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何かの魔法を研究している生徒 ヒューゴ は 落ちこぼれの獣人族 ランス に投票した。
魔法学園の優等生 シーナ は 落ちこぼれの獣人族 ランス に投票した。
不真面目な生徒 アミル は 落ちこぼれの獣人族 ランス に投票した。
努力家の落ちこぼれ ミケル は 落ちこぼれの獣人族 ランス に投票した。
研究マニアの生徒 トロイ は 落ちこぼれの獣人族 ランス に投票した。
人魚の血族 ヴィノール は 落ちこぼれの獣人族 ランス に投票した。
新入生 エメット は 落ちこぼれの獣人族 ランス に投票した。
夢見る魔法使い リーリ は 落ちこぼれの獣人族 ランス に投票した。
落ちこぼれの獣人族 ランス は 令嬢 クレリア に投票した。
成り上がり ルファ は 落ちこぼれの獣人族 ランス に投票した。
落ちこぼれの園芸部員 マイダ は 落ちこぼれの獣人族 ランス に投票した。
悪ガキ ジュスト は 落ちこぼれの獣人族 ランス に投票した。
馬賊の子 フェン は 落ちこぼれの獣人族 ランス に投票した。
問題児 ギュル は 落ちこぼれの獣人族 ランス に投票した。
令嬢 クレリア は 落ちこぼれの獣人族 ランス に投票した。
落ちこぼれの獣人族 ランス は村人達の手により処刑された。
問題児 ギュル は、悪ガキ ジュスト を占った。
次の日の朝、成り上がり ルファ が無残な姿で発見された。
方向音痴 メイ は立ち去りました。
禁じられた白魔法使い イリーナ は立ち去りました。
竜王 は立ち去りました。
《★占》 悪ガキ ジュスト は 人間 のようだ。
《★霊》 落ちこぼれの獣人族 ランス は 人間 のようだ。
現在の生存者は、何かの魔法を研究している生徒 ヒューゴ、魔法学園の優等生 シーナ、不真面目な生徒 アミル、努力家の落ちこぼれ ミケル、研究マニアの生徒 トロイ、人魚の血族 ヴィノール、新入生 エメット、夢見る魔法使い リーリ、落ちこぼれの園芸部員 マイダ、悪ガキ ジュスト、馬賊の子 フェン、問題児 ギュル、令嬢 クレリア の 13 名。
ご飯までには帰ってこいよー
[メイに手を振っていたらいつの間にかランスまで消えていた]
あらま。
[ちなみにゴーレムの標的にはならなかった模様]
[崩れ落ちて行くゴーレムを見つめていると、自分の名を読んだ声がした。>>2:370
そちらの方を向くと、エメットが立っていた。]
エメ…!!
[エメットの元に駆け寄る。]
大丈夫?怪我は無い?
[もし怪我があったなら、彼女は魔法で治そうとしただろう。]
『ごーんごーんごーん』
[24時の鐘が鳴り終わった
近くで、何かが光った気がしたがミレイユは、意識がもうろうとしているためか気がつくことができなかった
もうすでにゴーレムの姿はなく、エメットとリーリしかその場にはいなかった
ミレイユは二人に近づき]
お二人とも大丈夫で?
[と声をかけた]
あいつ……マジであっち側連れてったのか……
[魔方陣を出すところも、それに消えるところも見た。
目撃者が多すぎる。
これから、自分単体でもクロノスに会うのが困難になったかもしれない。
小さく溜息をついた。]
魔戦士 パーシーは、能力(去る)を実行することにしました。
[いつの間にかランスの姿が消えていた。
メイの姿も見当たらない。
ゴーレムも全部破壊されたのかどうなのか、この場にはいなかった。]
…もう、なんなのよ毎日毎日!
[訳が分からない連日の戦いに叫ぶようにそう言って]
はぁ……。
[宙にふわふわと浮いたまま、羽をクッションのように集まらせてそこに座る体勢をとった。
そのままこれ以上なにもなければ、しばらく皆の様子を見ながら考え事をしているだろう]
【システムメッセージ】
吊り:<<問題児 ギュル>>
襲撃:<<魔法学園の優等生 シーナ>>
皆さん吊りをギュルに合わせてください。
ギュルは投票COでもしてみてはw
新入生 エメットは、問題児 ギュル を投票先に選びました。
何かの魔法を研究している生徒 ヒューゴは、魔法学園の優等生 シーナ を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
完全ランダムだけど、出来ることならアミルより先に落ちたい。
相棒に置いて行かれるとか寂しすぎるよ…(泣)
令嬢 クレリアは、問題児 ギュル を投票先に選びました。
努力家の落ちこぼれ ミケルは、問題児 ギュル を投票先に選びました。
魔法学園の優等生 シーナは、問題児 ギュル を投票先に選びました。
研究マニアの生徒 トロイは、問題児 ギュル を投票先に選びました。
問題児 ギュルは、何かの魔法を研究している生徒 ヒューゴ を投票先に選びました。
[24時の鐘が鳴ると同時に、魔力の流れを感知する。
なんだとゴーレムから視線をそらすと気づいた時には、ゴーレムの姿も、ランスとメイの姿もなくなっている]
おい、どうなってんだよ。これは!
[はっとミケルの事を思い出し、ミケルに駆け寄る]
ミケル大丈夫か?
おい、誰か回復魔法を使える奴はいねえか?
[辺りを見渡して声を上げる]
『ごーんごーんごーん』
[24時の鐘が鳴り響いたと思ったら、突然光>>369が視界を覆った。]
……っ、え。
[ランスに受け渡した魔力の気配が、ごっそりと消える感覚。晴れた視界で周りを見渡すと、その場に居た何人かが姿を消していた。]
――ランス?
[姿を消した何人かの中には、ランスとメイが含まれていた。]
不真面目な生徒 アミルは、問題児 ギュル を投票先に選びました。
人魚の血族 ヴィノールは、問題児 ギュル を投票先に選びました。
ランスッ…メイ…
消え…た……?
[24時の鐘と共に。
ランスとメイと――仮面の男は姿を消した。]
クソッ…、なんで…なんで……!
なんで、ランスまで――……っ
[もうそこには居ない男に向けて、苦しい呼吸と共に吐き出す。]
―ドラゴン寮自室―
[一旦全ての視界を切る。ただでさえ、「光の外套」で魔力を常時消耗させているので、複数の視界もつないだままでいると魔力は枯渇寸前だった。
手のひらサイズの陶器に入った回復薬を一気に飲み干す。こくり、と微かに鳴った白磁のような喉には小さな汗の玉が光っている。
どこか街中で、大きな魔法の気配がした。街中にヌイグルミを配置しなかったのは間違いだったか。]
ん…そうねえ、街へも少し送るかしら
[ベロアは、ゆるり微笑む。]
―時間と空間がずれたどこか・街中―
[この世界は普通の街と見た目は変わらないが、全く人の野気配がない。あるのは、魔物の気配だけだ]
すまない二人とも。
[ランスとメイに静かにそう言った]
こんなことに巻き込んでしまって。
[二人に頭を下げる]
大…丈夫。
ケホケホ…ッ、自分で…でき…る
[>>9 駆け寄ってきたアミルに答えると、自分の腹部に手を当てて回復呪文を唱えた。
効果がどうであれ、動けるようになればそれでいい。]
あァ、つゥか、そーじゃん。
そうすりゃァいいんじゃん。
[こちらで食い止めるのではなく、あちらで斃せばいい話だ。
ついでにクロノスに会うのにも都合がいい。
帳面の紙を一枚破り、ポケットからペンを取り出す。]
[そちらの方のおかげで、すっかり良くなりました!と元気そうなミレイユにほっとする。彼女は一人であのゴーレムと戦っていたのだろうか。]
ドルイドの杖、叡智の象徴だよ。
新聞部のミレイユさんのイメージぴったりだったから。
今日は一緒に回ってくれてありがとう。
[ぺこりとお辞儀をひとつ。]
き、えた……?
[24時の鐘が鳴ったとたん、視界が一瞬白くなり次に目を開いた時には消えていた。
先ほどまで戦っていたゴーレムも、変なマントの男と女生徒も。それとその女生徒の手を引いた、男子生徒も。
――これが、最近噂されている生徒失踪の実態なのだろうか]
――――イリーナ…?
[何故かふと、昨日中庭で会った生徒の顔が思い浮かんで。
でもそれはアミルの声>>9によって消え去った]
どうした、誰か怪我してるのか!?
[見れば、一人の男子生徒が苦しそうに息を吐いていた>>12]
回復魔法なら使える!
[そう短く伝えて、男子生徒に回復魔法を施そうとした]
─ 異空間:魔法学園内・教師棟 ─
[準備室より先に、自室に来たのは、手当の為だった。
黒いローブを脱げば、鎧の騎士に殴られた場所……というかむしろ、その側全体が、打撲痕の色になっていた。]
……やれやれ。
この歳になって、前衛に出ることになるとはな。
[幸いにも、本物の世界の方で貯め込んであった魔法具は、こちらにも再現されていた。
その中から、治療効果のある包帯を取りあげて、ぐるぐると体に巻いた。]
[なお、その夜、クロノス事件で盛り上がる背後で、ちーくれぐるるるると言いながらプルーン畑を漁る謎の黒いトラが目撃されたと言う。ちなみにプルーンを食べた効果は吸血鬼化が89%1進行2退化 2(2)]
(消えた、ねぇ)
[闇魔法の類でもない、奇妙な失踪。
それも何人も人がいる目の前で、だ。
―あの仮面の変質者が原因だろうか。いや、そうとしか考えられない。]
でも、…竜王の手先というわけではないわよね。
[ぽつりと様子を眺めながらそう呟く。アミルの>>9に視線と顔は向けたが、大丈夫だろうと思って声はかけない。]
(そう、やり方がまどろっこしいわ。
この前のあの鎧のようにすればいいのに、一々数人を出迎えるなんて)
[そこまで考えて、頭の中に声が響くのに気付く。
聞き慣れない女性の声。]
―『…ぇ、して…』
――え?
[どくん、と胸が騒いだ。]
――『かえして……』
……っ、いや!!
[反射的にそう叫べば、声はぴたりとやんだ。
息を微かに荒くして、学園の方へと飛び去っていく]
あ…ありが…とう……。
[>>16 自分でリカバーを唱えようとした時、見覚えのある少女が回復魔法を施してくれた。
みるみるうちにダメージが消え、身体が軽くなる。
やはりダメージを受けて自分で唱えるのと、他人によって施されるのでは回復量にも違いが出る。]
僕はミケル。
えっと、君は確か…?
[どこの寮生だったっけ? 思い出せずに、尋ねてみた。]
[鏡に向かって、髪を手櫛で梳き、ヒゲを整える。
もう一度いつものローブ姿に戻ると、自室を出た。]
竜王か……。
何が目的だろうな。
ただ単に滅ぼすだけならば、わざわざ魔法学園があって手ごわいこの街を狙う必要は……、
いや、待てよ……?
魔法学園があるからなのか?
各地の前線へ魔法使いを送る、この学園があるから……?
だとするとこれは、一時の激情による侵攻ではなく、
広く未来を見越した侵略の始まりかもしれんな。
竜族め……。先の大戦からおとなしくしていたと思えばこれか……。
う、そ。ランス…?
[ふらふらと覚束ない足取りで、ランスの居た方へ歩いていく。アミル>>9の声は呆然としていた彼の耳には入らなかった。入っていたとしても、彼に残っている魔力で回復できる量などたかが知れていたが。
ランスの居た場所に立つ。自身の魔力の痕跡は微かに残って居たのが感じ取れたが、糸が切れるようにぷつりと一部分で途切れていた。]
…っう、あ。
[それが、ランスは本当に「消えた」のだと。彼に認識させた。
どうしようもない焦燥感と不安で満たされた彼は、魔力を一気に使いすぎたことで気を失った**]
魔法具学準備室に行くはずが、うっかり教師棟に来てしまった事に気づいて、
訂正しようかどうしようかと思ったけど、恥ずかしいので、しない!!!
もとから自室→準備室の予定だったのですが、何か?
ミケル、無理するなよ。
[自分で施そうとしている、相方を見つめていると>>16が名乗り上げてくれる]
お、サンキュってあんた…確か決勝会場に居た、……。
[名前を思い出そうとしているとシーナの叫び声>>21が聞こえる]
シーナ、どうした!?
[振り向いてシーナを見ると、飛び去って行く後ろ姿が見えるので、ミケルとマリーベルの方ほ向き]
わるい。俺、ちょっと行ってくるわ。
[それだけ言うとシーナを追いかけ走り出す]
─ 学習棟・魔法具学準備室 ─
[教師棟を出て、学習棟へ戻る。
体の痛みは随分マシになって来ていた。
目指すのは魔法具学準備室。ここには、精製前の材料があり、精製に使用する様々な道具がある。
この準備室があり、両の腕がある限り、魔族程度にそうそう遅れを取る気はしなかった]
……待てよ?
こっちの世界に人が居ないということは……地下の魔法倉庫も使い放題だろうか。
それとも、こちらでの消耗は何かしらあちらに影響するだろうかな?
[そこまでの詳細を聞く前に、ヒューゴは居なくなってしまった。
もし、あちらに影響がないならば、高級で貴重な魔法材料が使い放題ではないか。
つい、魔族など放り出して、魔法具作成にのめり込みたい欲望に駆られてしまう。]
シーナ…?
[>>3:21 聞き覚えのあるシーナの声に振り向けば、すでに飛び去る姿で――。]
うん、わかった。
[短い返答でシーナの後を追うアミルを見送った。**]
―時間と空間がずれたどこか・街中―
うー?
[きょときょと、あたりを見回す仔狼。先ほど魔法陣に巻き込まれた際、一緒にいたはずのメイの姿を探す]
あ、めいー。
[彼女の姿を見れば、嬉しそうに身体を擦り寄せる]
―学園/中庭―
[中庭には人影はなく、安心したように座り込んだ。
魔法の制御が出来ない。あの声が響いた途端、自分の中の魔力が崩れかけたのを感じた。
まるで、誰かが支配しようと、中で蠢いているような―。
周りにはたくさんの黒い羽が散らばっていた。]
…な、によ……なんなのよ…。
[返して?何を返せというのだろうか。
この身体の異常を考えると、この身体を返せとでも言いたいのだろうか―?]
いや……いやっ…。
[翼をしまおうとするたびに、羽が舞い散る。
それは魔法制御の効かなくなった状態を意味した。]
怪我人が無理するな!
[自分で回復しようとしていたミケル>>13を止め、手を翳す。攻撃魔法を二発打っただけだし、まだいけるはず。
その途中、誰かという風な質問をされ>>23]
あたしは……マリーベルだ。それよりまだ喋るな。
[安静にするようにと言う意味で伝え、本心ではそれ以上問われぬようにと釘を指す。
と、シーナの声が聞こえ>>21顔を上げると飛び去るシーナの姿が]
おい…!シーナ!?
[何があったのだろうか。先ほど泣いていたことと何か関係が…?しかしここで追いかけるわけにも行かず。その時アミルの声が聞こえ>>25]
…!いや、そのそれはきっと気のせいだ。ウン。
[適当にごまかして、それからシーナを追うというアミルに頷き]
すまん、そっちは任せる。こっちもあとで追う!
[そう言ってアミルを見送った]
―― 時間と空間がずれたどこか・街中 ――
[ランスと一緒?に知っているようで知らない街の中にいる。
目の前にはクロノスの姿が]
ほへほへほへ?
巻き込むってなぁに?
[頭を下げられても、状況が解っていない。
仮面が外され、さらされる顔を見るとあーと指さす]
ヒューゴちゃんだぁ。
おじちゃんと言ってごめんねぇ。
んっと、よく解らないんだけど、謝る事をしたのぉ?
[きょとんとしていると、名前を呼ばれる、きょろきょろすると仔狼のランスの姿が]
あれぇ〜、ランスちゃんなんでその姿なの?
[ランスを抱き上げてから、ヒューゴに向かい]
それでね、ヒューゴちゃん、ここどこ?
―時間と空間がずれたどこか―
さーてと、どうしよっかなー。
とりあえずまた仮面のあいつが来てもいいように……
[無人の町をふわふわと彷徨いながら思案する。]
そうだ、あいつは弱い者いじめをするんだから、魔物のみんなを集めて軍隊にしよう!
[急に晴れやかな表情を作るとポン、と手を打ち一人でうなづく。]
そうしようそうしよう!みんなでいればあいつもいじわるできないはず!
―異空間・街中―
とにかく。
魔法学園に移動しよう。
そこにはシャルルン先生も居るから、頼りになるよ。
[ヒューゴは二人を連れて異空間の魔法学園へと向かうことを提案した]**
そうと決まれば……
[少し高度を上げると、両手胸の前に持ってくる。しばらくすると人の頭より少し大きいくらいの魔力の球が出来上がる。]
これでよし、と。それ!
[宙に浮かぶそれを満足そうに見ると、右手から魔力を送り込む。球はやおら、中が虹のように妖しく輝く。待つこと数分、輝きに見せられた周囲の魔物が、半ばぼーっとした様子で徐々に球のもとに集まってくる。]
[マリーベルの声に手を上げ答える>>29]
―学園・中庭―
[シーナの姿を追い、ここまで何とかこれた。
が、中庭は広く、すぐに見つけられず、目を凝らしてシーナの姿を探す。
しばらくして、見つける事が出来たが、聞こえる呟き>>28に、昨夜の事が思い浮かぶ。
ほんのわずか、眺めるも、そっと近づき、背後から包み込むようにだきしめ、耳元で]
――何があった。シーナ
[驚かせるだろうが、構いはしない。
今はこうしないといけない気がした]
―― 異界・街中 ――
ほへ、シャルルンもここにいるの?
うん。行く〜。
シャルルン、元気かなぁ?
みんな心配していると、思うよぉ〜。
[なんて気楽に言いながら移動するのだろう、その途中、ランスを撫でながら]
あ、何かあったら、ランスちゃんは、メイが守ってあげるね。
[なんていいながら**]
んと、よくわかんない。
[おとなしくメイに抱き上げられる>>+5
と、目の前にいたおじさん(ランス視点)が仮面を外す]
あ、ひゅーごだー。[メイとほぼ同じ反応する]
[魔法学園に移動しようという提案に>>*2]
うん、めいもいこ?[メイの顔を見上げながら促す]
>>+8
うー?ちがうよ?
こーゆーときは、おとこのこがおんなのこまもるんだよ?
[えっへんと彼女の腕の中で小さく胸を張る]
……アミ、ル…。
[背後から感じた温もりと、耳元の声の持ち主の名前を小さな声で呼んだ。
驚きはしたが、アミルだと分かると肩の力を抜いて]
……おかしいの…。
魔法の制御が、効かないの。私の中に流れてる魔力が、他人のものに塗りかえられてるみたいに――。
[翼をしまおうとすればするほど、羽が無意味に落ちるだけで効果はない。
頭の中の声は今は響かないが、あの声を聞いた時の世界が回る感覚を思い出して身体が震えた。]
―変な声が、頭の中で聞こえたの……
それから、こんなことになって…。
[アミルを縋るように見つめる。
困らせるだけだとは分かっていても、そうして自分を安心させようとした。]
んで、あっちに行くんなら、こっちにもちょぉっと残しておかないとねェ。
[そう言いながら、懐から出した紙を自室へと転送する。
いなくなった後、誰かが自分の部屋へ入って読めばいい。
そして、使えばいい。]
『此処に私の作成した毒と、その効果を記す。
いずれも取り扱いには厳重に注意せよ。
熱病ノ緋ノ毒《ヴォルケーノ》
大気に触れると煙となり広がる毒。
これを吸い込んだ者は、熱病に侵され、喉が腫れあがる。
侵食スル黄ノ毒《パラサイトパラライ》
塗り薬状の毒。
これに一箇所でも触れると、其処から全身を痺れが蝕む。
尚、私以外の者が素手でこれに触れてはならない。
昏睡セシ藍ノ毒《スリープシープ》
水状の毒。
吸い込むだけでなく、地肌に触れても其処から染み込み、眠りに落とす。
比較的安全な部類に入る。
硬直スル灰ノ毒《スティールウォール》
飲んだ者の皮膚を硬質化させる毒。
服用者は、後に肌荒れが発症するので肌の弱い者や女性、不健康な者の使用は推奨しない。
群生スル緑ノ毒《デンドロフィリア》
錠剤の毒。
土や食物、生命体などの養分になるもののみ使用可能。
媒体から急速に樹木を生成する。服量によっては死に至る可能性があるので注意されたし。
執着スル桃ノ毒《ラブポーション》
粉状の毒。単刀直入に言って媚薬。
効果範囲は人間のみならず、その他生物や無機物にまで及ぶ。使い道はあまりない。
喰荒ラス紫ノ毒《ワーストヘイト》
霧状の毒。藍と間違えやすいので注意。
対象物を溶かす。これのみ少々特殊で、吹き付ける量が少なければ少ないほど威力が増す。
暗澹スル黒ノ毒《ネガティブマインド》
スライム状の毒。名前の通り鬱状態にする。
主に頭や目、心臓部に塗りこむと効果的。興奮している相手に量を加減して使用すれば、鎮静剤にもなる。
覚醒スル蒼ノ毒《アッパーオーシャン》
液状の毒。
潜在能力を解放するが、精神状態まで躁状態になってしまう為、黒と同じく使用量には注意されたし。
うん。行くよぉ。
一緒にシャルルンとあそぼぉ!
[腕の中で胸を張るランスを撫で]
ランスちゃんは今小っちゃいから、メイが守るんだよぉ。
あ、ランスちゃん抱いてたら、印が結べないやぁ。
[それでは守ることができないと、ランスをおろし、改めて学園に向かうのだろう…。
ただし、方向音痴はここでも有効である。
ランスかヒューゴにしっかり監視をされていたに違いない**]
[飛ばしたのは、常に自分が持ち歩いている薬物の効能を示した説明書。]
あとはァ、魔力妨害に魔法閃光手榴弾、爆薬が数点に……此処らへんは書かなくていいよねェ。
見ればわかるしィ。
さて……今日は特に減ってないけどォ、物資補給はしておかないとねェ。
余分すぎるくらいには。
[一つ伸びをすると、一度だけシーナの走り去った方角を見、歩き出した。**]
/*
設定うめうめ第二弾。
シーナの意識の奥底には、竜王の配下だった「シーナ」が眠っている。
魔力と性質を特に濃く受け継いでいるため。
それがデモンナイトの襲来により、魔力を感じて目覚めようとしている。
なお、目覚めてしまえばシーナの身体を乗っ取ってしまう。
[腕の中でシーナの力が抜けるのが解る>>31
静かに聞いていたが、ちらっと抜け落ちた羽を見つめてから、視線を戻すとよわよわいしいシーナの顔が見える]
――他人にか。
シーナ、悪い。俺に出来るのはおまえに、負けるなと言うことぐらいだ。
おまえの内の問題に手を出せねぇからな。
だか……これだけは言える。
[言葉を切ると、真剣な表情で見つめ]
おまえがその変な声とやらに負けたとしても、必ず俺が救い出す。
だから安心しろ。
[回す腕に力を込める。しばらくして緩め]
こんな気休めしか言ってやれなくて悪いな。
けどこれは俺の本心だ。
[フードの上からそっと髪を撫で]
まーなんだ。この騒ぎが起きだしてからだろ?
色んなことが重なり、不安になっているんじゃねーか?
今までは何ともなかったんだからな。
だから俺は、おまえがそんなのにまけねぇと信じてるぜ?
違うな。俺の知っているシーナはそんなのに、まけねぇよ。
[にやっと笑いかけ、どうだと問いかけるように見つめる]
[抱きしめられた腕に力が入ったのが分かって、その温もりに安心する。]
……ほんと、に?
…うん。ありがと…。
[アミルからの言葉だというだけで、とても安心できて。
フードの上から撫でられる感覚もアミルの言葉も声も、全てが優しかった。]
――っふふ、…そうね。そうだわ。
私は負けないわ。
[にやりとした笑いと、問いかけるような目に数秒間を空けた後笑ってそう答えた。]
[そうだ、負けないと信じていればいい。
それが嘘でも本当でも、どちらでも構わない。
今はただ――。]
……ちょっと、混乱してたのかもしれないわ。
[この幸せな時を過ごしていたい。
気づいてしまった。見て見ぬふりをしていた、アミルへの感情に。]
―ありがとう、アミル。
[その言葉には色んな意味を込めて。
魔法は制御が効かないまま。魔力がどんどんと奪われていき、視界がぐらついた。
そしてそのまま、アミルの腕の中に倒れ込む**]
…アミル?シーナ?
[教師棟からでたクレリアの目に映ったのは喧噪でもなくアミルとシーナの二人が抱き合っている姿だった。二人に声を掛けようとして思いとどまる]
やっぱりそうなんじゃない…。
[声になるかならないかの呟きを残して早足で自室へと戻った]
…アミル?シーナ?
[教師棟からでたクレリアの目に映ったのは戦闘の爪痕でも喧噪でもなく、アミルとシーナの二人が抱き合っている姿だった。二人に声を掛けようとして思いとどまる]
やっぱりそうなんじゃない…。
[声になるかならないかの呟きを残して早足で自室へと戻った]
■現在地:学園
□状態:魔障(魔法が全く使えない状態)
■コア:22時〜25時
■接続:オン
■NG:セリフおよび心理描写
/*
>ギュル
ハイできましたポン♪って感じで出されるならお断りしようかな。
魔法が使えないってとても重要な問題なので、突然接点もなく解決されてもちょっと困るかな。その辺をちゃんとロールで回してもらえるなら喜んで受け取らせて貰うけど。
―時間と空間がずれたどこか―
ワ・タ・シノナイトクーン!
[うきうきした足取りでデモンナイトに話しかける。
この呼び方を相手がどう思っていようが、魔女には関係ない。
やめろと言われてもやめないくらいには図太い。]
ミテミテ、フフフ。
ヤット、テニイレタワー。
ズットズット、ホシカッタ オ・モ・チャ。
[くるりと回って見せる。]
コノコ ノ マリョク、ホント ツカエルワー。
サッキ、ムコウデ リュウキヘイチャンタチヲ イロイロキョウカ シテ アソンデタンダケドー、オモシロイクライ ニ ツヨクナルノー、フフ。
[龍騎兵9(20)体に物理魔法防御強化及び速度強化、状態異常耐性強化魔法を施しグレードアップさせたらしい。
勿論、道具に掛る負担などは考えない。
壊れたら、捨てればいいだけだ**]
―夏祭り3日目・寮中心のフロア―
「掲示板に校内新聞が張られている
〜【謎の怪人クロノス現る!】〜
以前まで、まことしやかに囁かれていた夏祭り中に現れるという、怪人クロノスと思しき仮面にマントを付けた人物が夜の街に現れたとの情報が入った
目撃者の話によると怪人クロノスは2名の生徒を誘拐したものと思われる現場近くに居た学生が辺りを探すも以前行方不明とのこと
他にも多数の行方不明者が出ているが実態の把握は出来ていない模様」
〜【王室主催魔法植物品評会】〜
夏祭り2日目王室主催魔法植物品評会が開かれた
フェアリードロップ」「光妖精のおもちゃ」「炎のフェアリーロンド」「ドラゴンファング」「ドラゴンブレス」と様々な植物等で埋め尽くされた 会場は今までにない盛り上がりとなっていた
その中でも一番異彩を放ったのは
「リリウム・トランキル」―別名、貴婦人の吐息
と言われる魔法植物でミルクキャラメルのような強く甘い芳香嗅いだ者の心を落ち着かせ、
穏やかにする効果があるらしい
出展者は我らが魔法学園生徒マイダ・ラメーツィナとのこと
彼女は前々からこの品評会に向け準備をしていたそうだ
今後、彼女がどのような植物で我々を楽しませてくれる期待が膨らむばかりである
〜【君はもう食べたか!】〜
市民ホール近くの出店で
気さくなでハンサムな店員居る
早い!安い!旨い!
三拍子そろったカキ氷屋があるらしい
味の種類は色々ありフルーツも付いてくるそうだ
一度食べたらやめられない、是非一度ご賞味あれ
―夏祭り3日目・ペガサス寮自室―
[ミレイユはとある生徒から怪人クロノスにメイが誘拐されたと聞かされた
始めは信じなかった、ミレイユだったが、部屋でいくら待ってもメイは
帰ってこなかった
ミレイユにとってメイはよく迷子になったりして迷惑をかける先輩であった
しかし、ミレイユが落ち込んでいるときや困っているときは、なにも言わず助けてくれる先輩もであった
ミレイユにとってメイは胸を張って紹介できる先輩なのだ]
怪人クロノス…メイ先輩に何かあったら只じゃおきやせんよ
[同室者の居ない何かが抜け落ちた部屋でミレイユは一人そうつぶやくのであった]
/*
今思ったけど元々弱い僕が弱体化するってどうなんだろう(白目)
そろそろ脚もダメになってきてる気がしてる(対ガーゴイル対ゴーレム)
いっそのことギュルさんの薬借りて水魔法開放する…?墓落ち枠にはいけなさそうだし。
ただ当初の設定は投げ捨てることにry
/*
友達が目の前で消えたんだから、ヴィノールの行動は捜索と原因解明が主軸になる…よね。
ミレイユの新聞見て、ミレイユのところに詳しい話聞きに行こうかな
う…うん……。
[>>3:29 余計な詮索をする気はなかったので、マリーベルに喋るなと言われれば、そこで黙って治癒を受ける。]
ありがとうマリーベル、もう大丈夫。
……助かったよ。
[何かアミルに対して、ごまかそうとするような様子に少し怪訝な顔をするが。
ダメージが回復すれば、お礼を述べて立ち上がる。]
シーナの事はアミルに任せておけば、きっと大丈夫だよ。
[シーナが泣いていた事は、もちろん知らない。
だけどアミルなら、シーナを泣かせるような事はしないと確信を持って言える自信があった。
確かに昨日の様子を思い出せば心配なことはあるけれど、今のシーナに必要なのはアミルだ。自分じゃない。]
怪人クロノス…あいつが…みんなを――。
[ふらふらと歩き出し、ランスとメイとクロノス、3人が揉み合っていた場所を見つめる。
あの魔法陣を見てしまえば、どこを探しても見つからないことくらい理解できた。]
―夏祭り三日目:寮ホール―
そいやァ学生の出し物中止になってないみたいだねェ?
[壁に張り出された広告の一枚を見つつ、軽く首を傾げる。
この一件が終わってからでもいいから、何かもらえないだろうか。
王室が開催する大会に出展するのならば、きっと質もいいはずだ。]
一体、何のために……
[目的も聞き出すことが出来なかった。
あの場にいる全員を、連れて行こうとしているような言動だったけれど……。]
いや……
[考えても仕方がない。心を読む魔術でも使わない限り、目的など本人に再び接触して聞き出さなければ、わからないだろう。それに――]
得意だと思ってたんだけどな……。
[誰にも聞こえないほどの小さな呟きを漏らし、先ほどマリーベルに癒してもらった身体を片手で押さえるようにして、学園に向かって歩き出す。
回復魔法だけは得意だと、誰にも負けないと自分で思い込んでいた。
他の魔法は基本的なものしか扱えないけど、回復魔法だけは負けないと。
けれど実際はどうだろう。
回復魔法なんて誰だって使えるし、同じ回復ならドラゴンまで登ったリーリの方が上じゃないのか。]
……――。
[ここ数日の戦闘で、ろくに役立てない現実に。急激に自信が失せていく。
学園までの道を歩く足は重く、酷く遠くに見えた。**]
魔障かあ
特効薬とかは好みじゃないかなあ
魔力ないままそれでも工夫して頑張っていくエンド、頑張ってると何かがきっかけ(特に内面の変化)で取り戻すエンドがいい。もし薬なら、その材料が超強敵からしか採取できないとか、摂取しても元の魔力にまで戻らなくて苦しむとか
今回だったらこう、竜王の逆鱗が特効薬の材料とか言われて、魔力ないまま立ち向かってボロボロになって勝利して、実はやっぱり特効薬なんて存在しないとか竜王に言われて試すけど本当で、最後はその戦いの経験から魔力無しでもやっていける別の道を模索しだすとか!
要はキャラクターって苦しめる方が輝くよねっていう
風と音の魔法に乗って、次のような通知が魔法学園の生徒に通達される。
===========================
昨日、祭りの参加を中止が決定されましたが、安全が確認されましたので祭りの参加を許可します。
ですが、危険なところへ行くことや、節度のない行動は謹んでください
===========================
昨日祭りに参加してた人が5人超えてたし、マイダの品評会も開催されたからOKだろう。
今更な感じもするけどね。
[ゴーレムとの戦いを終え、リーリは街中を再び歩いていた。
昨日の戦いはエメットがゴーレムにたくさんダメージを与えてくれたおかげで比較的容易に倒せた。]
ミレイユも、早めに治療出来たおかげであまり大きな怪我にならずに済んで良かった…
[街を歩いているのは、他に見知った顔はいないか探す為である。誰か知り合いがいたなら声をかけただろう。]
本当だ。
つか、こんな事で嘘をついてどうするよ。
[少々呆れ声になるが、落ち着いてきているのを感じる]
やっと笑ったな?
その意気だ。
それによ、負けたらそれこそドラゴン寮のやつに、あーらやっぱり元グリフィン寮の人です事なんて馬鹿にされるぜ?
[にやにやと意地悪な笑みを浮かべてしまう。
混乱すしていたと言われると、ぽんと頭を撫で]
ま、ここ3日でいろんなことがあり過ぎだからな。しゃーないだろ。
これくらい礼には及ばねーよ。
ってお、おい。
[倒れてくるシーナを抱きとめる。
安心させるために一度ギュッと抱き]
しゃーねーな。
[シーナを抱き抱えると寮へと戻る。
ただ、ドラゴン寮のシーナの部屋を知らない為、談話室で知り合いを見つければシーナを部屋に連れて行ってくれと頼み、見送ってから自身の部屋へと帰る。
部屋に戻って、ミケルが戻ってくるのを待つが、戻ってきたミケルの様子がおかし事に、内心何が起きていると毒づくのであった]
―夏祭り3日目・朝―
[疲れているだろうに、目覚めは早かった。
目が覚めるのは早くても、昨日のクロノスやゴーレムの事を思い出している。
そこに>>#1が聞こえてきた]
おいおい、何が安全だよ。
昨日もゴーレムが暴れていたじゃねーか。
よっと。
[勢いをつけて起き上がり、ミケルのベッドを近づく]
ミケル〜、起きてるか?
今日はどうするよ。また調べるか?
[昨夜の様子が気になるが、そう声をかけた]
ミレイユの新聞は状況把握にベスト、
って意見に同意。
新聞部っていう設定を活かして村に貢献するいいRPだと思う。
そっか、夏祭りに参加できるようになったんだ。
最後だし行ってみようかな。
そういえば、一昨年に食べたかき氷は美味しかったなー。
[部屋をでてフロアを抜ける。夏祭りが再開したのにドラゴンの生徒はほとんどが寮内にいるように見える。]
祭りぐらい、って人のことは言えないわね。
[中庭にでると、まだ昨日の爪痕が残っていた]
今度はゴーレムなんだ。
ガーゴイル、鎧の騎士、そしてゴーレム。
魔法の効きにくいモノばっかりね。
やっぱり、この学園が狙われてるのかしら?
だとしたらこんな時に夏祭りの参加を許すなんて、先生たちは何を考えているの?
[そんなことを言いながらも、足は正門へと向かう]
>>+11
うん、あそぼー!
[片方の前足あげてノリノリである]
[メイに下ろしてもらってとことこ、一緒に歩いていく]
あ、めい――
――そっちは学園じゃねぇっての。
[ぽん、といつもの空気の弾ける音とともに声音が変化する]
ったく、あぶなっかしいな…。
ほら、こっちだ。
[手を差し伸べる]
ルファの「ドラゴン寮NPC性格悪すぎ」っていうのがひっかかっていて、私も感じていたことなので、どうにかしてやれないかなと思うんだが、これ案外難しいな。
・性格の悪いグリフィン寮NPCを出す
なにか違う気がする。全体のレベルを落として一部を目立たなくするのは違うような。
・性格のいいドラゴン寮NPCを出す
これも違うのではないか?
「性格の悪いNPC」の存在意義というのは、「性格のいいPC」の引き立て役であるわけだから、そこを薄めるのはどうなのかな。
自PCがドラゴン寮ならなおさら、自PCがイメージアップに動けばいいということになるわけで。
こう考えてみると、「NPCの心情吐露」に行き着いたルファは、実はとんでもない高度テクだったのではないかな。
ただ、これも後からなお、「ドラゴン寮は性格の悪いのばかり」と描写されてしまったら、ふたたび印象改悪されてしまうわけで。
もちろん、先着優先だから、描写そのものは消えないので、話の持って行き方によっては、
「自分の視界でしかものを見ず、「性格の悪い理由」を考えない短絡的なPC」
と相手を塗ることも出来る(もしかしたら相手もそれを期待しているのかも)。
しかし、これは自PCが悪役になりかねない面倒な流れでもあるわけで。
じゃあ、うまいこと「喧嘩両成敗」にもっていけばいいのか?というと、今度はこれは俺TUEEE!になりかねん。
あれだな。
成績の主席とは別に、視界が広くて自寮を愛している「寮長」が必要だった。
主席も次席も、自寮を愛してないというのは、ちょっとドラゴン寮が哀れすぎる。
墓下落ちのランダムについて。
>アミル
気持ちは分かるけれど、もう少し自分の発言の意味を考えて欲しい。
途中で私がルールを捻じ曲げたら、それで不満が出るかもしれない。そして不満が出たとき、一番非難を受けるのは私だろうし、私が一番非難を受けるべきだと思う。
そこ考えて欲しいかな。
たかだか遊びなんだから別にいいじゃん、といえばそれまでだけどね。
―夏祭り三日目・街中―
[気がつけば自分のベッドの上で寝ていた。
心細さからか、不安からか思わずアミルの姿を探したが、部屋にいるはずもない。
昨日ゆっくり回れなかった出店でも見に行こうか。
そう考えて立ち上がり、街へ向かおうと学園の正門まで来た時、>>#1の放送が聞こえる]
……安全?
この学園の教官、目がおかしいのかしら…?
[とてもではないが安全とは言い難いというのに。
そこまで考えて、ため息をつく。いつの間にか街についていた。
ゆっくりした歩みで、街を歩く。知り合いを見かけたなら声をかけるだろうか]
―朝・医務室―
[薄いカーテンから差し込む光が顔に降り注ぎ、目が覚めた。身を起こして辺りを確認すると、どうやら学園の医務室に寝かされていたらしい。
回らない頭でぼんやりと昨日の事を思い出そうとしていると、不意に>>#1が聞こえた。]
――安全?ランス、は…?
[消えてしまった友人を思い出す。安全が確認されたということは、ランスは帰ってきたのだろうか。近くに居た保険医に尋ねた。]
―寮ホール―
[ソファのひとつに腰掛け、時折モノクルの位置を直しながら本のページをめくる。
普段ならば自室で読むのだが、何となく帰るのが面倒で。]
「昨日消えた子達?まだ行方がわかってないみたいよ」
…そう、ですか。
ありがとうございます。
「あ、待って!」
[突き付けられた現実に目の前が暗くなる。とりあえず部屋に戻る為、ベッドから降りようとすると保険医から止められた。]
「君、最近脚を酷使しなかった?外傷は治しておいたけど、筋肉の方の損傷が酷かったわ。歩いたりするのに問題は無いけど、暫くは安静にしておいてね。」
[告げられた言葉で思い出すのは、前夜祭からの戦闘。安全靴では凌ぎきれなかった負担が脚に掛かっていたようだ。
こんな大事な時にガタが来るなんて、と歯噛みする。]
………わかりました、失礼します。
[絞り出すように呟き、自室へと向かった。]
− ずれたどこか:魔法学園内・魔法具学準備室 −
[コツン、と落ちる音でハッと目を覚ました。
知らぬ内に寝落ちていたらしい。
袖でさりげなく涎を拭って、シャル教師は周りを見回した。]
……そうだったな。
ここは「どこか」だった。
[椅子を立ち上がり、手から取り落とした水晶玉を拾う。
……「現実」の方で、自分は行方不明扱いになっているのだろうか?
通常授業がないので、そこは救いだったが、特別講座と補習はすっぽかしたことになっているかもしれない。
シャル教師は渋面になった。今まで一度も授業を落としたことはなかったのに。]
―夏祭り三日目・自室―総長
[品評会の見学から帰宅した後、ジュストはヒューゴ帰りを待つ事にしたが途中で寝てしまう。目覚めたときには既に日が昇っていた]
ん……ああ、いつのまにか寝ちまってたのか
ランスー!ヒューゴー!おい、いねえのか?
んだよ…つまんねえな
[辺りを見回すもルームメイトの姿はそこになかった。もう出かけたのだろうか?ジュストはここにいても仕方がないと思い伸びをすると部屋を出た]
落ちこぼれの園芸部員 マイダは、問題児 ギュル を投票先に選びました。
[記事の内容を読み進めていくうちにジュストの体が強張る]
……現場の生徒2名……行方不明?
まさか……いや、そんなはずはねえ
[ランスもヒューゴもかなりの手練れだ。クロノスという奴が誰かは知らないが、あの2人を簡単に誘拐なんてできないだろう]
あっ!
[そういえば昨日からアミルの姿を見ていない。先輩は無事だろうか。ビンも新聞も散らかしたままアミルの部屋にむかった**]
― 異空間・魔法学園教師棟 ―
[ヒューゴはランスとメイを連れて、途中どこかへ寄りたいと二人が言えばそのようにしたかもしれない]
多分、シャルルン先生は準備室に居るんじゃないかな?
[そちらのほうに向かいながら、途中ランスが変身するのを見て「便利なのか不便なのかわかんないな」と言った]
― 異空間・魔法学園教師棟 ―
………すまないランス。
[そろそろ魔法具学準備室と言うところでヒューゴは沈鬱に、再度ランスにのみ謝った。訳を聞かれたならば、]
もしかしたらランスをこっちの世界に連れてきたのは失敗だったかもしれない。
― 異空間・魔法学園内/魔法具学準備室 ―
[ヒューゴはシャールヴィジャールと落ち合えたならば、メイとランスも交えて話すだろう。
>>2:*11>>2:*20をゆっくりと語り、それから>>2:*13>>2:*14の水晶玉のことについて詳しく語る]
占い師の見せてくれた水晶玉には、メイの顔を見たんだ。
だからってこちらの世界でも大丈夫って保障は無いんだけど、何とかなる気はするんだ。
きっとメイは元の世界に無事に戻れる。と思う。
いや、確信している。
[一気にまくし立て、それから一呼吸置いてランスの目をそれからシャールヴィジャールの目を見て言う]
ランスとシャルルン先生の顔は、水晶球に映っていなかったんだ。
メイには申し訳ないけれど、ランスとシャールヴィジャール先生のほうが戦闘面では頼りになる。普通なら生き残るの二人だよ。
でも、ランスとシャールヴィジャール先生の身の安全は、全く保障できない。
[ヒューゴは論理を重視する男だ。当初は占い師の話も笑い話として受け取っていた。しかしクロノスの仮面の力を使うごとに何かを確信していくのだ。いや『思い出す』と言う表現が近いかもしれない]
『竜王は復活している』
『仲間を集めなければ、世界が滅ぶ』
[そんなことを前から知っていたかのように、ヒューゴは覚えているのだ]
―3日目・朝―
おはよ、アミル。
昨日シーナさんは、大丈夫だった?
[気分が落ち込んだまま、昨日はすぐにベッドに入ってしまった。アミルの声にもぞもぞと起きるものの、>>#1が聞こえれば少し不愉快そうに顔を歪め]
生徒が行方不明でも安全です…か。
可笑しいね…。
[ベッドから起きあがると、フンと小さく鼻で笑い飛ばした。]
今日は別々に行動しよう。
アミルのしたい事もあるだろうし、僕1人でやりたい事あるし。
[そう言った後、着替えをつかんでシャワーを浴びに向かい。アミルから話が無ければ、準備をして早々に部屋をでただろう。その時、もしかしたらジュストとすれ違ったかも知れない。*]
―3日目・中庭―
手紙…?
誰からだろう――?
[寮の入り口である談話室に出ると、世話人のおじさんから手紙が届いてると差し出された。
どうやら昨日、外に出かけている間に届いたらしい。
差出人に母の名前が書いてあり、受け取るなり中庭の誰にも見つからない片隅へ行き封を開く。]
『ミケルへ
まだ例の研究を続けているようですね。学園の方から事情は聞きました。先生方にご迷惑をおかけするのは、そろそろお止めなさい。
魔法の素養がないのも、また個性です。
素養を持つ者と同じように魔法を使えるようにする、その考えは貴方の一方的な押しつけだと知りなさい。
入学してから5年も在籍しているというのに、研究分野において何1つ成果を出せてないではないですか。
才能の無駄使いは、時間の無駄遣いです。
そんな暇があるのなら、ちゃんと魔術の勉学に専念すること。
特に貴方は回復魔法の素質が高いのですから、そちらを伸ばして、ドラゴン寮に移れるように努力して欲しいものです。
貴方の研究など、誰も必要としている人はいないのだから。
これ以上、ランディリー家の名前を汚さないようにね――。
母より』
[羊皮紙1枚に書かれた簡素な抗議の手紙は、いつもなら笑って燃やしただろう。
しかし、昨日の今日でこれを読んでしまうと、胸の奥で抉れるような痛みが走った。
わかっていた。自分に才能が無いことも、狙った効果が何1つ出来た試しがないことも、街に出れば魔法の小瓶が売られている事も。
それでも研究を続けたのは、まだまだ魔法の小瓶は高価な代物だから。素養のない人でも気軽に買えて使えるように。
砂漠を渡る旅路でも水を呼び出すことが出来れば、どんなに便利だろうと。
回復魔法以外でも、いつか誰かの、何かのために役立てるかも知れない。そう思えば度重なる失敗にも耐えることが出来た。失敗した薬液も捨てる事が出来ずにいたのも、そのため。]
その回復魔法もね、上には上がいるんだよ?…母さん。
[くしゃくしゃに丸めて地面に叩きつけようと振り上げた手は、しかし途中で止まる。
本当はそれだけじゃない。
自分はこのグリフィンが好きだった。失敗しても受け入れてくれる寮のみんなが、ジュストやランスやギュルと一緒に騒ぐのが――そしてなにより、アミルの傍にいるのが心地よかった。]
『誰も必要としている人はいない』か……そうだよね。
(わかってた…)
[目を閉じて思い返せば、自分などいなくてもいい場面ばかりだった。
『貴方の研究など、誰も必要としている人はいない』すなわち『貴方を必要としている人などいない』のだと、
脳内で変換させられる。
これ以上、実家にも迷惑をかけられない。
普段から"不良品は嫌いだ"と言っていた、シャール先生の言葉が唐突に沸き上がる。]
僕は…このゴミと同じ、か…。
[丸めたままの手紙を風の魔法で空中に固定し、着火の呪文を唱えて燃やす。
燃え尽きた灰は粉となって風に乗り運ばれていった。
そろそろ潮時かも知れない、いつまでもずっと一緒にいる事なんて出来ないのだから。
中庭の空へ舞い上がり消えていく灰を見送りながら、ポツリと呟いた。]
へ?
[>>68
誰にも見られていないと思いこんでいた所に、ふいに声を掛けられて振り向く。]
う…うん、そうだけど…君は――クレリアだよね?
[昨日、中庭でアミルと話していた女の子。ドラゴン寮のクレリアだった。
彼女の実家であるヴァルナ家が魔術師の中でも、名門中の名門であることは学園に来る前から知っている。]
―3日目・朝―
ああ、たぶんな。
[最終的に笑っていたが、倒れた事を思えば、大丈夫とは言い切れないだろ。
その為に曖昧な返事になってしまう]
上は何か知っているのかもしれねえな。
だから、安全と言えるのかもしれないが、こっちは何もわからねーつーのによ。
[別々にと言われると、お、おおと歯切れの悪い返事になってしまう。
やはり昨日の、様子がおかしかったのと関係あるのか。
ミケルを見送ってから、ぶらりと部屋を出る。
部屋を出てすぐにジュストの姿を見かけるので]
よぉ、ジュスト。
ちょうど良かった。おまえに聞きたい事があったんだよ。
クロノス……仮面の怪しい人物の目撃情報ってないか?
/*
やっぱりミケルともフラグ立っている気がするんだけど(震え声)
つかうぉぉぉぉ、ミケルもシーナもクレリアも救いてぇ。
が、必要とされていないのを知って、バカをしているのがこいつだ。
― 異空間・魔法学園内/魔法具学準備室 ―
[ランスやシャールヴィジャールから飛んでくる質問に、「食料は以前こっちに来た時に、予め集めて置いたのが談話室にあるよ」「こちらの物品は使い放題だから先生は安心していいよ」「メイ、太陽は北からは昇らないし、この世界では昼も夜もないんだよ」などと答えつつ話を続ける]
なんで、この世界で戦う必要があるのか。
って言うのは、まだ詳しいことまでは思い出せないけれど、竜王をなんとかするには『こちらの世界』でないと駄目みたいなんだ。
先の大戦の勇者エレネストの伝承でも調べれば、何か分かるのかもしれないけれど。
もしくは……。
[ヒューゴは外していたクロノスの仮面を懐から取り出して言う]
これを被っていれば、いずれすぐに思い出せるかもしれない。
[だが、そのヒューゴの顔は蒼白を通り越して幽鬼のよう真っ青だった]
― 異空間・魔法学園内/魔法具学準備室 ―
[クロノスの仮面を付けていると、自分が自分でなくなる感覚があった。ヒューゴと言う人間がクロノスに化けるのでなく、クロノスと言う人間がヒューゴの体を使っているような感覚があった。自分が自分でなくなるような感覚。薄気味が悪い。きっとこの仮面は本当に呪われているのだろう。事実、ランス達を『元の世界に戻す気にならない』と言う時点で呪われていることは確定なのだ』
そろそろ行かないと……。
[うつろな瞳で呟く。もしかしたら、シャールヴィジャールなどはヒューゴの何がしかの変調を察しているかもしれない]
戦力を集めに。
[ヒューゴはクロノスに意思を侵食されながら、仕方のないことだと思う。ノブレス・オブリージュを気取るつもりも無いが、誰かがやらなければならない。ならば『誰か』に任せるよりも自分がその『誰か』になりたい]
―現在軸・自室―
[起き上がるとまだ薄暗く、ようやく朝日が昇りだそうとしている時刻だった。
眠たげに瞬きながら、準備中だろう朝食をとりに食堂へと向かう。普段、面倒なときは使い魔を使用したりして料理を「届けさせ」たりするのだが、さすがに今は魔力を温存したかった。指先まで重く感じる。この倦怠感は魔力消耗が激しいことの表れだ。
ぱたり、ぱたりと進む。夢ごこちのような足取りで。]
―夏祭り2日目/学園内―
[マイダが目を覚ましたのは、結局この2ヶ月変わらない、早めの時間だったが、
久しぶりに学園内で時間を過ごしてから会場に出かけようと、談話室に向かう。
談話室では、学生達の話し声がそこここに聞こえる。
話題は、昨日の戦闘の事、そして、魔法具学教師のシャル先生がいなくなったということ。]
え・・・。
[掲示板にはすでに、校内新聞が貼ってあった>>1:75。事態を詳しく知るため目を通す。]
(…これ、ミレイユが書いたのかしら…)
[ほかの記事>>1:77>>1:78も合わせて食い入るように読んでいると、>>1:#4が耳に届いた。]
[寮談話室まで来ると、そこは夜明け前とは少し違った様相だった。祭りが始まろうと中止になろうと我関せずな風であったドラゴン寮生がざわついている。こちらから尋ねるまでもなく、その話は耳に届いた。]
――ドラゴン寮からも行方得不明者が出た…
[なるほど、自分の身に関わることには興味がおあり、ということだ。
その行方不明者は、突出した付与魔法の使い手で、その一点を評価されてのドラゴン寮への移籍だったという。一部ではそれをあまり良く思わない者が力の無さを嘲笑していたけれど、ベロアにはどうでもいい話だった。輝く石でも、評価されて這い上がるのは宝石で、評価されずに停滞するのはイミテーションだ。あざ笑う者達はたいていが、見せかけだけの路傍の石屑にすぎないことを、彼女はよく知っていた。]
[他の行方不明者についてはもっとわかりやすい情報があった。単純に、多数の目撃者がいたからだ。曰く、少女を連れ去ろうとしていた変質者がいて、それを庇おうとした少年と共に、24時の鐘が鳴る瞬間に消失したのだという。
変質者は仮面をつけていて、怪人クロノスではないかというのがもっぱらの噂だ。
そういえば、とベロアは思い出す。夏祭りの準備期間中、談話室の「彼女の指定席」に半ば眠り込むようにして座って本を読んでいたときに耳にした。
―夏祭り期間中には怪人クロノスが現れ、生徒たちを一人、また一人とどこかへ連れ去ってしまうのだと。下流の寮ではそういう陳腐な噂が流れているという、ドラゴン寮生達の馬鹿にしたような会話。]
怪人…クロノスねえ…ふふっ
[クロノス、カイロス、時の神。ずいぶんと可愛らしい名前だと思う。人を喰らいそうな名ではない。自称だろうか他称だろうか。もし自称だとすれば人攫いのくせに、随分と目立ちたがるものだ。
…この噂の元をたぐっていけば、その糸の先に何かがあるかもしれない。]
/*
シーナ→クロノスに連れ去られる。
アミル→力不足だからいらん
クレリア→アミルに炎の使い方を伝授
って感じで考えてたから回復しなくていいんだよなー
―― 異空間・魔法学園内/魔法具学準備室 ――
[知っている街中だが知らない街中。
ランスに手を引かれ歩いていても、あっちにこっちに行こうとするので最後は首根っこ掴まれてやってくる。
ヒューゴの話を大人しく聞き>>*4>>*5>>*6]
んっとメイは元の世界に戻れるかもしれないけど、ランスちゃんやシャルルンは、解んない?
ってメイは弱くても、メイが呼び出すものは強いんだよぉ。
それにランスちゃんはメイを助けようとしてくれたし、ヒューゴちゃんもすまないと思っているんだよねぇ?
だったら、メイはお手伝いするよぉ。
[えっへんと胸を張るが竜王や世界が滅ぶと聞くと]
メイ、難しい事は考えないけど、大変なのはわかるし、世界が滅んだらみんなに会えなくなるのはやーだからがんばる。
ええと…そんなに前だっけ?
[王宮で開かれた年始祝賀の会は、ミケルにとって居心地が悪く。一通り挨拶を交わした後は両親や兄たちとは離れ、1人テラスの端で宴が終わるのを待つだけだった。]
えう…と、な、何でもないよ?
[何か悪いことをしたわけでもないのに、なぜか後ろめたさを感じて戸惑う。]
[この世界の事を聞くと、思わずぶーたれる]
えー、昼も夜もないのならいつ寝ればいいの?
回復も大事なことだよぉ。
大事な事なんだよ、ヒューゴちゃん。
[なんだか様子がおかしく感じるために、大事な事だから2回言うが、何かに駆られるようにこの場より消えるヒューゴを見送り]
ヒューゴちゃん、大丈夫かなぁ?
あんなんじゃ、竜王ちゃんと戦う前に、ヒューゴちゃんが倒れちゃうよぉ〜。
[心配そうにヒューゴがいた場所を見つめ]
ねーねー、これからどうするのぉ?
というか、学園のどこまで安全なんだろぉ。
探検してきていい?
[この世界で勝手をするのは危ないという判断をし、二人に確認する]
…そうなの?
[ばつの悪そうなミケルを目にして少し考える]
(きっとこの人も私と同じ思いなのかしら。ランディリーといえば結構名の知れた魔法使いの家だし。もしかしたらずっと背負い続けてきたのかもしれない)
よかったら話してくれない…かな?
[不躾とか思ったが今はミケルの話を聞きたいと強くそう思った]
うん……ありがとう。
[揺れる自信のなさを見透かされているような、居心地はするものの。話を聞こうとする彼女に不思議と嫌な感じはなくて、気がつけば感謝の言葉を呟いていて]
人の役に立つのは、難しいな…って――。
僕は何もかも、中途半端なんだ……
[回復以外は初級の、あるいは下位の魔法しか使えない。
しかも研究物はからっきしな自分を思い出し、また声が沈む。]
[>>2:#4「祭りの参加の中止」「撤収作業」の言葉に、マイダは動揺するものの。
マイダが出展しているのは『王室主催』の品評会である。
(これは、どうなんだろう…。街のお祭り自体は、中止じゃないよね…?)
実際、昨日の搬入の際も全く普通に受付はしていたし(その反面前日の騒ぎのためであろう、会場の警備は厳重に見えたが)、
今日も当たり前に開催されるが如く係員も話していた。]
多分、開催自体は大丈夫だよ、ね。
[マイダは会場へ行こうとし一旦建物の外に出るが]
ん、やっぱり一度…
[この数日の騒動を思うと、万が一を考え、踵を返して寮の自室に戻ると、
机の引き出しの中にある収納箱を開ける。
薬草を厳選して調合したら、とびきり上等にできたので大事にとっておいた、
体力回復薬・状態異常回復薬・魔力回復薬をそれぞれ3(3)本ずつ鞄につめて、
こんどこそ会場に向かった。**]
中途半端……それでそうやって腐ってるの?
[ミケルの沈んだ声に少しの怒気を含ませ]
貴方、ランディリー家の人よね?
誇りはないの?グリフィスにいて恥ずかしくないの?
― 祭り3日目/魔法学園・教員棟 ―
[ヒューゴは教官に許可を貰い、学園に関係する教官から生徒の、詳細な名簿や成績表に目を通していた]
『なにかわかりましかな? トランスレート君』
[ヒューゴの王族という出自を知っている教官が揉み手で尋ねてくる。「様」を付けないあたりが逆に厭らしい]
しばらく一人で調べさせてください。
[言外に出て行ってくれと伝えると、教官はすごすごと引っ込んでいった]
ランディリー…?
関係ないよ、そんなことは…。
僕はただ……回復魔法以外でも誰かの役に立ちたいって、そう思ってて…。
恥ずかしくないよ、僕…グリフィンのみんな好きだもん。
[家の誇りや名誉なんて、頭から捨てたつもりだった。
温かいグリフィンの仲間と共に過ごせるなら、それだけで幸せだったから。]
ううん!
寮なんて関係ない、シーナもリーリも僕の大切な友達だ。
……守れるって思ってた。力を合わせれば何だって出来るって…。
[この騒動が起きて、シャール先生がいなくなって――。
それでも尚、守りたいと思えた。
仲間達――。居場所――。]
ふぅん。
私ね、この学園に来てからすごく頑張ってきたの。
みんなはヴァルナの名前で勝手に私のことを天才って呼ぶけど、ずっとすっと誰よりも努力してきたわ。嫌味だって陰口を叩かれてもグリフィンやペガサスの生徒に混ざって基礎的な講義をいくつも受けたわ。先生がやってるような研究も進んでお手伝いしたわ。
確かにこの学園に友達って呼べる人はいないけど。
[微かにアミルの顔が思い浮かぶ]
でも、そうやって私は主席の座を守ってきたの。
それが私自身の誇りだから。
[そう、今まではずっとそうやって守ってきた。誰にも負けないよう、誰よりも精一杯努力してきた。でも今となっては……悔しさで思わず涙ぐんでしまう。]
貴方は今までやってきたことに胸を張れる?
― 魔法学園・教員棟 ―
[名簿と成績表を見ながら、紙にいくつかの名前を書き連ねていく。やがてその作業も終わり、パタンと名簿を閉じる]
片付けておいてください。
[教官にそう言うと、席を立ち移動を寮の方向へ移動を始める]
リーリやシーナだけじゃない、ヴィノールだって…。
[元はグリフィン寮だった2人と違う、ペガサス寮生の姿を思い浮かべる。]
でも…ね、みんな僕なんかよりずっと強いんだ。
回復魔法だって、リーリやマリーベルも使えるし。
僕がいると、返ってみんなの足を引っ張っちゃって……。
[1]
[2]
[3]
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