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ウエスギ の役職希望が 村人 に自動決定されました。
集まった者たちは自らの記憶が消えたことに気づく。
だが、殺意を忘れられなかった者がいるようだ。
どうやらこの中には、村人が4名、人狼が1名、占い師が1名いるようだ。
高校生 タロウが「時間を進める」を選択しました。
[施設中のスピーカーから、放送が聞こえてくる。]
『君たちは閉じ込められている。
なんとしてでも、ここから脱出しなくてはならない。
なんとしてでも。
忘れることは不幸だけど、忘れられないことも不幸だ。
通信機を持つ君は、うまく忘れることができたかい?』
[どうやらホールのモニターには、この放送と一字一句違わない文章が表示されているようだ。]
更新時間が24時間延長されました。
[>>0:194 なんか顔赤くしてカッカした坊ちゃんが、よくあるミステリ小説の死亡フラグ台詞に激似みたいなことを言って個室に歩いていったようだ。
ああ、そっちにあるのね。
村崎の嬢ちゃんはどうするのかな、と思いつつ、個室へと向かうよ。
張り紙のある扉は……誰かが使ってるってことだよな。
なんか変な張り紙もあるけど……。
俺くらいになると紙なんか使わないで扉に「ゲンパク見参」って書いちゃう。やっぱ黒の油性マジック最強。
部屋に入ったら適当にシャワーを浴びて、濡れた髪のままベッドに転がって寝ちまう。
もー、髪乾かすのめんどくさいんだもん。
おやすみ、とぽつりと呟いて、目を閉じた。]
/*
よし村人!
こっからはさてどうして行こうか…
そして今にして思えば、肩書き消した方が良かった、かな!
(後のまつり)
―客室前―
…………個性って素敵。
[それぞれの部屋の扉には、それぞれの目印。
控えめに書いた自分の目印が浮いて見える程に、個性が
輝いて見えたと思う。]
本を読んで、少しおやすみしよう…。
[その後はシャワーでサービスシーンを披露し、
思うだけ本を読んで]
[眠った*]
[扉を蹴り飛ばすように開ける。すぐさま閉めると鍵を落とす。]
何なんだアイツは……。
[肩で息をしながら心を落ち着ける。今からでもサンドバックのお世話になりに行きたいところだったが、せっかくシャワーも浴びたのだし、宣言通り休むことにする。]
協力の可能性を考えたところで……あんま馴れ合うのも考えもんかな。
[明日以降はもう少し冷静に観察して立ち回ろうと心に決める。]
[タオルを干し、ベッドに腰掛けたところで思い立ち、]
……一応。
[持ってきた荷物からいくつかのものを取り出す。てきぱきと短時間で作業を済ませる。できたのは対侵入者用トラップ。
……と言っても枕が飛んでくるだけだが。]
ぎりぎり「いたずらでしたー!」で済むレベルはこんなもんかな。あとはま、最悪の事態になったら。
[ベッドにばらまいた荷の中から、2尺程の『それ』を持ち上げる。]
……直接叩き切ればいいし。
[呟き、しばらく眺めるとその黒い漆で塗られた『木刀』をすぐにとれる場所に寝かせ、そのまま目を閉じた。]
――少し前の話――
けーさん? すいり??
そーゆうのやんないと、脱出ゲームクリアできないの。
[村崎の話>>0:178に口が半開きになる。]
ゲームの賞金の高額相応に、けーさんとかすいりとかも凝ってんのかしら。
うーーーーーん……
ゲームクリアしたいけど、
けいさんとかすいりとか苦手だわぁ、やばいわ。
[そういって、あからさまに困った顔。
だがほどなく、気をとり直した風に]
とりま、村崎ちゃんは頭つかうものが好きなのね。
ゲームの仕掛け、解けたら教えてね〜〜!
[ずうずうしい頼みごとを相手に押し付けた。
村崎と別れてからは、しばらく施設内をぶらついた。]
――少し前の話――
[それから。
あてどもなく散策した末、一つの個室を発見した。
そこの扉を開けてみれば、内に人の気配はない。未使用の模様。
そこでふと見回せば、周囲の幾つかの扉に張り紙等があった。]
ヘンな張り紙張ってある部屋もあるぅ、変なのぉ。
[さて、勝手にその一室に身を落ちつけ、
(その後にシャワーサービスシーンは存在したか、
御想像にお任せします)
休息を取ったまではよかったが――]
―個室―
[俺はベッドの上で上体を起こした。
そう、これはベッドだな、それは分かる。
見下ろしてみればずいぶんシンプルなタイプのやつだ、と感じた。]
椅子と机も……
なんつーの、味気ない、っつーの?
[それらを指差し確認してみた。
感じる違和感。]
……俺は、この部屋の住人なのか……?
[いや、それは無い。
なぜなら―と理由を心の中に浮かべてみて検証。]
俺はここに、そんなに長いこといる訳ではない。
と、仮定すると
…………。
分からない……。
[部屋を歩き回り、シャワールームに気付いたからそっちを見てみる。
換気扇がまわっていた。が、まだ水滴は乾ききっちゃいない。ということは、このシャワーを使用してからそんなに経過しちゃいない。
ふむ、と顎に手を当てると、少しざらつく感覚がある。
ひげ?
鏡をのぞいてみたら]
ぶっ…………
っは、あははははははは!
[髪が!俺の髪がすげえことになってる!!特に後頭部がヤバい、寝癖大爆発、だ!
鏡の中の俺を指差し、思わず大声で大笑い。
ひー。
……ひとしきり笑ってから鏡の俺を見つめ直した。
なあ、]
俺は、誰なんだ?
[…………。
当然だが、答えは返ってこない。]
はー……。
とりあえず、部屋から出てみるとすっか……。
[後ろ頭をかきながら、この個室の扉であろうそのドアノブに*手を伸ばした*]
――個室――
んぅ〜ん〜〜〜、ん………。
[気だるそうに起きあがる。
続いては寝ぼけ眼で、身支度を整えた。
洗面台に移動し、顔を洗う。
それを終えれば備えつけのタオルを使いつつ、鏡の中の自身の姿と向き合った。
起きぬけの影響だろうか、少々、瞼がはれぼったい、肌の色艶もよろしくない。]
……ぁー、
アタシってば、ひっどぉい顔。
やっばーー、
はやく、化粧しなきゃ。
………アタシ?
[自ら口にした一人称に、そこはかとなく違和感がある。]
……アタシって…アタシ、だっけ?
てゆうか。
アタシって、誰???
それと――、
ここ、どこ??
ビジネスホテル……じゃ、ないわよね。多分。
[部屋の内を見回す。
客をもてなす宿泊施設としてはいささか簡素な風情だ。
頭のなかは真っ白、それ以上は何も思い浮かばない。]
[呆然とした表情でベッドの方へ無意識に足が進む。
すると、ベッドの脇のハンドバッグが目に止まった。]
これ。
アタシの持ち物……かし、ら?
[あやふやな口振りで呟き、そのバッグの中を改める。
化粧ポーチも入っていたものの、今はそちらよりも――
『脱出ゲームへご招待』と印字されたチケットを引きだし注視した。]
…脱出、ゲーム…
そういえば。
さっき、どっかから放送で
…脱出がどうとか、忘れることが何とかっ て……?
[状況を把握できず呆然とした、しばし後。
こうしていても仕方がないと、バッグとチケットを片手に部屋の扉を出る。]
今は少しでも、情報が欲しい――**
[目を覚ますとまず見えたのは何も飾られていない壁だった。]
…………んん?
[目をごしごし擦りながら上体を起こす。]
んー……。
…………ん?
[首をこてり、と傾げる。]
……どこだろ。
―個室―
―――――…ん。
[目を覚ます。まず視界に入ったのは簡素な机と椅子。]
………。
……。
[何かを考えようとするが、出来ない。
それが何処にあったものであるだとか、誰のものだとか
普通なら考え付きそうな疑問が、浮かんで来ない。]
[寝る前の出来事を懸命に思い出そうとする。しかし何も思い当たらない。見慣れない室内、ということは自宅ではないのだろうか。]
んに……?それとも私の家ってこんなだったかな……?
えっと……。
あれ?
[未だ身体を横たえたまま、反対方向へと寝返ると
枕元に栞の挟まった小説が見えた。]
……あれ?
[見覚えの無いものばかりが目に付く。
慌てて身を起こすと、それは更に多くなって行く。]
えっ…えっ?
此処、どこなの……私の部屋は……
[覚えの無い寝床、覚えの無い手荷物、
覚えの無い―――――]
私の、部屋……って、言っても…
どんなの、だった…?
[自分の事]
[これはとある、どうしようもない少女の記録である]
[サイコキラーNoXXXX 四葉小恋実の記録その1]
・・・・・???
『忘れることは不幸だけど、忘れられないことも不幸だ。
通信機を持つ君は、うまく忘れることができたかい?』
[そんな聞き覚えのない声が通信機から聞こえてきた。何度も何度も。頭を絡みつくす、その不快で魅惑的な声]
忘れるですって・・・巫山戯るな巫山戯るなふざけるな。
ここがどこだか、何故私がここにいるかなんてどうでも良い!
けど、私が何に苦しんでいるかなぞ忘れるわけがないんだ。
[ああ、頭痛が酷い。いや、頭痛なんて別に我慢できる。そんなことよりも、喉が渇いてしょうがないんだ]
水、水、水、水が欲しい!!!!
違う、この乾きを癒せるのは水などではない。
私が私に求めているのは、欲しているのは私の心なんだ!
[半狂乱になりながら頭を掻きむしります。そのとき、通信機からザァ〜〜〜とノイズが流れます]
『ふむ。それは大変だね。君は君の心が欲しいのか。それはどうしてだい?』
[本当にそんな声が通信機から聞こえたかは定かではないが、少なくとも彼女にはそう聞こえたし、その問には答え返す必要があった]
[部屋を一瞥します]
――殺風景だね。
部屋には最低限度のものしかない。
けど、私の荷物らしきものはある。
だが、生活感を感じない。
つまり、ここは私の部屋だがここにきてそう長い時間がたってないという可能性が現時点では一番高い。
[彼女は曖昧に適当にそう推理して部屋を出ます]
[部屋を出て、ドアにかけられた名札を発見します]
――四葉小恋実。
ああ、なんかそう言えばそんな名前だった気がする。
というか、そうだ。
[名前が自分から失われたパズルのピースの一片であることはすんなり理解できた。
そして、もうひとつの根拠は筆跡だ。確かに私が私の名前を書くとこんな感じになる気がする。
メモに書かれた名前を書いて確信した]
・・・けど、この隣のこの・・・え、何これキモイ。なんでこんなのが私の名札に???
私が、こんな意味不明な生物を書く理由が分からない。
そう考えると、誰かが書いたイタズラと考えるのが妥当!
全く、世の中には暇人がいたもんだ。
[と推理します。この手の悪戯は彼女の過去に何度もあった気がするので自然に納得しました]
まあ、なぜ私の名札にこんな悪戯がしてあるかは、その意図は置いておいて、色々調べてみましょう。
何か思い出すかもしれない。
[個室らしきドアを観察すると、いくつか使用中の文字がみえます]
――私以外にも誰かいる。
・・・けど、接触は後にしよう。
まずは地理の確認がまず第一。
それとある程度自分で情報を集めてから他の人と接触したほうが効率が良い。
[そのよく分からない施設はまるで無人で、何の気配も感じなかった。何となく部屋や廊下に何かが隠されてある予感が脳裏を過ぎりましたが、それが何なのか思い出せず、施設を放浪します]
それにしても、電話とかパソコンとかがあれば外に連絡とれる気がするんだけどな。
ものの見事にそれがない。
・・・・・うん?
[彼女は放送室を発見する]
放送室なら、期待できるよね。
・・・うん?
[彼女は、1:160のゲンパク見参! というあまりにも場違いな落書きを発見します]
・・・っ、ゲンパク。その名前は聞いたことがある。
そう、この名前を忘れてはいけない。重要な名前。
思い出せ思い出せ思い出せ。
[そして、彼女はひらめきます]
そうだ、歴史の授業でこんな感じの名前の人がいたよね。
・・・って、それがどうしたんやねん!
[一人でノリツッコミをします]
まあ、子供の落書きには見えない。字がちょっと綺麗。子供っぽい大人が書いたような字・・・はっ、私の名札に落書きしたのもこいつか! それなら筋が通る!
[彼女は一人でウンウンと納得します]
此処はどこで、私はどうして寝ていたの…。
やだ、分からない……!
[起き上がって、ひとまず洗面台へと向かい
鏡を覗き込んでみるが、眼鏡越しに映っているのが
自分である事は理解出来ても、“それ”が何という名なのかが
全く分からない。]
―――落ち着こう。
まずは、ここがどこなのかを確認しなくちゃ。
[焦る気持ちを抑えながら身支度を整え、手荷物も
肌身離さず持っていた文庫本も持たずに個室を出る。]
―個室前―
『使用中』
[紫色のペンで書かれた、やや丸文字のメモが見えた。]
……私がこの部屋に居たのだから、もしかしたらこれは
私が書いたものなのかも知れない。
色は関係あるのかしら…?
黒いペンが無かったから代用した、とか。
[だとしたらどんな意味があるのだろう?]
しかし、改めておかしな事体ね。
どうして、私記憶がないんだろう。
記憶がないだけなら、頭を打ったとか何らかの病気で説明がつくはずだけど・・・けど、通信機器が放送室にないのは決定的におかしい。
[>>#0の内容が頭を朧げながら反芻します]
閉じ込め・・・られているという声が聞こえた気がする。
まさか、そうなの?
しかし、そういえば出口らしい出口がない。窓がひとつもない。
・・・とりあえず、もっと調べよう。
[そして、彼女はホールに出る。そこでモニターの>>#0を見ていよいよ、自分が普通じゃない出来事に巻き込まれているのを理解する]
どういうこと???
[お面をキュッと握り締めます]
/*
さて、どうして記憶が消えてしまうのかを考えなくちゃ。
一番やりやすいのは被検体辺りかとは思うけれど、
一応狂えたらイイナ!と掲げているので初日でおかしく
ならなくちゃ。
[サイコキラーNoXXXX 四葉小恋実の記録その2]
――告白します。
私は、生まれたときから『感情』がありませんでした。何をしようと何も感じないのです。
ただ、情報を認識するだけで最適な解を頭で計算するだけの思考パズルを永遠と繰り返してきました。
そんな私でも両親は出来るう限り私を愛そうとしたのですが、私が『愛』という概念をまるで理解できず、次第に2人は離れてきました。
両親からも見放された私なので、誰からも好かれることはなくいつも一人ぼっち。
感情がないならなば、『寂しい』という気持ちもないはずだって???・・・その通りです。
しかし、私は決して感情がなかったというわけではなかったのです。
感じとれないだけ・・・それが深刻な症状でした。
同年代の子供を見ているといつも、彼らが『幸せである』ということが分かりました・・・分かってしまいました。
おそらく私は『感情』を認識できないだけで『感情自体』は備わっていたんだと思います。
簡単な話、怪我をしても痛みを感じる機能がない人と同じ。
一見怪我をしても平気なのですが、体中に感じる違和感自体ははっきり分かるのです。
私はそれが苦痛で苦痛でたまりませんでした。
/*
しかし、このゲーム・・・。
狼に勝ち目がまずない。
初日に占われたらアウトだし、2日目は占師を襲撃しないと高い確率で詰む。
・・・ま、別に狼が勝つゲームではない。むしろ、占師に止めを刺されることを前提でどうオチをつけるかを今のうちに考えていたそうがよさそうかな。
私はただ、四葉小恋実として生きて四葉小恋実として死ねばよい。
/*
そういや1狼なんだよね。
通信機。誰と通信するんだろう。あれかな。
音声手記的なものを残すんだろうか。
狼さんの調理法に期待。
/*
個室を出た所で止まっているのが須藤さんと富子さん。
どっちかと遭遇しても良いかなかな。
誰とも遭遇していない四葉さんは、多分時系列で考えたら
一番最初に個室を出たって事なんだろな。
お酒でも飲み過ぎたのかな……。
[『お酒を飲みすぎると前後の記憶を失うことがある』ということは”知っている”。しかし、何処で誰が教えてくれたのか、そもそも教えてもらったのかとなると判らない。
そしてそれは自分の部屋の様子すら忘れるようなものなのだろうか。]
誰か……?
[誰かこの状況を説明してくれる人はいないのだろうか。ベッドから這い出し、扉を見つけるとそちらに向かって歩き出し、]
誰かー!誰かいませほがっ!
[横からそれなりの質量を持った何かがすっ飛んできた。柔らかなそれは側頭部にぶつかるとポフリ、と床に落ちる。]
…………。
[まくらだった。]
/*
とりあえず、まず身元判断の確認法の常道手段は財布をみることかな。
トミコとウエスギは、バイクや車を好みそうだから免許証を高確率で持っているだろうし、ムラサキは学生証。
それで、顔写真付きの身分証明書が残っていたのならとりあえず身分は思い出せる。
まあ、この組織さんが書庫隠滅をしている可能性はあるけど。
/*
ブービートラップwwwwww
上杉さんは記憶を失う事で、色々隠していたものに関する
警戒心も無くなってたりするんだに。
普通なら楽しく弄る場面なのにな…!
[サイコキラーNoXXXX 四葉小恋実の記録その3]
そんなあるとき、本当に偶然ですがこのお面を手にする機会があり、私はお面を被り、そんな自分の姿を鏡でみました。
そのとき、思ったのです。
――ああ、私は今別の生き物になっているんだと打ち震えました。
するとどうでしょう・・・新鮮な気分になり、私の体の構成が根元から変わる感覚を覚えました。
以来、私は仮面を被ることに執着しました。
そして、もっと体を変化させたいと感じた私は、とあるアニメのお面をかぶりました。
けど、元ネタを知らなかったので、そのアニメを執着してみました。そのキャラクターを知れば知るほど、仮面をつけたとき、私はそのキャラクターになり、何もない私から遠ざかっている気がして快感だったのです。
その過程の先にあった道が『演劇』なのです。
登場人物の心情を知れば知るほど新しい仮面を作ることができるし、より深く『人間』になれたと思うのです。
架空の人物だけではなく、実在する周りの人間も私なりに観察して、仮面を作ることに成功しました。
特に同年代の女の子の仮面を作ることで私の日常生活は劇的に改善されました。
[女性からの気の抜けた返事に、少し嫌な予感が過ぎる。
どこか上の空のようなそれはつまり]
…そう、ですか……。
私も、自分が何であるのか分からなくて…その、
とにかくどうしてこの場所に居たのか、という事と
この場所はどんな所なのかという事をまずハッキリとさせて
おきたいなと思ったんです。
でも、同じ…なんですね。
[彼女もまた同じだった。
同じような現象が他人にも起こっているその事に、
未だ疑問は湧いて来ない。]
[眼鏡の女性の返答に]
自分が何であるのか、どうしてこの場所に居たのか、不明…?
じゃ、アタシとおんなじなんだぁ。
[ふうんと唸り]
あ、そういえば、
ヒント…になるかは確かじゃないけど、
気付いたらこれ持ってたの、…この、ゲームへの「ご招待」のチケット。
招待されて、アタシ、ここに来た可能性もある…かな?
[チケットを持ち上げて彼女にみせた。]
ゲーム…?
何か、此処で始まっているんですか?
すみません、その「ご招待」チケットを少し見せて頂いても
宜しいですか?
もしかしたら、詳しい何かがあるかも知れませんし。
[持ち上げられたチケットを目線で追う。
彼女が此処に居てそれがあるという事は、もしかすると
自分にもそれがあるかも知れない。
とはいえ、一度部屋を出た以上すぐに戻るのも気が引けて
目の前の彼女のチケットを見せてもらおうと思った訳だ。]
ありがとうございます。
[もしやすると断られてしまう事も考えたが、
彼女はすんなりとチケットをこちらへと渡してくれた。]
[さて、注意深くチケットの隅から隅までを確認して行くと]
……とみ、こ。
これは、お姉さんのお名前…ですか?
[これ、とチケットに記された名前を指した。
もしも今出て来たばかりの部屋にも同じものがあったりしたら、
自分の名も分かるのかも知れない。
…そんな期待が頭の中を駆け抜けた。]
[振り返るが誰もいない。足元を見ると細いワイヤーのようなものが。足を引っ掛けると枕が飛んでくるしかけ、だろうか。]
うう……なんなんだよもう……。
[ぺたりと腰を下ろし、当たった部位を手でさする。
此処はどこなのか。室内を歩くだけで不意に枕が飛んでくるようなシチュエーションに心当たりはない。]
[そのまま扉まで這って行き、開ける。同じような扉が十数並んでいる。]
雰囲気としてはホテル……かな?
[手をついて立ち上がると一番近くの扉を見る。扉には手書きと思しき文字が記されている。]
『四葉小恋実』
よつば……こ……こ、い?み?
[扉にかいてあるということは、この部屋の主の名前なのだろうか。頭をひねるも心当たりの人物が思い浮かばない。知らない人……なのだろうか。
それよりも名前の横に描かれたイラストが気になって仕方がない。奇怪な面の蟹が鋏を振り上げている。なんだろう。新手の怪異か何かだろうか。自分にはわからない何か深遠な意味が隠されているのだろうか。それとも、]
私が覚えてないだけ……?
あ、ほんとだ。
名前がある。
…日田、富子。これがアタシの、名前…?
ご招待のチケットに記名されてるんだから、アタシは富子 かも。
[首を傾ぎ、どこか実感なさげながらも、]
ゲームって複数人でやりそうだもの、アナタもゲームの招待をうけて来たのかもねぇ?
アナタはチケット、持ってないの?
[はっ、と思い立ち、自分の出てきた扉を閉めて表を見る。果たしてそこには、この部屋の主と思われる人物の名前が書かれていた。]
うえすぎ。
[もう一度自分の出てきた部屋に駆け込む。
部屋のベッドは、一つだけだった。]
私が……うえすぎ?
[声に出してみても、何も響かなかった。]
/*
ああ、なるほど。
そういえば、チケットがあったか。
やべ、小恋実はチケットを持っている描写が一切ない。
これ、謎の組織側と内通疑われたりする・・・。
まあ、適当なタイミングでチケットの方は登場させればいいか。
とにかく……誰かにきこう。
この辺の荷物は……多分私のだよね。
[ベッドの近くに散らばっていた荷物を片づける。部屋の使用者が自分一人だと判断しての行動だった。一つにまとめて背中に背負い、そこでベッドの上に転がるものに気付く。]
……木刀?
[片腕の長さと同じくらいの、黒塗りされた一本の木刀を見つける。持ち上げてしげしげと眺める。光沢の良いそれは、顔を近づけると自分の顔が映って見えるほどだった。]
私、何してたんだろ……?
[さっきからいろいろ思い出せないのはもしかして、これで頭を一発やられたでもしたのだろうか。そんなものが何でここに転がっているのかはわからないが、放置しておくのも危険だろう。]
[サイコキラーNoXXXX 四葉小恋実の記録その3]
けれど、仮面を集めても集めても私は満たされませんでした。
人の心に触れるたびに思うのです。
確かに、人の心を探るのには興味があります。
また、役を演じて演劇で拍手をもらうのも満更ではないように感じます。
しかし、結局のところ、それは私にとってそれは生きる術でしかなく、アイデンティティを示すためにしがみついているだけなのです。
――私の心を仮面にしたらどういう形になるんだろう?
私の心って何? 私は本当は何が好きで何が嫌いなのか? それが分からないのが悔しくてしょうがない。本当に悔しいと思っているのかさえ、分からない
…他に誰かが居たとして、その中に「とみこ」という人が
居なければ、お姉さんはその「とみこ」さんだという事です…ね。
[彼女の返答を聞いていると、どこか他人事のように聞こえるが
その名が本当に自分の名前なのかどうかが分からないのでは、
そのような反応となるのは仕方の無い事だろう。]
大慌てで部屋から出て来たので、もしかしたら
中の荷物に紛れ込んでいるのかも知れません。
―――少し、見て来ます!
あの、これ…ありがとうございました!!
[借りていたチケットを富子に差し出し、
『使用中』の貼紙の付いた部屋へと大急ぎで向かって行った。]
だから、私はその答えを得るために人の心を観察し続けました。
他人の心を集めて考察を重ねて『心とは何か?』という問に答えるしか愚かな私には方法がなかったのです。
・・・けれど、いつまで経っても答えがでません。
苦しくて苦しくてしょうがないのです。
[サイコキラーNoXXXX 四葉小恋実の記録その5]
[ざぁ〜〜〜と通信機は相変わらずノイズを発しています。しかし、そのノイズはどこかモザイクの掛かった人の声・・・否、悪魔の声のようにも聞こえ、ヨツバに語りかけます]
『・・・ふむ。なるほど。君の苦悩はよくわかった。辛かったね、辛いね。是非とも君を救済してあげたい。率直に言うと君のやり方は温い・・・遠まわりなんだよ』
・・・私のやり方は遠まりですか?
何か心を知る良い方法があるのですか?
[ざぁ〜〜〜とノイズが揺らめく]
『観察と言ったね? 君がやっているのは外側からのアプローチだ。言葉や行動から人の心を追っている。けど、それじゃあ心なんて分からない。心は内側にこそある。だから視点を変えて内側を見れば良い』
・・・内側ですか?
『そう、内側。心は体に詰まっていると考えることは出来ないかい?』
[腰のベルトにさすと部屋を出る。と、そこで]
あ、誰かだ。
[少し離れたところで話し込んでいる女性2人を見つける。先程部屋を出たときは、扉の影になっていて見えなかったのだろうか?]
あのー。すいません。
えーーーっと……、ここどこですか?
[近寄って声をかけてみる。もしかしたらどっちかが「よつば」さんかもしれない。だとしたら下の名前の読み方とあの鋏の怪異の正体について聞きたいところだ。]
っ……と!
[部屋に向かおうとした所で、また誰かの姿を見付けた。
一見すると女性のようにも見えるし、違うようにも見える。
そんな外見の人物。]
私も、あちらの方も…
此処がどこ、なんてものどころか色々なものが
分からないんです。
失礼ですけど、あなたもですか…?
[他に何か手がかりのようなものがあればと思い、
その人物の問いに足を止めた。]
そう。
アタシはちょっと、ここを探検してみるわぁ。
じゃ、また後で会えたら。
チケットの他のこととかでも、なんか分かったら教えてよね。
[右も左も自分自身の過去もわからない展開、
生まれ落ちた赤子じみて頼りない状況、
だからだろうか、彼女にちゃっかりした頼みを投げた。
自身のチケットを受け取ると部屋へ戻る彼女の様子を確認することもなく、踵を返し通路を進む。]
[サイコキラーNoXXXX 四葉小恋実の記録その6]
・・・はあ、心は体に詰まっているですか。
申し訳ないのですが正直ピンとこない話です。
『そうか。では、こう考えてもみたまえ。”生者”と”死者”の違いをだ』
”生者”と”死者”ですか・・・・・・・・。
『極論を言おう。生者と死者の違いは”心があるかないか”の違いしかない。死ぬというのは心を失うということだ』
・・・・・・・・。
『死体は何故腐臭するか考えたことはあるかい? それはね、心を失ったからだ。逆に言えば、生者は心があるから腐臭しない。どうだろう、そういう風に考えたことはなかったかい?』
・・・正直、全くありませんでした。でも、あなたの話はうなずけます。
そうだ、そうかもしれない。
”生者”と”死者”の違いを見つけることこそが、心を見つける道なのかもしれない・・・・。
生者には確かに心があり、死人には心がない。それは、確定的な話です。
両者には決定的な違いがある。その決定的な違いは心があるかないか・・・どうして今まで気づかなかったんだろう?
[自分が近づくまでに、2人のうちの1人はその場を立ち去ってしまった。金髪の後姿を見で追いながら、眼鏡の女性に近づく。]
っ、そっか、わからない、か……。
[少し落胆の色を見せてしまう。状況が好転しない。どうやら目の前の女性も同じ境遇のようなので仕方がないのだが……。]
そう。私もわからない。ここがどこかも、あなたが誰なのかも。
あなたは、えっと、よつばさん?それともうえすぎさん?
[とりあえず今までに目のついた名前で問いかけてみる。]
『そうだろう? けど、ただ死体を見るだけでは、答えは得られないよね?』
――はい。
観察対象は、生きている状態から死んでいる過程が見れるものじゃないとダメだ。
そうか、心を図るための指針こそが肉体ということですね。
『なぁ〜に、私は君の味方さ。さて、四葉小恋実。君はこれからどうしたい?』
――人の中身が見たい。ただ、それだけ。わくわくが止まらない。
[即答だった。彼女は胸の高鳴りを抑えきれない。どくんどくんどくん。これほど、心がざわついたのは初めて般若のお面を装着したとき以来かもしれない]
[ざぁ〜と相変わらずノイズが響く。それは笑って嗤うノイズのように聞こえたが、ヨツバにとってむしろ心地よいことだった]
『そうかい。わかった。私も出来うる限り君に協力をしよう。実はこの施設には隠し部屋があって武器や便利な道具や着替えが揃っている。その場所を教えよう』
何から何まで本当のありがとうございます。あなたは神様なの?
『・・・いやいや。そんな大層なものじゃないよ。私は君の見方だけさ。哀れな子羊に救済を。アーメン。なんてね』
[とりあえず部屋を出てみた。
顔覚えのない女性……うち一人はちょっと男性かも分からないが……が話していたようだ。
一人は話を終え、通路の奥へ足を進めるか。
他の個室と思わしき扉には張り紙があるようだ。
てことは俺の、この扉にも何かあるのか?振り返ってみる。]
…………ゲンパク、見参…………?
なんだこの小学生みたいな落書き。
俺、こんなことやりたいわ。
[おっと本音が。
てことは、これは俺が書いたものだったとしてもおかしくはない、かな。
部屋を出るとき、椅子の背に投げ捨てられていた白ジャケットを持ってきたんだ。
なんだか寒気を感じて、ソレを着た。]
[うっかり誰かとすれ違ってしまった気もしたが、
同じ建物に居る限り、その人物と会う機会もあるだろう。
それが幸となるか不幸となるかは、未知数だけれども。]
窓の一つもないのね、ここって……
今が昼なのか夜なのかも分かりゃしないわぁ。
[通路の壁を叩いてみると、返るは硬質な音と冷たい感触。
閉塞感に溜め息が落ちる。
そうしてから足音をたてて、幾度か角を曲がった。]
『ご招待』?
私って何かに招待されてここに来たのかな…?それにしては手荒い枕だったけど。
[客にする仕打ちではない、と名も知らぬ招いた誰かに恨みの念を飛ばしてみる。]
ええと、さっきの荷物をまとめた時にはなかったから……。ん、これかな?
[体中のポケットをまさぐる。と、上着の内ポケットから一枚のカードが出てきた。]
『上杉絶姫』
あー、ごめん。やっぱりうえすぎは私かも。
[「分からない」と、そんな言葉が聞こえた。
ちがう声同士で分からないと言いあっている。
お前らも?]
……分からない奴らに何聞いても無駄、か。
[諦めまじりにぼそりと呟いて、俺はそいつらに話しかけるのを止めた。
何かを知ってる奴を探した方が早いと思うから、な。]
――ホール――
―――なに、これ。
[探検の足取りで、足を踏み入れたホール。
その空間で、真っ先に目に入ったモニター。]
[そこに映しだされた文面を瞳に映せば、唇を引き結んだ。]
[サイコキラーNoXXXX 四葉小恋実の記録その7]
『ああ、そうだ。もう一つ面白い提案があるんだ』
――なんですか?
[ヨツバは興奮して提案を待ちます。すでにヨツバにとってこの声(もしくはただのノイズ)は、神の提示と何ら変わりません]
『何、簡単な話しさ。実は君以外に数人、この施設にはお客さんがいる。まあ、お客さんというよりかは君のおもちゃ・・・おっと、失礼、大事な研究材料だ。君は彼らを自由にしていい。けど、君の素晴らしい研究を彼らはきっと理解出来ない。そうだろ?』
そうですね。そうなると思います。
『だから、連中に君の正体はバレてはいけない。君たちは閉じ込められて、その状況に奔走されている。そして、それは例外じゃない。
だから、君は連中と同じ目線で行動しなくてはいけない』
ふむふむ。それで?
『だから、君は『何も知らない君』という役を演じる必要がある。ここまではいいかい?』
はい、もちろん。
『よろしい。そして、その役に『探偵』という属性をつけてくれないかい?』
・・・探偵ですか?
普通の私ではダメなのですか。
『別にそれならそれでいい。ただ、脱出に必死になれば周りの人間は君を信用する可能性が高い。そして、もう一つは探偵の君に、本来の君を追わせるんだ』
――あっ、あぁ。
なるほど。それも私の心を探るひとつの手法!
感服しました。
『けど、非常に難しいよ。できるかい?』
ふふふ。こんな面白そうな劇、考えたこともなかった。お任せ下さい。大丈夫、私なら出来る。
私が私の心を追うのか。
ふふ、ふふふふふ。
[もう、その笑みは少女の顔はおろか人間の顔をしているかもわかりません]
(やだ、何か悪戯が仕掛けられているんだわ。)
[手荒い枕は自分の部屋には無かった、とすれば
何か別の仕掛けが潜んでいる可能性がある…と考える。]
お怪我が無くて良かった、と言えば良いのかも知れませんが
…私も気を付けます。
[そして相手もまたチケットを持っていた。
その名は、今聞いた――]
うえすぎ、さん。
上杉さんですね。
[という訳で、俺はその場からさっさと移動するよ。
歩きながらポケットに手を突っ込んで―
何かが手に当たったから、それを引っ張りだしてみる。
封筒だ?]
中身は―……手紙、と、チケット?
[それに目を通しながら足を動かし、やがて大きめの扉にたどり着いた。
ほんの少し開いた扉から中を覗けば本ばかりだ。]
としょしつ……?
うん……。うえすぎ、たえひめ。
[声に出して読んでみる。読み方はおそらく間違えていないと思うのだが。
やはり、何も響いてこない。]
変な名前。……あなたも、これを持ってるんじゃない?
[手にしたカードをひらひらと振って見せる。]
上杉、たえひめさん?
(女性なのかしら。)
[名前の響きからほぼ女性だと決め付ける勢いだった。]
ええ、起きてすぐに飛び出したので
荷物には触れていないんです…そこに突っ込んであるのかも
知れませんので、少し確認してみます。
上杉さんはこの後どちらに…?
[名前の分かった、そして実際会話をした二人の名を
もう一度頭の中で繰り返す。すぐには忘れるまい。]
――ホール――
よつば ここみ ちゃん……?
[如何なる方法で80%と算出したのか?
だが、この疑問は今は脇へ置いておこうか。]
記憶喪失の……
[自嘲する相手の容姿を眺めまわし]
……ふぅうん。
[大人げないことに、相手の「美少女」の部分を認めたくないのか、
相槌とも何ともつかない、鼻にかかった声を発した。]
これによるとぉ、
アタシ、日田富子ってゆうらしくってぇ
[手にしたままだったチケットの、名の部分を示してみせた。]
アナタとおんなじ、記憶喪失みたいよ。
日田富子って名前以外は、わかんないカンジ。今までの経緯とかも不明〜。
今日起きてから記憶喪失のヒトに会うのは、アナタで2人目。
…にしても、そこのモニターの文章?
閉じ込められてるって …これ、チケットに書いてあった脱出ゲーム、よね。
でもぉ、キオクソーシツなんだから、ゲームとか中止して下さいなんだけどぉ?暢気にゲームやってる場合じゃないんですけどぉ、ぉ、
……
忘れることは不幸だけど、忘れられないことも不幸?
これじゃ、まるで……、
[こちらの記憶喪失を示しているかのよう――
四葉に言いかけた言葉は喉奥に飲み込まれる。]
―図書室―
[見事に本ばかりだ。ここを図書館と呼ばずに何と呼ぶ?
室内に侵入して]
誰かー、いないのかー?
……。
[呼びかけてみても、返ってくるのは沈黙ばかり。
目を通し終わったチケットを再び封筒に入れてポケットにしまうと、本棚の列をふらふらと歩いてみる。
適当な一冊の背をつかみ引き出し、パラパラとめくってみた。]
>>68 トミコ
あなたも気付いたみたいですね。
>>#0の文脈から、まず『君たちは』とあります。だから、複数の人がいるのは分かってました。
そして、記憶の方ですが『忘れることは不幸だけど、忘れられないことも不幸?』という文面から、どうやら誰かが私たちの記憶を忘却している可能性は感じていました。
そして、なんでそもそもこんなところにいるのか、疑問だったのですが、このチケットで大体の謎は解けました。
多分、純粋な参加者ですね私たち。
[>>27で自分の部屋から得た推理をトミコに伝えます]
まあ、ここまではいいです。では今から大事なことを聞きます。
富美子さん、あなたは携帯電話を持っていますか?
あなたの外見を見ると、もってにない方がおかしいはずなのですが?
…………。
[その本は…………
生き別れの妹と兄が、紆余曲折を経て再会し、幸せになるというベタと言えばベタな小説だったが…………
*めっちゃくちゃ面白くて、思わず読みふける*]
……、たいした推理っぷりねぇ。
[誰かによって自分の記憶が奪われたなんて。
いささか信じ難いと言いたげでもあったけれど、他に符合する理屈も思いつかず。]
……携帯電話??
えーっとぉ…
[ハンドバッグを開け、また改めて中を確かめてみる。
が、]
携帯電話は、持ってないみたい。
最低でも、あと一人誰かいらっしゃるんですよね。
もしよかったらその人の特徴とか教えてくれたら幸いです。
その人も常識的に携帯しているはずの携帯電話を持っていなかったとしたら『通信機器』が重要アイテムと裏付けられる可能性があります。
・・・と言っても、私歩き疲れたですし、ここで待っていた方が他の人と会える可能性がありますし、モニターから何か新しい情報が出てくる可能性があるので、現在の方針は待機することにしています。
貴重なお話ありがとうございます。
[ペコリとお辞儀しますが、ふぁ〜と眠そうなあくびをします]
……無い。
[ハンカチ、ティッシュ、スケジュール帳……
それらがベッドの上に散らばるも、チケットのようなものは
影も形も見当たらない。]
スケジュール帳…?
もしかしたらこれに何か書いてたりしないかな…!
[個人的なメモ等に用いられるものであるからもしやと
思ったが、肝心の本名はどこにも書かれていなかった。]
[…そもそも、空欄の多いスケジュール帳だったのだ。]
他の人と同じような症状になっているのなら、きっと私にも
同じものがあるはずなのに…。
[肩を落として枕元に放られたままの小説を手に取る。
自分はこれを読んでいたのかすら分からない、それを。]
栞…あら。
[どんな話なのかと栞の挟まったページを開くと、
お目当てのチケットが其処に在った。
どうやら栞代わりにしていたらしい。]
良かった…私も「ご招待」されていたんだわ。
えぇと、名前は
―個室前―
……上杉さん、見つかりました。
私の名前は「村崎 藍」のようです。
[見つかったのなら急いで戻らなければ、と。
個室前の上杉に名を告げてみたのだが…]
でも、これが本当に私の名前なのかは自信がありません。
[今取って付けたかのような、しっくり来ない何かが
付きまとっていた。**]
[眼鏡の女性が部屋を探している間、廊下で待っていた。]
そういえばさっきは金髪の女の人がいたけど。あの人がよつばさん?
[気になったので他の扉も見てみた。今女性が入っていった扉には『使用中』と書かれている。]
しよう、あたるさん?
[流石にそれはない、と思うが。探した結果女性が何も見つけられなかった場合は『あたるさん』と呼ぶことになるかもしれないと思った。]
[四葉の論を聞き終えると]
うーーーーん、なんかぁ、わけわかんない。
通信機器をもつ君、
脱出ゲーム、
記憶……
[投げいれられた言葉の数々を基に真相を解きあかすなんて、出来ればよかったけど無理だった。
ただ、異常事態な現状らしい。これだけは察せられた。]
そして、外部への連絡手段がアタシにはない。
なんか、…これ、やばそ。
ガチで脱出…てゆうか、ここを逃げるべきってカンジ?
こんな所にいられるか、アタシは帰らせてもらう〜〜っ!!
[しかし、帰る場所も分からないわけだが。]
――ホール――
[ひとしきり叫んだ後、切り替えてまた口を開く。]
通信機器が脱出の手掛かりねえ……
ゲーム主催側の提示に着目して、事態が好転するかわかんないけど。
その誰かが持っている通信機器があれば、何か出来るかもしれないわねぇ。
[落ちつかなげに髪をかきあげ、一応な雰囲気で首を縦にする。]
そこにきて、「あと一人」に対しての四葉の質問>>77を認識した。]
あ、ああ、アタシが会ったもう一人の記憶喪失のヒト、ね。
礼儀正しい感じの、眼鏡の若い女性よ。
向こうの、個室の並びのとこで会ったわ。
こっちこそ、お話アリガト。
[欠伸をし、眠そうな四葉の様子。
それを横目にすれば軽く肩を竦め、邪魔はしないとばかりに下がった。**]
―図書室―
ぶじに……無事に再会できて、よがっだなああああ……
[うっかり読みふけってしまった小説に猛烈に感動しつつ、目から鼻から流れ出る体液をぐずぐずとシャツの袖で拭った。
しょ、小説って、面白いんだなあ……
でも……]
……疲れた……。
[何だろう、何かが始まる前から疲れてる気がして、俺はちょっと無意味な時間を過ごしたのかもしれないなどと後悔しちまう。]
いや!でも感動するっちゅーのは大事だ!うん!
大事だけど……しばらくは、もう、いいや……。
[脳みそが疲れていて、糖分を欲している。
どっかに何か飲み食いできる場所、ねーかなあ。]
[とりあえず立ち上がり、小説をもとの棚に戻す。
誰もいねえようだし、違う場所でも見に行くか。
ポケットに手を突っ込んで見たら、紙の感触とはまた違う感触に気づき、それを取り出してみた。]
……チョコ?
[コンビニとかで売ってそうな、小さな包みのやつだ。
なんでこんな物持ってるのかは分からないが、俺の服であろうポケットに入っていたってことは俺の物だ。
包装紙をバリバリとめくって、予想通り出てきたチョコレートを口の中に放り込んだ。]
……ん。うまい。
[咀嚼しながら図書室をでて、ぶらりと歩を進めてみる。]
……もしかしたら、これは他人の名前かも。
なんて事を考えてしまう程には不確かで、頼りないもの。
それでも現状ではないよりマシな手掛かりひとつ、これだけを持って。
[呼び名が出来ただけでも良しとしよう。
村崎は自分に言い聞かせるようにも呟いて]
それより、この場所です。
それぞれに割り当てられた個室があるのなら、どの程度かは
分からなくても生活を支えるものがまずあるはずです。
[個室にはある程度生活環境が整っていたが、よく見れば
調理出来る場所がなかった。]
その中で欠けているものを補うための場所があるはずです。
一度此処がどのような場所なのか、歩いてみませんか。
何があって、誰が居るのか。
富子さんや私達以外にも同じ事になっている人が居たら
お名前を確認して…逆に忘れていない人が居たら、
詳しい事を教えてもらえるかも知れません。
[何かを思い出す切欠も紛れている事を願い、
上杉と共に施設内をさまよい歩く事にした。]
[宛もなく歩き行く先は、ホールへと続く。]
[ぶらりぶらりと、歩を進め、行き着いた先は]
…………放送室?
って、あれ、
[放送室と書いてあるプレートをよく見れば、『ゲンパク見参!』と書いてある。
これは、俺の居た個室の扉にもあったな……。]
ふん……。
[ヒゲでざらつくあごに手をあてて、ちょいと唸る。
俺の持っていた封筒の中には、「須藤玄白」と名前の入ったチケットがあった。
「須藤玄白」が俺の名前と考えていいのかもしれない。
ただ……第三者が俺を「須藤玄白」だと勘違いさせたい、ということもないことはないかもしれない。]
これが手紙にあった通り「脱出ゲーム」なら、後者の可能性もないことはないんだよなあ……。
ったく、めんどくさい。
[はあ、と溜め息ついちゃうよ。全く。
だが、とりあえず、この『ゲンパク』とやらはこの放送室に来たことがあるんだろう。
何かの手がかりがあるかもしれないと思って、室内に入ってみた。]
―放送室―
[おお、放送室って感じがする。色々分からないスイッチはあるんだが、親切なのか罠なのかは知らんが、操作板に1とか2とか数字が振ってある。音量を調整するためのスライダーと思わしき物もあるし、……いけるか?
手を伸ばしかけ、一瞬躊躇するが、人生思い切りだろ、とばかりにマイクに手を伸ばして操作する。]
あー、あー……。
マイクのテスト中〜……。
おい、俺の声を知ってる奴はいないか?
[それだけ言って、スイッチをオフにした。
はあ、と溜め息をついて壁に背を預け、ポケットに手を突っ込んでちょっと考えた後、
俺は駆け足で放送室から出た。
逃げるつもりで、な!
何から?敵かもしれない何かからに決まってるだろ!]
っは、はあ、はあ、は……
こ、こんくらい離れりゃ、いいかな……。
[放送室から走り出してしばらく。
息を荒げながら、俺は走るのを止め、ゆっくりとした歩みへと変えた。
この脱出ゲームがどんなルールか分からない現状、もしかしたら敵味方で分かれているかもしれない、と思ってな。
全く、疑心暗鬼を生ず、だな。
俺って前からこんなやつだったんかね?]
[不安はお互い様、というところだろうか。>>89]
そうだね。思い出せないのはすごく怖いことだけど。
でもさ、ほら、ゲームに招待されてるんだよね、私たち。
拉致監禁とか、犯罪に巻き込まれたわけではなさそう……じゃない?
[少しでも現状のいい点を探そうとしてみる。村崎には届くだろうか。]
うーん。なるほど、足りないものか。
パッと見、ホテルっぽい作りだし食堂みたいなところはあるかもね。あとは……大浴場とか?
[>>90]
うん、できれば一緒に。
[またさっきの枕のような卑劣な罠が仕掛けられているかもしれない。何が起こるかわからないところを一人でうろつくなんて御免だ。]
[ホールと通路の境の壁際、薄暗い所に佇んだ時、]
”マイクのテスト中〜……。
おい、俺の声を知ってる奴はいないか?”
[頭上のスピーカーが発した、男の声。
放送室経由の誰かの放送とは知る由もなく、突然の出来事に驚いて口を半開きにした。]
トミコは遅延メモを貼りました。
それにしても、さっきのトミコという人、すごい・・・胸大きかったな。
[女性として敗北感を覚えます]
・・・いや、自分の年齢は覚えてないけど、多分私はこれからのはず。
けど、待てよ。なんか、そういえば胸がない方が便利だった気もする。
何かをするにおいて都合が良い? 仕事? けど、学生のような身なりをしているっぽいんだけど・・・???
――何か私は大切なことを忘れている。
仕事だけど仕事じゃない。学生として考えると趣味、もしくは将来の夢?
ああ、分からない。
/*
常識的に考えたら、次は食料の確保が最優先だよな。
他の参加者に動きがなかったら、食料確保を目的に動いてその過程で接触するのが無難かな?
………っ!?
今、今のは何ですか…!?
いきなりそんな事を言われても…気持ち悪い…!!
[突然の放送に、突然の問。
それは何も分からない村崎にとっては、疑問に思うのを
通り越して不可解さから来る恐怖へと感じられるものに
なったようだ。]
[先ほどからの何も思い出せない現象を不慮の事故とみるか。それとも何者かの故意的なものとみるか……。
何者か。このゲームを開催した人?それとも他の誰か?]
そもそも脱出ゲームってどういうことなんだろ。この建物から出れば勝ち……なのかな。
[まさか部屋から出ればいいということもあるまい。それなら既にゲームクリアだ。]
/*
旅行先からこんばんは、かざしろです。
うっかり枕の心地良さに負けて寝落ちてしまってました。
さて、確か三つだけは遅延メモに残していられるんでしたっけ…
そこまで歩いていないので、今だと富子さんの事と
上杉さんが頼りになるって事くらいしか残らなさそう!
後一時間半でどんだけ歩けるか、かな。
ゲンパクは、トミコ を能力(占う)の対象に選びました。
[脱出ゲームということなら、まあまず探すのはこの建物からの出口だろ……と思いながら歩を進めるが、出られそうな扉は無い。
ここの作りがどうなってるのかもさっぱり分からない。]
窓、ねーなあ……。
[そうして……結局、俺は自分が出てきた個室のあるところまで帰ってきてしまった。
と、個室のうち、扉の一つが動いて……
中から、なんか暗い男子くんが出てきた。]
あ、あんた……。
っ、いて!
[声をかけたらそいつはぎょっとしたように目を丸くして、俺の肩にぶつかりながら、廊下を駆け出していった。]
な、何なんだ、あいつ……!?
す、すみません…だって…いきなりあんな事…。
全く知らない男性の声で奇妙な問いかけを、しかも放送で
だなんて。
怖いですよ。
[この事で上杉には、男性の事も知らないと分かるだろう。]
……でも、これで4人。
名前は分かりませんが、自分の手がかりを探している人が
増えました、ね。
もう少しマシな方法を考えてくれたら嬉しいのですが。
[上杉が宥めてくれたおかけで、ようやく落ち着いた。
恥ずかしさを紛らわす様に、少しばかりの悪態をついた。]
[サイコキラーNoXXXX 四葉小恋実の記録その8]
『――ふむ。次の問は誰の心をみたいのか。こう言ってはなんだが、ここにいる全員は面白い心の持ち主だぞ』
ここにいる・・・連中。
[初日に記憶が朧げながら蘇ります]
あぁぁ、本当です。覚えていないのに、確かにわかります。心の形が変わっていたり、もしくはどこまでも『普通の心』だったと思います。
――1人を除いて。
『ふむ、それはどんな人物だい?』
覚えてないんですけど、冴えない男子高校生のようなイメージがあります。
彼はなんなんでしょう?
どうして私は彼には何も惹かれなかったのでしょうか?
『さあ、わからないね。どうやって調べよう』
――もちろん、簡単です。彼の心をミテミマショウ。
ソレデ、ナゾガトケルトオモイマス。
[なんだか気分わりーな。
むっとした表情になってるのが自分で分かる。あいつのぶつかった肩とか胸らへんとかを、汚れを落とすかのようにぱんぱんと手で叩いて……]
ん?
なんか入ってる?…………。
[胸ポケットに堅い感触。
それに触れ、そっと出してみる。]
…………。
これは…………。
[それと、それにくくりつけられているストラップタイプのペンライト……。
なんとなく、かちりとペンライトを付けてみたら、浮かび上がる何かのマーク。]
/*
3つでしょ。3つ。
名前は……記憶再生しやすそうだから保留。でもあんまし記憶今持ってないんだよな。
村崎のことを覚えておくか。ぐらい。あと枕大砲。
どっか暗いとこだったら使い勝手あるかな。ペンライトは。
さてそれより、こっちの携帯端末は、と。
[お、バッテリー生きてる。
見た感じでは通話タイプの端末というよりも、小型タブレットPCと言った方が良いような気がするが。
とりあえず画面をつければ、パスコードを請求され]
…………知るかよ!
[数字の組み合わせ全通り打ち込めば分かるかもしれねえが、そんなのやるかよ!?
分かるのは時間ぐらいか……と思って半目で画面をにらんでみたが]
…………。
………………………… 時計、うごかねーな……。
[ザ・ワールド!時よ止まれ!ってか!?
電磁波のせいか何なのか知らないが、とりあえず意味が無いってことはよく分かった。]
――通路――
んーーー。
さっきの放送。
男のヒトもここに居るってのは、まぁ収穫かしら。
[気をとしなおして、歩きまわる。]
脱出。
出口……出口とかって、
……
[見つけた扉のドアノブを片っ端から動かしてみる。]
出口。
そう簡単には、見つからないわよねぇ。
[つうかマジで何なんだ。]
誰だよ、こんなことに俺を巻き込んだ奴……!
[この俺が、こんないかがわしいめんどくさいことに自分から参加する訳ねえ。
くそ、いらいらする。
後ろ頭に手を伸ばして、がりがりと頭をかいた。]
すみません、本当にもう大丈夫…。
今の放送から後が続いていないのをみると、ゲームの主催者…
とは私は考えにくいかなと思います。
それならもう少しこちらを煽るような内容にするのでは
ないかなと…でもゲームの雰囲気を盛り上げるために
わざと、という可能性もありますね…。
[勝手に自分達と同じ括りにしてしまったので、他の
可能性を挙げてみる。
上杉と行動していて本当によかった、一人では放送後に
部屋に逃げ帰って震えているだろうから。]
とにかく、此処から動きましょう。
先程の男性もいろんな意味で気になりますし。
/*
現状候補。
1自分の名前
2村崎の名前
3変な放送をする男がいる
4四葉小恋実なる人物がいる?
5枕跳んでくる
6ベッドにあった木刀
7村崎は怖がり
8金髪の女性
9脱出ゲームに参加してる
10個室〜ロビーの道筋
こんなもんか?
[サイコキラーNoXXXX 四葉小恋実の記録その9]
『そうかいわかった。では、彼と出会えるようにセットしてあげよう。それと、研究は深夜に行うとよい。
君たちは、ある時間になると記憶を再び失う。その作用で意識を失ったり、時間感覚もなくなる』
・・・ふふふ、フフフ。
『――聞いてないなぁ。ではグッドラック』
もぉぉ、なによぉぉぉ……。
あれって、ショーネンだったわよねぇ?
[たった今すれ違った少年の姿を、脳裏に浮かべる。
異性に関連する事柄つながりで、先程の謎の放送が思い出された。]
もしかして、彼がさっきの放送の……[首を捻り]違うわね。
だって、あの放送の声は少年じゃなくて
………オッサンだったわ。
[少年に付きとばされた弾みで、壁にぶつけた上半身をさする。
その間に、近くの床に何かが落ちているのに気付いた。]
そうだね。とにかくどこかほかの人がいるところにでもうわ!?
[突然大きな声で呼び止められる。
ビクッ!として思わず村崎の手を握る。人のことは自分も言えない。]
よつば……ここ、みさん。そう、あなたが。
[ここみと読むのか、と一つ謎が解ける思い。時間が許せば鋏お化けについても聞いてみたいものだが。
ただ、少女の『状況的に』という言葉に少し顔をしかめる。この娘も……]
モニター?なにかお知らせでも……
……っ。
ふざけないでよ……!
[忘れることは不幸だ。
不幸な、はず。]
/*
まあ、どっかで全員が意識を確実に失ってくれないと、殺人とか無理だから、この設定でいかせてもらいます。
まあ、PCには絶対に起きることのできない時間があるということで。
―――? これ?
[落ちていた物体を拾い上げてみる。
よくよく観察するに、それは学生用の手帳のようだ。]
さっきまでこんなものなかった。気がするわぁ。
もしかして、あの少年の落としもの、かしら??
[こちらと衝突した拍子に、あの少年が落としたのかもしれない。
何気なく、手帳を返して裏表紙をみてみると、]
……太郎?
[一つの名が、記されていた。]
[四葉と名乗った少女は、そのまま語り出す。
どうやら村崎達に向けての挨拶だったようだ。]
モニター…?
[示されるままそれを見上げると、先の放送をはるかに
超える不可解さの内容が書かれていた。]
なんと、してでも…?
[村崎が引っ掛かったのは、その一文だった。]
[確かに自分は忘れている。元から覚えていたのかも忘れている。目の前の少女。四葉小恋実。見知らぬ顔だった。]
私は、上杉絶姫。……多分。
[四葉に倣ってチケットを取り出して見せる。これはなくさない方がいいだろうから、軽々に取り出すのも考え物だったが。]
[通信機、というワードが出てきた。]
これはここに招いてくれた人が持ってる、ってことではないのかな。どこにいるのか知らないけど……。
[ぽつりとつぶやく。先程の放送は……通信機とはニュアンスが違う気がする。]
[個室の扉に貼られている紙を、改めて眺めてみた。]
いち、にー、さん……。
と、この落書き…………。
俺含め最低4人、な。
……んにゃ、さっきの坊主はこの張り紙以外の個室から出てきたし、最低5人か?
もちろん、貼り紙のある個室を使いつつ、別の個室を覗いてたって可能性もあるけどなー。
はー、ちっとも分からねえ!
[にへら、と笑うしかねーだろ、こんなん。]
[1]
[2]
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