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伯爵家当主 ジルベール は、咎負いの宮廷騎士 ローラン と 神官 サテン に因縁をなすり付けた。
しがない花屋 ケラ は、咎負いの宮廷騎士 ローラン を占った。
次の日の朝、国王 カーマイン が無残な姿で発見された。
《★占》 咎負いの宮廷騎士 ローラン は 人間 のようだ。
照坊主の下駄が、どこからともなく 国王 カーマイン の頭に飛んできました。
からんころ〜ん♪…明日は… 驟雨 かなぁ?
――ボクは、この日の光景を一生忘れることはないでしょう。
ボクのたった一人の家族は、広間の中央に変わり果てた姿で倒れていました。
兄上の身体は血まみれで、何度も何度も刺されたようでした。
傍らには、サリーナ王国の紋章の入った剣が落ちています。
魔法で一瞬で殺すこともできたでしょうに、敢えてこの剣で殺したのでしょう。
叫びだしたい気持ちをこらえて、ボクは今やるべきことを考えます。
――反逆者を、捕えなくてはなりません。
兄上を継ぐ、次の国王として。
現在の生存者は、しがない花屋 ケラ、子爵のご令嬢 レリー、咎負いの宮廷騎士 ローラン、調香師 アルフレド、踊り子 パトリシア、求道者 グスタフ、伯爵家当主 ジルベール、神官 サテン、魔法研究員 エドワード、呪医 コータロ、図書館司書 カエデ、孤児院生 フリージア、運び屋 ネーロ、射手 アルフィリオン、従者 ミーチェ、魔法使いの弟子 カッツェ の 16 名。
図書館司書 カエデは、踊り子 パトリシア を能力(守る)の対象に選びました。
術は滞りなく展開されたようだと、ジルベールは自室で一人息をついた。
これでいいのか、分からないまま。
本人の知らぬところで、激動の朝はすぐに迫っていた。
––––いまだ、あかりは見えず。
闇の中、惑っている。
ロート「兄上……知っていたんだ、全部。そんなの、ズルい」
ロート「いや、今すべきは……犯人を、捕まえる、こと。この空間から、出る、こと。それが、兄上の望み」
>>魔法使いの皆さん
ロート「……みなさん、ご覧の通り、兄が殺されました。兄の近くには、サリーナの……黒狼騎士団の紋が入った剣が落ちていました。少なくとも、犯人は、黒狼騎士団を名乗るつもりのようです」
ロート「兄の遺書もありました。皆さんも読めるように、張り出しておきます。また、兄が言っている《魔法の縄》は、広間に隠してありました。おそらく、兄が昨日のうちに準備したのだと思います」
ロート「今日からは、
【魔法の縄で容疑者を一人ずつ拘束していく】
ことになります。何とかして黒狼を見つけ、無力化せねばなりません。その為には……地道に、怪しい人を話し合いで探していくしかないでしょう。
……すみません、少し……気分が。
【犯人たちを見つけるのに役立つ能力】
を持つ方がいたら、ぜひ、協力していただきたい!昨日の予言書の内容を聞き、心当たりの方がいたら……。
ボクは……きっと、まだ冷静に判断を下すことはできません。せいぜい、決定を見届けることしか出来ない、から
しばらく、自室で休みますが、何かあったら遠慮なく」
ロート「あ、あと……非常に個人的なことではありますが
ボクは、あまり長く元の身体から離れると生命力が弱ってしまいますので。【0時】には部屋に戻ります。
最終決定は【0時まで】に出すのを目安にしていただけると、とてもたすかります。
もちろん、これはボクの事情ですから。決定を下してくださる方の都合や、みなさん次第で大丈夫です。ただ、特に決まっていなければご検討をお願いします。やはり、拘束する人のことは、責任をもって把握したいですから」
ロート「それでは……ボクも城内を調査します。みなさんの方でも話し合いなど、開始してください」
/*下駄使っていただいてありがとうございます。記念すべき一発目は死体スタートとなりました。果たして今回のてるてる坊主はどのような下駄投げを見せてくれるのでしょうか!!*/
/*って、因縁ついてるwwwこれ出られないやつだ?いや、むしろ出て護衛取るべきなのか?いや、しかし?うわー
まさかローランととは思わなかったw小悪魔……共有に来るとは上手いな*/
[うとうとと、午睡のような眠りに浸っている。とても心地よい眠りだったが、突如現れた剣呑な気配に起床を余儀なくされた。]
!?
なにごとだ。
[武具である矢筒と弓をひっ掴み、背負い込みながら、気配の元へ駆ける。
辿り着いた先は、わずか数刻前までいた大広間の扉であった。]
ここか。
[一呼吸おき、扉に手を掛ける。
今まで何も考えずに開けていた扉に、警戒をしながら手を掛ける。
この感覚は知っている。
少し前に味わった感覚だ。
そう、日常が戦場に変わる感覚。]
向こうに、気配は、ない。
それでも。
–––––……
[微かな声で詠唱し、扉を細く開く。
その隙間に見えるは、一見、出る前と何も変わらぬ空間。
しかし、そこには小さく、大きな違いがあった。
警戒したまま、扉を開け近寄る。]
カーマイン王…!
治療は…いや、もう間に合わない、な。
[カーマインに触れ、ため息をひとつ落とす。]
>>1:363
「準備も、優勝あるの…?
…えへへ、ありがとう…ございます…」
元々余興というよりは準備で手伝うことを希望していたので照れたようにはにかんだ。
「皆…凄かった…全員出れないのは…残念…」
そしてロートやカーマインの言葉から予言書のことを聞く。
「…色んな悪い人、いて…この中に…紛れ込んでる…」
口下手すぎて言葉は大雑把だが頭では理解していた。
黒と魔を消し去らねば、白は闇に呑まれる…黒狼騎士団を名乗る賊の3人と狂信者、魔の物とその眷属、そして空を照らす者…7人を処分しなければいけない。
「色んなこと、起きて…疲れたから…おやすみ…」
そう言って昨日は広間を去った。
今日そこに王様の亡骸が横たわることなどつゆ知れず。
––––––「……みなさん、ご覧の通り、…」
ああ、いらっしゃったのか、弟君。
君からの言葉は承ったよ。
この剣、このやり方、やはり黒狼騎士団を名乗るものは始末しなくては。
[うつ伏せに倒れたカーマイン王をひっくり返し、衣服、髪を整える。]
さて、どこか静かなところに運んでやりたいが…よい場所はあったかな。
[風魔法を付し、カーマイン王を浮遊させるが、移動させる部屋は思い浮かばない。]
/*
いや別に遺言落とす気も更新立ち会う気もないのにこんな時間に落としてしまってる不思議。
そしてネコちゃんいるとは。
/*
夢を見た。
自分を呼ぶ懐かしい声がする。
ずっと一緒だった半身。
今よりも活発だった自分。
沢山笑いあってた。
幸せだった。
あの日までは。
あの日、僕はビアンカを…
「ーーーっ」
ガバッと自分の部屋のベッドから起き上がる。
ドッドッドッと心臓が早鐘を打っていた。
頬は紅潮し、額には汗が滲む。
「…お腹…空いたね、ビアンカ…」
ペロリと無意識に舌舐めずりをしていた。
*/
「……昨日はいつの間にか眠っていたようだ。無意識ながらも自室には何とか辿り着いたようではあるが」
軽く頭を抑えつつ、歩いていると、ロート殿下の声(>>#1)を聞いた。
「な……!」
急ぎ広場へ向かうと、アルフィリオン殿と、浮かされた陛下の姿。しっかりと閉じられた目に、血の気のない唇。ああ、陛下が。陛下が亡くなったというのは現実であるのか。
>>3 アルフィリオン
「アルフィリオン殿! 陛下は、陛下は……!」
言葉は纏まらない。
ただ、一目見て"もう助からない––––"そう直感した。
護衛に任命されていながら、みすみすと守るべき方を失うとは。自身の見通しの甘さに、唇を強く噛み締めた。
弟で三毛猫のビアンカはセルナリアに王へ献上しようという名目で追いかけ回され挙句の果てには殺されました。
その後ネーロが食べました。
誰にも渡さないために。
独り言でビアンカと呟くのはビアンカを食べたことで一つになれたと思っているからです。
セルナリアへの恨みはあれど、王族はきっかけにすぎず犯人が憎いだけだと割り切っているので人型で堂々と歩けるようになったセルナリアへは恩の方が断然上です。
共有者だからそういうことにしました。
狼とかだったらもうちょいイチャモンつけてやろうと思ったけど。
そしてビアンカを食べたネーロは新鮮なお肉の味を占めてしまいました。
なので表では料理の肉は食べません。
カニバの設定はこんなとこですかね。
後で内臓もらいにいくね?王様。
…てかまだ2回目だけど共有だと私カニバするの?
私の共有ヤバすぎるだろ
そして私は寝落ちから目が覚めちゃったからちょっと例外にして欲しいんだけどアルフィリオンとジルベールなんで起きてんの?
共有者の復習
相方はわかるけど囁けない
他勢力に堕ちたとしてもわからない
→今回は小悪魔だから因縁付けられても役職は変わらない
→つまり相方は敵にはなり得ないのでサテンは絶対大丈夫!
てことでおkだよね?
てか7人人外ってやべーな
[背後から一対の気配と足音が。誰か起き出してきたようだ。]
>>4 ジルベール
ああ、ジルベール君か。
カーマイン王は、残念ながら、見ての通りだよ。
弟君も把握しておられる。君も彼の声を聞いたであろう?
[見えないロートを探すように、宙を見上げる。]
そう、黒狼騎士団を名乗るものは本当にいたようだ。
これからの僕らの仕事は奴らを捕縛すること。
そう、もうここは戦場さ、ジルベール君。
まぁ、その前に、かの王をどこか静かなところへ運んでやりたいんだが、いいところを知らんかね?
てか囁きないからもはやCOした共有の独断で決まるよね
そういう意味だとあんまりみんなと話してないネーロ出た方がいい?
でもなーサテン因縁付いてたらCOして欲しいかなー
向こうも思ってそうだけどw
まぁ2,3喉様子見してCOしなければ出ようかな
決定早く出すならちんたらしてられんし
>>5 アルフィリオン
「そう、か。……そうだな」
アルフィリオン殿の言葉に、姿の見えないロート殿下を思う。私には理解できぬことではあるが、家族を亡くすというのは身を割かれる苦しみだという。アルフィリオン殿の視線を追った。
「……わざわざサリーナの剣まで用意するとは、中々に周到なことだ。
無論陛下の無念を晴らすまで」
ここは戦場だという言葉に、自然と緊張が滲む。私は、征野を知らない。
それでも、自分がするべきことぐらいは、分かっているつもりだ。
「む、静かなところか。
この広間は話し合いの場となるしかないだろう。陛下に相応しく静かなところは、用意出来まい。
畏れ多いが陛下の自室に運ぶのが、一番得策ではないか」
>>6 ジルベール
そのとおりさ、ジルベール君。
このサリーナの剣、そして魔法を使わないやり口。
まさに、黒狼騎士団といえよう。
[足元の剣に、顔をしかめながら視線を送る。]
もっとも、僕らの中に紛れているようだから、魔法も使えるみたいだがね。
当初の使命さえ放り出すなんて、嘆かわしいことだ。
ああ、そうだ、王の居所だったね。
彼の寝室か、よい場所だが、この階層にあればいいのだが…
ジルベール君は場所を知っているかい?
弟君に聞いたら、教えてもらえるかね。
*レリーはいつも様に目を覚まし、身支度を始めた
昨日の皆の魔法はすごかったな
とりあえず、挨拶をしに広間にでも
そう思った彼女は、身支度を終え、廊下に出て広間まで行く
広間を覗くと……そこには、既に事切れたカーマインがいた
思わず叫びそうになる口を必死に手で抑え、近くにいた人に事情を聞く*
>>4 ジルベールさま
ジルベールさま!
これは一体、どういう事ですの!?
>>7 アルフィリオン
「ああ。問題は、これが本当にかの団の関係者か、それとも模しているだけなのかというところだが……」
アルフィリオン殿の視線につられて、足元へ。少年の時分は、これに憧れたこともあった気がした。しかし、今となっては忌々しいだけだ。私はつい、それから目をそらす。
「昨日も陛下は自室でお休みになられたはずであるから、行けないということはないはずだ。
残念ながら、場所までは知らないんだがね。
殿下もこの事態となれば恐らくは。……ふむ、気配がないが離れているかな。お姿を感じたら、聞いてみるとしよう」
やれ、すまないな。どうにも、拙僧は眠りが深い…
黒狼騎士団、か…まさかまたその名前を聞くとはな。
《昨日の王弟と王の言葉を思い出しながら自室から会場に出てきたグスタフが見たものは………変わり果てたカーマイン王の姿であった。》
これは……!?
陛下…!!陛下……!!!!
《返事はなく、答えるアニマもない。
何と、何と愚かな…
このようにむごいことを…
《グスタフは胸に手を当て、哀悼の意を王に捧げた。》
*この非常事態に、昨日と同じようにだんまりを決め込む訳にはいかないだろう、カッツェは王を運ぶという言葉に声をかけた*
>>6 >>7ジルベール アルフィリオン
*パチン、パチンといつものように指を鳴らし、料理の下にあったクロスを王へと被せた後、2人に声をかける*
勝手な真似をお許しください。……失礼ながら、このまま運ぶことはいささか目に毒です。
それに、まだ自室がわからないのなら…亡き姿を晒すままより、こちらの姿の方がよろしいかと。
*出来合いのものではあるが、何もないよりはマシだろう。カッツェ自身、クロスを王にかけるなど無礼だとわかってはいるが、今から訪れる人々に見せたくないと思ったのだ*
>>8 レリー
「おや、ミス・エリュテイア……」
彼女は、既に王の姿を見てしまったのだろう。
「子女が見るものでは––––いや、貴女も護衛志望だったか。
……陛下が崩御なされた」
端的に、殿下が言っていたこと(>>#1 ->>#3)を伝える。叶えば、ショックを与えたくはなかった。
(黒狼騎士団……とかって言ってたか?何だっけ、それ)
*確か亡国に関する話題だったと認識しているが、何せサリーナとは関わりの薄く、あまりきちんと話を聞いていなかった*
(くそっ、関係ないなど思ってた自分を殴りてぇぜ)
*側からみればカッツェの姿は冷静そのもの。感情をあらわにする事もなく、王へ祈る姿は動揺も現れていないだろう*
*しかし、それは間違いである*
*カッツェはただ、事の重大さをいまいち理解していないだけである*
*王が殺された──その事実だけを、受け止めていた*
魔法使いの弟子 カッツェは、ここまで読んだ。 ( B1 )
ふふふ……あはは!
おはよう2人とも!
とっても気持ちのいい朝ね!
悲しむ演技をしなきゃいけないのが癪だけどー……まあ、それは仕方ない、わね
で?
2人は【因縁】つけられたのかしらあ?
あたしは【つけられていない】わよ
ん、うぅ……。
[起きるなり頭が痛い。昨日、オーディションの優勝者が選ばれて人々が一喜一憂するのをパトリシアはぼんやりと見ていた。
そもそも自分が選ばれることは無いと分かっていたのだから、特に驚きもなかった。
あの花の咲くような笑顔の少女は可愛らしいなとか、そんなことを考えつつ静かに過ごしていた。]
[泣くことは無い。人の心を映し踊る自分が泣いてしまってはいけない、そんなのは踊り子失格である。
カエデの「みんなを守る」という言葉を思い出す。魔力の使い過ぎで発表中に倒れてしまっていた彼女も、心のどこかに「優勝は出来ないかもしれない」という思いがあったのではないだろうか。
それでも皆を守ると言えた彼女の前向きさを素直に素敵だと感じた。]
ええ、ええ、大丈夫よ。
あたしだって出来ることをやるの。
[ベッドの縁に並んで止まっていた白い小鳥たちを撫で、会場へと向かう身支度をした。]
>>12 ジルベールさま
*ジルベールさまが仰るお話を大人しく聞いた
一目見た時、これは助からないと素人目に思ったが、やはり間違いではなかったようだ
……間違いであってほしかった
敬愛する王の死に直面し、思わず血の気が引くが、ジルベールさまに御礼申し上げねば、と何とか持ちこたえた*
……そう、だったのですね
教えて下さり、ありがとうございます
……わたくしは皆様とのお話合いに備え、広間にいますわ
何かあればお呼びになってね
ちらほらと、起きてくる人々が見られた。人が増える前に、どうにかしたいと思っていると、突如、陛下が白い布で包まれた。
>>11 カッツェ
「君は、昨日の……」
甘いものをとっていた時、会釈をされたことを思い出す。今のは彼女かしたのだろう。
「いや……、感謝するよ。これで一先ずは無闇にお姿を人目に晒すこともない。本当はもっと正しい手順を踏むべきところであるが、そうも言ってられないからね」
>>17パトリシア
……踊り子のパトリシアさん。
その通り、です。王が……
*良い朝ですね、と挨拶をしたいところだが。生憎そんな呑気な気を持てる性格でもなく、そんな挨拶を出来る空気でもない。
クロスでは誰の亡骸なのかわからないだろう。そう、王の名だけ告げれば、予言だと察しの良いパトリシアならわかるだろうと言葉を切った*
ヘズね、とってもいま、しあわせなきもちなんです
これで、ひとつ、みんなのためになれたんだ、って。こんなきもちなのに、かなしむふりするのはたいへんです
ヘズも『いんねん』はつけられてませんよ
>>18ジルベール
カッツェ、と申します。伯爵家当主ジルベール様。
お役に立てたなら光栄です。この状況下では難しいでしょう…せめて神官のサテン様がいらっしゃれば少しは改善できるかも知れませんが…
*参加者の中に、神に仕える人が居たはずだとカッツェは思い出した。冠婚葬祭について詳しいのではないだろうかと、そんな意味を込めて名を挙げた*
また、踊り子のパトリシアさんがいらっしゃってます。彼女の白い鳥を城内に放せるならば、王の自室も見つけられるかもしれませんね。
……魔法によって阻止されるかもしれませんが。
*ここで、先ほど声をかけてきた女性の名を挙げる。昨日彼女とともに踊っていた子達も思い出していた*
*まだそばにいるであろう彼女に声をかける*
>>17パトリシア
……差しでがましいのですが。あなたのお友達で、カーマイン王の自室を探すことってできるのかしら
出来れば、お願いしたいのだけれど……
/*
血の香り。
ミーチェが起きて一番最初に思ったのはそれでした。ご主人様の仕事場でなら嗅ぎなれたその香りも言葉には似つかないと思います。
*/
…なに?なにがあったんですか?
>>16 レリー
「…………そう、か。それがいい。
皆が起きてくるまでは、ゆっくり休むがいい。無論何かあれば声をかけよう」
彼女は顔色をなくした。見るからに無理している表情でお礼を言う彼女に、優しい言葉をかけることはできなかった。
人が集まれば、犯人探しが始まるに違いない。彼女も、私も、容疑者の一人だ。
だが、今は。彼女の気が少しでも楽になるよう祈りながら見送った。
(目が覚めたはいいんですけど……なんだか、変な空気ですね。ざわついているような)
おはようございま……
……!!!
(目に入ったのは、残酷に刺された王さまの死体と、近くに集まる何人かの人々。そして、ロート様からのお言葉)
こ、これは一体……王さまが……?
やはり、「賊」がこの中にいるということでしょうか
ああ、クロスを使ってくれているのは有難いですね。
フリージアの目に触れぬようにしないと……
(何をすべきなのかすぐには判断がつかず、つい、おろおろとしてしまいます。しかし、わたしは神に仕える者。まずすることは決まっているはず)
……少々失礼を。陛下のご冥福を祈らせてください。
>>23 >>24パトリシア
……ごめんなさい、まだ心の整理もつかぬままお願いをしてしまって…ありがとうございます。
*足元に転がった鳥たちを見て、カッツェは無理なことを頼んでしまったと後悔する*
(頼む、魔法で妨害されずみつかってくれ…パトリシアの魔法を無駄にしないでくれよ…)
*城内を包む魔法に、カッツェは睨みを利かす。パトリシアの気持ちを無駄にしたくない、早くカーマインを運び出したい。そんな事を込めながら*
/*
ミーチェは広間に現れます。今日も炎を連れています。
*/
…てつの、かおり。ごしゅじんさまが『しょぶん』したあととおなじかおりがします
だれか…けがしているんですか?ミーチェ、あまりかいふくはとくいじゃないですけど、がんばりますよ?
>>3アルファリオン
……失礼。まだ動揺しているようにお見受けいたします。
……代わりますわ
*カーマイン王を魔法で浮かせたまま硬直している彼に変わって、パチン、パチンと指を鳴らし王を浮かせる。
風の魔法で浮かせているアルファリオンと違い、カッツェは物其の物を動かす魔法だ。代わることは容易かった*
わたしは、カーマイン王を恨んでいた。
しかし殺しても妹は帰ってこないことに気付いてからは、恨むのをやめた。
むしろ、わたしの魔力を開花してくれない恩がある。
カーマイン王のために、必ずや犯人を捕まえてみせる。
/*
慌ただしい雰囲気を感じ、僕は皆のいるほうへ向かう。
嫌な胸騒ぎがする。
僕は城の入り口に感知網を張っていた。入り口から侵入があれば、まず間違いなく感知できるはずだ。
しかし……これは。
*/
これは…一体、何があったんだ?
……陛下…!!
なんということだ……僕は、何の為に護衛の任についたんだ。
ちょっとだけ思ったというか、随分思ったけれど
珍しくスタイルのRPしてる気がするんだよね
文体読みされるとバレそうだけど、構成としてはなかなか見ないやつかと
今回、凝り過ぎるとバレるんじゃないかなーと思って
魔法に関してはだーーーーいぶ簡略化してる
多分そういうめんどくささではなく、演じるにあたってのめんどくささ=凪に繋がるんだろうけど
少しでも意外性をもたせたかったのー!!
ガッツリしたかったけど、カッツェそんな性格じゃないなー的な!
あと、この子はほんと入村前に出来た即興っ子なので設定は後から生やしまくった
結論、どんな風に出来た子でもめんどくさくなる
くっ…ハッ…ハッハッハ…!!
あっけないものだな殺戮を犯した王の最期など!!!!
まずは、ひとりめ。
…まだ、終えてやるものか。
しかし面倒な術を使うものだ。眠らせる、などと。
「罪なきものを罰したくない」などと、詭弁だな。
貴様が奪ってきた命がすべて咎人のものとでも思っているのか…どこまでも、愚かなカーマインめ。
【私に因縁は付いていない】
今日は占師が出てくるのか?
…私が仮に占師だとしたら、襲撃に怯え今日の晩置き手紙ででも出てくるだろうな。
…揺さぶってみるか?
さて…
戦況を見るに、守りの力を持つ者が2人。
恐らく今日は何らかの力を持つ者が現れたとしても我々の牙は簡単に防がれてしまうだろうな。
ならば敢えて私が占われにいっても構わん。だが、そうなったら私は長くはあるまいよ。
…敢えて占師に牙を向け…死体をひとつとして撹乱させて見せるか?
今日の動きを見て守り人の可能性がありそうな者、縄が及びそうにない者に狙いを定めるのも…ありか。
《ぶつぶつとロキは今日の襲撃について考えている。》
ネーロ君はたぶん出ない感じですよねえ
うーーーん、悩ましいですねえ
これ、出たらローランさんも困りますかね〜
でもなあ……意外と隠れているより安全かも……
うーん、もう少しネーロ君の様子を見てみますか
/*あー……庶子とはいえ、一応王の遺児のサテンと、元騎士のローラン、どちらかが死んだらどちらかも後を追う、めっちゃドラマチックじゃん???小悪魔最高じゃん???(フリージアがよかったとか言ってごめん)*/
そういえば昨日拙僧に話しかけていた者がいたな。
失礼した。
>>1:271 アルフレド
話しかけられていたのに、すまなかったな。
花にももちろん、命ある者すべてにアニマはある。
昨日は花瓶の花から芽吹き、花開く命の力を借りた。
バラならばその棘を活かし戦いに使えるだろう。
美しく見るものを魅了する花ならば、文字通り蠱惑的な魅力を得ることが叶うかもしれない。
あるいは、毒のあるものならその僅かな毒に悪意を与えれば…
花には、拙僧には縁のない力が多そうだ。
木や草同様、生命力を借りるだけとしておきたい。
…アルフレドがこの術を会得したらぜひ研究していただきたいものだな。きっと、美しい術を編み出してくれるものと期待しているよ。
ええ、セルナリア王国に忠誠を誓った者達全てを滅ぼすまで、あたしの憎悪の炎が消える事はないわ
ロキもヘズも因縁は付けられてない、と
出だしは好調ね
あらあ?
あたしはてっきり、忌々しきセルナリア王国の紋章を掲げし者……伝説だと、共有者というのだっけ?
その片割れが出てきて、そいつが占師に出てこいとほざくのかと思ったけど……どうなるのか、まだ分からないわね
ああそうだ、貴方達も一応伝説に目を通しておくといいのではなくって?
恐らくだけど、この城は今、伝説の則って時が動いているように見えるわ
城の書物庫から、こっそりセルナリア王国の伝説の本を拝借してきたの
きっと、各能力者の事も載ってるはずよ
*何もない空間から、セルナリア王国の伝説と表紙に書かれた古びた本を1冊取り出す*
王が死んだ、という。おいおい医者の前で死んだという奴があるか、と寄るも……酷い有様だった。
「あぁ、だからか」
カーマイン王は予知の魔法を使うと昨日言ってやなかったか。
「死ぬと分かってるなら、最後の日には好きなもの見て、喰って、満足して死にてぇよな」
そこだけは理解できる気がした。
今回のミッション
・ホモは殺す(※巻き込まれホモにならない)
・長生きする
・恋愛はしない
・友達は作る
ささやか!!!!!!
しかし不思議なのは、ならば何故護衛を命じなかったのか、である。それとも予知というものは絶対なのだろうかしらん。もしそうなのだとしたら騎士団を名乗る相手は件の3人を相手取って十分な敵となる。
──何故気付かなかったのだろう。
昨日【黒狼騎士団】を名乗る3人の話を聞いた時点で、国王が危険な目に遭うかもしれないことは予測できた。
なのに、どうして俺は陛下を御守りしなかったのだ。
無礼は承知の上でそっと、顔にかかった部分だけクロスを捲った。
手が、唇が、震える。
死の眠りについて少し時間が経ったせいか、そのご尊顔は土色になっていた。
「どうして……言ってくれなかったのですか。」
予言など馬鹿馬鹿しい。殺されることを教えてくれたら、全力で護った。そうしたらこんなことにならなかったかもしれないのに。
頭の隅ではどうにもならないから王は口にしなかったのだと分かっていたが、自分のあまりの無力さに腹の底が後悔で満ちる。
>>ロート王子
「……王子。ロート王子はいらっしゃいますか。」
んんん囁きたいw
サテンとお話ししたいっ
サテンも様子見てるっぽい?
もうちょっと向こうの発言見たいけど時間がなぁ
グダるのは嫌いだからまとめやるならサクサクやりたい所存
13時までに出なかったら出るかー
16>14>12>10>8>6>4>2
え、7縄7人外?
あ、てるてる坊主は吊っちゃダメか
小悪魔は溶かしたいなぁ
んー占い師は白なら今日は伏せでもいいかなと思ってるんだけどどうだろ…
遅延メモで今日の結果と明日占う人を書いてCOでよくないかな?
今回の「憎悪」は
孤児院の子どもたち十数名を生きたまま焼き殺された。
です。
僧兵として名うての剣士ではあったが子どもたちを盾にされ、利き腕と脚の腱を切られる。まともに動けなくなった所に取引を反故にしたセルナリアの傭兵が修道院に火を放ち子どもたちは焼死。
セルナリアの騎士団が孤児院の瓦礫の撤去作業を厭わず、子どもたちを丁寧に弔ってくれたので恩を感じる。それに報いるため、子どもたちが浮かばれるようにとセルナリアでも孤児院を始めた。
でも本当はその騎士団が傭兵を煽り、子どもたちを殺したことを数年経って知る。
神と自分に絶望して修道院は破門。ひとり正しさを追い求める求道者となる。「拙僧」はただの口癖。
[ジルベールの言葉に、以前の記憶が蘇り、吐き捨てるように言う。]
>>9 ジルベール
かの団の関係者ならば、僕はより怒りを覚えるがね。
模している方がよっぽどマシさ。
ふむ、確かに君の言うとおりだ。
王も一昨夜はこの階層で過ごしている。
[ジルベールと相談を続けていると、ふわりと王が真白い布に包まれる。]
>>11 カッツェ
やぁ、君か。
なるほど、ここにいるのは武人だけではない。
心遣い感謝するよ。
それでは、僕からもひとつ。
いや、ふたつかな。
[クロスの上に右手を翳す。
ゆっくりと、王から滴り落ちていた血が止まった。
次に触れる者は、その遺体から、冷やかな空気を感じるであろう。]
>>30 カッツェ
すまない、動揺していたわけではないんだ。
ちょいと術をね。
君の言うとおり、このまま運ぶのは忍びないと思ってな。
だが、浮遊を交代してくれたのは助かった。
お礼を申し上げよう。
[カッツェへ、王の遺体を引き渡すと、術中に引かれた袖に振り返る。]
>>14 ネーロ
はじめまして、ネコ君。
僕も場所さえわかればすぐに運びたかったんだがね。
彼女に降ろしてもらったので、よしとしてくれないかな?
そう、君も空間系の魔法だった。
かの王の部屋さえ見つかれば、お手伝いをお願いしよう。
/*
エレさんの取り出した本をヘズは読みました。
*/
ヘズ…むずかしいことはわからないけど、まもるちからがあるひとがいるから、うらないしはでてきてまもってもらおうとする…とおもいます
ロキさんがうらなわれることになったら、たしかにだれもころさないほうがいい、ようにおもいますが…。でも、きしのひとには、まもっていたのにしんだとバレてしまいますし、どんどんしゅうげきしても、もんだいないともおもいます
ヘズたちに『いんねん』がついていないのはよかったですっ!…だれについているんでしょうね?
>>33 グスタフさん
ロート「……ええ。王になってしまいました。ボクの身の危険についてですが。兄のおかげで、この城には《誰も死なない魔法》がかけられています。
もっともそれも……【敵に制圧されるか、ボクたちが敵を捕えきるまで】でしょうが
ボクの身体は、既に眠りの呪いにかけられていますから、今更刺されたところで、状況は変わりません。精神体は動けますから、むしろ、向こうにとっては一手遅れることになります。
【ボクがトドメを刺されるなら、一番最後】でしょう。」
>>37 ローランさん
ロート「どうされましたか?ローランさん」
《すーぐ本に頼る京!
本出てきたらそれが京です( ◜◡◝ )
でもね、役職の事でもだもだするのがもどかしいから……みんな積極的に本出していこう……?》
ロート「あ、呼称ですけど、紛らわしいのでボクのことは『王子』で大丈夫ですよ。まだ戴冠もしてないですし、次の王、ですから。どうぞ、兄のことを王とお呼びください」
………これは、一体……?
/*
カッツェの魔法によって浮いているその人は、昨日まで話をしていた王ではないのか?驚き、声につまり、歩み寄ろうとして血溜まりに気づく。そこには百合の花がかなしげによこたわっていた。血に濡れた百合をすくい上げる。
*/
……カーマイン国王…そんな……。
>>32パトリシア
……えぇ、見つけてもらえそうなら良かったわ。
引き続きお願いいたします。
*パトリシアの言葉に礼をすると、彼女は他の人へ声をかけていた。目を包帯で覆う少女。確か彼女は竜族だとか。*
*カッツェはパトリシアとミーシチェのやりとりを邪魔しないよう見守った*
(落ち着いたら話て見たいけどなー、こんな事態じゃ雑談する気にもならねぇや)
>>39 >>40アルフィリオン
あら、そうでしたのね。思い違い失礼いたしました。
術を…ありがとうございます。私には出来ないことでしたから、ありがたいですわ。これで……今から目にする方の動揺も、少し減らせると思いますわ。
*アルフィリオンへと挨拶をする。どうやっても王の死は覆せない。目を背けたい事実と向き合うことに、少しでも負担を減らせるならばありがたいことだ*
>>29 ミーチェ
状況を理解していないミーチェに苛立ちを覚えた。
こんなのはただの八つ当たりだ。
「カーマイン王は亡くなられた。王の尊厳を奪うように、酷く、惨く、誰かの手によって。」
>>#5 ロート
「王の部屋に御遺体を運ぶことをお許しいただけますでしょうか。それと……あとで、もう一つお話したいことがあります。」
ほんと、誰に因縁つけたのかしらねえ……コウモリ人間とやらは
空を照らす者は恐らく、セルナリア、サリーナ共にどちらにも興味がないでしょうから、あたし達は放っておきたいところだわ
それを踏まえて、今日の襲撃先を考えなくってはね
双騎士が2人で1組なのが厄介だわ……今日は確実に殺せる奴を殺しておきたい……けど、能力持ちチャレンジもスリルがあっていいかもね
だって、能力を持っている奴は、確実にセルナリア王国に忠義を捧げているものねえ……?ふふ
今の所、ヘズが占師を騙り、ロキが占われるようにセルナリア連中の気を引き、あたしは潜伏で大丈夫かしら?
(しっかし黒狼騎士団、っていう奴等についてあんまり聞いてなかったんだよな…)
(図書館司書のカエデさんなら、何か今までのオーディションまでを自動記録してるレポート的な何かを持ってるって期待してたけれど、まだ来てない……うーん、誰に聞くことが得策か…)
*ロートの言う予言は、バッチリ覚えているものの、イマイチ黒狼騎士団とのその予言の繋がりが見えなかったカッツェは、考え事をしていた*
[アルフレドは、カーマインの遺書を改めて読む。]
ここには『これで、黒狼共に襲われても、私以外の誰も死ぬ事は無い。』とある。
カーマイン王が、命かけて我々の命を守ってくれたのだ。
しかし、『黒狼共に襲われても』とは、これからも、誰がが襲われるということなのだろうか。
>>26 アルフレド
そうさ、アルフレド君。
見ての通り、聞いてのとおりだよ。
どうやら、黒狼を名乗るものの仕業のようだ。
奴らが本物かはわからんがね。
それより…すまないね。
気になることを言う奴がいる。
>>46 ローラン
こんにちは、ローラン君。
君が王の寝室を知っているならば、何より、早々に運びたいところだ。
しかし、ひとつ疑問があってね。
なぜ君だけ王の寝室を知っているんだい?
他の参加者は知らないようだったのに。
[ローランの態度や行動に眉を顰め、問いかける。]
──昨日白狼が俺を咎めたのは、レリーを構っていたからじゃなかったんだな。
今さらその事に気が付いて情けない気分になる。
やはり俺に騎士を名乗る資格はないのだと、冷たい現実を突きつけられたようだった。
──…。
気が付くといつのまにか白狼が現界していた。
白狼は玉体が寝かされていた傍らに鼻を寄せている。
よく見ると、そこには覚えのある剣が転がっていた。
「なぜ、黒狼騎士団の剣が──。」
こんなことをするために黒狼騎士団の名を穢したのか。
これで王を殺したというのか。
血が出るほど強く、唇を噛み締める。
>>49 アルフィリオン
「っは、他の参加者が知るはずもないだろう。俺は──俺は、この王城に仕える宮廷騎士だ。この城で働くものならばみな王の部屋がどこにあるかくらい知っている。部屋に入ることを許されたことこそないが、案内くらいならできる。」
宮廷騎士と名乗ることすら情けなくて嫌だった。
叫び出したくなる衝動を抑えて、俺は自嘲気味に寝室を知る理由を口にする。
「ロート王子の許しが出次第、部屋にお運びしよう。」
/*
因縁自体は占い狙って刺すものなんかな。
邪魔な位置につけるって意味だよね。
小悪魔視点は別の理由で城を制圧したいから、王様にわんわんしてるローランが邪魔なのは分かる。
サテンと表で絡みたいなー。
*/
/*
「サテンに因縁ふっかけられてる」から喧嘩腰になるべきなのかな。魔の者の力でこいつと運命共同体みたいになっちゃったって認識していいのかなー。
*/
なんの因果ですかね〜……せっかく、久しぶりに教会の外で過ごせると思ったのになあ。
犯人が「黒狼騎士団」を名乗っているとなっては……
みなさんも、わたしに不安を感じる方もいるかもしれませんよねえ。
なんたって、こんなのでも、サリーナ王の遺児ですからねえ
……よし
>>all
みなさん、ちょっといいですかあ!!
(ま、黒狼騎士団を知らなくても犯人は探せるよな?…しかし、シケてるよなぁ)
*ロートの言う予言について考えていた。今朝王子が話した【犯人を捜すのことに長けた能力】を持った魔法使いがこの場にいるはずだ。カッツェはその人たちが誰も出て来ていないことに少し変な気分でいた*
*皆、動揺し、狼狽える気持ちはわかる。自分ですら人の死を目の当たりにして気分は沈んでいた。一国の王となれば尚の事*
*しかし、冷静過ぎるのだ。自分以外の人間は黒狼騎士団について何かしら情報を持っているように思えた。それなのに王の死を嘆き、悼むものばかりだ*
*誰もまだ、犯人探しに駆出そうとはしない*
(内部犯なんじゃねーの?これ)
*邪な考えが顔を出す*
(愛する王がいなくなるならば、憎むべき相手を躍起になって探すんじゃね?私だってクソでも師匠は師匠だ。相手を見つけて殺そうとするだろう。)
(この王は、そこまで信頼を得ていなかった、ということか?大臣が叛旗を翻したのなら無理もない話か)
*そんなアンチテーゼなことを考えしまう頭を振り、冷静になる*
(誰かまとめてくんねぇーかなぁ。白玉の忠誠を誓う誰かが出てくれば、犯人探しがしやすいんだけど、くそっ)
*出しゃばることが嫌いなカッツェは、この何も変わらない現状に少し苛立ちを覚えた*
>>all
改めまして、こんにちは〜
わたし、城の近くの教会で生活しております、神官のサテンと申します〜
エントリーシートには書いたんですけど、サリーナ王ウルヴァの遺児だったりするんですよねえ
あの〜、もちろん庶子でして。
母は、王宮に布地を納めてた布屋の娘なんですけどね
えーと、それは置いといて。
【わたし、肩に赤い印を持っているんです】
昨日予言書にあった、【共有者】なんじゃないかな〜って。
それに、わたし、もう一人、この印を持っている方も知ってるんですよ〜
だから、この場では一番信用してもらえるのでは?と思っております〜
アルフレド誰だろ…いちいち性癖に刺さってくるんだけど………え、こわい。好きになる。え?もうなってるって??うんなってる。
サテンんんんんんんっ
好きっ
しかも赤の紋選んでくれたっ
最高っ
CO準備してたけどいらなくなったから灰喉で弔っておこう
>>All
「…皆に、言うことが…あるの…
…僕は、【青の紋の共有者】…
セルナリア国に…忠誠を誓った1人…」
左眼を手で覆いゆっくり離すと、その青い左眼は淡く光りセルナリア国の紋章が映っていた。
「この中には、赤の紋を持つ…もう1人の共有者…いるって…青の紋が教えて、くれた…」
黒狼騎士団が仕えていた、サリーナ王族の関係者が、この場を取り仕切るというのは、まあ、なんとも皮肉なものですけれども〜
とりあえず、わたしが印を持っていることを明かすことで、わたしを頭にした革命とか、そういうのではないって、分かってもらえるんじゃないかな〜って思いまして、名乗りました。
わたしに何ができるかわかりませんけど、王子のお手伝いができれば、と思っております〜はい。
(はあ……慣れない大声を出したら、緊張しました)
ケラ…。
[ケラは、見たことない冷たい顔になっていた。]
ケラ…!
[アルフはケラを追いかけることが出来ず、その場で呆然と立ち尽くした。]
[妹の背中と重なる。]
[兄さん・アルフ・兄さん・アルフ・兄さん]
[妹と声と、ケラの声が、交互に聞こえる。]
[フラつきそうになりながらも、しっかりと足で体を支えた。たしかに安っぽい言葉だったかもしれない…。ケラは、しばらく、そっとしておこう…。しかし、ケラになんと言われようと、わたしが黒狼騎士団を見つけ出し必ず守る。とアルフレドは強く思っていた。]
「いいじゃないか。
俺は二人の【力を否定しない】。」
「今こそセルナリアに恩を返す時だ。
黒幕を見つけ出すため協力は惜しまない。」
これ以上、【黒狼騎士団】の好きにはさせない。
手袋の上から薬指に嵌めた指輪に触れた。
──と、その時。
ケラと同じく占い師と語る女が現れた。
オーディション前日に言葉を交わしたパトリシアだ。
「どちらかが嘘をついているのか。」
[広間の真ん中に、パトリシアも躍り出る。]
[パトリシアは小鳥でカエデを調べたという]
つまり、占い師が二人いる…。
[考えたくないことだが、どちらかが偽でどちらかが、黒狼騎士団か狂信者ということになるのか。]
[アルフレドは、ケラは疑いたくなかったが、パトリシアも嘘をついているようには見えない。]
>>ロート
ロート様、予言者を読ませてください。この状態を詳しく知りたいのです。
「踊り子のほうはよく知らないが、歌姫の言葉にはそこそこ説得力があるな。予言書の通りの力を授かった者からすれば、いくら今は違ったとしても元黒狼騎士団という肩書きがある人間は臭くてしかたないだろう。」
「俺に対して力を行使したくなるってのは自然なことだな。」
昨日の疲れからかいつもより大幅に起きる時間が遅れるカエデ、疲れが全く取れていない、きっとこれは慣れないベッドで寝てるせいなどではないだろう。
扉の外の騒がしさに気づきカーディガンを手に持ったまま彼女は外に出る。
そして目についた武装中の兵士から事件の全貌を聞く。身体中から血の気が引くのを感じながらも、一刻もみんなと合流を目指し少女は駆けだした。
目的地ににつき、彼女は広間の兵士から話の一部始終を聞いた。
あらあら、踊り子さんとケラが【占師として名乗りを上げた】わね
神官さんは忌々しい【共有者】ですって!
さて、わたくし達はどう動こうかしら?
求道者 グスタフは、神官 サテン を能力(襲う)の対象に選びました。
*ソファーに座り、ぼんやりと皆を眺めていると、視界の端にエドワードが入る
ああよかった、エドワードさんは無事だったのね
護衛部門の特別枠に選ばれた彼が、昨夜国王陛下のお側にいて、もし大事があったら……などと不穏な事を考えていたが、彼の姿を見て、安堵する
……こんな事になってしまったけど、昨日の事をお話しなくっちゃ
そう思うが、体が上手く動かない
きっと、まだ国王陛下の死を受け入れられずにいるのが原因だろう
彼もきっと動揺しているはずだ、そう思ったレリーは夜に彼の様子を見に行こうと心の中で思った*
*そんな事をぼんやり考えていると、神官さんが共有者であると名乗りをあげた
彼とはまだお話した事ないけれど、あの穏やかな雰囲気と口ぶりからして、彼は本物なんだろうとレリーは思った
そして、続くようにケラと踊り子さんが占師だと言っているのが耳に入る
誰かが言っていたが、伝説では占師は1人のはず
なら……*
どちらかは偽物、という事ね
*レリーは独り言をぽつりと言った後、続けて皆に向けて言う*
神官さんの事、わたくしは信じてもいいと思っておりますわ
そして、わたくしは【共有者ではありません】
伝説の通りなら1人だけの占師が2人もいるなんて、おかしいわね……どちらが偽物なのかしら?
わたくしは【占師ではない】から分からないわ……
ふむ…占師がふたり、共有者がひとり。
内通者が騙りに出たか?
占いのどちらかが共有者や霊能者であれば厄介ではあるが…これが占いが3人になるまでは内訳を本物と内通者と見て良さそうだ。
しばらく静観すべきか…?
占師は殺そうと思えば殺せる。
護衛は2人。
騙るならば護衛を引きつけることが主眼になるだろうが、今回の戦況においてはそこまで重視するものではないと私は考えている。
それに、占いが当たり消失するものが2匹、か。
…何なら、内通者も騙りに出るまでもないと見たがな。
【いったん私の牙はサテンに向けてある】
あたしは占師も共有者も騙るつもりがないから出ちゃった
もし、不都合があったらごめんなさいね
また後で今日はどうするべきか、考察を引っさげて戻ってくるから、ちょっと席を外すわ
何かあれば、こっそりささやいてちょうだいな
>>67ケラ
嘘つきはアンタの方じゃない!
そもそも予言じゃこの国に仇なすものが何人も何人も居るってのに、堂々と出て来られるアン……いえ、あなたの方がおかしいわよ。
あたしは偽物が出てきてこのまま皆が間違った方へ誘導されるのが嫌で出てきちゃったけど。
もしエドワードみたいに強力な魔法使いが黒狼だったらいくら騎士が居てもあなたを守り切れないかもしれないのに。そんなのお構い無しに名乗り出てきて。まるで自分は襲われないってわかってるみたいじゃない。
[おかしい、彼女は嘘をついている。その感情を身体全体に乗せて言葉を放った。
荒くなる言葉使いをなんとか抑えようとする。]
あたしは怖いわ。あたしの魔法じゃ今ここにいる大抵の人にも太刀打ち出来ないもの。たとえ国王陛下の御加護のおかげで死ななくたって、黒狼を全滅させなくちゃどっちみちこの国は滅びてしまう。
そんな中で占い師なんて重役を背負って飄々と出てくるなんて……。
[身体が震え、耳飾りが微かに音を立てる。
絶対に負ける訳にはいかないのだ。母の為。そして義父の為に。]
>>72 パトリシア
「喚くなよ。」
仲裁するつもりなど毛ほどもないが、そう一言パトリシアに放った。
「踊り子と歌姫のどちらが本物なのかなんて俺は知らない。それはアンタたちにしか分からないことだ。なら、同じ力を持つと主張する相手を非難するよりも、俺たちに信用されるような働きをすることを優先すべきなんじゃないか?」
「仮にアンタが本物の占い師様だとして、いくらそいつを責めようと"ハイ私が偽物です"とは言わないだろ。」
*広場の中央に躍り出る自分が仲良くなった"と思っている"二人の姿をみて心を痛める。*
二人のどちらかが嘘を…?
*そうつぶやくも彼女の心の整理はつかない、いやだ、私はどちらも疑いたくない。二人を信じたい。*
嫌なことは考えないでおこう…
*どうにか心を落ち着かそうと彼女は状況の観察に努めた*
ヘズたちのほかにも、うそつきがいるんですね
ヘズはうらないしだといおうとおもっていますが。どうでしょう?
ヘズはよるまで、ねむりますね。
んー…もうひとりのしるしもち、ひきだしたいからサテンさんをねらうのはさんせいですよ
ーー今朝ーー
[雪のように白い小鳥たちに向けて、パトリシアは語り掛ける。]
あたしは「占い師」よ。みんなを導き守る、占い師。
力は無くて怖いけれど、それでも悪に立ち向かう「占い師」。
この国を守りましょう。
そうよね?
[小鳥たちが返事をするようにパトリシアの周りをくるくる回る。]
[彼女は自分自身に「占い師」の概念を掛けた。]
(わあ〜ちょっとややこしいことになってますね〜)
>>ケラ
>>パトリシア
あ〜おふたりとも、おさえておさえて。
みなさんも、不安でしょうが、良いように考えれば【どちらかは本物】といえるわけですから〜。
頼もしいではありませんか〜。
こ、これ以上出てこなければ、の話ですけどね?
(まさか増えませんよね〜??女性同士の喧嘩をおさめるのは大変だな〜)
「ふうん……なるほど。予言通りの能力を持つと主張する人間が、三人か……」
ジルベールは辺りを見回しながら呟いた。
「……どうやら本当に予言通りのことが起きてるみたいだね。
私も宣言しておこう。【私は赤い印をもつものではない】」
勇ましき赤。その色を宿した忠誠の印を体に持つとは羨ましいことだ。
「それから、【占う能力もない】。誰かも言っていたが、二人のうちどちらかは偽物ということか」
私は能力を持つと言った女性達を眺めた。
>>76 パトリシア
言い方がアレとはなんだ。
そう思ったが、面倒なので口にするのはやめた。
だが、気になったことを一つ。
こいつに"あなた"と呼ばれるとなんだか気味が悪い。
「アンタ、おしとやかにしてると変だ。そのままにしてろよ。」
>>79 サテン
占い師への疑問は花の魔術師と、俺と容貌の似た男が既に挙げていた。
まだロート王子からの返事はない。
俺は赤い印を持つというサテンの元へ向かう。
「確か白玉には霊能者という存在もいたはずだ。これから毎日一人ずつ縄にかけるというなら、その力の持ち主にも呼びかけた方がいいんじゃないか? 間違えて眠らせてしまっては元も子もない。」
(へぇ、神官様が忠誠を使うワンちゃんってぇのかい。)
*サテンがこの場を仕切ってくれるのはありがたい。どんな理由であれ同じ方向を向いて足並みを少なくとも揃えることが出来るのなら、下手な真似でないだろうと思っている*
(で、花屋のケラと踊り子のパトリシアが占師か。今のところ2人ねぇ……)
>>74パトリシア
本当?良かったわ。このまま王にここに滞在してもらって、犯人探しにも一興だけれど、そんな趣味の悪いことはしたくないもの。出来れば早く連れて行って上げたいのだけれど……
*ちらっとローランを見る。彼はロートの許可を得て連れていきたいと考えているようだった*
>>79サテン
話の腰を折ること、お許しください。
……カーマイン王を、連れていきたいと思うのですが。
今から、その。黒狼騎士団が誰か探り合いになるでしょう?
バラバラに動いて難癖つけられたりする前に、寝室へ…と思うのですが。考えをお聞かせ願えますか。
*この場を仕切る、サテンの指示を仰いだ*
ローラン、カエデをなぜ占ったのかが焦点だ。
我々3人のうち誰かではなく、な。
ふむ…敢えて護衛が付いているところを狙うのも一興。
ずいぶんとおしゃべりな騎士様はそう簡単に縄は及ぶまいよ。縄が近いのは、カエデだな。
仮に内通者だとしても、パトリシアを手にかかるのは、あり、だ。
…命を賭さねばならんことは、前任から聞いているだろう。
護衛が付いていたとしても、どうだ?
ローランを縄にかけようと躍起になるものが出たら、其奴が護衛だ。
ふた通り提案しておこう。
・牙は通る可能性は高いが、カエデもローランも縄から遠のく「サテン」
・恐らく襲撃には失敗するが、うまくいけばローランを吊り上げ、護衛も浮かせられる「パトリシア」
素直に行きたいならば前者で構わん。
多少遊びが欲しいならば後者でいいだろう。
歌を歌うものと、踊りを舞うもの。どちらも記憶に残っていた。
「……魔のものだか、黒狼騎士団だか知らんが、どちらもそのような荒事には無関係そうな顔をしているがね。本当の姿を隠しているか、見かけによらぬかはわからんが。
…………単に武功に優れるものが悪しきことを企てているというわけでもない、か」
独り言のように、呟く。視野が狭くならないように。事実を失わないように。
「……これだけではどうもね。情報が少なく犯人の目星をつけるにはまだ甘い、か」
「予言書に、書いてあった…こと…本当…
共有者と…騎士は、2人ずつで…占い師と霊能者…狼3人と、狂信者…魔の物、蝙蝠人間…空を照らす者?…13人…
ここにいるのは…16人…人数合わない…から、予言書に書かれてる…力がない人は…3人…普通の人…?」
指折り数えながら人数を把握していく。
「あ…僕は、【共有者でも…占い師でもない】…よ…」
そこで予言書の一節を思い出す。
ー呪の狼。占い師の力を滅し殺す者ー
「…本物の、占い師は…呪の狼…占ったら、だめ…
狼は…占わずに…捕縛したい、から…
魔の物と…味方の人探しのために…占って欲しい…」
術は滞りなく発動したよ。
ふん……。吉と出るか凶とでるかだがな。
……自ら手を下さずとも、陛下が亡くなったか。
[声音に少しの憂いを載せるが、すぐに振払う]
我が道を行くには互いにとっても悪くないことだ。
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