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>>265花
どういたしまして。まだその遊びあるんだね。
[幼い頃にやった気がする、と少し昔のことを思い出しながら、あなたを中へと促した。]
成さんはしょうがないねぇ。
じゃあ、少し待ってくれるかい。一平が戻ったら用意するから二人で食べると良い。
[自分の前にもお茶を置いて、あなたの向かいへと正座をした。
あの時のこと、というのにあなたと遭遇したあの日のことを思い出す。その思い出した間の間に次の言葉が紡がれていて、口を挟むこともできずに謝罪を受けることとなった。]
そっか、わざわざそれを言いに来てくれたんだね、ありがとう。
立花だけのせいじゃない、とは聞いたけれど。
今、立花が元気でいてくれるならそれで良いんだよ。
>>268 花
[あなたとのやりとりの変化に彼は気付いていないだろう。不思議さがよく分からずぼんやりしてしう。]
わーたってば。もう褒めるの中断ー禁止いー。
[からかうような口調のていは取っていたが焦りの感情は明白であった。]
そういえば、そんな歌詞あったな。
まー一人で働きもんだよな。勇気、ねえ。
[少々考え込むように単語を呟いた。]
いいぜ。 雪花乱舞ができるまで朝から晩までみっちりしごいてやる!
[練習に付き合うといっても基本的に見ているだけだろうが、何故か偉そうである。仁王立ちをし腰に手を当ててあなたの前に立つ。]
>>264水 (>>271歯)
[同じでいいと頷きながら、押しやられてきた水と一人分のナッツ類を取る。クルミを探り出してコリコリとつまみながら、不便だなんていう店主へ、]
不便なほど溜め込まないもの。
高尾もだけど、包む必要があるほど貯めるのも、気長な話じゃない?
[などとのたまい、次のクルミを指で探った。
尋ねたことの答えに窮したか、店主が頭をかく間、実に楽しみだと好奇心に満ちた目を向けていた。言葉が返れば、]
……そう。彼、なんだかんだまた楽しみ始めたのね。
[なんて、どこかしみじみと呟く。]
行ったら、感想でも話してもらおうかしら。
>>272花
ふぉっ。
[ポンポンと撫でていたあなたが急に顔を上げたから、またそんな驚きの声を上げたし、少し背筋も伸びた。癖だ。]
……ん。それが一番だよ。
でもときわちゃんは、りっちゃんにそんなふうに思って欲しくて話したんじゃないよ。
[彼女は自分にさえ、自分を責めすぎるなと、そう言うような人物だ。きっと話したとしても「あきらも心配していたよ」とか、その程度のものだろうと思う。]
心配は、したけど。りっちゃんがまた元気になれたんなら、それでいいんだよ。
[ぽん、とまたあなたの肩を腕が撫でる。]
>>270鼠
[これだけ違っていれば、そんな反応も想定の範囲だ。ともあれ、たまたま捕らえたその声に、ン、と振り返る。]
──……、……あぁ、ねねさん。
そりゃあ、お互いさまだよ。
まあ……なんていうか。元気そうで、よかったけど。
>>267 水 >>269 猫
[この小鬼はなんとなく親友に頼まれたからという理由だけで存在している。そこまで成桐の混迷を招いているとは思ってもいないだろう。堂々と店内に押し入った。扉はあきらにまかされたついでに閉めておいた。開けたら閉める、神社でも習った。]
おう、あきらがこんな感じなんよ。[あきらを指を指す。指さなくても通じるだろうが。]
ぷろぽーしょん?したんだって?そういうのはちゃんと説明したほうがいいみてーだぜ。
[扉を閉めたらあきらの後ろからひょっこりと覗くようにしてそんなことを言い出すんだろう。]
>>269 猫
[継続は力なり。経験が活きたな。そんな事成桐が知る由もなく、高め合う技術力に呆気なく領地に攻め込まれてしまった。ドアはしまった。良かった。これ以上クズだと思われると、生活がやばい。]
あっ……あ、まさか、あれか……!プロっ……そういうのとは違……くそっなんで伝わってんだ!?
[アキラが殆ど罵倒の勢いで告げる言葉に、思い当たりがあるのだから逃げ場がない。内心頭を抱えた]
[あれは酒に酔ったばかりにうっかり吐露してしまったもので、後々の反応を見るに、トキワは真意に気づいていないらしいと胸を撫で下ろしていたところだったのだ。酒の勢いというのがタチが悪い。知られたら殺られる。次は多分よくて5歳児、最悪粉末状である。]
つ、通じてねーなら、いいだろ……!?
だいたいアキラ、お前になんの関係が……いや関係はあるな。[大有りである。多分一番ある。]
いや、でも、筋ってなんだよ……。
[たじたじと距離をとろうとしながら。もう正座しそうな勢いだ。]
>>275鼠 >>277水
包まないから、お金も居心地悪くて貯まらないんじゃない?
[とかなんとか、悪友に横から口だけ挟んで。自分もピーナツをひとつ口に放り込んだ]
まあ――まあね。高尾ちゃんみたく、会社員とかじゃないけどさ。
強いお酒、好きよ。風味もなんか不思議で……ちょっと薬っぽいけど。
[そんなことを言っているうちに、料理も出てきた、わーい、と呟いて、暖かいうちに突き始める。「仲が良かったんだな」……一瞬反応が遅れたのは、口の中に食べ物が入っていたからだ。それを飲み下すまでの間、悪友がどう答えるのかと視線だけ向けた]
>>273狐
あ、でも迅兄ちゃんあまり責めないでね?
昨日忙しかったみたいできっとくたくただったんだと思うの。
うん!そうするね!ありがとう、常盤さん!
[彼の遅起きに対して以前は結構怒って愚痴っていた立花だが、あの事以来色々彼との距離感掴めた…かもしれない。だからこそ今回は今後怒られるかもしれない彼を心配し、弁明をする]
うん…どうしても、謝りたくて…
[そういう立花の表情はどんどんと、暗くなる。どうやら謝る事が本題ではないらしい。そしてしばらく間が空いた後、立花はポツリと呟いた。]
ねぇ…常盤さん…償いってどうやったらできるの、かなぁ?
>>274天
[彼の反応にへへっと楽しそうに笑うと満足したのかそれ以上褒める事はなかった。]
うん。そうだよ。
…ねぇ、いっくん。勇気一つ友にしたいかろすさんが頑張って飛んで見た景色は…素敵だったかな?
[何か考えている彼にそう問いかけた。本意はあまりなかったりするが、何故か立花は彼がどう答えるか気になったようだ。]
やったーー!よし!
お母さんの雪花乱舞を一から全部見て覚えてるのはいっくんしかいないんだから!
ちゃんとできているか、しかと見届けよ!!
[偉そうな彼の態度はもはやいつもの流れだ。だから立花は同じように偉そうに答える。腕を組みドヤァと得意げな顔をした]
>>278天>>279水
[かえって丁寧な、しつけの行き届いた一平の動きは、このやくざまがいのぬいぐるみと合わさって、この空間を困惑と狂気の場に変えているやもしれぬ。計画通り。いや計画はしていないが。]
そうそれ。プロポーズ。
──ときわちゃんがなんか妙なこと言ってたからなぁ、詳しくしたら、あ? なんだ?
通じてねえプロポーズなんざ、飯の種にもならねえんだよなァ。言って満足? 自己満足? まだ慌てる時間じゃない?
そんな男にうちのかわいいときわちゃんをやれるか? なぁいっぺーちゃん。ときわちゃんが嫁に行くなら、ときわちゃんを幸せにしてくれる男じゃねえとだめだよなぁ?
[距離を作るあなたに、顎をあげたぬいぐるみはじりじりと迫っていく。]
>>276猫
[今は泣きそうな顔しているがいつもこうやってぎゅむぎゅむ抱きながら、ふとたまに顔を上げ彼を驚かせるのを、立花は好きだったのかもしれない。]
…うん。立花も、だめだなって思ってるんだけど…やっぱり、謝りたくて…
[自分を責める性格は立花はわかってはいるもののすぐには直せなかった。それでも、自分をわかってくれてこうやって慰めてくれる人がいてくれるのが、立花の力になる。今も撫でてくれている肩がとても、暖かかった。立花は右手であなたを掴んだままだが、あなたから一歩離れ見上げた]
うん、ありがとう。あきくん…
立花、こうしてまたあきくんと出会えて本当に嬉しいよ!
[そうしてニッコリと笑った]
>>270鼠
[目の前のぬいぐるみのそのまた後ろから聞き覚えのある声。立花はヒョコと顔を出し、その人物を見た。]
あ!ねね姉ちゃん!
[そう呼ぶと立花は嬉しそうに左手でふりふりと手を振った]
>>282 花
わかんねーよ、おれいかろすさんじゃねーし。
でもよ、そんな頑張ったんならいかろすさんは満足したんじゃねーの。
多分、山登りみてーなもんだろ。
[しぶしぶと答える。まとまっていないようでそのまま考えたことを言った、そういう感じ。]
ふふん!いつまでもつかな!
[対抗して背伸びをしてみる。足先がプルプルと震える。あなたより高い位置にありたいだけである。そのうち耐えられなくなり、足を下ろすだろう。そうして得意げな顔から、少し柔らかな笑顔を浮かべ伝えた。]
おれに雪花乱舞一番最初に見せてくれんだろ、がんばれよっ!
>>284鼠
[多分あなたにまともに顔を見せたのは、あったとしても目覚めてまもなくの頃に少し、その程度だと思う。左右の眼の色の違いに、あなたが気づくかなんて知らない。]
──そうだねえ。
ときわちゃんがねねさんを許してたから……[許してた、というよりも、あなたに申し訳ない、とそんな雰囲気だった。]……あたしが、どうこう言うことじゃないしね。
どうもありがとう。壊れたものは、案外に直せるんだよ。
生き物の身体みたいに、謎や神秘はないから。
[少女の肩を腕で撫でながら、ぽつりとそうあやかしは言う。]
……そりゃね。高尾に、ときわちゃんに、いっぺーちゃん。じいさまも。そんだけポコポコ生き返ってりゃ、なんかもう、ああ、そうかーってなる感じ。
>>277水 >>280歯
缶詰は食べられる時に食べたいじゃない?
お金の居心地よりお腹の心地が良い方がよっぽどいいわ。
[店主と悪友の言葉にやり返す間、くるくるとナッツ皿の中を指で物色していた。]
[酒に関するやりとりは横耳に、時折「よく何ともなく呑めるわよね」なんて呟きを差し挟んで。料理がくれば皿を引き寄せる。毎回のようにスプーンの上で飯を冷ましている間、店主がしみじみと聞いたので。]
――まあね。居ないとつまらない、ってところかしら。
[なんて軽口めかした調子。次の言葉に答えるまでには、スプーンが一度口に運ばれるまでの間があって、]
アタシを何だと思っているの? 何処へでも行くものよ。
[くすくすと笑む。]
>>285狐
どうなんだろう…立花も昨日いなかったんだよね…
帰ってきたらその…なんかげっそりしてた…?
そっか…それなら立花安心だ!
[うーんと昨日の迅の様子をなんとなく思い出しながら疑問系に答える。どうやら何があった聞いてもはぐらかされたようだ。しかしあなたが怒らないと聞いて、安心はしたらしい]
迅兄ちゃんの事もそうだけど…
うん…迅兄ちゃんとは魂だけになった時にお話はしたよ。
迅兄ちゃんは気にするなって言ってくれたけど…どうしても立花が許せなくて。
[そうポツリと呟く声はだんだん暗みをおびていく。]
それに、もし立花は迅兄ちゃんを殺さなかったら、沙霧姉ちゃんも、ねね姉ちゃんも、常盤さんも、いっくんもっ!死ななかったかもしれない。あきくんや高尾兄ちゃんも苦しい思いしなかったかもしれない。
[少しずつ吐露していく感情。立花の本心。それと一緒に涙もポロポロと出てきたようだ。]
…生き返ってからね、たまに夢で…迅兄ちゃん達が死んだ時のを見ちゃうの
だから、どう、したら、いいのかなって…
>>286花
[ポンポンとあなたの肩を撫でていた。頭や背も慰撫したいけれど、あいにく手が届かない。]
だめじゃあ、ないよ。謝りたい、言葉にしなきゃりっちゃんが歩き出しにくいんなら、そうすればいい。どんな方法でも、りっちゃんが歩き出すって結果に繋がるんなら、それでいいんだよ。
謝り続けて歩き出せないってのは、ダメだよ、ってだけだからさ。
あたしも、みんなも、りっちゃんが元気ならそれでいいの。
[離れてこちらを見上げるあなたの頭を、ぽんと腕で撫でる。いつかのように乱雑に、元気つけるみたいな仕草。]
どういたしまして。
あたしもりっちゃんに会えて、またぎゅーってしてもらえるの、嬉しいよ。
そうやって笑ってくれるのもね。
[笑う頬をつつく指はなかったから、にかっとこちらも笑って見せた。]
>>279 水 >>283 猫
え、マジで常盤サンにぷろしゅーとしたんか。
[半信半疑だったらしい。そもそも単語が間違っているが。二人の主張を聞き終われば自分も一応、と]
ぷろぽーずって結婚式をする前にするやつだよな。通じないと式できねーんじゃん。山の社会と都会じゃー勝手が違うみてーでな、おれはまだ都会のはよくわかんねーけど。
沢山女囲ってる奴も力と頭どっちもあるやつじゃねーとだめなんだぜ。
力馬鹿でもあたまでっかちでも女は逃げる。
じんは強いけど、常盤サンも強いからな。
[二人ともずれた基準で話してしまう。あきらから同意求められれば]
ま、おれも常盤サンが幸せに暮らす方がいいからさ。じんも幸せがいいだろ。
だから、あきらは大丈夫か?って聞いてるんだろーさ。
[と同意するような返答をするだろう。じりじりと迫るあきらに2,3歩遅れてついていく。]
>>287天
そっか…そうだよね。
うん。立花もいかろすさんが満足いくぐらい、素敵な景色見れたんじゃないかなって思うの!
[まとまってなくてもどうやらよかったらしい。とりあえずしぶしぶと答える彼に満足したようだ。]
なんだとーっ!
[本来でも彼の方が少し上だが、やっぱり男のプライドがあるらしい。それから彼の笑顔を見ると、立花も同様に笑顔を浮かべた]
うん!頑張る!!えいっと!
[そう言うと一歩後ろに下がり、両手を広げた。すると雪が立花の周りを覆うように舞った。そして立花がくるりとゆっくり回り終えると雪も晴れる。するとそこにはいつものセーラー型のワンピースに帽子ではなく、白い着物に藍色の帯の姿になった立花がいた。そう、これこそ本来の姿。これにいつもならみのぼうしを被っているが踊る時邪魔なので取っている。]
>>287花
[振られた手に小さく振り返す。笑顔が増えたあなたへ、「今日も元気そうね」と少し遅れた挨拶の様な声をかけた。]
>>288猫
[あなたを噛んだ頃の記憶はあれど、顔の記憶まではおぼろげだ。その後出会ったあなたの顔はいつも、フードの下であったから。つまりは、その目が元からそのような形であったか、何かの賜物であるのかは判断できなかった。]
……そう。
[常盤とは、生き返ってから結局、さほど顔を合わせることができていない。黄泉との狭間で笑み合って、そのまま真っ先に、"元のねぐら"へ帰ってしまえば良かったはずだろうに。どうにも返ってきて以降、期を逃したままだ。あの社の神様だって、生き返しはしたのだから、今更鉄槌など下さないだろうが。]
……その気がないなら、そうさせておこうかしらね。
そう聞くとモノの身体も便利そうね。
あなたみたいに動ければ、なおのこと。
並べ立てられると、気前が良かったのがよくわかるわね。
>>289鼠 >>292水
ほんとコイツ、色気より食い気なのよね。
[缶詰がどうこうの話に、やれやれと溜息をついて。禁酒していると聞こえてくれば笑った]
子供じゃあねえ。人間社会の規則はめんどくさいのよ。
まあしばらくは、誰も見てないトコでやんなさいな。
[実年齢が高そうなことは解っているから、止めるつもりはなかった。酒は適度に水や氷で割りながら頂く]
――ま。確かに、いなかったらつまんないかな。
平和なら尚更ね。口喧嘩の相手くらいいなくちゃ。
一人くらいこーゆーの居ると、退屈しないわよ。
[アンタも探してみたら、なんて笑って見せて。他愛もない話を続けたのだろう。――それから、ここの常連が一人増えたことは、平和な日々のほんの小さな後日談**]
>>290花
[あなたの吐露される本心を黙って見つめながら聞いていた。
それから少し間があいて、ゆっくりと口を開く。]
厳しいことをいうけどね、立花。そりゃ傲慢ってもんだよ。
傲慢はちょっと難しいかな……うーん、立花はそんなに偉くない、かな。
[これもちょっと違うかな、と首を傾げてから、]
支配陣営のやつらは、自分たちの意志や理想があって戦ったんだろ。私たちも今の平穏を守りたくて戦った。その中でもちろん苦しいこともあったさ。
――でもね、立花がそれを自分のせいって言っちまうのは、そういう皆の考えや意志を全部無視してることだよ。
少なくとも私がねねを殺したの自体は、立花は関係ない。勝手に背負うのは失礼ってもんだ。
[分かるだろうか、というようにあなたへと首を傾げた。]
立花が成さんを殺しちまったのは、何か取り憑いてたせいだって聞いたよ。
殺された側に許されると、逆に辛いこともあるだろうけどね……。
自分が許せないってなら、しっかり自分と話して、次そうならないためにはどうすれば良いか考えるしかないんじゃないかい。
【駅前・ランチタイム過ぎ】
[自堕落な生活とカチコミを満喫する毎日の中、散歩の途中。転がり込んだ居候先で一日のんべんだらりとしているのも、今ではすっかり飽きた。なじみのリサイクルショップやジャンク屋をまわって、最近の相場をチェックした途中。
さすがに少々くたびれて、駅前のベンチにどさりと座り込んだ。
街を行き来する人々や、同じくベンチで新聞を読む人、待ち合わせをする人、遅い昼食をかじる人──そんな人々をぼんやりと眺めて、「今日もいい天気だなあ」なんて思った。]
>>歯
[もしあなたがここを通りかかっても、風貌がすっかり変わったこちらにすぐ気づくのは難しかったかもしれない。
それとも、あの日あなたと戦った左腕が全くなくて、右袖も風にそよがせていたから、もしかしたらあなたはあれ、なんて思ったかもしれない。
いずれにせよ、あなたがこの駅前を通りかかったなら、ぼんやり人々を眺めていたこのぬいぐるみは、声を掛けると思う。]*
>>295 花
そか、りっちゃんもがんばったんだな。
ふふん、えらいじゃねーの。
[ふと黒いモヤとの戦いを思い出す。彼女の決意した表情。あれ以降甘えたは直っていないが以前と違う雰囲気は感じ取れていた。満足げなあなたの表情を見れば口元を歪ませただろうか。]
うおっと。
[こちらに雪が舞ってくるのを腕で防いだ。腕を顔から外せば白い着物になったあなたが見えただろう。服装が変わるだけで印象は変わるものだなとさすがにこの小鬼でも実感しただろう。
そうしてあなたの練習を見守るはずだ。]
>>283猫 >>293天
[滔々と流れ出るような脅しとのんびり諭すような声が交互に生み出すリズムに頭が混乱してくる。アキラはともかく一平はなんでここにいるんだ。お前の山どうなってるんだ。]
俺のとこは妻4人までってあったし、同胞連中は女気に入ったら攫ってたけどな。一平、ここでは男1人女1人がフツーだし、あと多分金もないとやばい。
[混乱のあまり冷静に解説を入れてしまった。ちなみに妻4人娶るのも普通に経済力と社会的地位がいる。どちらにせよ遠い世界の話だ。]
い、いいんだよっ自己満足でっ[沸騰した頭から、遂に本音が流れ出始める。]
ああそうだよ、トキワの幸せって俺といることじゃないかもしんないだろ!?トキワ言ってたからな、皆笑ってて、毎日平穏なら幸せだって!俺もその一部かもしんないけどな、全部じゃないだろ!?それなのに俺のものになれとか言っても困らせるだけだろ!?
だから言う気なかったんだよぉくそ……
[そしてとうとううずくまる。矜持らしきものは0である。]
幸せにできるかは、わからないけど。
こないだみたいなことがまた起こった時に。あいつが、トキワが、やりたくない戦いに、でも皆を守るみたいな理由で出なきゃいけないなら。それが、今の役目のせいなら。
全部やめてこっち来てもいいって、それだけ思ってる。それだけなんだって……。
[蹲った状態から、顔を上げて。怪訝そうな顔で]
なんで肉の話してんだよ
>>291猫
[立花も頭も撫でてほしくなった。でもそれはわがままになると思ったようで、顔をあなたの体にポスンと埋める]
あきくん…うん。立花、同じ事繰り返さないように、頑張って、前に進む…
立花も、あきくんやみんなが元気なのがホッとする
[そう言った後、すぐさま“もちろん立花もだよ”と付け加えた。どうやらまだ自分を入れるのも本人改善点の一つらしい]
うん!!立花、これからあきくんといっぱい会って、いっぱいぎゅーってして、いっぱいお話して、いっぱい遊んでもらうの!!
[あなたの笑いに立花は満足したようで、またぎゅっと抱きつく。どうやら今まで抱き付けなかった分今抱きつくつもりのようだ]
>>269鼠
うん!ねね姉ちゃんも元気そうでなによりなのだ!
[彼女の挨拶に立花も笑顔で答える。そして何か思い出したようで目の前のぬいぐるみの彼女を抱きしめながらねねに聞いた]
ねね姉ちゃん、今日常盤さんからおせんべいいっぱいもらったの!
一緒に食べない?
[そして抱きしめている彼女も見て“あきくんも!”というだろう]
>>305>>306 水 >>307 猫
へー……男一人に女一人は知ってたけど、金か。金が大事か。都会は大変だな。
[成桐の説明に納得しながら小さく頷いている。]
や、おれだって、皆笑っててへーわが一番さ。[先ほどまで騒音で乱していた輩が言う。]
ハムはともかく、その、ぷろぽーずは伝えることなんだろ。
じんは常盤サンに伝えきらなくていいのか?我慢はよくねーぞ。
それに言わねーと困るかもわかんねーじゃん。おれも、常盤サンは守りたいけどよ……。
[後半は真剣な表情をして聞いていたようだ。だが、>>307の願い出には即座に頷いた。]
おっじゃあ、いくぞ?
[既に振りかぶりつつ、何故か問う先は成桐である。
返事次第で強弱の調節はあるだろうが、結局拳が頬に命中するのだろう。]
>>292水 >>298歯
そういうことこそ腹を満たしてからすべきだわ。
[悪友の溜息にしれっと呟きを乗せた。
それから、目の前の店主が、溜息と言葉を混ぜて吐き出すのを、遠慮もなくクスクスと笑う。]
誘ってもらってるんでしょ? どんどん乗っかっちゃいなさいな。
[スプーンで飯の中の肉を集めながら、悪友の言葉を聞いた。それはこちらも同じだ、悪い気分ではない。けれども、口から飛び出させるのは、]
ホント。"こういうの"がいるとね。
[なんて、ちょっとしたやり返し。そして悪友の言葉に続くように、店主の呟きに言葉を返す。]
平和かどうかはともかく、日常よね。
あなたの大好きな"今の生活"じゃない?
[笑んでみせてから、肉の積まれたスプーンを口に運んだ。その後も雑談は続くのだろう。日常もまた、きっとその延長線上に続いていく。ささやかな変化に彩られながら。**]
>>306水>>309天>>311水
おう、よろしく。
[こちらもこちらで成桐に歩み寄りながら、気軽な依頼だ。
しっかりストレートが入って倒れる成桐へと、ごつりごつりとミリタリーブーツの足音を響かせて、上半身だけ起こした彼の前に立つ。
今だいぶ、腕がないことを後悔した。人生は後悔の連続だ──いや今それはどうでもいい。胸ぐらを掴めないのが非常に面倒くさい。]
やりたくない戦いに、みんなを守るために、今の役目があるからでなきゃ行けなかった? それならやめてこっちに来い、だ?
──成桐てめえ。
ときわちゃん舐めんのも、いい加減にしろよ。
[あなたの真横、見下ろす位置に片足をヤクザのごとく振り下ろした。大丈夫、踏まない。]
>>306水>>309天>>311水(>>312続き)
ときわちゃんが、なんで甦ったのか知ってるか。
神さまとやらに気に入られたからだよ。毎日神社でいい子にしてて、そりゃあこの子はいい子だとばかりに、7つもとうに過ぎたってのに、かみさまのとこに連れて行かれて、甦って神さまのお使いだよ。
そうなったのは、ときわちゃんの意志じゃねえ。
けどなあ。
ただのお役目だの義務感だので、あんなしんどいことに、立ち向かえるかよ。
ときわちゃんが、みんなを守りたかったんだ。
それが本性であれ本能であれ、そう思って、ときわちゃんはそうした。
それはときわちゃんの覚悟で、誇りだ。
どんだけしんどくっても、そうと決めたら、戦えるのがときわちゃんだ。
──逃げていい? やめていい? そんなもんは、ときわちゃんの誇りも覚悟もぶち折ることだろうがよ。
本気でときわちゃんに向き合うんなら、その戦いの中で支えてやれよ。しんどいときに、大丈夫って支えろよ。
ときわちゃんが間違ってんなら、同じ戦いの中で寄り添って、それは違うって邪魔してやれよ。
ときわちゃんに寄り添う覚悟もねえ男に、うちの娘をやれるかってんだ!
[最後は爆発したような怒声。]
>>303猫
どうこう言う気。
あなたがやりあう気ないなら、それがいいわってこと。
[芝生が赤くても「ふうん」と納得したような、していないような返事があって。]
モノはモノ同士同胞みたいなものかと思っていたけれど。
ネズミとネコが別物みたいなものかしら。
見てはいる気がするけれどね。
案外、放っておくつもりで、見ていられなくなったのかもしれないわ。
やっぱりやめた、みたいに。
>>308花
[あなたの笑顔に笑顔を返したけれど、続いた言葉に返答するまでは数秒の間があった。]
……おせんべい?
[最後に神社に居た日にも、米が焼けるにおいがしていた。共に発された名前に、そんなことを連想させられたせいだった。そんな間が過ぎて、普段の表情を取り戻す。]
そうね、貰えるものなら貰うわ。
>>299狐
偉くない…
[ふと顔をあげ、あなたの厳しい言葉を立花は繰り返す言った。その後首を傾げるあなたをみて立花も首を傾げたのかもしれない]
でも…ねね姉ちゃんがお屋敷を襲ったのもきっかけが立花だったらっ…―――あ。
[そこまで言って立花は気づいた。たとえきっかけが自分であれ、やると決めたのはねねだ。もしかしたら自分の事の他にも色々理由があって考えて決めた事なのだから。だからねねは自分で決めて自分で動いた。常盤も自分が守りたくて守った。沙霧も覚悟して一平と戦った。一平もそれをわかって逃げずに立ち向かい彼女の腕をひこうとした。皆、皆自分で決めてやったのだ。確かに、それを全部立花が背負うのは…勝手で…偉そうだ。もし、例えば親しい誰かが自分の決めた事を自分を無視して勝手に責めていたら…自分は、悲しいだろう]
[立花は、そこまで考え付くとあなたの問いに首を縦に振った。涙はもう止まっていた]
(自分は…どうすればいいか。どうしたいか…)
…決めるまで時間、かかりそうだね
[そうポツリと苦笑いしながら呟いたその言葉はしっかりとあなたに届いているだろう]
>>308花
[ぽすんと抱きついてくるあなたの頭を、やっぱり腕で撫でる。手さえあれば、かいぐりとあなたの後頭部を抱いて自分の身に押しつけるだろうけれど、いかんせん腕だけでは短い。]
うん、そうして。それがみんな、いっとう嬉しいからね。
[付け足された改善点に、そっか、と笑って返す声は柔らかく響いただろうか。]
そっか、嬉しいよ。
いっぱい遊ぶためにも、あたしも早く手とか直さなきゃだ。
直ったらちゃんと遊びに誘うから、その時はたくさん遊んでね。
[抱きつくあなたを受け止めて、嬉しそうに笑った。
おせんべい、には「そうだね」なんて、わけてもらうだろうか。]
>>311水 >>312>>313 猫
[ストレートは綺麗に決まった。成桐相手なら人間態で済む力であれば怪我などは大丈夫だろう。そんな予想もあり躊躇はなかった。ただし思ったより吹っ飛んでしまったことに自分でも驚いてしまった。
上半身だけ起こす成桐にごめんなどの謝罪はしなかった。あきらの発言に納得していたからだ。]
まー…おれもあきらの言ってる事は分かんぞ。
常盤サンだって、神社の仕事嫌々やってるわけじゃねーだろ。
おれは神社に長くいたわけじゃねーけど、常盤サンが真面目にやってるのわかんもん。
ここの従業員の仕事だって好きだと思うけどさ。それとこれは違うだろ。
でもどうしても危ないからやめろっ!ていうならさっさとつれてきちまえばいいのに……。
[鬼の発想を付け加えつつも、自分の言葉であきらの発言にに同意した。]
>>314 猫
おーよ。決まったぜ。
[あなたの変わりかサムズアップをして返した。一仕事終えた、そんな充実感のある笑みだ。]
>>312 >>313 猫
[胸に、ずんと重く、あの日自身を殺した柱が刺さったような。腹の底が冷えて、手足が冷たくなって。代わりに、しんと冷えた頭の中にひとつだけ炎が灯るような感覚。睨みつけた。射殺さんばかりに]
それが、あいつが優しいから選ばれたんだとしたら……んなもん呪いだろ!
優しいから選ばれて、優しいから覚悟しちまって、優しいから親友を殺すなら全部呪いみたいなもんだろうがっ!!
[きっと逃げない。知っている。分かっている。守りたいものがいる限り、あの人は、たとえ自分がどんな立場でも苦しみを飲み込んで立つだろう。そんなことはもうとっくに知っている。けれど!]
「俺が」耐えられねぇんだよ、だから言ってんだ!!代わりに殺せっていうなら誰でも殺すさ、でもそうじゃないのだって分かってんだ!!
[寄り添え?支えろ?傲慢だ、傲慢だ傲慢だ、どれだけそうしたかったか分かるか、死後の触れられぬ世界で何を見たかお前に分かるか、届かない言葉をかけ続けるだけの「痛み」が、お前に!!]
>>315鼠
どうこう言う気は、今はないよ。
また、話を聞きたいなって思うだけ。そしたら、またどうこう言いたくなるかも知れない。
[ちらりと自身に抱きつく少女を視線で示す。今話すことでもない、とだけは伝わるだろうか。]
そんな感じ。生き物は自分のために生まれてくるけど、物は人のために作られるから。考え方は似てても、ご近所さんみたいなもの。
──なるほど、そんな感じかもしれないや。神さまとやらの考えることはよくわからんもの。人を見る目だけは、あるんだろうけど。
でも、まあ、……続いていくのは、悪くないから、一応は感謝しとこうかなって感じだ。
>302天
えへへ…うん!…でもあの時、立花だけじゃないよ!
いっくんがいて、迅兄ちゃんがいて、ねね姉ちゃんがきてくれて…
皆がいたから立花本当に頑張れたんだよ!
それに……いっくんが立花の事を守ってくれたからね。
[彼の褒め言葉に立花は照れて笑う。彼の言葉からあのときの戦いを思い出しているのかなと立花は思った。伊達に長年幼馴染をしていない。だから立花は改めてあの時の気持ちを伝えた。最後の一言は、本来なら心に落とす言葉だか今ははっきと言葉にだしている。]
[それから立花はもくもくと練習を続ける。雪花乱舞はもともとご先祖さまが人間の日本舞踊にはまった時、雪とともに踊ればもっときれいに舞えるのではと思い始めたことだ。特に母親がこの雪花乱舞を十八番としており北の国の妖怪達の間でも評判だったらしい。だからこそ、難しいが立花は脳裏で母親が舞っていたあの時を思い出しながら舞う。]
>>319続き
[……けれど。言葉にはしない。その苦しみを、一番味わってきたのも、きっと目の前のこいつだ。声を持たぬ頃、体を持たぬ頃。おそらくは、寄り添うことしかできなかったその痛みを誰よりも知っているのが、このあきらという存在だ。分かってる。分かっている。]
[長い、息をついて。頬から下ろした手を床について。目を閉じて呼吸を落ち着ける。]
あいつが選ばなくても。選ばないのはわかってても。
どこかに逃げ場があるってことが、救いになるって、思ったんだ。
……お前の言ってることは、正しいよ。
分かってる。あいつは立ち向える。俺なんかよりずっと。だからあんなボロボロになって、だからあんな風に死んだ。
……俺、生きてても。
できたかわかんねーもん。
勝手にキレて、勝手に戦って。余計傷つけただけだろ、きっと。
……だから俺じゃないって、そんなの、分かってんだよ。
俺、リッカも救えなかったのに。お前らみたいに強くねーから。
ああくそ……悔しい。
悔しいな……。
>>316花
そう。
[繰り返された言葉に頷いて返す。
続いた反論に口を開きかけて、あなたが何か気づいた様子だったから口を閉ざした。
あなたが頷くのをみて少しだけ笑う。]
分かってくれたならいいんだ。
立花が悲しいのもわかるけど、他の人の気持ちを無視しちゃいけない。
それに、立花が自分を責めて悲しんでると、悲しいよ。要らないものを背負い込んでるなら猶更ね。
[ポツリ、と貴女には似合わない苦笑と共に落とされた言葉に頷きを返す。]
まずはこうやって、私や成さん、一平なんかに相談すればいいさ。
何も言わずに始めちまった立花には、これも進歩だろう?
[そうして卓から少し斜めに体を外した。軽く自身の膝を叩いて示す]
死んだの見ちゃって辛いのは、抱きしめたげる位しかできないけど。
>>319水
[射殺すようなまなざしに、こちらはスッと視線が冷えた。]
呪いだから、なんだ。その呪いに耐えられないとでも言うのか。
それは、耐えてるときわちゃんに対する侮辱だぞ。
苦しんで悩んでしんどくて、それでも乗り越えるのが、ときわちゃんだ。
一人じゃ無理かもしれねえ。……なら、周りが支えればいい。その、支えてくれる周りの人を得られるのも、ときわちゃんが今まで頑張ってきたからだ。
ときわちゃんを、お前基準の、小さい、弱い女にしたいのか。
お前の言ってることは、自分が耐えられないから、ときわちゃんに誇りも矜持も捨ててくれって言ってるのと、どう違うんだ?
惚れた女のために、自分も共に痛みを背負うと、何故言えない。
自分のためにときわちゃんの一部を投げ捨てろという男が、どうしたらときわちゃん「を」、しあわせにできるってんだ。
寝言いうのも、大概にしやがれ。
>>319水(>>325続き)
[それはあなたが長い長い息を吐き出して、激情を吐き出すまでの追い打ちだ。
「あんな風に死んだ。」
こぶしがあれば握りしめただろうが、あいにく両の腕はない。だから歯ぎしりみたいに偽物の歯を鳴らしただけ。]
──……あぁ、死んだよ。死なせた。
[違う、これは自分の痛みだ。ときわちゃんのためのものじゃない。一度口を閉ざす。]
それでも、ときわちゃんの選んだ道だ。死んだのが正しい、仕方ないなんていってねえから、勘違いすんなよ。
ときわちゃんの選んだ道をいくのが、ときわちゃんの生き方だろ。
ときわちゃんに寄り添う以上の、そうしてあのこのしあわせを願って動く以上の、一体何ができるんだ。
悔しいだのなんだの言ってるうちは、ときわちゃんは任せらんねー。
悔しいのもしんどいのも飲み込んで、それでもときわちゃんに寄り添える度量つけてから、出直しやがれってんだ。
>>321>>322 花
うお、お前もそんときのこと考えてたんか!おれもだ。あのときはじんが先陣切ってくれたし、ねねが来てくれて助かったな。
……おれは。おれはりっちゃんを守れなかったらかあちゃんに怒られちまうからな。当たり前だろ。
[あなたに考えていることが分かれていてむず痒かったが嬉しかった。はっきりと言葉にされた気持ちには自分も素直に答えた。ずっと甘えただと思っていたあなたも変わりつつあるのだろうか、そんなことを思った。]
[しんしんとふりつもる雪には懐かしさを感じただろう。詳しい文化を知っているわけではなかったが神聖なものであることは彼にも分かっていた。無言で見守る。]
(こういう踊りしてるとき何考えてんだろ)
[幼馴染の”かあちゃん”はとても綺麗だった。そんな大人になるなんてだいぶ先だろうと思っていたのに。だぶらせた表情には首を傾げいやいやと横に振った。少々頬が赤い。]
>>329続き
[それからおせんべいのくだりになり、鼠の彼女から肯定をもらうと、立花は嬉しそうに頷いた。]
…あれ?
[ところが、どっこい。その問題のたくさんのおせんべいが入っている袋は手にない。背負っているリュックには当然ない。だって、今しがた食べる為に出したのだから]
…あ。
[そしてその出したおせんべいの袋は。さきほどもっていた一枚のおせんべいを持っていた手の。反対側に抱えるように、持っていたはず。]
[立花はバシュっとブランコを見た。あきらに駆け寄る際に落としていったせんべいは地面とキスをしている。そしてそのとなり、そこに袋はあった。数枚せんべいをまきちらして]
ああああああ!!!
[そして立花は2人になにも言わず慌てて、せんべいの元へかけていく。脳裏に食べ物を粗末にしてはいけないという常盤の怒った表情を思い浮かべながら**]
>>327鼠
そのうち乾パンでも持っていくよ。
[高尾が買ってた、なんて付け足した。]
──そうだね。だから、恨むのも“どうして最後まで使ってくれない”、“作っておいてなんで無駄にする”なんて、そんな感じだ。ただ生きてるだけじゃなくって……自分の命の使い方が、最初っから決まってる。
ロボット三原則、だっけ? アレに縛られてないだけかもしれんね。それでも、……動き出したら、そうも行かないんだろうけど。
[その話をしたのもずっと前に思えるし、あなたがかじって動き出したのは、はるかに昔のように思う。
どこか懐旧を思わせる呟きを零してから、]
ときわちゃんが仕えてる相手だしね。
よくは知らないけど──でも、敬って損はない、とおもう。よ。
>>325 >>326猫
噛み合わねぇな。はじめっから。
[吐き捨てた。再び目に火を宿して睨みつける]
耐えられるだろうさ。けど、そもそも、んな痛み味わう必要ないって、俺はそう言ってんだよ。
あいつが選んで耐えるなら俺もごちゃごちゃ言わねえが。選ばされたって、他に選びようがなかったって、誰が否定できるんだ。
だから。はじめっから。言ってんだろうが。
自己満足だって
[ゆらりと立ち上がる。今、間違っているのは自分だ。正しいのは、あいつだ。分かっているけれど。服についた汚れを、パンパンと払って。]
お前、自分ができるからって、人にもそれができると思うなよ。
お前がいる限り、誰もあいつのそばに寄り添えるわけねーだろ。わかってんのか。あのなぁ。お前以上にはなれねーんだよ。
[血を吐くような声でそう言った。血は、流れていないけれど。]
あいつが日常を愛する限り。俺はここで、ここの店主で、あいつの雇い主をやる他にない。それがあいつの幸せなら、100年でも200年でも続けられる。
その先にいつか、あいつがやめたくなる日が来た時。選んでもらえるならって、はじめからそんだけの願いだってのに。
……わざわざ来て暴きやがって。
>>331猫
嬉しいわね。……高尾?
[付け足された名前に首を傾げる。最後に見たのは確かに窓から二人が飛び出すところだったが、猶更乾パンで繋がる理由はわからず。]
決まってる、ね。だったらアタシ、生き物で良かった。
モノの生き方は向いてなさそうだもの。
[生まれ方からして違うという話があったばかりなのに、そのような感想を洩らして、]
――今動いているあなたの実感かしら?
["そうも行かないんだろうけど"と零すあなたへ、皮肉気に響く問いを投げる。]
[損はないというあなたへ一つ頷いて、]
まあ、ね。敬うと言っても、手でも合わせるくらいしか思い浮かばないけれど。
その為に人間に化ける力だけ残しておいたのかしらね。
>>332水(>>334続き)
──ハッ! 次は“あたしがいるから”か。
他人のせいにして、だから自分はできないんだ、か。
“お前がいなくても”、“お前以上に”の一言が言えねえくせに、他人のせいによくできるな?
あたしがときわちゃんに寄り添ってきたのは、他人なんて関係ねえ。“あたしがあの子に寄り添いたい”って思ったからさ。そうして、ずっとそうしてきた──もうあの子が子供じゃなくなって、いつもはあたしを必要としなくたって、寄り添う必要があるなら、いつだって飛んでいく。そうやって実行してきた。──誰がいたってだ!
しようともせずにできねえのは他人のせいにして、恥ずかしくねえのか。
それを惚れた女に言えるのか。
……それでお前、選んでもらえるとでも思ってんのか。
自分を否定して、舐めた目で見て、いつでもいいんだよおいで甘えていいよ、逃げておいで、なんて。
それこそ、悪魔の囁きと、何が違うんだ。
選んで欲しいんなら、てめえから動け。
ときわちゃんも、女も。
ただ待ってるだけと舐めくさってんじゃねえぞ。
今のうじうじしてるだけのお前なんざ、とっとと捨てて先に行くわ。
>>333花
立花は悪い子じゃないよ。間違っても、ちゃんと正せるだろう。
雪華さんは分かってくれてるよ。
[ちゃんと理解してくれた様子のあなたに少しほっとしたように微笑を向けた。]
うん、そうしてくれたら私たちは立花の為にいっぱい頑張れるからね。
[抱き着いてきたあなたの頭と背中を抱き返して、慰撫するように背中をゆっくり撫で叩く。それはいつか友人である貴女の母親が貴女にしていたものとよく似ていたかもしれない。]
嫌な夢見て怖かったね……だいじょぶだよ、皆生きてる。
大丈夫。
[そう繰り返し、あなたがもう大丈夫だ、と離れるまで抱きしめながら撫で続けていた**]
>>337 花
[胸を張るあなたを見て、だいぶ長い間幼馴染をしていたとしみじみしてしまった。同時に(りっちゃんが雪花乱舞をマスターしたら豪雪を降らせられちまうんじゃ?)なんて心配もしたが。]
……あ、ああ。
みてた、みてたさ。
おめでとう。
[あなたの母親とだぶった衝撃で感想が淡白なものとなってしまった。だが失敗せずできたことは喜ばしく思えた。気持ちを落ち着かせ、呼吸を整えたらはっきりと祝いの言葉を口にした。]
うん、おめでと!
>>338狐
…こわかった。こわかったよぉ
[そういって立花は子供のように号泣した。抱き返してくれたあなたの温もりと優しく落としてくれるその言葉に立花は母親を思い出す。そう、たしか母親も立花が怖い嫌な夢を見たときもこうして大丈夫といってくれた。]
[その母親はもういない。だからずっと1人で誰にも迷惑かけないようにと困らせないようにと頑張っていた。でももう、それもやがてなくなるだろう。やがて泣き止むとすんすんした表情でボソリとあなたに聞こえるように呟く]
…ときわさん、ありがとう。
[そしてその後、幼馴染がくるまでしばらく泣きつかれて立花は眠っているだろう。あなたは膝枕をしてくれているかもしれない。立花の頭を優しく撫でているその時だったかも、しれない]
“ありがとう、常盤ちゃん。あなたが私の友達でいてくれて、私は幸せだったよ”
[背後からふってくるひやりとした感覚と声。その声の主をあなたは知っているだろう。あなたはふいに後ろを振り返るがそこには何もいなかっただろう**]
>>329花
[相談にのって、なんてかわいいお願い事には、もちろんと頷いていた。
せんべいの悲劇には……まあ、腹を壊すことなんてないので、失笑と共にせんべい拾いを手伝いにそちらに向かったんだろう。**]
>>335鼠
高尾。乾パン買ってた。もってくとか言ってた。
[何ら説明になっていない繰り返しだ。]
そっか。案外そう生まれてみると、悪くない。楽だしね。
[ただの物として生きるだけならば。]
──そうだね。ただ物として生きるだけじゃ、足りないんだよ。物が生き物に……あやかしも生き物だし……になった意味が、たぶん、ないんだ。
だから、……[言葉を探す。]ねねさんには、感謝もしてるよ。
はは、そりゃわかりやすい。
……今は化ける以外はないの?
>>342 花
やったな!へへっおれが見張ってやったおかげだな!
[軽口を叩いていた。だが目を閉じ改めて名前を呼ばれる。いつもと違う感覚をあなたから感じた。]
なに、りっちゃん。
>>330花
[転がったせんべいに悲鳴を上げる様子に、大分遅れて合点が行った。地に落ちたものを放棄する習性は、人間だけではなくこのゆきんこにもあるのだ。せんべいを拾い集めて、先の言葉通りに貰ったのは、会話が一段落した頃だったか。**]
>>341猫
買い物しているところでも見かけたの。
[疑問系にし損ねたような反応。]
自分が持って生まれた生き方がいいってことかしら。
――そうね、生き物から見たモノの生き方は、退屈そうだわ。全部決まった通りにだなんて。途中で変わってしまうなら、生き物を生きた方が充実しているでしょうね、きっと。
……感謝、も、ね。[小さな引っ掛かりを強調して。]
元々化ける以外なかったわ。
ただ、本来持っていた力も、もう無いの。
アタシ、小さなネズミの姿だって、そういう風に化けていたのよ?
けれど生き返ってからは、その小さなネズミと、この人間の姿がアタシの全力なの。
[目を閉じて、溜息一つ。]
生き返らせる代わりに、持っていかれたんでしょうね。あそこの社のキツネサマに。*
[そもそも、なんでこんなことになったのだろう、と思った。今の事態のことではない。もっと前に遡って。最初の願いは、なんだったのだろう、と。]
[ゆるゆると壁に背中を預けて座り込んだ。手の甲に額を押し当て、思い返す。はじめは、何がほしかったのだろう?]
ただ、つらい思いをしてほしくない、だけだった。
つらいことを、選んで耐えてまで、やりたいことがあるなんて。守りたいものがあるなんて。……そんな風に生きるやつがいるなんて、知らなかった。
[そう。彼女は選んだのだ。あの時、近くにいるものを喪った悲しみに耐えて、残された者のために働くこと。親友を手にかけてでも、後ろにいるものたちを守ること。ちゃんと天秤にかけて、ちゃんと片方を選んで、ちゃんと、切り捨てる痛みを引き受けた。]
だから、ただ苦しいだけなんだって。そんな苦しみ、なくなっちまえばいいって思った。
でも、あいつは、あいつだけじゃない、多分みんな。苦しいのとそれでも守りたいものを秤に乗せて、選んで、苦しいのもちゃんと我慢することに、決めてるんだな。
……俺は、そういうこと、したことないし。
できるのも知らなかった。
[もう一度、問い直す。それで、何がほしかったのだろう?]
幸せに生きてほしいだけだ。
……そしたら、別に俺は必要ないんだ。
アキラがいて、ねねもいるし、他にも沢山いるだろ。
そいつらがいて、日々が穏やかならきっと幸せで、
そんなこと、分かってたから。
だから、うちに来るかなんて、そんなの。……言う気なかったって、もう言ったろ。馬鹿馬鹿しい、叶うはずないこと言って。飯の種にもならないって、そうだな。お前の言う通りだ。
……もし真に受けてたら、あいつきっと困るだろうし。お前が怒るのも、分かるよ。
俺、手元に持ってきて、その後どうするかなんて、考えてなかったし。
ここで楽しそうにしてるの眺めてられたら。それでいっかなって。それしか考えてなかったし。
……うん。お前の言いたいことは、よーく、分かるんだよ。
[だから、この話はここでおしまい。人を幸福にできないよそものの化け物は、外側から幸せな世界を眺めて、幸福に暮らしました。それで、おしまい。]
[だって。知ってしまった。自分の好きなやつらは、トキワもねねも、立花もアキラも一平も、近頃親しくなった沙霧や高尾でさえ。どこかに大切にしてくれる誰かがいて、どこかに大切に想う誰かがいる。自分が欠けても大丈夫。]
[知ってしまった。自分が死んで悲しむ人たちが、たとえ悲しんでも、前に進んでいって。自分が消えても世界が進んで、きっといつか幸せになってしまうことを。自分が欠けても、大丈夫]
[ずっとそうやって生きてきた。だから、そこに戻るだけ。それでいいじゃないか。]
[ほんとうに?]
[涙の代わりに言葉を溢したら、何の気持ちも残らないはずだったのに。まだ心の奥に燻っている何かがある。それは]
……でもな。
[怒りであった]
俺はまだ、こんな風に思い始めたばっかりで。
おい、アキラ。俺はまだ、何にもはじめちゃいねーぞ。
[「惚れた」と言ったか。これがそうなら。幸せにできないこと、やり方がわからないこと、やっても敵わないかもしれないことが悔しくて悔しくて仕方ないこの想いがそうだというなら。]
悪魔のやり方?誰に向かって言ってんだ。
俺は悪魔だよ。イフリートだ。そういう、生き物なんだ。
他のやり方なんて知るわけねーだろ。
支える?近くで?アホか、思いつくわけねーだろ馬鹿、誘惑して掻っ攫って手元に置くのが俺らのやり方なんだよ。
……でも、それじゃダメなんだろ。
>>346水
はじめる前に、できねえ知らねえ自己満足だと喚いてっからキレてんだろ。
お前の言ってることをまとめてやろうか。
ときわちゃんが何を大事に思ってるかを知ろうともしねえで、ときわちゃんの逃げ場所になりたい、おれを選んで欲しい、おれの我儘だ何が悪い。
──ときわちゃんのしあわせなんて、一ミリも一瞬も、考えてねえ。ときわちゃんのためと言い訳した、てめえのことばっかりだ。
お前の尺度に切り落とした、偶像のときわちゃんに夢見るだけなら好きにしろ。
けどな。一度口にしたんなら、現実のときわちゃんに繋げたなら、ンな生半可なことは許さねえ。
変われねえって言うんなら、ときわちゃんはお前を捨てて先に行く。そこまで弱くも、人物眼もない子でもねえんだよ。
自分の秤に乗らねえ相手を、乗るように切り落とすんじゃねえ。
自分の秤をデカくしなきゃ、相手と釣り合うわけねーんだよ。
無知は言い訳にならねえんだ、こんなに小せえいっぺーちゃんですら、わかってっことだぞ。
誰かと生きていくって、そういうことだ。
>>346>>347>>348>>349>>350水(>>351続き)
[そうして、初めて怒気を降ろしてため息をついた。]
そこであたしにそう言うのが、ケツに殻残してんだよ。
ときわちゃんが自分で選んで、しあわせに向かうなら、あたしが後悔するわけねえだろ。
そりゃ、遠くに行ってなかなか会えなかったら、寂しいさ。会いたいなって思うだろうよ。
でも、ときわちゃんがしあわせなら、しあわせを選んで生きてるなら、そんな寂しさなんて、後悔ですらねえんだよ。
そんでもって、あたしにしかできない支え方があるなら、いつだって飛んでいくんだ。
──あたしが後悔するとしたら、てめえがときわちゃんを不幸にするときだよ、バーカ。
不幸にします宣言か? ふざけろ。
[立ち上がったあなたが見下ろせば、ぶつかるのは呆れたような半笑いだ。]
……あぁ、そうだった。
そば。食ってねえ。
>>345鼠(>>353続き)
ごめん。感謝してるんだ。拗ねて、あんな言い方してごめん。
……それこそね、モノの生き方だけで、それ以外がまだわかってなかった時は……動いちゃったのはねねさんのせいだ、なんてやつあたりもしてた。ときわちゃんがいないなら、朽ちてっても問題なかったのに、痛くて動いちゃったじゃないって。だから、ちょっと恨んでたのは、本当。
けど、今は……ときわちゃんがいて、あたしは生まれたんだから。あそこで朽ちるなんてこと選ばないで、よかったって思ってるんだ。
ねねさんには、そんなつもりなかったとは思うけど。結果的に、ねねさんがいなきゃあ、こうやってみんなと一緒に過ごせる事もなかった。
だから、今は感謝してる。一方的だけど、受け取っといてくれると嬉しい。
[言葉を連ねて、それでも足りない気がして、ごたまぜのまま笑った。]
──そうなんだ。できた事が出来ないのは、もどかしいね。
鼠って、肉食?[かじる? なんて自分の耳を示した。]
【水タバコ屋/閉店後の夜】
[一度失われかけた日常がだいたい戻ってきて数日たったある日の夜。立花は自室で子供達から借りてきた小説を読んでいる。どうやら最近話題になっている映画の小説らしく会う子供みんな見に行ったらしい]
[ふと時計を見るとお店の閉店時間をすぎていた。奥からガタガタと物音もする。家主が片付け作業をしているのだろう。ふとお腹がすいた事に気づくと立花は読んでいた本を閉じ立ち上がるとそのまま部屋を出て店の方へ歩いていく]
迅兄ちゃーん!お疲れ様っ!
[店にでる扉からひょこと顔をだすと中にいる彼にそう声をかけるだろう]
>>353 >>354猫(>>356続き)
[連ねられた言葉へ、知らない言葉を聞くような顔をして耳を傾けていた。このぬいぐるみを齧ったのは、通りすがり、その日の不幸へのほんの八つ当たりだった。初めての出会いはこの雌ネズミにとってその程度で、故にあなたの一言一言が、波紋のように小さな驚きを含んでいて。]
――それじゃあ、生き物としてのあなたが最初に会ったのは、アタシってことじゃない?
[最初にそんな感想。]
アタシはちょっと噛んだだけ。通りすがりにね。
それで受け取っていいものなら、受け取っておくわ。
――ええ。いざという時に使える力が無くなったのは……落ち着かないわ。
お肉は好きだけれど。あなたの中身は綿でしょう。
[耳をつつくかのように指を近づけようとしながら。]*
>>350水、天(>>352続き)
[そば。ともう一度繰り返してから、]
これも筋だろ? こないだ、掃除機持ってきたら、そば食わせる、って。なるちゃん、言ってたんだからさ。
それとおんなじ。
ときわちゃんが小さい頃から、ずっと見てたんだ。あのこの幸せだけ願って、しあわせを選んでほしいって、それがぬいぐるみだよ。
[彼女のおかげで生まれたから彼女が親でもあるけれど、あのこが小さなころから見ていた気持ちは、親となんにも変らない。
人の親と違ってそれ以前がなくてそればっかりのぬいぐるみは、あの子に心配だって掛けたけど。]
なるちゃんの覚悟が決まって、胸を張れるようになった時、「お嬢さんを僕に下さい」の儀式くらいは、あたしにやってくれてもいいんじゃね?
[先に娘はやれるかパンチしちゃったけど。なんて、一平をちらりと見た。*]
/*すみません、すっごい大事な台詞誤字してました。
×→これからも、”私”《途中》一緒にいてね
○→これからも、”私”《と》一緒にいてね
本当にすみません(震)*/
>>344 花
いいぜ、そばにいてや……
へ?
[まったく持って不意打ちだった。されたことが理解できず、あなたの顔をうかがえば笑顔なわけで。みるみる顔を赤くした。何か言いたいことがあるように口を開け閉めしたがなかなか話し出せなかった。ようやく口に出せた呟きは。]
おれはその、りっちゃんは大事だから……だからずっと一緒だ。けど
けどよ、その……嫁にしないとダメ、か?
おれは、その、そういうの向いてねーぞ。
>>360水
[もくもくと片づけをしている小さい彼の姿は初めて会った時は違和感でいっぱいだったがそれもすぐに慣れた。体か変わっても口調や態度はそう変わらないのだから]
うん!これ読んでたらこんな時間になってたの!
[そう言いながらスッと持っていた小説を上げる。それを彼はジーと見て指差しただろう]
むー!失礼なー!ちゃんと読めるよっ
最近の小説は子供が読みやすいようなバージョンもあるんだって!
[そう言って小説を適当に開き彼に見せる。中身は難しい漢字はひらがなになっているし、漢字も必ず横にふりがながふってあった。所謂、児童文庫らしい]
――それに、簡単な漢字とかは昔から子供達に教えてもらってたんだー…
[立花が彼のところに居候する前から子供達に色々教えてもらっていたらしい。初めて文字を教えてくれた子供達は今、風の噂で教師だったり主婦になっていたりと聞いている。立花は少し寂しそうに笑った*]
>>356>>357鼠
[今は、と言いかけた口を閉じる。足が直っても当たり前みたいに帰ったし、この両腕が直ったら出ていくつもりが──別になかった。頷きかけて、]
トリモチは──使ったけど、[足元に叩きつけるに終わった。]……。
あいつが痛いのとか、怖いのとか。なに考えてんのかとか、わかんねーから。わかろうとしたいって、ちょっとだけでもわかったら……。
[わかったその先、どうするのか。蹴り飛ばすなんて言ったけど、支えたい、と同義だ。目を離したら死にそうだからとか、それはつまり、]
……。
[傍にいたくて、支えたくて、もっと知りたいとか、しかも死ぬまでとか、あのときにまでそんなことを喚いていたのか。そんな事に唐突に思いいたって、そりゃあどんだけ好きだって言われたって仕方ない、自分だってそんなに思ってたとか、今まで気づいていなかった。
半笑いみたいな情けない顔が、助けを求めるみたいにあなたを見た。]
使って使って、の一斉コールかな……[情けない顔を空に向けて、あー、なんて声を上げながら。]
>>356>>357鼠(>>363続き)
そうだよ。薄ぼんやりとした"意識"で、道具として果てていくのに疑問も持ってなかったのに、痛いのはヤダ、って動き出した。その時が初めてだから。──鼠には、刷り込みってないよね?
[首をすくめて、最後に疑問符。]
うん、そんなものだと思ってる。ほんのちょっとした、何気ない行動でも。ねねさんにはそんなつもりがなくっても。
あたしにとっては、とっても大きなことだった。だから、受け取ってくれると、嬉しい。
──綿だけど、ただの綿じゃあないからね。物が人になるくらい、妖力たっぷりだけど。
かじったら、ちょっとは戻ったりしないかなって。
[耳に指が触れれば、視線だけでそちらを見る。又すぐにあなたに視線を戻した。*]
>>352 >>358 猫
[なおも続くあなたの叱咤には、どこか悄然とした顔をしていたが。続く「儀式」の言葉に、凍りつく。ぽかんとした口がしだいに大きく開いて]
おま、え、娘って……俺は、てっきり、お前も俺と同じ……だから、絶対敵いっこないって……
お前なぁ、そういう大事なことは、一番最初にっ……!!
[荒げかけた声が、ピタリと止まる。あ、と声が漏れる。頭を抱えて、蹲って]
ああああ!!言ってた!!最初に!!一番最初に!!
[あのカオスの中で、確かに聞いた。でもカオスだったから少しは同情されてもいいと思う。その場でゴロゴロと転がりだしそうな勢いで悶えた。]
……そういうのだったら、俺にも相応の態度ってやつが、あったのに。
[はぁ、と息をついて。片膝をつき、あなたに向き直ると。息を吸って、頭を下げた。]
>>361天
[彼の反応に、どうやら不意打ちは成功したらしい。なかなか言葉が言い出せない彼が珍しくて、立花は愉悦する。その後の彼の呟きに立花はコテンと首を傾げる。]
…ダメ、じゃないよ?
りっ…わたしもいっくんが大事で、ずっと一緒にそばにいてくれるだけで、今は充分だよ?
[そうコテンとしたまま彼を見て答える。それから彼の手を両手でとった]
だけどこれだけは言わせてね。…向いてる、向いてないは関係ないの。
わたしは、いっくんがいいの。
だからもし…その…いっくんが、いつかお嫁さんがほしくなったその時まで、わたしは待つからね。
[そうまたへにゃりと笑いながら言い放つ*]
>>365 続き
こっちの言葉で、なんて言えばいいか分かんないから、いつもの話し方しかできねーけど。
……すまなかった。酷いこと、みっともないこと、沢山お前に言った。
俺はこんなだ。言う通り、胸張って挨拶することもできねーような男だ。
けれど、必ず。俺の支え方を見つけたら。その時は必ず、お前……いや、違うな。
あなたに伝えにいきます。
[深々と頭を下げて。あなたが何か言えば、少し照れくさそうに立ち上がるだろう。]
……はぁ。約束は守るって、俺もな。
そばだって、作り方……いや麺は買ったやつだけどな?練習したんだぞ。
……一平も、悪かった。つかお前なんで来た……まぁいいや。なんか悪りぃし、そば食ってけ。
[少し早口でそう言うと、厨房へ行こうと*]
>>300猫
【駅前・ランチタイム過ぎ】
[あの騒動が終わって、数日すっぽかしてしまったバイトにもまた行くようになった。早朝からのシフトが終わって、軽い欠伸を噛み殺しながら、少し遅い昼食を買って帰ろうとしていたときに、ふと目に止まった姿がある]
……あれ、
[最初は他人の空似の類かと思ったが、何しろ腕がなくなっている。一瞬足を止めて改めて見れば、あなたと目が合ったかもしれない]
>>天
【神社/夕方】
[あの少年が、神社で働き始めたと聞いた。そういえば以前、働かなきゃいけないのかな等と言っていたことを思いだして。のんびりと生きているようであったあの子鬼の仕事風景に興味を持った女は、夕暮れ時にこっそりと神社を覗きに来た]
……んー、ちょっと時間が遅かったかしら。
[茜色に染まる社の周辺を、きょろきょろと見回す]
>>298歯 >>310鼠
色気ねぇ……[とつぶやいた。いまいちわからない概念である。食べ物と比べるものなのか?と思いつつ、口を挟まずあなた方の軽口をきいて]
楽しそうだなっつーのは分かるよ。
まぁタカオが遊びに連れてってくれるらしいし?あいつとそんな感じに話せんのかな。わかんねーなあいつ、真面目に働いてるし……どんなやつなんだか全然……。
[とはいえ、やってみなければわからないのだろう。そう心の中で結論して、焼けた肉を2人の皿に盛り付けた。]
日常な。おう、平和なのは歓迎するよ。
[静かに呟いて。常連が増えたり、出かける場所が増えたり。そういう変化なら大歓迎だ、と心の中でつぶやく。緩やかに形を変えながら、日常の片隅に、この生活はあり続けるのだろうと、そう思った]**
>>365>>367水
最初はね。
でも途中で、なるちゃんがときわちゃんを無視してるから、腹立った。
[娘をお前にやれるかパンチを示すように、ぶん、とひじから先がない腕を一度振る。
正座で頭を下げるあなたを、少し首を後ろに倒して眺めた。ゆっくりと口を開く。]
もういらんよ。そば食いたいし。
[ざっくりと蕎麦に流した。
あなたは顔を上げるだろうか? いずれにせよひらりと腕を振って、]
そーやって、覚悟して決めて、変わる意志があるんだろ? 誰のためでもない、ときわちゃんの、…ときわちゃんと、なるちゃんのためにさ。
それが本物なら、あたしはもう充分。なにも文句言わんよ。
あとは、ときわちゃんが決めることだよ。ときわちゃんは、自分でちゃんとしあわせを選べるんだから。
もしときわちゃんがなるちゃんを選んだ時こそ、結果を聞かして欲しいけどね。
ときわちゃんがなるちゃんの傍で幸せな顔してるの、見てみたいしさ。
──でももし、またときわちゃんを馬鹿にしたら、ひどいからな。
>>374猫
あー、うん、あきらちゃん。
[多分お互いに、誰かが名を呼んでいるのを聞いて名前を知った関係だ。名乗られれば頷いて、続く言葉に、何とも言えぬような表情をする]
……そーね。
まあ、うん、元気かな。少なくとも生きてるわ。
[そこで、相手が手招きのような動きをした。また少し考えるような様子を見せたが、素直にそちらへ近寄って、とすんと隣へ座った]
……腕。治ってないの。
>>363猫
結局使ってるじゃないの。ちゃんと剥がしたでしょうね?
[それから続く言葉に首を傾げる。この雌ネズミには、要領を得ない言葉として届いた。笑顔になり損ねたような顔を覗き込んで、ふうん、なんて息をつくような相槌一つ。]
彼も複雑みたいだものね。
わかりたいなら丁度良かったかもしれないわ、彼、また人間始めたみたいだし。人間にはあなたの方が詳しいでしょう?
……わからなくてもわかっても、話聞いてあげなさいな。ねぐらを共にするのなら。
[空中に声を吐くあなたを眺めながら言葉を付け足したのは、あの昔馴染の烏が仲間と口をきくときの、実に楽しげな顔を思い浮かべたからだ。]
>>364猫(>>379続き)
そうだとわかっていたら、生き物の生き方、一から教えてあげたのに。
――ご飯を見つけられるようになるまで、育てたものが親ね。
[動くものをそのまま親と学習してしまうのとは、また違うのだ。
"受け取ってくれると嬉しい"。平時のこの雌ネズミにしては珍しく、素直に深く頷いてみせる。]
そう聞くと魅力的な提案だけれど。
[あなたの耳に触れた指を、そのまま頬まで下げて。]
今はやめておくわ。生き返り早々他の妖を喰らって力をつけている、なんて目をつけられてもイヤだもの。……いつまで経っても力が戻らなかったらお願いしようかしら。
[悪戯気に笑んで、首を傾げた。]*
>>377歯
そうそう。
[あってる、とばかりに頷いた。複雑な表情に返すのは、どこか諦めたみたいな表情だ。もう何が起きても驚かないときめた(勝手に)ので。
あなたの心中の某かを察した様子はない。]
あんだけやりあって、変な話に思うかもしれないけど。
元気なら良かったよ。
散々喧嘩売ったけど、沙霧さんが嫌いなわけじゃないし。
[嫌いになるほど知らないし、なんて付け加えた。
隣に座るあなたを見上げて、一拍。口を開いて、あなたの言葉が先に来たから、一度閉じた。]
もうちょっと、直るのには時間かかるかな。
お菊人形だって、すぐにゃあ髪も伸びないでしょう。
ジャーキー食う? パーカーのポケットに入ってるけど。*
>>380猫
[スカートがシワにならないように、膝の方へ折り込むようなあの女子特有の動きをしながらベンチに腰掛け、持っていたバッグを膝に乗せる]
それはありがと。
まあ、それはこっちも一緒だわね。てかみんな、嫌いでやったわけじゃなかったでしょ。
だから……治るんだったら、良かったわ。
謝る気はないし、謝られても要らないけどさ。全部終わったのに怪我残ってるのは、やっぱちょっとヤじゃない。
[ある意味勝手なことを言っていたら、あなたがジャーキーを勧めてくる。あらどうも、なんて答えて、ポケットから一つ失礼しながら]
そんならアンタ、チョコは食べれる?交換にしない?
[自分は鞄から、小さなスライド式の紙箱に入った粒のチョコを取り出して見せる]
>>378>>379鼠
剥いでた。[靴に当たった、なんて付けたす。]
──……人間はじめなくっても、そのつもりだったけど。けど、そうなら……やるしかねーな、とは。
まずは…うん。
[聞く。なんて、珍しくひどく素直にうなずいた。トリモチの件じゃ、あんなに粘ったくせに。トリモチだけに。]
そしたら、ねねさんの子供になっちゃうじゃんよ。
それに、教えてもらってたら、もっといろいろ上手く行ってたかもしれないけど……たぶん、あたしじゃないから、今はそれでよかったって思う。
[深く頷く様子に、よかったと小さく息をこぼした。]
[耳からほほに触れる指がくすぐったい、と唇を尖らせて片目をつむる。口には出さない。]
そう? あの日ねねさんがあやかしにしてくれたから、その恩返しと思ったけど。
でも、風評は面倒だね。ねねさんのいいようで、いいよ。
[お好きに。あなたに委任するように、一度目をつむって、首を傾けた。すぐに戻したのは、やめておくって言葉が聞こえていたからだ。*]
>>381歯
[あなたのしぐさをなんとなく眺めていた。]
ウン。
──それは、まあね。てか、あたしだって、ら……[真昼間だ。]連れて行こうとしたの、謝る気ないし。
お互いさまでしょ。主張がぶっかりあって、言葉じゃどうしようもないから、ああしたんだし。
直るから、気にしないでくれるならよかった。
こうして、また話せんのも。
[たらたらと言葉を並べていたら、あなたが粒チョコを取りだした。手のない腕を揺らして。]
欲しいけど、こんなんだから。お手間かけるけど食べさして。
[あ、と口を開けた。あなたがそれを断ればそのまましばらく沈黙したし、承諾すればしばらくチョコを舐める沈黙が続いたのだけど。]
……いっぺーちゃんとは会った?*
>>373猫 367>>水
じん、約束守る。あきら、認めた。
[カタコトで呟いた。二人のやりとりを静観していた。今自分が口を出すタイミングではなかろう。このようなやりとりをする成桐とあきらは初めて見たかもしれない。成桐が頭を下げたことも見届けていた。恐らく形は違うが自分と幼馴染がやるような結束を固めるための”約束”の一種なのだろう。スタート時点ではだいぶ混沌としていたが。そんなことを考えていた。]
え?おれはあきらが来るか?って言うから来ただけー。
蕎麦くれるならくれよー!蕎麦!
[あきらの腕を望みどおり肩を組むようにしながらあっさりと答えた。]*
>>383猫
そうね、私も気にしてないわよ。
……つか、アンタ女の子だったの?
[「あたし」という一人称は今日初めて聞いた気がする。直球で問いかけつつ、食べさして、にはハイハイと返事しながらチョコの包みを開き、開いたあなたの口にひとつ、ポイと入れた。そしてこちらはこちらで、貰ったジャーキーを噛む間が空く]
……、ん、そういえばまだ、ちゃんと話せてはないわね。
何か働き出した?とかは聞いたけど。
>>366 花
――よかった。おれは今までどおりそばにいていいんだな。
[ダメじゃないの言葉には肩を撫で下ろした。]
うううー……。困った。
[困惑しつつも掴まれた両手は拒否しない。]
……おれが今嫁さんを持つのは無理だ。小せっえし、弱いから、守れない……。
式しようって約束はしてるから、ちょっとずつ、やってってはいるんだ。でもだいぶかかる。都会だと金も必要らしい。
[沙霧のことが過ぎる。結婚式が嫁とともに行うものであるのは分かっていた。そして都会ではだいたいの夫婦が男一人に女一人の形式であることも。]
りっちゃんの傍にはずっといるけど、嫁にしたらっての考えたことねーんだ。だから、おれは約束されても気が変わるかもだぞ。いいのか?
[他に良い奴がいたら、とは言えなかった。彼女の決意を軽んじている気がしたから。]*
>>286猫
あーーー。アンタぬいぐるみかぁ。そりゃ潰れても平気なワケだわ。
[今頃、以前戦ったときのあなたの行動に合点がいったようにそんなことを言い]
そう。まあ、本人が頑張るってんなら応援してるわ。
……一応……ね。多分知ってると思うんだけどさ、私ら、一度死んで生き返ったじゃない。
死んでからも、意識は生きてたっていうか、そんな感じだったから。向こうで話はしたの。
私が戻って来ようと思えたのって、多分一平ちゃんのお陰だからさ。そこは感謝してんだけど。
なんか、改めて話す機会が、ちょっと。まだなくて。
>>382猫
[靴を履くカラスなど一体しか知らない。ようやく
対象に思い至ったものの、どうも今はねぐらを共にしているようなので、「なら良かったわ」と一言。]
[トリモチも剥がされたようだし、こちらの粘りも同じように落ちたのではないだろうか。さておき頷きに頷きを返した。]
別に一体くらい増えたって構わないのに。[くすくすと笑んで、]
中身がネズミのネコのぬいぐるみになったのかしら。ホント、今とは全然違いそうね。
[首を傾けるのに合わせて指を離す。]
恩返しは嬉しいけれど。お肉より綿を口に含みたくなったら受け取るわ。……そういえば奢りの約束もまだじゃない? そっちを先にこなしてもらいたいわね。*
【神社/夕方】
>>369歯
[境内を軽快に走る足音が一人分。]
あっ!沙霧サンだ!こんばんはー!
[元気よく挨拶をした。この挨拶をするには少々時間帯が早かったかもしれないが。あなたに向かって手を振って近づくのだろう。その片手には箒が握られていた。]
神社に何か用事?それともおれ!?
*
>>390天
[箒を持って走ってくるあなたを見て、少しばかり目元が緩む。こちらも軽く手を振り]
こんばんは、一平ちゃん。
んー、どっちかってとアンタかな。ここで働き始めたって聞いてさ、どんなんかなって。
その様子だと、ちゃんとやってるみたいね?
[そちらへと歩み寄りながら、手に持つ箒を指で差す]
>>391 歯
えへへ、見に来てくれたんだ。あんがと。
掃除してたんだ。しなくてもだいたい綺麗だけどね。
ま、なんか難しいやつは相変わらず常盤サンやってるけどおれもおれの仕事やってるよ!
[箒を手首だけで揺らしてみせ、微笑みながら答えた。少年が来た方向をよくみればちりとりが見つかるかもしれない。あなたを見上げるように視線を合わせ、会話を続ける。]
沙霧サンはどうなの。いいことあった?嫌なことない?
>>392猫
そうね、そろそろ新しい枕が欲しいんだけど。[冗談めかしてそちらを見る]
そうねえ……ていうか、年齢的には私よかよっぽど年上なのよね……
前も何かこんな話した気ィするけど相手アンタだっけ。
[問いかけの形は取っているが、半ば独り言で特に答えを求めてはいない。ふー、と溜息をついて――ふと聞こえた言葉に、少し考える]
……そう、ね。多分合ってる。
本気になりたくなかったのよ、あん時は。
私ってさ、結婚出来なかった女の未練の塊みたいな妖怪なのよ。
それが誰かに本気になって、誰かに未練を叶えて貰って、……そしたら、私は消えちゃうんじゃないかって思ったの。
自分が消えるのも怖かったし――いざ幸せになろうって瞬間にさ、その相手が消えるとか、向こうだってたまったモンじゃないでしょ。
だからね。私は未練をそのまま、妖怪として生きて、未来を掴みたかった。
……うーん、急に重い話したわ。悪いわね。
[最後に目を閉じて眉間を揉む]
>>394天
そう、頑張ってるのね。
結局学校じゃなくって、働く方にしたんだ。
[前、仕事がどうの学校がどうのという話をしていたことを思い出しながらそう言って]
私はまあ……前と同じ感じ。
毎日何とかやってるわ。いいこともヤなこともあるけど、トントンかな。
>>375 >>376 花
[並ぶと自分の方が少し背が高いくらいなので、どうも慣れないと思いつつ、広げられた本を覗き込んだ。]
その辺から読み始めてみるかね。字、覚えないといろいろ大変だし。
[素直に首肯する。近頃はこういうことが多い。]
書類とかそういうの、も少し自分でできるようになんねーと。
字、分からんかったらリッカに聞くか。代わりにそうな、料理教えてやっから。
[他にできることもないのでそう言った。]
暗いところでじっとしてんの平気かなぁ……ツボの中と勘違いして寝ないといいけど……でもま、いいんじゃねーの。行くか、今度の休みにでも。映画ってそんな1日かかんないだろ?そのあと博物館行ってさ。
[最近はどこかに出かけることも多くなってきた彼は、そう軽やかに提案した。以前なら渋った末に誰かに連れてってもらえと言うだけだったのに。彼なりにいろいろと、ここのところ思うところがあるらしい。*]
>>395歯
頭以外を希望します。[なんてこちらも軽口だ。]
[したっけ? なんて首をかしげているうちに、あなたのため息が聞こえた。答えるタイミングを逸して、あなたが口を開くのを待つ。]
あってたような、あってないような、だねー。てっきり敵同士だからとか、そんなのかと思ってた、ごめん。
……未練かあ。
[ポツンと呟いて、雑踏を眺める。チョコはもう溶けてしまった。]
いざ幸せになろうって瞬間に相手を残してくのは、未練にならんかな。
そしたら、また次の未練で、沙霧さんが残れたりしねーかねえ。別人になっちゃうかな。
……つーか、博打に命は、かけらんないよねえ。
>>396 歯
学校でもよかったんだけどさ、にゅーがくてつづき?が大変みたいでさ。
でもここの知り合いも増えたから今はいいかって。
[宿題とやらはきっと自分に合わない、そう思ったのもあるだろうが言わなかった。]
そか。トントンかー。そんなすぐにはよくなんないか。
[ちょっと残念そうに答える。あのとき道を共に探すといったものの今も具体的なことは思いついていなかった。]
>>372 >>373猫 >>384 天
[ぬいぐるみのあなたの言うことに、少し不思議そうに目を開く。励まされている、なんて言うとおこがましいかもしれない。期待されているというのも違う。見てるからやれよ、と言うのが、一番近い。]
……だいぶかかるかもしんないけどな。頑張る。
守るとかじゃなくて、こう。必要なときにいけるようになりてーから。やるよ。
[そんな風に見られるのは初めてのことで、気を引きしめた。頼られるより期待されるより、身が引き締まる。]
[無知は、いけない。重く刺さっている。このままでいられるか、と、それは死んだときに思ったのと同じことで。あの時と同じくらい強く、思い続けていかねばと密やかに思った。]
……一平のその話し方はなんなん?
[呆れ顔で聞きつつ、厨房へ入って。お湯を沸かし始める。]
結ぶ、ね。やってみるよ、食いにくそうだもんな。
……なんか具、いるか?あるもんなら揚げたりとか……なんか乗せるらしいし。
お前ら、特にあきら、あんとき頑張ってたもんな。なんでもとはいかないけど、聞くからリクエスト言ってみ?
>>398猫
[頭以外を、との返答には、そりゃ残念だわと返して]
んー、まあ、敵同士ってのもあったけどね。
そうなる前から思ってたのは、それだなあって。
[「次の未練で現れたり」]
……その発想はなかった。
でも、そうね。消えるかはわかんないけど、わかんないことに命賭けるのは、怖かったわ。
[ベンチの背もたれに背を預けて、空を見上げる。あなたの方は見ないで、ぽつぽつと、零すように]
……ただ、今は――変われないかなって。
私は未練の妖怪で、それが無くなったら、私は何なんだろうと思ったけどさ。
無くなるんじゃなくて、変われないかなって。今の未練がなくても、それこそ次の未練があるとか、執着があるとか。
そういうので生きていける未来がないかなって。
今は、思ってんの。
[私ら負けたからね、なんて、最後にちょっと付け加え。軽く腕を上げて伸びをする]
>>400天
ああ、そうね。入学しても多分、学校に親呼ばれたりすることもあるでしょうし……
ここなら妖怪にも理解あるトコだし、そういうことならいいわよね。
[あなたの言葉に頷き、それから残念そうな様子を見れば、少し眉を下げて笑って]
ま、そりゃ、そう簡単には変わらないわよ。
でも、……私自身はね。変わろうかなって、思ったりしたから。
それで何となく進んで行ければいいかしらって、思えてるわよ。
一平ちゃんのお陰でね。
>>373猫 >>401水
力強くていかつい見た目だけど心優しいごーれむの真似。
[恐らく幼馴染と見たアニメの影響だろう。]
わーい蕎麦食うぞ!
おれはおあげも天ぷらも沢山、全部欲しい!特にえび天!約束のお祝いだからな!
[「特にあきら」という部分は聞いたら吹き飛んだらしい。容赦なくリクエストをする。]
>>403 歯
[学校のことについては「えっ親呼ぶの?」などと初めて知った事実に驚くだろう。]
へへ、そか。おれ役に立てたんだ。
沙霧サンがなんか前向きになれたんなら、おれもよかった。
今は仕事してるけどさ、なんか思いついたらどこか行こうよ。その、すぐ行ける場所でさ。
[あなたが笑っているところを見ればすぐ笑顔は戻った。]
よろしければメモでご回答をー
■1.今回のMVP
■2.あの名セリフ
■3.個人賞(なんでもおk)
■4.あんたが一番名シーン
■5.今回の未練
■6.次RP村やるんだったらこんな感じのシチュやれよ
>>406天
[学校に行ったことはないが、知識としてそういうことがあるのは知っていた。驚くあなたを見て、うん、と頷き]
一応、私はいつでも前向きなつもりだったけどね。
目指してる方向が変わるだけよ。
そうね、どっか行きましょうか。……どっか行くなら、誰かと一緒がいいものね。
[一人でがむしゃらに未来を目指し続ける日々は、ひとまず終わった。次は誰かと手を繋いで、誰かの隣を歩み続ける日々に、この手を伸ばそうとしている*]
>>393猫
いくらネズミに近付いても、あなたはネズミには化けられないものね。ぬいぐるみはぬいぐるみ、なんてことにでもしそうだけれど。
[指が追われていることに気付いて、折り曲げて他の指同様に手の内に隠した。煌めき出したネコの視線を受け続けるのは落ち着かない。こと、黄泉帰りを経て反撃の手段が少なくなってからは特に。]
数ヶ月とぼけようが数年とぼけようが、覚えているわよ。ご飯のことだもの。
[得意気に言い放てば、すぐに思案の面持ちを作り上げて。]
そうね……ナルの店でもいいけれど。せっかくだし他のところでもお肉食べてみたいわよね……。
[――かの烏ならともかく、普段の行動範囲が行動範囲だ。思案したところでそう高い発想はでないけれど。]*
>>402歯
そっかあ。
難しいもんだね。幸せになりたいって未練なのに、しあわせになったら消えちゃうかも、とか。
しあわせって一瞬じゃなくて、続いてくもんじゃね?
[空を見上げるあなたの横顔を見てから、こちらはつま先に視線を投げた。]
あぁー……わかる気がする。違うかもしんないけど。
あたし、ぬいぐるみだからさ。持ち主の子の幸せだけ願って、そのためにいたけど……その子が死んでも、まだ生きてたから。
ものが先にあるのと、未練って感情からのだと、違うかなって思ったけどさ。
そんでもよければ……あるよ、そういうの。
今幸せだから死んでられねえ、みたいな未練だと、いいね。
[そっか、と。終わっただけだ、とは言わなかった。]
>>407 歯
沙霧サンずっと目指してるところあるもんな。うん!できると思うよ!
そか、二人じゃなくてもいいか。多いほうが楽しいもんな。ねねとか呼びたい人呼ぶといいよ!おれも誰か呼ぶー。
電車とかも乗ってみたいな。
[誰かと関わること、それが自分にとっても必要なことは分かっていた。あなたにもきっと必要なことだから、手伝おう。そんなことを思っていた。]*
【神社/夜】
[辺りもすっかりと暗くなり、まだ幼い子供たちならば床に就こうかという頃合。少し離れた街灯や月明りでぼんやりと照らされた境内を歩いていた。
妖怪しか住んでいない神社だから、人間の暴力沙汰の犯罪にはあまり警戒心はないのだけれど。問題は窃盗の類や悪戯や境内で勝手に寝泊りするホームレスである。
そんな訳で、夜になったら一応の見回りを行っているんだけれど。]
……あぁ、ここの鍵かけ忘れてるね。
[小さな物置で価値のあるものはないけれど、開いたままになっているのは宜しくない。引っかかっただけになっている鍵をかけなおした。
これで全て見回ったと鳥居の前を通り、社の方へと引き換えしていく]
>>410猫
[言い終われば、今度はあなたが語る言葉を聞く番である。空を見ていた視線を移し、横目だけをそちらへ
向け]
……うん。
そういうの。そういうのが、欲しいな。
幸せで、その先にまだ幸せがあって、……そんな未来だったらいいなって思うの。
なんか変わったって前例あるんなら、ちょっと心強いわ。
[あなたのぬいぐるみとしての生き方は、ちょっと聞いただけで理解出来るものではないと思うけれど。あるよ、という言葉が、また少し勇気をくれた]
>>412狐
【神社/夜】
[夜、鳥居の前……境内を臨めるその場所の、隅。鳥居の柱影に立って、一つ、深呼吸をした。以前のように厚い壁を感じることもない。ど真ん中から足を踏み入れて、いつもの調子で良いはずだった。その簡単なはずのいつもの調子が、出せない気がしたけれど。]
[この女にしては珍しく、緊張の気配を伴った硬めの表情。
柱影から出れば、同時にカサリと音がなった。音の出所は、片手に持った、スーパーの一番小さいレジ袋。]
[いざ鳥居を潜ろうとした、折りしもその瞬間だった。]
……、
[目の前に、良く見知った、社へ向かう背が見え、]
、常盤。
[息を呑む間があって、ようやく声をかけた。]
>>411天
ありがとね。
あー、うん、人数居てもいいわね。みんなでパーッと行けたら楽しそう。
てか電車、乗ったことなかったの?結構面白いわよアレ。早くて楽だし。
[――こんな風に他愛もないことを話せているのが、類い希な幸せだと思う。だってお互いに一度死んでしまって、その先なんてあるはずがなかったのだから。だからあなたの言葉を聞きながら、微笑んだ]
>>409鼠
[視線で追いかけた指は手のひらに隠されてしまった。猫の目は再びあなたの顔へと戻る。]
やれやれ、甘かったか。せっかくなら手料理振る舞う、とか言っておけばよかったな。そしたら物理的に猶予があったし。
[わざとらしくしおれた顔を作って見せたけれど、それも戯れのひとつ。
他の所、なんて言葉にこちらもううん、と唸る声。]
いっペーちゃんと一緒に行った駅前のフレバ。いってみる? パティは他のとこに比べれば厚いけど。
[ファーストフードだけどさ、なんて肩を竦めた。あなたが応の声を返せば、約束の日取りを決めるだろう。
次の約束ができるのは、悪くない。
あの日のあなたの背に、声を掛けられなかったのに比べれば、ずっと。**]
>>404天 >>408猫
ゴーレムってなに……ああもういいや、何もかもがはじめからわかんねぇ
[それ以上一平に突っ込むのを諦めた。騒ぎながら席に着く2人を呆れたような、それでも楽しそうな目で見て]
エビときたか、くるよなぁ。頼まれなきゃ夕飯にしたのによ。お前らうちの冷蔵庫の中身、常に把握してんのか?とり天も一緒に揚げて……あとは野菜食え野菜。インゲン揚げっから。
おあげ……は油揚げか。そっちはまた今度トキワに頼んでくれ、俺あの味付け無理。
ゼンマイは知らんから却下!持って来れば揚げてやるけど。
[今度、と自分で言いながら、うちはソバ屋じゃねーからな、と念を押す。とか言いつつザルをしっかり用意してたりするのだが。結局のところ、彼らが店にやってくるのが、楽しくて仕方なかったということだ。さっきみたいな殴り込みは、別として]
今日はいいけどな。腕が治ったら次は少し手伝えよ。一平は今日やってもいいんだけどな?
[などと言いながら、冷たいざるそばと天ぷらなんて、この店に似合わないものをだして。あなたたちが食べる様を、カウンター越しに満足そうに眺めるのであった**]
>>416猫
手料理だったら、その腕さっさとどうにかしなさいって迫るところだったわね。
ぬいぐるみの手料理って何が出てくるのか不安だけれど。
[戯れのしおれ顔に誘われるように、意地の悪い言葉を一つ、二つ。]
[フレバ、と記憶を探るような呟きが落ちて、続いたファーストフードの言葉が、像を結んだようだった。]
あのMの字とは別の方のバーガー?
あそこもいいのよね、タマゴとチーズとお肉とお肉のやつ、好き。
[にわかに声に喜色が満ちて、応じるや否や日取りを決めて。
覚えている約束を、ひとつひとつ、順番に。それは、相手に利のあるものばかりではないけれど。こうして戻って来られたのだから、手当たり次第にこなして回るのだ。心の広い神様を、不慣れに敬いながら。**]
[あれから2週間もたてば、肘までは腕のあった右手が復活した。
回復過程は見せなかったから、突然「生えた。」なんて見せられた相手の衝撃やいかに。左腕はまだ根っこもでていない。根っこがでるまで長いんだ。]
[せっかくだから色々見にいくか、なんてことにして、さてどこに行こう。いかんせん隻腕では稼げない、貯金も心許ない。遠くて近いような場所にしよう、と色々調べて、]
【東亰近郊の山・夕方】
[「高尾と同じ名前じゃん」。なんて、最終決定はそんな理由。
車で行くにしても、電車で行くにしても、結局途中からは徒歩だ。いくら人間社会に馴染んでいるとはいえ、山登りくらいで疲れた顔はしないだろうとは思っていたが、さて。
なお、108段の石段は張り切って駆け上がった。]
今だからいいますけど、実はあっちこっちで「東亰(京の異体字)」と「東景(景色の景)」がめちゃくちゃ混在してるんですが、「東京」と「TOKYO」みたいなもんだと思って下さい
>>240猫
[は?なんて顔をして、あなたの右腕を掴んでいただろうか。「そういうことは早く言え!」なんて声を荒らげていたけれど、怒気は含んでいなかった。]
【東亰近郊の山・夕方】
[そりゃそっからとったからな、なんて返しながら行き先を相談していたであろうのは数日前の夜だろうか。まずは近場から行くのもいいだろう、なんて。
電車にしたのは休日ぐらい電車でゆっくりいこうなんて思っていた。]
[人間の体も、使うようになってだいぶ長い。体力だって妖怪のそれだ。
人間よりもあるはずだ、なんて意気込んでいた。
普段とは違う軽装の登山用の服装に身を包むその足取りは─]
──っ。はぁっ─……おい、あきら……!
こういうところはもう少しゆっくりだな。
[重かった。]
[普通に歩く分には、大丈夫だろうが、駆け上がるとなれば話は別だ、ぜえはあと息を切らしていた。]
[だって、烏は鼠や猫と違い地を駆けない]
>>417猫
んー、そのうち話すとは思うわ。もうちょっと私の腹が決まったら。
一緒に居たいって気持ちが……どういうのなのか、ちょっとまだ曖昧なまんまなのよね。今まで逃げてたツケ。
こうだ!ってのがわかったら、決まったら、何も遠慮せずにやるけどさ。
そろそろその辺ビシッと決めてから伝えたいわ。
[空を見ていた視線を下ろし、ジャーキーの最後の一口を口に放り込む。それから勢い良く立ち上がり]
じゃ、そろそろ私帰るわ。ジャーキーごちそうさま。
>>422鼠
[あなたのただいまといった言葉を聞いて、笑みが少し嬉しそうに深まった。
ピタリと足を止めたあなたに首を傾げる。
ついだ貴女の言葉には笑みが引っ込んで目を眇めた。]
……何が「いいの」か知らないけど、私がおかえりって言ってんだよ。
今度こそ引っ張りこまれたくなきゃさっさと自分で入っておいでよ。
[それはあなたが死んだ日の朝のことを言っているんだろう。手を伸ばしたけれど、鳥居を境にあちらとこちらに分かれてしまった日。]
……。……帰ってくる気がないんじゃないかとか、考えたんだよ。
[視線を緩めて、ぽつりとそう零す。
誰かにそれをいって嘆く訳ではなかったけれど、供え物を下げる時には期待をしたし、ふといつも缶詰をしまっていたところを覗いたこともあった。]
>>423烏
[理は? なんて聞いてたのも数日前のことだ。両手直ったら縄文杉見に行こう、なんて言ってたのも。]
[108段の男坂、地を掛けるぬいぐるみはなんの苦もなくひょいひょいと登っていった。途中で足を止めて振り返る。]
昨日、あんま寝てねーんじゃねーの?
男坂と女坂、逆になっちゃうじゃん。
[またひょいひょいと、跳ねるように階段を降りてきた。あなたの隣に立てば、生えたばかりの右腕であなたのリュックを軽く叩く。]
ほーれ頑張れー。
ここ登ってもうちょっと行ったら、串だんごとかあるぞ。
そこで一息するまでがんばれー。
[蹴り上げこそしないものの、あなたをぐいぐいと押していた。]
>>425狐
[眇められた目に、身を震わせることはなく、ただゆっくりと視線を一度落として。片手に下げていたレジ袋を、身体の前で両手に持ち直す。カサカサと音が鳴った。]
[歩を進める。手が伸ばされてもなお遠かった鳥居ひとつの幅が、驚くほどあっけなく詰められた。]
……、戻って来ても、いいのかまでは、わからなくて。
……きっと。ここのキツネサマに、生き返してもらった。
だからアタシ、腹に収まる代わりに元の力を失くしたんだわ。
大人しく人間の隙間で過ごしていなさい、ってことじゃあないかって思ったの。
そうしたら、なんだか。ここに顔、出しづらくなって。
……常盤は、ちゃんと、あの時、一緒、って言ってくれてたのにね。
[最後は笑い交じりのように言おうとして、失敗した。ただ声が不自然に揺れただけだった。取り繕うように、かろうじて苦笑いのような顔を浮かべて、]
……遅くなって。ごめんなさい。
>>426
[どうだったけな、なんて思い出して、雑誌から適当にとったような…なんて返していたと思う。みたいなら行こう、と躊躇もなく返していたと思う。]
[ひょいひょいと上がるあなたとは対照に、こちらは手すりを使ってゆっくりと上がっていく。
運動しないとダメだな…ジムでも行くか、とか考えて、それで妖怪の体力がつくかは知らない。]
…──楽しみで眠れなかったのかもなっ。
[そんなことを、強がりと明らかな笑みを浮かべて軽く言った。汗がにじむ]
わ、わかったから、一人で歩けるから大丈夫だ。
[降りてきたあなたに応援されれば、どこか気恥ずかしそうにそう言って──周りに人がいたからかもしれない。歩みが少し早くなったか。
そうだ、あそこにつけば団子を食べながら座って休もう、なんてことも原動力に]
>>424歯
そっか。
……あー。わかる。それすごいわかる……。[遠い目をした。]
でもまあ、誰に聞いてもわかるもんじゃないよね、そういうの。
ツケでもなんでも、自分で結論つけなきゃいけないしさ。
──色々試してみるのもありなんかね、こういうの。
ま、いっぺーちゃんがからむことだし。
言われんでもか知れんけど、沙霧さんならできるっしょ。
[応援してるよ、なんて立ち上がるあなたを見上げた。
あなたへの信頼というわけではなくて、親友が信を置くことへの信頼に近い。]
うん、気をつけて。こっちこそチョコ、ごちそうさま。
またどっかで会ったら、どうなったか聞かしてね。
[まだしばらく休憩していくぬいぐるみは、またね、と軽く腕を振った。]
>>429 猫
[なれば、その時までに鍛えようか。なんてこっそり思っていた。きっと、ごみを漁っていたときはもっと体力があったかもしれない。]
…そうだな、そんなところだ。
それに、こうやって休日出かけるのも久しぶりだ。
[なんか一瞬微妙な顔をしたかもしれないが、発した言葉もまた嘘ではない。
争いがあってから、とりあえずはそれまでの生活の感覚を取り戻したり、生き返りとかでそれどころではなかった]
…──お前はなんでそんなに元気なんだ…
[まだまだ元気が有り余っているようなあなたを横目で見て、押されながら歩く。]
──あぁ、今じゃ観光地だが、いるはずだ。
こっちはただの化け烏だぞ?比べるまでもないさ。
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