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午前0時に開いた開かずの扉。
そこから溢れだした深い闇に飲み込まれ、気付けば校舎の中の何れかの部屋の中。
注意深くよく見たのであれば、違和感に直ぐに気付くだろう。
左右反転した教室。
針が出鱈目に動く時計。
窓の外に広がる景色は無く、闇が広がっているということに。
そしてそれぞれの元に、部長から一通のメールが届く。
どうやらこの中には、村人が1名、人狼が1名、C国狂人が1名、共鳴者が7名、求婚者が6名、叫迷狂人が2名いるようだ。
Date:(文字が潰れていて読めない)
To:部員達へ
Title:
────────────────────
皆大丈夫かい?
僕がいる場所はどうやら部室らしい。
とりあえず皆がどうしているのか心配だから、
部室に速やかに集まって。速やかにね。
学校に見えるけど、なんだか変だね。
携帯の時間表示が上手くされなくなってて、
壊れたのかと思ったけど、そうでもないようだ。
PS.一番最後の奴はお仕置き。
部長 七星迂紺が「時間を進める」を選択しました。
花京院寿人は、葛貫美弦 を能力(求婚)の対象に選びました。
──回想・PM11:30→AM0:00頃・校舎入口→4F開かずの扉──
[部屋で誰かと一緒に過ごしていたのであれば、その者と一緒にその場に向かったはずだ。
入口で既に集まっていたものと合流すれば、それぞれに挨拶の言葉を投げかけたりはしたはず。
移動が始まるまでの短い時間、誰かと言葉を交わしていたのかもしれない。
皆が揃った所で七星の指示で校舎の中へと入る。
常とは違う真っ暗な校舎の中。
普通の人間ならば不気味だとか、もう少し違う感情を覚えるのだろうが己にとってはこの暗い闇がとても心地良い。
懐中電灯という小さな灯りを頼りに、4Fにある開かずの扉を目指し時間の訪れと共に、七星が皆に声をかけそしてついに扉が開かれた。
扉から出てくる黒い靄に、最初は動揺するような素振りをみせ一度は同じようにその場で倒れてみせた。]
[バタバタと続く倒れる音が完全にやんだ所でゆっくりと身体を起こした。
皆が気を失った中、意識を保っているのは己と狛形と七星の三人だけ。]
さぁ、私達が本来いるべき場所へと帰るとしよう。
鬱金。今日までの役目ご苦労だったね。もう少しだけ頑張っておくれよ。
黒羽。お前はまだもう少しだけそれらしく振る舞っているんだよ。
その牙はまだなおしておきなさい。
黄金と緋色もそこにいるな?
彼らを運ぶのを手伝ってくれ。
/*
知ってたけどクリノスの赤グラ素敵!(キャッキャ)
赤つかうなら赤グラ素敵なキャラがいいよねでこのチョイスでもあったのよね。
いやーいいわこれ。
そして皆、皆様。
ついに、ついに本編スタートです。
ああ、どうなるかな?どうなるかな?
すごく楽しみです(ワックワック)
──回想・AM00:00頃・開かずの扉──
[色々と気まずくて、珍しく時間ギリギリに後ろの方へ滑り込んだ。懐中電灯は置けばランタンにもなるタイプのものを持参している。
かきみだされた気分も開かずの扉を見ていたら感動と興奮に変わっていった。真面目に部活動に参加していた身としては感慨深いものがある。開いていく扉に感嘆の声を漏らす]
おお……!!
[が、黒い煙に皆が次々と包まれていくのを見て、これはまずいんじゃないか、と思ったときには遅かった。
意識が闇に飲まれていく──]
——AM0:00・4F開かずの扉——
[得体の知れないものへの恐怖は、あった。自分の持つ、心臓発作が一番の原因だ。
もしかしたら怪奇現象が自身に宿っているのでは、などと酔狂な事を考えてこの部活に入った。そんなことあり得ないと心の中で否定はしていたし、きっと特に重い病気等でもないのだろう。
ただ、そんな可能性もあるのかもしれないとも思ったし、万が一、億が一それであれば気味が悪いので早くどうにかしたかった。
ただ、本気で今日この日、オカルト研究会に入った事を後悔した。
なんだよ、これ。こんなの聞いてない。
薄れ行く意識の中で、盛大に舌打ちした。]
/*
【一日目】
恋窓、共鳴窓の使用禁止。
叫迷狂人の人たちは秘話とメモを有効活用して死ぬための舞台を整えて下さい。
求婚者はお相手のセット忘れずに!
──PM11:30頃学校入り口──
なな君ー!開かずの扉が見つかったってホント!?
[学校の入り口付近に七星の姿を見つければ駆け寄って声を掛ける。夜の学校はいつもと雰囲気が違って見える。何処か心もとない気分に腕を摩った。]
・・・夜の学校って変な感じしない?なんだか知らない場所に迷い込んだみたいな。
[どこか知らない場所で迷子になったようなそんな気がして七星の存在を確認したくて、手を伸ばしてみる。]
――手。繋いでもいい?
[いつもの日向らしくない、しおらしい声で尋ねてみた拒否されたなら素直に手を引いただろう許可を得られたなら、4Fまでの道すがら手を引かれて歩いただろう。]
ここが・・・。
[0時きっかり、扉へと手を掛ける七星の後ろに隠れるようにして見守る。
唾を飲む音さえ大きく響いて聞こえるような気がした。
張り詰めた緊張感に鼓動が早くなる。
開いた瞬間、中から溢れ出した煙に咽ながら七星を呼んだ声は届いただろうか?―意識は煙と共に闇へと染まった。]
――回想・PM11:00頃→AM0:00・学校前→開かずの間――
[Tシャツの上に赤色のジャンバー、ジーンズといったシンプルな格好で腰にはポーチを。中身は特にもの珍しいものは入っていないが。
早く来すぎたろうか?静かな学校というのは、やはり不気味だ。]
[みな自然と早く集合してきたように思う。理由はそれぞれだろう。
日が替わるそのときは、早かっただろうか、長かっただろうか。
不気味に鳴り響くチャイムとほぼ同時に七星が扉に手をかける。
すんなりと開いたことに驚きの声をあげる前に、扉の向こうから、待っていたかのようの伸びてきた黒い闇が一気にみんなを飲みこんでいき、そこで記憶が途切れた。]
──回想・AM0:00頃・開かずの扉──
[誰かに引きずって来られたのか、はたまた気紛れか。
珍しくきちんと従って、件の扉の前に居た。
一度部屋に帰ったのか着替えられてはいるが、黒の麻のシャツにジーンズという、如何にも働く気のない格好である。
申し訳程度にスマホのライトで照らす気概はある様だが、開かずの間などあるわけないのだから、欠伸すらしていて。
そうこうしているうちに、扉が開かれた。
其処から溢れる、黒い煙。
──拙い、
そう思った時には遅く、意識は闇に黒く塗潰され、深い深い淵へと落ちて行った]
/* コンバンハ。
【一日目】
恋窓、共鳴窓の使用禁止。
叫迷狂人の人たちは秘話とメモを有効活用して死ぬための舞台を整えて下さい。
…wiki指さし確認済。
ソラさん、聞こえますか。
——AM0:00頃・生物室——
ん、ぅ……、う?
[充電したばかりの携帯が振動する音で目が覚めた。
いつもはこんな小さな音では起きないのに今回目が覚めたのは、何か危険でも感知したのだろうか。しかし今ばかりはその自身の危機感知能力に感謝した。
辺りを見回すと、どうやらここは生物室のようだ。
まだこの部屋には入った事があまりない為に最初どこだかを把握するのに時間がかかった。扉から出て、上にかかっているプレートに生物室とあったからこそ場所の把握が出来た。周りには誰か人がいただろうか、いればその人に聞いたかもしれない。
確かここは、2階なはず。
微かに覚えた違和感は、気のせいだろうと意識の外へ追いやる。
ここで携帯を見れば、振動はメールの着信音だったらしい。
画面を開けば時間表示される筈の場所が潰れている。文字化けだろうか。]
なんだこれ、故障?こんな時にやめてよ…と、メールか。
——AM0:00頃・生物室→部室——
…げ、部長。お仕置きはやだなぁ、折角大人しく来てやったっていうのにさ。
[これは本気でサボれば良かったかもしれない。
そう思いながらも、メールを見てしまってはさすがに部室へ向かわない選択肢は取れる筈がなかった。
生物室の扉を開けて、幸いにも近い場所にある部室へと向かった。
ガラリと扉を開ければ、そこに部長の姿を認める。
他にも誰かがいれば、人数を数えるだろう。]
最後、じゃないよね?
[時間が分からない為に0時からどれくらい経っているのかが把握出来ない。
もし最後でなければほっと胸を撫で下ろして椅子に座るだろうし、最後であれば盛大に頬を引き攣らせる事だろう。]
──回想・PM5:15頃・視聴覚室──
[相手が笑ったのを見て、安心した。怒るのは当然とでも思ってくれたのか、優等生の自分が突き飛ばしたということを気にした様子も驚いた様子もない。安心したらまた少し余裕が出てきた]
ええ、いいですよ。毎日でも付き合いますよ。
その言葉が真実で変わらないというなら、ですが。でも、そうじゃないでしょう?
["だからあなたは無理です"
嫌悪の色を隠しもしないで言った]
あんまり不誠実なこと言ってると火傷しますよ。ぼく、そういう人知ってます。
処女も童貞も欲しいとか言われても困ります。気持ち悪いですから。
じゃ、ぼくは活動に戻りますから。
きみも真面目にやってくださいね。
[怒らせたことを自覚しているようだし、多少態度が悪くても許されるだろう。
意地の悪い笑顔でヒラヒラと手を振って視聴覚室を後にした。
ぎゃふんと言わせることはできなかったが、注意は一応したし、もういいか]
――約??:??分後――
[ふと目を開くと、冷たい場所にうつぶせで倒れていた。
起き上がろうと着いた手の感触で、床に倒れているのだと気付く]
…ん、…ここ、何処だ?…みんなは…っ!
[状態を起こして見回した先は、長く延びる廊下と規則的に並ぶ窓ガラス。
しかし窓の外は何も見えず、学園校舎の中庭へ続く廊下に似ているが、なにか違和感があった]
なんだよ…ここ。学校か? 何でオレ、独りでこんなとこに…。
開かずの間が開いて…そこから何か…出てきた…?
[気を失ったのだろうか。直前の事を思い出そうとしながら、なんとか何か見えないかと、窓の外の闇に眼を凝らす。
窓ガラスに触れれば、それは難なくスライドした]
しっかし…。何も見えないな…。
こんなに、暗かったっけ?
…ん?
[確かに夜も更けていたが、こんなに何も見えないほど星も光りも無かっただろうか。
そう思った視界の端で何かが動いた様な気がして、桟に手をかけ少し身を乗り出す。
瞬間、闇が揺れた。
乗り出した身のすぐ下で吹きあがる様に何かが蠢き、庇おうと無意識に差し出した右手に絡みついた]
え!!?
なに!? なんだよ!?これ!! 離せよっ
誰か!!
[振り払おうと出した左手にも絡みつき、窓の外へ引き出されそうになるのを窓枠に縋って耐えるが、その腕も取られて体が浮いた。
助けてと声をあげるも、先程まで近くにいた部員の誰の気配も感じられない。
あげた声すら闇に吸いこまれていく]
やめっ…や…。いや、だ…っ
誰か!…。 だれ…
[桟にかかっていた指が外れるのを、他人事の様に感じた。上体を絡め取られれば抵抗する術は無く、ずるりと闇の中に引きずり出される。
最後に伸ばした指先が空を切って。
呼ぶ声が途絶えた後は、闇が静かに満ちていた]
――PM5:40過ぎ頃・図書室――
[こそこそと池ヶ谷からモテる秘訣を伝授してもらっていると、頭上から降り注いだ声にはっと振り返る。
そこには榛名の姿>>0:589があった。]
はるな先輩?え?えーっと、池ヶ谷先輩のお手伝い・・・です。よね?
[怒っているのはなんとなく伝わって来たが、別に悪い事をしていたつもりもなかったので、きょとんとした顔で榛名の顔を見つめ返し、隣の池ヶ谷に同意と救いの眼差しを向けた。]
はるな先輩も手伝って下さいよ!これ調べるの結構大変なんですから。
[さも、やってますと言いたげにアルバムをぽんぽんと叩いて示して返す。]
──回想・PM11:30頃・校舎入口──
[ぞくぞくと部員が呼び出しに応じて集まってきていた。
その様を少し離れた所で眺めていればこちらによく知る駆け寄る気配に気づいてそちらに顔を向ける。
其処には幼馴染の姿があって>>3いつも通り元気に声をかけてきた。
軽く手をあげて挨拶をながて問われたことには嬉しそうな笑みを向け頷いて見せた。]
やぁ。きたね日向。
ああ、やっと今日の取材でいいネタを仕入れることができたんだ。楽しみだよ。
[腕を擦ってどこか不安げな面持ちの日向が手を伸ばし、弱々しい声で問いかけてくれば、安心させるよう柔らかな笑みを向けて、その手を優しく包み込む。]
ほら大丈夫だよ日向。日向の傍には、何時だって僕がいるだろう?だから、大丈夫だよ。
[言い聞かせるように大丈夫という言葉を繰り返し呟く。
胸に走る鈍い痛みは笑顔の下に隠しておいた。
そんな会話をしている内に全員揃ったようで、日向の手を引いて校舎の中へと歩みを進めた。]
さぁ、行こうか。
──回想・AM0:00・4F開かずの扉──
[その時が訪れるまでの待ち時間はきっと日向と何か会話をしてたりして潰していたはず。
時間がくれば皆に声をかけて扉を開いた。
その瞬間に溢れ出す煙。
小さく己の名を呼ぶ日向の声が耳にはしっかりと届いていて、日向が地に倒れる前にこちら側へと引き寄せて、己の腕の中へと抱きとめていた。]
ごめんね。日向。
[その呟きは、完全に意識を落としてしまっている日向に届くことはない。
それでもこれまでに幾度と無く胸中で呟いた謝罪の言葉をそっと耳元で囁いた。]
──約0分後・4F生徒会室──
[目を覚ますと、そこは使い慣れた生徒会室だった。誰が運んだんだとかを考える前に、部屋の異変が気になった。
美化委員長を務めているから、生徒会室は度々利用している。だから異様な光景にすぐ気づいた]
これはっ……!!
[時計の針がぐるぐる動いている。しかも、左右が反転している。いったい何の冗談だ。誰か寝ぼけているんだと否定してくれ。
連絡を取ろうと携帯に手を伸ばすと、七星からのメールに気づいた。この際罰とかどうでもいい。早く誰かに会いたい。
黄緑のカッターシャツと黒のチノパンについた埃を払い、部室へ急いだ。
他に誰かいれば誘って一緒に急ぐだろう]
──AM0:05頃・開かずの扉前──
[久方ぶりに真実の名を呼んだのは僕達の大切な主様。
その隣には、狛形が寄り添うようにたっていた。
日向のことは腕に抱えたまま、その扉の中へと入ろうとしたのだが、一度足を止めて榛名が倒れている所まで日向を片腕で抱え直す。
空いた手で榛名の背に手を伸ばし乱暴に引っ張りあげて扉の中へ入る。
同胞からもっと運べというような声が背に届いたが、聞こえないふりで中へ足を進めた。]
結ばれたい相手に光の速さでロックオンしてしまったけど、キャラ的にはこいつ宮ノ社に行きそうなんだよな…どうしようかな。
ところでストライクすぎるんですが。ゲスっけのある攻め好きよ…。
あれ、今回バリタチの予定だったんですが、なんか受けっぽくなってません?花京院くん
/*
きっとソラさんならご存じでしょうが、
この窓を知らない参加者もいますでしょうし、念のため書いておきますと。
おれたち狂人の共鳴みたいなもので、おれは人狼が誰かもわかりませんし人狼も叫迷狂人の位置はわかりません。
もちろん、窓もまーったく別物なんですよ。おれは、八雲空さんとしか会話できません。
ま。今回は村外情報(wiki)で人狼わかっちゃいるんですがね。
──回想・PM5:15頃・視聴覚室→4F廊下──
[相手の言動>>10が遊びなのに思ったよりしつこい。
本当の自分を知っても同じことを言うのだろうか。否。
まだ仮面をつけていなかった頃はだらしないところがあって、好奇心旺盛で腕白なのが行き過ぎて迷惑をかけることはあっても、少なくとも今ほど性格は悪くなかった。完璧な人間になろうとして本来の自分を殺しても殺しきれず、理想の自分とはどんどん解離して歪んでいった。
嗜虐趣味があって、常に優位に立とうとする卑屈な臆病者。
歪んでしまった本当の自分を受け入れられる者は宮ノ社くらいだろうか。
本性を知られたら逃げられる。惨めな思いはもうしたくない。隠さなければならない。
だから、背後からかけられた言葉>>11に悪寒を感じた。
人の隠したいことを言いふらしたりネタにして揺すったりする男だとは思っていないが。
だとしたら何故そんなことをいうのか。
考えないようにして、振り返ることなく別の場所へ向かった]
/*
言うて花京院君の嗜虐趣味結構可愛いレベルだよな(
お堅いと見せかけて鞭振るったり詰るの謗るの嬲るのだーい好き♡なご主人様キャラやったことあるけど、あれでもまだ可愛い方だと思ってるよ><
/*
まず一つ。
叫迷狂人として「別の人格」ができるか
が俺の懸案事項だなー。
いやまあ、ガラリってほどじゃなくて、ちょっと興奮状態を大げさにさせるぐらいなんだけど。海外のレッドブルを10本飲んじゃってピーになっちゃう感じね。嫌いじゃない。(むしろ好き?)
/*
繋魂はほんとうに黒が似合うよな。
発言が吹き出しになり、独り言発言は「oO( )」こんな風に考えてる風にしてくれる。
ど真ん中にアイコンが整地されるのも
安価番号が発言の先頭で、発言した時間がすっきりわかるのも本当にいい。最高。
CSSを変えてない人は、みんな瓜のトップ画面でCSS変えなよって思う。
──約0分後・4F生徒会室──
っ、ん……
[深い淵のような微睡み、そんな矛盾した世界から覚醒したのは何時だったか。
僅かに身じろいで重い瞼を薄ら開ければ、見たことのない景色。
否、見覚えがあった。あまり縁がないため見慣れていないだけで、此処が生徒会室なことは朧気に分かった。
しかし何故自分は生徒会室で倒れているのか。
低血圧気味なせいか怠い身体を無理矢理起こしながら、ふと時計を確認した。]
……は?
[時計の針がぐるぐると確認していた。秒針ではない、全ての針が。
しかも時計の文字盤は逆だ。気付いてみれば、部屋の調度品から書類、何から何までが鏡写しのように逆になっていた。]
/*
瓜って何が使えるんだっけ
1d6:1(6)
1d4:2(4)
1d8:6(8)
1d20:10(20)
あ、この辺は使えるのね
――回想・PM5:30頃・図書室――
[自分が手渡した飴を見て、嬉しそうに笑みを返す相手>>0:549。内緒な、と言うように人差し指を立ててこちらも笑い返した。
こんなちょっとした秘密でも、それを共有することは何だかくすぐったくも嬉しいものだ。
相手の味覚など小さい頃から知り尽くしている。飴を何個か手に出して選ばせれば、真っ先に選んでいくのはいつも同じ味だった。
だから飴を持ち歩くときは、絶対に苺味を欠かさないようにしていることに果たして気付いているのだろうか。ある種、それは自己満足の世界だから、相手が気付かなくとも構わないが。
軽い過去のエピソードを思い出して相手に尋ねてみれば、相手の記憶にも残っていたのだろう。
少しだけ咎められるような口調で返してくる]
いや、だって、湊ってば律儀に好きなもんばっか残してんだもん。ちょっとからかいたくなるじゃん?
でも、腹空かせてる時が一番なんでも美味く食べれるんだって。それを教えたかったのー、俺は。
[悪戯っぽく笑って、過去の自分の行いを正当化させるような物言いをする。
自分は好きなものは真っ先に食べる派だった。空腹時に食す物は何でも美味く感じるというのもそうだし、そもそも最後まで我慢することが出来ないというのもある。そして、我慢して、我慢して、やっと辿り着いた美味さというものを経験してこなかったから。
同じ高校になって、再び一緒の時間を過ごすことが多くなったけれど。
自分が高校へ入学して寮生活になって、当然湊と過ごす時間は激減した。会う機会と言ったら、長期休暇を利用して帰省した時くらいで。
幼い頃から顔を突き合わせて、会おうと思えばすぐ会える距離というのが当たり前になっていたからこそ、二年間は妙に落ち着かない時期でもあった。
しかし湊が同じ高校に進学して、この春からは自分にとっては何時も通りの日常が始まったという実感を抱いており。
季節はまだ夏前。卒業までまだ時間はあると楽観的に捉えている自分とは対照的な考えを、目の前の相手が抱いているとは少しも気付かなかった]
――回想・AM0:00・4F開かずの扉――
[扉の前に着いても、未だ半信半疑だった。
開かずの扉が開いたところで、どうせ酷く現実的な何かを突きつけられるだけだろう。
そんな風に、開かずの扉自体には少し冷めた目線を投げかけていた。
それでも、こうして普段とは違う表情を見せる夜中の学校の雰囲気や、暗い校内をライトだけの灯りで仲間たちとそぞろ歩いたりすることは、内心嫌いではないのだった。
結果がどうであれ、それまでの過程が楽しければいい。そんな気持ちで招集に呼び出されている。
突然の招集にスケジュールを狂わされ、活動が本気で嫌だと思う時もあるけれど、それでも部を辞めないのはこういう理由があるからかもしれない。
午前0時のチャイムが鳴り響いて、七星>>0:574が開かずの扉に手をかけた。それを、欠伸を噛み殺しながら見つめて。
どうせ、びくともしないだろう。そんな予想を持ちながら眺めていると、扉がその名称とは正反対にそれほどの抵抗も無く開いたのを見る。
そして、瞬間、黒い煙のようなものがもわもわと溢れ出して、辺りを充満させていった]
……は…!?マジかよ……!?
おい、大丈夫か…っ
[反射的に袖口で口を塞いだものの、意識は段々と遠のいて、そして、最後の一筋も手放した。
暗くなる視界に最後に映っていたのは、一体誰だったか]
[触れるだけのキスだったが、まだ感触が残っていた。無意識に唇を拭い、自嘲した。
「今一番会いたくない相手」だなんて、意識していることがバレバレだ。相手はこんな状況でも茶化してくる余裕があるのに。
とはいえ、「一番会いたくない相手」でも心細い今、彼を置いて先に行くというのもできなかった。それこそ誰でもいいからくっついていたいくらいには今の状況に恐怖を感じているのだから]
七星くんからのメールは見ましたか? 急ぎましょう。早く行かないと罰されちゃいますよ。
[心細さから、葛貫がそのまま部室に行くなら共に行くし、留まるなら行く気になるまで共にいるだろう]
[葛貫が部屋に留まるにしても出るにしても、花京院はあれからずっと気にしていたことを確認することにした]
葛貫くん。さっきの視聴覚室でのこと、誰にも言ったりしませんよね?
ぼくはもう、気にしてませんから。
[本当はそんなことはなかったが、YESの回答を得られなければ安心できない。
あのときの葛貫の様子が普段と違うように感じられて怖かった。今はいつもの葛貫と同じなのだと確認したかった]
――回想・AM0:00・4F開かずの扉――
[ここに来るまでに誰かと共に居たならば、その人物と一緒に。
やり残しだらけの一日だった。気が進まないながらもその場に向かい合流すれば、先刻に世話になった面々には礼も添えて、その場に居る者達に一通り挨拶をしただろう。
本来オカルトには興味が無い。部活動必須のこの学園に通いながらも如何にして必要な時間を確保できるか、効率を重視した結果の入部だった。
が、どういうことだろう。結局反省文も残り僅かというところで間に合わず、完全なる私事でアルバイトを断ったにも関わらず仕上げるに至れなかった。その上、これからもまともな睡眠を取れそうにない。散々だ。
何が一番散々と言えば、そんな状況に対し心底嫌と言い切れない…というより、友人達の存在ゆえか、何処か楽しんでしまっているような。弟や後輩達も巻き込まれているというのに、自分は一体何を考えているのか。
しっかりしなければ、上手に生きなければ、と。危な気な好奇心とは縁遠く生きていると思っていた自分は、実際はそうでもないのかもしれない。正直、気付きたくなかった。]
…何なんだろうな。
[昔、誰かに言われたことがあった気がする。考えていることが表情に出やすい、と。
正に今がそれだ。思い切り思考を巡らせて、ふと意識してみれば眉間に皺が寄っていた。これでは考え事をしていますと声に出して言ってしまっているようなものだろう。
いつものように、とりあえず誤魔化そうと言葉を発してみるが、何なんだろうなとは何なんだろうな。
そうこうしている内に、部長七星の手により扉が開けられた。意識を向ける先が変わったこと、やはり抱いてしまう好奇心、それを認めたくない理性、混じりに混じった複雑な思いを表したかのような黒い煙が見え、次々と皆が飲み込まれていくのが見えて。
これは洒落にならないのでは、感じたままに危険を皆に知らせようとするも、その前に意識が薄れ、為せず終わる。
落ちる瞼の裏、最後に浮かべた顔は、一体誰のものだっただろう。]
──回想・PM5:30頃・図書室──
卒アル、なぁ…。
まー事情もそこそこ、やる事は分かった。手伝ってやるから、お前も頑張れな。あと寝るなら終わってから風邪引かねえとこで寝ろよ。
[>>0:496湊の言い方からして他の二人の方を頼った方が早いのだろう、作業を始めると同時に高末と多真木の方に話を聞こうとすれば、多真木の方から満面の笑みで>>0:498話し掛けられた。]
おう、居合わせちまったしな。
つーか卒アルの話って…あ、
[礼を受け、本題を振ろうとすれば、湊に耳打ちをして颯爽と席へと戻って行く多真木。意味深に笑う湊、まるで探り合いのような雰囲気に首を傾げつつも、何か心配になったので、多真木が席へ戻った後にこっそり湊に声を掛けてみる。]
…なんか、あったか?
[とはいえ、踏み込みすぎるのも野暮だろう。相談ならいつでも来いよ、とだけ言い残し、大人しく作業に戻ることにした。]
友紀さんオハヨウゴメンナサイ、寝オチフラグを綺麗に回収しておりました(土下座
>>C0>>C1確認済みです、ありがと♪
1dは七星落とし、2dで我々が落ちるので1dの早いうちに処刑・襲撃の割り振りを決めてしまえば行動の調整は2d入ってからで間に合うのではと思っています。
友紀さんは処刑or襲撃の希望はありますか?
お兄さんの事を考えると友紀処刑死は和樹的にツライのではとの危惧があります。
処刑者は必ず仲間の手によって殺されます。
襲撃者のみ手段を選べます。メモ等で周りと擦り合わせて、好きなように逝って下さい。
…と、wikiにあるので、弟大好き兄が手を拱かざるを得ない状況はお兄ちゃん可哀想かなぁと。
――PM1100・校舎入口→PM1200・開かずの扉前――
[誰かと会話はしただろうか。もしかしたら誰かと共に行動したかもしれない。
そうして、開かずの扉の前へと立つに至った。
皆しっかりとその前へと揃っている。しかしその扉への反応はと言えばそれぞれだった。
何かを感じ取る人間もいれば、信じていないのだろう人間もいる。
それに微か、笑みを浮かべたが。
その扉に手を掛ける七星を、見る。傍に控える日向の姿に、その笑みは消えた。
黒い、何かが溢れ出す。
心地良いそれに包まれていく。
バタバタと倒れて行く周りの人間を真似るように、その場に倒れた。]
——回想・PM5:30頃・図書室——
[>>20操が真っ先に自分の好きな物を食べる派なのは知っていた。いつも不思議だったのだ。
好きではないものを先に食べ、そのご褒美で最後の後味を整える。そうすれば気持ちよく食事が終われるのに、と。
しかし操に好物を奪われてから先に好きなものを食べるようになって、気付いた。別に、先に好物を食べようと後に好物を食べようと、然程食事の後の感想は変わらない。好きな物を食べられればそれでいい。
だからといってそれを意図せずだろうが気付かせる形になった操に感謝はしてやらないが。]
自分の悪戯を正当化するようなこと言ったってダメだよ、
食べ物の罪は重いんだから。
[卒アルへと視線を落としたまま操へと反論した。操がこれからの生活を楽観的に捉えている事>>21には、気付けなかっただろう。]
――PM1205・開かずの扉前――
[皆が倒れ、そこは静かな空間となった。
ゆっくりと体を起こし服を払えば、主の元へと。
掛けられた言葉にはただ笑んで、静かに頷いた。
焦らなくてもいい。もうすぐだから。]
――おい、お前もう少し運べよ。オキニイリだけ連れてってんじゃねーよ。
[倒れたそれらを運ばなければ、なんて面倒な作業ではあるが、主の命だ。
それへ取り掛かろうとした時、日向と榛名だけを連れていこうとする姿に文句を付ける。
が、気にすることなく二人だけを運ぼうとするその後ろ姿に舌打ちを一つ。
残った人間をさっさと運んでしまおうと、近くに倒れている者を適当に持ち上げた**]
/*自分のロルがクソ過ぎて涙目。
駄目だ、時間無いし言葉が出てこないしスランプ的なやつかコレ?
本当に黒歴史作る為だけに村参加してるよな、俺…舞田のクソっぷり超えるぞコイツ。*/
──回想・PM5:30頃・図書室──
[後輩二人(湊、多真木)のやり取りを一通り見届けた後、作業に戻ったところで思いがけず別の人物>>0:508から声を掛けられる。]
お、どうも!たまたま来たついでっすけど。
[先刻食堂で見掛けた顔だ。煌びやかな雰囲気と笑顔、優等生オーラとはこういうものを指すのだろうか。自分には到底真似出来ないだろうな、などと思いつつ、笑顔を返す。]
友紀は…そろそろ過保護すぎんのもどうかなってカンジっすしね。自立したがってそうだし、べったりってのもアイツに悪いなって。
…なんか、先輩方の世話になったりとかしてます?
[ちょいと寂しいっすけど、という言葉は飲み込んで。居ない場で名を出されるぐらいなので、もしかするとこの人の世話になったこともあるのではないか。軽く笑みを交えながら訊いてみて、特に返答が無ければそのまま次の言葉へ繋ぐ。]
そうっすね、まあこんだけ居りゃ何とかなるっしょ。頑張りますか!
ーー回想 PM5:30 1-1教室ーー
[荷物を取りに、という名目で教室に戻ったものの、それ以上どこにも行く気が起きなかった。
誰かと合流するような気分ではなかったし、勿論真面目に調査なんてするつもりもない。だからといって、今勝手に寮に帰ったりすれば、流石にサボっていたことが七星にバレてしまう。
それならば、このままこの場所にいればいいではないかという結論を出して、そのまま自分の席で自分の腕を枕にして俯せた。
何だかんだで昼間は寝れなかったこともあって、すぐに眠りに包まれる。
ぶつけどころのない苛立ちも、寝て覚めればすっきりしているだろう、と。
*
そうして、心地の良い微睡みに浸っていた──のだが。
不意に、ガタガタと足元から身体が小刻みに、揺さぶられた。
荒々しく伝わってくるその振動で、沈んでいた意識が、強引に引き上げられる。
まだ眠りについてから数十分、ようやく深い眠りの波に包まれようとしていたところだったというのに。]
[寝かけては起こされ。今日、何度目だろう。
中途半端にしか覚醒していない中、身をよじって目覚めを拒絶しながらも、薄く目を開けた。
ぼやけた視界の中に映る、一人の男。>>0:593
自分に呼びかけられていることはわかったけれど、普段友人から名字で呼ばれることは少なかったから、一瞬教師かとさえ思った。]
んー………アキ…ラ、先輩?
[漸く焦点を定めた瞳が、目の前の人物の姿を正確に捉える。
覚醒しきれていない脳は、その瞬間は部活の先輩だ、としか認識しなかったものの、すぐについ先程の記憶が徐々に蘇ってくる。
屋上で散々煽った挙句に悪態まで吐いて飛び出してきたことまで、鮮明に思い出した。]
………へ?なんで、ここ…いんの?
[威嚇するよりもなによりも、一番に飛び出したのは、疑問符だった。
まず、相手が目の間にいるこの状況が理解できなくて。
寝起きの冴えない目を見開いて、マジマジと相手の顔を見上げた。]
ーー回想 AM0:00 4F開かずの扉前ーー
[夜中に再び収集がかかって、本日もう何度目かわからない睡眠妨害を受けた。
半ばヤケになって支度をして、すぐ傍にあった私服を手に取る。
白いインナーの上から襟のついたノースリーブのシャツを羽織り、濃い色の細身のジーンズというラフなスタイル。
途中誰かに会ったり、または元から誰かに起こされていたのであれば、共に目的の場所へと向かっただろう。
皆が日付が変わる瞬間を固唾と見守る中、頭の中は明日の午前中の授業をサボる計画を練っていた。
扉が開く、なんていう現象が起こるなんて、全く信じていなかったから。
その時間になった時、周りがざわつき始めたことで、漸く扉の方へと意識を向けて。
本当に開いた──その事実を知って、驚くよりも何よりも、本能が警報を鳴らしていた。]
や、これ……流石にヤバイんじゃ、…
[思わず一歩後退した時には、扉から溢れ出した闇が、その場を包み始めていた。
逃げるべきだと脳が判断を降し、その命に従って足が動くよりも前に、そのまま意識ごと闇の中に飲み込まれて──**]
ーー約??頃・??ーー
[冷たい床の感触でぱちりと目が覚める。が、見覚えのない景色にこくりと首をかしげ、自分が何をしていたのか思い出そうとする。]
確か、集合のメール…
[そうだ、確か八雲と別れた後ずっと学校中の扉という扉を開けていたら七星からの召集のメールが届いたのを確認した。それを見て、多分寮に帰ったら忘れそうという英断でそのまま学校に留まって時間になったら場所に向かったのだ。
それを証明するように自分の格好を見ると制服のままだった。]
…だらしない
[そこで漸く自分の着方が滅茶苦茶なのに気がつき、せっせと直すが傍目から見たら正直なにも変わっていない。
着衣を正し(つもり)回りを見渡してよく見てみると学校に似ている気がする、と思えてきた。もし学校なら続きをしなければ、そんなへんな使命感にかられて再び裸足でぺたぺたと歩き回り色々なところを開け始める。]
ここも、開く
[そのうち、窓の外が真っ暗なことに気が付く。じっと目を凝らしてみるが何も見えない。俄然興味が湧く。窓に手をかけてみると難なく動くのでそのまま開け放ち身を乗り出してよく見たがやっぱり何も見えない。]
ここは、見えない
[他のところからなら見えるかもしれないと身を引いた瞬間、真っ暗だった闇がゆらりと揺れ乗り出していた身体を取り巻く。
何かデジャヴを覚える…あぁ開かずの扉を開いた時と一緒だと呑気に考えていたが、底知れない冷たさを闇から感じそんな考えも吹き飛ぶ。]
っひ…や、やだっ
[小鳥遊が恐怖を感じてから闇に引き込まれるのはあっという間だった。そこには始めから何もいなかったかかのような静寂だけが残されていた。]
/*ソラさん、オハヨー。寝落ちあるある気にしない、記号もおk!
さっそく話の摺合せに動いてくれて感謝です。さっすがソラさん。
襲撃・処刑の希望はなかったんですが、本当に和樹兄貴にものっそい大事にされてるし、おれが仲間の手で処刑されるには結構とんでもない振る舞いをしでかさなきゃいけない気がします。
不可能じゃないんスけど、ちょっとネ。
なので、お言葉に甘えちゃいます。
おれが襲撃者のほうで、お願いしたいッスー!
/*
ああ〜求婚どうしよう……送れるような相手いないよお……
玉砕狙いで他の求婚さんに刺すのは失礼かな……でもそれぐらいしか行使先ががが……
デフォは湊ちゃんでした
浅神梨兎は、倉旗和樹 を能力(求婚)の対象に選びました。
/*
それにしても、この窓。どうしようか。
部室集合しきってからかな。
叫狂窓が全部業務連絡で会話がないのも
ちょっと寂しいやい。
あ、おれのほうは長いときは5時間ぐらい無反応になるかもッス。
今日はフリーなんで割といつでも。
──回想・PM11:25頃・学校入口──
[結局あれからどうしただろうか。グラウンドのあとは、校内探索などしたかもしれない。
だが成果などあるわけもなく、時間が来れば寮へと戻った。
が、部長はそうではなかったらしい。
着信音と共に届いたメールにまた、不機嫌さが湧いてきたのだった。
開かずの扉など未だ信じておらず、どうせ徒労であろうと。
が、処罰と言われてしまっては仕方がない。恐怖に凍りついた体は従うしかなく。
前に買わされたペンライトを探し出して首にかけ、薄手のベージュのパーカーにジーンズ、携帯を入れるための小さいカバンを肩にかけた格好で、
眠たさと気だるさで重い体を動かしながら、なんとか集合場所へと辿り着いたときは、せめてもの抵抗、集合時間の5分前であった。
誰かが近くに居れば会話を交わしつつ、夜の校内を行く部員の塊に渋々ついていく。]
/*狂人個チャは死亡の志望をざっくばらんに擦り合わせるためのツールかなーくらいに考えてました。
まぁ、ここで何か遊んでみても怒られはしないと思いますけれど、あまりやり過ぎていると七星られる事になりかねません。
バレたときの言い訳を考えながら有効活用しちゃいましょうかw
友紀さんの発言タイミング把握しました。早目に決めておかなければならない事はやっちゃったと思いますのでノンビリいきましょう♪*/
/*あ、本決定把握っすw
七星先輩はともかく宮ノ杜先輩の趣味ならおそらく
「(叫迷窓は)好きにしていいんだよ」
と爽やか笑顔でちょっと心の内になにか期待を潜ませるぐらいはしてそうだな、と友紀思ってましたん。
(七星先輩ほんと何者やねん・・・)
──回想・AM0:00・→4F開かずの扉──
[「開かずの扉」に辿り着いても、梨兎の心は変わらなかった。
──どうせ開かなくて解散だろう。そんなとを考えながらただ時が来るのを待つ。
やがて時計が0時を指せば、それを合図に七星が集合をかける>>574。
七星がその扉に手をかけると
──扉はさっと開いた。]
……え?……開いた……。
[驚きに思わず声を漏らし、視線が扉に釘付けになる。
そうしていると扉から黒い煙のようなものが溢れ出して、]
……は……?
[脳が状況についていけない。
まさか、噂は本当に──
そう思ったときには既に遅く、視界が黒く染まったと思えば意識は霧散した。**]
/*サンドイッチは私の昼食ですよ!考えすぎィw
確かに村建てさんならエピってから「個チャで遊んでくれてもよかったのに(・・`」って言いそう。
七星は何者なんでしょうねー。
>>13見たとき「おま…俺らを売ったのかよ?!」って思いましたし。
それと榛名と日向の扱いの差ねw
あれだけ好き好きやってたのに片方はハグでもう一方は引きずってくだなんて…これは言い逃れの余地なく七星はショタコン←
コツコツと七星の悪い噂を広めつつ友紀君のご活躍>>C9を期待しながら日が傾くまでオフな感じです。
次は表でも喋らないと。個人的には早乙女のさっちゃんと一緒に目覚めて恐くて動けないから手を握っててもらえると八雲がとても幸せなんだけどなあー(妄想*/
──約0分後・4F生徒会室──
[痛い、と零されれば>>25、素直に抓っていた手を離す。
抓るだけ抓っておいてすぐに距離を置く相手に思わず眉を寄せて笑った]
すっかり嫌われちゃったね?
いや、元から嫌われてたかな。
[思わず唇を拭うような相手の動作、唇奪われたことを相当気にしているらしい。
メールに関して言及されれば、そういえばスマホを見ていなかったと、ポケットから取り出して確認する。
書かれている内容を見て、思わず、はぁ、と溜め息を吐いた。]
んー、行こっか。
七星にお仕置き食らうのは嫌だし……
あと、部屋が鏡みたいに逆に見えてるの、俺だけじゃないよね?
寿人の頭突きのせいで俺の頭がとち狂ったのかと思ったよ。
[生徒会室のドアに向かいながら、花京院の顔をちらりと見やった。
心なしか、心細そうな表情をしている彼。どうやら藁にもすがる思いで自分と行動を共にしたいらしい。
視聴覚室での一件を言及されれば、思わずふっと笑い声を漏らした。]
……うん? どうだかね。
言わないで欲しい?
──約0分後・生物室──
[池ヶ谷を抱えて、そのついでに目についた村瀬も抱え上げ一緒に生物室に運んだ。
それぞれを優しく降ろして、己もまたその場で横になる。
彼らが目覚めるまで、そう長い時間が掛かることもないだろうと二人の内のどちらか、はたまた二人が動き出すまでじっとその時を目を閉じて待つ。
考え通り、程なくして動く気配を感じて、己も今あたかも覚醒したかのようにゆっくりと閉じていた瞳を開き身体を起こした。
部屋の中をぐるりと見渡して、寝起きの掠れたような声を出す。]
村……瀬?? ここは……生物室、か?
[他の教室は違う生物室の机と椅子。
それに生物部が管理している水槽や植物が綺麗に並んでいるのが目に入り、場所の特定はなんとかできたという素振りで問いかける。
ふいにもう一人起き上がる気配にそちらに目を向ければ、少し遅れて目覚めた池ヶ谷の姿がそこにあった。]
操?
[他にも誰かいるのだろうか?と辺りを確認すれば他にも誰か居た発見できたのかもしれない。]
二人共、大丈夫…そうだね?うん。
[二人のなんともなさそな姿を確認して、己自信も手を開いたり閉じたり、身体の何処にも異常がないのか確認した。
そうこうしているとポケットにいれていたスマホが震えてそれを取り出す。
画面をみれば、常に時間が表示されていた部分の文字が潰れていることにはすぐに気づいた。
衝撃を受けて壊れたのだろうかと心配になったが、いま着信をしらせて震えたのだから完全に壊れているわけでもなさそうだ。
なんて演技をしっかり作り込んで振る舞う。
新着メールの文字と共にメールのアイコンが点灯する。
画面に手を滑らせてその内容を確認してやれやれと溜息を零しつつぽつりと感じた事を誰に投げかけるでもなく呟いた。]
これは急いだほうがいいか。
[同じように考えたらしい村瀬と視線が交われば頷いてせる。
部屋に三人きりの場合は、優等生の仮面も外れていかにも面倒くさいといった表情を向けていたはずだ。ついで池ヶ谷の方へと顔を向け声をかける。]
ほら。操もさっさといくよ。ぐずぐずしてたら置いてくぞ。
[時間を確認しようとその部屋にある時計を見上げて思わず絶句して掠れた声で呟いた。
二人の耳には届いたのかもしれないし、届いていなのかもしれない。]
な、んだこれ。
[見上げた時計の針の動きは出鱈目としかいいようがない不可思議な動きをしていた。
秒針はもちろん短針、長針も同じようにグルグルと回転していたのだから。
その事実に気づいた時に、改めて部屋に感じた違和感のようなものがなんであったのか理解した。
七星がメールで記していた"なんだか変"ということはこういうことなのだと。
面倒くだいだなんて言っている場合ではないのだと理解したように動き出す。
村瀬に続き操と共にその部屋を後にしたはず。]
──AM0:05頃・開かずの扉前──
[鬱金に続き黒羽が数名の部員をひろあげて先に中へと入っていく。
己もまた倒れている人物の中から池ヶ谷を抱え上げて、ついでに目についた村瀬も一緒に抱え上げた。
金色と緋色が任せてくれていいと止めに入ったが大丈夫だと注げる。]
構わない。お前たちで残りの者を全員運ぶのは大変だろう?
この二人は私が運んでいこう。そのまま私はそこで倒れているふりをするから後のことは任せたよ。
[仰せのままにと二人が頭を下げるのを確認してから、二人を抱えて中へと入る。
少し離れていただけだというのに、随分と懐かしく感じてしまう。
ここが私達の生きている世界なのだと否が応でも解ってしまう。
この闇が心地良い。明るい世界ではもう生きていけない身体になってしまっているのだと改めて認識した。]
/*
村人が1名、人狼が1名、C国狂人が1名、共鳴者が7名、求婚者が6名、叫迷狂人が2名
なんだろうな。
改めて見ると壮観というかなんというか、すげぇ内訳だなぁと我ながら思う。
求婚者6名ってのはまぁ、前回開いた薔薇村でもそんな感じの人数だったと記憶しているけど村人だった人が、今回は全員共鳴なんだよね。
皆役職持ちの窓持ち。
今日はまだ窓使えないけど明日以降どうなってんのかなぁ。
そして叫迷狂人の窓使用も明日からでよかったんじゃね?って今更ながらに気づいた訳だけども、二人共IN時間はそれほど安定しないだろうから、もしかしたら丁度いい感じになっていたりするのかな?
――回想・PM21:00頃・男子寮自室――
[にぎやかながらもなんとか、アルバムの整理を終え寮へと戻り、夕食にありついた。
風呂に入って自室へと戻ると、携帯(スマホ)がメールの着信を知らせていた。
『今夜学校に集合!』
普段なら23時半なんてすでに眠っている時間だ、しかし他ならぬ七星からの呼び出しである。]
えー、そんな時間に・・・。
[すぐに高末へとメールを送って一緒に行こうと約束を取り付けた。
懐中電灯持参との事にあまり片付いて居ない部屋を物色して、玩具のライトセーバーを探し出すと、これでいいかとリュックに差し込んだ。]
──約0分後・4F生徒会室──
[嫌われた?>>41というのに対して、憮然とした表情で肯定した。
乙女じゃあるまいし、ファーストキスを奪われたくらいは別にいい。無論、男でも初めてのキスはミチルのような清純な感じの女の子としたいという希望はあったし、男が初めての相手だとは思わなかったが。
一番忌まわしいのは、自分を軽く見て遊びの対象に選んだことだ]
葛貫くんにもそう見えますか。じゃあやっぱりぼくの頭だけがおかしいわけじゃないんですね。
あれくらいでおかしくなりませんよ、大げさな。
[嫌味を言ってくる相手にため息混じりで受け答えする。
メールを見て珍しく素直に部室に向かおうとする葛貫の後をついていった>>42
念おしすると何故だか笑われた。それがまた花京院の不安を煽る]
はい、言わないでほしいですね。ぼくもきみがその……いきなりキスしたことは言いませんから。
[言ってから、自分が突き飛ばしたこともキスされたことも言われたくないのは自分だけではないか、と気づいた。が、お願いするのも癪だ。
言わないというのならほっとして共に行くし、曖昧にされたら不安そうにしながらもとりあえず部室へ行くことにするだろう]
/*
ナイストス!をしたつもりがあらぬ誤解を産んでしまったようだ……。
だが何故そうみえたんだろう?
狛形との絡みが薄いからかな?でも狛形への愛情は要所、要所で出してたつもりだったんだが足りなかったのだろうか……。
操はあくまでも親友であってその枠からでることはないです(・・*
榛名も親友ポジにしたかったけど、裏の顔知ってる人間は最小数に抑えたかったので断念。
花京院への親友というものを表面上に作っただけのものなのか、操と同じ場所までもっていくかの部分が悩み中だけど、本編中にもう少し絡むことができればそこは見えてくるかなー。
/*メモで返すには微妙だったから此方でー。
友紀君ありがとー、けどな、ほんまな、ダメダメだなって自分で理解してるのです(´・ω・`)
レス出来てても絡めてないなら、もうチラ裏で良くねって思うのですよ…。ソロゲーしたいならオフラインどーぞですよ、ええ…くぅーん(´;ω;`)*/
──回想・PM11:30頃・校舎入口──
・・・こっちは収穫無し。
みんなでがんばって図書室の本とか卒業アルバムとか色々調べたんだけどね。
[嬉しそうな笑顔で話す七星>>12とは対照的に、軽く首を振って、それらしい事は何も分からなかったと素直に白状した。
こんな時に嘘を付いても七星にはすぐに見抜かれるし、嘘の報告をした方が七星の機嫌を損ねる事を日向は知っていたから。]
ホントに?ずっと・・・、一緒に居てくれる?
[包み込むように優しく繋がれた七星の手が温かくって昔の事を思い出して、あの頃みたいだななんて考える。]
・・・。
[行こうと七星の促しに無言で頷いて、それでも手を離さずに居てくれるのがちょっぴり心強い。
時間までの間、こんな時にまでオカルト話をする七星はやっぱり七星だなっと苦笑まじりに見つめていた。]
──約0分後・4F音楽室──
[肌の近くで、携帯バイブが震える感覚がする。気持ち悪い。]
……うえっ!?
[情けない声を上げて飛び起きると、体に乗っていたカバンが床へと落ちた。
あれ、どうして床に寝ているのだろうと、状況が飲み込めずに辺りを見回す。
暗闇にライトを照らしてみると、光の中に浮かび上がるピアノに、楽譜台。どうやらここは音楽室のようだ。しかし、何か違和感を感じる。
そして、壁にかかる時計が視界に入ったとき、驚きに目を見開いた。]
………何、あれ………。
[でたらめに動く時計を呆けながら見上げているとだんだん状況が思い出されてきた。
確か、「開かずの扉」が開いて、自分たちは気を失って……気がついたらこの可笑しな空間にいたのだ。
……つまり、ここは開かずの扉の向こう側ということか。
こうなってしまってはもう信じるしかできず、乾いた笑いが漏れた。
周りには他にも誰かいただろうか。いたならば、内心少しほっとしつつ、まだ目を覚ましていないようならば近寄って、ペンライトでつついてみただろう。]
[だんだんはっきりしてきた頭。
そこでようやく、先ほど起こされたバイブのことを思い出し。ゆっくりとした動作でカバンを探る。
画面の明かりが眩しい。目を瞬かせながら携帯を確認するとメールの着信を示していた。
時計部分は潰れていて読めなかったから、時間はわからないけれど、まあメールが届くのならば問題ないだろう。
メールは本日3度目の七星からのもの>>0。あれほど疎ましく思っていたのに、そのメールにはなんだか安堵した。]
……部室集合、ね………。
[が、外に出たのはため息だった。こんな状況だというのに、命令されるのは少し癪だななんて。
ゆったり立ち上がれば、しばらく音楽室の中を物色し始めた。]
──約0分後・4F生徒会室──
[憮然と嫌いなことを肯定する相手>>49を、けらけらと笑って見せた。
嫌い嫌い言う割には俺にご執心みたいだけどね、と零そうとして、流石にからかいすぎたかなと口を噤んだ。
好きの反対は無関心とはよく言ったものだ、相手は実のところ葛貫への関心を捨てきれない。
──どこまでも甘い子。]
あーそう、良かった。
いやいや……割とダメージ受けたよ?
お前石頭だね。流石、お堅い頭してるだけあるよ。
[頭突きされた場所をわざとらしく撫で擦りながら、ニヒルに口角上げる。
生徒会室を出ようとする相手から、しおらしい声が聞こえた。]
えー、俺はキスしたこと言われても困らないんだよなぁ。
……ッフフ、ねぇ寿人、黙っててあげるから一つお願い聞いてくんない?
[見回して気づいたのだが、どうやら教室内は反転しているようだ。
元居た世界とは違う世界──そういうことだろうか。
しかし恐怖はあまり湧かず、代わりに湧いてきたのはなんだかわくわくするという好奇心であった。
ぱしゃり、と反転した教室や、闇に包まれた窓の向こうを、携帯のカメラで撮影して。
それから、弾けないピアノをでたらめに押してみる。*]
[調子の良い笑み浮かべたまま、そっと相手の耳に口を寄せて、吐息混じりに囁いた。]
俺のこと、名字じゃなくて。
……「美弦」って呼んでよ。
[反応がどうであれ、それだけ言って部室にはおとなしく向かうつもり。]
/*
宮ノ杜メモ
>二人を連れてきたのは、それなりに空気読んだつもりだったんだけどな。
それはおれが湊の立場だったらわからねえわw
池ヶ谷先輩って最初から湊狙いだったんだ?!
この「最初から」ってめっちゃいいな。
――約0分後・生物室――
[服ごしに伝わってくる、冷たくて硬い床の感触。んん、と僅かに口から声が漏れ出て、顔を顰める。
意識を手繰り寄せて真っ先に思い出したのは、もやもやとした黒い煙のような何かが彼の姿を掻き消した記憶。
記憶を失う前の最後の映像が鮮明に浮かんだ瞬間、思わず目を見開いて声を上げる]
……っ、湊っ!
[がばっと飛び起きてみれば、その映像の中の相手が目に入って。一瞬何が起きたのか分からずに、ぱちぱちと瞬きを繰り返す。
しかし、間違いなく相手の姿だと認識すれば安堵の思いが胸の奥から広がって]
良かった……怪我とか、無いか?
[その声音は、普段よりも聊か真面目な色を含んでいるだろう。
そして、自分を呼びかける宮ノ杜>>44の声に反応して、そちらを向く。何ともなさそうな様子の相手を見て、また再度安心感を抱く]
和也…、お前も無事だな?
しっかし……何だったんだよ、アレは。
[気を失う前の光景を思い出しては、薄ら寒い気持ちになって。
あれが七星の探し求めていたオカルトだと言うのか。それならば随分と性質の悪い冗談だと苦笑が漏れる。
超自然など少しも信じてなどいなかったけれど、実際それに近いものを体験したのだと気付いて。
その時、スマートフォンがメールの着信を告げる。二人も同時に反応したために、そのメールを開く前に送り主が誰だか悟る。
最後の一文に、有無を言わさぬ圧力を感じる]
……オイ。ヤバい、急ぐぞ。
[画面に目を落としながらぽつり呟いて、仕方ないから先導を切ってやろうかと思って顔を上げると。
すでに扉に手をかける湊>>48の姿が真っ先に飛び込んでくる。
慌ててその背中を追って]
バカ、危険かもしれねーんだから。
……離れんじゃねーよ。
[そう言って、相手の傍に寄る。いざとなれば、自分が身を挺して相手を護る覚悟だ。
そんな意気込みが、もしかしたら相手には伝わっていたかもしれない]
/*
おれもそういうの察することができればいいな!
池ヶ谷=湊
葛貫=花京院
一=ルナ
高末=多真木か浅神?
兄貴=
榛名
早乙女
松野
しまった!榛名先輩は佐倉先輩だと思ってた!
兄貴と榛名先輩と早乙女先輩は求婚だぞ。浅神も、求婚。
ど、どー…???
/*
蹴ってもいいとは言われたけど、むしろチューで起こしたら絶対殺されるよね←
でもさぁ、ほら、眠ってるお姫様は王子様のキスで起きるのがry
/*
……よし、冗談はこの辺にしといて()
今日はご飯作らなくて良さそうだし、止めまくってるいろんなとこ頑張ってお返ししていかねば!!
――回想・PM5:40過ぎ頃・図書室――
[佐倉の絶妙に誤解を生ませる説明から始まった、騒動――と言っても自分が勝手に騒動に仕立て上げた節はあるが――は終わりを迎えていなかった。
榛名に対する感情。
その成分は、主に何故腹を割って話してくれないのかという問い詰めの気持ちと。自分は相手に隠し事なんてしていないのにというエゴと。そして、仲間外れにされたようなちょっとした疎外感と。
そのようなものが合わさって、複雑に構成されているのだった。
宮ノ杜からの意識逸らし>>0:592は、その時には有効だったものの、榛名の顔を見た瞬間>>0:589に再び意識がそちらに向いてしまう。
居てもたってもいられずに、榛名の傍に近寄って耳打ちをする]
……ねー、聖さ。
何か俺に隠し事とかしてなーい?
[ちょっぴりふざけた語尾に、それほどの真剣さは感じれらなかったかもしれない。
しかし、明らかに拗ねているような口調でそう尋ねる。佐倉と良い感じなんだったら、教えてくれたっていいのに。そんな風に勘違いをして。
敢えて何のことか、誰の事かまでは言及しなかった。
ひょっとしたら佐倉がいる状況から佐倉のことだと察知するかもしれないし、何か別の秘密のことだと思う事もあるかもしれない。
相手が適当に誤魔化してくれば、それ以上問い詰めるような真似はしないだろう]
──約0分後・4F生徒会室→廊下──
[堅い頭だから頭突きが痛かった>>54、と言われて、そのわざとらしい所作もあってますます不機嫌になった。どこまでも神経を逆撫でしてくるやつだ。
キスのことは黙っててやるから突き飛ばしたことを黙っていてくれ、というと予想通り困るのは自分だけだと言われた。何か別の交換条件はないだろうかと思案していると、相手の方から提案があった。
どんな条件なんだろうと相手の顔をうかがっていると、不意に近づいてきた>>56。緊張して固まっていると、また耳元で囁かれて、かかった吐息にぴくりと体を震わせた]
え、そんなことですか? 別にいいですけど。
……み。
[それはいったいどんな条件なんだと構えていた花京院にとって拍子抜けするようなものだった。いつも「葛貫くん」と呼んでいるのを下の名前で呼べという一見かわいらしい条件で。
が、試しに呼ぼうとしたら恥ずかしさがあってできなかった]
[今後呼ばざるをえないときだけ呼ぼう。そう決めて先に歩き出した葛貫を追い越し、距離が空きすぎないようにずかずかと前を歩いた。
まったく、葛貫の何もかもが気にくわない。一瞬どうしてそんなことを、と思ったが、素人をからかって遊んでいるに違いないのだ。ここまで弄られるなら処女とか童貞とかあほみたいな質問になど答えなければよかった。おそらくちょっとでも気のある素振りを見せれば──自分がそんなことをするなんて絶対にありえないが──「本気にするなんて馬鹿だな」と笑うに決まっている。いや、むしろそうやって笑い者にするために意味深な態度を取っているに決まっている。
その手には乗らない。
結婚以外の場面においての恋愛なんて無価値だし、遊びの恋に引っかかったらそれこそ悲惨だ。
事態が落ち着いたら今度こそぎゃふんと言わせてやろう。
そう胸に誓って先を急いだ]
やはり人狼やると寝不足になるのか…>操のメモ
ところで、実は視聴覚室を選んだのは指導という名のエロいことをするためだったりします。
まー花京院が思った以上に貞操観念ガッチガチで度胸なかったのでできませんでした。残念。
まだ話しかけてない人とかに話しかけたい気はあるんだけど、忙しい人だとCP相手に回すのが精一杯でお前の相手してる暇ねーよーとかなるんだろうか
うーん難しいなー
――回想・PM5:30頃・図書室――
[多真木>>558から、顔に何か付いているかと問われれば、いいやと首を横に振る]
んーん。ただ、綺麗な顔してんなーと思っただけ。
[それはお世辞などでもなく、本心からの言葉だった。
自分も外国の血が入っていればもっと格好よさに磨きがかかっていただろうか、と無い物ねだりの想像を。
しかし、そういう血が入っているからと言って全員が全員こうはなれるものではないだろう。
自分なりのモテる秘訣を披露すると、相手からは驚きの声が漏れる。
“戦い”という言葉に敏感に反応した相手に対しては、くすりと笑みを零して]
そうだよー?いつだってサバイバル。
生存競争に勝つには、武装して戦わなきゃ。
[しゅっ、と軽く拳を突きだして、ファイティングポーズをとってみた。
自分には無理かもとうなだれる相手には、大丈夫だという意味合いを込めてぽんぽんと頭を撫でる]
和也、狛形
七星、日向
高末、浅神
操、湊
一、ルナ
葛貫、花京院(フラれなければ)
でくっつく流れかな?
わかんないのは
和樹、榛名、遥、松野、八雲、友紀
最初葛貫と一がくっつくと思ってた
大丈夫大丈夫。青春はまだ始まったばっかりだから。
よし、今度多真木に似合いそうな感じに見立ててやるからなー。
[少しだけ幼い面立ちを生かしてショタ好きな女の子を狙っていくスタンスでも似合いそうだが。
クォーターの血を生かして、外国人少年風のナチュラルなパーマをかけ、その中にコケティッシュな雰囲気を潜ませるのも良さそうだ。
テレビなどのメディアでは、ハーフタレントだとかが席巻しているこの時代だからこそ、女の子にもきっと受けるだろう。その方面でプロデュースしてみようかと、何となく道筋が定まったところで。
相手がいないと言う相手には、にっと微笑んで、“絶対に見つかる”と励ましの言葉を掛けただろう]
――回想・AM0:00・開かずの扉前――
[多真木や、もしいたならその後合流した人たちと話ながら学校へ向かう。ライトは予備用に吊ったペンライト以外はしっかり点灯したから周囲はさぞ明るかったことだろう。それについて何か言われようともライトを消すつもりはない。
そうこうしているうちに部員たちが集まって、部長が扉に手をかける。まさか、開くはずが――]
ひっ……!?
[すっと動いた扉。見えない内部。もわりと溢れた黒い煙はいったい何なのか。元運動部の身体能力を生かして逃げようとするも時すでに遅し。ごくあっさりとそれに捕まり、断線したように意識が途切れた。]
――約0分後・4F音楽室――
ん……ぁ……。
[何かでつつかれた>>52ような感覚に沈み切っていた意識が揺り動かされる。ゆるゆると瞼を開いてみて、
――闇。
まってどうしてねたまれるようなことはしてないはずなのにここはどこやめてごめんなさいおれがわるかったからごめんなさいごめんなさいごめんなさい――
悲鳴はどうにか堪えられた。出鱈目ながらも響いたピアノの音>>55に、少なくとも誰か一人は部屋にいるものだと確信したからだ。握りやすい太さの懐中電灯のスイッチを入れ、ピアノの方へ向けた。そこにいる誰かの目が眩むかもしれないなど、一抹たりとも考えない。]
……誰?
[普段の高末陽縁であれば絶対に出さない、誰にも聞かせたことのない平坦な声。暗闇の中だからこその異常をさらしたまま、ただ静かに問いかけを放つ。]
/*
なんか、気持ちが湊に向いてるよ!って、今更ながら軽く告白した気分なんだけどw
湊の反応が待ち遠しくて、怖くて、アーーーーーってなってるw
あーなんか変なこと言ったかも。みたいなそんなアレ。
……恋かよ()
——約0分後・生物室——
[自身の置かれた状況把握をしていれば、起きたらしい操が大声で自分の名を呼んだ>>57。驚いてビクリと肩を震わせ其方を見るが、どうやら寝言?だった様子。
安否を尋ねられれば大丈夫だと頷いて答えた。]
…俺、もう守られるだけの年齢じゃないよ?
……なんてね。
[離れんじゃねーよ、
という言葉>>58が妙に真剣味を帯びていて。
昔からまるで兄弟だと言わんばかりに接してもらってきた。兄らしく弟を守りたい、という気持ちなんだろうが。
純粋にそれは嬉しいけれど、操にはもっと大事にすべき人がいるんじゃないかな、と思ってしまうのも事実。合コンをして女性と話して恋人を作って。]
…ね、操。そういう言葉は女の人に言ってあげなよ、喜ぶんじゃない?
[なんて、軽口を叩きながら部室へと向かった。]
/*
ひゃーーー!湊きた!ひゃーーーー!!!
おおおおおおん良かったああああああああん……
心置きなく求婚できるー!うわーい!!!!
──回想・PM5:30頃・図書室──
[返された笑顔と弟のことについて訪ねてくる姿>>35はまさしく良いお兄さんといった感じで、二人の兄弟仲が本当に良いものだと微笑ましく思えた。
弟の話をするその評定がどこか寂しげに映ってつい小さな笑みが零れ落ちた。
弟のことに対して尋ねられれば、頭に浮かんだのは昼間のやり取りで、世話もなにもこちらに迷惑をかけるまいとと必死になっている姿はとても好感の持てるものだった。
だからそんなことはないと首を緩く降って示す。]
ふふ、あれだね。ブランコンというやつか。本当に仲がいいんだね。
ああ、いや。世話というほどのことは何も……。
それほど交流がある訳でもないけど、しっかりした弟さんだと思うよ。
これからも仲良く、ね。
[できるといいねという言葉は胸中でそっと呟いた言葉。優等生という仮面の下に隠れた暗い感情に気付くこともないだろう。
気持ちのよい返事にまた笑みが深まる。それには小さく頷いて、軽く手を降ってからその場から離れた。]
そうだね。頑張ろう。では、ね。
──約5分後・部室──
[何事も無ければ五分後くらいには花京院と共に部室へ辿り着くだろう。
少し遠い教室からの移動だったが、果たして何番だったろうか。]
……七星、どういうことなの、これ。
[集合を掛けた本人なのだから、少しくらい状況が分かっていないだろうかと、尋ねてみるだけ尋ねてはみる。]
どうして……。
[再び呟いた言葉。
日向の隣で眠る榛名へと視線を向ける。
何故彼まで連れてきてしまったのか……。
そのままどちらかが目覚めるまではぼんやりと二人を眺めていたはず。]
──約3分後・4F音楽室──
[ピアノを弾いて──もとい叩いていると、途端、目に強い光が当たる。
思わず目を細めて、手を翳しながら光の方へ視線を投げる。]
っ、眩し……
……俺は……浅神だけど。……見てわかんない?
……それ、やめてくれない?目痛いんだけど。
[聞こえた平坦な声>>67に、出たのは光を向けられたことに由来する不機嫌さを孕んだ声。
逆光で見えない、そこにいるであろう人影を、きっ、と睨みつける。]
てゆーか、アンタこそ誰。
……陽縁ちゃん……?
[考えられるとすれば、先ほどつついた>>52相手であるが、
そのいつもからは考えられない声色に、確信することは出来ず。
些か警戒を滲ませて問いかけを返した。*]
――回想・PM5:30頃・図書室――
そんな事いって、褒めても何も出ませんよー?
[綺麗な顔だなんて言ってのける池ヶ谷の言葉>>63が本心だったとしても、日向はそんな事に気付かず、どうせお世辞だろうと、祖母の血が色濃く出た顔が珍しいのかもしれないくらいに思っていた。]
生存競争?ですか、俺は平和に暮らしたいです。
[どうやら池ヶ谷とは価値観が違うらしい。
良く言えば平和主義、悪く言えばこと無かれ主義の日向にとって他人を傷つけてまで手に入れた物に、どれ程の価値があるのだろうか。
そこまで思える人に出会えて居ないだけなのだろうか。
モテる男への道は遠そうなだれながら、拳を振るう池ヶ谷の姿を眺めた。]
はーい、期待しときまーす!
[頭を撫でられれば子供扱いされているようで、ほっぺをぷくりと膨らませながらも、池ヶ谷のセンスに期待を込めて返す。]
/⁂
…すぐ部長が迎えてくれるとか設定勘違いしてたよ。あほ過ぎるっっ。1d終わらないと部長こっち来ないじゃんか!
それまでどうする。モノクロームの世界を彷徨い疲れて出会った誰かに堕ちればいいのか?
*/
── 回想/AM00:00・開かずの扉 ──
[初めて聞いた、なんとも不気味な深夜0時の鐘の音。集まった部員を背に、先頭の七星が一言発して件の扉に手をかける。
なんの障害もなく開いたと思えば、ソコから溢れる 黒い煙。まるで意思を持っているかのようにコッチに、部員を取り囲み]
──っ!!
[心は逃げようとも、身体が縛られる。恐怖……
──違う、俺はコレを望んでいたんだ。
遠のく意識の中で唯一確かだったのは、心は逃げたかったんじゃなく、本当はこの先のミライに踊っていた。]
ーー回想 PM9:00頃 寮の自室ーー
[七星からのメールを見たのはついさっきのこと。>>0:406
どこまで自分の睡眠時間を奪うつもりなのか。夜中にまで集まれなんて、勘弁して欲しい。
メール自体見なかったことにしようかとも思ったが、遅刻した時点で処罰だなんて言われているし、流石にサボるのはまずいだろう。
本当に何故こんな面倒な部活に入ってしまったのか…。
時間まで仮眠をとろうかとベッドに背中を沈めて、アラームを設定しようとスマホを手にした時、タイミングよくランプが点滅して、メールの受信を告げた。>>0:575]
……んー?ミナト?
[内容を確認すれば、余っている懐中電灯を貸して欲しいというもので。
そういえば前回持っていた懐中電灯の電池が切れて、電池を買うのも面倒でもう一本新しいものを買ったんだったか。
『電池切れたヤツなら余ってるから、単三電池2本用意してくれれば借せるよ』とだけ、返信。
念のためエアコンのリモコンの中の電池が単三なのは確認しておいたし、もし用意出来ないようであれば、その場凌ぎにそれを使ってもいいだろう。]
──約0分後・生物室→部室──
[池ヶ谷と村瀬に続いて生物室を出る。
前を歩く二人の後に続いて部室を目指して歩くのだが、もしかしたら七星のメール効果で、その足取りは通常より少し早いものになっていたのかもしれない。
今後のことを考えながら、池ヶ谷の背を見つめていれば、もやもやとした感情が広がるような気がして、そっと視線を反らし窓の外へ向ける。
なんとなしに向けただけだったのに、暗い闇が続くその先に人の気配を感じとり、緩く口角を持ち上げた。
あそこに居るものが例え叫んだとしても、こちらにその声が届くことは無い。
窓から前方へと視線を戻し、前で会話される言葉を左から右へ聞き流しつつ部室までの道を歩む。
二人のどちらかでもこちらを振り返ってきたのであれば、優等生ではない素の笑みを向けて会話に混じっただろう。
部室についたなら、もう何人のものがそこに集まっていたのか。
とりあえず通常通り、常に腰掛けている席に着席して、まだ全員が集まっていないのであれば、皆が集まるのを待つだろう。]
――0分後・1-4教室――
[連れてきた者を適当な部屋にバラバラに転がしてきた。
そして、今。最後の一人を床へと転がす。
どさり。相手の事を想い遣る事も無く、雑に転がせばその人間を冷めた目で見下ろした。
面倒臭い。こんな事をせず、全員殺ってしまえばいいのに。
そんな事を思う。
主の命令だからこそ、こうしてはいるが。主以外などどうでも良いと思っている己からすれば、こんな戯れの意味など理解は出来なかった。]
早く皆死ねばいいのに。
[ぽつり、口にしては爪先で未だ意識を飛ばしたままの相手をつついてやる。
取り敢えず、は。コイツが起きるのを待つか。
特に起こそうとするでもなく、静かに1人、その部屋で佇んでいた。]
──約0分後・部室──
・・・んっ。・・・あれ?俺、寝てた?
[目を開けるとぼんやり映し出される光景はいつもの部室に七星の姿。
部室でいつものように七星の話を聞きながら眠ってしまったのかと思うような光景。
しかし、何かがおかしい・・・、記憶の糸を辿る。]
・・・あっ!なな君・・・!?平気?
[夜の学校で真っ黒な煙に呑まれて行く七星の姿を思い出して、全身の毛が逆立った。
辺りを見回せば榛名の姿もあるようだ。]
はるな先輩も・・・!あれ?他のみんなは・・・!?
[十数人居たはずの部のメンバーの姿が見当たらない事に不安は募る。
いったい何が起こったのだろう・・・。]
──0分後・???──
[黄金]
あらあら、やだやだ怖いねぇ。
何をそんなにピリピリしてるんだい?
[それは狛形の頭に直接響いた言葉。]
あんまり雑に扱うんじゃないよ。あたし達がそいつらに手を出していいのは主様の命令が下りた時だけ。
忘れてはいないだろうねぇ?
くれぐれも変な気は起こすんじゃないよ。いいね?
[この呼びかけに返答があろうがなかろうが気にはしない。
緋色と共に着々と己たちに課せられた命を全うする為の準備を進めるだけのこと。]
——回想・PM10:00→10:30頃・寮の自室——
[神城からの返信>>77に気付いたのは30程前の事。メールを送ってからそのままベッドで寝落ちたらしい。1時間で起きた自分を誉め称えるべきだろうか。]
単三でーんちー、どーこでーすかー、っと…
あれ、さっきあった筈なんだけどな…?
[先程荷物をひっくり返した時に電池だけあっても意味ないんだよ、とその辺に投げ捨てた記憶がある。さて、一体どこへ行っただろうか。
即興で歌とも言えない鼻歌を歌いながらたっぷり時間をかけてやっと見つけた単三電池5本。多分使える筈だが、もし使えなかったら困るので、2つと言わず全て持っていく事にする。電池の重さは大した事ないのだから、どうせパーカーのポケットに入るだろう。
『今から行く』と返信を返して自室を出た。戸締まりは抜かりなく。]
——回想・PM10:30頃・神城の部屋前——
[自室からそう遠くない場所にある彼の部屋の前。
コンコン、とノックして声をかける。]
湊だよー遅くなってごめんー開けてールナーねーねールナぁー
[もし反応がなければガンガンと扉を叩き続けるだろう。ドアノブをがちゃがちゃと捻れば扉は開くだろうか。]
――0分後・1-4教室――
[頭の中響いた声。それに小さく舌打ちを返す。
別に今殺そうとしてる訳でもなし。少々雑に扱おうが少し痛みが残る程度だろう。
こいつらはそこまで柔じゃない。残念な事に。]
うっせー、お前に兎や角言われる筋合いはねぇんだよ。
[今までだって、和成の命に背いた事はない。
己には、彼しか居ないのだ。いや、要らないのだ。
彼の命だけを聞き入れ、実行する。
和成の存在だけが、全て。
後ろで、何かが動く気配。
やっと目覚めた人間へと向き直れば演技を始めた。]
――回想・PM23:00頃・男子寮前――
[どうせ開かずの扉はガセだろうからスウェットのまま行こうかと思ったが、流石に校舎へ行くのにそれはまずいだろうと、クローゼットから適当に服を選ぶ。
白のVネックのカットソーに黒のクロップドパンツという軽装で、お供は入学時に災害用にと親に買わされた、今ではすっかり部活動用の懐中電灯。
部屋に施錠したのを確認し、集合場所へと向かう途中、寮の前でなにやら騒いでいる人影>>66 >>75を見つけて。
こんな時間に外に居るなら部員に違いないと近付けば予想通りそこに居たのは見知った人物。
その片方の、よく知った後輩の肩を背後から叩きながらもう一人を見て、暫し逡巡してから思い出した名前が合っているか問いかける]
おい、高末。お前なんだその格好。
そっちは……あー、えっと、多真木?だったか?
――約0分後・生物室――
[その時に自分が考えていたことを口にしたわけでは無かったのに、付き合いの長い湊>>68にはバレバレだったのかもしれない。
“守られるだけの年齢じゃない”と言う相手に向かって、僅かだが妙に寂しい気持ちを抱く。
それを誤魔化すかのように、ははっと笑って、くしゃくしゃに髪の毛をかき混ぜた]
なーに生意気言ってんだよ、2コ下のくせに!
年齢の壁はいつまでも越えられねーからな、残念でしたー!
……それにさ。俺にとっちゃ、お前は昔から弟…、みたいなもんなんだから。
[弟、と呟いた瞬間、喉の奥で言葉が引っかかって上手く発することが出来なかった。それと同時に胸の奥に漂う違和感。
目の前の相手とは、昔から実の兄弟のように仲良くやってきたと自負している。
それに自分たちの様子を見た母親や姉から、「本当の兄弟みたい」だとお墨付きを貰ってきた筈なのに。
その言葉を今の今まで信じてきたのに、何故。
自分で自分の気持ちが分からずに、その違和感は燻り続ける]
[そんな中で、相手から“女の人に言ってあげなよ”という軽口が飛んで来る。
普段の自分ならば、“だよな、こういうのは可愛い女の子に言ってこそ”だとか、そういった類の軽口で返せるのに。
相手から自分の女遊びを言及されたことに対して、ちくりと胸が痛む。相手にだけは突かれたくなかったとばかりに]
……俺は、そういうのは本当に思った時にしか言わねー。
っ、…てか、そうやって誰にでも言ってたら、破壊力ないだろー?
ここぞって時に使うのがポイントなんだよ!
[普段色んな人に見せるような、へらへらとした笑みを、どうやって浮かべていたのか分からないくらいに。妙に真面目な顔で、妙に真面目な声音で、無意識の内に呟いた言葉。
それが自分の耳に届いて、漸くはっと我に返る。
そして、その言葉を誤魔化すように慌てて言い訳めいた台詞を付け加え]
──約5分後・部室──
[ヴヴ…、規則的なリズムの振動が、上着のポケットからもれ、それが徐々に意識を起こした。薄く目を開ければ、天井が視界に入る。]
(俺、死んだのかな…)
[ぼんやりと記憶を呼び起こす。みんなで開かずの間に集まり、七星が扉に手をかければ、普通に使われてる扉と大差なくそこは開いた。
開いた瞬間のどよめきは、誰もが開くはずがないと思っていた証拠だろう。そして、『それ』はやってきた。
炎から放たれる黒煙のようなもの。みんなを覆う早さは数秒もなかった。匂いも苦しさも痛みもなにも感じなかった気がするのに。吸い込まれるように意識が遠のいたことを思い出した。]
七星と日向、なのか…?
[ようやく、上体を起こそうとすれば、ここが部室と似ているのがわかった。まるで鏡に映したようにすべてがキレイに左右入れ替わった配置に部室なのか?と。
ふたり>>72、>>74の姿が視界に入れば、名前を呼び、本物なのかとおそるおそる確認した。]
[むぎゅ。唐突に日向の頬を軽くつねってみることが出来たなら、痛いという声を聞いて、相手が死んでるわけでも、指に感じた感触から、夢でもないと確認できるだろう。]
──約0分後・部室──
[目覚め特有の掠れた声>>80が響けばはっと我に帰り何時もの笑みを浮かべて日向の傍に近付く。]
目覚めたんだね。だいじょうっ!
[大丈夫かと問いかけた言葉は、こちらの身を案じる日向の言葉によって遮られる。
相手を落ち着かせるためにも問題無と笑ってみせて、遮られてしまった言葉をもう一度口にして問いかける。
未だ総てを飲み込めていない日向の傍にしゃがみこんでゆっくりと話して聞かせた。]
うん。僕は大丈夫。日向こそなんともないかい?
僕が目覚めた時に、此処に居たのは日向と榛名だけで他の皆はいなかった。
多分だけど、他の皆は別の場所にいるんだと思う。
さっきメールでここに集合するように伝えたから、きっとその内誰かが顔を出すはずだ。
ただ、此処はちょっと色々と様子が変でね。
[そう言いながら指し示したのは出鱈目な動きを見せる壁にかけられた時計。
そして、スマフォの待ち受け画面を相手に見せる。
表示されている時計の部分は表記が明らかにおかしくなっていて、なんと表示されているのか解らない。]
それともう一つ。解るかな?部室の扉はどっちにあるものだった?
[普通に常に扉がある方を指さしたのであれば、そこには扉はなく逆に窓がついている状態。]
うん。どうも左右が逆になっているようなんだ。
池ヶ谷操は、村瀬湊 を能力(求婚)の対象に選びました。
──約0分後→約5分後・部室──
[ひと通りのことを日向に説明し終えた頃だろうか?
すぐ隣から掛かる声>>87にそちらへと顔を向ける。]
ああ、榛名も起きたんだね。大丈夫そう……かな?
[身体を起こした相手の様子をじっとみて大丈夫そうだとわかればほっと息をつく。
半信半疑と言った様子で訪ねてきた榛名に困ったような笑みをむければ、日向の頬をつねる榛名の姿。
それをみて小さく吹き出した。
榛名の行動に日向が何か反撃をするのであれば、それを待ってから改めて榛名に声をかけたはず]
ふふっ。
そうだよ。それとも、他の何者かに見えるかい?
[村瀬達が部室に顔を出した>>7、>>78のはこの辺だろうか?もしかしたらもう少し後の出来事なのかもしれない。]
――約0分後・4F・3-4教室――
[冷たい床に横たわったまま薄っすらと目だけ開く。
暗闇に目が慣れると並べられた机と椅子が朧気に見えてくる。]
…教…室?
[扉の前で突然視界が奪われるまでははっきりと思い出せる。悪い夢を見ているのか、それとも遥かにたちの悪い出来事に巻き込まれたか。]
クッソ…七星の馬鹿。本腰入れて調べすぎなんだよ。
[うずくまる様な態勢に座りなおしながらジャージのポケットに触れる。懐中電灯…ある。携帯…ある。
確認した二つを取り出して、七星からのメール>>0を読み終わり本気の舌打ちをすると同じくらいで出鱈目なピアノの音>>55が微かに聞こえてきた。]
…っ!クソックソッ!…ほんと七星の馬鹿っ!
[囁くように毒づいて首をすくめながら様子を伺っていると、しばらくしてピアノの音が止む>>73。]
──約0分後・???──
[黄金]
[頭に響いた声に小さく溜息を零す。
それは一緒に準備を進めている緋色の耳にもしっかりと届いたようでどうしたのかと尋ねられる。]
いや……黒羽のことさ。
どうして、ああなっちまったんだろうね。
主様に忠実なのは昔っからだけど、あんな残虐なこと出来るこじゃなかったのに……。
[そう呟いく言葉は何処か淋しげな色を漂わせていた。
それに緋色が応える。
「変わったのは黒羽だけじゃない」と……。]
[その言葉に小さく笑みを返した。]
ああ、そうだったね。あの当時と変わらないのは鬱金だけなのかもしれないねぇ。
なんて無駄口叩いてる場合じゃないか。
とっとと終わらせちまおう。
[「話を降ってきたのはおんしだというに……」そんな抗議するような声は無視。作業を再開させた。
「だからわしはおんしが嫌いじゃ」それは緋色が最後にポツリと呟いた言葉。]
――約3分後・4F・3-4教室――
新手の肝試しなんてつまんないぞ…明日朝練なんだからさっさと帰って寝よう…。
[冷や汗をかきながら教室の出口を目指したところで違和感を覚えた。]
…?
――っっ!!!
[左右が反転した教室。それを知覚するとほぼ同時に跳ね飛ぶような速度で廊下に飛び出す。
ここはマズイ。よくわからないけど居てはダメだ。
壁に激突して一端とまると音楽室の方を一瞬だけ見やり、あとは振り返りもせず反対側へ無言で駆ける。
一目散に目指すは2階の部室。]
——約0分後・生物室——
[いつものように髪をかき混ぜられれば>>85、頬を膨らませ反論。]
生意気なのは昔からでしょ、…?
[弟みたいなもの、という彼の口ぶりが少し違った様な気がして、首を傾げる。気のせいだっただろうか。
と、思った矢先。軽口のつもりで言った言葉へと再び真面目な声色で返される>>86。
どうしたの、と言おうとした途端普段の調子に戻ったように誤魔化そうとする相手。これは乗ってあげるべきなのか、真意を確かめるべきなのか。]
…はいはい、
[結局それしか言えず。人の深くに踏み込むのが怖い。悪い癖、なのだろうか。そう思った事は今までなかったのに、ふとそんな事を突然考えてしまって。
どういう風の吹き回しかな、俺。]
──約0分後・部室──
そっか、よかった・・・。
――うん。平気みたい。
[七星の大丈夫の答え>>88に氷付いていた表情はゆっくりと溶けて行く。
なんともない?との問いに体を起こして立ち上がる。特に変化は無い様で大丈夫だと頷いて見せた。]
え?時計壊れてるの・・・?
そんなのこっちに決まって・・・あれ!???
[七星の説明を黙って聞く。示されたのは出鱈目に動く時計の針、壊れたスマホの表示。時計が一斉に狂い出す事なんてあるのだろうか、意識すればコチコチと響く時計の針の音がやたら大きく早く感じる。
そして、次に扉は?と聞かれて見た方向、そこには窓ガラスがびっしりと並んでいた。窓の方向を見ればそちらにはドアが、何度か見直して何かの間違いなどでは無いという事を認識する。]
・・・ひゃ!!い、痛い!はるな先輩!?
[あっけに取られてぽかんと口を開けていると隣から唐突に榛名>>87が日向の頬を抓って来たのだ。
その不意打ちにおかしな声が漏れる、頬を摘む手を軽く叩いて講義したが、榛名の行動の意味を理解すると、これは夢などでは無いと現実を突きつけられて固まった。]
榛名聖は、神城ルナ を能力(求婚)の対象に選びました。
――0分後・1-4教室――
[暗闇。意識が遠いところから徐々にあるべきところへと戻ってくる。まだ薄い意識の中、友紀はここじゃない、と思った。
おれが本来いるべきところはここじゃない。
扉が開く前のこと。
友紀はなぜかそこにいる「誰か」のことが強く印象づいて離れなかった。なのに、誰だったのか、何故、気になったのかは軽い頭痛のなかで忘れてしまった。
浮いていた身体が地面へ。
ドサリと乗っかるのが感覚でわかる。
人間の感覚の中では聴覚が一番最後まで効くらしい。常日頃から音楽を意識してる友紀のことだ。早速回復したのは聴覚だった。>>79ぽそりと誰かの声を逃さない。
『―――死ねばいいのに。』
瞼が重い。次に何かとても邪悪な念を肌感覚でとる。身体は重く、まだ働かない。そこに誰かの爪先が当たり、く、と反射で身体を曲がった。
ぱち。
一回目の瞬き。
(見えない。人がいる。)
ぱち。
二回目の瞬き。
(嗚呼。)]
う……ここは?だ れ…?
[(狛形先輩だ。)
まだ鈍い頭を高速で動かす。部活であまり精力的に動いてた記憶がなく、覚えてなかった彼の名前はさっきの昼食で憶えたばかり。正解を相手の口から出るのを待つ。ゆっくりと、被害者であるオーラを纏って身体を起こそう。]
友紀はそれが得意だった。
過保護な兄貴のおかげが庇護のベールに包まれることを知っている。
なんの因果か運なのか。
いままでそうしてきたときには、必ず誰かが助けてくれた。
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