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マダム ローズ は 偵察 ソノラン に投票した。
夜行探偵 ユウヅキ は マダム ローズ に投票した。
偵察 ソノラン は マダム ローズ に投票した。
村の娘 エイミー は マダム ローズ に投票した。
古文書収集家 アデル は マダム ローズ に投票した。
無能 スティーブ は マダム ローズ に投票した。
配達屋 ノエル は マダム ローズ に投票した。
追う者 ヴェス は マダム ローズ に投票した。
マダム ローズ は村人達の手により処刑された。
夜行探偵 ユウヅキ は、村の娘 エイミー を占った。
無能 スティーブ は、追う者 ヴェス を守っている。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
《★占》 村の娘 エイミー は 【人狼】 のようだ。
現在の生存者は、夜行探偵 ユウヅキ、偵察 ソノラン、村の娘 エイミー、古文書収集家 アデル、無能 スティーブ、配達屋 ノエル、追う者 ヴェス の 7 名。
追う者 ヴェスは、偵察 ソノラン を投票先に選びました。
追う者 ヴェスは、偵察 ソノラン を能力(襲う)の対象に選びました。
[結局ヴェスの拳を止める事は出来ず、ユウヅキは再び血を吐いた。>>254 頭を抱える。
ヴェスの言葉の勢いが弱まると>>249再び二人が話すに任せようとしていたが。]
ちょっと、ヴェス、トばすって。
[ユウヅキが娘の方へ飛んでくる。>>251>>254反射的に受け止めた。風呂には入った方がいい。間違いない。一人で洗うのは難しいだろう。それはそうなのだが。
ユウヅキの身体をおろしたところへヴェスの鉄拳が飛んでくる。>>257]
もう、いい加減に、やめ、
[振り降ろされる拳を止めようにも娘の力では止まらない。
何か言おうにも二人の応酬が激しく、口をはさむ暇もない。]
ほんとに、もう、
ばかぁあああああああああ!
[叫びながら、娘の姿は裏路地から消えていった。]*
[結局ヴェスの拳を止める事は出来ず、ユウヅキは再び血を吐いた。>>2:254 頭を抱える。
ヴェスの言葉の勢いが弱まると>>2:249再び二人が話すに任せようとしていたが。]
ちょっと、ヴェス、トばすって。
[ユウヅキが娘の方へ飛んでくる。>>2:251>>2:254反射的に受け止めた。風呂には入った方がいい。間違いない。一人で洗うのは難しいだろう。それはそうなのだが。
ユウヅキの身体をおろしたところへヴェスの鉄拳が飛んでくる。>>2:257]
もう、いい加減に、やめ、
[振り降ろされる拳を止めようにも娘の力では止まらない。
何か言おうにも二人の応酬が激しく、口をはさむ暇もない。]
ほんとに、もう、
ばかぁあああああああああ!
[叫びながら、娘の姿は裏路地から消えていった。]*
『エイミーには、何かあるよ』
[『尋問官』としての自分がそう囁く。]
『エイミーには何かあるよ』
『君はトモダチも、裁くというの?』
[裁かせようとしているのはお前だろう、そう言ってやりたかった]
……なあ、僕の刑期はいつ終わるんだ?
『エイミーを裁くの?酷いやつだ、なんて酷いやつだ』
『もっと重く罰しなければ』
[ああ、話が通じない。]
[僕はいつになったら…赦されるのだろうか?]
[あと、ご近所さんの価値観はいつ理解できるようになるのだろうか?]
/*
で、結局従うルート続行でいいんだよな……うん……
そういえば辛いなら逃げてもいいんだよって思考にこのノエルがなるかどうかっていうのはちょっと考えようとしてたんだよなー
まだ深くは考えてないけどあんま逃げなさそうな気もする
/*
これ卓だとおもってやるしかないかな……前村ではあらかたその境地に達してはいられたんだけど
つまり:ぽえみーになってる暇がない
ばっかじゃないのーーーー!!
[心の中でヴェスに叫ぶ。
昂るだけ昂って行き場をなくした感情は、叫んでもなおぐるぐると胸の内を彷徨っていた。]
まったくもう……
腹立つのもわかるけど。
痛めつけてどうすんのよ。
[長い、長いため息をついた。]*
[ガンと、大きな思考が流れ込む。
昂る感情だ]
罪人なんてクソみたいなこと口にするからだ。
少々やり過ぎたとは思ってる。
それより、センセ。
機械人形の件だ。
胸部部分送れば調べられるか?
[心臓部について口にする*]
村の娘 エイミーは、偵察 ソノラン を投票先に選びました。
[ノエル・エヴァンスは長いこと一匹狼だった。
それはつまり、困った時に誰かに助けを求める行為に慣れていないということ。
今はそうではない。
何かあったら潰すと豪語していた彼のことだ、
協力なら喜んでしてくれるだろう。
それでも]
(養父さんが巻き込まれてしまった以上これはあたしの問題だ)
[ことは既にノエルの依頼、ノエルの事件という範囲を逸脱しつつあった]
(頭の中がうるせー……)
[視線を彷徨わせる。
中層へ戻る前に、下層裏路地で散らばる機械人形を見やる。
打ち捨てられた残骸。
薬莢の散らばる、小さい金属達の群れ。
探る前に、首筋に/エイミーに停止されたそれ>>1:42に触れ、小さな金属たちの群れの中に手を入れ、掻き回しながら探す]
(まるで内臓を漁ってる気分だな)
心臓……見当たらないな……。
これか?
[銃弾がめり込んだ部品は幾つか見当たるが、これと確信にまでは至れない]
(仕方ないな)
[スティーブの声>>2:31が過ぎるが、対象を視界にいれる。
対象は、機械人形の胴体部を粗方*]
(……巻き込んでしまうわけにはいかない。
どーせ無茶するだろうし)
[ノエル・エヴァンスは長いこと一匹狼だった。
それはつまり――
難問をひとりで抱え込んでしまうことの方に慣れていたということでもある]
(……巻き込んでしまうわけにはいかない。
どーせ無茶するだろうし)
[ノエル・エヴァンスは長いこと一匹狼だった。
それはつまり――
難問をひとりで抱え込んでしまうことの方に慣れているということでもある]
追う者 ヴェスは、村の娘 エイミー を能力(襲う)の対象に選びました。
追う者 ヴェスは、偵察 ソノラン を能力(襲う)の対象に選びました。
─ 中層区域 ビルの屋上 ─
[ふいに屋上に気配が増え、頭上を風切り音が駆けた。
空間に身を呑み込ませれば、今まで居た場所に金属で出来た何かが落ち、ギィン、と鈍い音を響かせる。
その背後に滲み出てくると、別のところから舌打ちが聞こえて来た。
次いで銃の安全装置を外すかすかな音が耳に届く]
八つ当たりか何かかい?
[舌打ちが聞こえた方へと左眼を向けると、銃を構えた男が一人いた。
鼻から下は覆面に隠されており、唯一見える眼が苛立ちの色を宿している]
『貴様が回収したものを返してもらおうか』
よく俺様のことを見つけたねぇ。
ゲートのところにいたのは君か。
[相手の要請に答えることなく、飄々とした態度で返す。
男の瞳が苛立ちの色を濃くした。
それとは別、先程までソノランがいた屋上の縁には不恰好な機械生命体がこちらへと向き直っている。
右腕が異様に長く、長剣ほどの刃が手の部分と一体化していた]
『回収したものを返せ』
ヤだよめんどくさい。
俺様はこれから仮眠するの。
[わざと困り顔で言い、盛大に溜息をつく。
相手の男の苛立ちは募る一方だ。
特殊チームのメンバーであるソノランに対し強気に出てくるのは、連れて来た機械生命体があるためか。
それとも焦りの結果だろうか。
短いやり取りをしての印象は、そのどちらも、だった]
『バカにしやがって…!
なら……力尽くだ!!』
[苛立ちのピークに達した男が引鉄を引く。
それに対しソノランは動かずに視線だけを向けて]
─── 悪いけど……銃は俺様も得意でね。
[射出された弾丸に対し、転移の力をかける。
空間に蝕まれた弾丸は向きを変えソノランの傍へと現れ、銃を撃った男本人へと襲い掛かった]
[銃声に呼応するように、不恰好な機械生命体もまたソノランへと長大な右腕を振り上げる。
肩への着弾により呻き声を上げる男から視線を逸らし、横へ飛び退りながら機械生命体へと向き直った。
それまでソノランがいた場所に鋭い刃が落ちる]
これ本部に転移させたら驚くかなー。
[不穏なことを零しつつ、機械生命体の左脚を踏みつけるように右足を蹴り下ろす。
重力加速を加えたそれは、狙った箇所のフレームを容易くひしゃげさせた。
機械生命体の体勢が崩れる]
やっぱり脆いな。
本物に比べればまだまだだね。
[男に対し鼻で笑いながらそう言えば、呻く声が聞こえて来た。
それを耳にして余裕を見せていると、機械生命体が体勢を崩しながらも刃を振り下ろしてくる。
咄嗟にしゃがみ込むと、袈裟懸けの軌道のそれはソノランの頭上を通過した。
ふわりと舞い上がった髪の一部が刃の餌食になる]
君、これを止める術は持ってるのかな?
[しゃがんだ体勢のまま男の隣へと転移すると、相手の腕を捻り上げて銃を奪い取る。
問うても男は口を閉ざし、語ることはないと言わんばかりだった]
じゃあ壊すしかないな、仕方ないね。
[奪った銃のグリップで男を殴りつけ、気絶させる。
後で休息の邪魔をした報いを受けてもらう心算だ。
気絶した男を床に転がして、ソノランは機械生命体へと向き直る]
コイツならコアぶち抜けるかな。
[一般的なコアパーツが使われていることはエイミーから聞いていた。
自己修復機能もないようだし、20年前の二の舞にはなるまい。
ひしゃげた脚のせいでぎこちない歩みになりながら迫る機械生命体を見上げ、ソノランは銃を握り締めた]
俺様の得手は狙撃だっつの。
[姿を現したのは、それまでいたビルから数件離れたビルの上。
前髪の奥、右眼で遠見による狙撃対象の特定を行い、透視を行いコアパーツの位置を暴く。
左手首を目の前に掲げ、その上に右手首を十字に重ね、銃の位置を固定した]
たっぷり味わえ、フルコースだ。
[奪った銃の有効射程を優に超えた距離。
空間転移の行使でそれを補い、重力加速で威力を上げる。
至近と望遠、2つの視界を捉えて、ソノランは引鉄を引いた]
[響く銃声は3発。
いずれも空間転移と重力加速を受け、攻撃対象を見失って動きを緩めた不恰好な機械生命体へと撃ち込まれた。
転移先は装甲の更に奥、コアパーツの間近。
従来よりも威力を上げた弾丸3発が立て続けに叩き込まれ、バチリとショートするような破裂が起きた。
直ぐには沈黙しないものの、機械生命体は正しい動きが出来ずにその場をぐるぐる回ったり、何もないところに刃を振り下ろしたりしている]
ダメ押し、っと。
[もう一度引鉄を引き、叩き込まれた銃弾の一つに重ねるように撃ち込む。
先に叩き込まれた銃弾がコアパーツを貫通し、その機能が低下、やがて沈黙へと至る。
それに伴い、機械生命体の動きもぎこちなくなり、ついには床へと崩れ落ちた]
[視界を戻し、元のビルへと転移する]
………あれ。
[そこに停止させたはずの機械生命体の姿はなかった]
なるほど?
もう一人どっかにいたかな、これは。
[物体転移の能力か何かを持つ者がいたらしい。
それは気絶した男が残されていたが故の推測。
流石に機械生命体をこれ以上奪われたくはなかったらしい]
さてさて、哀れにも見捨てられたコイツをどうするかな。
[気絶したままの男の胸倉を掴み上げて、良い笑顔を浮かべた**]
『新たな依頼というのは……捕縛ですね。
我らの使っているビルのひとつを襲撃した輩を捕えてほしいのです』
そういえばさっきそんなことを言ってたような……、
というか白昼堂々襲撃、だと?
『ええ、あの場には何も知らず普通にサラリーマン業務をしている者も大勢おりましたのに……』
……マジか。
[傍から見れば明らかに犯罪行為である。
たとえ一般人には被害はなかったと知ったとしても、
印象は変わらないだろう。器物破損とかある時点で]
………で、そんな大馬鹿をやらかした奴の身元は割れてるんだろうな。
『ええ、顔も隠さず堂々と襲撃を行いましたので。
なんでもこの辺りでは“ドンパチ探偵”と呼ばれている輩だそうで。
あとはアデルという名前の大オカマも一緒だったそうで……』
………………マジか。
[大馬鹿をやらかしたやつは本当に馬鹿だった。
どうにか叫びだしたくなるのを抑え、問う]
とにかく。
そいつらをここに連れてくれば養父さんを解放するということでいいな。
『ええ。初めに言っておきますがちゃんとその姿を見せてくれないと解放しませんからね』
解放が先という話ではないか……わかった。
あと、連れてくるのは二人ともか。
『もちろんです。…………あ』
[人影は端末を取り出した]
『そうそう。そちらの端末のアドレスを教えていただけません?
今部下に奴らを追わせているところでして。見つかり次第連絡させますので』
[データ解析、なら。もしかしたら、エイミーでも出来るのかもしれないが、言うつもりはなかった。]
え、いやいや。
このまんま行くの!?
[再度、腕を引く。
さっきより強めに。]
はぁ…
[俺はそんなにいらねぇんだけどな、と思いつつ、
立ち上がる。腕を外せないか何度か試す。
スラムのことも気になるし、悩んでいる時間もない。]
……っ
あぁ、もう!
分かりましたよ!
[そのまま、ぐいっと引いて歩きだす。]
[そうして、アドレスの交換やら細々とした話やらが済めば、
ノエルはひとりで転移装置のある部屋をあとにした。
人影はあくまで装置の護衛に徹する心積もりの模様]
………、さて。まずは大オカマとやらからか。
くそっ。ケリつけ次第こんな関係断ってやる。
追加の依頼されたって聞いてやらないからな……!
[とりあえずは襲撃されたビルの方に向かって駆けだすのだった**]
―スラム街―
[スラム街に辿り着けば、
周りを見渡す。
抗争の後はあったものの、今はもう収まっているようだった。
爆発でもあったのか、崩れている箇所もあった。
が、そこまで酷いことにはなっていないようだった。]
……
[少しだけ息をつく。]
『すてぃーぶー』『すてぃーぶ!』
[子供たちが何人か駆け寄ってきた。]
お前ら…無事か!?
[恐らくまだ、手は離されていないだろう。
片手で頭をぐしゃぐしゃと撫でる]
『すてぃーぶ、走っていった後、ドンパッチーが、
よーいドン!って!』
『あのね!ドーンって!すごかった!』
……原因、俺か…!!!
[はっ!とする。
ドンパチ探偵がいるから、追いかけてきた奴らを
置いてっても大丈夫だろうとは思ってしまったが、
それから、発展したのだろう。
些細な事でも、何か起きる。
それもまた、スラムの日常茶飯事で。]
ー 回想 ー
[ユウヅキ・ナイトラインという男は、かつては上層部にいた。幼き日から唯一の親である父に見てもらいたい一心で、『空間制御能力』を使い、人々に『尋問』を行う『尋問官』をしてきた。やってきたことは、異能を封じて相手を痛めつけるだけの簡単なお仕事である]
[幼き日から、ずっと人を苦しめることだけを教えこまれ利用されてきた。それが誤った事なのだと知ったのは、偶然スラムの少女に出会ってからだった]
[間違った価値観を持ったまま、ユウヅキは三ヵ月前の『連続異能暴走事件』に巻き込まれることになる。そこでまたユウヅキはいろんな人に諭され…自分があまりに子供であることを知った]
[だから、今までの間違いを正すためにも父の元を離れることを選んだ]
[が、ここで若干詰めが甘いのがユウヅキがユウヅキたる所以である]
…でも、爆発は、俺じゃねぇぞ…
[誰が、そんなことをしたかは分からないが、]
と、とにかく!無事なら良い。
かくれんぼしてるやつ、いたら言えよ!
[そう言って、]
『ねー、なんで、すてぃーぶとお手手つないでるのー?』
『ずるーい!』『いー!!』
[子供たちの興味はアデルへ移ったらしく、声をかけはじめる]
離してくんねぇんだよ…っ!!
[だっ、とまた走り出した。]
『自分は、人を苦しめて笑顔を奪ってきた。ならば人を笑顔に出来るように犯罪者を捕らえなければならない』
『自分は人を苦しめてきたのだから、自分もまた苦しまなければならない。幸いなことにこの異能は制御ができていない、そのまま使えばいい』
『誰も、罪人である自分に対して気にかける必要なんてない。自分が死んだら、それはみんなにとって喜ぶべきことなのだ』
[自分で過ちを正そうとすれば、当然ながらそれは自身の中の正義に基づく基準によって定められる。しかし、歪みきったユウヅキの正義感ではまともな正し方になるはずもなく]
[その結果、誰もがハラハラを抱える『ドンパチ探偵』が誕生する、という悪循環に陥っていた]
『……そうだ、あ ん た こ そ無茶をしないでくれよこの前みたいな。』>>1:172
『無茶…し、てるのか?僕は?
は、 は は は は… ま、前向きに検討し善処しよう……』>>1:174
[無茶をするな、と言われて曖昧な態度しか取れないのもつまりは『無茶』が理解できないからである。他人の無茶はすぐに気づくが自分の無茶には一切気づけない。なんてったってそれは罰だから]
[そういう、歪みに歪んだ感情を自分に抱いているのがこのユウヅキという男なのである]
[そしてその気持ちはどストレートに出てこない、そのせいでユウヅキの評価は大体『馬鹿』で統一されることになるのであった**]
[そうして、スラム街の路地裏を進む。]
…他言無用で頼みますよ。
上層にバレると面倒なんで。
[まぁ、厄介なデータを扱うのだ、
その心配はないだろうが。
そして、道の脇へと行きしゃがみ込む。
声をかけるのは、そこで寝ている男。]
おーい。あー…今日は『アンドレ』か?
[そう言って、その耳元で何かを言う。
そうすると、その男はのそりと動き出し、
後はそれについていく。]
ー 回想 ー
『ただいま』
『………』
『は、はははごめんな スカーフまた汚して』
[独りで調査に行って、帰ってきた時のこと。少女にまた無茶をしたのかと詰め寄られてタジタジになったような気がするが本当はどうだったか]
[ひどく澄んだ、その紫の瞳が自分だけを見てくれる。]
[それが何故か嬉しくて、くすぐったくて思わず少女の頭を撫でてしまう]
[自分には過ぎた幸福なのだと、ユウヅキは思っていた]**
はい、つきましたよ。
[そこは、一件のボロ屋。
そこらへんのガラクタを乗っけて組み合わせ、
すぐにでも、崩れそうなそんな場所。
スラムには弱い異能力者も多数棲みつく。
それらが、それぞれの能力を生かし、
また、知識を生かし、
例えば"微量"な電気を流すことの出来る人間。
たった5分、ネットワークに侵入できる人間。
どこで何をしてきたのか、機械の知識が優れているもの、などなど。
それを生かして、"厄介事"を引き受けている奴らだ。]
『おう、スティーブ!』
『なんだ、それ彼女か?』
ぜってぇ、違う。
違うからな。
[そう言って、またブンブンと掴まれた手を振る。]
…連れてきたんで、離してください。
交渉すっから…まぁ、交渉っつーか。
[果たして、それは離されたか、
まだそのままか。]
"厄介なデータ解析"
50万なら、十分だよな。
[自分の取り分は差し引かない。
そのままの値段を言い]
後は、頼んだぞ。
[それだけ言うと、もし離してもらえたなら、
アデルを残し、男は外へ。
…そのままなら、残らざるを得ない。**]
/*
なんで、寝てしまったんだろう…
ほんとショック…もったいない…
村楽しすぎて、少しの時間の無駄ももったいない…
うええええええん…!!!
ー ヴェス宅 風呂場 ー
……はぁぁぁぁぁあ……
[ユウヅキは溜息をつきながら風呂で身を清めている。
洗濯機にぶちこんだ服の洗い方は見事に乱雑で、テキトーである。]
[身を清めながらユウヅキはここまでの事件を整理することにした]
[まず発端は、〈UROBOROS OVERDRIVE〉の詐欺に引っかかった男の依頼>>0:250だ。 何をしている組織なのか探り、場合によっては潰してほしいと言われた]
[そしてユウヅキは猫探しをしている時に出会ったスリからの情報>>0:74>>1:121>>1:122からウロボロスと敵対するタルタロスの存在を知る]
[また、どちらの組織かは分からないが、エイミーの命が狙われていることをソノランから聞いた>>1:65]
[その後はタルタロスの者と話をつけ…、アデルの依頼から〈UROBOROS OVERDRIVE〉管轄のビルをちょうさ(襲撃と言わないあたりユウヅキはタチが悪い)。 ユウヅキの方は何も掴めていないが、精神影響系能力者が非常に高い能力を有していることは把握出来ていた]
[そして機械生命体に襲われ……現在に至る]
(どうしてこうなった)
[誰かがきけばお前が言うなと言われそうなものである]
(アジトの場所は…アデルの情報待ち……はあ…)
(……一度ノエルに連絡した方がいいかもな…ビルを『調査』して…目立ちすぎては助手として顔を知られているノエルにも追手がくるかもしれない…)
[別の依頼を受けているとは聞いているが、流石に事情が事情である。 ……ノエルの安全も考えて、ユウヅキは連絡を取ることにした]
[洗濯が終わると、ユウヅキは服を引っ張り出す。液体操作能力で一気に脱水、乾燥機いらずである。]
[エイミーがまだユウヅキの通信端末を持っているならば、それを受け取り、ノエルに一度通信を入れる予定だ*]
/*
スティーブ、ユウヅキは割と信頼っつーか、
なんだかんだで、任せても大丈夫だろーって思ってる感。
上層もだろって言った時にすぐ選択肢に加えたあたりで、なんか印象代わったっぽい
/*
ただし、血吐いてんの見たら何か言うんだろうな。
ユウヅキもなんか無意識に無茶へ突っ走ってる気がするんだよなぁ。
自分が死ぬかもという考えはなさそうだけど。
── ヴェス宅 ──
[のろのろとベッドから降り、客間を出る。先ほどの機械人形が机の上に現れたが、それは後回し。
治療キットを回収して風呂場に向かうとすでに洗濯機がまわっており、ユウヅキは身体を洗っているようだ。
ぐるぐる回る洗濯機を眺め、ため息ひとつ。
血を吐いて、殴られて。その割に随分元気じゃないかと口をとがらせた。そのタフさがユウヅキの無茶を助長させているのだろうけれど。
一度風呂を離れ、客間に戻る。
手の傷は痛むが、血は止まっていた。簡単に消毒液をかけてベッドに横たわる。
機械人形の解析をすぐにする気にはなれなかった。使い慣れない能力を何度も使ってくたびれている上、すっかり気が抜けていた。]
[しばらくして、ユウヅキが風呂からあがる音で目を覚ます。風呂場に向かうと端末を探している様子。
鎮めてあった感情が再燃した。]
あなたねぇ……!
[片手を顔にあて、唇を噛む。
怒り、悔しさ、情けなさ。渦巻くさまざまな感情は言葉にならず、代わりに涙になってこぼれ落ちた。]
……心配したんだから、
[やっと出た言葉は、それだけ。]*
[しばらくして、ユウヅキが風呂からあがる音で目を覚ます。風呂場に向かうと端末を探している様子。
鎮めてあった感情が再燃した。]
あなたねぇ……!
[片手を顔にあて、唇を噛む。
怒り、悔しさ、情けなさ。渦巻くさまざまな感情は言葉にならず、代わりに涙になって瞳ににじむ。]
……心配したんだから。
[やっと出た言葉は、それだけ]*
[ぷっちん。]
……痛いのか、じゃないわよ。
ばーーーか!
[恐らく今日は、娘の人生で一番ばかと言った日だ。
思い切り顔を振り上げたものだから、まとめていた髪が緩む]
確かに私はあなたみたいに戦える力もないし。
危なっかしいかもしれないけどねぇ!
あなたの事大事に思うのも許されないっての?
私だけじゃない。
みんなそうよ。
ヴェスだって、ハロルドだって、
みんなあなたの事が大事だから怒るんじゃない。
友達なんだから。
[そこまで言って、ユウヅキから目をそらす。]
なによ、かっこつけちゃって。
私だって自分の身くらいなんとか守るわよ。
手当たり次第なんでも守ってないで、
自分の一番大事なもの守りなさいよ。
失ってからじゃ遅いんだからね。
[これだけ言っても通じるのだろうか。眉間にしわよせ、床に目を落とした。]*
『自分の一番大事なもの守りなさいよ。』
[自分は何を護りたかったのだろうか?ふとユウヅキは考える]
[自分自身? 街の人? それとも]
『失ってからじゃ遅いんだからね。』
[………失って、絶対に後悔するものは…なんだ?]
/*
映像が綺麗に浮かぶのよね。
浮かんだ映像を文章に書き下ろしてるのかな?
とすると言語化うまいなぁ。
チップがあるせいかもだけど、細かく言及してないのに表情が浮かんでくるの。
はぁかっこいい。
[ゆっくりと顔を上げる。
ユウヅキを見つめ、問う。]
……悲しまないと思ってるの?
いえ。
悲しむで済むと思ってるの?
[知り合ってからの期間こそ、3ヶ月と短いが──その間に生まれた絆は細いものとは思えない。]*
[ユウヅキの口からノエルの名が出たのは意外だった。
けれど、嬉しかった。同時に娘がノエルへ抱いていた罪悪感がほんの少しやわらいだ。
人に甘える事の下手なノエルに甘えられる相手ができるなら、それがユウヅキなら、どんなにいい事だろう。
ノエルは幼い頃、ハロルドと兄妹のように過ごしていた。娘はそんな過去をきちんと知っているわけではないが、ハロルドはノエルが甘えられる相手なのだろうと思っていた。
3ヶ月前の事件の時、娘がハロルドの元を離れドームで暮らす事を選んでいれば、今でも2人の関係は変わらないはずだった。
いつも張りつめたようなノエルを気にしつつ、そんな資格はないと思っていた。ドームに来てすぐ彼女へ連絡を取らなかったのは、そんな理由。
事件からしばらく経って、村に遊びにきたノエルはほんの少しだけ、何かが変わったように見えた。それがユウヅキとの間にできた絆のおかげならば、本当に──]
話が早くて助かるわぁ。それじゃ、よろしく!
[依頼を了承したスティーブに続いて走る。]
『すてぃーぶだー。』
[スラムを走れば子供たちが寄ってくる。人気者のようだ。子供たちの安否を気遣うスティーブには、また一つ彼の内面を垣間見た気がした。]
『おばちゃん?』
『おじちゃん?』
お・ね・え・さ・ん・よ!
『おじちゃん、あそんでー!』
おじちゃんなんて知らないわねー?
アタシと遊びたいなら、かくれんぼしてあげる。
でもちょーっと今忙しいから、また後でね!
[かくれんぼならアデルは無敵なのだ。鬼限定だが。子供たちのがっかりした表情に多少後ろ髪引かれながらもさらに走り続けのだった。]
……こっちの話。
[思考が届いていなかったのか、
知らないふりをしてくれたのか。
どちらにせよ甘えて何もなかった事にする。]
ユウヅキは落ち着いたわよ。
ノエルに連絡するんだって。
私は今から解析にかかるわ。
あいつの手当もしてやれよ、センセ。
頭から消毒薬ぶっかけとけ。
あと、俺はユウヅキの友達じゃねーよ。
近所の馬鹿に腹立ててるだけだ。
[会話の詳細な内容までは分からないが、伝わってきた幾らかのものへ、それだけを思考する]
分ぁった。
頼むぜ。
[思考による投げやりにも似た返答。
頭痛が酷くなっていた*]
……平気じゃないかしらね?
[まだ少し、腹の虫がおさまりきれていなかった。]
まぁ、やっとくわよ。
友達でもなんでもない、
お節介なご近所さんの頼みなら仕方ないわ。
[肩をすくめた。]*
お節介じゃねーよ……チッ
言ったろ。
あいつを見てると苛々するってよ。
あの馬鹿がマトモになりゃ、俺への迷惑が減るからな。
それだけだ、勘違いするな。
[スティーブがアンドレと呼ぶ男に導かれ、さらに進む。進めば一件のボロ屋。]
ありがとう、スティーブ。
取り分なくなっちゃったけど、ホントにいいの?
[さすがに悪いと思ったのか、少しバツの悪そうな顔をする。スティーブがどう答えるかはともかく、握り続けていた腕を解放しただろう。]
あ、ストップ!
連絡先、頂戴?
[スティーブが立ち去ろうとすれば、離した腕を再度掴むだろう。こんなに親切な男をこれっきりで逃すわけにはいかない。これからも仲良くしましょうね、と笑うのだった。]
── ──
[太陽は高く砂は火傷しそうに熱い。
潜り込んだ先で怒られたものの、手には、珍しいラムネの瓶。
勝手に前文明の痕跡後を走り回ったので、体よく追い払われた形だ。
サンダルを脱いで熱砂に足を突っ込んできゃいきゃい遊んだり、奇妙に捻くれた尾と頭が2つある砂漠の生き物を追い回したりと、ひとり遊びも一通りしたところだった。
見たこともない、大きな機械があらわれた]
『おっきー』『すごーい!』
[駆け出して、その大きな機械に近づいた。
ほっそりした両手を伸ばし向けて、わぁと声をあげる。
ぐるぐる周りを回っても、動かない]
『父さんと母さん達の? お仕事するの?』
『これあげる。おほしさまみたいでしょ?』
[きらきらした機械に、太陽にきらりひかる硝子玉。
何の機械かは分からないけれど、仲良くしよう/友達になろうという、そんな安易な/馬鹿な考えで、えいえいと瓶の蓋を回して硝子玉を取り出し、差し出した。
機械の外界確認用らしき、透き通るような眼には、笑顔のヴェスの姿が映っていた]
『父さんと母さん達の? お仕事するの?』
『これあげる。おほしさまみたいでしょ?』
[きらきらした機械に、太陽にきらりひかる硝子玉。
何の機械かは分からないけれど、仲良くしよう/友達になろうという、そんな安易な/馬鹿な考えで、えいえいと瓶の蓋を回して硝子玉を取り出し、差し出した。
機械の外界確認用らしき、透き通るような眼には、笑顔のヴェスの姿が映っていた]
[硝子玉を差し出した後、機械がどう反応したかは、見てはいない。
何故なら、]
『ヴェス!』
[切迫した、父親の声が飛び込んできた]
『え?』
[振り返る]
[その傍らを風のように輝きが疾走った。
今まで動きもしなかった重量あるその機械が、その巨躯を諸共せずに踏み込み移動、重量を活かして速度をグンと上げていた]
『まさかそんな──早く、逃げ』
[何かが折れる音が響く。
大きな衝撃音がし、機械も父親も見えなくなった。
驚きのまま、視界から消えた先へと走る。
先には、他の調査隊の大人達もいて]
[逃げ惑う大人や、交戦する大人、それらの区別一切をつけずに、機械の鋭利なソレは命を刈るために振るわれる。
高熱が放射され、髪の毛が巻き上げられる。
ジュワリと、辺りには噎せるように血の霧が舞う。
蒸発した血の匂い、肉の焼ける匂い]
[そのうち治癒能力者が潰れたのが、以降の明暗をより分けた]
『チッ──逃げな! ヴェスはまだ子供だから──』
[こちらを振り向いた母親の頭部が後ろから掴まれ、果実のように砕けた。
子供の自分を置いておけば、きっと逃げられた。
目に映るのは、返り血を浴びた圧倒的理不尽の無機存在。
だらだらと落ちる、赤い血が酷くのろく見えた]
[アデルの前には数人の男が立っている。どれも覇気はなく、世の中から置き去りにされたような目をしている。]
初めまして。早速なんだけどこれ、調べて欲しいの。
まず第一はアジトの位置。重要そうなところよろしく。
次に不正会計やら世の中に出したらアウトになる情報。
最後に構成員の情報できるだけ。
[迷うことなく注文をつける。アデル自身の中には上層だのスラムだのの区別はない。だから彼らの身なりがどうであれ、自分に得があるならお友達、敵対するならあの手この手で嫌がらせというのが彼のスタンスだ。]
『へぇ、こいつはなかなか……』
『あぁ?なんだよ面白そうじゃねぇか、ちょっと俺にも見せろよ。』
『50万か、へへっ、そいつはいいや、しばらく酒には困らんな。』
[一人が手に取ると、最初は乗り気でなかった男たちも興味を持ち始める。しばらくすれば、お前はあれだの、俺はこれだのと分担作業を始めるのだった。]
(なんとかなりそうかしら?)
[こうなれば後は待つほかない。だが、一つだけアデルはどうしても彼らに文句を言わねばならないことがあった。]
アナタたち、ちゃんとお風呂入ってるの?
洗濯は?柔軟剤もちゃんと使わないとダメよ?
さすがにちょっとこの臭いは耐えられないかも。
アタシ外で待ってるわ。
[そう言い残して外へ出ると大きく伸びをする。これだけ走り回ったのはいつぶりだろうか。少し休もうと手近にあった椅子に腰掛けた。]
── ガシャーーーーン!!! ──
[椅子がぐにょりと折れ曲がり、アデルの体は座る勢いのままガラクタ置き場に投げ出される。]
はぁ、もうやだ、お風呂入りたい。
[力なく立ち上がると、壊れた椅子を蹴っ飛ばして、大きなため息をついた。**]
[バツの悪そうな顔をするアデルに、
そこにいる男たちを親指で指して、そう言う。]
それに、そのデータ。
俺にも無関係ってわけじゃなさそうだし。
[腕が開放されれば、息を吐いて、
腕を擦る。握られ続けていたせいか、だいぶ赤い。
何か分かれば、エイミーかヴェスを通してか、
ドンパチ探偵から直接かでも伝わってくるだろう。]
んじゃ、もう行きますんで。
[そう言って、その場を後にしようとし、]
いっ…!
あの…もう少し、お手柔らかに。
[また、後ろにぐんっ、と引っ張られる。
後ろをまた振り向き、言われた言葉に]
……
スラムの人間に連絡先がある奴なんていねぇって。
[連絡先、頂戴と言われれば、そう答える。]
俺に会いたかったら、
スラムのどこかで、商売してますから、
見つけてみてくださいよ。
[そう言って、笑顔を向けるアデルに、
同じく、商売人としての笑顔を向け、]
そんときゃ、何か買ってくださいよ。
[それでアデルは納得しただろうか、
してくれたなら、男は今度こそ立ち去るだろう。*]
[そして、開放されたかどうだったか。
男がボロ屋を出て、しばらくすると。
ガシャーーーーン!!!
と大きな音がした。]
……!!??
[何事かと振り向いたが、
特に何もなさそうで、
視線を上に向け、首に手をやり、]
気、張りすぎなのかもな。
[そう、ポツリと言い、
また、歩き始める。]
/*
アデルさんとは、最初のときといい、今と良い
パッと出会って、パッと別れるものだから、
なんか申し訳ないなという気持ち…
昨日の寝落ちが痛い…
―スラム街 ボロ屋から少し先―
[先程から、誰かがついてくる気配がする。
一度立ち止まると、相手も止まる。
そして、また歩く。ついてくる。]
……
[アデルといたときから、つけてきたわけではないだろうことには、安堵する。さすがに、下手すぎる。
嫌でもわかる。]
── 中層・自宅 ──
[幾つか認証を行い、鍵を解錠。
中層では一般的な大きさだが、男の両親が遺した家は研究資料を収める為の倉庫部屋や書斎などが多くあった。
洗面台でユウヅキが吐瀉した血を洗い拭う。
キッチンや客間や風呂場の方へは行かずに、自室に戻り血のついた服を変え、装備を補充したり変更したりと整え始める]
………っ、ふっ、
[口元を抑えた。
震えそうになるのと嗚咽が込み上げかけるのを堪える。
何度も肩で息をすると落ち着き、装備を整え終えた。
念の為に、"一発も入っていない銃"を身につける]
(効いてくれよ……)
[それでも、そうなったら、一人では切り抜けられないだろう]
『う、動くな…!!』
[さらに人気のない場所へまで来れば、
そう声がする。背中に突きつけられているのは、
まぁ、間違いなく拳銃だろう。
ため息をついて、ぐるりと向きを変える。]
今日は店はやってませんよ?
[驚いたような表情をする相手に、
まるで、客にでも向けるような笑顔をつくる。
そこにいたのは、まだ子供とも言える年齢であろう男。
尾行の下手さと、声の怯えと、背中から伝わる拳銃の震えで、素人なのは、明らかだった。]
[次いで、仕事場にしている書斎に入る。
両側に押し広げるタイプの白い窓枠の窓は締め切り、カーテンもかけられている為、薄暗い]
っととっ
[躓いたが、電気スタンドの灯りをつける。
窓側の机には、日記らしき物や本などが並んでいる。
一方の壁面には、ファイルキャビネットが並び、念の為にぺらぺらと中身を確認して複数取り出す。
また一方の壁面には、一面に都市地図が貼られ、幾つものピンと、糸が張り巡らされており、脇には写真と新聞が貼られている。
幾つかの写真には、書き込みやペケ・マルマークが書かれていた]
[その時、少年の目が焦点を失った。]
……やっぱな。
[エイミーが言っていた。
そう、本人の意志と関係なく、
操る能力を持つものだっているのだ。
いてもおかしくない。]
[――カチリ、安全装置を外す音。
別に撃てなくてもいい。
むしろ、そういうやつのが、油断を誘うのに、うってつけだろう。
もたせりゃいいだけ、後は。]
/*
書いてる途中で一休みしてる間に 発言数 抜かされた む むむむむむむ……
あとほんとどーーーーーーしようもないくらい照れる
/*
どっどうすればいいんだっ ほんとにどうすればいいんだっ
なんかこうかなり頭が馬鹿になっている感があって余計つらい
昨夜うっかり「(ユウヅキは)帰ったのかな」なんてセリフを口走ってなくてよかった……帰ってるわけねーよ
[男は両手を下ろす。
その左手は少年と同じよう、
引き金に指をかけるように構え、
しかし、その見えない銃口は地面へ。
そして、少年の指が引き金を引く。
その瞬間を視界に捉えた。
と、同時、
銃声がスラム街の路地裏で、響く。]
……武器を持てねぇ奴に、
武器を持たせてんじゃねぇよ。
[響いた銃声。
銃弾は、男にではなく、地面へと刺さる。
向けられていた拳銃は、男の左手に収まり、
その銃口は煙を上げている。
少年の手には、拳銃はない。]
[その瞬間、地面が糸が切れた操り人形のように、
地面へと倒れる。
武器を奪われたら、洗脳が解かれるようになっていたのだろう。
深く息を吐く。
恐らくは暗示の類か。
<UROBOROS OVERDRIVE>の名が出た時に、少年の様子が変わった。
それが、トリガーだったのだろう。]
―― ヴェス宅 客間 ――
[机から機械人形の胴体を拾い上げる。>>3
早速ベッドに腰かけ、目を開けたまま侵入した。
しばらくして調査を完了する。
得られた情報は以下の通り。
・タルタロスがウロボロスへの刺客として送った機械である
・プログラムされた指令は『下層B-611に生命反応を感知次第起動。外殻の構成を完了次第近づく者を排除せよ』]
……ってことは、B-611に何かあるってことかしら。
正確な場所はわからないけど、攻撃をしたい何か。
[空き家のあったB-612に隣接したB-611。そう広いブロックではなかったはずだが。
思考を巡らすうちに客間にヴェスが訪れた。]*
[左腕をあげ、銃から弾を抜き出し、
バラリとその場で分解してしまう。
さすがに、ずっとやり続けていれば慣れたものだ。
フィールド・ストリッピング。独学だったか、
それともヴェスにでも習ったか、
工具を必要としない分解方法だが、
組み立ても出来てしまうため、いくつかの部品と弾は拾い上げる。
後の残骸は、すぐにスラムの人間が拾うだろう。]
/*
なんだっt
なんだと……
>フィールド・ストリッピング。独学だったか、それともヴェスにでも習ったか、
PLの知識量が足りてないんだよ。護衛時代に、兄ちゃん習ってていいと思うんだよ。
さて、こいつ、どうすっかなー
[そう言って、銃の部品をヴェスから貰った小袋に突っ込み、懐にでもしまいながら、
倒れている少年のところへ行く。
そうして、その腕を肩に回し、その体を背へと移動させた。
洗脳が完全に解けたかは、この時点では分からないのもあるが、さすがにこのまま放置するわけにもいかないだろう。**]
[たっぷりチーズと分厚いハム、そして菜を挟んだサンドイッチを盛った皿。
それとスライスした食パンとピーナッツクリームの瓶だ。
好きに盛って食えという意味だろう。
飲み物は、青汁パックと空のグラス達が置かれている]
食わねーなら、俺が食うし。
[サンドイッチにはそう言う。
青汁をとくとくと注ぎながら、ぼやくように]
何故か分からないが、飲め飲めって押し付けられてんだよ。
訳が分からん。
[情報屋>>0:187>>0:192は、何故か青汁を押し付けて来る。
その真意を理解出来ずに仕方なしに飲んでる状況。
拒むなら、消費する生贄を逃したという顔をしながら、勝手に水でも汲んで来いと言うだろうか]
─ →スラム街の一画 ─
[気絶した男の首根っこを掴み、スラム街が見下ろせる高い建物の上に立つ。
自身に重力軽減をかけ、無重力状態にした上で建物の高さと同じ高さの空中に転移した。
男にも重力半減をかけて首根っこだけでぶらさげられるようにしておく。
やがて、不安定な状態の中で男が眼を覚ました。
真っ先に遠い地上が見えて悲鳴が上がる]
やぁ、お目覚めかな?
暴れると落ちるよ。
[明るい声で言うと、男からは引き攣った息遣いが聞こえて来た。
落とされたくないのだろう、暴れるのだけはせずにいる]
それじゃあ君の所属と名前、持ってる能力をどうぞ?
[まるでインタビューするような言い回しでソノランは男へと問いかける。
男は、ぐっ、と口を引き結び、問いに答えようとしない。
ソノランは笑んだまま、首根っこを掴んでいた手を離した]
[長く尾を引く悲鳴が響き、ソノランから遠ざかっていく。
刹那、悲鳴が頭上へと飛び、ソノランの目の前に地面へ落ちたはずの男が落ちてきた。
重力軽減をかけて減速させた後、再び首根っこを掴む]
言う気になった?
[崩れない笑みに男は怯える表情で何度も頷いた*]
ドンパチで有耶無耶にしちまうってのも手だが、さっさと相手を片付けないと、後手に回る。
根こそぎの告発に耐えうる証拠を掴むか、組織を完膚なきまでに壊滅させるかの、どちらかだ。
事件を"制圧"するのは、俺のやり方じゃあないが、この際、そうも言ってられねーしな……
[続く話はあるが、一度言葉を切り、サンドイッチにかぶり付く*]
/*
柔軟剤じゃない方のソフランとは
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%...
もうちょっと発言数水増ししたいんだけどおもいつかないorzorz
―― 下層と中層の境目うろうろ ――
『……! き、貴様は……!』
[だいぶ襲撃現場も近くなってきたところで、
突然慌ただしい感じの声をかけられた。
振り返った先には小銃を構えた男の姿]
『よくもぬけぬけと顔を出せるものだな、
我らを裏切ってドンパチ探偵を差し向けておいて!』
おい待て、……それは勘違いだ。
あんなことするなんてあたしは聞いてなかったぞ。
[いきなり銃口を向けられたが動じる様子もなく応える。
嘘は言っていない。嘘は]
/*
ねぇ、なんでみんな柔軟剤だすの…
俺、柔軟剤使えないぜ…?スラムだもの。ねぇ。
寂しいじゃねぇか!!(ダァン!!
まぁ、ほら、発端だし?
名前間違えたのは褒められることじゃねぇんだよ!!(ダァンダァン!
無能 スティーブは、偵察 ソノラン を投票先に選びました。
無能 スティーブは、追う者 ヴェス を能力(守る)の対象に選びました。
─ スラムの一画 ─
[男は<UROBOROS OVERDRIVE>に属する実行部隊で、機械生命体の運搬や敵対組織への襲撃に関わっているらしい。
男が持つ能力はジャミング、機械生命体の存在を誤魔化したり、奇襲させたりしていたらしい。
機械生命体の移動は、やはり転移系能力者が行っていたようだ]
自分達で作った機械生命体に襲われたりしないのは、組み立ての時に何か組み込んでるからかい?
[先程の対峙で機械生命体の前からソノランが消えた時、男は気絶していたにも関わらず襲われることはなかった。
コアパーツは一般的なものを使っているというくらいだから、何かしら信号でも出して避けることは可能だろう。
それについてを問いかけると、男は怯えながらもなかなか口を開かなかった]
………ふーん、これかな。
[次の瞬間、何もなかったソノランの掌に小さなチップのようなものが現れる。
それを見て男は驚きに眼を丸くしていた。
その表情を見て、ソノランはにっこりと笑う]
俺様は透視して見えたものも転移出来るんだよね。
端末に後付けで組み込まれたチップとか怪しさしかないよ。
[これまでの経験からの推測だったが、どうやら当たりらしい。
一定の信号を出しているとかで、機械生命体に組み込んだプログラムと連動することで対象から除外されるらしい]
てことは、無くしたり信号変わっちゃったりしたら大変だねぇ。
[ケラケラと笑ってチップを握り込むと、次に開いた時にはチップはどこかへと消えていた。
男の顔が蒼白になる]
じゃあ、頑張って戻りなよ?
[良い笑顔で男を地上へと転移させ、ソノラン自身もまたその場から姿を消した*]
/*
あのね、本当にこの村楽しい…
楽しすぎて、ずーっとロル回したい
けどな。
明日、また飲み会入って…
絶対二次会コースぅうう
いいえ。
[ヴェスの苛立ちを気に留める事もなく、サンドイッチをもう一口。]
美味しいなぁって。
[ご機嫌な様子で指を立て、口元についたパン粉を拭った。]*
あら、端末持ってないないのね、残念。
わかったわ、用があったらアタシが会いに行けばいいだけだし。
[スティーブの言い分を聞けば>>64今度こそ、腕を開放した。]
それじゃ、また会いましょ、スティーブ。
アタシが買いたくなるもの、用意しておいてよね。
今度はちゃんとアナタの品物で。
[面倒はごめんよ、とはほんの少し前に言った言葉だったか。]
[ユウヅキはここまであったことを全て正確に話す。>>32>>33出来事に対する彼の記憶の引き出しは馬鹿にできない。使い手が悪いだけなのである]
……というわけで、現在はアデルの掴んだ情報待ち
そして、ウロボロス側には相当強い精神影響能力者がいることが判明している。タルタロスとウロボロスの抗争の規模が想定以上に大きそうなこともな
あとついでに、あの会社は違法だな
ドームの警備法で殺傷可能な実弾の入った武器は基本的に使用禁止だ。そもそも一般会社員に実銃を持たせるなんてもってのほかだぞ
[ユウヅキは、少しソワソワしながらそう答えた。
ソワソワというか、いらいらというか、この野郎というか。ちなみに、洗濯物については>>90]
じゅーなんざいってなんだ?
[馬鹿だった*]
お前にあまり伝えたく無いんだが、巻き込まれ……いや、自分で巻き込まれに行っちまってるのか……仕方ないことはねー、やっぱクソ腹立つな。
[ユウヅキを睨みながらも、口を開く]
俺がこれまで調査してきたものだ。
バグ・シング絡みの犯罪組織は、大きく分けて3つ。
タルタロス。
ウロボロス。
そして、エリュシオン。
バグ野郎の目撃情報は、ここ数年でドーム内で複数件ある。
どれもこれも、事件性が低く見間違いとされており、警察機構の動きは皆無。
異能者集団も、賞金首稼ぎの方に夢中だからな。
調べてる奴は、ろくにいないだろうよ。
(それこそ、前文明やバグ野郎のことなら、何でも知りたい奴じゃねーとな)
[スティーブ>>0:307に尋ねていたことを口にする。
そんなドーム住人の常識と照らし合わせて(バグ・シングが異能者を襲わず出没するという話だ!)有り得ない与太話は、三流のゴシップ記事にだってなりはしないだろう]
/*
アデルさんと別れたはいいものの!
何処へ行けばいいのか…!!!
倉庫、倉庫だよな…!!
背中にいる少年んんんんん…!!!
この3組織は別組織に見えるが、トリニティの形をとっており、組織下部はそれぞれ敵対構造を取っていて、組織上位の思想にそぐわない者を排除、または抗争行為を促していると目される。
それこそ排除は、機械が不要な部品をパージする(切り離す)ようにな。
[より組織の純化。
より組織の強化を目指し]
そして抗争。
狂った機械共のデータ収集には何が一番か。
それは実戦でのデータ収集ってところだろう。
機械生命体のコアを、組織間で奪い奪い返されるだけであり、治安機構に奪われないなら、予定調和の範囲だろう。
/*
スティーブは力技というより、受け流しなんだろうな。
うん。棒術だしね。
てか、棒術やりたい。
やりたいけど、やる場面がない。
機械生命体と遭遇するか…?
いや、それやると、俺の場合喉が…
[しばらくその辺に座り込んでいると、ボロ屋の中から歓声が上がった。]
なに、もう解析できたの?
[側面の扉を開けて中に入る。ドアの悲鳴のような音にげんなりしつつも、男たちの輪に割って入る。]
『楽勝だーな。』
『おま、さっきダミーに引っかかってたろーがー。』
『てめーは酒飲んでただけでねーが。』
はいはい、わかったわよ。お疲れお疲れ。
それで、データは?
[手を叩いて場を落ち着かせる。一人の青年がアデルの前に立った。他の男とは少し異質な空気を感じさせる彼の目は、澄んだブルーをしていた。]
『中層K-224、下層F-173、下層B-611……ドローンの目的地は下層B-611。』
[青年は抑揚のない声で話す。中層K-224は先ほどアデルたちがいたビルだ。]
『ヤバイ情報ってのはわからなかった。セキュリティが強かったのを抽出してる。構成員リストもどうだかわからない。とりあえず個人情報が詰まったファイルを抜いておいた。』
十分よ。サンキュー、青年。アナタがここのドンかしら?
[青年は答えない。きっと手を出しても無反応だから、無理やり握手をしておく。ささっとキャッシュを支払えば、開いたままのドアへと向かうだろう。]
『次はもうちょっと手強いのが欲しいね。』
[背中に聞こえた青年の声は、スラムの片隅で人々を嫉みながら生きる者の言葉ではなかった。]
今度はこんなに出さないわよ?
それと、次来るまでにちゃんと家中キレイにしといてね。
[振り向きこそしなかったが、笑顔で語るのだった。]
─ スラム街 ─
[姿を消したはずのソノランは未だスラム街にいた]
あー……ねっむ……
[あの後更に能力を連続行使したために集中力が切れ、男を下ろした場所とは別の地上に降りざるを得なくなったのだ。
大きな欠伸のせいで左眼が潤む]
参ったな。
せめて中層まで出れたら良かったんだけど…。
[流石に道端で、しかもスラム街で寝入るわけには行かない。
ここでは疎まれていることの方が多いため、休息に寄れる知人もあまりいなかった]
ゲートまで行くかなぁ。
[詰所で休ませてもらおうと考え、欠伸を連発しながら歩みを進める*]
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