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欲望の都市【P13ドーム】。
今日も、ドームでの一日が始まる。
どうやらこの中には、村人が4名、人狼が1名、占い師が1名、狩人が1名、共鳴者が1名、智狼が1名いるようだ。
聞き手 アーネストが「時間を進める」を選択しました。
/*
あなたは、【共鳴者】です。
他の共鳴者が誰であるかを知る事ができます。
「共鳴」は共鳴者にしか聞こえません。
仲間との連絡にご利用ください。
あなたは凄い共鳴者です。凄すぎて仲間はいません。
ふははww
―― 下層/ブラックマーケット ――
[ワイヤー射出機構付きグローブは両手用である。
装着シークエンスやらちょっとした使い方講座の受講やらを経て、
ノエルはようやく商人から解放された]
やれやれ……、
[端末を立ち上げる。
さりげなく「端末のタップし心地は抜群」との触れ込みがあったとおり、
グローブを付けたままでも端末操作に支障はない。
養い親に依頼を受けたことを報告した後、ややためらうような間を空けてから問う]
ところで、だ。
どーしてこの依頼をあたしに回す真似をしたのかまだ聞いてないんだけど?
[すると養い親は装置の向こう側で盛大に謝った]
は、……???
[いきなり何なのか。しかし事情は思いの他込み入ったものではなかった。
養い親には先に受けている“別件”があり、
その処理に追われ手出しができないためノエルにこの依頼を回したのだという]
それだけ?
[“養い親から依頼を回される”という事態が初めてだったので、
ついなにかと勘繰る姿勢に入っているというのに。
ハテナマークを浮かべていたら『素直に喜んでおきなさい』と言われてしまった。まだ若干解せん]
[あたしもようやく一人前として見られたってことなんだろうな、と、
振り返ってしみじみするのはまだ先の話、
すべてに片が付いた後のこと―――]
ー回想 カフェにてー
ふむ、詰所に送ったか。そこら辺なら聞けばすぐに裏が取れるだろう
[アデルの答え>>0:358にふむと顎に手を当て考える。
ずっとエイミーも共に行動していたことだし嘘をつくメリットなどありはしない。ならば彼は正確に仕事をこなしたのだろう]
それだけ聞ければ充分だ、ありがとう
[そういうと彼はいくらかの電子通貨の入ったトークンを手渡した。値段で言うならちょっといいカフェで5.6回お茶ができるくらいだろうか?その値段をちょっとお使いしただけで貰えたと思うのか、それとも労力を払ったのにこれだけかと思うのかはアデル次第だ]
[そして彼はチラチラとエイミー達のサンドなどに視線をやるようになった……>>0:268*]
ー現在 スラム街ー
おい!いつでもドンパチしてるわけじゃないと言ってるだろう!
『……テメエ!やったなゴルァ!』
『先にてめえから片付けてやらァ!!!』
……ゲッ
[スティーブを助けたはいいが、彼は笑いを堪えながらどこかに走り去ってしまった。となれば間違いなく標的になるのは自分と、近くにいる子供たちであって]
………逃げるぞお前ら!!!よーいドン!!!
『なっ?!てめえ!!!』
『キャハーーーッ!それいけどんぱっちーーー!』
[ユウヅキ達は一目散に逃げ出した!子供たちは身軽なのもありあっという間に姿が見えなくなる]
[だが一つ誤算があった。ユウヅキは気絶した男も抱えているのだ、そんな状態では逃げ切れるわけもなく]
『おうおう兄ちゃんよぉ…!舐めた態度取りやがって…!』
あああっ!今戦いたくないんだが?!
『うるせえ!そのすかした顔に青あざ作ってやらァ!!!』
[うぁぁぁあ!という悲鳴、殴り合いの音。なんだなんだとスラム街の元気な奴らは集まってきて殴り合いの喧嘩に歓声と野次を飛ばし始めた]
[ユウヅキは青ざめた顔で、なんとか逃げ出すことだけを考えていた。]
[今この場で戦うのは非常にまずい、と**]
/*
うおお、俺のせいでドンパチが…!
スティーブがあのまま走り去ったのは、ドンパチ探偵がいるから大丈夫だろうっていうあれ。多分。
―― ゲート 詰所 ――
友達…
まぁ、そんなもんか。
[付き合いが長いと、"友達"という言葉に違和感と、むず痒さを覚えるのは何故か。やはり腐れ縁がしっくりくる。
とはいえ、出会ったばかりの、少女にわざわざ言う必要もないだろう。]
俺も、あんまここには来ないんですけどねー
[そう言えば、詰所に入ればヴェスの姿を見つける。]
あぁ…
……?
[何があったか、眼に浮かぶ。
チラリとヴェスを見れば、視線に気付くだろうか。
そして、ふと目が悪い。そう言った少女が少し気になり。]
── ゲート ──
(不味いな……目が霞む……)
[目を閉じ眉間の皺を伸ばす。
スティーブが合流したことに気づけば、睨むように見る]
乗れよ、行くぞ。
[オフロード型の自動二輪か、それとも車か。
ともあれ、乗物は確保した。
後は、追うだけだ。
もし仮に娘が乗り込もうとするなら、苛立ちを向けるが、スティーブの取りなしなりがあれば不承不承の了承はするだろう**]
あいつの、あれは、あんま気にすんなよ。
悪いやつじゃねぇから。
で…もしかして、ヒーラーかなんか?
[ヴェスに聞こえてるかもしれないが、そんなことは気にせず。
少女にヒーラーかと、そう尋ねてみた**]
─ 中層区域 ─
[歩く最中、ドローンが一台>>0:328、頭上を飛んでいく。
カメラが搭載されていることが多いそれはドームにおいて珍しいものではない。
勿論、それ以外の用途に使われることも]
……………
[そのドローンが真っ直ぐに先程までいたカフェに向かっていくことには違和感を覚えた。
デリバリーを頼むにしても、ドローンよりは別の方法を使った方が早い。
前髪の奥、白銀の右眼でドローンの内部を透視すると]
……どうしてあそこが狙われるかな。
[お気に入りなのに、と嘆息しながら踵を返す。
ドローンに搭載された小型爆弾、着弾したならそれなりの威力は発揮されるだろう。
規模によっては周辺一帯が巻き込まれるかもしれない。
こればっかりは無視するわけにはいかなかった。
だってお気に入りの店だったから]
[ドローンに視線を向けて、空間へと飲み込ませる。
どこか人気の無い場所、建物が崩れても良いかなと思える場所へと飛ばしたのだが、そう言う場所はまぁ大体スラムな訳で。
なるべく頑丈そうな外壁のある場所へとドローンを出現させた。
転移させて直ぐ、外壁にぶつかるような進路]
[ややあって、どこかのスラムからドォン!と爆発音が鳴り響く。
それにより発生する影響は、とりあえず考えないことにした**]
[このブラックマーケットはスラム街にも程よく近い。
ブロック番号を持たないいわゆるスラムは、
都市のえらい人があずかり知らない範囲で独自の発展を遂げたりなんだりしていて、
スラム住人しか知らない秘密の通路や隠された地下空間も多く存在しているという。
依頼者〈UROBOROS OVERDIVE〉がノエルに向かわせようとしている場所も、
そんなスラム街のどこか、であった。
住所なんてあってないようなものだから、
教えてもらった行き方を参考にして進むしかない]
地下組織の類なのか……?
[疑問が脳裏をかすめたその時、
わいきゃいとスラムの子供たちが路地裏から飛び出してくるのを見かけた]
[彼らとノエルは顔見知りだ。
スラムで聞き込みなどをするユウヅキについていった時に何度か顔を合わせている。
そうしてユウヅキと共にしっかりトラブルに巻き込まれるところを見られてもおり、
言い訳しようもなく『ドンパチのなかま』として認識されている]
急に飛び出したら危ないぞ。
何して遊んでるんだ?
「きょうそう!」
[子供たちの話を聞いていく。
彼らの競争相手はユウヅキのようだが、
だとすれば彼はだいぶ子供たちに後れを取っていることにならないか。
まさか怪我でもしてやいないか]
ったく、あたしと違って怪我がすぐ治るわけじゃあないんだから無茶はするなとあれほど――、
……ん? そうかそうか、何だ元気か……、
[直後、子供たちの証言によって、
どうやら元気におじさんを抱えてる>>0:341から足が遅くなってるだけだと推察ができたノエルは、
一度は安心した。しかしその時間も長くは続かなかった。
何せ話を聞いているうちに、
彼らの言う「きょうそう」とはつまり、
こわいおじさんからいちはやく逃げることに他ならないとわかってしまったから。>>5
元気におじさんを抱えてるため足が遅くなってるユウヅキの運命やいかに……>>6]
……、そ、そのこわいおじさんとユウヅキはどこにいるんだ!?
――あっちか! よしわかった、ありがとう!
[そしてノエルは無事ユウヅキのところへたどり着けるのだろうか……**]
ースラム街ー
『そこだ!やっちまえ!』
『おいおいドンパチ探偵逃げてるだけかよォ!』
うわっ!っ、ちょ、ぬあぁっ!
『また避けたぞ!やりやがるなぁ!』
[歓声の中殴り合いの喧嘩は続く。とは言ってもユウヅキは男を肩に抱えていて避けるのがやっとだし、目の前が少し霞んでいて立ち回るのが難しいのだ。]
い、いけ!時間を稼げ!
『出たぞ!ドンパチ探偵の水モンスターだ!!!』
『能力を使うなんて卑怯だぞ探偵ー!殴りあえー!』
[なんとか懐から常備している水の容れ物を解放し、3匹ほど小さな水ネズミを生み出して襲撃させる。が、血気盛んな男達には挑発にしかならなさそうだ]
[ドオオオォォォン!!!]
なんなんだいったいいいいいいい?!!!
『うわぁぁぁぁあああ!!!逃げろおおおおおお!』
『ドンパチ探偵今度は何をしたんだよおおおおおお!!』
違う、僕じゃない!!!断じて僕じゃない!!!!
お、お前ら逃げろおおおおおお!!!!
[そんなこんなで、喧嘩コロシアムはド派手すぎる終わりを告げた。爆発そのものには巻き込まれないが、爆風によって飛んできたものが飛んでくる。野次馬達もてんでばらばらに逃げ始めた]
ああもう!さっき使ったばかりだというのに!!!
『空間制御』発動!対象『境内部の破片』!
目的『速度低下』ぁぁあああ!!!
[逃げきれなかったり破片にぶつかりそうになった人たちを助けるために、先ほど『犯人逮捕のために』使った能力を発動させる。ああもうだから使いたくなかったんだ*]
── ゲート 詰所 ──
["そんなもん"という言葉で納得する。>>7]
まぁ、外に出る事ってそうそうないものね。
[外は延々と続く荒地だ。特別な用がない限りドームから出る物好きもそうそういない。]
ええ、そんな気はする。
[ヴェスを見ながら頷く。確かに悪い人間ではないのだろう。]
私は……ええと、ヒーラーではないわね。
少し私のエネルギーを分けるくらいはできるわ。
道具がいるけど、ね。
[説明すれば長くなりそうなのでこの場では端折る。
通信機器を装着していれば、電波に乗せて飛ばすことはできる。直接人に分けることはできないのが実に不便だ。]*
─ →スラム街 ─
[ドローンを転移させた場所を追ってソノランもまた転移する。
爆発も収まり、近くの住民達が騒ぎ出す頃合]
俺様も斥力が使えればなぁ。
[その場で押さえ込んでドローンだけを爆発させることも出来たのだが、無いもの強請りであるため愚痴はそこまでに。
瓦礫が転がる爆心地を歩き、ドローンの破片を探した。
破片が見つかれば特殊チームのメンバーに頼んでドローンの持ち主を辿ることも可能だ]
あー、こらこら。
勝手に持ってくんじゃないよ。
[散らばった破片を拾いに来るスラムの住民達。
全ては必要ないが、根こそぎ持ってかれるのは困ると声を投げかける。
「なんでー?」と声を上げる子供や「なんだテメェ」と凄む大人まで様々いた。
ドローンの破片となれば大した量にはならないが、ジャンクであっても換金は出来る。
大体が言うことを聞かず破片を拾っていた]
ヒーラー……ねえ。
お前みたいなドン臭い女が。
[正確にはエネルギーを分け与えるらしいが。
腕組みし見下ろすように睨む。
値踏みするような様子も感じられただろう]
痕跡調査隊はもう出発してるからな。
時間が掛かるなら、要らねぇよ。
[道具という単語を掬い上げた*]
ースラム街ー
……ぜえっ、はぁっ……
この様子だと…し、死人はいないな…?!
っ、空間制御解除……
[爆風も止み、飛んできた破片の殆どが地面に落ちると、安全性は確認されたかとユウヅキは能力を解除する。
その途端に、凄まじい頭痛に襲われた]
っっっ……っつうううう……ぐ、ぅ、うう…!
[本日『2回目』の副作用、全身の血が沸騰するように熱く、身体を抉るように暴れる。この能力をほぼ休み無しで連続して使うからこうなるのだ。]
[真っ青な顔で、1分ほど唸っていたろうか]
[バチバチと、近くで空間が弾ける気配を感じてそちらを見る。そこには先程まで一緒にチップスを食べていた男が立っていた>>21>>22]
お ま え か ! ! !
[悠々と立っている姿に腹が立って思わず頭にポカリとやってやった。このくらいバチは当たらないだろう*]
[ヒーラーではないが、エネルギーは分けれる。その言葉に少し考えて、こそ、と少女へ耳打ちする。]
……目、痛いらしいんだわ。
どうにかできねぇかな。
[ヴェスの目に機械の気配がることは、男は知らない。道具が必要となると今すぐは無理だろうし、説得も必要だろう。]
[もし、彼女ができると言うならば、ヴェスから貰った小袋を治療費と巻き込み料と、そのまま渡してしまうだろう。
今すぐできると言うのであれば、付いてきて貰うか、遠隔が可能であればそうしてもらうだろう。
付いてきてもらう場合は、ヴェスに俺が運転すると、後部へと移動させることにはなるが。**]
その前にちょっと確認させて。
あぁもう、あなたおっきいのよ。
ちょっとしゃがんでくれない?
[言いながら、ヴェスのこめかみに手を伸ばす。やはり、機械の気配があった。]
あなたの頭に埋まってる機械、治療用かしら?
これを調べてみたいのだけど
――ちょっと時間かかりそうね。
[辺りに目を走らせる。詰所の職員はまだ解放されないらしい。]
いいわ、ついてく。
そちらの用事、時間がかかりそうなら後でになるけど。
私も仕事中なの。
[話を聞くに、そう時間はかからなさそうだ。彼らについて車に乗り込む事にする。]*
ああ、くそ。
勝手にしやがれ!
[車後部に荒々しく腰を下ろした。
肘をついて手に顔を乗せ、窓の外側に体を向ける。
じろぉ、と横に乗り込んだ娘へ振り向くように顔だけ向け睨む]
で?
ヒーラーさんよぉ、やるなら早くやれよ。
[苛々と口にする。
車に乗り込みゲートを過ぎれば、外は荒野や砂漠といったものしか目に付かない。
スティーブには、前方の調査隊に追いつくよう速度を上げろと伝えたが、どこまで男の意見を汲むことやら]
あのな。
頭とかに俺は埋め込んだ覚えはない。
治癒能力者に掛かっちゃいるがな。
[男は首元を撫でた。
地下組織の情報を追ううちに、ドンパチをしたことがある。
首元には、そのドンパチした痕の名残りがあった]
覚えがあるとするならこっちだ。
残した訳じゃないが、ウィルス性なんだとよ。
テクノなんとか。
[スティーブも、男が首元をぐる巻きにしていた格好くらい覚えがあるだろう*]
ハ、村か。
[村自体へは、バグ・シングの調査で行ったことはある。
異能を襲い無能者を襲わない、あの前文明の機械共の調査を兼ねて。
当たり前と言ってよいのか、その調査時点では襲撃はゼロ。
近くに異能者達が住まう【P13ドーム】があるからだと類推は出来るだろう]
へーへー。
お前が本当にヒーラーだったら考えてやるよ。
[村と言えば、3ヶ月前の連続異能暴走事件の終息地としての話は知っている。
名前の呼び方は保留し、首元に手をあてるエイミーへ目を少し細めた*]
ハ、村か。
[ドーム近く村へは、調査で行ったことある。
異能を襲い無能者を襲わない、あの前文明の機械共の調査を兼ねて。
当たり前と言ってよいのか、その調査時点では襲撃はゼロ。
近くに異能者達が住まう【P13ドーム】があるからだと類推は出来るだろう]
へーへー。
お前が本当にヒーラーだったら考えてやるよ。
[村と言えば、3ヶ月前の連続異能暴走事件の終息地としての話は知っている。
名前の呼び方は保留し、首元に手をあてるエイミーへ目を少し細めた*]
―― 電脳世界 ――
[娘の意識はヴェスの首元へ吸い込まれていった。
入れるということは、そこに何らかの回路があるという事だが。
娘の顔は険しくなっている。
機械があるというよりは、筋肉組織が機械化していると言った方が近そうだ。こんな症状を見聞きするのは初めてだった。
しばらくは中を調べて回る。]
[機械化した組織はヴェスの首元から奥へ伸びていた。その先端にたどり着くと、うじょうじょと蠢く組織が見つかった。思わず顔をしかめる。
よく見れば組織は少しずつ分裂しては成長、結合し増殖しているようだ。
ひとまず組織を手で払いのけてみると簡単にパラパラと落ちていき、落ちた組織はくたりと動かなくなった。が、払った場所が再びうごめき始める。
払うだけではらちが明かない。
娘はテクノなんとかのプログラムを書き換える事にした。]
えーと……確かこの文法が……ううん……
[何か悩んでいるようだ。ポシェットの文献端末に手を伸ばしたいが、今は叶わない。]
……。
たぶん、こう、で、こう、で……
[ヴェスからしてみれば不安極まりない独り言がこぼれている]
[途中、ヴェスから何か声がかえれば「うっさい!」と叫び、後は聞こえないふり。
そして、しばらくしてようやっと]
あ、できた。
[ぱっと明るい声を出した。]
ー 回想 ー
[ヴェスとは、下層に来てから知り合ったいわゆる『同業者』である。
探偵や調査系の仕事に就くのは初めてなユウヅキは、その破天荒な行動から依頼を解決するだけでなく、それよりもっと面倒なことをしでかすこともまちまちだった。
これで今まで受けてきた依頼を全て解決に導いているというのだから驚きである]
[とても依頼をこなそうとしているようには思えない暴走と、無茶苦茶な解決方法にヴェスには何度心配をかけ、怒声を飛ばされただろうか]
[そんなことは関係ないとばかりに色んなところからの依頼を引き受け、こなし、また波乱を生んでいく。普段通り騒がしく、賑やかに]
[だから、ノエルを雇う少し前、あの夜にヴェスにあったのは本当に不味かったなと感じている]
[街の人々が寝静まる頃、ユウヅキは事務所に戻ってきた。
戻ろうと路地裏を歩いていた。そんな時にヴェスとたまたま道で鉢合わせたのは、彼がどこかに外出していたからだろうか。それとも彼もなにかの事件を追っていたのだろうか]
[まあとにかく、鉢合わせてしまったのである。]
[あまり人には見せたくない姿で、出会ってしまった]
『……あー、御機嫌ようご近所さん。それじゃ』
[そそくさと彼の前から立ち去ろうとするユウヅキの両手とスカーフは、真っ赤に染まっていた]
[暗闇の中、ヴェスにはその姿がどう映ったのだろうか*]
ー 回想 ー
[ヴェスとは、下層に来てから知り合ったいわゆる『同業者』である。
探偵や調査系の仕事に就くのは初めてなユウヅキは、その破天荒な行動から依頼を解決するだけでなく、それよりもっと面倒なことをしでかすこともまちまちだった。
これで今まで受けてきた依頼を全て解決に導いているというのだから驚きである]
[とても依頼をこなそうとしているようには思えない暴走と、無茶苦茶な解決方法にヴェスには何度心配をかけ、怒声を飛ばされただろうか]
[そんなことは関係ないとばかりに色んなところからの依頼を引き受け、こなし、また波乱を生んでいく。普段通り騒がしく、賑やかに]
[だから、ノエルを雇う少し前、あの夜にヴェスにあったのは本当に不味かったなと感じている]
[街の人々が寝静まる頃、ユウヅキは事務所に戻ってきた。
戻ろうと路地裏を歩いていた。そんな時にヴェスとたまたま道で鉢合わせたのは、彼がどこかに外出していたからだろうか。それとも彼もなにかの事件を追っていたのだろうか]
[まあとにかく、鉢合わせてしまったのである。]
[あまり人には見せたくない姿で、出会ってしまった]
『……あー、御機嫌ようご近所さん。それじゃ』
[そそくさと彼の前から立ち去ろうとするユウヅキの両手とスカーフは、真っ赤に染まっていた]
[暗闇の中、ヴェスにはその姿がどう映ったのだろうか*]
[組織のコアというべきものはないようだ。仕方なしに増殖を続ける先端部に取り掛かる。
そして、試行錯誤の末、一か所になんとか処置が完了した。]
伝染スタートっと。
[処置を済ませた組織から全体へ、娘が書き換えたプログラムをどんどんうつしていく。しばらく待てば娘のそばから順々に、蠢く組織は鎮まっていった。
増殖は止める事ができたが、いかんせん痛みの原因がわからない。そのような影響を及ぼすようなプログラムはされていなかった。ただ、増殖する。それだけ。
ひとまず組織を通じて娘自身のエネルギーを送ってやれば、周辺の筋肉が和らぐことだろう。]
―― 車上 ――
ふー。
[目を開けると、窓の向こうに見慣れた荒野が広がっていた。
ヴェスから手を離し、窓に頭をもたせかけた。エネルギーをわけたせいもあるが、頭を使ってひどくくたびれていた。]
テクノなんとかは動かなくしておいたわ。
これ以上痛みがひどくなるってことはない。
首から入ったテクノなんとかが奥まで広がってたみたい。
人体はあんまり詳しくないんだけど、
広がったテクノなんとかが頸椎に当たってたりしたら、
目も痛くなるんじゃないかしら。
[その辺りはさっぱりだ、と首をすくめた。]*
── 車内 ──
[まるで煩い音を聞いたように、表情が険しくなる。
エイミーが触れた箇所から、何かが体内を這うような気持ち悪さが伝わった]
…………ふー。
[細く息を吐き、目を閉じる。
汗が滲み、つぅと一筋顎先まで伝い落ちていった]
[都市の住人の中には機械化、サイボーグ化を施している人間もいるだろうか。
より強い力、より高みへ行くために。
それは生き方とも密接に繋がっていることもあるかもしれない]
ばぁか。
ちげーよ……
[揶揄するように、自嘲するように。
聞こえた響きに呟く。
呟きは前にいるスティーブには聞こえなかっただろう]
/*
あーーーーうん、そうだあれだ
怪我より厄介なのが能力の副作用じゃないか……言及してなくてすまねえ
ノエルもたぶん雇われてから副作用については知ったクチだろうな 前村だとそんな暇がどこにあったというのか
(気持ち悪……)
[治癒時特有の体の負担減少を感じる。
後遺症か少々動き辛い気がしていた箇所の強張りが融けたような]
治療は……終わりか?
[目を開いて目元を擦る]
エネルギー付与って割には、若干目が楽になったくらいしか感じないぞ?
[目の霞みは、楽になったように思う]
フン。
ま、ありがとよ。
高い金を出して掛からなくて済んだ。
………………お前。
もしかして、マシン能力者か?
[単なる治癒能力ではない]
ヒーラーじゃ除去出来なかったものだぜ?
[ぐったりしたエイミーに鋭く視線を向ける*]
/*
共鳴ログでメンバーに連絡して、それ大したことない案件、って言うロールをするネタがあったと言う話。
共鳴ログ使いたかったんだ(
あ、あとハロルドとの過去も埋めたい(纏まってない
/*
流石に自分が狙われたとなると特殊チーム案件になるので、そこを払拭するロールを入れたかったわけですな。
PLは分かっててもPCは分からないと言うあれ。
てかそこ入れれば良かったのか、失敗。
[これまでの被害状況は、耳にも目にもしている]
お前、またか……。
[溜息混じりの呟き。
そのまま、ユウヅキは去ろうとしてゆく]
『それじゃ』じゃねーだろ。
ユウヅキ、お前何時までそうやってんだよ。
それとも何か?
『ナイトライン様』の有り難い地位を捨ててやりたかったのは、そんなことかよ?
[嘲笑ってやった。
男も、堪忍袋が既に何度も破裂した後だ]
[治療中、娘は苛立っていた。
ややこしいプログラムと格闘しているせいではない。
思考を遮るように、ヴェスの思考がぼやけた写真のようなイメージとなって見え隠れしていたからだ。
そして今。]
……死にたいのか生きたいのか、
どっちなのよ。
[脳内でひとりごちる。
まさか、その声がヴェスに届くとは思わずに。]*
── ゲート・詰所 ──
[スラムが気になっていることに気づかれたらしい。隠しとおせるとも思ってはいないが。]
うっせ。
そんじゃそこらじゃ、どうにかなりゃしねぇよ。あそこの連中は。
[そう言った後、少女に対するヴェスの態度に]
お前なぁ…
[そう言って、呆れた顔をし、
悪い、口には出さず、唇の動きだけで
、片手を顔の前へ挙げ、軽く頭を下げる。]
こほっ、ごほっ…あーもう、能力の乱発は色々面倒なんだぞ!
[そう言って、手で押さえながら咳をする。咳はすぐ止まったようで、一瞬だけその手のひらを見るといつもの事かと視線をソノランに戻した]
あーついでに聞いとこう。〈UROBOROS OVERDRIVE〉って知ってるか?*
― ゲート 詰所 ――
[そうして、やってみるという少女に投げ渡せば、ヴェスは抗議の声をあげる]
うるせぇ!これは、お前に返すやつなんだから、お前が払ったと一緒だろ!!
[が、それは突き返された。]
ちょっ、貰ってくれよ!
あぁ、もー!
[どいつもこいつも、なんでこう。
もはやこれも意地の張り合いになってる気がしてならない。]
お前が馬鹿でけぇのは同意だよ。
[そうして、少女とヴェスのやり取りにそれだけ言えば、一瞬安堵したかのような表情を見せる。
まだ、どうこうできるとは分からないが、少しはなんとかなりそうだ。]
ー 回想 数ヶ月前ー
『『ナイトライン様』の有り難い地位を捨ててやりたかったのは、そんなことかよ?』
『実の父親を告発して、好き勝手やりてぇなら、上層でやってろ。クズが。』
[目の前の男はそう言ってユウヅキを嘲笑う。ユウヅキは黙ってそれを聞いていた。赤く染めた手をまたぼんやりと見て]
罪は裁かれなければならない。
僕は何があったとしても、裁かれなければならないんだ
[そう呟いた。その言葉はヴェスに届いたのだろうか]
[ユウヅキは黒い目で包帯を巻いたヴェスを見る、じっとその両目を見ている]
(……どうして、あんな無茶な能力の使い方をしているのだろうか?)
[ユウヅキはそう思った。口にはしなかった。]
[言ったところで今では無駄だろうな、と思って帰路に着くことにしたのだ*]
[渋い顔になりながらも、少女の同乗を了承したヴェス。
二人が後部座席へと乗るのを確認したら、男は運転席へと乗り込む。]
んじゃ、よろしく頼むよ。
[乗り込んだ後、エイミーと名乗った少女に、バックミラーごしに、軽くて手をあげ、
エンジンを起動し、ハンドルを握る。]
ヘイヘイ。いっとくけど、
もう何年も運転してねぇから。
[護衛時代に運転したことはあるものの、やめてからは、まったく触っていない。廃棄された部品は触ってはいるが。]
多少、荒いのは、許せよ!!
[そう言って、サイドブレーキを外し、アクセルを踏んだ。**]
/*
ユウヅキの考えてる罪は『苦痛を持って人の笑顔と幸福を奪い続けてきたこと』
考えている罰は『その苦痛を伴う力を持って人の笑顔を幸福を守ること』
殺しは一切やらない。どんなやつが相手であれ幸福を奪うことはあってはならない
前村でライザに『無茶してるからノエル雇え』と言われた時に、『無茶してるか?』と返答したのはつまりは『罰なんだから無茶のうちに入らない』と考えていたから
ユウヅキ、実は自分に対していちばん厳しいのよ
ハロー。
今送ったのの出所調べて欲しいんだけど?
「ソノラン、今日休みじゃなかったの?」
そうなんだけどね、爆発に巻き込まれそうになって。
俺様を狙った可能性もあるから、一応。
[サイコメトリーでの追跡を得意とするメンバーに頼み、ドローンの出所を調べてもらう。
メンバーは、えー、と渋る様子だったが、チームに喧嘩を売った相手がいる可能性があるかは調べてくれるようだ]
── 回想・数ヶ月前 ──
[嘲笑うように言ったのは地位についてのみ。
吐き捨てるように言った後に、言い過ぎたかとは過ぎる]
(こいつは、時々こうやって黙り込んでシリアス決めんだよ……訳が分からん)
[男からすると、父親を捨てることからして理解出来ないものだが]
お前は無茶しすぎってのを分かれよ。
ついでに、尻拭いしてる奴らのことも気づけって。
[ユウヅキが両手を見、男の目を見て向き直るのへ、ようやく真面目に話を聞く気になったか、と誤解をする]
お前さあ。
もう少し、補佐してくれる奴でも雇え。
力があっても、そのままじゃ死にかねないぞ。
[スティーブ辺りが聞けば、顔を顰めそうな言葉をユウヅキに言い放っただろう*]
「狙われたのソノランじゃないみたいよ」
あ、そう。
じゃあ良いか。
「配送者を狙った感じかしらねぇ…近くに誰か居たんじゃないの?」
ふーん……。
[配送、と言うのには心当たりがあった]
「まぁ、私達が扱う程のものじゃないわね。
辿れば何か出て来そうな感じだけど……それも大したやつじゃないわ」
りょーかい、サンキュ。
[通信を終えて、ドローンの駆動部も手元へと転送する]
ユウヅキ、これやる。
[投げるのは手の中へと戻したドローンの駆動部]
爆弾は、どうもエイミーが狙われたらしい。
サイコメトリーかマシンハックでもいれば辿れるんじゃないかな。
[それだけ言って立ち去る素振り*]
[後部座席のやり取り気になるものの、今は運転に集中する。
だんだんと勘は取り戻してきたたね最初ほど酷くはないだろう。]
……
[生きたいに、決まっている。
どんな話をしていたかは分からないが、聞こえてきたそれに、
小さく息を吐く。]
…っと、あれか?
[やがて、調査隊が見えてきたなら、それを追い越し、ギアをシフトし、ブレーキを踏む。]
ヴェス。
[治療はどうなったかは背を向けていた男には分からないが、一言そういえば、
荷を手渡すか転移させるかは、ヴェスに任せるか。**]
[ユウヅキからの報酬>>4を受け取れば笑顔を向けるだろう。依頼をしてきた時のことを思い出せば少し噴出しそうになった。]
今度ともよろしくね、探偵さん。
次はアタシに依頼をしてきてもいいのよ?
失くしたくないものがあれば相談に乗るわ、トモダチ価格でね。
[去り行くユウヅキに電子名刺を渡した後、ヒラヒラと手を振る。しばしの食事を終えればエイミーからの荷物の受領のために一度アデルの自宅へと向かうだろう。]
―― スラム街 ――
だーかーら危ないからついてくるなって、
何度言ったらわかるんだ!? ええ!?
[道案内は必要としていないのに、
勝手についてくる子供たちを相手にしているから道行はとにかく賑やかなものになった]
『だって気になるし!』
『にげあしははやいからだいじょーぶだし!』
……。
[これだからこの辺のスラムのたくましい子供たちは、と内心で悪態めいた言をこぼす。
まず間違いなく“あの子”の影響だろうという点も含めて。
とはいえ実際にドンパチに巻き込まれた際この子供たちがたくましいままでいられるかどうかは不明だ。
ゆえに何事もないことを祈るも――そういう祈りは往々にして叶えられないもので]
[エイミーとの道中はアデルの怒涛の質問が炸裂していただろう。ドーム外の村には、ゴミと思われ廃棄された前文明の情報が散らばっている可能性がある。今は次々と入ってくる資料の整理で手一杯だが、余裕が出ればアデル自身もドームの外への探索を考えていた。実際に外に住むエイミーは貴重な実体験者だった。]
興味深い話をたくさん聞けたわ、ありがとう、エイミー。
これ、少ないけど持って行って。配達料とお話のお礼よ。
[そう言うとキャッシュの入った旧式の端末を差し出した。]
残念だけど、通信端末としての機能はついてないの。ただ、緊急信号ぐらいは出せるから、困った時は呼んでちょうだい。
相手が特殊部隊でもなければぶっ飛ばしてやるんだから。
[そう言って笑う。エイミーが受け取らなければ無理に渡すことはしなかっただろう。*]
── 車内・合流 ──
スティーブ、いい運転だった。
サンキュ。
[最初は荒々しい運転だったもの>>61の、速度が出ていればそれでいい。
前方を行く痕跡調査隊に追いつく>>67という仕事を充分にスティーブは成してくれた]
でもな、一言いっとくぞ。
俺が馬鹿でかくなったのは、ぜってーお前の飯のせいだから!
[馬鹿でかい>>58と言われたことを時間差で言い返し、車の外に出るとバンとドアを叩きつけるように閉めた。
追い越した為に、今は追いついてくる形となった調査隊へ対し、脇に荷を抱え、片手をゆっくりと大きく左右に振って近づいてゆく]
何に巻き込まれたかは知らないが無事で何よりだ……しかし。
今度は爆発騒ぎの只中にいるとはアレか?
空間制御能力が高じてついに爆発までできるようになったって話じゃないだろうな……?
[勘違いしているわけではなくノエルなりの冗談のつもりである。
顔は笑ってはいないが]
あ、……っと、そこの特殊チームのやつはお勤めご苦労さまってところか?
[しかしもう一人――ソノランがここにいる理由については、
お仕事中だからだろうか、と正解でない推測をかましている*]
── ドーム外・荒野 ──
(知り合いは、っと……)
[調査隊のメンバーを見回し、顔見知りを見つけた。
ふたりが車にいるなら、白衣を着た責任者らしき女性と話し合っているのが見えただろう。
男は幾つかのやりとりの後、中身を検めるのに立ち会うことになった。
悪意あるものとすり替えられているとも限らないというのが、男が口にした理由だったか]
「心配性だなあ!
いいよ、なら見てって」
[調査隊責任者が、荷の包装を解き中身を確かめ始める。
何があっても対応出来るように、男は注目するだろう。
スティーブとエイミーの方からは、男からの死角、包装の下にもし何か書かれていた場合はそれを見ることにもなるが*]
どういたしまして。
[良い運転だったそう言われば、そっけなく返し。少しは楽そうになっていただろうか、それを確認するも、すぐに降ってきた言葉に。]
んじゃ、俺はもっとでかくなってんだろうが!!!
[でていくヴェスにそう声をあげた。そうして、後ろを振り向き、エイミーに]
巻き込んで、悪いな。
ありがとな。
おかげで、めちゃくちゃ元気そうだわ。
[めちゃくちゃは強調しそう言う。まぁ、まだ調子は悪いかもしれないが、少しでも改善したなら、それでいい。今は。]
/*
こうやって埋葬されるログが増えていくのであった。
[調査隊のメンバーを見回し、顔見知りを見つけた]
シルビアさん、お久しぶりです。
「スターシンガー君じゃないか。
今日は護衛だっけ? 違うよね」
はは……。
そちらは専門じゃないので。
/*
調査隊宛の届け物をスラムの方で見つけましてね。
調べたところ、何件か追加で届けるような依頼はあったようですが、これもそちらさんのものではと思って、持って来たんですよ。
「確かにこの調査隊宛のようだね!
届けてくれてありがとう」
検めるのに立ち会っても?
中身が悪意あるものとすり替えられてるとも限らないですし。
「心配性だなあ!
いいよ、なら見てって」
[調査隊責任者のシルビアが、荷の包装を解き、中身を確かめ始めようとする。
何があっても対応出来るように、男は注目するだろう。
まあ、こんな口調で話すのも気持ち悪いし、ログはオミットオミット! 削除だぜ。(供養で載せただけだ!)
ースラム街・爆発地点ー
乱発しなければいいってそう簡単に…
ひ、ひとつなんじゃないの、ってえ…!!
だー!もういい!休暇中の特殊チームほどあてにならんものはない!
[ソノランのそのテキトーな返答>>64に半ギレ(?)して訊ねることを止める。仕事中には頼りになる奴らはすなわち仕事以外では頼りにならないということをすっかり忘れていた
怒って立ち去ろうとした時、声をかけられイライラと振り返る。そこに投げられるドローンの駆動部>>65]
おっ、ととと…!やるって何、を…
[そしてその瞬間に告げられる『エイミーが狙われた』という言葉]
ほ う 、 な る ほ ど
な ら ば お 相 手 せ ね ば な
[朱の目はそう答えた]
[ザワザワと、怒りで前が朱く染まりつつある中、不意に後ろから声をかけられる>>77 ハッとした瞬間にはその目は黒に戻っていた]
ノエル!エヴァンス氏との話は終わったのか?
…あのなあ、いくら空間を支配下に置けるとはいえ何も無いところを爆破するなんて…
…………
できるわけないだろう!!!
[わしゃっとノエルの頭を掴んで、この野郎とその頭を乱暴に撫でる。一瞬の間は多分気のせいだ、気のせいだろう、多分]
こいつが飛ばしたドローンが爆発したんだよ…
ドーム外に出せって話だ
それで僕は依頼で〈UROBOROS OVERDRIVE〉について調べているところだ
[いつも通りの軽い口調で答えた*]
/*『笑顔を守るならお前も周囲も』とライザに言われて1度は頷いたけど、ユウヅキは多分罪の意識が強すぎて『自分がいなくなった所で喜ぶ人の方が多いんだ』という意識が無意識にある
親から拒絶されたり利用されたりしたせいで自分に対しての価値が全く理解出来てない
あ、やべえ前村情報も入ってら
―― 車内 ――
[スティーブは運転が荒いと言っていたが、娘が能力行使に集中できる程度には優しかったはずだ。>>61
ヴェスからは不思議そうな表情が向けられた。>>71
が、今は首を傾げるだけに留めておく。運転中のスティーブに気苦労をかけたくなかったからだ。車が進むにつれ、人当たりのいい男から苦労人へと彼の印象は変化していた。]
いいの、私が意地はっただけだから。
[ヴェスを見送り、スティーブに首を振る。>>79といっても、ピンと来ないかもしれないが。]
お役にたててなにより。
[優しい言葉に目を細め、遠ざかるヴェスの背中を眺めていた。]*
―― 時は少し遡り ――
[アデルの質問には細々としたことまで答えていく。村の生活を興味深げに聞かれるのは嫌ではなかった。娘は4年暮らすうちに、荒野に力強く根をはる村の生活を愛していた。
配達料は雇主からもらうと伝えたが、額は減額されただろうか。どちらにせよ、話に満足してもらえたならば報酬は喜んで受け取る。キャッシュはいくらあっても困らない。ヴェスの時のように意地を張る必要もなかった。
おまけに、旧式とはいえ端末つきだ。村人達は通貨を外部とのやり取り程度でしか使わない。かさばるが、トークンで用は足りるため端末への投資は後回しになりがちだった。]
代わりにって言ったらなんだけど、
よかったら村に来る時は泊っていって。
ドームみたいにはいかないけど、
おもてなしさせて欲しいの。
[村にはガラクタが山と積まれた場所がある。きっとアデルの役に立つ事だろうとそれも伝えておく。]
っふふ、頼もしい。
アデルは強いのね?
[見るからに腕っぷしの強そうな恵まれた体躯の"女"を見上げ、笑い返した。]*
/*
使うべき時に異能使えなかった俺は、ってなる。
メンタルE-…!
ヴェスは自分の事は無茶だと判断する事があっても、使うしかねーだろってなるタイプかねえ……。(似た者的な)
[かといって、娘はじっとしているわけではなかった。
車の中からヴェスの背中を眺めつつ、思考してみる。]
……本日は晴天なり。
飴の味はイチゴ味。
[ちなみに、空は思い切り曇っている。]
(イチ……どうでもいい話すんな)
[それに曇天だろうがという突っ込みを抱えながら、荷の開封への集中を切らさずに後方に視線をやる]
おい、黙って……
…………
[そこに居なくてはならない人影は車の中だ。
空耳かと内心首を捻り、視線を戻す*]
[エイミーと自宅でお茶の第二ラウンドといきたいところだったが、仕事がある以上引き止めるわけには行かなかった。]
さて、ようやく一息ねぇ。
[部屋へと戻り、受け取った紅茶を入れようとポットを手に持ったその時、遠方で轟音が鳴り響いた。衝撃でガラスが振動する。]
あっっつ!!!!
[野太い声が室内に響き渡るとともに、受け取ったコンテナがゴトンという鈍い音と共に床に落ちる。]
なんなのもー。あー、ビックリした。
[近くはないようだが、中層まで響く爆発は珍しい。こぼしたお湯を拭こうと振り返ればおかしな光景が広がっていた。]
ちょっ、えー……アタシ疲れてるのかしら。
箱から足生えてるんですけど。
[エイミーから受け取ったコンテナから銀色の足が生えてズリズリと動き出していたのだった。]
―― 車内 ――
[苦労人と思われているとは分からないが、もし知れば男は、もしかしたら驚くような表情を浮かべたかもしれない。]
…意地でも、なんでもいいんだよ。
[ポツリ、そう呟くように言えば。お役に立てて何より、そういうエイミーに笑って見せた。
外のヴェスは荷物を渡せただろうか。
ふ、と外を見る。]
やっぱり聞こえてるのね。
どうやら、さっきので私とあなたの思考が繋がっちゃったみたい。
[全ての思考が写真の様に流れてくるのは、さすがにヴェスの内部に侵入している時だけだと思いたい。]
喋らなくていいわ。
考えて、何か私に指示してみて。
/*
顔洗ってからのユウヅキ
『うん、僕のやってることは単なる罰則であって無茶でも何でもないよな。うん、つまり今度は周りにバレないようにやれってことだな!OK(ズドン)!』
根本からズレてる((
[恐る恐るコンテナを開いてみれば中に入っていたのは前文明に関する紙の資料だった。一目見てわかる偽物だ。普段ならハズレの一言で紙にもコンテナに興味を失くしてしまうだろうが今回は別だ。]
ここがこう、開くかしら?
[コンテナを裏返してみると隙間があいてる。ワインオープナーを無理やりねじ込み引っ掛ければ裏蓋が開いた。現れたのはムカデのような体を持った銀のドローンであった。]
前文明の遺産、ってわけでもなさそうね。
足の間接の向きが反対だわ。
[ひょいと摘み上げてみたが、攻撃してくる様子は見受けられない。裏返してみると腹のあたりに『UO』という文字が刻まれている。]
UOなんていうメーカーは聞いたことがないわ。
ということはこれを作ったなんらかの組織かしら?
[顎に手をやりしばし思案する。一時の後、手にしていたウロボン13号はアデルの手から開放され、目的の場所へと動きだすのだった。*]
念話みたいって言えばわかるかしら。
[と、スティーブに首を傾げる。]
考えた事がヴェスの方に届いちゃうみたいなのよね。
ヴェスが考えた事も、たぶん。*
── ドーム外・荒野 ──
[表には出さないが苛立ちが募る]
(指示…………ねえ)
「うん! 中身は大丈夫みたいだ。
本物だよ。スターシンガー君の心配は大外れさ!」
それは、良かった。
じゃあ俺はこれで。
「ありがとう!
キャッシュは振り込んでおくよ。
頼んだ相手には、責任追及しちゃうんだからね!
全くどうなってることやら!」
[調査隊責任者は荷を受け取り、ぷんすこしながら大型車に戻ってゆく]
ハロー、ソノランさっきぶり。
ちょっと情報が欲しいんだけど、『UO』という単語に覚えがないかしら?
アタシのところに探りを入れようとしてるみたいなのよねー。
[ウロボン13号の散歩を見守りながら、アデルはソノランへ通信を行っている。こういう案件は特殊チームに聞くのが一番早い。]
もし協力してもらえるなら、アタシの目の前で必死にお宝探しをしてる子の帰る家を一緒に見に来て欲しいのよ。
そんでもってぶっ潰せそうなら潰しちゃおうと思うの。
もし忙しいなら誰か紹介してちょーだい。
アタシの知ってる人たち、今繋がんなくて困ってるの。
[お願いよー、と甘えた声を出すのだった。*]
「ね! また顔出しなよ」
俺の異能は調査では役立たないと思いますけど?
「成果を運ぶには丁度いいんだけど?
なーんてね。じゃあねー!」
[元気がいい女性に軽く吐息。
男の前と、スティーブとエイミーが乗り込んだままの車前を通り過ぎ、調査隊は再出発した*]
[じろっ]
[調査隊の車が砂煙をたてて彼方に消えると、男はスティーブとエイミーの乗る車を睨み、ずんずんと歩いて戻って来た。
ドアを開き乗り込むと、バンと叩きつけるようにして閉める]
あぁ?
お前に指示だあ?
[エイミーの横に再び座り、苛立ちをそのままぶつけた*]
ー スラム街 ・爆発地点 ー
……?いや、辛いとかそういうんじゃなくて
後々色々面倒なことになることが多いからできれば使いたくないってだけだ
……まあ、この街じゃ何でもかんでもやってたらキリがないのは同感だな
[辛いなら使わなきゃいいのに、という言葉には首を傾げる>>86
辛いからこそ使っているのだ。それがバレると無茶をしているだろうと思われ、約一名に殴られることが確定してしまったり>>92、いざという時に力尽きてリンチにされかけたり、と展開的にめんどくさそうなだけで]
[……まあ、ここら辺はソノランには理解して貰えないだろうし、理解してもらう必要もないかなぁ、と口を閉ざした]
[今はソノランより、エイミーを狙った相手や〈UROBOROS OVERDRIVE〉の調査だ*]
―― 薄暗い部屋 ――
『よーしよしよし。
ウロボン13号は無事、アデルの家を
探索し始めたみたいだネ』
[小太りの男がモニターを眺めながら、満足げにたぷついた顎をなでている。
その後ろで細長い男が小躍りしている。先ほどより随分たんこぶが増えているが、慣れているのか気にならないらしい。]
『そうっすね!
これでうまいことアレが見つかれば
ゴールデンウロボン3号も完成に近づくっす!
あれができれば、特殊チームの保管庫を破れるっす。
オヤビンの悲願達成に一歩近づくっす。
タルタロスの奴らにも一泡ふかせてやれるっす。
そしたら俺達めっちゃ褒められちゃったりして?』
[小太りの男はじろりと細長い男を睨む。]
『ヒョロちゃんがドローン飛ばして
危うく手柄帳消しになるとこだったんだヨ!
……ったく、スラムに吹っ飛んでくれたから
よかったけどサ。』
[はて、ドローンに何が起きたのだろう。二人組は首を傾げるのだった。]*
思考が繋がるって馬鹿か。
馬鹿なのか?
お前なあ、自分の能力くらい制御しとけよ。
俺の思考がダダ漏れか? あ?
あー、死にてえ……
[希死欲求とは別の言]
おかえり、って、おい。
[帰ってきて早々、苛立ちをぶつけるヴェスに、そう言えば、
今度はさらにエイミーが思いっきり言葉を叩きつける]
おいおいおい…
……終わったなら、行くぞー
[男は、少し笑いを堪えつつ、ハンドルに腕を乗っけ、片手を振り、そう声をあげた*]
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