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欲望の都市【P13ドーム】。
月からの異邦者が都市に混ざることも、まだ多くは知られていない。
どうやらこの中には、村人が4名、人狼が1名、霊能者が1名、狩人が2名、C国狂人が1名、共鳴者が2名、智狼が1名、辻占狂人が1名いるようだ。
そいつらは、人と見分けがつかないらしい。
センサーも反応しないようで、異能で正体を確認しようとしても、ひょいと避けられちまうそうだ。
ま。与太話の類。
ゴシップの一種さ。
何なら幽霊って可能性だってある。
耳利き ショーが「時間を進める」を選択しました。
そうそ。
身近で、一番発生しやすいものだ。
アタシらもなるべく対応していきたいとは思うけど、手が回らない可能性は十分ある。
だからそう言う時、不安になってる人達の支えになってやると良い。
こう言うのは身近な人の方が効果あるからね。
[リルの言葉から思い当たったこと>>0:402に肯定を返し、感謝の>>0:403言葉に頷く]
どう致しまして。
何もないに越したことはないけど……頭の隅にでも置いてくれると良い。
またね。
[その言葉を通話の締めにし、通信を切った]
…不安もそうだけど、実害の方もだいぶ出ると思うんだよね。
[最悪の事態 ─── それは本当に『機械生命体』が襲来し、ドームへと攻撃を仕掛けてきた場合。
また、戦いがドーム内で起きた場合。
恐らくは襲撃者の行動の結果のみならず、応戦の結果でも実害は起こり得るだろう、と。
それに対応するのも自分達の仕事になるんだろうな、などと考えながら、リルは下層区域へと足を踏み入れる。
その直ぐ後に例の通信>>378 >>389が入ってきたのだった**]
[タリアは男>>0:371>>0:374に小さく頷くように]
[声が震える身体状態を確かめるように、再度片手を頬にあて、目を覗き込むようにした*]
/*
赤だー あかだー アカダー(エコー
墓に人行くか、上手いことタリアに接触出来た時くらいしか赤使わないっぽいので、リルの方も囁き職に踏み切ったと言うお話。
あっちでもスティに接触しないとなぁ。
フリーランス ヴェスは、蒼い目の異邦者 タリア を能力(占う)の対象に選びました。
……ま、その通りだよな。
俺も似たようなもんだし。
[男の言葉に、肩を竦める。
最後の言葉は、そうであって、そうではない。
落ち着いてはいるだろうが、本当のところは違う。]
あまりに、いつも通りでしたので。
いくら特殊チームに任せりゃ大丈夫っつっても、
やっぱ怖いもんは怖いでしょ。
[情報を纏めたのが目の前の男だと分かっても、
少し、その男に違和感を覚えるくらいで。
それが何かは、良くわからないし、
『死神』と『ゲイル』が結びついたわけでもない。]
こんなときにまで、
俺んとこ来なくてもって思っただけですよ。
[そう言って見せるのは、再び商人の顔。]
ま、お互い無事だったら、
売りますよ。
[その言葉の意味は、"掘り出し物ありますよ"。**]
―昔の話―
[男は警察は苦手だ。ワケアリ専門の護衛なんてものをやっていたこともあったが、
単純に、関わりたくないのだ。
だが、警察に知り合いがいないわけでもない。
というか、出会った時は警察ではなく、
再会したとき、なっていた。
その再会が、妹が死んだ時。]
―回想 護衛時代―
…っ…ってぇ…
ばっかじゃねぇの!!?
[そう、声を荒げるのは、今より若く、まだ少し落ち着きもない頃か。仕事終わり、借金取りから逃げたいという男を村へ送り届けるだけ。要は夜逃げ。正直、そこに逃げたところで、逃げ切れるんだか、と思うが、
そんなことは言いはしないのだが。
その帰り。
身体のあちらこちらに、打ち身やら摺り傷やら。
獣にでも襲われたか、といえば、そうではなく。
高い岩場で足を滑らせ落ちかけている子供を見つけてしまい。
身体が勝手に動いたというか。
そして、案の定というべきか。
落ちた。]
『だって、そんなのないって言われたから』
[信じてもらえなかったのが、悔しいから、
見つけてやろうと、ドームを出てきたらしい。]
あのな…。度胸あんのはいいけどさ。
[立ち上がり、ポンポンと土をはらう。
まぁ、これだけで済んだのは運がよかっただろう。]
……っけほ、けほ…
[少しだけ、咳き込みながら、
転がった、武器である棒を拾い、背へ。
そして、一度屈んで、子供を抱きかかえる。]
……落ちたら死ぬからな?
[そう言って、そのまま子供を抱えて、
そして、たまたま通りかかった奴がいたから、ドームへと連れて行ってくれと、押し付けたか。
それとも、男がドームまで子供を送り届けた後だったか。
ともかく、去ろうとしたところをひっつかまれ、頼んでもないのに回復されたとか、そんな出会いだったか**]
君が"Bug-Thing"に転向しWatcherになってから随分と時が経った。
[イグナティウスは都市を見守るように焦点を定めずに全景を捉えている]
/*
ヴェスに何かあったら、またトラウマ積み重ねて行きそう…耐えきれちゃうからなぁ…この人…(なお、中の人が崩壊していく)
私が彼女を止められれば良かった。
しかし、私の力だけでは足りなかった。
[少年の似姿は空を見上げる]
今も、月では「人類統制局」と交戦中だ。
[双方の、追加の機械生命体が降下して来ないのはそれが理由だ。
月では月で、一進一退の攻防が繰り広げられている。
今回の出来事は「人類統制局」の精鋭数名による出来事とはいえ、彼らはどれもが優れた機体だ]
私が何も伝達しなければ彼女はやすやすとドーム中央に辿り着いただろう。
彼女にはそれだけの性能がある。
君の転向の切欠は知っている。
[イグナティウスはそれだけを会話にあげた。
ロザリンドを非難したり咎めるような響きは無かっただろう、そこには、だが*]
[ロザリンドは碧(あお)い眸をゆっくりと伏せた。
彼女は、見守り続ける存在。
彼女が、直接干渉を行うことは出来ない。
彼女の役目は、ウォッチャー。
見守ることに縛られる]
[彼女に出来ることは、出来て、誰かの前を横切るくらい。
3ヶ月前のように、例えば幽霊のように>>0:349**]
ドーム消滅の回避にはドーム住居者同士の協力は不可欠。
退けられない相手ではない。
だが侮るな、慢心は身を滅ぼす。
情報を寄越した奴が言ってたことだ。
信じる信じないは任せるぜ。
[加えて伝えたのは情報ネットワークにも載せたものの一端。
あちらには載せなかった忠告の言葉も加えた。
言葉はやはりゲイルが受け取った意味での変換になったが、多少の意味合いの違いはここでは瑣末だろう。
人間、自分にプラスのある可能性があれば奮い立つというものだ]
[他に問われることがなければ、ゲイルはスラム街を後にする。
ふらりと足を向けるのは下層区域**]
ー 青年の表情の話 ー
[青年は基本的に無表情で淡々とした言葉遣いをする。語彙も少ないため下手をすれば『愛玩用ロボットのほうがまだ生き物らしい』と感じさせるような男だろう。]
[しかし、青年にも感情が無い訳では無い。全く知らない事象に対しては驚くし、多少は思考のうちに感傷に浸るくらいする。]
[ただ、青年自身がその感情を感情として認識出来ないだけなのである。独りで能力を抱え込むことに慣れすぎていたせいではあるが。]
[だから驚き以外の感情が表情に出にくいのは、しかたのない、よくある話。]
[しかし、流れ星が落ちた次の日、確かに氷の目を溶かす何かが起ころうとしていた**]
/*
ゲイルさん、本当に犯罪者?ってなる…
スティーブと普段普通に仲良さそうだよ…
なんか感じ取って、苦手だったりするんじゃないかなぁとか思ったけど、よくよく考えたらこの人、普通にそういうの鈍いんだった。
慢心、ね。
ぜってぇ、死なねぇっていう自信はありますけどね。
[慢心。そんなもん、少しでもあってくれたほうがいい、と思う。あれば、怖いなんて思うこともないだろう。]
よぉく、心に刻んどきますよ。
…にしても…子供が言ったにしては、随分。
[物言いが、大人びているというか。
セーガが言ってた通りなら、情報源はイギーという子供だったはずだ。
まぁ、どれほど小さいかは男は知らないし、
ゲイルが難しい言葉で言い換えているのかもしれない。
それに子供が言うことは案外貫いてくるもんがあったりもする。]
ま、ガセなら、ガセで構いませんよ。
そっちのが良いですけどね。
ドーム消滅とか、とんでもねぇこと言われても正直、ピンと来ませんし。
[男にとってはそもそも、ドーム消滅を恐れているのではなく、失うことだ。
バグ野郎を止めず、全部任せ、全て逃げてしまえばいいと、思う。
外は危険だ。だが、ドームが消滅したとしても、死ななければ、どうにでもなるだろう。
だが『バグ野郎』が関わってくるなら、あいつを、止めようがないのは分かっている。]
んじゃ、またのお越しをお待ちしております。
[そう言って、笑い男を見送る。
その『ゲイル』こそ、男の嫌う『死神』であることを、知らず。]
今後共、ご贔屓に。
[そんな言葉をかけて**]
─ 回想 ─
[まだ警察機構へと加入するしばらく前、自立にはまだ少し年齢が足りなかった頃。
早くに両親を亡くしたリルは当時孤児院で世話になっていた。
そこで起きたのは小さな騒ぎ]
はぁ!?
またそんなことで喧嘩したの!?
[年下の孤児達が、御伽噺にある願いが叶う花があるだのないだので口喧嘩になったのだと言う。
いつもはその場でお互い謝らせてお終い、にしていたのだが]
しかもジンの奴出て行ったなんて……あんのバカ。
[その花を探しに出て行ったと聞いて頭を抱えた]
アンタ達はここにいな。
アタシが探してくる。
[子供達に待機を厳命して、リルは出て行った子を探しに出たのだ]
[念話を飛ばして居場所を確認すれば、外と繋がるゲートの傍にいると言う。
急いで向かうと、見慣れた子供を下ろす男性の姿>>9が見えた]
ジン!
[呼びながら駆け寄れば、子供もリルの方へと駆けて来る。
大きな怪我などは無いようで、無事な姿にホッとした。
それを確認した後、立ち去ろうとする男へと向き直る]
この子が世話になった、ありがとう。
何か礼を………
………ちょっと待て、アンタ怪我してるじゃないか。
ジンお前何してたんだ!?
あ、ちょっと、ストップ!
待てって!
[慌てて男の腕を引っ掴み、擦った箇所や痛めていそうな場所に触れた。
触れた箇所は温かな熱を持ち、内側から傷を癒していく。
抵抗されるなら即完治とは行かないが、痛みを軽減することは出来るはずだ]
軽い怪我でも放っておくのはよくないからな。
[有無を言わさぬ治癒はそんな理由から。
治せる力があるなら使う。
出し惜しみする理由なんてどこにもない。
ある意味では己に忠実な、真っ直ぐすぎる理由]
名前を聞いて良いか?
改めて礼をしたい。
アタシはリルだ。
こっちはジン。
[相手の名を求め、己の名を告げ、子供には後頭部を押して礼も言わせた。
治癒が礼で良いと言うならそれで引き下がるが、受け取ってもらえるなら後日手製のクッキーが渡されることになる]
[そんな出会いから数年後。
自立したリルは治癒士として警察機構に所属した。
そして5年前のあの事件、そこで”彼”と再開する]
……まさか、アンタの妹さんだったとはね。
[スラム街ではざらに起きるドンパチ。
その経緯調査と後始末のために訪れた場所に彼はいた。
被害者が残した血文字、”すてぃーぶ”。
それが彼の今の名前と判明した時は、犯人は彼かと囁かれたりもしたが、リルは彼の妹が被害者と知った時点でその考えは改めた。
周囲に聞き込みもすれば犯人である可能性もどんどん薄くなった。
やがて彼、スティーブは容疑から外れる]
[結局、警察機構の調査でも、いつものドンパチに巻き込まれた、と言う結果に落ち着いた。
追跡調査が行われたかもしれないが、能力上リルはその仕事からは外されている]
気を落とすな…って言っても無理な話だよな。
これ、持ってて。
ただの発信機だけど……アタシの端末に信号が送られるようになってるから。
何かあったら呼んで。
直ぐに”繋いで”あげる。
[スティーブに発信機を渡し、念話が出来ることも伝えた。
警察機構としてではなく、個人として渡した心算だったが、彼はどう思ったか。
それ以降、リルは非番の日に時折スラム街に顔を出すようにもなったという**]
/*
あ、違う、端末はリルさんのだ!
エーディも持ってるし、だんだん、なんでスティーブ端末持ってないんだろうってなってきた…あんま必要ないんだろうな
/*
皆が孤児院出身なのを見るにつけ、ヴェス君どうやって一人暮らししてたのよーと思うマン。
きっと頑張ったんだろう(ということにしとく)
祖父方とかいても良い気はしなくはないけど、縁は親世代で切ってるような気がしないでもない。
── スラム街・ゲートへの近道 ──
[見つめられる>>3と、赦しを請いたくなる。
そんな衝動が、胸を掠めた]
……っ、……
[心拍数は高いまま。
喉奥が引き攣れる。
上手く、やはり言葉が出せず、舌が絡まるようだった]
……ぅ、……っ、
[男自身にも、理由が分からなかった。
透き通ったような眼を見ただけで、明らかな変調。
恐怖の様な甘さの様な、感情が揺さぶられるような。
理由が、理由はただただ分からない]
[それは不安や恐怖といったものと綯い交ぜになった、脳の誤錯覚にもよるもの。
その透き通るような眼が、あの時>>0:328>>0:329見た機械生命体の外界確認用の眼と似通っている事に気づけ無い]
お、まえっ、……誰だよ。
[怖い、怖い程に美しくて、目が離せない。
陶酔のようなじくりとしたものに翻弄される]
[動揺を隠しきれない目で、無理に視線を引き剥がして、吐き出すように言葉にする]
い……い…、言わなくて、……もう
[目を離して、先程まで頬に当てられていた女性の手を掴む。
肌が一瞬粟立つも、握りしめると、ふわふわと頭が痺れた]
(なんでこんな……)
[ぐるぐると儘ならない感情に翻弄されながらも、ゲートへの近道を引き返して、路地の入口まで戻ろうとする]
ー 下層区域 ・倉庫街 ー
……とにかく、……早く、探そうーーー……。
[キョロキョロと小さな子供を探しながら独り言のように、だが確かにトレインに向かって呟く。ふとそこに、先程情報拡散の協力をしてくれた(というか協力した)ゲイルが目に入る。 何かあったのだろうか]
……げぃ、『うひょおおおおおおおお!?』
[声をかけようとしたら目の前で滑っていった。>>22
その手の審査員がいたら満場一致で10点を出しているような見事な滑りだった。]
………。
[足元を見る。自分の作ったスケートリンク>>0:388。そのままキレイに滑っていく。]
………。 はやく、探しに、いこう…。
[見なかったことにした。青年は基本的に事なかれ主義だった。]
ー 下層区域・どこか ー
[青年は少年を探しながら歩く。背が低いから少し下を見ていれば見つかるという、割と安直な考え。]
[青年は、イギー探しに目的を集中しているため…、どこかでトレインとはぐれてしまった可能性はあるかもしれない。
トレインから声をかければ流石にトレインのそばを離れるようなことはしないが。]
(…トレインに、イギーと、会わせる…。)
(……なにか、わかると、いいんだけど……。)
[そう考えながら、ぼんやりトレインも意識しながら、少年を探して歩き続けた**]
[体温上昇・心拍数増加。
簡易測定/恐怖反応]
[手を引かれるまま>>25に歩く]
[その歩みが一度距離を詰め、腕に寄り添うように]
[行き交う者達の群れ>>0:296>>0:317の中、男女の寄り添いのトレース]
[一度片手を男の背中に撫でるようにあてた。
離されない限りは、そのように歩んでいくだろう*]
[胸の震えが止まらない。
腕に寄り添われれば、混乱状態に陥りかけた。
叱られた子供が逃げ場を探すように、視線が彷徨うが、チリチリと首筋の毛は逆立てば、鼓動は耳を聾するばかりに感じられて]
……、…の……(やさ しい)
[背中に手が撫でるように触れられた時にも、強く心臓が打つ。
同時に、優しい、という思いが湧き上がった。
噛み殺した呻きのようなものが漏れ、それでも漸く、路地を抜け、薄暗い場所から脱した]
[胸中は人知れず震えていたが、体ごと震える程では無かったかもしれない]
ここから…… スラム少し通って
下層の道に出る……から……
[声の震えはそのままだったが。
何処か現実感の無いまま、下層に出るまで少しの間、スラムを歩くこととなる*]
/*よく考えるとセーガは異常体温の持ち主(多分最低でも体温30度は下回ってる。下手すると20度を下回るかもしれない)なんだけどそれって機械生命体側から見るとどう映ってるんだろ
―回想―
[ゲートの傍まで来て、子供を降ろしたあたり、
>>17女の声が誰かを呼ぶのが聞こえる。
顔を上げたと同時、子供はその方向へ駆け出した。
どうやら、ジンというのは子供の名前だろう。
それを眺め、息をつく。迎えに来る者がいるのなら、大丈夫だろう。
そうして、そのまま、一見すれば本当に何事もないように、
怪我を気にする様子もなく、そのまま二人を通り過ぎ、ドームへ帰ろうとし、]
……っでっ!!
[腕を引っ掴まれれば、思わず声をあげる。]
ちょっ、ばっ!!なにす…
[振り返り、その手を引き離そうと、自身の腕を引くが、
女の手が触れた場所に熱を感じ、傷が癒やされていく。]
頼んでねぇし、ほっといても治るだろ。
[放おっておくのはよくないからな。その言葉にそう返しながら、今度は立ち去ろうとはせず、その場に留まり、その顔を見る。]
…ウィル。
[名前を告げられれば、出かける時に、唐突に妹からつけられたばかりの名前を名乗る。]
礼も何もさ。
[軽く目を逸し、少し、考え、また目を見て、]
治しただろ。
[そう言って、後頭部を押されている子供に視線をうつし、]
あんま無茶苦茶してんじゃねぇぞ。
[そう言って、頭から手が離れたなら、ジンという子供の頭をぐしゃりとし、すぐに離し、そのまま、その場を後にするだろう。]
[ちなみに、男は生まれも育ちもスラムであり、
飯もすっかりスラムのもので馴染み、ゴミのような飯であろうと、なんでも食える、というよりは、
それが食い物はそういうものだと思っているのだが、
甘いものだけは、すこぶる駄目なようで、もし、リルから再会後なり、クッキーというものを受け取ることがあったのなら、一口目で、むせ返る様子を見ることもあったかもしれない。]
―回想 出会いから数年後(今から5年前)―
[そして、数年が経ち、あの事件が置きた。]
……あぁ。なんだっけ?
[そう言うのは、目の前の。
数年前に出会った人物に対して。]
リタ?リル?だっけ?
警察かよ。
[そういって、笑う。男は妹が死んでも、取り乱すようなことも、泣くようなこともなかった。
ただリタを前にしたとき、少しばかり表情の変化があった。視線が動き、どうしたら、良いか未だ分からないような、時折固まったような表情。
深い関わりもなく、それであって、たった一回出会ったというだけの、その僅かな接点があったからだろう。
ヴェスの前では、普通とまではいかないものの、
そういった様子は見せなかっただろう。]
[ここに帰還するまでは、"クレイグ"という名前だった。
その後、名乗ったのは"スティーブ"。]
スラムじゃ、よくあることだろ。
それが、ノーマだったってだけで。
[『ノーマ』それが、最後の名前だった。]
……
[そうして、渡されたのは、発信機らしい。]
……警察、は関わりたくねぇんだけど。
[彼女が、何を思って渡したかは、分からない。
ただ、男からすれば、警察との関わりを増やすことにほかならず。しかし、突っ返すこともしなかった。そこまで、頭が回らなかった。]
……んで。
[別れ際に、小さく。
呟き、口を閉ざす。
なんで、どうして、死んだんだ。
そんな疑問。
それは、今でも。
本当は、知りたい、と。
しかし、それを口にすることは、ないだろう。]
[結局、男がその発信機を使うことは一度もなく、
それでも男がそれを捨てることもなかった。
それからは、たまにスラムに顔を出すリルと時折顔を合わせることもあり、来る度に、げっ、という顔は見せるものの、
それなりに付き合いは続いている*]
/*
ヴェス、タリアに侵蝕されてません……?
ヴェスと敵対面白そうだなとは思ってたけど、
スティーブ、大丈夫かよ…
/*
ちょっ、まっ、
そんな通信機持ってて、しかも警察に知り合いいて、お前なんで、セーガ警察んとこ行かせてんだよ!!!!
[なお、どうして、警察の人間に繋がるという術を持っていて、セーガに上層へ行かせたのかといえば、
その通信機の存在をすっかり忘れていたのと、
リルが警察であることが、男の頭からすっぽり抜けていた、のかもしれない*]
─ 回想・5年前 ─
リルだよ。
去年入ったんだ、治癒士としてだけどね。
[名前の確認>>34に怒ることもなく名を告げる。
1度会った切りだったのだ、欠片でも覚えていてくれただけでも僥倖だろう。
妹が死んだと言うのに笑うスティーブ。
けれどリルを見た時、その表情に僅かながらの変化を見た]
(…笑うことで己を保ってるのか?)
[指摘こそしなかったが、そんな推測をして。
表情の変化は、警察機構に知る顔がいたせいだろうか。
それとも何か、揺らぐものでもあったか。
僅かな変化だけでは測り得なかった]
[スラムではよくあること>>35、と言われてしまうと否定出来なかった。
実際その通りで、裏のありなしに関わらずこの手のことは多い。
だが仕方が無いと割り切れるかと言えば、そうではないとも思った]
そう言うな。
何かあった時には便利だぞ。
[警察と関わりたくなさそうなスティーブに、そんな風に返して少し笑う。
頼れ、と。
言葉にしたところで、今はそれどころじゃないかもしれないし、久々に再会した己を易々と頼れもしないだろうし。
だからせめて、接点になるようなものを渡して相手の様子を見ようと、発信機を渡した。
使われないのなら、それはそれで別の支えがあると言うことだろうから、それで良い]
[リルは、孤児院にいた経歴から、手の届く範囲にいる者には手を差し伸べたいと考える人間だった]
[別れ際の小さな声>>36。
反応するようにスティーブを見遣るが、問う声は終ぞ発されなかった]
…………
[リルも問い返すようなことはせず、ただ、彼の背を擦るようにして触れてからその場を離れた。
現場に携われる位置に行きたいと思い始めたのは、その事件を経験してのこと*]
/*
手の届く範囲が守れれば良いっていうスティーブと、
手の届く範囲にいる者には手を差し伸べたいっていうリルと、似てるようで違うなぁ
―スラム街―
[さて、ゲイルと別れ、少し待ってみたが、
ヴェスが来ることはなかった。]
………あわ、ねぇなぁ…
[すれ違ったのだろう、が。
何か、嫌な予感がして、ならない。
ヴェスにももう情報は伝わっているだろう。]
……外、か?
[ホシが落ちたところへ。そういう話だったのだから、
もしかしたら、向かっているのかもしれない。]
……
[胸がざわつく。]
あいつは、俺の見てないとこでは、
死なねぇよ。
[それは、自分に言い聞かせるよう。
自分の知らないところで失う恐怖を抑えるように。]
─ 下層区域 ─
[発される信号を追い、やってきた下層区域。
逐一信号の位置情報が更新されているようで、現在地は少しずつ移動しているようだった。
わざわざ情報を更新している暇人か、余程性能の良い発信機器を使っているのだろう]
んーと、こっちか。
[現在地を確認してその方向へと進んで行く。
やがて、自立ロボをつれた帽子の男がいる場所へと辿り着いた。
信号はこのロボットから発されている模様]
ウチに信号出してたのはアンタかい?
[警察機構の身分証を示しながらの問いかけ。
それはナニカ>>22が氷の上を通過して行った後のことだった。
近くに探していた人物>>27がいると気付くのはもう少し先の話*]
/*
>>39
笑うことで己を保ってるとも多分ちょっと違うスティ感。
因みにリタは、浅黒いゴツい男のチップ( ˘ω˘ )
可憐さなどは…無い…。
[手の届く範囲だけ、守れればいい。
それは、知人のリルの考えと似ているようで、似ていないのかもしれない。
手が届かなければ、一番大事なものを選び、切り捨てる。子供の頃から、その覚悟はずっと抱えてきた。]
男も両親はいなかった。というより、覚えていないといったほうがいいだろう。そこらへんで死んでたのか、捨てられたのか。名前どころか、生まれた日も年齢もよく分かっていない。
が、そこらへんのことは、男にとってはどうでもいいことであった。
最初は妹だけだった。
ヴェスと出会ったときは、どちらかを選ばなければならないとき、妹を選ぶ。その覚悟があった。
けれど、いつからか、それはできなくなった。
どっちも大事で、失えないもの。そうなっていた。そして、二人がいるだけで、男はそれが嬉しかった。
けれど、どこかで、妹は死なないと、そう、思い込んでいた。互いに死なないと、そう思っていたのだ。
人は、簡単に死ぬ。
それは、良く知っていたはずだったのに*]
─ 下層区域 ─
[華麗な滑りは時を置かずして終了する。
即席スケートリンクが途切れれば摩擦は急激に増大し足元は停止、けれど上半身は勢いのまま動いてつんのめるようにして前へ何度か跳ねた]
あっ ぶねぇぇえええ
[跳ねた後に前方に転がってしまったのは、最早仕方のないこと。
無様に転ばなかっただけマシだろう]
何であんなとこ凍ってんだよ…。
危うく部品壊す……あれ、
あれ?
[購入した部品の無事を確かめようと懐を漁るが手に当たらない。
慌てて視線を巡らせれば、部品は勢い良くスラム街の方へと転がっていっていた]
/*
(結構動きに悩んでる顔)
(死神の赤ログがあると思っていた模様)
待っても無いかな、これは。
向こうで盛り上がってるのかなー……
と思ってたら来たようや。
―スラム街→ゲート付近―
[スラム街の近道。>>349。
その道を使えばすぐにゲートの傍へと抜ける。
道を行けば、それかあるいは、何処か他に抜け道もあるのだろう。
だが、男はゲートへと行くのに急いでいる時は、手っ取り早く、壁を越えてしまっていた。
登った先の、壁が崩れた部分から降りてしまえば、すぐゲート付近なのだ。
ただ、断線した電線から、火花が時折散ったりなど、
少々危険、という問題くらいなもので。
もう少し、早ければ、
そこでヴェスとすれ違うことも出来たのだろう。
しかし、既にヴェスと、彼を連れた女は、
その場所にはいなかった。]
―ゲート付近―
……って、いないな。
[やはり、あたりを見渡しても、ヴェスの姿はない。
ゲート付近の車やバイクを貸し出す受付に行き、尋ねるも、
今日は来ていないという。]
……
[トン、近くの壁へ背を預ける。]
……なんで、こんな探してんだ?
[腐れ縁とは、その通りで。
割と約束せずとも、それなりに顔を合わせたりする。
まぁ、会わない時は会わないし、
ヴェスの言うように、『肝心な時にいない』のかもしれない。]
── スラム街 ──
[スラム街を歩いてゆけば、心臓の音は煩いばかりに体の内側から聞こえていたが、徐々にほんの少し辺りを見る余裕が生まれて来た。
そ、と傍らで歩いている女性を見る。
背丈の差もあり、頭部が見えている状態。
纏まって揺れる、柔らかい、くすんだような、けれど先端まで光を放つような髪の毛が、とても綺麗だと感じた]
[こっそりとほぉと溜息をつく]
(何でこんなに、落ち着かないんだ)
[容姿端麗。
実際、涙が滲んできそうに感じられた]
/*
ヴェスにあいてぇ、畜生…!!!
このまま、すれ違うのも美味しいけどね!!
なんか、ヴェスに負傷させられそうな気がしてならない
── スラム街→下層 ──
……少し、いいか?
[スラム街から下層へと差し掛かり、石畳のストリートへと入った辺りで女性に声をかけた。
そして、指で示す。
あったのは、移動販売型のアイス屋]
中層に……本店あるとこなんだけど……
そ、 ……そこそこ美味しいらしいって、噂で
……あ、その……口には、合わないかもしれない けど
上層までは……距離、あるし……
嫌だったら、断ってくれて、いいし……
[しどろもどろになりながら、言葉を紡ぐ。
普段の男を知っている者からすれば、噴飯物の態度だろう]
[片手で顔を覆う。
今時、ティーン・エイジャーどころか、物心付いた子供だってもう少しマシな台詞を口に出来るだろう。
というか仕事でだろうが普段の生活だろうが、もう少しロクな台詞を口に出来ているというのに]
(俺は馬鹿か……!)
[羞恥を覚え、赤面した。
ちらりと見た女性の表情はどうだったろう?*]
[彼女の表情は変わりこそしなかったが、暫し後に、男>>53>>54を見上げ構わないというように蒼い眸を細め微笑みを浮かべる*]
[彼女の表情は変わりこそしなかったが、暫し後に、男>>53>>54を見上げ構わないというように蒼い眸を細め微笑みを浮かべる*]
[>>44リルからの問いにピピピッとポルポが音を鳴らす。振り向いたトレインが目を輝かせた。]
はい、どうもどうも、ゴホン。
特殊チームのトレインだ。あー、貴官に是非協力をいただきたい。
……えー、もういいや。
とあるチビッ子探してるんだけど、ぜんぜん手がかりないから助けてー。
[始めこそ大物オーラを醸し出したものの、すぐに飽きたのか、いつもの調子で語り出す。]
セーガの描いたこんな格好でー。
背はたぶんこれぐらいのオチビ。
[そばにいたセーガの腕ごと持ち上げてリルへと似顔絵を見せつつ、手でイギーの大きさをなんとなく伝えようとしただろう。]
/*
自分、容姿端麗と表現される人物への感嘆表現が、めっちゃ下手だから、タリアみてなんも表現できないような気がして…正体表してから接触したほうがいいかもしんない。
なんでかなーと思ったら、あれだ、中の人が、そういう表現苦手なんだ。
[エーディにとっての最悪の事態と言えば。
それはまず第一に。己が死ぬこと。
そして花畑が潰されること。完膚なきまでに]
…………今のうちに“樹で覆っておく”か?
でも相手機械野郎なんだよねぇ、
バリケードごと壊されたら話にならん。………。
[やはり情報が足りない。
少年の端末で見たネットワークへの書き込みも、
いちいちすべてを覚えているわけではない。
ややあってエーディはもう一度ポケットから端末を取り出した]
/*
ゔぇ、ヴェス…完全デート…
ってか、これずっと自演になっちゃうから、やっぱ接触したほうよかったかもしれない。
スティーブ、女性耐性あるだろうし。
/*
それなりの女性経験はあるはずだけど、
多分本気ではなくて、利害一致の関係だったり、
求め合うだけの関係だったりそんなのだと。
そうじゃなくとも、多分、妹とヴェスのことばっかなので、愛想つかされる。
── 下層区域・倉庫街近く ──
[思わず>>55顔を背けた。
正視に耐えかねる。
バクバクする心臓を抑えながら、片腕を取られたままアイス屋の前に。
他にも客は居ただろう]
この辺は……知ってるかもしれないけど、倉庫街に近くてさ。
倉庫街は……ほら、物流の中心地だから、結構移動型のマルシェもよくあるし……
あー……と、このみ。
何が、好き?
[移動販売の店の上に手を付いて凭れ、色々並んでいるボックスやメニューを一瞥しながら、問いを向ける]
えっと……このピスタチオアイスとか、いけるらしいけど……
それと、チョコのやつ
トッピングはナッツにするといいとか……
[お勧めがふわっふわになっていた*]
/*
スティーブは、愛することはあるけど、恋はなさそうっていうイメージ。綺麗だと思うことはあるはずだし、今のすっげぇ美人っていうのも思うよね。
/*
見てらんないから、接触しちゃ駄目かな!!!!!
初めての彼女ができて、初デートに向かうのをこっそりついてって、覗き見してる気持ちだよなんか!!
/*
???「っ……wwwっ……だ、だれ、だれだ…wwwあれ…www」
???「ユウヅキの。此度は我らは観客であろう?黙って見とれ」
ヴェスにき、ユウヅキが参加してたらバカにされまくってたと思う(ごめんね)
── 下層区域・移動販売のアイス屋 ──
え……えーと、じゃあ……
このシャンパンのひとつ。
[振られ返されれば>>60戸惑うように。
選んだのは、オススメの中のひとつ。
選んだ理由は、淡い色が、似合っていたように思えたので。
果実か薔薇かを砕いたようなものが飾りに乗せられているようだった]
俺はピスタチオで……
[自分の分は適当に頼めば、そちらにはピスタチオの実が飾られている様子。
それぞれスプーン付きで供された]
…………
[キャッシュと呼ばれるカードを渡して精算すれば、よく分からない煩悶に襲われる。
情報屋に情報代めいてたかられて何か奢ったり、食べ歩きするのとはまた違う]
あー…
[まあいいかと、アイスを片方渡すと、そこから大きめの緑の多い公園を通ってゆくことにした。
少し前までは緑薄かったようだが、植物系の異能者の力によるものか、はたまた噴水を設けたお陰か、下層の中でも緑が溢れた公園となっている。
暫くはそこを歩いている為、誰かと会うこともあるかもしれない**]
ー 下層区域 どこか ー
[ずっと視線をキョロキョロとさ迷わせている、それはイギーが気になるというのもあるが…女性の目の前に突き出された状況にも、何のためらいもなく手を取られることにも>>61、あまり経験がないからだ]
[……人と、顔を合わせるのは、苦手だった。理由はお察しだが本人は『苦手だ』としか理解していない。]
ーーー……ー、っ…!
[不意に、視界端にあのマフラーのモコモコが入ったような気がした。 気がした、だけ。
別人かもしれないが確認しようと、そちらに向かって歩きだそうとするが……トレインはセーガの手を掴んだままだったか否か。そして挨拶もなしに突然別の方向は行こうとする無表情の男にリルはどう思っただろうか*]
[或いはセーガの視界の端>>64にか。
人混みの合間にマフラーのモコモコが見えて向かった先にイギーは居たかもしれないし、完全な見間違いで、下層区域の別の場所にセーガが辿り着いたかもしれず*]
[或いはセーガの視界の端>>64にか。
人混みの合間にマフラーのモコモコが見えて向かった先にイギーは居たかもしれないし、完全な見間違いで、下層区域の別の場所にセーガが辿り着いたかもしれないが、そこは彼ら次第だろう*]
─ 下層区域 ─
[特殊チーム、呼び出した張本人であるトレイン>>56の名乗りに少し目を円くして軽く息を呑んだ。
けれど直ぐに口調が崩れるのを見てそれも和らぐ]
ちびっこぉ?
特殊チームが人探しなんて、その子何やらかしたんだかね。
[トレインが近くにいた男性の腕を持ち上げ、似顔絵を見せながら説明するのを聞き、ひとまずはその絵を見た。
リル自身は見たことのない顔。
ここに来るまでの間にも見かけていない。
ふと、似顔絵を持つ人物>>61の方を見遣れば、腕を掴まれながらも人探しを続けているようだった]
ただの人探しだってならまぁ、こっちで引き受けるけど……
……んん?
[男性の背格好をじぃっと見遣る]
黒髪で、厚手のコートと手袋をした……。
ねぇアンタ、警察機構の本部で能力ぶちかました覚えはあるかい?
[似顔絵を持つ手に手を伸ばす*]
[端末を見せてくれた件の少年が今どうしているかを訊こうと電話をかける。
案外すぐに出てくれた]
………私だよ。
今どこ? ……ふぅん。無事出れたんだ。
それであんた、流れ星が落ちた現場は見に行けたのかい?
『いやそれが全然』
…………ほう?
[どうやら少年(たち)が来た時には既に、
落下地点の辺りは特殊チームと警察機構によって封鎖されていた模様。>>0:#15
それでも見たがる果敢な野次馬と特殊チームのドンパチが繰り広げられ、>>0:#16
それを肴にビールを呷る野次馬も少なからずおり、
特殊チームバーサス野次馬では賭けにもならんとぼやくやつもおり、
やがて野次馬が幾人も吹っ飛ばされ治癒能力者が出動したという有様を語ってくれた。ノリノリで]
…………カオスだな。
『わかる。 ……このケバブサンドすっげーうめえーっ!』
あんたもカオスの一員だよ立派にな!
[この少年、お目当てのものを見れなかったというのにすっかり楽しんでやがる……!
気を取り直して咳払いひとつ]
んん、……そうだ、どーせやることないんならさ、
ネット上の書き込みをちょっとまとめて送ってくれないかな。
早めにひとつたのむよ。
『おっけー!』
[やがて通話は終わった]
―ゲート付近―
『あら、スティーブ。ちょうど良かったぁ』
[カツカツ、と歩いて来た女は、そのまま男と距離を詰め、
そのまま、キスをする。
顔を引きつかせる。キスをされたことに驚いたわけではない。
この場合、どうなるか分かっていたからだ。]
……おい、まさか。
『ん、じゃ、あとよろしくぅう!!』
[ちゃっ!と手をあげ、さっと走り去る。
そうして、横をみれば、ワナワナと立っているのはは、
今朝方、彼女に結婚を申し込むと、商品を買っていった男>>28>>29。
騙してたのかと、胸倉を掴まれ]
いやいや、違いますって。
あれは、
[はた、と気付く。
なんで、こんなとこにいるんだと。
周りをみれば、人が集まっている。
おそらくは、逃げ場所に宛があり、とりあえず逃げようとする者たちか。]
……逃げときゃいいのに。
[目の前の男を見る。
おそらく、一緒に逃げようとでもいわれたのだろう。]
ええと…まぁ、そういうことなんですよ。
すみませんね?
[もちろんそれは、嘘なのだが、そう言って、両手をあげて、笑う。ふざけるなと振り抜かれた拳は、避けずそのまま。]
[そうして、罵詈雑言。そうして、去っていく男を見て、]
俺を巻き込むなよ。ったく。
良いお得意さんだったんだけどな。
[殴られた頬を触り。といっても、大して痛くはない。]
逃げれんなら、逃げとけ。
そのほうが、いい。
[そう呟く*]
/*
ヴェスが初々しいから、大人なのを描写したくなった。
が、俺がやるとこうなる。
さて、ゲイルさん行く様子無いから、ちょっと行こうかな
……ーーー……!
[似顔絵を持つ手に、手を伸ばされる。咄嗟に手を引くがそれは間に合ったろうか。]
[…もし彼の手に触れたのなら、厚手の手袋をしているはずなのに感じる…それこそ死体のような冷気をリルは感じ取ったかもしれない。]
[間に合っても、間に合わなくても、青年はこう言うだろう]
……さわっちゃ、だめ…凍る、から…*
/*
>>71
これはキスをしろっていう振りなんですかねえ( ˘ω˘ )
それされたら、ヴェスはもう戻って来れないぞ
/*
行こうと思ったけど、イギーが出没してるんですよね…
村建てさんの負担がおっそろしいことになりそうだから、
やっぱ控えておこう…
まぁなんだ、お祭りの主役の一人って感じ。
まだ警察機構には情報回りきってないか。
[リルの問い>>67にはそう答えて頭を掻く。似顔絵を見せるために掴んだ手は、セーガが振りほどくようなしぐさを見せれば特に抵抗なく手を開放しただろう。]
─ 下層区域・倉庫街近く ─
[勢い良く転がっていった部品に何とか追いつき、再び懐へと仕舞う。
スラム街の中まで転がっていかなかったのは幸運だろう。
誰かに拾われてしまったら、またあの店に並ぶことになっただろうから]
やーれやれ。
我ながら間抜けなこった。
[嘆息と共に顔を上げ、現在地を確認する。
視界の先に緑の多い公園>>63があった]
丁度良い、あそこ通っていくか。
[荷の中から折り畳まれた板状のものを取り出すと、広げて地面へと落とす。
車輪のついたそれにはモーターがついており、逐電された装置が併設されていた。
モーターボードと呼んでいるそれに乗り、能力で始動させれば、車輪が回転し推進力を生み出す。
そこそこの速度が出るそれに乗り、ゲイルは公園の中へと入っていった]
─ 下層区域・公園 ─
[道なりにボードで走りゆけば、前方に1組のカップルが見えてくる。
片方はあまり目つきの良くない、浅黒い肌の男。
前にスティーブの店でも見たような気がする。
もう片方は]
ぅわーお、すっげ美人さん。
[言葉にしてしまうくらいの容姿をしていた。
完璧と言える容姿、髪もそこらでは見かけないような、美しい色]
よー、確かアンタ、スティーブのところにいた人だよな。
そちらさん彼女?
[ボードの速度を緩めて男に声をかける。
相手が自分を覚えているかなんてことは全く考えていない*]
─ 下層区域 ─
[問いかけに返る言葉>>74を聞いて、ああこれは誤解されるタイプだ、と判断した。
彼の手に伸ばした手を制するように発された言葉>>75からもそれが窺える]
ん、アンタ本当に何も知らないっぽいね。
まぁ凍らされた奴は命に別状ないって言ってたから、安心しな。
[凍らせるのは本心ではないように思える言葉。
その言葉から、完全なコントロールは出来ていないのだろうと推測した]
上にもちゃんと伝えとくから。
[冷気に触れずに済んだ手を腰にあて、口端を持ち上げる]
お祭りぃ?
……えー、まさかとは思うけど、あの話、マジなの。
[セーガが本部に伝えた内容は一応聞いてはいる。
とは言っても半信半疑だったし、探している子供がそうであるとはあの説明で分かるはずもなかった。
トレインの言葉>>76に強く眉を寄せる*]
本部は『死神』が一枚噛んでるから何かある、とは思ってるみたいだけどね。
知ってるのは情報ネットワークで噂されてる内容ぐらいだよ。
それもガセか本ネタかは判断ついてない。
── 下層区域・公園 ──
[ふいに声>>78>>79をかけられて振り向く]
……………… ぇ……
[こぼれたのは、戸惑ったような声だった。
見れば、少々胡散臭い風な男がひとり。
(もし包帯を巻いていたならば、更に一癖二癖は積まれただろう)
ボード型の……棒とハンドル一本付ければセグウェイになりそうな乗物に乗っていた]
そう……だけど。
[もし見た事があるのなら、スティーブの店で。
スティーブの所に行けば大抵先ず飯を奢られることも多いので、そういう姿を見られた事もあるかもしれないが、飯場ではなく店でなら、スティーブと気の置けない態度で話したり聞き込みをしたりしている姿も、見かけられたろうか]
か、彼女とかじゃ……さっき、会ったばかりだし
[赤面して俯く。
流石にこんな餓鬼のような反応を見せた事は無かったろうが]
ははーん?氷漬け?
あらやだ、やっちゃったの、セーガ?
さすがの俺ちゃんでも警察機構に喧嘩売るなんてそうそうしないよ。
[リルの発言>>68を聞いて思わずセーガへと目を向ける。トレイン本人もやったことがないわけではないらしい。]
[機械関連の物を、この男ゲイルがスティーブの店で購入していたとしても、それがバグ・シングに関わるもので無い限り、注目はそう高くはないだろう。
そもそも、遭遇機会が少なければ、更にスティーブ経由で人となりを聞く事にもなる。
そうなれば、更に記憶への残りは薄くはなるものだが……何か印象的な出来事はあっただろうか?]
名乗っても無かったな……
俺は、ヴェス。
ヴェス・スターシンガー。
[今更のように、蒼い目の女性に向けて名乗った。
ゲイルが知っているか否かに関わらず、聞こえれば名を知る事になるだろう。
必要もないのに、自分から姓まで名乗るのは、男にしてはかなり珍しい方だ*]
[機械関連の物を、この男ゲイルがスティーブの店で購入していたとしても、それがバグ・シングに関わるもので無い限り、注目はそう高くはないだろう。
そもそも、遭遇機会が少なければ、更にスティーブ経由で人となりを聞く事にもなる。
そうなれば、更に記憶への残りは薄くはなるものだが……何か印象的な出来事はあっただろうか?]
名乗っても無かったな……
俺は、ヴェス。
ヴェス・スターシンガー。
[今更のように、蒼い目の女性に向けて名乗った。
ゲイルが知っているか否かに関わらず、聞こえれば名を知る事になるだろう。
必要もないのに、姓まで名乗るのは、男にしては珍しい方だ*]
人類統制局所属、エース・ナトゥーリア。
テルミヌス線を越えての地球降下は、「バグ・シング」として認められない。
人類への害意ある君を、止めなければならない。
「人類統制局」の思想は、君達の中でも過激かつ異端だ。
君達の定義によるところの”人類”にまで犠牲が及ぶことを望んでいないだろう。
バグ・シング、執行官イグナティウス。
貴方の発言には飽いた。
コードにバグが生じそうなほどのつまらなさだ。
[せっかくの情報源が逮捕となるのかとチラチラとリルとセーガを交互に見ていたが、リルの対応>>80を聞くと少し緊張をほどく。]
そうそう、やっちゃったもんはしょーがない。
そういう時もある、うん。俺ちゃんもある。
[大きく頷いた。]
死神、ねぇ……
あー、死神か。ウチでも追ってる案件じゃんか。
なんでもモノマネが得意とかいう。
でもアイツ人間でしょ?
[トレインは実際にゲイルを追ったことがある。ここだというところで念動力で縛り上げると全くの無関係な人間だった。見事に出し抜かれた形である。]
[【人類統制局】
それが彼女が所属するグループの名だ。
といっても、マシン能力者による変換や人間に理解し易い意味に直した場合の話だったが]
ー 下層区域 ー
ーーー……ーーー。
[女性に触れられることなく、凍りつかせることもなく…ホッと胸をなでおろす。外面上はフウとため息をついただけのように見えるかもしれないが。]
(命に別状はない………。)
(……よかった、なんともなくて。)
[そんなことを考えてはいるけれど、おそらく表情には出ないだろう。]
……ーーー…?
[笑顔を向けられる、奇妙な気分になる。視線を逸らした。能力の前触れかもしれないと。]
さて、事件が一つ解決したところで。
えーと、お姉ちゃん。さっきの似顔絵の捜索の要請は警察機構本部に回してもらえる?
俺ちゃんもさ、ちょっとしたツテで探してるところではあるんだ。
見つけたらお互い交換しましょってことで。
[セーガとリルのやりとりの最中、知り合いの千里眼をようやく捕まえたらしい。時間はかかるだろうが、多少の情報は出るだろう。]
あと、お腹すいたからご飯の美味しいお店知らない?
[先ほど食べたサンドウィッチはすでに胃袋にはないらしい。]**
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