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時術使い ツバキはリージョン放送 リポーターにまかせた!
妖魔 メイアル は 賞金稼ぎ シュンバ をうしろゆびさしたみたい。
トラベラー J・Q は 賞金稼ぎ シュンバ をうしろゆびさしたみたい。
箱入り術士 セルリアン は 賞金稼ぎ シュンバ をうしろゆびさしたみたい。
賞金稼ぎ シュンバ は リージョン放送 リポーター をうしろゆびさしたみたい。
死に損ない スー は 賞金稼ぎ シュンバ をうしろゆびさしたみたい。
時術使い ツバキ は 賞金稼ぎ シュンバ をうしろゆびさしたみたい。
黒狼 フィロ は 賞金稼ぎ シュンバ をうしろゆびさしたみたい。
半妖 ヴァレリー は 黒狼 フィロ をうしろゆびさしたみたい。
IRPO隊員 アザミ は 賞金稼ぎ シュンバ をうしろゆびさしたみたい。
クーロンの藪医者 ゲン は 妖魔 メイアル をうしろゆびさしたみたい。
実験体 LA-47 は トラベラー J・Q をうしろゆびさしたみたい。
リージョン放送 リポーター は 賞金稼ぎ シュンバ をうしろゆびさしたみたい。
妖魔 メイアル は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
トラベラー J・Q は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
賞金稼ぎ シュンバ は 8にんからうしろゆびさされたみたい。
黒狼 フィロ は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
リージョン放送 リポーター は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
賞金稼ぎ シュンバ は ぎわくをかけられて、なきながらどこかにいっちゃったみたい。
トラベラー J・Q は リージョン放送 リポーター をうらなったよ。
ねぇおくさま、ききました?
あそこの実験体 LA-47さんったら○○なんですって!
[...はいやがらせのうわさをながしまくった。]
IRPO隊員 アザミ は 死に損ない スー をまもっているよ。
実験体 LA-47 がどこかにいっちゃったみたい。
《★占》 リージョン放送 リポーターは 【じんろー】 みたいだよ。
のこってるのは、妖魔 メイアル、トラベラー J・Q、箱入り術士 セルリアン、死に損ない スー、時術使い ツバキ、黒狼 フィロ、半妖 ヴァレリー、IRPO隊員 アザミ、クーロンの藪医者 ゲン、リージョン放送 リポーターの10にんだよ。
本日のランダムイベントは、
3(6)です。
1)シップ運行関係
2)術資質関係
3)特殊モンスター・メカ関係
4)強力武具関係
5)超古代文明関係
6)戦闘関係
吊襲希望者はメモにて立候補して下さい。
立候補がない場合、
本日の吊りは<<半妖 ヴァレリー>>
襲撃は<<時術使い ツバキ>>です。
「ラスボス戦行こうぜ!」希望もメモにて。
[軽やかな着地と共に虚空に一振り。
清冽な美しさをたたえる月下美人。
───カラン
そしてそれはシュンバの手を離れ地面に……転がった]
臨時ニュースです。
レアモンスター、「小月竜」が、オウミにて大量発生しています。
退去して欲しいと言う交渉は決裂したため、オウミの漁師組合は、力づくでの退治を決定しました。
同組合は1匹退治するごとに500クレジットを支払うことを条件に、冒険者を募集しております。
「小月竜」は、素早いけれどさほど強くありません。吸収出来るモンスター能力は「マジカルヒール」などです。
力試しをしたい冒険者はいかがでしょうか。
>>+5:28
ああ……。
[と頷いて、続きを話すのを待っている。]
>>+29
[そうして話された続き、に。黙して、考える。]
……。
(とある妖魔の君が作った、闇の迷宮。出るには大切な人を、犠牲に……か。)
[ケヴィンは、考えた。与えられた選択肢から選ぶのは、ケヴィンは嫌いだったのだ。取れる選択肢だけではなく。誰もとったことのない選択肢もないか、考えていた。]
ミア。……大丈夫、きっと何か方法はある。
一緒に考えよう。ここから、2人ともに出る方法を。何も知らなければ、そんな方法を考えることは出来なかったかもしれない。でも、ミアが知っていたから。……知ってさえいれば、何とか出来るかもしれないんだ。
だから、大丈夫だ。
[そう言って、じっとミアの瞳を見た。]
― ドゥヴァン・支部 ―
[死ぬかと――その言葉には>>236、頷くだけの気力は無いまま
それでも確かな同感を覚えていた。
頭が少しくらりとするのは酸欠の所為か、
或いは湧きあがる霊感と、集中の疲れの所為か。多分、何れもだ。]
ほん、とう。一緒に来て、良かった、わ。
そう、ね。
……何とか3人で、頑張ったお蔭、かしら。
……………、
[セルリアンが魔術を用いるのは見ていたのだから、
あの場では『ゲート』を求めても良かった筈。
自分でも気付かなかったことに、彼>>249の言葉で気づき
ほんの少しだけばつの悪いものは過ったのだけれど。
此処まで先導したのは自分ではなくフィロ。ちらと彼の方も一瞥した。]
[己の術のことに触れる、乾いた笑みに似たフィロの面持ちを。
疲弊故に覇気のない顔で、ぼんやりと見やりながら。]
時術、って、聞いたこと、あるかしら。
ちょっと、それを、アイツに、ぶつけたの、よ。
思えば、妖魔の君の、時間まで、操れるん、だから。
そりゃ、危険、な筈、よね……。
[呟きには確かな実感が籠る。
流石に今まで、そんなことを試したことは無かったから。
その行使によって、今、直感的に覚えつつある
新たな別の術の性質も思えば、また――。]
─ ドゥヴァン・支部 ─
ごめん、でもどうしてもここに来なきゃなんなかったから。
[『ゲート』で逃げる、と言う考えはあの時は思いついていなかったけれど。
思いついたとしても、恐らくは選ばなかっただろう。
危険を承知の上で来たのだし、この任務を達成しなければ、フィロの得たいものは得られなかったのだから。
セルリアンの問い>>4:249には謝罪と共にそうしなかった理由を述べた]
へへ、俺も2人のお陰だと思ってる。
3人で居たからこそ、だよな。
2人はここで休んでて。
俺ちょっと奥見てくる。
危険は無いから心配しないで。
[そう告げると立ち上がり、支部メンバーが居るはずの建物の奥へと向かっていく]
えーと、増え方は、そのどれでもあってどれでもない。一番遠いのが憑依、かな。
アレの名前、わたしの故郷ではシックネスって呼ばれてた。文字通り、病気だよ。
感染者の爪と牙を補強して、傷を作らせ、体液に侵入して、感染する。
わたしが変わったのは、うん、たぶん推測できてると思うけど、接触されたせい。
わたしは感染して、そんで、感染してきたあいつの分体を食った。
今なら感染の仕組みくらいなら研究させてあげられるよ。
受付のヒトにも渡してきたんだけど。サンプル居る?
[尋ね返し、牙をむき出して見せる。スーにしては答え方が性急なのは、それだけあせってるってことなのかもしれない。ああ、なんだかどうにもらしくないなぁって、どこか冷めた思考が呟いた]
これは…
[その力>>4:249は、自分が、今まで魔術を使っても決して得ることのなかった力。
それは、あるいはいつも、何処か言い訳をして。いやいや使っていたから、かも知れない。
…それは、魔術の最高峰とも言われる術。
魔術で、最も美しいと言われる術。
…『魔術・ヴァーミリオンサンズ』
それを、自分が会得したことを、セルリアンは知った。
ぎゅ、と手を握る。……術を使うことへの迷いは、まだ消えない。それでも……]
…ぼく、さっきので…新しい術、覚えたみたいだ。
今までよりは…力になれると思う。
…二人の、おかげだよ。……ありがとう。
[そう、告げた]
―病院―
[...はTV>>0を見ている]
小月竜かね…。ふうむ、面白そ…
「ジャッカル様!無理しないでください!」
[魔術師を服を着ているが看護婦である若い娘に止められる…。]
うむむ…残念じゃのう。
[ミアはケヴィンを見つめた。
その言葉を>>+1、ゆっくりと考えた]
貴方はいつもそうやって……
わたしにとっての「当然」を打ち破っていくんですね。
[まだ少し、強張ってはいた物の、ゆるゆると微笑みが浮かんだ。
両手を包んでいたケヴィンの手引き寄せる様にして。
かるく、その指にくちづけた]
はい。
一緒に考えましょう。
何かを、何とか、しましょう。
[ツバキの言葉>>2を聴けば、頷いて。]
……知ってる。
[昔、その資質を得る為に…… 自分の知る、あの人物が 何をしたかも。]
…危険…か。 ……ぼくは。時術そのものより……
それを、たった一人しか使えないって知りながら、得ようとする、…そんな奴らの方が、危険だと、思うよ。
[資質の為ならば。そう、かつてのキングダムは術士達に教え込んだ。…『彼』は、それに従っただけだ。どこか遠い目をして、呟く]
【シュンバ】
[軽やかな着地と共に虚空に一振り。
清冽な美しさをたたえる月下美人。
───カラン
そしてそれはシュンバの手を離れ地面に……転がった]
[自分の問いにフィロが答える>>3のを聞けば]
……すごいな。フィロは。
[そう、言った。あれだけの危険を冒しても、尚、しなければならないこと。
ツバキもそうだ。危険を冒して、ここにいる。
自分は…? 自分は、何か、特別な理由がある訳ではない。
流されて、来たようなものだ。…セルリアンは、微かな焦りのようなものを感じていた。]
…ああ、うん。じゃあ…今は、お言葉に、甘えよう、かな。
今度は…帰りは、『ゲート』、つかえるから。外のあいつに会わずに、安全な所まで、行けるよ。
[緊張が解けたら、強い疲労が襲って来た。疲れは言葉を途切らせる。そして、そのまま、その場に座り込んで、フィロの姿を見送った。]
[意識が途切れる寸前に、剣が放つ月の光と、降り注ぐ雪と花弁を目に認めた。状況と不釣り合いに思えるその美しさに目を眇め、そして、意識を失った。辛うじて生命は残っているようだったが、すべての能力を失った。シックネスはその抜け殻をどう処理するだろうか。新たな力を得た彼女は、別のリージョンへ向かうのかもしれない]
―ICPO・クレイン博士のラボ―
[新聞記者の仕事を一旦終えたジェイコブは、密かにJ・Qとゲンを見る。]
「…潜伏は僕の役目かな?」
[ジェイコブに気付く者は今の所、誰もいない…**]
―回想・ドゥヴァン―
……!!
[結果的に、フィロとの連携となったその攻撃は、しかし、通っていなかった。
繊細さの見える蜘蛛糸のレースに寄る、防御。>>4:194
間もなく、あの妖魔は再びあの剣を振るうだろう。どうすれば。
インプロージョンではだめだ。二度同じ手は通じないだろう。
しかし、剣では届かない。剣では…]
(……いや、もしかしたら。)
[閃光のように、それが頭を駆ける。どうすればいいのか考えるより先に、身体が動いた。
手に細身の剣を構え、それを独特の軌道で振る。…真空を、生み出すように。
その刃が、妖魔の持つ剣へと。>>4:206]
…ん?あれは……誰だろう。
1.赤カブ。
2.邪術を操りし上級妖魔。
3.先代の妖魔の君。
4.とある資質を失いし、上級妖魔。
5.閉じ込められし寵姫。
6.その他の人物。
[クーロンの下水道を歩く。すえた臭いが鼻を突くが、気にも止めず歩く。
やがてある一角で足を止め、近くのレンガ作りの壁を押す。
重い音を立てて、隠し扉がひらく。
その中は小さな部屋になっており、雑然と資料や謎の器具が散乱していた。
ここは、ウートラの数ある拠点の一つ]
【シックネス】
[彼女は凍り、砕け、散らされた。
四季を表現したと言う、最高にして最美の連携剣技。あまりに激しい斬撃に、再生能力が追いつかない。
彼女は太く遠く低く、鳴いた。絶望を叫んだ]
[シュンバは立ったまま意識を失っている。『明王』の副作用により、命まで削られて。
……そこへ、陰がさした]
[絶命した巨大な仏像が、ゆっくりと倒れ込んできたのだ]
それを言ったら、アタシも、かな。
[セルリアン>>6の感謝に、自分もまた術士として
「成長」したことを示し、笑みに成り切らぬ笑み一つ。
彼が術を厭うていたことは未だはっきり察せないまま。
やがて、時術を知ると頷く彼>>7の言葉に――。
ぼんやりと昨日の出来事が思い出された。]
…………なぁるほど、そういう、こと、かし、ら。
ウートラが、アタシを、秘匿術士、を、追ってた、ワケ。
[「殺してでも奪い取る」。
平和なことに、そんな考え方を今まで知らなかった。
それを察した今なら判る。
シェリアクが本当の意味で「危険」と言っていたことが。]
[……そして]
『ラーシナさん!』
[銃撃音。
>>4:2081人だけ、シップで通信をしていたが為に、感染を逃れたIRPO隊員が、両手に銃を持って、撃ちまくりながら、駆けてきた。
身動きできないラーシナ>>4:251に辿りつくと、銃を投げ捨て、その体を抱き上げる。
隊員は、倒れた仏像の方を一瞬見て……視線を振りきって、シップに駆け戻った]
[シックネスの得た再生能力は、ここで他の彼女への拡散を防ぐ事が出来た。
しかし、感染者は残り、そして失われたものは多かった。
美しい山岳を持つ静かなリージョンの空に、一条の軌跡が登って行く……]*
[ウートラの名を耳にして>>14思い出す。彼女に聞きたかったことの一つ。]
そう…いえば。 その、ウートラって奴のことも…
後ででも、いいや。…でも、聞かせて欲しいな…詳しく。
……そういえば、誰かと一緒だったん…だよね?
ぼくたちと出会う前。
一緒にいたのって…術士のヒト、だったの?
[そう、問いを、投げた]
[それからフィロを見送り、彼の姿が扉の奥に消えた頃。
ツバキは、ばたりと倒れ、壁に寄り掛かる形で、床に崩れた。
曖昧な意識の中に浮かぶイメージは。
切り取られた空間。自分だけの時計――無限大の、時の速さ。
人が妖魔が、或いはそれ以外の者たちが
「オーヴァドライヴ」と呼び求める、高位の術式。**]
[それからフィロを見送り、彼の姿が扉の奥に消えた頃。
ツバキは、ばたりと倒れ、壁に寄り掛かる形で、床に崩れた。
曖昧な意識の中に浮かぶイメージは。
切り取られた空間。自分だけの時計――無限大の、時の速さ。
人が妖魔が、或いはそれ以外の者たちもまた。
「オーヴァドライヴ」と呼び、その力を求める、高位の術式。**]
─ 闇の迷宮 ─
[こくんとうなづく。
手は……話しがたかったので、つないだままにすることにした。
ミアが右手、彼が左手。これでどうかな?]
とりあえず、お互いの荷物と、出来る事を確認しませんか?
[考える、としてもどこかからとっかかるべきか。
ミアはそんな提案をしてみた]
[その時のセルリアン>>16の言葉には、ひとつ頷いてから]
……って言っても、ウートラのことについては、
あまり良く知らないの。顔も見たことが、なくって。
何って、言ってた、かな、アイツ……。
[その後に続いた問いに、少しだけ、目を伏せて]
一緒に居たのは、そうね。一応、術士の人。
そう、レアな術……とか、言っていた、し、
大がかりな術だって、使おうとしてた、みたい。
もう一人は、用心棒、なんだけれど。
アイツは術士って、柄じゃ、ない。――刀とか剣とか、持っていた、っけな。
あの時は、アタシは護られて、逃がされて。
そんなことしか、できなかった、な――。
[彼らの身に降り掛かったことも未だ知らぬまま、
追憶に耽る内に、また、意識は遠のいて――。**]
――IRPO・シップ発着場――
[賞金のかかったモンスター>>0の話ににわかに活気付くシップ発着場。
安全性の高いIRPOを経由しての賞金稼ぎ。
もし、PTの声がかからないならば、此方へ行ってみるのも手かもしれない、と考え始めていた。]
此処の警備は重要だけれど、何かが起こる可能性は低い、おきればヤバイ、なら寧ろ経験を増やしておいた方がいいのかなぁ。
[その理由がこれだ。
自分の経験と資金を増やして、少しでも何かあった時のために力を増しておく、それも必要な事に思えていたからだ。その場合、早く行かなければそのチャンスを失ってしまうだろう。だから、迷っていた。]
[その問いかけは、あるいは、届いてなかったかも知れない。崩れ落ちるツバキ>>18を見ながら、
セルリアンの意識もまた、遠のいて行く。
薄れ行く意識の中で、幻聴だろうか、
『キングダムに栄光あれ――』
どこか悲痛さを湛えた、そんな声が響くのを聞いた]**
[その問いかけに、彼女が答える。>>20彼女ももう限界なのだろう、少し今訊いたことを反省しながらも、耳を傾ける。]
……そっ……か。…レアな…術……
[ウートラと言う人物。そして、希少な術。時術。術士ハンター。それらがぱちぱちと、音を立てて、自分の記憶の中にある絵とどこか重なって行く。]
……………そいつ………何とか…しなきゃ… ……駄目だ……そんなの、まるで………
[自分の意識も、薄れて行く。その中で、譫言のように]
まるで、『あの頃』のキングダムと…………同じ……
[そう、誰へともなく、呟いた。
薄れ行く意識の中で、幻聴だろうか、
『キングダムに栄光あれ――』
どこか悲痛さを湛えた、そんな声が響くのを聞いた]**
箱入り術士 セルリアンは、夢を見る。蒼き修士服を纏った術士の夢を。 ( B2 )
[或いは、《塔》にもどって、英雄たちの装備を取りにいくという方法もある。
今他のリージョンを巻き込んで起きている戦いにはもしかしたら必要な物なのかもしれないから。但し、これは一人では正直きつい。誰か付いてきてくれる人が必要だった。]
さて、どれでいきましょうか。
[1、オウミへ向かい狩りに行き、経験をつむ。
2、シックネスの調査へと向かう。
3、《塔》へと戻って英雄の装備を探しに行く。
4、シックネス以外のリージョンの事件の調査へと向かう
考える時間はそれ程多くは無いように思える。
今正解がどれなのかもわからない。しかし、考えなければならない気がするのだ**]
【????】
─ ドゥヴァン支部・奥 ─
……だれ?
[フィロの後ろ>>19で見動く声がした。
少しかすれた高い声。壁と家具の狭い隙間に、細い手足を折りたたむようにして、10歳そこそこに見えるヒューマンの少年が隠れていた]
……外からきたの?
外にもう蝶々はいない?
[おずおずと隙間から出てくる。
埃で汚れた青髪は短い。そして]
【ウートラ】
[そして、その灰青の瞳は>>24どこまでも暗く冷たい。
しんだ、さかなのめのよう]
我は人を探しているの。
[口調は少しだけ、古風だった]
>>23
塔の方が装備の能力上だとすると、バランスブレイカーになってしまうのだよね……。
塔のことは一旦おいておいて、こっちの世界に馴染むようにした方がいいかも。
……ただそうすると、何のために塔出身にしたんだってことになって……。
結局は普通のPCの方が楽(ry
[ミアの手を引いて、そちらに歩いていけば。
その声の震えから、ただ者では無いことは推し量れた。それでも、大丈夫だと伝えるように手を握り返した。
闇の迷宮を作った、張本人。ケヴィンはそうとは知らなかったが。
闇の迷宮。一人では出られない迷宮。誰かが、必ずそこに残らなければならない。そこに何故、この妖魔の君がここにいるか。それは計り知れなかったが。
その威厳と、妖魔としての力は十分に感じ取れた。一歩、近づくごとに圧倒されるような。
あるいは、ラス・アルゲティ以上の力を持つのかもしれない。
しかし、静かに佇み、ただどこかを見ている。どうやらこちらに害意も、興味も無いらしい。恐らく闇の宮殿にケヴィンとミアが入ってきた時から……それ以前から、ずっとそうしていたのだろう。ミアを後ろに隠すように、前に出ると。]
『……何者か。』
[そう、静かに問うてくる。]
……ケヴィン。迷い人だ。
人探し?
とーちゃんかーちゃんか?
[隙間から出てきたのは自分よりも幼く見える少年。
その姿を見たからそう問いかけたが。
見えた灰青の瞳は少年らしからぬ色を宿していた。
何となく不気味に思え、軽く顎を引く]
[上級妖魔、だろう。それもかなりの。
長い髪は銀紫。優美な姿は、格の高さを感じさせる。
ミアもまた彼を知らない。
ミアが目覚めた時には、すでに彼は退位し、白百合の君がファシナトゥールを治めていたからだ。
手をつないでいたケヴィンが、彼の人とミアの間に身を割りこませた。
庇うように、前に立ってくれた。
美しい声の誰何。
ケヴィンの返答を、ただ、震えながら聞く]
【ウートラ】
そう、まだ外に怖いものがいるの。
[少年はフィロの言葉を反芻したが、どこかそれは質問ではなく、すでに知っていることを口にしたようにも響いた]
父でも母でもない。
だが、大事な人なの。
どうしても見つけたい人なの。
『……去ねい。』
[そう、どこからか響くような声。気が付けば、手の掌がこちらに向けられていた。
いつ動いたのかさえ、分からなかった。瞬間、ケヴィンは身構えようとしたが。
その反応をする前に、背後の扉が開かれた。]
『……ここで見たことは、全てを忘れよ。』
……。
…分かっ、た。
ミア。……行こう。
[ここで何をしているのか。
どうして、ここにいるのか。何者なのか。
何かを問うては、ならないと。生き物としての勘が、全身全霊で告げていた。]
まさかのゲストだったな(
なお、オリジナル展開であり公式設定ではない。
どう考えても後々ヤバそうな臭いしかしないけど。
[問い>>29に、子供は口元をきゅっと上げた。
頬だけで笑うような、大人びた笑い]
[時術使いを探すのは骨が折れた。
時計塔で邪魔をした剣士が、「シュンバ」という名だということはすぐに分かったが、彼が連れていた髪の長い女のことは、馴染みの商売女も知らず。
かろうじて分かったのは、衣服がナガサメマチの物だと言うこと]
[ナガサメマチ。なるほど。
ジョーンズの情報と一致した]
大事な人だよ。
この世にたった一人しかいない、大事な人。
その人に、我は貸しているものがあるのだ。だから、返して貰わないと。
[ケヴィンの緊張>>+13を見れば、ミアもびくりと震えたが。
……予想に反して、開かれる道に、なんとか苦しい息をした。
行こう、と言われて一も二もなく首を縦にする。
ケヴィンに寄り添うようにして、扉へ向かった。
幸運だ。
生き延びただけで、一生の運を使いつくしたのではないかと思うくらいに、幸運だと思った]
リージョン放送 リポーターは、クーロンの藪医者 ゲン にうしろゆびをさすことにしたよ。
リージョン放送 リポーターは、トラベラー J・Q をおそっちゃうことにしたよ。
(大事な人って言ってるけど。
必要としてるのは人じゃなく、貸してる、もの…?
だったら最初からそう言えば良い、はずだよな)
なぁ、その大事な人って誰なんだ?
教えてくれなきゃ探すにも探せないよ。
[考えても答えが見つからないため、ストレートに問いを投げた]
分かった。
教えよう。
[子供は、みすぼらしい服のポケットに手を突っ込み、何かを探した。
やがて出てきたのは1枚のカード]
[女性の横顔が描かれている。三日月が描かれている。
そして絵柄の下には、空を見上げるエビがいる。
……『月』のカード]
良く見てて。
[子供はそれを右に動かし、左に動かした]
良く見てて。
[右。左。
ゆら、ゆら、ゆらり]
良く見てて。
[右。左。
単調な動き。繰り返す言葉]
[秘術「月」。
それは相手を意のままに操る術。
弱点は……発動までに時間がかかる事。
相手の知力が高いと失敗する事]
[さて……]
/*
何と言うか、ウートラと絡んで、その上でシックネスと戦えたらいいなあなんて思ってたけどここで墓落ちも美味しそう。
シックネスルートだと、自分の戦う意味を新たに見つけて何たらかんたら、某主人公をなぞるような道を歩みつつもと言う感じだったけど。
取り敢えずロール回し次第かな。
[扉を潜れば、汗がどっと噴き出してきた。何故、見逃されたのだろう。分からなかった。]
ミア。どうにか……なりは、したけど。格好つけたのに、なんだかごめんな。
[あの妖魔は何者だったんだろうな、とは口にしないでおく。ただの妖魔では無いことは確かだろう。……本当に、忘れた方が良い気がした。]
それにしても、ここは……。
1.クーロンの裏路地。
2.オウミ、とある屋敷の地下。
3.パーミュ。超古代文明のシップ入口。
4.シュライク。斎王の墓場。
5.マンハッタン。セントラルゲート前。
6.京。庭園。
7.ファシナトゥール。根っこの街。
8.お菓子の城。
9.分からない。
7(9)
[ゆらり]
[ゆらり]
[単調な動きと繰り返される言葉に瞳だけでなく意識も揺れる]
[ゆらり]
[ゆらり]
[揺れる意識は揺り籠に揺られるよう。
カードの動きはフィロの意識を奥深くへと沈み込ませていった]
[フィロの様子を見て、少年は満足した。
ゆっくりとカードの動きを止めて聞いた]
答えよ。
お前と共にいた、あの女の名は?
あの女は、時術使いで、間違いないな?
【ウートラ】
[フィロの様子を見て、少年は満足した。
ゆっくりとカードの動きを止めて聞いた]
答えよ。
お前と共にいた、あの女の名は?
あの女は、時術使いで、間違いないな?
黒狼 フィロは、半妖 ヴァレリー にうしろゆびをさすことにしたよ。
そうか。
ついに見つけたぞ、時術使い……。
[死んだ魚のようだった子供の目に、歓喜が浮かんだ。
ここで時術を得たならば、長年追っていた空術は手に入れられなくなるが……まあそれもいいだろう。相反する術を両方手に入れる方法は、今探しているところだ……]
お前の見た範囲でいい、時術とその効果について教えろ。
そして、もうひとり術士がいただろう。あいつがどんな術士なのかも。
[子供は時術については楽しそうに聞いた。
しかし、セルリアンという名、そして魔術使いだという事を聞くと、ふと、何かを思い出そうとする表情になった]
魔術使い……マジックキングダムの術士か。
ふむ……。
……まあ、後回しだ。
[彼は思考を打ち切り、フィロの衣服のポケットを探した、なければ合わせ目でもいい]
恋人のカード。
……これは大事に持って置け。いいな。大事にだぞ。
そして、今あったこと、聞かれたことは全て忘れるのだ。
我の姿が消えて1分したら、お前は正気に戻っていい。
[言い含め、そして、ゲートを開こうとした。
今日はこれにて退散する気だった。
妖魔の君などがうろつく場所に、この化け物術士だって好き好んで長居はしたくなかった]**
[少年が目に浮かべる歓喜も、今のフィロの瞳には入らない。
聞かれるままに自分が知る時術とその効果を口にして、セルリアンについても少年へと伝えた。
それに対する反応も、フィロの目には何も映らない]
[その後、少年の手により『恋人』のカードがフィロの上着のポケットへと入れられる。
通信機がある方とは逆の、普段はほとんど使わないポケット。
大事に、と言い含められると、応じるように緩やかに首が縦に揺れた]
[少年がフィロの前から姿を消して丁度1分]
…………。
[紅い瞳に光が戻り、フィロは何度か瞬きを繰り返す]
……っと、そーだ。
連絡しねーと。
[先程あったことはすっかりと頭に無く、その前になそうとしていたことをするために通信機に手を伸ばした]
─ ドゥヴァン支部・奥 ─
[通信機を取り出してクーロン支部と書かれたボタンを押す]
サビオ? 今ドゥヴァン支部についたんだけどさー。
「あぁ、連中なら今こっちに居るぞ」
………は?
[現状を説明しようとしたところに先制パンチ。
フィロの口から呆けたような声が零れ落ちた]
おいちょっと待て。
そっちに居るってどーゆーことだ。
「連中、襲撃受けて直ぐにドゥヴァンから離脱したらしくてな。
少し前にクーロンに着いたんだ」
………………。
[聞かされた事実にかくりと項垂れる]
…てっめ、それならそうと連絡寄越せよ!
俺がどんな目にあったと思ってんだ!!
「お、その様子だと死ぬ目にあったな?
ざまぁみろ!!」
ふざけんなカス野郎!!!
[怒号はもしかしたらセルリアン達のところまで届いていたかも知れない。
2人を起こさなければ良いのだが]
「まぁそう怒るな。
約束通り情報は教えてやっから」
それで情報もなしっつったらお前の首に牙立てに行くわ。
「止めてくれよ戦闘力の無い研究者なんだから。
で、情報──シンセロのことだが」
[しばし殺気立っていたが、情報についてになるとそれを引っ込めて話を聞く態を取る。
告げられる内容を聞くために、フィロの周囲にしばし静寂が訪れた]
────ルミナスで足取りが途絶えてる?
あそこって、確か。
「あぁ、つい先日危険地帯指定になった。
諜報部に拠れば、感染性の高い何かにより住人がほぼ被害を受けたらしい。
脱出出来たものは限られていて、その中にシンセロらしき人物は居なかった」
………………。
[齎された情報が意味するところはただ一つ。
確定ではないが、想像していることはほぼ外れてはいないだろう。
通信機を持つ手に力が籠もり、ミシリと小さな悲鳴を上げる]
「確かめに行くってなら止めはしないが…。
行ったら多分お前、死ぬぞ。冗談抜きでな」
………わぁってるよ。
[冗談の含まれない忠告を耳にして、フィロは一言だけ返した]
ドゥヴァンの連中がそっちに居るなら、俺はもうここを出るぞ。
「あぁ、構わん。
また何かあれば連絡する。
気を付けてな」
あぁ。
[その言葉を最後に通信を切り、通信機をポケットへと戻す]
セルリアン、ツバキ、動けそうか?
俺の用事は済んだから、とっととここ出ようぜ。
[2人がまだ眠っているようなら声をかけて起こして、『ゲート』でここを脱出しようと告げた。
ちなみに個人シップの運ちゃんとは行きだけの約束になっているため、彼が置き去りにされると言うことは無い]
どこに行こうか。
どっか向かいたいところある?
[先程得た情報から寄りたい場所はあったが、ひとまず2人の意見を聞く**]
箱入り術士 セルリアンは、奥で起こったことには気付かぬまま。 ( B4 )
[マジックキングダムを離れ。
ふと、結社の事を思い出した。
いざとなったらそちらの力もとは思いつつ。
残念な事に、TVすらない妖魔のシップの中に。
通信機器などと言う機械があるわけもなく。
結果として、下級妖魔の一人に結社に向けて手紙を持たせることにした。
内容は単純に、妖魔の君を亡き者としたい事。
故に、力を貸して欲しいのだと。]
― →オウミ ―
[一先ずはと、オウミに立ち寄ることにした。
水妖の伝説を思い出したからでもあるし。
以前此処で出会った相手の事を思い出したからでもある。]
……へぇ。
[小月竜が大量に発生していた。
寄ってきた漁師組合の人間から退治の依頼をされると少し考えて。]
クレジットはさておいて、一寸知りたい事があるの。
あのモンスターを退治したら正直に教えてくれるかしら?
[知ってることで良ければ何でも話すと言う人間に肯いて。
メイアルはモンスターの群れへと向かっていく。]
あといっこ、俺はミスってたことがある。
鬼走りな、俺の脳内で思ってた技とちょい違う!っていう。
基本的に原作仕様でやってたんだが、恥ずかしいぜorz
こう……ゲンとJQで吊襲なら、一番きれいかなと思ったんだけど、ゲンこないな……昨日すげなく断りすぎたかな……(>_<)
こういうのって、冷めたら終わりだもんね……。
コア的に、朝発言厳しかったりもするかもだし……。
さてどうしよう。
【ラスの従者】
― ドゥヴァン支部・奥 ―
[その一部始終を見ていた目があった。
天井の梁の上で、風景の一部として溶け込んでいた黒猫だ。
猫は、狩りに飽きてコルネフォーロスに帰った主の為に、さっきの3人組を見に来ていた。
3人は、主から何かを捕ったわけではない。
しかし、主を翻弄した罪は重い、と従者は思っていた]*
言われて気づく。
そういえば、サガフロにレベルはないんだよね。
改めて思うけど、ほんと、独創的なゲームだったよなあ。
/*主なネタ元は孔雀王、高野山密教の退魔師
キャラのイメージとしてはHxHのノブナガが近い
サガフロはやったことないから雰囲気とか全然わからないので、台詞とかパクれば原作スキーはニヤっとしてくれるかなって思ったけど、なかなか機会がなかったw
あたはサガシリーズの華といえば雪月花でしょw
−IRPO・シップ発着場−
……あ。あの仕事。イリーナが引き受けてくれたんだ。
[シックネスの調査依頼。そのPT募集欄に表示されたイリーナの名前>>4:83を、どんよりと腐った目で見つめる]
うん。ちょっとしか話せなかったけど。
イリーナなら大丈夫、だよね。
[PTを募集しているというなら、声をかけてみようか。同じ名簿に記載された登録情報は、彼女が今のところIRPOの中で調査を進めている旨を示している]
シップの出発には。まだ時間、あるし。
[もう何度目になったのか、コーヤへの調査シップが出発する予定時刻を確かめる。じれったい。
相棒と、ゲンと。別れる前にはサンプルを渡したりもしただろうか。それから。別れて。もう、何時間と待っている気がする。実際はその十分の一にも満たないことは、なにより時計が示しているのだけど]
はは。すげ。わたし、時術に目覚めちゃってんじゃね?
[呟いてみたけど聞くヒトはなくて。傍らには誰も、居なくて。そんなの、ずっと、当たり前だったのに。ジャッカルを思う。ラーシナを思う。―――相棒を思う。
ちくしょう、なにやってんだわたしは。こんなとこでぼんやりなんて、してる場合じゃないのに]
…なに?
[不意にシップ発着場がどよどよと慌しくなった。シップが到着したらしいけど様子がおかしい。
何事だろうと覗きに行ってみれば、そのシップの乗員は]
…ラーシナ!
[ラーシナと、もうひとり。それだけしか、居なかった>>15。
ラーシナは、別れ際に見た、青褪めた顔>>4:159はしていなかった。戻ってきた。生きてる。それはそうだ。間違いない。でも]
ラーシナ!通して!通してよ!
トモダチなんだよ!離せ!通せよぉ!
ラーシナぁ!
[ラーシナは、酷く衰弱して。とても無事なんて言える様子じゃなかった。返事はあっただろうか。それを確かめたくて。駆け寄りたいのに。
ラーシナの衰弱を理由に、引き止められる。
身分の確認がなんだとか、感染状況の確認がなんだとか、安静がなんだとか、怒鳴りつけてんのか諭してんのか分からない、引き止めるIRPO隊員の声が、酷くわずらわしかった]
−どれだけ時間がたったんだろう−
[結局ラーシナは何処へともなく運ばれていって。そして自分は、引き止められた。
ラーシナに、シックネスの感染は確認されていないこと。酷く衰弱して、モンスターとしての能力の大半さえ失ってしまったらしいこと。それから、コーヤの状況。民間人らしき剣士の手でシックネスの分体が打倒されたけど、その剣士のヒトさえ今は消息が分からなくなっていることなどを、IRPOの職員が事務的に語る。
上の空で、聞いていた]
…どうすれば、よかったんだろう。
[自分がラーシナと一緒に行っていれば?そんなの、今さらだ。あのときどうしていれば、なんて。考えたって、『それ』はもう、『そう』なってしまっている。なら]
どうすれば、いいんだろう。
[シックネスはほっとけない。なんとかするべきだ。そのためには、IRPOと協力して。ヒトを集めて。―――本当に?
確かに、そうするべきだと思った。それで何とかなると思った。それで、送り出したラーシナは。別れ際の約束どおりに、戻ってきたけれど。でも]
―――相棒。
[相棒に、会いたかった。そばに居て欲しかった。絶対だって言った言葉が、揺らいでいた]
ちきしょー!あー!もぁー!
[めしょんっ]
[何処までもとことん情けない自分をぶん殴りたくなったので、思いっきりぶん殴ってやった。こういうとき、腕が取り外せるって便利だね★
…突然の奇行に周りの目線を集めたけど。もう、いいじゃんこの際]
どーするべきとか。こーするべきとか。ちゃんちゃらだね。
―――なんたって、生きたいように生きるのが、生きてるっぽい。
[ジャッカルのおっちゃんは生きてる。ラーシナも、生きてる。そうだ。だからきっと、何とかなる。―――相棒は]
決めた。もー、決めた。そーだよもうーほんとにもー、かっこつけてああしなきゃこうしなきゃとか。
そりゃ生きてるっぽくないわ。うん、実にまったくぜんぜん、スーさんらしくなかった。
[生きてる。生きてる。生きてる。なら、動こう。動いたろうじゃないか]
―――あのさ。ラーシナがさ。もし、加減よくないんなら。シュライクの中島製作所ってとこに連絡してくんない?
[詳しい事情はともかく、たぶん一番ラーシナのことを知っているのは、その人たちだろうから。―――でもだからって、ラーシナの友達の座を降りるつもりなんてないけどね]
それから…
イリーナ?イリーナー?
[シップ発着場を走って、呼んで、じきに見つけることができただろうか。見つけたとき、イリーナは、何処に向かうかで迷っている様子だったから>>23]
―――あのさ。頼みたいことがあるんだ。
[信頼できるって言い切れるだけの付き合いがあるわけじゃない。直感に頼るしかない。でも、今、信頼して頼めるのは、イリーナだけだ]
シックネスをやっつけることができそうな強いヒトにさ。
渡してほしいものがあるんだ。
あ!もちろんイリーナが自分で使ってくれてもいいよ!
でも、独りだときっときついだろうから。仲間を集めて。
えっと、これ…
[売店で購入した、一番大きくて一番頑丈な薬ビンに詰め込んだ、ちゃぽんとたっぷりの粘液]
シックネスに対抗できるワクチン。
…少しだけ、ヒトが変わったみたいになっちゃうかもだけど。効果は、保障するから。
[ラーシナがその身をもって、効果は確かめてくれた。それを、託す]
探すなら、テレビで話題になってるリージョンがいいかもしれない。きっと腕自慢のヒトが集まってるだろうから。
[いつか、もう、ずいぶん前のような気がするけれど。みんなで探索した、パーミュの遺跡でのことを思い出す。そうだ。遺跡といえば]
足がないなら。シュライクの中島製作所ってとこに行ってくれれば―――もしかしたら、シップが使えるようになってるかもしれない。
このワクチンと。それから、これ。見せたら、きっと分かってくれると思うから。
[ジャッカルのおっちゃんが届けてくれて。さっき、IRPOに頼み込んで、ラーシナの荷物から持ってこさせてもらった“ガラクタ”を、一緒に渡す。
シップが出てきた遺跡から一緒に見つけたもの。
中島製作所のヒトとは、一度、シックネスに感染してから顔を合わせている。
ガラクタとワクチンを一緒に渡せば、きっと伝わるだろう]
クーロンの藪医者 ゲンは、半妖 ヴァレリー にうしろゆびをさすことにしたよ。
スーの代理だって。そう伝えて、くれれば。
ごめん、こんな急に。
さっき会ったばっかなのに。
でも、頼めるヒトはイリーナしかいないんだ。
わたしは、…行かないと。お願い。だよ。
[厚かましいことは百も承知で頼み込むイリーナが、持ち逃げしない保証なんて何もない。それも承知だ。それでも。
頼み込んで。イリーナは、受け取ってくれただろうか。無理なら。IRPOに頼めるだろうか。ああ、でも、彼らは大きな組織だ。動くのには相応の理由が要るし、身動きするのにだって手続きが要る。それらが有効なときもあるのだろうけれど、今は―――]
…お願いしても、いい、かな。
[最後にもう一度だけたしかめて。イリーナが引き受けてくれるなら、持ってるだけのクレジットを渡す。こう見えて、スーさんはお金持ちなのだ>>0:148。シックネスをどうにかするのに使ってもらえるなら、きっとそれがいい。
そうして。踵を返して走り出す]
─ 闇 ─
[ケヴィンと手をつないで、扉をくぐる。
最後に一度だけ、振り返った。
くらやみのなか、
ひとりで、
ただ、そこにいるかた。
「大事なものを置いていかなければいけない」
その話が本当ならば、あの方は誰かの「大事なもの」だったのだろうか?
[そうだといいな、とミアは思った。
あの方はたぶん、ミアなどでは拝謁すら許されないような、格の高いお方。
出会った事も、生きて御前を辞すことができるのも、恐らく二度とない奇跡。
なのに、なのに恐れ多くも、
とてもさびしそう、
に思えたから。
だから、あの方を「大事」だと思っている誰かがどこかにいるのなら、
あの方もその誰かを「大事」だと思っているのならば、
それは幸いだと思ったのだ]
ふへっ。
[走りながら、へんな笑いが漏れた]
ふへへへへへ。
[可笑しいから笑ってるんじゃない。いや、おかしくなったから笑ってるのかもしれない。―――こわい。]
好きにしろって言ったの、相棒だもんね。
[こわい。きっとものすごく強いジャスティスが。きっと特別な二人の間に踏み込むのが。それで相棒に嫌われるかもしれないのが、こわい]
けど。でも。好き勝手しちゃうのって、最っ高に『生きてる』って感じじゃない?
[それでも、なにより。見てないところで相棒がやばいことになるかもしれないっていう、それがなにより、一番こわい。超こわい。
だから、もう迷わない]
今行くからね、相棒!待ってなー!
[もう、足手まといがどーだとか、こーするべきとかあーするべきとか、気になんてしないのだ。だってそれが、生きてるっぽい!**]
─ 扉のむこう ─
[生きて出られた。喜びより先に放心と、信じられない思いが来た。
知らないうちに、ケヴィンの手を力いっぱい握っていたことに気づいて、慌てて力を緩めた。
そして、>>+15謝るケヴィンを、不思議そうに見る]
ケヴィンさんは何も悪くありません。
それどころか……、銀翅の君の時も言いましたが、生きて帰れただけで大勝利ですよ。
ケヴィンさんは、本当に凄いひとです。
最上級クラスの妖魔ふたりの前から、無事に帰ってきたのですから。こんな人間はきっと、数えるくらいしかいません。
[どちらともなく、それ以上、あの方について話すのは止めた。
そう、このまま「忘れる」べきなのだ。誰にも話さず]
あ……ここは……。
[周りを見回して、ミアは驚きの声をあげた。
夜の城塞。天を貫くような「針の城」の傍に広がる「根っこの街」。
ミアは思わず、隠れるようにケヴィンの背にくっついた。]
吊り→占い→襲撃だから、
吊:スー
占:ゲン
襲:JQ
……で、3人落ちは可能。
JKによって、3人は倒されたけど、アザミが生き残ってとどめさした!だとかっこいいかも。
[>>51の様子を見るジェイコブ。ジャスティスK…あの...を負かせたメカか?]
「退避行動かい?現場様子を見なきゃならないからできないね!
この事を記事にして全世界、全リージョンをあっと言わせようとしているからね。」
[その言葉を誰にも聞かされる事はなく、ジェイコブはさらに様子を見る…。*]
――IRPO・シップ発着場――
……ん?スー?頼みたい事?
[悩んでいた所で、少し前に知り合って、自分の生まれた所に話をしたりした、『生きてる不死』がそこにいた>>59。]
え?強い人に渡す?
シックネスの特徴って言えば――
対抗できるワクチン?
そうですね、単独でやれるような相手ではなさそうですし、仲間を探して、渡せそうな人に、渡してきます。出来ればPTを組んでいる所がベターですけど…
[増殖して、だんだんと増えていく性質。質もそうだが量が厄介なモノ。
頑丈そうな瓶を受け取り、小さくうなづく。今話題になっているリージョンといえば、二つ。オウミとドゥヴァン。]
シュライクの中島製作所?んー、当たってみます。話が通っているなら、そこまで難しくはないですし。
託されました、が――ただ、一つだけ。
[ガラクタも受け取って、けれど、話を切らせない。
何かに行く前に、言わないといけない言葉があると思ったからだ。
真剣な顔で、その瞳を見つめて]
何かを託すって言うのは。『生きてる』を繋ぐ為の行為。だからって――全てを投げ捨てるのは、違うんですよ?
”託すという事は物だけじゃなく、この先だけじゃなく、自分の生き様も託す”って事なんですよ?
だから、全てを託すのは、死ぬ時だけで良いんです。
死ににいくんじゃなければ、せめて、生き残る算段を――常に考えるんです。打ち勝つ必要があるのなら、打ち勝つ術を。
ったく。仕方ないですね。シックネスには役に立たないでしょうし――
[何と戦いに行くのかはわからない。今使用としている事が正解なのかもわからない。けれど。補修したばかりの荷物袋から鋼鉄の鋸を。伝説の武器と言っていたソレを代わりに渡そうとする。受け取って行くのかはわからないけれど。自分も、急ぐ。]
だれかにめんどうをおしつけちゃうよ。
時術使い ツバキは リージョン放送 リポーターに せきにんをまるなげしたよ。
/*
ヴァレリーなんか最初からいなかったんだ
よく考えたらRP村はこれができるよね
別に邪魔にならないし
ガチだと邪魔だけど
誰もラスボス指名してない→ラスボス候補として仕事終了として撃破はOK
すでに撃破されてたのでラスボス指名しようがなくなっちゃった→はOUT
「俺はウートラが目の前に現れても、そっちのけで他のボスと戦うんだぜええええ!」っていう人が大半ならOK……?
/*
あれだね。
何日目に生存してる人たちで決をとってラスボスを決める。
ってシステムにしとくと色々スマートにやりたいことができたかもしれないね。
それまではボス戦→負け落ちフラグ
そのあとのボス戦→倒してよし
みたいにわかりやすいし
/*
いつなら倒していいのか。
どれなら倒していいのか。
これがわからないと話を盛り上げたりするのも結構きついと思うんだよなー。
ラスボスきまっちゃえばサブイベのボス扱いなり、ラスボス前の中ボス扱いなりでやりやすいし。
[>>5]
病、ね。
[スーの説明を聞きふむ。と頷く。
解りやすい、表現だ。]
感染者は「シックネス」に感染すると、「それ」に意識を奪われる…いや。
[映像の中の亡者の群れのような一団を思い出す。]
文字通り一部に、手足のようなモノになるってことか。
[細い顎に手を遣り。ふむ、と頷く。
サンプルいる?と問われれば、欲しいと答えて。
サンプルから、誰にとっても安全なワクチンが作れないかと、IRPO職員に頼んだだろう。
スーのイメチェンを見る限り、ヒューマンに取っては少々刺激的な変化が起きそうだし。牙とか。]
分体ってことは。
本体がいるのだろう?
それをなんとかすれば、分体は朽ちるのではないのかな?
蜂の集団(コロニー)のように1つの目的意識を持った「複数」では無く。
「唯一の個」に統制された、端末としての「一部」なら。
例えば、メインの電源を落としたら、此処にある機器が全部止まっちゃうみたいにさ?
[まぁ、此処の施設には予備電源とかあるんだろうけどねー。
などと、自己ツッコミをしながら。ポツリ零した推論は焦るように去って行ったスーに聞こえたかどうだか解らない。
ありがとねー。
とその背中に声を掛けた。]
[と。
「退避行動を要求します」>>51
その呼びかけに自然、J・Qのほうに目をむける。]
姉弟、でいいのかな?
水入らずのとこ、お邪魔してごめんね?
でも、俺も乗りかかった船から降りる趣味は無いんだよね?
[―――あ、でも―――
―――お前たちは退避なさい。危ないから。
と部屋の中のIRPOの隊員達に勧めた。
アザミが在室していたなら彼女には特に強く言っただろう。]
――オウミ――
[水の都、そういえば海洋都市は見た事があっても水に彩られた都と言うのは見た事がなかった。少し観光したい気もしたが、漁師組合へとまずは向かう]
――済みません、この退治依頼の事なんですが?
ああ、受けようと思ったんですけど、仲間がいると有り難いなー、と。
とはいえ他のPTを組んでいる方に追加人員はやり難そうですし、ソロの方とか。
[そういって、ソロで受ける位実力に自信のある人物の情報を探る。
一人で受けた上に、報酬でなく情報を求めた人物がいる>>52と言う話を聴いた。
思わず目を丸くして―]
一人、一人で、しかも情報、ですか。
解りました、探してみます。
え?一人で大丈夫か、ですか?
まぁどうにかなると思いますよ。
[そんな訳で、その一人で受けた何者かを探しに、モンスターの群れへと向かって行った]
― オウミ ―
へえ、案外と素早いじゃない。
それでも――
[身に着けた妖魔武具で無造作に、蹴りつける。
気を失って妖魔武具に取り込まれていく小月竜の姿があった。
そのまま、次の小月竜を蹴りつけ。
或いは幻魔で切り裂いて行く。]
あたしには勝てないけれどね?
[また、次の相手を具足の蹴りで葬り去って。
とは言え、吸収した能力は回復系なのか使う事は無かったが。]
しかしまあ、かなりの数ね。
この分だと、全部片づけるのは面倒そうだわ。
[そう呟きながら、目の前の相手をまた切り裂いて行く。
ここまで一方的に葬ってもこちらに向かってくるのはモンスターの習性なのか。]
さて、大体この辺りらしいんだけれど――
[衝撃音、立ち回る音。戦いの音が聞こえてくる。
こっちか、と駆け出してみれば、見えるのは、剣舞、と言うには蹴りも混じって華麗さはやや減退している光景。
とはいえ、あの数の群れに一人では、時間もかかるし何より、話しかける切欠も必要だった。]
手はご入用で?と言いながらも少しは私も獲物が欲しい所でして――ね!
[前方に見える戦線という距離を生かして、集中。小月竜の右翼にほのおの柱を生み出しぶつけ。攻撃範囲で目標の速さを捉えんとする。討ち漏らしはあれども、ほのおそのものに包む事だけなら出来た]
強さを求める武術家 ジャッカルは、ここまでのプレイをセーブした。[ファイル1(3)] ( b0 )
へえ……
[生み出されるほのおの柱。
見ればヒューマンの女性がモンスターへと攻撃していのが見えた。]
援護に?
助かるわ!
[大した相手では無いとは言えそれなりの数である以上は面倒だった。
なら、2人の方が楽だろうと目の前のモンスターに切りつけながら声をかけた。]
[ウートラの根城の一つで。
さして興味もなさそうに、資料を一通り調べたあと。
特に何も盗らずに、その場を後にしようとする]
―ドゥヴァン・支部―
[………気を失って。短い眠り。短い夢。それは蒼き修士服を纏った術士の夢。
その眠りは、長くはなかった。それは…奥に潜む何者かが、術を発動した>>35頃だったろうか。
感じたのは、強力な、術の力。
びりびりと、精神を焦がすような。何かを、思い出させるような。
目覚める。…嫌な、予感。嫌な、感じ。]
……フィロ…………
[立ち上がって、フィロが向かった奥へと。その、手前で、気配を感じて、身を隠す。
ちらりと見えたのは、少年の姿をした『何か』。
……違う、あれは少年ではない。]
(………術士だ。それも、桁外れの……)
[それが、先程話していた>>20 >>22ウートラ本人とは知らず。しかし、その力に。冷たい汗が流れる。
そうして、聴こえて来た、声>>40。]
(時術使い……見つけた………?)
[嫌な予感が形を持つ。フィロは、操られているのだろうか。相手の欲する答えを、そのまま、告げて行く。
その中にはセルリアンの名も有り。………それを聞いた少年が何かを考える仕草を見せる。
ぞくり。
そんな、地面から蟲が這い上がるような感覚。
フィロを、その場から解放することも、行動を起こせば出来たかも知れない。
しかし、それをするには、まだ、セルリアンは……]
箱入り術士 セルリアンは、半妖 ヴァレリー にうしろゆびをさすことにしたよ。
――あー、ったく、精度甘いなぁ、私っ!
[ほのおに包んだ筈のモンスターの一部は逃れて此方にも迫ってくる。]
持ちつ持たれつ、一人だと厳しいですし――ねっ!
っつ――。
[この数を相手にダメージを受けている様子なく小月竜へ斬りつけている前方の女性に言葉を返しながらも、素早い動きで襲撃してくる小月竜の顔めがけてとびひざげりを仕掛け、時に数に対処できずに体当たりを受けてよろめきながらも、戦線を保たせ、奴らをほのおの範囲に纏らせるように位置取りに苦しむ。]
【ウートラ】
[>>+20その背に少女の高い声がかかる]
そんなに急いで帰らずとも、茶くらい飲んで行ってはどうだ?
>>+18
生きて帰れただけで大勝利、か。
[ふっ、と笑って頷いた。そうかもしれない。
しかし、それはきっと。ミアが居てくれたから。そんな気がするのだ。
強く繋いだ手は、ミアがそこにいることを感じさせる。それはケヴィンをとっても、安心させてくれていただろう。]
…ミア?
[見渡せば、幻想的な光りが浮かびあがっている。淡く光る花や、輝くクリスタル。それらはランプの代わりなのだろう。
ここもクーロンのような夜のリージョンなのかもしれない。クーロンとは違い、とても静かで、蛍火の浮かぶ花畑のようなところだったけれど。
ケヴィンも、空術の調査の関係でファシナトゥールのことは調べていた。今となっては、そのことはもう必要はないと考えていたが。
上を見れば、荘厳な城が。街の頭を抑えるようにそびえたつ。ミアの様子を見て、察する。その光景は、まるで……。]
……ここは、ファシナトゥール、なのか?
[肩越しにミアに聞きつつ、頬をかいた。]
[気付けば、その場を逃げるように離れていた。先程の、入って来た、扉の側に戻ってくる。
身体の震えが止まらない。]
…………『ウートラ』……
[推測に過ぎない。断片的な情報から得た。それを想像に当てはめただけの。
しかし、確信にも似た思いを込めて、呟く。
……知られた。
あいつが、自分達に牙を向けるのは、そう遠い未来ではないだろう。]
[フィロが、『恋人』のカードを受け取った>>42ことは知らぬまま]
[怖くて仕方がない。でも]
……倒さなきゃ……
[あいつを、野放しにしておいては駄目だ。
もし、あれが、自分の考えているような存在ならば]
あいつ………倒さなきゃ。
[それは、まるで、己が忌み嫌って来た『マジックキングダム』の影、そのもの。
震える肩を抱いて、うずくまりながらも、前を見据える。…視線は、眠っているツバキの元へ。
今度は、殺させない。彼女を殺させては、ならない。]
ウートラか。
この段階で見つけるってことは、やっぱりB>>ルートかな?
[独り言のように言ってから、椅子に座ってウートラに向き直る]
お茶もらうよ、ウートラ。
濃いめで淹れてくれ。
味覚がほとんどなくなっているみたいなんだ。
[程なく、フィロが戻ってくる>>50。その様子は、いつも通りで。
……先程自分が聞いたことは知らぬ振りをする。
うずくまって、寝ていた、振りをして。
今、声をかけられて起きたかのように振る舞う。]
…ん。おかえり、フィロ。
そうだね、出ようか。……一旦、クーロンに向かおう。
ニュースとかも確認したいし。あそこならどこにでも向かえる。
[情報を確認することの重要性を、ここ数日で学んだ。だから、先ずはそう告げる。
あいつ…ウートラは、時が来れば向こうから接触してくるだろう。
それまでに……何か。少しでも、経験を積んでおきたかった。]**
箱入り術士 セルリアンは、フィロがもしルミナスに行くと言ったら、止めるだろうか?** ( B14 )
【ウートラ】
[少女は、片眉をあげる大人くさい表情を作る。
飛び上がって驚くことまでは期待していなかったが、もう少しなんらかの反応があると思っていたのに]
[まあいいだろう。
指を鳴らすと、影の下僕・シャドウサーバントが現れて、奥から得体のしれない湯飲みを2つ持って来た]
センブリ茶だ。
まあ飲め。
[少女の姿をした化け物術士は、1つを受け取り、責め苦のように苦い茶をうまそうに啜った]
ーセルリアン達がウートラに遭遇した後の何処かのタイミングー
やぁ、セルリアン。俺の声聞こえる?
急にごめんね。ちょっと、俺もバタバタしてて。どうしても今すぐ伝えたいことがあるんだ。
ルミナスやナガサメマチの壊滅の原因『シックネス』に実際接触した者に会う事が出来てね。
その人物と話してみて俺なりに出した結論を今から伝える >>65>>66
推論の域を出ないんだけれとね。
[声色はいつも通り、柔らかく。けれど、どこか余裕のなさが伝わる声で]
気を付けて、数はそれなりに居るみたいだし。
[そう声を掛けながら。
妖魔武具憑依能力――冷気を発動させる。
ある程度の範囲に向かって放たれるそれで小月竜をほのおの範囲に追い込んでいくようにして。]
[ウートラから茶を受け取り、一息に飲み干す。
「味は分からないけど、美味い」そう言ってから、ウートラに言う]
僕はもう君に興味は無いし、危害を加えるつもりもないし、危害を加えることも出来ないよ。
もうこの世界では僕と君の決着は付いているから、殺すことはおろか、戦うことも出来ないと思う。
すでに他で三十回ほど君を殺して、僕の恨みも晴れているし。
だから、互いにもう触れないでおこう。
[「この話をするのも何回目かな?」と、また独り言のように言った後]
今もここがどのルートに近いかを、一応調べに来ただけで、別段君に会いに来たとか、邪魔だてしようとかは無いよ。
君はいつも通りに頑張ればいいと思う。
もし、ここが僕の知るBルートかDルートに近いなら、100パーセント君は生き残り、自分が望む結末へと至れるはずだ。
[ウートラにも妙な事を言っているように見えたかも知れない。しかし、ただ事実だけをたんたんと語る口調で言った]
本当に一方的でごめん。
お前に頼まれてた『ウートラ』の件だけど。
以前、ニュースで聞いたことがあったのを思い出したから。
IRROのデータベース借りて調べてみようと思ってたんだけど。
所謂取り込み中ってヤツでまだ、調べてないんだ。
[謝罪の言葉の中の『ウートラ』の名にセルリアンが反応するなら、
どうしたんだい?
と、水を向けただろう。]
― ドゥヴァン・支部 ―
[フィロが向かった先、建物奥での一件にも。
“化け物術士”が行使した術の気配にも。
自分より後に眠り込んでしまったセルリアン>>74が
先に目覚め、その方へ向かっていったことにも。
気づかないまま、ツバキは眠り続けていた。
陰でもう一つ、見詰める黒猫の瞳はあったのだけれど>>54
勿論それにも気づかない。
ただ、それとは別の、白い“猫”のかげかたちは
時計だらけの夢の中に、ぼんやりと浮かび上がっていた。]
ん、………おかえ、り?
[戻ってきたフィロ>>50に呼びかけられた時、やっと目覚めた。
目に映ったセルリアン>>79の姿も、寝起きのように見えたから
眠ったフリをしていたのだと気づくことはやはり無く。]
うん。もう、大丈夫。行けそう。
そうね――…アタシも。
[クーロンに、というセルリアンに同意の頷きを。
それから身を起こし、軽く着物を叩いた。
背中には、大して重くないバックパックがある。
懐には財布がある。
けれどその他は、袖の下にも腰元にも、何もない。]
ニュースも見たいし、それに――。
ちょっと、他に武器になるものが欲しいの。
クーロンなら、色んなお店がありそうだし。
[それはイタ飯屋前の一件>>2:324からの反省でもあり。
本気でもし「同じ手」が二度も通じなかったら、と
ふと思ったからでもあった。
今のツバキから時術を取ったら、戦える力は何も残らない。]
[気を付けてとは伝えたものの。
彼女の動きには感心する部分も多かった。
炎の柱だけでなく、体術も駆使して。
妖魔武具を纏う自分と同じような戦い方をしている。
こんなヒューマンならば、共に戦うのも面白いと考えながら。
目の前の相手をまた一体切り裂いて。]
しかし、もっと効果範囲の広い攻撃でもあれば便利なのにねえ。
す、すみません……ありがとうございます。
[実力不足故に、上手くまとめる事も出来ず、前方の女性の手を借りてやっと、冷気によって小月竜が纏っていく。
冷気の中にほのおを――]
__
(m) ピ…プスン
|ミ|
.`´
――ん?
[今、何かが閃きそうだったけれど、閃かずにほのおの柱を纏ったモンスターたちを巻き込むように上げて、此方に向かってきていた小月竜だけならとびひざげりで何とか対処可能なレベルまで減らす事に成功する。]
効果範囲、効果範囲――もしかして?
[そして、先ほどの閃きが引っかかって、前方の彼女の剣を振るう相手の方へとほのおの柱をさらにあげようとしてみた。]
[こう>>82は言いつつも、ウートラの所在は気になっていた。
とはいえ一夜明けた今、彼がもうクーロンを離れている可能性も
頭の中にはまた、あった。
まさか今の間に、ウートラに居所を知られていたなどと思わず、
彼の存在をセルリアンが察していたことにも、気付かぬまま。]
そう言えば、なんだけれど――…。
ウートラのことで、思い出したことがあったの。
[引っかかったのは、何時かのジョーンズの言葉>>2:154。
彼がウートラと繋がっていたとシュンバは言っていたが、
それにも関わらず「男かどうかはわからない」、と。
実際にその顔や声を見聞きした上で繋がってたとは限らないが。]
アイツは、“化ける”術士かもしれない。
如何いった姿で近づいてきても、可笑しくはないわ。
男だって女だって、在り得るわ――。
[ふっとその可能性に思い至ったのは、
身内にも「そういう」術の使い手が居る影響>>1:236。]
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イリーナは連携を繋ぐ事は出来ないほうが良さそうかな、始点にはなれても。
決める人が決めて欲しいし、基本的に隙を造るのが役目。
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