も信じてくれない世界、それが、あなたへの罰です。ミーチェ」
[勿論魔法を使われている訳ではないのに、どうしたって振り解けない。
キッとカエデを睨みつける、不意に大きな瞳から涙が零れた。]
なんで、あたし……何も、わからないの……。
>>#20 ロート
*広間に着くと、ロートから自身の処罰について下された
内容に思わず目を見開き、お父様やお母様、お兄様……そしてエドワードさんの姿が脳裏に浮かぶ
暫く脳が麻痺し、呼吸が上手く出来なくなる
自分を落ち着かせるように深呼吸し、改めて処罰の言葉を脳で思い返す*
…………そう
人の情と、黒狼騎士団としての本懐、どちらかを選べなかったわたくしへの、相応しい罰ですわ
*抱えられているミーチェにのみ聞こえるような小さな声で呟き、たった今処罰が発表された彼女を抱き締める*
ロート「加えてミーチェは国外追放とし、この国には入れないよう専用の結界をつくります」
ロート「…………竜族のあなたの力は、この国にとって脅威ですから、ね」
目を開く。
霞んだ視界に、近づく足元が見えた。
そこは、灼熱の中か、酷寒の中か。
どちらとも言えるが、どちらでもない気もした。懐かしい痛み。僕は遠に慣れていた。はずだった。
「……ローラン」
彼は約束を果たしに来たのだと、頭の片隅で思った。くちびるを歪める。
それでも。
穴を埋めるになお足りんと。私のここは、許さないと、彼を壊してこそ真の安寧を得られると使嗾する。
––––––––カチリ、と腰元で音が鳴る。己を使えというように。
立ち上がって静かに黒き剣を抜いた。
>>#21 >>#22 ロートさま
/*
ヘズはエレさんに抱かれたまま、ロート様の言葉を聞き入れます。そして、笑みを浮かべます。
*/
はい、わかりました。ミーチェはうそをつくつもりも、しんじてもらうつもりもありませんから
ですが、ミーチェはいいますよ。ミーチェのことばがしんようならないものになるまえに。こんかいのことがおこったのはどちらがさきだったのか、そのことをあらためませんとこくろうきしだんは『また』あらわれるとミーチェはおもいます。
ふふ、じぶんだけをせいとうかする、「しろくぬりつぶされた」おうこく。ミーチェはとてもきれいだとおもいますよ。
きれいなきれいなおうこくをつくりあげたおうさま、どうぞおしあわせに。
>>#19 ロート
ええ、ここの図書館はとても素敵でした。
住めといえば住めます。あそこは知識の産まれる場所です。この世で一番価値のある場所です。
しかし、わたしの記憶がなくなればきっと外の世界すべてが本になる。
この世界、すべてが図書館です。
それで隣に「家族」がいるなら私は幸せです。
これ以上わたしは何も望みません。
/*
レリーの受ける罰の説明を聞く。
要するに、彼女を愛した人は、皆彼女の記憶を失うということ。そして、彼女から永遠に安息の地を奪い取るということ。
それは、想像する限り、死よりも酷い極刑であった。
そして……間違いなく、僕は彼女の記憶を失うだろう。
もう疑うこともない。僕はもうすでに、彼女をこの上なく愛してしまっているのだから。
僕は、彼女の方を見遣る。
彼女は今何を考えているのだろうか。彼女と話がしたい。
話が、したい。
*/
ローランに隠れ、お兄ちゃんにフォロー入れてもらってるので、まだまだですわ
エドワードもロート倒せるぞ〜がんばれ〜
>>127 カエデさん
[世界が、図書館。壮大な言葉に、息を飲みます。知ることをしようとしなかったボクには、まぶしさすら感じる言葉でした]
ロート「――わかり、ました。あなたが、それで幸せなら……パトリシアさんに術をかけるとき、あなたの望み通りにします」
ロート「最後に、図書室に付き合っていただいて、ありがとうございました。あなたが、幸せになれますように」
はーい!はいはい!ちかさんに質問!
処罰後のエピソード的なのって明日のエピ中とかにやっていいんですか!ダメならTwitterで垂れ流す予定です!!**
調香師 アルフレドは、ここまで読んだ。 ( B24 )
>>125 ジルベール
「……アンタとの約束を果たしに来た。」
それだけ紡ぐと、俺は腰にさした剣にそっと手をかけ、氷刃のような白い剣を抜いた。
ジルベールをひとり闇の中に屠るわけにはいかない。彼を裡から滅ぼそうとする炎を、俺の心を以てして氷漬けにする。
−−彼が握るのは黒き刃。
−−カーマイン王に認められただけあって、その剣に纏う魔力は尋常ではない。
「────白狼。」
"ふんふふんふふーん、ねえ王様!私歌を覚えたの!ケラがずうっと歌っていた歌。私大好きで、いつもいつも聞いていたの。王様は…ケラの歌が嫌いなの?"
氷の塵がざわざわと舞い上がり、白い渦が勢いよく俺の眼前で巻く。
幾重もの襞となってうねる風と共に、ズシンと重たい地響きを伴ってそれは現れた。
人智をもって計り知れない神秘。
俺と同じ琥珀色の眸は呪いに侵された友を鋭く射抜き、白銀の体躯に神々しさを纏わせて顕現する。
『░▓▒▓█░▓░▓▒▓█▓────!!』
「っ──いくぞ。」
白狼の雄叫びと同時に、俺は先手を打とうと駆け出して、彼のもとへ踏み込んだ。
*暫く呆然としていたが、腕にヘズを抱き抱えていた事を思い出し、彼女をそっと降ろす*
>>ヘズ
……ヘズ、思い残しがないように、ロキと話してきたらいかがかしら?
さあ、行きなさい
*指を指した先には、這って広間まで来たグスタフがいる
そして、彼女を穏やかな笑みで見送る*
*カッツェは一通り流れを見守り、客室へ向かう*
(相変わらず、お師匠様との連絡は取れそうにない……か)
*ソロンディールは見ていると言っていた。それが見れなくなったのだから必死に何が起きたか探ろうとしていただろう。それこそ、この城までやって来て様子を探ろうとしたに違いない*
*それでも原因が分からず、カッツェを“乗っ取ろう”と何度も試しただろう。今も、それは続いている気がする*
(まさか、寝ずに心配したりしてないだろうな?)
*ニンゲンとエルフは体の作りが違うとかなんとかで夜通し本を読んでいるところを見たことがある。その度叱るのだが、今回は叱る側が不在だった。あり得る。カッツェは苦笑いをする*
(そういや、アルフィリオンはエルフだったな。全然話せなかったや。ま、そんな空気でもなかったし仕方ないんだけれど)
*コツコツとヒールをならして廊下を歩いた*
/*
んーーーそういう系はどうだろ。基本戦闘中心だからアレと思いつつ、それはコータロ君の最初の仕事にしたらおいしいなって。
/*
多分ねー、アルフィリオン君に罰を与えられるのは受け入れちゃうんだよ。
むしろその後アルフィリオン君に育てられる方が罰になりそう。
魔法使いの弟子 カッツェは、ここまで読んだ。 ( B25 )
>>115 グスタフ
ふむ、それならば丁度いいな。
聞いてなかったのか、君?
僕は君らには大きな恨みがあるんだぜ。
君の処分はまだ決まっていないが、僕からの仕返しとしてはいい機会だと思わないかい?
[持っていた杖でグスタフを引っ掛けると、仰向けに浮遊させた。
そのまま、彼の言葉は聞かず、広間のカーマイン王の前まで運ぶ。]
/*
人間の一生ぐらいは面倒見るんじゃないかなー。
アルフィリオン君も1000年以上は生きると思うし、グスタフ君が100まで生きるとしても体感10年でしょ。
/*
【魔法設定】
五大魔素と成長退行についての付与魔法のみ。
戦闘に利用できる魔法を中心に覚えているので、精神や脳に関することには利用したことがない。
ex)
・遠視遠聴
視力や聴力の過大成長を付与。
・花火
矢に対し、五大魔素を付与。
・傷の修復
傷の部分を急速に成長させ、傷を閉じた。
所謂自然治癒なので跡は残る。
・浮遊魔法
対象に風魔法を付与。
*ヘズを見送った後、ふと横を見るとエドワードと目が合う
彼の姿を見て、先程の処罰の内容が蘇り、再び胸が苦しくなり、思わず目を下に逸らす
が、目が合った以上、声を掛けないのも不自然と思い、自ら声を掛ける*
>>128 エドワード
……何か、御用ですか?
……サリーナの亡霊が、相応しい罰を与えられて、嘲笑いにでも来たのかしら?
*本当は、彼にこんな事を言いたくはなかった
だが、夢の世界から目覚めた今は、忠誠を誓う国が違う"敵"同士
そう思い、絞り出すように言葉を紡ぐ*
《>>えるるさん
お話したいエドワードの為に、忘れない内にレリーの発言をしておきました
明日の夜まで待つので、ごゆっくりお考え下さい》
サテンの魔法
・植物と対話
・油断させたところでエネルギー元を掴み、洗脳
・時間遡行(植物にしか使ったことがない)
時間遡行が鍵かな……
大きい植物も縮められるってことは、ン10年分なら人間でもいけるのかな。。。人体実験のお時間か。。。
>>131カエデ
被害者って、加害者って......。
わからないの、わからないことばっかりで。
[震える声で呟く。パトリシアはもう逃げ出そうとすることもなくカエデの腕に収まっていた。]
なんであたしがあなたに守られなくちゃいけないのかもわからないのよ? あたしは自分が何をしでかして処罰を受けさせられるのかわからないのよ?
それでも......。
それでもあなたはあたしに、考えなくても、見なくても良いって言うの......?
[言うやいなや唇を塞がれる。言うまでもなく無条件で全てを受け入れ許すと示されたようにすら思えた。
驚いたが、拒否など出来るはずもなかった。
きっとこれも魔法のせいなのだ、と思う。]
ロート「……呪の狼、グスタフ」
ロート「あなたへの罰は、本当に難しい。全てを捨てる覚悟で来ている人は、失うものがないですから」
ロート「……皆さんの協力をお願いして、罰を与えたいと思います。セルナリアの皆さんには断る権利もあります」
>>130 ローラン
ローランの裡から、白狼が姿を現す。それは一際大きく唸りを上げる。
構えたその瞬間には、それは目の前にいた。
「……っ、剣よ!」
呼び出すも間に合わない。自身の手に握るそれで、白狼の攻撃を弾く。
「––––––––邪魔を、するな」
低く、呪うように。魔力をまとった剣は彼を炎で燃やさんとする。黒い光が見えたところで、私は振りかえる。
そうだ。あの夢の世界、手段を違えたことを私は知っていた。今、答えを得る。
––––––––––凍てつく心の臓を。
あれを得れば私は満たされると、確信する。
呼び出せた剣はたった二本。それを両脇に従え、私はその心臓の持ち主に対峙する。
ローラン。私を救おうというのなら、私の希望を叶えるか。私はそれが欲しかった。
/*
ヘズは楽しそうに笑います。
エレさんの腕の中から離れてロキさんを探しに行きます。
信じてもらえなくなる前に、ヘズは会いに行かなくてはならないのです。
*/
ふふ、さあロキさんはどこにいるんでしょうね?
ロート「グスタフさんは、子供の世話をすることに生き甲斐を感じていたようですね。それでは、逆に世話をしてもらい続けましょうか」
>>サテンさん
ロート「あなたの時間遡行、植物に対して使えるということは、対象の時間を10年単位で遡行できるんですよね?人間に使うことも可能ですか。可能なら、グスタフさんを3歳児程度の子供に戻すことは可能でしょうか。ああ、アニマの記憶は忘れていただきます。」
ロート「その後子供に戻ったグスタフさんを、アルフィリオンさんに育てていただきます。どのように育てるかは、お任せします。衣食住を与えてくれれば、問題ありません。定期的に城に連れてきてもらいます」
ロート「コータロさんには最初の仕事として、グスタフさんがアルフィリオンさんにお世話になった記憶を頻繁に思い出すように、記憶を操作していただきます。定期的に城に来る度に、かけ直してもらって更新します」
ロート「ある程度の年齢になったら、もう一度繰り返します……次は、ボクが引き取って育てます。えげつない話ですが、これしか思いつきませんでした。協力、していただけますか。無理強いはしません」
ロ グ 読 破
皆さんおつかれさまでした。凪はここでした。
ツイッターで言われてたように、ほんとシュレディンガーでした、エピが楽しみだなって思いながら参加していたので、とても厚いログは読んでて楽しかったです。
こう、日頃は「誰が誰か」なんて中身当てゲームをしないので今回は挑んで難しかったです
ちゃんみお、しわすだけピンポンだったな
あと、RP強者のこと凪って呼ぶの笑う
とりあえず今日は寝ます…!
>>140 ジルベール
攻撃を弾く剣から稲妻のように炎があがる。
掠める大熱から逃れるように跳び上がり、ぐるんとジルベールに白狼は向き直る。そして、地面についた足を踏ん張って、白き獣は地の底から這うような声でもう一鳴きした。
たちまちその場から白羽のような氷の波があがる。
息つく間もなく俺はそのうねりに乗じた。
「……てめえこそ、邪魔するなっ!!」
−−そして、彼を侵す闇に向かってそう叫び。
白くくだけて崩れ落ちる波から飛び出して、両手に握ったそれを下段から斜へと薙ぐ。
双剣を手に対峙する彼の眸は焦がれていた。
空虚を埋めるかけらを欲して、ぎらぎらと照りついている。
>>#25 ロート
はっはっは!
これは愉快なことになったなグスタフ君。
あんなに僕の手を嫌がっていたのに、僕の世話になるとは!
弟君は随分と人を見る目があるようだ。
いいよ。ニンゲンなら育つまで10年ほどだろう?
その程度ならこの国を楽しむにも丁度いいしな。
何度も子どもを繰り返す…だと?
極刑を免れようとこの命絶つつもりでここまで来たが…
…時の牢獄、だな。
さらにアルフィリオンに育てられるのは茶番もいい所だ。
このエルフ殿の子育てなど怖気が走る。
長い人生、戯れに継子を得るとは貴公も悪趣味なすぎる話だ。
…その人の手で作り出す輪廻、いつまで持つのやら。
人の子に委ねられた裁量を超えたものを望めば歪みは免れないのだ。
…よく覚えておくがいい。王弟よ。
望外のものを望むその性質、破滅を招き寄せた父君や兄上によく似たものだな。
>>147 グスタフ
[ぐっ、と唇を噛みます。命を奪う以外の罰……それも、ちゃんと、国王殺しに相当するような。果たして、黒狼騎士団への罰が、正しいものなのかはわかりません。だけど、やってみて、その結果を、ちゃんと受け止めようと思います]
>>145 アルフィリオンさん
ロート「アルフィリオンさん、有難う。あなたに協力してもらうのが、肝だったところがあるので……助かります」
ロート「……魔法が完全に解けるまでは、自由です。全員、お好きに過ごしてください。話したいことも、きっとあるでしょう、から」
>>146 カーマイン
礼には及ばんさ。
僕も彼になら愉しく復讐できる。
[グスタフの返答を聞き、口角を上げる。]
先ずは…彼が死なぬようにするところかな?
>>144 ローラン
ローランがなんやらと叫びながらも切りかかってくる。両の剣で弾くも距離を詰められる。
刹那絡んだ静かな目は私を見定めるようで、それが余計に私を滾らせる。
「……救ってくれるんじゃ、なかったのか?」
どうして、どうして。
慟哭は彼に聴こえているか。こんなに、苦いのに、こんなに辛いのに。
何故、彼は私を救わない?
違うという叫泣は、黒い炎が塗りつぶした。
がむしゃらに、剣を揮う。
––––––双つの剣が、高い音を鳴らした。
《アルフィリオンの愉快でたまらぬ、という声を聞き、これから自分に起こる数十年を苦々しく思う。
数百年を生きるエルフならば、ほんの瞬き程度の戯れなのだろう。》
「ならば…今ヘズと話をすべき、だな。」
《刑罰の呪いがかかれば、ヘズの言葉を信じられなくなるのだろう。》
…ヘズ、そこにいるのか?
私だ。話したいことがある。
>>#151 サテンさん
ロート「!」
ロート「もちろんです。あなたは、忠誠の証、赤い印を持つ方ですから。そのような監視などがなくても、信頼することができます。どうぞ、明日からはお好きに出歩いていただいて結構です。城の方にも、またお祈りに来てください」
>>149 ジルベール
−−黒き炎は増すばかりだ。
金属音が響き渡り、俺たちが扱う剣と剣が火花を散らして激しく交錯する。
「………救ってやるさ。」
鍔もとで打ち合わせた刃を受け止めながら、俺は、間近にある顔をふと見つめて右の頬をあげた。
−−そして、その直後。
彼が握る2本の黒剣を彼ごとふっ飛ばしてしまおうと、押し合っていた剣を少し下げ、すかさず腹部めがけて勢いよく利き足を跳ね上げる。
まーた寝落ちしたよ
ちかちゃんえっぐいなぁ(歓喜
ネーロはお願いってか王様食べたの不問にされたのがご褒美だしどうしようかなぁ
>>凪さん
今日カッツェ何時に動かせますか?
>>153 ローラン
彼は何かを言った。それから笑った。
その言葉は私には聞き取ることはできなかった。……分からないことは、分からないまま。失望が私を包んだ。
もう、全部燃やしてしまえばいい。
そう思って、自身の魔力を強く強く込めた時、唐突にローランの力が抜けた。
あ、と思った時には、彼の左膝が私の腹部にめり込んでいた。
「…………か、っは……」
自身の勢いを殺しきれず、衝撃に倒れ込む。
からん、と音がして双剣が床に落ち、そして砂になって、そのまま消えた。
>>154 ジルベール
「っ……」
俺はそのままジルベールに馬乗りになった。
そして、彼に跨ったまま思い切り腕を振りかぶる。
−−その手にはいつのまにか、細氷がぱきぱきと硝子を混ぜ合わすような音を立てて顕れた、凍てつく剣が握られていた。
「……白狼。」
声に応じた切っ先は、俺の精神力を吸いあげ続ける。
可能な限り、注げる限りの魔力を白狼が模した剣に移して、歯を食いしばる。
そして、ジルベールを真っ直ぐに見下ろして、彼の胸に絶対零度の氷を突き立てた。
ずぶ、ずぶりと、胸の奥にそれを突き通す。
ここまで深く刃を入れて、ただの人間が無事で済むはずもない。
−−が。
刺した場所から血が溢れ出ることはない。
痛みでもがき苦しむようなこともない。
それどころか、短剣を突き立てた場所には、傷一つない。
「……。」
−−注ぐ。
−−注ぐ。
俺は彼の落ち窪んだ空洞へと、冷たき血液をだくだくと注ぐ。
そうしているうちにも、ジルベールの中へと魔力が奔流していくのが、自分の体を通して伝わってきた。
彼の心の空洞に、隙間に、ひやりとした風を吹き込ませで、涼やかな時間を提供する。
しかしそこに、一点の澱みが。
(──これは。)
友を永く苦しめた黒い炎が、これ以上侵されることを拒むように、徐々に迫ってきていた。
それは、剣を通して舐めるようにこちらへ這い入ろうとしてくる。
「ッ──」
握り締めた短剣に更に魔力を込める。
すこし、くらりと眩暈がした。
だが、ここで止めるわけにはいかない。
−−ぱきぱきと。
−−かちかちと。
俺の裡にまで燃え移ろうと焼き尽くそうとする黒き炎を凍らせる。
心に燻るものをすべて消すことはできない。
だったら、いっそのことまるごと氷漬けにしてしまえばいい。この氷に閉じ込めてしまえば、ジルベールが自分自身を傷つけようとすることはなくなる。
俺は最後に渾身の魔力を突きさした短剣に込めた。
絶対に溶けない魔法を。彼の胸に突き立てられていたそれは、やがて、さらさらと溶けていった。
>>魔女ちか様
自身のレリーへの好意によってレリーのことを忘却した場合、その後関係を再構築することは可能ですか?
(想像でいけば、好意→忘却→関係構築→好意→忘却→を繰り返しそうですが)
>>たしこちゃ
いつ頃時間ありますか?基本一日中貼り付けますが、夜だと0時以降は寝落ちの危険があります…( ^ω^ ;)
ローランは馬乗りになった。
すぐさま魔術で剣を呼び出そうとするも、私にはもう、そんな力は残っていなかった。僅かに手にある魔力を散らす。
––––これが、末路。振り上げられた腕を、避ける術は知れず。
剣を突き立てんとするローランの顔を虚けたまま見ていた。
眉間の皺を、一つ一つ目でなぞった。黒い前髪の隙間、そこに顕になった美しい琥珀を、私は永遠に眺めていられる気がした。
そして、腕は振り下ろされた。
––––ずぷり、と。
突き立てられた剣は、確かに私の心の臓をさしている。だが、想像していた痛みはなかった。
ローランの瞳を見続けていた。ちかちかと瞬くのは、白き剣の反射だろうか。淡い赤や青が踊る。
やがて、胸のうちへ何かが入ってくる。
侵食するよう、護るよう、どこまでも冷たいそれは、けれど不思議と不快ではなかった。
空いた穴のその傷を癒すそうに注がれる。そのまま、全て彼で満ちるほどに。
そのまま、飽いもせずに彼の瞳をみていると、ふとそれが黒く揺れた。蜂蜜に墨を落とすように混ざりあって、濁っていく。
(駄目だ、ローラン)
何か悪いことが起こってる気がした。彼に手を伸ばしたいのに、しかし体はピクリとも動かなかった。
だが、それが黒で満ちる前、その瞳は今度は青白く輝いた。そうして琥珀の海は、静寂を取り戻す。
その瞬刻後、僕は氷の中にいた。薄氷を隔ててローランの顔は青白い。僕の上に跨る彼は肩で大きく息をして、僕が彼をじっと見つめていることにも気づいていないようだった。
「……ろ、らん」
手を伸ばす。
喉は乾いて張り付くようだったが、声をかけねばならないと思った。氷が消える。僕と彼を隔てた壁は消えた。それは今は僕の中、心にある。
「ゃくそく、守ってくれたんだ、な」
悪いことしたらね(◜ᴗ◝ )
ちゃんと罰を受けないとね(◜ᴗ◝ )
青鳥で言ったけど、ロートは
・ある程度の期間罰を受けてくれたら自殺は止めない
・自分の代以降は知らん
ってスタンスなので、3回目か4回めくらいの幼児化のとき、グスタフくんは隙を見て自殺するか(アルフィリオンくん次第)、虎視眈々とチャンスを狙い続けるならワンチャンあるかもしれない
あと永遠に時間遡行はサテンとアルフィリオンくんに負担だから、
・せいぜい3、4回(合計30年か40年分程度)
・グスタフくんが死なないなら魔法期間終了後は終身刑
レリーは本人がつらいのわかってるから、放置でOK(エドワード次第)
こっちも、ある程度の期間は死なないでもらわないとな……
ミーチェはうちの国に来てくれなきゃOK(ビビりまくるロート氏)
今日ですが、罰が執行された後の話をRPしたい方のために、カーマインは23時か0時頃に退去します(もっと早くてもいいけど)
そのときに、村としては締めのメッセージを出します。
ので、その後は刑が執行された体のRPしていただいてもOKです。後日談形式で、その後……みたいなやつでも
(ミーチェの言葉は信用されなくなる、パトリシアは踊りを忘れる、など)
>>137 レリー
……夢の中以来だね。昨日はよく、眠れたかい。
君は、サリーナの人間で、王殺しの重罪人で、そして、死よりも酷い処罰の執行を待つ、哀れな囚人。
僕は、セルナリアの人間で、君の兄の友人で、君に王を殺された不甲斐ない護衛役。
でも僕は白玉じゃない。憶えているか?
"自分のためだけに生きる"天を照らす者。
僕は、君を手にかけると約束した。
だけど……「君への気持ちを失ったまま」君を手にかけ、1人で生きていくなんて出来ない。
僕の命よりも、君へのこの想いの方が、ずっとずっと、重いんだ。
君を助けたい。君のことが何より大切だ。
その想いを失うことは、死ぬことよりも辛い。
それを護るためなら、どんなことだってする。
僕はそれが伝えたかった。
君の気持ちも……聞かせてほしい。
処罰を告げられた今。何を望むのか。
《狼陣営の自殺について》(ひどい話だ)
・基本的に自殺は失敗します
・「死は覚悟だ、殺せ!」「生き恥を晒すなど!」という感じでスピード自殺をしようとしても死ねません
・まだ呪いを経験してない状態で、未来への恐怖で死ぬことはできません
・呪いを経験した上で「こんなにつらいならもう生きていたくない」というどん底の絶望を味わったら死んでもいいです
・絶望しないなら生き続けることになるな……
・自分のしたことを心から反省したら、奇跡が起きて呪いが解けてもいい←ロートの慈悲
なんというか、狼陣営の方々は元々死を覚悟で来てることがあって、今の状態で死んでもらっても全く罰にならないし、記憶消すことも罰にならないんですよね(パトリシアは最初から忘れてるから仕方がないので0にしときました)
ロートは、カーマインが処刑しまくったから、今回の危機や悲劇を迎えてしまったと思っているので、
罰として処刑すること=悪いこと
ちゃんと生きて反省してもらわなくては、後々に禍根を残してしまうよね
っていう発想だからよろしくお願いします
生きてても禍根は残すよな
ミーチェは死ぬ覚悟で来てる、というよりは「皆に会いに行くついでにお土産としてセルナリアの人殺していこう」って感じだから処罰としては、嘘つけないよりも死ねない方が辛いはず。
ミーチェは「皆に会いたい、会うためには褒められたい」だからめっちゃ死ぬ気だった。
むしろ、勝っても負けても生きてる理由がない。
もちろん、生きて再びセルナリアを脅かす気もなかったけど、死なせてくれないなら話は別だなぁ(◜ᴗ◝ )
多分、皆と会わせてくれなかった、ってことでもう1回復讐チャレンジするわ
セルナリア的には狼の皆さんは、カーマイン君殺したことについて、素直に反省するか絶望するかして欲しい所なのですが、人間そうそう上手くいかないよね……
>>コータロくん
ロートから公式には発表しないけど、ちょっと設定追加
・永遠に働かせる訳ではなく、懲役的な形で一定期間働いたら解放します(期限は本人には告げず、ある日突然言い渡す形で)
・上様の国をご紹介します
記憶は戻さないけど、一生懲罰人形として働かせることはないので、新しい幸せを掴んでくれ……医術の記憶も残すから……
/*
昼間、完成した花の毛布で眠り1時間ほどで目を覚ます。
花の香りに包まれていると、アルフに抱かれているような感覚になると一人笑った。
小腹がすいたのでのんびり広間に戻ってみることにした。
広間に戻ってすぐに目に入ったのはローランとジルベール。
戦っていたらしい2人のその光景に思わず息を飲み肩をびくつかせる。
*/
っ…ろー、らん…ジルベール…?
>>163 ヘズ
ああ、私だ。お前とこのように話ができる時間はあとわずからしい。
我々がこれからどうなるか、聞いての通りなのだろう。
所詮あの父と兄に連なる者だ、王弟の性質も大差ないようだな。
《ソファに体を横たえていたが、ヘズに目線を合わせるように体をなるべくかがめる》
お前は自分の意思でここに来たと言った。
私もまた、そうだ。
復讐を完遂できなかったことを私は…最善を尽くした、悔いはないなどと言うつもりはない。
別れの言葉など不要だろうが…
お前を誇りに思う。ヘズは、高潔な騎士だ。
––黒狼の、名のもとに。
《同年の騎士に敬意を表するように、胸に手を当てて頭を下げる》
反省なんてするわけないじゃないか。
絶対的な信念でこれを為さねば死んでも死ねない。
間違ってるとか正しいとかそういう理屈で動いてないんだもの。
[長い長い眠りについて気がする。]
[ふと目を覚ましたうえさまは、きょろきょろと辺りを見渡した。]
ふぉっ?
余は、いつの間にか寝てしまっておったようじゃの。
[眠りにつく前とは一転、賑やかだったはずの面々の表情が明るくないことに気づき、狼狽え始める。]
む、何か事件でもあったのかの?
余はどれだけ眠ってしまっておったのか……
誰か、余が眠っておった間に起きたことを説明してくれる者はおらんかの?
そうじゃ、かーまいん王はどこじゃ??
/*そういえばご挨拶がまだだった。
改めましてお疲れ様でした、うえさまことみしぇるです☺
予想はしてたけど出落ち万歳マンになってましたごめんなさい☺
ログまだ全ては読めてないけど、寝てたってことで来ていいよってお許し貰えたので参上しました☺
こんな空気の中登場するうえさま空気読めなさスギィって感じかもだけどうえさまはうえさまらしく突き進みますね☺
エピまで少しの間、良かったら絡んでくださいー!*/
>>魔法使い諸君
諸君!いま手の空いているものは、ぜひ上様に素晴らしい魔法をお見せしてさしあげたまえ
……結婚式は延期だからな。
せっかくの機会だ、思う存分腕をふるってくれ。
特に余興部門入賞者の諸君ら、張り切って魔法を使うように
「………殺さ…ない、んだ…」
ーひとつ
ロート様が発表した処罰の内容は全員死ぬことを許さないものだった。
生きて罪を償う…いや、今一番それぞれが苦痛になる方法だった。
けれどもネーロはそんなことどうでもよかった。
ーふたつ
「やっぱり…ロート様は…王様とは、違う…んだ…」
胸に抱いている王様の首をほんの少し強く抱き締めると広間を出て王様の部屋へと向かう。
ーみっつ
「…ビアンカ…あいつら…殺しちゃ、だめ…だって…
それに…王様……あの百合とは…一緒に…いるって……ね…僕も………やだ、な…
…でも、もう…ご褒美…もらったから…わがまま…言っちゃ、だめ…だね…」
ーよっつ
>>168 かーまいん王
なんとな!
今日限りの命だと?
どうしたというのじゃ、何があったというのか、ちと急すぎないかの?
む? その言い方だと、もう魔法大会とやらは終わってしまったのだな……がっかりじゃ、余も見たかったものよ。
もてなしなど、良い、良い。
取り込み中の者がいるならば、その邪魔をするようなことはせんよ。
おやおや、そんな、かーまいん王、すまぬのう。
しかし皆よ、何か事件があったのだろう?
無理をして余をもてなさんでも良いからの。
しかし確かに、魔法には興味がある故、見せてくれると嬉しいのう。
絶望している人がいる傍で、外国の将軍への華々しい魔法大会が行われようとしている図っていうのが、なんとも言えない。
でもそんなものなのかね。/**/
*裏設定
ちなみに、日本は明治の設定です。現実通り、魔法は存在しません。
(隠れて使用)
アルフレドが日本に留学したのは四季折々の花を学ぶためでした。
ぽつり、ぽつり、と胸に黒いしみが広がっていく。
それが怒りなのか、悲しみなのか、諦めなのか、絶望なのか、自分でももうわからなかった。
>>173 あるふれど
うむ、苦しゅうない。
あるふれどというのだな、覚えておこう。
花を扱うとか、たいそう雅なものよ。
余の国の花は朝顔である。
愛らしいであろう?
>>-529 ちかさん
なんかこう、ほんとに国っぽいなって思えたので良きです☺
暗いとこには目を瞑るもんですよね☺
>>-532 みかさん
うえさま寝てたから危険な事件があったことも把握してなくてこんな能天気……
>>175 かーまいん王
ふーむ……にしても、不思議なものじゃ。
そなたの統べる国は、まっこと幸せに満ちておったと思ったのじゃが、何か事件が起きたということは、反乱でも起きたということかの?
人の上に立つというのは、国を守るというのは、大層難しいことよのう……
[うえさまは自分に重なるようにポツポツと言葉を落とした。]
>>162 ジルベール
おもむろに俺へと手が伸びる。
荒い息を整えるように深く息を吐き出して、ふと顔を上げると、視界に彼の顔貌が捉えた。
俺は拒まず、温もりを弱々しく求めるその手を、一方の手でそっと握り締めた。髪に隠れた目尻に皺を寄せて、微かに唇をゆるめてみせる。
「ハ、当然だ。……アンタの心は、アンタ自身にだって壊させやしない。そのために、アンタの中に……俺を、置い て──。」
−−とん、と。
いつしかやった時のように、彼の胸を軽く叩きながら、大きな欠伸をした。
のそのそとジルベールの上から退き、握った手を軽く引っ張って彼の身体を起こしてやる。
今まで味わったことのないような倦怠感が、どっと身体に押し寄せてきていた。物心ついた時から俺の心を満たしていた氷原に、ぽっかりと大きな穴が空いている。
[アルフレドは、宙に手をかざす。途端に、左手には朝顔の花びら、右手にセルナリアの国花である「クマツヅラ」の花びらが、大量に渦を巻いて現れた。]
セルナリアを象徴する花は、クマツヅラ…花言葉は、「魔法」でございます。
うえさまの国とセルナリアの友好を表してみましょう。
[アルフレドは、腕を空にあげると花びらの群れは、グンッと空に交互にねじれながら登った。その姿はまるで龍のようだ。]
[宙に登った花びらは、ねじれが解け、次第に二匹の龍に姿を変えた。朝顔は青い龍に、クマツヅラは赤い龍に。]
失うものが何もない人は最強なのよ。
だから、人を追い詰めるときは必ず逃げ道をひとつ残してあげないといけないんだよ。
>>ジルベール
「飲むか、アンタも。」
そう言って、カップに注いだ紅茶をジルベールに差し出す。
「……まだ城にいるよな? 少し城内の見回りをしてく
る。賊が捕まったとはいえ、またなにがあるか分からないからな。」
「なぁ、アンタは何を持って──いや。ここを出る前に声はかけろよ。それじゃ。」
【スピード死したい狼陣営様へ】
・基本的に自殺はできない設定は継続しますが、後日談的に死で締めたい方へ
・【グスタフ・ミーチェ・レリー】が復讐するために動いたことによって大切な人が死んでしまった人に【復讐のために殺される】という死に方であれば、どのタイミングで死んでもらってもOKとします
・王様退去後の後日談or呪い発動タイムにご採用いただければと思います
・お望みなら呪われながら生きてもらってももちろんOKですが、死にたい方への選択肢を増やしました☆
俺は城内を見回るためにジルベールから一度背を向けた。
そういえば、オーディションを見るために遥々やってきた東の国の"うえさま"とやらも目を覚ましたらしい。
「……ソフィー姫も、もう眠りから覚めたんだろうか。」
ぽつりと呟いて歩み始めるが、足はすぐに止まる。
見覚えのある女が、呆然と立ち尽くしている。
>>165 ケラ
「……アンタ。」
/*
王子が気付いて声かけてくれないかな〜。
姫んとこ連れてってくれないかな〜。
ケラとは声を掛ける前に話してたっていう設定で、時空エクスってお喋りします。
*/
(いやぁー……派手にやられてるなぁ)
*客室の写し鏡の前で背中を見る。黒狼騎士団は、確かに殺意を抱いて襲って来た。それは紛れも無い事実*
(そりゃ王子の罰が相応しいかもしれねぇな)
(しっかし……この傷バレねぇようにしたいけど、いや……バレた時に「何で言わなかった」って責められるしな……)
*責められて黒狼騎士団に仕返ししに行くことは勿論、王族を殺しかねない。そうなると国が滅ぶことになるだろう。ドレスを脱ぎ捨て、浴室へ移動した*
(いや、まてよ。パターンは二つだな
いち、さっき言ったように仕返しするパターン
に、私がやられるなんてまだ未熟だというパターン)
*シャワーを浴びる。背中の傷に染みるかと思ったが塞がっているらしい。これも王の慈悲か、とカッツェはぼんやり思った*
(うーん……どうしたもんかねぇ…)
*気持ち悪さを落とし終えた。お前はドジだからドレスをダメにする可能性がある、とソロンディールに持たされた予備のドレスをますあ。まさかこんなところで役に立つとは、とドレスに袖を通した*
>>186 ローランさん
[ローランさんがうえさまのほうをじっと見ていたことに気づきました。そしてハッとします。1日目に眠ってしまったお客人が起きている……ということは]
ロート「……ローランさん。あの…………ソフィー姫に、会いに、行きませんか。一緒に」
真っ先に姫のことを考えろと言われていたのに、ローランより一手遅れるところが、まだロートも姫のことを最優先に置いているわけではないんだなあというね
>>#28 ロート
「……王子。」
声のするほうを見ると、ロート王子がそこにいた。
「私もよろしいのでしたら、ぜひ。時間も経ちましたし、そろそろ姫も目を覚ましているかも知れません。」
>>166 ロキさん
/*
ヘズはロキさんの話を聞きながらこくこくと小さく頷きます。
ヘズがこれからどうなるか、ロキさんに伝えようと思いました。しかし、この様子ならば知っているのだろうと思い、ヘズは話し始めます。
*/
そうですね、これからヘズのいったことはしんじてもらえなくなるらしいですから。エレさんのこともわすれてしまうことでしょうし。
それに、ロキさんもただのにんげんよりはながいじかんをよわいからだでいきるとききました。
…かていではなく、けっかがすべて。ヘズもそうおもいます。まだ、みなさんにあいにはいけませんね、これでは…。
そうですよ、ロキさん。わかれのことばなどふようです。
あなたのつみがわすれられ、ばつがおわるころ、『むかえにいきます』ね。
──こくろうの、なのもとに。
/*
ヘズはそう言い、笑いました。
*/
>>188 ローラン
ロート「はい。ぜひ」
ロート「婚約を白紙にしたこと、ちゃんと伝えたいし、何より――姫はずっとあなたに会いたがっていたから。ちゃんと、姫の望みも叶えてあげたい。そうして初めて、あなたとのスタートラインに立てる」
王様の部屋へ着くと鉄の匂いが鼻をつく。
朝自分が王様を食べてそのままにしていたため飛び散ったりシーツに染み付いた血がそのままだったからだ。
王様の首と心臓、そして骨を一度別空間へ転移させると手と足を洗いぬるま湯とタオルを数枚、そして新しいシーツを用意した。
ベッド自体にも血が染み込んでいるがさすがに交換はできないので、乾いてるから許してくださいと心の中で呟いてシーツを被せる。
そこに転移させた王様を戻すと、タオルをぬるま湯に付けて王様の顔に付いた血も拭き取った後、床に飛び散った物も出来る限り掃除した。
全ての片付けを終えてベッドの横に立つ。
最後に目を閉じて数秒、王様の頭を抱き締めると、それと心臓を本来あるべき場所へ返した。
さすがにこれだけ元に戻すのは初めてだ。
今まで戻した臓器や部位に使った寿命を考えるとおそらく…
「…ふふ…最後の…お願い…しなくても…僕の100年、あげれたんだ…」
そう笑うと王様は元の姿に戻っていく。
今朝の何も傷付いていない王様へ。
きっと生身の王様を見るのはこれが最後だろう。
そう思うと名残惜しかったが、王様の時を止めてそっと部屋を後にした。
>>183 あるふれど
おお、おお、見事じゃ見事じゃ!
[出来上がった橋を見て、うえさまは嬉しそうに笑った。
嬉々として一歩を踏み出す。]
どれ、渡ってみるかの。
おお、本当に歩けるではないか。
良きかな、良きかな。
[うえさまはにこにこしながら、かーまいん王のもとへと辿り着いた。]
そなたの国の魔法使いとやらは、なんとも素晴らしいものよのう
>>-588
あ、勝手にソロンディールが昔使ってた塔をソフィー姫が使ってるって設定にしてるから
めっちゃ居心地の良い場所になってると思います(
手を取られる。
続く言葉に、目頭が熱くなった。
胸をついた彼が不器用に笑うので、僕も真似て笑ってみせた。
––––満ちている。
埋まることのないと思っていた心に、僕がずっと望んでいたものを目の前の彼がくれたから。彼の一部が、ここにある。
僕の求めているものは、破壊ではなかった。
ずっと、誰かに見て欲しかった。誰かに、愛されたかった。手に入らないなら、壊してしまおうと思った。それが最初で、自分でも制御できない闇は次第にそれこそが求めるものだと認識をずらした。
闇を封じ、彼が満ちて漸く、飢餓の正体を得る。
そのまま引っ張りあげられて、手が離れる。その時の一抹の淋しさを瓶に詰めて彼の氷の傍に添えよう。たとえ二度と見えることがなくなっても、その淋しさに触れる度、今の出来事を思い出せるように。
>>185 ローラン
紅茶を受け取って、一口飲んだ。
「……ああ。そうか、君は本当に騎士なんだものな。
必ず、城を離れる前には挨拶に伺おう」
今の僕にあるのは、一つだった。この胸の氷だけ。加えて持って行きたいものは––––––––––––––––ローランから、目を逸らす。これ一つでいい。僅かに顔を出す欲に目を瞑った。その資格はないし、それにこれで充分僕は生きていける。
僕に背を向けて、立ち去る彼を見送った。
「ありがとう、ローラン」
聴こえただろうか。言葉では尽くすに足りない恩を、返す宛は今のところない。
>>192 うえさま
おや、では……わたしも少し、魔法を披露させていただきますね
(近くにあるからベンガレンシスでいいですかね)
『さあさあ、ベンガレンシスさんたち、今日もちょーっと力を借りますよ〜。はい。絵筆。
……え?また絵を描くの?って?飽きた?まあまあまあそう言わず、今日もお客さまがいらっしゃいますから。それにわたしとあなたがたの最後の作業じゃないですかあ!ね!
……うん、分かっていただけたようで。
ではでは、そちらのお客さま、うえさまの似顔絵を描かせていただきましょう!』
(絵筆を持った木が慎重に、私のスケッチブックにうえさまの似顔絵を描いていきます。ちょっとイラストっぽくなってしまったかな……?)
……はいっ!
うえさまの似顔絵です!うえさまの髪型は難しかったので、うまく似せられているかは分かりませんが……よかったら、お納めください」
(わたしはベンガレンシスからうえさまの似顔絵を受け取って、うえさまに渡します)
>>164 エドワード
……お陰様で
わたくしは……貴方に手を掛けられる覚悟で、今日を迎えました
ええ、貴方が"天を照らす者"だと、覚えていますわ……どちらもにも属さない、貴方に殺されるなら、それも悪くないと思ってましたもの
……酷な事を仰るのね
貴方が手を掛けられないのであれば、と先程から魔法にて、自分の首を落とそうとしていますが……どうやら、【すぐに自殺は出来ないようです】
わたくしは…………出来る事なら、《貴方と共に生きたい》、です
ですが、明日、記憶を失う貴方には、それは難しい事なのでしょうね
ならばせめて……お互い、別の道を歩みながら生きましょう?
大丈夫、明日になれば、わたくしの事など忘れます
辛いのは、今だけ……その想いはきっと、気のせいなのですから
*くるり、と後ろを向き、エドワードから完全に顔を逸らす*
《辛すぎて、エドワードをこので〇して、ミーチェとビジネスライクな関係を結んで、数年後にセルナリアを滅ぼすのがベストアンサーな気がしてきました》
>>-606
彼女の希望は一緒に生きたいやからなあ…
で、しかも、ここからは私の予想なんですけど、多分夢の中でもエドワードは記憶無くすと思うんですよ。ちか嬢のことだし。
>>てるるんるん
ヒントをあげよう
・レリーが罪悪感を感じ続けるなら一緒にいる(おたがいにお互いのことを覚えている)ことも可能
・夢の世界までは干渉しない。でも目が覚めたら、何か素敵な女の子に会ったなあくらい
・何度も出会い直し、再構築をし続けることは可能
・エドワードが死にたくて死ぬのは一向に構わん、しかし彼女はなんというかな?(ゲス顔)
《>>-612 るーぷさん
そうしよう!
私の2つ目の呪いは、旅を続けて野宿してれば発動しないので!
えっ……村中に、ヘズは2人のこと好きと言っていたのは嘘だったんですか……?》
>>-619
考えた落としどころその1はそれ。「レリーに好意を感じない呪い」とか?(できるんか知らんけど)
好意を感じないから、なんならちょっと冷たいくらいのエドワードになっちゃう。それレリー幸せか?って感じ。
あの日のことは、なぜかよく覚えている。珍しくもない光景だったが。
まだ子どものような顔をした女騎士が、どう見ても手の施しようのない騎士を連れてきた。
…「お願いだからこの人を助けて」と。
国に命を捧げたことを当然としている我らだ。仲間の死に取り乱すなど騎士らしからぬ振る舞いだ、とその時は思ったのだ。
だから、もう治せないこと、我らにできることは臨終を静かに、可能な限り望むようにさせてやることだと伝えた。
これ以上彼に施す治療はいたずらに体を傷つけることでしか、ないと。
…そう伝えたらな…実に、潔かったのだ。
死に瀕した騎士とはどういう間柄かは知らん。名前も、すまないが忘れてしまった。
だが、彼が息を引き取るまで手を握り、笑顔を向け続ける姿に心を打たれた。
何か臨終の際に話していたようだが、その場を外させてもらったので聞いてはいない。
全て終わってから、清拭を手伝ってもった。
なぜか、私もその男の傷口をそのままにしておきたくなく…縫い糸で塞いだのだが、その様も涙もこぼさずじっと耐えて見ていたようだった。
包帯で強めに巻き、可能な限り従前の姿を戻したが…その後のことはレベッカと彼だけの時間だ。
何時間か、何も話さずに過ごしたが…ふとレベッカも怪我をしていることに気がついた。
だから薬草を貼り、包帯を巻いてやったのだが…レベッカも沈黙に手持ち無沙汰だったのか取り留めもないことを話し出した。
自分には調香を学ぶ兄がいること、
兄が虫も殺せないような性格だから自分が国を守ろうと騎士に志願したこと、
腹の中で配分を誤ったか性別を取り違えたか…とな。
だが、自分にはない優しさを持つ兄を守りたいと言っていた。
自分にできるのは剣の腕を磨くことだけ、それが国のためになるなら何も後悔はしていない、と。
子どもにありがちな夢だとは思っていた。だが、真実そのように思っている姿が私には眩しく感じられたよ。
騎士である自分自身に全力なのだ、とな。
修道院で休ませ、翌朝レベッカは前線に戻っていった。
…生きている彼女を見たのはそれが最後、だ。
《>>-621 るーぷさん
それレリー死ねなくならない?大丈夫?
あーなるほど
それはありそう……?8歳だもんね……》
>>-617 カーマイン
ふん、セルナリアの亡霊はさっさと地獄に落ちなさないな
見苦しいわよ
(言い返してみたくなった)
ほかの者の、処分は聞いていた。
僕は彼と反対方向へ歩き出す。永遠の別れとなる前に、話をせねばいけない人達がいる。
「……呪医」
>>コータロー
幾分か小さく見えるその背に、そっと声をかけた。
ジルベールコミュ力ZEROなんで、自分から話しかけられそうなのは、数人なのですが!
絡んでくれる方がいたら(私が)喜んでお話します
《>>-627 るーぷさん
それは分かるし、ちょっと老化が遅くなるのありがたい
復讐するなら、若さは極力保って臨みたいだろうし……
あー……そっか……なら、レリー忘れないかもね》
コータローと絶対に絶対に話しておきたいから真っ先に声をかける。
ただ話す内容は全く決めてない……。
>>るーぷさん
嫌がらせしてくれてもいいで(◜ᴗ◝ )
何も無かったら、描写に入れる程度で終わっちゃうかなあ……。でもわたしもミーチェと話したい……。穏便に話しかけられそうだったら行くね……!
>>206 コータロー
「……分かるのか。
ああ、もう大丈夫だ」
振り返ったその顔は、思っていたよりずっと晴れていた。
「君も、僕を救おうとするのか」
思わず苦笑してしまう。人の抱える恨みをそのまま背負おうとした男だ。これから自身の大切なものを失おうというのに、随分とお人好し。…………それとも、本来医者というのは、こういうものなのか。
「……僕はもうすぐ、ここから出ていく。君に下された罰を考えればきっと二度と会うこともないだろう」
「きみがこうなった一因に、なにか恨み言でもないかと、そう思ってね」
>>202 レリー
…そうか。一つだけ訂正させてもらおう。
この想いが、気のせいだと?失言もほどほどにするんだ。
僕の想いを冒涜するのならば、僕は君とて許さない。
君は…本当は、僕の気持ちを分かっているのだろう?
君と別の道を生きる選択など、僕にはない!
君は、僕と《共に生きたい》と言ってくれたね。
僕はこのままいけば、すぐに君への想いを失うだろう。
そんな僕のことを…君は、許してくれるのか。
王の呪いに屈し、哀れにも、この世で最も大切な気持ちを失う僕のことを、君は、許してくれるのか。
/*
最後は、絞り出すような声だった。
本当は、君と生きたい。
君がそう望んでくれるなら。君がそう願ってくれるなら。
僕はもし、記憶を失うことになっても、君と共に生きる道を選ぶだろう。
だが彼女はどうか。決して彼女を愛すことのできない男と共にいて、真に幸せになれるのか。
僕は恐怖している。この先、他ならぬ自分自身が彼女をさらに苦しめてしまうことを。
僕は、彼女の背中へと語りかけながら、唇を噛む。
こんなにも気持ちが傍にあるのに。見える未来が、こんなにも不確かで、こんなにも…苦しいものであるなどと。
*/
さいっこう
誰かから責められたい気持ちを汲んでも決して責めてくれない、その奥まで見透かしてたしなめるコータローー……好き………………
広間に戻ると王様がうえさまのために魔法を披露するよう言っていた。
使役する猫を10匹ほど呼び光魔法を使おうとした時
ふたつ、違和感に気付いた。
ひとつ、猫達が全員僕に怯えている。
いや、怯えを隠して振舞っている。
ふたつ、光の魔法が使えなくなった。
光の妖精は側にいるが辛そうな表情で首を振っている。
「………そっか………そっかぁ…」
猫達に向けた手をだらんと降ろす。
そのまま定位置の端っこへ行くとズルズルと座り込んだ。
服にこびり付いた王様の血が乾いて肌に張り付く。
「そういえば…僕…着替えてなかった…
…あとで…いっか…
もう…めんどくさい、や…」
/*
ヘズは王様を斬ったあの剣の前に来ていました。目を覆う布を外し、しっかりと忘れないように、再現出来るように観察します。
なぜなら、黒狼騎士団にこの剣はとても必要なものであるとヘズは理解しているからです。
にこりと笑うと元どおり、目隠しをします。ご主人様がいなくなった今、目隠しをつけて置く必要もありませんでしたが、綺麗な白をヘズは見たいとは思いませんでしたのでこの国にいる間は、目隠しをつけたままでいようと思いました。
*/
>>213 コータロー
強い、言葉だった。そうだ、彼は征野を知るひと。
「そうか、自傷行為か」
そうでもあるのかもしれない。彼の望みを聞くようで、自分の思いを昇華させようとしていただけ。全く以て最後まで、この元配下には情けない姿ばかり見せている。
「それでも、僕は君に––––いや、よそうか。
なんだ、君の救いになるというなら、僕の体は好きにするがいい、……コータロー」
唐突に解説。
パトリシアが記憶を無くしたのは自身が吊られて眠ったことによって元々自分に掛けてた「占い師である」という幻術が解けたから。
パトリシアがバグったのは、どれだけ偽視されようとも厳しい内訳になろうとも「占い師でいなければならなかった」から。「ケラという真占い師が居てはいけなかった」から。
という感じでした。
真取れないのは素。いっそ殺せ**
ここはグスタフうまく話せていません。
すらすら言葉が出てこないのは、
手当てをした時に包帯からのぞいたレベッカの指先があまりに白くて細かったから。
人の美しさは魂にこそ宿るという教えに反して、動揺したほど女性を感じた一瞬だったので、グスタフとしては思い出してはいけないこと。
かつ、騎士道に盲目になっているのでちょっとズレたことというか、本質的でないことを言ってる。
コータローに対してめちゃくちゃ恩義せがましいこと言ってるけど、まあ医者に体を好きにさせるってジルベールからしたら超トラウマ級の苦痛なので許して
恋にもならずに終わったのは流石にグスタフにも、死んだ男が特別だとはわかっていたし、自分は僧籍だからあり得ないことだった。
でも人生においてただ一度だけ、女性を意識した瞬間だよ。
童貞もこじらせるとここまでくるね。
>>212 エドワード
…………!
貴方は……本当に、本当に酷いお人だわ……これは、わたくしへの罰……貴方を巻き込みたくない……そう、言ってるのに……
でも……貴方からそう仰っていただけて、嬉しい、と思ってしまったわたくしが……一番、この世で酷い人間なのでしょうね……
……わたくしは、貴方の側にいられなくなる事が、怖い
その事に比べたら……恐れるに足らない事です
……ですが、わたくしは……貴方に……わたくしを忘れて、幸せに生きてほしい……
例え、それが、私のエゴだとしても、です……
*もう嘘をつく必要はない
自分の心の内を全て言った
彼を手に掛けると約束したが、そんな事、出来る訳がなかった
本当は……彼が幸せになる道を、ずっと考えていた
答えを出すべき運命の日が来た
自分の言葉で、彼に自分の気持ちを伝えられただろうか
彼に、何を言われるか分からない未来への不安と、恐怖で心が満たされながら、必死に言葉を口にする*
《大変申し訳ないけど、皆のログちゃんと見れてない
レリーの気持ち書くのに必死こいてた……
話し掛けられても気づかない可能性あるけど、ジルベールとローランは後で時空巻き戻して話す約束、忘れてないよ》
よく考えたらアルフレドまじで妹黒狼騎士団で殺されてるし、今回の黒狼2人と仲いいし、吊られたのRP的にも必然だったのでは??(ひどい)
《今思いましたが、レリーにとって、唯一の救いは、幼馴染の彼は既に死んでいるので、彼は彼女の心で生きており、レリーが忘れない限りは、幼馴染の彼が微笑んでくれるのが救いですよね……
死んだ人の事までは、魔法で操作されないとお聞きしたので……》
味方だった者は勿論のこと狼や魔の者達もそれぞれ思い思いの人と話している。
笑い合ったり泣いて揉めていたり静かに話したりとバラバラだったが、誰を見てもその瞳は生に満ちていたり、憑き物が取れたような目をしていた。
「…なんで…なんで…負けた、くせに…
なんで…そんな…顔、してるの…?
なんで…みんな…受け入れ、てるの…?
…なんで…そんな、目…してるの…?
…なんで…?なんで…?なんで…?なんで…?
おかしい…おかしい、よ…みんな…おかしい…」
自分だけが、別の次元から来て取り残されたような
そんな気持ちが溢れてくる。
この状況を受け入れなければこの世界に自分の居場所がなくなるような気がしてくる。
「いやだ…僕は…絶対…赦さない…認めない…
いやだ…いやだいやだ…いやだいやだいやだいやだいやだ…
僕は絶対…認め、ない…赦さない…認めない…認めない…」
(ネーロ君のまさかの生首事件の後、グスタフさんを子供に戻す魔法を頼まれ、うえさまに魔法をご披露して、とりあえずすべき仕事は終わったはずですね!!フリージアのところに戻りましょう)
>>フリージア
フリージア!
お待たせしました。大丈夫でしたか?
怖くありませんでしたか?
あのね、フリージア……
(ちょっとだけ緊張します。斬られた背中の傷は塞いでもらっていますが――すぐに襲われてしまった情けなさが、なんとなく疼く気がして)
わたし、ロートさまにお願いして、教会の外にいつでも自由に遊びに行けることになったんですよ〜
だからね、またこれからも、フリージアと会えたらな〜なんて思ってるんですけど……フリージアの孤児院に、おみやげをもって、遊びに行ってもいいですかね?
/*
彼女の吐露を、驚くほど静かな心で聞いていた。
僕の幸せを願い、必死に言葉を紡ぐ彼女の姿に、僕の心にある決心が生まれた。
彼女と共に生きること。
そのためならば、なんだってすると、言っただろう。
あれは嘘か?エドワード。
いいや、嘘ではない。どうすればいいかなんて、考えるまでもないのだ。
知っていた。【この処罰に、抜け道などない。】
そうであれば。
*/
>>#29 ロート
「……白紙。そう、でしたね。ありがとうございます、ロート王子。」
そういえば、この人は目覚めてから真っ先に俺に結婚を白紙にすること伝えてきた。
そのかわり、2年待って欲しいこと。
待った先で、ソフィー姫にきちんと選んでもらいたいということ。
俺は気付かれないように微かに唇をあげる。
そして、静かに王子についていった。
>>220 レリー
…わかった。もう、君の気持ちは、きちんと受け取った。
僕は本当に幸せ者だ。君と出会えて、こうして、君の真っ直ぐな想いを受け取ることができた。
これ以上を望むなんて、傲慢極まりないことだよ。
でも。
僕は諦めない。君と共に……共に、生きるんだ。
/*
そういうと僕は、彼女に背を向けると、足早にどこかへと立ち去った。
僕には、すぐに行くべき場所がある。
*/
>>228 エドワード
*最後まで、彼の顔を見る事が出来なかった
背中を向けていなければ、自分の心は押し潰されてしまう
そう思ったからだ
彼はやるべき事があると言わんばかりに、踵を返した
彼の気配がなくなる事に不安を覚え、こっそり彼の後についていく事にした*
《>>エドワード
それはもちろん!
柱に隠れて、こっそり覗いてる感じ!
エドワードが言い終えたら、感情に任せて飛び出るかもしれないけど》
[ローランさんと一緒に塔の階段を登ります。精神体で来るとすぐに飛んでこれますが、一歩一歩ふみしめて歩くと、姫の部屋は、こんなにも遠い]
ロート「ここが、姫の部屋です、ローランさん」
[ノックをすると、か細い声で『どうぞ』とお返事が帰って来ました。起きている。
胸がどきんと鳴りましたが、「失礼します」と言って、部屋に入ります]
ロート「……ソフィー姫、ご無事ですか」
[久しぶりに見た彼女は、先程までベッドに寝ていたらしく、少し体調が優れない様子で、ベッドに軽く腰掛けていました。無理もありません、一週間ほど寝続けていたのですから]
/*
彼女から離れ、人のいない部屋に入り、鍵をかける。
本当は、ここまで人払いをする必要なんてないのかもしれない。
ちっぽけなプライドを護るため。
彼女にだけは、聞かれたくなかったのだ。
彼女にだけは、見せたくなかったのだ。
深呼吸すると、その場に跪き
宙に向かって、呼びかける。
*/
>>ロート様
ロート様。私めの声が聞こえますか。
エドワード・グランドリオンに御座います。
ロート様に、直々に申し上げたいことがあります。
私めに、少々お時間を戴けませんでしょうか。
ソフィー「ごきげんよう、ロートさま……わたくし、なんだか、いつもより長く寝てしまったらしくて……まだ、頭がぽうっとしているのです。きちんとお迎えできなくて、申し訳ありません」
ロート「いいえ、大丈夫です、そのままで……。今日は、ソフィー姫に、会わせたい人がいます」
ソフィー「会わせたい……?」
[不思議そうな顔をするソフィー姫に微笑んでから、ドアの外で待機していたローランさんを手招きします]
ロート「……来てください」
《あっこれ聞かない方がいいやつ?
扉に聞き耳しようとか思わない方がいい?
後は鍵かけられても魔法で壊せるとか思ったけど、やめた方がいい?》
〜ロートがローランと塔に向かう前の時空〜
>>231 エドワードさん
ロート「エドワードさん!
そういえば、エドワードさんは、照らす者、だったんですよね。照らす者は、味方になってくれると、勝ちを導いてくれる縁起の良い魔の者だという話を、図書館で見つけました。あなたにもとても感謝しています」
/*
広間のソファーの上で、少女は顔を上げます。
レリーたちの処遇が発表されるのを聞いて、膝を丸め俯いたままいたのでした。
そこに声がかかります。
*/
>>225 サテン
あ……サテンさま。
なんだか、大変だったみたいね。
フリージアは、魔法のご披露もできなかったわ……。
疲れちゃったのかな。
……。
/*
少女はサテンの申し出を聞き、少し目を見開いて明るい顔をしましたが、数秒ののち、答えました。
*/
……。
《パパいるじゃん
ダンテ……言い遅れたけどごめんね……
貴族剥奪の件は琳花が慰めるし、支える事になるんだろうなあこれ……》
>>225 サテン
……だめだよ。
そんなことしてたら、そのうち里親になりませんかって言われちゃうから。
いつか、フリージアが会いに行くわ。
……院を出るまで待ってくれれば、覚えててくれれば、だけど。
/*
また明日から、手をつないでくれるひとのいない生活へ戻るつもりでした。
それが揺らぐのがこわくて、言葉を発する間、少女はずっと笑顔のままでした。
*/
>>#30 ロート
尖塔は広間から見ればさほど離れていないように感じたが、階段を上がっていく中で、そうではないと実感した。
ようやく塔の一番上、階段を登り切ったところに辿り着くと、ロート王子が控えめに扉をノックする。
「──。」
懐かしい声が聞こえた。
喉がはりつくように乾く。
いざ、会いに来てみると、不安や恐怖が俺の胸を支配した。この汗は緊張からきているのだろうか。意識していないと指先が震えそうになる。
すぐそばで待っているだけなのに、ロート王子と彼女が何を話しているかも分からない。
と、その時、王子に手招きをされた。
「ぁ……はい。」
>>222 コータロー
撫でるようにローランによって満たされた心臓が整えられていく。
恐怖から額に汗が滲んだが、彼が共に抑えてくれたのかふと気が楽になる。
「……緩やかな忘却、か」
僕の弱さに、起こした罪に罪悪感を感じることはなくなってしまうのだろう。夢の中で見た優しさはそのままに、辛い記憶だけが事実としてしか認識出来なくなる。
––––––––痛いな。
罪の意識は空ろになっていく。風化していく。ありありと感じた。それが、痛かった。それすら、もう激痛ではない。響く鐘の残響のような、鈍い痛みだ。
「……ありがとう、これで僕はこの先もやっていける」
彼に微笑む。残酷な優しさは、きっと未来の僕を救うのだろう。
「君のことは忘れない。君が僕を忘れても、コータローという医者が僕を直してくれたこと」
それから、君が僕の仲間であったこと。優しい記憶には、痛みがあったという事実も。
なんとか口の中の唾を呑み込んで、俺は遅れて一歩踏み出した。できるだけ背筋を伸ばして、表情を引き締めた。本当に久々の再会だ。動揺が見えてしまわないようにしなければならない。
しかし、部屋に踏み入れるとそれどころではなかった。
ベッドに座る−−愛しい人。
あの戦争に負けてから、もう二度と会うことはできないと思っていた。彼女の前に立つ資格などないと思っていた。
胸がいっぱいになって、何を言えばいいか分からなくなる。やっと絞り出した声は、今まで生きてきて最も情けないものになっていたことだろう。
「────ソフィー…姫。」
あ、アニマに触る術は禁呪にはならないのね。よしよし。
うっかり子どもが使えるって言っちゃったから残党狩りされるんじゃないかと内心焦っていた。
んー、これねー簡単なのよね。
コロンブスの卵的な発想だから。最初に思いついて実用化したのがエライってやつ。
/*ロートさまがどなたかを手招きします。いったい、誰がいらしたのでしょう?カーマインさまかしら。それならこんな、部屋着でお迎えすべきでは……*/
/*とりあえずお迎えしようと、ショールを肩にかけ、立ち上がると、そこに立っていたのは――*/
ソフィー「ロー……レン……ス?」
《>>-705 グスタフ
そうだった😇
流石に普通のお家に住めるくらいの事は出来るはず……お屋敷は手放すけど……
レリー、実家にガラーシャとアレクシア置いていくだろうから、琳花がたまにお手入れして大切にするね》
>>ロート様
有難き事。では、申し上げます。
この度、国家に仇なす重罪人レリー・エリュテイアの処分に関し、私めから御願いが御座います。
彼女の処分の一にこうあります。『彼女に好意を感じた者は全て彼女に関する記憶を失う』。
重罪人である彼女には至極真っ当な処分です。
しかしながら。私めの話を聞いてほしいのです。
私めは…いや、僕は。彼女を心から愛しています。
どうしようもなく、これ以上もなく、ただ彼女を愛しています。彼女を救うためなら、どんなこともすると決めたんです。
彼女は罰を受けるべきだ。それは間違いありません。しかし、彼女に根付いた闇を払うのには、支えが必要なのです。件の処罰では、この先、自分を愛してくれる人を永遠に失うことになります。それでは、彼女は一人、闇を彷徨うだけだ。
>>ロート様
僕は、彼女を愛している。救ってやりたい。彼女を支えてやりたい。……いや。僕が、彼女と共に生きていきたいんです。そのために、今のこの想いを。彼女への想いを。この大切な大切な想いを、失うわけにはいかないんです。
ロート様に、御願い申し上げます。
【僕の彼女への想いを、抱き続けさせてください。】
僕に、彼女を想うことを許してほしい…!
無理を承知でお願いしております。
もしロート様が、この願いを聞き届けてくださるのならば。
《僕は、代わりに何を失ってもかまわない。》
/*にわかには信じられず、呆然としましたが、彼の唇から聞こえた、わたくしの名前……それは確かに、あの、ずっと、 ……この6年、ずっとずっとずっと聴きたかった……愛しい彼の声でした*/
ソフィー「ローレンス……!ローレンス……どうして……ああ……」
/*言葉にならず、足に力が入らず、わたくしは床に崩れ落ちてしまいました。どうしよう、こんな部屋着で、まともに立てもしない姿勢で、大事な大事な彼に……もっとちゃんと……*/
/*ローレンスの顔を見ながら、ぽろぽろと涙がこぼれました*/
カーマインは国の事考えてるから逆賊への量刑は死罪だけど、
ロートは民の事考えてるから逆賊は苦しまないと!ってなってるイメージ。しらんけど。
/*
最後は、叫んでいるかのごとくだったろう。
自分でも、呆れてものが言えない。
彼女の師でありながら。彼女を護ると誓いながら。
彼女を救うために、手を尽くすと誓いながら。
できることは、こんな小さなことでしかない。
それでも、頭を下げる。
彼女と共に生きるために。
僕のこの大切な想いを護るために。
君を、一人ぼっちになんてさせやしない。
僕が君の隣で生きるんだ。
君が願ってくれたから。
君が望んでくれたから。
*/
《エドワード……
ここまできたらエゴとエゴの戦いをするのが見せ所みたいな感じありますし、私は大満足です
これ、レリー暫く固まってる事にしますね
愛してる云々で頭がショートしてる感じ》
(とりあえず、最後の晩餐会に行きますか)
*身支度を整え、カッツェは会場へ足を運ぶ。人と関わりたくないカッツェでも、ここの料理は魅力的だった。食事の席なら、目線が向くことはないだろう*
*自分が気になっている情報は、蓄音機で聞けるだろう。コツコツのヒールの音が廊下に響く*
懐かしくて甘い、優しい声が、俺を呼んだ。
ずっと彼女だけに呼ばれたかった名で、もう二度と彼女が口にすることはないと思っていた名で。
涙で瞼が膨らんでくるのを必死に堪える。
そのせいで、他のすべてが疎かになる。
駆けだして抱きしめたい。
彼女に伝えたいことがたくさんある。
喋ろうにも言葉が出ず、俺は唇を閉ざした。
同じ空間に焦がれ続けた愛する人がいるというのに、何も出来ないでいる。
そんな俺の目の前で、彼女は崩れ落ちた。
何度も、何度も、その名を呼ばれる。
俺はそっと彼女のそばへと近づいて、跪く。
>>#34 ソフィー
「ソフィー姫。覚えて……覚えていらっしゃいますか。ローラン・アルグミュラーです。ずっと、ずっと……貴女にお会いしたかった。」
/*
>>たしたし
さっきからみにいったからお時間ある時にからも!
わたしは時間軸歪ませて返事するので!
*/
《狼としては、ネーロに出る間際、心抉られる事を言われるもありかなと思ってたけど、ネーロの心がもたないなら、このままでもいいかなって感じです》
>>242 ローレンス
/*ローレンスは、わたくしの前に跪き――改めて名前を名乗ります。もどかしくて、思わず唇を噛みしめました*/
ソフィー「そんなこと……忘れるわけ……ないわ……ずっとずっと、この6年……あなたに、会いたかったの、ローレンス……話したいこと、いっぱいありました。ずっとずっと……あなたの指輪だけを支えに……今日まで命を繋いできたわ……ローレンス……」
/*臣下としての距離を保とうとする彼の頬に、そっと手を当てました。
――おねがい、その琥珀色の瞳で、どうかわたくしを見て*/
/*
ああああああああああああああああああああああああああああああああ皆さんローランにお茶くださいお願いしますつらい。
*/
《>>-728 みかさん
やったー!
あの、状況だけ指定させて頂きたいのですが、エドワードに聞こえないように、耳元に近づけて言ったり、襟首引き寄せて言って頂けると私が嬉しいです……
そういうシチュエーションが好きなのと、レリーへ向けた言葉でレリーのみ心を抉られるのがほんすこなので……何卒……》
《>>-737 凪さん
カッツェ怖い:(´◦ω◦`):
贅沢言えば、カッツェからも一言欲しいです
喉に余りがあればお願いしたいです……》
>>238 エドワードさん
[真剣にレリーへの気持ちを訴えるエドワードさんに、胸がしめつけられるような感覚がしました。レリーは、黒狼騎士団の一員です。ボクのたった一人の兄上を、この国の王を殺した一員です。
好きな人と結ばれて、幸せになって欲しくなんてない。だけど、それによってエドワードさんが不幸になっていいわけじゃない。]
ロート「エドワードさん……何を失っても、と、言いましたね」
ロート「……もし、もし、あなたが、【彼女に一生指一本触れない】、という、条件をのめるというのなら。彼女に触れずとも、愛し続けられるというのなら、【あなたの彼女への記憶は保ち続けられる】ことにしましょう。彼女と共にいても構いません」
ロート「その代わり、【彼女に触れた瞬間に、あなたは彼女のことを忘れます】。また、【彼女は「家」に帰ることができません】。家とは、「帰りたい場所」のこと。彼女を一人にしたら、あなたの元には一生戻れないでしょう。それでも……いいのですか?」
あれ、これ、どこへ行くにもついて行かないといけないし、出かけているあいだに家から離れて行かれると詰むから、監禁するしかないということでは……?
いや、合意の元なら軟禁か……?
※指一本触れない=レリーに触れた瞬間に記憶が飛ぶこととします。手つなぎもキスもハグも頭ポンポンも涙を拭うこともできないので、うっかりぶつからないように気をつけてくれ
>>#35 ソフィー
「っ……ソフィー、姫」
頬に触れた手のひらは少しひやりとしていた。
しかし、彼女の口から俺を求める言葉が出るだけで、その感触が心へと伝わっていって、心地よいあたたかさがじわじわと沁みてくる。
俺は、おずおずと俯く顔をあげた。
透明な黄褐色の眸に、彼女の姿が映る。
俺はじっと彼女を見つめて、手に嵌めていた黒手袋を外した。
「……俺も、ずっとこれだけが支えでした。いいえ、私にとってこれはもはや呪いでした。つけていると貴女への想いで胸が苦しくて、かといって外すことなど考えられなかった。いつか過ごした甘いひと時を私に思い出させ、忘れなければならないと思っても、その感情を風化させてくれなどしなかった。」
−−ロート王子には悪いが、少しくらいならばこの一瞬に付け入っても許されるだろうか。
俺は手袋をその場に置いて、震えそうな手を彼女に伸ばした。そして、そのまま抱き寄せて、腕の中に彼女を閉じ込める。
>>245ロート
*静かに会場で蓄音機をさわっていると、目の前に気配がした。チラリと視線を投げれば、会いたかった姿。夢の中で会えなかった、あの子*
ネーロ…!
*ビアンカではなく、ネーロが。ネーロが居る。カーマイン王と謁見していた姿よりも、ずっと禍々しい姿で、カッツェの目の前にいた*
*そんなことは、どうでもよかった*
ええ、私はここよ。ここにいる
*視線を交わしたくて、膝立ちする。声をかけながら両手を握った。小さな手のネーロの手は暖かかった*
あとなんとなく思ったんですけど、後日談でエドワードにレリー触らせたいですね。さすがに相当の理由がないと触らんと思いますけど
レリーが触れようとするも、エドワードが血相を変えて「触るな!」って言うけれど、触ろうとしない限り優しすぎる師匠に悩んで同じ弟子仲間のカッツェに相談しにくる未来まで見えた
*扉に聞き耳をたてていると、エドワードから彼女を愛しているという一言が聞こえてきて、暫く頭が真っ白になり、固まってしまった
だが、ロートからの条件(>>#36)を聞き、いてもたってもいられず、扉を風魔法で吹き飛ばし、部屋へとずかずか入る
そして、エドワードの隣に立ち、思わず大声で話し出す*
お待ちになって!
そんなの……そんな事したら、エドワードさんは、魔法の研究が出来なくなってしまいます……!
わたくしの事は忘れてと言ったのに、何で聞いてくださらないんですか!
もう、わたくしの事は放っておいて下さい!
貴方は……人を幸せにする魔法の研究をして、いつか大切な人を見つけて、幸せに、なって……お願い、ですから……
*最後の方は懇願するように、小さく縋るような声しか出なかった
その場にへたり、と膝を立てて座り、彼からの返答を待つ*
/*
凪さんまたママに就職したの?
名乗り合ってない人は見た目で判断してるんだよね。わかりにくい人は別だけど。
《>>-780 えるるさん
お願いしたいです
私も見たい
最後だからと、べたべた触ってくるエドワード想像して笑ったわ》
>>243 コータロー
「記憶は消さないと、君はそういった」
彼の目を見つめながら、ゆっくりと告げる。
「この記憶はもはや痛みではないよ。だから、忘れない。これ以上弄る必要などないだろう?」
僕の心を見ているはずの彼にはわかるだろう。寂寥はあれど死を願う心はもはや無い。––––誰かにも、自分に対しても。
>>-796からあげはん
そうなの(*pωq*)凪なんでも許しちゃう……おかしいな…
>>-798ちゃんみお
あはん無理ィリンリぃフゥゥゥ↑↑
>>246 ローラン
/*ローレンスの琥珀色の瞳が見えました。確かにわたくしを捉えて――手袋をとった、その薬指には、あの日彼が贈ってくれた指輪が。わたくしと同じ誓いの――*/
ソフィー「うれしい。呪いでもかまわないわ、あなたが、そう思っていても――わたくしが、心の中で、あなたに寄り添えていたなら」
/*すると、ローレンスは震える手でわたくしを……抱きしめてくれました。うれしい。うれしい。うれしすぎて、胸の高鳴りで倒れてしまいそうです。両手で口元を覆っていましたが、その手をローレンスの肩にかけ、頭を彼にあずけました*/
ソフィー「ああ……今日まで生きていて……あなたが生きていてくれて……本当によかった」
《待って、この言い方なら、レリーから触るのはセーフじゃない?
エドワードから触り返したらアウトだろうけど
そこの線引きすごい気になる》
《>>-801 えるるさん
だよね😇
シリアスにしよう……
ごめんww
エドワードはイケメンだから、そんな事しないね( ◜◡◝ )》
エドワードが指一本触れないこと、が条件なら
それがレリーからでもエドワードからて、触れた時点で指一本触れてるもんね
《>>-788 凪さん
それだ
カッツェに会いに行くね
愛を抱かない程度に仲良くしましょ
お茶飲み仲間くらいで!》
レリーとエドワードのふれあい禁止魔法のキモは、《肌の温もりを感じる・感じさせることはできない》
じゃあ指凍らすわとか言われたら、ど、どうぞって感じですかね
/*
温度の問題なのか。触れたのが起因で幸せを感じたらアウトだと思っていたけど。
それなら抜け道はありそうかな。
>>250ネーロ
*ポロポロと真珠のような涙を流すネーロの姿は、あの悪夢のような時間に決定を下した姿とは大きくちがった。必死に理性をかき集めて、皆を先導し、考えた彼はこんなにも頑張っていた*
*カッツェはネーロの手を強く握る*
もう頑張らなくて良いのよ。もう、ネーロは我慢しなくていいの
*カッツェはただただネーロを肯定する*
お疲れ様
(ビアンカ、ありがとうな)
*もう1人の彼がいたから、きっとネーロは戻って来れた。夢で会えたビアンカに、人知れずお礼をした*
でも本人的にどこまで触っても大丈夫なのか探るのが危険すぎるから結局のところほぼノータッチで行くしかないような。
デデーン!「エドワード、アウト!!」て突如なるやつでしょ?
>>-828京さん
任せて!カッツェは多分同情もしないし、愛情も湧かないと思うから!ほら、目がコレだから必要以上に関わろうと一線引いて接するから忘れないよ!きっと!
《これさ、エドワードかレリーがゾンビになれば良くない?
体温ないだろうし
ゾンビにする魔法あるでしょ、多分
体温のない生き物探そう》
/*
ちょっとミスったら、
デデーーン!!エドワード!アウト!!!
強制的に記憶が消えます!!
はわらう。ギリギリ攻めるとか無理やん。
>>244 続き
>>233 フリージア
(しばらく腕を組んで考えた後、フリージアをじっと見つめます)
では、フリージアが孤児院を出るときまで、お手紙をたくさん書かないといけませんね。
ともだちからの手紙と言っておいてください。わたし、手紙の中では12歳になっておきますから!ね!
それで、手紙に毎回ちょっとしたプレゼントを付けますね。
かわいいしおりや、ペン、メモ帳……外出した先で見つけた、12歳でも買えるプレゼントを入れて贈ります。
だから、あなたが孤児院から出られるようになったら――すぐに教えてくださいね
その日は、ちゃんと、そのときのわたしの年齢にふさわしいプレゼントを持って、会いに行きますよ
《>>-840 凪さん
笑ったww
会ってくれるかくれないかが肝心だから、会ってくれるならセーフ!
2人でマカロン齧りながらお茶会しようね》
-841
片方だけだと、体温ない方は体温ある方の温もり感じるからだめそう。
両方なればワンチャンありそうだけど、自分の希望のために相手を人外にする選択が、二人に出来るのやら。
>>-845京さん
ただし、ソロンディール師匠の家は森の中で、またもやレリーは迷うだろうし、たどり着くまでに時間がかかるかもでふね!(過去の出会い設定読んでます!)
/*爆音が響き渡り、背後からレリーがずんずん入ってくる。
聞かれないように来たのに、全く僕の攻撃以外の魔法は本当にレベルが低すぎる。
聞かれていたのだろう。早口でまくし立てるように文句をいうレリーに、僕は穏やかにこう答える*/
>>248 レリー
…! つけてきていたのか。
聞かれてしまったんだね。仕方のない子だ。
ロート様がご慈悲をくださった。今後一生、君と僕が触れ合うことのないようにすれば、僕の記憶は消されることはない。加えて、君と片時も離れずにいれば、僕の元に帰ってこれなくなることもない。僕たちは、一緒に生きていけるんだ。
レリー、君のことを愛している。
この世の何物よりも君が大切だ。
君と一緒に生きていきたいんだ。
どうか勝手にロート様に相談したことを許してほしい。
だが、僕はこの条件を飲もうと思っている。
君のぬくもりが感じられないのは…本当につらいが、君へのこの大切な想いを失くさずに済む。
あとは、君が受け入れるか否かだ。
答えを、聞かせてほしい。
……。
/*
アルフの姿を探した。後で必ずと約束をしていたのだ。
とにかく早く会いたかった。ショールを羽織り直しながらキョロキョロと彼を探す。
*/
《>>-853 凪さん
わ!ありがとうございます!
あの時は考えつきませんでしたが、今なら空飛んで、俯瞰で森を見渡すので何とかなりそうです!
カッツェの過去、楽しみにしてますね✨》
あ、ここであれこれ言うのはいいですけど、杏里さんの言う通り、実際ロートから細かい条件は言わんので(せいぜい布と布ならセーフとするってことくらい)、どこまでセーフかお互いにわからない状態で過ごしてもらいますので。
実験するのは構いませんが、リスクはでかいぞ
《これOKだすしかなくない?
レリーは嫌だけど、私はOKだわ
薄目の白い手袋付けて、中で薄い氷張るを公式設定にしよう
それなら、レリーからなら触れるし、ビジュアルもいい》
ちょっと目を話していた隙に村が尊みの嵐すぎてしんどい、うえさま出て空気壊したくない、ああつらいむり/**/
>>#37 ソフィー
ソフィー姫の細い胴体は赤ん坊を抱いた時のように頼りなく、力をくわえれば壊れてしまいそうなくらい弱弱しい。
それでも俺は、彼女を抱き締める腕を緩めることはできなかった。
6年間の空白を埋めるように、強く、強く、彼女の存在を確かめる。
−−ああ、夢のようだ。
「……ソフィー姫、俺は。」
「──。」
口をつきそうになった言葉を噤む。
これは、今は言ってはいけない。
>>ソフィー
しばらくそうして彼女を抱きすくめていた俺は、ようやく身体を離す。そして、彼女の顔を改めて見つめてから、ロート王子を一瞥した。
「ソフィー姫。貴女にロート王子と俺から、話があります。聞いていただけますか」
そう言って、もう一歩離れる。
これは俺ではなく、ロート王子の口から言うべきことだからだ。
/*
今言っちゃいけないとかいってるけど、指輪見せつけて抱き締めてる時点で気付いてほしいローランには
*/
/*
それは困る、と言うと思っていました。
やっと自由を得たのに、明らかに実子でない年齢の、薹のたったゆがんだ子供という枷など、と。それなのに。
腕を組んで考え込むサテンにまた縋り付いてしまいそうで、けれどもそんなことはしたくなくて、少女は泣きたい気持ちでした。
*/
>>244 サテン
……そうだよ。私たちはお友だちでしょう。
サテンさまは、教会で監視がついたまま暮らしていたのよね。
だったら、なおさら。
孤児院に遊びに来なくたって、楽しいことはいっぱいあるわ。
/*
と、サテンはじっと少女を見つめて言葉を続けました。
*/
>>252 サテン
……うん。お手紙なら、だいじょうぶ。
12歳のつもりでっていうのはちょっとよくわからないけど……ふふ。
フリージアもお返事書くね。
院から出されるお手紙だから、パンフレットとか、里親の案内の紙とか、一緒に送られてくるかもしれないけど。
真に受けちゃだめよ。
あ、それか……
サテンさまが今すぐ、フリージアのこと成長させてくれてもいいのよ!
子供に戻すのができるんならきっとできるんでしょう。
/*
最後の台詞は、おどけた口調で付け加えました。少女のめいっぱいの強がりでした。
*/
*膝を立て、彼の話を項垂れながら聞く
彼の決心はどうやら固いらしい
彼に、ここまで言わせたのに、自分は彼から逃げていいのか?
本当は彼と向き合うのが怖いだけでは?
そのような思いが胸を過ぎる
自分は、復讐を果たせず、敵にも情けをかけられ、無様にもまだ生きている
その上、自害も許されない
せめて、最後に残った彼だけは、彼の願いは叶えるべきでは───
ゆっくりと顔を上げ、エドワードと向き合う*
>>253 エドワード
…………貴方は、本当に馬鹿です
こんなの、茨の道だって、誰にだってわかる事じゃない……貴方が、セルナリアへの忠誠を胸に、わたくしを見捨てても、誰も責めないのに……本当に、愚かなのだわ
でも……そんな貴方を愛してしまった、わたくしも愚かなのでしょうね
仕方ないから……似た者同士、側にいて差し上げます
わたくしは……【この条件を受け入れます】
*困ったように微笑み、初めて会った時のように、そして、な何かに誓うように、エドワードの手をそっと取る*
>>257 ローランさん
[6年ぶりに再会したソフィー姫とローランさんは、きっと誰が見ても愛してあっている恋人同士そのもので……なんて、思っていたら心の奥が、なんだか変な風にチクチクしました。なんか、こう、変な違和感]
[初めての感覚に首を傾げると、ローランさんが、姫に話があることを告げ、いったん彼女から離れました]
ロート「あ……はい。ソフィー姫、ボクとの、結婚のことなんですけれど……」
ロート「ボク、6年前のことも、今まで、本当に何も知らなくて。いつも守って貰ってばかりで、成人しても、まだまだなんです。だから、あなたと結婚する資格はありません。それに……あなたの望まない結婚をすることは、ボクも嫌です」
ロート「だから――あなたとの結婚は、一度白紙にしたいんです」
[思い切って告げると、彼女は目を丸くして、ボクとローランさんを交互にきょろきょろと見ます。小柄な彼女の頭が動く様子は、なんだか小動物のようで、可愛らしいなと感じました]
ロート「でも、諦めるわけじゃないですよ。ボクに……2年ほど、時間をください。その間にきっと成長して、あなたに選んでもらえるよう、努力しますから」
**
18になったら問答無用で院は出なきゃいけないってことにしてるんだけど、そのとき実父が生きてたらどうなるかだなあ。
サテンさまに聞こえないようにして、ロートにパパとの縁切ってもらおうかな
まだお願い事してないし
《今、文書いてる間のログ見たけど、尊すぎませんか?
ローソフィもサテフリも好きなので、幸せになって
後、ネーロはなでなでしてあげたい
カッツェと仲良くね!》
/*……どういうこと、なのでしょう?ローレンスをロートさまが連れてきたと思ったら、婚約を白紙だなんて*/
ソフィー「……あの。そんなこと……カーマインさまがお許しになるのでしょうか。あんなに……あんなふう、なのに」
/*あの日の血塗れのカーマインさまの顔が思い出され、思わず両手で自分を抱き締めました。カーマインさまは、怖い。ロートさまは優しいけれど、どうしても、カーマインさまの、何を考えているのかわからない瞳で見つめられると、怖くて仕方なかった*/
>>221 アルフレド
…声が高い。不用意なことは口にしない方がいい。
《術が禁呪にならないことを確認して》
そうか、ならば…
まず、アニマは万物にあるものだ。我々人にも、ある。核だと思えばいい。自分の魔力がどこから来るのか、集中して探れ。術を練る時に知らず触れているはずだ。
意思を持たぬもののアニマであれば、魔力を注げばその力を引き出し、コントロールできる。
最初は大樹や岩石から始めるといい。
強いアニマを持つものは探りやすいからな。
手を触れて自分のアニマに呼応する場所を、探す。
次に対象の自然物がどのようにして今の形になったのか出来る限り知ることだ。何かが集まっているのか、硬くなるのか、形を変えしなやかになるのか…それが、引き出せる力だ。
魔力に「どう動かしたいか」イメージを乗せ、アニマに注ぎ込む。そうすれば、応えてくれるはずだ。
考えるよりやってみる方が簡単だろうな。
慣れれば、複数のアニマを組み合わせられる。岩の上に泥の沼を作り出したり、風に音を乗せて遠くに声を届けることもできるだろう。
肝心なのは、万物を知ること。そして想像力だな。
アルフレドなら…間違いなくできるだろう。
…せっかく発見した術だ。
継ぎたいと言ってくれたこと、感謝する。
/*
>>-897
さっき絡みにいったから!!
返事ちょうだい!!!
気付いてなかっただけだったらすまん。
*/
ロート「……兄上は、もう、いません。賊に殺されてしまいました」
[短く告げると、姫はハッとした顔で口元を覆いました。詳細は、ゆっくり話そう。今は、不安を煽っても仕方が無い]
ロート「また、ゆっくり説明します。つまり――ボクが、この国の王になるんです。だから、ごめんなさい、ボクのわがままなんですけど……姫には、ボクがちゃんと、国を治められるかも見守っていただいて……それから、」
ロート「それから、ボクと、ローランさん、どちらを選ぶか決めていただきたいんです。2年も時間を貰えるなら、ボクは、そのとき、あなたがローランさんを選ぶならちゃんと諦めますから」
[隣に立つローランさんをチラリと見ます]
ロート「ローランさん、兄上のことがあるので……ボクは先に戻ります、ね」
[ボクが出ていく前、ソフィー姫は、「待って」と言い、慌てて魔法大会の参加者リストを机から取り出しました]
ソフィー「あの、ロートさま……ひとつ、おねがいがあるのです。もし、もし、まだ【カエデ】という方がいらっしゃったら……わたくしの、親友なんです。あとで、連れてきてくださいませんか?次にいつ会えるか……わかりませんから」
[カエデさん。最後の日に色々手伝ってくれた人。ボクは「もちろん」と言って、姫の部屋をあとにしました]
……こんなえっぐい呪いいっぱい生み出してるセルナリアが隣国にあれば、サリーナが魔法嫌ってるのも頷ける気がしてきた……。
ローランはロートがいないところで話していいよ!
ろあくん、カエデもスタンバイして。
あとはるちゃんは国王が話すから待ってて
>>262 グスタフ
核…。
[アルフレドは、グスタフの説明に耳を傾ける。]
分かった、大樹や岩石から始めてみよう。ふふ、いままでのわたしとは縁のないものだな。
[アルフレドは、笑った。自分の魔力に幅が出ること、そしてグスタフのアニマを残せることを、嬉しく思っていた。]
どのようにして、今の形になったのか…。か。
[顎に手を当てながら、続く説明を聞く。]
花ならば、「日光を浴びる」「水を吸い取る」
というところだな。
グスタフ、ありがとう。グスタフのことは決して忘れない。
[アルフレドは、グスタフの手を握り握手をする。]
それでは、達者でな…。
>>255ネーロ
*どれほど心苦しかっただろう。どれほど心細かっただろう。カッツェはネーロを優しく引き寄せ抱きしめる。右手で背中をさすりながら、頑張ったね、お疲れ様と繰り返した*
大丈夫、ネーロの気持ちは間違ってない。大丈夫、私がわかってる。
*あの時大きく見えた背中は無理をしていた。みんなを引っ張った彼を、今度は私が、とカッツェは心に思った*
そして、誰も居ない廊下の薄暗がりで、静かに自身の気を調べる。
大丈夫だったろうか。上手く笑えていたろうか。
患者に要らぬ心配はかけずにすんだろうか。
恐怖も、恨みも、悲しみも、全て心身のうちに封ずることができたろうか。
「ふーー……」
おそらく大丈夫だろう。明日死ぬ身が明日生きる者の気を引いてはいかんのだ。
>>#40 ロート
「ええ……ありがとうございます、ロート王子。」
彼に一度振り返ると、深々と一礼をする。
これからこのセルナリアの王となる彼に敬意を払って。
>>ソフィー
ロート王子の去り際、ソフィー姫は彼に一つ頼み事をしていた。
「親友……オーディションの参加者に、姫のご友人が?」
改めてソフィー姫に向き直ると、俺は控えめに問いかける。
>>259 フリージア
(フリージア、今なんて?)
フリージア、今なんて?
せ、成長?ダメダメダメ、ダメですよ〜
フリージアで人体実験なんか、出来るわけないじゃないですか……
まったく、本当にあなたは怖いもの知らずなんだから……
あはは、随分売り込みが激しい孤児院なんですね。
でも、子供たちのためには、それくらいの方がいいのかな
……孤児院って、いつからお外に出られるんですかねえ
おつとめが大丈夫になったら、教会に神官修行に来てくれてもいいんですよ。
むしろ、わたしがフリージアの孤児院に、セールスに行っちゃおうかな〜
大丈夫になったら、お手紙ですぐ連絡ですよ、約束
>>265 ケラ
ソフィー姫の部屋へ赴く前。
「アンタこそ、セルナリアの為に良い働きをしたな。」
駆け寄ってきた相手に相変わらずそっけない返事をしてしまったが、この国に平穏が訪れたのはこいつの働きが大きいだろう。
因縁の魔法によってすぐに無力になってしまっただけに、その事実に少し自尊心が傷付くものの、俺なりに素直な気持ちを評してやった。
墓下でパトリシアの舞を見て過去を知る不憫な子( ˘ω˘ )
・エルフと人間のハーフ。父は王様、母はエルフ。(カーマイン王とロートとは腹違いの兄弟になるね!)
・夢使いなのは王族の血筋かも知れない
・王に殺せと言われたが森に捨てることで命を免れた
・双眼の呪いは、実は「祝福」だった。生きていけるように、母親からもらったギフト
・産まれたての赤ん坊のまま捨てられたが、運良く木こりに見つかり、“生きたい”と願うカッツェを家に連れて帰った
・物心着くまで木こりに育てられたが、木こりは老死した
ここからはカッツェの古い記憶( ˘ω˘ )
・そのあとは目の力を使って生活していたが「世の中には優しい人がたくさんいる」くらいで自分の目については気付かず生活していた
・ソロンディールと出会い、この目のことを聞かされ、今まで自分が過ごしてきたことは相手を操っていた自分だ、悪いことをしたと思い「呪い」と呼ぶようになった
・カッツェの名付け親はソロンディール。捨て猫を拾った、くらいの感覚でカッツェを弟子にした(カッツェ=ドイツ語で猫を意味する)
・ソロンディールもこの呪いについてわからなかった(祝福だと知れば気づけた
>>266 コータロー
「ふ、君らしいな」
彼は階下へ消えていく。これから待ち受ける彼の生が、幸せであるように、祈りそれを見送った。
「さようなら、コータロー」
>>269 ローレンス
/*ロートさまに、カエデのことを頼んだ後、どきどきしながら、ローレンスに向き合います。彼は、わたくしに、カエデについて尋ねました*/
ソフィー「ええ!カエデという子で……本が大好きな、物知りな子でした。サリーナにいた頃に、図書館で会って、仲良くなって……『ずっと一緒だよ』って、約束したくらいに。でも、戦争のとき、お別れを言う間もないままになってしまったから、気になっていたの。本を使う魔法……きっと、あの子だわ」
/*懐かしい思い出話をして顔をほころばせましたが、ハッとします。ローレンスも、行ってしまうのかしら*/
ソフィー「ねえ、ローレンス……ロートさまが、あなたを選んでもいいと、おっしゃっていたけれど……あの……」
ソフィー「あなたは……2年も、わたくしを待っていてくださるの?わたくしは……あなたを選ぶこともできると……そう思っていて、いいの?」
>>-911
いや治したい()
顔も知らない親のエゴで生まれて捨てられたんだからカッツェからしてみればただの呪いなのだ()
[弟君は仰られた。
""子供に戻ったグスタフさんを、アルフィリオンさんに育てていただきます。どのように育てるかは、お任せします。""
そう、彼の生活は僕に懸かっている。彼の処分は僕に任される。
身体に依って子どもとして扱うか。
精神に依って大人として扱うか。
彼はどちらを厭う?
奴にはどちらが相応しい?
僕らが奴らに強いられたのは?
–––––そう、魔法の禁止だ。
僕らが奴らに背負わされたのは?
–––––そう、能力に合わぬ酷使だ。
そして、奴らに奪われたのは?
–––––そう、自由。僕らに自由はなかった。]
>>274ネーロ
ふふ、落ち着いた?
*その顔を持っていたハンカチで拭う。鼻が赤くなるほどに、綺麗な碧眼が赤くなるほどに感情を流する彼の顔は、歳上と言うには幼く見えた*
……ええ、傷はざっくりとついていたけれど、痛くはないの。もう塞がってるみたいで。シャワーを浴びた時なんともなかったの。
*ネーロを安心させるため、ニッコリと笑った*
[そうだ、奴らに奪われたのは自由だ。
それならば、彼から奪うのも自由であるべきだろう。
彼の信ずる黒狼の名を負って、無為な時間を過ごして頂こう。
チカラを蓄えることも、知識を使うこともできぬ無為の時間をな。]
それでは、然りと頼まなくてはな。
彼を子どもとする準備を。
[広間で繰り広げられる色とりどりの邂逅。
それを眺めながら、独り言ちる。]
さて、話すべき人はまだいる。呪いが発動する前に、彼女と話さなければ。
コータローと別れて目的の人物を探す。
>>レリー
「見つけた」
よく目立つ赤い髪。古い記憶の箱の住人。
「……やあ、ミス・エリュテイア。ご機嫌は如何かな」
>>カエデさん
[姫たっての希望です。ボクはできるだけ急いで広間に戻りました]
ロート「カエデさん!いらっしゃいますか?あの、ソフィー姫が、目を覚まされまして……ぜひ、カエデさんに会いたいとのことです」
ロート「ボクと一緒に、姫の部屋に来てくれませんか?」
*処罰が発表され、ヘズを離し、呆然としていると、聞き覚えのある声……ジルベールに話しかけられ、まだ考えがまとまらぬ頭でぼんやりとそちらを向く*
>>278 ジルベール
……ジルベール、さま
……いい、とは言えませんが……これも罰、ですものね
……その、わたくしに何か御用かしら?
わたくしと貴方様は……何の接点もありませんわよね?
>>#42 ソフィー
「へぇ、本を。」
サリーナの図書館は俺も時々使っていた。
もしかしたら、彼女の親友とやらにも顔を合わせているのかもしれない、と密かに考えた。
「いずれにせよ、貴女がずっと側にいたいと思えるような素敵なご友人だったのですね。私もそのご友人に、一緒にご挨拶をさせていただいてもよろしいでしょうか。」
と、問いかける。
彼女の好きなものは俺の好きなものだ。
だから、そのカエデという友人にも興味があったし、何より今は彼女から離れるなんて考えられなかった。
つい、そんな我儘を言ってしまう。
>>282 レリー
虚ろな目をした彼女は、見るからに痛ましい。僕のことなどまるで眼中になく、まるで初日と立場が逆転したようだと、密かに笑った。
「……ああ、貴女に用があって来た。僕が君の記憶を失うその前に、ひとつ話しておかねばならんことがあると」
>>#43
突然の頼みに私は驚く。
願ったり叶ったり。
きっと双騎士として国を守ったことに関しての感謝だろう。
それでも構わない、一目会って彼女の笑顔が見えるなら、それは記憶をなくした後も心のどこかで私の道の先を照らすだろう。
「ええ、ぜひお願いします…」
>>285 ジルベール
話……ですか?
……何でしょうか?
*思い当たる節がある
もしや、と心の中で期待しながら、彼の話に耳を傾ける*
>>284 ローレンス
ソフィー「!!」
ソフィー「もちろんよ、ローレンス。あなたもいて?」
/*もう少しローレンスと居られる。それに、カエデにも会える。好きな人に囲まれて過ごせるなんて、幽閉生活をはじめてから、初めてのことです。夢のようで、夢でもいいから、この瞬間が楽しくて仕方ありませんでした*/
ソフィーにとってカーマインの死はさほど重要ではない……というか、自由になれることの象徴かもしれない
王様涙拭けよな
>>287ネーロ
(あ、これ言うんじゃなかったな)
*耳が垂れるネーロを見て思うも、それは一瞬だった*
ええ、ついて行こうかしら
(どうしたんだろ?)
*ネーロに言われるまま、カッツェは部屋へとついて行く*
>>ソフィー
ソフィー姫からの問いには、少しだけ表情を緩めて答えた。
「たった2年くらいどうってことありません。……俺はあれから6年の間、ずっと貴女だけを見てきた。今更、何年待たされようとこの気持ちは変わらない。」
「……本当は、今すぐ貴女をこの城から攫い出してしまいたいです。けれど、俺はロート王子の誠意に答えたい。そして、貴女には自分自身の心で選ぶ権利がある。」
そっと彼女の手を握った。
「俺もロート王子に負けぬよう頑張ります。2年が経ったあかつきには、俺のこの気持ちを伝えさせてください。」
>>270 サテン
やっぱり、だめかあ。ふふ。
/*
少女はおどけた口調のまま笑い、そして小さくつぶやきます。
*/
じゃあ、サテンさまの歳にはずっと追いつけないままね。
……
そうね、おつとめはたぶんあと3年くらいでできるはずだけど……
フリージアは神様に仕えるお仕事はできないわ。
だって、
/*
気の触れた父親から受け続けた仕打ち。指先から温度と力が抜けて、諦めることで自分の心を守っていたあの感覚が一瞬だけ蘇ります。
それを自分の口からサテンに伝えることはどうしてもできませんでした。
差し出された小指をじっと見つめます。
*/
>>270 サテン
……。
/*
いっとき、少女は口を固く結んでいましたが、やがてにっこりと笑ってた言いました。
*/
約束は、いまはしないわ。
だってサテンさまのこと、びっくりさせたいんだもの!
>>286 カエデさん
ロート「よかった、それでは、ご一緒に行きましょう。ふふ、今日は精神体じゃないから……ちゃんと、ご案内できますね」
[カエデさんと一緒に、塔の階段を登ります]
ロート「……あなたの、本が失われる前に、姫と話せて、良かったですね。ボクは……兄上のことがありますから、ここで失礼します。そこに見える扉が、姫の部屋です。どうぞ、行ってきてください」
/*
たかみを的にはカエデと絡めるチャンス!
ローラン的には多少親友っていうのに対して嫉妬はあるのかも知れない、あと単純に姫といたい……。
*/
>>#45 ロート
「ええ、その節はありがとうございました。それではいってきます」
大きな扉一つ隔てた先に彼女がいる。
この国の王妃になる女性で、私を救ってくれた恩人。
幾年ものときが経ち、私はここに来た。
時を、距離を超えてあなたへの思いを伝えにきた。
パトリシアとの約束が私の背中を押す。
両親は私に命を与えた。本は私に知識を与えた。賢狼は私に言葉を与えた。
ソフィーは私に生きる意味を与えてくれた。
だからは私はここに来た。私はここにいる。
離れていくロートの背中に音を出さずに「幸せ者」とつぶやく。それはこの城の日々で感じた収斂された衷心だった。
「さて」
扉に手をかける。
震えた小さな背中はもうそこにない。
扉の先のあたたかい光は優しく彼女を抱いた。
>>288 レリー
「僕は、初めて話しかけられたあの日、貴方の事を思い出せないと、そういった」
「そのことに偽りはない。けれど、数日とここで過ごすうち、実のところ記憶は蓋を開いた」
……あの踊り子の舞によって。よりによってミスを眠らせたその夜の前に。
「その時、僕はミスに声をかけなかった。僕と貴女はお互い敵だったから。
ただ、ね。今になって、僕も貴女も敗者となってようやくそれは間違いだと気づいた」
僕は彼女に笑いかけた。その顔に涙はない。泣いている少女はかように強き戦士となった。それでも彼女は、僕との思い出を大事にしまってくれていた。
「幼い日に、泣くあなたに声をかけた。気の利いたひとつ言えず、ただそばにいるしかできなかった朴念仁は、確かに僕だった」
「貴女に、幼き日のことを思い出したと、確かに感謝を受け取ったと。それから、幼き僕をそのように思ってくれたことに感謝していると、それを伝えに来た」
>>294ネーロ
………?
(まぁいいか、邪な気持ちも無さそうだし)
*さっき驚かせてしまったと言う後ろめたさもあり、素直にケープを脱ぎ、背中を向けた。ドレスの上からでもわかる、肩から斜めに走る傷が顔を出す*
これで良いかしら
(全部見せなくてもいいよな?)
ベッドに腰を掛けるソフィーと、その隣のローランを見つける。
駆け出して抱きしめたい気持ちを抑えることがこんな難しいとは。
胸を押さえて、私はスカートをつまみ、姫とローランに挨拶する。
「初めまして。図書館司書をしています、カエデと申します。ローラン、そしてソフィー姫、お目にかかれて幸せです。それで、なにか御用が…?」
初めまして、その言葉を出した喉は裂けそうだった。
ソフィーが私を覚えているはずがない、はずがない、きっと。それでもカエデと名乗ってしまうのは一縷の望みを持ってるからだ。まったく諦めの悪い…
でも双騎士としての活躍を彼女に褒められるならこれ以上のことはない。
わざわざ思い出してなどおこがましいことは言えない。
それでも私はなぜかニコニコしている理由に私を関連させたがっていた。
顔を上げて私は彼女の言葉を待った。
*ジルベール最高では?
うわージルベール、いつか会おうね
忘れてても大丈夫、レリーは何度だって貴方に優しくしてみせる*
ごっめんミーチェに話しかけられるかわからないから、締めを終えてから、時間が許せば時空歪めて話しかけに行くね
>>291 ローレンス
/*わたくしの問いに、ローレンスは、優しく頬を緩めました。ああ、なつかしい。本当に、ここに彼がいるのね、と、思わずわたくしも一緒に頬が緩みます。彼は、待っていてくれると、何年でも待っていてくれると言ってくれました。攫ってしまいたいという言葉に、嬉しくてどきんと胸が鳴りますが――*/
ソフィー「……そう、ですね。ロートさまは、わたくしと予定通り結婚することも出来るのに……わたくしの意志を尊重してくださったんですもの。ロートさまとのお約束は、果たさなくてはなりませんね」
/*正直、今は、ローレンスのことしか考えられません。でも……ロートさまが優しい方なのは、昔から知っています。ちゃんと彼にも向き合ってみようと……そう、思いました。ローレンスは、待ってくれるのだから。そう思った時、ローレンスはわたくしの手を握って、「ロート王子に負けぬよう頑張ります」と*/
ソフィー「今は、あなたのその言葉が、このぬくもりが、とてもとても嬉しいです。どうか、2年後……ロートさまに負けないように、頑張ってください、ね?」
>>298 ジルベール
*彼の話を聞き、驚きで思わず目を見開く
彼は確かに《思い出した》と、そう言った
彼は確か、この国から追放という罰だった事を思い出し、自分に別れを言いに来てくれた事に気付き、思わず笑みが零れる
そして、ジルベールに穏やかに微笑み、ぽつぽつと語り始める*
……思い出して、くれたのですね
ありがとうございます……わたくし、とても心が満たされました
……国から追放とお聞きしましたが、いつかきっと、巡り会う事もあるでしょう
その時にもし、はじめましてとなっても、何度でも、わたくしは貴方様に微笑みかけると、そう、約束しますわ
……まだ、お話なさりたいお方もいるでしょうから、わたくしはこの辺りで、失礼させていただきますわね
ジルベールさま、さようなら……またいつか、お会いしましょう
ローレンスとカエデとお話したらソフィーパートが終わるのでそしたら王様がジルさまに話しかける……
エドワードは最悪ロートから許可もらったのをRPに含めておすすめください(白目)
>>299 ケラ
わたしは、戦争の前、ケラを王宮で見かけたと言ったね。
あの時、わたしは、魔法が使えるばかりに迫害されて家族からも疎まれて、心が荒んでいた。
その時、君の歌を聴いたんだ。乾いた心に、水が降り注ぐような感じがした。あの時から、僕の支えは君だった。
そして、君とここで再会し、改めて君の心の美しさに触れた。
君のことを純粋と言ったね。この一週間、君は妖艶な笑みを浮かべたかと思えば、子供のように無邪気な一面もある。
ニロを想う、強い母親でいる時もあった。
そんな純粋な君に、わたしは惚れたんだ…。
ケラ…、わたしと、結婚してくれないか。
ずっと…、そばにいてくれないか…。
[アルフレドの声は震えていた。果たしてこれが正解の道なのかも、分からなかった。
ただただ、自分の素直な気持ちを、伝えたかった。]
愛してる…。
《もっとお話すべきか悩んだし、何か渡すか悩んだけど、ジルベールは自分より身分が上だし、満足したから立ち去りました……何かあれば、引き止めて頂いて大丈夫ですので!》
>>301 カエデ
後ろでドアノブを捻る音がした。
俺は彼女の柔らかい手を包む両手をそっと離す。
そこにいたのは、眼鏡をかけた気弱そうな女。
真に騎士の力を持ち、白玉に救いをもたらした魔法使いの一人。
「……ああ。」
俺は彼女に軽く会釈をし、少しだけソフィー姫から離れる。
そして、親友の再会を静かに見守ることにした。
うあああああああああああああああああああああ😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭
ここにいるヤツら全員分の幸せが今ここに。
まって、アルフレドがしあわせな告白してて、そんななかソフィーとローランとカエデも幸せそうで、あれ?
カッツェめっちゃ混乱してる
カッツェめっちゃ混乱してるーーーー
>>296 サテン
……!
そうよ!
とびっきり素敵なレディになって、サテンさまをびっくりさせるわ!
それはもう、僕がおじさんじゃなかったらな〜ってサテンさまが思うくらいの素敵な!
あ、フリージアは、サテンさまならおじさんでもいいんだけど……
だから、そのときは、ええと……
/*
少女はしばし思案します。
こういうときなんて言うんだったっけ。ええと……そう、
*/
そのときは、「おともだち」から、よろしくお願いします!
>>301 カエデ
/*ローレンスとお話していると、ギイ……と、扉が開く音がします。そちらの方を見ると……ああ、やっぱりなつかしい。嬉しくて、笑顔で、人を迎えるなんて、何年ぶりでしょう*/
ソフィー「あら?ローレンスと、カエデは初対面なの?ローレンスも、魔法の大会に出場していたのではなかった?」
ソフィー「カエデ、前に会った時と……変わらないわね。悪い意味ではなくてよ、優しくて、やわらかい、あなたの雰囲気がとても大好きなの。わたくしとお話したこと、覚えていらっしゃる?むかし、『ずっと一緒だよ』って、お約束しましたよね。あなた、本の魔法を使うのでしょう?どんな魔法なのかしら……きっとあなたのように、聡明で、柔らかい、優しい――」
/*そこまで話して、ハッとして口を抑えました。思わず、ローレンスとカエデを交互に見てしまいます。*/
ソフィー「ごめんなさい!わたくしったら……こんなに一方的に話してしまうなんて、自分勝手ね……」
>>302ネーロ
(え、あ、何、何?)
*小さく肩に触れる感触。突然のことにカッツェは何が起きたのか、イマイチ掴めていなかった*
ネーロ…?
*不思議そうに話しかけ、ネーロの反応を伺った*
>>-968みかさん
バットエンド来ると思って、ここガブリ食われてさよならエンドと思ってたらおもわぬ展開で追いつけてなかった()
>>303 レリー
「……そうか。貴女を満たすことが出来たなら、嬉しいな」
「ふ、その時は、……敬称はいらんよ。互いに平民だ」
彼女の顔は、少し明るくなったように思った。
「健勝にな、ミス・レリー。僕達の話をまた教えに来てくれ」
だから、笑い合う未来はないとわかっていて、僕はそう言った。
《ジルベール😭
何でジルベールはレリーの事、忘れてしまうん?
いい友達になりそうでなれないの本当に悲しい……》
なんかね、途中までレリーと次会ったら友達になれるやんって思って書いてたら、そうだ……呪い……って思い出してとても悲しい気持ち……。
>>#47 ソフィー
カエデと呼び掛ける言葉が私を覚えていることを意味することに気づくのに数秒かかる。
「…嘘よ、ほんとに?覚えてるなんて…」
期待してなかった。あれだけ日が経ったのに。
いや、わかってる。この場に来ても私は自分に嘘をついていた。
もういいのか、なにも隠さなくていいのか。今までの悩みの「縄」が彼女の笑顔に溶かされいく。
「ソフィー、ソフィー…」
私はボロボロと泣きながらベッドに倒れこむように知己を抱きしめた。
「会いたかったよ、ずっと。ソフィー、ソフィー。」
愛しき名前を彼女の耳元にささやく。
「私ね、私ね、あなたに会いたくてね、だからね、頑張って魔法覚えてね、それで結婚ってきいて、オーディションって、そしたら黒狼騎士団って人たちが、だからね、私、国のために頑張って、」
逼塞していた思い、隠していた気持ちが溢れる。
注ぐ相手は優しく私を受け止める。
鼻腔をくすぐる匂いはあの頃の図書館を思い出させる。
>>ジルベール
[異国の客人のもてなしを終え、ふっと視線を外すと、魔のモノだったという、件の貴族がいた。確か、ロートが国外追放としたはずだったが……]
――おい、グラン家の。おまえ。
[肘置きに肘をかけ、頬を手の甲にもたせ掛けると、ニヤリと意地悪い笑みを浮かべる
お前の顔を見て、いま思い出したぞ。
――お前、兄がいただろう?
《次は平民同士だから、ジルベールとため口きいて話すのだけを楽しみにしておこう……
友達未満で仲良くします……友達にはなれない……》
話すべきことは、話した。もうここに未練は無い。
あとはローランに別れを告げ、ロート殿下の言っていた、一つについて回答を出すのみ。
僕には、必要が無いと思った。
伯爵の地位など惜しくない。僕を必要としなかった、愛さなかった家族の遺したものなど、こちらから捨て去ってやろう。その家にあるものにも、未練を持つはずもない。
癪ではあるが、僕が扱えるこの黒き剣。護衛や傭兵には事足りるだろう。貴族の生活しか知らぬこの身でも、恐らくは生きるに不足はない。
僕はこれからについて考え始めていた。
/*
サテンの満面の笑みを見て、少女はもしや、と思います。
*/
>>309 サテン
もちろん!ずっと仲良くしたいし、お手紙もいっぱい書くけど……
……よろしくお願いします、がどう言う意味かわかってないのね?
ふふ。まあいいわ!
そのとき、が来たらサテンさまも、嫌でもわかるようになるもの。
楽しみね。
>>312 カーマイン
そんな僕に、話しかける影があった。
透けた肉体に、皮肉な笑みを浮かべた亡霊だ。
「……これはカーマイン王。
確かに、おりましたが。それがどうかなさいましたか」
>>304 アルフ
…あ……。
/*
それは、初めにあった頃の軽々しいものとは程遠い言葉だった。思えばこの数日、彼には怒ったり笑ったり、泣いたり色んな姿を見せてきた。彼の子供のように素直で、花のように優しく柔らかな性格に年甲斐もなく甘えていたのだろう。
簡単に好きになってはいけないと思った。
簡単に、過去の思い出を…築き上げてきたもの全てを否定してしまうような気がして。
それでもこの気持ちは
…愛してしまったこの事実は、変えられなかった。
彼の首の後ろに腕を回し、背伸びをして唇に唇を重ね合わせる。
しばらくして離すと、彼をじっと見つめる。
*/
……アルフレド。あたしも…あんたが、…好き…。
>>311 カエデ
/*わたくしがカエデに話しかけると、どうしたことか、彼女はぽろぽろと涙を零しながら、わたくしに抱きついてきました。ああ、きっと、彼女もさきほどローレンスに会った時のわたくしと同じ……愛しい気持ちでいてくれるのだと感じて、わたくしも涙をこらえることができません。なんて良い親友がいてくれたんでしょう*/
ソフィー「カエデ……泣かないで?わたくしも、涙が止まらなくなってしまうわ……」
ソフィー「ふふ、カエデも、落ち着いて。あなたが、わたくしに会うために……たくさん頑張ってくれたことは伝わったわ」
ソフィー「わたくしたちは……きっとまた、これからの時間を埋めていけるのだから……ゆっくりでいいの。ゆっくり、あなたの頑張ったお話、聞かせて?ロートさまなら、きっとお許しくださるわ」
ソフィー「わたくしも、カエデに話したいこと、たくさんあるの。幽閉中、本だけはたくさん、読んだから。ずっといつか、あなたに話したいと思って……心に貯めてきたのよ」
ソフィー「会いに来てくれてありがとう、カエデ」
>>310ネーロ
……もう、ネーロったら
*くしゃっと笑いネーロを抱きしめる。そうだった。ネーロはこんな子だった*
*カーマイン王に、自分の命を使ってでも綺麗なままお別れを出来るように、それが歪んだ感情だったとしても、心を許す相手には底抜けに優しいのだと、思い出す*
ありがとう、それから。
……そうね。この目のことも。ネーロのお祖母様に、お願いできるかしら。
*夢の中で知る、母の愛。父の姿。でもそれは始まりに過ぎない。カッツェの母は──親は、ソロンディールなのだ*
(もう“祝福”なんてなくても、生きていけるさ)
*ひっそりと胸に仕舞う。これは、師匠に伝えなくていい。誰にも話すわけでもなく、カッツェは自分が知れただけで満足だった*
カエデは「ソフィーのためのシンデレラの本の存在を」、「パトリシアとの約束を」、「ソフィーへの思いを」。
1明かす
2明かさない
2(2)
>>315 ジルベール
お前の兄は確か……アルベルト・グラン、だったか。
お前によく似た面差しの、ファルスに忠実で真面目な男だったな。
[皮肉な笑みを浮かべたまま、ジルベールを見る]
あの者はファルスの1番の側近だったからな――ファルスが処刑されたあと、真っ先に呼び出した。
すると、帰順するか尋ねる前に、「一刻も早くファルスの伴をせねばならない」と言ったので、一番はじめにクビをはねてやったのだが……
――おまえ、名をジルベールと言うんだったな
あいつがクビを落とされる前に最後に呟いたのは
『ジル』
という言葉だったよ
お前の名だな?
サリーナを捨て、一族で唯一生き残った、おまえの
[くっくっと、愉快げな笑いをこぼす]
さて……名残惜しいが、時間だな
私はそろそろ行かねばならん
――消えるまでロートと話すが、もう諸君らにかけられた魔法は解ける
諸君らの中には忌々しき裏切り者もいたが……遺書に書いたことがすべてだ
諸君らの魔法には楽しませてもらった。
セルナリアの剣となり、盾となった魔法使いたちよ
これからも、ロートを支えてやれ
では、私は諸君らよりも、先に眠るとしよう
>>318 カーマイン
「な、にを……」
呆けた顔で、目の前の幽霊を見た。
信じられないのに、何故かそれが嘘ではない気がして、思わず胸を抑えた。
お茶もらったのに時間なくてごめーーーーん
後日談タイム解禁です
でも、まだもうちょいやりたい人は時空歪めてやってていいよ
時空歪めてやりたいことやり尽くしてから寝てください!!
エクスくんもいつでもいいよ
>>319ネーロ
ええ、わかった。先に広間に行ってくる。
隅で紅茶飲んでいると思うから、声かけてね
*ネーロが着替えると言うので、素直に部屋を後にする。ドレスケープを着直し、身なりを確認した*
(よし、これで言葉通り元通り…だな)
*コツコツと静かな廊下を進んだ*
>>ロート
ロート。もう時間のようだ。
とはいえ、私が言いたいことは、生きていたうちにちゃんと伝えたからな。今更何もいうことは無い
……きっと、あやつらを殺さなかったこと、後悔する日が来るだろう。
お前がくだした処罰は、ある種、私がしてきたことよりも重い。
その行動による結果は、きちんとその身で受け止めよ
私の罪は、私が背負って死ぬ
お前は、お前の罪を背負え
それがこの、セルナリアの国王たるものの心構えよ
*広間に行くと、カーマイン王の姿はなかった*
(あれ……礼を言いそびれたな…あと、お別れも)
(ま、今更兄貴なんて思えねぇよ。ただの王様だった。それだけだ)
*自分に言い聞かせる。パトリシアから呼び起こされた記憶は、カッツェにとって残酷だった*
(あーあ、私も毎日、こんな食事ができたのかねぇ)
*パチン、パチンと左手の指を鳴らしてディナーにありついた*
(あ。お土産に紅茶もらうの忘れないでおくか。それと、そうだな……褒美は一生分の紅茶にしよう。無くなったら、持ってきてもらおう。それくらい、安い願いだよな?)
*食事を終え、紅茶を淹れる。心温まる紅茶に、久しぶりに心が安らいだ気がした*
>>327 兄上
……ボクは、いいたいこと言えてないんですから。
言わせてください!!
兄上、ずっと、ボクを守ってくれてありがとう。
兄上が……兄上がたくさんの罪を犯しても……たくさんの人に憎まれても……好きな人に、受け入れられなくたって
ボクは永遠に兄上の弟だから。
兄上は、小さい頃から、ボクの憧れで、かっこよくて、優しくて、いつだってボクのことを考えてくれた。
兄上の後にいればそれだけで安心で、幸せでした。
ボクは兄上のことが大好きです。一生、兄上の味方です。
今度はボクが、ソフィー姫を、この国の民をきっと守りますから。どうか、どこかで見ていてください
ボクは、ボクの罪も、兄上の罪も、ちゃんと胸に抱いて、この国を導きます。どんな結果になっても
>>ソフィー
「そろそろ、広間の方へ戻らせていただきます。」
「ソフィー姫。私は一介の臣下です。ですが……もしも許されるなら、またお会いしにきます。」
>>#48 ソフィー
「…ええ、そうね、時間はたっぷりある」
いいえ、もう数時間しかないの。
「きっとロート様も許してくれるわね、王は優しいから」
あなたへの気持ちを隠して、私はあなたの幸せを世界の誰よりも願っている。
「…ソフィーの読んだ本の話、私も聞きたいな」
私は後ろに回した手で、紫の本の瑕疵をなぞり、それを隠す。
この気持ちは、この本は彼女を困らせる、彼女の幸せを私は邪魔できない。きっと彼女は私がいなくても幸せになれる。それなら私のこの行動は「模範解答」だ。
「でもよかった、あなたに会えて。相変わらず、笑顔が素敵。その笑顔ずっと王に守ってもらうのよ…」
その役は私でないのだ。
「じゃあごめんね、私広間にやること残ってるから、」
この国の、私のお姫様に背を向け、「最後」の言葉を送る。
「またね、ソフィー」
さよなら、と言えない私。
涙とともに手を振る私は世界一幸せで、世界一弱い騎士だった。
/*
少女は、割り当てられていた部屋で荷物をまとめたあとロートへと手紙を書いていました。
*/
––––––––––––––––––––––––––
ロートさまへ
フリージアも、お願いを叶えてもらえると聞きました。お忙しいと思うので、お手紙でごめんなさい。
4年前わたしのお父さんがどこかへ連れていかれました。わたしに暴力を振るっていたから。
今どのようにしているかわかりません。
やさしいパパにもう一度会えるのなら、会いたい。
けれど、それがもう無理なお願いならば、フリージアとお父さんの親子の関係を、どうかなかったことにしてください。誰にも知られたくないのです。
それから、これは、お城のそばの教会にもお話が伝わらないようにしてくれると、嬉しいです。
フリージア・フェシュネール
––––––––––––––––––––––––––
>>326 レリー
機嫌良く廊下を歩いていると嫌なものが目に入り、途端に表情を失くす。
敵同士で馴れ合っているエドワードとレリーだ。
だがエドワードに用はないし邪魔をされるのも面倒なので、レリーの位置を確認して近くの部屋へ転移させた。
そのまま自分も部屋に入り困惑するレリーを無視して話し始める。
「おはよう、レリー…
白玉だって…証明できなくて…ふふっ…残念だったね…?」
レリーを眠らせた日、彼女と話した内容を思い出す。
「必死で…狼じゃないって…どの口が、言ったの…?
嘘吐き…」
深い、深い、光の当たらない深海のような瞳でレリーを真っ直ぐに睨んだ。
バチッと目を開けて、
「目が覚めたの!夢から帰ってきた!」
仰向けに寝そべったまま叫ぶ。
そして薬の入っているはずの袋をまさぐり、自分用の薬を仕入れ損ねた事を思い出し落ち込むのと同時に、僅かに残った品ものに気づいてハッとする。
「疲労に効く薬、あります!残り少ないですが、欲しい方はリンミュールまでどうぞ〜」
商売のチャンスを逃すまいとアピールしたあと、
近くにいた女性に声をかけた。
>>レリー
「お嬢さんお疲れ?良かったらおクスリサービスしますよ!」
小さな麻袋を勢い良く差し出す。
おねがいへのコメントしきれなかったら申し訳ないけど、もう、黒狼騎士団に絡まなければ、ほぼほぼOK(サービス)
カーマイン・ロートパートは終わり!!!!
2時までにソフィーでお返事して、最後にロートで締める
時間がのびのびになって申し訳なーーい
話せますレリー!
あとカエデに話しかけようと思ったけど、カエデがあまりにも綺麗なら締めくくり方したからやめた!
広間に戻って、レリーとジルベールを待つ。
わたしも多分大丈夫ですが自信がない()
あとネーロのその時そばにいた方が良かった気がする後悔があるけれど
多分居ない方が正解ルートな気がするので
広場で茶をしばいていよう
>>たしこちゃん
わたし3時まで起きてるので、アルフレドと居ても大丈夫だし、他の人のとこへ行っても大丈夫ですよ!
>>335 ネーロ
*エドワードと歩いていたら、突然見知らぬ部屋に飛ばされ、驚き、辺りを見渡すと目の前にはなんと────
ネーロがいた
彼に怨嗟の声を向けられ、ああ、この子はわたくしを許せないのねと察した
謝罪などしても、この子の中の憎悪は消えない……なら、せめて*
おはよう、ネーロ
ご機嫌いかが?
ええ、目障りな猫に邪魔されて、本当に残念な結果になったわね
……その嘘吐きに、大切なカッツェを傷つけられて……今、どんな気持ちなのかしら?
ねえ、ケット・シーさん?
*エドワードはこの場にいない
なら、この場では黒狼騎士団を演じ、彼とは決別すべきだと、そう思った*
(また、待ってた、なんて言うとどんな反応するんだろうな)
*カッツェはローランに紅茶を注ぎながら、少し口元が緩んだ*
「けれど」
「それでも」
『良かったのかなぁ?』
「新しき王は禍根を沈め」
「新たな渦の目を知らず生む」
「僕たち黒狼の下僕は死ねど」
「僕たち黒狼の名は滅せず」
『恩讐は二度三度繰り返す』
/*部屋から出ていくローレンスとカエデを見送り……ぽすんとベッドに倒れ込みます。これは、夢なのでしょうか*/
ソフィー「たいせつなひとに会うって……こんなにも、満たされることだったのね」
/ふと、窓から空を見ると、満天の星。空くらいしか見るものがなかった日々は、こんなに美しいと思いませんでした。今は、見るもの全てがきらきらして見えます*/
ソフィー「……わたくしだけ、生き残ってしまって、ごめんなさい……お兄さま、お父さま、お母さま。だけど……わたくし、きっと、幸せになって会いに行きます。与えられるものではなく、ちゃんと、自分で、えらんで」
/*夢だったら、どうか覚めませんようにと思って目を閉じました。眠りに落ちる瞬間――瞼の裏に思い出したのは――いつか、カーマインさまにお礼のお手紙を渡したときの、カーマインさまの、はにかんだような困ったような……今では考えられない、少年のようなお顔でした*/
*ネーロと話し終え、広間へ向かうと、金髪の少年に突然話し掛けられる
確か、薬売りと名乗っていただろうか?
彼に手渡された薬を驚きのあまり受け取り、唖然としながら、そのまま返事をする*
>>338 リンミュール
え、ええ……まあ、疲れては……いるわね?
この薬は……一体、何なのかしら?
成分を、お聞きしても?
>>280 ケラ
見ろと言われて黙って視線を落とす。
彼女が持つロケットには見覚えのある騎士が映っていた。
「こいつ──」
ああ、やはりか。
「……知ってるもなにも。そう年も変わらないのに先輩風吹かして、聞いてもないのに年中妻の話をして、正義感が強くて、自分より他人のことばかりで──あの馬鹿なダレンだろ。」
「−−拙き僧は、子に帰すようだよ」
「拙き僧は、退化するの?」
『へーぇ』
「いーや」
「別にいーや」
「力を果たせぬ者などいらない」
「力を持て余した、黒狼の名折れなど知らない」
『泥水を啜りし汚れた獣』
>>341 カッツェ
ふと、カップを目の前に差し出された。
顔をあげればそこにはカッツェの姿が。
紅茶を俺に差し出しながら特に何を言うでもなく、少し口元を緩める女の様子に、なんとなくきまりが悪くなる。
「……また俺を待ってたのか?」
まあ、遠慮なく紅茶は受け取るのだが。
「しかし世の国民は広く知る」
「城を昏睡させし黒狼の名を広く知る」
『拙き僧にも黒狼の名は冠される』
「子は詰る」
「子は誹る」
『セルナリアの仇敵を誹謗する』
「くすくす」
「くすくすくすくす」
/*
任せるよ京ちゃん!
話してる最中に「あーら!」って乱入してきても、時空歪めまくっても……ね。
待ってます。
*/
もう胸のうちは燃えない。それでも苦しいと思った。燃えぬ心は、何もかもを恨みとするわけには行かないから。
そして闇に囚われて霞んでいた、走馬灯にもにた記憶の濁流が僕を飲み込んだ。
今思えば、あれも、これも。不自然なことは沢山あった。
その全てがあるひとつの仮説を持ってすれば、説明がつくのではないか?
兄が処刑された後のこと。僕は突然伯爵家の当主となった。当然運営する手腕などはなかったが、執事をはじめとする使用人たちは妙に協力的だった。
その執事に教えられて資金援助を頼みに行った商家も、異国からの客人も。
全てが僕の必要とするものを与えてくれた。だからグラン家はことを起こす前日まで、伯爵家としてあり続けられたのだ。
当主とは、こんなにも楽な仕事であるはずはない。
ましてや、敗戦国の王族と血を分ける元公爵家となれば、まず好意的な扱いを受けることはない。帰順していながら潰れた家をいくつも見た。
*広間の奥を見ると、見知った顔……ローランの顔が見える
相変わらず辛気臭い見なりね……ああ、最後なら、一応お別れしに行きましょうか
と思い、彼に声を掛ける*
>>ローラン
こんばんは、ご機嫌いかが?
……良かったわね、何もしないで"勝て"て
騎士としては負けたけど、陣営としては勝利だものね?
試合に負けて、勝負には勝てた気分って、どんなものなのかしら?ねえ?ローラン?
*彼にはどうにも憎まれ口を叩いてしまうが、お互い正体が知れた身
特に気にせず、彼に突っかかる*
それをおかしいと思わなかった。
思えなかった。思わないようにしていた。
けれど、おかしいくらいに、僕に都合のいい世界。
––––––––それを作れた人物は、おそらく一人しかいない。
「兄、上……」
剣技と戦術に優れていた兄は、この戦の結末もおそらく知っていた。
父母が死んでからは屋敷の外にでることこそ叶わなかったものの、ある程度の自由が許された。だから僕は兄が激務に追われていたのを知っていた。
戦況が芳しくないからだと思っていた。しかし、それにしても眠りにもろくにつけぬほどの量は、仕事にしてはおかしいと、当主となった今は思う。
兄の居ぬ間にみた彼の机にあった手紙には、見覚えのある商家や異国の名前が、刻まれていなかったか?
きっと兄は、死に支度をしていた。
終わるサリーナを見据えていた。側近としては裏切りと言える行為を、なぜ彼はしていた?
「は、……ははは」
乾いた笑いがこみ上げた。闇こそなければ簡単に、こうも簡単に答えを得られた。
遺される者のためだ。
それは誰か?
もうあの家に残る人間は、一人だった。
ジルベール・グラン。彼の弟、僕のこと。
どうしてそんなことを?
その答えに、無知を貫くには僕は人に触れすぎた。数日前であれば、気づかなかったかもしれないのに。
––––––––愛していたから。僕を、家族として。
なるほど、相応しい罰だった。ロート殿下が、ここまで見据えていたかは定かでないが。
僕が欲しいものは、本当はすでに手の中にあり、けれどその人が僕のために最期に残したものを、僕は今失おうとしていた。
てのひらを、見る。曇眼で見逃した。自ら手から零した。衝動で兄に会いたく思ったが、それに踏み切るには、ローランとコータローの顔がちらついた。
「……生きろということか。なあ、アル兄様」
幼き頃の呼び名を口の中で転がす。
愛されていたと、その事実を嬉しく思うには、失ったものは大きかった。それでも自死するには至らぬこの心が今は少し憎い。
「やはり、僕にここから持ち出すものなど、何も無い。この心ひとつあればいい」
それでも、これは友らに救われたものであるから。
これ一つ、あとは何も持たないで門出を迎えよう。
「今日この時の咎を負う」
「子供の身ながら永遠に負う」
『エルフの民はその子を持つ』
「エルフの子は黒き狼」
「かつて悪逆を尽くした黒き狼」
「無垢で無慈悲な誹りが注ぐ」
「無邪気で無辜な詰りが注ぐ」
『この戦の英雄に注ぐ』
兄上と別れた後、広間に戻ります。空いた玉座に無意識に兄上の姿を探してしまう自分を、パシッと殴りました。
長い別れや、これからのこと、集まった魔法使いたちの色々な感情が渦巻く広間をすすみ、ボクは玉座に座りました。
――どこからか、歌が聴こえる。
復讐は復讐を呼び、形を変えて帰ってくる。
それでも前を向かないといけない。
誰かを傷つけても、誰かを救わないといけない。
また、誰かを救うとき、別の誰かを傷つかないといけないかもしれない。
何が正解なのかは、わかりません。それでも、結果を受け止める覚悟をもって、正面から戦っていこう。
歴代の国王が、兄上が背負ってきたものを背中に感じながら、ボクは、背筋を伸ばし、目を閉じて、これからすべきことをひとつずつ、考えていくことにしました。
ボクはこの国を、きっと今よりもよくしていく。
――それが今までボクを守ってくれた兄上への
――この国を守ってくれた、忠義の魔法使いの皆さんへの
――ボクができる、恩返し
これで仮締め
私に余裕があればもうひと喉くらいやるかもしれないけど、
ここで締めでもいいって感じの締め
尊さに浸るよゆうがない……
まだお返事してないとこあれば教えて!!
「竜族の娘は追放される」
「爬鳥の娘は忌避される」
「しかして娘は忘れない」
「城塞の屈辱を忘れない」
『災禍の目は潰えない』
「くすくす」
「くすくすくすくす」
>>350 レリー
「ん?……あぁ、あれだけ大口を叩いておいて無様に負けた気高き気高きご令嬢か。」
カッツェから受け取った紅茶を口にしながら、そう答える。
それにしても、こいつは相変わらず腹の立つことを言ってくる。
あの死にたがりの魔法研究員サマは、こんな女のどこがいいのだか。
どうせなら、ロート王子は俺の記憶からもこいつを消してほしい。
「ハ、何もしてない騎士崩れに負けた女が、悔しそうに突っかかってくるのが今は愉快でしょうがない気分だよ。それ、あまりやると負け犬の遠吠えにしか見えないぜ。」
[蓄音機は騒めく広間で最終章を記録する。
一人佇むアルフィリオンは、新たに重なる不協和音に気がついた。]
>>エクス
やぁ、呼んだかな。
君ら、黒狼と名乗ったが、あの3人の残党かい?
それなら、今のうちにね。
[矢筒に手を掛け、弓を弾く準備を完了します。]
>>346ローラン
ふふ、そうね。待ってたわ。
*紅茶を飲むローランに、気づかれていたことが可笑しくて、また笑う。紅茶を誰かと飲むことは楽しかったっけ。カッツェは笑った*
「貴族の娘は忘れ去られる」
「愛しき思いを忘れ去られる」
『ねー!』
「触れれば忘れ」
「愛せば忘れ」
『誰の記憶にも残らない』
ぐにゃり
手足がズレてもなくなるだけで死にはしない。
だが首は…想像の通りだ。
ニィッと焦点の合わない瞳孔が開き切った目で一度レリーの顔を覗き込んでから、背後に回る。
そして部屋から出た後寄った厨房で拝借した包丁でレリーの服を切り裂いた。
「これは…僕からの、呪い…
カッツェと…同じ傷…背負って、生きて…いけ…」
まぁカッツェの傷は治したけど、と内心呟きながらレリーの背中に包丁をつぷりと刺した。
殺さないように、でもゆっくり痛みを感じるように。
肩口から腰まで時間をかけて、時には肉を抉りながら、深い傷を作っていった。
カランと用済みの包丁を床に落とす。
「止血は…誰か、できるでしょ…
僕の用は…これだけ…
…さよなら、レリー…
レリーが、不幸で不幸で…死にたくなっても…死ねなくて、苦しんで苦しんで苦しんだ末に…死ぬことを、願ってる…」
レリーの髪を引っ張りキスをしそうな距離で呪詛を吐き捨てると、空間の箱を消してその部屋を去った。
えへへ( ◜ᴗ◝ )
超絶一方的に喧嘩売って帰ってみた( ◜ᴗ◝ )
こんなことしてる場合じゃねぇカッツェにも書かねば
僕はひとり、会場を見回した。
この場にいられるのも、あと少し。
「……参ったな、彼に合わせる顔がなくなってしまった」
ローランには別れを告げると約束していたけれど。
どうしたものかと、考えていると、ふと彼の言葉が思い出された。
>>359 ケラ
「本当にお節介なヤツ。」
ケラの口から知るダレンに、ふ、と唇の端をあげる。
「……あれは俺が、アイツとアイツを腫れ物のように触る周りのヤツらに腹が立ったから好き勝手言っただけさ。礼を言われるようなことなんて何一つしてないっていうのに、そうやって……。」
「……あんな馬鹿なヤツのことは忘れて、花の魔法使いと幸せに暮らせよ、歌姫。いや……ケラ。」
今は亡きダレンを軽く揶揄して、ついでに彼女に祝福の言葉を贈った。
>>カッツェ
「遅くなって…ごめんね…カッツェ…」
レリーとのやりとりなどなかったかのような態度でカッツェの側へ行く。
「えっとね…先に、村への行き方…だけど…」
話しながら徐に自分の付けている鈴付きのチョーカーを外して差し出す。
「このチョーカー…鈴に、行きたいと願えば…案内、してくれるよ…結界も…通れるから…失くさないように、だけ…気を付けてね…」
>>343 レリー
「僕が風邪に効く薬と他の薬草を混ぜて作ったオリジナルブレンドなんだよ!だから実はどんな成分になってるかはわからないんだ〜。
でも!僕のお客さんは風邪にも効くし元気がでたよ!ってベタ褒めなんだよ?まぁまぁお守り代わりに持っていきなよ、お金は取らないからさ!」
珍しく小声しかし早口で話した後、袋を強引に握らせると、さっさと他に受け取ってくれそうな人を探しに行く。
>>357 ローラン
……相変わらず、口はご達者ですこと
……口は災いの元、というものね
いいわ、今回はこの位にしてあげようかしら
ああ、そんな事より……貴方、あのクソ新国王陛下とソフィー姫の取り合いをするんですって?
蓄音機で丸聞こえだったのだけど……本当に傑作ね!
慈悲をかけてもらえて、よかったじゃない
そうねえ……貴方と、あの愚か者なら……貴方の方が、まだマシかしら?
だから、餞別にこれをあげる
いらない、だなんて言わせないわ
何かあれば、これで涙を拭きなさないな、泣き虫ローレンスさん?
*苦虫を噛み潰したような顔で、彼を睨みつける
そして、彼の手に無理矢理ハンカチを押し付ける
魔力を込めた糸で編み込んだ、特別製のハンカチだ
耐久性は勿論の事、捨てても落としても戻ってくる"スグレモノ"
彼に対する嫌がらせには相応しいと、贈り物はこれを選ぶ事にした*
《ちなみに、ハンカチにはローレンスと縫ってあり、これが持ち主の証として魔法が発動する仕組みです( ◜◡◝ )》
>>367ネーロ
*ローランとケラと、それとなく晩餐会をしているとネーロが現れた*
ええ、行きたいと願えばいいのね
(ネーロに、会いたいじゃなく?)
*鈴付きのチョーカーを受け取ると、可愛くチリンと音がした*
「……相応しくも無ければ、大したかちもないがな」
それでも今の僕にはこれしかない。
時間によって少し回復した魔力をかき集める。僕が魔力で生み出せるのは、これ一つのみ。
そしてそばにあった紙にメモを残してそれに括った。
これ、わたしレリーに話しかけようとした内容をネーロの前で話すと、ネーロ発狂する、やばいやつどうしよう
*城塞の外れを、魔術の突風が吹き抜ける
誰もいない場所で、誰も喋る相手のいない外れで、一人の子供の髪がたなびく*
*五大素あるうちの唯一の極められた魔術の風は、誰しもが顔を覆うほどの、あまりに暴虐な豪風だった*
*その場にいた子供などひとたまりもなく*
……やはり、この姿にいつもの帽子は、似合いませんわね。
*紅き髪に、紅き甲冑を纏う一人の娘が舞い立ち、エクスの帽子は追い風に乗って遥か彼方へ消えていく*
/*ネーロの頭を撫で、ロートの元へ行く途中、カーマインは扉の前に立つアルフィリオンを見た*/
>>アルフィリオン
やあ、エルフ殿。
この度は、我が国のために最後まで戦ってくれたそうではないか
頼もしいことだ。やはり余興ではなく、護衛として賞を与えるべきであったな
私の目が節穴であったよ
[フッと、自嘲気味に笑う]
さて――貴殿は、何か褒美は要らんのか?
特に、貴殿は今後罪人の面倒を見る仕事までしてくれるそうだし……叶うものなら、ロートに伝えておこう
《みかさんww
そうだ、これ治るかダイスしよう( ◜◡◝ )
ネーロに付けられた傷は
1跡形もなく魔法で治る
2治せるが、傷跡が残る
1(2)》
……ふっふふ
2年もある、2年もありますわ。
ねぇ、エドワードさん、エドワードさん!
詳しくお聞きにならないで!
わたくしね、貴方に遠慮せず、このお気持ちを伝えられるようになりましたのよ!
>>366 ローラン
ふふ。…あんたのそういうところが、きっと可愛くて好きだったんだろうね。
/*
ケラ。
名前を呼ばれ一瞬目を丸くする。しかしすぐ嬉しそうに目尻に皺を寄せるとくしゃっと彼の頭を撫でる。
*/
……約束、覚えててくれたんだね。
さあて、あたしも早くアルフを探さないと。どうしても…話したいことがあるから。ありがとう、ローラン。…あんたも、どうか幸せで。
/*
そう言ってショールを翻すと、鼻歌交じりにその場を離れていった。旦那が伝えたかったことはちゃんとつたえることができた。あとは彼は彼の時間を、自分は自分の時間を大切にせねば。
*/
(そうだ……覚えていないだろうし、礼を言うようなことでもないけど、彼女に残しておこう)
*カッツェはサラサラとメモにしたためた*
*
*
踊り子 パトリシアさん
ありがとう
カッツェ
*
*
*物心つく前の記憶を手に入れたことは彼女のおかげだった。長年の疑問が解決したことはありがたい。それを伝えたい、カッツェのただのエゴだった。けれど、彼女の舞に感謝した人がいたと、残しておきたかった*
>>362 ネーロ
いっ……あぁ……こ、の……クソね……こ………!
*彼の逆鱗に触れたせいで、命に関わりかねない傷を負う
痛い、苦しい、このまま死にたくない、とという思いとともに、床に這いずる
彼の姿を目で見送った後、医療魔術の呪文を唱えた*
>>360 カッツェ
「アンタ、変わりものだ。まぁ…エルフの弟子って時点で、相当な変わり者か。」
全てが終わった今、こいつももうすぐお師匠とやらの元に帰るのか。
カッツェが淹れる紅茶なら、またいつか飲んでやってもいい。
そんなことを思った。
グスタフ、広間でずっと座りっぱ。でも誰が今どこにいるのやら…
お話したい!誰か広間にいる人ちょっと話しかけておくれ。
カーマインには勝手に話しかける。
このまま、ローランとは言葉を交わさずに終わるんもいいかなって思ってます。
何かあれば呼び止められたら止まります。
>>378ネーロ
(え、でも。ネーロの、ケットシーの住むところにネーロはいるんじゃ)
*不思議な返事に、疑問符がかおをだす。それもつかの間、ネーロにお礼とお願い事をされて、すぐに消えた*
私もよ。何もできなかったけれど。ネーロにそう言ってもらえると光栄。……これでいいのかしら
*カッツェは目を閉じる。ネーロを見る時は閉じなくても良い瞳を伏せるのは、なんだか不思議な気分だった*
*医療魔術特有の白い紋が交じる円形の陣が床に浮かぶ
傷を光が包み込み、止血どころか、傷は跡形もなく消えた
恐らく、彼女の"死にたくない"という思いが通じたのだろう
ほぼ医療魔術など使った事はなく、魔法学校で学んだ魔法のみで、傷を綺麗に治療してみせた*
……ちっ、あのクソ猫……次会ったら、ミンチにしてやるのだわ
*忌々しそうに呟きながら、魔力の消耗が激しいせいで、貧血の時のように、ふらふらとなっている体を引きずりながら、広間へと行った*
《ただし、服はぼろぼろ、血塗れだし、流石にいつも使わない医療魔術の使用、及び完全に治したので、魔力消費が激しい状態になりました( ◜◡◝ )》
「2年もあるね」
「でも、2年しかないね」
「瞬きする間だね」
「6年の半分にも満たないね」
『ねー!』
「2年後に生まれる新たな王よ」
「数多の恩讐を生み出せし王よ」
『我らが黒狼の主に相応しい王よ』
「あの女……くだらないものを押し付けやがって。」
落としても落として戻ってくる、嫌味なハンカチに悪態をつきながらレリーのもとを離れる。ロート王子とのことを言われたこともそうだが、何よりもアイツにあの名で呼ばれたことが腹立たしくてしょうがない。
やはり、俺はアイツを忘れられそうにもない。
その時、何かが飛んできた。
咄嗟に手を出してそれをぱしっと掴む。
「これ……」
−−黒い短剣。
目を丸くして、飛んできた方向にばっと顔をあげる。
しかし、望んだ姿はその先にはない。
>>380ローラン
変わり者……ふふ。そうね、私は変わり者ね
この血も、生まれも、なにもかもが。
でも、宮廷騎士のローランさんも、相当な変わり者よ
(私にちょっかいを出すニンゲンは、お前くらいなもんだ)
*くるくるとティースプーンを回す。誰にも話すつもりがないことも口にしそうになる。何故だろう、カッツェは不思議だった*
……そうね。変わり者同士仲良くしましょ。
あの森に来ればいつでも相手するわ。
*ふと、そんな提案をしていた*
>>レリー
………………あなたにかけた“おまじない”覚えているかしら。
何処かで心苦しくなった時、右手の甲に息を吹きかけてから就寝なさって。少しは良い夢、見られると思うから
*彼女の枷を、罪を、和らげるつもりはない。自分の出生を知ったカッツェは、複雑な心境でいた*
*けれど、やはりソロンディールと過ごした時間が、思い出が、カッツェを作っている。黒狼騎士団の一員より、エドワードの弟子のレリーを気にかけてしまうのだ*
*カッツェは、レリーのことを忘れないだろう。それはどこか自信があった。深い間柄でもなく、疎遠でもなく。その関係に愛など絆などなかった*
*これは何でもない。ただの助言。カッツェの施したまじないの効果を教えただけに過ぎない*
>>368 リンミュール
え、ええ……そうなの、では、貰っておきますわね……
*彼の薬の効能に曖昧に相槌を打ちながら、立ち去る彼を見送る
レリーの手には、袋がある
それを、魔法で異空間にしまった後、再びふらふらと広間を歩く*
>>373 カーマイン
最期の面会かな、カーマイン王。
貴方の選んだ魔術師たちには黒狼者は混ざっていなかったよ。
あながち節穴とも言えないようだが?
[王が笑うのに合わせ、片頬を上げる。]
僕の願い?
ああ、どこかで言わなかったかな。
"僕らは平穏無事に暮らしたい。"
そう、それだけだ。自由を損なわれず、何も侵されず、平穏無事に暮らせればそれでいいのさ。
まぁ、10年ほどはこの国で楽しませてもらうけどね。
その辺りについては、弟君に請求させて貰うよ。
[ふらふらと、窓から外を見ていた。
皆思い思いの時間を過ごす中、自分だけが訳もわからず過ごしている。それが不安だった。]
......え?
[窓辺に何かが飛んでくる。それは、純白の姿でちちち、と鳴いた。]
あ......。
[小鳥の瞳を覗き込み、その深い色に飲まれる。
「今の」パトリシアには飛ばした記憶の無い小鳥。
「占い師であった」パトリシアが飛ばしていた小鳥。
白く光る羽に、恐る恐る触れた。]
>>391ネーロ
………………!?
(また)
*背中のときと、同じ衝撃。これはきっと*
*ネーロの、部屋での出来事と、今の出来事を重ねて思い出す。冷静さをいつも欠かさないカッツェの顔は、リンゴのように赤く染まっていた*
え、え?
(もう、治った、いや…上書きされた?違う、これ、何?)
*とっさの出来事にカッツェは戸惑う。青の紋もなんて言うネーロの顔を、まじまじと見る。しかし、ネーロの目は閉じている*
ネーロ、まさか、あなた………………
(交換、した?)
っ......!
[頭が痛くなる程の「記憶」が襲う。
数日間の出来事が一斉に駆け巡った。]
ああ、ああ......そうなの。そうだった。そうだったわ。
あたしは本当に、ダメね。
[ぽつりと言い、目頭を抑える。
自嘲を込めた笑いを浮かべて袖から紙片をばらまいた。]
>>387 カッツェ
ええ、覚えています
あれ、そういうおまじないだったのね
ありがとう……わたくしからも、これを
それは普通のお菓子よ
何の変哲もない、ね
……非常食に持っていたのだけど、貴方が作ってくれたお料理が美味しくて、食べる機会がなかったの
だから、それは貴方にあげる
……じゃあ、またね、カッツェ
あのクソ猫がいない時にでも、お茶をしましょ
*手をパンと叩くと、小綺麗な包装に包まれたマカロンが出てくる
それをぽい、と彼女の手元に投げて寄越した
彼女には、弟子の先輩として、後で色々聞こうと思ったレリーは、またねの言葉と共に手をひらり、と振り、その場を離れた*
アルフィリオンくん付き合ってくれてありがとう
わたしがお話したかったからとても嬉しかったです
かっこいいいいいい
今から追えば、これから国を出るアイツの背中くらいは見送ってやれるかもしれない。
そう思ったが、俺は敢えてそうしないことにした。
「趣味の悪い魔法よりも、よっぽどマシなプレゼントだったよ。……ジル。」
心の氷原に温かな火が灯る。
俺たちのあいだに、特別な言葉は必要ない。
俺は腰に黒き短剣をさして、もう二度と会うことはない友を心に棲まわせた。
(まさか、背中の傷も)
*赤く染まるカッツェの顔は、みるみると蒼白に変わる*
*膝から崩れ落ちるように、カッツェはネーロの頬を両手で包み込む*
ねぇ、どうして……ダメよ、そんな……
>>394 カーマイン
正しく汲み取って頂けて何よりだ、カーマイン王。
僕らの時間は長い。
平穏無事を敷くのも大変だ。
そう、僕は何代先まで見れるかな。
一先ず、弟君のお手並みを拝見させて貰おう。
[かつてない量の小鳥たちがパトリシアの周りを囲む。
真っ白なベールのように、きらきらと光った。]
……知ってる? あたし、もうすぐ母様のこと忘れちゃうんだって。踊りも踊れなくなるの。
踊れないのは、構わないわ。もう魔法なんて使わずに済むもの。
[衣装を揺らしくるりと回る。鈴の音が鳴り響いた。]
……あたしが母様を忘れたら、もう二度と母様は誰の元にも居られなくなるわ。永遠に誰にも知られずに、彷徨って、彷徨って。
忘れちゃ、忘れちゃいけないのよ。
誰の命も、道も、曲げられちゃいけないの。
まだ、まだ……。
お二人(宮廷騎士、王様)へ
改めましてカエデです。
これを書いてるのは城での最後の日です。パトリシアと記憶を操作してもらう前にしたためています。
届くのは、そう、今日から三日後ぐらいですかね。
さて、まず私から二点ほど。
最初に。
私はソフィーのことを愛していました。
今回のオーディションの参加もソフィーとの再会が目的です。
私はセルナリアの図書館に勤めていた時彼女に会いました。
あそこでのいい記憶はソフィーとの記憶だけです。そこでソフィーに出会い、私の人生に意味と色が生まれました。一緒に過ごす日々と彼女との約束が私に恋慕という本の中にしかなかった感情を教えてくれました。
王家に戦争に私たちは引き離されましたが、この心は変わりませんでした。パトリシアに会うあの日までは。
二つ目はあなたがたの結婚についてです
その後私はパトリシアと出会い、彼女の人生を護ると決めました。ソフィーはあなた(たち)といたほうが幸せになると思ったから、というのも理由の一つです。
だけど、ここから先が問題です。いや問題なの!
兵士のうわさを聞いて私は死ぬほど驚いたわ。
結婚が白紙?二年後に選んでもらう?
聞いてないわよ!!まったく。まずローランとの関係なんて初めて聞いたわよ!!
まあ、いいわ。どちらが勝つかに私は興味はないの。
だけど、だけどね。どちらが勝ったとしてもソフィーを泣かせたら容赦なく殴りに行くわ。王であっても偉い騎士であっても。記憶なんて関係ない。
こほん、取り乱しました。
まあ私がいいたいのは。
絶対、ソフィーと一緒に幸せになってくださいね。
彼女の親友との約束です。
そして、ソフィーにに私の記憶のことは話さないでください。悲しませたくありません。
一人でいるとき、いつかどこかで見かけたらまた挨拶してください。きっとその時のカエデも喜びます。
それでは。
図書館司書だった カエデより
最後に術を練ろうなどとは思わない。
特別な思いのあるものでもない。
子どもたちが使い、いずれアルフレドも使う。
…誰かの発見を享受するように、この数十年で私もまた使うやもしれん。簡単なものだからな。
私の名も残らなくていい。術さえ残れば、それでいい。
*全ての者に挨拶を終えると、エドワードの元へと戻る
これからは、ずっと彼と一緒……だが、触る事は出来ない
その事実に、胸が打ちひしがれそうになる
だが、彼女はその中で一つの結論に辿りつく*
彼にそれが届かないうちに、背を向ける。
「さようなら、ローラン」
顔が見たかった。最後に言葉を交わしたかった。けれど、あの優しい人に今の顔を見せるわけには行かないから。
だからこれでいいんだろう。
次に言葉を交わす時は何としようかと考える。それを慰めとして今は足を動かそう。叶わぬ夢を見ることだけは許して欲しい。
*考え込むレリーの姿が落ち込んでるように見えたのか、話し掛けて来ようとするエドワードの言葉を遮り、目の前に立つ彼の首に手を回し、自分より背の高い彼に背伸びして、キスをした
驚く彼をよそに、暫くキスをした後、そっと離れ、にこっと笑いかけ、首に回した手をほどく
ちょうどその時に、城の鐘が鳴った
もう、彼とは二度と触れられないが、彼の側にいられない、その事に比べればまだ、未来がある
人を一人殺した、殺そうとした者達の背中に、一生消えない傷を負わせた
そして何より────彼の未来を奪った、その罪は、一生消える事はないだろう
死ねば楽になる……幼馴染の彼と同じ場所へ行ける、そう思った時もあった
だが、エドワードが自分との未来を望むのであれば、自分はそれに寄り添おう
彼との未来を守る為に、自分の足で歩いていこう
そう思いながら、彼と共に城の門を潜り、外界へと赴いた*
>>393 カッツェ
カッツェが言わんとすることにコクリと頷く。
僕だからできること。
僕だけができること。
カッツェがもう人に怯えなくていいように。
カッツェが進む道を真っ直ぐ前を向いて歩けるように。
「これくらい…しか…思い、浮かばなかった…
それにね…呪いは…二つもあったら、大変でしょ…?」
そう言ってゆっくりと目を開き…僕の瞳を持つカッツェを見つめた。
カチリと目が合う。
僕はくしゃりと笑って呪いをかける。
「…カッツェが…僕を、忘れませんように…
ずっと…僕のこと…好きでいてくれます、ように…」
自分の後ろに空間の穴を開ける。
そこへ飛び込んでカッツェが見えなくなるまで僕は見つめ続けた。
[ここでの自分は敗者であり、逆らう力など持たない。それは分かっていた。
そもそも自分にそんな力は無い。それならば。]
……最後の、お願いね。
[力無い言葉に反し、小鳥たちはバッと散開する。
城の窓という窓から白い羽が舞い、小鳥が飛び出していった。]
[小鳥たちはセルナリア中へと散らばってゆく。
何の力も持たない小鳥ではあるが、いつか誰かの記憶のささくれを呼び起こすだろう。少しずつ、少しずつ。
その頃にはパトリシアは何も知らない踊れぬ踊り子であっても。]
[小鳥たちがいなくなり、パトリシアの足元に散った白い羽も霧散するように消える。光の粉が彼女の希望であった。]
……カエデ、ごめんなさい。
[少しだけ目を伏せて、今此処に居ない彼女のことを考えた。]
/*
恩讐の村、お疲れ様でした!
ローランの物語もこれで締めさせていただきます。
セルナリアへの様々な恩を抱えてローランはこれからも生涯この国に仕えます。2年後、ソフィーがローランを選ばなかった時は、その時こそこの恋心に終身刑を。選んでもらっても選んでもらえなくても、ローランはもう前を向いていけるんじゃないかなー。
しばらくはソフィーのお部屋にデートしに行きますし、ケラのお店に姫に贈る花を買いに行きたい。
レリーからもらったハンカチも持ち続けるし(ていうか持ち続けざるを得ない笑)、カッツェのところへは時々お茶を飲みに行くよ。
ジルベールとはもう会えないだろうけど、ローランはこれかも彼を生涯の友だと思って生きていきます。多分、短剣はずっと腰にさして持ち歩くと思う。
村建て人のちかさん、同村してくださった皆さん、一週間遊んでくださりありがとうございました!
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[この国で「黒」が抑制され押し潰され続けるものであるならば。
その上から「白」が塗りたくられ続けるならば。
きっと小鳥は記憶を芽吹かせるのであろう。]
転移した先はビアンカと僕の秘密基地。
特になんてことはないけれど、村の森にこっそり作った小さなログハウス。
座り慣れた椅子に腰をかけると使役していた猫達を皆呼び出して主従の契りを破棄した。
「…怖がらせて…ごめんね…
村の皆のところに、行っておいで…」
猫達は戸惑い、怯えながらも足元でお別れの挨拶をしてから去って行った。
「…光の妖精、さん…幻滅させて…ごめんね…?」
光の妖精は違うと首を振りながらも悲しそうに僕を見つめる。
「ふふ…大丈夫…
…もし…妖精さんが、気に入ったなら…カッツェの元へ…行ってくれたら、嬉しいな…
…今まで…ありがとう…もう、自由になって…」
……よいしょっと。
ふう。
おはようございます!
……帰りました。
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少女は荷物を抱えて、暮らしていた孤児院へと戻ってきました。
鞄の中身を順に整理しながら、この一週間のことを思い返します。
*/
サテンさまに早くお手紙を書かなくっちゃ。
……あら?
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荷物に紛れて、なにかが鞄からカランと床に落ちました。
少女は親指と人差し指で拾い上げます。
*/
なにかしら?これ……
恩讐の村
ほんとにお疲れさまでした。
やりたいことやり終えて満足です。
みなさんの優しさのおかげでカエデという存在が生まれました。
またどこかで同村した際はよろしくお願いします!!!!
*カッツェの左目から、涙が流れる。一雫溢れると、両目から涙がとめどなく溢れてきた*
そんな!どうして!呪いはこの目だけっ──
*言いかけたとき、ネーロの言葉を意味を汲み取る。しっかりと、ネーロと目が合った。ああそうか。これはそういう、ネーロの*
そんなことしなくても、私、私はずっと、ずっとネーロが!
*ネーロを抱きしめようと腕を伸ばす。しかし、その腕は空を切り、行き場をなくす*
*初めて見るわけではない。毎日見ていた朱い瞳。その瞳が、あまりにも寂しげで愛おしそうにするから*
私も、大好きよ
*袖で涙をぬぐい、見えなくなるネーロへ微笑んだ*
[アルフレドは、こんなに幸せでいいのだろうか。と自問していた。
レベッカのこと、レリーのこと、グスタフのことを考えると、胸が苦しくなる。]
[だけど…、城を見上げるケラの横顔を見つめる。]
ーわたしには、守るものがある。ー
[それが、生きがいだった。アルフレドは、肩に添えた手に、ケラが気付かない程度に、少しだけ力を入れた。]
《私なりに〆をさせて頂きました
触れられないの、本当にしんどくてせめて……と思い、キスさせてしまいましたが、最初で最後になりそうなので……
レリーがこれから改心するか分からないので、呪いは解けるかもしれないし、解けないかもしれない
もしかしたら、10年後に自害出来ない呪いが解ければ、自害するかもしれないです
どうなるかはエドワード次第、みたいな所がありますが、彼に恋に落ちれて良かったなと思います
レリーは復讐の為に嘘をつくし、滑稽だと分かっていても、人あたりのいい自分を演じてみせる子ですが、エドワードへの気持ちは本物です
2人の明日はこれからだ!という事で何卒……
盛大に、時空を歪めてごめんなさい!
エドワードとレリーは魔法がかかった後、世界中旅に行きます
レリー2つ目の呪いがあるので……
もし、旅先で会う事や戻ってくる事があれば、その時は皆と普通の話が出来たらなと思います
では、皆様1習間同村して頂き、ありがとうございました!
村建てのちかちゃん、素敵な村をありがとうございます!
また、青鳥の方でお礼や交流が出来たら、と考えておりますので、よろしくお願いします
それでは、お疲れ様でした!》
鐘…か。
《身体の軋む音がする。滲む視界に映るものは、徐々にその大きさを増していくようだ。》
「これまで、か…」
《これまでの、自分に未練などない。大人の姿のうちに話しておきたい同胞ももう、いない。》
《グスタフは今とこれからの時間に対して意味を見出そうとはしていなかった。
元より何も持っていない。城に来て、虚しさひとつを得て、出て行く。》
小さく小さくなりゆく身体を眺めて、それでもなお感情は動かなかった。、
[音を届けた空間に歪みが走った。
規則正しい響きはそのままに、不協和音だけが吸い込まれる。
そして、広間は戻った。
まるで何もなかったかのように。
戯れに走った一音は不快感を与えたはずなのに。]
……!
転移魔法、か?
それにしても消え方が奇妙だ。
何だったんだ、あの少年は。
滅んだはずの、今度こそは引導を渡したはずの黒狼騎士団を名乗るなど。
まだ、奴らは滅んではいない?
いや、そんなことはないはずだ。確かに今日、皆、処分は課されたはずだ。
まぁいい、処分の内の一つは僕の手の中だ。
10年はこの目で確と見張ることができる。
[そうして、最後の1人の処分が下るのを、フェルマータを奏でる広間で待った。]
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