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狛形狗絽 は 池ヶ谷操 に投票した。
宮ノ杜和也 は 葛貫美弦 に投票した。
葛貫美弦 は 花京院寿人 に投票した。
高末陽縁 は 葛貫美弦 に投票した。
花京院寿人 は 葛貫美弦 に投票した。
多真木日向 は 葛貫美弦 に投票した。
池ヶ谷操 は 葛貫美弦 に投票した。
榛名聖 は 葛貫美弦 に投票した。
浅神梨兎 は 葛貫美弦 に投票した。
村瀬湊 は 葛貫美弦 に投票した。
松野侑李 は 花京院寿人 に投票した。
葛貫美弦 は村人達の手により処刑された。
花京院寿人 は哀しみに暮れて 葛貫美弦 の後を追った。
次の日の朝、多真木日向 が無残な姿で発見された。
榛名聖 は哀しみに暮れて 多真木日向 の後を追った。
現在の生存者は、狛形狗絽、宮ノ杜和也、高末陽縁、池ヶ谷操、浅神梨兎、村瀬湊、松野侑李 の 7 名。
――約5時間40分後・図書室――
[葛貫を押さえつけていた腕が緩んだのと同時に、相手は自分の拘束から逃れていた>>5:186。
その背中が、ただただ目に焼き付いた。
彼の後を追って、また押さえつけることも出来ただろうけれど、ただ花京院の名を叫ぶ彼を止める気にはなれなかった。
愛しい人が人を殺す瞬間。そして、仲間が命を落とす瞬間。
よくスローモーションだなどとドラマチックに表現されるけれど、実際はもっと呆気ないものだった。
しかし、それを目の当たりにして、後から後から実感が湧いてくる。
――ああ、ついに。この時が来てしまったかと。
愛しい人が命を落とすところを目の前で目撃した葛貫の、心痛な叫びが、耳に届いて痛くて。遂には、心臓まで到達する。
彼に、何と声を掛けてやればいいというのか。
――“ごめん”?“許してくれ”?それとも、“お前が悪いんだ”って?
そんな言葉を、彼に突き付けられる筈がない。蓄積されたこれまでの月日が、躊躇いを生んだ。
手に持ったナイフを反転させて、自分へと切っ先を向ける葛貫に向かって思わず駆け出しそうになった。
やめろ、と言いたかった。けれど、それは言葉にならなかった]
[憎む筈の自分達へ向けて、言葉を掛ける相手>>5:188。
偽物は宮ノ杜だという相手の発言が、自分に素直に届きはしなかったけれど。最後に、自分へ向かって語られた言葉には、何故だと疑問が受かんでくる]
……っ、……お前……何で、俺たちの事……
[じわりと涙腺が滲んで、視界が歪む。そのお陰で、葛貫が自害する場面をハッキリと捉える事は無かった。
――どうして、自分達の事を気遣ってくれるのか。
愛する人を死に追いやった自分たちの事を。どうして。
一瞬浮かんだ疑問の答えは、これまでの彼の行動を思えば、考えるまでも無かった。
彼は、いつもそうだった。自分の事を優先する事は無くて。
合コンでだって常にさり気なく気を回して、自分達を立てようとしてくれた。そんな気遣いに、いつも甘えてしまっていた。
また、その気遣いに甘えるのか]
葛貫……っ、馬鹿野郎……!
最後くらい……自分の事、考えろよ……!
[嗚咽も隠さずに、葛貫の亡骸を前にして泣いた。
湊はどうしているだろう。もし呆然と動かないままであれば、その傍に近寄って、その身体に縋る様に抱きついても構わないだろうか]
──約6時間15分後・放送室──
[多真木を主の元に送り届けた後、放送室からその様子を眺めていた。
多真木が死んだらすぐに放送を流せるように準備をしていたのだが、部室前に現れた新たな存在に気づいて思わず主に呼びかけていた。
黒羽が動き出したのは、それとほぼ同時だったのかもしれない。
放送を入れることも忘れて、凝視していた。]
――約3時間後・保健室――
[間近で相手の様子を確かめながら、相手がどう答えるかを待っていた。
怖いか、という問いに素直にこくりと頷く相手>>5:163。
それを見て、やはりまだ駄目か、と眉を下げた。
相手が嫌だと思う事だけは避けたかった。だから、相手とこうして二人きりになってからというもの、一方的に加速する熱を落ち着かせようと試みる。
しかし、次に語られる“嬉しい”という言葉に、必死になって冷ました熱がまた沸々とするのを感じて。
相手からの質問には、自分でも纏まらない思考をぽつりぽつりと零していく]
……正しい事は分からねー。でもさ、湊の気持ちも、分からないでもないなって思う。
俺も、これだけ湊を好きだって自覚してから、それが報われなかった時の事を考えると……怖い、って思うし。
最初から、期待しない方がマシだったかも、とさえ思う。
けどさ。やっぱ願わないと、欲しい物って手に入らないから。だから俺は、怖さよりも先の事を期待しちまうんだよなぁ。
……湊はそういう気持ちとか、無い?
[怖さと嬉しさと。両方の気持ちが混在するのは同じだった。それを占める割合がどちらの方が強いかというだけで。
それならば、捉え方次第で割合は変わるのではないか。そんな風に考えて、相手へと問いかけた]
[間近で見つめていると、複雑な心境を抱いている事が相手の顔から窺う事が出来た。
自分の事だけを考えていてほしいと伝えたのは、今のこの状況からせめて少しの時間でも意識を逃がしてあげられたらいいのに、と思ったからだった。
相手の心の中の様々な事は、きっと相手の精神を疲弊させるだろうから。
けれど、それは逆効果だったのかもしれない。
相手が口にした言葉>>5:164を聞いて、相手の意識を完全にこちらへと向かせられない自分の不甲斐なさに、少しだけ溜め息を吐いた。
花京院と葛貫の二人が憎いと言う相手に、何と声を掛けていいか迷って]
[実を言うと、黄金にあの映像を見せられてから、花京院へ向ける気持ちはどこか歪んだものになってしまった。
相手の事を仲間だと真っ直ぐに見る目は、きっと濁ってしまった。
花京院が手を出さなければ、ひょっとしたらこの悪夢は始まらなかったのかもしれないのに。そんな風に全ての元凶を花京院へ押し付けて、憎く思ったりもした。
だから、相手が言う事も完全に理解できない気持ちではなかったし、それどころか相手と同じように考えるのも嫌なくらいの負の感情を抱いていた。
まだ愛していられるか、という相手の問いかけには、僅かな沈黙を返した。
相手の寂しそうに笑った顔。そんな顔を見れば、自分の答えは一つだと言うのに。
爪が食い込むまで握り締められた手を取って、指を優しく開かせる。もし相手がそれに従ってくれるようであれば、その掌にそっとキスを落とすだろう]
……バカ。
そんな簡単に、お前の事を嫌いになれる訳がねーだろ。
それとも、俺の気持ちがその程度のものだとでも思ってるのかよ。
[相手の事を責めるような言葉を並べ立てたけれど、そのような気持ちは一切無かった。
“本当は分かってるだろ?”と、そんな意味を込めて相手へと投げかけて]
……確かにさ、湊が誰かを本気で憎んでたりしたら、俺は辛い。
でもそれは、俺がお前を嫌う要因にはならない。
じゃあ、逆に聞くけど。俺が今の湊と同じ事を言ったら、お前は俺の事を嫌うか?
[この自分の問いかけに対して、相手はどう答えただろう。
どんな答えが返ってきたとしても、自分はただこの言葉を紡ぐだけなのだけれど]
……俺は、湊の事を愛してるよ。
[たとえ、これから先何が起ころうと。相手への気持ちが無くなる事は無いと、確信していた]
——約5時間40分後・図書室——
[カラン、と音がして、下ろされた腕から拳銃が落ちた。
ただ、目の前に広がる光景に視線が合わさったまま、動かない。動けない。
憎かった。
こんな状況で、いつかこうなるかもしれないと分かってはいたが、本当は割り切れなくて。非日常なんて、受け入れ難くて。
操へあんなに現実を突きつけておいて、自分で彼等を殺しておいて。
なんて滑稽か。
葛貫先輩を最後に抑えていたのは操だ。
彼にまで犯罪の片棒を担がせて。何が、何が守るだ。
どうしたって一人で背負う事なんて出来なくて。
今更になって震える身体にも気付かないまま、ぺたりとその場に崩れ落ちた。視線は横たわる二人から離れない。
未だに血が溢れ出るその亡骸は、確かに彼等が先程まで生きていた事を如実に示している。]
──約6時間15分後・放送室──
[再び出た自殺者。榛名と多真木の死。
様々なことにショックを受けて最初は放心していた。
頭のなかに黄金の慌てるような、主に対する呼びかけを耳にし、はっと我に返る。
その余裕のない呼びかけに、何事かと思い主達のいる場所を窓に映し出す。
そこに映しだされた光景をみて、手がかすかに震えた。
また失う場面を見なくてはいけないのだろうか?
湧き上がったのはそんな恐怖。]
いやだよ。黒羽。主様。
[届けたくても届けることのできない言葉をポツリともらす。
いったい、あと何度こんな場面をみれば……。
目を逸らしたいと思う気持ちをなんとか抑え込み、ぐっと歯を食いしばってみつめていた。]
——約6時間15分後・部室前廊下——
[信じられなかった。
狛形が偽物だった事にではない。多真木の殺戮方法がだ。
どうして彼があんな風に殺されなければならないのか。
巻き添えとして殺されているのであろう事は辛うじて理解出来た。
そこに広がっている非現実が、飲み込みきれず。
おぞましい程に容赦のない斬撃、そして、肉を抉り取るような噛み付き。
思わず悲鳴をあげそうになって、口元を抑える。
その時、隣でガタンと音がした。]
操っ…、
[隣にいた相手がよろめき扉に手をついた音だと認識すれば、思わず身を隠そうと服を後ろへ引いた。
しかし立ててしまった音は廊下ということもあって大きく反響して。
きっと、相手に自分たちの存在が知られてしまうはずだ。
もう、逃げられない。そう直感した。]
──約5時間後・屋上前踊場──
[意識が再浮上したのは十数分後のことだった。
まるで夢から醒めるように、意識を取り戻す。
──首切って死んだはずだったのにな。
撫でた首には外傷はない。
それどころか、短刀で抉られた肩も、メスで抉った脇腹も、元通り。
本当に、自分は悪い夢を見ていたのかと思った。
首には脈を感じられない。
やっぱり、本当に死んだのだと再確認すれば、凭れ掛かっていたドアから身を離し、階段に腰掛けた。
幸い、煙草はポケットに入っていた。
一本咥えれば、火を付ける。]
[此処から動くつもりも、誰かに会いに行くつもりも無い。
自分が殺め、死なせ、挙句『生きろ』と言われたのに勝手に死んで。
会いに行く資格なんてないのだから。
もう誰にも会わせる顔は無い。だって誰に許されるとも思っていないから。
死後の世界など、無ければ良かったのに。]
/*
くう〜〜疲れました!これにて終了です!(無表情)
墓下ログ読んできた。
早乙女ゴメン、そりゃ「あ"?」くらい言いたくもなるわ。
……早乙女の屍も淫行に混ぜれば良かったかな?え、違う?
/*
花京院君と美弦君お疲れさまでした。
悲壮感に満ちてる素敵な最期楽しませていただきましたが、なんかもう花京院は来世で早く幸せになって欲しい…!!
とりあえず墓下でごゆっくり…。
宮ノ杜和也は、狛形狗絽 を投票先に選びました。
宮ノ杜和也は、狛形狗絽 を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
あ、あと一言だけ。
エ ロ ル 補 完 い つ で も ど う ぞ !!
(段々このシリアスぶち壊し顔グラにも慣れてきた)
/*
ごめんね。
一瞬だけ(?)
とことん絶望コース(転生?そんなものないよ?の誰も救われないEND)とか考えてました(・・*
/*
そりゃ報われなさ過ぎってモンですよw
いや、俺はもうどっちでも良いや…(ふらふら)なんだけど、幸せになって欲しい人が沢山いるから、ね。ね。
村瀬湊が「時間を進める」を選択しました。
/*
とりあえず最終決戦と松野の自慰ロル楽しみに生きてよ。
いっそ松野は自慰ロルだけ落してコミットでもいいんじゃないか。ゲフン(咳払い間に合ってない)
——約3時間後・保健室——
[怖いと告げれば眉を下げる様子の相手>>2に申し訳なさが募る。
どうすればいいのか分からず視線を揺らしていれば、相手がぽつりぽつりと話し始めた。
報われないと怖いけれど、それより先の願いを望んでしまう。
それは、理解出来る感情だった。
まだ愛していられるかと聞けば、僅かに沈黙が降りる。
そう、そのままきっと肯定など出来ない筈だ。
だってこれは、暗に彼等の殺害予告に他ならない。対象の二人は三年生で、目の前の相手にとってはかけがえのない時間を共に過ごした友人だ。
あんなにも優しい彼には酷な話。
やはり、期待は——
——そう思っていたのに。]
ーー約2時間後 コンピューター室ーー
…ふーん?後ろも経験済みなんだ?
抱いてくれる気あるなら、抱かれてくれてもいいじゃん。
[抱かれた経験もあるという解釈のできるその回答>>5:+63に、さらに何かザラリとしたものが胸を掠めた。
葛貫にはそこまで許している関係なのか、と。
弧を描いていた唇が左右非対称に吊り上がる。
今度は鎖骨に、先程のように痛みを与えるようなものではなく、緩い甘噛みを。
そのまま首筋から耳元まで時折歯を立てつつ、唇を滑らせた。
流石に手を押さえたままではそれ以上の行為は進めにくく、縛ってやろうかとも考えたが。
多少抵抗されても、この体勢ならばこちらが有利なことには変わりないだろうとの結論をつけて。]
……あんまり暴れると、ベルトで縛るからね?
[言葉だけで制するにとどめておく。
耳元に吐息と共に吹き込んでやるには、雰囲気なんてなにもない只の脅し文句なのだけれど。]
[衣服の中に手を差し込んで、掌で腹筋をなぞる。
もし相手が暴れるようなら、空いたもう一方の手で、片手だけでも再び押さえつけようとするだろう。
そのまま、手探りで肌の上を滑らせて、胸の突起を探し当てる。
中指と親指の2つの指で摘み、爪先で窪みを軽く引っ掻くように人差し指を往復させては、反応を伺うように顔を覗き込んで。]
ね、抱かれたことあるならさ、こんなトコなんかも、感じちゃうの?
[つい蔑むような口調になるのは、その身体を今までに開拓したことがある者への妬みでしかない。
それを自覚しているからこそ、ますます皮肉の色は増すばかりだった。]
/*
落ちて来た方々、お疲れ様ですー!
あ、ちなみにルナはすでに、花京院さんに殺されたことはそこまで恨んでません。(その描写いれようとしたのに間に合ってない)
葛貫さんのことは…恨んではないよ、恨んでは←
ので、また絡んでやって下さいねw
/*
墓下宛て。
佐倉:ミチル!俺ミツル!それが言いたかっただけだった。正直その理由だけで無理矢理絡みに行きたいくらいだった。女装子抱きたい。
樹理:紐で髪縛ってるの可愛いなあ〜と思うと同時に「オイオイ死亡フラグじゃないか……」と思ってた。髪の毛解いて乱し抱きたい。
小鳥遊:まずグラが好みだった。と思ったら予想外の不思議ちゃんでびっくりしてた。可愛い。放っておけないタイプ。抱きたい。
七星:可愛い顔してしおらしくしてるんだけどどうせ押し倒されたらひっくり返してくるんだろ(中の人的に)。良いね。抱いて。
八雲:安定の……さんでした。独り言楽しみにしてます。俺も一緒になって寿人からかいたかったです。あとスポーツで鍛えた肉体抱かせて。
友紀:すごい惚れ惚れする動き方で尊敬した。拾い方とか丁寧。俺には出来ないムーブなので憧れる。親子丼ならぬ兄弟丼ってどう思う?
和樹:入院大丈夫かな……?調子戻ってればいんだけど。一回で良いから元気に顔を出してくれると喜ぶ。で、ところで童貞くれない?(キメツケ)
早乙女:土下座準備は出来てるよ!クールで知的な所がストイックでとてもそそりました。髪掴んでバックで激しくしてあげたいよね。
神城:暁を幸せにしてあげてください。あと俺を勝手に当て馬にしないでくださいそこのカップルw 中庭補完いつでも来いよ。青姦ンン//
一:貴様許さん。ルナくんに開発し尽くされてしまえ。でも俺たちズッ友だモンね……><// お陰で学校エッチの妄想捗りました。抱いて。
寿人:上記は背後の個人的な感想まとめであり決して浮気ではないので怒らないでください。好きです愛してます。あと童貞も下さい。
/*
お礼状のネコ=俺以上のネコwwwwwwワロタ
いやそんなことはないと思うけどな。でもありがと。
ってことは普段美弦はネコネコしいのか。
/*
俺はネコ寄りリバでーす。背後は完全リバだけど。
寿人お尻の才能あるある。極めたら超ドハマリするタイプだね。お堅い奴ほどよく乱れるってエロイ人が言ってた。
そうか。今日は七星もとい鬱金さんの放送が無いから分からないのか。
──約6時間後・1F図書室──
[死んだはずなのに、生きている。肩も腿も胸も元通りになっている。服も汚れてボロボロだったが、こちらも修復されている。
違うのは、モノクロになった反転世界。鼓動のない心臓]
死んだ後もこことか……マジかよ。
[1人に1校与えられるわけあるまいし、自分が殺した部員もここにいることは容易に想像がつく。いったいどんな拷問だ。自分にはふさわしい罰かもしれないが。
といっても皆の前に出ていって吊るされる勇気なんてない。
現状把握に努めていると、記憶の改竄が解けた。偽者については、やっぱり、というところだった。
恨む気力も今はなかったが]
えっ。み、つ……る。
[図書室の窓を見ると、そこには自分の死体に寄り添うようにして首を赤く染めた彼の死体が映っていた]
/*
電池(ヤニ)切れたからそろそろ寝ようかな。
美弦の煙草、JPSだったけど、JPS吸ったことないんだよな。
レビュー見た感じ味はマルボロとラキスト系統っぽいし今度見付けたら買おうかな。
ヒューゴはハイライトだったけど暫くハイライト吸ってないね。
ミツルもレイもヒューゴもその時私が吸ってた煙草の銘柄指定してたから、今回は吸ったことないとこにしてみたんだよね。
/*
冬馬鹿ログ読んで懐かしい気分になってこっちに帰ってきたらこの発言だよ。
確ひひるさん許さんからな!おう!?毎度毎度貴方には悶々させられてばっかですね!!
──約6時間後・1F図書室→1F職員の女性用トイレ──
[おそらく、彼は自分の後を追ってしまったのだろう。元の明るい世界に帰してやれず、もしかしたら永遠にここに閉じ込めることになったかもしれないことが悲しく、空しく思った。
しかし、仕方ないとも思う。どこかで予想さえしていたかもしれない。
人として大事な一線を越えさせ、親友を奪い、それをさせた自分まで死んだのに美弦が生きていけるはずがなかった。
そういえば、なぜ彼はあそこまでしてくれたのだろう。なぜ自分は共に生きようとしたのだろう。結局その感情はよくわからないままだ。あえてどういう名前の感情なのか知ろうとは思わないが。
そんなことを職員室近くの女性用トイレでぼんやり考える。生前ではまず入れない場所だったから単純に入りたいという好奇心があったし、ここならほぼほぼ誰も来ないだろうという安心がある]
──約6時間後・1F職員室近くの女性用トイレの個室──
[現状についてぼんやり考えていた花京院だったが、急に叫んだ]
あ、ああああ!!
[向こうの世界の様子が見られたが。当然、他の皆もああやって見ていたのだろう。──色んなことを。
便座に座ったまま頭を抱える。
なにそれ死にたい。あ、もう死んでいた。
ここに来てから見られてはいけないことばかりしていた。殺人のことはもちろん、シてたところを見られている可能性が大いにあって。
──こんなときでも自分の恥を考えてしまうなんてどこまでも身勝手だ。
とりあえず試しに死んでみよう。
そう思い立って、飛び下りようと腰を上げた]
――6時間15分後・???階トイレ――
[人を一人、殺した後――自らの内から出る昂ぶりを鎮めるために、誰もいないのを確かめて手頃な男子トレに入る。まあ誰かいたところでその相手も殺してしまえばいいのだから、さらなる興奮が得られなかったという点ではむしろ人がいなくて残念に思うべきか。
血に塗れたバットを適当に放り投げると、カランカランという金属の跳ねる音が床のタイルに反響する。そのままトイレの壁に固定された手洗い場に一度手をかけ、ふうっーと長く息を吐いた。正面の鏡を見れば、そこにはとてもじゃないが殺人を犯した後とは思えない恍惚とした表情を浮かべた自分が写る]
まったく……なんて顔をしてるんだろうね
[後悔や恐怖は微塵もない。むしろ愛した女性と初めて結ばれ、その膣中で果てた後のような得もいえぬ充足感が去来していた。たまらずその場で下着ごとズボンを下げ、興起した自らのソレを手で包み、擦り上げる]
……っ……ふ、うっ……あぁっ、イイ……
これはイイねっ……!
[すでに先端からは線駅が滴り、天然のローションのようになっている。それを裏筋をなぞるようにして絞り出しては、クチュクチュと亀頭にこねくりつけた。カリ首の深いところに指が触れては快感に脳内で何かが湧き出す。手を止めたいほどだが止めたくないという決定的な矛盾が自らを包み、羞恥と興奮に浸されていく。下を見れば、線液が手についた返り血を融かし、怒張したソレを赤く染め上げていた。まるで処女の初めてを乱暴に奪ったかのようだ。
――殺人という処女を卒業したのは自分のほうなのだが]
んっ……あっ、あっ……はる、榛名先輩っ……!
気持ちいいっ……気持ちいいですよ……っ!
[血に染まった榛名の姿を思い出しては、興奮が高まる。今もなお記憶に新しい命を奪う感覚、奪われる絶望、人を殺したという征服感――それらがまるで芳醇なスパイスのように]
あっ……!こんなことならっ……榛名先輩の死体の「後ろ」、使わせてもらえば良かったかなっ……! んっ……あ…っ! べっ、別に僕は口でも何でも、良いですけどね……っ!? ああっ……! やくも、八雲先輩でもイイ、なぁっ……!
……っ…あ、あァっ……!!
[上下に、緩急と強弱をつけて擦り上げていく。名残惜しむように、達してしまいそうになれば一瞬手を止めてぎゅっと陰茎を握りしめ。しかしそろそろ我慢も限界だった。最高潮の快感を得るために最後に思い切り搾り上げたところで、脳内物質が弾けると共に勢いよく精液が飛び出した。快感にがくがくと膝を震わせたまま刺激を我慢して擦ると、残った精液がポタポタ床に垂れた。
それをしばし見ていたが、荒い呼吸が収まるとすぐに愚息を下着に収め、腰のベルトを戻した]
――お見苦しい所を、お見せしました
[誰にでもなくぺこりとお辞儀をし、バットを拾って足早にその場を去る。……俗に言う、賢者の時というものであった]
松野侑李が「時間を進める」を選択しました。
松野侑李は、狛形狗絽 を投票先に選びました。
/*
松野先輩!!
松野先輩松野先輩松野先輩!!(震えて言葉にならないw)
エクセレンッ!
…ってこういうときに使うんですねカラ先輩!
*/
狛形狗絽は、宮ノ杜和也 を投票先に選びました。
/*
マツノさん…
あー、マジこの人好きだwww
>花京院
怨霊はアカンw
外出たらだめ!っていうの教えてあげるから、絡みましょうよー。
>葛貫
恨んではないけど…ガルガル吠えたり唸ったりはするかも(
前世で節操なしのせいで辛かったんなら!今回はヒサト先輩一筋でラブラブしてればいいよ!!
と言いつつ、中庭補完はするするー。一気に墓下で3人とエロル回す凄技見せてくれるのです?w
うーん、七星さんは是非とも押し倒してみたいですね。
あと、八雲先輩の中に色々突っ込んでその締まり具合とやらも試してみたい。
(※ただの感想なので浮気発言ではありません←)
/*
4人ともお疲れさまでした。
ついPCに感情移入しちゃいますね。皆さんの最期 その死に際にジワッとくるものが……っ!!
「あ゙?」はなんというか、墓下きたらユーモア増量してしまうというか (アセアセ…
>佐倉メモ:お気になさらず! ゆるりとお待ちしております。鬱金たちについての考え ぜひ早乙女にもお聞かせください〜
*/
/*
ちょこっと顔出ししたら、松野に狙われかけてた…!w
皆さんお疲れさまです。
墓下が想像以上にシリアスで震えてます…
死ねます、いや死んでますが。
七星に会えないかもなのか(´・ω・`)
そういわれると、捜し出したい()
夜にまた来ますねー。
/*
>一
顔面はやめて……(ぶるぶる)
先輩一筋ですから、ご安心を♡
>葛貫
番犬ガブガブ。
まぁ、共鳴茶で溜めた鬱憤は身体に返させて頂くので、覚悟しといてくださいね(・∀・)
>榛名
せんぱーい!やっと会えた!!
せっかく縁故結んだのに表で全然絡めなかったので、是非是非墓下でがっつり絡ませて頂きたい所存。
/*
>七星
メモ了解。日向は知らないのですね・・・。
メモ2>日向は七星が居ると分かれば逢いたがるでしょうね。
日向的にはすでにBADENDを迎えているので後はご自由にです。
>花京院
日向は花京院が全部やったなんて知らないから!
ってか、一への誤解を誰か解いて!っと中の人は思っているのですよ。
ちなみに、七星は押し倒すつもりでした←
>松野
期待に答えてくれる松野好き!w抱いて←
でも榛名は使わせない(ガード)
>一(メモ)
中の人的には誤解を解きたいとも思ってるのですが・・・、そうですね、来世では仲良く出来たらいいなと!
浅神梨兎は、狛形狗絽 を投票先に選びました。
──約6時間後・屋上前──
[紫煙燻らせて全ての思考を放棄していれば、声が聞こえた>>+64。
それは何処かで聞いたような──否、死ぬ寸前まで散々胸を苦しめた声で。
一瞬は、余りにも執着心を拗らせたが故の幻聴かと思った。
しかしもう一度、今度は名前を呼ぶ声に、俯いていた顔を上げて、泣きそうな顔で。]
……寿人
[会いたくないと思ったばかりなのに、その顔を見て少々の安堵を覚えてしまったのは何故だろう。
最後の最後で彼のお願いを聞けなかったことに、どんな顔をして彼を見たらいいのか分からなくて、また俯いて煙草を吸った。
煙を吐きだして、人知れず眉を寄せた。
口にされた謝罪は、一体何に対する物だったろう]
ごめんね。
/*
無事帰還し平穏な学生生活に戻った松野くんは、何事も無かったかのように過ごし、卒業し、大学に行って教員資格を取りました。
そしてこの学校に赴任し舞い戻って来た彼は生徒に言うのです。
「開かずの扉って知ってるかい?」
今日の晩零時、寮から抜けて、学校に集合な。そう言ってどこか狂気じみた笑みを浮かべる彼に気付く生徒はいない。
さあもう一度あの時の興奮を。今度は僕が『偽物』だ。
と、ここまで妄想しました。
/*
松野先輩って誰なんやろ。
つか4ページisかなり進んでるなぁw
みなさん、おつおつ。兄貴、元気かなぁ。
おれが潜伏してるのって兄貴のせいじゃないから気にしないでね。
──約6時間20分後・部室(裏)──
・・・あれ?俺、死んだはずじゃ?
[狛形に嬲られ、蹴られ、踏まれて、骨が砕ける痛み、内臓が壊れる気持ち悪さ、その記憶は残って居るのに、今は痛みなど感じない。
傷一つ無い。
ただ、白黒の色の無い世界。
見慣れた部室。]
あー、ここが地獄なのか。
[楽しかった思い出が一杯詰まっているこの部室で、一人過ごさなければならない、日向に取って、これ以上の地獄は無かった。
動く気力も無く、夢の中でならあの楽しかった日々を思い出せるだろうかと、そっと瞳を閉じて愛しい者達の名を口ずさんだ。]
なな君、ひまり、ルナ、みなと君、ゆき君、りと君、池ヶ谷先輩、・・・せい。
――6時間15分後・部室――
[ガタと音が鳴ったのは扉の方か。
主へ向いていた恍惚とした表情は掻き消え、険しい顔を其方へ向けた。
扉の窓部分から見えたのは、主の級友である男。
牙を剥いて威嚇するように吼える。
ミラレタ。イカシテハ、イケナイ。コロセ。シネ。
多真木を殺して興奮状態にある頭では、主へと伺う事など浮かばない。
狂気に染まった頭には、殺す事しか考えられなかった。
主へと危害が及ぶ前に。殺さなければ。
扉へと駆ければ、右の拳を振るう。それは扉のガラス部分を割った。
池ヶ谷を狙ったものだったが、どれだけ素早くとも距離を詰めるまでの間に離れる事が出来ただろう。事実、音を立ててすぐに村瀬が池ヶ谷の服を引いたことで難を逃れることが出来ていた。
そのまま、腕を引けば左足でその扉を蹴り飛ばす。派手な音を立てて扉が外れ、そして]
ふ、ははははははははは!なぁに逃げてんだよ、人間っ!殺しに来たんだろう!?来いよ!
殺してやる!!
[狂気に塗れた狛形と騙っていたニセモノが叫ぶ。暗く淀んだ眼には、二人の人間の姿が映っていた。もう一人にも覚えはある。昨日の昼に話した男だ。
けれど、もう、何を話していたかなど思い出せずにいた。
ただ、目の前にいるのは憎悪を向けるべき対象でしかない。
床を蹴る。確実に2人を視界に捉え、その身体能力を使って一気に距離を詰めた。
駆けた勢いそのままに村瀬へと向かう。詰め寄れば手を伸ばして肩を押す。勢いも手伝って村瀬の体は廊下へと倒れただろう。
くるりとその場て回転して次の標的へと向きを変える。次に手を向けたのは、池ヶ谷。
この男も、花京院と同じだ。主様に変化を齎しては、俺達に恐怖を振り撒く。
消さなければ。
爪先を揃えれば、そこは普段とは違った。伸びて、その先は尖り鋭利な、そう、矛先のような形状で。
心臓を目掛けてその手を突き出した。
肉に指先が埋まる。
常ならば声を上げて笑えるものだが、その時ばかりはそうもいかなかった。
笑えるはずが、なかった。]
――ぬし、さま……?
[ぽたり。ぽたり。伝い落ちる血は池ヶ谷のものではない。
目の前にあったのは、黒いシャツ。嗅ぎなれた、大好きな人の匂い。]
あ、ああ……な、んで?
[腕を引けばその指先は主の体内から抜け出た。血に濡れた己の手など見慣れている筈なのに、それが主のものだというだけで体が震える。
何がどうなっているのかも理解出来ないまま、赤く染まった手で、主の頬へと手を伸ばした]
――6時間15分後・部室――
[殺害のその場面から目を逸らしたのはそれが初めてのことだった。
尽きること無く、増悪の感情が募るばかりで、そこに他の感情が交じることなど無かった。
だからこそ、何時だってその現場を冷めた眼でみていられた。
胸に広がるもやもやがどんどん強くなって、何故かみていることが出来なかった。
だから背を向けた。
それでも多真木が息絶えて、静寂が戻ったなら、狛形の方を向きその頭を撫ぜつけようと、手を伸ばした。
その瞬間、 ガタッ と音が響く。
静けさを取り戻した場所で鳴るその音は、やけに大きく響きしっかりと耳に届いた。
常ならば周りに気を張っていて、誰かが近づいたならすぐに気付けたはず。
他のことに気をとられて、周囲への警戒を怠ってしまっていた。
慌てて探った気配は、今ではすっかり馴染みのものとなってしまったもの。
宮ノ杜和也という人間を装って近づいて、まやかしの親友として過ごした池ヶ谷の気配。
もう一人はその池ヶ谷の幼馴染の村瀬であることにもすぐに気づくことができた。]
[池ヶ谷の存在を感じた瞬間に、大きく心臓が跳ねて、ずっと燻っていたもやもやとした感情が大きくなる。
何時もならすぐに殺せと黒羽に命じるはずなのに、それが出来ず思考がフリーズしてしまったかのようにその場から動けなくなっていた。
頭に響いた黄金の声は、最早耳に届くことはない。
ミサオ ヲ コロス ?
殺さなければ。
殺してはいけない。
人は憎い。
憎んではいけない。
相反する2つの気持ちがせめぎ合う。
そんな事を考えている内にも、己に最も忠実な狛形は既に動き出していて、壁の向こうにいる池ヶ谷達の元へと直進する。
考えるより先に身体が動いていた。]
[その場から瞬時に姿を消し、狛形と池ヶ谷の間に割って入る。
頭の中に蔓延っていたもやが一気に晴れたような感覚。
こちらに迫る狛形の姿は、狂気と増悪で溢れていて、思わずその名を呼んでいた。
偽物の名前ではなく己がつけた真実の名を。]
黒羽っ!?
[名を呼ぶと同時に、身体に鋭い爪が食い込んだ。
勢い良く振り下ろされたそれは、肉を簡単に割いて体内に深く沈みゆく。
かろうじて急所からは外れていたが、それでも死ぬのだと身体を襲う痛みと感覚から瞬時に実感した。
鋭い痛みに息が詰まる、正気に戻ったらしい黒羽の顔をみて笑みを向ける。
その笑みは優等生として振舞っている時に見せてた笑みとも、操を始めとする限られたものへと向ける笑みでもなく、
遠い昔によく見せていた柔らかなもの。
震える黒羽の手が頬に伸びる。己の血で滑るその手に己の手を重ねて、もう片方の空いている手で相手を抱き寄せた。
息はあがり、紡ぐ言葉はとぎれとぎれのもの。
それでもなんとか伝えたくて、言葉を紡いだ。]
大丈夫……。大丈夫、だよっ。黒、羽……。
ごめん、……ねっ。私は、今までお前に、こんな、こんな恐ろしいことを……。
黒羽、もう、いいんだよ。だから……お休、み。
すぐ……に、私も行くっ…か……ら。だから、先にいって…待っていなさい。
[混乱する黒羽を優しく抱きしめて、その背を撫ぜる。
込み上げてくる想いを伝えるように唇をそっと寄せて重ねあわせた。それが最後の口づけ。
重ねていた手をそっと離し、その腕で相手の胸を貫いた。
腕の中、急速に一つの命が失われていくのを感じて、涙が溢れ出た。
こんなことをしたかったんじゃない。ただ守りたかっただけ。
黒羽も鬱金も緋色も黄金も皆、皆守りたかった。ただ、それだけだった。
それなのに、今まで私は何をしていたのか……。
そんな自責の念が次々に湧き上がった。]
[そしていま、もっとも愛する者の命を己の手で奪っている。
これが犯してきた罪の代償なのだろうか?
抱きしめていた黒羽の身体は、淡い輝きを放ち拡散して消えた。
ああ、これでやっと終わったのだ。そう思って瞳を閉じた。
池ヶ谷か村瀬に声をかけられるのであれば、少しばかり言葉を交わす猶予はまだ残されている。
時間が許される限り、応えられる限り言葉を交わすつもり。
特に何も語りかけられることがないのであれば、そのまま静かに息を引き取り、二人が狛形と呼んでいた者と同じように拡散してその場から消えるだろう。
勿論、池ヶ谷か村瀬が、怒りや憎しみ、そんな感情を向けてとどめを刺しにくるのであれば、その攻撃を静かに受け止めるだろう。]
狛形狗絽が「時間を進める」を選択しました。
[唇が触れ合うだけの口付け。柔らかく暖かなその感触が遠ざかれば、胸元に痛みと熱が巡った。
あぁ、やっぱりこの時が来てしまったのだ。
身体が消えていく。
穏やかに微笑んで、主の名を呼んだ。
最期ならば、許されるだろうか。]
……和成っ…大好き、愛して――
[ ]
──約2時間後 コンピュータ室──
抱くのと抱かれるのとじゃ、全然、違ぇだろ……っ!
[あえて曖昧にした事を直接尋ねられ、背けたままの顔に微かな狼狽の色を浮かべながら視線だけ相手の方へやり。
抱いてばかりでは悪いからと葛貫へ差し出したこの身体。
別に抱かれる事を望んだわけではないと言い訳しようにも、抱く側では得られない快感を、次第に楽しむようになった事は否めなくて。
鎖骨から上へ這い上がるよう、柔らかな唇の感触と硬質な歯が肌に触れる度に声が震える。
それは、首という急所を噛まれる本能的な恐怖というより、相手の唇と吐息が肌を撫でるくすぐったさが甘い痺れを伴うせい。
無理矢理されるのは決して好きではない。相手でなければ本気で抵抗し、その顔を殴打してやったのにと、悔しげに目を細め。
まるでそんな内心を見透かされたかのように突然両手の拘束が解かれれば、止める気になったのかと相手を見ようとする。
が、耳元で喋る相手の声が鼓膜を揺らせば一際大きく心臓が跳ね、自分でも理解しがたい感覚に動けなくなって。]
……!おい、触るな!
[腹部を滑る手の感覚で漸く我にかえり、自由になった手でそれを制そうとするも再び片手は机へと押し付けられる。
せめて片手だけでも、と相手の腕を服の上から捉えた瞬間、胸の先を摘ままれると息を詰まらせ。
そこは頻繁には触らないけれど、最近では少し感じるようになってしまった場所。
最初は鈍かった感覚も相手が触るほどに敏感になり、突起も硬さを持ち始めれば掴んでいた手を離して自らの口を押さえる。
相手の望む反応は絶対に返すまいと否定の言葉を吐き捨てながら、既にゆるく反応しつつある自身を気付かれないうちに収めなければと、それ以上は押し黙り脳内で素数を数えるという古典的な方法を頼り]
別に女じゃあるまいし、感じるわけねえだろ。
……っ、くすぐってえからやめろ。
/* 葛花に早く墓下で謝りたさすぎて4人落ちだったの忘れてた。多真木君と榛名君もお疲れさまでした…!
>美弦
笑えばいいと思うよ。
ぜひ会いたいとは思いつつ、おそらくエロルで手一杯になりそうでですね……でも会いたい〜!なぜ私の腕は二本なのか(涙)
>神城
一筋じゃなかったらもぎもぎするところでした♡何をかは言いませんが♡
高末陽縁は、狛形狗絽 を投票先に選びました。
/*
暁が可愛いからロル三度読み位したわ。
>暁
笑えてたら苦労してねえんだよな〜〜泣
おう、根気でお手手生やせよ(無理難題を押し付けていくスタイル)
高末陽縁が「時間を進める」を選択しました。
/*
松野童貞くっさい。(決めつけ
「気持ち良いのかな!?気持ちいいんだね!!僕もすっごく気持ちが良いよ!!!!!!」とかうるさそう。(決めつけ
──約6時間後・屋上前──
[美弦なのか、と聞くと、座っていた男は俯いた顔を上げる>>+75。名前を呼ばれて、彼なのだとわかった。暗い上にモノクロだったから、顔はよく見えなかったが、泣いているように感じる。
また下を向いて煙草を吸った彼の口から出てきたのは謝罪の言葉だった]
美弦っ……!!
[死んでから体は自分の言うことをよく聞いてくれた。
会わせる顔がないと思って自分の存在を消そうとしていたのに、彼の顔を見ると自然と体は動き出していた。
階段を1段飛ばしで駆け上がって抱きついた。勢い余って押し倒してしまったかもしれない]
なんだよ、ごめんって。ふざけんな。謝んのは俺の方だろ。
……ごめん。ごめんな、美弦。
[彼には謝っても謝りきれない。
共犯者にしたこと。冷たくあしらったこと。人を殺させたこと。親友を奪ったこと。友人との戦闘に巻き込んでしまったこと。──1人にさせてしまったこと]
——約6時間15分後・部室前廊下——
[操の服を引いて瞬時に隠れたが、やはりそれは無意味で。
目の前で扉のガラスが凄まじい勢いで割れ>>15、思わず腕で顔を隠しながら目を閉じた。
これと対峙しろというのだろうかなどと考えている余裕もなく、今度は扉が飛んで来る。
運悪く左手にその扉がぶつかって、骨の軋む音を聞いた。]
ぐぁっ……、…っか…は
[尋常でない痛みを発する左手を抑えながら、相手を見ようと顔を上げればもう凶手は目の前で。肩を突き飛ばされたと認識したのは、すでに全身を廊下の床へと叩き付けられた後だった。
痛みのせいで呼吸もままならない。しかし、ぼやける視界の中で必死に操の姿を探していた。
やめろ、その人に手を出したら許さない。
そう言いたいのに、口からは苦しげな咳と少量の血反吐のみ。
狛形…とも言えぬ、別のナニカの爪の形状が変化して、本当に彼が異形のモノなのだと気付くももう遅い。]
[『やめて、やめて』と葛貫先輩の声が頭の中で響く。
ああ、これがあの時彼が味わった感覚なのか。
死に行く愛しい人を見ているだけしか出来ない、そんな自分への不甲斐なさ。
守ると決めたあの決意はどこへ行ったのやら、こんなにもあっけなく地に伏せられた自分が情けなかった。
操の身体が、貫かれる。
大きな爪が引き抜かれ血が噴き出て、
…ふと、違和感を感じた。]
[身体を起こそうとして両手を床について、左手に鋭い痛み。
左手を庇うように右腕だけで自身の身体を起こして、荒い息を吐きながら呼びかけた。]
和也、先輩…?
/*
拾ってもらえてる…湊ありがとう…そういうの超喜ぶ…
村も終わりが見えてきたな。ちょっと寂しい。
JPS買ってきたので吸ってる。
──約6時間後・屋上前──
[その謝罪を花京院はどう受け取ったか。
名前を呼び>>+86、凄い勢いで駆けてくる彼に戸惑っていれば、半ば押し倒すような勢いで抱きついてきた。
後ろに倒れて堅い床に身体打ち付ければ呻いて]
っ……痛ぇ、……し、火、危ないし……
だって、お前に生きろって言われたのに、俺は死んだよ。
……お前が死んだのも、俺が少しも守れなかったから、……全部俺のせいなんだよ。
……だから謝らないで、寿人。
[なるべく煙草を持つ手を彼から離して、逆の手で彼の頭を撫でた。
会う資格なんて無いと、合わす顔が無いと思っていたのに、いざこうして会うと、何処か落ち着いている自分にも少し嫌気がさした。
それでもやはり、花京院への気持ちは微塵も変わらない。
目を閉じて、鼓動を伴わない彼の温もりを享受して。
彼が事切れてから、自分が息絶える前に言った確かな想いを、今一度口にする。]
── 約4時間50分後・放送室──
[言葉なんて出なかった。
握られた手が震えている>>5:+54のは気付いたが、気付かなかった振りをして、小さな言葉を逃さないように聞いていた。
黄金の言っていた、彼らの主が『人として』地上にいた刻の話。ずっと一緒だったという1人と4匹の穏やかな空気>>4+84 は、そこには何一つ無かった。
取り押さえられた男の前に、次々に放り出される獣の体。
一匹もその場から逃げようとはせず、抑えつけられている男を助けようとしている様だった。
そのまま山にでも逃げ込んでしまえば、人の手を逃れられたかもしれないのに。
…あれが、和成・・・宮ノ杜先輩と、鬱金達…
泥と血に濡れて輝きを失った毛皮が放り出されて、男…和成は何か叫んだだろうか。そこで窓ガラスはもとの闇を取り戻した。
向けられた視線>>+57に、唇が震えて空気を飲む。]
…宮ノ杜先輩は…和成は…、人に、鬼にされたんだね…。
…鬱金達の死が、和成に人を憎ませて、…和成の死が、狛形達に人を憎ませているんだね…。
そうか、だから黄金は…大事に思っていなかったら、ここにいないって言ったんだ…。
[庇い合って傷つきあって、互いが互いを大事に思うからこそ深くなる憎しみ。それがふと、何かに似ている様な気がしたが、投げられた質問に気を取られて掴み損なった。
問いかけが意外な響きだったからだ。]
愚か…?どうしてそんな事を聞くの?
今の話の、鬱金達のなにが愚かだって言うんだ…?
[見せられたものが真実なら、彼らの持つ憎悪は、むしろ当然だと思った。慰めも説得も反論も、もう意味が無いとさえ思って。その憎しみが続く限り今回と同じ事を繰り返すしかないのかと、ただ悲しかっただけなのに。
相手の言葉を思い返して、はたと気付く]
…なら鬱金は?…オレ達が憎いなら…なんで僕もって言わないの…?
[人は殺せない。主の力になりたい。慕っていた名を出せば顔を背けるくせに、殺し合えばいいと言う。
あの背中とその声と、歪んだ微笑みの意味を。
ぽつぽつと落とす言葉の合間に、反論や静止はあっただろうか。あったとしても、疑問が消えることは無かっただろう。
鬱金を凝視したまま、呆然と問う。]
…ねえ、鬱金。…きみは、もしかして…
もう…憎しみを理由にこれを繰り返すことが…愚かだって…思っているの…?
[彼らが繰り返している事を言葉にしなかったのは無意識だった。今、向こうとこちらの世界で起こっていることを指したつもりだったが、どう伝わっただろうか。]
[狛形の最後の言葉には胸を貫く手はそのままに笑みを向ける。
その手をゆっくり引き抜いて、愛しい存在である者の血を浴びながらそっと一言言葉を返した。]
ああ、知っていたさ。
私だってずっと愛していたのだから……。
[ずっと共に……。その約束だけは違えない。
黒羽の姿が拡散して消えるまで、そのまま強く抱きしめていた。]
――約5時間40分後・図書室――
[次々と仲間たちが死んでいく。その度に、自分の心が深く、深く抉られていくようだった。
暫く葛貫の死を嘆いていたけれど、少しだけその嗚咽が収まれば、急に湊の事が気がかりになった。
その場に崩れ落ちて、ぼんやりとした様子の相手>>7。
そんな様子を見れば、つい体が動いていた。ふらふらと相手の傍へ寄ってその場にしゃがみ込み、背後から相手の身体を抱き締めた。
肩口へ顎を乗せて、腕は腹へ回して。花京院から投げつけられた本が直撃した鳩尾を、労わる様に優しく擦る]
湊……ごめんな。何もしてやれなくて、ごめん。
湊の事、守るって。支えるって、思ってたのに。全部、お前に背負わせて、ごめん。
……どうして、こうなったんだろうな。
ただ、空しい。……花京院と葛貫も、こんな気持ちだったのかな。
[そこにあるのは、空虚な気持ちのみ。心が風に吹かれる度に、少しずつ温度を奪われていく。
――何故、こうなってしまったのか。
考えれば、すぐに答えは出た]
[花京院たちが、仲間を手にかけてしまったのも。
湊が、強い憎しみという感情を抱いてしまったのも。
そして何より、仲間全員がこのような状況を強いられているのも。
元を辿れば、偽物の友達とやらが全て悪いのだ。
そいつらさえ居なければ。俺たちはきっと、これからも笑っていられたのに。
――許せない。許してたまるか。絶対に、許さない。
そんな気持ちが、脳を支配していく]
……湊。俺が、終わらせるから。
[その言葉は、ひょっとしたら自分に言い聞かせたかったのかもしれない]
――約6時間15分後・部室前廊下――
[目の前に広がる光景が、信じられなかった。
自分の脳が咄嗟に防衛反応を起こしたのが分かる。
そうでもしなければ、自分はあの時以上に自分を見失ってしまいそうだった。
“偽物の友達”。
自分はそれをこの手で始末してやろうと覚悟していた。
例え、それが誰であろうと、絶対に許さない。今まで相手にどんな感情を向けていたとして、その相手に対峙したその時、相手に向けるのは憎悪のみだと。
――そう、思っていたのに。
あの、衝撃的で残虐的な行いをしていた狛形の、視線の先に居たのは――宮ノ杜だった。
相手に向かって、優しく手を伸ばそうとする相手>>18。狛形の人ならざる力。それを見守る宮ノ杜の姿。
嫌でも理解できてしまう。この二人こそが、“偽物の友達”なのだと。
その瞬間、自分が今の今まで、酷く脆い所に立っていた事に気付いた。
今まで自分が積み上げてきたものは、今までよく崩れなかったと言えるくらいに絶妙なバランスで成り立っていたのだ。
それが、今、こうして。
遂に、崩落の一撃を喰らってしまった]
[奴との関係は、入学式から始まる。
相手とは、隣同士の席だった。
退屈な式の最中、思わず大きな欠伸をしていたら、隣でくすりと笑い声が聞こえた。
その時から優等生の仮面を被っていた相手は、小声で自分の態度を改めるよう促して。
けれど、そんな自分の態度に目敏く気付いた相手も、どうせ式になど集中していないのだと勘付いた。
相手の瞳を捉えれば、退屈だという色がありありと窺えて。
ニッと口の端を持ち上げて、相手に耳打ちした。
“どうせ、お前も退屈なんだろ? こうして式の最中に喋ってんだから、お前も俺と同罪”
――全てはそこから始まった。
同じクラスだったから、休憩時間は自然とよく一緒にいるようになって。それでも飽き足らず、互いの部屋を行き来もした。
相手の部屋で、相手のベッドを占領したまま寝こけてしまう事もあっただろう。
新学期のクラス分けの貼り紙を見た時、自分の名前と同じクラスに相手が居れば、“またお前と一緒かよ”と軽口を叩いて。
それでも、きっと、自分は笑顔を隠しきれていなかっただろう。
この高校生活を思い返して、一番一緒に居たのは奴だった。
相手に向かって言うのは、少し気恥ずかしい気がするけれど]
[だから、相手を疑うことなどなかった。今までの時が、全てを証明してくれるだろうと思っていた。
どんなことがあっても、相手を信じていたかった。
――それなのに。
“裏切られた”
そんな感情が心を支配する。もう、誰を信じたらいいのか分からない。
ただ、呆然とその場から動けなかった。目の前の残虐な光景から、目が離せなかった。
そんな時、ガラス越しに狛形と目が合う>>15。
逃げなければいけないのに。足が、動こうとしない。湊に服を掴まれて>>8、漸く僅かに動けただろうか。
そして、次の瞬間、目の前でガラスが粉々に砕け散っていた。働かない頭でその事実を理解すれば、ぞくりと背筋が冷えて。
激しい音を立てて扉を蹴り飛ばす相手。そして人間の能力を嘲笑うかのように、素早くこちらへと距離を詰めてくる。
――まずい。
瞬時にその事を察知して、思わず身体が強張る。だがしかし、相手が向かった先は、自分ではなく]
……湊っ!!
[思わず、大声で叫んでいた。
湊が相手に倒された瞬間、自分は隠していたハンドガンに手をかけていた。
それをすぐさま取り出して、狛形へと向けようと。
しかし銃口を向けた次の瞬間、狛形はくるりとこちらを向いて。そして、自分に飛びかかって来た]
……っ、
[その勢いで、ハンドガンは取り落としてしまった。
反撃をする隙も与えられず、ぎらりと光る相手の爪先が自分の心臓に向かって降ってくる。
流石に、死を覚悟した。ただ心残りなのは、自分が愛しい人の目の前で息絶えてしまうという事。こんな無様な姿を、見せたくなかったのに。
ぐっと目を閉じて、その時を待った。
せめて痛みの無いように、一撃でやってくれ。
そんな気持ちで。
しかし、その痛みはいつまで経ってもやって来ることは無い。
まさか、痛みの無いままに死んでしまったのだろうか。そんな錯覚さえ起こしそうになる。
いや、そんな筈はない。全く無痛の死など、有り得るはずがない]
池ヶ谷操が「時間を進める」を選択しました。
/*
墓下読んで来ましたよっと。
>佐倉
宮ノ杜周りの情報引き出してくれてありがとうです。
過去話とか気になってたんで一足先に読めて良かった!
>カラ
それは、七星を当て馬にして早乙女といちゃつきたいと?
で、日向はぷんすこしつつ七星に抱き付けばいいんですね?←
そして、榛名が嫉妬してくれたら中の人が喜びます。
七星が完全に当て馬キャラでごめん!
>和樹
入院!?大丈夫だろうか・・・、EPでも顔出して貰えると嬉しいです。
──6時間20分後・4F生徒会室前廊下──
[ふらり、ふらり、校舎内を歩く。
残っている部員も少なくなってきた。悔しいけれど、敵の言うとおり偽物も見つけやすくなってきたのだろう。
下の階で起こっていることは知らず。偽物を見つけるためには、とにかく誰かに会いたいと。
そのとき目に飛び込んできたのは、広がる赤色だった。]
……え…………
[それが何かを理解したとき、顔は苦痛に歪み言葉を失う。
わかっていたはずだった。放送によるとたくさんの部員が命を落としている。
ただ知らなかっただけで、こんなことが校舎内のあちこちで起こっているのだろう。
鼻をつく鉄の臭い。見たくないのに、足が縫い止められたように動かない。
その赤の中横たわっているのは]
ひっ………え……榛名、せんぱい……?
[思わず駆け寄って、その体を揺する。
まだ暖かい。それでも起きることなどない。
酷い有り様だった。体中のあちこちに殴られた後がある。一方的に何度も殴られたのだろう。
頭が有り得ないくらいに凹んでいて、きっとこれが──
どうして。放送はかかっていないじゃないか。
最後に榛名と会ったときのことが思い出される。
あのときの榛名先輩に励まされて。それで元気をもらって。
偽物を見つけてくれると言っていた。そんな榛名先輩がどうして、どうして殺されなければならないのか。
ふと、体の近くに転がっていた携帯が目に入る。
そこに表示されていたのは、自分の送ったメール。
最後に自分にメールを返そうとしてくれていたのだろうか。
そんな暖かい人を、どうして、誰が、なんで。]
榛名、せんぱい……
あ、あ……うっ……ああああああああああ
[涙で視界が歪む。それと同時に赤へと沈み落ちた。
メールが返ってこないときに探しに行けばよかった。
もう少し早く自分が行動していれば、死ななくて済んだかもしれない。
皆で無事に帰ろうだなんて、もう夢物語だとわかっている。
それでも、自分を呪わずにはいられない。*]
浅神梨兎が「時間を進める」を選択しました。
──約6時間後・屋上前──
違うっ。生きろっていうのは俺のエゴだ。酷なことを言ったと思ってる。俺が死んで1人にしたからお前に後を追わせちまった。
あっけなく死んだのは、早乙女に刺されて、神城に撃たれたからだ。俺の思慮が足りなかったからだ。弱かったからだ。
[少々痛い思いをさせてしまった>>+88。少し悪いなと思ったが、謝る余裕がなかった。そんなことで彼の表情を曇らせたくなくて必死だった]
お前が来てくれなかったら、俺は。和也だけを信じて他の奴を片っ端から殺して、不運を呪いながら誰かに殺されただろうよ。
俺は人非人だった自覚はあるが、それでも人の心はあったと思う。それは美弦、お前がいてくれたからだ。
だから謝ってくれるな。俺も謝らねぇから。
[あれほど酷い目に合わせたのに、彼にろくに気持ちを伝えていなかった。負い目に思わないでほしいと伝える。
会うまでは彼への申し訳なさでいっぱいだったのに、撫でる手が心地よい]
! 俺、のことを……?
[愛を告げられて、面食らった。しかし、死んでいるというのに、彼が泣いている>>+89というのに、なぜか幸福感が胸からじんわりと全身に広がっていく。
ああ、そうか。これが──]
……こんな俺にそう言ってくれるのか。ありがとう。
なぁ、美弦。俺もお前のことが好きだ。愛してる。
[惚れた腫れただの、愛だの恋だの穢らわしいし愚かしい。父の浮気が原因で両親が離婚したときからそう思っていた。そのせいで、しかも女子に興味を持ち始めた頃にそんな考え方をするようになったものだから、今日まで誰かを好きになることはなかった。これからもそうだろうと思っていた。
だが、気づいたら恋に落ちていた。理屈でうまく説明はできないが、彼のことを想う気持ちだけは崇高なものだということがわかる]
なあ、知ってるか? お前は俺のことを幸せにしてくれたんだぜ。だから、俺のことでは泣くな。
[殺した仲間と死なせてしまった彼には悪いが、通じあった今、幸せを感じてしまっている。
こんなときに穏やかな微笑が浮かぶのは場違いだろうか。彼の涙を指で掬って、優しくキスを落とした]
── 約4時間後・4F廊下──
[静かに落ちた問>>5:+49に、はっと顔を上げる。話してもいいものか少しの間逡巡して。
こちらの世界に来てすぐの鬱金との会話>>2:+18、>>2:+19、>>2:+25、>>3:+1、>>3:+2と、食堂での黄金の話と見たもの>>4:+40、>>4:+55、>>4:+58、>>4:+84を、掻い摘んで話した。
上手く説明できただろうかと少し不安になりつつも、食堂を出てからぽろぽろ零していた考えを伝える。]
…多分、鬱金は…殺し合いなんて、こんな事はしたくないんじゃないかと思うんです…。なのに、止められないのか、…それが分からない…。
オレ達が憎いだけなら、ただ殺せばいいのに、なんで偽物探しなんてさせるんだろうって、思って…。
そうさせることに何か、意味があるのかもしれないって…
[自分勝手な推測を、早乙女はどんな顔で聞いているだろうか。遮られなければ、顔色を窺いつつ続けて}
…それに…ちょっと気になってて…。
鬱金も黄金も、聞いたことには結構何でも答えてくれました…。教えても、ここからじゃどうにもできないってことかも知れませんけど。
でも、こんなことをしてる理由を聞いた時に、…二人ともはぐらかしてるって言うより、
なんだか…本当に分からないみたいで…。
[そんな筈無いだろうと何度も思った。
けれど鬱金の何とも言えない沈黙>>2:+19と、黄金のやけに淡白な答え>>4:+57が、妙に気になるのだ。
はぐらかすならもっと、うまい方法があったんじゃないだろうか。
馬鹿なことをと呆れられても仕方無いと思いながら、言葉を切った。
目の前の相手は、現に向こうで殺されてこちらに来ているのだ。鬱金が、殺し合いを望んでいない可能性を伝えたところで、不愉快でしかないかもしれない。]
──約4時間50分後・放送室──
[過去を語り、みせながら何をやっているのだろうかと思っていた。
こんな話を聞かせて何になる。
佐倉は驚きつつも、語る過去の話にじっと耳を傾けて一つ一つ確認するように丁寧に飲み込んでいく。
ぽつり、ぽつりと零れ落ちる言葉>>+90は、散らばったパズルのピースを繋ぎあわせて確認をしているようで、それに何か言葉を挟むこともせずただその言葉を聞いていた。
己が最後に投げかけた問いかけに対して返された言葉>>+91には思わず目を見開く。
薄い仮面に亀裂が入る音を聞いたような気がした。
そしてそれは次に続く言葉によって完全に打ち砕かれて、素の顔が現れる。
見開いた目を瞬かせれば、一滴の涙が零れ落ちた。]
終わらないんだ。
この祭り事に敗れても、また主様達は復活して同じことを繰り返す。
憎しみが尽きる日なんて来ない。僕達がなんど黒羽を、主様を失う場面をみてきたと思う?
憎しみは重なり貯蓄されて膨らむ一方。
あの方を……。
[助けてと続けそうになった言葉をなんとか飲み込んだ。
殺しあうことをせず自殺という道を選んだ人間たち。
これまでとは明らかに様子が違う和成の姿。
何かが変わるような気がした。
でも、その変化を望むということは、和成達との永遠の別れを意味することになる。
そしてそれを望む己は主様の事を裏切っているような気がして、口にすることは出来なかった。
唇をきゅっと引き結び言葉を飲み込んで、ゆるく首を横に振った。
また一滴、新たな涙が溢れ落ちる。]
あの方が望むならそれでいいだ。
[最後は自分にそう言い聞かせるように呟いて、その場から姿を消した。
名を呼んでも再び姿を現すことはないはず。
佐倉がその部屋から立ち去るまでは、どこでもない空間で、膝を抱えて小さくなって時をやり過ごした。]
宮ノ杜和也が「時間を進める」を選択しました。
ーー4時間35分後 コンピューター室ーー
[放課後の教室で、彼にキスへの価値観について問われた時、虚しくないキスなんて、一生知り得ないと思った。
実際それを知らないままに、今こうやって死者の世界に来てしまったようだけれど。
今になって、心ごと全てを満たしてくれるような、そんなキスを知ることになるなんて皮肉にも思える。
触れ合っているというだけで、満たされていく感覚。
それは、今まで散々軽率に扱ってきた行為とは比べ物にならないもので。
名残り惜しさを感じつつもゆっくりと顔を離して、もう一度視線を交える。
頭部を撫でられて、なんだか子供扱いされているようで微妙な気分だったけれど、心地良くもあって。
そんなくすぐったさを誤魔化しつつ、相手の語り始めた言葉に耳を傾ける。
確かに、相手があのまま生き長らえるのは不可能に近かったことなんて、わかっていた。
認めたくなくて、理解することを拒絶していたけれど、あの出血量を見れば明らかなことだった。
それでも、もしかしたら助かるかもしれないという希望に縋っていたくて。
それは相手の手によって、崩壊させられてしまったから。]
……そこまでして、ミツル先輩を守りたかったの?
[相手の伝えようとしていることは、そういう意味ではないこともわかっていたけれど。
ひねくれた解釈をしてしまっているとは思う。
それでも、結局は葛貫が一を撃たなければこんなことにはならなかったと、そんな想いが消しきれなくて。
なぜ逃げなかったのかと、問われてその時のことを思い出してみる。
目の前で、耳を劈くような銃声が響いたあの時。
後頭部から中身が飛び散り、原型をとどめていない遺体は、通常なら目を背けたくなるような無残な状態だった。
それをひたすら抱きしめていた自分は、すでに何かが壊れていたのだと思う。
すぐ隣で、同じ対象に縋りついて泣き叫ぶ葛貫すら、意識に入らないほどで。
銃口が向けられていることがわかった時、既に自分の中に生きる意志なんて、なかった。
もう、なにも考えたくはない。
抱きしめた身体の体温が消えてなくなる前に、全てを放棄したかった。]
[みんな、みんな、狂ってると思った。
生きるために、手を染めることさえ厭わなくなった葛貫と花京院も。
戸惑うことなく自らの命を絶った、一も。
もはや生きることが億劫で、銃弾を受け入れることを歓びにすら感じている自分も。
全部、全部、この状況が狂わせた。
許さない、と。そう口にはしたけれど、何かを怨むような気力も、もう残ってはいなかった。
哀しみ、怒り、怨み、全てを投げ捨てて、ただ眠っていたい。
背後からの銃声、そして頭部への衝撃。
これで楽になれるのだと、心の底から安堵していた。]
……あの時、オレが生きるためには。ヒサト先輩も、ミツル先輩も殺さなきゃいけなかったよ?
[その言葉は、なぜ逃げなかったのか、の答えにはなっていない。今、思い返してみれば、の結論であるから。
けれど、改めてそれを認識すれば、死を選んだことは正解だったと思う。
花京院のように覚悟を決めて、人を殺めるほどの意志もない。
葛貫の死だって、一は望んでいなかっただろうに。
それならこうして彼と再会出来ている、今この状態。それは最善の選択だったはず。]
…オレは、別に死んだこと、後悔してないよ。
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