情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
遅延メモが残されています。
リリン リリーリンリンはブライジンガー 諒に投票を委任しています。
セイバー 足利尊氏はブライジンガー 諒に投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
鴻 みちるはブライジンガー 諒に投票を委任しています。
キャスター メルカトルはブライジンガー 諒に投票を委任しています。
アルフレート ローヴァインはブライジンガー 諒に投票を委任しています。
ランサー ディオメデスはブライジンガー 諒に投票を委任しています。
妹尾柊はブライジンガー 諒に投票を委任しています。
「管理人」 鳴木素子はブライジンガー 諒に投票を委任しています。
トゥルバドール クレティアンはブライジンガー 諒に投票を委任しています。
アサシン シェムハザ は セイバー 足利尊氏 に投票した。
リリン リリーリンリン は セイバー 足利尊氏 に投票した。
セイバー 足利尊氏 は 鴻 みちる に投票した。(ランダム投票)
鴻 みちる は セイバー 足利尊氏 に投票した。
キャスター メルカトル は セイバー 足利尊氏 に投票した。
アルフレート ローヴァイン は セイバー 足利尊氏 に投票した。
ランサー ディオメデス は セイバー 足利尊氏 に投票した。
妹尾柊 は セイバー 足利尊氏 に投票した。
「管理人」 鳴木素子 は セイバー 足利尊氏 に投票した。
トゥルバドール クレティアン は セイバー 足利尊氏 に投票した。
ブライジンガー 諒 は セイバー 足利尊氏 に投票した。
セイバー 足利尊氏 に 10人が投票した。
鴻 みちる に 1人が投票した。
セイバー 足利尊氏 は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、鴻 みちる が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、アサシン シェムハザ、リリン リリーリンリン、キャスター メルカトル、アルフレート ローヴァイン、ランサー ディオメデス、妹尾柊、「管理人」 鳴木素子、トゥルバドール クレティアン、ブライジンガー 諒 の 9 名。
――創作居酒屋 俺の筋肉――
へい、らっしぇい。
セイバーもみちるもお疲れ様だ。まあ一杯やってくれ。
[セイバーには伊豆の地酒「江川酒」を。みちるにはオレンジジュースをそれぞれグラスに注いで差し出した。]
投票を委任します。
キャスター メルカトルは、ブライジンガー 諒 に投票を委任しました。
投票を委任します。
ランサー ディオメデスは、ブライジンガー 諒 に投票を委任しました。
投票を委任します。
「管理人」 鳴木素子は、ブライジンガー 諒 に投票を委任しました。
2日目:忍神町の住人 葛城 恭子(42) を殺害した。
3日目:望月 玲 を殺害した。
4日目:兄里ケイ を殺害した。
5日目:赤竜パピー (羽鐘辰) を殺害した。
6日目:鴻 みちる を殺害した。
どうも。
猟奇的な彼女です。
― ??? ―
街に生き、すれ違う多くの人々は、見上げねば顔の判別がつかない大人ばかりで、少年にとっては石造りの建物と変わりはない。――その中で、視線が合い、声をかけられるとすれば、やはり同じ年頃の少年だった。
石をそのまま削り出したような槍を握り締めたまま、少年は答える。槍を振るっている途中で転んだのか、頬には擦り傷のようなものがついていた。
「なあ。お前、どうしていつも外で槍を振ってるんだ? 槍ばっか鍛えたってしょうがないだろ。テュデウスの息子。相手は戦車だって馬だって使ってくるぜ、きっと」
テゥデウスの息子と呼んだ彼は、家路につく少年の後ろをついて回った。変わらず多く響く大人達の喧騒の中、二人分の小さな足音が鳴っていた。
「…………僕には父さんみたいな才能なんて無いから、馬なんて習ってる暇は無い。お前みたいに、頭だってよくないんだ。カパネウスの息子」
「でもさー。テュデウスの息子」
「……テュデウスの息子テュデウスの息子って言うな。僕にはディオメデスという名前がある」
「おれにだってステネロスっていう名前がある」
片や振り返り。片や腕を組んだまま。二人の少年は、暫し睨み合っていた。
― ??? ―
「ねえ、聞いた? この街にも、酒場がオープンしたそうよ」
「嗚呼。そういえば、この前に流れ着いた物売りの彼がそんなことを言っていたな。ようやく準備ができたのか」
武器庫の整備をしていた王は、振り返りながらそう答えた。鉄に汚れた顔は、常には見せないほどの柔らかなもの。
「どんなお店なのかしら」
「なら、今夜辺り行ってみようか」
立てかけられた武器を眺めていた女は、目をまるくした。
「私達が行ったら、皆に驚かれてしまうでしょう?」
「気にしなくとも、俺がそういう人間だと大体の民は知っている。民と喜びを共有せずして何が王だというのか。それに、心配ならステネロスの奴でも連れて行けばいい。あいつなら、上手く屁理屈をこねてくれることだろう」
多くの武具に囲われて、王は少年のように笑う。それは女と、もう一人の前でしか見せない稀な表情。女もつられて表情を綻ばせ、頷きながら小さく感謝の意を添えた。その言葉を聞いて、王はまた、小さく笑った。
― ??? ―
――潮騒が鳴る。
大地の果てに広がるとされた海は、かつて見渡したアルゴスの丘のように何も無い。雲は風に吹かれるに任せ、陽の照り返す水面が眩しく薫る。空を渡る鳥だけは、丘に見た群れより少しばかり少なく、鳴き声はより高く、遠くにと響いていた。
「――――嗚呼。分かっている」
全ては今際の夢だ、と男は海の波間を瞳に映した。それは常と変わらない、物腰と言葉と同化したような、静かな眼差しだった。
平原のように広がる最果ての海に幻視するものは、帰ることの叶わない故郷に残した友と妻。そして、城下に住まう民の姿。彼らがどのような道を行き、どのように繁栄し、どのように時代を築くのか――、そこに自らが共に在れないことを、かつて王であった男は少しばかり残念に思った。
「礼を言おう。今までよく、俺に付き合ってくれたな」
手にしていた槍を、海へと投げ入れる。既に錆び付き、武器としての役目を終え、かつてあった灰色すらも失った生涯を共にしたもの。
――もしもこの夢にかの女神が気付き、その姿を見たならば、きっと叱咤されたことだろうと、ディオメデスは幽かに笑った。
神の声も、既に届かない。此処には届かない。海を目の当たりにしたその景色が夢であるからなのか、それとも死期が迫っているのか。
全ては、彼にとっての関心の外。
ディオメデスは静かに、沈んでいく槍を*眺めていた*。
ランサー ディオメデスが「時間を進める」を選択しました。
若干昨日の展開のエアブレイクというか、時間軸や展開処理の速さ・難解さ・余韻の無さについていけてない部分があるので、どう動きべきかよく分かってない部分がある。
こーんにちわぁー!みちるだよー!
えへへ、よろしくおねがいしまーす。
オレンジジュースいただきまーす❤︎
[勝手にセイバーおじさんとおててつないでやってきました。
今日はあひるのすいへいさんのかっこうだよ!]
たけのこたべたいでーす!
てんぷらがいいなぁ…
時間を掛けて探索を試みるも〜ってあるけど、結局アルフレート的には教会はどれくらいの時間が経過して、どの時間に教会を出て、病院探索を始めたのはいつで、終わったのはどれくらいの話なんだろうか。
はい。よろこんでー!
[オーダー入りましたー!
白だしで煮込んだ筍に衣をつけて熱した油でさくっと。]
へいお待ちっ
[お代はみちるちゃんの指名料込みでセイバーさんにつけられました。]
リロードせずに発言したら割り込まれてたけれどむしろよりばっちりの流れになっていてw
M「ほんと相変わらずねっ」
D「ええ流れやな」
おっとっと。塩さんしょうを用意するはずがごめんよ忘れてたね。
[塩さんしょうの小皿と粗塩の小皿をテーブルにトントンと置いた。]
ありがとうございますぁす、いただきまーす!
[まずはそのままひとくち。
それから、口をつけていないところにお塩ちょんちょん、山椒ちょん。
ちょっとさっきより大きい口を開けて一口]
おいしいねぇ。
[うふうふと上機嫌です]
[みちるに連れられてお疲れ気味の表情だ]
あ゛あ〜〜〜……ふう。
堪えられんな。こここが極楽か…
[地酒を片手に、仕事帰りのお父さんのように疲れを癒している]
― 西ブロック 土手近く ―
[次より今がいいと言っても、その先を目指して逝ってしまった。
いや違う、と胸の奥がみしみしと軋む。
この手で、私の手で――殺した。
握りしめた手には、ブライから貰った宝石。
そうだとしても、どうすれば「生きる」事ができるのか。]
……っ
[気がつけば朝だった。
土手を歩く足取りは遅く、止まっては戻って、
みちるを飲みこんだ地を眺めるを繰り返していた。
昇る太陽が目に眩しく、キラキラと陽を浴びて流れる川を見下ろす。]
キャスター メルカトルが「時間を進める」を選択しました。
セイバーさんは流石のお疲れ様だね。
まあ後はゆっくり観戦していくといいよ。
[おしぼりを追加でセイバーの前に。]
ああ、すまんな。
天ぷらか…わしの時代にこれはなかったからな。何とも…食感がいい。しかしババ臭い娘だ。
[みちるの方を見ながらおしぼりで顔を吹いている。]
投票を委任します。
妹尾柊は、ブライジンガー 諒 に投票を委任しました。
みちるちゃんて小学生なのに料理上手だよね。
[天ぷらを食べながらそんな感想]
ババ臭いんじゃなくて舌が肥えてるんじゃないかなぁ。
私は筍ならお醤油かな。
[もぐもぐ。いつの間にかレイににじり寄られていたけど、気づかなかったようだ]
―西ブロック・拠点・庭園―
[………気がつくと、庭園の一番大きな楠の木に寄りかかるように寝ていた。]
……あ れぇ…僕 ―――っつ!!
[起き上がろうとすれば、右腕の痛みで一気に眼が覚め ]
あ、ぁ…あれからレティにここに連れてきて貰った、ん、だっけ?
[右腕は自分で魔術薬を塗ったのだろうか。傷だけは塞がって
脇腹もどす黒い痣を残すのみとなってはいたが…
傍らには英霊が疲弊した様子で横たわっていた。]
妹尾柊が「時間を進める」を選択しました。
[木漏れ日が優しく僕達を包み、楠の木が優しく謳っている。
そっと、木の幹に額を付けると…]
君が魔力を分けてくれたの?
思い出したよ… ――君は僕が生まれた日に
母と父と祖母が、僕の成長≠願って植えた…
―兄弟―
僕…一人ぼっちじゃなかったんだ ねぇ…
[一筋の涙が頬を伝った ]
[弱い、けれど消えるまでは至らない。
そんな状態で、何時間こうしていたか―――。]
― ― ―。
[乾いた唇で、誰かの名を呼び、
繋いでいた手が下の方で空を掴んだ。
ざり、ざり、と足を引きずるように歩き出す。
足は教会の方を目指して向かうけれど、
疲弊した身体での足取りは遅いまま。]
[――昏々と眠り続ける。
否、眠っているように見えるだけか。
英霊は本来、睡眠を必要としない。
眠らなくとも、活動を続けることが出来る。
昔、昔のことだ。
――眠らずに、歌を編み、言葉を奏で続けられればどんなによいだろうと、生前のクレティアンは仕える主にふと零したことがある。夢の中にも宝石は落ちているが、それを書き付けるだけの時間が足りない。
「まるで物語の虜なのね」
それを聞いた主――王女マリー・ド・フランス マリーは笑った。
クレティアンは、そうですね、きっと、渇いているのですよ。渇いて、飢えて、ほっしって居るのだと――]
[袖で零れた涙を拭いさると、傍らの英霊の傷に手当を施す。
戦いの壮絶さを物語るような刀傷…]
…レティ、ごめんね。
僕にもっと力があったなら…こんなに、酷い傷は負わなかったろうに…
[無いものは仕方がない、、、どんなに絞りだそうとも…
コップに入る水の量は増やせない。
ならば他のもので補うしかなく、その為の知恵を絞るしかないのだろう。]
―西拠点―
っ ……、 ――ん、……
[瑞々しい、朝露のような魔力一滴。
身体を起こせるまでに至ると
詩人は遠い記憶の水底から浮上した。
さやさやと木々がささやき、
爽やかな香りを届ける。
そうか、――あのあと、倒れこんでしまったのか、と。未だ残る切り傷の痛みで一気に覚醒し、ゆっくり体を起こす]
……ヒイラギ、……
[――嗚呼、無事だった。安堵の溜息。]
いいや、……謝ることなんて、ない。
……貴方がいたから、彼を、討てたのだから。
……足利さまも、感慨深そう、だったよ
[ふ、と。眼を細めた。]
この村のサーヴァントもアサシンをのぞくと3騎か。
終盤だな。
もし、聖杯出現が6騎で充分と言う事なら2騎生存もありえるが、どうなるのかね。
――…足利尊氏…が?
そ、そっかぁ…少しでも役に立てたんだね。
よかったぁ。
[心の中で深く「大河ドラマ」に感謝した。]
さあ、朝ご飯を食べなくちゃ。
少しでも魔力の回復に勤めよう。
[残る英霊は少ない…この平和が何時までも続くわけでは無いのだから…]
――ええ、とても。
[タイガドラマ――なお詩人の中で未だその正体は知れない。]
よく寝て、よく食べて、
休息をとらねばならないね。
……まるで人間だったときのようだな。
[魔力が厳しいというのに、
なにが楽しいのかくすりとクレティアンは、笑って。]
[ふと、歩き出したとき
何処に引っかかっていたのか、はらり、と
何かが落ちたのを掌で受け止める。]
…… はなびら?
[かけら、一片。
捉え、握り締める前に溶けるように消えた。
眼を伏せたまま、つと尋ねる]
……ねえヒイラギ、あのとき、
足利さまが舞わせた花は、なんというのですか。
……彼が行っていた、梅、ですか。
[梅の花、その仔細を詩人は知らない。
のばらにすこし似ている気がしたが、それだけで。
詩人は空を見上げた/見下ろして]
……「誰も、憎みたくなかった。
……殺したく、なかった。」
[重ねるように、小さく呟いた。
また、新たな階層が生まれるのだろう。
其処にあの見事な花は咲くのだろうか。**]
どうだろうなあ。
存外。あの駄天使がループとやらを失敗し続けてきたのは今までサーヴァーントが7騎しかいなかったからだったりしてな。
[思いつきの適当発言。]
おいしいものにおいしいっていわないのはしつれいだもん!
[もぐ。
おしぼりで顔拭くの気持ちいいのかなぁ…]
あっ。
おこしにのったおねえさんだ!
みちるだよー、よろしくねぇ。
ぱぴーちゃんもおひさしぶりだよ…
みちるは、パピーちゃんのおかばんしょってみたかったな…
[もぐもぐ。
ごちそうさまでした。なむ!]
[遠い昔、兄里の呪術は他と同じく人の祈りや願いを聞いて神託を戴き、世に生かすものだった。
いつからかそれは「のろい」を孕むものになり、祈りが怨みに、願いは妬みに変わっていった。
そしてそれはやがて「禁呪」を生み出す。
願いを叶える為に、欲望を思うままにするために、兄里が属する所には常に争いがあった。
人の心を惑わし、災いを呼ぶ。禁呪の基本はそれだった。
人の世にあってはならぬもの、「魔法」にも類するそれを、作り上げてしまった。
禁呪としたのは兄里の歴代当主の中でも神の再来だと言われた男だった。
次世代にもそれをあえて教えるよう、神託が下ったのだと、言われている]
[そもそも、禁呪は誰でもが使えるわけではない。
長きにわたり呪術師として栄えてきた兄里でも、それを使えるものは数えるほどだったとされている。
次代へと教え、適性があろうと無かろうと、脈々と受け継がれていく術。
それは、いつの日か呪うものではなく、祝うものへと昇華させて欲しかったからなのかもしれない。
その意図は秘められたまま、その当主だった男は短い生涯を終えた。
やがて時代は移り、兄里にとって初めてとなる双子が生まれた。
祝術は長子へと受け継がれる。
本来さらにその子どもへと受け継がれるはずの禁呪は、妹へと受け継がれた。
姉と反対の特性を持つ妹。
それは、適性があることの証だった]
[ゆりとさくら。姉の名前をつけたのは父親だった。
妹の名をつけたのは、母親だった。
姉が花の名前だから、とその妹にも花の名前を。
桜の樹木のようにたくさんの人に愛される子になりますように、そう思いつけられた名。
術を受け継ぐことは、幼い頃より始められた。祖母となる二代前の当主より、姉はその祝術を受け継がされた。
呪術を扱う為の基礎、刻印の移植、祝術を使いこなす為の修練、次代当主としての教育、お披露目。
妹であるさくらは、表に出ることは殆ど無かったといっていい。
引き離され、一人別の家で暮らしていたのだから。
通いで世話をしに来る少女らとその家族。
それでも、寂しくはなかった。姉の声が、届いていたから]
うーん。リリンが来るの夜ってことは20時間に合わないかなあ。
M「むつかしそーねえ」
D「判断材料ふえんねこれ」
[「さくら、今度から中学だよね、入学のお祝いしてあげる」
姉とは、学年も通う学校も違っていた。
姉妹で食事をしたのは、とても久しぶりだった。
中学に上がってからは、何度か親の目を盗んで会うようになった。
会ってはならない、そう言われていたけれど、とても納得はできなかった。
きっと今から少しずつ良くなっていくのだと、思っていた。
母が死に、姉と引き離され、たまに来る父親は戒めの言葉ばかり。
嫌いではあったし邪魔にも思っていたが、父親の死を望むことはしなかった。
それをすることは、「禁呪」を使うことと同様だと思っていたから。
思い込まされていた、と言っても良い。
「神託があったの。だから、行かなきゃ」
姉が聖杯戦争に参加することを決めた夜]
[「大丈夫、祝術の会得者は、怪我なんかじゃしなないの。
神様が、守ってくれるんだよ」
心配する言葉に、そう返ってきた。
その命は、神に捧げられるもの。だから、しぬことは、ない]
死ななくても、眠ってれば一緒だ。
― 1F西・オフィス街(ホテル屋上) ―
[――サーヴァントは、夢を見ない。
見るとすればそれは、英霊自身が持つ過去の記憶に過ぎない。]
――――……。
[何度目かの朝。何度目かの陽射し。
街並みは変わらないように見えて、どこかざわついている。
徒手空拳のまま重ねるは、見たばかりの海原。
或いは――かつて槍と共に駆け抜けた、生涯の記録か。]
…………、此度の戦も、終わりが近いようだ。
もう暫く、我が身と共に頼むぞ、――――。
[灰色の槍を手に呼ぶは、友か、妻か、槍か、或いは女神か。
呟きは風に紛れて掻き消えて、
天上を睨ぐ英霊もまた、陽射しの中に*消えていった。*]
みちるもセイバーもお疲れ様。
……、パピーのカバン…掛けてみる?
[みちるにショルダーバックを差し出しつつ。]
っていうか、つまりは金属だから重いとは聞いていたんだが
実際子供でも持てる重さなんだろうかな…。
[どうでもよい話だけれど、村の中盤まで
アサシンの事をライダーだと思っていた。
以前の村の印象が…強すぎたんだ……。
俺の所為じゃない…。]
―西ブロック・拠点・庭園―
……――そう、彼の言葉通り か。
この庭のものは散ってしまったのだね。
見てみたかったな。
[>>15 謂いつつ、戻った先
書庫で所望するは日本の歴史の本と、
なよ竹のかぐや姫の童話。
傾国の姫は物語の中でも、
紛れもなく比類なき美女であった。]
………「今はとて天の羽衣着るをりぞ君をあはれと思ひ出でたる」
[これがこの国の詩歌の一つの形式らしい。
口の中で呟きながら、ふと肩口を気にして片手で押さえる]
[三日月宗近に切られた方の傷は治りが遅い。
あれそのものが神器のようなものか。
叶うならば手にとって眺めてみたい宝剣。]
……まったく、
かの人の宝物庫は我が国王の富に勝るとも劣らない……
[そう、小さく呟いて
笑みを浮かべもしたのであった**]
トゥルバドール クレティアンが「時間を進める」を選択しました。
投票を委任します。
トゥルバドール クレティアンは、ブライジンガー 諒 に投票を委任しました。
……?
ヒイラギ、これなんて読むんです?るん?
[示したところには「ゑ」と書いてある。
聖杯の知識に旧仮名遣いは含まれて居ないようだ**]
しょって、いいの?!
わぁわぁ、やったー!やったよおじさーん!!
[ぴょーん、と椅子から降りると差し出されたバッグをせおってみた!
チャレンジよねんせい!!]
お、大丈夫か、持てるか。
まあ、俺も始めは重かったけれど、自身の体を融解させてブレス吐いたり、腹に穴開けられて中身がもれたりしたからな。
妹尾が抱えられる位には軽くなっているぜ。
とはいえ、お嬢ちゃんには、ちと重いかもな。
[――――カン、と足元に紐が切れたのか
アストロノミカルリング(日時計)が落ちたて道を転がる。]
――――
[長い航海で道に迷わないように。
あの子のこれからの長い旅路で、
もし道に迷ったら、少しでも助けになるように。
そう願いを込めて―――。]
……持って行ってくれましたよね。
だ、いじょ、ぶ、だもん!
[ただし足が結構力強く姿勢を支えております。
後ろにひっくり返りそうなのを堪え]
…んににに……
だい、じょぶ、もん!
[何度も後ろにひっくり返りそうなのを
前に勢いつけては反動でよたよたするので
結構カバンの中身がシェイクシェーイク!!]
[そう言えば、また「上」を感じる。
魔力も残りわずか。
何もしないでこのまま消えるしかないのかもしれない。
牢獄の中でも死を覚悟していた。
それでも、私は生きる事が出来た。]
それなら、
[より、天/地に近い場所に賭ける。
思い願えば光となって土手から姿を消した。]
―北ブロック・拠点―
[東ブロックの探索を終えて直に教会へ向かう事も考えた。
しかし、戦い等の疲労を取らぬ状態で動きすぎるのも愚の骨頂。
そう考えて一度、拠点へと戻り休息をとった。]
ふむ、私個人としては十分な魔力であるな。
問題は奴の全力に耐えうる魔力かという点である。
しかし、それは私の腕の見せ所であるな。
足りないならどこかか持ってくるのが魔術師であろう。
[考えてみれば一度は令呪を使ったとはいえ既に二回も全力行使をしている。
英霊自体の保有魔力もどの程度になっているかは怪しい。]
― 5F ―
[セイバーは消えた。消えてしまった。
いつもやる気がなさそうで、なのに戦うときは別人のように昂ぶる英霊は、もういない。
彼は否定していたけど、きっと彼は誰より優しかった。それを自分は知っていた。
いきなり自殺しようとするほどに、聖杯を求める理由のなかった彼は……それでもついぞ、自分の頼みを断ることのなかったのだから]
…パピー。
それ、軽くなったの大体最後だよな。
[俺はその恩恵受けてないよな、って顔。
毎日背負いっぱなしで肩こり酷そうだと思ってた。]
/*
アーーーッ
マスターと2人で
「これは俺たち死んだと思ってたーーーーーーー生きてるよおおおおおおおおなんでえええええええええ」
って言い合ってる
お、今日はランサーチームが来るのか。
まあ確かに、残チーム比較するとそうなっちゃうだろうな。
ランサーチームは、マスター&サーヴァントとも戦いのプロフェッショナルなので、散り様こそ華ってのもありそうだ。
[レティはすっかり書庫に入り浸りで、「日本昔話」
「日本の偉人伝」ets…本の虫になってしまったようだった。
僕は、親方が使っていた部屋でピエタを鑑賞中に、親方が使っていたノミを発見した。]
現代のものだから、親方が持っていたノミじゃない。
[多分…どこかの道具屋で気に入って購入したものだろう。
柄の所には名前まで彫ってあった。親方らしい…
くすり。と、笑うと錆びないように油紙に包んで
ピエタの前に置いた。
レティに呼ばれれば、>>19
はぁい。と、返事をして書庫に尋ね。]
えーー?ちょ、ちょっと待って。
[慌てて辞書を引いて]
それは、「え」って読むんだって。
[自分も判らなかった癖に得意げに言った。]
そうか……。
負けた、んだ……。
[どれほどそうしていただろうか。
放心していた間に、ヒイラギたちは去っていた。自分は見逃されたらしいと知って、喜ぶことも悔しがることもできなかった。
自分とセイバーの戦いはここに幕を閉じた。それをどこか人ごとのように認識した]
教会に行かないと……。
[たしか、そうだったはずだ。
聖杯戦争に敗北し、生き残ったマスターは教会に保護を求めるべきだ。そうだったはずだ。
呆とする頭で思いだし、ふらりと立ち上がる。必要事項を満たさないといけない。漠然とした義務感のみで、のろまに動く。
そして―――上階が開放されていることに、気づいた]
あたしは生前から肩こりとかばっきばきだったからなあ。
最盛期の姿でサーヴァントになってもなんともならなかった。
[コッキコキ鳴らしながら。]
ランサーTか。
あの二人の掛け合いはいつまでも眺めていたかったが仕方ないな。
まあこちらにきたら労いの彫像を彫ってやるかな。
[ミケランジェロが脱落し、3Fのシスティーナ礼拝堂が開放された。
なよ竹のかぐや姫が脱落し、4Fの竹林精舎が開放された。
あの黒翼の少年はその名を知らないが……おそらくこの5Fは、あの英霊の心象風景に違いない。
ならば、今開放された上階は……彼に関係する場ではないのか]
…………。
[戦闘区域だとは知っていた。
サーヴァントの居ない自分が行っていい場所ではない。
けれど、それでも。
……向かわずには居られなかった]
しかし、問題は戦闘ではない。
戦闘であれば勝利はたやすいであろう。
我が従者に敵う戦力はそう多くない。
キャスターしかり、セイバーしかりだ。
それにマスターは素人ばかりだ。
私が遅れをとるわけが無い。
問題はループとこの聖杯の根幹だ。
どうすれば切り分けができるか。
それを究明すればいいのであろうが。
何分、ここでは資料が足りない。
せめて時計塔の設備があれば話は違うというのに……。
[圧倒的に情報が足りない。
推測が出来ても仕組みの詳細までがつかめない。
手が出ないというのが今の本音であった。]
[最上階に向かう前―――、僅かな時。
三階へと姿を見せる。
最期になるかもしれない。
その前に、あの天井画を見ようと――]
――― 酷い顔ですね。
[彫刻の方が好きだったのだろうかと、ミケランジェロとの戦闘を思い出せば数日前の出来事とは思えず、口元が少し緩む。
生皮の自画像を見れば、そんな独り事を落してから、礼拝堂に生えた竹を、たん、と蹴って、更に上へ。]
―西ブロック・拠点・書庫―
[もともと本が好きなのもあって、
すっかり知識を貪る状態になっていた。
飲まず喰わず――は、生きていた時代にも成してしまったことがある。悪い癖だ。]
「え」?
……「え」と読むのか。
ほう、ほう……ではこれは「かぐや姫ゆえ」と、……
[――とても興味深そうである。]
……この国の歴史も物語りも、
とても興味深いものだね。
おお…。生皮まで拾ってきてくれるのか。
これもう眼鏡にまた出会えたら結婚申し込まねばいかんな。
[システィーナ礼拝堂の壁に描かれた最後の審判。キリストの右下で聖人が持つ人間の生皮はミケランジェロの自画像であると言われています。]
さておき。
>>28
まあ。あたしは法王とさえ喧嘩腰になるような頑固者だしな。
皮剥ぎの刑に処された聖バルトロイはなかなかお似合いだろう?
リリン リリーリンリンが「時間を進める」を選択しました。
投票を委任します。
リリン リリーリンリンは、ブライジンガー 諒 に投票を委任しました。
―西ブロック・拠点・書庫―
[あの、アーサー王伝説や聖杯伝説の礎を築いた人から
この国の文学を褒められるのはとても嬉しかった。
考えて見れば、何と贅沢な時間を過ごしているのだろう。
と、思い出したように。]
ねぇ、ちょっと隣の部屋に良いものがあるんだけど見る?
[親方の使っていた部屋には…見事な「ピエタ像」が置かれてた。]
― 1F北・オフィス街(ホテル) ―
今日は教会に向かう、という話だったと記憶しているが。
[霊体化したまま、アルフレートへと話しかける。
部屋に響くものは、この数日語りかけ続けた、静かなもの。
表情は見えねど、灰色の鎧を纏う男の視線は、自らを招聘したマスターへと注がれていた。]
何か悩み事かね。
それ、しかないであろうな。
[それはとても残酷な計画。
だけど、今はそれしかなかった。
どのマスターが見ても非難はするであろう。
しかし、今の自分には選択肢はそれ以外に無かった。
アサシンのマスターにあえば何かが変わるかもしれない。
しかし、メモを見る限りは何も知らないと考えられる。
出会ったとしても決定的な情報は手に入らないだろう。]
今は、これ以外に手は無い。
最後に勝てばそれでいいのだ。
[そうだ最後に勝てばきっといいのだから。]
しまった、投票がそういえば間に合ってなかったか。
まあ、でもランサーのところあたりが妥当だろうな。
宝具的にもシェムハザに容易く勝てそうなチームでもあったし。
ああ、気にするでない。
結論付けただけだ、今後の方針を。
では、教会へ向かうぞ。
[拠点から外に出て教会へと歩き出す。
断固たる決意を持って。]
―西ブロック・拠点・書庫―
異なる文学に触れられることは
英霊の特権だね。
[ 望月をマスターに頂いていたときも、本屋を所望した詩人である。筋金入りの文系だ。]
……良いもの?なんだろう、楽しみだな
[ 戦国の歴史書をぱたりと閉じて、
案内された部屋へ向かう。 ]
…………。
そうか。
[ただ一つ、相槌を打つ。
何かを思いつめた風のアルフレートを前に、ランサーは静かに其処に在る。常と変わらぬように、常よりそう在り続けたように。
自らが纏う灰色と同じように、何事に揺らぐこともなく――。
二人は一路、教会へ。]
― 6F ―
[6F、そのほぼ中心部に姿を現す。
見覚えのない家並みが広がる。
ただ、焦げ臭い匂いに思わず目を細めて眉を顰めた。]
―――…ここは、
[寺――東勝寺とはすぐに解らなかったが、その近く。
遥か遠くには山、山、山、そして 海が見えた。
地に足をつけて周囲を見渡す癖。
理解には時間が常より要した。]
…いや、
[マスターのいない今、ここでそんな事をしても。
そう―――地面に視線を落とした。]
―西ブロック・教会への道―
何度か通っているがここは少し薄暗いな。
我等には当てはまらぬが一般人であれば避ける場所であろう。
特に、女・子供はな。
[薄暗い路地を教会へ向かって歩く。]
―西拠点 ピエタの部屋―
――……これは……
[ 足を踏み入れた途端、
その存在感に圧倒される。
祈りの気持ちを湧き上がらせ、
背より光輪降り注ぐを感じるほど。
――ピエタ。我が子を喪った嘆きの聖母 ]
これが石から削りだされなんて、
信じられない……
[ 嗚呼、と。感嘆に震えるため息とともに、片膝をつき、祈りを捧げた。 ]
― 6F ―
[その光景には、おそらく血と屍が足りなかった。
陰惨な連想しかさせない、戦火の階。
それは一つの終わりがあった場所なのだと、そう感じた。
きっとこの場所は……彼の心と共にあったのだろう]
平穏、か……。
[口に出して、つぶやく。
それを願ったサーヴァントが脱落し、この階が開放された。
これは後悔のかたちなのかもしれない]
[ふらり、と歩く。
ただ、景色を見て回る。
記憶に残したい、と。
見極めたい、と。
何かを探すように。
気を取られすぎ、令呪の反応に気づいたのは……出会ってからだった]
大理石はこの町で仕入れたものだから、忍神町が存在するなら残る…といいなあ。
[TVに映る自分の彫ったピエタを見つめてぽつり。]
>>+34
セイバーのコレクションの中にもシェムハザみたいなものによく効く謂れのあるものがあるんじゃないか?
あたしの宝具はなんか却って逆上させそうだがな。
アサシン シェムハザは、ランサー ディオメデス を投票先に選びました。
アサシン シェムハザは、アルフレート ローヴァイン を能力(襲う)の対象に選びました。
…っ
[弱い魔力、いくらブライから貰った宝石とはいえ、有限。
きっともう命は――。
この周囲にまだ燻る炎の欠片たち。
それも何れ―――。
いや、とまた、首を振ると近付く足音に顔を上げた。]
あ、あなたは…セイバーの…
名前…、そういえばお聞きしてませんでしたね。
[バーサーカーとの戦闘で、終盤、姿を見たのが最後だったかと思い出す。
最初の出会いはなかなか酷いものだったけれど、]
……あれ、あの セイバーは?
[気配を感じず、単独での行動に違和感を覚える。]
―西ブロック・教会への道―
・・・・・・ここなら宝具は使えない。そうだよね?
[気配を遮断し、物陰から監視していた。
奴は神殺しの槍を持っている。できれば接触はしたくない。
だが、今は情報を集める必要がある。
少なくともブライはおかしな行動をとっており、その起点がこの地域にあると睨んでいた。]
―西拠点 ピエタの部屋―
…――すばらしいものです。
いえ、こんな言葉ではたりない。
もっと、大いに、…称える詩歌を捧げたいほど。
[己が胸に手を――いっそ涙が滲みそうな揺れる眼をしたまま、詩人はゆっくり立ち上がる]
ありがとう、
しかと、この眼に…焼き付けたよ。
君たちと戦闘の意志はない。
ただ、今から君たちが何処に向かうつもりか、教えてほしい。
その先にあるのが何なのか、僕は知りたい。
[彼はまだ、教会という存在を把握出来ていなかった。
特異点の中にある特異点、空から見下ろしても見下ろせない場所。
だが特異点の周囲に群がるものは見えている。]
あなたは……。
[まずい、とだけ思った。
思ったが、ではどうすべきか、すぐに浮かばなかった。
逃げるべきだ、と思い至って、相手の魔力がひどく弱々しいことに気づいた。……もはや、彼は消える寸前だった]
……リリン。わたしはリリン・リリーリンリン。
セイバーは消えたわ。
わたしは敗北して、今は教会への寄り道。
あなたこそ、あの小さなマスターはどうしたの? キャスター。
貴様……、随分と普通に現れたな。
そして何を戯けた事を抜かしておる。
この先にあるものなど一つであろう。
ランサー、貴様少し離れておれ。
私はこやつと話さねばならぬことがある。
貴様の矜持とは相容れぬ話だ。
ここは私へ任せてもらおう。
戦闘の意思はないと奴もいっている。
[視線は明らかに自らのサーヴァントへ向いている。
その状況ではまともに話が出来ぬと一旦離れるように命じる。]
そう…リリン・リリーリンリン ?
[音色のような名、偽名だろうか、と、思う。
じっとリリンを眼鏡の奥で顔色を伺うが、すぐに止めて
―――続く言葉を聞き、瞼を落す。]
……みちるは
[“めぇおじさん、―――”][瞼の奥、まだ焼き付いている。]
[苦しい表情、言葉は絞り出すように、]
、みちるは 死にました。
私が、この手で ―――、ころしました。
― 1F西・教会への道 ―
[唐突に掛けられた声。
それは雑踏に紛れるように、或いは影より湧き出るように。
此処に在ることを見抜かれていると知れば、霊体化を解き、彼を正面からじっと見つめた。]
――――、貴君がシェムハザか。
随分な益荒男と聞いている。
是非とも手合わせ願いたいものだが――。
[シェムハザ、そしてアルフレート。
二人の言葉を聞き、ランサーは静かに瞼を閉じた。]
……どうやら、貴君らの関心事は戦ではないらしい。
いいだろう。
[再び霊体化し、薄暗い路地より離れた。]
>>+36
どこの国もお上が一番美味しいとこ持ってくんだな…。
>>+37
最初に死亡したことで各階を観てまわれなかったのはなかなか残念だよ。
去ったか。
貴様が我が従僕を意識していて話になりそうに無いからな。
それが何故かは知らぬがな。
戦闘の意思がないのではなく戦いたくないと取れぬ事もない。
で、声を掛けてきたの理由は何だ。
まさか教会の事を聞くだけではあるまいな……。
[相手の真意を測る質問をする。]
[殺した、と聞こえて、理解するのに数秒必要とした。
今居る場所を意識する。ここは戦場だ。
戦場なのだから、きっと女子供も等しく死があるだろう]
なんで?
[聞いた声は、自分でも驚くほど冷静だった。
あるいは……相手が驚くほどに、冷静でなかったからかもしれない]
まあ、君のサーヴァントとは闘いたくはないな。
彼のもつ槍は見るだけで眼球の裏側が焼き付く。
そういう類の武器だからね、僕にとっては。
・・・・・・教会?
そんなもの、この先にはないだろ?
アサシンの策に、私が気付かず、
みちるは“今”ではなく“次”へと行くため、
みちるは令呪を用いて――…自身の殺害を、私に命じました。
[落ちた日時計を握りしめ、ゆっくりとリリンに視線を向けると
腰から折るように頭を深く下げる。]
リリン・リリーリンリン。
貴方がまだ、この異質な聖杯戦争に身を置いてくれるなら
どうか、この私と―――契約をしてください。
この地の理を知らなければならない。
この螺旋の謎を解明し、そして…
―――救わなければいけない人がいます。
[眉間に皺が寄り面持ちが嶮しくなるがそれは見えずのまま]
そのためには、力が、マスターが必要なのです。
わた…、――
[わたし、そう言って、違う、と首を小さく振れば、]
キャスターのサーヴァント。
名を――、ゲラトゥス・メルカトル。
[片膝を折り、右の手をリリンに向かって差し出す。]
ほう、そんな苦手な相手に話しかけるとはな。
ますます、貴様の意図は図りかねるな。
教会がないとは如何なる事だ。
貴様の記録の中に教会は存在しないのか。
[ループの鍵となるポイントかもしれない。
そう思い情報を引き出そうする。]
話が合わないな。君とは。
・・・・・・いや。
[考え込む。
目の前にいるマスターは、疑いを持っていない。
ということは、彼にとってこの先に教会があるのは常識だという事になる。
まさか、みえていないのは自分だけ、なのか?]
そういう事か・・・・・・それなら理解は出来る。
ブライが時折どこにいったのか判らなくなるのも、いらぬ入れ知恵をどこかで得てきているのも。
僕の目を盗んで、この聖杯戦争に干渉してきている部外者がいるという事か。
だが、どうやってこのループに入った?
出ていくならともかく、まさか自らここの呪いと同じものに触れたのか?
[アルフレートがいるにも関わらず、考えていることを言葉にしていた。]
―西拠点―
?
[さて、感動に水を差したくないと気遣われたと心跳ねる吟遊詩人は気づいたかどうか]
いいね、お茶か。
ヒイラギはお茶を淹れるのが上手だ。
それも、おばあさまから?
[ほんの少し、そっと、真綿で触れる様な声で尋ねる。
ベンチに腰を降ろすと像もまたよく見える。
芳しい、エスプレッソとハーブティーのかおり。]
これも、見事な像だね。書庫でみた本に載っていた、
ヘラクレスの武勇を見事に現わしていて。
先人に倣って、詩歌のひとつも捧げたいほど。
……そうなのか、
元からあった、とは……彼の作品の収集家だったと、いうこと?
……そう。自分から。
今ではなく、次へ、ね。よく分からない話だし、アサシンが誰かもわたしは知らないけど……ああ、いえ。
そうか、片翼がアサシンなのね。
[消去法で察する。アルフレートの従者はランサーだろう。ヒイラギのサーヴァントはアサシンにはほど遠いし、そんな汚い策を弄する相手でもない。
片翼もアサシンというには微妙ではあるが、残っている数からすれば、もはやそこしか考えられなかった]
……再契約を願うの?
なぜ?
[申し出に、理由を問う。
自分は聖杯に願いはない。敗れて生き残ったのなら、幸運に感謝して去るべきだ。
実のところ……自分にはもはや、武勲すら必要とは思えなかった。
今考えれば、あっさりと分かる。そんなものがあったところで、自分の周囲は何も変わらないだろう]
この聖杯戦争に干渉しているのは貴様ではないのか。
そして、教会は貴様を快く思わない連中の住処であろうな。
[教会の管理人は敵視していると明言した。
認識できないというのであれば対策の結果と考えられる。]
この先には教会が存在するのは間違いない。
我々参加者はそこでこの戦争の管理者へ参加の報告をする。
それだけの話だ、敗北した場合の退避先でもあるな。
そんな事もしらぬ貴様はやはりイレギュラーであるな。
貴様はこのブライジンガーの聖杯のカラクリをどこまでしっているのだ。
そして貴様の目的、いや願いは一体なんだ。
[発言の総てがアサシンを敵視する管理者を売る行為。
だが、今はそんな事はどうでもいい。
自分の目的の為には他者は切り捨てざるを得ないのだから。]
管理者?
そいつはそんな肩書を名乗っているのか?
・・・・・・・飽きれて物も言えない。
ただの部外者が管理者などという言葉を使い、まさか参加しているマスターやサーヴァントと情報を交換していたとはな。
成程、ループが進んでいくうちに結界の力が弱まり、僅かな抑止力が働き始めたという事か。
あまり悠長に事を構えていることも出来なくなったな。
僕の願いかい?
それは聖杯の破壊だ。
誰かに聞いたりはしなかったかい?
この聖杯は、不完全な失敗作なんだよ。
手にした人間は願いが叶うかもしれないが、何が起きるかわからない。
ほら、この町。
これは聖杯が内部に巻き込んでしまったものだ。
本来は、あのクレーターの上にあったものだよ。
[天井を指さす]
だから、これを作ったブライジンガーは破壊を願った。
僕は彼のサーヴァントだし、僕もそれを望んでいる。
僕もこの、いびつな聖杯の被害者だからね。
僕の願いを君が叶えてくれるなら、それでもかまわないよ。
僕はこの願いの為に、最終的な勝利者である事を必要としていない。
破壊という結末だけ、あればいいんだ。
[倒すべき相手がいて、救わなければならない誰かがいる。
そう、彼は言った。
ゲラトゥス・メルカトル。
地理学者にして、キャスターのサーヴァント。
願いを、持つ者]
……わたしに、戦えと言うのね。
[鈴の音が聞こえた気がした。
清涼で、どこか神聖な響きのそれは、己の心の内から響いていた。
また戦いに戻るのか。もはや理由もないのに、何を好きこのんで―――彼のように]
しかしその言い様。
この戦争、いや聖杯を本当に管理するは貴様であるな。
[>>67の言葉には考え込みながら。]
聖杯の破壊か、正直なところYESとはいえぬな。
私に御する事ができるのはただ一つのサーヴァントのみである。
他のサーヴァントが邪魔をするであろうしな。
[令呪をみせながら語る。]
[聖杯に用はない。
武勲ももう要らない。
けれど、願いを持つ者が己の前にいて、自分を必要としていた。
それだけが理由で、何が悪い―――]
―――告げる。
[差し出された手を右手で掴む。
湧き出る力を、そのままに込めた。魔力が渦巻く]
汝の身は我の下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯のよるべに従い、この意、この理に従うのなら、我に従え。
ならばこの命運、汝が剣に預けよう―――。
[記憶にあった詠唱をそらんじる。
契約が承認され、右手甲の令呪が輝く]
しかしその言い様。
この戦争、いや聖杯を本当に管理するは貴様であるな。
[>>67の言葉には考え込みながら。]
聖杯の破壊か、意思はYESだが出来るとは約束できぬ。
私に御する事ができるのはただ一つのサーヴァントのみである。
他のサーヴァントが邪魔をするであろうしな。
[令呪をみせながら語る。]
聖杯の破壊については異論は無い。
この歪な状況、過去を考えるに正しく動くとは思えぬ。
故に私が出来る事であれば協力しよう。
それが今できる返答であるな。
ただし、私の条件をそちらが呑むことが前提だ。
私の条件はこの歪な聖杯から脱出である。
もはやこの戦争に意味は無く、
私としては一刻も早く出て行きたいのだ。
根源への到達を目指す為にな。
[握り返された手の感触に、思わず顔を上げる。
続く詠唱に、こちらも応えて、]
キャスターの名に懸けて誓いを受けます。
…あなたを私のマスターとして認めます、
――― リリン・リリーリンリン。
[言葉の後、消えかけそうな魔力に新たな魔力が注ぎ込まれてくる。
凛としていて清らかな魔力の流れを感じる。]
随分と自信の無い返事だな。
見た所、君は魔術師としては類まれなる才能をもっているようだが。
[魔術回路だけを言うならばそれは真実であった。
彼自身の技量がそれをどれだけ扱えているかは、今のアサシンには判らなかったが。]
君たちが力不足だというのであれば、力を貸してあげてもいい。
だが、君のサーヴァントがそれを認めはしないかな。
―西拠点・東屋―
[ >>62 尋ねられれば、ちょっと不機嫌に…]
まっさかぁ〜!ばあちゃんは、魔術と造園と、お酒のつまみ以外はからっきし!
通いのお手伝いさんに色々教わったの。
あ、でも時々ジャムとか保存食は作っていたなぁ。
[思い出したように呟く。]
詩を捧げてくれるの?親方もきっと喜ぶ!!
紙に書いてくれれば後で石工の人に頼んで掘って貰うよ。
[興奮した様子ではしゃぎ出し、作品の収集家と問われれば…]
だって血縁だもの。
う〜んと、何代か前のお爺ちゃんが、親方の甥っ子だったとか?
僕に似てるんだってー
[コンプレックスだった容姿も今では自慢のタネになりつつあった。]
[手を取った状態のまま、立ち上がる。
視線を手に落せば、残された一画の令呪。]
…、…
[随分と自分勝手にお願いをしたなと遅れて気付く。享年82歳。]
リリン・リリーリンリン。
心から感謝致します。
……、セイバーを召喚しただけの事はありますね。
[みちるとは随分と、違う魔力を感じて感心したような言葉が出る。]
当然だ、魔術師としていきているのだからな。
自信が無いのではない。
慎重にを見極めているだけだ。
状況を省みずに勝てるなどと言うのはただの愚直である。
われらが力不足とは思わぬ。
故に貴様の力は必要ない。
[操られてしまえば自身の自由などなくなる。
本当の目的すら果たせぬ力に意味は無いのだから。]
これは失礼した。
僕も君のような優秀なマスターと組めたならば、きっとこんなに苦労はしなかっただろう。
だが、もうこの聖杯戦争も最終局面だ。
今からやり直すのは、難しいだろうね。
君も災難だね。
あんな堅物のランサーではなく、僕と組んでいれば間違いなくこの聖杯戦争に勝利出来ただろう。
まさに効率よく優雅に。
だが、今の君はそうではない。
正面からぶつかり、相性など関係なく宝具をふりかざす。
君の魔力を、彼は彼の美学で浪費している。
君にとってベストな状況ではないだろう。
それじゃあ、最後まで勝ち残ることは出来ないね、きっと。
これは君のせいじゃない、君のサーヴァントのせいだ。
聖杯戦争はこれが最後じゃないのに、君はここで敗退したら終わり。
君は事故にあったようなものだ。
それだけの才能をもちながら、君の家系はここで途絶える。
僕は残念でならないよ。
彼とさえ、契約しなければ。僕は心の底からそう思うよ。
[うっすらとではあるが、彼の魔眼は魔力を帯びていた。]
―西拠点・東屋―
[おや、と瞬き、これは失礼、>>75と苦笑交じりに応えて。]
そうか、ヒイラギは自分で進んで
お手伝いに習ったのだね、
えらいな。
ジャムか……私の時代にあったのと、同じかな。
[と、ヒイラギからひとつ提案がある。
なるほど、とクレティアンは笑みを浮かべた]
では、したためるとしようかな。
紙とペンをかりてもいいかい。……え?
[いつ戦いになるともしれぬ、善は急げ――の、その前に。偉大な芸術家とヒイラギの意外な繋がりに、大きく眼を瞠る。]
……なんと、血縁だったとは。これは、驚いた。そのような縁も、あるのだね……
セイバーを倒したのは、セノオヒイラギのサーヴァント。
円卓の物語の詩人、クレティアン。リュートを持った英霊。
……けれど、あれは真っ当な決闘だったわ。
足を引っ張ってしまったのは心残りだけれど……讃えるべき相手よ。
だから、あなたは気にする必要はない。
[昨夜の記憶。
あの戦いのどこを思い出しても、あの二人を恨む気は起きない。
そして、それを不思議とすら思えなかった]
それより、あなたの仇はシェムハザでしょう?
ならあの気に入らない片翼をもぎとって、地べたに墜とすことだけ考えなさい。
わたしも協力するわ。
ああ、そうだな。
奴は自分の矜持で動く。
時には敵と談笑し馴れ合いすら持つ。
だから、奴がいなけれ
[魔眼の光を受けた瞬間に体がしびれる。
そしてアサシンの言葉を受け入れるべき。
そんな気持ちが産まれた。
しかし、それは一瞬だけでありすぐに霧散していった。]
理解したよ、貴様が奴を恐れているのは解った。
ならば、貴様が望むようにしてやろう。
もとより私に確実に出来るのはそれだけである。
だが、魔術師の基本は等価交換である。
再度告げる、私は聖杯から、
いやこの歪な塔からの脱出を望む。
貴様の望みがかなった暁には報酬としていただこう。
[魔眼を振り切り明確な意思をもって告げる。]
[1]
[2]
[3]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新