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遅延メモが残されています。
異国のメイド 琳花 は、門番 ダンテ に愛の言葉を囁いた。
手医者 パトクリフ は、ペット シャルロッテ を占った。
次の日の朝、当主 レヴィン が無残な姿で発見された。
《★占》 ペット シャルロッテ は 人間 のようだ。
幸せ、とは突然崩れるものでした。
当主の姿が見えず、不審に思い扉を開けたのは誰だったのでしょう。
赤い海に沈む変わり果てた姿。
一体、誰が何のために?そんなことはどうでもいいのです。
ただ一つ。あなた方の中に犯人はいる、その事実だけ知っていれば。
さあ、『物語』のはじまり、はじまり。
現在の生存者は、引き篭もりの娘 ユリア、妻 フィト、当主の前妻 シーナ、門番 ダンテ、異国のメイド 琳花、当主の愛人 イリーナ、【庭師】 アサガオ、ペット シャルロッテ、手医者 パトクリフ、コック オルネア、教育係 ローザ、完璧な息子 ネモ、当主の親友 エズレル、執事 ヴラスカ、【隠し子】 シメオン の 15 名。
ペット シャルロッテは、手医者 パトクリフ を能力(守る)の対象に選びました。
/*
どうしよう、誰も何も占う理由がないんだが
どうする?パトクリフは外の人が人狼かどうかより
中の人が人間かどうか知りたい人だろうか
いや彼は愉快犯に近いから……占い微妙だな…
そして矢も刺さらなかったと
*/
…ヒタ…ヒタ…
(廊下を一人歩く音が響く)
いけない、明日の朝食の仕込み足りてなかったわ
…あら?
(厨房に明かりが付いていたのでそっと中を覗くとそこには医者と娘と門番がいて夜食を食べている様子が伺えた)
…ギッ…ギリッ
(清潔を保つために切られた短い爪を限界までドアにめり込ませている)
私の厨房に…私の調理器具に…よくも触れたな…
あのサイコパスロリコン医者…っ
許さない…許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない!!!!!
あぁ、そういえば私…ええと、共鳴者?ってやつなのね…
あの医者を消すために何か役に立つのかしら…
料理に毒だなんて安易なことはできないわね
向こうはその道のプロだもの
まぁいいわ、焦らず殺す方法を考えましょう…ふふふ…
ああ…レヴィン…
なぜ…なぜだ、ああっ…!
[誰かの為に涙を流すのは何年ぶりだろうか。扉を開けたのはエズレルだった。服が汚れるのも気にせず、男は赤い海に沈む友を抱いて慟哭する。]
「だ、旦那様…!?うそよぅ…うそっ」
アサガオがそれに気付いたのは、朝の花瓶の水換えにに広間に戻った時でした。
レヴィンを抱くエズレルの後ろで、アサガオは立ちすくみます。
「うぁぁぁぁ」
アサガオは、声にならない声で泣き叫びます。
泣き叫ぶアサガオはふと、これまでになかった力が芽生えてくるのに気付きます。
「あたし、誰かを守れるの…?」
アサガオは、【狩人】の能力に目覚めていました。
「なぜっ…、なんで、こんなことに…」
両親を亡くした記憶が蘇り、アサガオはパニックになっていました。
誰にも知られることのない、語ったことのない記憶が蘇ります。
幼い頃のアサガオは親子三人で仲良く暮らしていたのです。
あるときアサガオが学校から帰ると二人の姿が見えません。
[おかぁさん?おとぅさん?いないのぅ…?]
それは寝室に行く廊下に来た時でした。つんと鼻に付く臭い。
血の臭いだとは幼いアサガオは知る由もありません。
寝室には無残にも血だらけの二人の姿がありました。
強盗の仕業だったのです。
当時の記憶がフラッシュバックします。
アサガオはふと、考えました。
この【狩人】の能力を使えば、【誰かを守れる】のではないかと。
残酷な記憶が蘇る中、それだけがアサガオの心の拠り所でした。
今度こそ家族を守る…!
あれはただの偶然だった。
つまみ食いをしようとして(母さんには何を言われるか分からないけれど)厨房に向かっている時だったんだ。
俺は見てしまった。本当の母さんに、エズレルさんとシメオンさん。彼らが父さんの寝室から出てくるところを。
俺は知ってしまったんだ。父さんを殺したのは誰、か。
でも、俺は……。怒りとか悲しみとかよりも、安心してしまったんだ。これで俺は『父さんのように』ならなくていいんだ、って。
大丈夫だよ、『母さん』。俺は完璧なんだから。母さんを守ってあげる。
昨晩は廊下で寝た琳花は、何やら騒がしいと思い、目を覚まします。
どうやら、騒がしい場所は旦那様のお部屋の方から聞こえるようなので、部屋まで来てみると、エズレルとアサガオが部屋の前に立って、驚愕の表情を浮かべているようです。
不審に思い、部屋を覗くとそこは一面の血の海、そしてレヴィンが倒れているではありませんか!
琳花は思わず叫びそうになる口を手で覆い、暫く放心して硬直後、ハッ!となり、この緊急事態に屋敷の住人を起こしに、廊下を駆け出しました。
その目には涙が浮かんでいます。
皆様!皆様!
起きてくださイ!
旦那様ガ、旦那様ガ!(各部屋のドアを叩きつつ、廊下を大声で走る。ただ、泣いているため上手く叫べないようだ。)
廊下を大声で叫びながら、走っている間、琳花は昔の事を思い出します。
彼女は10歳の時に国の内戦に巻き込まれそうになった所を逃げ、その時に家族とはぐれてしまい、1人でこの屋敷付近まで来たものも、力尽きて倒れていた所を拾われたのです。
もうかれこれ8年前のお話ですが、彼女は未だに覚えています。
銃声と人々の叫び声、硝煙と血の匂い、そして、大切な人が目の前で肉塊となる無残さを。
部屋に広がる血の海を見て、過去の記憶がフラッシュバックしたようです。
過去の記憶がフラッシュバックしたまま、屋敷中を駆け回った後、肩で大きく息をしつつ、顔には汗と涙が混ざり、嗚咽を零し、よろよろしながらもレヴィンの部屋に戻ろうとした所、目の前にはパーティに使われた広間が見えました。
昨晩と変わらず、美しい装飾と、昨日の騒いだ後が見て分かる程残っています。
ただ、昨日と違うのは広間はシンと静まり返り、屋敷の主は見るも無残な姿のまま朝を迎えた事です。
ナんで、ナんでこんな事に、昨日に戻りたイ、旦那様、旦那様、もう大切な人が目の前でいなくなるのは嫌ネ
あア、ああアあ!
彼女はその場で崩れ落ち、大声で泣き始めます。
広間は依然としてシンと静まり返っており、更に孤独を感じられる事でしょう。
なにようるっさいわね…
朝は静かにしろってもう何回いったかしら全く。
それにお客様も来てるのよ?私たちに恥をかかせないでほしいのだけど。
あんたらそこを離れろ!レヴィトになにをしてくれてるのよ!!!!!レヴィト、可哀そうなレヴィト痛いでしょうに。パト、そうよパトを呼ばないと。大怪我よ、駄目よこんなの。駄目。まだ間に合うわ。パト!パト!早く来なさい!間に合わなくなるわよ!?
あの女だ!あの女がやったんだわ……!
殺してやる!レヴィトと同じ目に合わせてやる!!!
そうよ、警察に引き渡して終わりにしてやるものですか!
私には犯人を殺す正当な権利と義務があるわ……逮捕されてそれで終わりだなんてあり得ない……
あーーーーーお手紙来てるゥ
めっっっちゃラブラブしたいけど、ダンテ的にメリットないと庶民とのお付き合いはむずかしー!!
恋文への返信って何回もできんのかな?
とりあえずキャラ設定を優先しようかな……
屋敷で起こる事件!
突如切られる外へと繋がる橋!あと電話線!
ミステリーっぽくていい感じです✌
ここの屋敷、電話あるのか微妙ですが、電気通っているのならいけるのでは?と思いました🙌
いつのまにか散り散りになった広間から、皆おいおいと眠りについていたのだろう。
招待状が届いてからは、この見ず知らずの屋敷を我が物のように使わせてもらっているが、一向に僕の目的は一ミリも進む気配がない。
僕の父母は誰なのか。
僕は一体何者なのか。
それを問わなければならないのに、
「当主……?!」
目を覚まして、
現妻だという女性の悲鳴を聞き、
駆けつけてみたら、こうなっていた。
えっえっえっなんの騒ぎ?
(視線を部屋に移すと、血溜まりの中、倒れるレヴィンと、それを抱えるエズレルを発見する)
えっ……?血……?えー?えっ、ちょっと待って待って思考が追いつかないんだけど、軍呼ぶ?軍?ちょっとえっ、いやいやいや今から呼んでも無駄系?えーっ賊?賊なの?マジで?やっべー
当主は昨晩、願いの瓶が割れたと言っていた。
その翌日には、まさか当主自身がこんな目に遭うなんて……。
これじゃ、これではまるで人狼の模倣犯……!
空腹を満たすなんて願いではなく、
彼らメルゼブルク家にまとわりつく因縁が、巻き起こした願い。
当主に、生きていて欲しくない人間がいる……?
……?
(門番がどこかへ行った……)
僕はそのまま、当主の部屋全体へ視線を巡らす。
そして、テーブルの上にくしゃりと1,2度握られたのか、と思しきメモ書き【>>遅延メモ】を見つけた。
[屋敷の喧騒に気がつき目を覚ます]
なに、なによ、五月蝿いわね
またあの女がヒステリーでも起こしてるのかしら…
ああ…もう眠れないわ…
[イリーナはベットから抜け出て騒ぎの元へ向かう]
ふああ、なによ朝っぱらから
リンファやダンテまでバタバタと…
[ゆったりと寝間着のまま騒ぎの元に行き着く–––
そこは当主であるレヴィンの部屋だった
大きな扉の近くには庭師のアサガオが座り込み、部屋の中では昨晩意味深に話しかけて来た少年が駆け回る
そして、部屋の中央には赤い海–––
その中に沈むのは愛しのレヴィンの姿だった]
な、によこれは…
[イリーナは肩に掛けていたショールを落とし呆然とする
ありふれた言葉で言えば、時間が止まったような感覚だった]
[彼女はふと現実へ帰る
レヴィンの身体を抱いて泣いているエズレルを突き飛ばし、座り込んで彼の頭を抱える
倒れた衝撃にか彼の顔を隠す髪の毛を払い、丁寧に丁寧に顔を拭う
レヴィンの血の気の引いた真っ白な顔を見つめている内に、視界がボヤけ、水滴がひと粒、ふた粒と流れ落ちた]
ああ…レヴィン、レヴィン様…
私を置いていかないで…
貴方のために私、すべてを棄て去ってきたのよ…
大勢いたお客も––貴方より良くしてくれた方だっていたのよ––強欲だったけど私を拾ってくれた店主も…
そして––そして、私が産み落としたひとつの生命、もね
貴方が、貴方がいなくなったら私は––私は
[目が覚める。カーテン越しの朝日……いや、時間的にはもう昼なのかもしれない。いつもと……違う朝。リンファが扉を叩きながら叫ぶ声を耳にした。……俺の心臓は高鳴っている。部屋を身なりも整えずに飛び出し、父さんの部屋に。]
そん……な、父さん……?なんで……一体誰が…そんなっ……。ぁ…、う……そ、なんで……っこんなの嘘だ…っ。
ユリア…ユリアには見せないようにしないと…。俺が…父さんに代わってしっかりしないといけないんだ…っ。
>>18
[ダンテの声はパトクリフの部屋にまで届き、シャルは目を覚ます。寝てるバカは起きろ、という間の抜けた言葉の中にもどことなく強ばった声音が感じられた。]
……? シャル、バカじゃない……。
[自分を抱き締めて寝ているパトクリフに気が付き、肩をぺしぺしと叩いた。]
パトせんせいも、おきて。おきて。
[ぺちぺちと、小さな痛みで目を覚ますと、目の前に溺愛しているシャルの顔があった]
おはようシャルー!シャルが起こしてくれたの?
いい子いい子だねー!
[がばっ、とそのまま抱きしめ、鼻先にキスを落とす]
今日はもうボクを起こすお仕事だけで充分だよ!
なにして過ごそうか?
……でも、あれ?なんか外騒がしいのかな?
[耳を澄ますと、色々な人の声が聞こえてきた。
泣き声、叫び声……その中に混じった「レヴィン」「父さん」の言葉にシャルはぴくりと肩を揺らした。]
だ、だんなさま……? なに……?
パトせんせい、パトせんせい、おきて……。
[もう一度、今度はパトクリフの頬を軽く引っ張る。
昨日よりもしっかりと抱き締められていた腕からは、彼を起こさなければ抜け出せそうになかった。]
>>31
[「ボクの部屋にいて欲しい」というのはシャルへのお願いに入るのだろうか。と考える。
屋敷の騒がしさは増す一方で、その中に大切なだんなさまの名前を呼ぶ声が入り混じっていることにシャルは不安を覚えた。]
いっしょに、いっても、いい……?
わからないけどみんな、こわいこえ。たすけてほしいこえ。
[パトクリフの服の裾を握り締めた。]
>>39 フィト
…っ落ち着け!!
信じられないのは分かる、信じたくないのも分かる!!
そう言うならば触ってみろ、フィト!この冷たい体を!ほら、この冷たくなったレヴィンを抱いてみろ!生きてるか?なあ、これでもこいつは生きているのか!?
/*
エズレルがめっちゃ好きなんだけど。好きなんだけど!!
でもゲームとしても、RPとしても殺す理由がない。
ネモとしては、自分を完璧でいなければならないと思わせたフィトの殺害かなぁ。
それから、本当の母、シーナの保護。ユリアは…どうだろう。愛しているけど、彼女の存在もまた自分が完璧でいなくてはならないと思わせる存在。…殺すか。
*/
そうよ、エズレルあなたがレヴィトを殺したのならそんなに手遅れだって確信してる理由も分かるわ!だってあなたの手の中で手遅れになったのだものね!!
>>42 フィト
……貴女に会いに行こうとしたのだ、昨夜先に寝入ってしまったお詫びとして。レヴィンの部屋にはよく行ったことがあるからな、隣の部屋で貴女が休んでいるのも知っていた。
それで……【不自然に空いていることに気づいたのだ、あいつの部屋の扉が。】
……そういう貴女は、隣にいてなにか気づきませんでしたか、ミセス。真夜中に物音がしただとか、レヴィンにいつも変わりはなかったとか…思いだしてください。
[泣きはらして充血した目で友の妻を見つめる]
[目の前で起こる嵐のような光景に、シャルは立ち尽くす。
混乱するとよくシャルに触れて落ち着こうとするはずのフィトが、今はシャルなど眼中に無い様子で叫んでいる。
いかにも高そうな服を血で真っ赤に汚したエズレルが、レヴィンをーー]
だん、な、さま……?
[パトクリフがシャルの手を離し走り出す。温かかった指先は一瞬で恐ろしく冷えきってしまった。
パトクリフ以外の人たちも、彼に続くように居なくなっていく。]
ま、まって……だんなさま、どうしたの……? エズレルさま、それ、そんなに、ちがたくさん……。
[エズレルの服から垂れた血が床に点々と続いていた。それを追いながら、シャルは昨夜のことを思い出す。]
[自分が、だんなさまをまもると、そう言ったのに。]
>>41 ネモ
[フィトの言葉を受けながらふと友の息子に目が入る。]
……ネモ、友の完璧なる息子よ。
奴がいなくなった今、貴様はこの屋敷の当主だ。
私は事情を知らぬ者たちにこの事を伝えてくる。
ここを頼んでいいな?
[イリーナは駆け込んできたフィトと彼女を引っ張るエズレルを睨みつける
レヴィンの身体をそっと床に降ろし、エズレルと揉めるフィトに掴みかかった]
>>42フィト
貴女ね…貴女でしょう!レヴィン様にこんなことをしたのは!!
なんせ貴女が一番得するわ!!
貴女はレヴィン様に不満を持っていたようだし…それにコイツ–エズレル–にも口説かれていた!!
レヴィン様を殺して其奴に乗り換えるのもありよね!
彼の遺産は貴女か…もしくはアンタの子どもたちのものになるのだから!!!
私は…私には何もないのに…
[見た目より中身の幼いようなシャルにすら、今の状況は察するにあまりあるものだった。
レヴィンに何かあったのだ。それも、とんでもなく恐ろしいことが。]
あ、あ……だんなさま……。
だいじょうぶ、だいじょうぶ。シャルが……。
[うわ言のように繰り返す。その続きは出て来ないというのに。
ただのペットに何が出来ようか。それでも床の血の痕を追う足は止められなかった。]
(何やら屋敷が騒がしいことに気付き、騒動の方へ足早に向かう)
旦那様のお部屋…?
っ…どうされたんですか?!
(奥様の泣き叫ぶ声とエズレル様の怒鳴り声が聞こえた瞬間嫌な予感がした。普段は大人しい心臓が早鐘を打つ。そして部屋を覗き奥様の側に横たわるモノが視界に入る)
え、赤…血…?
……っ…旦那、様…?
(ソレが旦那様と認識すると、ザァッといいそうな勢いで顔色が青くなる。瞬間、鉄のような血の臭いが鼻をつき思わずえづきそうになる口を手で抑えた)
[イリーナにそう言われた瞬間、フツ、と何か頭の真ん中で熱湯が零れる音がした。
狂ってもいい時なんじゃないか?と妙に冷静な自分の声が後頭部の後ろからかけられたのを聞こえた気がした]
[いつの間にか立っていたシャルロッテに気づき、そこでようやく自分の服が彼の血で汚れてしまっていることに気づいた。そんな事もどうでもいいほど、エズレルはエズレルで取り乱していたらしい]
[>>47イリーナがフィトに掴みかかる。エズレルは慌てて二人の間に入ろうと、イリーナの肩を掴む。]
……やめろ、子どもを見ろ!ネモを!
喚いているのは私たち大人だけだ。責めても何もならない、一度落ち着け!
ざっくり、と。
フィトの振り下ろしたナイフが肩口にかかる。
「……っッぁ!」
紛れもなく、
本当に、
人を殺すために振るわれた一撃。
エズレルやシャルの制止がなければ、しっかりと突き刺さっていたことだろう。
ひっ……!
[昨日、夢で見た光景と掛け離れた今。
皆が幸せそうに微笑む『家族』の姿。
それが、ガラガラと崩れていく。
シメオン、と名乗った少年の肩から血が溢れ出す。だんなさまと、同じ色……。]
フィトさん!
イリーナさん!
僕は貴方達がどんな人か、僕にとってどの人に当たるのかはまだ分からない!
だけど、私怨だけで人を殺して行ったら、きっとこの場にいる本当の殺人鬼の狙い通りだ!
どんな思惑でレヴィン卿が殺されたのか、もう色々考えられるけど、
【今回の敵は卿が話してた人狼なんかじゃない】
【人間なんだ!】
頭と、言葉を使うんだ!
>>48 フィト
「フィトさん。
ご主人は、人払いをするときは余程の理由があるときだ、って仰いましたね。
これが、その、余程の理由……なんじゃないです、か。
この……【ご主人の部屋にあったメモ書き(>>遅延メモ)】が」
ちり、とフィトの前にひけらかして見せた紙切れを彼女が受け取ったのを確認して、
僕の身体は、足元からいうことを聞かなくなっていった。
ふわり、と膝が折れて、
す、っと視界が黒い。
[シメオンの言葉は難しい。
その中で「人狼」の言葉が聞こえた時、シャルは自分のポケットに何が入っているのか思い出した。]
[一番守りたかったものを守れなかった。けれど、彼が守りたかったものは、まだ。まだ……。]
[ポケットの中に手を入れて感触を確かめる。昨日確かに触れた包丁の柄を握り締めた。]
[彼の信じた『家族』が存在する限り、シャルの信じる彼は生き続ける。シャルは彼のペットでいられる。
守らなくてはいけない。彼が残したものを。たとえ1人でも。]
シャル、じんろうなんてこわくない。
ペットだもん……。
密かにお慕いしていた
旦那様を私だけのものにしたかったわけじゃない
私の料理を食べて美味しいと笑ってくださる旦那様を愛していた
私の料理が旦那様の体を造っていると思うだけで幸せだった
でも少し違ったみたいだわ
旦那様をお慕いしていることに変わりはないけれど
私が本当に愛しているのはそれが命を断った時
私の料理で育った最高の食材となる時
ああ、どうしたらアレを手に入れられるかしら…
つーかさ!世界の半分を敵に回すだけでいいかなー、と思ってたら両刀使いで世界の全てが敵とかうちの夫どんだけ魅力的なん?なんなん?
アッ、隣に訳を書き忘れたヨ
これはワタシの国の言葉で、貴方が好きって言う意味ネ
ワタシ、この国の言葉、上手く書けないから、自国の言葉を選んだアル
(たった今起きた惨劇に更に思考が停止しそうになったが、思わず両手で自分の頬を叩き少し冷静になる)
っ一先ずシメオン様の止血を…
奥様、お借りしますね
(奥様からナイフを離すためとシメオンの止血のために奥様の手にあったナイフを取りエプロンを引き裂く)
部屋の前に来た琳花は、突如倒れるシメオンが目に入る。
反射的に思わず抱きとめると、自分の着ている衣服にべったり血がつき、シメオンがひどい怪我している事が分かった。
>>all
な、何があったネ!
ヤ、見れば怪我してるのは分かるけド!
医務室にはこびたいかラ、誰か担架を!
[俺が、俺がしっかりしなくちゃ。心臓の音がうるさい。もう、父さんはいないんだ。母さんとユリアとそれから、皆に指示して、それから…。ぐるぐると考えがまとまらない。自分がしっかりしていれば……シメオンさんに怪我を負わせることもなかったのだ。]
…とりあえず、ここはあまりいいものでもないですし……。ダイニングに移動しましょう、オルネア…皆が落ち着けるように紅茶を用意してくれるかな。それから…パトクリフはシメオンさんの手当を。まだ…起きてきていない人たちも起きたらダイニングに移動してもらおう……そして、何が起きたか、どうするか考えないと。
……とりあえず、ここは俺に任せて。
>>68 ネモ
そうか、それでこそ友の息子。
フィトのことは私も気にしておこう。
では、頼んだぞ。
[メイドの言葉に、担架で運び出すのだけ手伝うことたした。それからまだ当主の死を知らぬ者たちに声をかけていく。]
ワタシもそう思うけド、今回勇気を出して手紙を書いたアルヨ!
男なら、ワタシと一緒になるカ、ワタシを振るのかしっかり答えを出してほしいネ!
有益、有益ナ、旦那様と歴代奥様の秘密ならアルヨ
後はメイドの立ち位置は情報が入りやすいかナ
結婚、ワタシはダンテの傍にいられれば満足ネ
ワタシの想いを汲み取ってくれるか否かが大切ヨ
そりゃア、好きな人と結婚するのは夢だけド、いつかは考えが変わるかもだシ?(照れくさそうに話している)
求婚者的に結婚しないってありなんだろうか……
琳花的には時代背景的に結婚するの大変そうな感じあるから、しなくても傍にいたいネ!みたいな気がするんですよね〜
女性陣と百合百合も考えましたが、浮気になりかねない人多いので、琳花的にはオルネア選びそうだなと思いました。
ご飯美味しいしね!後、おっとりとしたお姉さん好きです!
男性陣も若干悩んだけど、ダンテがかっこよすぎました🙏
門番 ダンテは、異国のメイド 琳花 の求婚を受け入れることにしました。
どのハーブがいいかしら…
効果的にはスカルキャップ…いえ、苦味もあるしやめておきましょう
気分を落ち着かせるならやっぱりカモミールね
今はきっと甘くて優しい味がいいわ…
……父さん。
あの小瓶は、本物だったのかな。
[でも、と思う。父さんを殺したくなる願いとはどんな願いなのだろう。ぼんやりと考える。俺は……当主として、犯人……人狼を見つけなくちゃならない。]
ボクはシメオンさんの手当てに医務室へ戻るよ!!
詳しい話は後で、みーんなに聞くから!!
[パタパタとパトクリフは医務室へと急いだ]
「あ…、あ…。」
アサガオは、負傷したシメオンを虚ろな目で見つめていた。
駄目だ。強くならなければ、家族を助けることができない。
アサガオは、ギュッと目をつむりパッと開けた。
「旦那様を殺した犯人は、この中に居るということですよねぇ?」
アサガオはユラユラと立ち上がり、レヴィンに掛けられたハンカチを摘み、ソッと覗いた。
「旦那様、大丈夫。あたしが仇をとってあげるね。」
アサガオの瞳は、冷徹な輝きを帯びていた。
[フィトが咄嗟に掴んだナイフ
それの刃先が光り振り下ろされる瞬間、イリーナは咄嗟に目を固く瞑った
動けなかった、いや、動く気がなかった
レヴィンの下に行けるならそれでもいいと、覚悟を決めたつもりだった
しかし、彼女の身体は誰かに抱きしめられ、眼の前には自分のモノでない血液が飛び散った]
ああ…貴方…どうして
私なんかを…
私は…私は死んでもよかったのに…
……庇うなんて!!
[イリーナは倒れ伏し、担架で運ばれていくシメオンを棒立ちのまま見つめる]
[シメオンの負った傷口は出血の量から考えて深いだろうと思ってはいたが、案の定、もう後数センチ深ければ命は落としていただろう]
[オルネアの適切な止血が良かったこともあり、縫合処置に時間はさほどかからなかった]
[やはり料理と手術は紙一重なのだろうか、とそんな風に考えられるのは心が何処かにいったからではないかとパトクリフはぼんやり考えた]
あとは、シメオンさんの体力と、精神力ですね…
リンファさん、エズエルさん、ありがとうございます
[運んでくれた二人に、深々とお辞儀をする]
ワタシも恋する乙女だからネ
伊達に三年前からダンテを見て(ここでハッとなったのか、続きの文字がぐしゃぐしゃと消されている)
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