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夜行探偵 ユウヅキ は 追う者 ヴェス に投票した。
村の娘 エイミー は 追う者 ヴェス に投票した。
無能 スティーブ は 追う者 ヴェス に投票した。
配達屋 ノエル は 追う者 ヴェス に投票した。
追う者 ヴェス は 村の娘 エイミー に投票した。
追う者 ヴェス は村人達の手により処刑された。
夜行探偵 ユウヅキ は、追う者 ヴェス を占った。
無能 スティーブ は、追う者 ヴェス を守っている。
次の日の朝、無能 スティーブ が無残な姿で発見された。
《★占》 追う者 ヴェス は 【人狼】 のようだ。
現在の生存者は、夜行探偵 ユウヅキ、村の娘 エイミー、配達屋 ノエル の 3 名。
村の娘 エイミーは、配達屋 ノエル を能力(襲う)の対象に選びました。
言い返してる間は、ドン臭いんだよ。
気持ち悪いのは気持ち悪いだけ。
俺が何かを欲しがってるように見えるのか。
阿呆らしい。
─ 上層区域・自宅 ─
[さて、成り行きで首を突っ込む形になったこの事件。
どこまで介入するかを思案する。
仕事以外での屋内透視はまぁ、知り合いの緊急時と言うことで押し通せるが、直接手助けするのは難しいだろう。
案件となっていないものの特殊チームの介入は、場合によっては上層部の糾弾材料にもなりかねない。
上層部の人間を、特殊チームの存在を疎む者達は少なくない。
ここはフリーランスに任せるのが得策と考えた]
[監視ルームはアデルに任せ、ソノランは他の場所を探る。
侵入者の情報は既に伝わっているのだろうか。
いくつか機械生命体が徘徊している場所もあるようだ。
それは監視ルームでも確認出来るだろう]
あの辺りが首謀者のいる場所かな?
[機械生命体がいる場所はある一箇所を護ろうとしているようにも見える。
護る、という意識があるかは定かではないが]
潰すのは簡単なんだけどね。
[今排除するよりは、踏み込む直前の方があちらの虚も突けるのでは、と思っている*]
………………
[物理的な暴力を振るうとは少々意味は異なったか。
流石に、バグ・シングに首を差し出すなどと言うのであれば、男は殴っただろうが。
受け渡し場所を、既にアンプルが送られている自宅以外にしたのは、これ以後の行動を考えてのこと。
精神影響系能力者の関与、自身へ異能行使がされないとは限らない。
そして男の自宅へエイミーが向かうことによって、エイミーや自宅に危険や破壊が及ぶ可能性が過ぎってのこと]
もう本拠地にトばされてるって言ってんじゃねーか。
忘れんなよな、センセ?
それと、そういうの、やめろ。
[死なないでや信じるという祈りの言葉を拒む*]
── 本拠地・部屋 ──
……………ったく。
[溜息が漏れる]
[以降は、男とスティーブの足音だけが響く。
『め』の謎は残ったままとはなったが、飯場関連への注意喚起は行われているだろう。
扉を開ければ。
そこは、格納庫めいた場所、 だったろうか。
薄暗く、中には、がらくたのようにすら見える、バグ・シングの残骸なども並べられた作業台や手術台を思わせるものもあったかもしれない*]
[ヴェスのため息に少しバツが悪い表情をする。]
……まぁ、ほら。
ここまで来たら、やることは単純っつーか。
[恐らくは、ここに<本拠地>じーさんもいるだろう。
扉を開ければ、そこは格納庫だろうか。]
……これ、動かねぇよな?
[バグ・シングの残骸をみながら、
男は言う。]
[奥を見れば、さらに開きそうな扉がある。
そこは電子式の、両開きの扉だ。]
……いかにも?
って感じだよな。
開ける?
[そうヴェスに聞く。*]
── 本拠地 ──
[それは、ドーム外の朽ちた物を運んで来たのか。
それは、護衛による装甲剥がしや動きが鈍い物を見つけたのか。
それとも、管理の甘い場所>>0:356から運ばれたのか]
ちげぇよ。
センセへの溜息。
……………俺も残骸のように見えるな。
今から使える部品を、……コアパーツなりに使用しようというところか?
[視線を彷徨わせ、呟く。
そのまま、格納庫らしき場所を奥へ奥へと歩いてゆくだろうか。
並ぶのは、物言わぬ機械の群れ。
襲って来ないとは言え、偽物とは言え、間近での複数のバグ・シングもどきの間を歩く、男の心境は穏やかではない]
開けるしかねーだろ。
[頭痛がする。
銃を下方向へ構え、安全装置を外す。
彷徨う視線を、焦点を合わせるように電子式の扉を睨みつければ、スティーブが空間交換の異能で解錠するか]
……あぁ、その前に。
[部屋を見渡し、バグ・シングの残骸を見、
左手を剣でも引き抜くように空中を薙ぐ。
風を切らせ、そのまま振り下ろせば、左手にはバグ・シング
のパーツと成っていた棒のようなものが、握られているだろう。]
あ、ちょっと重い。
次、使えるのに、少し時間かかる。
[男の異能はその大きさや重さで間隔がある。
そう言って、悪いと、苦笑いをし、
武器を持った左手は、やはり震えるが、
覚悟は決めた。]
逃げていいんだぜ?
無理すんなって。
俺ひとりでもいけるし?
[それは、軽口。
これでスティーブが逃げれば、儲け物だろう。
頭痛に見舞われつつも、口端に笑みを浮かべる*]
[そして、震えを止めれば、
扉に張り付いている電子鍵を見据え、
左手で空中を握る。
ガタン、鍵は落ち、扉は開かれる。]
……もう、閉められねぇからな。
[そうヴェスに言う。
そうして、そいつは姿を現した*]
おい。なめんなよ?
いざとなったら、なんとかするっつったろ。
[笑みを浮かべるヴェスに、
同じように、にっと笑ってみせた。
震えはもう、止まった。*]
[息が震えそうになるのを、奥歯を噛んで噛み殺す。
ちらっとスティーブを一瞥、にィと口元を歪ませて笑みを作った]
んじゃ、精々期待しとくし?
[ぷしゅぅぅ……と扉が開く音がする。
淡い電子光の逆光の中、現れるそれは]
/*
ゴールデンウロボンってなんだっけ…!!!(焦る
アジトにいる3号なのは分かるけど、形描写ないよね…!!!(焦る、焦る
ー下層区域 F-173付近ー
[ユウヅキは、街を行く。 通りすがる人たちは怪訝そうな顔でこちらを見たり、ドンパチ探偵がまたどこかに襲撃に行くのかと囃し立てた]
[これまでに色々なことに巻き込まれはしたが、街は日常に包まれているのだ…見かけ上は。しかし、それでも確かにこのドームでは…この街を狙う悪意が侵食していた]
……ここか、ふむ…
[辿り着いた下層F-173は、ひとつの廃工場だった。大きさといえばそこまで大きいとは言えないが張り巡らされた柵の向こうの廃工場の扉は開いていた]
[1歩踏み出すとユウヅキの背後から、何かを振りかぶる音がする]
[体を捻り、それを回避する。ガキイイイン!と鋭い音が地面を走り…音の方向を見るとそこには1本の鉄パイプがあった。誰かに握られているらしく…そちらの方に目を向けると]
……おいおいお前ら誰に頼まれたんだ?
『ど、ど、ドンパチ探偵が…!妙な気を起こす前に…!!!止めるぞお前ら!!!!』
『おおーーーー!!!』
おいおいおいまてまてまて?!!
[何人もの下層に暮らす男達が、少し虚ろで恐ろしげな瞳でユウヅキに襲いかかってくるではないか!!!]
[これは操られているのか、それとも日頃の恨みなのか]
[判断がつかないうちは手出しができない!!!]
(くそっ!!!目的地はすぐ目の前だと言うのに…!)
[拳と、鉄パイプと、時々脚蹴りが飛んでくる。スルリ、ゆるりと避けながらユウヅキは後ろの廃工場への入口へとジリジリと下がりながら向かっていった]
[ここを調査して…潰せば…さらに何かわかるかもしれない…!**]
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warning warning warning war
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Golden UROBOROS Robot III
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A C T I V A T I O N
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[それは人型、に似た、巨躯。
それは、精緻には及ばぬ造形。
エゴが侭に組み上げられた、自我無き機械。
エイミーが居れば、電脳世界ではコアに黒い蛇喰い込むモノとして読めたかもしれない、が]
[逃げることは許されない。
座り込むことも許される筈がない。
無力感を押し込み、込み上げるものを押し込めながら、睨みつけ]
ハ、これはこれは。
何とも大型だが、 何だって?
ゴールデンウロボン3号……?
[半身を機械に向け、銃口の先を頭部から胸部に迷うように向けながら、聞き間違いかという顔をする*]
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warning warning warning war
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Golden UROBOROS Robot III
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A C T I V A T I O N
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/*
ウロボンと言いながら、ウロボロスロボットとはこれいかに。
ボン…ロボポン、ロボコン的な?
UROBON III の方が良かったかなあ…。
[現れた姿は、人型ではあるが、それには尾が二本。
一本はぐるりと身体へと巻き付き、その先をこちらへ向けている。
下半身の蛇は、そのまま床で蠢いているが
そのうねりはやはり、蛇のようだが、本物のような滑らかさはない。
その手に爪はなく、まるで蛇の口のように開かれている。
その形状を見た男は叫ぶ。]
……いや…いやいやいや
だっせぇ…!!!!!
[そして、ヴェスが名前を言い、
聞き間違いかという顔をする。]
名前も、だっせぇ…
たしかに、金ピカだけど、な…
[そう言いながら、男は重心を落とし、構えの姿勢を取る。]
[警告音は鳴りっぱなしだ。
まぁ、俺らは本拠地に招待されてきているわけだし、
もう、既にバレているだろう。]
……弱点が分かれば、な。
[左手を握る。本物と違い自我がないのであれば、
"コア"が見えれば、異能で切り取ることはできる。かもしれない、が。残念ながら、それを晒してはくれてはいないようだ。]
……っ
[機械が咆哮をあげる。それが指示となったか、
周りの機械に動きが見える。]
おいおいおい、
ふざけんなよ…!
[動き出す前に止めなくては*]
─ 上層区域・自宅 ─
[部屋の更に奥、電子式の扉の先。
警告音と共に現れたのは大型の機械生命体だった。
二本の尾を備えたそれは圧倒的な存在感を持つが、造形は本物には及びつかないもの]
………美しくないなぁ。
[名前の通り金色をしていて、それだけ見れば豪華ではあるのだが。
ネーミングセンスに関してはスティーブの感想と同感だった]
[それはともかく、と遠見の眼で見遣るのはヴェスの方。
如何に似ても似つかない、偽りの機械生命体とはいえ、それを目の前にして彼は動けるのか]
…ま、出来なければそれまでだったってことだけど。
[この事件に関わった以上、眼の前でむざむざ死なせるのは寝覚めが悪い]
精々頑張ってくれよ?
[口端を持ち上げて、視界にいる機械生命体に対して重力負荷をかけ、動きを鈍らせた。
視界から外れている分は影響を受けないだろうが、それでも多少は動きやすくなるだろう。
金色の機械生命体は常に視界に入るようにする]
コアを叩かなくてもぶっ壊してしまえば良いはずだけど……火力足りるのかな?
[見たところ、武器らしき武器はヴェスの持つ銃のみか。
爆弾あればなー、と零すが、流石に自宅には置いていなかった**]
……………… してだよ
[今の男では、それらは自己否定で受け付けることが出来ない。
受け止めはする。
受け入れることだってもあるかもしれない。
軽口だって言い、祈りだって受け流すように受け入れるような素振りだってするだろう]
何と比較してるか分からん。
どうせユウヅキとノエル辺りか?
あの馬鹿コンビは、不思議に馬が合ってるからな。
今度殴るか……
[殴るというのはそのまま思考が伝わってしまった結果]
俺とスティーブの比較にしろよ、憧れるだけ憧れて?
訳分からんわ。
[欲無き歩き続ける者は少ないだろう。
男のように否定と自責の中、光明無き道を歩くしかない者は少数に違いない。
目指すもの(ところ)なく、ただ歩き続ける。
/何故ならば、男の心はあの時のままで──]
[故にこそ]
[何かを得るためならば掴み取るしかない]
[この都市では、欲望のためなら、全てが許される]
[その都市の有様も、ドームもその外も、取り巻く全てが、あの日のままでいる男にとっては、嫌いなものではあったが]
[ドームの外も、人が依存するしかない都市も、異能も無能も、全てが嫌い。
唯一、欲とも言えるものは、機械生命体関連。
それに関連する事件なりが起これば、向かって行くか絡んで行こうとする。
それが今の男の有様]
[精神の方は、無残な有り様と言われて当然だったけれど*]
/*昨日のオミット文章だよ!
スティーブ、頭部からやるぞ。
エネルギー砲が搭載されている。
頭部周囲は高熱を帯びるから、よ。
お前の異能の出番だ──
上にトばす。
頼むぜ?
[スティーブを視界に収め、返事を待たずして、ゴールデンウロボン3号の頭上へとトばす。
スティーブは、撓む周囲を感じながら、3号の頭上5mのところにいるのに気づくだろう]
/*咆哮話はこういうのを投下しとこうと思って、もうだめだーねむいになったのでした。
[機械の咆哮。
そして次々に目覚めるように始動する周囲の機械]
おい、スティーブ!
お前、上に投げる(トばす)から、奴の頭部狙え。
(結局頭部狙ってゆくスタイル)(再利用するか)
(咆哮による他機械への呼びかけ。
いや、周囲全てが子機というわけではないな……
リーダー機としての機能もあるというところか?
頭部を潰して、命令を途絶えさせても、他が止まるかどうか……)
スティーブ、頭部、いけるか?
[男は、先ず問う]
いけるなら、上に投げる(トばす)。
[3号の頭上数m上へ、トばすと口にする]
(どこからやる……)
[男がバグ・シングと対峙する場合は、部位の破壊から試みるのが基本だった。
もっとも、試みれる場合というのは、よっぽど向こうの動作や機体状況が悪い場合に限られたが。
ただし、偽物を相手取るのであれば、部位破壊に拘る必要性は無いだろう]
タイプは……ごちゃごちゃに組み合わせ過ぎて、分からねーな。
[元のバグ・シングが何であったのか、判断は出来辛い]
動きが……鈍った?
[その時、突如何らかの動作不良でも起こったのか、限りなく3号の動きが鈍る]
(いや、違うな…… 誰だ?
かなりの使い手だ)
[3号の脚部がギシギシと鳴り、蛇の尾が床に押さえつけられたようになっている。
重力系能力者の異能行使と判断することが出来ようか*]
ー 下層区域 F-173(廃工場) ー
[振るわれる鉄パイプを避ける、拳を受け止める、脚を受け流す]
[必死な顔で襲いかかる一般人を、ユウヅキは最小限の動きでいなしていた。一般人にはなるべく怪我をさせない主義なのだが…と歯噛みする]
『うああぁぁああ!』
よっ、と………! 連携のとり方が下手なのがまだ幸いだ…!
『おおーーーー!!!これは先週のチャーハンの恨みいいいい!』
待て待て待て!それは先週ちゃんと弁償したろうが!…うわっ、とと!!?
[必死に避け続ける。まじで追っ手なのか日頃の恨みなのか分からない]
力を貸してくれって言ってくれて、
どんなに嬉しかったか。
私を信頼してくれてると思ったから、
家を空けて、ドームにきてでも手伝おうって思ったのに。
[娘にとって、嫌な思い出の多いドームにくるのは一大事だった。それに、能力が戻った状態で実家に見つかれば、連れ戻されてしまうかもしれない。]
お金だけなら稼ぐのは今まで通り、
ハロルドに任せるわよ。
私は村で畑の世話するわ。*
くそっ…!『ウロボロス』とタルタロスだけでも充分面倒だというのに……!!
[その単語を出すと、男達の様子が一変した。恐怖にも似た色に染まっていた顔は感情の色を落とし、虚ろな目は先程までの恨みつらみを忘れてユウヅキに敵対心を向けている]
『………!!! …ァ』
は、ちょっ?!!!くそっ!!!
[その途端、一気に連携の仕方が変わる。仲間に当たろうが、自分の体を傷つけようがお構い無しにユウヅキを狙う!]
っていうか、なんでノエルとかユウヅキがでてくるわけ?
あの二人は確かにいいコンビだけど――
[吐き出し切った後に思い出して、疑問符を浮かべるのだった。]*
……操られているというのなら…話は早い!
[解放するためには一度意識を奪ってやらねばならない。
<UROBOROS OVERDRIVE>の追っ手であることは変わらないのだ]
[ユウヅキは周囲を見渡し武器を探す。血を使うのもありだが血の刃は一般人相手には硬度が高すぎる]
さあ、来るがいい!!!
[廃工場敷地内に、非常時用の貯水タンクを見つけそこに司令を出す! 弾けたタンクから現れるのは無数の水の獣たちだ]
[水獣たちは一斉に虚ろな男達に襲いかかり、ユウヅキから引き剥がしていく!*]
[向けられる、助けになりたいという気持ちや信じたいという気持ちが、どうしても受け付けられない、そうされる資格も価値もないというところに落ち着く訳で。
エイミーとしての願いとは、考えてもいなかった。
どちらにしても、楽になど、なれない]
訳が分からねーよ……
………………………………………………………………
…………
お前の力は確かなものだとは思ってる
得難い異能だとも
お前は……そうだな
いい奴だと思ってるよ
ユウヅキ、慰めたんじゃなかったのかよ。
訳が分からん。
泣いた奴をどう扱えばいいんだか。
困る。
吐きそうだ。
…………ああもう。
[全部伝わっていくのは、困る]
こいつどう扱えばいいんだ?
気持ち悪くなることばかり向けてくるし、ヒステリー起こすし、勝手にしろと考えたらまた怒ったり感情ぶつけられそうだし……
あとは、何かありゃでてくんだろ。
[ヴェスの分析に、相手から目を離さずそう言う。
相変わらず、言葉の制限は受けているが、
偽バグと対峙して、消してくることはないあたり、
ここで殺させるつもりはないのだろう。]
あぁ、いける。
[ヴェスの言葉に迷わず、そう言う。
5年のブランク。いきなり出来るかは分からないが、
やるしかない。]
頭が痛くなってきた……気持ち悪い
面倒くさい
ユウヅキとノエル?
あいつら相棒じゃねーか。
それだけの話だけど?
頭痛い……
[思考が流されるまま*]
……?
[ヴェスと同時男も気付く。
3号の異変に。]
誰だかしんねぇけど、
ありがとよ!
[そう言って、]
ヴェス!!いいか、俺に楽なの気持ち悪いとか、
考えんなよ!?
[男は叫ぶ。慣れてるやり方じゃない、それも実戦だ。
そして、それを決めるのはヴェス自身だ。*]
[トばす為に、スティーブ>>+28を視界に入れた瞬間耳朶を打った]
…………は
[ぶわっと背筋の毛が逆立つ心地。
今、何を? 何>>+29を言った?
軽い目眩のような、自己否定が沸き起こる。
息が乱れかける、今は、駄目だ、集中しろ。
スティーブから向けられるものは気持ち悪く無い。
だが、男自身から楽になるのは/既にスティーブから与えられる楽さは受け入れているのに]
すぐに……切り替えられる訳、ねーだろ!
[スティーブを視界に収め、ゴールデンウロボン3号の頭上へとトばす。
スティーブは、撓む周囲を感じながら、3号の頭上5m程のところにいるのに気づくだろう]
いいわよもう。
わかんないもん無理に押し付けたってしょうがないわ。
付き合いの長さが違うのだってわかってる。
わかってるけど、
――……繋がったから。
そうね、ただの勘違いよね。
幸いこの状態何とかするヒント見つかったし?
あなたが戻ってきたら処置して、繋がり切って。
それでおしまい。
もう苦しくもなんともないわ。
めんどくさい餓鬼ともお別れよ。
えぇ、ユウヅキはちゃんと慰めて、励ましてくれたわよ。
だから私も吹っ切れたってわけ。
[そう考えつつも根底に流れる感情は、悲しみ]
それじゃ、解析にかかるから。
あぁ、それから。絶対戻って来なさいよ。
死ぬなら一発殴られてからにして。*
[俯瞰視点。
ヴェスとスティーブ>>4:195>>4:199は、
『エリュシオン』内部へと招き入れられるように突入した。
そして、格納庫らしき部屋に踏み入る。
電子式の両開き扉を解錠すると、
現れたのは、ゴールデンウロボン3号だ。
その色は金色。形状は怪奇なもの。
人型ではあるが尾が二本あり、
一本はぐるりと身体に巻き付き、切っ先を敵対者へ向ける。
下半身の蛇は床で蠢くも、本物の蛇が如き滑らかさは無い。
手には爪なく、蛇の口のように開かれていた。]
[ソノランは、自宅にて介入の度合いを思案する。
監視ルームの制圧はアデルに任せ、ソノランは他の場所を探る。
そして、格納庫にいる金色の偽物の機械生命体に対し、
助力者は誰か知られないまま、重力負荷の異能を行使するのだった。**]
[それも、ゴールデンウロボン3号との戦闘に入れば、意識は現実へ集中されることだろう。
……が、ぶわりと一度、目の前のことに対し、強い拒否反応に近いものが浮かび上がった*]
─ 上層区域・自宅 ─
[見ることは出来ても彼らの会話までは聞き得ない。
簡単な単語なら、唇を読むことで読める場合もあるだろうが、視界はヴェス達の後方からであるためにそれも叶わなかった。
尤も、聞こえずとも動きを見て援護することになるのだが]
周りの機械と連動?
キーにはなってるのかな。
[ヴェス達も似たような思考になったのか、金色の機械生命体への攻撃が開始される>>+31。
金色の機械生命体への重力負荷は維持したままに、視界を部屋の外へと移してみた]
あらま、信号出たかな。
[廊下を徘徊していた機械生命体が3体、格納庫を目指しゆっくりと近付いてくるのが見える。
金色の機械生命体の咆哮が周囲の機械へと作用し、他の機械生命体を呼び寄せたものを考えられた]
仕方ないなぁ。
…ま、人間じゃないし、良いよね。
[制限には引っ掛からない、と。
機械生命体の一つを透視し、組み込まれているコアパーツをその外へと転移させる。
接続されていた部分は捻じ切られる形となり、バチンとショートして一瞬暴走した後、鋭い爪で近くの機械生命体を引き裂いて崩れ落ちた。
引き裂かれた機械生命体は部位を欠けさせながらも蠢く]
いちいち透視するの面倒だな。
[機械生命体の体内から取り出したコアパーツを崩れ落ちた残骸の近くに捨て置き、部位が欠けた機械生命体へと視界を移す。
右腕だけを対象に転移を付与すると、捻じ切られた腕がもう1体の機械生命体の頭上に現れ、爪が頭部を切り裂いて床に落ちた。
次いで両足、胴、頭と、次々転移させて捻じ切り続ける。
その場におらず、正確に空間を把握する時間があるために出来る芸当。
やがて、格納庫から少し離れた先の廊下に、合計3体分の機械生命体の残骸が積み上がるのだった*]
わかってんだよ!んなの!
[その声が響いたときは、既に空中だった。
もう、さっきの言葉は、言えない。
ふわっと、髪が持ち上がる。
下方の3号を真っ直ぐ見、
左手を突き出し、虚空を掴んだ。
手の中で交換された、それを投げ捨てて、
後は、剥がした装甲めがけて、落下する。]
[3号の注意は、今ヴェスへ向いている。
男に迫るものはない。
本物の機械生命体であれば、そうは行かないだろう。]
……やっぱ、弱ぇな!!
てめぇはよ!!
[3号に向ける言葉と、そして、
落下の衝撃。
機械がひしゃげる音と、バチバチを回路が切断される感触。棒は3号の頭へと突き刺さった。]
ー 下層区域 F-173(廃工場) ー
[無数の水獣と、男と、ユウヅキの大乱戦が起こる廃工場前。怪我をせぬように一人一人引き剥がし、水の質量を持って地面に叩き伏せてたおす]
……っ、くそが これが因果ってやつか…!
[悪態をつくのは、日頃の行いを反省した結果だろうか?
いや、多分面倒ごとは探偵に集まるということかと思った結果だろう]
[襲いかかる男の1人を手刀で叩き落とす。昔はここまで格闘など出来なかったなあ、と思い出していた]
…うわっ…!!
[3号が頭を上げ、ガクンと身体が持って行かれる。
棒にぶら下がる形になる
激しい咆哮、3号は頭を激しく振る。]
……っ動くなっつーの!!
[刺さった棒を両手で握り、その振り子の勢いに合わせて、
両足で3号の頭を蹴る。
その勢いで棒は抜け、男の身体は3号から離れ、
地面に転がるよう、受け身を取り、着地する。]
……やっぱまだ反応遅れんな。
[受け身も若干不十分だ。
手応えはあったが、果たして周りの機械はどうなったか*]
/*
透視と転移の両方を持つから、透視に制限かけてるって言うあれでそれ。
人体透視しちゃうと……なのだよね。
特殊チームはやること豪快でも不殺ではありそうなので(死んだ方がマシ的な何かはあるかもだけど)、ここらは制限されてるといった感じ。
転移も普段は物体のみとか人のみとかだけど、対象が空間なので、実は一方向の転移じゃなくて入れ替えなのではという疑いあり(
転移で捻じ切るとかは、細かく対象を把握しなきゃ出来ないことだと思われる(関節とか捻じ切りやすい部分がないと出来ない)ので、実戦で使うことは稀だと思うのよな。
今回は安全圏にいましたので、ええ(
[そんなことをしているうちに、ノエルが事務所にやってきて…しばらく一緒に仕事をしていると、組手の練習をしないかと言われた]
[能力だけに頼るやり方では身を滅ぼす、と]
[最初のうちはこのままでいいと言い続けたが…なんの因果か組手は行われることになる]
[始めた当初は全戦全敗であった。能力を使わずに戦うことがこれ程大変だったとは]
[ユウヅキ曰く、ノエルには一生勝てないそうだ]
……っっ…ふうぅ……
[だが]
このくらいか?
[彼女との鍛錬は、確実に彼を強くした。
自身の能力と、ノエルとの鍛錬で目の前の男達を全て鎮圧できるくらいには*]
/*
ヴェスに影響ありそうな言葉が消えてってるので、
あれだな。脳が強く反応するとそれを消してく感じかな。一番強く反応すんのヴェスのことだからなぁ。
[投げ捨てられた装甲>>+34が、床に落ち、ガコンと響く音。
剥き出しとなった頭部パーツは、深々と棒が貫いた]
スティーブ!
[スティーブの、見事かつ鮮やかな手付きでの一撃後。
唐突な咆哮と暴走めいた動き。
巧く受け身はとれたようだ]
チッ、一部動き出してやがる!
[目覚めるように始動する周囲の機械。
全てが始動した訳ではなく、リーダー機3号の危機に連動するようになっているのかもしれないが]
信号の根本をたつしかないな。
[頭部への一撃は一部凹みが、胸部装甲には穴が開いたが動力源までには到達していない。
左腕関節部への射撃は、千切れさせるほどではないだろう]
── 下層区画 ──
[地上へ出る。
ユウヅキと別れ、移動する前に女をかろうじて歩ける程度に回復してやる。他愛ない話をしながら歩き、女の口が回り出したところでおもむろに問いかける。]
ねぇ、機械のウイルスって知ってる?
最近一部で噂になってるの。
[口から出まかせだ。]
いえ、データ盗むやつじゃなくて。
人間の体に取り付いて、
人間を機械にしちゃうの。
[女はとても驚き、知らないと答えた。]
……まぁそうよねぇ、そんなのあるわけないわ。
[この女はテクノなんとかについては何も知らされてないと判断する。]
あなた達の配置とか、どうなってるのかしら。
くれた情報によっては
このまま見逃してあげてもいいわよ。
[女は黙秘を貫いている。
そこへヴェスから驚いたような思考が届く。ちら、と女を見て、珍妙な名を口にしてみる。]
ゴールデンウロボン3号。
『その美しき名を何故……!?』
うつ……!? ……こほん。
今仲間がその、
ゴールデンウロボン3号のところにいるの。
この意味わかるかしら?
[アデルン1号がドアのロックを解除すればすんなりと監視ルームへと侵入する。武装した人間はいない。]
ハロー、そして、グッナイ!
[すでにアラームは鳴り響いている。死に物狂いで襲い掛かる男たちを容赦なくぶちのめせば、ことごとく眠りにつかせるのだった。]
さてと、お目当てはあるかしら?
って、あらら、あの2人は大当たりね。
[アデルン1号にシステムへのハッキングを仕掛けさせる。モニターを見ればヴェスとスティーブが金色の機械生命体と対峙しているのが目に映る。]
悪趣味ねー。いかにもって感じだけど。
[手元の端末でも操作を開始する。鳴り続ける警告音はしばらくの後、止まるだろう。]
[女は慄くと、ゲートそばの民家を含め、いくつかの拠点やロボ配備の状況を喋った。]
ありがとう。
そうしたらお迎えを呼ぶわね。
[娘は端末を手に、通信を始める。
ほどなくしてやってきた警察に女は連れられていった。]
……こんなちょろくて大丈夫かしら……。
[後ろ姿を見送り、呟く。
ユウヅキとノエルの端末に女から得た情報を送信し、娘は中層へ向かう。]*
頭部へ続けて攻撃を。
俺は……
あいつらをどうにかする。
[両眼が赤く染まる。
傍にスティーブがいるから、大丈夫]
ハ、
[視界内、複数対象。
次の出来事は一瞬のうちに起こる]
トべ……!
[始動した機械が一斉に襲い来るのが、空間が揺れ撓む。
一体は男の側へ背向け逆向きに/それを切り裂く鋭い爪先。
もう二体は、壁へ激突するように向かい。
残る一体/最初の一体を切り裂いた爪持つ小型偽バグ・シングの頭部向け、男は、ドン、ドンと銃を撃つ]
[男が撃った偽バグ・シングは、兎と蟷螂を合わせたような姿をしていた。
頭部を撃てば、機械内部の曝露が。
機械の眼が弾け飛び、基盤が弾ける。
最後に胴体を撃ち抜けば、床と平行に吹っ飛び、半ばばらけた]
[バックステップ]
危な……!
[盾にした最初の一体が、振り向きざまに腕を振るえば、鋭いナイフ状の腕が過ぎ去ってゆく。
腕の付け根を撃ち抜きながら、男はスティーブに視線を向け]
ー下層区域F-173(廃工場)ー
[襲いかかってきた男達を近くにあった適当な鎖で縛っておいて廃工場の正門のところに転がす。一応見張りに水獣を残しておけば下手なことは出来ないだろう]
……さて、中に……
…?
[その時ユウヅキは、白いドレスの裾が廃工場の中へと入っていくのが見えた。一瞬見えた女の横顔は、美しい青の瞳が特徴的で…とてもこんな場所には似つかわしくない]
おい、待て!ここは危険だ!
[ユウヅキは慌てて女を追いかける、しかし中に入った時にはもうその姿は見えない]
[それは、アイコンタクト]
使えよ!
[視線を再度、目の前の偽バグ・シングへ。
いや、今しがた弾けさせたナイフ状の腕へと。
ナイフ状の腕の付け根を撃ち抜き、大きな刃と化したそれを、スティーブの方と転移させた*]
…おーい。どこに行った、でてこーい!
[ユウヅキは大声を張り上げながら廃工場への奥へ進む。
一般人が迷い込んだなら厄介だし…ウロボロスやタルタロスの人間となれば話を聞き出さなければならない]
[…しかし、ユウヅキが見つけたのは、女の姿ではなく…]
………嘘だろう?なんだ…これは…?!
[無数に並ぶ、機械生命体の素体であった]
/*
じーさん首謀者じゃなさそうだし、アデルさん首謀者制圧しても良い気が…なんか出番奪ってしまっているようで申し訳なさが爆発…
[廃工場全体の電力が現在落ちているからか、機械生命体は動き出す様子は見せない。しかしその数に圧倒される
中途半端に作りかけの機械生命体や、むちゃくちゃに金属類を押し込まれただけのもの。よく分からないデータチップから、小さなミニチュアまで…数多くのバグ・シングの玉子がここに眠っていた]
冗談だろう、こんな数の機械生命体が街に出たら…どれだけの被害が出る…?!!
[ユウヅキは決めた、ここは完膚なきまでに叩き潰す。
連れてきた無数の水の獣たちに指示を出そうとして……]
『そこまでだヨ!ドンパチ探偵!!!』
[スピーカーから轟音のようなノイズと共に男の声。まあそりゃこんな大事な場所を誰一人として見張っていないわけがない]
『まさかおまぃがタルタロス側についていたとは…!!!噂には聞いていたがとんだはちゃめちゃ男だヨ!!!』
『だが、おまぃの活躍もここまでダ!!!
イケ!!!ウロボンズ!!!!ポチッとな!!!』
[ポチリ、と何かが押される音。とても嫌な予感がする]
[その嫌な予感は当たるものでして]
『…*75=$・%$°→*々×○$=|||$……』
まじかよ……!!!
[無数の作りかけの機械生命体が、起き上がってきたではないか!!!*]
/*
弾いた勢いで、バグ·シングの目の前の空間と交換しろの意味かなと一瞬思ったけど、そんなわけねぇ…
棒だ棒…
でもヴェスの撃つ銃弾との空間交換はできそうだよな。
[ノエル宛のメッセージには拠点情報の他に一言添えて。]
『連絡遅れてごめんなさい。
あなたとエヴァンス氏の無事を祈るわ。
全部終わったら、笑ってまた会いましょう。』*
[システムへの侵入を果たしたが、ゴールデンウロボン3号はシステムからは独立しており、外部からの干渉は受け付けないようだ。監視ルームのマイクへと近づく。]
ハロー、ヴェス、スティーブのお二人さん。
こちらアデルよー。
[二人が戦う部屋にアデルの声が響く。]
そこの部屋ね、そこのデカブツの耐久実験も兼ねてたみたいなの。
だから、こーんなものもあったり。
[アデルが端末を操作すれば、部屋の壁の一部が開き、中からライフルや手榴弾、リモコン式のC4爆弾等が並んだラックが迫り出す。]
銃は認証式だから反応しないかもね。
アタシはそこのエリアへの侵入を食い止めておくから、そっちはそっちで……ガンバッ!
[グッとサムズアップをした。*]
─ 上層区域・自宅 ─
[遠見の視界を格納庫へ、次いで監視ルームへと移す]
お、流石はアデル。
[通信を介さずに呟いて、制圧された監視ルームからモニターを見た。
格納庫でも機械生命体が動いていたが、兵器の助力があれば格納庫の制圧も然して難しくないだろう(ソノランの感覚で、だが)]
ハロー、アデル嬢、お疲れ様。
手勢も増えたようだし、俺様はこれくらいで失礼するよ。
一段落したらコレクション見せてね。
[接続しっぱなしだった端末から呼びかけて、返事があれば切る心算だ。
その後は再びソファーに横になり、能力使用の疲労回復をすることに*]
/*
ソノラン万能すぎて、声も聞こえてるかと思ってたとか。
でも聞こえてなくても、スティーブきっというしな…
ソノランって分かったら、言い方変わるけど
[と、3号の腕。その口が男を向く。]
げっ…!
[咄嗟に転がり、放たれたそれを回避する。
壁にぶち当たったそれは、大きな音を立てるが、
さすが、格納庫ということだけあって、
壁は崩れることはない。
回避したその勢いで、すぐに立ち上がれば、
ぐるりと巻かれた方の蛇の尾が、眼前へと迫る。]
……っ!
[ガンっと攻撃を受け止め、重心を左に傾け、
その攻撃を受け流す、が、
べきっと、棒がひしゃげる。
トン、とそのまま床を蹴り、尾から距離をとる。]
まだ、だな…
[少し、ジンジンとする手をブラブラとし、
そうポツリと言う。
まだ勘は戻っていない。
反応がまだ遅れるせいで、力の受け流しが不十分だ。]
……らっ!!
[ふと、なんとなく思いつき。
左手で棒を振りかぶる。離す瞬間に能力を行使し、
3号のまきつく蛇の尾の前の空間を視界に捉えれば、
それは、ガコンと左手の触れた分だけ蛇へとあたる。]
お、でき…っ
[まぁ、そりゃそうだ。案の定蛇はこちらを向く。
それを回避すれば、ヴェスと目があった]
ナイス、タイミング!!
[使えよ!その言葉と同時に、それは男へと転移する。
そのナイフ状のそれは、不格好ながら、
東洋ドームから流通する、薙刀とも似ていたか。]
ー 下層区域 F-173 (廃工場)ー
……っ、この、っ…!
[無数のコードが音を立て、幾千の火花が廃工場内に飛び散る。まだ作りかけの兵器たちだが、動けるだけの能力があるようだ]
…っ、!!!
[水の獣を仕掛ける。鋭い牙を立てて1匹の機械生命体の腕を噛みちぎる。腕と胴体の断面からバラバラと機械の欠片が落ち腕の装甲部は簡単にひしゃげて潰れた]
…想定していたより遥かに柔らかそうだ…なっ?!!!
[だがそればかりを観察してはいられない。
別方向から振り下ろされる鉄くずの拳や鉤爪を躱し、上から水獣による水圧をかけてスクラップにしていく]
[と、その時だったか、
アデルの声が響き渡った。
アデルの言葉と共に、壁の一部が音を立て開く。
天井付近に、監視カメラらしきものを見つければ、
それに向かい、ニっと笑って、グッと親指を立てた。]
『ハハハァ!いい眺めだナ!この素晴らしいウロボン軍団に殺られてしまえィ!』
[スピーカーの向こうからはボリボリと何かを食べながらこちらを笑い囃し立てる男の声。無数にある試作品はまだまだ代わりがいるとばかりに動き出す。]
……っいっそすべて水に沈めて……いや、それだと僕が感電するな…
[一瞬考えた作戦は即廃棄される。汎用性の高い液体操作能力だが感電してしまえば意味がない。この数の『敵』を一網打尽にするにはこの場を水で満たすのはあまりに危険すぎる]
『…$%×14々=$♪÷+$!!!』
…!しまっ……!!!?ぐ、ううぅ…!
[一瞬の油断であった。ウロボンズの一体がユウヅキの腕を捉え、縦に傷をつける!
深すぎる傷ではないがどろり、と血が出てくる。]
……っや、った、なぁ…!!!
[その傷口から出てくる血が、形を、硬度を、動きを変える。
小さくも鋭い無数の『血の刃』が、ユウヅキの周りを舞い]
[ガガガガガガガガ!!!!]
[自身の周囲に近づくものを抉り、削り、破壊していく!]
…や、はり、痛いが、
こっちのほうが、よく、ききそうだ!*
―― 中層R-501 ――
[端末の地図を参照しながら中層を歩き、やってきたのはバー>>0:184だった。
聞き慣れない調子のいい音楽が流れ、一癖もふた癖もありそうな連中がたむろする中を通れば自然と眉にしわが寄る。客達も浮いた雰囲気の娘を物珍しそうに眺めた。]
『おネェちゃん、下層から遊びにきたの?』
[絡んでくる男をうっとうしげに素通りし、奥に進む。]
『暇なんでしょ、今夜どぅ?』
『おこづかいあげるよ?』
[娘は不快極まりない表情を男に向ける。]
そういうの、いいわ。
ヴェスからもらってるから。
[男はヴェスの名を聞くと、顔を青くして席へ戻っていった。]
[カウンターに腰かけ、マスターに声をかける。]
星のカクテル。
付け合わせはマスター特製ハバネロで。
個室、いただけるかしら。
[マスターは頷いて、娘を案内する。
途中、興味深げに娘を眺め、問う。]
『あんた、ヴェスのなんなんだい?』
[娘の瞳に動揺が浮かぶ。]
別に。雇われてるだけよ。
[そう返せば、マスターはそれ以上詮索することはなかった。]
[くるくるとグラスを回し、美しさに見惚れていたが]
せっかく運んでもらったけど、仕事の後で頂くわ。
[机の隅にグラスを避けようとする。]
『大丈夫、ちゃんとノンアルコールだよ。』
[いい笑顔のマスターにサムズアップを頂いた。]
……そんなに子供っぽく見えるかしら?
[残された娘は浮かない顔でカクテルを口にする。]
おいしい。
[飲んだことのない良いお味。
娘は目を丸くする。]
『うまいだろ?これも食べれば仕事もはかどるぜ。』
[マスターは娘の前に小皿に盛られたハバネロを置くと、笑顔で去っていった。]
……ほんとにおいていくんだ……。
[ハバネロはそっとよけ、まずは簡単な仕事から取り掛かる。]*
[現在ドーム間を行き来出来る路はなく、砂漠や荒野を越えられる者は、ほぼ無い。
砂漠、荒野の中央で恐ろしい危険があるという。
しかしながら、武器の形状は、東洋系の血を引いた者による相互扶助的組織、あるいは東洋武器の技術を持つ職人、または過去の戦争以前か砂漠荒野を労し越えて持ち込まれた武器の原型があり、【P13ドーム】でも見ることは出来るだろう。
何にせよ、市場で見かけられる武器の形状だ]
[ポシェットから小さなチップを取り出す。
それをつまんでいた指は長くて綺麗だった。>>3:233 などと、今は関係ない事を思い出した。
早速チップに侵入し、データを解析していく。
程なく解析は終了し、左手にカブトムシ――シルバーウロボン8号の親機を、右手にチップを握り、データのコピーを開始する。
親機を通して、ユウヅキが沢山の機械と戦闘しているのが見える。>>18
早く、早く。気ばかりが急く。
データのコピーが完了したのはユウヅキの周りに『血の刃』を舞わせた頃だった。>>20]
子機へ転送。
ユウヅキの周囲に妨害信号を発生!
[命令が届き次第、ユウヅキの周囲のウロボンズがユウヅキに危害を加える事はなくなるだろう。]*
…っこいつらを全滅させんと先には進めないというのに…!
『ピーーーー!』
…っ…あ?
[『血の刃』を舞わせながら一つ一つスクラップに変えていくと>>18、肩に乗るカブトムシ(子機)がひとつ大きな声で鳴いた>>26]
『…*28→=°°+???』『4×♪:+4635???』
『お、おい?!ウロボンズどうしたんだヨ!?そいつを潰せ!目の前にいるだろうガ!!!』
[カブトムシの鳴き声が廃工場内をこだまし、ウロボンズ達は目の前にいるはずのユウヅキに攻撃する様子を見せなくなる。
攻撃対象が突然居なくなったせいでウロボンズ達は混乱し、ガチャガチャと周囲を探し始める。スピーカーの向こうの男にとってもそれは不測の事態のようで]
……エイミーか! 助かった!!!
[カブトムシの鳴き声と表情(?)を見てユウヅキはエイミーが助力してくれたのを理解した。カブトムシの頭をひとつ撫でてやり……スピーカーに向かってこう言った]
さ あ 、 ス ク ラ ッ プ の 時 間 だ !!!!!
[無抵抗の紛い物機械生命体など、『血の刃』の乱舞に到底耐えられるわけがない。一歩前に進めば混乱したウロボンズが一体、また一体と破壊されていき……先程までの乱闘が嘘のように虐殺していく!!!*]
チッ
[眼を眇める。
男はスティーブを一瞥し、3号の頭部破壊状況を確認。
そして、その後の状況、武器を使うなりC4爆弾や手榴弾を使うなりによって、男がとる行動は合わせるように変化する*]
/*
pt3000くらい、地上でも欲しいですよね。
(そして何時の間にか、ヴェスが1008pt使用していることに気づいて笑いそうになった)
ー廃工場・放送室(男視点)ー
[男は焦っていた。素晴らしきウロボンズ達がたった一人の探偵ごときに蹂躙され、破壊され、一つ残らず潰されていく様に>>28。
どんなに攻撃指令を出しても、ウロボンズ達は探偵を攻撃しない。それは妨害信号がユウヅキのそばからでているからなのだが>>26、男にはそんなことが分かるわけがない]
『ど、ど、どうなってるんダヨ?!まさか、俺たちのウロボンズが、不具合なんてェ…?!!』
[男は手に持っていたポテチを投げ捨てると必死になって指示電波を送る。しかしどれだけやってもウロボンズ達は動かず、水の獣や血の刃によって見事なまでにスクラップされていく]
[これから素晴らしき兵器になるであろう、技術のタマゴ達がただの鉄くずに還されていくのを男は呆然と見つめていた]
[暫くそうやって、ウロボンズの処刑シーンを見せつけられていたところ…ユウヅキの姿が監視カメラに映らなくなったことに男は気づく。 ウロボンズがいるところでは、水獣や血の刃だけが動いていたのだ]
『ば、馬鹿な?!!あいつはどこにいったんだヨ?!』
[ガァァアァン!!!!]
[男が混乱の叫びをあげたのと、放送室の厚い扉になにかが体当たりをしたのはほぼ同時だった]
しっかしまぁ、結構えぐい研究してるのねぇ。
[無償診療の影で行われる不死への研究。ヴェスも見たであろう資料>>3:159等のエリュシオンの裏の顔。]
こういうのじゃなんだけどなー、アタシの求めてたもの。
[前文明を滅ぼしたのは一体何者か、というのは昔から続く命題である。機械生命体が一体どのようにして、誰に作られたかは未だに謎に包まれている。一説によれば異能力によって物質を変換されたものだとも言われるし、機械が機械自身によって革命的な技術革新を起こしたとの説もある。]
こんなことやってちゃ、また滅びちゃうかもしれないわよ。
[研究データを根こそぎ引き抜いた後、何重にも渡って改ざんデータで上書きをするのだった。**]
[ガァアァァン!!!]
[がぁぁぁああぁぁん!!!]
[ガァァァァアァアン!!!メギイイイ!!!]
[何かが、放送室の扉に体当たりをしている。厚いはずの扉は、体当たりされる度にその部分が盛り上がり、形を変形させていく。 鍵を掛けていたはずなのに、その鍵が圧力によってひしゃげて無意味なものに変わっていく]
[何度目かの体当たりのあと……外の光が、暗い放送室の中に差し込んでくる。 開いた扉の隙間に、白い指が差し込まれ、ガッ!!と扉をこじ開ける]
[黒い影が、光を遮り無理やり扉の隙間を広げる。赤い口をニタリと広げて中へと無理やり侵入してくる]
み い つ け た
[闇のような真っ黒な瞳と目が合って、それが男が気を失う前に見た最後の光景だった]**
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