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渡り鳥 ツバメ は ハーメルンの笛吹き男 に投票した。
リュミオーネ は ハーメルンの笛吹き男 に投票した。
ハーメルンの笛吹き男 は リュミオーネ に投票した。
リュミオーネ に 1人が投票した。
ハーメルンの笛吹き男 に 2人が投票した。
ハーメルンの笛吹き男 は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
暗雲が去り、まぶしい光が降り注ぐ。――全ての人狼を退治したのだ!
名前 | ID | 勝敗 | 生死 | 役職 | 希望 |
---|---|---|---|---|---|
呼び声 ルーフェ | yakurutoda | 勝利 | 2d襲撃 | 村人 | 村人 |
長靴をはいたネコ ジョン | nyancat | 勝利 | 5d襲撃 | 共鳴者 | おまかせ |
王妃 オデット | haru8283 | 勝利 | 4d襲撃 | 闇狩人 | おまかせ |
眠り姫 ターリア | mikan999 | 勝利 | 4d処刑 | 霊能者 | 狩人 |
小鬼 ドワーフ | karage | 勝利 | 8d襲撃 | 闇狩人 | ランダム |
渡り鳥 ツバメ | loopxxx | 勝利 | 生存 | 闇狩人 | 叫迷狂人 |
漁師 浦島 | lastgamekaname | 敗北 | 5d処刑 | 叫迷狂人 | おまかせ |
シュタールバウム家の娘 マーシャ | ama-i-uma-i | 勝利 | 7d襲撃 | 占い師 | おまかせ |
童心 ピーター | oh-bow-Wow! | 敗北 | 8d処刑 | ハムスター人間 | おまかせ |
幸福の王子 オスカー | 396st01 | 勝利 | 6d襲撃 | 村人 | 人狼 |
硝子の靴を履いた王妃 シンデレラ | gucchihl_n | 敗北 | 7d処刑 | 叫迷狂人 | おまかせ |
リュミオーネ | ishisann | 勝利 | 生存 | 求婚者 失恋★童心 ピーター |
おまかせ |
少女 ゲルダ | miyako-987 | 勝利 | 3d襲撃 | 共鳴者 | おまかせ |
雉を抱いた娘 千代 | bosejinro | 勝利 | 6d処刑 | 狩人 | おまかせ |
ハーメルンの笛吹き男 | kuriharappa | 敗北 | 9d処刑 | 人狼 | 霊能者 |
乙姫 | kurumea | 敗北 | 3d処刑 | 人狼 | おまかせ |
見物人一覧 | |||||
温もりを求めた少女 アマレット | amtnath | -- | 1d失踪 | -- | -- |
観客 ジェラール | totomorrow | -- | 1d失踪 | -- | -- |
[夜が明けた––––]
[差し込んできた朝日を浴びるとともに、小鬼の身体はその実体を取り戻す]
おおう、よかった
無事に望んだ結果が出たようだ
ツバメ、リュミオーネに笛吹き男もお疲れ様だ
さてと、過去のおしゃべりも見えるかな?
[小鬼が指を鳴らすと、大量の紙の束が広場に現れる]
ゲルダがどんなキャラかとか、RP没案のせるの忘れてて辛いので、今のせちゃいます。
ゲルダは神を信じ、正しい道を歩もうとするメンタル強めの少女をイメージしてました。
歳は13歳ぐらいを想定。
原作でもある通り、神を信じる信心深さと聡さを出そうとしたのですが、中の人がどう足掻いてもまぬけな為、薄味になってしまいました。すまぬ・・・。
最初はカイ大好き!とかイマジナリーカイを生み出すヤバい子にしようかと思いましたが、取っ付きにくくなるし、私もやりにくいのでやめました。
正しい道を歩もうとするので、非人道的だと思ったら、怒りますが、中の人的には恋陣営の絡みとか、笛吹きが苦悩してる所好きです・・・。
RP没案はハーメルンの笛吹きとかぐや姫でした。
直前まで悩んだので入村した後に、笛吹きは取らなくてよかったと思いました。
笛吹きやる予定なら、ニヒルな感じにするつもりだったのですが、この村の笛吹きがいいキャラしていたので、ゲルダ選んでよかったなと改めて思いました。
かぐや姫はよくよく考えたらやりにくそうなのと、ヒーロー要素絡めるのは強引になってしまいそうなので、やめました。
キャラチは千代ちゃんが使用していたのを使うつもりだったので、こちらもやらなくてよかったなと改めて思います。
(お疲れ様でした! ログ読み終わった……!
今回本当におぼーちゃんと(何故か一方的に)396さんだけ自信あったのですが、ほかの方は本当に分からなかったなあ……)
キャラが被らないかと心配していましたが、大丈夫そうでよかったです。
乙姫-浦島太郎や王子様-ツバメのラインがいいなと思いました。
この2組が葛藤しているのを見て、ゲルダ的には悲しいと思いつつも、中の人的には村に深みが増したなと思っておりました。
私もログ見終わりました!
中の人当てしようと思ったですが、さっぱり分からなかったので皆さんすごいなと思いました。
私は中身が透けそうになってて、ヒヤヒヤしたのですが中身が透けてなければ幸いです:(´◦ω◦`):
お疲れ様でした! 何もかもが初めてで手探りであったため、あの時こうしていればよかった、もっとRPを煮詰めておけばよかったと反省点ばかりが浮かびます。人狼役自体いつも人におんぶにだっこなので、せっかくのお伽の村をつまらなくしたらどうしようとプレッシャーと不安で毎晩眠れませんでした。笑
それからターリアちゃんとフラグが少したってたのに拾えなかったのがずっと悲しかった!! ロールプレイ皆さんすごいなあと。機会があればまた挑戦したいです。本当に、とてもとても楽しませてもらいました。マーシャちゃんとのやり取りも楽しかったです。同性ならドワーフがすごく好きだなたと思いました。シンデレラと浦島さんもありがとう! みんなありがとうございます!
/*
ジョンに愛を叫ばれすぎて照れるう
しかし、あやつに長靴を履いた猫RPを取られたことは忘れない…
RP案その1だったからね
ちなみに第2候補はチシャネコ、チップはどちらも白猫のヤツ
第2案ボツ理由は猫2匹になるから
ルンペルシュティルツヒンはほとんどアドリブだったけれど話しやすかった…
中の人?電子妖精さんしかわからんかった
*/
小鬼 ドワーフは、言い忘れてた!お疲れ様でした! ( B0 )
ちなみにRPは「知らぬ間に狼にされていて、自分の意思とは逆に人々を恐怖に陥れてしまう」というのをふんわりやってました。村人を恐怖に落としてやる!は自分のヒーロー像とは違ったので、勝ち負け関わらず終盤で自分の罪から逃げるのをやめて皆に明かす、というのをやりたかった。色々考えてたけどほとんどちゃんとできなかった…あと村人1人しかいないの本当に忘れてました…
「わたくし、思いましたの。
やはりわたくしには、リュミオーネさまのように一途に待ち続けることはできません。
もとの世界へと戻った暁には、わたくしは自分自身で呪いを解いて、そしてわたくしだけの王子さまを見つけに参りますわ!
リュミオーネさま。あなたはわたくしよりもずっと幼い少女だと、妹のようだと思っていましたけれど、内面はわたくしよりもずっと大人びておりました。
ふふ、素敵な人に出会えて、恋を……いえ、愛を知ったからかもしれませんね。
わたくし、応援しております。わたくしの髪飾りを大事になさって。
恋する乙女は着飾ることも大切ですわ」
目が覚めた
なにやら皆が話している
そう、それは初日のように
「…おわった、のかな」
素敵なヒーローたちに出会えた
娘はヒーローになれたのだろうか?
「…お疲れ様でした、なの、皆さん」
[雉が鳴く。
耳元で、まるで早く起きろと言わんばかりに主張している。
薄眼を開け、朝の陽光の眩しさにしばし、慣れる時間が必要だった。
傍に目をやると、処刑される時に放したはずの、雉がこちらを覗き込んでいる。]
…どうしたの。きみは空に、帰したはず。
[ふと、気付く。身体が実体を取り戻していることに。]
これは…??
[周囲を見渡せば、同じような「ひいろお」達の姿。
千代の黒髪が、爽やかな風に揺れていた]
おつかれさまでしたー!千代ですどうも!
ピーターずるいぞ!全部持って行きやがって!←
雉も鳴かずば撃たれまい、諺は知っていても元の話を知らない人って結構いると思うのだけれどどうなんでしょう。ちなみに俺は最近知りました笑
というか俺真狩人じゃないか、内訳はすべて外していたけどな( ˘ω˘)
みなさん素敵なRPで良かったです!ありがとうございました٩(*'ω'*)و
ログ読んでないので時間ある時に読みます〜
幸福の王子役
わぁい、396さんだよー。
1日目2日目あたりのツバメは男の娘かわいい!!
だったのにフタを開けると、これだよ…。
MVP ピー★ター
最優秀ヒロイン リュミオーネ
村が終わり、朝日が昇る。
明けない夜はないというが、その言葉通りに村は平和な結末になった様だ。
ゲルダは朝日の眩しさに目を細めつつ、村の広場へと駆け出した。
村のみんなに早く会いたい、という思いが彼女を駆り立てる。
俺達の冒険はこれからだ!とか入れたかったですが、それだと縁起が悪いのでやめました( ◜◡◝ )
ゲルダならみんなとわいわいして、お別れのハグしてカイの元に帰りそうだなと思います。
後はカイにこの村の話をして、話が終わりそうです。
>>14 乙姫
ああツバキ、また再会できてよかった!
俺も夜しか顔を出せなかったから人のことは言えないが…そうだな、お詫びにリュウグージョーとやらでもてなしてもらいたいな。あそこは美人が沢山いるのだろう?……ああ、勿論浦島をあんなふうにした玉手箱はナシで。
……また機会があればまた、共に同じ役職を演じよう。短い間だったが2人で囁き合えたこと、嬉しく思う。
>ゲルダ
「ふふ、キミの演じる俺の姿を是非見てみたかったな。
だがそうすると、このチャーミングな瞳に見つめてもらうことも出来なかったのだから…こうしてキミと俺が、それぞれ少女と笛吹きで良かったのかも知れない。
――さて、俺たちを縛る枷はもうなくなった。提案があるのだが……どうかな、フロイライン。よかったらこれから、美味しい紅茶が飲める店でゆっくりキミの話を聞かせてくれないか。」
/*
そういえばジョンの琴線に触れたらしいしゃがみこむ奴は、小鬼時代のコンプレックスから来てるって設定があったような
*/
>>5 眠り姫
「夜の少しの時間しか来れなかったのと、件の無茶ぶりルーレットのおかげで酷い仕打ちを受けていたから、キミの存命中は自分の事で頭が一杯だったのだよ。無茶ぶりの方は何だかんだ楽しかったが。
……しかしこんなに綺麗な女性が立ててくれたフラグを拾えないなんて、俺は駄目な男だな。
ターリア姫、まだ俺に挽回するチャンスはあるだろうか?
実は、あの楽器はダメになってしまったから……村の楽器屋で笛を新調したのだよ。よかったらまた、キミに一曲贈りたい。今晩一緒にいてくれないか」
笛吹き男以外に希望はなかったので、被らなくて本当によかった。さっきも言ったが、ゲルダが演じる俺は少し見てみたかったが。(笑)強いていうなら…そうだな、シンデレラと雪女は少し考えた。
mvpはピーターとリュミオーネ、それからツバメに送りたい。主人公に相応しい振舞いをしていたのはジョンだな。
お疲れさまでしたー!
初のオンライン人狼で、ガチガチに緊張してました石葦木です!
ルール上は勝ちになってますけど、狙った男一人落とせない求婚者は負けでいいと思います!
噛まれた後、墓下でゲルダの発狂RPを書きつつ、中の人はフラグ回収wwと笑ってました笑
今まで人狼やってきた中で、最速で噛まれたので、墓下で思う存分話せました!
徐々に墓下の住人が増え、地上では話せなかったお方とも会話出来て良かったです(´∇`)
ただ、ハンスには心細い思いをさせてしまったので、そこは申し訳ないです・・・。
そういえば、オスカー死んだ時にすっごいやりたいRPあったんだけど、ヒーローとしてどうなんだろ…って思ってやめた()
私は最終日ピーターさんが死んですべての気力が死んでましたからね……最終日なんだからもっと語ればよかったのに!発言欄に★失恋って出るのほんと辛い
…綺麗ですね、王子。こうして、近くで顔を見ることが出来るなんて……。貴方が銅像だった時以来ですよ。
…………。
本当に、綺麗です。…だから、今度は誰にも渡したりしませんよ。…貴方の幸福は俺のものですよ。
我も思いっきりふざける気満々だったんじゃがなぁ。
ちなみに上手く求婚受けることになったら、桃喉だけ若返る予定だった。
ソフィーか?
それにしても、桃喉最高だね。はーーーん、ってなるね。
毎回美味しいところもっていくおぼうちゃん何なの。おこ。
そろそろるーぷさんが報われる回来ない??
……くすくす
くすくすくすくす
ご立派であられますよ。
マイヒーロー。
見事……このルーフェの望む結末を迎えて下さいました。
ルーフェの授けし役目に抗い、ヒーローであろうとするものたち。
見事このルーフェの呼び声に応え、勇壮に綴られるべき活躍をなされた英雄たち。
どれもこれも皆、このルーフェの望む正義で、あらせられました。
歓迎いたします。
マイヒーロー。
そうだ!
このルーフェ、大事なことを忘れておりました。
無事、村人たちの勝利となりて、この世の闇は討ち払われたのです。
お約束通り、皆様を元の世界へ還しましょう。
この度は、
このルーフェの呼び声にお応えいただき、
まこと、感謝いたします。
くすくす。
くすくすくすくす。
−−ぼんやりと、
意識が遠のくのを、
ヒーローたちは感じ取ったようです。
脳裏には、この村にやって来た際にかけられた、第一声。
"良い1日を"
そして、この場に居合わせた、英雄たちの、今際の別れの言葉でした。
にゃんともいえない気怠さがmeを蝕む。
妙に軽かった昨日、一昨日からやっと慣れてきた思念体が急に重たく感じる。心にゃしか空腹を訴えている。
成仏が近いのか。エネルギーを吸い取られるようにしてこの世から去ることににゃるのだろう。
意識をして、これまでと同じように思い通りに動こうとする。すると目の前に広がるのは広場ではにゃく、どこかみたことのある白い壁。しかしやけに視界が狭く、低い。
「………?」
meは思案する。
この気怠さ、空腹、目線の低さ。もしかして。
手足、耳、尻尾。徐々に感覚を取り戻していく。五感が研ぎ澄まされていくように、meはだんだんと理解をする。
「終わったのか」
ポツリと呟く声に、反応するものはいにゃい。
おそらくmeの目覚めが最後にゃのだろう。遠くから皆の話し声がぽつぽつと聞こえだす。
この景色は、ルーフェやフレイ、オデット嬢を運んだ時に見た教会だ。
お腹が空いた。
それ以上に、村に呼ばれた皆の安否が知りたい。
……さてな。
大見得きっておいて、ネバーランドに招待するどころか、我は敗北者となったのだ。
愛にも生きられず、狐としても勝利は遠く。
残念だったな、貴殿ら。
全ての世界を選りすぐっても五指には入ろうネバーランドへは、誰も連れては行けぬらしい。
……いかんせん、我と共に行きたいものなど、思い当たるのは1名しかおらんのだがな。
その小さき願いさえ、我は叶えられんのだ。
リュミオーネ嬢、
それとその他大勢。
達者でな。
帰る、か…
私はどこに帰るのだろうな
友に家族に置いていかれた寂しい村に戻るのだろうか
終わってしまえば寂しいのだ
皆と出会えたこと、友というにはおこがましいかもしれぬが久しぶりに若い者と言葉を交わし、騒いだことを思い出してしまえば愛着も湧く
もう2度と皆と言葉を交わすこともならぬというのはなんと寂しいことか
平和な世界で皆と仲良く過ごせたならばなんて良かっただろうか…
…てっきり、死体に戻されるかと思ったんですけどね。……どうやら、生きているみたいです、人間として。王子の姿が見当たりませんが…きっと、王子もそうなんでしょうね。
元の世界に戻ったところで、この姿では施しを受ける側として存在するのがやっとでしょうし…。うーん…。
ああ、そうです。旅に出ましょう。
せっかく、人間の身体になったことですし。時間の制限も、場所の制限も、俺にはないんですから。
ね、王子。2人で広い世界を幸せにしに行きましょう?
[小鬼は広場でいくつかの魔法を試す]
ふうん、本当に元に戻ったようだな
所詮はルーフェの茶番だったという訳か?
まあ、元の世界に戻ったところで俺には居場所などない訳なんだが
[小鬼は周囲のざわめきを耳にする]
皆も戻ったようだね
昨日取り残された3人は、村の平穏を取り戻し、無事愛方に再会できた、ということか
ここで物語が終了するなら、めでたしめでたしと言えそうだね
広場に着くまでの間、meは思案する。
笛吹き男がルーフェの呪いを解いたのか?ツバメが、リュミオーネ嬢がルーフェの呪いを解いたのか?
ぐるぐるとそのことばかりが頭を巡る。
どちらにせよ。meは誰一人欠けずにいるかが気がかりだ。
狼の業を背負った異国の姫君──乙姫は、meの知る限りあの場所にいにゃかった。
もしかすると。笛吹き男と乙姫の二人が、いにゃい可能性がある。meは広場へ急ぐ。
しかしながら、皆、元の世界に戻る
ピーターに愛を語ったリュミオーネ、
元の世界では亡くなっているらしい王子とツバメ、
こっそり密会を交わしたシンデレラと浦島、
平穏を取り戻すに協力したゲルダとジョン、
狂気を共にした笛吹き男と乙姫…
他にも作られた絆があるだろうが、そんなものは関係なく元に戻される
はて、これはハッピーエンドと言えるのかな?
柄にもにゃくキョロキョロと見渡す。
ネコは目が良くにゃい。その代わり、優れた耳がある。
笛吹き男と会話する、仲よさそうな女性の声を聞き、乙姫嬢がいることを察知した。
meは安堵する。皆揃っているようだ。
そしてヒーローが村を収めたということも理解した。
あの忌まわしき元凶、ルーフェの姿も捉えた。
くすくすと笑うルーフェに問う。
「………満足したか?」
「もう二度と、このようなことをしないでくださいませ、ルーフェ」
結局のところ、私は彼女のことを理解することが出来ませんでした。
皮肉なものです。私はここに来る前よりもずっと、"救われて"いるのですから……。
[小鬼は考える]
まあ、所詮一度は消えて亡くなった身
ここでの物語はボーナスステージと考えれば、思い残すことはない
元の世界に戻っても、まだ世界が回り続ける君らはわからんがね
・・・終わったのね。
1回死んで、また蘇る?なんて貴重な体験をさせて貰ったけど、もう2度と味わいたくないし、何より誰かを疑うのってこんなにも辛いと思い知ったわ・・・。
でもね、故郷の町にいたら狭い世界で同じ毎日を繰り返す日々思うのよね・・・それはそれで幸せなのだけど、きっとこの村に来たのは、何か意味があったと思うの。
その意味が、今ならちょっとだけ分かった気がするわ。
はっきりと言葉では表現出来ないのだけどね・・・。
《困ったように苦笑する。》
>>42ルーフェ
「…そうか」
meはそれ以上、追求しにゃかった。
くすくすと笑うルーフェの笑顔や、村に集められたヒーローの表情から、ここで彼女を責めたり糾弾しても意味がにゃいことはわかる。
歪んではいたが、ルーフェはme達のことが好きだという、愛してやまにゃいその気持ちに、嘘偽りはにゃさそうである。
仕方にゃい。
幼き少女の気まぐれだと。手の込んだ悪戯だったと。
そういう風に捉えよう。
最終的にはハッピーエンド?を迎えられた様だし、大団円っていう事でいいのかしら。
ルーフェちゃんが何者かは結局分からなかったけど、そこに触れてはいけない気がするから、追求するのはやめておくね。
《ルーフェを警戒している。》
それはさておき、乙姫ちゃんもいるし、みんなで最後を迎えられるのはよかったわ。
お別れはとっても寂しいのだけど、終わりがあるからこそ、新たな始まりが迎えられるんだもんね。
みんなとは、またどこかで会えるといいな。
・・・後ね、カイに会えないかと思って発狂してしまったのだけど、それは忘れてね。
《遠い目をしている。》
とりあえず、忘れてビームをするのを兼ねて、みんなに挨拶しに行こうかな。
この村の流儀に習って、良い1日をと言わせて貰いたいもの。
《みんなに感謝の言葉と上記の言葉を述べ、軽くハグしに行く。》
別れの挨拶を済ませた者も多いようで、すでに広場には人が少にゃい。ルーフェの言う通り、元の世界へ帰ったのだろう。皆の故郷に。
話したりにゃいことが、山のようにあった気がする。
出遅れてしまったにゃと後悔するが、少しだけ、またどこかで会える─そんな風に感じていた。
>>41フレイ
「ルーフェはもう、今ところは何もして来ぬと思うぞ。」
ネコの勘、といえばそれまでだが。
初めに感じた違和感や殺気は、ルーフェから消えていた。
「…お元気で」
ネコの手を借りたくにゃったら─と言う言葉を飲み込んだ。フレイはmeの手を借りずとも、何事にも立ち向かえる勇敢にゃと、理解しているのだ。
幼き少女の声がした。
振り返ると、リュミオーネ嬢が顔を出していた。すでに故郷へ帰ったと思っていた人物の登場に、少し心が弾む。
「リュミオーネ嬢。そなたの愛の形、美しかった。」
カラバ侯爵の元で過ごしていた時とは違う愛の形に、心を打たれた事は間違いにゃい。与えられた使命は違えど、彼女もまた、英雄であったことに違いにゃいのだ。労いの言葉をかけることはお門違いであろう。しかし、彼女に賞賛の意を伝えたかった。
ふと、思い出す。
結局ドワーフの名前を知ることは出来にゃかったと。
出会った時から、謎の多い人物であったが故に、知りたくにゃる。
だが、そのままで良いと告げる自分もいる。
ドワーフはドワーフにゃのだと、姿形にゃんであれ、彼はmeが頼りにしていた者の一人であることに変わりはにゃい。
「meの相棒、フレイは言う。罪を憎んで人を憎まず、と。そしてmeは思うのだ。リュミオーネ嬢が素敵なレディににゃると、彼は迎えに来るのではにゃいだろうか。」
慰めの言葉に聞こえたかも知れにゃい。それでも、あの憎めない男が役目から、死から解放された後に彼女を放っておくとは思えにゃかった。
「………さて」
meは思案する。
もう自分に残された時間がわずかであると。
星空が瞬く夜更けに、初めて訪れた時を思い出す。
もう随分と長く滞在していた気がする。
正確に数えてはいにゃいが、たくさんの経験をした。どれもカラバ侯爵への土産話ににゃるだろう。
シェフへはツバメのおすすめする“からあげ”を教えるのだ。カラバ侯爵にご賞味いただきながら、meは御伽の村を忘れることはにゃいだろう。
だったら猫さんに相談があるんですけど!
猫さん、私ね?帰ったら神父さんに頼んで、この村であったことを書いてもらおうと思うの!
皮の背表紙に、角に鉄の丈夫な本にしてもらおうって!
物語から出てきたあの人だもの!
きっと私が大きくなって、シンデレラさんより素敵になったら、その本からきっと私を迎えに来るって、そうだったら素敵だって……そう思うんです!
私は今は文字も読めないし書けないですけど!
今より素敵になった大人の私が、今の気持ちを忘れないように。ピーターさんにちゃんと手を引いて貰えるようになれるように!
でも私、物語なんて読んだことがないですから!
このお話のタイトルを、どうするべきなのか、決めかねているんです!
せっかく、あの人を迎える物語ですもの!ちゃんとしたのにしたいじゃない!
「それはそれは、とても良い案だと思うぞ。
心配せずとも、リュミオーネ嬢はシンデレラ嬢のようにゃ─いや、この村に来たヒーローに負けないくらい、素敵な女性ににゃる。迎えに来るのが遅いと、あの男を笑って受け入れられるようにゃ、そんなレディに。」
カラバ侯爵夫人よりも美しく、強かなレディににゃるかもしれにゃい。リュミオーネ嬢の瞳が、いつまでもキラキラと輝いて欲しいとmeは思った。
>>リュミオーネちゃん
それは素敵な案ね。
そんな素敵な案が思い浮かぶ貴方だもの。
将来は美しい女性になれると思うわ。
そして、貴方に祝福があらん事を!
「彼にゃりの優しさだと、meは思うぞ」
リュミオーネ嬢を置いてこちらに来た時も感じた、愛溢れる行動を思い出す。きっと不器用にゃろだろう。
ピーターさんも最後の最後でかっこいいなと思ってしまったわ・・・。
リュミオーネちゃんからしたら辛いでしょうけど、見てる分には素敵なのよね・・・。
私、リュミオーネちゃんに肩入れして責めてしまったけど、今のなっては愛があるなと思うもの。
「きっと、リュミオーネ嬢がレディににゃったとき、彼の行動の愛の深さを知ることににゃるだろう。
その時はきっと、もっとあの男を好きににゃると思うぞ?」
少しだけ、意地悪な返しをする。
リュミオーネちゃんにそう言ってもらえると、助かるわ。
あの時は、村には勝たせない、人狼か恋陣営を勝たせると言っていたから、リュミオーネちゃんと心中、人狼勝利だと思ってたもの・・・。
でもね、好きな人と心中も愛だけど、好きな人だからこそ、生きて幸せになって欲しいのも一理あるのよね・・・。
「して。その本は、リュミオーネ嬢の恋心を綴るのであったか?安直ではあるが…“love letter”ではどうだろう?」
meは思案する。
勿論、ネコに読み書きができるわけが無い。
カラバ侯爵が、夫人と交わしていた恋文を思い出し、提案した。
「さて。本のタイトルも決まったことだ。meはそろそろ、カラバ侯爵の元へと帰るとしよう」
名残惜しい気持ちも残るが、このままだと挨拶無しに帰還してしまう恐れを感じた。
リュミオーネ嬢とフレイと最後のひと時を過ごし、スルッと身体を擦りよせ、挨拶を済ませる。
どこからか、“良い1日を”という言葉とともにくすくすと笑う声が聞こえたが
嫌味を含まない、鈴の転がるような声であった。
「ただいま戻ったぞ」
いつもの日常に戻る。meが用意した、平和な世界に。カラバ侯爵のお城で、またネズミを追いかけ、日差しをいっぱいに浴び、ゴロゴロと過ごす毎日を。
村も本当に終幕ね。
お別れの言葉は言わないわ。
言ったら、本当の事になってしまう可能性があるものね。
だから、また会いましょうとだけ伝えようかな。
みんなありがとう!良い1日を!
はて、もう潮時か
あの声によれば、もうそろそろ前の世界へ戻されることであろう
俺はかの世界ではもう亡くなった身
これ以降、俺がどうなるのかもわからないが、ここはツバメの前向きさにのっておこう
いつの日かまた合間見えることがあったなら、俺の名を呼んでくれ
《ルンペルシュティルツヒィン》と
meはネコである。名前はにゃい。
しかし世間はmeをこう呼ぶ。
“長靴をはいたネコ”と。
だが、皆は知らにゃい。
本当の名前は残されたままにゃのだ。
最高の名前は、隠されたままにゃのだ。
誰も知らにゃい─否、“英雄”だけが知っている。
meの、meだけの本当の名前を。
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