人狼物語(瓜科国)


1926 忠義の村


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アメジスト クロエ に 6人が投票した。
サファイア ソラ に 1人が投票した。

アメジスト クロエ は村人達の手により処刑された。


今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。


暗雲が去り、まぶしい光が降り注ぐ。――全ての人狼を退治したのだ!


雷を司るゼウス(村建て人)

朝が来た。

日の出と共に結界は、細かい光の粒となって消えた。
そして、その光の粒はある一点に収束する。
そこを見れば、ウンディーネの姿のウィアが現れるだろう。

人が触れば弾け飛ぶほどの結界を、触れても無害なものにするため、ウィアは結界の最後の欠片となっていた。
だから、全てを見ていた、聞いていたのだ。

砦の中と外にもう壁は無い。話したい者と話せるだろう。

( #0 ) 2019/08/12(月) 06:05:09

アクアマリン ウィア

>>クロエ

「……クロエ。がんばったね。ずっと見てた。大好きだよ」

( 0 ) 2019/08/12(月) 06:06:06

王子 ファルス

夜明け前、砦の壁にもたれて、結界を眺めていた。
日の出と共に、結界は光の粒となり、光の粒は──ウンディーネの、ウィア・ディーガになった。

「終わったな」

勝ったのだ。俺たちが。
それでも……心の晴れることはなく。

「……沙汰を出すまで少し時間がかかるだろう。言いたいことがあるものも多かろう。
しばらく好きに話すといい」

>>スクルド
「スクルドは俺のところへ来るように。来なければ誰か連れてこい」

( 1 ) 2019/08/12(月) 06:11:06

先輩騎士 アルベルト が見物しにやってきました。


先輩騎士 アルベルト


「──ファルス様!」

砦を覆う壁が消えるや否や駆け出す。
髪も息も乱れたが構うことは無かった。かの方の前でこうも乱れた姿をするのは何時ぶりであろう。そんなことも気にならない程、焦っていた。

そう簡単に、後れをとる方ではない。分かってはいたものの、その後無事な姿を拝見した時、俺は大きな安堵に息をついてしまった。
「ご無事でしたか……!」

( 2 ) 2019/08/12(月) 06:22:34

タイガーアイ ミズリ

[砦の入口あたりで、じっと結界を見ていた。陽の光が差し込んだ頃、結界は溶ける。綺麗な光の粒になって溶ける。あたしは……その粒が何かになるのを見届けずに、ダッシュで結界の向こうを目指して走った。もちろん、アイツのとこ]

>>ブレイ
ブレイー!!!!この大バカやろーーーーー!!!

[走った勢いのまま、飛び蹴りをかました]

2(6)(手合わせでは無いので補正なし)

( 3 ) 2019/08/12(月) 06:22:48

アメジスト クロエ

結界が薄れていく。朝日の眩しさに目を細めながら、クロエは収束していく光を見つめていた。

>>0 ウィア
「……ウィア。」

ずっと会いたかったバディが目の前にいた。
クロエは静かに彼女の元へ歩み寄って、そっと彼女の青い髪に手を伸ばした。
触れた指先に水滴が伝って、ゆっくりと流れていく。

「わたしも会いたかったわ、ウィア。」

( 4 ) 2019/08/12(月) 06:25:47

王子 ファルス

>>2 アルベルト
結界の壁が消えて間もなく、こちらに駆け寄る姿が見えた。誰より見なれたその影に、思わず笑みをこぼす。

「当然だ。俺を誰だと心得る」

そんな不遜なセリフがすぐに出てしまうのは、どこかで安堵した証拠でもあるだろう。
日頃涼しい顔をしたこの男が、このように息を切らして、髪を振り乱して駆ける姿を見るのは久方ぶりだった。

「待っていたぞ、アルベルト」

( 5 ) 2019/08/12(月) 06:28:08

先輩騎士 アルベルト

>>5 ファルス

俺は跪き、臣下の礼をとる。
「此度の失態──御身を危険に晒したことは側近たる私の失態でございます。罰は如何様にも」

これは手合わせに負けた、というどころの話ではない。
俺は、この方の為に生まれてきた。王妃がファルス様を身篭ったとわかった時、我が父がファルス様のお側に付けるために作られた子が俺だ。生まれる前から、俺はこの方にお仕えしている。

我が君のお言葉一つあれば、首を差し出す覚悟はとうできていた。

( 6 ) 2019/08/12(月) 06:49:23

ペリドット スクルド

>>1 ファルス

「ご機嫌麗しゅう、陛下。お呼びですかあ」

王子の足元から声がしたかと思うとそこには小さなつむじ風が。
それはキュルキュルッと空気を鳴らしながらたちまち大きくなり人の形を取った。
隣に恭しく傅く臣下とは対照的に、口元にはへらりと笑みを浮かべている。

「いやあ、良いもん見せてもらいましたねえ。役得役得」

( 7 ) 2019/08/12(月) 07:26:28

先輩騎士 ガルセウヌ

結界が溶け、ウィアティーガとなったのを見て、即座に王子の元へ馳せ参じただろう

( 8 ) 2019/08/12(月) 07:29:05

王子 ファルス

>>6 アルベルト
跪くアルベルトを見下ろして、苦笑した。

「何故お前が謝るんだ。カタブツめ。

まあいい、それならそれで、罰を与えようか。此度の沙汰が終わったら、手合わせすること。新人たちがやり合うのを見てうずうずしていたんだ。お前となら不足ない」

ノックするようにアルベルトの頭を軽く叩いた。

( 9 ) 2019/08/12(月) 07:49:22

王子 ファルス

>>7 スクルド
「全く、自称首席めが……この国で易々と魔法を使いやがる……ごほん。使いおって」

当然のように足元から現れるスクルドを見て、呆れたように言う。それから、少し声を潜めた。

「……どうせカーマインの差し金だろう。今すぐヤツに連絡を取れ。話がある。何、お前にもヤツにも悪いようにはせん。ちょっとした交渉だ」

( 10 ) 2019/08/12(月) 07:52:27

クリスタル グラジナ

結界が解けて、騎士団の方達が砦内に入ってくる。

クロエのアメジストは砕かれた。
俺達は敗けた。これからどうなるんだろう。

( 11 ) 2019/08/12(月) 08:26:51

アクアマリン ウィア

>>4 クロエ
[クロエはウィアの髪に触れる。ああ、こんなに近くに……]

「ふふ。濡れちゃうよ、クロエ……ありがとう。なんでかな。見てて、言いたいことはたくさんあったのに、今はこれしか出てこないや」

「……あとね。1個だけ……謝らないといけないことがあるの。グラジナにも。ブレイにも」

( 12 ) 2019/08/12(月) 08:31:31

クリスタル グラジナ

>>12ウィア

澄んだ青色の髪と目。
俺らをここまで引っ張ってくれた人。

「ウィア。ごめん」

( 13 ) 2019/08/12(月) 08:35:54

アメジスト クロエ

>>12 ウィア
濡れることなど厭わなかった。矢面に立ってくれた、クロエのバディ。

「お礼を言われるようなことはしていないわ。結局わたしたちは、負けたのだから。……あなたが掴んでくれたチャンスを、無駄にしまってごめんなさい。」

それから、ウィアの言葉に瞬きを一つする。
クロエは彼女が謝らなければならないことを、口にするのを静かに待った。

( 14 ) 2019/08/12(月) 08:43:24

アクアマリン ウィア

>>13 グラジナ
「グラジナ……ううん。グラジナが謝ることなんてない……あなたは、私たちを見捨てることも、できたのに、そうしなかった……。ありがとう、グラジナ」

クロエの肩越しに、微笑みかける。

( 15 ) 2019/08/12(月) 08:44:43

アクアマリン ウィア

>>14 クロエ
「ううん、いいよ……みんなと、可能性を追いかけられて、本当に嬉しいんだ、私。特に……クロエ、バディのあなたと」

[クロエが静かに瞬きするのを見た。
少し俯いてぽつりと言う。]

「……ええ。あなた達に、まだ言っていないことがひとつあるの。あとでファルスさまに……お話するから、そのとき、聞いていて欲しい」

( 16 ) 2019/08/12(月) 10:03:59

先輩騎士 ローラン が見物しにやってきました。


先輩騎士 ローラン

任務を終えた足で真っ直ぐに砦に向かう。そこであったことは聞いていた。

( 17 ) 2019/08/12(月) 10:21:16

アメジスト クロエ

>>16 ウィア
ウィアはクロエを責めなかった。クロエたちを責めることは決してなかった。
一緒に未来に繋ぐ可能性を追いかけた。それが嬉しかったのは、クロエも同じだった。

「……分かったわ。」

クロエは小さく頷いた。クロエの大切なバディ。
彼女が何を隠していようと、受け入れられる気がした。

( 18 ) 2019/08/12(月) 10:24:35

スピネル グラシエラ

>>-125 ろあ
ちょっと頑張って論破しようとしてた…困らせてたのはすまん。
喧嘩できるならしとこ!わーい!って気持ちだったと思う、あの頃まだ心が生きてたから

( 19 ) 2019/08/12(月) 11:26:00

アクアマリン ウィア

>>ファルス
[クロエから離れ、ファルスの姿を探す。すぐに、側近や、なぜかスパイのスクルドと共にいるファルスを見つけた]

ファルスさま……

[再び裏切り者として相見えると、胸が詰まって何も言えなかった。けれど、言わなくてはならない]

お返しするものが、あります。

( 20 ) 2019/08/12(月) 12:19:26

アクアマリン ウィア

[水をすくうように両手を開く。すると、ウィアの手の中にきらりきらりと、ひとつずつ、光り輝く宝石が現れる。

サファイア、ガーネット、ルビー、ラリマー、オパール、ヒスイ、ラピスラズリ、シトリン、ターコイズ、トパーズ、タイガーアイ

それに加えて、エメラルド、スピネル、ペリドットも]

「……これは、正真正銘、みんながはじめに授かった、騎士の宝石です。砕いたのは、よく似せた偽物です。

自分の目的のため、無関係の仲間を巻き添いにして石を砕くことは……騎士としての精神に反すると思い、独断で、入れ替えました。仲間の3人は知りません。仲間の石を砕くという行為についても、本気で考えて欲しかったから。
これを、お返しします。」

「……私たちの石は、ありません。私たちの石だけは、細工をした本物です。
砕かれたら、終わりだと、そのような覚悟で臨んでいたのは本当だと。それだけは、お伝えしたく」

[そして、振り返って、クロエ、グラジナ、ブレイに頭を下げた]

「……みんな、勝手なことをして、ゴメンなさい。許せないと言うのなら……何をしてくれても、構わないわ」

( 21 ) 2019/08/12(月) 12:35:52

アメジスト クロエ

一つだけ黙っていたことがあると、ウィアは申し訳なさそうに言った。
そして、彼女はファルスの元へと歩んで行く。そのさまを、クロエはアメジストの瞳に静かに映していた。
───彼女がゆっくりと両手をひらく。

そのなかには、色とりどりの宝石が輝いていた。ここにいる騎士たちの意思で砕いた宝石が、クロエたちの意思で砕いた宝石が、きらきらと光を放っていた。
そこに当然、クロエたちの宝石はない。

けれどそれは、クロエやその仲間たちが選択した結果だ。
ウィアを責めるわけがなかった。むしろ、他の騎士たちの宝石が無事だったことを知って、クロエは心から安堵した。

>>21 ウィア
「許せない? どうしてそんなことをわたしたちが思うの。砕かれたらそこで終わりだと、わたしたちは覚悟の上で戦っていたわ。」

クロエはそれだけ彼女に伝えて、そっと口を閉ざした。彼らが授かった本物の石が返される瞬間をその視界におさめる。

( 22 ) 2019/08/12(月) 13:05:27

王子 ファルス

>>21 ウィア
スクルドを相手に事後処理を始めようかと思っていたら、今回の首謀者……と、いうより、《そういう役割》だった彼女が、こちらに歩んできた。
ガルセウヌやアルベルトが。ざっ、と警戒の色を滲ませただろう。
しかし、彼女はただ、その両手を開き、砕かれたはずの、はまっているはずの宝石を出現させた。

「──騎士として、か」

正直なところ、その行動や精神に安堵した。しかし、だからといって、彼女達のしたことが、なくなったわけではない。

「その宝石については、各自に返還しよう。ああ……エメラルド、スピネル、ペリドットに関しては、一度俺が預る。

……だが、君……いや、お前たちのしたことは消えない。結界を作り王子を閉じ込めたことも、騎士団の掟に背いたことも……そして、我が騎士たちが見事お前たちを見つけたことも。みな、覚悟は出来ているだろうな」

( 23 ) 2019/08/12(月) 13:41:38

王子 ファルス、騎士たちの宝石を受け取った

( A0 ) 2019/08/12(月) 13:42:10

クリスタル グラジナ

>>21ウィア

色とりどりの宝石が両手から溢れる。
自分たちの以外の宝石がある事を察した。
そうしてウィアが口を開く。
────自分たちの宝石はない。と

「赦すも何も、俺たちは覚悟の上だった。そして敗けた。騎士に二言はないんだ。謝る必要はない。」

( 24 ) 2019/08/12(月) 13:48:55

コーラル ブレイ

>>21 ウィア
>>23 ファルス

訪れるべき日が訪れた。十三階段を登り切った。

「で、なんだって?端から期待してないモノを用意してなくて謝られてんのかこれ。変な話だ。」
この事件は計画的であれど、打算的ではない。
ないものに頼って、この数日を戦った訳では無い。

「ウィア、いいんだ。許すが総意だ。ウィアも孤軍で戦ってくれてありがとう。」

そして、若き王子に向き直る。

「やったことが消えない、か。消えないことに意味があるんだ。」
「"俺ら"は"王子や国"のために、その"忠義を尽くさん"とした。」

「なあ、王子。この事実も消えないんだろう?それならば、俺らはどうなろうと構わん。」

( 25 ) 2019/08/12(月) 14:57:01

エメラルド カリン

朝日と共に、結界は解ける。
光と水が反射して、きらきらと輝く空はまるで虹がかかったようで。
その光景を見て、全て終わったんだという安心感で肩に入っていた力が抜ける。

ふわり。

そのまま木の上から落ちるが、着地を決めれば"皆"の元に駆け寄る。
ウィア、クロエ、グラジナ、ブレイの元へと行けばウィアが色とりどりの宝石を掬い上げているところで。

その中に翠玉も混じえて見えたが、私は不思議とそれを嬉しいとは思えなかった。
私と血を共にする仲間は自分の分身とも言える石を砕かれながら戦ったのに。私だけ本物の宝石があっても喜べなどしない。

ただ、ファルス様に手渡されるそれを呆然と眺める事しか出来なかった。

( 26 ) 2019/08/12(月) 15:32:50

アクアマリン ウィア

>>22 クロエ >>24 グラジナ >>25 ブレイ
[勝手に、言葉を違えて他のひとの宝石をすり替えたこと……それは、私だけ罪悪感から逃れるような、卑怯な手だと思った。
それに、3人の宝石がどれほどの思いを込めたものか、痛い程知っていた。もちろん、3人の宝石も助けることは出来た。それなのに、一緒に入れ替えることはしなかった。たとえ勝っても……そのつもりであった。一人で決めた。
それでも、こうして、3人は……

ぽろ、と涙が一筋こぼれる]

「みんな、ありがとう。

クロエ、占い師のフリ、おつかれさま。
グラジナ、ソラに異種族だってバレてからも、頑張って残ってくれてありがとう。
ブレイ、みんなのために怪しまれる立場になってくれて、ありがとう。

四人一緒に、戦えて、よかった」

( 27 ) 2019/08/12(月) 15:42:20

王子 ファルス

>>26 カリン
カリンに翠の宝石を返そうと手を伸ばすと、何処か虚ろな目でそれを見ていることに気がついた。
一度手の上にのせたそれをまた握り直した。

「そうか、君……いや、お前は、魔法使いであったか。

そうだな。あとで、彼らと共に沙汰を出そう。少し待っていろ」

淡々とそう告げて、一度カリンに背を向けて離れた。

( 28 ) 2019/08/12(月) 16:12:24

ヒスイ センゾウ

結界が消滅し、隔たれていた外と内が入り交じる。
弾き出されていた者たちが己の『仲間』と語らうのを見た。

「…そうか。その標もまた、想いであり願いであろうな。」

センゾウはぽつりと呟き、息をひとつ吐いた。

( 29 ) 2019/08/12(月) 16:29:56

クリスタル グラジナ

>>27ウィア
「仮に、ウィアが俺らの宝石を用意していたとしても、受け取らない。お前を1人にすることは無い。それに」

カリンの方に視線を向ける。
「4人ではない。カリンの協力がなければもっと早くに石を砕かれていただろう。
5人だ。俺らは5人で一つだ。」
優しい声でウィアに応える。

( 30 ) 2019/08/12(月) 16:31:42

アクアマリン ウィア

>>30 グラジナ
[グラジナの言葉を受け、ハッとしてカリンを見る。そう、カリンが居てくれたから……カリンが、石を先に砕かれてくれたから]

「そうね。そうだわ。カリンも、私たちの……仲間だわ。

気づかせてくれてありがとう、グラジナ」


>>26 カリン
「カリン……」

[この、ウンディーネの姿を見せたあとの、彼女との応酬を思い出した]

「ふふ、あのときは、まさかカリンが味方だなんて知らなかった。ありがとう、たくさんぶつかってくれて……ありがとう、私たちを理解してくれて」

( 31 ) 2019/08/12(月) 18:32:25

エメラルド カリン

>>28 ファルス
呆然と皆を見つめていれば、あの御方と目が合う。黒曜のようなその瞳がこちらを向けられた事が嬉しくて、それと同時に聡明なあの御方が私の正体を悟ったのだと知る。

「…………王子殿下。」

騎士団長と呼ぶのは憚られて、王子とお呼びすると跪く。
彼がどう思おうと、私は彼の――――――。

「……左様でございます。
……………かしこまりました。」

もっと他に言いたい事はあったはずなのに、今はこれしか出てこなくて。
彼の気配が遠ざかるまで、跪いていたのだった。

( 32 ) 2019/08/12(月) 18:45:10

アメジスト クロエ

>>27 ウィア
「……性質トップの騎士が泣かないの。」

クロエは感情に乏しいその表情をわずかに和らげて、自分と同じ、もう騎士ではなくなったバディにそう言った。

「ウィアこそ、矢面に立ってくれてありがとう。あなたのこと、ずっと見てたわ。」

>>カリン
カリンがウィアの元に近づいてきたことに気付く。そして、その表情からようやく協力者が誰であったか悟った。

「……カリン。」

( 33 ) 2019/08/12(月) 18:56:45

エメラルド カリン

背からは"皆"の気配がする。
でも、なんて話しかければいいか分からなくて、それでも側にはいられたらと辺りの草陰を探していた時だった。

グラジナの声(>>30)が耳に届き、驚いて思わず振り返る。
何だよ、グラジナの癖に。昨日までうじうじしてたじゃん。
なんて言葉は出てこなくて、ただ一言。「ありがとう」という言葉のみが出てきた。

ふと、目の前に透き通る水色が見える。
初めて見た時からずっと綺麗だと思っていたその色は―――ウィアはこちらに優しく微笑む。

>>31 ウィア
「ウィア……。

ううん、あれは……本当の気持ちの裏返し。私が……投げかけられたら嫌だなっていう言葉を言ったの。ごめんね、痛かったよね。

……私は、最初からずっと……ウィア達の事が大事だったよ。」

例えどんなに仲良しの友達が出来ても、この国では嘘を一つ、二つと付かねばならない。それを本当の友情と呼ぶのだろうか?とずっと懸念だった。
……もし、仮に言ったとしても相手の困惑する表情と裏切りを見て、その友情は決裂すると、そう思っていた。

( 34 ) 2019/08/12(月) 19:01:40

先輩騎士 ガルセウヌ

>>23ファルス
ウィア達へ沙汰を下さんとしている王子へ、結界外での状況を分かる様にと蓄音機を提出する。
そして、昨日遭遇した"悪魔"の事と、自身や自身の部下達をグラジナ、ブレイ、カリン達異種族含む後輩達が救ってくれた事も報告するだろう。

「……昨日あったことは以上です。"悪魔"の気配は消えましたが、念の為警戒は続けております。
"悪魔"に取り付かれ、後輩へ槍を向けた責は如何様にも。異種族に助けられた、と言うのも、屈辱とする騎士もおりましょう。
しかし、俺が助けられた、と言うことだけは、ただただ起こった事実としてご報告しました。」

騎士として。情は見せない。淡々と内容のみを報告する。
胸の内は。結界外で見た、彼等の後輩としての顔を思い出しながらも。王子が沙汰を下すまではけして明かす事は無い。

( 35 ) 2019/08/12(月) 19:01:41

エメラルド カリン

>>33 クロエ
ウィアの側に立つのは、静の瞳と物腰を宿すクロエだった。
ブレイに教えて貰っていたから、彼女の正体はとうの昔に分かっていたが……それ故に話しかけづらかった、私の友人。

「……クロエ。」

名を呼ぶのにも、昔のように笑って呼べる状況ではなくて。
それでも、"皆"の為に頑張った彼女に無理に口角を上げて微笑む。

「…………ずっと、結界の外で見てたよ。クロエの事。
……昨日は、一人でよく頑張ったね。」

ぽつ、ぽつと口からは思い出が零れた。

( 36 ) 2019/08/12(月) 19:08:19

王子 ファルス

>>35 ガルセウヌ
ガルセウヌより、昨日まで結界の向こう側で起こっていたことを聞く。
全く……魔の者が出たと思えば、人に取り憑く悪魔まで。
……呆れるほどに悪い状況だ。

「報告ご苦労、ガルセウヌ。お前も災難であったな。
また、昨日まで、よくぞもたせてくれた。
そうだな、部外者が入って来ないかに注意しながら、此度の沙汰を待っていろ」

( 37 ) 2019/08/12(月) 19:11:37

先輩騎士 アルベルト

>>9 ファルス

頭に軽い感触がして、俺は頭をあげた。
全くもって、それは罰とは言わない。……けれども、我が君らしい。
俺は再び頭を下げる。

「──は。謹んでお受け致します」

( 38 ) 2019/08/12(月) 19:12:26

アメジスト クロエ

>>36 カリン
クロエは真意の読めない能面のような表情で、ただカリンの姿をアメジストの瞳に映していた。
一人で頑張れてなんていない。けれど、カリンは唇をあげていつもの笑顔をクロエに見せた。

「……あなたこそ。」

クロエは静かにそう口にする。

「あなたこそ、わたしたちに協力してくれたこと、感謝してるわ。
……あなた、後悔はしてない?」

( 39 ) 2019/08/12(月) 19:16:31

エメラルド カリン

>>39 クロエ
彼女はいつも通りの表情でこちらを見つめた。その表情に怒りが含まれてはいないが、それが更にやりにくくさせる。
どう言葉を繋げようか悩んでいれば、クロエから問い掛けるように声を掛けられて。その内容に私はぽかんとした後にやんわりと笑うのだった。

「礼を言われるような事なんて……それに、後悔はしてないよ。」

意志を宿したきっぱりとした声だった。
彼女に私の心内が伝わればいいのにと願いながら、切に言葉を紡ぐ。

「……クロエにはまだ言ってなかったけど、私の父様は陰陽師……この国でいう魔法使いでね、母様は鬼なの。
その間の子が私。要は、異種族とのハーフの出なんだあ。

……魔法使いの事だけど、もしかしたらなにもせずに見ていれば隠し通せたかもしれない。あなた達を見捨てれば騎士団ではいられたかもね。

……でも、それじゃあ意味がないの。
異種族としての私が死んでしまう。……私はカリンである前に、誇り高き鬼の一族。
……同じ仲間を、友達を見捨てるなんて事、出来ない。」

恥ずかしそうにはにかむと、そっとクロエの前に右手を差し出した。
こうして、身のうちを明かした上での握手は初めてだから。

( 40 ) 2019/08/12(月) 19:29:34

王子 ファルス

覚悟を決めた異種族の面々を見る。後悔はないという。

「──それでは、此度の件に関し、沙汰を下そう」

「まずは、新人騎士の諸君らの活躍により、この者達が挑んできた『ゲーム』に勝利し、無事、こうして結界を破ることができた。感謝する」

「……俺は、勝負を受けたからには、約束を違えるつもりは無かった。今となっては無意味なことゆえ、それに関してはうち捨てるが……こうして勝ったからには、サリーナ国内で大規模な魔法を使用し、このファルス=サリーナを閉じ込めた罪、騎士団の誇りを傷つけようとした罪、騎士団の規定違反、これらについて、処罰を下すこととする」

( 41 ) 2019/08/12(月) 20:07:12

王子 ファルス

「まず、【騎士団からは除隊】。当然のことだ」

「それから───異種族がこの規模の事件を起こした場合、当然この国では、タダでは済まないことは理解できよう」

「ウィア・ディーガ、クロエ・ド=ベルティエ、エルモント・グラジナ、そしてブレイ。

お前たちには、【一度死んでもらう】」

( 42 ) 2019/08/12(月) 20:15:52

王子 ファルス

「……お前たちは、此処から二度と故郷へ、家へ、足を踏み入れることは無いだろう。
その名を呼ばれることは無いだろう。それを此度の罰としよう」

ここまでを朗々と宣言する。

「……ここまで、後で城に報告するために記録しておくこと」

( 43 ) 2019/08/12(月) 20:20:19

王子 ファルス、腕組みをして、長いため息をつく

( A1 ) 2019/08/12(月) 20:20:58

先輩騎士 アルベルト、黙って記録をつけている。

( A2 ) 2019/08/12(月) 20:24:39

先輩騎士 ガルセウヌ、王子の沙汰を見守っている

( A3 ) 2019/08/12(月) 20:27:39

王子 ファルス

「……ここからが、本題だ。以降、記録はつけないでおくこと」

「今後お前たちは、我が国あるいは祖国において死亡した者として扱う。

……端的に言えば、国外追放だな。
この森を出てからは、別人として生きるといい。その為の処置は、こちらと、隣国で行う。

【君たちの新しい名は、バディが決めること】」

腕組みをしたまま、後輩騎士の面々を見る。


「……質問がある者は?」

( 44 ) 2019/08/12(月) 20:28:20

オパール メロ

>>44 ファルス
じっと、異種族に対する処罰を聞いていた。が、彼らにくだされたものは想像していたよりもずっと…。

「ファルス様、私のような新参者が言うのも…あれですが。それだけ、なのでしょうか」

( 45 ) 2019/08/12(月) 20:35:17

アメジスト クロエ

>>40 カリン
クロエはカリンがぽつぽつと話し出す言葉に耳を傾けていた。

「……そう。」

陰陽師と鬼の子。異種族の血が流れているという点では、カリンはクロエと似た境遇に思えた。
──もし何もせずに傍観していたら隠し通せたかもしれない。
その通りだろう。

「……」

そっと、差し出された右手を握る。彼女のたおやかな手は、握るととても暖かかった。
彼女が仲間で良かったと思う。一点だけ残念だと思うのは、カリンとなんの後ろめたさもなく友人として接することができなかったことだ。

「あなたに出会えて良かったわ、カリン。」

( 46 ) 2019/08/12(月) 20:41:02

王子 ファルス

>>45 メロ
「ああ、メロか。聞きにくいだろうことをよく言ったな」

少し口の端を上げて、親指でスクルドを指す。

「アレの件について……隣国と取引をする。彼ら4人はその為の……そうだな、材料になってもらう」

「……聞いているんだろう、カーマイン」

( 47 ) 2019/08/12(月) 20:42:01

セルナリア王子 カーマイン が見物しにやってきました。


セルナリア王子 カーマイン

[スクルドの魔力を媒介して、影を作る。この状況で指名を無視するのは愚策だろう]

「やれやれ、一国の王子を呼びつけるとは、随分と偉くなったものだなファルス」

( 48 ) 2019/08/12(月) 20:42:36

オパール メロ、セルナリア王子 カーマインの姿を見て驚いた。

( A4 ) 2019/08/12(月) 20:47:23

王子 ファルス

>>48 カーマイン
「お前、何のつもりで我が騎士団にスパイを送り込んだのか知らないが、発覚したからには外交問題だぞ。
我が国の誇りたる騎士団にそのような探りを入れるとは……許すまじき行為だ」

そこまで、睨みつけて詰ってから、眉間にシワを寄せて目を閉じた。

「…………一方で、だ。
そこのスクルドは、よりにもよって首席と名乗り……昨日まで紛れ込んでいたわけだ。つまり、お前、昨日までのことは知っているだろう?」

( 49 ) 2019/08/12(月) 20:48:13

セルナリア王子 カーマイン

>>49 ファルス
[ニヤリと不遜に笑って見せる。相変わらず、甘いことだ。この男は]

「ああ。無論先程の沙汰もきちんと聞いていたぞ。大変楽しい催しだ。

我が国では貴重な人材である魔法に長けた種族の面々も、そちらの国では人権、ひいては生存権すらマトモに認められないとは、なんとも勿体ない。ああ、無駄遣いだ。お前の沙汰は時代遅れの采配だ」

( 50 ) 2019/08/12(月) 20:52:23

アメジスト クロエ

沙汰が出た。
クロエはファルスを真っ直ぐに見つめて、その処断を耳にする。
それは、クロエが想像していた処遇とは随分と違うものだった。

──不意に、その場に影が現れた。
金色の髪に紅い瞳。

クロエは静かにファルス騎士団長とセルナリアの王子を視界に迎え入れていた。

( 51 ) 2019/08/12(月) 20:54:01

王子 ファルス

>>50 カーマイン
全く、この男は相変わらず不快な言い回しをする。
俺は、本気で苛苛しながら、幼馴染みに言葉を続ける。

「……そうだ。この国ではこの者達を生かしておく訳にはいかんのだ。

取引しよう、カーマイン。彼ら4人をこの国境の森からセルナリアへ引き入れてくれるならば、スクルドの件はそれで手打ちにしよう「

「……因みにだが、スクルドの処分はそちらではどうする」

( 52 ) 2019/08/12(月) 20:57:44

セルナリア王子 カーマイン

>>52 ファルス
「これはこれは、貴重な人材をありがとう。特にそこのウンディーネ……我が国にもなかなか居ない種族だからな。むざむざ殺すなど考えられない……手厚く保護しようか?我が城で?」

[挑発的に目を細め、ファルスを見た。ああ、面白い顔をしている。この男をつつくのは本当に楽しい遊びだ。
こういうやり取りが出来るなら、まあ、この失敗も悪いことではないかもしれないな]

「スクルド?殺すに決まっているだろう」

( 53 ) 2019/08/12(月) 21:03:49

王子 ファルス

>>53 カーマイン
…………分かっている癖にこの男は。

「……それは、本人に聞く。お前は、この森から彼らが抜けるのを手引き……と、いうか、見逃してくれれば良い。あとは自分でやるだろう」

「……そうか。どうせ殺すなら、俺に預けてもらえるか」

( 54 ) 2019/08/12(月) 21:06:46

エメラルド カリン

>>46 クロエ
憂いを帯びた表情が気になるが、彼女の柔らかな手が自分と握手を交わすのを見て笑顔になる。

「……うん!私も!私も、クロエに出会えてよかった。」

にっと明るく笑い、ゆっくりと別れを惜しむように手を下ろすと、彼女の隣で沙汰を聞く。

途中、金糸に真紅の瞳の人物が出てきた事に肩を揺らして驚くが……あの人が、自分が行くはずだった国、セルナリアの王子 カーマインだと知るとじっと見つめた。

( 55 ) 2019/08/12(月) 21:06:50

セルナリア王子 カーマイン

>>54 ファルス
「はははは、わかったわかった。そう鬼のような顔をするな。お前こそ鬼の子孫ではないか?」

[かの黒く冷たい城で言ったら大騒ぎになりそうな冗談を言う。

……本当に、ファルスは王家に向いていない。特に、この国の世継ぎには]

「潜入任務もろくろく果たせぬスパイをか?そのような取るに足らぬ男、好きにすればいいが、やかましいぞ?
この私に憎まれ口を叩いてくるくらいだからな

……ま、それなりに気に入ってはいたが」

( 56 ) 2019/08/12(月) 21:12:37

エメラルド カリン、セルナリア王子 カーマインの言葉に顔を顰めた。

( A5 ) 2019/08/12(月) 21:14:16

王子 ファルス

>>56 カーマイン
「よし、これにて取引は完了。もう帰っていいぞ」

しっしっ、というようにカーマインを払う。
これで前提は整った。

「スクルドに関しては、追って沙汰する。異種族の諸君に関しては、以上。これをもってメロへの返答とする。

……これは、国家間の重大な機密事項である。二国間の微妙な均衡が崩れる可能性がある。他言無用のこと」

( 57 ) 2019/08/12(月) 21:18:49

先輩騎士 アルベルト、セルナリア王子 カーマインに一礼した。

( A6 ) 2019/08/12(月) 21:19:40

セルナリア王子 カーマイン、先輩騎士 アルベルトの礼を一瞥の後、無視した。

( A7 ) 2019/08/12(月) 21:21:32

先輩騎士 ガルセウヌ、セルナリア王子カーマインを胡散臭く思いながら騎士の礼を取った

( A8 ) 2019/08/12(月) 21:22:51

先輩騎士 ローラン、セルナリア王子 カーマインたちの話を遠巻き

( A9 ) 2019/08/12(月) 21:23:33

クリスタル グラジナ

沙汰を聴く。
自分が、この国を離れてセルナリアへ?

理解が追いつかない。

( 58 ) 2019/08/12(月) 21:23:42

先輩騎士 ローラン、遠巻きから眺めている。

( A10 ) 2019/08/12(月) 21:23:45

セルナリア王子 カーマイン

>>57 ファルス
「そう言うな。もう少し見物して行く。お優しいファルス王子の采配をな」

[居並ぶ騎士達を値踏みするように眺めた。これがサリーナの保有する黒狼騎士か]

「ああ、心配するな。暇つぶしだ。明日には忘れる。
それに、ご指名の者達がどういう決断をするのか、私にとも関係がある事だからな」

( 59 ) 2019/08/12(月) 21:24:44

セルナリア王子 カーマイン、先輩騎士 ガルセウヌの礼は見ていない。

( A11 ) 2019/08/12(月) 21:25:13

セルナリア王子 カーマイン、先輩騎士 ローランの視線には気が付かなかった。

( A12 ) 2019/08/12(月) 21:25:41

セルナリア王子 カーマイン、高みの見物を続けるだろう。

( A13 ) 2019/08/12(月) 21:26:24

王子 ファルス

「次に、カリン・ユズリハ。魔法を使うことは当然騎士団の規定違反だ。更に、敵に与し、騎士団を脅かした。この罪についての沙汰を下そう」

「まず、当然【騎士団の除隊】、並びに【武器の没収】」

「さらに……【国外追放】とする」

淡々と申しつけた。

「カリン・ユズリハに関しては、以上である」

( 60 ) 2019/08/12(月) 21:28:59

王子 ファルス

>>カリン

「お前は、故郷に帰るがいい。カリン」

( 61 ) 2019/08/12(月) 21:29:32

王子 ファルス

「規定違反を犯したサンターナ・グラシエラは……結果的に、ではあるが。何事も無かったため、今回は、帰城の後、次の任務の期間は謹慎処分とする。

……ただし、俺としても思うところがあるため、今後、恋愛禁止の規則に関しては、一部見直す可能性もある」

「………………可能性、だがな」

( 62 ) 2019/08/12(月) 21:34:57

王子 ファルス、すこし休憩をとることにした。

( A14 ) 2019/08/12(月) 21:44:36

アメジスト クロエ

>>ファルス

「ファルスさま。」

クロエは静かに口を開いた。

「わたくしはもう黒狼騎士ではありません。しかしこの心は、サリーナに捧げんとしたもの。例えもうこの国の騎士を名乗る資格がなくとも、この忠義は決して変わりません。

温情をかけていただき、ありがとうございました。けれどわたくしは、セルナリアには行きません。……わたしはわたしが愛したこのサリーナに骨を埋めたい。」

( 63 ) 2019/08/12(月) 21:44:46

時渡りの火竜 ミーチェ が見物しにやってきました。


時渡りの火竜 ミーチェ

/*城の一角が赤く燃え上がりました。
きらきら、さらさら真っ黒な煙が立ち上ります。*/

ああ、ようやくたどり着きました。
ただいま、愛しの我が国。

/*炎の中から現れた20代前半の女性は嬉しそうに、少女の様に微笑みました。*/

( 64 ) 2019/08/12(月) 21:45:37

時渡りの火竜 ミーチェ、きょろきょろ辺りを見渡す。

( A15 ) 2019/08/12(月) 21:48:55

時渡りの火竜 ミーチェ、王子 ファルスの姿を見つけた。

( A16 ) 2019/08/12(月) 21:50:08

時渡りの火竜 ミーチェ

>>ファルス
/*
ミーチェはようやくたどり着きました。長い長い旅の果て、何度も何度も繰り返して、ようやく家に帰ることが出来たのです。
記憶の中にある王様に比べると若く見えましたが、そんなことは些細な問題でした。
*/

ただいま、お父さん。
やっと、会えました。

( 65 ) 2019/08/12(月) 21:58:19

先輩騎士 ガルセウヌ、時渡りの火竜 ミーチェの存在に即座に槍を抜き、「お父さん」と言う言葉に動揺した

( A17 ) 2019/08/12(月) 22:15:41

ラリマー ヨルダ

「先日から幾度となく思っていましたが……この砦、侵入されすぎではありませんか?」

( 66 ) 2019/08/12(月) 22:21:06

時渡りの火竜 ミーチェ

>>A17 ガルセウヌ
/*ミーチェはじっと槍を見つめます。
その視線をその手に、顔に移し、ぱあっと笑顔になります。*/

こんにちは、ガルセウヌさん。
私の鎧はどうしたのですか?せっかく、皆さんのために協力してあげましたのに。

( 67 ) 2019/08/12(月) 22:26:31

王子 ファルス

>>66 ヨルダ
「返す言葉もないな」

( 68 ) 2019/08/12(月) 22:35:02

先輩騎士 ガルセウヌ

>>67ミーチェ
「……何故俺の名を知ってるかは良い。調べれば分かる事だしな。
何を言っているのかはわからんが、何者だ。
よりにもよって王子をお父様だと?」

と槍を下ろさないままだ。無邪気な笑顔は毒気を抜かれそうだが、油断はしないと心掛ける。
近くのアルベルトとローランに視線でサポートするよう送ったかもしれない。

( 69 ) 2019/08/12(月) 22:39:33

王子 ファルス

>>63 クロエ
「…………それは」

口を噤む。
人生の終幕を選ぶ権利は、本人にしかない。
それは、充分わかっている

「……クロエ。ひとつ尋ねよう」

「お前が忠誠を誓ったのは、【この国】か、【この俺か】」

( 70 ) 2019/08/12(月) 22:42:12

先輩騎士 アルベルト、静かに警戒している。

( A18 ) 2019/08/12(月) 22:44:05

時渡りの火竜 ミーチェ

>>69 ガルセウヌ
…もしかして、私のことを知らないのですか。
うーん、少し時代を間違えましたね。

ええ。とても優しい人です。私を育ててくれたのは別の人でしたが。ですが、私にとっては父です。

( 71 ) 2019/08/12(月) 22:53:07

王子 ファルス

>>65 ミーチェ
どう見ても成人している女から、身に覚えのない呼称で呼ばれる。

「…………何者だ?」

( 72 ) 2019/08/12(月) 23:16:32

先輩騎士 ガルセウヌ、時渡りの火竜 ミーチェの言っている言葉の訳が分からずこんらんしている!

( A19 ) 2019/08/12(月) 23:20:40

つきのいし エクス

『あう』


「あれ、まずいなあ」
「あれ、やばいなあ」


『変なこと教えちゃったなあ』


「まあいいか」
「変にはならないよね」


『正史には全て収束する』


「全ての忠義は変わらず」
「全ての恩讐へ通ず」

( 73 ) 2019/08/12(月) 23:21:40

ルビー アルバート

夜が明け、覆われていた結界は解けた。
宝石を砕かれ去っていった同期、応援に来ている黒狼騎士団が、砦へと足を踏み入れる。当然、グラジナの姿もそこにはあった。

しばらくウィア…ウンディーネと団長のやりとり聞くが、それよりも相方がどうなるか、彼は死罪なのか、それだけが気がかりだった。もしもそうならば道は決まっている。
真っ直ぐな目で、事態を見守った。

下される決断(>>42 >>43 >>44)に目を見開く。自分がこの7日間葛藤していた葛藤について、王子は答えを出していた。

しかし、それは彼らの生きる道を標しただけ。これからのことは各々が決める事のようで。異種族といえど、この国に誇りを持っている騎士団からしてみれば、死に値する宣告だった。

( 74 ) 2019/08/12(月) 23:29:49

ルビー アルバート

>>58グラジナ
「グラジナ」

立ち尽くすグラジナに声をかける。1日顔を合わせなかっただけなのに、なぜか酷く長い間会っていないような気がした。

「グラジナのこと、良ければ聞かせてくれないかな。俺、何も知らないからさ。」

彼を知りたいと思った。どんな境遇で、どんな生き方をしていたのか、全部聞かせて欲しかった。

( 75 ) 2019/08/12(月) 23:31:11

クリスタル グラジナ

>>75アルバート

バディの声がする。
この一週間、一瞬に人で一番近く接してたアルバート。
彼の表情は...強ばっている。

「アルバート、会いたかったよ」
にこり、と笑顔を向けた。

( 76 ) 2019/08/12(月) 23:38:19

ガーネット イグニス

長い一週間が終わる。
団長の下す沙汰を聞いて、イグニスは鼻を鳴らした。
結局宝石を砕いたと言うのが嘘だったとはいえ、王太子を危険に晒した今回の罪に対し、処断は甘いにも程がある。
少なくとも、ここがアッカードであったのなら、そんなことを許しはしないだろう。


────けれど、どこかで安堵していた。

( 77 ) 2019/08/12(月) 23:39:18

トパーズ ノア

朝露のような煌めきを放ちながら、静かに壁が崩れていく。

終わりの時がやってきた。

向こうにいた人達の姿が見える。
思い思いに話し、ついにファルスから裁定が下りる。

ブレイやカリンと話し、その意思を、覚悟を、理解してしまったからこそ、それはあまりに優しく、あまりに残酷に思えた。

そうしてあまりに未発達な、けれども無視するには育ちすぎたこの気持ちを、もう誤魔化せないと自覚してしまった。

>>ファルス
「騎士団長、ご無事で何よりです。
少しだけ、お時間をいただいてもよろしいでしょうか?」
膝をつき首を垂れ、話をする伺いを立てた。

( 78 ) 2019/08/12(月) 23:44:49

アメジスト クロエ

>>70 ファルス

「……」

視線をあげる。エルフ譲りのその瞳をファルスに向けて、しばらくクロエは彼を見つめていた。
クロエが忠誠を誓ったのはこの国か、ファルス騎士団長か。

「……わたくしが忠誠を誓ったのはあなたです、ファルスさま。
わたくしはこの国をより良いものにしようと高みを目指す、あなたのための一振りの剣であることを望んでおりました。」

( 79 ) 2019/08/12(月) 23:46:26

ラリマー ヨルダ

>>68ファルス
「あら、お聴きになってしまいましたか。御気分を悪くされたら申し訳ありません。
少々此方も驚天動地のあまり、手のひらどころではなく天地がひっくり返った気分でしたので。」

ヨルダはスカートを摘んで礼をすると、正しい笑顔で微笑んだ。

「あんなお優しい御決定、兄に聞かれたら卒倒ものです。サリーナの誇りは何処へ消え去ったのです?」

( 80 ) 2019/08/12(月) 23:49:46

先輩騎士 ガルセウヌ

【大陸暦1177年】
黒狼騎士団狂狼部隊
セルナリア軍と交戦

『狂狼部隊騎士』
クラウヴィス:交戦時に捕縛。セルナリアへの帰順を拒否。斬首。

エレノア:セルナリア貴族に見初められ婚約。その後黒狼騎士団残党の反乱に参加。斬首。死亡当時妊娠していた。

ミレーユ:交戦時、セルナリア兵から捕縛を試みられるも、激しい抵抗によりセルナリア兵を殺害寸前だった為頭部を爆破される。交戦時に死亡。

トルイド:帰順するも、セルナリア国内で異種族との痴情の縺れにより刺殺。大陸歴1180年時の事だった。

その他数名。帰順後、又は交戦時に全員死亡。

『狂狼部隊隊長ガルセウヌ』
交戦時死亡。
部下が全員死亡した後も最後まで奮戦をするが、セルナリアの魔法兵によるゴーレムとの戦闘により力尽きる。
死後、遺体は損傷過多との事でクリスティウス家に返される事は無かった。

( 81 ) 2019/08/12(月) 23:50:00

先輩騎士 ガルセウヌ

【ガルセウヌの最後】
セルナリアが進軍してくるの報は、交戦準備するには余りにも遅かった。

狂狼部隊全員を率い、ガルセウヌは戦場へ行く。本国はまだ対応しきれない。
時間を稼ぐ、その為に即座に応戦へと向かう。

戦場に到着して直ぐは、騎士達は縦横無尽の活躍をした。
下級の魔法しか扱えない平兵士達であれば、馬を狩り、剣で首を跳ね、槍で貫き殺せた。

しかし一瞬で状況は一変する。
魔法に長けた者達が現れた。

最初にクラウヴィスが、見えない縄により捕縛された。一瞬にして意識を奪われたのを、ガルセウヌは目撃した。
クラウヴィスにとって幸せなのは、仲間達が次々に死んでいくのを見ずに済んだこと。
不幸であったのは、仲間達と共に死ねなかったことだろうか。

次はミレーユだった。
不可視の縄で馬から引きずり下ろされ、体を拘束される。セルナリア兵がミレーユの意識を奪おうと近づいた瞬間。ミレーユの脚が跳ね、セルナリア兵の首を砕かんと動いた瞬間。
動きに焦ったセルナリアの魔法使いにより、頭部を爆破された。ガルセウヌが見た、部下の最初の死であった。

( 82 ) 2019/08/12(月) 23:51:01

先輩騎士 ガルセウヌ

【奮戦】
本国への伝令を頼んだトルイドが、捕まるのを見た。

引けと言うガルセウヌへ、最後まで共をすると言ったエレノアが、叫びながら。嫌だと悲鳴を上げながら敵兵に連れ去られるのを見た。

後輩として遠征についていった事もある部下の死を見た。
騎士の誇りなぞ蟻の命以下だと、砕かれるのを見た。鍛え上げてきた武が、いとも簡単に蹂躙されるのを見た。
それでもまだ、ガルセウヌの心は折れてはいなかった。

自分が時間を稼げば。仲間が。王子が。必ず後を継いでくれると。自分の命によって後輩達が武勲を、誉れを守れるのなら、そうあれかしと。

愛馬のストライフは既に首を斬られた。
銀の槍で左足を貫かれる。倒れるものか。
炎の剣で腹を切られる。熱で内臓がこぼれなくて丁度良い。

不可視の縄は渾身の力で引きちぎる。まだガルセウヌの槍は折れない。武家としての象徴足る『フェンリル』は、まだ折れていない

( 83 ) 2019/08/12(月) 23:55:50

先輩騎士 ガルセウヌ

魔法使い達が寄り集まり、何かを唱える。

たちまち。現れる巨大な銀色たるゴーレム。ガルセウヌの巨体を遥かに越え、天をつく巨体。

ーーーこれを倒せば最上の武勲じゃねぇかーーー。

最後の一撃となるだろう。
魔法使い達の炎。風の刃。雷を受けながら。腕が砕けた。目は最早朧気。だが心の誇りは燃え盛る。

【全力の一撃】
それを放つ。ガルセウヌの武の極致。人として積み上げてきた、最大の技。
血反吐を吐いてきた。殺めたくない者を殺めた事もある。それでも武を高めんと。それしかない俺であると道を決め、磨きあげてきた。

それを放つ。
魔を使う奴等ども。それを否定こそ俺はしねぇが。
ただ心の有り様のみで叩き上げた力を見るが良い。

ガルセウヌの武は槍に誇りを乗せーーー槍は、ゴーレムに当たった途端に砕け散った。

ガルセウヌの武がゴーレムに与えた傷は、ほんの少しの掠り傷だった

( 84 ) 2019/08/13(火) 00:03:36

王子 ファルス

>>78 ノア
「ノアか。君が真の霊能者であったのだな」

呼び止められた声に反応し、返答をする。

「もちろん、問題ない。どうかしたか」

( 85 ) 2019/08/13(火) 00:03:42

王子 ファルス

>>79 ファルス
クロエは、この【ファルス=サリーナ】に忠誠を誓うという。

「よし、その言葉……確かに聞き届けた」

「クロエ・ド=ベルティエ。お前はもはや騎士ではない。しかし、その心が残っているのならば、【俺の命に従え】

お前は、隣国との交渉の鍵となる者だ。勝手に国に命を捧げることは許さぬ」

「騎士の心を捨てるのならば……好きにするがいい。それは、騎士としての忠誠よりも、己の望みを優先する行為である」

( 86 ) 2019/08/13(火) 00:10:53

ルビー アルバート

>>76グラジナ
笑顔だった。色素の薄い澄んだ瞳は、心なしか笑っていない気がする。もしかしたら思い違いかもしれないが、1週間で見てきたグラジナの表情とは、少し違うと思った。

これが、本当のグラジナなのだろうか。
偽った姿ではない、異種族だと明かした彼なのだろうか。

「グラジナが良ければ、……その。混血種なのか、純血種なのか、とか。生い立ちが聞きたいんだけれど。…ほら、俺、名前決めなきゃだからさ……建前はね。本音は、ただグラジナの事知りたいだけ。」

エルモント家三男であるグラジナのことより、異種族として生を受けた目の前の彼について知りたい。好奇心では無い、背中を預ける戦友の背景を、身の上話をしたかった。

( 87 ) 2019/08/13(火) 00:12:21

エメラルド カリン

>>61 ファルス
国外追放、蓮凛丸の没収。
妥当……いや、一国の王子を閉じ込め、騎士団を脅かした罪にしては軽いだろう。

だが、私はそれ以上に『騎士団を去る』という事実が何よりも、ファルス様のお姿を二度と目に映す事がないのだと思うと、それが唯一の心に刺さる事だった。

「…………かしこまりました。

……ご慈悲をかけて下さった上に、更にご慈悲を頂く事になりますが……一つ、私の話をお聞き頂けませんでしょうか。」

( 88 ) 2019/08/13(火) 00:12:22

先輩騎士 ガルセウヌ

【狂狼の騎士の最後】
「……ハッ。これだから魔法ってのは」
自嘲気味に呟く。思えば。魔物こそ貫いてきたものの。
四年前の騒動を思い出す。
ウィアの結界に阻まれた。"悪魔"には傷一つつかなかった。ただ肉体と精神のみを鍛えた武は、魔法には届かないものなのだろう。
槍は折れた……ガルセウヌの心も、同時に。最早折れた。
……………そう思っていた。だが。かつて自身が。かつての後輩達へ言った言葉を思い出す。
『宝石が砕かれようが、心が砕けていないなら』

腰の短剣を抜く。そこに煌めくはガーネットの宝石。
武を砕かれても、誇りは尚も砕けない。
体をゴーレムに押し潰される。短剣を突き立て抗い抜く。腕を引きちぎられる。脚がまだ片足残っている。
脚を踏み潰される。片腕が残っている。両の腕を潰される。手から短剣が離されても尚砕けない。
牙をたてる。たて、たてたて、ーーーーー

ガルセウヌが稼いだ時間は、ほんの少しのものだろう。
何の足止めにもならなかったかもしれない。

最後まで狂狼の騎士は牙を立て続け。ついに没した。

( 89 ) 2019/08/13(火) 00:14:18

王子 ファルス

>>80 ヨルダ
命を奪わぬ裁定に、そのような意見が出ることは想定していた。

「先程、メロへの解答としたが、第一に、隣国との関係維持を図る目的がある。彼らは隣国の魔法研究にはちょうどよい交渉材料なのだ」

「第二に、何も生命を奪うことのみが極刑ではない。全てを賭けて勝ち取ろうとした望みを奪うこと。これは、彼らにとっては極刑に等しいことと判断した。
『これしかない』と言うものの持つ、唯一のものを奪うこと。

故郷の土を二度と踏むことなく、家族とまみえることも無く、その真の名を呼ばれることも無い。それは十分な罰だと考える」

( 90 ) 2019/08/13(火) 00:21:56

王子 ファルス

>>88 カリン
ふ、と思わず口元が緩んでしまう。

「……お前の願いを聞くのも、何度目だろうか?
と、いうのは軽口だが。

お前の願いだと言うのなら、叶える保証はない。それで良ければ言うが良い」

( 91 ) 2019/08/13(火) 00:38:32

先輩騎士 ガルセウヌ

【セルナリア魔法研究所】
『これが、銀のゴーレムに傷をつけた騎士の体ですか』

セルナリアの研究員は、最早人の原型を留めていない肉塊を眺めながら呟く。サリーナの名のある騎士だったらしいが、そこは研究員にとってはどうでも良い。
思考のリソースは、全てより良いゴーレムの作製にのみ注がれる。

『確かに肉体が頑強だった者ほど良い素材となりますが……こうも元が分からないと、分かりませんね。
まぁ折角ですし使わせて貰いますが』
そう言い、研究員は無造作に肉塊の中へ腕を突っ込む。そこに人への尊厳も、騎士の遺体への礼節も無い。

『うん……うん……使えそうですね。では』
詠唱をする。肉を土に。土を鉄に。
騎士の残骸を操り人形に。
詠唱が終わるとそこには、赤い煉瓦色の三メートル程のゴーレムが出来上がっていただろう。

『元騎士のゴーレム。出来上がりっと。三分料理より手頃ですね』
満足気に研究員は微笑むだろう。

ゴーレムは。ただ言葉も意思も誇りも何も持たず。ただそこに佇んでいた

( 92 ) 2019/08/13(火) 00:43:13

トパーズ ノア

>>85 ファルス
真の霊能者と言われ苦笑いをしながらこくりと頷く。
「ありがとうございます。
どうお話するか悩みに悩みましたが、あまりお時間をいただくのもあれですし、回りくどいとこは苦手なので単刀直入にお聞きします」
そう言うと、ファルスの目を真っ直ぐに見て、ファルスにしか聞こえないように小声で問いかけた。
「貴方は異種族や魔法を禁忌とすることに…否定的ですよね?」
それは確信だった。
ファルスの立場を考えれば素直に肯定しないだろうことはわかっていた。
どう反応が返ってきても、次の言葉は決めていた。

( 93 ) 2019/08/13(火) 00:43:54

トパーズ ノア

「俺は…俺はもう、あいつらを禁忌と蔑み、排除することはできません。

確かにその力は恐れられるかもしれません。
でも全員じゃないかもしれないけど、こうやって制御して共存できる人もいる。
それに、言ってしまえば俺だって魔力持ちです。
国に認められた魔法とはいえ、それを応用すれば違う魔法を使うこともできます。
実際、ガルセウヌ先輩の怪我を治療するためにその力を使いました。

…もう自分に嘘は吐けないので、謝罪はしません。
俺は、サリーナへ忠誠を誓えない。」

黙っていれば黒狼騎士団へ戻れたかもしれない。
でも変わってしまった。
決意を宿した瞳は、揺るがない。

「俺をどうするかは、騎士団長の指示にお任せします。
仕事を増やしまった点については申し訳ありません」
そう言葉を締めると深く頭を下げた。

( 94 ) 2019/08/13(火) 00:44:03

王子 ファルス

>>93 >>94 ノア
小声で語るノアの話を、何かの報告を聞くかのような相槌を打ちながら聞いていた。

はじめ、こちらを非難し断罪するつもりなのかと思えば。馬鹿正直なやつめ。

「報告は以上か……騎士ノア。ならば、君に尋ねよう。

君が忠誠を誓うのは、【この国か】【この俺か】」

( 95 ) 2019/08/13(火) 00:57:21

アメジスト クロエ

>>86 ファルス
──どこまでも優しいひとだと思った。
それはもう、サリーナ国の王子には相応しくないくらい。

だからこそ、クロエは彼に忠誠を誓ったのだ。
敷かれたレールの上をただ歩いていただけではなく、自分の意思でファルス・サリーナに剣を預けて力になろうと思ったのだ。

「…………」

クロエはそっと視線を下げて、その場に跪いた。長い髪が流れてこうべを垂れるクロエの輪郭を隠す。

本当は、姉を暮らしたこの国に骨を埋めたかった。騎士として過ごした短い日々を胸に。

けれど、騎士団長がそう言ったのだ。騎士としての忠義が残っているのならその命に従えと。
ド=ベルティエの姓を捨てて生きろと。

「……この身はあなたの御前に捧げたもの。あなたが隣国との鍵となれと仰るならば、わたくしはその命に従いましょう。
この地から離れても、わたくしの忠義はファルスさまに。」

( 96 ) 2019/08/13(火) 01:00:22

先輩騎士 ガルセウヌ

【セルナリアの赤いゴーレム】

『おはようございます!!!!!』

セルナリア国の門番ゴーレムが通行人に挨拶をする。地響きがしたような、低く反響する声だ。
ゴーレムとして作製されて六年。研究者から教育を施され、人の言葉と、幾分かの個性を獲得していた。

いつの間にか門の名物ゴーレムとして、子ども達や道行く人に慕われているようだ。

『ばぁさん。腰悪いのに重い荷物持ってんじゃねぇ。そこまで送ってやる。
ガキンチョ。7並べはまた今度な』

高度な教育を受けた筈なのに荒い口調なのは、元の素材の影響なのか。
ゴーレム自体は自身の素体を一切知らず、知ろうともしないが、粗暴な人間だったのだろうと思っている。
白い髪の男。元国狼騎士でセルナリアへ帰順した男が門を通る。

ーーー何かが過りそうにもなったが、ゴーレムは変わらず、いつもの門番の仕事へと戻っていった

( 97 ) 2019/08/13(火) 01:05:07

ラリマー ヨルダ、小首を傾げた。

( A20 ) 2019/08/13(火) 01:07:07

ラリマー ヨルダ

>>90ファルス
「あら、王子もセルナリア王国の間者でしたか?そのような戯言なら戯曲集に認めれば人気が出ると思いますよ。
王子さまならお習いになったでしょう?

『魔物を排除せよ。一匹残らず滅せ』

と。
そもそもサリーナでは持ってる筈ではなかったモノ。それを奪ったところで何の罰となるのです?」

( 98 ) 2019/08/13(火) 01:07:13

トパーズ ノア

>>95 ファルス
『君が忠誠を誓うのは、【この国か】【この俺か】』

異種族も魔法も悪しと思えぬ今サリーナへの忠義は既にない。
ではファルスへは誓えるのだろうか?

心の中で自問自答する。

そうして出た決断は…

「…サリーナへはもう忠誠を誓えません。
貴方へは…先ほどの俺の質問に対する貴方の答えと同じです。

騎士団長、【俺は今度こそ心から貴方に忠誠を誓います】」

この方は優しすぎる。
でも優しすぎるこの方だからこそ、俺の希望を託そう。

( 99 ) 2019/08/13(火) 01:17:32

王子 ファルス

>>96 クロエ
「……聞き届けた。このファルス=サリーナに命を捧げよ」

静かにそう告げる。

「明日の明け方にはこの森を出ていくことになろう。それまでは、しばし猶予を与える。サリーナのクロエとして、最後の時を過ごすがいい」

( 100 ) 2019/08/13(火) 01:20:13

エメラルド カリン

>>91 ファルス
ゆっくりと顔を上げれば口元を緩めて笑うファルス様のお姿が見える。私の一番好きな表情で、もう目に届かぬ場所に行くお姿だ。

「…………ご寛大な配慮、ありがとうございます。

……身の上話となりますが、ヒノクニの南の山奥、鬼神村という村が私の故郷です。
私の故郷は……山奥という事もあり、先祖代々から受け継がれし因習がありまして。
その因習の一つに『女は一生を添い遂げようと決めた伴侶か、己の一生を捧げても良いと思える主君にしか姓は教えてならぬ』というものが御座います。」

ここまで話すと、ふうと息を一つ吐いて呼吸を整える。

「……ここまでお話すれば、賢明な王子殿下はお気付きになられるでしょうか。
……私達の反旗の印は、間違いだったのかもしれません。それと東の小国の、それも田舎の村の因習など、取るに足らない事実。
ですが……私は、私の持てる全てで貴方様にお仕えしておりました。

…………もし、これ以上のご慈悲を頂けるのであれば"カリン・ユズリハ"という者がいた事を、貴方様の記憶の片隅に覚えていて頂けませんでしょうか?」

( 101 ) 2019/08/13(火) 01:28:12

エメラルド カリン

>>91 ファルス
深々と頭を垂れ、懇願する。
ファルス様が私の願いを聞いて、どう返答しようと、それこそこれ以上の罰を追加しのうと構わないと思った。
このまま彼に本心も付けず、悔いを残して去るよりも何倍もマシだ。

( 102 ) 2019/08/13(火) 01:28:40

王子 ファルス

>>98 ヨルダ
「そうか、今度書かせてみるかな……そうだな。それが我が国標準の教えだ」

目を細める。父王から見て模範的な国民だ。よく吹き込まれ……いや、教えられてきたのだろう

「その指摘に答えるならば、そうだな。騎士団に所属する限り、自分の理を曲げねばならぬときがある。とでも言っておくか。

上からの命令というのは、時に理不尽であり、納得出来ないこともある。それでも為すことが時には必要なのだ。王でも、王子でも、騎士でも、な。君も騎士であるならば、教科書に書いてあることのみを信じるのはやめた方がいい。

……ヨルダ、君は首席だが。騎士としてはまだひよっこだ。もっと経験を積み、その上で俺に諌言してみたまえ。そうすれば、その声を採用することもあるかもしれないな」

「ヨルダ、君が忠誠を誓うのは、聞くまでもなかろうが。【この国か】【この俺か】」

( 103 ) 2019/08/13(火) 01:43:05

王子 ファルス

>>99 ノア
「騎士ノア、君の宣言を確かに聞き届けた」

ノアに近づき、がっ、と肩を組んだ。そして、声を落とし、その耳に口を寄せる。

「……もう少し働いていけ。時間はかかるものだが、俺の力になって欲しい」

( 104 ) 2019/08/13(火) 01:56:27

王子 ファルス

>>101,>>102 カリン
カリンの姓にそのような意味があるとは、初耳であった。
……それならばそれで、先に言ってくれればこのようには……いや、まあ、いいのか。一応、処罰対象なのだ。カリンは。

「……そうか。そんな話を聞かせられたら、そのような風習の文化の具体例として……カリン・ユズリハという者が居たということは、忘れられんだろう。どうしてくれる。覚えるつもりはなかったのに」

苦笑し、目を細める。
ちょこまかと周りに控えていた、この小さな騎士は……もう居なくなる。

( 105 ) 2019/08/13(火) 02:05:06

トパーズ ノア

>>104 ファルス
肩を引かれ驚愕していると王子として、騎士団長としてではないファルス個人の声が聞こえた。

その言葉の意味に、心が震える。

「御心のままに」

今度こそ。違わぬ忠誠を。

( 106 ) 2019/08/13(火) 02:19:43

ラリマー ヨルダ

>>103ファルス
「えぇ、炎上必須、瞬く間にサリーナ王国中に広まるでしょう。王子のそのご高名な名前も含めましてね。」

遥か高くに位置する両目が細められた。見定められているのだろう。
あーあ、結局そういうこと。
所詮黒狼騎士団といえども片田舎の領地は変わらないんだ。

「そう、ですか…成る程。

ファルス王子、ご教授ありがとうございます。
正しい道を歩くには、正しい作法に乗っ取らないといけない、ということですね。
ラリマーの騎士ヨルダ・ノア・リューンベリ、【このサリーナ王国に誓って】正しくこの道を研鑽して行きます。」

両の手の指先でドレスを摘み、頭を垂れる。
合わない視線はお互いの道が違ったことを告げるだろう。

( 107 ) 2019/08/13(火) 02:24:15

ラリマー ヨルダ、×領地は→◯領地と

( A21 ) 2019/08/13(火) 02:27:14

タイガーアイ ミズリ、エメラルド カリンをじーっと見てる。

( A22 ) 2019/08/13(火) 02:36:32

タイガーアイ ミズリ

>>カリン
カリン……終わった……?終わったかな……

( 108 ) 2019/08/13(火) 02:38:24

エメラルド カリン

>>105 ファルス
「……ありがとうございます。
ふふ、貴方様の記憶に残れればと……私なりの、最後の足掻きです。
騎士団長の寛大なる措置と配慮、深く心に染み入ります。」

そう、これでいい。いや、これがいい。
私のような東の小国の、それも片田舎の村の出の小娘には勿体ないほどの処遇だ。

それもファルス様が騎士として公正で、清廉で……誇り高き御方だからこそだろう。私はそんな彼の記憶の端に残るのだ。これ以上望めば罰が当たる。
淡い恋心は胸の内に仕舞おう。そして、私も彼の姿を一生忘れない様に、いいや私は……決して忘れる事などない。

顔を上げると、じいっと彼の姿を眺め見る。
漆黒の髪、黒曜のような目、恰幅のいい体格、高い背。そして、こちらに投げ掛けられる優しい声も、喜び、困り、怒り、どんな表情も好きだった。

「……他の者の処遇や謁見も御座いましょう。それでは、私は失礼致します。」

暫くすれば、深々と礼をして立ち去る。
くるりと向けた背に、ぽつりと誰にも聞こえぬ言葉を一つ。

「⦅……さようなら、ファルス様。お慕い申し上げております。⦆」

( 109 ) 2019/08/13(火) 02:53:17

エメラルド カリン、タイガーアイ ミズリの目線に気づいた!

( A23 ) 2019/08/13(火) 02:53:43

エメラルド カリン

>>108 ミズリ
「ミズリ?
どうしたの、じっと見て……何か用?」

あからさまに見つめられる視線が一つ。
これは自意識過剰ではなく、絶対見られてる……と思わず声を掛けた。

( 110 ) 2019/08/13(火) 02:55:29

タイガーアイ ミズリ

>>110 カリン
カリン……カリン、魔法使いだったの……?

あのさ、あの。
料理が上手なのも、魔法……なの?

( 111 ) 2019/08/13(火) 03:01:22

エメラルド カリン

>>111 ミズリ
「うん、そうだよ。」

さらっと肯定した。というより、もう嘘をつく必要がないのなら、それくらいは答えようと頷く。

……ただ、その後の言葉にはぽかーんとしたが。

「……えっ。それは……魔法じゃない、かな。
だって、皆の前で料理してたでしょ?

……というか、上手って思っててくれたんだねえ。ありがと。
そういえば、ブレイも褒めてくれたし……ミズリとブレイは似た者バディだね。」

悪意がない態度にちょっとほっこりする。
ミズリはブレイの事といい、こうでなくっては。

( 112 ) 2019/08/13(火) 03:07:09

タイガーアイ ミズリ

>>112 カリン
そうなんだ……

[神妙な顔でカリンを見る。そうか、じゃあ、それでなの……魔法ってやっぱり強大、それであんなに美味しいものを……そう思いかけてたとき]

…………え?
料理はちがうの!?
あ、た、確かにそうだけど!!手元すごい早かったじゃん!!いつの間にか次のおかずに取り掛かってたし!!

えええ……カリンすご……。すごいなあ……。
って、ちょっとやめてよー!!!ブレイとなんか似てないって!!!

( 113 ) 2019/08/13(火) 03:12:46

アメジスト クロエ

>>100 ファルス
「……は、有り難き幸せ。」

畏まったように礼をさらに深くした。
まだ、サリーナのクロエとしてここにいられる。“最後”という言葉はやはり石を砕かれたあとでも胸に来たが、それでも噛み締めるように頷いて、その場をあとにした。

( 114 ) 2019/08/13(火) 03:20:51

エメラルド カリン

>>113 ミズリ
「あれは慣れかなあ……毎日、複数人や料理人がいるとはいえ、村の人間やお仕えしている人の食事を作ってたから。
ミズリも、きっと早くなるよ。
だってこれから、騎士団に所属するんだから。大人数の炊事をする機会だって増える。そうでしょ?」

騎士団という言葉に胸を締め付けられながらも、笑う。
ミズリには困った顔を見せたくはないからだ。

「ははは、そっくりだよ!
ブレイはね、唐揚げが好きで拳で殴り合いも好きで女の子が好き……あれ?やっぱり似てないなあ。」

ちょっとある事ない事を言って、にやりと笑う。
ブレイは何かやってるようなので、いいだろう。

( 115 ) 2019/08/13(火) 03:26:52

アクアマリン ウィア

[ファルスさまの沙汰を聞く。隣国の王子の影を見る。ああ、この人は……ご自分の立場もあるだろうに]

「……ファルスさまは……お優しいことですね。あなたさまには、なんの得にもならないでしょうに」

[そのように皮肉めいたことを言うけれど、ウィアの顔は優しく笑っていた。目の前のファルスさまが、思っていた通りの人だったから]

「……仰せのままに、ファルスさま。私は、貴方のお言いつけなら、何だってお受け致しましょう。【私はあなたに】忠誠を誓ったのですから」

( 116 ) 2019/08/13(火) 03:37:01

アメジスト クロエ

ファルス王子のもとから立ち去り、目的もなく辺りを歩いていた。

まだグラジナとブレイに会えていない。
今更どのような顔で彼らに会えばいいか分からなかったが、明日の夜明けまでに別れの挨拶はすべきだろうと思った。

クロエは握っていた右手をほどいて、アメジストのかけらに視線を落とす。
次に、燃えるような赤い髪の騎士を思い出した。彼はこの処断を聞いて、今頃何を思っているだろう。

その途中で、ふとウィアを発見する。

「……」

クロエたちは一度死ぬ。
そして、二度と故郷へ、家へ、足を踏み入れることはない。その名を呼ばれることもなくなる。

ファルス騎士団長は新しい名はバディが決めろと言った。
彼に更なる忠義を捧げることを決意した時、既にクロエの頭にはウィアの新しい名が浮かんでいた。

( 117 ) 2019/08/13(火) 03:54:14

アメジスト クロエ

>>116 ウィア
「ウィア、少しいいかしら。」

クロエは平素の情味のない表情で、バディであるウィアの名を呼んだ。
この名を呼ぶことができるのも、もう残りわずかだろう。

( 118 ) 2019/08/13(火) 03:56:02

時渡りの火竜 ミーチェ

>>72 ファルス
/*ミーチェは優雅に微笑みます。*/

私はミーチェ。こちらでは、ヘズ。そう、呼ばれていました。
ですが、少し早かったみたいです。ここには、まだ居ないみたいですから。

( 119 ) 2019/08/13(火) 06:04:34

スピネル グラシエラ

>>62 ファルス

「この度は規律を乱そうとしたこと、申し訳ございません。寛大な処置に感謝致します」

片膝をついて儀礼的に返すと、静かに安堵の息を吐いた。
さて、騎士としていられるならば…この先のことは決めていた。どう言われようともその道しかないと。

( 120 ) 2019/08/13(火) 08:08:52

スピネル グラシエラ

>>ガルセウヌ先輩

「先輩!!!おつかれさまでっっっす!!!!!」

ガルセウヌの姿を見つけ駆け寄った。ピシリと姿勢を正して、頭を下げる。騎士の誇りを砕かれたこと、新人でありながら規律を乱したこと。怒鳴られるべきは幾らでもあるだろうと、殴られることまではとうに覚悟していた。

( 121 ) 2019/08/13(火) 08:14:00

先輩騎士 ガルセウヌ

>>121グラシエラ
「おうよ。
全く。年頃の奴等が色恋したくなるのは分かるが、場合と節操を考えろ、バカモン」

そう言い、頭を下げる後輩の頭部に軽くチョップ。
先輩としての戒めと、あの状況での図太さへの呆れを込めた。

「まぁ断られたみてぇだし、そこは俺には何とも言えんが。宝石を砕かれた事は、気にするな。
寧ろ、色を賭けた果たしたいってのは俺好みだったよ。

もしお前が俺に恋でもしたら、一生叶わんかもしれんがな。なんてなぁ!!!ハッハッハッハ!!!」

ややセクハラ気味だと思いつつも、この方が後輩の気が紛れるだろうと思い、豪快に笑っただろう。

( 122 ) 2019/08/13(火) 08:48:26

ターコイズ ユーディト

==
異種族やスパイに向けた沙汰を聞く。私は、彼ら彼女らの命が、まずは奪われなかったことに安堵した。国を脅かした逆賊が生き延びたことを喜ぶ騎士など、いないだろう。それでも私には、彼ら彼女らには生きていてほしいと思えてならなかった。

私は、背中に差した黒狼騎士団の誇りである長剣を手に取った。自分の胸の前で柄を両手で握り、刃先を真上に向け、宝玉の埋め込まれる側をファルス様の方へ向ける。異種族と共にある道を願ってしまった私を振り払うように、黒狼騎士団 ターコイズの騎士 ユーディトは、ファルス様へ、そしてサリーナ国へとその剣を掲げた。
==

( 123 ) 2019/08/13(火) 08:57:53

アクアマリン ウィア

>>118 クロエ
[ファルスさまへの忠誠を誓った後で、クロエに声をかけられる。
こんなときなのに、ただそれだけが嬉しくて、思わず笑顔になってしまった]

クロエ!
……クロエ、クロエは……

[聞いていた。クロエの本当の気持ちを。他所に行くくらいならば、この国に骨を埋めたいと。けれど、ファルスさまがそれをゆるさなかったことを。
自らの仕事に必死で、遠征の前につけられたという彼女の傷に、苦しみに、気がつかなかった。それは、とてもとても悔しく、苦しかった。そんな思いをしてもこの国で死ぬことを願う彼女が、せつなかった。

脳裏に浮かぶ様々な思いを一度押し込めて、出来るだけいつも通りに答えた]

大丈夫よ、何かしら!

( 124 ) 2019/08/13(火) 09:43:35

雷を司るゼウス(村建て人)

■サリーナか、ファルスか■
各騎士のみなさんは、【サリーナという国】に忠誠を誓うか、【ファルス個人】に忠誠を誓うかを決めてください。

ファルス個人は、今回の寛大な処置で察せられる通り、異種族に対しての考え方が国が「そうであるべき」とするものと異なります。

その点を踏まえ、考え方に合わせて宣言してください。

( #1 ) 2019/08/13(火) 10:04:37

ターコイズ ユーディト

>>ファルス
「ファルス様。ご無事で何よりです。異種族との勝負、我らが黒狼騎士団の勝利です。事の解決に時間を要したこと、新人故の未熟さとしてご容赦していただきたい。
これからも、ファルス様のため、サリーナのために、微力ながら精魂を注ぎ貢献する所存です。ターコイズの騎士ユーディトを、どうかお見知り置きいただきたく。」

( 125 ) 2019/08/13(火) 10:47:56

サファイア ソラ

ファルスの沙汰を、決断を聞き入れるとほっと息が漏れました。
彼なら、同輩達に手を掛ける事はしないだろうという事は今までの彼の態度からある程度分かっていましたが、それと国の王子としての判断は別でした。

彼の決断は、国の大事を担う王子としては不適切だったかも知れません。

国の在り方がその決断を許さない…。
ならば、向き合うべきは…、…変えるべきはファルスではなく国なのでしょう。

周囲の人達が各々の道を決めていく中、自分も決断します。

>>ファルス
「…ファルス様。私は、【国の為に忠誠を誓います。】
あなた様の判断が許される……未来の新たなサリーナ国が受け入れられるよう、敢えてこの剣をあなた様の為ではなく、国の為に捧げる事をお許しください。」

きっと、彼が王になればサリーナは大きく変わるでしょう。
その来るべき時の為の配慮や根回しは、部下たる自分の仕事。

クロエ達異種族の想いも背負って考えた結論。もう改める事はないでしょう。

( 126 ) 2019/08/13(火) 10:48:08

コーラル ブレイ

>> ファルス

「よお、王子様。"ご無事で何よりだ。"」

下った処罰を聞き終え、ファルスの前に歩みでる。
悪びれぬ顔で悪びれぬことを言う。

革命の失敗をそのまま死と意味づけていた俺としては拍子抜けしたものがあったが、あの沙汰を聞くと元軍人としての誇りと生への執着の葛藤がうまれる。

「てっきり、即日即断即打首不寛容万歳みたいなもんかと思ってたが、さすが"人間様"ってことか?」

出会う前の俺なら、高笑いして腹を斬っていただろう。
しかし、今は出会ってしまったのだ。
彼女に貰った名前を受けて生きてみたいと思ってしまった。

王の前に膝をつく。

「寛大で慈悲深い処罰を心から感謝します。ファルス様。」

( 127 ) 2019/08/13(火) 10:59:37

王子 ファルス

>>119 ミーチェ
「……ヘズ。お前、今此処に侵入するとは、只者ではなかろう。

此処がどこか、俺が誰かもわからぬ狂人ならば保護しようう。分かった上でのことならば、お前の目的はなんだ」

( 128 ) 2019/08/13(火) 11:01:22

シトリン エイダン

[夜が明ける。東の空から日が昇り、朝が来たのだと告げていた。

砦を囲っていた結界は解け、キラキラと光る粒になる。光はひとつにあつまって、ウンディーネの、ウィアの姿を形作った。

滴る水が太陽の光を反射する。キラキラ輝く彼女の姿を、一瞬綺麗だと思ってしまう。

──そう言えば、彼女を初めて見た時もそう感じたのではなかったか。
けれど、今度は頭を振らず、その気持ちを受け入れた。スッと、心の中に落とし込む。]

…終わったんだな、全部。

[ファルスがどの様な沙汰を下すのかはわからない。けれど、どの結果も受け入れる覚悟はできていた。
この国では、異種族も魔法使いも悪として扱われている。即処刑も有り得ない話ではないだろう。それでも、彼等が、異種族がその覚悟を持ってしてこの騒動を起こしたのなら。きっと、エイダンにそれを止める権利はないのだろう。

……ただ、もしあの甘っちょろい王子の沙汰が彼等の覚悟を愚弄するようなものだとしたら。例え掴みかかってでも、今度こそ面と向かって"クソ野郎"だと罵ってやるつもりだった。]*

( 129 ) 2019/08/13(火) 11:05:43

タイガーアイ ミズリ

>>115 カリン
慣れ……そんなもんかなあ。
でも、そうか。そんなにカンタンには、魔法使わないよね。
……カリンも、騎士団だったから。

[騎士として言えるのは、ここまでだけど。本当は知ってる。カリンが今でも騎士団の心を持ってるって。この先の言葉は、少し声をひそめた。気をつけないと、あたしの声は大きい]

うん。頑張るね。いつかお休み取ってカリンの国にも遊びに行くからさ…今度会ったら、食べてみてね。

[それから、今度は、また大きい声で話を続ける]

ぜーんぜん!!あんなバカとそっくりじゃないし!!
あたし殴り合いが好きなんて野蛮なシュミじゃないし!!!
かっこよくてアタマがいい男の人が好きだもんね!!

[ふーん、唐揚げが好きなんだ。ふーん。関係ないけど、ふーん]

( 130 ) 2019/08/13(火) 11:22:54

王子 ファルス

>>126 ソラ
異種族を発見できる魔法能力を持った者、ソラ。
昨日のクロエとの会話は、俺も聞いていた。
思うところあってのものだろう。少し寂しい気もするが、袂をわかつ訳では無い。
苦笑し、肩を叩いた。

「……なんのことやら。俺の心はサリーナと共にある。許されるも何も無い。

ソラ・カルセドニ、君の忠誠は確かに聞き届けた」

( 131 ) 2019/08/13(火) 11:30:39

ルビー アルバート

>>76 グラジナ
「……すぐにとは言わないからさ。もちろん、話したく無ければ言わなくてもいいし。」

話せる身の上話もない自分が、聞き出そうとするのも些かおかしな話なことはわかっていた。ウィアと共に強硬手段へとこんなことをする程、蔑まれ、追い詰められていた事くらい察しがつく。

「クロエやブレイ達とも話したいだろうし、俺だけが話すのもね。…また後で話しかけてくれると嬉しいよ。」

グラジナにそう言い、背中を向ける。グラジナが話してくれてもくれなくても、アルバートの気持ちは固まっていた。

( 132 ) 2019/08/13(火) 11:32:17

セルナリア王子 カーマイン王子 ファルスを見ている

( A24 ) 2019/08/13(火) 11:36:19 飴

コーラル ブレイ、王子 ファルスを見ている。

( A25 ) 2019/08/13(火) 11:37:43

コーラル ブレイ王子 ファルスをよく見ている。

( A26 ) 2019/08/13(火) 11:38:14 飴

王子 ファルス

>>107 ヨルダ
ヨルダは俺と目を合わせず、サリーナへの忠誠を誓う。
首席たる彼と共通の道を持てないことは、残念だと思うが。それでも、ただ一心に父の築き上げたこの国へ剣を振るうものが居ることも、きっとよいことだろう。

そのようなものがいなければ、瓦解してしまう。
また、そのような国民がまた、この国の大半なのである。それを胸に刻まねばならない。

「ヨルダ・ノア・リューンベリ、君には、誰より優秀な騎士として期待している」

( 133 ) 2019/08/13(火) 11:41:18

王子 ファルス

>>all

「異種族の4名は本日を以て『死ぬ』。最期の1日のみ、騎士として手合わせなどを行う権利を与えよう。

最後の一日、好きに過ごせ」

( 134 ) 2019/08/13(火) 11:54:29

王子 ファルス

>>120 グラシエラ
「よく反省するように。

あと、なんだ、君も、女せ……いや、そういうことは関係なく……慎みのある言葉……いや、違うな……品位のある物言いをだな……気をつけるように」

どうもなんと言うべきかわからん少しの小言を添えて、グラシエラに改めて問う。

「サンターナ・グラシエラ。君が忠誠を誓うのは、【この国か】【この俺か】」

( 135 ) 2019/08/13(火) 12:02:51

ルビー アルバート

>>エイダン
「エイダン!」

グラジナと離れたあと、探していた人物を見つけ、声をかける。彼と話すのはカリュドーン狩りに行って以来だ。

「もう具合は大丈夫なのか?」

結界の外に出される前、ヒルダが甲斐甲斐しく世話をしていた事を思い出す。簡易的な作りだが、寝泊まり出来るようになっていたと聞いていたので心配なさそうだ。本人も顔色は悪くない。

そういえば、エイダンと初めて会った時、彼はヒルダを探していた。恋愛禁止ではあるが、入団前に同期と親しくなる事は悪いと言われていなかった。それなのに、他人行儀だったのは平等性を保つ為だったのだろうか。

( 136 ) 2019/08/13(火) 12:02:58

王子 ファルス

>>125 ユーディト
彼女の挨拶に苦笑する。

「お見知り置きも何も。君はまとめも担った騎士だろう。ノアとの一戦も見ていた。

知らないわけがない。君たち同期全員な。」

静かに笑い、言葉を続ける。

「……ターコイズの騎士ユーディトよ。その剣をただ一つに捧げるとしたら。
それは、【この国か】王子たる【この俺か】」

( 137 ) 2019/08/13(火) 12:07:17

スピネル グラシエラ

>>135 ファルス

「あーー……心得て…おりませんので、以後気をつけます」

苦虫を噛み潰したというのはこの顔のことを言うのだろう、そんな苦々しい顔をした。

「その問いについては、暫し時間をいただきたく。すぐに戻って参りますので」

軽く礼をすると、その場を去った。

( 138 ) 2019/08/13(火) 12:12:06

王子 ファルス

>>127 ブレイ
その物言いに、思わず片眉を上げてしまう。

「まったく、お前は。不遜というか、口の減らぬやつだな?立場が分かっているのか」

わざと厳しく言うが、口元は笑っているだろう。

「"人間"という言葉は、敬称をつける種類の言葉ではない。さてはお前は座学をしてないだろう」

さらりとそう言ってから、その場に跪くブレイを見下ろした。

「……珊瑚の騎士、ブレイ。お前が忠誠を誓うのは、【この国か】【この俺か】」

( 139 ) 2019/08/13(火) 12:16:06

オパール メロ

>>ファルス
「ファルス様。…我がバディに対する、寛大なご配慮に感謝いたします」

最初は疑問に思った異種族及び魔法使いに対する処罰も納得出来るものだった。
跪き、頭を下げる。

( 140 ) 2019/08/13(火) 12:30:07

スピネル グラシエラ

>>122 ガルセウヌ

「それはほんとすみませんっっ!」

下げた頭に衝撃が走る。拳でなくてよかった、この強さでもコブが出来ていたかもしれない。ゆっくりと頭を上げると、どうやらケジメを付けただけのようで怒った様子は見られなかった。

「先輩に勝てるわけがありません。…その強さを見込んで、2つ質問をさせてください。

まず、先輩が忠誠を誓っているのは【この国か】【王子に対してか】、と。」

( 141 ) 2019/08/13(火) 12:30:59

エメラルド カリン

>>130 ミズリ
「……そう、だね。騎士団の決まり事だったから。それに、料理は作る過程が楽しいんだよね。

……うん、約束。
でもどうだろ。諸般の事情で実家にいないかもしれないから……その時は、手紙を書くよ。……手紙、検閲されて届かないなんて事がなければいいけど。」

ミズリなりに言葉を選んで慎重に返しているのを見て、私も倣う。

国外追放された人の手紙は届くのだろうかと純粋な疑問がありながらも、ミズリのブレイへの態度にやんわりと笑った。

「……そうだね、ミズリはもっとお上品だもん。
でも、似た者じゃなくても……なんて野暮だよね。
でも、唐揚げは作ってあげると喜ぶんじゃないかなあ。砦の外にいた時にさ、ほぼ一人で食べてたから。」

最後の一個まで食べていたなとしみじみ思い出に浸りながら笑う。
名を奪われるブレイはセルナリアへと行く。きっと、私はもう作ってあげれないだろうから。

「……よし、ブレイと話してきなよ!なんて、言わなくても分かってるよね。
じゃあ……またね、ミズリ。」

( 142 ) 2019/08/13(火) 12:34:01

アメジスト クロエ

>>124 ウィア
ウィアの笑顔を見て、クロエはどこか眩しげに目を細めた。

「ウィアの名前を考えたの。あなたの今の名前以上に似合うかは分からないけれど、聞いてくれるかしら。」

そして、肩にかかる髪を後ろへやりながら問う。
誰かに何かを与えたことなど一度もなかったクロエにとって、名前を与えるということは“特別”なことだった。

( 143 ) 2019/08/13(火) 12:34:05

エメラルド カリン

>>130 ミズリ
この二人はからかうと面白いので、つい突っついてしまう所がある。
にっと笑うと、明るく手を振った。
ミズリが最後に見るのは、笑顔であってほしかったから。

( 144 ) 2019/08/13(火) 12:34:32

時渡りの火竜 ミーチェ

>>128 ファルス
そうですね、ここでは忌み嫌われるべき火竜ですから。
ですが、ただの帰宅ですよ、お父さん。

/*ミーチェはにこりと笑いかけます*/

目的、ですか。
ただ、もう一度皆に会いたかった。それだけですよ。
大切な、もう二度と会えない家族に会うために来たのです。
お父さんが恐れるようなことは何もしませんから安心してください。

不安であれば、縛り上げても殺しても構いません。
拘束具は簡単に焼ききれますが、そんなことをする必要もありませんし。

( 145 ) 2019/08/13(火) 12:51:47

ターコイズ ユーディト

>>137 ファルス
「それは幸甚です。ターコイズには成功の意があるとされます。必ずや私も功を成す騎士となりましょう。

…………ご質問の意味がわかりかねます。私は黒狼騎士団の一員。サリーナ国のため、ひいてはファルス様のために在る者です。今までに、私はどちらか片方のみに忠誠を誓ったことはありません。

質問に質問で返すことをお許しください。サリーナ国とファルス様……【目指すところが異なるとおっしゃるのですか】」

( 146 ) 2019/08/13(火) 12:52:16

エメラルド カリン

今日一日。
それが異種族の仲間達と、私に与えられた猶予だった。

悔いのないように過ごそうと心に決めれば、目の前に見えるは柔らかな銀色。
……彼はよくご飯を食べてくれたなあと懐かしみながら、ファルス様と話し終えたノアに話しかける。

>>ノア
「……………ノーア!」

なんと話しかければいいか分からなくて、その背にこっそり近付いてわっ!!と声を掛けた。
彼は良いリアクションをしてくれたから、このやり方が一番いいだろう。

( 147 ) 2019/08/13(火) 13:02:22

先輩騎士 ローラン

俺は砦に着いてから彼らに起こったことを知り、ファルス王子の沙汰を見守っていた。

他種族らがやったことは到底許されないことだ。
どんなに忠義を裡に秘めようと、この国においては彼らは悪なのだから。

王子の決定は優しすぎる。
だが、ファルス王子らしい選択とも思えた。

王子の他種族や規則を破った者らとの話にひと段落がついた時、ふと見知らぬ女が現れた。

ほとんど歳の変わらない女が、王子に“お父さん”と言ったことに俺は顔を顰めた。
そして女は自らを、火竜だという。

俺はファルス王子の命も聞く前に、剣を抜いてその切っ先を女に向けた。

>>ミーチェ
「おい、竜の女。彼を誰だと心得る。御託はいいからさっさと去れ。」

( 148 ) 2019/08/13(火) 13:18:44

王子 ファルス

>>140 メロ
「ああ、メロ。君も災難……と言っては良い顔をしない者も居るかもしれんが……身に覚えのない役割を仮託されて、心中穏やかでなかったことだろう」

苦笑し、俺よりも背の高い部下を見た。
一度男と分かれば、安心して声がかけられる。うん。

「……お前のバディと同じことを問おうか。
なあ。メロ・オルドリッジ、お前が忠誠を誓うのは【この国か】【この俺か】」

( 149 ) 2019/08/13(火) 13:19:21

アクアマリン ウィア

>>143 クロエ
「まあ、クロエ……とても嬉しい!あ、こんなことを言っては良くないのかしら……。

ウィアという名を気に入っていたから、少し不本意……ううん、無理だな。

あなたが、私のために考えてくれた名を……ぜひ教えて欲しい。私は、もう少し時間がかかってしまうかもしれないけれど」

[時折、バディにのみ聞こえる声で囁きつつ、微笑んで答えた。
本当は、直ぐに交換したいのにな、と思う。けれど、この美しい憧れの人に似合う名を、と思うと、ああでもないこうでもないと、頭の中でまだ必死に思っている途中なのだった]

( 150 ) 2019/08/13(火) 13:25:02

ラピスラズリ ヒルダ

>>ファルス
「団長。お見苦しいところを多々お見せしました。
優秀な朋輩のおかげで、この騒動を落ち着かせることができました。

異種族の……朋輩についてのこと。拝聴しています。
異種族とはいえ、寝食を共にした者の命が断たれること、未熟ゆえ受け入れるのにわずかながら時間をいただければ。」

ファルスの前に跪き、その姿勢のまま言述べる。
そして、顔を上げて目線を合わせると笑顔でこう、付け加えた。

「ただ、明日出会うであろう新しい友人には……希望のある未来を願いましょう。」

( 151 ) 2019/08/13(火) 13:27:34

時渡りの火竜 ミーチェ

>>148 ローラン
/*ミーチェは目の前に現れた少年をじっと観察します*/

ローラン・アルグミュラーですね、あなたは。あなたもこちらの人間でしたか。とても、そうとは思えませんね。
今日は白いお友達は連れていないんですか?

長居をするつもりはありませんよ。
魔力が回復したら、次の場所へ移動しますから。

( 152 ) 2019/08/13(火) 13:36:11

先輩騎士 ガルセウヌ

>>141グラシエラ

忠誠を誓うのは、【国】か【王子か】。
その問いが、王子が後輩達へ問おている事と同じだと言うことは良く分かった。
しばし一考した後。まずは貴族として答える。

「その二つに、本来なら違いはねぇ。だが敢えて答えるとするなら【国だった】」

そして、騎士としての答えを続ける。

「俺が、黒狼騎士団に入るまではな。
俺は黒狼騎士として、最後まで闘い続けると誓っている。ならば、騎士となった時点で貴族としての生は終わり、俺は終まで騎士だろう。
であるならば。黒狼騎士が、忠誠を誓うのは誰であろう【黒狼騎士団団長】だ。
……それをどう取るかは、お前の好きにしろ」

ガルセウヌは、グラシエラの目を真摯に見ながらそう答えた。

( 153 ) 2019/08/13(火) 13:40:01

シトリン エイダン

>>136 アルバート

[自身の名を呼ぶ声に振り返る。]

……あぁ、アルバート。

[声をかけられた相手を見て、ふっと顔を綻ばせる。この騎士団に入ってから、初めて声をかけた人。もう随分と長い間、会っていない気がしていた。たかが5日、会話をしていなかっただけなのに。一方的にとはいえ、声は聞こえていたはずなのに。]

うん、もうすっかり元気だよ。ヒルダ特性のお粥のおかげでな。
アルバートも体調悪い時作ってもらえよ!回復力すごいんだぜ?めちゃくちゃ美味かったしな〜あの梅粥!

[へへっと笑い、そう提案をする。これが色々な問題発言であることをエイダンはまだ知らない。もちろん、それが殆どセンゾウが作ったものだということも、彼女が作った料理でひと騒動あったことすらも。
無邪気に笑いながら、訪れるであろう未来の地獄絵図を、エイダンはまだ知らないのだ。]

( 154 ) 2019/08/13(火) 13:42:22

シトリン エイダン


[ゆっくりと、視線を王子へと向ける。この騒動を仕掛けた異種族達の沙汰を聞いた。魔法使いの沙汰を聞いた。
聞いても尚、腑に落ちない部分がある事は確かだった。

この采配は、果たして良い結果だったのか。わからない。自分がどうするべきなのかが、わからない。]

……なぁ、アルバート。
あんたはさ、異種族のことどう思ってる?

[彼のバディであるグラジナは異種族だった。
だからこそ、彼の気持ちを知りたかった。記憶を失い、きっと今も思い出すことが出来ていないだろうアルバートの気持ちを。
視線は真っ直ぐ王子へ向け、アルバートの言葉を待った。]*

( 155 ) 2019/08/13(火) 13:42:29

コーラル ブレイ

>>139 ファルス

「バカにバカっていってくれるな王子様、立場とか敬語とか尊称とか苦手でさなんだ。」
上手い返しもできないでただ困ったように笑う。

そして息をつき、質問に答える。
「俺は貴方様を尊敬してる。どの国のそれにも負けない最高の統率者だ。今回の処罰についても返しきれない恩がある。」

「だけど、俺が生まれ、育ったのはこの国だ。軍という組織に入って、忠誠を誓ったのも国で、黒狼騎士団に入団したのもその方が国のため、になると思ったからだ。」

「これでも愛国者だ。【俺の刀はこの国のために。】」

良かったな、カリスマ。お前が居なくなろうと俺はこの国のために働くぞ。

( 156 ) 2019/08/13(火) 13:52:49

オパール メロ

>>149 ファルス
「…あれが私に課せられた試練だと思えば」

続く言葉には迷いを見せる。その二つは同じものでは無いのだろうか。ちらりと自らの宝石、オパールに目を向けてから続ける。

「私は、黒狼騎士団…この国の剣です。私が忠誠を誓うのは【この国に対して】。…ファルス様が王となる時に、あなた様に忠誠を誓うことになるかと」

( 157 ) 2019/08/13(火) 14:00:24

アメジスト クロエ

>>150 ウィア
クロエは小さく頷いてみせてからウィアの顔を見つめた。

「あなたの名前はジゼル。ジゼル・フェアリーフォードよ。」

ジゼルの意味は“誓い”。この国の騎士ではなくなっても、彼女にはサリーナへの──ファルス王子への誓いを抱き続けていて欲しいと思った。

そして何より、共に剣を取って戦ったクロエたちとの誓いを忘れないで欲しいと思ったから。

「フェアリーフォードは妖精のいる浅瀬。あなたはどちらかといえば、フェアリーというよりスプライトだけれど。

あなたがいつでも故郷を思い出せればいいと思ったの。……どうかしら。もし気に入らなかったら、異論は聞くわ。」

( 158 ) 2019/08/13(火) 14:33:04

先輩騎士 ローラン

>>152 ミーチェ

「…何故、」

何故俺の名前を知っている、と聞こうとして口を噤んだ。
それだけではない。この女は“白いお友達”と言った。その言葉が指すのは、ローランしか知り得ない魔法だ。


思わず、身構える。


「こちらの人間? アンタが何を言いたいのかは知らないが、俺が剣を預けるのはファルス王子のみ。」

「よくもサリーナ領でそんなことが言えたな。この地に踏み入れたからにはただでは帰さない。騎士団長、私にこの者を取り押さえる許可を。」

俺は竜の女を睨みつけながら、後ろに控えるファルス王子にそう言った。

( 159 ) 2019/08/13(火) 14:44:14

トパーズ ノア

>>147 カリン
「ぅわっ!?………カリン、おどかすな」
ファルスと話し終え今後の自分の在り方が決まりすっきりとしていると、背後からいきなり声をかけられ変な声が出た。
振り向くといたずらが成功したような笑みを浮かべるカリンがいた。

ファルスからの処罰は既に出た。
それはともすれば王子の立場を危うくするかもしれないくらいに甘いもので。
それでも彼らにとっては下手すれば命を絶つことよりも辛いものだろうと、ほんの少しかもしれないが今は理解できる。
「…後悔は、なさそうだな」
真っ直ぐにカリンを見つめる。
俺の目の前にいるのは、年上で、料理上手で、負けず嫌いで、優しくて、見た目に反して力持ちで、怒ると怖い彼女は、1人の人間で、1人の騎士で、ちょっと魔法が使えるだけのただの女の子だった。

( 160 ) 2019/08/13(火) 14:44:35

王子 ファルス

>>145 ミーチェ
「どうも要領を得んな。ヘズとやら、この辺りがねぐらなのか?
……この辺りに巣食うなら、竜退治をせねばならん。早々にこの国から立ち去ることを勧めよう。すぐそこが隣国だ。向こうの方が互いのためによいだろう。

今こちらも少々忙しくてな。わざわざ拘束する手間も惜しいので、ぜひ何もするな」

>>159 ローラン
「ああ、おい。血気盛んなのは良いことだがな、ローラン。隣国を目指して来たはずが着地に失敗した哀れな龍……いや、狂人と思って放っておけ。こちらに攻撃する構えを見せれば、俺の指示なく斬れば良い」

( 161 ) 2019/08/13(火) 14:52:04

セルナリア王子 カーマイン

>>161 ファルス
「ああ、それが良いそれが良い。竜種の成体にヒトが魔法なしで挑むなど自殺行為よ。
我が国の精鋭でもなかなか苦労するだろう」

>>ミーチェ
「竜族の女、我が城に来ぬか?悪いようにはせんぞ」

( 162 ) 2019/08/13(火) 14:59:01

王子 ファルス、セルナリア王子 カーマインは無視することにした

( A27 ) 2019/08/13(火) 14:59:57


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生存者 (6)

サファイア ソラ
8(116)回 残4738pt 飴飴
ガーネット イグニス
14(69)回 残5992pt 飴飴
ルビー アルバート
14(98)回 残4688pt 飴飴
ヒスイ センゾウ
14(32)回 残6602pt 飴飴
ターコイズ ユーディト
10(26)回 残6987pt 飴飴
タイガーアイ ミズリ
16(75)回 残5474pt 飴飴

犠牲者 (6)

アクアマリン ウィア (2d)
オパール メロ (4d)
シトリン エイダン (5d)
ラピスラズリ ヒルダ (6d)
ラリマー ヨルダ (7d)
ペリドット スクルド (7d)

処刑者 (6)

コーラル ブレイ (3d)
トパーズ ノア (4d)
エメラルド カリン (5d)
スピネル グラシエラ (6d)
クリスタル グラジナ (7d)
アメジスト クロエ (8d)

突然死者 (0)

見物人 (7)

王子 ファルス
66(69)回 残5085pt 飴飴
先輩騎士 アルベルト
10(8)回 残7532pt 飴飴
先輩騎士 ローラン
14(28)回 残6738pt 飴飴
セルナリア王子 カーマイン
8(26)回 残7062pt 飴
時渡りの火竜 ミーチェ
8(6)回 残7621pt 飴飴
星拾い ネーロ
4(1)回 残7839pt 飴飴
貿易商 エスカデ
6(7)回 残7629pt 飴飴

退去者 (3)

先輩騎士 ガルセウヌ (2d)
先輩騎士 ダレン (2d)
つきのいし エクス (4d)

発言種別

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