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人里離れた森の中にその洋館はあった。
一人の少年が招待状を手に目を輝かせる。
門を開け、鮮やかなバラ園を抜ける。
そして、屋敷の扉を叩いた。
1人目、塔の運命 アスター がやってきました。
従者 リュラ が見物しにやってきました。
「えっ、もう来たんですか?」
屋敷の扉から声がし、リュラは慌てて向かう。
招待状に記した時間は…やっぱり、あと一時間は遅い。
「ようこそ、お客様!」
「あ、良かった。
もしかして、やっぱり早かった?でも、こんな素敵な招待状貰ったらいてもたってもいられなくて。
と、名乗るのを忘れてた。俺はアスター・マグライネン。街では劇団員をしていてさ。聞いたことあるかな?バタフライエフェクトっていう劇団なんだけど…。
それよりも君がここの領主?思ったより若いんだね!」
「そうなんだ!
それにしてもこんな山奥で暮らすなんて大変じゃない?娯楽もなさそうだしさ。娯楽と言えば、君やここの領主は劇は好き?
この衣装、今の演目の役の衣装なんだけどさ」
「島に閉じ込められた学生達。呪いにより次々と命を落としていく。最後に残されたのはたった三人。……っていう。俺はその最後まで残って信じてもられなくて、クラスメイトごと呪い殺されるって役なんだけどね」
『我が言の葉を幾度紡ごうとも、貴様らを救う事は遠き夢だったということか。
我が身と引き換えにでも、せめて貴様らだけでも救いたかった。それすら叶わぬのは、我は……悔やんでも悔やみきれぬ』
「ってね。どう?興味出てきた?」
「はあ……」
どうやらこの人は凄くお喋りが好きな人みたい。
「演劇…ですか。ご主人様に確認してみますね。ご主人様の所に向かう前に、少し屋敷を案内しておきますね。しばらく、こちらで過ごすことになりますし」
アスターを連れて、リュラは進む。
「1階は使用人の部屋とキッチン、リビング、ダイニング、浴室もあります。それから、書庫ですね。結構色々と揃っているのですよ」
「君は?君自身は興味無いの?
他の演目もあるから、そっちなら気に入るかな」
「とある女の子とその人形達の話なんだけど。女の子に心を貰った人形がその心に戸惑いながら、他の人形の心を奪おうとする話なんだ。帽子を被った人形が赤い髪の人形に別れを告げるシーンがとても人気なんだ。
結末は、悪い人形を探し出せずに不完全な心の赤い髪の人形が心を亡くして動かない帽子を被った人形を抱いて瓦礫に潰されるんだけど」
「私ですか?私もあまり演劇は見た事はありませんね」
この広い屋敷で従者はたった一人、リュラだけなのだから。それに…人遣いの荒いご主人様の前で演劇が見たいなどと口が裂けても言えるはずがない。
「食事は私が準備いたしますが、キッチンもご自由に使ってください」
「うーん、ならこんな話はどう?剣を振るう騎士達の話さ!
若き騎士達が異種族と呼ばれるもの達と知恵比べをする話なんだけど。その国では異種族が悪とされていてね。認められたい異種族と認めたくない人間が知恵比べをするんだ。
劇中の戦闘シーンは見ものだよ!」
「興味持ってくれた!?
そうなんだよ!皆を見守る王子がかっこよくてさ。あー、俺もあの役やりたかったなぁ。
ただ、結末は結構悲惨で。騎士の中に隣国のスパイが紛れ込んでいて、和解出来たはずの異種族も騎士も王子も皆、殺されてしまうんだ」
「仕方ないんだよ、何でも団長がさー。
『リアリティがあった方がいい!』とか、『うちで題材にしてるのは全部過去にあったことなんだ!』とか。ぜんっぜん、文献も何もある訳じゃないし、全部団長の妄想だと思うけどね!
他にあるのは、隔離された施設の中で暮らす話とかかな。その中で殺人事件が起こって、何とか犯人を見つけて脱出する話。
フローレンスって女の子が主役なんだ。俺はその劇出てないけど。
フローレンスはテオドールに恋をして、一緒に出ようと誓うんだ。最後に残ったのは何の偶然か、その二人。でも、施設を出る日にテオドールが死んでしまって、施設から出たのは『フローレンス』一人だけだった。っていうオチ」
「テオドールさんは、何か病気でもしてたんですか?」
ちょっと興味が惹かれ聞いてみる。
「あ、2階はご主人様の部屋と…あとは空き部屋ですね。お客様は好きな部屋をご自由にお使いください。
掃除はしておきましたので。…埃っぽかったらごめんなさい」
「それは劇を見てのお楽しみさ!もしかして、男女の恋愛ものが好き?うーん、なるほどね!なら、こんなのはどうだろう!
100年に一度、お狐様が降りると言われるお祭りさ!一人の男が二人の女性に恋をされてね。一人は男に想いを告げて、一人は告げられぬまま祭りは終わる。でも、男は想いを告げた子ではなく、もう一人の女を選ぶんだ。そして、そのまま二人は遠い地へと愛の逃避行。
………という夢を見ながら心中するって話さ」
「…やっぱり、バッドエンドじゃないですか」
リュラはとある部屋の前で立ち止まる。
「ここがご主人様の部屋です。私に話すのもいいですが、ぜひ他の人にも話してみると良いかと思います。
ご主人様も、アスターさんが良い恋を出来ることを望んでいると思いますから」
そう言い、リュラは部屋の扉をノックした。
主催者 領主の男 が見物しにやってきました。
流し読みをしていた新聞は古臭いゴシック体で世間の不安を煽るだけ。
これに踊らされる人形どもは、この屋敷でもさぞかし滑稽な玩具になる。
いつもの几帳面なノックが聞こえる。
リュラと……。
時計も読めない愚かなマリオネット一号の到着だ。
「入れ。」
さて、君はどんな運命を持っている?
「お初にお目にかかります!この度はお招き頂きありがとうございます。ところで、領主様は演劇などご覧になられますか?先程までこちらの従者さんとお話していたのですが。
あ、名乗るのを忘れていました。ん?招待状送っているということは知っている……?ですが、名乗ります!俺はアスター・マグライネンです!」
主催者 領主の男 は、支配人に任命されました。
2人目、月 ハイド がやってきました。
足を向けましたは、我等が領主様のお屋敷
俺は、パーティーへの期待と不安、も一つおまけに懐疑を胸に、足を踏み入れちまいました
「いや、胡散臭い集められ方ではありましたが
これで俺にも、家で俺の為に尽くしてくれるお嫁さんが見つけられるかもって訳かい?
お先真っ暗だったが。上手いこと、若い嬢さんでも騙くらかしちまえばこっちのもんですかね」
我ながら下卑た笑いが浮かんじまいますが、誰かに見られる事もないでしょうさ
この日の為に、必死こいて金をかき集めてスーツまで仕立てたんだ。
おっぱいがでかくて、尻もでかくて、腰が細い嬢ちゃんはいないですかねぇ
3人目、月の運命 コズエ がやってきました。
街から歩く事何時間か。山奥の大きな屋敷の前に私はいた。
藤間の家は大した事のない、強いて言えば代々街の花屋なだけの家だ。それが貴族様にお呼ばれしたからと念入りに準備なんかして。本当、藤間家の見栄張りっぷりには嫌気がさす。
目線を下に落とせば綺麗な服が目に入った。これもこの日のためだけに用意されたもので…。家を出る前に『貴族様に失礼のないように』『あわよくば目に留まるかもしれない』なんて馬鹿げた事も言われたっけ。
……こんな事をしたって、❁下の者❁な事に変わりは無いのにね。
立派な屋敷に入るのは気が引けて、門の前で立ち尽くす。
地面を向いても何にも変わらないのになあ…とか、他人事のように顔を上げて空まで続くような門を見つめた。
4人目、女教皇の運命 ユリア がやってきました。
5人目、悪魔の運命 リアン がやってきました。
恋愛なんてものには全くもって興味が無い。
僕を満たしてくれるのは、本の世界だけだから。
でも、両親が初めて期待してくれたこと。
それならば、フリだけでもいい。
きちんと役目を果たそう。
──これが僕の、逃れられない運命だ。
6人目、星の運命 ガスパール がやってきました。
月の運命 コズエ は肩書きと名前を 吊るされた男の運命 コズエ に変更しました。
月 ハイド は肩書きと名前を 月の運命 ハイド に変更しました。
7人目、恋人の運命 イヴ がやってきました。
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
「yes、no、yes、no、……」
店の奥で、イヴは花びらを散らしていく。
「……、yes、no、……yes。」
「ふふ、ふふふ。そう、そうなの…なら、行かないと、ね。」
彼女の人生は常に花に囲まれ、花を好きな人々に囲まれ、そして笑顔に囲まれていた。
いつだって美しい花を眺め、愛でることの出来るこの生活に、彼女は満足していた。
ーーーーー否。
満足など、到底できるものではなかった。
確かに彼女は美しい花を愛していたが、それ以上に、恋だの愛だのというものを欲していた。
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
8人目、恋人の運命 サロメ がやってきました。
ちょっとちょっと、陰気な人ばっかりだったりしないでしょうねえ!
あたしの晴れの【舞台】なんだから、そんな湿っぽいのはごめんよ?
「わ、わ」
続々とお客様がやってくる。ここは従者として、しっかりやらなくては。…また、ご主人様に叱られてしまう。
「あ、ご主人様。先に皆様に記載頂くプロフィールカードを準備しておきますね。良ければご主人様も……。
もう一つの方につきましては、皆さんが揃ってから準備します」
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
-だって、それが私に与えられた運命というものでしょう?-
しかし悲しくも、今までの出会いはどれも、ああ違う、また違う、これもまた…と、それなりに楽しんではみたものの、彼女の愛は、心は、常に満たされてはいなかった。
そんな時も、きっともう終わり。
「ああ、今日のこの良き日に、この出会いに、感謝を……。」
イヴは、確かに自身へと送られた一通の招待状を抱き締め、まだ見ぬ愛の熱に胸を高鳴らせているのだった。
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
その胸の鼓動が、拒むことの出来ぬこの選択に、どうなっていくかなど、彼女はまだ知らない。
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
村の設定が変更されました。
9人目、【節】 節制の運命ラーク がやってきました。
「これは、これは」
うーん。
招待状を確認しながら屋敷の前に立つ。
ちらりと見ることはあっても、門の前に立つと流石に壮観だ。
凝った装飾に背丈の3倍くらいもある門。
「場違いだと思うんだけどなあ、僕」
恋人の運命 サロメ は肩書きと名前を 死神の運命 アサガオ に変更しました。
死神の運命 アサガオ は肩書きと名前を 死神の運命 サロメ に変更しました。
10人目、皇帝の運命 レイリーン がやってきました。
11人目、教皇の運命 ホーラ がやってきました。
12人目、愚者の運命 メリッサ がやってきました。
遠い…御屋敷が遠い…
これはもう相当なおもてなしを期待していないとやってられないよぉ。
着いたら早々に寝ちゃってもいいよね?ね?
13人目、愚者の運命 ラーペ がやってきました。
14人目、女帝の運命 エリック がやってきました。
「ええと、ここが屋敷で合ってる、よな」
妹に書いてもらった地図を指でなぞって確認する。
このルートで来たから……合ってる、ハズ。
こんな大きなお屋敷に来たのは生まれて初めてだった。
以前、仕事の途中で迷子になって森の木々から覗くその立派な屋根を見かけたことはあったけれども、自分には縁遠い場所だと思っていたのだ。
「緊張するなァ。伴侶とか………話しやすい人がいるといいけど。男でも、女の子でも」
門というか空を眺めていれば同じような人が一人。手に持った紙からして参加者なんだろうな…と思いながらも挨拶はする。
体面上、やらねばならないと思ったから。……これも私の運命の❁試練❁なのでしょう。
>>29 ラーク
「…御機嫌よう、名も知らぬお方。貴方も、貴族様からお招きされたお人なのかしら?」
らしくない話し方で柔らかな唇を僅かに上げて微笑む。
愚者の運命 ラーペ は肩書きと名前を 運命の輪の運命 ラーペ に変更しました。
15人目、隠者の運命 メアリー・アン がやってきました。
階下が騒がしくなっていく。
運命が集まり、交差し、混ざり、騒ぐ。
きっと挨拶で忙しくなるが、
今はただ待とう。
リュラの淹れた紅茶はいつもの味。
机の端に散らばってるタロットの傷を少しなぞった。
「ボンソワール!わぁ!素敵なマドモワゼルがいっぱいだね。
キラキラのエトワール、ボクがおそばに近付けたらどのマドモワゼルも一層輝くだろう。
>>20 マドモワゼル・コズエ
「浮かないかんばせ。またそれも美しい。
運命はあなたに味方しているよ?だって!今日からボクとキミの物語が始まるのだから。マカロンはいかが?」
>>21 マドモワゼル・ユリア
「うわぁ……高貴な雰囲気を纏う淑女だね?お近づきになれたらボクとっても光栄です。お手をどうぞ?フロランタンなどお召し上がりかな」
>>24 マドモワゼル・イヴ
「おやぁ……?花びらがたくさん。
ボクをどこかに誘っているのかな。花に誘拐されるなんて冬の奇跡だね。うん、持っていくならラングドシャ」
>>25 マドモワゼル・サロメ
「おや素敵な冬の夜は舞台としては基礎はバッチリ。
お相手役にボクはいかがですか?陰気とは縁遠い、天才パティシエのガスパールめが、ここに。ふむ、バラのようなジュレがお似合いかな?」
ああなんて忙しい!美しいマドモワゼルたちがこんなにも!
「さて、楽しいパーティの始まりだ」
俺はそう上機嫌に呟いて、屋敷の門をくぐる。
成功の約束された人生は退屈だが、こういうイレギュラーは嫌いではない。
/*
おとぎ話って素敵よね。
物語とはいつだって美しく、ヒロインには平和と幸福をもたらすものなの。
でもそれって笑っちゃうわよね。【幸せな時期】を物語の結末にしているだけってことは、つまりそこがピークだったってことだもの。
それってつまり
彼女の【悲劇】を誰も知らないってことでしょ?
*/
「人が輝く時っていつなのかしら……始まり?終わり?…ふふ、私にとっては今日この時よ。」
‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦‧──────────‧✦‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇
…そして、ルシフはお姫様の手を取り、言いました。
「ボクはアナタを愛しています。
アナタも同じ心なら、ボクと結婚して下さい。」
その言葉を聞いたお姫様は、目を丸くして驚きます。しかし、すぐに優しく微笑んで言いました。
「えぇ。私も、アナタを愛しています。」
こうして、お姫様と結ばれたルシフは、仲良く幸せに暮らしましたとさ。
え?月の在処はどこかって?それは──
‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦‧──────────‧✦‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇
パタンと本を閉じ、リアンは窓の外を眺めた。
ここのところ、ずっと振り続けている雪は未だに止む気配がなく、眼下では、近所の子どもが雪だるまを作ってせっせと軒先に並べているのが見える。
そろそろ出立の時間だろうか。
鞄に、招待状と、お金と、先程まで読んでいた本を入れていると、階下から母親の怒鳴り声が聞こえてきた。
リアンは小さくため息を吐き、その声にいつもの調子で返事をする。
「わかっています、お母様。
すぐにでも出立致します。」
俗に言う没落貴族。
あの頃の夢を捨てきれずにいる両親は、リアンと彼の兄に、庶民らしからぬ教育を与えていた。
この口調も、呼称も、振る舞いも、全ては両親の自己満足の賜物で、リアンが望んだものではない。
「お父様、お母様。行って参ります。」
必要な物を詰めた鞄を持ち、両親に向かって深々とお辞儀をする。
きっと選ばれたのが兄であれば、両親はなにか言葉を掛けたのだろう。しかし、呼ばれたのはリアンだけなのだ。出来損ないの、落ちこぼれた、末っ子のリアン。
玄関の扉を開き、一歩、外へ踏み出した。
雪が降っているにも関わらず、過ごしやすい気候は少し不気味で、寒くはないのに思わず身震いをしてしまう。
バタン、と大きな音を立て、リアンの後ろで玄関の扉が閉まる。ガチャリ、鍵の閉まる音まで聞こえてくれば、いよいよ後には引けなくなってしまった。
「お兄ちゃん……僕、ほんとは行きたくないよ…」
鞄の紐を強く握り、ぽつりと零す。
決して誰にも聞かせられないリアンの本音は、雪の中、楽しそうに遊ぶ子どもの声にかき消された。*
>>40 リュラ
「あ、お邪魔してます。招待状ってこれでいいのかな。配達の仕事してます。エリックって言います」
ぱたぱたと屋敷から出てきた子に、にこりと笑いかけて招待状を見せた。
妹の幼い日のことを思い出す。
いつだって、笑顔を保っていなければならない。
いつだって、正しい答えを選ばなければならない。
ああ、別に大丈夫。辛くはないさ。
俺は人が羨む皇帝の運命を持っているのだから。
これは、恵まれた運命を持つものの義務のひとつだ。
>>サロメ
「やあ、君。キョロキョロ回りみて、何してるの?」
「ご主人様は2階にいらっしゃいますので、出来れば最初にご挨拶をしていただけると…。私のためにも」
ご主人様は皆に恋愛をしてもらいたいと言っていたが、それはそれとして。
「【何か困ったことがありましたら、私にご相談くださいね】。ご主人様の従者ですし…ある程度は出来ると思います」
近くにいた方と挨拶を交じわせば、知らぬ殿方が一人。
『声を掛けられるのは光栄な事なのよ』私の気持ちも知らない母の声が聞こえた気がした。
幻聴を振り払うように、声を掛けてきてくれた殿方にも微笑んでみせる。
>>34 ハイド
「御機嫌よう。良いお天気でよかった、と思っていましたの。貴族様の開かれる催しが、暗いお天気では皆悲しい。そうでしょう?」
そんな明るい事、微塵も考えてはなかったけど。これも、私が皆に望まれる私でいるための❁試練❁なのだから。仕方ない、仕方ないの…。
「私はコズエ・トウマと申します。この近くの街で花屋を営んでいて…ハイドさんはどちらからいらしたんですか?」
不躾な目線を向けられている気がする。花屋に私目当てと言い張って来る男の客によく似た目だ。
……正直、あまり気分は良くないけれど。恋をするなら殿方の品定めもあるだろうと微笑みを貫き通した。
イヴはかごに丁寧に詰めたいっぱいの花を手に、一人屋敷へ続く山道を歩いていく。
(こんなところに、屋敷があるだなんて……)
(なんて、素敵なの……!!)
「ああ、これから始まる愛の物語にぴったりだわ…!」
漏れ出る言葉は感嘆を含み、長い道のりをものともせずに彼女は歩き続けた。
また、知らない殿方に声を掛けられた。嬉しい、と思わなければならないのだろうけど。今の私には当惑しかなかった。
……おかしいな、人と話すのは、嫌いじゃないんだけど。
それでも、彼の紡ぐ言葉に邪気を感じなかったのでそちらに目を向ける。
>>41 ガスパール
「御機嫌よう、ムッシュ。
……あら、そうなの?貴方と恋物語を…愉快な結末が待っているといいのだけど。
それなら、お近付きの印に戴きます。貴方のお勧めは何味なのかしら?」
曖昧な言葉を交えながら、口元に手を当てて微笑んでみせた。
>>53 リュラ
「そうそう!何かあればトーマック運送にお気軽にお申し付けください!」
リュラの笑顔に知らず知らず和む。
「プロフィールカード?うん!わかった。確かに、そういうのあった方が、会話が弾みそうだよね。親切設計だ〜。ありがとう」
>>31 マドモワゼル・ホーラ
「おみ足がお疲れならボクにどうぞお手を。
なぁに大丈夫、これでも紳士です。美しいガトーと美しいマドモワゼルの手を取り受け止めるためだけに、この手は。かわいらしくボンボンなといかが」
>>32 マドモワゼル・メリッサ
「おや、長旅でお疲れのご様子。そんな時にはお砂糖と奥ゆかしい紳士が慰めになりますよ?優しいメレンゲの口溶けはボクのハートと思ってください」
>>42 レイリーン
「おや、凛とした空気。冬にふさわしいお心をお持ちのキミ。
甘いものと甘いボクはいかが?うん、うん!ストレートのロングヘア、異国の情緒を感じさせますね眼福!彩り豊かなコンポートをお持ちしましょう。パーティーの誘いを彩れますように」
>>29 ラーク
「やだ…私ってば隠そうと思っても本心て出ちゃうもんなのね…。いけないいけない。「ワタシ」らしくないわ」
/*
パティシエの彼に対し思わず普段の傲慢な私が出てきてしまった。反省反省。そんなのヒロインらしくないわ。
…ついつい、ああいう人には冷たくしてしまいたくなる。
パンパンとほっぺを叩いて笑顔を張り付かせ、ワタシは王子様にふさわしい人を探し、屋敷の中を眺めていたの。
そして見つけた。
*/
「…………居たわ……」
/*
長髪の他の人、見た目は完璧。あとは人となりや家柄だけど……多少貧しくてもドラマチックだわ。とにかくワタシは話しかけてみることにした。
もちろん、ぶつかるふりをしてね?
*/
「きゃ!?……ごめんなさい、痛かったでしょう?」
メアリー・アンは、黒い外套から覗く白い手に招待状を持ち、他の来客たちの中に加わった。
鼻歌混じりに屋敷内をきょろきょろと見回す彼女の表情は、目深に被ったフードで隠れてしまっている。
「〜♪」
すると、従者と思わしき者が見えた。
>>50 リュラ
「初めまして。と、メアリー・アンはあなたに微笑みかけます。」
メアリー・アンは黒い外套を指で摘んで、ちょこんとお辞儀をしてませた。
「私はメアリー・アン・コットン。屋敷の主人にご挨拶をしたいので、案内していただけませんか?……と、メアリー・アンは丁寧にお願いをします。」
「ドキドキ☆ぷろふぃ〜るかーど」
「…………ええ、なんか最後にすっげえ物騒なこと書いてあるんだけど……領主ジョークなのかなこれ……こえぇ」
手慰みに招待状をくるくると弄びながら、軽やかな足取りとは対照的に視線は自身の足元に向いています。
しかし、それも一時のことでした。
「従わなきゃ……そういうものなんだから。
法と秩序。従えば、己の身になるんだから。
そうして得たものを、慈悲をもって隣人に受け渡すこと。
社会はそうやってまわっているんだから」
顔を上げ、口元に微笑みを湛えた彼女の眼前に、屋敷は冷たくそびえるように建っています。
「さあ、素敵な方と出会いましょう」
間違えようのない"運命"だとは分かってはいても、頭に刻み付けた道のりを何度も何度もなぞった。
「……間違いなく、ここ。」
さて、勝手に入って良いと書いてあったか。
招待状を取り出したちょうどそのとき、慌てた様子で扉から飛び出てきた人がいる。
>>40 リュラ
「ユリア・ハミルトン。入っていい?」
そう端的に言って、招待状を押し付けた。
>>51ユズエ
「そうですねぇ。明るい方が良くから、いや、顔も見えて良い。
皆さんの気分を考えてるなんて、お優しい人だこと」
俺みたいのは、暗い方が落ち着いたりもしますけど
「ユズエさんと。良い香りがしそうな名前だ。
こんな綺麗なお嬢さんがいたんなら、その花屋にもあしげく通いたい所です
俺は……。ちょっと遠方から」
言えませんねぇ。家柄も糞もない、スラム近くの住みだとか。多分に、ここじゃぁ家が下と思われたらアウトでしょう
彼女も、微笑み、通してますが。こりゃあれだな?
娼館の女が、商売客に笑って見せてるのと同じ類いですね?
やっちまいましたかね。いやいや、まだまだ
「余り、大っぴらに言えないような家柄なもんで」
これでどうだ。もしかしたら、凄い家柄と思ってくれたりなんかするかもしれない
>>60サロメ
どんっ。
背中に軽い衝撃を受ける。
「おっと!」
よろける彼女の手を取り、腰を支える。
「すまないね、少しぼおっとしていて。怪我はないかい?」
ふぅ。
安堵の表情を浮かべる。
いつも子供達の面倒を見ているからか、咄嗟の対応には慣れている。
「僕は、ラーク。ラーク・アイリス。君の名前は?」
「えっと………ここ、かな?」
山奥とは聞いていたものの、こんな人里離れた場所に本当に洋館があるのかと疑っていた。
しかし、目の前には随分と立派な造りの建物があり、嘘ではないのだと告げている。
嘘ならば、どれほど良かったことか。
「大丈夫、大丈夫、僕ならやれる、僕なら大丈夫……」
口の中でブツブツといつもの呪文を唱える。手のひらには星を描き、口を開いて飲み込んだ。
兄に教えて貰ったおまじない。こうすれば、緊張しなくなるからと、幼少の頃からずっと続けているものだった。
周りでは、招待されたのであろう客人がちらほらと見受けられる。両親の期待に応えるならば、きっとあの中の誰かと──
(あぁ、いやだ。僕は、こんなことしたくないのに…)
けれどかぶりを振って、自身の意思を頭の隅へと押し退けた。今は、偽りの自分を演じる時なのだから。
>>58 ガスパール
「おや、元気な子だ。ありがとう」
突然差し出された皿に、目を瞬かせた後、ゆったりと笑う。
「俺はレイリーン・エリクル。この出会いに感謝を」
そう言えば、さきほどから女性に声をかけている男がいたような気がする。領主に忠実で、結構なことだ。彼がもしその類なら、この容姿が勘違いを産んだのだろうか。
そうだったら面白いことだと、くすりと笑った。
>>38 マドモワゼル・メアリー・アン
「おや!なんて奥ゆかしいマドモワゼル!
お顔を覗かせないなんて罪作りだな……悪心もたないパティシエも良からぬ夢を持ってしまいそうだ。
お口元を汚さないよう、ひと口サイズのカヌレなどいかがでしょう?」
>>52 マドモワゼル・サロメ
「おやこれは手厳しいマドモワゼルだ。さすがヒロインになる方は気高さもお持ちなんだね?
ボクね、エトワールだから。願いは叶うし希望の象徴さ!つまり、キミはきっとボクをそばに置かずにはいられないね」
>>56 マドモワゼル・コズエ
「素敵な夜に。キミとの道ゆきは明るいエトワールがおそばに。おすすめは、そうだね。鮮やかなピンクのフランボワーズを。これはボクのハートの色。人よりは熱く、それでいて純ですとも」
彼が受付役で合っていたらしい。頓着することなく屋敷に足を踏み入れれば、もう幾人もの参加者がたむろっている。
その中でも人の多い場所には、プロフィールカードがあるようだ。出会いを探す場として、合理的に正しい。
>>67 リュラ
「ありがとうございます。と、メアリー・アンは嬉しそうにお礼を言います。」
メアリー・アンはリュラに丁寧な対応をされて気をよくしたのか、薄い唇をあげた。
彼女に促されるまま、ぺこ、とお辞儀をしてから中へ入る。
そうして二つに結った紫色の髪を揺らしながら、軽やかな足取りで階段をあがろうとした時、どこかおろおろとしている様子の人物が目に入った。
>>74 リアン
「ご機嫌よう。あなたもこの屋敷の主人に招かれたのですか? ここは冬だと言うのに花が咲き乱れていて綺麗ですね。」
「と、メアリー・アンは新たな出会いに期待を膨らませながら声をかけます。」
「書〜いたっと。これアレだよね。嫌いな殺され方何にしたー?とかで盛り上がれる?そういうご配慮?領主様のお考えになることは、高尚すぎてわかんねー」
見渡せば、もう何組か男女で話をしている。
うっかりしていた。これは、伴侶……相手を見つける会なのだ。
モテるタイプでもないのに俺は何をのんびりしていたんだ……とエリックは軽く後悔する。
>>68 ハイド
多分、体って言いかけたわね…。と思いながらも触れないでおく。殿方の失敗を突っつくのは愚かな女がする事と言われてきたから。
「……皆さんに優しい…そうかしら?その中に、私や…勿論、貴方もいるのよ。ハイドさん」
これは言ってもいい本心。嘘じゃないんだから。
グレーゾーンだったかしら…と後悔なんてしない。これもまた❁試練❁なの、コズエ。
名前について触れられれば、笑みが崩れかけそうになるが相手方に悪気はなさそうなので表情に出る事はなかった。
「……ありがとう。花がご入用の時はどうぞご贔屓に」
誤魔化されてる?いいえ、初対面だものね。人に言いづらい事の1つや2つ、あるものよ。
挫けない心でそっと己の手を差し出した。
「そうなの?それは…ミステリアスで素敵。
ね、よければ屋敷の中までエスコートしてくださらないかしら?この靴、綺麗だけど歩きづらいのが難点なの」
身分はエスコートの仕方で分かる。直接言いたくなくてもいいけど、態度で判断致しましょう。
野郎さんに話し掛けるのは意味無さそうですが、誰を狙ってるか位は聞いといた方が良いか
そんな事思案してましたら、ぶつぶつド緊張してるのが丸わかりのガキンチョが一人(>>74リアン)
……これは流石にライバルにはならないでしょう?
しゃぁないので、憐れみと見下しを持って解しにいってやりましょう。
「緊張してらっしゃいますねぇ?
あんまり意識しすぎてると、相手のお嬢さん方にも引かれちまいますよ。
自然体でリラックスリラックスが良いとかなんとか」
ガキンチョからしたら、胡散臭いオッサンが突然馴れ馴れしく喋りかけてきた、とかになるんですかねこれ
>>76 ガスパール
あちこちで話が飛び交うなか、一際朗らかな声がメアリー・アンの耳に届いた。
メアリー・アンはくるりと男性に向き直ると、フードから覗く唇に微笑を浮かべて、お辞儀をした。
「これはこれは……初めまして。私はメアリー・アン・コットン。お言葉に甘えて一ついただいてもよろしいですか?」
「と、メアリー・アンはお腹が鳴りそうになるのを堪えて挨拶をします。」
>>76 ガスパール
今日日、お料理が出来る殿方は珍しい。今時は関白亭主が多いと常連の奥様方から聞きますもの。
「可愛い色のお菓子ね。…いただきます」
勧められるままに1つ手に取って口に運ぶ。
滑らかな甘味は貴重だから、久しぶりに食べた。思わず目をきらりと輝かせる。
「……美味しい、こんな素敵なものをありがとう。えっと…」
そういえば、名前を聞いてなかったなと口ごもった。
「……自己紹介がまだでしたね。私はコズエ・トウマ。
素敵なお菓子を作る貴方様のお名前は?」
きょろきょろと周りを見ると、まだ(ガスパール以外には)話しかけられてなさそうな女の子が一人。
いや、でも待てよ。今話しかけたらがっついてると思われない?
モテるタイプでもないのに、ここで声掛けちゃっても大丈夫?
いやいや、けど、一人ぽつんとキョドってるのもあれだよな……。お話しに行こう。
>>77 ユリア
「あ、はじめまして!俺、エリックって言います。やー、なんか慣れないとこで緊張しちゃって……プロフィールカード、見た?」
>>40リュラ
ぱたぱたと駆けてくる少女に懐から招待状を出す。
体温か、それとも淡い期待からか、温かくなったそれを渡す。
「はい、これ渡すね。僕はラーク。
街の孤児院で働いてるよ、もしかしたら知っているかもしれないね」
それと同時に『ぷろふぃ〜るかーど』なるものを記載した。
(嫌いな殺され方って···)
「随分広いのねえ。領主様はどちらかしら」
しばらく部屋をさまよい、人の声のするほうへと足を運びます。
そこにはすでに何名もの人が同じように集まっていました。
そして掲示されたいく枚かのカード。
口に手を当て、小さく驚きの声を漏らしました。
随分変なことを聞くのね。
「まあ、書けというのなら書きますけれど……」
思いのままに書いたプロフィールを壁に貼ったが、自分より先に貼ったのは1人だけのようだった。
少し背伸びしてキョロキョロと見回すと、そう遠くないところにそれらしき人がいた。…同じ、白い髪。口を開こうとしたところで、ちょうどこちらに気づいたようだ。
>>89 エリック
「あなたなのね?あのプロフィール、書いたの」
首が痛くなりそうなほど見上げて、まっすぐに目を見た。
>>83ユズエ
「俺もですか?いやー、これは嬉しい」
嘘じゃぁなさそうですねぇ?優しい言葉なんていつぶりだろうか。
何か含んでたとしても、嬉しいもんです。
何か地雷を踏みかけた気もしますが、俺の事ですし気がつかないでしょうさ。
エスコートのお願いなんざぁ初めてなもんですので、俺はにっこり顔を固めるしか出来ませんでしたとさ
「……喜んで?
ははは。綺麗を身に付けるには、一苦労がいるわけだ。でもその分得難い美しさがあることで」
歩きにくい靴なんて履いてくるんじゃねぇですよ。あぁでも確かにスタイルが綺麗に見えやがりますねぇ悔しい。
「さて、じゃぁ、いきましょうか」
コツコツと手を引いて行ってみますが、俺は、やり方も知らないエスコートとやらを、上手く出来ましたかね?
>>80 メアリー
ひとつ息を吐き出して、よそ行きの自分へと切り替える。と、誰かに声をかけられて、そちらへと向き直った。
「……ご機嫌よう。素敵な髪色のお嬢さん。
どうやら僕達は、同じこの館の客人のようですね。」
先程までとは打って変わり、優しく微笑み、彼女の声に応える。
他人との接し方なら、嫌という程教えこまれてきた。もちろん、女性との接し方も。
両親の教育の賜物……と言えば聞こえはいいが、所詮これも彼等の自己満足の結果だ。だから、これが本当に正しいのかどうかは分からない。しかし、目の前の彼女を嫌な気持ちにはさせないはずだ。綺麗な髪色は本当のことだし、ね。
「そうですね……僕も、ここまで四季折々の花が一度に見れるとは思いませんでした。
雪と相まって……ふふ、ロマンチックですね?」
庭に咲き誇る花々と、止むことがない雪を見上げて目を細める。
この光景を見れたことだけは、ここに来て良かったことなのかもしれない。そう思って。
長い靴の歩き方なんて知りもしませんので、俺はガンガン足早に進んで行ってしまいました
勿論この俺なので。ユズエの様子とか、紳士的に気にする事も無く。
転けそうになるまでがさつに歩いていきました
>>91サロメ
彼女は大丈夫。と言って手元から離れていく。
咄嗟だったから気にはしていなかったが、
綺麗な白銀の髪とアメジストのような澄んだ紫色の瞳。整った顔立ち。
「綺麗·····」
声に出ていた事を本人は気付いていないだろう。
「サロメさんだね。僕も会えて嬉しいよ。」
差し出された右手を優しく下から支え、手の甲に本当に軽く口付けをした。
「僕は街の孤児院で働いているんだ。サロメさんは何を?」
>>94 >>95 >>97 ハイド
速い、速すぎる。
ああ、これは…慣れてないわね、絶対。
確信してしまったが、歩き出しているのでもう遅い。
転びそうになる足はしがみつくように彼の腕に自分の手を絡めてしまう。
気まずい…これは……初対面の殿方にまずかったのでは?と慌てて笑みを取り繕った。
「……ごめんなさい。私、そそっかしくて…こちらの方が歩きやすいですよね?なんて…」
しどろもどろになるが、お相手はどうなのかしらと目線を上目になるように向けた。
つ、つかれたあ〜。
やっと着いたよ…まったく、こんな山奥に御屋敷建てるなんてご領主さまって本当に…すごい方だよねえ。あやかりたいあやかりたい。
平民も平民、平民の中の平民、ド平民、The平民のわたしなんかがご領主さまの御屋敷に招待されるなんてありがたい事だよねホント。
…んや?
>>58 ガスパール
「あっははー、ありがとうだよお兄さん。いいよねえ、甘いお菓子。女の子は甘いお菓子と甘い言葉に弱いんだあ。なかなかやるねえ。」
あちこちの女の子に声を掛けてるお兄さんがわたしにまで。
手広いねえ。あんまり気が多い様だといつか女の子に…振り向いてもらえるかもね。うんうん、いいね、コミュ力の塊。
>>93 ユリア
自分をまっすぐ見上げるユリアの視線を、笑顔で受けとめた。
少しかがんであげるべきか…と思ったけれど、それは子ども扱いしているみたいで失礼だよな、と思い直す。
「うん!俺!プロフィールカード書いてって言われたから、さくっと書いちゃおうかと。大したことは書いてないんだけど……嫌いな殺され方とか、びっくりしなかった?もーどっぷり平民の俺にはいっぱいいっぱい……って、ごめん、つらつらと」
いきなりこんなに話してしまって引かれてないだろうか。
このまま話すのは、彼女の首が痛そうだ。
「えーと、どこか座る?」
>>85 ハイド
メアリーと話し終えたか、話す以前か。
長身の男が何やら声をかけてくる。一丁前にスーツを着ているが、どことなく滲み出る下卑たモノを感じ取り、少しだけ顔を顰めた。
あぁ、この人は自分を見下しにきたのだろう。優秀な兄の隣にいると向けられていたような、その視線には慣れっこだ。
「………ご忠告、ありがとうございます。
綺麗な女性ばかりなので、少し緊張していたのかもしれません。」
よそ行きの自分を演じながら、彼の忠告には微笑みで返す。まるで、先程までそこで緊張していた子どもがいないように。別人のように。
「あぁ、そうだ。
自然体でということですけれど、ご自身の心配もなされた方がいいのではないでしょうか?
……貴方のその下卑た笑みは隠しきれていないようですから。出会う女性を上から下まで見て品定めするような真似は、女性に引かれてしまいますよ?」
にこりと微笑み、こちらもひとつ忠告を。
想像でものを言うことはあまり良くないことだと分かってはいるけれど、この人ならやりそうだと当たりをつけて。
どうせ、この館にいる限りライバルとなるのだ。牽制くらいはしてもバチは当たらないだろう。
>>71 マドモワゼル・イヴ
「拐うのは門外漢ですが。キミのためなら覚えてみせるよ?
ご明察。ボクは天才パティシエです。
マドモワゼルの指先を彩りたくて、どちらかと言うと本業のケーキよりも焼き菓子が好きだけど。キミの指先で口元に運ばれるボクのガトーは幸せものだ。その1/10でもボクに伝えてくれたら天にだって昇れるのに。ガスパール、お見知り置きを」
>>87 マドモワゼル・メアリー・アン
「おや、フードの中から天使の鈴みたいな声が出るんだね?
たくさんどうぞ。だってボクはマドモワゼルを喜ばせに来たんだから。
メアリー・アン・コットン。ふむ……メアリー・アン・コットン…………愛らしい名前だね!ボクはガスパール。どうぞよろしく。素敵な夜を」
>>99ユズエ
転んできたユズエが腕に手を絡めて来て漸く、自分の失敗に気がつきやがりました。
馬鹿野郎早すぎるだろ何考えてんだ俺は死ね馬鹿。
そんな罵倒が電流宜しく過ぎ去ると、次に来たのは、近づいた女の良い匂いと手の柔らかい感触で
ーーーその時、股間を雷様が通っていきましたーーー
「……………………………
いえいえ。俺も、つい気が逸りやがってしまいまして。すみません」
日本語がおかしいですねぇ俺
「そうですね。この方が歩きやすい。
次は、ゆっくり。時間をかけて。なんならもう少し近づいて歩いて行きましょうか
いや他意はなく、そっちの方が危なくないと言う意味で」
見下ろしながら、いや近づきすぎたらそれはそれであかんがな等と冷静なっている自分もおりますが
此方の目は、どんな風に相手に写っているでしょう
>>101 エリック
ただ一言話しかけたのに、つらつらと話す彼をひたすら見上げ続けた。
…無益な我慢だったか。そう思ったとき、ようやく気づいたようだ。
「…ありがとう。」
そう言うからには、近くに座れる場所でもあるのだろう。自分が考えることでもない、と、任せることにした。
「とりあえず、やることはやっておかなくてはね。
決まりは守らなくてはなりませんから」
ふう、と一つ息をつきあたりを見回します。
やはりここには領主様は居ないよう。
「あまり勝手に屋敷を歩き回るのはいかがなもの?
それとも少しくらい無理をしても、ご挨拶はしておくべき?」
>>106 ユリア
「あ、うん!えーっと、きっと近くにある……はず!ははは
えーっと、キミは、ユリア?かな。あ、俺の家、正式な姓らしい姓は無いからオヤジの名前を姓っぽく名乗ってて〜あ、いや、それより椅子椅子……」
こういうときは、恥を忍んで知ってそうな人に聞くのが確実だってばあちゃんが言ってた。
>>リュラ
「あ、おーい!そこの子、なにか休憩所っぽい場所とかあるのかな〜?」
>>75 レイリーン
「……コンポートはやる。食えよ。」
(俺が!!この俺がマドモワゼルを見誤るなんて!!あの髪と顔立ちは!反則だろうが!!!!不覚!不覚不覚不覚!!野郎に勿体なくも俺様の菓子をくれてやるとは!!ああしかし出した皿を取り下げるのは美学に反するとりあえずあいつが残さず食えばそれで完結もうおしまい!アデュー!!)
頭を抱えながらレイリーンから離れる。
(もう近づかねぇからな。用がない限りは。いや、用は作らない)
>>105 ハイド
…心做しか、言葉遣いが乱れたような?恐らく、そちらが素なのね。
気にはされてないないみたいだし、よかった。
背の高い彼の事だ。速く歩いた事に関しては悪気はないだろうと思い直す。
他は…どうなのかしら。初対面で上から下までジロジロ見ていたしなあと考えてはいたが。
「……ええ、喜んで。
それにしても…エスコートの最中に考え事なんて妬けてしまいます。次は、私だけを見ていてくださいね?」
そう言いながら微笑むと、腕をやんわりと組み直して彼の腕の方に優しく頭を預けた。
体はアウトだけど、頭はセーフよね…?なんてなれない事を必死にやってみせる。当然、顔には出さないが。
>>98 ラーク
「えっ?」
/*
綺麗という言葉は、聞き間違いではないわよね?唐突な言葉に一瞬戸惑ったけど、赤面した顔をとっさに手で覆い隠すことは出来たからよかったわ。
*/
「や、やだわにラークさんたら…口がうまいんだから。」
/*
そうやってはにかんでいると覆っていた手をとりそこに彼は唇を落とした。
王子様だわ……間違いない。彼なら私の"悲劇"を彩ってくれるはず。そういいなら彼が書いたであろうプロフィール用紙を見つける。
*/
「私はバレリーナ見習いなの。ちょうどプロフィール用紙を書こうと思っていたとこ………ろ………」
/*
とんでもないものを、発見してしまったの。
*/
ドキドキ☆ぷろふぃ〜るかーど?
いいね、書こう書こう。
………
……
…
…んー、なんだか普通…?
質問の内容おかしい気もしたけど、ご領主さまともなるとこんな感じなのかねえ。
ええい、わたしの魅力はこんな紙には書ききれないんだよ。
大丈夫大丈夫。取り返せる取り返せる。
>>103リアン
瞬きの様に色を変えましたガキンチョは、さっきの緊張ぶつぶつ何処へやら。立派な皮を被ってまして
あぁなんですかい。こいつも立派な男様じゃぁないですか。けっ。
「ははは。分かる分かる。俺も緊張する。綺麗なお嬢さんとか、何処に目を向けたら良いのか分かんなくなる。いや、向けたい所はあるんだけれども」
思わず、空虚極まりない下ネタしか話せなくなったりなんてします。
「ははは。きっつぅい。
いやぁ?好意は女性にきちんと伝えましょうって?教わってるもんでして?
そう言うワイルドさ?が?受けたりもするんですってさぁ。
……中々楽しい事言ってくれるじゃねぇですかいガキンチョ」
あーーーやだやだ。
ライバルにもならさそうだと思ったら、なんとまぁ立派な面の皮被り君なんて。
「じゅっ………!?」
/*
そこには、17歳と書いてあったの。
冷静でクールな面持ちだからてっきり年上かと思っていたけど…21の私とよっつも違うじゃない!!
年下……?4つも………?
ワタシは身長まで書き進めていた項目の年齢の欄に慌ててインクを垂らした。
*/
「きゃー!!いけない!インクをこぼしてしまったわ!」
「ふー、ははははは!」
口元が弛む。
そりゃそうさ、オレの運命は掲示どおり幸運が降って湧いている。
チャンスをちゃっかりしっかり掴むのはオレの力量とも云えようが、半ば諦めてたチャンスまで巡ってきたんだ。
こりゃあ笑わずにいられるってもんかい?
「はてさて?
兎にも角にも屋敷に向かえばいいのだな。
リングに耳飾り、首飾りにタイピン!宝石が専門だが、装飾品ならなんだって揃えてやる。
ご主人は何がお好みかな、それとも奥さまやお妾に?」
「まあいい、どっさり持っていこう。
ひととおり揃えたのならば、一つ二つは気に入りものもござろうから。」
夜も明るく洋燈が灯る街角。その一角に居を構えた男はご機嫌だ。
ベルを鳴らして使用人を呼び出す。
異形めいた顔に笑みを浮かべ、馬車を出せと使用人を急かした。
>>96 リアン
メアリー・アンははにかんだ。たとえ社交辞令であっても、褒められるのは擽ったい。
先ほどの様子からは想像がつかない柔和な雰囲気に、彼の育ちの良さが窺える。
「えへへ……ありがとうございます。と、メアリー・アンはもじもじと答えます。そういうあなたは魅力に溢れていますね。」
「明るい色の髪は周囲に溌剌としたイメージを与えますが、眼鏡がよくお似合いで、知的さも兼ね備えています」
メアリー・アンは思ったことを率直に言うと、彼の言葉に頷いた。
「色彩豊かな花々にしんしんと積もる雪。ああ、キャンバスを持ってくればよかった。と、メアリー・アンは絵を描く道具を持ってこなかったことを心から悔います。」
>>111>>114サロメ
一瞬、みえたかみえないか。
(赤面してる·····?それに口が上手いって·····?)
「バレリーナですか!通りで手も綺麗で白いはずです。髪も白銀で肌の色も白いですし、瞳が紫だからとても、その、綺麗です」
少し躊躇いながらも、思った事を口にした。さっきも言っていたけど。
「はい、来年で18になりますね───ってインクー!!」
インクスタンドを素早く立てて、ポケットから純白の布を取り出してすかさず充てる。
じわりとインクが滲んでいく。白を汚染するように。
「サロメさん、大丈夫ですか?インク、服に着いたりしてない?」
>>108 エリック
「卑下することでないでしょう。ユリアの家族はみんな時計職人で、時計職人はハミルトン。そう決まっているだけ」
苗字がないことがコンプレックスなのだろうか。その気持ちは分からないけれど、わざわざ言うからには、そういうことなのだろう。
「…暖かいミルクティがいい」
コクリと頷いた。
>>80 マドモワゼル・コズエ
「お気に召したなら何より。お望みのままにいくらでも差し上げますとも。
申し遅れたね、ボクはガスパール。よろしくお見知り置きを。エスニックなお名前のマドモワゼル。ここに招待されて来たんだ、ボクもキミの候補に入れてくれると嬉しいな。退屈させないよ?」
>>100 マドモワゼル・メリッサ
「甘いものに甘い男、あまねくマドモワゼルに愛されるものさ。だけどね?ボクはお抱えになったって光栄。特別愛されることに慣れていない甘いものにどうぞ救いの手を」
>110ユズエ
マジですかこのお嬢さん。
こんな失礼な事ぶちかましやがしても許してくれるんですか。世間知らず?いやいや。形振り構わないスタイル?
……本気で心が広いとか無いですよね?それだと俺が出会ったことが無いタイプ過ぎてどうしたものやらナニがナニやら
「え、え、えええ勿論?
すみませんねぇ。お嬢さんの事を考えすぎて、お嬢さんを見るのを忘れてました。
次は目を離さないまま、貴女の事を見続けますとも」
なんと
あぁぁぁぁ頭から良い香りがしますねぇ?
いや多分にこれは男を落とすマニュアル十ヶ条的な行動なんでしょうきっと。まぁそれでも俺の心は大高なりな訳ですが。
お前は少しは低くなりなさいね。
そんな煩悩やら視線やを精一杯隠して/隠した気になって。
今度こそ、ついぞ中々使用したことの無い、女性を気遣いながら歩く、と言うことをして、屋敷へとエスコートしていくでしょうとも
>>109 ガスパール
「ふふっ、もちろんもう取り上げられたって返さないさ」
わかりやすく変わる反応に、ますます笑ってしまう。相手は名乗りもせず、逃げるように去っていく。が、顔はもう覚えた。
ああいう人間は得てして、からかいがいがあるものなのだ。
「また後で、ね」
>>121 ガスパール
「ガスパールさん、改めてよろしくお願いします。
それは……よくお話して下さる貴方だもの。今が楽しいのだから、きっとこれからも楽しいわね」
柔らかく微笑むと、困ったように首を傾げてみせた。
「でも…貴方と話したい女の子に妬かれてしまっては困るのだわ。今はこれくらいにして、また後ほどお話してもいいかしら?」
初日だし、軽くふわっと流しても許されるでしょうと柔らかく告げた。
>>120 ユリア
「あ、ありがとう!やー、なんか不釣り合いな人間が来ちゃってないか、不安で。そう言ってもらうと安心する。
あ、時計職人のハミルトン、聞いたことある。多分、仕事で何度か。店先までは。そうかー、職人。カッコイイな!」
「ミルクティー、いいね!俺もミルクティーは好き。体がポカポカするもんね。屋敷で出るお茶とかすげー美味しそう」
先ほど声をかけた小さな従者は、他の人とやりとりをしていたようで。少し焦って周りを観察する。
「あ、キッチンがある。じゃあ、ダイニングもあるよね」
>>113 ハイド
頭を抱えたくなるような言葉の羅列。人は言動や立ち居振る舞いから育ちの良さが分かると言うが、この人は……
「…………そうですか。貴方がそのように育てられてきたのであれば、僕が口を出すことではありませんでしたね。
御無礼をお許しください。」
そう言って、彼に向かって頭を下げる。
心にもない謝罪ではあるものの、人の育ちを否定するような事はしたくない。
だから謝罪をしたのだが、頭をあげる直前か。聞こえてきた彼の言葉。
それには少しムッとして、唇をすこしへの字に曲げる。
「…………僕、ガキンチョじゃないもん…」
聞こえるか聞こえないか、最後にぽつりと零せば、顔を上げて彼にくるりと背を向ける。男同士で話していても、恋が生まれることは無いだろう。
「……それでは、僕はこれで。
貴方に素敵な出会いが訪れるよう、祈ってますね。」
張り付いた微笑みはそのままに社交辞令を口にして、その場を後にした。
離れていった男を見送ってから、一人コンポートを口に運んでいく。洋酒の香りが鼻を抜ける。爽やかな酸味に目を細めた。
さてそろそろ自分も、誰かしらと交流しなければならないだろう。
そう思って、記入されたカードを眺める。
それにしても、奇妙なことを聞くものだ。
>>124 ハイド
「うお、お、お誘いドーモ……悪いんだけど、まだアレコレ言えるほど女の子と話した訳じゃなくてさ」
小声になって、
「そういう話とおいしいタバコに興味はあるから、あとで絶対行くね。どうせならケーキのバンダナくんも誘おうよ」
>>119 ラーク
「だ、大丈夫よ!よかったあまり紙も服も汚れずに済んだわ…私ってばもういつもこうなの」
/*
なんて言いながら年齢の欄を書き換える。勢い余っていっつもサバを読んでしまったじゃないの!!大丈夫よね?私よく未成年に間違えられるもの。着てきたお洋服もそんなにおばさんではないわ!
大丈夫、大丈夫……。
*/
「そう、18に…立派ね、その若さで子供たちの面倒を見ているなんて……。…ふふ、ありがとうございます。そんなに褒めてくれるなんて…私、おとぎ話に憧れているの。ヒロインを夢みているのよ」
/*
なんてとてもオバサンみたいな関心をしてしまったの。彼の褒め言葉も、なんだか微笑ましく聞いてしまったわ。
*/
>>104 ガスパール
「パティシエとは、センスと感性を駆使して作りあげたお菓子で人々を幸福にする仕事だと認識していますが、あなたは言葉選びもお上手ですね。と、メアリー・アンは感心します。」
メアリー・アンは楽しげな声で言った。
「わたしのことは気軽にメアリー・アンと。ところでガスパールさん、あなたはもう領主様にはお会いしましたか?と、メアリー・アンは探りを入れてみます。」
>>127 エリック
「ユリアはまだ1つも時計を完成させてない。だから、格好よくはない」
そのうち、その言葉が似合うようになってからもう一度言って貰いたいものだ。
「…あった。たぶん、誰でも座っていい」
キッチンからそう離れていないところに、幾つも上等そうな椅子とテーブルが用意されていた。もう誰か使っている人がいるかもしれないが、空いているテーブルはまだあるだろう。
>>122 ハイド
普段、口もない。何かそぐわない事をしたら枯れる植物の相手ばかりをしているからか、話す生き物に感動した…だなんて言ったら引かれてしまうのでしょうね。
お客様と身内は、人としてカウントしていませんから。話す時は植物のように、優しく気を遣わなければならないのです。……それが❁無駄な徒労❁だとしても。
「……まあ、お言葉がお上手だこと」
心の内で自分の生い立ちを抱えたまま、目の前の男性にエスコートされる。
ゆっくりとこちらの歩幅に合わせながら歩き、たまに向けられた目がかち合う。普段なら行わない事だからか、妙に心地よくて少しばかり胸が高鳴った。
……隣のハイドさんにバレてないといいのだけど。
屋敷まで着けば、軽く会釈して皆が書いているカードの方へと軽やかに歩いていった。
実は1人でも歩けるというか、山奥まで歩いてきてるもの。
エスコートをなんて頼んだその意味が、御相手に伝わればいいなと願うばかりだ。
>>133 ホーラ
「──!」
微かな、思わず漏れてしまった声を拾われてしまった。表情が崩れたのは、きっと一瞬だったけれど。
「……驚いたな、どこから出てきたんだい? 不思議な子。…………」
取り繕うように話して、それから首を振った。今の反応のあとでは、寧ろ恥ずかしい。
「他人から1番遠くで死ねるだろ? 他はなんにしろ、近くに俺を殺す人間がいなければならないからね。まあ、この中なら、の話だけど」
従者であろう男の子…リュラに招待状を渡して、屋敷の中に入ればプロフィールカードが目立つ。
書きなさいなんて言われなくとも書くようにと圧を感じるそれに近付けば、下から2つ目の欄に目を丸くした。
「……これは……やっぱり、書くべき、よね?」
困惑の独り言を漏らしながらも、丁寧な字で書き進めていく。
それにしても、貴族様は何を考えているのか下々には分からないわね……と困りきった顔はしていただろう。
*
そう言えばさっきから男の人とばかり話してて女の子たちと話していなかったわ。
私が興味を持ちそうな子を探すため、プロフィールを眺める。
*/
「画家、養蜂、給仕…時計職人見習い。やだわ…私皆よりお姉さんじゃない。
それにあそこの長身の子は貿易商ね………って、男!?男の人なのね……ううん、貿易商。あのルックス。悪くないわ…。
それでー?男の方は……パティシエはあのおばかさんとして、配達員…は人が良さそうな白髪の人ね。……ん?記載がない人は……あの人ね。蜘蛛が嫌いなんて怖がりさんかしら。ハイドさん…なるほど、ミステリアスなのも悪くないわ。
それと……ラーク。……うーん、何度見ても17って書いてあるわ。孤児院職員…ふふ、ピーマンが嫌いなのね。」
>>136 ユリア
「あ、そうなんだね?でも、いずれは作るんだろう?それは、楽しみだな。ユリアは……おっ、成人になったばかりなんだ!ね!落ち着いてるからもう少し上かと。いや、大人には変わらないんだけどさ!そっかー、あ、俺は21なんだけど、7歳差か。まあ、1桁なら変わんないよね〜?」
勢いよく椅子に座ったユリアを見て、はは、と笑う。
「待っててね、ミルクティー用意してくる」
>>102 サロメ
「キミのダンスは素晴らしいのだろうね。ならそのダンスでボクは首を求められても受け入れるべき?なんてね。
そんなに無教養でもないのさ。美しいお菓子は常に権力と美と共にあってきたからね。オペラ座だってもちろん麗しのプリマたちの癒しになりに行ったとも」
>>128リアン
欠片も本気で思ってなさそうな謝りの言葉
あーー。あるある。言葉遣いの丁寧さとかは段違いですけど、スラムのガキンチョ達も
『悪いと思ってませんけど?』って感じで謝りやがってます。
でも、悪辣さとかは無さそうですねぇ。
年齢にそぐわない言葉遣いで、わぁお可愛くなぁいと思ってたんですが。
ガキンチョ呼ばわりされた事へ、微かに聞こえたぼやき声は。
「……ガキンチョじゃぁないですかぁ
可愛らしいもんですねぇ」
その後の見事な皮被り方も相まって。いやぁ中々
恋は産まれないが、興味(弄ったら面白そうの意)を持った相手は産まれたかもしれませんねぇ
と眺めて見送りましたとさ
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