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お米犬 タンガリザは魔王 ケテルに投票を委任しています。
月虹 アロラは死喰い人 ダートに投票を委任しています。
黒騎士団団長 アミーは魔王 ケテルに投票を委任しています。
悪魔の司教 リリ・リリトは魔王 ケテルに投票を委任しています。
魔王 ケテル は 射手 エステル に投票した。
エンフェルケスーカの渡り人 ナジ は 射手 エステル に投票した。
お米犬 タンガリザ は 射手 エステル に投票した。
召喚獣 チャペ は 射手 エステル に投票した。
戦士 アルシェス は 射手 エステル に投票した。
射手 エステル は 青年勇者 アイン に投票した。
青年勇者 アイン は 死喰い人 ダート に投票した。
死喰い人 ダート は 射手 エステル に投票した。
月虹 アロラ は 射手 エステル に投票した。
魔剣士 フリッツ は 射手 エステル に投票した。
信徒 レティーシア は 射手 エステル に投票した。
黒騎士団団長 アミー は 射手 エステル に投票した。
竜の子 ダリア は 射手 エステル に投票した。
悪魔の司教 リリ・リリト は 射手 エステル に投票した。
射手 エステル に 12人が投票した。
青年勇者 アイン に 1人が投票した。
死喰い人 ダート に 1人が投票した。
射手 エステル は村人達の手により処刑された。
信徒 レティーシア は、月虹 アロラ を占った。
戦士 アルシェス は、魔剣士 フリッツ を守っている。
次の日の朝、青年勇者 アイン が無残な姿で発見された。
《★占》 月虹 アロラ は 人間 のようだ。
現在の生存者は、魔王 ケテル、エンフェルケスーカの渡り人 ナジ、お米犬 タンガリザ、召喚獣 チャペ、戦士 アルシェス、死喰い人 ダート、月虹 アロラ、魔剣士 フリッツ、信徒 レティーシア、黒騎士団団長 アミー、竜の子 ダリア、悪魔の司教 リリ・リリト の 12 名。
/*
今日アイン君吊りでも間に合ったけど、下手すると殺しに掛からなくなるからなあ。今日アイン君吊りで予定を組んでる人がいないといい。
/*
うーん…。救済措置で、勇者側に何か渡した方が良いですか。
光の剣、ときのほこら(※たびのほこら)
ときのほこらかな。これで転送しますか。
――― カドゥタ村 魔狼騒ぎのあった頃 ―――
[猫はまだ岩場にいた。遠くの喧騒はニンゲンには聞こえない位置だ。闇と共に見開かれていく猫の瞳孔。
そこに現れたのは"勇者"アインだった。見回りでもしているのだろうか?]
ゆーしゃちゃん!
[猫はいつものようにアインの元に駆け寄る。]
一緒に、集会所まで戻ろう?
[そう言うと、アインの横に付いて歩き始める。
歩きながら、猫は昔を懐かしむように語り始める。]
ゆーしゃちゃん。チャペと出会った日のこと、覚えてる?
[旅立ちの日、勇者の御供の召喚獣として贈呈されたのがチャペだった。
本来ならばニンゲンに友好的な種族しか呼ばれるはずのない召喚の儀。それがどうして猫を呼び寄せたのかは、今となっては誰にも分からない。案外、魔導師が緊張していただとか、そんな単純な理由なのかも知れない。]
あれから、いろんなことがあったよね。
[召喚獣なのだから安全だ。国の者は誰一人として疑おうとしなかった。猫を呼び出した魔導師も、国王も含めてだ。
アインも猫を僕としてではなく、仲間として接してくれた。
猫にとって、これ以上に好都合な事はなかった。]
ウタリ村のみんなに応援されて、嬉しかった。
初めて戦った敵を簡単にやっつけちゃったゆーしゃちゃん、かっこよかった。
イペカム町で食べたお魚、とっても美味しかった。
食人植物退治はずいぶん苦労したよね。
嵐の後の虹を見て、一緒にはしゃいだりなんかもしたっけ。
泣いて、笑って、怒って、ほんと大変だよね。
[猫はちらりと横目でアインを見る。
猫をすっかりと信用している。少なくとも、チャペのことを敵だなんて思っちゃいない。
どうして? どうしてそんなにも不用心でいられるの? どうしてそこまでチャペを信用できるのさ?
今この手を伸ばせば、すぐにでもその命を刈り取る事ができるってのに。]
――――――今なら殺れる。
[魔獣としての狩猟本能が、そう叫ぶ。
何をやっているの。もっと警戒しなきゃダメだよ。ゆーしゃちゃんは、世界を背負う勇者なんでしょ!?
夜の闇に紛れて、四方八方からあの影が迫ってくる。
猫の震える手から、鋭い爪が顔を覗かせる。]
一緒に居られて、楽しかった。だから、さ……
[猫はちらりと横目でアインを見る。
猫には、アインがチャペをすっかりと信用しているように見えた。そうか、チャペのことを敵だなんて思っちゃいないんだ、この子は。
どうして? どうしてそんなにも不用心でいられるの? どうしてそこまでチャペを信用できるのさ?
今この手を伸ばせば、すぐにでもその命を刈り取る事ができるってのに。]
――――――今なら殺れる。
[魔獣としての狩猟本能が、そう叫ぶ。
何をやっているの。もっと警戒しなきゃダメだよ。ゆーしゃちゃんは、世界を背負う勇者なんでしょ!?
夜の闇に紛れて、四方八方からあの影が迫ってくる。
猫の震える手から、鋭い爪が顔を覗かせる。]
一緒に居られて、楽しかった。だから、さ……
[それから数刻が過ぎたか。
土が踏み乱されたその場には、口と前脚から血を滴らせた黒い獣一匹だけが立っていた。
アインは抵抗したか、それとも猫の正体を理解することなく逝ってしまったか。
それを知る者は、もうこの世には一匹しかいない。]
ゆーしゃちゃん。ごめんね。あなたがあの地を穢す姿だけは、チャペどーしても見たくなかったんだ。
[どうしてだろう?
泣きたいはずなのに、泣けないんだ。
ちっとも、悲しくなれないんだ。
やっぱり自分は、化け物だったんだね。]
[獣の姿が陽炎のように揺らめき、チャペの姿が浮き上がる。
それはせめてものたむけだった。チャペとして、送り出してやりたかった。]
バイバイ、"アイン"ちゃん。
[遺体を見つけられる訳にはいかない。魔王城へと影に運ばせておいた。『誰かさんへ、約束と違ってすまない。予定変更だ。』というメッセージと共に。
そしてその場には、2つの痕跡が残された事だろう。
1つめは、大きな獣が南東へ向かう足跡。
2つめは、いくつかの消し残しと思われる南西へ向かう足跡。
共通しているのは、どちらも陽動に過ぎないということだったが。
ハナから北行きを止める事など期待はしていない。ただ、少しでも動揺を広げることができれば幸いだ。猫はそう考えていた。]
[集会場へと戻った猫は、不思議に思う。
そこには誰もおらず、鍋だけがセットされていた。
まさか行方不明者が2人になっていると知れば、さすがの猫もたまげた事だろう。**]
/*
めっちゃ勿体ない。そして美味しい。
チャペ君のこのストーリーは中盤や終盤で輝いたり、持っていきようによっては勇者側に付く可能性十分あったよね。
泣けないのは、後で、辛すぎて泣けないっていう返しの可能性もありそう。
― 異空間エンフェルケスーカ ―
[エステルが独りになった隙に身柄を確保する。
知らぬ者にとっては神隠しに近いものだ。
注意を払っていれば足元に空いた亀裂に"落ちた"ことは見ることができただろう。
もし手を出し助けようとしていれば共に"落ちる"ことになったかもしれない。
亀裂の向こうに見える紫色の煌きは背筋を凍えさせる不気味さがあっただろう。
"エンフェルケスーカ"へと落ちたエステルは神殿に捕らえていた。
秘宝を回収し用済みとなったが、
秘宝と共に在ったことでどの様な変化があるのかは気になるところである。
現在は空間の歪を枷として手首足首を束縛され、
中空に浮いた状態となっている]
/*
魔軍さんサイドと、早く時間軸合せなきゃ…。
死ねない…!(使命感)
暇に任せて、何処かに暴投するか。
着実に死亡フラグを積んでいくか。
読みこめていないログを読んでくるべきか。
[ログを読みましょう]
さ、て――
[人間達は互いに互いの足を引っ張りあっていることだろう。
盗賊ギルドを使い混乱を招く必要性は薄かろう。
であれば後は勇者候補の動向を監視することとしよう。
何、血の気の盛んな魔軍の者が後は勝手に動くだろう。
"ナジは"エンフェルケスーカからカドゥタ村へと渡った*]
魔王 ケテルは、お米犬 タンガリザ を投票先に選びました。
― カドゥタ村 ―
[逃げ出す老人たちの方へ早足で行けば、荷馬車の中に入っていくダリア>>2:267とフリッツ>>2:268の背中が目に入る。
近づけばむせかえるほどの血臭に気付き、夫婦の遺体と魔狼の亡骸に気付いた。
迎撃を終えた後なのだろうと思い、夫婦にお祈りを捧げる。
中からでて来た2人が手にしていた錫杖>>0:394>>0:396を見て、眉をしかめる。
今持つ錫杖よりもずっと上等な稀少級の品だが、何かがヘンだと思う。
細工して>>2:188あるせいか、詳細はよく分からない。
集会所から出て来た顔ぶれ>>9にアインの姿はない。
魔狼の件もあり、ばらばらに手分けして村の様子を見回る。]
[再び集まった中に、アインとエステルの姿は無かった。
今度は2、3人で行動して村の中を探す。
その中には助力を願った村人の姿もあっただろう。
残された痕跡>>6に悪い想像が浮かぶ。
怯えた村人たちは、徐々に不審を募らせる。
勇者一行が居るからこんなことになる、と誰かが言った。
そうだ、と呼応するように誰かが言った。
ざわめく不穏な空気に、レティーシアはため息をついた。]
…困ったわね。
早めにこの村を出た方がいいかも知れないわ。
[元より旅人の身分だ。
そのことに抵抗は無かったが、
村人の反応は当然とはいえ、少しかなしい。
世界に必要とされているはずの勇者なのに。
人は勇者を必要としない事もある。]
―― 時間は少し遡り、魔王城にて ――
[ (>>240>>245)魔王の言葉に、リリ・リリトは謀る事無く頷く。
そして、お前の好きに使え、という言葉に、リリ・リリトは再び頷いて
如何なる身振りが行われたのだろうか。
言葉を使えぬ自身の境遇になれたのか、身振りの業が熟達したか
或は、筆談、ないしは魔王の洞察力の賜物か
リリ・リリトが求めた"人類に対する恐怖"に対して
魔王はその求めに応じて(>>249)、陽炎のようにゆらめく人形を
竜に乗せた。それは魔王そのものを体現したかのような――
少なくとも人類、或は弱き者達にはそう映るであろう。
さながら、世界の崩壊を告げる笛の音の如く咆哮を響かせ
邪竜は空を悠々と駆けてゆく。その背には魔王の闇と、悪魔司教を乗せて。 ]
[ 魔王の闇は"仕上がった"はじまりの国に悪魔司教と共に辿り着く。
そして、広場の勇者像は闇の剣の一閃によって砕かれ
そして、広がる瘴気は、周辺を瘴気によって変質させた。
周囲にいた者達はどうなっただろうか。
風を一陣受けただけで腐り落ちたかもしれない。
その姿を眼に納めただけで強力な呪いによって死したかもしれない。
リリ・リリトには王を探す目的があった故
周囲の様子に関しては報告が上がってくるまで知る事は無いだろう。 ]
―― 王族の隠れ家 ――
[ リリ・リリトが王の首級を前に佇んでいる。
魔王からは、どのような扱いをしてもよい、との沙汰があったが
いざ目前にするとどのように使ったものかと思案どころである。
そうこうしているうちに、黒騎士団が王城に入ったとの知らせ
そして団長からの使い魔が、適当なアンデッドを用立てて欲しい(>>2:211)、と
何をするつもりなのか、それを聞けば悪魔司教は手を打つ。
玉座の守をするのであれば、今目前に転がっている死体
そして玉座の守を守護させるには、王室近衛騎士団こそが相応しい
死者の蘇生は速やかに終わる。
王は統治能力を持つだけの一般人であったが故、能力には少々下駄を履かせたそれに加え、王家の宝物庫の残り物で装備を固めたが故一端の戦士程度の働きは期待できるだろう。
画して、はじまりの国の王は屍者となって、
再びその身を玉座に納めるのだった。
己が首級を脇に抱え、そこに冠を受けたその様は、さぞ愉快だろう ]
― カドゥタ村 岩場近く ―
[>>14 >>15 >>10
アルシェスの言う通り、周囲に彼らの姿はない。
得られた情報は足跡だけだった。
フリッツの視線は彼の懸念の現れか。案の定、駆け出すアルシェスの腕を掴んで引き止める。]
食事時に手練二人が行方不明。
残されたのはある意味あからさまとも言える足跡。
追っていった先に彼らが居るとは限らない。
彼等を"さらった"連中は別方向に離脱して、二方向に分断した後、待ち伏せでカタをつけるのかもしれない。
なにしろ、アインとエステルをこうも見事にさらう連中だぞ?
[彼に語りかけるが興奮状態の彼に言葉は届くだろうか*]
/*
焦りすぎたかなー。
「助けてくださった御礼に」とか言って村人(に化けた兵士)から進呈させるのがベストだった。
なんか由緒書でもつけておけばよかった!
後から色々思いつくのよなー
落ち着いて、アルちゃん。
[猫はアルシェスの肩を安心させるようにぽんぽんと叩いてみる。]
焦ったって、仕方がないよ。本当に2人を助けたいのなら、目の前の手掛かりを見逃さないことが先決だよ。じっくりと目を凝らせば、他に何か分かることがあるかも知れないし、さ。
[暖かみのある、優しい声。人心乱されていれば、つい心を許してしまいそうなほどに危うい声。
もしこれがアインであれば、彼女を本当によく知るものであれば、気が付いただろうか。猫はこれほど冷静で居られる様な性格ではないはずだということに。
疑問に思ったとてすぐに忘れてしまうそうな僅かな綻び。それは甘い蜜に覆い隠されていた。]
――――――辛い現実に差し込む一筋の光
―――――それが偽りの光なら、あなたは拒絶することができる?
――――真実を、見極められる?
[猫の内なる囁きは、何人にも気取らせない。]
で、でも……。
[アロラ>>28の言葉に反論しようとするけれど、それは居ても立っても居られないという感情からのもの。
言葉が見つからずにいれば、フリッツからも声を掛けられる>>30]
それは……。そんなの、当たり前じゃないか!!
[アインは勇者だ。共に旅をして、その確信は一層強くなった。
そんな思いを込めて断言した所に、優しく肩を叩かれ、温かな言葉を掛けられた>>31]
チャペ……。
[彼女を見、目元に浮いた涙を拭う]
そう、だよね。ありがとう。
……チャペは、頼もしいね。
[仲間が急に行方不明になって、彼女も心配だろうに。
その冷静さに少年が違和感を持つことはなく、ただ、チャペが自分を落ち着けるためだと勝手に解釈した*]
[――魔狼騒ぎの後。アルシェスという青年と同行していた、鎧の青年と女性がいなくなっていることが発覚し。村人達に続いて、勇者一行にも動揺が走ることになった。
それは少女も例外ではなかった。鎧の青年がかつて探していたアインという青年なら尚更のこと。けれども、何とか周辺の捜索を名乗り出たのは、『ダリアに出来ることをすればいい』という言葉ゆえか。]
― カドゥタ村・岩場近く ―
――も、戻りました
[皆が集まっている岩場近くに、竜を伴って現れる。
羽ばたきがわずかな風を巻き起こしたか。
――集会場からこちらを覗いていた老人は大層驚いていたが、少女は一瞥するだけ。たとえ彼らに、いつかのように化け物と罵られたとしても、竜という力を使い皆を少しでも助けることが今の少女にとっての全てだった。]
あたりには、それらしい影は見当たりません、でした
空からだから、見落としは……あるかもしれないけれど
[竜に地を踏ませ、少女もまた大地に降りる。
残されていた僅かな手がかり>>6を探ってみたその報告は、既に『次』の議題に移っていた彼らにとって、あまり意味のないものだったかもしれないが。
鎧の青年を慕っていたアルシェスは大丈夫だろうかと見やれば、――やはり動揺は少なくないらしい>>34様子に、視線を伏せた。]
― カドゥタ村・岩場近く ―
――も、戻りました
[皆が集まっている岩場近くに、竜を伴って現れる。
羽ばたきがわずかな風を巻き起こしたか。
――集会場からこちらを覗いていた老人は大層驚いていたが、少女は一瞥するだけ。たとえ彼らに、いつかのように化け物と罵られたとしても、竜という力を使い皆を少しでも助けることが今の少女にとっての全てだった。]
あたりには、それらしい影は見当たりません、でした
空からだから、見落としは……あるかもしれないけれど
[竜に地を踏ませ、少女もまた大地に降りる。
残されていた僅かな手がかり>>6を探ってみたその報告は、既に『次』の議題に移っていた彼らにとって、あまり意味のないものだったかもしれないが。
鎧の青年を慕っていたアルシェスは大丈夫だろうかと見やれば、――やはり動揺は少なくないらしい>>34様子に、視線を伏せた。*]
若者が村を出て、不安な事もあるでしょう。
私たちは、カドゥタ村を困らせたくて、
ここに身を寄せたわけではありません。
ですから…
お望みなら、明日にでもここを出ましょう。
そう、村長に伝えてください。
[共にいた村人にそう伝えれば、足早に村長の家へと向かう。
その背中を見送って、周囲を見回す。
彼らはどこに行ったのだろうか。
痕跡の残る場所に、今も居るだろうか。
岩場へと足を向ける。]
― はじまりの国・玉座の間 ―
[リリは此方の意図を察してくれたらしい。
自らの首を脇に抱えたままで玉座に座る首無しの遺体。
そう、御伽噺のデュラハンと化した王がそこに居た。
王室近衛騎士団の守護も得られればますます常人には玉座の間へは到着できないであろう。
そして、反魂薬が到着すれば。
どうしたものかと思案して。
――再び笑みを浮かべると別の遊びを思いついたのだった。]
─大鴉の背の上で─
[悪魔司教は無事にはじまりの国を落とし、アミーも順調に進んだ模様だ。カドゥタには使い魔のみを残し、ダートも予定の村々を襲い終えた。
カドゥタに向かい、地上の様子を眺めながら空を飛ぶ。]
おお、やっておるなぁ。
[早々に作戦の効果が出たようで、難民と思しき人々の喧騒が聞こえる。村を逃げ出す時僅かながら持ち出した糧食をめぐり争っているのだ。]
そこは右に避け、牽制をうてば左が……
あぁっ、じれったいのぅ。
[難民の一方に肩入れし、観戦する事にしたがいささか退屈だった。いっそ己が手で葬り去ってしまいたい。]
[とはいえダートも、難民があふれればあふれるほど混乱にまみれるのも理解しており、手出しはしない。]
早々に片がつくのはよいが……
[ダートは眉をひそめる。]
皆滅ぼしてしまったら、誰の血を吸ってやろうの。
[その頃には血に飽くのだろうか。
それとも、魔物達を襲うのだろうか。その魔物達も滅ぼし、魔王も滅ぼしたら、世界はダートと神達だけになる。
ダートの眉間には深いしわが寄った。]
[少し考え、使い魔に命じる。]
≪この屍を工房に持ち込め。
兵士として孵化した暁には城門の守兵とせよ。≫
[兵士達が屍を辱めるかもしれぬが、ダートの知った事ではない。破片になろうとも、肉体さえ残っていれば兵士には仕立てられるのだから。]
[カドゥタ村にいる使い魔にはチャペへの伝言を命ずる。]
≪これは俺の捕捉していない勇者だ。
でかしたな。
こやつは魔王城の門兵にしてやる事にした。
仲間どもが目にする時が楽しみだなぁ?≫
[はたして、そこまでたどり着けるのかは定かではないが。]
≪約束破りを気にするならば、
アロラの方をきちんと見張るがいい。≫*
[闇の虚ろが訪れ>>261
その恐怖で人々が死んだと聞けば、遺体に反魂薬を与えて行く。
そして、蘇った死者たちを玉座の間へと招き入れるのだった。]
さあ、貴方達。
準備なさい。
[生き残った宮廷音楽家。
アミーに強引に連れてこられた彼らが奏でるのは舞踏曲。
そして死者たちは音楽に合わせて玉座の間で踊りだす。
死の舞踏――ダンス・マカブル。]
この国から旅立って行った人たちもまた戻ってくればいいのにね。
そしてこの光景を見ると良いわ……
[それでもまだ魔王に逆らおうと言う気は出るのだろうか。
彼女はそんな事を思いながら一人笑う。]
そう……ですね
すぐに、昨日みたいなのがたくさん襲ってくるとかは
[ないと思う、と告げて。
レティーシアを探しに行ったらしいフリッツを見送る>>43。]
できなくはない……と思います
[青年の呟き>>46に、一つ頷く。
釣られるようにして痕跡へ視線を寄せて、竜を撫でる。]
ただ、どちらもばらばらの方向に向かっているから
あとでみんなと合流することを考えるなら
『追える』のは、どちらかひとつ、かもしれません
[何かを捜索しながらの飛行となれば、いつものような速度で疾るわけにもいかないだろう。彼がどうするのか――アイン達は無事なのか。
アロラの言うように>>52、『いない』のは別の理由がある可能性もある。
だが、今はとにかく。
少女は自身に答えられるだけのことを、アルシェスに伝えた。]
[どこへ向かうべきか。猫の答えは最初から決まっていた。ゆっくりと口を開く。]
みんなの好きにすれば良いと思う。
あの2人、弱くはなかったもん。それなのに、こうも真正面から連れ去られちゃったんだから、小細工は通じないよ。
[その気になれば、いつでも手にかけることができる。そう暗に警告する。]
チャペ、一人で行こうと、集団で行こうと、危険は変わらないと思うな。
それなら、自分が後悔しない道を選ぼうよ。
[竜の姿に少々圧倒されながら猫は自分の結論を。]
チャペは北へ行くつもりだよ。でも、できる事だけはやってから行きたいと思うんだ。
/*
『誰かさんへ、約束と違ってすまない。予定変更だ。』
一瞬、魔王宛てだったらどうしようと考え込んでしまっていたよ。魔王を殺す為に勇者を育てる的な。あり得ない、とは思ったけれども。
[アロラから掛けられたのは、こちらの背を押すような言葉>>53。
彼女に頷いた後、ダリアと竜の方を見る]
本当?
[出来なくはないという言葉に瞬き、続く言葉には]
そっか……それなら。
[少し考えた後告げたのは、偶然にもはじまりの国がある方角と同じ方だった。
根拠を問われても、勘、としかいいようのないものだけれど]
神樹……があるのも、こっちの方だと言っていたよね。
呼ばれてる、というと大袈裟だけど、もしかしたらアインやエステルを、守ってくれてるかもしれない、なんて。
[縋るしかないほんのちっぽけな希望を口にし、弱々しく微笑んだ]
[魔軍兵士、もしくは使い魔から連絡や報を聞いたのであれば、それで良しとするだろうか。魔王は勇者アンジェの亡骸にもまた、逢う事は無かったのだから。*]
―― 工房 ――
[其処には、幾つもの球体、或いは培養ポッドがあった。
闇の中浮かぶ様にか…(人工や魔法の光が辺りを照らすなら、明るくもあるだろうが。)]
[魔王が“搬入”の様子を見る事はあまり無いだろう。
時に、この「工房」へ訪れる事はあったとしてもだ。]
― カドゥタ村 ―
[エンフェルケスーカからカドゥタ村へ。
移動は迅速に行われる。
この町は若人に見捨てられた老人しか残ってはいない。
その中でも若い集団が居れば目立つものだ。
自分はエステルを攫ったが、もう一人居なくなっているようであった。
"ナジ"は首を傾げる。
自分の他に手を出した者がいるのだろうか]
まぁ、良い――
["ナジ"はそのままひっそりと勇者候補たちの動向を伺っている。
付かず離れずと言った視認可能な距離である。
尤も、盗賊の業を使っているとは言え鋭い者ならば感知することはできるだろう]
[神樹というものがそれ程までの力を持つものかは分からない。
そもそも実在も不確定なものではある。
だが、そこに希望を語ることは――そう、きっと祈りと同じなのだ。]
後悔……
[自身は後悔しない道を歩んできただろうか。
それを結論付けられるほど、まだ何かを為していない。
――ただ少なくとも。
自分の、自分達の力を頼ってくれる誰かがいるのなら。]
― カドゥタ村 森林 ―
[人を探しに行くと言うのは、あの場を離れる方便だった。
岩場から更に村を外れた森林地帯までやってくると、
そのままどさりと腰を下ろす]
――――――――…。
[頭を押さえながら空を仰ぐ。既に夜の闇が広がっていたか。
空腹だった。眩暈がするほどに。
通常の食事で満たされる飢えでないことはよく分かっている。
あの場で殺した魔狼。
人の眼さえなければそのまま喰らってやったのに、と。
右手が疼く。
天命を果たせよと。力を満たせよと。魔を取り込めと。
既に後戻り出来ないのは分かっていた。する心算も無かった。
己が何者であろうとも良い。"目的"を果たすことが叶えば良い。
男はやがて、ふらりと立ち上がる]
[右手の呪印が反応する。
細工は最早関係ない。これが魔の物だと認識している。
にも拘らず、だからこそ、理解した上でそれを手に取った]
《―――――――…》
[闇を取り込む詠唱に迷いなどない。
右手全体に呪印が広がった後、ずるりと五指は輪郭を失って。
禍々しさを露にした錫杖が、身体へそのまま溶け込んでいく。
そして完全に取り込み終わると、
ふつりと糸が切れた様にその場に尻餅を付いた]
…………………。
[あからさまな身体の異変は今のところはない。
飢えは満たされた気はするが、不愉快さが募る。
ただ、思った程の抵抗は無かった。
既にとっくの昔に、自分は狂っていたのだろう*]
[>>66アロラが気づくまで"ナジ"はその場に佇んでいた。
そうして気づき視線を向ければまるで誘うように暗がりへと消えていく。
手招きをするかのように紫色の外套を翻し、
アロラが追いつけるようにと距離を保ちながらである。
>>68別の存在が探していたようであるがその様に気づくことはできただろうか。
いずれにせよ、魔術師組合の連絡員と名乗った者はゆらりと動いていた]
[>>75呼び止められれば振り返る。
少しばかり仲間とは離れた位置であったろうか]
ゴルガンダでお会いした以来ですね
ご無事で何よりです
["ナジ"は紫色の外套を羽織ったまま首を垂れる。
頭をあげれば外套の奥にある切れ長の瞳が細まった]
こんなところで滞在していては危ないですよ
早く逃げた方がいい
[至極全うな話を持ち掛ければ、問いかけの答えを求めるかのように小首を傾げた]
じゃあ、私のこれもわがままです
私……私達だって、ひとりはいや
だから――かならずいっしょに帰りましょう、アルシェスさん
[そう言った少女は、僅かに悪戯めいた笑みを浮かべただろうか。
――彼の覚悟の程は知っている。あの夜から、何度もアインに対する想いを聞いてきた。それでも、少女は譲ることはなく。
或いは。勇者と魔王の物語を聞いた時のように。
もしくはずっと前から知っていたような、寂しい物語を嫌って。]
…………? アロラさん……?
[そして。アロラが動き出したのは>>75いつの頃合か。
竜は気付けど少女は気付くことはできず。
チャペやタンガリザの答を待つ。**]
/*
わっふるは。わっふるは。(血涙)
父さんの嘘つき。赤黒い桃源郷なんて、無かったんだ。(錯乱)
ふぅ。
本当に狂ったのかな?正気に見えるけれども。
ダート君に少し任せてみようかな。
……。
あの地獄を生き延びる事ができたのは運が良い……いや、間一髪事前に逃れる事ができたのかな?
身内に失踪者が出てしまっている。
手を貸していただければ嬉しいのだが。
[あの場に居た男がこの状況で此処に居る。
同時に失踪事件も発生している。
胡散臭いとも言える状況だが魔術師ギルドという男の所属元は確たる証拠もなく手をだすには強大すぎる。
敵が増えてしまえば、旅は更に困難なものとなってしまう。協力を求める形で言葉を返した。]
[猫には分かっていた。恐らく、この者達と刃を交えるのはもう避けられないだろうと。
ならば、こちらの味方は一人でも多いほうが良い。ニンゲンの中で信を得られそうな者といえば、それは明白だ。]
チャペも、アルちゃんと一緒に行くよ。一緒に旅をしてきた仲間として、ここで降りる訳にはいかないんだ。
だけど落ち合うつもりなら、お互いに待っていちゃ野垂れ死ぬだけ。
魔王城がある岩山の麓。その場所に辿り着くまでには絶対に合流すること。それに間に合いそうになきゃ、チャペは途中でも北に向かうからね。
[チャペはアルシェスに笑いかける。]
/*
タンガリザと旅をすれば思い切り嫌悪フラグ立てる予定。
魔王があらかた世界を征服すれば、米犬みたいな立場に落ちるのは人間。
怠惰で強欲、力も無く種族は滅亡間近。
人間の末路を先取りして見せつけられているような――って事で本能的な嫌悪感が。
[猫は獣だ。ニンゲンとは比にならないほどに、感覚は研ぎ澄まされている。
もちろんあの不気味なギルド長が来ている事には感づいていたが、無視していた。
あいつが何を企んでいようと、知ったことではない。
それがエステルを連れ去った張本人であることにまでは、こちらもまた気が付いていなかったが。]
[魔と狂気に溺れゆく呪いの錫杖>>0:394>>0:396は。
そのままの通りだ。
人の道徳を喪い、冒瀆と背徳と退廃と。
人からすれば不健全極まる行為ですら、狎褻を自ら望み、獣の様な接合を求まんとす。]
[美しければ美しいもの程、明るきものであれば明るきものである程、穢したくもなろう。汚辱をと。]
[禍々しき瘴気を取り込み、裡より魔に染まれば、触れる物すら侵さん。]
[人を道を冒瀆すれば悦びが走る。
魔へと近づき続ける度に、絶え間なき快楽となろう。]
[魔王が籠めた闇と魔は、人を堕落させ、魔に帰順…否、魔そのものへと変貌させらんとするモノ。]
ええ、事前にゴルガンダは脱しておりましたので……
そうですか……あの戦いでの行方不明者は多いと聞きます
望みは薄いでしょうが私で良ければお手伝いいたしましょう
[>>78「町での戦闘で行方不明になったのだろう」
そういう話と理解したとして返答をする。
その上で行方不明となった者は望み薄だと告げ、
協力をすることを約束するのであった]
そうか。
あの街のギルド関係者は生存も望めないだろうな。
地獄絵図だった。
ああ――勘違いさせてしまったか。
この場……この村で行方不明になってしまった。
しかも2名だ。ここ数十分で怪しい人物の出入りは無いか、魔術が行使された気配は無いか教えて欲しい。
[言葉が誤解されたと理解すれば、改めて言葉を向けた*]
[>>85アロラの言葉に"ナジ"は瞼を瞬かせて魅せた。
紫色の外套の奥、唯一見える眼の動きで驚いた風に魅せるのだ]
この村で、ですか……暫しお待ちを
["ナジ"の器の元である"ナージェスター"は闇魔術を扱えた。
瞼を閉じて空に印を描き、魔術を発動させる。
扱うのは共通魔術の魔力探査だ。
魔術を使えば魔力の残滓が残る。
5分程集中して探した後、"ナジ"は小さく首を横に振った]
魔術を扱った形跡はないようです
[瞼を開き、アロラを見据える。
魔術以外の技が行使されたと伝えた*]
/*
魔王さまからのプレッシャーが…!(ざわざわ)
凄いやばいもの取り込んだ感しかありませんね。
ただ死に急いだだけt(ごほんごほん
グロは臨界点振り切れるのですが、
中の人のスキル的な問題でエロは…。
ほら、お色気は綺麗所がやったらいいんじゃないかな…。
[そう言った事情で、杖とるの躊躇してた]
でも放置は勿体なかったですしねー。
他に拾えそうな人間が居なかった。
狂っても良さそうなのが私しかいなかった。
[ちなみに出入りの方には最初から首を横に振っていた。
馬車や逃げる人などもいれば出入りも多くなる。
その中からピンポイントで抜き出す魔術は持ち合わせていないと告げた]
/*
バッドエンドは間違いないんだけど、
割と綺麗な方向にいこうとしてしまうのが不味いのかな。
まあ、想定したエンド前に
多分あっけなく死ぬと思ってるんですけどね!
早く魔軍兵士になりたい。
そう。この村でだ。
あなたも早々に立ち去った方が良いかもしれない。
……そうか。
ありがとう。
私はアロラ。
任務に支障が無いのであれば、あなたの名前を教えて欲しい。
[加害者側の欺瞞行動なのか
第三者の善意からくるものなのか。
判別はしづらいが彼の行為に対して謝意を示す。
彼の名も知らない事に気付けば簡素に名を名乗った。]*
そう。この村でだ。
あなたも早々に立ち去った方が良いかもしれない。
……そうか。
ありがとう。
私はアロラ。
任務に支障が無いのであれば、あなたの名前を教えて欲しい。
[加害者側の欺瞞行動なのか
第三者の善意からくるものなのか。
判別はしづらいが彼の行為に対して謝意を示す。
彼の名も知らない事に気付けば簡素に名を名乗った*]
/*
どうしよう、どうしよう。
多分、魔王さまの想定と違う方向に突き進みそう。
駄目かなー。怒られるかなー。
えへへー。(誤魔化そうとしてみる
/*
いっそ想定ルートを切り捨てて、修羅に走るか…。
大変、悩ましい。
…それはそれで美味しい気がしてきた(単純な人間)
まあ、ダートさんの御返事見て考えよう。
ええ、そうさせて頂きますよ
[アロラの申し出に"ナジ"は頷きを一つ返した]
アロラ様、でございますね
何処かで聞いた記憶が……いえ、詮索は止しましょうか
私は"ナジ"という名前で任務についております
後は顔も見せぬこの姿でお察し頂ければと
["ナジ"という名前がコードネームであるということ。
そして組合の連絡員という仕事上監査の役目を追うこともある。
素顔を晒すことも真名を告げることも命取りになる。
自分だけではなく、家族も含めてという意味を含めて伝える。
尤も、そんなものはありはしないのではあるが]
そうだ、これを渡しておきましょう
先にお聞かせした港町ベイルーン
その最新鋭の艦船に搭乗できるよう計らってくれるでしょう
必要でしょう?
……"アロラ様"
[にこりと穏やかに、目を細める。
その仕草もまた、誰かを騙すための盗賊の技であった。
そうして魔術師組合の印章を差し出した*]
─玉座の間─
[魔王への拝謁は許可された。
布を被せた勇者アインの屍を車に乗せ、それを兵士に引かせながら玉座の間に入る。
魔王へはひょこりと頭をたれた。]
ご報告に上がりました。
これなるは勇者アインの屍。
獣人チャペめが仕留めましてございます。
[布を払い、眠る勇者の姿をさらした。]
我が軍の兵士にしたて、
城の守兵にしてやろうと思っておりまするが、
魔王様におかれましてはいかがでありましょう。
[首を傾げ、彼の意をうかがう。]
また、拝領しました錫杖につきましては、
勇者の従者、フリッツと呼ばれる魔剣士の手に渡りました。
[既に使い魔から錫杖の顛末は聞いていた。
錫杖の魅力にかかればいかな人間も錫杖から離れられなくなるとふんでいたが──少々侮ったようだ。]
奴めはこの私めを恨んでおりますゆえ、
いずれこの北部へとやってまいりましょう。
はたして──どこまで人であり続けられるか。
どこまで仲間と共に進めるでしょうなぁ。
[歪んだ笑みをカドゥタ村の方へ向けた。]*
ナジ……。
承知した。
[お互いに詮索はしない。
彼もそんな態度を示せば、身元に関してはこちらもそれ以上踏み込む態度を見せない。]
印章? それを私に?
ありがたい……恩に着る。
なぜ、旅の者にここまで……。
よければ、仲間にあなたを紹介をしたいのだが。
[然し、何故ここまで良くしてくれるのか。
袖触れ合うも他生の縁と言うには多少過ぎたものにも思えてしまう。"情けは人の為ならず"そういう事かと思ってしまうが――他人の目から見る彼への印象を聞いてみたくもある。同時に自分が斃れた後も彼の援助が他の者へ行く事を期待して……理解してはいるが彼の任務の性質を考えれば極めて間の抜けた提案をした*]
[誰もいなくなった集会場でむくっと起き上がり、荷物を持つと裏口からこそこそと出る。向かった先は井戸の方、ジョボジョボとドラッグ交じりの水を井戸に入れると合流するため岩場に向かう]
理由を挙げるとすれば貴方が火消し屋、だからでしょう
この様になれば各地の勢力が問題とするのは魔王ですからね
アロラ様に届く依頼も直にそれ一色となりましょう
[>>95その時には役立つこともあるかもしれない。
これは先行投資だと告げた。
尤もにも聞こえるよう、しわがれた声は揺れることはない]
紹介はご遠慮させていただきます
ふふ、私は勇者になれぬ身であります故
ただお話は通していただいて構いませんよ
もしも、の時には別の方と接触するかもしれませんしね
[そう告げれば首を垂れた]
他にご用件がなければ私はこれにて……
ご武運をお祈りしておりますよ
[他に話がなければ"ナジ"はそのまま姿を消そうとするだろう]
なるほど。
火消しの行動範囲を広げるためか。
[得体のしれぬ善意よりも明確なギブアンドテイクの方が納得できる。策とも知らず、心の中でナジへの疑念が徐々にだが晴れてゆく。]
そうか……そうだな。
間の抜けた提案だった。すまない。
語られる事のない影の勇者の活躍も大きい。
あなた達のような人がいなれけば我々の旅も早々に終焉を迎えていただろう。
……私も旅の無事を祈っている。
[こうして彼が援助した者は何人志半ばで命を失ったのだろうか、実を結ばぬ援助も多々あっただろうと想像するが、さらり自然に言葉を紡ぎ彼の背を見送るだろう*]
/*
裏でフリッツまじ空気読めねえぜ、今日襲撃しようぜ、的な会話が為されていたとしても、私は全く驚かない(挨拶)
昨日の独り言、私の怯え方がリアルに伝わって来ますね。
も、もう、ゴールしても、良いかな…。
しかし更新もうすぐだし、どうしましょうね。
真面目に私でも別に良いんですが。
― カドゥタ村 →岩場近く ―
[土が踏み荒らされ、血痕の残る地>>5へと歩きながら、思考を巡らせる。
大きな異変として挙げられるのは3点。
岩場近くに残る大きな獣の痕跡>>6。
村の入り口近くで襲われた荷馬車>>2:222。
そして、姿を消したアインとエステル。
荷馬車を襲ったフリッツ・ダリアが遭遇した魔狼と、
アインとエステルが居なくなった原因は近いかもしれないが、同一犯ではないだろう。
フリッツとダリアが倒せる魔物に、彼ら2人がやられるはずは無い。
そもそも、殺されたなら遺体を持ち帰る理由は。…あった。]
屍兵…。
[ゴルガンタで見た奇妙な兵の姿を思い出す。
ロワール村で会った異形も、遺体を持ち去っていた。
ならば。]
死んでる可能性は高いわね。
[淡々と呟く言葉に温度は無い。
人の死に対してなにかを感じることが出来なくなりつつある。
その理由が何か、まだ気付く事はない。*]
[岩場に到着すると何食わぬ顔でその輪に入る。]
???
あれ?何かあったんすか?
[見るとどうも勇者とエステルが行方不明らしい。なんだか恐そうな竜がいて北へ行くとのこと]
オイラももちろん一緒にいくっすよ。仲間っすからね。
フリッツ。
[思考の海を彷徨っていた意識は欠けられた声に浮上する。
近づくほどに、魔と血の匂いが濃く感じられてふと見上げる。
先ほど荷馬車で魔狼を倒した名残だろうか?
少し疑問に思うが、それには触れない。]
…その方がいいわね。
村の人たちも怯えてたわ。
出て行けって言われる前に出て行く方が、
いいかもしれないわね。
[黙ってその背を追って歩く。
岩場が近づけば、軽く手を振っただろう。*]
― 港町ベイルーン ―
["ナジ"はアロラの前から姿を消すとエンフェルケスーカを通じてベイルーンへと赴いた。
港町ベイルーンは然程大きな港を有していない。
漁村よりは大きいが大きな貿易船や軍艦が停泊する程ではない。
中型程度の船が中継地として使う港町という印象だろう。
そのお陰か今まで襲撃されることはなかったのだ。
そのベイルーン近郊にある切り立った崖。
その内部をくり抜いて作られた造船施設がある。
盗賊ギルドが扇動し魔術師組合が総力を決して作成した最新鋭艦。
魔王の咽喉元へと切先を突き付けんと造船された艦は、
その実勇者候補たちをまとめて葬らんとする策謀により成っていた。
今、各国から勇者候補と目される者がぽつりぽつりと現れだしていただろうか]
― カドゥタ村 岩場近く ―
[考えを纏めて岩場へ行けば、
しばし話していた内容を聞いて、腕を組む。]
…。カドゥタ村の人たちが不安がっていたわ。
この村が危機にあったのは、勇者が来たからだ、って。
あの様子だと、明日にでも出て行けって、言われると思うわ。
[深く息を吸い込み、言葉を口にする。]
襲われた荷馬車と、血痕と争った痕。
土の抉れ方から何らかの獣と見ていいと思うわ。
けれど、この二つは同一犯ではないわね。
勇者アインとエステルさんは、
ダリアたちの倒した魔狼に負ける人ではないでしょう?
でも、完全に別件とも思えない。
…裏にもうひとつ、彼らを襲ったものがいるわ。
[アルシェス、チャペの顔を順番に見る。
その場にタンガリザがいたなら、彼の顔も。
見つめるのは、その目に動揺がないか確認する為だ。
特にアロラが気にしていたのはタンガリザか。
獣。彼でも偽装は可能であるだろう。
ロワール村の様に、別に黒幕がいるのなら。]
ロワール村で魔軍に会ったことがあるの。
そいつは、虐殺の限りを尽くし、死体を奪っていった。
…ゴルガンタで戦っていたものと繋がるものがあるわ。
私は北、魔王城へ行こうと思う。
…果たさなければならないことも、あるしね。
[小さく肩をすくめて小さく笑むが、目は笑っていないだろう。*]
さぁて、あの者は来るであろうかな?
[>>100礼と旅の無事を祈られたが、
"ナージェスター"から奪った記憶が正しければ
そうしたことはよくよくあることなのだ。
故にそうして後援をする者に牙剥かれた時、
その時にどのような顔を見せてくれるのか楽しみで仕方がなかった。
後援は後援らしく頭を低く、味気なく分かれたが――]
着てくれなければ無駄になりますねぇ
[国費も出させたし、魔術師組合の金も使った。
浪費させたのだから財政を逼迫はさせたがドラゴンに乗れることを"ナジ"は知らないのである]
おいら鼻がいいっすから勇者さんの足取り追うなら一匹でもいいっすよ?
場所とかわかるっすか?
[このときはまだ勇者がすでに葬られていることなんて考えもつかなかった。
ふつうに見つけてあわよくば信用されて水を飲ませるだけ。ならそれもいいかと思う。]
― カドゥタ村 岩場近く ―
助け舟だ。
魔術師ギルドの船に乗れるぞ。
[困難に直面した所に助け舟をだす形で陥れて完全に叩き沈める。新造艦という大きな餌を使った策とは未だ感じ取れず――皆の元へ戻れば、船の通行証代わりとなる魔術師ギルドの印章をひらりと振った。]
定員オーバーか?
なら、我々と共にくるか?
単独で追うなら止めはしないが。
[会話の流れを見ればフリッツへを見詰めるタンガリザへ問う。]
― カドゥタ村 岩場近く ―
助け舟だ。
魔術師ギルドの船に乗れるぞ。
[困難に直面した所に助け舟をだす形で陥れて完全に叩き沈める。新造艦という大きな餌を使った策とは未だ感じ取れず――皆の元へ戻れば、船の通行証代わりとなる魔術師ギルドの印章をひらりと振った。]
定員オーバーか?
なら、我々と共にくるか?
単独で追うなら止めはしないが。
[会話の流れを見ればフリッツを見詰めるタンガリザへ問う。]
魔術師ギルドの船、ですか?
[改めて、主人の言葉へ問い直す。
此処からは徒歩での移動を覚悟していたので、
其れは完全に予想外の展開で]
それは一体―――…。
[いずれにせよ、主人に着いて行くことに違いないが。
やや訝しげに魔術師ギルドの印章を見つめる*]
愉しそうだな、ダート。
そんなに好ましいか。
[魔王が話の水を向ける。フリッツを好ましいかと。
それはダートの愉悦を肯定する様なタイミングでの話しかけでもあったか。*]
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