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カワタレテレビ は 世俗烏 高尾 に投票した。
猫かぶり あきら は カワタレテレビ に投票した。
世俗烏 高尾 は カワタレテレビ に投票した。
カワタレテレビ に 2人が投票した。
世俗烏 高尾 に 1人が投票した。
カワタレテレビ は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
名前 | ID | 勝敗 | 生死 | 役職 | 希望 |
---|---|---|---|---|---|
長老 東景の主 | mefir | 勝利 | 2d襲撃 | 村人 | 村人 |
カワタレテレビ | mefirp | 敗北 | 6d処刑 | 人狼 | 人狼 |
おはぐろべったり 沙霧 | erizabe | 敗北 | 4d襲撃 | 叫迷狂人 | おまかせ |
化け鼠 ねね | jag | 敗北 | 4d処刑 | 叫迷狂人 | おまかせ |
水タバコ屋 成桐 | nogion_mabi | 勝利 | 3d処刑 | 共鳴者 | おまかせ |
猫かぶり あきら | sirco | 勝利 | 生存 | 共鳴者 | おまかせ |
神使狐 常盤 | untruebird | 勝利 | 5d襲撃 | 共鳴者 | おまかせ |
あちらべこちらべ 一平 | E_motinog | 勝利 | 5d処刑 | 共鳴者 | おまかせ |
ゆきんこ 立花 | amaseizumi | 敗北 | 3d襲撃 | 叫迷狂人 | おまかせ |
世俗烏 高尾 | AS | 敗北 | 生存 | 叫迷狂人 | おまかせ |
貪欲にみなさんおつかれさまです。村建てです。東亰奇譚、名月やるよRP村、おつかれさまです。
村が閉まるまで、ゆっくり引き続きRPしてやってください。
とりあえず、
::::::::::::::。:::::::
:::::。::::::::::::::。:
::::::゚::∧_∧:゚:::::
::☆彡::(´・ω・)::。:::
::::::::( つ旦0:::゚::
:::゚::::と_)_):::::::
::::::::::::::::::::::
......................
お茶しやがって… .....
.∧∧ ∧∧ ∧∧...
( )>( )>( )>.
i⌒ / i⌒ / i⌒ /..
三 | 三 | 三 |...
∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪...
三三 三三 三三
三 三三 三三
今回、エピローグにおいても★★原則、PL発言はアクションまたはメモで行う★★とします。
※飴を投げるのもアクションを消費しますので、うっかり投げずにアクションを使い切る……などの事故にご注意下さい。
独り言でのPL発言も可としますが、非推奨です。(アクション、メモが切れたら仕方ありませんが)
エピローグは10/3 23:00まで続きますが、その間、喉ポイントの回復は【ありません】。
その為、進行中よりも体感的に喉が少なめになっています。また、エピローグは感想、会話がしやすくなることから、喉がどろどろに溶けていく傾向があります。
喉ポイントの使用は計画的に。
-------
ご参照
【進行中】
通常:1500pt/24H + 独言:1500pt/24H
★合計:3000pt/24H
【エピローグ】
通常&独言:1333pt/24H
★合計:1333pt/24H
【EP時間軸について】
前後してOKです。
矛盾がでないようには気をつけてね。
並行RPについても、並行が原因でレスが遅くなったり喉が枯渇して飴吸収装置にならないように気をつけることを前提に、可とします。
あ、あと共存陣営勝利で終わりましたが、支配陣営(モブ)については、支配陣営の方の希望がなければ、みんなまた姿を隠したり改心したりしたって感じでいいんじゃないかな
人の世に今回の妖怪たちの騒動はほとんど影響していません。
死体が発掘されたりもしていないよ
【神社/明け方】
[静かだ。昨日の烏と猫、いや付喪神の喧騒の残滓も、まだどこかで続いているのかもしれない戦いも、ここには届かない。神社の境内、いつもの縁側に我が物顔で腰掛けて、何かを待っている。]
[かわたれ時。彼は誰時。それは此岸と彼岸が朧げに溶け合う時間。無論成桐がそんな言葉を知るはずもないのだが、この時間に満ちる、何かの気配は感じている。]
[今日は、まだ誰にも会っていない。神社の「神」をどやしつけてみたが、そろそろ誰かは生き返っただろうか、それとも。]
死亡したモブ妖怪が人の生活してたら行方不明者が出たりはしてるかも知れません。
が、おおむね元の通りになりました。
※なんか変えたいのであればアドオンしていってオッケーです。
【神社/明け方】
>>0 水
[神社の境内を抜けあなたのもとへ駆けつける。自分の足音以外は聞こえない。とても静かだ。だが不安なものではない。腰掛けるあなたを見つければ早速伝えるだろう。]
おーい!葉っぱとか燃やせそうなやつ集めてきた!
こんで火つけられる。
[空いたほうの手でマッチを持っていることを手のひらを差し出してあなたに示す。 もう片腕で指を指す方向をみれば枯れ葉や燃やせそうなゴミが小さい山のように積み重なっている。]
>>1 天
[駆けてくるあなたの持ち物を見て、不思議そうな顔をする。物を持てている?返事をして枯葉の一枚を摘もうとすれば、しかし指はすり抜けて。]
……お前、てことは。
……そか。
[事態を理解して、深くため息を吐く。なぜこちらが見えているかとか、疑問はとりあえず後だ。]
なんかわかんねーけど、やったんだな。お疲れさん。
[あなたが懐から黒い塊ー−自身の心臓で相違ないだろう、繋がりを感じる−−を取り出した。一瞥して、頷く。]
よっしゃ、燃やせ燃やせ。
……てか、お前、もしかして生き返ってすぐそれ取ってきたん……?
[屋敷にあったと聞いていたが。死んだはずのあなたが飛び込んできたとなったら、今頃大騒ぎなのではないだろうか。きっと一平のことだ、前だけを見てここまで駆けつけてくれたのだろうが。]
……まいっか。ありがとな。さて、頼むぜ。
[枯葉の中に黒の塊を入れて、あなたが火をつける。やがて胸に、四肢に、熱が通い出し−−]
>>2>>3 水
そ、返ってきたぜ。
[にやりと笑い返した。赤黒かった片腕は肌の色に戻っている。]
そそ、さっさとやっちまったほうがいいかと思ってさ!待ってるのも暇だろ。
[屈託なく答える。あなたから頼まれたことだ、予想通りそれしか考えていなかった。後に自分のやらかしたことに気付くだろう。そして恐らく周囲から言及は避けられない。]
おう!燃やすぞー。
[塊をいれ枯れ葉を燃やしていくうちにあなたの身体が実体化していく。その様子をに「おお」なんて感嘆の声をあげつつもでてきたあなたに違和感があった。]
……じん、小せえな。
[見上げるぐらいあなたの背がだいぶ低い。視線をちょいと下にすればいいから話しやすくなったのはよい。だがそういう問題でもない。元の塊を知らないから幻影に限界があることは余り予想がつかない。]
じんんな小さくて大丈夫なん?や、でもおれ他にできることねーや……。常盤サンとかに聞いてみるか。
[あなたの返事を聞いて他に行く当てがなければ、誰かにあなたの復活を告げに向かうだろう。]**
【どこか/いつか】
[はっと立花は目を開いた。あたり一面真っ白な世界、空からふわふわと淡い黄色の雪のような光が振っている。立花は首を傾げた。自分はさきほど幼馴染を始め死んでしまった人たちと神社でどうにかできないかと神社に来て、それから記憶がなかった]
え…いっくん?迅兄ちゃん…?沙霧姉ちゃん、ねね姉ちゃん?常盤さんっ?
[突然の事に立花は先ほどまで一緒に居たであろう者達の名前を呼ぶが返事はない。もしかしたら、自分は間に合わなかったのか。そう考えがいくと同時に目が熱くなった。]
“大丈夫だよ、立花”
[後ろからかけられる声。それと同時に後ろから誰かに抱きしめられる。立花の目に黒く長い髪と真っ白な手が映る。立花はこの声を、知っている]
“次、ここに来る時は、いっぱい時間かけて楽しい事をやりきった後にしないね”
“―――お母さん、待っているから”
[そういい終えると彼女は立花から離れる。立花は慌てて振り返ろうとした瞬間、また真っ白な光が立花を意識を暗転させる]
【水タバコ屋内/早朝】
[再び、目を覚ました立花の目に映ったのは上から降っている、白。死んでから一回も自分の周りに振らなかった雪]
…雪だ。
[立花は右手を上げるとそこに雪が落ちる。右手だけではなく頭、肩、体。立花の全身に雪は透けず、着地している。そこでようやく確信した。生き返ったのだと。ホッと安心していると照明に積もっていた雪の塊がゴソッと落ちてきた。そこで気づく、家具を覆う白、白、白。そう今そこは慣れしたんだ今の家の中でしんしんと雪が降っている]
ふぇ……ふぇええええ!?
[立花は慌てて両手をブンブンと上下に振ると雪はやんだが、時は遅く生前常盤に吹雪をむけた分にさらに新たな雪が加わり、店内はもはや北の国に居たときのような、雪景色。立花は家主の顔を思い浮かべる]
やばいの…これは流石にデコピン所じゃあ…
[自分が生き返ったという事は彼も生き返るであろう。そして彼はそのまままっすぐ家に向かうかもしれない。さすがにこの現状を見たら…想像するだけで恐ろしい。]
か、片付けなきゃっ!!
[立花は生き返った者を見に行くという事を頭の片隅に置いてしまい。スコップを見つける作業から始めたのだった**]
【某廃ビル/早朝】
[ふと、気がついたのだ。いつから目を閉じていたのかはわからない。いつからそこに立っていたのかもわからない。ただ、この数日間の戦いの中、ひとときのねぐらにしていたその場所で、女は目を覚ました]
[視界はやけにクリアだった。周囲に感じていた、手招くような闇は、もはやどこにもなかった。自分の両手を見下ろせば、そこには色白な掌があって]
[視界の端に何かが揺れた。音もなく、薄汚れた床の数センチ上を泳ぐ白い布。女が身に纏う、純白の婚礼衣装]
……………、
命、拾っちゃったのかしら。
[呟きはコンクリートの壁に消える。もしかしたら近くの誰かの耳に届いたかもしれないが、そんなことは、今の女には知るよしもない。ただ生き返ってしまったことを、喜べば良いのか、――、ともあれ複雑な胸中で。ひとまずは誰かを探し、外へ出ようと踵を返した]
[意識は落ちていた。それに至る瞬間のことは、夢に似て曖昧だった。死の際がうっすらとしか思い出せないことに似ていた。]
[ただ、意識が戻った、ということだけが、確かだ。]
【某廃ビル/早朝】>>8 歯
[爪が硬いものを掻く感触があった。頬が床に触れていた。いつぞやと違い、目はぱちりと開いた。目の前には壁があった。壁はボロボロの布地でできていた。身を起こす。見上げる。遥か頭上の方、壁からウレタンが露出していた。]
[それがソファだと気付くと同時に、今の自分が"ネズミ"の姿であることを知覚した。]
[悪友の聞きなれた声の呟きが耳に届く。彼女がこちらに気付かなかったのも当然だ。ソファの影に横たわっているネズミなど、わざわざ覗かなければ見えやしまい。ぴょんぴょんと跳ねるように駆け、テーブルの上に登る。背を向けたその姿を捉えて、]
沙霧! これって、これがそうなの?
[呟きへ応答する。]
>>9鼠
[どこからかよく知った声がした。一瞬周囲に視線を走らせる間があり、やがてあなたの姿を捉えた瞳が丸くなった]
ね、……ねね?でいいの?
随分……ちっちゃくなっちゃって。
[うわー、と、小さな鼠をしげしげと見つめた。それから、何となく気まずそうな表情を浮かべ]
そういうことなの……かなあ。
なんか、うん、気がついたらここに居たって感じだし。実感ないんだけどさ。
アンタもそうならそうなんでしょうね。
>>10 歯
[あなたが目を丸くする姿にまずは髭を揺らした。]
合ってるわよ。
……こっちの姿は、ここのところご無沙汰だったものね。
[それはまるで普通のネズミだ。多少大きいのかもしれないが、あの大鼠の姿に比べてしまえば、通常ネズミのサイズ差など無いに等しい。]
アタシもそう。だから……そうなんでしょうね?
このテーブルをすり抜けたりもできないみたいだもの。
[カリカリ、と小さくひっかき音がした。それから、気まずそうなあなたの顔へ、頭部を傾げるようにして、]
喜んだら?
……というわけにもいかないかしら。
他がどうなったかわからないものね。
>>11鼠
……ああ、そっか、小さいのにもなれるんだっけ。
なんか昨日までめっちゃデカかったから、縮んだのかとびっくりしたわ。
[思い出したように手を打って、テーブルを引っ掻くあなたを見つめる]
……みんなも戻ってこれてるかしら。
高尾ちゃんは……どうしたかしら。
あと、これから、どうしよう。
……まあ、考えるより、みんなを探す方が先ね。
>>13鼠
[そうね、と頷き、テーブルから下りるネズミを視線で追った。……そして、間が空く。こちらも首を傾げる]
どしたの?平気?
……戻らないとか?
[不安げな気配を感じ取ったか、傍へ寄ってしゃがみこみ。乗るかと手を差し伸べる]
それは賛成。いきなり色々考えても進まないだろうし。
……そうね、神社ならとりあえず誰かはいそうだわ。
【最後の日のどこか(回想)】
[振り払って飛んで来た、時間はもう夜だ。
窓から落ちていたあの猫は無事だろうか。]
…大分押されてるな…。
[そんな事を思いながら、男は、高いところから、戦況を見下ろしている。
傷ついた体は癒えていない。癒やす時間など残されていないことは、目の前の状況が教えている]
[死なないでと、そう言われた。死にきれないと、そう答えた。
それでも、最後まで続けなければ、抱えることも、新しい生き方も探せないと、そう思っている。]
──…ま、死ぬ気は無いがな。
[それは自らへの虚勢か、鼓舞か。
男は前線へと飛び込んでいった。そして、意識が途切れた**]
【路地裏/次の日の朝】
──…うっ…。
(…まぶしい)
[朝日が顔に差し、うっすらと目を開きかける]
[男は路地裏に居た、どうやってここに来たかは覚えていない。
あの日、前線に復帰した時、路地裏の壁にもたれかかるように座り込んでいた]
[…負けた、はずだ。自分も戦っていた──妨害もあったかもしれないが──結果として、それ以上は戦うことができなくなっていたはずだ]
(確か…俺は…)
[曖昧な、その間際の記憶。これで死ぬのかと、そう思っていたことは覚えている。]
[そうだ…たしかに腹に大きな穴が…──ない。何故か問題なく動く手で自身をまさぐる。]
>>16鼠
生き返りの副作用?私も、服が白に戻ってるし。
[おじいちゃんも生き返ったのかしら、なんて肩をすくめるような動作をしてから、肩に駆け上がってくるあなたの方に少し顔を向けて]
はいはい。こないだのパンの耳の礼よ。
誰か、会いたい人いたりすんの?いるといいわね、そいつ。
[そしてあなたを肩に載せたまま、神社へと向かうのだろう**]
[死んだと思った。]
[これが最後といわんばかりの争いのただ中、飛び込まざるをえなかったけれど、敵陣の背後からだ。四面楚歌、生き残れたのは、ただひとつの取り柄、生来の丈夫さのおかげかも知れない。
追いかける中仲間たちに拳を、術をしかける“敵”へと手を出し続けて、──]
[死んだと、思った。]
[争いは波のように、地響きのように、一切のなにもかもを押し流していく。
前線へと押しやられて、信じられぬものを見たような目を、なんどか感じた。
(そりゃ、まあ、仕方ない。)
(後悔は、今はない。わかっていた。)
──累々の屍が転がって、勝ちどきの声が上がる。]
[死んだと、そう、思った。]
【某空地/夕方】
[生き返ってからしばらく日がたったある日。立花は唐突に「お母さんのお墓行きたい」と言った。それは生き返る前に起こったあの夢のような空間での出来事に対してお礼を言いたいからだ。]
[それから翌日だろうか、自分を心配した何人かと一緒に母親の墓へと向かったのは。母親の墓は神社から少し離れた山の麓、妖怪達の為の墓地にある。立花は両手を合わせ目を閉じると心の中で母親に感謝を述べた。そして用事を済ませ帰る途中、麓から町への道を通るとき、町へ続く道とはまた別の道。立花は同行者達にお願いをし、その道を進んだ。]
[その道の終わりは広い空地のようだった。周りは人の手が加わっていないのかどこか不気味さと廃った印象を持たせる。その奥にある大きな石。事が始まる前日に立花はこの石の前であの黒いモヤと出会ったのだ。]
…あれ?
[しかしその石。前見たときは大きく石碑のような形をしていたが今はなぜか粉々に砕けている。その石を見ながら立花は同行者達にその経緯を説明している、その時だろうか。]
[自分達が進んできた道の方から――――ナイフが2本立花に向かってきたのは]
>>24続き
[同行者の誰かがそれに気づいたのであろう。何かしらの手段で立花を殺意に満ちた刃から救った。その時立花は片腕にナイフがかすったが軽症である。驚きながら飛んできた方を見たのとドサッとなにやら倒れた音がしたのは同時だろうか。]
《やっと見つけたよぉ…殺したはずなのに、なんで生きてるの?》
[そこにいたのは真っ黒い大きなモヤと足元に人間の姿をした男。その男と声を立花は知っている。立花は自分が殺された瞬間を思い出したのか、顔を青くさせ震えた。大きなモヤは人の形を成すと黒いモヤはハレると、そこには男の人の姿。]
《まぁ…いいや。今回の大混乱のお陰で憎しみをたくさん食べる事ができて、こうしてやっと“自分自身の実体”を持つ事ができたんだ》
[彼の言葉と立花の反応をみて同行者達は察しがつくだろう。目の前の男が立花を唆し、迅を殺させ、そして立花を殺した男だと。]
[男は黒いモヤでナイフを作り、笑みをうかべ立花と同行者たちを見た]
《せっかくだから、もう一回…“コロシテアゲルヨ”》
>>23 猫
うっせ。
──やっぱり死んだのか、俺。
なら、生きてるのも夢じゃないってことだな…。
[未だ、いささか夢か現か区別も尽ききらぬ頃、過ぎったあなたの声にそう答える。]
…──っ。よっ…っと
[まだ、体はだるく、力は入りづらい。壁により掛かるように背中を擦って立ち上がる]
だろうな…負けちまったか…。
[そのあたりは、なんとなく覚えている。
ようやく、あなたの姿をしっかりと見た。]
生きてるって言うのに、随分とボロボロじゃねーか。
[やはり、一度死んだのだろうか──頭は、妙にすっきりとしている。
こちらは、血まみれではあるが、一応動けるようだ]
【某空地/夕方】
[小さくなった体に一通り突っ込まれ心配され笑われた後のことだろうか。店を片づけ、ぎこちないながらも日々の暮らしを取り戻し始めたころ、同居人の少女は「お墓参り」に行きたいと言い出した。]
[一度も同行したことはなかったが、あんなことがあった後である。同行を申し出た。自分だけでは心許ないので、縁故のあるものにも声をかけた]
[その帰り道。聞けば、例の「黒いもや」に遭ったのはこの場所だと言う。嫌な予感がちりちりと首を焼く。砕けた石、迫る夕刻に伸びる影……違和感。]
リッカ!!下がれ!!
[少女の後ろ衿を掴んで、後ろに放る。誰か同行者がキャッチするだろう。飛来するナイフは左手を突き出して刃を掴み受け止める。瞬時に炎が傷口を焼き、塞ぐ。]
[左腕を振ってナイフを振り落とし、駆け出しながら一瞬、身を炎で包んで。次の瞬間には元の姿を取って駆けだす]
てめえはっ、ごちゃごちゃ……うるせえんだよっ!
[話は全く聞いていない。声を、いや気配を感じた瞬間から、「あいつ」だと分かっていたから。肉薄。勢いを殺さぬまま両腕に炎をまとわせて、殴りつける。]
サギリ、あとねね、一発目もらう、ぞっ!
[殴りつけ、よろめいた相手にもう一発と踏み込んだところで、男の手に新たに握られた刃の鈍い光に気づく。]
……っ!!
[上半身をひねり、避けた視界の先、刃の向かうのは……]
行ったぞ!!避けろ!!
[炎は間に合わない。ただ、同行者を信じて叫んだ]
>>28烏
死ぬつもりだったから、死んだ気になったんじゃねえの。
妖怪の治癒力すげえとか、そんなん。
[死んだのが見間違いだった、勘違いだったんじゃないかなんて、こちらは小さくため息をついた。
黄泉帰りを、まだ知らない。]
お前のシンパもいっぱいいたけど、移動させてやるんだろ。
いつになるのか知らねえけど。
……けっ。死んで楽になりやがって。
[拗ねた口調だ。どこかふっきれたみたいな表情にみえて、唇を尖らせたけれど、あなたからは逆光で見えないかもしれない。]
[こちらに手を貸そうとするあなたを、胡乱な目で見上げる。
手を借りるか、どうするか悩む間が、だいぶ長い。]
>>31 猫
さあな、そうかもしれないが…もっかい試す気にはならないな。
…──すげえ痛かった。
[ゆるゆると、記憶が戻ってくる。思い出して、顔をしかめながら腹を押さえた。
どこかをさまよった記憶もない、ただ、意識が途切れ起きただけだ。]
そいつは、そのへんに烏に連絡を頼むさ、もう見張る必要もないってな。
──…ただ、忘れ物があるからな。
[そう言って、何かを思い出すように]
どうだろうな。
ただ、これからの事を考えるのは悪い気分じゃない。
[死ぬ前と違って、なんて言葉は心でつぶやいた。
声色から、あなたの感情をなんとなく察した]
…──なんだよ…。
そんなんじゃ、まともに歩けないだろ。
[そんな風に見上げられれば、悩むあなたを見下ろして。]
[世の中は、――東景の妖の世の中は、ほとんど元通りだ。黄泉返りなんてものが発生したものだから、騒ぎの収束も早かった。まるで夕立が通り過ぎたかのようだった。濁った水たまりが転々と、各所に残っただけ。]
【某廃ビル/あの争いからしばらくの後】
[さて、一人の女が廃ビルの前に立っていた。片手を腰に当てて、目を眇めて、並ぶ窓を覆った、灰色のシートを見上げていた。応急処置のようなそれは、人間の手が伸ばされたことを示していたけれど、今この廃ビルの周囲に、作業員と思しき人影は見当たらなかった。]
>>32烏
死んだ奴はみんな、死ぬ瞬間が永遠になるんだってさ。
よかったな、生きてて。
[あなたの生死の事実をとやかく言うのは、やめた。
死んでほしくないけど、恨みがあるなら痛いままでもいいじゃないか。でも、死んでほしくないし殺すのはやめた。思考が右往左往してから、出した結論は、そんなものだ。]
そりゃ、解体後には探してらんないな。
――そうかい。心機一転できてよかったんじゃないの。
あー……いや、……。
[ぬいぐるみになってこの場に転がっていれば、昨日までなら何とでも出来る。野良ネコや野犬がくわえてどこかに運んでもいいし、知り合いなら拾って屋敷に持って行ってくれただろう。
でも、もうあの屋敷には帰れない。たぶん、寝返ったと思われても仕方ない。
かといって彼にぬいぐるみを運んでもらうのは……殺すだなんだ言ったあとでは気も引ける。]
いや、頼むわ。
[残った右腕、ちぎれてはいるものの、あなたの肩に手を置こうと伸ばした。]
>>35 猫
…──そうか、そりゃあ大変だ。
[少し、目を伏せた。思い出すのは自分が手に掛けた相手のこと。]
…その前に、探しに行くさ。
あぁ、また抱えるもんが増えちまったがな…
[心機一転、といっても自分のしたことが変わるわけではない、自分にケリはつけた。だから後はそれを抱えて生きていく事を考えていた。]
……?まあいい、いくぞ、人が集まってくる頃だ。
言い訳も思いつかない。
[そうして見るのは己の姿と、倒れていた場所の血。
あなたが肩に手を置けば、そのまま抱えるだろう。]
──…そういや、どこに向かうかね。
[そんな事を言ったのは、歩き始めてからだったろうか]
【某空地/夕方】
[立花の母とは顔見知りだ。お墓参りには訪れたことはある。だが大人数で向かったのは恐らく初めてであろう。両手を合わせて祈る幼馴染を見れば (たくさんできてかあちゃんも喜んでるといいよな)なんて思っていたのだが。
帰り道、そこに黒い靄に覆われた男をみれば緊張感が走る。ここにいるには異質で、恨みや怨念といったものが具現化したような、不気味さを感じた。成桐が後ろに投げた立花を支える。]
なんだいあれは。……りっちゃんを狙ってる?
[成桐刃を掴み受け止めることから始まり成桐と男の攻防が続く。殴りつけることが成功しもう一発と踏み込もうとして。何かが光るモノごと男がこちらへ向かってくることに気付いた。]
伏せろ!
[ギリギリ刃を避けた。立っていたままであったら胸か頭に突き刺さっていただろう。冷や汗をかく。
傍にいる立花を見ていたのか男と目が合った。男はナイフを持ち直しこちらを刺そうと振りかぶる。こちらも反撃ができるよう身構え、男のナイフを持っている手首を下から振り上げた腕で叩き上げた。宙に舞うナイフは消滅する。]
2対1だぜ!諦めな!
>>37 天
[飛んだナイフから一平が立花を庇う。続く攻撃を的確に弾く様を、驚嘆の目をもって見る。彼がそんな風に戦うのを見るのは初めてだが、躊躇のない攻撃に、あらためてかの少年が鬼であったことを思い出す。]
その通りだっ……俺を、忘れんなよっての!
[二対一の言葉を受けて、そう叫ぶ。一発、二発、敵の足元に炸裂させる火球は牽制だ。敵が子供達2人から距離をとった隙を見逃さず、距離を詰め脚を高くあげる。しかし、それが振り落とされる前に]
……っ!
[人型のモヤが霧散する。黒い霧は蹴れど散らず、明確な意志をもって宙を動き背後に集結する。空振った脚ですかさず地面を踏みしめ、軸足にして後方に蹴りを叩き込むが]
>>37天 >>-0 >>41水
[立花は恐怖に苛まれていた。あの日の光景がフラッシュバックする。自分を抑える力、目の前で貫かれる迅、目の前に光る刃、笑う奴の言葉、刺されたお腹、激痛]
(っ…!いたい、いたい)
[あの時の痛覚を思い出したのか息をするのを忘れそうになるが、奴と対峙しながら自分達に声をかけてくれる迅、そして傍にいて自分を守ってくれる一平を始め、同行者っやもしかしたら途中乱入者がいるかもしれない。そんな人たちの存在が立花を安心させ、呼吸をさせてくれる。味方が周りにいてくれるのは、なんて安心するだろう。立花は俯いていた顔をあげ、奴をみた]
(っ…もう、やられるのは、いや。それに…)
[恐怖に満ちた顔からキッと対抗の表情をとる立花に、奴は黒い霧越しからチッと舌打をする。その腹いせだろうか目の前で体軸をぶらした迅に斬りかかろうとした。]
>>43花
[墓参りをすると、声はかけられていた。しかし同行はしなかった。その日の日中は別件に費やされていたためだ。夕方の頃、その道を通りすがったのは、気まぐれにそんな話を思い出したからに過ぎなかった。――それに遭遇したのは、できたのは、動物的な勘、と言えるのだろうか。]
【某空地/夕方】
[夕暮れの道、怒声の上がった方向から、毛皮を逆なでる例の気配が吹きつけた。腹立ちも解消できないまま、見失ってしまって幾日も過ぎたそれ。それに連なるように煌く鋭い柱、――氷柱!!]
(……立花!)
[あの頃の体躯はない、人の脚で駆け迫る。少女の後方、ナイフを浮かべて立つ男の背後も間近、ネズミの姿を取り戻す。小さな四足は見る間に男の身体を駆け上り、その肩を踏みしめ、跳躍し、その生意気に人間を模した鼻を、ピアッサーの如き前歯が挟み貫いた。男が顔からドブネズミを引きはがし、地面に叩きつけるまでの一瞬、数十本のナイフは静止していて――、]
【境内:早朝】
[ふと意識が浮上して、目を開ける。慣れ親しんだ社が目に入る。]
[頬に触れる固い板張りの感触。]
[ごろりと転がって仰向けになって天井を見上げた。
身体に感じるこの固いという感覚も、意識を失う前まではなかったものだ。]
(3回目か。)
[決めかねた心は結局、蘇りたいとも、蘇りたくないとも思いきれないままだった。どこか、どうせ決めるのは己ではないという意識もあったのかもしれない。
全ては神の気まぐれの采配だ。]
[顎を上げて見上げれば、自身が最期に供えた神撰が見える。]
(案外、お供え物が気に入って下さってたのかね。)
(それとも次の使いができるまでの繋か)
[ゆっくりと身を起こす。立ち上がって、衣服の乱れを整えればいつも通りだ。]
……。他のはほったらかし、とかじゃないといいんだけど。
[蘇る術を他の者が見つけたかは知らないままで、不安げなつぶやきが声に漏れた。
それに、かのぬいぐるみの行く末も気になる。]
[気にはかかるけれど、神様への礼節を欠くのは宜しくない。
雑にはならないように手早く供え物を新しくして、神前で丁寧に二拝二拍手一拝してから動きだす**]
>>44 鼠
[幼馴染の決意は聞こえてはいないが、凛々しい表情から分かる気がしていた。幼馴染に恨めしそうな視線を向ければそれを遮ろうと立ちふさがる。]
りっちゃんにもう関わんな!
[叫んだのもつかの間数十本のナイフ。さすがに防ぐのが難しいのが見て取れる状態、面食らい硬直する。だが聞き覚えのある足音と姿が相手の顔に噛り付いたのを見て取れれば、次の行動は決まっていた。]
……食らえー!
[背景のナイフを蹴り落とした。ナイフは数十本も広がっている。全てとはいかなかったが、一度で息の根を止めるという作戦の邪魔をするには十分であった。男が阻止しようとするものの、ナイフは使えず小鬼が逃げる。拮抗状態だ。男の意識はこの小鬼に向かっている。周囲への警戒は薄く、霧も徐々に晴れていく。]
>>33 >>34鼠
【某廃ビル/あの争いからしばらくの後】
[数日しかいれなかったこの場所への道なりはなぜかしっかりと覚えていた。お陰で迷わずに目的の場所へと着く事ができた。]
…あれ?変わってる?
[その外見は以前と比べて少し人の手が加わってるようで廃ビルから工事中といったような、そんな感じの雰囲気になっている。一瞬違う建物かなと思ったが道は間違えてない自信があったのでとりあえずテープが張られている扉に入る]
なんだかいけない事してるみたいで、ワクワクするかも…!
[こういう事言うときっと迅や常盤などに怒られてしまうかなとふんわり思いながら、目的の部屋に向かう。そして目的の部屋に着くとあの時とは違い開かれた扉、その奥には見知った女性。立花はパァと笑顔になり]
ねね姉ちゃん!!!
[そう彼女に声をかけた]
>>44鼠 >>47天
[斬りつけられる衝撃はなかった。冷気を肌で感じる。一瞬の身震いを隠し体制を立て直す間に、子供達めがけて幾本ものナイフが展開された。舌打ちをひとつ、火球を練り上げようとするが……男の動きが、止まる。そして、何かを払いのけるような動き。小さな影が、地面に叩きつけられる。]
……ネズミ……って、ねねか!?
[ナイフの対処を一平に任せて、拾い上げる。意識はないようだが、息はある。ひとまず息をついて、ポケットに入れた。潰れはしないだろう。酔うかもしれないが。]
[男は一平に掴みかかろうとしていた。その手の中に再びナイフが生成される。背後から走り寄り、振り上げられた腕を、掴んだ。]
一平、ナイス。
俺らの勝ちだ。
[ニヤリ、笑って。男の腕を捻りあげる。そして空いた方の手を首筋に這わせ、指でピタリと喉笛を押さえ]
……よくも俺を「殺させて」くれたなぁ?
灰も残さず、焼けて死ね。
[男にだけ聞こえるように声音を低く、告げる。瞳は捕食者のそれのように細められ。それはかつての炎の精としての表情。瞬間、火柱が男を包んだ。]
……ふう。
[手をぽんぽんと払うと、子供達2人に向き直った。上着の前ポケットの中も確認する。気がついたら勝手に出てくるだろう。顔には既に成桐としての、にまりとした笑みを浮かべ。]
災難だったな、大丈夫か?
[と言った途端に、ぽん、と音を立てて。成桐の姿が消えたかと思うと、次の瞬間には小さな男の子の姿でその場に仰向けに倒れている。]
あーーー……疲れた……
[そのまま大の字に寝転んで。あなたたちが落ち着くまでそうしているのだろう。]
[争いの中でなくした腕が手に戻るわけもない。大体裁縫だって手がなければできないわけだし。
今こそ言うべきである。「猫が手を借りたい」
それはともかく、ゴミの山の中から松葉杖を見つければ、動く右足と口で――時には彼に頼んで――しばしの足の代わりになるよう、クッションをつけたりなんだり。
そんな、ろくろく外も出歩けない不便さも、飲食すら嗜好品なのも、今はありがたい。あの争いが終結したと聞いても、館には顔を出せない。あの館に常駐している女給の中では、裏切ったなんて口さがなく語られているのかもしれないんだから。
それでも、あの日の報告はしたかった。]
【神社・夕方】
[ねぐらを出て、いつもの4倍の時間をかけて神社へと向かう。
腕に留めた松葉杖の、その肩に引っ掛けたウェストバッグが背中で揺れた。]
[たっぷりの時間をかけて、神社前の階段を登り切る。
夕暮れの中、さわさわと木々が揺れている。人の気配はなくて、一息をかき消すのはそんな、木々のざわめきだけ。
さて、二人の墓は――ぐるりを見回してから、またゆっくりと松葉杖をそちらに向けた。
あまり人目につかない場所にと、聞いていたけれど。
今もあるのだろうか。]
>>52猫
【神社・夕方】
[墓は誰のものだかもはっきりしなくてそのままだ。
人の気配はない。大体この神社は初詣時期にこそ近ければそれで良いという近隣の住民が少しは訪れるものの、常日頃立ち入るものなんてほぼいない。]
[だから、狐の耳に木々のざわめきの中に混じるこつこつと階段を上がってくる音は響いて聞こえた。]
(怪我人?)
[手を貸すくらいはするべきだろう、そう思って小さな社務所から出て、]
……あきら?
[居場所や足取りを探ったけれど、裏切ったのではないか、なんて憶測だけ聞こえたぬいぐるみ。死んだという話もなくて、烏の彼とどこぞへ消えたのだろうか、と、そう思うしかなかった。その付喪神がそこにいて、驚いたような声が漏れた。]
【某廃ビル/あの争いからしばらくの後】
>>48>>51
鼠、花 (歯)
[かつては支配陣営のアジトなっていた面影は無く、ただの廃ビルがそこにあった。
特にこの場所に何かがあるわけではない、遺体も遺品も無い。供養も誰かが済ましているだろう。]
[それでも、気まぐれにこの場所に来ていた。いつからか、いついた鼠──連絡鼠だろうか──鼠の顔などわからぬが、餌をやりに来ていた時もあった]
[窓から入っていた時期もあったが、今は灰色のそれで覆われていて叶わない、なれば目を盗み入り口からはいるほかは無い]
…ん?
[声が聴こえる。今日は作業員は居ないはず。
それはいつぐらいだろうか、訝しげにしながら、扉を開けて─]
……──???
[─閉めた]
>>57烏 >>59鼠
【某廃ビル/あの争いからしばらくの後】
[悲鳴と共に飛び退いたあなたを見て、女もぎょっとしたように仰け反った。女はあなたには見慣れぬかもしれない白いドレス姿だったが、確かにあの日、カラスが死の知らせを持って来た筈の女だった]
な、何よ、変な声出さないで――ああ。
……あの、ね。なんかね。
生き返ったの。
[ようやっとあなたの驚きの理由に思い至ったように、ひとまずそれだけを告げ――そこで、扉が開くだろうか]
>>44鼠 >>47天 >>49水
っ!ねね姉ちゃん!!!
[一平が彼に駆け出したのと同時に立花はねねを見る。泣きはしていないが心配そうに彼女を見つめるが、迅が彼女を拾いポケットに入れたのを確認するとひとまずホッとする。]
[そして奴は、迅に腕をとられた瞬間、警報がなったであろう。耳元で告げられる声にゾクリッと本能が悲鳴をあげた。何故だ、いったい。どこで間違えたというのか、っその時真正面からひやりと後ろから感じる熱とは真逆の何かを感じた。]
“始めからよ。傲慢クズ野郎”
[その声が聞こえたと同時に奴は燃え盛る火柱に包まれた。声など、あげる余裕すらなかった。それほど強い力が奴を包んだのだ。もちろん生きているはずものく。火柱が消えると黒い霧ひとつも残ってなかった]
>>62続き (>>50水)
[立花は跡形もないその景色に終わったのか実感がわかなかったが迅の笑みにやっと実感がわいたのか。抑えていた涙がボロっとでた]
ううぅぅううう迅兄ちゃああん!!いっくうううん!!ねね姉ちゃあああん!!
[まるで本当の少女の如く大号泣する立花だが、それもすぐ収まるだろう。]
[落ち着くと、立花は小さくなった迅の元へ向かう。彼は寝転んでいるかもしれないし、起き上がっているかもしれない。幼馴染は立花の近くにいてくれているだろう。鼠の彼女はちょうど彼のポケットから脱出しているかもしれない。立花は彼らを見た後笑顔になり]
迅兄ちゃん、いっくん、ねね姉ちゃん!
一緒にいてくれてありがとう。立花の為に戦ってくれてありがとう!
立花、すっごくスッキリしたの!!
[そう告げるのだった。**]
>>51歯
[彼女の問いにコテンと首を傾げた後、彼女にかけより笑顔のまま答える]
用事…なのかな?
ここに来たら高尾兄ちゃんに会えるかなって思って!
立花、高尾兄ちゃんとお話したくて!
[そう、彼女が言った直後だろうか。後ろの扉が開いて、また閉まったのが。その後、聞こえる女性の声。そして驚く男性の声。立花は両方ともその声もしっている]
>>59鼠 >>60歯 >>64烏
[そしてねねが扉をあけようとしたその時。立花はねねを止めた。ねねは立花を見るだろうか。見たらその時の立花の顔はてへっと笑ったであろう。そして立花がドアノブを持つと]
―――高尾兄ちゃん!!!沙霧姉ちゃん!!!
[バーーーンと扉を勢いよく、開けた]
>>49 水 >>62 花
じん!やっちゃえ!
[自分の名前が聞こえたらあなたと視線を合わせ合図を送る。火柱が男を包もうとしたらナイフから離れ距離を取ってその燃えていく様を見守った。
成桐が向き直り目が合えば]
買出しでのこんびねーしょんが生きたな。
……あはは!おつかれさん!
[サムズアップをきめていた。成桐に向けていい笑顔を向けていた。次の瞬間小さくなり大の字に寝転んだ成桐を見て笑った。ねねが回収されているのも確認できただろう。
傍にいる幼馴染が泣き止ますのに苦労したはずだ。だが、その後告げられた言葉に安堵の表情を浮かべた。]
へへ、そんな表情久しぶりに見たな。
どーいたしまして。
[照れ隠しに鼻の頭を人差し指でかいてみせた。]**
>>64烏 >>66花
夢じゃないわよ。
……一人にしてごめんね。
[眉を下げて、それでも暗い空気にはしたくなくて、何とか笑って見せた。だって今、こうして帰って来れたのだから]
[そこでドアが開く。聞こえたのはよく知る声で、満面の笑みで飛び出して来たゆきんこが見えた]
あら、立花ちゃん。ちゃんと戻って来れたのね、良かった。
【水タバコ屋/夜】
[生き返ったその日、諸事を済ませた足で家についたのは夜のこと。店の戸を開けて抜けると雪国であった。目の前が暗くなった。積もった雪を半泣きで片づけている雪精にかける悪態も思いつかず、その場にぺたんと座り込んでしまったくらいに。]
[幼い少年のものとなってしまった体を、驚かれたり心配されたりしながらも、立花や生き返った他の友人の手を借りてなんとか片づけて。常連客達には、店のスプリンクラーが壊れてとんでもないことになったと説明した。ここ数日の不在は、盲腸をやらかしていたことになった。そうしてしまえば、あまりにあっけなく、彼らは日常に受け入れられてしまった。]
[身体は日に5〜6時間程度なら、大人のそれに戻せるようになっていた。それ以上続けたり、炎を極端に使うと疲れて戻ってしまう。しかし、夜の間なら店を開くことができる。すべてが片付いて、今日。ようやく運転再開となったのだ。]
>>71水
【水タバコ屋/夜】
[店の中の惨状には雇われの身だからか、遠い目をした程度だったけれど。「イフリートなんだから水分だけ蒸発できないのかい」と無茶ぶりはした。
幼い姿となったあなたには少々驚いた顔をしたものの、左程強く心配した様子などはなかった。妖怪だし。精霊とかの類に人間の姿なんて仮初だろうし、一時的に妖力が落ちてるんじゃないの、と考えたんだろう。]
[個人的な用事もあるが、神社自体は損傷を受けてはいない。合間を見ては手伝いに来て、常連でにぎわうことが予想された営業再開の今日もまた、店にきていた]
――成さん、高いとこはやったげるよ。
上ったり下りたり面倒だろ。
[踏み台を使うあなたへと声をかけて、シンクの前の皿を手に取った。]
皿の置き位置変えた方が良いかもしれないね。
>>49 >>59水
[叩き付けられた衝撃で、取り落としていた意識がはたと戻る。ぶんぶんとかぶりを振ろうとして、どうにも狭いところにいろことに気付いた。よもやあの程度でまた死んだのか、などとろくでもない思考が巡ったものの、周囲から伝わる熱からして、どうにもそうではなさそうだ。それに尻尾には風が当たっている。もぞもぞと後ずさりするように這い出れば、自分が入っていた場所に気付いた。]
……頭から突っ込むのやめてくれる?
[そんな軽口を、大の字になったままの炎精に囁く。
あのゆきんこの泣き声と、清々しい言葉が続けば(>>63)、くるくると喉を鳴らすような笑み音を洩らして、]
アタシもスッキリした。
[なんて、炎精の胸の上に座ったまま。**]
>>74 >>75 >>79烏鼠
[扉が開いて、その向こうに見えた悪友の顔にも笑いかける。……四人が揃うのが、酷く久しぶりな気がした。この戦い自体が、ほんの数日の間だったにも関わらず]
戦いも、未来も、全部終わったと思ったけど。
……また、何か出来るかしらね。今度は、違う形で。
[そして、うながされ部屋へ入る]
>>狐>>猫
【神社・夕方】
[木々がざわめいていた神社の中をなんとなく歩いていた。今まで安定した場所も持たなかった。だがこの戦いで、彼にもいままでになかった気持ちが沸き始めていた。もっと誰かのことを、物事を、分かりたい。案外やろうと思えば自分も働けるものだとも分かった、疲れるから良くはないが、悪くもない。神社には世話になったし候補にしよう。そんなことを考えながらプラプラと歩き続ける。そして階段の方向で声が聞こえればそちらに向かうだろう。]
あれ、常盤サン……?どうしたんだろ?
[何か抱えている様子があるが何を抱えているかは見えてはいない。とりあえず駆け寄ろうと階段を下っていく。抱えられているものがあきらだと認識すれば]
あきら……!帰って来たんだ!怪我とか大丈夫か?
おれも戻ったぞ。
>>85烏
ええ、それも……大変だったみたいね。お疲れさま。
今度のは、負けないようなことにしましょ。
[こちらも肩をすくめながら、ちゃんと計画練りまくってね、なんて軽口を叩いたか]
>>89鼠
あっ、旅行いいわね?
どこがいいかなあ、立花ちゃんが一緒なら北の方?
[あなたの提案にパッと振り返って、ノリノリの顔で言い出す現代妖怪]
>>79烏 >>82歯 >>89鼠
[彼の軽口を真に受けた立花はパァと明るくなった。]
うん!立花ね、色々あったからちょこっと大人になったかもしれないの!
…その色々あった時に、心配かけたり、寂しくさせたりしちゃったなと思って。
それに……うん。
[言葉を紡げるほどだんだん声が小さくなるが、最後に1人で納得したのかそのまま部屋の奥に入る。]
うん!楽しい事、立花すごく好きだよ!皆でやるともっと楽しいね!
あー!旅行、楽しそう!立花、旅行あまり行けないから行きたいー!
[そう言うと沙霧(>>90歯)から自分の故郷を触れられると嬉しかったのか片手をあげぴょこぴょこする]
北の方だったら立花案内できるよー!
お母さんに教えてもらった、妖怪ごようたしの温泉とか!
>>95花
あら、頼もしいじゃない立花ちゃん。
なんだか大人になったっていうし?それだったらオススメの場所、案内して貰っちゃおうか……
[と。そこでふと一瞬考えるような間が空いて。あなたの方へ近寄り、囁くような声で問うた]
旅行さあ。
一平ちゃんいなくて、いいの?
>>93狐
[たんたんたんと軽快に降りた。振り返ったあなたを見れば。]
ひえっ、大丈夫かい?神社で手当てしねーとやべーって。
肩貸す。そっちも持ってやる。
[腕か肩かあなたを支えやすいほうを差し出す。]
>>94猫
だ、正真正銘のおれだよ!嘘じゃねーって!
[しおれている声に驚きつつも明るく返事をする。弱ってるあなたを見るのは不安だ。]
うわ……おまえ、こんなになるまで……。ごめんな、一緒に行くっていったのに。残していっちまって。おれこれだーってなると、ほかの事考えられなくて。
[手足の傷に気付けば、呟くように謝罪をした。]
>>91狐
[時間はある、という言葉には煮え切らない顔で頷いて。]
あるのはあるけど。今酒が飲みたくなっても、どこも売ってくんねーし。
この格好で肉屋行くと、えらいねーとかなんとかで飴よこすし。てか、なんか俺、セガレとか呼ばれてるし……
[と、現状への愚痴がこぼれた。商店街の皆さんには盛大な勘違いをされているのだが、気づいた様子はない。]
……シンクもだけど。お前の話。
小さいってーと違うか。細いってかなんていうか。
もともとシャンとはしてたけど……。
いやなんでもねーの。俺小さくなったなーって話だ。
[この話はやめやめとばかりに手を振って、箒を動かし出す。しばし沈黙が降りた。思えばあれから、顔を合わせてはいるものの、あまりまともに話したことはなかったように思う。話したいことはいろいろあったが、いざ顔をつきあわせてみると、頭の中で点は線を結んでくれない。]
……んー。
生き返ってさ、よかったか?
[結局、それだけ尋ねた]
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