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月の運命 ハイド に 1人が投票した。
女教皇の運命 ユリア に 3人が投票した。
悪魔の運命 リアン に 1人が投票した。
隠者の運命 メアリー・アン に 7人が投票した。
隠者の運命 メアリー・アン は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、女教皇の運命 ユリア が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、月の運命 ハイド、吊るされた男の運命 コズエ、悪魔の運命 リアン、星の運命 ガスパール、節制の運命 ラーク、愚者の運命 メリッサ、運命の輪の運命 ラーペ、女帝の運命 エリック、太陽の運命 イータ、魔術師の運命 アデライド の 10 名。
昨日は寝室へ戻り寝る準備を整えるとすぐにベッドに潜り目を閉じた。
この状況から目を背けたくて、ガスパールがくれた温かい記憶を子守唄にすぐに眠りについた。
ーーーーー
目が覚めることを自覚すると、ガバッと勢いよく体を起こす。
早鐘を打つ心臓を抑えるように胸に手を当てて部屋を見回す。
昨日と変わらない寝室だと確認できると深いため息をついた。
「大丈夫…大丈夫。
私には"チャンス"も"可能性"もあるんだから…勝利を引き寄せてみせるわ…」
言い聞かせるように呟くと、大きな音を立てないように広間へ向かいスノードームへ話しかけた。
それだけ言って今日いなくなった人を確認する。
メアリーと…白うさぎのようにかわいくて優しい共鳴者。
「……ユリア、ちゃん…ああそんなっ」
膝を付き肩を震わせる。
悲痛な叫びは一瞬広間を震わせるだけで静寂に吸収されていった。
いつもより早く目が覚めた。
嫌な予感がしたんだ。
痛む肩をそのままにして、スノードームを起動した。
俺の『全部』は居なくなった。
「ユリア」
崩れ落ちるような気力も無くて。
抜け殻のように死んだ目でそっと、スノードームを撫でた。
俺の全部がここに居ない。
「.......君に遺言、聞いて欲しかったのにな」
「俺だったらなあ」
惨めな気持ちでスノードームを撫でた。
おかしな部屋に入れられて。大好きな、誇り高い「女教皇」を歪められて、ユリアはどんなにつらいだろう。
「ごめんね」
そっと呟いてから、機械的に、全員宛に話しかける。
こうなったらそうしようと決めていたんだ。
>>all
「【もう1人の共鳴者は、出ないでくれ】。今日は俺がユリアの代わりをしよう。
出した方がいい、という、建設的な意見があれば教えて欲しい。一人で足りないところはアデライドに相談するよ。
今のところ、今日閉じ込めるのは【コズエかハイド】にしようと思っている」
>>ハイド
「君も役に立たなかったね」
俺も友情なんて嫌いだ。
涙なんて無いのかな、と思うくらいなんの液体も、嗚咽さえも出なかった。
昨日領主の部屋で這いつくばってから、俺にはユリア以外の何も無くなって、今日ユリアもいなくなったんだ。でも、
「俺は、やるよ。助けたいから」
次に会うとき、どんなユリアでも。どんな俺でも。
魔法で治りが早まったのか、昨日の傷口はほとんどふさがっていたが.......痛みを忘れないように、反対側の手で、思い切り肩を掴んだ。
>>リュラ
「小さな従者さん。疲れてないとは言えないけど、昨日の用事、聞いてもいいかな?昨日は錯乱した俺に手当をありがとう」
自室に戻ると、荷物の中から応急セットを取り出して傷の手当をした。
両の手から流れ出る血を止めるにはそこそこ苦労したけれど、腹にナイフを突き刺したあの日に比べればどうってことはなかった。
止血に使用していたシャツは、丸めて部屋のゴミ箱に捨てる。適当な着替えを手に持って浴室へと赴けば、軽くシャワーを浴びた。
鏡にうつる自身の姿。
何度もナイフや針を突き立て感情を抑えてきた傷跡と、首元に残る細い手の跡。
今まで、誰にもバレないようにと服からはみ出す部分には傷はつけてこなかったのに。
「あーぁ、これじゃぁ、ばれちゃうかなぁ。」
首元が隠れるような服など持ってきてはいなかった。それに、こんなに傷だらけの指では新しく恋人と設定されるかもしれない人の手も握れない。
湯浴みを終えれば、服を着て、さてどうしたものかと思案した。
──自室へと戻る途中か、はたまた少し違う場所でか。
館内を歩く従者の姿を見つければ、声を掛けた。
>>リュラ
「すみません、少しご相談が……
実は昨日、指先に怪我をしてしまいまして……。
この手では他の方にも心配を掛けてしまうかもしれませんので、もし宜しければ、手袋など貸しては頂けませんでしょうか。」
指先に貼られた、少し血の付いた絆創膏を見せながら従者にお願いをしてみる。
追加で首元が隠せるような服もお願いしようかと思ったけれど、そこまで甘える訳にはいかないだろうと口を噤んだ。
結局眠れなかった。
泣いてしまってハイドを不安にさせまいと必死だったから。
自分にできる抵抗は、抱きしめられた腕の袖で涙を拭くことくらいだった。
______________________
>>9 続き
鳥の鳴き声が聞こえて来る。もう朝だ…。
彼を起こさないよう、そっと動き出す。
彼の方を向いて抱きしめ…それから、彼の唇に私の唇を重ねた。
その短い時間がとても長くて、やっぱり涙が止まらなかった。
「大好きだよ…ハイド」
彼の胸で声を出さずに泣いて、少ししてベッドから起き出した。
顔は拭いだけれど、しっかりとしたメイクは出来ず、アデルから貰ったアドバイスをもとに今日はスカートを履き、オレンジの香水をつける。
そして、結んでいた髪を解いて整える。
それから髪とペンを取り出して走り書きし、それを枕元に置いてそっと部屋を後にした。
[大好きだよ! H]
「今日はユリアが…そっか…。」
そして、アデルの結果とエリックの意志を確認した。
「エリックの意見に関して、出ないで行く方向把握したわ。今日に関しては、出なくていいと思うわ。
それから、なぜ今日はユリアだったのかを考えていこうと思うわ。」
>>11 リュラ
椅子に座って生のパンを齧っていると、リュラが近寄ってくる。
ちょこまかと走り回る彼女は、妹や弟のようで、こんな時でも接していて嫌な気はしなかった。
「いいよ。話そう。どんな話がしたい?」
リュラに隣の椅子を手で示して、座るように勧める。
ホールの、スノードームにて
自身の"恋人"の不在を聞く
共に無邪気に雪だるまをつくった、あの子がいない
「………………まだ。
そういえばまだ。
雪だるま。皆に、自慢してなかったですね」
スノードームへ、吹き込む
>>スノードーム
「中庭に。
ユリアさんとつくった、雪だるまがあると思います。
……良かったら、見に行ってあげてください。
出来たとき。あの子は、とても嬉しそうでしたから」
>>5 エリック
エリックがユリアの代わりをすると言う声にゆっくりと顔を向ける。
彼が一番悲しいはずなのに先のことを考えられていることに素直にすごいと思った。
[私も…しっかりしなくちゃ…]
「エリック、おはよう。
あのね、私はもう1人の共鳴者を占いたくないから出てきて欲しいと思ってるよ。
それにもしも憑狼がもう1人の共鳴者を襲っちゃうと、明日以降出てこなくなっちゃわない…?
そしたら体を捨てた憑狼が共鳴者だったってことになっちゃわないかなぁって。
あとこれは万が一だけど、今の時点でみんなが共鳴者じゃないって言ったらレイリーンが共鳴者だよね?
そしたらまだ憑狼は自分の体を捨ててないってわかるのかなって。
んー自信があるわけじゃないから、間違ってたら教えて欲しいな」
>>16 リュラ
すごい、というリュラの言葉に自嘲的に笑った。
「そんなことは無いよ。結局、俺は、あの方の前で許しをこうことしか出来ない、虫みたいなもんさ」
こんなふうに言ったら、目の前の子は困ってしまうだろうとは頭を掠めたけど。とてもそのまま受け入れる気にはなれなかった。
「ああ、気にしなくていいよ。俺が俺のことを嫌いなだけ。君がそう思ってくれたなら、嬉しいよ。それは本当。
未来か」
少し沈黙して、
「.......いるよ。でも、俺なんかの相手にはもったいなくて。全部終わったあとで、その人が幸せになってくれたらいいなって思ってるよ」
>>18
「気遣いありがとう。でもいいんだ。今は空いた腹に物を詰め込みたいだけの気分でね」
>>5 エリック
「…あ、レイリーンは最初私の占い候補だったから、共鳴者はあんまり考えなくてもいいのかな?」
と付け足した。
目が覚める。
独りベッドで目が覚める。
今までは当たり前のことだったのに、空虚な気持ちがわたしを支配する。
「とか言って、ね。」
自嘲気味に呟いて、寝床を出る。
結局昨日はラーペさんを見つけることが出来なかった。
嘘でしょ、みんな集まってたのにどういうことなの。
みんなの会話の端々から取った情報によると、どうやら動物の耳を生やした小柄な少年らしい。なにそれかわいい。
今日恋人の変更がないなら、ちゃんと会ってお話してみないとね。
「おはよおございまあす」
広間の扉をそっと開いて朝のごあいさつ。
もう何人か集まっていて、話をしているみたい。
メアリーさんと、ユリアちゃん。
ユリアちゃんとはお話してなかったけど、ちっちゃくてかわいくて、一生懸命な女の子だった、と思う。
運命が歪むってどういうことなんだろ…。
雪の結晶がふわふわと落ちてきて(>>#0)、私の前で文字に変わる。
「恋人に求めるもの…か。
第一印象って大切だよねえ。外見が良くないと、まずは舞台にも立てないもん。特に、こういう場ではねえ。
だけど、長い時間をかけて進行を深めるなら、それ以上いいことはないよ。
ウチのお店にお肉を卸してくれる猟師のおじさん。昔は整った顔してたらしいけど、山で熊さんと戦って顔がめちゃくちゃになっちゃってね。ちっちゃい頃は泣いたなあ…それでもすごく優しいしいい人だから、全然平気。
だからわたしは、好きな人の顔がなくても好きでいられるかって考える。それに、わたしがしわしわのおばあちゃんになっても好きって言ってもらいたいしねえ。」
あの後、部屋に戻って眠りについた。気掛かりがなかったわけじゃないけれど、眠らない訳にもいかないからと瞼を閉じればいつかは眠りに落ちる。
昨日、側に寝てくれる人がいたからか1人で寝るのは少しだけ…寂しかったけど。
今まで1人だったし、今は耐えなければいけないから。
目を覚まして、 身支度をすれば最後に月下美人の香水を。
兄の遺品。あまり使いたくないけれど、大切な仕事をする前にはいつも付けていた。
気合いを入れるためにもと香りを纏えば最後にユリアのマフラーを軽く巻く。……返す時に香水臭いとか言われたらどうしようと少しだけ不安になりながらも部屋を出た。
ホールに行けば、剣呑な空気に今日も誰かがいなくなったのだと気付く。スノードームに触れれば、そこには。
「……………ユリア?」
ユリアがいなくなったと、確かに記録されていた。皆をまとめる為に頑張っていた女教皇の彼女。
白くて愛らしい姿が脳裏に鮮明に見えた。
扉の奥がどうなってるか。説明を聞くだけでも無惨な惨状に身震いがした。仮に14の少女でなくとも、運命を歪められて殺し合いなどあまりに惨すぎる。
…………こんな時でも、役目は果たさなければならないのだろうか。
リュラと話しているエリックに近付くと、軽く会釈をする。
>>20 エリック
「おはようございます、エリックさん。リュラさんも。
共鳴の片方ではなく、貴方がまとめられる事に賛同します」
機械的な声で話していた彼の事だ。本当は、放っておくべきなのかもしれないけど。……それでも。
>>19 アデライド
「確かに、共鳴者を占うのは勿体無いという気持ちもあるけど.......俺としては、共鳴者を今うかつに出して、憑依先増やしたくないのもあるんだよね。
仮にレイリーンが憑狼だったとしても、共鳴者は今憑依されていない。昨日時点でユリアと連絡が取れなくなっていたら、メアリー・アンより優先して閉じ込めているはずだ
.......とはいえ、手数とか残りの内訳とかの関係は自信ないんだよねー。
怖いのは、明日以降共鳴者に憑依されたときかな。
それやってると間に合わない可能性とかあったら教えて欲しいな。
これは、みんなにもお願い」
「俺が歪められたら、共鳴者についての情報も何かしら出るだろう。少なくとも、【今日俺への護衛は要らない】。敵に都合が悪ければほっといても残されるんだろうし。
指定しちゃうかは、決定までに考えるけど」
悪くはない朝だった。
窯のクセもわかってきたからきちんと実力の発揮できるクロワッサンにかかり、狙い通りの仕上がりに満足する。
「よっし……雑念入ってねえな?」
同じ生地を使ってアップルパイも作る。ああそうだ、ならチョコレート・エクレアを作ろう。
一緒にニンジンのポタージュも作る。オレのスープはシンプルだ。変わったことはしないが、網でこす一手間。これだけで口当たりが抜群に良くなる。
彩りにアスパラガスやブロッコリー、カリフラワーを温野菜サラダにした。ドレッシングはシンプルにオイルとレモンと塩胡椒。
いつも通りキッチンで用を済ませたら、ワゴンに乗せて食堂に運ぶ。いつも通りの、マドモワゼルの声がしない食堂に。
>>28 ラーク
「おはよう。ありがとう。昨日は恥ずかしいところを見せたね。自業自得だから。大丈夫、むしろ痛みがある方が気が紛れることもあるし、気にしないで」
笑顔を貼り付けて機械的に返した。
>>31 コズエ
「おはよう。少し寝不足でさ、これからデートってわけには行かなそうなんだけど、休んだら善処するよ」
少し間を置いてから。
「俺は、自分を買い被ってた。約束の1つも守れない男だった。ごめんね」
>>17 ハイド
捨て台詞のように悪態をついた相手の、返事を聞いた。
スノードームに声を吹き込んでおく。
「謝る必要なんてない。君にとっても俺は役立たずだから。もう君と約束をすることはできない。俺はそういう男だから」
「何だあのお粗末な朝メシは。」
バターくらい塗れ、あと皿を使えと思ったものの、アイツに起こったことを思えばまあ目はつぶろう。
食事に前向きじゃない人間に食べさせる方法は目の前に突き出すことじゃない。
スキットを熱してベーコンと卵を乗せ、わざとに食堂で調理する。じわじわ……じゅうじゅうと音を立てて、香ばしいベーコンの香りが食堂に立ち込めるだろう。
いい匂いがするわね。
食堂へ入ると既にエリック、ラークさん、コズエさん、リュカがいて話をしていた。
>>ラーク
「ラークさんおはようございます。昨日は無理なお願いを聞いて頂きありがとうございました。ラークさんがご無事で何よりです。」
そう、ニッコリと挨拶をした。
>>36 ラーク
「君が味方なら、『エリック』という人間にでなく、『公証人』という能力者に協力してくれるなら、充分だよ」
星の運命 ガスパールは、太陽の運命 イータに「はぁい♡マドモワゼル。お好みは何でしょう?この天才パティシエ天才的仕事を今日も余す所なく発k
何をするでもなく部屋の中をうろうろしてたら小さな女の子に声をかけられた。
…彼女はイータさん。小さいけれど、なんだか大人びた太陽の運命を持つ少女。
…そして、ラークさんの『恋人』。
>>41 イータ
「おはよお、えっと、イータさん!
え、わたしも一緒でいいの?ありがとお〜。」
声を掛けてもらうのは好き。
誰かがわたしを見つけてくれたっていう感覚が好き。
イータさんのあとについて、食堂へ向かう。
>>47 イータ
「やったあ、うん、そうしようそうしよう。」
(小声で)「だよね、ガスパールさん初日から飛ばしてたもんねえ。えー、じゃあなににしようかな…」
しっとりと透明感を忘れないヌーディーメイク。
服はモスグリーンのワンピース。
靴はスウェード生地のネイビーの5cmルイヒール。
斜めに平行な太めのリボン3本が爪先を支え、ストラップが付いているだけのシンプルなものだ。
仕上げに鏡に笑いかける。
「うん、かわいい」
手早く支度を済ませると、広間へ戻った。
>>24 イータ
「イータちゃん、おはよう!
うん、私が呪狼を占っちゃダメなのはわかってるつもりだよ。
遺言書…うん、そうだね。ありがとう」
>>32 エリック
「…うん、そうだね。わかった」
気になることはあるけれど、言っていいことか判断がつかないのと、そもそも上手く言葉が出てこなかったので頷くだけに留めた。
>>34 エリック
「私も、考えなきゃいけない事が多いから気にしないでください。…気が向いたら、お茶に付き合ってくれると嬉しいですけど」
……そういう決まりだものね。決まった事とはいえ、何度しても慣れない誘いに笑みを浮かべた。
「…………何か、あったの?」
聞くか聞かないか悩んだけれど。"恋人"とかそんな事関係なく彼が心配だから。
魔術師の運命 アデライドは、月の運命 ハイド「炭水化物はほとんど食べないの。まだ食べれるならもう半分いる?」と半分にちぎったものを差し出す
>>45 リュラ
「力.......?」
ユリアを守る力さえなかった自分には、言葉だけで、それは、喉から手が出るほど欲しいものだった。
リュラの手から放たれた、蝶がひらひらと飛んでいくのを、吸い込まれるように見つめる。
「.......ありがとう。うん、分からないことだらけだけど.......君がそう言ってくれたことは、覚えておくよ」
❁︎❁︎❁︎エリックと話し終えた後❁︎❁︎❁︎
エリックと別れた後、目に入る大きな影に振り向く。
そういえば、今日の閉じ込める候補は───。
>>48 ハイド
「おはよう、ハイド。
……それなりに?ハイドは?」
これ聞いてよかったのかなあ。でも、いいか。聞き返しても。
「大丈夫……じゃない。……今日は、空いてる?」
候補に上がってる身同士だけど。ここで意地を張ったら駄目な気がして囁くように聞く。
空腹自体は収めたけれど、匂いの元に興味はあった
ガスパールの手元を半分無意識にじっと見つめる。
(何の匂いだろう)
>>46 イータ
「そう」
ああ、そういうことか。
この子を応援するように動いておいて、俺とユリア、コズエとハイドをめちゃくちゃにして、そのあと傷心のハイドがどうなるか見たかったとか、そんなところか。
冷めた目で、ふ、と笑う。
「よかったね」
>>51 アデライド
「ありがとう。一応決定らしいものは出すけど、占いについての最終的な判断は君に任せるつもり。
思いついたことは話しちゃうタイプなんだけど、しばらく様子見ようかな。何かおかしいことを言ってたら遠慮なく言ってくれ」
公証人としての意見ならスラスラ出るな。
>>all
「今日考えて欲しいこと。
1.コズエとハイドどちらを閉じ込めたいか
2.二人以外なら誰か
3.今後の進行について、支障ない範囲で意見があれば。「こうした方がいい」より「こうするとダメ、危険」っていう意見が欲しいかな。
4.占い希望
正直なところ3は欲しいなぁ。協力してくれると助かるよ」
>>52 コズエ
「ありがとう。
何も言えないけど、ひとついい?」
ぐっと、顔をちかづける。
「今日は、歪み探し以外でハイドと話さないで」
>>54 ラーク
「俺自身を気にかけるのは、君のためにはならないと思うけれど、俺なんかに君がどうこうするのを止める権利もない。好きにしたらいいよ」
やはり貼り付けたような笑みで冷たく言った
ハイドの目の前に雪の結晶が一つ煌めき、文字が現れる。
一夜をともにするならどちらのタイプが良い?
1.ピュアな人
2.遊び慣れている人
「……とりあえず今日ボクはキッチンに篭る。用があったらそこに来てくれたら快く対応しよう。
マドモワゼルの味見は大歓迎さ!
ティータイムにはブッシュドノエルとオレンジを使ったガトーを。後はマカロンやプリンを何種類か用意しよう。
お茶やコーヒーに詳しい人がいたら助かるんだけどな。」
食べたいものがあるのは元気の出た証拠……と、何を作ろうかあれこれと思案する。
そして、ハイドには大皿では出すまいと決めた。
その前に、とスノードームに立ち寄る。
1.コズエとハイドどちらを閉じ込めたいか
ハイド。マドモワゼルには最後まで決めつけはしない。
もとより、昨日の晩ははっきり言って6対6で票が分かれても全くおかしくない状況だった。あの場ではせいぜい「マドモワゼル・ユリアにきちんと委任しよう」くらいに留めるべき。それを事細かに伝えるのは仲間に何か発信したかったように思えている。
ただ、マドモワゼル・イヴが占うなら殴り飛ばした男より焦がれる……だろうか。
2.二人以外なら誰か
ラークとマドモワゼル・メリッサが消去法で挙がるが、これは残りの2人と比べてという印象だ。
3.今後の進行について、支障ない範囲で意見があれば。
アデルを守りたい。今日はともかく、明日以降はもう白を探す占いは避けるべきでは。
4.占い希望
これは慎重に考える。それでもラーペとイータなら大丈夫だろうとは思っている。
>>59 ハイド
「……ふうん、そう。それはよかったわね」
当てつけでも、そうだとしてもそれを私に言う?……いいえ、ハイドの事だから素直に言ったのだろうけど。それでも言う?
そんな思考のままにむくれた声音ですっぱりと切り捨てた。
「…………それは当然でしょ」
そうでなければ大事だ。
快諾してもらった事に笑みを浮かべたが、どこか言いづらそうな彼に眉を下げた。
「…………続きは後で聞こうかな。今日は早めに部屋に戻るから」
後でと言いながらも夜になったら質問を忘れた振りをしよう思った。
>>61 エリック
「何ですか?」
ぐっと近づけられた顔に驚きながらも話を聞いていた。菫色の瞳は大きく開かれる。
「…………どうして?」
当たり前といえば当たり前だけど。ちゃんと彼の口から理由が聞きたかった。
>>60 エリック
こくりと頷く。
「私も推理なんてしたことないから、自信なんてないの。
でもユリアちゃんが頑張ってくれたことを無駄にはしたくないから、頑張るよ!
勝ってユリアちゃんの運命を正しくして、腕時計を作ってもらうんだもん。
そしたらお礼にエリックとユリアちゃんにお揃いの靴を仕立ててあげるわ。
らぶらぶカップルって一目でわかるの。
かわいいと思わない?」
喪失感は、ほんの少し、ほんの少しだけわかる気がするから。
でも2人は両想いなんだから。
ハッピーエンドのその先に想いを馳せたっていいでしょう?
「もうっベソかくのはまだ早いでしょ!
私なんて呪狼占ったらゲームオーバーなのよ!
プレッシャーえげつないのよ!
頼りにしてるんだから気ー張ってよね!」
激励と、ちょっとだけ八つ当たりを込めてべしっと思い切り背中を叩いて朝食を取りに食堂へ向かった。
>>63 ガスパール
ガスパールのクロワッサンがあったのだから、恐らくそこにいるだろうと検討を付けてキッチンへ足を運ぶ。
ビンゴ。
今は火や包丁を使っていないことを確認して、背後からぎゅっと抱き着いた。
「おはよーガスパール!
朝ご飯作ってあげたかったのに仕事早すぎだよー。
これじゃお礼できない」
むぅ、と拗ねながらガスパールを見上げた。
>>67 コズエ
「.......俺が、そうして欲しいから」
それだけ告げて、顔を離した
「安心して。これは領主様からの命令じゃない。俺の希望。嫌なら無視すればいい。『女帝』はそんなことで、恋人に愛想を尽かしたりしない」
『女帝』の矜恃なんてとっくに捨てたくせに。都合のいい時だけ使うんだ。
>>エリック
「ユリアが居なくなったから何よ!閉じ込められたなら助け出すくらいの気力見せなさいよ。
ユリアほどは、あなたの事を知らないけれど…ユリアが好きな貴方は今の貴方じゃないでしょう。
女帝の運命なら、ここにも居ない人に愛情を向けるくらいのこと…見せてよ…。
誰も救われないじゃない…」
>>72 エリック
「……そう。じゃあ、私なりに解釈して善処します。私は❁︎吊るされた男❁︎の運命。どんな❁︎試練❁︎だって耐えてみせる」
……………女帝の運命だからなんて、嘘。そんなの、私だって分かる。
ユリアがいなくなって、彼の心が壊れかけているのだと何となくは気付いていた。
首に巻いていたマフラーを外すと、手早く畳んで彼に有無を言わさず押し付ける。
「今から私は庭仕事するから、持っててください。大切なものだから、何かしたら貴方でも許しませんから」
淡い紫のマフラーに視線を落としてから背を向けて、足早に去る。素直には渡せないけど、あれが彼の心の拠り所になればと願って。
>>75 ハイド
「…………そう。それなら、いい」
彼の一言で機嫌が直るなんて、惚れた弱みとはよく言ったものだ。
むくれながらもハイドに向ける目線は柔らかなものになっていただろう。
「うん、またね。…………ばか」
言いたい事があるのだろう。それを今聞き出す勇気が私にはなくて。
ただ、彼の言葉の位置をそのままに受け取って、赤い顔を隠すばかりだった。
>>58 イータ
「おお…名前も素敵だねえ。クリスマスかあ…え?」
ラークさんのことを聞かれる。
気にならないといえば嘘になるけど…。
「そうだねえ、気にならないといえば嘘になるけど……仕方がないことだと思うよお。指示の後も変わらない人たちもいるけど、ラークさんはほら…節制だからさ。わたしみたいな愚者とは違うんだよ。
…ていうか、ここに集まった人たち、身持ちが固いと思わない?ご領主さまの意図を感じないかな…?」
>>71 アデル
「わっ……!」
腕組みしてレシピを考えていたら脇腹から手が生えて抱きしめられる。
「不意打ちなんてズルイなあ……?びっくりした!
……よく眠れた?
ボクはよく、作っているうちに味見だ何だで食べた気になって忘れちゃうからごはんまだなんだよね。」
時計を横目で見て
「……もしまだ、約束が生きてるなら何か作ってくれない?」
搭、恋人、死神、皇帝、戦車、正義、女教皇、隠者。
死者の運命。
月、吊るされた男、悪魔、星、節制、愚者、運命の輪、女帝、太陽、魔術師。
生者の運命。
机の上のタロットカードを眺めているとここ数日のドラマが思い出される。
残された大アルカナは何を紡いでいくのか。
今日は何をしよう。
とりあえず、庭にある雪だるまでも破壊しに行くか。
>>60エリック
1.コズエとハイドどちらを閉じ込めたいか
→コズエさん。イヴさんが本物の占い師で呪い殺されたのなら、コズエさんを視るだろうと思います。
ただ、ハイドさんの正体を知り、『矢張りこのような人だったんです。私が正しかった』という為に占うと言うのもありますね。
どちらかと言えばコズエさんです。
2.二人以外なら誰か
→ラーペさんでしょうか。すみません、彼を一目も見ていないので·····
3.今後の進行について
→僕はまだ憑狼が乗っ取っているとは思っていません。なので先程もお伝えしましたが、今日片割れを出すのには反対です。
そして明日以降の乗っ取りに着いてですが、それを防ぐ術はないでしょう。今日ピンポイントで狙うのであれば、呪狼が強めのハイドさん、コズエさん以外から幽閉するというのが一案ですが·····。
如何せん余裕はありませんのでどちらのリスクを取るかという形になってきますね。
4.占い希望
→現状はメリッサさん、イータさんでしょうか。
>>68 アデライド
「そうだよね。アデライドは.......強くなったね」
リュラから初めて説明があった日。震えていた彼女が嘘みたいに。それに.......彼女が気を許していた最初の『恋人』は、他の恋を追って殉じた。
その心労はどれ程だったか。
バシッと叩かれた背中がヒリヒリしたけど、彼女が思いを込めてくれたことは伝わった。
「.......ってて。うん。早く終わらせられるよう、頑張るよ。
ああ.......アデライドの靴を揃いで履けたら.......」
ユリアが、靴をプレゼントしてくれると言っていたのを思い出して、それ以上先は言えず。アデライドの後ろ姿を見送った
手袋を受け取ると、一度自室へと戻った。
少しだけ仮眠を取ってから身支度を整える。
「もう、いいかなぁ……」
姿見にうつる自分を見て、ぽつりと零す。
なんだかとても疲れてしまった。
手に持っていたシャツとベストをベッドの上に放り投げて、鞄の中から菫色のパーカーを取り出した。外では絶対に着ない、着ることが許されなかったそれに袖を通す。
首元が大きく開いたそこからは、昨日つけられた彼女の指の跡がある。
けれど、愛した人はもういない。
隠す必要も、取り繕う必要も、どこにもなかった。
「あー、あー、こほん。
大丈夫。僕は絶対、大丈夫。」
いつものまじないをかけてから、黒の手袋を嵌めた手でドアノブを捻る。
向かう先はリビングだ。スノードームの声を聞き、状況を把握するために。*
>>73,>>74 イータ
イータの言葉を他人事のように聞いていると、突然近くに寄ってきて、パシンと頬を叩かれる。叩かれた頬には触りもせずに、イータを見下ろすように返事をした。
「.......閉じ込められた人を助ける、か。昨日は、確かに、そう決意したときもあったんだけどね。
俺には、そんな騎士みたいなことは出来ないよ。能力者としてするべきことをして、結果的に助けられたらいいとは思う。
自分に嫌気が差しているだけで、諦めてはいないから.......」
叩かれた頬は熱くて、ああ、イータは正しく【太陽】なんだなと実感した。リュラに向けるような優しい眼差しでイータを見て、立ち上がる。
「俺には、君は眩しすぎるな」
>>76 ハイド
「少しなら構わないよ」
>>82 ガスパール
「うん、ちゃんと眠れたよー」
2時間だけだけどという言葉は飲み込んだ。
『何か作ってくれない?』という言葉にぱっと明るく笑う。
「もちろん!簡単なのだけどすぐ作るね」
そう言うと早速手を洗ってエプロンを着る。
ムール貝をレモン汁、ニンニク、胡椒、月桂樹、オリーブオイルで蒸したムール貝の蒸し煮。
溶いた卵にジャガイモをたっぷりと入れてしっかりと火を通したケーキのように丸く厚みのあるトルティージャ。
バゲットに生ハム、チーズを挟んだボカディージョ。
三品を2人分皿に盛り付け食堂へ向かう。
「お母さんの故郷の定番料理らしいんだけどね、トルティージャはそのまま食べてもいいし、お好みでボカディージョに挟んで食べても美味しいよ!」
「多分その皆ってのには、特にエリックの事を思ってたんだと思います。
……昨日。エリックとユリアさんの時間は、俺が貰っちまってましたから。あの子が何をしてたのかは、言っておかないとと思ってね」
エリックにとって、最後のユリアさんの記憶が何かは分かりませんが。せめて、最後の日は笑っていましたよと。
潰された雪の、汚れた部分を避けながら。残骸を、組み立てながら話します
そして
「役立たずで。
約束が出来なくなったと。そう言いましたね。
あの領主と、何があったかは聞きませんよ。話したくないでしょう?
只ね。約束が出来なくなったのなら。
"お願い"は、聞いて貰えはするのかと。そう思いまして」
>>77 コズエ
コズエに、ユリアのマフラーを押し付けられた。
『恋人』からのお願いごと、聞かない訳にはいかず。
(.......全部言い訳だな)
首に巻く勇気はなくて、手に持ったままハイドと共に中庭に向かった。
>>60 エリック
「1はハイド、かなー。
あの日は呪狼とかイヴちゃん知らなかったし、領主様になにか吹き込まれたみたいだから、ハイドの運命を見たんじゃないかなって。
ただイヴちゃんのあの感じだと、コズエちゃんを…その、逆恨み?とかで占ったとかもなくはなさそうで迷ってる。
2は…メリッサちゃん。
あんまり意見が聞けてなかったと思うからって理由だから、今の状況でそんなに閉じ込めたいとは思ってないけど。
3は今10人だから、毎日2人ずついなくなっちゃうとすると…あと4日で狼3人閉じ込めなきゃってことだよね?
そうなると今日から憑狼を探さないとまずくないかなぁ?
私1回で見つけられる自信はないよ…?
4は歪んでない人を探すのか憑狼を探すのかで変わるから、また後で出すね」
>>89,>>90 ハイド
中庭に出る。雪だるまがあったという場所は、黒い雪の塊があった。領主の仕業であることは一目瞭然だ。
ハイドだけが知っているユリアの話を聞いたところでどうだと言うんだろうと、冷めた気持ちで聞いていたが。
「皆に教えたい」の、「皆」が、俺のことも考えてくれていたんならと.......ハイドの話を聞いて、急に、本当に急に、ぼろ、と大粒の涙が両眼からこぼれた。
それは数滴だったけど。
「.............はぁ。知らなかったんだ、ユリア。俺は、妹や弟と、店先に作って並べてたよ。顔もつけて、看板持たせてさ。妹が、雪だるまさんが寒いからって、わざわざ暖炉であっためたコートまでかけたせいで溶けたのはバカだったな〜」
「.......お願い?君が言って楽になるなら言えばいいよ。叶えることは期待しないでくれ」
「そうか、そちらか。」
スノードームを起動する。
存外静かな朝だったな。どちらとしても、もう少し荒れるんじゃと思っていたんだが。
女帝ならば特に。
「名乗ったのも早かった。
覚悟はできていたと、そういうことかな。」
>>5エリック
「共鳴者の扱いについては支持しよう。
キミが一番、歪んでしまう危険を持っているんだ。反対する理由はない。」
「聞きたいと言っていたことも応えられるだけな。
今のところは、
1.吊るされた男>月。
恋人の彼女が占ったならば、懸想をしていた方だと考えている。
誰にも言わずに占えば、にっくき間男の凶弾に倒れるだけで終わってしまうからな。宣言せずに行ったとなれば、自身の味方となってほしいヒトを占うんじゃないか?
彼女がそこまで冷静であったかと言われると疑問は残るが。
“恋人様”ではない恋仲同士の答えを見て考えたいな。
この質問にどう答えるかは気になるよ。」
「2.星の彼と太陽の彼女は抜きたいかな。太陽の彼女に関しては昨日のとおり。星の彼については後で。」
>>93エリック
「……はは。そりゃまた、クオリティの高い
ユリアさんがエリックと作ったら、きっともっと楽しかったんでしょう」
ほんの少しだけ、決壊しちまったんでしょう。
流れた涙を。俺は見ない方が良いと思って。
「えぇ。お願いです。
対価が無い。取引ですら無い、只の身勝手なお願い
あぁ、でもその前に。聞きたいんですけど」
「歪んだ運命達を閉じ込めて。運命を正常にして。
あの扉の向こうから、皆さんを助けられるとするじゃないですか。
その時。
……出てくる皆さんは。果たして本当に、元の皆さんなんでしょうかね
向こうで、殺しあって。自分の運命(在り方)を歪められて。それでも、全部が終わったら。
今まで通りで、いられると思いますか?」
>>96 ハイド
「.......嫌なことを言うなあ。記憶が残るんなら、まったくの元通りというのは、難しいんじゃないかな」
>>60 エリック
「ハイドさんかコズエさんのどちらかを…。
イヴさんが占い師ならきっとこのどちらかを占って呪いを返されたんだよね?もし、あの時呪狼を見たら死ぬことを知っていたんだったら…好きな人に殺されることを選ぶんじゃないかなって。だから多分コズエさんが呪狼…かな。
でも、推測でしかないから、わたしとしては、どちらかを必ず今日選ばないといけないなら、ハイドさんとコズエさんで話し合って決めて欲しいな。」
「このふたり以外なら…わたしの『恋人』のラーペさん。まだお話出来てないけど…」
「3.【今日の占い先を、昨晩、女教皇の彼女が指定したもの】にするのはどうだろうか。
現状、共鳴者を占うのが一番の損な筈だ。本物だと確定した魔術師の彼女に共鳴相手は入れていないと思う。
下手に指定し直すより、損はしないんじゃないか?
歪んだ運命が聞いてると考えると、言うべき意見ではなかったかもしれんが……」
「4.先ほど抜くべきと言った【太陽と星】の運命を持つものたち。
ま、現状ではあるが。」
>>98メリッサ
「おやおや、仮にも恋人に酷いじゃないか。」
御指名頂いたところで動き出そうか。
チャンスが転がってくるまでと考えていたが、せっかく名前が出てきたんだ。
これはチャンスと取ってもよいだろう。
あ、ラーペさんいた。
名前を出した直後で何となく気まずいけど、お話しないと…せっかくの『恋人』だし、ちゃんと仲良くなりたい。
>>95 ラーペ
「あの…ラーペさん、だよね?
こんにちは、あなたの『恋人』のメリッサ=フォスターだよお。ごあいさつが遅れてごめんねえ。」
>>99 ハイド
ふん、と笑うように息を吐いた。
「それは.......無理だな。俺としても、『恋人』をあそこへ送るのは本意じゃない。でも、運命を正すための『公証人』として、必要があればそうする」
「.......それは、ずるいと思わない?ハイド。
俺の可愛い人はもうあっちに行っているんだよ。
やるんなら、決定が出たあとみんなの前で言えばいいよ。俺は、領主様じゃないから。みんなに言うことを聞かせることは出来ないよ」
「君が、【イヴが占ったのがコズエじゃない誰かである可能性】を言えるんなら考えてもいい。
君が、俺たちの味方なら、嘘の自首は勧めない。たとえ君が呪狼だったとして、コズエが呪狼じゃないとは言えないし.......憑狼じゃないとも、なぜ言える?」
「君も昨日言っただろう。無駄なことをする時間は無いんだよ。一時、あの部屋に送るのを避けて、永遠に運命が歪むのを早めるの?」
>>88 アデル
「わあ、元気な色の食事だ!」
ぐぅ……と健康な音が腹から鳴るのに照れながらアデルとふたり並んで食事をとる。
少し充血したアデルの目を見れば、よく眠れたというのは方便だろうか。「ウソがヘタだな」なんて言えたらいいのに。
「簡単なんて言って、ずいぶん工夫されているし作り慣れているね。ボクが試作品以外で誰かが作ったものを食べることは滅多にないから嬉しいな。
それに、おいしい。
アデル、ありがとう」
フォークが皿と口を絶えず往復してきれいに平らげる。
その前に……最初のひと口はおすすめのものが欲しくて"恋人"に向かって口を開けたかもしれない。
まだアデルと呼ぶことが許されるなら。恋人を愛称で呼んだだろう。
>>101 ラーペ
「仮にもだなんて。ちゃんと『恋人』だよお?
昨日はすっかりすれ違っちゃったけど、今日は恋人らしくエスコートしてくれたら嬉しいねえ、なんてね。」
らしく、というのがなんなのかは結局よく分からないけど、ご領主さまの言いつけを守るならそうすべき…だと思う。
ハイドとの話が終わったら、スノードームに吹き込まれた音声を聞くだろう
「みんなありがとな。大体自分の中では固まって来た」
目に止めると必ず追ってしまうのはわかっているから、
なるべく視界に入らないようにと、しているのに。
気付けばメリッサの事を目で追ってしまうのだ。
(いけませんね·····)
パンっと頬を自分で叩く。
冬の寒さ故に赤くなった所はさらに刺激を増す。
考えなくては。
>>60 エリック
庭に行く前にスノードームに声を吹き込んだ。
「1.コズエとハイドどちらを閉じ込めたいか
…………意地悪な質問。大切な事だし、ゆっくり考えてもいいかしら
2.二人以外なら誰か
ラーペさんとメリッサさん。
ラーペさんは狂人より。ユリアがいる頃から進行に口出ししたり、わざわざ共鳴が昨日上げた中から占おうと言ったりしている所に違和感を感じたかな。呪狼を占う危惧があるなら、共鳴を占った方がまだ安全じゃない。
メリッサさんはあって憑狼されてそうと見てる。あまり話してないのと、姿を見てないからっていうのもあるけど…
3.今後の進行について、支障ない範囲で意見があれば。
狩人、闇狩人は明かさない方がいいかしらね。
狩人と闇狩人は狼から見てわかってる事と更なる情報を与えてしまう。後手に回りたくないでしょ
4.占い希望
ラークさんとガスパールさん
この中で比べて狼ではなさそうな2人を挙げたわ」
ドツボにハマり始めて、気分転換に向かおうと立ち上がる。
キョロキョロと今の恋人のイータを探す。
>>イータさん
「イータさん。もしお時間頂けるのであれば、散歩に付き合って頂けませんか?」
オレはパティシエなのだ。パティシエにできることはお菓子を作ること。
ご注文のブッシュドノエルはクリスマスのものだが、別にいつ食べたっていい。
スポンジを薄く焼き、クリームを緩く抱き込むようなロールケーキを作る。ミルクの香りを残し、バニラビーンズは控えた優しいクリーム。これで外側も飾って、真っ白なブッシュドノエルに仕立てる。
上に砕いたピスタチオ、キャラメリゼしたアーモンドを散らして食感を楽しめるように。クリスマスの名残のように真っ赤なスグリの実も乗せる。
そしてオレンジ。
ひとり分サイズのセルクルにチョコレートムースを作る。その上にチーズとオレンジ、すりつぶしたオレンジピールをまぜたムースを作り、仕上げにはオレンジのゼリーを敷きつめ、クリームを少し絞ってオレンジの実を乗せる。
思わずついセルフィーユを取るが、ミントに差し替えて彩りにする。
そのままで終わりにしてもいいが、薄いチョコのドームを作ってその上からかぶせた。
倉庫らしき部屋を探せば、庭師が使うような道具やそれを腰に固定するベルトなど様々なものが揃っている。
今はリュラだけだが、かつては使用人もいたのだろうか。……もしいたとして、その行く末は追いたくないのだが
そんな事を考えながら道具を通したベルトを固定して、短い髪でも邪魔だからと結んだ。
…………あの女が来てから、前妻の娘のくせに色気づいて生意気だと切り落とされた髪。昔はちゃんと伸ばしてたけど今はもう未練がない。……短いのも、楽だし
かご台車に肥料やらホースやらを乗せて部屋を出た
後は思いついたままにカラフルなマカロンやオーソドックスなプリン、ラングドシャやフィナンシェ、マドレーヌなど作って大皿に乗せていく。
「大盤振る舞いだな……?」
それでも今日は華やかなものを作りたかった。
最後にガレット・デ・ロワを作ろうとして、手を止めた。
「これは、全てが片付いたその瞬間まで待つか。」
自分がどうなるかは甚だわからないが、自分が作りたいものの余地を残しておきたかった。
オレ自身にも希望は必要なのだから。
キッチンを通りすがると甘ったるい匂いが鼻につく。
彼は今でもそれだけが自分の意義と言い張っているのか、
名を手に入れるために。
太陽と節制は散歩をする。
恋人らしくて結構なことだ。
あの太陽を堕とすには節制というカードは上手く使う必要がある。
隔離された部屋の声に耳を澄ませていると中庭についていた。
あの影は。
>> コズエ
「今回のお客さんは皆、中庭が好きなようだ。
その中でも君は.......。うちの専属庭師の座でも狙っているのかい?」
日が沈む前の時間。昼と夜の境目に庭で仕事をする。2日に1度くらいのペースだけど、時間が許せば毎日したいくらいだ。
植物はいい。人と違って、感情はないから。生きてはいるけど、声は出せないから。
剪定バサミで赤い薔薇の無駄な葉を切り落とす。パチン、パチンと子気味の良い音と共に。
……そういえば、ここの植物は雪の中でも何故か枯れない。どうしてかしら。
そんな話を昨日、ユリアと共にした。彼女は従者に聞いてみるとは言っていたが、その前に……いなくなった。
私が代わりにリュラさんに聞こうと思っていれば、側に来る人影に顔を上げた。
>>116 領主の男
「……そう思われたのであれば、違います。職業病なもので、手持ち無沙汰な時に植物を前にすると世話を焼きたくなるのです。
人ともお話しておりますが、私の"恋人"は公証人。私1人が独り占めする訳にもいかないようですから。
……そういえば、庭には希少な植物が多いようですが、領主様のご指示ですか?」
雪の季節に咲くわけもない花が咲き誇っているのはなんなのだろうと尋ねる。
「……重々ね。
それでも、俺には
ほんのちょっとでもあの人が殺意や敵意で、陵辱されるのが許せない
……死ぬほど恐いですが」
白い煙を、もう一度大きく吐き出して
エリックの答えを聞いて、俺は何を思ったんでしょうね
「俺は、もう少しここで雪だるまをつくっときますが
エリックは忙しいでしょうし。どうされますか?」
>>119,>>120 ハイド
ハイドに火を貰って、静かにタバコを吸う。ユリアのマフラーは、灰がつかないように背広の内側に入れたけれど、匂いくらいはついたかもしれない。
やがて、ふー...っと、煙を吐きながら「そう」と言う。
「君の言いたいことは分かった。俺は、スノードームの部屋に戻るよ」
「俺は、君が、隙あらばコズエの元へ話に来るのが、本当に腹立たしいよ」
昨日、領主に逆らったときは、コズエとハイドを守ったつもりにもなった。けれど。
「君は幸せだよ。君の在り方が既に」
>>エリック
スノードームに録音された音声を聞き、ふむ……と顎に手を当て思案する。そうして、録音を開始させれば、自身の声を吹き込んでいく。
「1.コズエとハイドどちらを閉じ込めたいか
…状況的に見て、コズエさんですかね。
他の占い師の方がそうだったように、まずは自身の恋人の正体を知りたいと思うのが普通の感覚ではないでしょうか。
それに、ハイドさんがもし狩人だと嘘をついている呪狼なのだとすれば、ユリアさんを狙うとは思えないんです。どうぞ疑ってくれとわざわざ言いに来ているようなものでしょう?
まぁ、それを逆手に取られている場合もありますが……
2.二人以外なら誰か
メリッサさん……ですかね。
彼女の詳しい意見というのをあまり聞けていませんから。自身の意見を言ってボロが出るのを恐れているのかな……とは思います。
なので挙げさせて頂きました。」
「3.今後の進行について
共有を出さないことには、他の方と同様に賛成します。
ほかについては……申し訳ありません、思いついたらまたここにお話しますね。
4.占い希望
【ガスパールさん、ラーペさん】ですね。昨日と同じです。
ただ、呪狼に怯えて白ばかりを占うという方法も、あまり長くは続けられないでしょうね……続けるとしても、今日が最後かと。」
そこまで言い切ると、ふぅと息を吐いて録音を止めた。
>>118 コズエ
「仲良しこよしが1人欠けても、自分の使命を見失うことは無い、か。自覚の塊みたいで肩こりがしそうだ。
世話をされて困ること一つもない、好きな時に見てやってくれ。」
手持ち無沙汰、とは言っているがスノードームの限りだと彼女の心中も穏やかではないだろう。弱みを隠すのも強さだ。
「残念ながら、草花には思い入れも造詣も無くてね。
だけど搾取した税は有り余る。金は手元に置いてあっても価値はない、庭はただの投資先1つさ。
管理の方はリュラの預りで、彼女が必死に私の趣味を探って作り上げた作品だ。
見たことない花、咲くはずのない花について疑問も絶えないだろう?
でも簡単なんだ。
魔法の力、こんな端的な説明で全てが片付く。」
植え込みの上に積もる白い雪を一掴み手に取って柔らかく握り、葉で耳を付けた。
ああ、アレが無い。と、ズボンの裾を濡らしながら、くわえタバコで探していると、庭の隅の方に小さな赤い実をつける植物があった。
戻って、その実を埋め込めば.......異国から来た商人に教えてもらった、雪のうさぎが出来た。それを植え込みの上にちょこんと置いて、屋敷に入った。
>>120 ハイド
スノードームに声を入れ終え、伸びをする。
そう言えば、今日は恋人の組み替えはなかったようだ。メモも貼られていなければ、領主の姿もまだ見ていない。
何となく、足を庭へと向けた。その道中、公証人の彼とすれ違ったかもしれない(>>125)。
未だに止むことを知らない雪は、花壇に咲いた花に優しく降り積もる。
ふと、その中に大きな背中を見つけた。ごそごそと一人で何かをしている様子。
「………あ、あれ、おじさんだ。」
そう言えば、今日居なくなったユリアの相手があの人だっただろうか。恋人がいなくなった者同士、話し相手にくらいなってはくれいだろうか。
そう思えば、庭へと駆け出した。
ドン、とその背中を押す。押したあとに、彼が怪我人だと思い出したが、まぁ、雪の中作業をしているのだから大丈夫だろうと、そう思う。
「おじさん、なにしてるの?」
取り繕う必要はなくなったから、素のリアンで、興味津々と言った声音で、話しかけた。
アトリエの中は絵の具の匂いで満ちているはずなのに、どこか違う匂いが混ざっている様に感じた。
「この部屋はメアリーさんが確か使って·····」
大きなキャンバスの前で足を止める。
異なる匂いは近付くにつれて強くなっていった。
すうっと鼻で呼吸をすれば、確かに感じる。
夥しい血で溜まりが出来た時。彼を運んだ時。一張羅を洗った時。確かにこの匂いに覚えがある。
これは────血で描かれている。
手を顔に当てて口元を隠す。
絵をよく見れば線のような跡が多数ある。指で、これを?
尋常ではない狂気と想像出来てしまう痛みに、胃酸が込み上げて来そうだった。
甘い香りに誘われて厨房へふらふらと吸い込まれると、華やかなお菓子たちがガスパールさんの手で生み出されていた。
わたし、きらきら輝くお菓子たちにちょっと興奮気味。
>>115 ガスパール
「はああ、さすがだねえ、ガスパールさん。
これが噂のブッシュ・ド・なんとか…で、これはどこからどこまでが材木でどこからどこまでが食べられるの?」
>>132 マドモワゼル・メリッサ
「おや、キッチンは裏方だよ?ボクのファンだって店の中で待っててくれるのに。
こんな所までやって来たからには手伝ってもらおうか。
ほら、容器に収まり切らなかったプリン。片付けてしまおうか」
小さなカップからプリンをすくって食べる所だったスプーンをメリッサの口元に運ぶ。
指先で口元を拭ってスプーンを流しに置けば、ほんの2日ほど前より急に大人っぽい顔立ちになっているのをほんのり寂しく思つ。だがそれは聞くまい。
ブッシュドノエルはどこが材木なのかという質問にぷっと吹き出して
「だったら面白いね?
残念ながらこれは全部食べられる。ボクのお気に入りのガトーだ。香り付けのお酒は使っていないから誰と食べてもいいものだ。」
ワゴンに次々と乗せ、食堂へ運ぶ。
さあ手伝って、とトレイに乗せたたくさんの焼き菓子をメリッサに任せた。
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