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村は表面上は平穏だろうか。
それとも、既に騒動は起きていただろうか。
村に逃げ込んだという犯罪者の男を探そうと各自動き出す。
どうやらこの中には、村人が4名、人狼が1名、狩人が1名、封印狂人が1名いるようだ。
エースサイキッカー アーネストが「時間を進める」を選択しました。
『久しいな、ユウヅキの』
……お前は、いつぞやの…夢に出てきた…!何をしに来た!
『お前さんには応用力がある。犯人を捕まえるために…その空間の力を使っては見ないか?』
…貴様さえ来なければ、こんな力に目覚めることもなかったんだよ!!!
『私はただ通りかかっただけさ。お前さんが望んだ知識を与えただけだよ』
…貴様っ…!!!
『お前さんの知識の喰らい方は見ていて飽きないよ』
『どうか、頑張っておくれ』
…………?
[誰かに話し掛けられた、気がした]
[しかし周囲に人がいる様子はない。
そもそも、あの声は本当に普通の"声"だったのか。
音声という情報として、耳から流れ込んできたものだっただろうか]
『しらないこえがきこえるな』
『なんだかごちゃごちゃしたこえだ』
[羊の眼はこちらを見ている]
『かいぬし おまえなのか』
[はっきりとこちらへ向けられたその言葉に、目を見開く]
まさか……!
お、お前なのか?
おれの声も聞こえているのか!?
[思考として発せられたその言葉に、羊は再びべええ、と鳴く]
『きこえるぞ』
『おどろいたな かいぬしのことばが わかるようになったのか』
[それはまるで、異能のようだった。
精神感応、テレパスと呼ばれるような]
[しかし羊飼いは気付かない。
それが無害かつ、自分にとって喜ばしいものであったために]
[何故突然そのような力が目覚めたのか、その理由に]
[互いに交わす笑みはどちらもぎこちなく、苦い。
言えばきっと駄々を捏ねられると、引き止められると思い、何も言わずに去った。
そんなことをされれば、決意が鈍ると分かっていたからだ。
消息を絶った後は死んだものと思ってくれればいい、と。
そう思っていたのに、再会してしまうとは]
……ここではドームみたいな便利さは無いからな。
自給自足だし、力仕事だってしなきゃならない。
筋力はだいぶついた。
[大きくなった、と言われて>>0:282その理由を告げる。
ハロルドの能力を知っていれば、違和感を覚えるかもしれない言葉。
能力を使っていれば、ここまで筋力がつくはずが無いのだ]
あぁ、ここに住んでいる。
犯罪者の話も聞いた。
…そうか、今は荒事も請け負ってるんだな。
[幼かった子が逞しくなったと思う。
先に手を離したのは自分だが、独り立ちした姿が自分から更に離れて行ったように思ってしまった。
いつまでも子供ではないのだから、と自分に言い聞かせる]
それがもし生来の物なら、空恐ろしいな。
[『エネルギーの調整、制御』に特化した能力。
もし生来な物なら、都市管理に携わっている者達の目にも早くから止まっていたのではないか、と益体ない考えが浮かぶ。
何故、犯罪者として現れたのだろうか?]
…………息が詰まる話だ。
他者に影響を与えられる能力は、ヒーラーくらいで良い。
[犯罪者が本当にそんな事が出来るかは分からないが、息が詰まる話だと口にしたライザは、静かに息を吐いた]
情報交換か。
いいだろう。
[ライザはパンと缶詰二種類を勧めると、簡単に店先の並びを整えた。
既に注意が行き渡っているのか、何時もに比べ住人が来る様子は薄いように見える]
随分と前から異能絡みの事件は散漫に起こっていたが、まさか一人の医師によって引き起こされていたとはな。
[ここ暫くの数が異常すぎた。
数ゆえの発覚か、それとも逆に、そんなにも沢山の被害者を追い込むのが楽しかったのだろうか?]
思えば、その頃から治安も悪くなり始めていたように思う。
騒がしくなったのは、ここ暫くだが。
[ライザは、ユウヅキが先程異能で見ようとしていた新聞を、ユウヅキの居る布の上に放る。
賞金首の手配書の方には、人の良い男の顔が載っていた]
俺にも昔、無能力者の知り合いが異能に目覚めたのだと話して来た事があった。
そいつは、飛行能力に目覚めてな。
楽しげに俺に見せてきた。
これでスラム街から出られる。
もっと、幸せになれるのだと言っていた。
スラム上がりだ。
元の環境とは違う環境に、精神が荒み、自滅したのだと思った。
犯罪行為にも最終的には加担していたのだから、自業自得だと。
[光を吸い込むような黒い目がユウヅキを見る]
一部のサイキッカーも暴走をしていた。
上の人間に襲いかかった者達も、沢山いた。
[スラムに住む弱いサイキッカーもいる。
彼らも被害者の一部だった]
強制発現にしろ元からの異能持ちにしろ。
精神操作系の異能持ちが一人暴れ狂えば、異能に抗う術を持たない無能力者達は引き摺られ、暴徒と化す。
雪崩れる様な暴動は、惨い物だった。
[見て来たままを語る]
── テント>>0:280 ──
おや?
レディ・ブラック。水ならそっちだよ。
──トレイン。
お客さん3号だ。
[出発する前>>0。
現れた少女にアーネストは反応し、トレインに告げる。
水質の問いについては、アーネストまで上がって来ていない為、トレインへ対応を投げたとも言う。]
[トレインとユウヅキによる汚染なのか、ドーム外という意味での汚染なのか、それとも犯人の男が何かしたのか。
トレインとポルポの返答は何だったろう?**]
/*
改めて宜しくお願いします。
楽しい村になりそうです!
もっとログの濃度ギアを上げたいのですが、ユウヅキさん程の濃さが出来なくて、アップアップ。ユウヅキさん、凄いな。(じたばた)
/*
コアタイムの書き方が我ながらよくわからんことに………
この土日は仕事量多くないし夜勤ないから昼も貼りつける可能性があるとはいえ
ー店ー
ああ、この謎が解明されれば多くの無能力者が異能を手にするだろうな……。
[ユウヅキは異能者の謎>>1に大きくため息をついた。
ユウヅキは自身の異能があまり好きではなかったから尚更。]
例のヤツも『みんな異能があればハッピー!』とか短絡的なことを考えて事を起こしているのかもな…下らない…異能があったところでそいつが幸せとは限らん。
[そんな単純な理由だけで人を無理やり変えられてたまるかと歯噛みした。]
……何故村側の人間を疑うか、か…。
ここにしか逃げ場がない現状、ドームから出てもここにいると特殊チームのやつらにはバレそうなものだとな。
長いことこことドーム内にパイプがあるヤツが『こいつは犯人ではない』と証言して逃がそうとしているのではと思った。
[だがユウヅキ本人もまた単純すぎる理由で村の者を疑っていた>>283。]
ああ、ありがたい。…えーとこうだったか
イタダキマス。
[パチンと手を合わせ頭を下げたあと、ライザの差し出した缶詰を一つ開けてゆっくり食べ始めた。食べながら、彼は情報は交換だったと思い出し口を開いた>>7]
こんどはこちらがベリティに教えてもらったことを話すか。
『センセー』と呼ばれる奴はスラムのやつらに熱狂的な支持を受けていた。やって来てまだ数週間なのにそいつはあっという間にスラムに溶け込み完全に一員となっていた
『センセーのおかげで病気が治りました』とか『センセーが教えてくれたから文字が読めるようになった』とか。慕われていたらしい。
東洋会のことも知っている素振りがあったというから…もしかしたら誰かと一緒にお前のところにも買い物に来たかもな。それほど溶け込むのが上手いやつだ。
……いや、あいつのことだ。病院に連れていかれたんだ。
もしかしたらケロッと治って帰ってくるかもしれん。
あいつは『誰にも負けない力』を持っているからな
[残念だな、と言われ>>8、少し青い顔をした。
だが、あの強かな娘がそうそう簡単に死ぬわけがないと首を振った。]
……皆、そこまでして異能が欲しい物なのか
……いや、比較対象がベリティだからいけないのか。
あいつは図太すぎる。
……自滅、能力が暴走し…人格にまで影響が……。
[ライザの話を聞いて悪い顔がなおのこと青くなる。
光を吸い込むような瞳>>11と目が合った。食べていた食事が止まる]
過ぎたる力は…物理的にも精神的にも…身を滅ぼす、とでも言うべきか…自然開花でなければ……ボクの空間制御のように……かなりの副作用が出る、
[…食事を再開する。モソモソとゆっくり食べる手つきには育ちの良さが感じられる。……ユウヅキはベリティのことを思い出して呟いた]
……あの子は、異能を持つことを望んではいなかった。
……今でも充分誰よりすごい力を持ってるのに、人間これ以上望んだらダメになるとかなんとか言って。
……実際、異能がないからこそ…あの子の知識の幅や技術の幅は馬鹿に出来なかったから、な
…お前のところに盗みに行くなんて相当自信があったんだろうな
……異能に開花することを拒んだ者に……
………『センセー』はどんな仕打ちをするのだろうな……
[モサモサと口の中が一杯になり黙り込む。その様子はライザの言葉をまっているかのようだった**]
―テント>>15―
[アーネストはでかける所だったようだ。
たずねてみたい事もあったが、引き止めるのもなんだし長くなりそうだ。
娘自身も用の途中のため、また後程話してみる事にする。]
どうも。
[アーネストに頭を下げ、トレインと呼ばれた粗野そうな男とそのそばの半球体を見る。
コンパニオンロボットを見るのはずいぶん久しぶりだ。
実家にいたロボットを思い出し、目を細める。]
井戸の汚染ってどの程度なのかしら。
作物に影響がないか心配なのだけれど。
[荒野に育つ作物は乾燥に強い。
それにしても、限度はある。
あまりに雨が降らなければ井戸水をまく。]*
[>>0:278アーネストが呆れたように問えば、ややムッとした表情で反論する。]
姉御ー、ターゲットの素性ぐらい俺ちゃんだってわかってますって。
まぁ、資料は全部読んでないけど。
能力ぐらいは把握してますさー。
この村に来てからの足取りの話っすよー。
テント張ったぐらいなんですから、これで空振りって言われちゃ俺ちゃん心が折れちゃいそう。
[まさか先に着いておいて収穫なしなんてことはないでしょうね、とでも言いたげに目を細めた。]
そうそう、さっきの1号に関しては、頭部の負傷に異能は感じられなかったですぜ。
注射痕も見当たらないんで、あいつは付きっ切りのガッチリ監視はしなくても大丈夫だと思われ。
[一応能力での注射痕抹消も見越してカメラで見張るぐらいはしているようだ。]
あ……えぇ。
[トレインの軽いノリにノリ切れず、戸惑いながら彼についていく。
途中、使用中のカプセルに目が留まる。
誰かけがでもしたのだろうか。
ずいぶんと沢山のストックを眺め、特殊チームにもライザの様な能力者がいるのだろうと想像する。]
え……と。
これに。
[からかわれているのだろうか。
一瞬むっとした後、小さく畳んでいた革袋を差し出す。
先端に飲み口をつけられるものだ。
そういえば、村に来た頃は驚いたものだ。
こんなものを水筒代わりにするなんて、と。
口をつけるにも中々勇気が必要だった。
思い出すにつれ表情は若干やわらぐ。]
今はこれに入るだけでいいわ。
病人に使うだけだから。*
/*
しっかし、昨晩はごたごたしちゃったネ。申し訳ない。
流石アタシ。シャワーは偉大(浴びてて思いついた)。
って、求婚のアイディア良いジャンと思ったのだけど。
/*
最初は単なるサイ医師(マインド系能力者)で考えていたので、言えない……能力盛り盛りの結果、どうしようってなってるのを…!!!>>22
ノープランかつ収穫無しです(震え声)
ふーん、どうせタダだったらたくさん持ってけばいいのにさー。
別に後で有り金全部いただきますなんて悪徳業者みたいなことにはならないぐらいの信用があってもいいのにさー。
うわ、何これ入れにくい。あと、ちょっと変な臭いがする。
[ブツブツ言いながら、ボトルをひょいと持ち上げて注ごうとするだろう。入らずこぼれた水はポルポに降り注ぐのだった。]
あれ、そういえば病人ー?
ならさ、ここに連れてくればいいじゃんさ。
例のアイツにやられちゃったならなおさらさ。
[思い出したように顔を上げた。ポルポはすでに水浸しになっている。*]
── テント>>22 ──
悪かった悪かった。
ちゃんと把握してるのは、偉い偉い。
[ムッとした顔は嫌いじゃない。拗ねた顔も。
アーネストは、ぽんぽんとトレインの帽子を子供にするよう軽く叩こうとした。ぐしゃぐしゃと、髪の毛を掻き混ぜる様に撫でるのも、嫌がられないなら追加でするだろうけれど。]
収穫ねェ。
──痕跡は薄〜くはあるサ。
攪乱の為のネ。
マップオープン。
[煙草を取り出し、火を付けない侭、咥える。
機器に指示を口頭で告げると、村のMAPが青で立体表示される。]
─ 回想 ─
こら、前髪さわるんじゃない。
見えないだろう。
[ドームでノエルの面倒を見ていた頃、目を隠している前髪を掻き分けられたことがある。
振り払うことは無く、言葉だけでの制止。
掻き分けた前髪の奥から、白に近い銀色の瞳がノエルを見ていた。
その瞳に険は無く、仕方が無い奴だと言うように笑みが浮かんでいる]
ほら、遊んでやるから。
[そう言って前髪を戻して、ハロルドはノエルの手を取って彼女にかかる引力を弱めた。
軽く跳ねるだけでも高く跳べ、落下もゆっくりとなる作用]
調子に乗って跳ねすぎるなよ。
[自分に対する引力も弱めて、ノエルの手を引きながらアクロバットめいたこともした。
加減を失敗して揃って怪我をし、それぞれの親から大目玉を食らったこともあった]
ごめんな、怪我させて。
[傷の残る手でノエルの頭を撫でながら謝罪する。
自己治癒能力を持つ彼女ならば、直ぐに治る程度のものだったろうが、それは怪我をさせて良いということにはならない]
お前の方が兄ちゃんなんだから、護らなきゃダメだろって怒られたよ。
[苦笑しながらの言葉を、彼女はどんな思いで聞いていただろう。
もう10年程も前の想い出。
今でも色褪せず、今となっては気まずさの欠片となっているもの**]
─ 村の外周 ─
───……何も言わずに消えてすまなかった。
お前も、大変な時だったのに。
[ノエルの親が入院している間、傍にいてやるべきだったのに。
それを選択出来ず、ドームを出ることを優先した。
ドームを出たことに後悔はないが、残した者への後ろめたさはあった。
遅すぎる謝罪をノエルへと向ける**]
── テント ──
今、アタシ達がいるのがここ。
村はそこだ。
嫌らしい事に追いつくのを見越していたのだろう。
[カツコツと硬質な靴音を響かせ、MAPに近づき、指で触れる様にすれば、痕跡の残る場所が赤く表示される。
最後に触れたのは、怪我人を見つけた村のガラクタ置き場。そこだけは、大きく表示される。]
奴がドームに戻るにしても、この辺には埋没したドームなりへの地下経路も無い。普通に戻れば、待ち構えたドーム側のチームが確保する。
大昔の長距離輸送路は、昔の戦争でぶっ壊れて砂漠や荒野になってるから、徒歩なりで何処かへ更に逃げる事も出来ない。
前に調査に行った時、ホラ、巨人とかに出逢ったろう?
あの辺りに、名残りが少し残ってるくらいサ。
“アレ”も開発途中だし──そもそもドーム内での開発だし。
[アレ、とは現在開発中の砂漠と荒野を突っ切る特殊装甲を施した弾丸列車だ。上層部も、完全にこの世界を諦めきった訳では無いらしい。]
つまり──奴は袋小路を覚悟で村に逃げ込んだか、
或いは、死ぬ可能性を覚悟の上で砂漠か荒野を渡る個人用の乗物を用意しているかのどちらかだと思うンだけど、
[アーネストの指がMAPの一点を示す。
岩山がある方向を示すが、トレインの反応はどうだったか?*]
トレイン、アンタはどう思う?
証言か。
村で一番証言能力があるとすれば、長老だが。
……ともかく、お前が村の住人を疑う理由は分かった。
[同意はしなくても、そう締めくくる]
[ライザは、黒目をくりっとした]
お前は礼儀作法にも多く通じているのか。
ナイトラインだったか。
どこかで聞いた苗字だ。
[ユウヅキの多くの教育を受けた様な解説、立ち居振る舞い>>17から、ドームの上位の人間ではないか、と徐々に推測しつつあった]
気立ての良い男が来たという話は聞いた。
スラム街の人間に教育を施す、物好きな男だとも。
[姿を現したり眩ましたり>>0:128、ドームでの最後の出現がベリティ達周辺だったのだろう]
…………。
[ユウヅキがお前のところにも買い物に来たのではないか、という問いには、黙って賞金首に載っている顔を見るだけだった]
誰にも負けない力とは?
[ユウヅキが、秘するようなら、今はそれ以上問わない。
ユウヅキの顔>>18を、青くさせてしまったライザだが、ベリティは死んではいないとライザも思う。
何故ならば]
伝手から聞いた話だが。
ベリティは、集中治療を施されているらしい。
予断は許されない状況のようだ。
当たり前だが、'笑顔'すら、浮かべられない状態だと。
自然開花ではリスクが無いのはそうだが、それにしても、全員が全員、有り得ない異常が起こっているのはおかしい。
もしかすると、強制発現時に、敢えて異常が起こる様に仕込んでいるのかもしれないぞ。
それくらいはしても、おかしく無い。
[そこで、小首を傾げた]
ユウヅキには、副作用があるのか?
誰にも負けない力とは?
[ユウヅキが、秘するようなら、今はそれ以上問わない。
ユウヅキの顔>>18を、青くさせてしまったライザだが、ベリティは死んではいないとライザも思う。
何故ならば]
伝手から聞いた話だが。
ベリティは、集中治療を施されているらしい。
何を『センセー』にされたのか、予断は許されない状況のようだ。
当たり前だが、'笑顔'すら、浮かべられない状態だと。
自然開花ではリスクが無いのはそうだが、それにしても、全員が全員、有り得ない異常が起こっているのはおかしい。
もしかすると、強制発現時に、敢えて異常が起こる様に仕込んでいるのかもしれないぞ。
それくらいはしても、おかしく無い。
[そこで、小首を傾げた]
ユウヅキには、副作用があるのか?
へぇ、気前いいじゃない。
そういう事いうと、
後でほんとに全部とりに来るわよ。
[ぱちりと目を瞬いた。
ライザに頼んだら運賃はどのくらいになるだろうなどと胸算用。]
っていうか、そんな緩くていいの……?
[トレインに革袋を渡しながら小さく呟く。]
そうね、看病お願いできるとたすか……
……――っあぁ!
[ばっしゃばしゃ洗礼よろしくロボットに注がれる水を両手で作った皿で受けようとして――]
……。
[けつまづき、頭から思い切り水をかぶってしまった。
ひたひた、水をしたたらせながら無言でロボットと見つめ合う]**
―― 村の外周 ――
[子供ながらに聞き分けはよかった方……だと思う。>>2
だが、もし、あの時ハロルドから別れを告げられていたらどうしていたか。
きっと引き留めていたに違いなかった]
力仕事……。
[ハロルドなら便利な異能もあるし力仕事も楽に済みそうだが、
楽に済ましていれば今みたいに筋力などついているだろうか。
……そこまで考えて思い出す。
この村が無能力者の村であることを。
かつて、眩いネオンの下ではなく、無窮の空の下と荒野の中で生きていくことを選んだ者たちが、
作り上げ、存続させてきた村であることを。
隠している、のかもしれない。彼は。
村人たちに。異能を持っていることを。
それでよかったのか、と、ぶつけたい問いがまた一つできてしまったが、
やはり、何も言うことはできなかった]
[8年前の暴動の跡からハロルドらしき死体は見つからず。
それでも街からは彼の存在が消えた一方、
ノエルの中でハロルドはずっと“いなくなった人”のままだった。
死んだ人たちと違って現実感を欠いたままいなくなってしまった。
スラムの厳しさは知っていた。
だが、しばらくの間はひょっこり戻ってくるのではないかと漠然と思っていた。
そう思わなくなったのは、ふと、これが“同じ”なのではないかと考えてしまったからだった。
今やさっぱり記憶にはないが、
自分を置いて都市の闇に消えた(らしい)実の両親のように、
ハロルドも自分を置いてどこかへ行ってしまったのではないかと]
[そんな考えは認めたくなかったから、
それからはずっと考えないようにしてきた。
再会を果たした今この時においても。
なのに。
本人の口から置いてかれたことを肯定されてしまったように感じて、思わず――
――頬を叩こうと右手を振りかぶっていた]
[避けられなければばっちーん、といい音がしただろう。
加減とか考えてなかったことに気付いて一瞬すまなそうな表情を見せもしたが]
……バカっ。
[平手打ちを試みた結果がどうあれ続く言葉はこう、だ]
ホント、……、残される人の気持ちを考えもしないで、さ……。
それに、そうだね、不安な時くらいは一緒にいてほしかったな。
/*
セリフ少ないな……もともとそこまで喋るキャラじゃねえとは思っていたが
しかしプロ時謎だった一匹狼の理由が綺麗にできてしまった感ある すごいありがたい
ベリティは誰にも負けないと自信を持っていたぞ、
アレに。ドヤ顔でふんぞり返って、開き直って。
これだけならば誰にも負けるつもりは無いとな。
[彼女のドヤ顔を思い出して少しクスッときた。そう、女という生き物はこれがある時が一番強いのだと言っていた、と]
強制開花をさせる時に異常発現…か…有り得るな。
能力を開花させるために使われたエネルギーを利用し異常を引き起こさせることが可能なのかもしれんな…
集中治療…笑顔でいられない状況、か……
……だが、治療を受けられているんだな…よかった……
…なに…あいつのことだ…あいつの強さは、この程度じゃ崩れやするものか
[副作用があるのか?>>36と聞かれてユウヅキは苦笑いして答えた]
ああ、ボクは空間系の能力に…後天的に目覚めた。
それがボクの体には少々強すぎる力だったようでな。
使う度にひどい頭痛がするし、身体的にもダメージが入ることすらある。
…さっき倒れたのもそのせいだよ、少々なら大丈夫かと思ったがこのザマだ。
更に父はこの能力のほうばかりボクに求めてくると来たもんだ、面倒なことこの上ないな
[…モグモグと、遂に缶詰の中身をすべて食べ終わる。再びパチリと手を合わせカラになった缶詰に頭を下げた]
ゴチソウサマデシタ。
……美味かったぞ、ライザ。帰ったら必ず支払わせてもらう。
…さて、そろそろ…いくか……、……?!!
[突然、ゾクリとした寒気がした。ズキリと響くような頭痛が頭にのしかかった。そんな時は大体…何かしらが空間に影響を与えている時であった]
……誰かが、異能を、使いながら…歩き回って、いる…?
っばかな…!この村に、異能者は、いないのではなかったのか…!空間に揺らぎを与えるほどのエネルギーを、持って…?!
[誰かが、何かが、何かを行っている…何かが変化している…そんな気配を感じ取った**]
……ノエル、俺が異能力者であることは ───、
[誰にも言わないで欲しい、と願うようにしながら言葉を途切れさせる。
戻らない、と改めて宣する言葉になってしまうのが心苦しく、言葉が詰まった*]
/*
平手を回避する選択肢などなかった(
ごちですw
顔出したがちょい飯。
村に来た当時のこともまとめた方が良いかなぁ。
そこまで特筆することは無いかなと思って流してたんだけど。
― 家畜小屋 ―
なんだか、腹が空いたな。
[もぐもぐと、飼料――植物の人が食せない部分や、畑から抜いた雑草など――を食む羊を眺めながら呟く。
普段に比べ空腹感が強いとは思ったが、その理由には思い至らない]
そういえば、今は食材切らしてるんだったか……。
[農家や食糧管理担当に頼むか、もしくは商人に頼むか。
いずれにしろ、調達のために動かなくてはならないということだ]
元々見回りとかもしなきゃならねぇし、丁度いいと言えばいいんだがな。
[そうして小屋を後にし、ひとまずライザがいつも店を構えている辺りへ足を向ける*]
……あっち、だ……だれ、か…いる……
少しずつ移動しているから…詳しくは…わからないが…
[頭痛のする中、空間の揺らぎが特に強く感じる方向を指さす。
村の中でも家畜小屋や納屋が多く集まる場所に続く道を指し示した…村人の人通りがチラホラとあり仕事の途中の村人たちも何人かいるようだった。これでは特定は出来ないだろうと青くなった]
…ボクは…あっちへ行ってみる…
何か、わかるかもしれない……
[犯人にたどり着けるやもしれない。そう思って、痛む頭を抑えてユウヅキは立ち上がった。]**
── テント>>45 ──
能力持ちの商人だって?
あァ、そういえばアタシも【東洋会】の商人に会ったね。
救急キットを使わせたから、経費にしといておくれ。
[トレインの報告からの仕事返し。]
はァ、かったるいね。
いっそ、村ごと燃やせたら楽──
[いやいや、と頭を振る。
幾ら楽でも、それでは仕事にならない。]
長距離走行が可能そうな物を持ってるのは、さっきの奴か。
[アーネストは、じっとMAPの岩山方向を見る>>32。
トレインに尋ねたのは、ここに何かしらありそうじゃないかい?という意味の物だったが。
反応があった箇所との関連性は薄くはあったものの。これは勘の部類だ。]
まァいい。
[アーネストは、テント内設備から普段使い慣れている装備を取り出し、身に付け始めた。
それが終われば、トレインへと向き直る。]
アタシはちょっと行って来る。
トレイン。
アンタはどうする?
[どんな返答にしろ、言葉>>0は少々変わったかもしれないが、アーネストは威勢良い声で、テントから出ていく言葉を口にするだろう。**]
ー村の中!
……ああ、心配するな……
大したことは……こ、と……
……?!
[自分のすぐそばまで寄ってきた男の姿を見てユウヅキは目を見開いた>>61。
ひどい寒気がする、ズキズキとした頭痛は増していく。それは目の前の好青年から感じるはずのない空間の揺らぎを感じ取ったからである]
……おい、おまえ、おまえは…っ
…っっ……おまえ、は…!能力者か…?!!
[まだ本人は気づいてない。全く普通の青年に見えた。
だから余計に恐ろしく感じた。全く異能を利用している様子はないにもかかわらず、体からにじみ出る力は明らかに能力者のそれだ…、とユウヅキは頭痛に苛まれながら感じていた*]
ー村の中ー
……ああ、心配するな……
大したことは……こ、と……
……?!
[自分のすぐそばまで寄ってきた男の姿を見てユウヅキは目を見開いた>>61。
ひどい寒気がする、ズキズキとした頭痛は増していく。それは目の前の好青年から感じるはずのない空間の揺らぎを感じ取ったからである]
……おい、おまえ、おまえは…っ
…っっ……おまえ、は…!能力者か…?!!
[まだ本人は気づいてない。全く普通の青年に見えた。
だから余計に恐ろしく感じた。全く異能を利用している様子はないにもかかわらず、体からにじみ出る力は明らかに能力者のそれだ…、とユウヅキは頭痛に苛まれながら感じていた*]
― 村の中 ―
いや……何を言ってるんだ。
とてもそんな風には見えないぞ。
[男の返答>>65に怪訝な顔をするが、不審よりは心配が先に立つ。
しかしこちらが近寄ると、青年は目を見開き、信じられない言葉を発した]
はあ?
何を言ってるんだ、おれはこの村の住人だ。
能力者のはずがないだろう。
[この村の住人でも元が無能力者でも、能力が発現する可能性はある。
と、当の羊飼いが気付かないのは思考に何らかの隠蔽が施されているからか]
具合が悪くて混乱してるんだろう。
丁度異能者チームが立てた救護テントがあるんだ、そこで休むといい。
[そう言って男の腕を取ろうとする*]
『かいぬし どうかしたのか?』
[誰とも似ていない奇妙な声が、音声を介さず話し掛ける]
驚いたな! 離れていても話せるのか。
『そうみたいだな これはなきごえではないからな』
ふむ。お前たち、思ってたより賢いのか?
『われわれも むれでいきるいきものだからな』
『困っているな、ユウヅキの』
[頭痛に揺れ、思考がぶれる中で、黒い闇の中で、
ユウヅキはまた声を聞いた。遠くに白い髪の角が見えた]
…また、貴様か…… 貴様が、『通りかかりさえ』しなければ…
『そう邪険にするな。悪かったとは思っているさ。はっはっは』
『能力に当てられたか』
『お前が求めた知識は、とことんお前に嫌われているな』
『案ずるな、知識に善悪はないのさ』
『また会おう、ユウヅキの』
[声が遠のいていくのを感じた]
具合が悪いのに動くからだ。
立てるか?
[ライザは、メロスとユウヅキの元へ来ると、ユウヅキへと屈み込み、肩を貸して立たせようとした。
メロスには動かせないというのはよく分からない話だが、具合の悪さゆえだろうか?*]
ハル兄が何を大事に思ってこっちに来たのか、
……それも、気になるし。
[だからといって彼の大事なものを一緒に守れるのは、
犯罪者を追うこの時だけになりそうだけれど*]
ちがう……?
[ライザに任せた男は尚も言葉を続けようとするが、途切れ途切れなその言葉の内容は上手く聞き取れなかった。
ライザに向けても何か伝えているようだが、そちらの反応はどうだっただろうか]
――まあ、ちゃんと休んだ方がいいよ。
おれはもう行くから。
[彼が然るべき場所に運ばれるまでは買い物は諦めることにして、二人から離れる方へ足を向けた*]
おおぅ、なになに、どうしたのさ。
この村にうちのドームから危ないヤツが逃げ込んじゃったんだから手土産持ってくるのは大人の常識ってやつでしょーよ。
[払われたコップはカランと軽い音を立てて床へと落ちた。突然の激高に一瞬目を丸くしたトレインであったが、すぐにいつも通りのニヤけ顔に戻るとこう続けるのだった。]
ふーん、能力者、嫌いなんだ?
いじめられたの?
それともあこがれてるの?
お嬢ちゃんは、どこかで嗅いだような「イイ臭い」がするけどなー。
[クンクンと鼻を鳴らしたが、明確な答えは出ないようだ。エイミーの怒りはトレインを通してどこかへ向けられていることを感じ取ったようだ。謝罪をするつもりはないらしい。ポルポは湿った床を静かに乾燥させはじめている。]
なるほど。前からの知り合いってわけでもないのか。
強力な異能者……なのか?
[ライザの説明>>79に頷く。
疑問符が付くのは、酷く苦しみ自分の手を払いのける様子しか知らないからだった。
ドームの上の人間など天上人にも等しい認識で、異能の副作用等で苦しむ姿とは結び付かなかった]
ああ、買い物したいのは山々だがな。
[ちらりと男>>82の様子を見た後、缶詰一個分程度のトークンをライザへ手渡す]
これで適当な食糧を見繕ってくれないか。
食材のストックがないんだ、のんびり収穫ってわけにもいかないからな。
[長居する気はないというように、そう言ってライザに任せる。
男――ユウヅキの名を教えられれば>>83そうか、と頷いた*]
/*
当時最高でも12歳だった少女に引力斥力とかはわかるまい
今はどうなんだろう 農具とかも飛び跳ねさせれば便利じゃないかな認識はあったのかもしれん
(ナカノヒトの言語能力がざっくりじみている)
―テント>>81―
[水は手土産。真意は理解していたはずだ。
ようは言い方の問題であって。
安易な激昂を後悔したが、ふりあげた拳の置き所はない。
”いじめられた”と聞こえて、きっ、とトレインのニヤけ顔を睨みつける。]
……あこがれなんか、するもんですか。
力なんてあって当たり前なのに。
[加えて、強力かつ有用でなければならなかったのに。
鼻を鳴らすトレインから顔を背ける。
娘の兄は戦闘向きの能力者だった。
ここには来ていないが、別の特殊チームに配属されていてもおかしくはない。
トレインがラドフォードの出来損ないを知っていてもおかしくは、ない。]
[それ以上口を開けずにいる間に、ロボットがふき出す風の音が段々と娘の心をしずめていく。]
……帰るわ。
おじゃましました。
[若干水のはいった袋を手に取り、髪から水をしたたらせつつ立ち上がる。
他に言う事があるはずだが、口から出てこない。]*
ははーん、その当たり前が恋しいのねん。
俺ちゃんはさー、君の気持ちなんてこれっぽちもわかんないけどさ。
ちなみに、強くなりってだけならいいところがアルヨ。
全身ほぼ機械にしちゃうの、簡単アルヨ。
異能力だけが、世の中の理じゃないってね。
[トレインの言葉がエイミーの耳に入っているかはわからない。帰ろうとする彼女を特に引きとめもせず、またのお越しをと手を振るのだった。**]
─ 村の外周 ─
[左頬は時間差で疼痛を訴えてくる。
ハロルドはそれを甘んじて受け入れた。
これまでノエルに味わわせた負の感情を受け止めるように]
…ありがとう。
[許す、と言われて>>68ハロルドはゆるりと息を吐いた。
申し訳なさは消えないが、少しだけ、心が軽くなった気がする。
前髪に手櫛を通し、再び瞳を隠して。
能力について>>72の返答にも胸を撫で下ろした]
感謝する。
……それは構わないが、案内するといっても娯楽の類はないぞ?
[誤魔化すような口調と仕草には思わず口端を緩め、微笑む形になる。
この村へ来た理由を問うような言葉>>74には、僅かばかり考える沈黙を挟んで]
──…そうさな、案内しながらでも話そうか。
[何も言わずに姿を晦ましたことへの詫びも兼ねて話すことを約束した。
ノエルの隣に並ぶようにして彼女の肩を叩き、移動を促す]
全ての切欠は、ドームへ出稼ぎに来ていたこの村の住人だ。
彼と知り合い、村の話を聞いてな。
こんな環境だ、生活自体は魅力的でも何でもなかった。
─── だが、スラムを、ドームを出て、自分達が生きる場所を選んで暮らしてるって部分は、少し惹かれた。
正直、ドームでの暮らしが辛くなってきててな。
居場所を、探してた。
[これのせいでな、と前髪の奥を指し示して言う]
何でもない奴には「そんなことで」って思われるかもしれないが、案外きつくてな。
ネオンの下では暮らして行けないって、心底思ってた。
─── そんな時に起きたのが例の暴動だ。
あの時、村の話をしてくれた奴に庇われて、直撃を受けた彼は死んでしまった。
今際に言われたんだ、「村を頼む」って。
[実際とは異なるかも知れないが、ハロルドにとってはそれが事実]
俺の目がこんなだから、彼を死なせてしまったんだ。
動けてたら、防げたかもしれないのに。
…だから、彼の代わりに村へ行くことにした。
彼との最期の約束を果たすために。
同時に、俺自身の平穏を得るために。
………あの時は自分のことしか考えられなかった。
周りのことなんて考えられないままドームを出た。
[すまなそうな声色が漂う]
この村が無能力者の村なのは聞かされてたから、能力があることは隠して村に入った。
最初は遺恨なく溶け込むためだったけど、暮らすうちに能力なんて無くても生きていけるってのを知った。
同時に、能力が無いことの大変さを知った。
この村に来てからは能力を使わずに暮らしてる。
こっそり使うことは勿論出来たが ─── 俺は村人達と同じ土台にいたいと思ったんだ。
皆と同じで在りたいと思った。
暮らすうちに約束とは無関係にこの村自体が大事に思えていった。
生活は決して裕福じゃないが……俺はこの生活が気に入ってる。
自分で選んだ場所で暮らせているのだからな。
[人によっては理解されない話かも知れない。
それでも自分は満足しているのだと、そんな想いは声の明るさにも現れていた*]
/*
メロスへの強塗りふいた。
頑張ってらっしゃる…。
村に来た理由の言語化が上手く出来てない気しかしない。
何はともあれ護りたい、の一点に尽きるのではあるけど。
[物心付いた時には、ライザは【東洋会】の商人だった。
SC4ドームの文化なのか、独特の型の名残ある体術に格闘、一通りの武器の使い方を教え込まれた。
ライザの能力は、物体収納能力。
商人にとっては、これ以上無い最適の能力だった]
入るぞ。
[開けられた扉を潜り、机があるならば、メロスには気を遣わず、食料品の袋を置こうと近づいただろう*]
―テント→ライザの店―
[トレインの言葉へはうらめしげな視線をむけて、応えることはせずにテントを出ていく。
まだアーネストがそこにいれば、逃げるように足早に。
図星でしかなかった。
当たり前のように能力を持ち合わせていればあったはずの、上層での暮らしが恋しかった。
あそこでは重い水を背中きしませ運ぶ必要など、ない。
機械になって得るのでは意味がない。
内から開花する能力でなければ。]
……急がないと。
[ライザが待っている。
水浸しの髪をぎゅ、としぼり、余計な考えが浮かばぬよう、ライザの店へ駆け出した。]
[ライザが、村への商いを行いたいと申し出たのは、他でもない。
あの村には、血を分けた少年がいると聞いたからだ。
真実は自分の目で見ればいい。
違ったのなら、向かうのはその一度の商いでいいと考えた。
村で会った少年は、ほぼ黒のライザの髪とは似ていない色だったが、写真で残る親の髪質と色に似ているように、思えた*]
[ライザが、村への商いを行いたいと申し出たのは、他でもない。
あの村には、血を分けた少年がいると聞いたからだ。
自分の目で確かめればいい。
違ったのなら、向かうのはその一度の商いでいいと考えた。
村で会った少年は、ほぼ黒のライザの髪とは似ていない色だったが、写真で残る親の髪質と色に似ているように、思えた*]
―ライザの店―
[店へとついてみれば、ライザの姿はない。
かわりに数点の商品と先ほどの男が横たえられ、目を閉じている。]
……。
ちょっと。
[水の袋を置き、男の肩を軽く叩いてみる。
反応を待ちつつポシェットから先を細くした枝を取り出し、濡れた髪をまとめた。
ため息一つ。
男のそばに腰かけ、残された武器を眺めた。]**
[村の訪れる以前の生活について、両親はあまり多くを語らなかった。
他の村人の話から推測するに、彼らの世代では村はまだまだ未発展であり、それでも移住を望んだ者の多くは、スラム街でかなり苦しい生活を強いられていたのだろう]
[ドームの側に親戚がいたとしても不思議ではない。
が、それは羊飼いの両親にとって、捨ててきた過去の一部となっていただろう*]
[袋を置いた]
能力の副作用だ。
後天的に空間制御の能力に目覚めたので、使うと頭痛がする。
体に痛みも来ると言っていた。
ユウヅキは、強いエネルギーを持つ異能者が居ると探しに行こうとしていた。
[ライザは、メロスに説明する*]
[横を歩きながら、ハロルドがこの村に来たあらましを聞く。>>93>>94
ドームから出稼ぎに来た住人から村の話を聞き惹かれたこと。
8年前の暴動で命を落とした住人から「村を頼む」と言われたこと。
住人との約束を果たすと同時に。ハロルド自身のために村を出たこと。
そうして、既にこの村を居場所と定めていること。>>95
そこに後悔がないことは、声の調子からもわかってしまった]
…………。
あたしには、ここが楽園だとは思えないかな。
ドームの中で持ってたものを全部捨ててまで行きたくなるような場所には……。
[かつて慕った相手にそう言うのは心苦しいが――
紛れもない本心だった]
[6年前に、初めて村に来て見たのは、無能力の少年だ。
ドームの外は、スラム街と違い、無窮の空と大地が広がっていた。
奇形や奇怪さを帯びた動植物。
ドームの物と全て違って見えた]
「お前は?
俺は【東洋会】のライザだ。
何時もの男は今日は来ない」
[顔色ひとつ変わらず名乗り上げた。
メロスは、どんな声と表情だったか*]
生きる場所を選べない子たち……
スラムのあんまり強かじゃない孤児が聞いたら羨みそうな話ではあると思うけど。
[そしてフォローになってない雑感をひとつ。
ノエルはそういう子たちをよく知っている。
養い親があの暴動から数年後、
治安維持部隊を引退して孤児院を始めたからだ。
「配達屋」も元は、孤児院に物資を色々と届けるために始めたと言っていい。
……せっかく気まずい雰囲気を脱したのにこれではいかん。
やがてそう思ったノエルは話題を切り替えることにする]
/*
ちょ、メモ帳がフリーズして回想ロルがパーになっただとおおおおおおおおお
やはり新規のメモ帳にベタ打ちするのは危険か
[そんな少女も、その人から遊んでやる、と声がかかれば素直に手をひっこめた。
その人の能力の詳しい原理を少女はわかっていなかったけれど、
高くひとっとびしてはふわりと降りられるのを楽しんでいた。
上層の娯楽施設にあるとべるアトラクションよりこっちが面白いと思っていたくらいだ。
娯楽施設は行ったことないけど]
うん、気をつける。
[飛び跳ねすぎて頭をぶつけないように。
実際のところ、ゆっくり降りられるはずがそうならなくて、
受け身も取れないまま思いのほか勢いよく地面にぶつかった時の方が痛かった。
少女とその人、双方の親から大目玉を食らえば心も痛かった]
― 村の中 ―
はあ。副作用か。
噂くらいは聞いたことがあるが、あんなに苦しむもんなのか。
[ライザ>>106の言葉に瞬く。
能力者と接触する機会が少なく、あったとしても無能力者に弱味を晒す者はいなかったため、目の当たりにすることはなかったのだった]
異能者っつっても、楽に生きられるものでもないんだな。
[空間制御と、名前だけ聞けば強力そうだが、副作用があれでは素直に羨ましいとは言えなかった。
説明の後半には、ふうん、と首を傾げる]
わざわざ探すってことは、特殊チームの人間ではないよな。
……犯人の気配に気付いた、とか?
[だとしたら千載一遇のチャンスを逃したのかもしれない。
自分も悪意があってのことではないのだが、なんとも言えない表情を浮かべた*]
― 6年前 ―
[その頃、無能力の少年は15歳だった。
羊飼いの仕事をほぼ任されるようになった――というより、両親が動けなくなった、という方が正しい。
ドーム上層の住人が見れば年齢以上に老けて見られるだろう両親は、家で臥せっていることが多くなっていた。
彼らが流行病に負けあっさりと命を落とすのは、もう少し先の話ではあったが]
[淡々と名乗りを上げる商人の少年>>108と出会ったのは、両親に頼まれ、いつも店の出ている場所へ買い物に出かけた先でのことだった]
「お、おれは……メロスだ」
[問われて、気圧されたようになりつつも名乗り返す]
「【東洋会】? お前が?」
[自分と歳の変わらぬ少年に見えた。
きちんとした教育機関のある層なら、成人と見做されないこともあるだろう]
「待て! 本当なのか、証拠を見せてみろ!」
[組織の名前を出されたとて、それだけで信用できるものか。
まして、取引に貴重なトークンをやりとりする相手だ]
「なんで急にいつものあいつが来なくなるんだよ! 怪しいぞ!」
[ライザの思惑など知りようもなく、ただ舐められまいとでもいうように声を張り上げた**]
だいじょうぶ。
………これくらいすぐになおるから。ほら。
[少女を撫でるその人の手には傷が残っているが。
おずおずと見せた少女の腕にも撫でられる頭にも傷ひとつない。
怒られたことを苦笑とともに告げるその人に少女は首を傾げた]
にいちゃん? 家族じゃないけどにいちゃん?
じゃああたしもにいちゃんってよんでいい?
ハロルドにいちゃん、……は長すぎるからハルにいで。
[きょうだいと呼べる者はいなかった。
はじめて誰かを兄と呼ぶことに心を躍らせていたがやがて]
あたしもいいこでいるから。ケガしないように気をつけるから。
だから元気出して。
[と、少女なりに励ましてみせた――そんな、無邪気な思い出*]
/*
何か仕掛ける、はどういうのを指すんだろう。
人狼の設定的に、伏線的な小細工は出来ないだろうし。
そもそもPC視点どこまで大っぴらにやっていいのか悩むところではあった。
―― 現在 ――
[ひそやかな懸念はある。
もし今の己の戦い方を見られてしまえばハロルドがどう思うか――という。
かつての少女時代に告げたこととは逆に、
大小の怪我を承知で突っ込んだり、
誰かの盾になったりすることをためらわないのが今の戦り方だ。
もちろん養い親は怪我しないための立ち回り方も教えてくれたが、
それを生かせるのはあくまでひとりでいる時だ。
護るべきもの、手を差し伸べたものが後ろにいるなら、
色々とためらってはいられないわけで**]
/*
妹可愛すぎるね。血は繋がってないけど妹で良いよね。
あー可愛い、ほんっと可愛い。
こんな可愛い子を一人にしたんか俺…(自責の念
ドームの方が便利なのは確かだ。
……それでも、ドームでは生き辛いと思った者にはこちらの方が過ごしやすい。
人の価値観はそれぞれさ。
[ノエルが思うこと>>107は分からないでもない。
ハロルドだってこの目がなければ、きっと。
少なくとも、ドームを出る選択はしなかった]
この村に来たいって言うなら受け入れてくれると思うがね。
勿論、出来ることはやってもらうことにはなるが。
[スラムの孤児達の話>>109が出れば、そう付け加える。
村の中央へと近付き、人の気配も増えて自分の話をしづらくなってきた頃、ノエルが話題を変えた>>110。
それには逆らわず、「あぁ」と声を返す]
彼女もドームから出てきた一人でな。
いきなり一人で暮らすのは無理そうだったから、俺が引き取った。
色々手伝ってくれるし、努力家だと俺は思ってる。
[引き取った、の部分をどう受け取られるかを考えぬままに言い、ライザの店の方へと近付いて行く。
横たわる男がいることが気になったためだ]
エイミー、ユウヅキの奴どうかしたのか?
[横たわっているのがユウヅキであると知り、近くにいたエイミーに問いかける。
店主であるライザも居らず、高価そうな武器が店頭に並んだままであることに訝しげな表情をした**]
/*
はー、可愛い。何度見ても可愛い。
あまり連呼してると変態くさいのでこのくらいにしとこう(
ところで今銀魂読んでるせいでハロルドが全蔵にしか見えないやばい。
─ライザの店─
[人の気配に顔をあげればハロルドと、ノエルが近づいてくる。
共に歩く姿は親しげで、目を瞬いた。
眠る男はユウヅキというらしい。
どこかで聞いた事がある気がしつつ、答える。]
そこで倒れてたの。
[先ほど彼が倒れていた場所を指した。
ちら、とノエルの顔を見て会釈する。]
知り合い?
[尋ねながら、無意識に服の裾をつかんでいた。]**
/*
書きおとし//
ノエルかわいいよね!ね!
ふふふ、どっち守るか悩ませてあげますよハロルドさん!
悩ませられるかな!
ノエルかわいいぞ!
[ハロルドがどう返そうと、あいまいにうなずく。]
ライザが介抱するからって水を頼まれてて。
戻ってきたらこの人だけ残ってたの。
[娘のすぐそばに置かれた革袋はハロルドも見慣れたものだ。
彼の視線が武器に向けられたのには気づきつつ、娘からは触れない。
おそらく、戻ってくるであろう娘のために、ライザが残してくれたのだろうけれど。]**
犯人の気配か。
先程も言ったが、空間に揺らぎを与えるほどのエネルギーを持った能力者が……と言っていた。
ユウヅキはその揺らぎが、犯人か犯人に関連するのではないかと思い、探しに歩いていた筈だ。
俺もユウヅキが感じたものは犯人の物ではないかと思った。
[心底信じた訳では無い。
だが、丁度その前にユウヅキが語っていた複合化能力の話からも、その時は犯人の可能性が一番に思い浮かんでいた]
もう食べるか?
[缶詰一個分程度のトークンでも、袋一杯分の食料は購入出来る。
ライザは机から離れ、部屋の手頃な場所に移動する*]
/*
うっかり。一緒に来てる筈なのに(引き継ぎなら特に。そしてでなくてもだ)勢いで今日は来ないと言ってしまっている!
―6年前―
「メロスか」
「これが証だ。
【東洋会】の電子証。
…………この方がいいか?」
[ドームで使っている【東洋会】の電子認証を提示したが、少しして、元の男から持っていけと言われた、今回の代わりを告げる書き付けを差し出した]
俺は物体収納能力持ちだ。
俺の方が、何時もの男よりも運びのコストが良い。
今回は試しみたいなものだから、次は元の男かもな。
[並んでいる物は、仕入れの関係で差はあるが、何時もと同じように見えるだろう]
「並んでいる物は同じだ。
何時もの金額で取引が出来れば、仮に俺が【東洋会】で無くても問題無いのではないのか?」
[ライザの喋り方は、昔から殆ど変わっておらず、声を張り上げる様子を見ていた*]
[1]
[2]
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