人狼物語(瓜科国)


1898 哀願の村


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売女 アデリーナ に 3人が投票した。
トレブル ベガ に 2人が投票した。

売女 アデリーナ は村人達の手により処刑された。


今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。


つむじ風が舞い、村人達は凱歌を挙げた。
しかし、彼らは真の勝利者に気付いていなかった……。


全ての遺言状が公開されました。


亡霊 ░▓▒▓、そういやオレって生き返ってたら肉体もらえんの?

( A0 ) 2019/01/06(日) 02:00:07

シャーマン トッド

「はっは!うけるー」

ざまあみろ。

「あれ?実体?」

( 0 ) 2019/01/06(日) 02:00:40

トレブル ベガ

……あれ?

/*
瞼を閉じ、胸を押さえながら––心臓の鼓動を感じながら––凪いだ心で、その時を待っていた。
いつまで経っても痛みが無くて、そんなものなのかと再び明るさを取り戻した視界に首を傾げた。
*/

( 1 ) 2019/01/06(日) 02:08:54

放浪娘 リコッタ

「んなっ……!!」

全てを察した時にはもう遅すぎた。
アデリーナの首から血が吹き出る。

「アイザックーーー!!」

その瞬間、裏切り者に向けて爪を振りかざした。

( 2 ) 2019/01/06(日) 02:11:20

修道士 アイザック

「…………」

ぼんやりとアデリーナの命が奪われた瞬間を眺めていた。

この選択が正しいものであったかは分からない。
ーーこれで、僕が小瓶を手にすることはなくなった。この血をこの世から消し去るという目的は、果たされることなく潰えた。

利害関係であったとはいえ、僕はここまで協力し合った仲間を裏切った。
これで、シュウジが喜び勇んで過去へ返ってしまったら笑えるな、と心の内で独りごちる。

その時、リコッタが僕の名を呼ぶ声がした。
見れば丁度僕に向けて鋭い爪を振り下ろすところで。

「……裏切り者か。」

何人もの人間を欺いてきた者が言う言葉にしては、それはひどくチープなものに感じた。
座り込んでいた僕は、避ける暇もない。

( 3 ) 2019/01/06(日) 03:24:29

運転手 シュウジ

そうして出てきた二組目の耳を、俺はようやく風に当てた。
……特に感覚がある訳では無いらしい。
所詮はもらいものだからだろうか。次期に消えるのだろう。ずっと帽子の中にしまい込んでいたのには、少々申し訳なさを覚える。

──ただ皆と幸せになりたかっただけだよ。

そんな声に導かれて、俺は今ここに立っている。レヴィン・メルゼブルグの家族だという彼女は、けれどもきっと、悪い人間──ハムスター?──ではなかったのだろうと、俺は思っている。

いつの間にか手にあった小瓶を光に透かす。

「……騙してて、ごめんな」
けれども、叶えたい願いがあったのだ。嘘をついても悪人になってでも、叶えたい願いが。

( 4 ) 2019/01/06(日) 04:53:52

館の主 レヴィン

へえ、これはこれは。
どんな気分なのかな。

( 5 ) 2019/01/06(日) 05:47:43

(村建て人)

夜の力が溢れ出す。
永遠の夜が来るのだ。

その力の持ち主以外は、
しあわせな夢を見る。

永遠に
醒めない夢を。

( #0 ) 2019/01/06(日) 05:49:05

修道士 アイザック

しかし、リコッタの爪が僕を切り裂くことはなかった。
いや、もしかしたらそれは命中したのかも知れない。けれど、それを確かめる前に瞼が重たくなったから。

「…………」

ーー小瓶はどうなるのだろうか。
結末を確かめることもなく、もたらされた眠りに身を任せる。
睡気に委ねれば幸福な夢が見れる気がした。

( 6 ) 2019/01/06(日) 06:52:37

館の主 レヴィン

>>シュウジ
ふふ、おめでとう。どうだい、15人分の命の重さは。
小瓶は満ちたし、君は帰してあげるよ。

その小瓶は、君のものさ。

( 7 ) 2019/01/06(日) 07:32:21

修道士 アイザック

ーーすぐに僕は意識を取り戻した。
しかし、視点がおかしい。たった今まで広間の端っこで座り込んでいたはずなのに、僕はなぜか立ち尽くしていた。

「……………」

何気なく辺りを見回して、ことを察する。
隣には“僕”が膝を抱えて壁に凭れるようにして座っていた。両膝に顔を埋めて動かないそれは、さきほどの僕そのものだ。

そして、さらに隣にはノエルさんがいた。
ノエルさんだけではないーー辺りには、死んだはずの人々の姿がある。

僕は死んでしまったのか、と凪いだ心で考える。こんなに穏やかな気分でいられるのはいつぶりだろう。

( 8 ) 2019/01/06(日) 08:34:11

モデル ギルバート

ふあ、と欠伸する。昨日まで生きていた者達が、何故かこちら側にいるようだ。猫耳でもない、変な耳の一人を除いて。

「なんだ、結局シュウジさんの一人勝ち?
正義感を振りかざして、散々偉そうにご高説を垂れて、全員の敵だったのかー。すごいすごい。いい性格してると思うな」

パンパンとゆっくり拍手をする。

( 9 ) 2019/01/06(日) 09:09:48

館の主 レヴィン

おや、他の『友人』達も気分はどうだい。

( 10 ) 2019/01/06(日) 09:46:17

修道士 アイザック

「気分……」

小瓶を手に入れられなかったことに、なんとも思わない自分がいた。それどころかーー僕の心にあった無数の願いは、薄らいでいた。
あれだけ駆られた気持ちはもうどこにもなくて、それがどこか虚しく感ぜられるような、或いはすっきりした気分とも思えた。

( 11 ) 2019/01/06(日) 09:54:18

運転手 シュウジ

懺悔の言葉を呟いて。

それからじわじわと喜びが、心臓から溢れてきた。
俺はみんなに振り返る。俺たちは助かったんだと伝えようとして。

「……アイザック! ベガ!! …………?」
そこで俺は、あたりが吹雪の過ぎた朝のように静まり返っていることに気づく。

>>7 レヴィン
「………………どういう気分、って」
俺は、その中で聞こえた唯一の音に、呆然と声を返した。
小瓶が、満ちている。

そうだ。小瓶は15人の欲望で出来ている。勝者は初めから、一人だった。
俺は、隣で倒れているアイザックの体を半ば無意識に揺さぶった。

( 12 ) 2019/01/06(日) 11:46:01

トレブル ベガ

/*
明るさを取り戻した視界に、喜びはなかった。
確かに自分の意思で動いているのに、初めて扱う機械のような座りの悪さを感じる。

左胸を押さえ、ソファーに腰掛けたまま目を閉じた自分の身体を見つけて、ああ、と思う。
*/

ああ、そっか。
空っぽなはずだね。

( 13 ) 2019/01/06(日) 11:49:58

館の主 レヴィン

>>12 シュウジ
そうさ。自分の手を汚さずに君は願いを叶える権利を手に入れた。
ああ、彼らは眠っているよ。永遠に目覚めない。君が手に入れた力、でね。
彼らの保護ぐらいなら、私の方で引き受けてあげるよ。大切な『友人』だからね。もちろん、殺したいなら君の手で殺してもいい。綺麗なままでいたいなら、私がするがね。

( 14 ) 2019/01/06(日) 12:01:36

運転手 シュウジ


反応がない。
生命反応はあるというのに、硬い瞼は開かれることなく、人形のようだった。

ソファに近づく。
「ベガ! ベガ!!!」
体を揺さぶって、ぐらりと傾いだ体を慌てて支える。
「………………」

俺には小瓶がある。だから──問題ないはずなのに。今まで戦ってきた仲間は皆いなくなってしまった。そんな事実に胸が焦げるような心地がしたから、だから俺は俺が狐でよかったな、なんて思った。

( 15 ) 2019/01/06(日) 12:03:23

運転手 シュウジ

>>14 レヴィン
俺は男を食い入るように見つめた。
「俺は、そんなこと望んでない。みんなが眠ることなんか!」

到底こんな男に俺の大事な友人達を任せるわけには行かない。
「……小瓶の使い方、教えてくれよ」
叫びを飲み込んで、一転俺は静かに聞いた。

( 16 ) 2019/01/06(日) 12:09:46

館の主 レヴィン

>>16 シュウジ
どうだろうね。確かにこれは君の意思には関係無く発動するものだけれど。

本来の使い方は、叶えたい願いを思い浮かべながらその中身を飲み干すことさ。

( 17 ) 2019/01/06(日) 12:38:05

売女 アデリーナ

[眼を開ける。自分で殺した者達が…白猫や、異国の人や、記者や、仲間だった人が、いた]

そう。裏切られたし、間違っていたのね。

[じゃあ、もうオジサンたちに笑いかけなくていいんだ。死んだのだから。これがあたしの最大限の幸福だったんだ、そう結論づけると、1人生きた者を観察することにした]

( 18 ) 2019/01/06(日) 12:53:24

村の設定が変更されました。


記者 ノエル

目をゆっくりと上げる。
真っ先に見えたのは帽子を脱いだシュウジさんで。
彼の帽子の下にはハムスターの耳がついていて、シュウジさんが勝ち残ったのだと見てわかった。

それなら、アイザックさんはどこへ?
焦って立ち上がると、上がった視界の前にいた。
彼に何か声を掛けるか迷ったが、穏やかに安らいだ表情を浮かべた彼を見て、歩み寄る足を止める。

シュウジさんと館の主が問答をしているようなので、そちらを見ている事にした。

私は、何があっても皆さんを見守ると決めたのだから。

( 19 ) 2019/01/06(日) 13:13:01

館の主 レヴィン、記者 ノエルに微笑んだ。

( A1 ) 2019/01/06(日) 13:13:32

運転手 シュウジ

>>17 レヴィン
「……」
ぐっと小瓶を握り込む。
「本来? …………それで、本当に、願いが叶うのか? どんな願いでも?」

誰もいないから、ずっと張っていた去勢が剥がれて、俺は淀んだ声で聞いた。

( 20 ) 2019/01/06(日) 13:18:29

記者 ノエル、館の主 レヴィンを苦笑しながら一瞥した。

( A2 ) 2019/01/06(日) 13:23:46

館の主 レヴィン

>>20 シュウジ
いや、気にすることではないさ。
ああ、もちろん。どんな願いでも叶うさ。
【君は願いが叶った世界を生きることが出来る】よ。

( 21 ) 2019/01/06(日) 13:24:19

運転手 シュウジ

>>21 レヴィン
「……願いの叶った世界で生きられる?
どういうことだよ、それ」

声が震えた。
「……こいつらは? 今ここにいる、十四人」

( 22 ) 2019/01/06(日) 13:32:53

館の主 レヴィン

>>22 シュウジ
そのままの意味さ。君は望むままの世界を手に入れられる。

君が望んだとおりになるよ。何も望まなければ、今と変わらないね。

( 23 ) 2019/01/06(日) 14:18:14

館の主 レヴィン

>>シュウジ
ああ、その瓶を割るのはあまりオススメしない、とは言っておくね。それを割ればどうなるか知っている、私から『友人』への忠告さ。

( 24 ) 2019/01/06(日) 14:20:21

館の主 レヴィン

>>シュウジ
自分の願いか。
他人の命か。

君が選ぶ権利があるんだよ。

( 25 ) 2019/01/06(日) 14:22:18

運転手 シュウジ

>>25 レヴィン

男の声が、体に滲むように俺を蝕んだ。
手が白くなるほどに瓶を握りしめる。……割れるはずもない。これを失ったら、本当に最後の縁を失ってしまう。

「他人の命か? 自分の願いか?」
唇を歪に釣り上げた。
「それなら、どっちも叶ったようなもんだな」
……ほんとうに、かなうなら。

( 26 ) 2019/01/06(日) 14:44:43

館の主 レヴィン、運転手 シュウジに微笑んだ。

( A3 ) 2019/01/06(日) 14:48:47

運転手 シュウジ

>>レヴィン

「俺は、助けたいんだ。アイツらを。アイツらが真っ当に幸せを探せる未来が欲しい。それは、アイツらが生きてなきゃ、意味無いだろ」
そういってから、唇が戦慄いた。

「それが、俺の願いだよ。違う世界に行ったって、こいつらが救われないなら、意味なんかねえじゃんか……」

( 27 ) 2019/01/06(日) 15:39:51

館の主 レヴィン

>>27 シュウジ
未来が欲しい、ね。

あまりに抽象的な願いだと、その小瓶はどう作用するか分からない。…その願いを叶えるための方法、と言えばいいかな。それを4つほど上げさせてもらうよ。

( 28 ) 2019/01/06(日) 16:58:06

館の主 レヴィン

1つ目。【この屋敷の人間全てを生き返らせる】
まあ、無難な方法だとは思うよ。
ただ、彼らは願いが叶わなかった、叶えたいとも思わなくなった。それが彼らにとって幸せと言えるかは分からないけどね。

( 29 ) 2019/01/06(日) 17:01:17

館の主 レヴィン

2つ目。【死ぬ前の時間へ戻る】
君達は、ここに来る前の時間に戻る。
綺麗に元通りさ。ただ、多少の差異はあれど、ここに来て同じことを繰り返してしまうだろうね。
その時には、別の誰かが別の願いを叶えるかもしれない。

( 30 ) 2019/01/06(日) 17:04:48

館の主 レヴィン

3つ目。【過去の改変】
そもそも、君達がここに来る理由を消せばいいのさ。
同じ姿をした別人になる、と言えばいいかな。
見た目以外は同じかもしれないし、違うかもしれない。
それが君達といえるのかどうか、難しいところではあるけどね。

( 31 ) 2019/01/06(日) 17:07:08

館の主 レヴィン

そして、4つ目。【君がここの主になればいい】
私、という存在には【君達16人分の願いを叶えるほどの欲望が積もっている】
いや、私と屋敷、にかな。だから、君が館の主になって、何度も、全員の願いが叶うまで私を小瓶に詰めればいい。
その代わり、君は死んでもこの屋敷から出られないけどね。

( 32 ) 2019/01/06(日) 17:11:15

館の主 レヴィン

>>シュウジ
好きなのを選ぶといいよ。
君は、間違いなく勝者なのだからね。

( 33 ) 2019/01/06(日) 17:15:39

運転手 シュウジ

>>レヴィン

眉を寄せて三つ目までを聞いていた。けれども、最後の手段を話された時、俺は思わず目を丸くして、その男を見つめてしまった。
「……は?
何言ってんだよ、アンタ……。それ、なんで俺に提案すんだよ。アンタだってそれされたら、無事じゃねえんじゃないの」

( 34 ) 2019/01/06(日) 17:18:50

館の主 レヴィン

>>34 シュウジ
君が私との取引に勝ったからさ。
だから、私は思いつく限り、君の願いを叶えるための方法を提示した。それだけだよ。
そうだね。まあ、君が想像しているとおりのことが起こると思うよ。

( 35 ) 2019/01/06(日) 17:24:55

運転手 シュウジ

>>35 レヴィン
「だーーーー! 信じらんねえ! 何なんだよ、アンタ。本当に何がしたいのか俺にはさっぱりわかんねえよ……」
一歩引いて、それから俺は口を開く。

「まず、四つ目は論外だな!!!」
俺は頭をがしがしとかく。
絶望は俺の背に貼り付いているけれども、指の先にある光を掴もうと。

「いくらアンタが気に食わなくても、悪人でも、俺達がこうなった原因でも。
アンタを犠牲に願いを叶えたら意味無いだろ! それじゃ、変わらねえじゃねえかよ!!
アンタもアンタで自分を大事にしろよ!!! こんな悪趣味なゲームさせて自分のこともぽんと投げるようなことすんなよ……!」

きっと意味が無いだろうけれど、俺はそうやって叫んで、考え始める。どれだって不完全だ。──俺は欲が深い。

( 36 ) 2019/01/06(日) 17:39:11

館の主 レヴィン

>>36 シュウジ
君の願いを叶えるためのアドバイスをしているだけさ。
私は別に私を投げ捨ててなどいないさ。
確かに、私が『家族』を待つことは出来なくなるがね。私の代わりに『家族』を待つ存在がいれば、私の願いは叶い続けるとも言える。…私の欲望が失われれば、待ちたいとも思わないのだろうがね。

( 37 ) 2019/01/06(日) 18:00:03

運転手 シュウジ

>>37 レヴィン
「俺はアンタの家族を愛しちゃいねーから、どう扱うかわかんねえぞ。
……アンタ、まさか解放されたいのか?」

俺はアイツらの願いを、代わりに叶えたい訳では無い。願いは自身で叶えるべきだ。ただ、……できることなら、そう、この小瓶の力で曲げられてしまった全てを、戻したいのだ。
生も、感情も。
その後のことは、自身の力でどうにだってなる。

「……願いの叶う範囲っていうのが、曖昧なんだよな 。ううん、感情と命を返せって願ったら、願いは二つっつーことになっちまうのか?」
まるで言葉遊びだ。

( 38 ) 2019/01/06(日) 18:19:34

館の主 レヴィン

>>38 シュウジ
ああ、それなら心配ないさ。君も『家族』に会えば愛おしいと思うようになるからね。
いや?私は100年だろうと、1000年だろうと待つつもりだよ。

彼らに感情が無いわけではないよ。ただ、願いへの渇望がないだけさ。
ただ、それを取り戻したいなら【君が、彼らの願いをきちんと把握している必要がある】だろうね。
取り戻す、というよりは君が彼らに新しい願いを与える、生を与える、といった感じかな。

( 39 ) 2019/01/06(日) 18:31:33

館の主 レヴィン

まあ、試してみないと分からないかな。
命と願いをとりもどせるか。というところは。

( 40 ) 2019/01/06(日) 18:35:23

運転手 シュウジ

>>39 レヴィン
「……すげえ自信だな」

男の言葉を聞いて、俺は録音機に手を伸ばしかけた。だけど、それが手に触れる前に、俺は首を振った。
「……感情があるってんなら、自分で新しい望みをみつけることはできる。…………そうだよな」
自分に言い聞かせるように呟いて、レヴィンを見た。

すべてを取り戻すことは出来ない。プラスマイナスで換算したら、どう考えたってマイナスだ。俺は元よりもってた望みを叶えられちゃないし、それなのに犠牲を取り戻すために更に代償がいるっていうんだから。

「……決まったぜ、願い」

( 41 ) 2019/01/06(日) 18:50:07

館の主 レヴィン

>>41 シュウジ
そうなる環境で育ってきたからね。
ああ、もちろん。もしかしたら、同じ願いを持つかもしれないし、持たないかもしれない。

それで?
君は何を願うんだい。

( 42 ) 2019/01/06(日) 18:53:49

運転手 シュウジ

>>42 レヴィン

「生き返らせてくれ」
「──17人」

俺はそう言って唇をあげた。

「……アンタが始めた酷い取引の犠牲者十五人、それからアンタとアンタの愛人だっけか、あのスキンヘッドの奴。

それが俺の願いだよ」

生きていればなんとでもなるのだ。
嘘をつき、子供を騙して得たチャンスを、俺は無に返す。

どんな人間にも、機会は与えられるべきだ。全ての人間を救えるなんて、思っちゃいない。けれども、伸ばせる手があるのなら、俺は、すぐさま両手を出せる人間でありたい。
それがいつか、アイツに届くと、俺は信じている。

アイザック、ベガ、ノエル────、一人ずつ、十七人の顔を思い描いて、そして。

( 43 ) 2019/01/06(日) 19:43:48

運転手 シュウジ、小瓶を一気に飲み干した。

( A4 ) 2019/01/06(日) 19:44:18

(村建て人)

シュウジがそう願い、小瓶の中身を飲み干した瞬間。
見守っていた貴方達は、一瞬目眩を覚える。

そして、再び目を開けば。
確かに、血液の流れる肉体を取り戻していることだろう。

( #1 ) 2019/01/06(日) 19:52:18

館の主 レヴィン

…そうかい。
それを選ぶんだね。

君は君の得た権利を使っただけなのだから、私からは何も言わないさ。

( 44 ) 2019/01/06(日) 19:53:45

修道士 アイザック

「あれーー」

( 45 ) 2019/01/06(日) 19:57:05

トレブル ベガ運転手 シュウジに「本当にお人好しなんだね」

( A5 ) 2019/01/06(日) 20:01:13 飴

トレブル ベガ

>>A4 シュウジ

あ……声。
僕の声、聞こえる?
ねえ!

( 46 ) 2019/01/06(日) 20:02:01

旅人 ミト

えっ……こ、これは……すごい!身体が!

( 47 ) 2019/01/06(日) 20:05:25

呪われし王子 リオ

僕は……。
死んだ、はずじゃ…。

( 48 ) 2019/01/06(日) 20:15:14

運転手 シュウジ


辛くて甘くて酸っぱくて苦くて、痛い──。
喉を抜けるその味に、涙が浮かんだ。胸を掻きむしって、蹲って。そうして耳に届いたざわめきは、ひとつじゃなかった。

>>46 ベガ
「……ベガ。
ああ、聞こえる。──聞こえるよ。ははっ……」
そのひとつに、俺は顔を上げた。
きっと顔はくしゃくしゃになっているんだろう。だけど、笑みが零れて、止まらなかった。

( 49 ) 2019/01/06(日) 20:16:56

修道士 アイザック

僕はシュウジの願いを聞いていた。

「………」

ーーそして、体が元に戻って。
あんなに胸を焦がした願いはやはり薄らいでいたけれど、彼が約束を守ってくれたことが嬉しかった。

( 50 ) 2019/01/06(日) 20:18:59

記者 ノエル

シュウジさんの願いを、静かに聞いていた。
彼は何者であろうと、自分を貫き通す人で。
彼が小瓶を飲み干すと下に伏すような重みと、体に確かな感覚が戻ってくる。
驚き、呆然とした顔で辺りを見渡した。

「…………えっ、体が…………」

小瓶の力を行使されたのを見たのはこれが初めてで。
半信半疑だった気持ちが口から零れる。

( 51 ) 2019/01/06(日) 20:28:00

モデル ギルバート

「……ふーん」

彼が願うと、いつの間にか、幽霊のようだった身体が、元の肉体になっていた。
手を握ったり開いたりして感触を確かめる。そして、あのひとへの想いは、相変わらず、無い。

「全く。僕はあのままサッサと成仏したかったのに。ありがた迷惑もいいところだ。
しかし、生死を操るなんて神のような所行……さぞ気持ちいいだろうね、シュウジくんは。勝利者の特権だ。負けた僕には、文句を言うことしかできまい」


「……ふー」

( 52 ) 2019/01/06(日) 20:29:40

売女 アデリーナ

[肉体を取り戻し、動かしたのは視線だった。

生き残った男。慎重に積み重ねたものを全て横取りした彼の、クソみたいな願いに恨みを込めた]

…帰らなきゃ。

[逃げられたと判断される前に。
暖かい部屋が自分のものでなくなる前に]

( 53 ) 2019/01/06(日) 20:30:01

修道士 アイザック

「ノエルさん……」

隣には変わらず彼女が隣にいた。
本当は少し気まずかったから、会いたくなくて、でも会いたかった。
なんと言えばいいか分からなくて、結局しばらく彼女を見つめたあと、僕は視線を離れたところにいるシュウジにやった。

「……お人好しだな。」

( 54 ) 2019/01/06(日) 20:35:06

ヒューズ

 「お人好しめ」
 自身の本来の願いを放棄した事、見ず知らずの人間の命を重んじた事。死者の安寧を踏みにじった事。全てひっくるめてそう呟くしかなかった。
 猫たる証の白い毛並みも短い四肢も、今は私を嘲笑するものではない。自身が猫である事を証明する要素に過ぎない。
 だがしかし、人間達はどうだろう。願いこそを自らの存在証明としていた彼らは。

( 55 ) 2019/01/06(日) 20:41:33

修道士 アイザック、ヒューズと言葉が被って、思わず眉をさげて笑った。

( A6 ) 2019/01/06(日) 20:42:49

当主の親友 エズレル が見物しにやってきました。


当主の親友 エズレル

せっかく私がこの手で殺してやったのに、人の命をなんだと思っているのだ。なあ、レヴィン。

( 56 ) 2019/01/06(日) 20:48:37

記者 ノエル

隣にいるアイザックさんを見て驚く。
そういえば、最後の日は隣にいたのだと自分の少し大胆な行いに照れを覚えると共に、彼の真実を思い出し、ぎこちなく目線を逸らす。

「……ありがとう」

そう言ってよいのか分からなくて、シュウジさんには言えない言葉を密かに言う。
貴賎なく手を差し伸べてくれる彼だからこそ取れた選択に異論など持つ訳もなく、うっすらと穏やか微笑んだ。

( 57 ) 2019/01/06(日) 20:50:22

トレブル ベガ

>>49 シュウジ

ははっ。なんだよ、ひどい顔。

……ありがとう、シュウジ。
子供にも大人にも等しくお人好しなところ、嫌いじゃないよ。

( 58 ) 2019/01/06(日) 20:50:47

ヒューズ、修道士 アイザックを見上げて、ニヤリと笑った。

( A7 ) 2019/01/06(日) 20:51:16

ヒューズ

>>アイザック
「君は、」
 シュウジに聞こえないように声を潜める。
「大丈夫かい?人間はパンとワインだけでなく、欲をもってして生きるものだろう?」

( 59 ) 2019/01/06(日) 20:54:29

館の主 レヴィン

>>56 エズレル
…おかえり、愛しの友人よ。
100年ぶりぐらいかな。ふふ、君がそんなことを言う日が来るなんてね。

( 60 ) 2019/01/06(日) 20:55:00

記者 ノエル

ふと気になってちらとアイザックさんへ目線を向けると彼も同じ人を見ていた事に気づく。
なんと声を掛ければよいかわからなかったけど、彼は自分の渡した御守りを捨てなかった。
まだ、歩み寄れる部分があるはずと、声を掛けようとしたが、ヒューズさんとアイザックさんの言葉が揃った事に思わず笑いだしてしまう。

「……ふふっ」

小さく肩を揺らすが、すぐになっとなり、すまし顔で顔を逸らした。
あからさますぎて、きっとバレるだろうとは思っているが、そうせざるおえなかった。

( 61 ) 2019/01/06(日) 20:56:24

修道士 アイザック

>>ヒューズ
ノエルさんになんと声をかけようか考えあぐねていた時、ヒューズさんが近づいてきた。
僕は彼の言葉に曖昧に笑みをうかべる。

「私はーーいえ、僕は……大丈夫です。でも、修道士はもう続けられないな。」

( 62 ) 2019/01/06(日) 21:01:12

修道士 アイザック、記者 ノエルが笑ったのに気づいて一瞥したあと、自分もくすりと笑う。

( A8 ) 2019/01/06(日) 21:02:40

運転手 シュウジ

>>58 ベガ
「男前だろ?」
冗談めかして言って、しばらく笑いあった。

「どういたしまして。それと、よ」

「……騙して悪かった、ベガ。だけど、アンタのおかげで最後まで頑張れたんだ」

( 63 ) 2019/01/06(日) 21:03:37

ヒューズ

>>アイザック
「それこそ、生まれ変わったようなものだものな。良くも悪くも以前と同じ生を歩む者は居るまい。内心と信仰の自由は侵さん、啓示を受け取ったものだと思っておこう」
「私もな。野良猫を止めようと思うんだ」
「そうだな。どこかの悪くないコミュニティを見つけて、そこで誰かに飼ってもらおうと思う。晴れて"首輪付き"だ」

( 64 ) 2019/01/06(日) 21:08:32

当主の親友 エズレル

>>60 レヴィン
ふくく、100年。どうりでよく眠ったような気がするわけだ。
しかし、貴様はこんなお涙頂戴の物語が見たくて、またあんな小瓶を持ち出したのか?

( 65 ) 2019/01/06(日) 21:08:44

呪われし王子 リオ

[自分の姿はあの醜い化け物のままだった。…どうせなら元の姿の身体をくれればいいのに。そう思ったのに。そんな思いもどこかへ消えた。この姿でも、王になれなくてもいい。そんな風に]

はあ…。これからどうしようかな…。
戻っても良くて元の生活、悪ければ死罪だろうな。

( 66 ) 2019/01/06(日) 21:11:26

記者 ノエル

なんと声を掛けるか、考えてみたがこういう時は理屈ではなく感情だと彼の前に顔を覗きこむように立ち、穏やかに話し掛ける。

>>アイザック
「……アイザックさん、今いいですか?
私、どうしても貴方に話したい事があるんです」

彼の立場からして、断られるかもしれないと緊張と不安で背がぴんと伸びた。

( 67 ) 2019/01/06(日) 21:13:08

館の主 レヴィン

>>65 エズレル
私は退屈だったよ。
いや?あまりに退屈だったから、久しぶりに『友人』と取引してみようと思ってね。だが、こういう事は君の方が得意だったかもしれないね。
そういえば、君の血縁者だと名乗る人がいたよ。似てはいないけれど。

( 68 ) 2019/01/06(日) 21:16:31

修道士 アイザック

>>64 ヒューズ
「生まれ変わったーーか。今はとても穏やかな気分だけれど、……本当に生まれ変われるのかな。」

ぼやくように呟くと、彼は言葉を続けた。
僕はそれに少なからず驚いた。彼は猫になることを受け入れて、新しい生を謳歌しようというらしい。

「……ヒューズさんのような方なら、きっと大切にしてくれる飼い主が見つかりますよ。喋る猫だなんてきっと人気者だろうな。」

( 69 ) 2019/01/06(日) 21:16:40

館の主 レヴィン、修道士 アイザックを指差した。

( A9 ) 2019/01/06(日) 21:16:53

修道士 アイザック

>>67 ノエル
ヒューズさんと会話をしていると、不意に彼女が僕に声をかけてきた。
僕はこちらを覗き込むその顔を仰いで、少し迷うように目を伏せたあと、「ええ」と頷いた。

「分かりました。話したいことーー移動しますか?」

( 70 ) 2019/01/06(日) 21:20:16

トレブル ベガ

>>63 シュウジ

僕から追及するつもりはなかったのに、なんていうか。
本当律儀だよね。
別に気にしてないよ。それでも良い、って決めたのは僕なんだもん。


……それは、

/*
違うと思う。自分が早々に諦めて、投げ出していたとしてもシュウジはきっと諦めなかったと思う。
……けど、言わないでおこう。
そう思ってくれるのが嬉しいから。
ずっと1つのことに執着してきた心が今は空っぽで、嬉しい気持ちがそのまま味わえるから。
*/

うん……そう、かもね?

( 71 ) 2019/01/06(日) 21:20:50

放浪娘 リコッタ

アイザックに襲いかかろうと来た瞬間、一瞬意識を失ったような気がした。
そのままーーーーー

ーーーーー??
「あれ?」

見回すと、血の染みた絨毯は乾いていて、賑やかな広間で立ち尽くしている。

ハッとアデリーナへ振り返った。

( 72 ) 2019/01/06(日) 21:21:11

放浪娘 リコッタ

「アデリーナ!!アデリーナ!!無事だったにゃ!?
アタシは……アデリーナが死んじゃったと思って……ふぇ」

アデリーナの服を掴みメソメソと泣き出す。
あの時のように、優しいあの手の温もりを二度と失いたくなくて、服を掴む手の力を強めた。

( 73 ) 2019/01/06(日) 21:25:28

記者 ノエル

>>70 アイザック
彼が肯定の返事をしてくれた事に表情を緩め、少し考え込む。
他の人達も目覚めてきて、他の人にアイザックさんが詰め寄られるのも、とこくりと頷く。

「………ええ、移動しましょう」

そう言って、広間の隣の小部屋へと促す。
広間より狭いここは、どうやら客間のようだ。
立ち話も、とソファに座り、彼が隣に座るのを待ってから話し始める。

「……………こうやって聞くのは、野暮だって分かってます
でも…………どうして、あの時……………アデリーナさんを、念じたのですか?」

何があっても、受け入れるとは決めていた。
それでも、彼の言葉を聞きたいと思うのは、記者としての性か、それとも私個人としての興味なのか。
自分でも分からずに、率直に、目を見つめて聞いた。

( 74 ) 2019/01/06(日) 21:30:38

ヒューズ

>>アイザック
「私を誰だと思っている。生まれ変わりの先達にして、君より早く欲を喪ったモノだぞ?少しは信用したまえ」
「生まれ変われるさ。猫が人間になるより簡単な話だ」

( 75 ) 2019/01/06(日) 21:33:26

当主の親友 エズレル

>>68 レヴィン
ああ、見ていた。見ていたとも、相変わらずおかしなことばかり考える引き篭もりめ。ただまあ…発想までは良かったが、揃えた人間に問題があったな、ふくく。
彼奴も私の血縁とは思えぬつまらん男だ。童のように泣き喚き、終いには目の前の好機をみすみす手放すなぞ。

( 76 ) 2019/01/06(日) 21:36:26

運転手 シュウジ

>>71 ベガ
「そっか。正直言うと、それ聞いて、ホッとしちまった」
目を擦ってから、ようやく落ち着いた心のまま、へらりと笑う。

「おう! ありがとな」
俺はこの年の離れた友人の目をもう一度しっかり見て、それからふと、頭に浮かんだ疑問をぶつけてみることにした。
「……ベガはこれから、どうするんだ?」

( 77 ) 2019/01/06(日) 21:38:52

売女 アデリーナ

>>73 リコッタ

リコッタ…うん、大丈夫。
心配かけたのね、ごめんなさい。

[ドレスがポツポツと濃赤に変わっていく。赤黒い染みはいつの間にか消えていて、ただ涙に濡れていた。]

( 78 ) 2019/01/06(日) 21:40:17

修道士 アイザック

>>75 ヒューズ
「ふふっ」

僕は思わず相好を崩した。

「そういえばそうでした。ヒューズさんは生まれ変わりの大先輩だ。……ありがとう、貴方の言葉を信じて頑張ってみます。」

誰かを信じるなんて馬鹿らしいと思っていた。
でもーー信じた結果、僕は生きているのだ。だから、ほんの少し。ほんの少しだけ、その言葉を素直に受け入れてみようと思えた。

( 79 ) 2019/01/06(日) 21:42:58

修道士 アイザック

部屋をあとにしようとした時、レヴィン・メルゼブルクが僕を指差していることに気付いた。

「…………」

彼とは別の視線を感じたような気がしたけれどーー僕は彼らに背を向けて、ノエルさんのあとを追った。

( 80 ) 2019/01/06(日) 21:45:04

館の主 レヴィン

>>76 エズレル
きちんと選んだはずだったのだがね。君ならどんな人間を選ぶんだい?
彼には期待していたのだけれど。ふふ、君の血も何代かたてば薄れてしまうのかな。

( 81 ) 2019/01/06(日) 21:51:46

放浪娘 リコッタ、売女 アデリーナから離れない

( A10 ) 2019/01/06(日) 21:55:51

修道士 アイザック

>>74 ノエル
別室へと二人で移ると、彼女の隣に腰下ろす。
なんとなく何を言われるか分かっていたから、僕はこちらを見つめる瞳を見つめ返して、静かに唇の端を横に広げた。

「……分からない。」

そして、少し視線を俯かせる。

「自分でも……よく分からないんです。僕は君たちを犠牲にしてでも小瓶を手にしたかった。絶対に手に入れなきゃならなかったーーそれなのに。」

( 82 ) 2019/01/06(日) 21:57:34

トレブル ベガ

>>77 シュウジ

教会に戻って、また聖歌を歌うよ。

もちろん、懺悔室で告解が済んでからだけどね。
ここで起きたことが……やったことが、無くなるわけじゃないから。

でも、成長抑制剤を飲むのはもうやめる。

……シュウジは?

( 83 ) 2019/01/06(日) 22:00:05

運転手 シュウジ

>>83 ベガ
「……」
やったことは、消えない。確かにその通りだ。
「俺はそういう宗教のことは、よくわかんねえ。……けど、きっとベガだったら、乗り越えられるんだろうな」
生憎とひとつの信仰がある訳でもない。だから理解は及ばないが、彼ならそうなのだろうと思った。

「……じゃあこれから、背も伸びるんだなあ。俺よりでかくなったりして」
背ばかり大きくなったベガを想像して、俺は笑みを密かに咬み殺す。ほんの数年のうちに、とんだ女泣かせになるのかもしれない。

「……俺は」
ちらりと、部屋中に視線を彷徨わせるが、アイツの姿はなかった。
「もうひとつの約束を果たすつもりだ。だから、まあ──向こう次第かな。
ああでも、やりたいことなら沢山あるぜ! 一旦実家に顔出してえし、ベガの歌も聞きに行きてえな!!」

( 84 ) 2019/01/06(日) 22:17:39

モデル ギルバート

椅子ではなく、机に座って、足を組む。
ワインはグラスに注がず、直に瓶から飲んだ。
まったくもって馬鹿馬鹿しい。

「アイツは僕のこういう面まで把握していないから、アイツ好みに矯正出来なかったのかな?
いや、出来たとしてもしないだろうな、あの手のタイプは」

嬉しさが全身からにじみ出ている『悲劇のヒロイン症候群』罹患者達を眺める。

「モデル業に加えて、毒舌コメンテーターでもやろうかな。ひとを怒らせるのも、たのしいって解ったし。面倒なのは嫌いだけど、なんか一生分の面倒を経験しちゃったしな」

( 85 ) 2019/01/06(日) 22:51:31

亡霊 ░▓▒▓

–––––むくり。

ガヤガヤと盛り上がる屋敷の中で、館の主の最後の行動に驚いた亡霊は跳ね起きるでしょう。

「アデリーナちゃっ、、」

ズッデーーーン!!!!!!!!

もちろん、自身のカラダに起きた変化など気付かずに。

( 86 ) 2019/01/06(日) 23:22:45

亡霊 ░▓▒▓、イッテエエエーーーーーー!!!!!

( A11 ) 2019/01/06(日) 23:23:21

売女 アデリーナ

>>85 ギルバート

お久しぶりね?
そんなやさぐれていたかしら。

[彼の座る机の、目の前にあったソファーに沈みこんだ。ロゼワインを開けると真似をして直接口を付ける。

生き返っただけで騒ぐヒトを、人差し指で潰せる儚い害虫のように見て口を歪めた]

( 87 ) 2019/01/06(日) 23:26:01

亡霊 ░▓▒▓

「ウワッ!!!なんだこれ!これがイテエってことか!!
イヤ違う!!んなコト言ってる場合じゃねえ!!
おい、テメエ!!!!」

縺れる足をバタバタと動かし、アイザックのコートの端を倒れつつも掴みます。

>>アイザック
「おい、オマエ、アデリーナちゃんの仲間だったんだろ!!!
なんで裏切ったんだよ!!アデリーナちゃんが仲間だってわかってたクセに!!」

( 88 ) 2019/01/06(日) 23:30:40

モデル ギルバート

>>87 アデリーナ
「やあ、アデリーナさん。流石だったね、すっかり騙されたよ」

ニッと笑って、もう一度ワインを煽った。

「勝利者シュウジくんのエゴをのんびり眺めていたのさ。せっかく、こちらは死んでスッキリしたって言うのに。勝手に生き返らされて、たまったものじゃない」

( 89 ) 2019/01/06(日) 23:31:27

モデル ギルバート、亡霊 ░▓▒▓の声に、「元気だなあ」

( A12 ) 2019/01/06(日) 23:33:09

売女 アデリーナ

騙されてくれた? 嬉しいわ。
でも、まあ負けたのは同じだし──

[思わず舌打ちが漏れる。あの呑気そうな男の顔!まるでヒーローみたいな扱いで、視界に入れるだけでどう始末しようかと考えてしまう]

エゴね。まったく、本当にその通りよ。

[ピリオドが打たれて納得も行った人生を、続けろだなんて]

( 90 ) 2019/01/06(日) 23:38:48

モデル ギルバート

>>90 アデリーナ
「非常に自然だったからね。おかげで、トッドさんを本物だとずっと誤認していたよ。レイコさんには悪い事をした」

舌打ちする彼女を見て、面白そうに目を細める。

「へえ!君も僕と同じクチか。生き残ってラッキー、ってタイプでは無かったんだな。

嫌味のひとつやふたつ言う権利は有るよね、僕らは」

( 91 ) 2019/01/07(月) 00:04:04

フロイライン アウローラ

「……」

ぼんやりと自身の両手を眺め、そのまま胸に手を当てる。
規則的で穏やかな鼓動がそこにあった。
きょろきょろと辺りを見回し、あの屋敷の主人を探す。

( 92 ) 2019/01/07(月) 00:08:43

修道士 アイザック

>>88 亡霊
「?……ああ」

コートの裾を引っ張られる。振り返ってみるとそこには、幽霊だったはずの彼がいた。
半透明だったはずの彼には実体が伴っていて、願いの小瓶も伊達ではないなと苦笑する。

「……裏切ったかたちになったことは謝るよ。でも、僕らは初めから仲間なんかじゃない。そんな崇高なものじゃないんだよ。僕たちは欲しいものを奪うために、互いを利用していたに過ぎないからね。
あのまま彼女に協力していたらーー最後は小瓶をめぐって争う未来が見えていた。
小瓶を手に出来るのは一人だけ。彼女はその権利を僕らには譲らない。協力関係だったからこそ分かるんだよ。」

僕は少しだけ唇を横に広げる。

「……望みのために協力関係だったトッドを殺した彼女より、お人好しで愚直な彼に未来を託してみたくなった。それだけさ。」

( 93 ) 2019/01/07(月) 00:09:09

売女 アデリーナ

>>91 ギルバート

あたしの願い、覚えてる?
生き直すこと…生き続けたいなんてこと、ありえない。
それこそ言いたいことばかりだわ。

[一気に瓶を傾ける。だいぶ中身の減ったワインを静かに机に置き、ギルバートに向き直った]

それより、あなたが気になるわ。生き続けて不都合があったかしら? あの人達ほど喜ばなくても、ラッキーではないの?

( 94 ) 2019/01/07(月) 00:24:45

記者 ノエル

>>82 アイザック
視線を俯かせる彼を見つめる。
彼にわからない事が、自分に分かるわけもなく。

「………アイザックさん」

彼の手にある御守りをじっと見つめ、ふっと笑う。

「………それも、捨てたよかったのに、なんて……私、それを持っている貴方を見て何だか、安心してしまって
だから……お礼を
ありがとうございます」

嫌味になってしまわないか、彼にこの言葉が相応しいのかと悩んだ。
それでも、素直な気持ちは隠せなくて。
頭を丁寧に下げ、礼をした後に薄く微笑んだ。

( 95 ) 2019/01/07(月) 00:27:36

亡霊 ░▓▒▓

>>93アイザック
「ハァ?
小瓶を争う未来が見えてましたー、アデリーナちゃんが譲ってくれないですー、それぐらいならーーー????

争う未来が見えてるから譲るとか笑っちゃうな。
オレらが今までやってきたのはなんだったんだよ。
続きをするだけだろ??
どこに諦める理由がある。

その程度で諦める願いなら、平和のために命を落とす健気なヒロインでもやってりゃよかったのに。」

( 96 ) 2019/01/07(月) 00:30:48

モデル ギルバート

>>94 アデリーナ
言われて、苦笑する。

「そういえばそんな願いだっけ?悪いね、ひとのことは曖昧なんだ」

豪快でいい飲みっぷりだな、と思う。
亡霊くんのことをいじるのは、今はやめておこう。

「僕はもう抜け殻のようなものさ。願いを無くしてみて知ったけれど、僕の人生は、あのひとが全てだった。それを無くした今となっては──なんだろう、無気力とかじゃなく、本当に空っぽ。生きる意味を見い出せない。この歳にして、ただ寿命を待つばかり」

肩を竦めて目を閉じた。

( 97 ) 2019/01/07(月) 00:38:35

修道士 アイザック

>>96 亡霊
「誰が諦めたって言ったのさ。」

片眉を跳ねあげて、愉快そうに目を細める。

「……僕はただ幸せになりたかった。それをあいつは救ってくれると言ったんだ。出会って間もない人間に対して、サンタになってくれるなんてさ、可笑しいと思わないかい?」

人がいいにも程がある。その優しさは、一周まわって高慢ともとれる。けれど、そんな彼の説得でなければ、きっと響かなかった。

「僕の願いは、僕が小瓶を手にしても叶えられなかった。もちろんアデリーナやリコッタが手にしても。だから僕は、自分の願いを叶えるために彼に勝ちを譲った。それの何が悪いのさ。」

この男は好きな人のために怒っているのか。
彼だって裏切られたくせに、健気なものだなと僕は思った。

( 98 ) 2019/01/07(月) 01:09:38

館の主 レヴィン

ああ、そうだ。大切なことを言い忘れていたね。

( 99 ) 2019/01/07(月) 01:16:52

館の主 レヴィン、運転手 シュウジに微笑んだ。

( A13 ) 2019/01/07(月) 01:17:14

運転手 シュウジ

ベガと未来を語り合って、そして。
俺は振り返って、訝しげにその男を見る。

>>99 レヴィン
「んあ? 何だよ」

( 100 ) 2019/01/07(月) 01:19:36

修道士 アイザック

>>95 ノエル
「……。ノエルさんが、御守りを捨てたら罰が当たるっていうから捨てられなかったんですよ。」

僕は眉を下げて笑いながら、軽く冗談を言った。

「……礼を言わなきゃいけないのは僕のほうです。貴女がくれた御守りがなければ、きっと彼の説得があっても……この選択は出来なかったから。」

そして、伏せていた目をあげる。

「……責めないんですね、僕のこと。猫の彼女には切り裂かれそうになったし、亡霊くんには怒鳴られたのに。」

( 101 ) 2019/01/07(月) 01:20:59

館の主 レヴィン

>>100 シュウジ
君の願いが叶うのは、【君の手の届く範囲でだけ】だよ。
君から離れ過ぎれば、彼らはただの死体へと戻る。もちろん、君が近付けば息を吹き返す。

願ったのは君だから、君の近くにいないと彼らは小瓶の恩恵を受けることが出来ない。
【この屋敷の敷地の端から端ぐらいが力の限界】だろうね。

( 102 ) 2019/01/07(月) 01:22:55

運転手 シュウジ

>>102 レヴィン
「……は?
どういう、ことだよ、……それ……」

じゃあ、俺がしたことは、一体。

( 103 ) 2019/01/07(月) 01:25:05

館の主 レヴィン

>>103 シュウジ
君の目の前では願いは叶い続けるさ。

( 104 ) 2019/01/07(月) 01:28:40

当主の親友 エズレル館の主 レヴィンの話を聞いて愉快そうに笑った。

( A14 ) 2019/01/07(月) 01:31:13 飴

運転手 シュウジ

>>104 レヴィン

「……、そんなの」
涙が嬉しい時にも流れるように、笑みというものも、心が削れた時にこぼれるものなのだと、俺は知った。
「ははっ、……俺はそんなこと、望んでたわけじゃない」

ベガと話した数瞬前が、ずっと遠く、かすかな煌めきになって俺を責めている気がした。

( 105 ) 2019/01/07(月) 01:43:53

館の主 レヴィン

>>105 シュウジ
だが、裏を返せば【君から離れなければ、願いは叶い続ける】

君の骨。指一本分ぐらいでいい。そういうものを所有させておけば、君から離れても、彼らは生き続けるよ。

( 106 ) 2019/01/07(月) 01:46:02

運転手 シュウジ

>>106 レヴィン
「……骨」

俺は手のひらを見つめた。
「なあ、このこと、アイツらは、知らないんだよな」

( 107 ) 2019/01/07(月) 01:48:47

モデル ギルバート、運転手 シュウジをニヤニヤと眺める。

( A15 ) 2019/01/07(月) 01:49:08

館の主 レヴィン

>>107 シュウジ
ああそうだね。君にしか伝えていない。
あげる相手も君が選べる。君が幸せを望んだものは確実に幸せになれるさ。

( 108 ) 2019/01/07(月) 01:50:22

運転手 シュウジ

>>108 レヴィン

「……アイツらには、何も伝えないでくれないか」

( 109 ) 2019/01/07(月) 01:51:17

館の主 レヴィン

>>109 シュウジ
ああ、君がそう望むなら。

( 110 ) 2019/01/07(月) 01:52:55

運転手 シュウジ

>>110 レヴィン
「そうかよ」
俺は薄く、薄く顔に笑みを広げた。

「……それって髪とか爪とか、そういうんじゃ駄目なのか?」
駄目なんだろうな、と思いながら、俺は聞いた。

( 111 ) 2019/01/07(月) 01:56:23

当主の親友 エズレル

「ふくく。まあ、これはこれで悪くはない余興だな。生き返ってめでたしでは見ていて面白くもない。」

( 112 ) 2019/01/07(月) 01:57:17

館の主 レヴィン

>>111 シュウジ
まあ、毛根ごと、とかなら大丈夫かもしれないね。
もし身体に欠損箇所が出るのが嫌ならば、【君の魂の一部】でもいい。その場合、私が取り出すことになるけどね。

( 113 ) 2019/01/07(月) 01:59:47

運転手 シュウジ

>>113 レヴィン
「……魂?
そうしたら、どうなるんだ?」

( 114 ) 2019/01/07(月) 02:02:30

館の主 レヴィン

>>114 シュウジ
どうなるんだろうね。寿命が減ったり、感情が欠けたり、記憶が消えたり、五感が鈍くなったり。
そういうことだろうね。

( 115 ) 2019/01/07(月) 02:05:30

運転手 シュウジ

>>115 レヴィン
「……一人の人間から、何個取り出せるんだ?」

( 116 ) 2019/01/07(月) 02:26:43

館の主 レヴィン

>>116 シュウジ
20~30ぐらいは取り出せるんじゃないかな。
もちろん、取り出す度に君は何かを失うけど。

( 117 ) 2019/01/07(月) 02:28:46

運転手 シュウジ

>>116 レヴィン
「…………、分かった。
なあ、欲しい数が決まったら、用意してくれるのか?」
体が芯から冷えて、だけどどこかで冷静だった。

( 118 ) 2019/01/07(月) 02:38:25

亡霊 ░▓▒▓

>>98アイザック
「他人に託してる時点で諦めてるじゃん。
罹患者友達の願いを優先したんだろ??
自分の願い叶える気ねーじゃん。

マ、アイツがオカシイことは同意するけどさーーーーー。
自分で殺した人間を蘇らせてるんだからなんてマッチポンプだよ。」

ケケケと心の底から嘲笑う様が見て取れるでしょう。

「オマエの願いなんて知らねーけどさ。
言ってるコトおかしくない????
アイツが使ったら叶うのに、自分が願ったら叶わないとか。
結果はおんなじなら叶うに決まってんじゃねーか。」

本気で意味がわからないとばかりに、真顔でアイザックを問い詰めようとしました。
しかし、レヴィンの言葉に質問を変えます。

「ア、そういえばお願いは叶ったようデスガ、今しあわせデスカーーーー????」

( 119 ) 2019/01/07(月) 02:38:34

記者 ノエル

>>101 アイザック
「あ……………」

なるほどな、と思った。
責めないのか問われ、一瞬間の抜けた表情をした後、先程まで浮かべていた微笑みを取り繕った。

「……怒ったり、憎んだりする人がいるなら、許す人がいてもいいとは思いませんか?
……と言えたらよかったのですが、そうじゃないんです
私が一度死んでせいでしょうか、前より心が軽くて
もう、願いが叶わなくてもよいかなと……それなら、貴方と争う必要なんてないでしょう?

……打算や諦めなのかもしれません
でも同時にその事に安堵してしまって……きっと私はこれからも、貴方を責められないです
…………最後まで私の言葉を最後まで覚えていて、シュウジさんやベガ君の為に動いてくださった貴方の事を、責められるわけがないじゃないですか」

ふふ、と泣きそうな顔で笑ってみせる。
彼から見て責めているように思えるかもしれない。
でも、ここまできて嘘偽りの自分を見せるなんて事はしたくなかった。
だから、ちょっとくらいならよいかと彼にそう伝えた。

( 120 ) 2019/01/07(月) 02:42:05

修道士 アイザック

>>119 亡霊
「結果は同じじゃない。僕が自分の願望を果たしていたら、僕は僕の本当の願いを認めないまま、自分の人生を消してしまっていた。」

「今、どんな気持ちかって?……穏やかな気分だよ。本当の願いはもう、叶えてもらったようなものだから。」

僕がずっと欲しかった一言を、言ってくれた。
それだけで、救われたのだ。

「もう今は消えたいとは思わないし、幸福な家族が欲しいとも思わない。それはきっと、今が幸せだからだろうさ。用はそれだけでいいかい?」

( 121 ) 2019/01/07(月) 02:57:54

修道士 アイザック

>>120 ノエル
ノエルさんも同じなのか。
僕の場合は死んだわけではなく、一度体から魂が離れただけだけれど。何故だか昨日までのように、願望のために命を懸けようとは思えなくて。

ーーいや、でもこれは、やはり満たされているからなのだろう。

「……ここを」

少し迷ったあとに、口を開く。

「ここを出たら連絡してもいいですか。……僕はとりあえず、屋敷を出たら妹を迎えに行って、修道院を出るつもりです。そのあとのことは、まだ考えていないけど。」

「色々と落ち着いたらーーまた。今度はこんなおかしな状況でなくて、きちんとした場で……貴女に会いたいです。」

( 122 ) 2019/01/07(月) 04:38:53

修道士 アイザック

>>ノエル
「……してもいいですかって言いましたけど、そのーー多分すると思います。あはは」

なぜか急に気恥ずかしくなって、僕は目尻を下げてはにかんだ。
そして、それを誤魔化すために立ち上がって、個室から出ようと歩き出す。

「あ、えと、そろそろ広間に戻りましょうか。……皆さんが帰ってしまう前に、挨拶の一つくらいしたいでしょう?」

( 123 ) 2019/01/07(月) 05:18:56

修道士 アイザック、記者 ノエルと一緒に広間に戻る。

( A16 ) 2019/01/07(月) 05:19:24

修道士 アイザック

ノエルさんを連れ立って広間に戻ると、シュウジがレヴィン・メルゼブルクとなにか会話をしていた。
僕はなんとなく彼の方へ歩み寄るが、屋敷の主と顔を合わせるのがなんとなく嫌で、それほど遠くない場所で立ち止まった。

( 124 ) 2019/01/07(月) 05:30:22

運転手 シュウジ、笑いながらレヴィンと話している。

( A17 ) 2019/01/07(月) 05:34:54

修道士 アイザック、運転手 シュウジの様子をなんとなく眺めている。

( A18 ) 2019/01/07(月) 05:36:35

運転手 シュウジ

>>124 アイザック

気配を感じて、ふと、振り返る。

「……あ。……はは、アイザック。どこいってたんだよ」
俺は眼球を左右に動かして、それから同じように笑みを浮かべた。

( 125 ) 2019/01/07(月) 05:52:30

修道士 アイザック

>>125 シュウジ
「……?」

一瞬。ほんの一瞬だけシュウジの挙動がおかしい気がして、僕は不思議そうに目を細くした。けれど違和感は笑いかけられるとほどけて、なんとなく唇を閉ざしたあとに、もう一度口を開いた。

「……ノエルさんと少し。君はミスター・メルゼブルクと何を?」

( 126 ) 2019/01/07(月) 05:57:58

運転手 シュウジ

>>126 アイザック
「……ん?」

まさか、話を聞かれていたのだろうか。
そんな不安に駆られて、俺はそれを振り払った。そうであるなら、こんなに彼が落ち着いているはずはない。不自然でないように気をつけながら──深呼吸をひとつした。
「……いや、もうこんなことはやめろよって、話してたんだよ」
俺の声は殊更に穏やかだったと思う。
嘘をつくことが得意だったわけではないが、この数日で随分とその罪悪感は薄れてしまった。

「ノエルと話って、隅に置けないなぁ、お前」
俺は大袈裟に笑って、アイザックの肩を二、三度叩いた。頭の中にはまだレヴィンの言葉が頭を回っている。

今度は何を失うのだろう。
俺は取り戻したいだけなのに、不完全でいてまだ代償が必要だって言うのか。

やるせない、恐ろしい、許せない。そんな感情を皮膚の下に隠した。

( 127 ) 2019/01/07(月) 06:10:16

修道士 アイザック

>>127 シュウジ
「……なるほど」

笑いながら話していたところを見ていたから、僕はそれを聞いて静かに頷いた。彼はこの男のことすらも許しているのだろう。
僕も今は穏やかな気持ちであったから、彼の心情を正しく測ることは出来なかった。ただ、彼らしいなと、考えた。

「隅に置けないってーー別にそういうんじゃ。」

彼の指摘にはきまりが悪くなって、なんとなく片眉を寄せながら、肩を叩くその手を退かす。
冗談だと理解はしていたが、ノエルさんに聞かれたらと思うと、なぜか落ち着かない気分になった。

「……君のほうこそ、いつまでもそんな男と雑談していないで、今のうちに誰かと別れを惜しんだらどうだい? 皆ももう帰ってしまうだろうし、話すなら今のうちだろう。」

だから、本当は僕自身が彼に挨拶に来たのだけれど、そう言って彼を促した。

( 128 ) 2019/01/07(月) 06:30:22

当主の親友 エズレル

[シュウジとやらが絶望のあまりに笑うさまを見て、ふんと鼻を鳴らす。彼はレヴィンから離れると、そばにやってきた我が子孫に必死に真実を隠しているようだった。]

>>レヴィン
何代か経てば血は薄れるのかと言ったか。
ふくく、それは違う。貴様には見えないか? どろどろと彼奴に流れる黒い血が。
ーー飢餓とは安寧の先にこそ訪れる。……彼奴は知ってしまったな、誰かに愛される喜びを。
人は欲深い。たったひと匙で満たされていた喉が、次第にグラスに何杯注いでも足りなくなる。
今回は偶然乗り越えられただけだ。彼奴もいずれ喉の渇きに耐え切れなくなるだろうよ。
かつて私が貴様の血で喉を満たした時のようにな。ふく。ふくくく。

( 129 ) 2019/01/07(月) 07:26:21

喪失 ライ

あんなに軽かった身体が突然重くなった。
胸に手を当てると心臓が脈打つ音が伝わる。
不快感に眉を寄せ舌打ちした。
「さっさと成仏させりゃいいものを」

>>ギルバート
お涙頂戴の感動的な結末を横目にギルバートの隣へどかっと腰を下ろしシャンパンを瓶のまま煽った。
「命を懸けた結果がこんなつまんねーとか報われねえよなあ?ギルバート」
レヴィンとシュウジが話していた今後のことなど知る由もなく不機嫌にギルバートへ話しかけた。

( 130 ) 2019/01/07(月) 08:35:34

モデル ギルバート

>>130 ライ
「やあ、ライさん。本当だよ、僕らは大切なものを失ったのにまた生きていかなければならない。しかも、あのシュウジくんに命を『助けて貰った』形になるわけだ。
はあーつまらない結末だね」

瓶を持ったまま、シュウジを指さす。

「彼、主と何か話して顔色を変えていたから、楽しいことが起こればいいんだけれど」

( 131 ) 2019/01/07(月) 08:44:05

シャーマン トッド

なんか気付いたら生き返ってるんですけど。

このゲームの結末はつまりこうだ。
利害関係のみで結んでいた仲間は、アッサリ裏切られ、勝利を奪われていた。ざまぁないね
一度死んで願いが叶ったような叶ってないような、そんな気分、曖昧で、不確かで、感情が抜け落ちた訳ではなさそうで、でも特に何も思わないようで。

けれど自分を殺し、勝利しようと裏切って負けたあの女の顔と、何もしなかった猫女の顔、それから無様に見つかった男の顔を見ると愉快で仕方なかった。

……おっと。仮面も復元しててよかった
性格の悪さを披露を披露するのは、あそこのライとギルバートだけでいいだろう

“生き返った”
……そんな事はあり得ない、それはこういう不可思議な事を専門に商いをしている自分にはわかる。ただ、あの不思議な小瓶がどの程度効果があるのかは不明瞭だ。本当に?生き返ったのか?いやバカな。

( 132 ) 2019/01/07(月) 08:55:38

売女 アデリーナ

>>97 ギルバート
それは私もそう。他人のことまで覚えていられないわよ

[死を待つだけ。その言葉はあまりにも同じで、つい"来世で会いましょう"なんて台詞を吐きそうになる。…突然机から伸びた、もう一つの影を見上げた]

>>130 ライ
あなたもお久しぶり。話したことは…あったかしら?

[お邪魔かな、と、口を噤んでまたワインを手に取った]

( 133 ) 2019/01/07(月) 08:56:56

語り部 ガラン

ああ、そうか……死んでいたんですね、私。
もうその辺りのことは忘れてしまいました。
それに、レヴィンさえいればどちらでもいいことです。

……15人も踏みつけにして、その手でまた救うとは。度し難い。

いえ、生を得ることを救いだと思い込めるのは、随分とピュアですね。

( 134 ) 2019/01/07(月) 09:10:40

喪失 ライ

>>131 ギルバート
「本当にな。お陰様でせっかく死を受け入れていたのにもう一度生きなきゃなんねーし2回死ぬことになる。
騙して殺して勝利をかっさらったら皆のために願いを使う。
正義のヒーローはさぞ気持ちいいだろうな」
もう失くした5年の記憶は諦めた。
未練もなかったのに今更どう生きろというのか。

「へえ…面白くなるのは結構だけどもう巻き込まれんのは御免なんだよな」
人の不幸は他人事だから面白い。
シュウジの結末は興味があるが、生き返ったことでまた何かに巻き込まれたらたまらないと警戒もしていた。

「そういや"さん"付けいらねーぞ。
俺の方が1つ下らしいしな」
また一緒に飲む機会があればいいと思えるくらいには気を許していたし生き返ってしまったので今更ながら少し距離を縮めてみることにした。

( 135 ) 2019/01/07(月) 11:07:52

記者 ノエル

>>122 アイザック
彼が何か迷い、切り出すのを真摯に聞いていた。
一瞬戸惑った顔をするが、それは私も言おうとしていた事を、彼から切り出してくれた事に対する動揺だった。
すぐに晴れやかにからりとした笑顔になる。

「……そういえば名刺、最初に渡しましたよね
………いいですよ、私、ずっと待ってますから」

約束です!と明るく付け足す。
彼に言われたのを受け、時計を見るとだいぶ時が経っていた。

「……です、ね
私も話したい事は話せましたし……行きましょうか」

どこか急ぎ足の彼の元へと駆け寄る。
そして彼の隣に寄り添い、着いて行った。

( 136 ) 2019/01/07(月) 12:38:55

旅人 ミト

>>シュウジ
生き返らせてくれてありがとう。
実は死んでからも、シュウジたちのことは見てたんだ。
シュウジが小瓶を使って、僕たちを生き返らせてくれたこともね。

一度死んでからは、なんだか記憶がはっきりしなくて……何のためにここにきたのか、僕は何を欲していたのか、わからなくなっちゃったんだ……。
でも、失くしたものは、とても大切なものだったような気がして……
だからさ、せっかく生き返らせてもらったから、それを探しに行こうかなって思ってる。
いつどこで思い出せるのかわからないけど、でも、僕には今のところ、それしかないかなって。

出て行く前に、お礼が言いたくて。
ありがとう。

( 137 ) 2019/01/07(月) 12:39:41

記者 ノエル

広間へと戻ると、アイザックさんはシュウジさんの元へと行くようだった。
邪魔をしてはいけないと思い、彼には少し休むと伝えた後に端の方にあるソファへと座る。
沈むように柔らかなクッションが心地よく、一息ついた。
顔を上げるとシュウジさんとアイザックさんが何かを話しているのが見えた。
何を話しているか、ここからでは分からないが、和やかに話せている雰囲気の二人を見て、微笑ましく思えた。

もう少ししたら、私もシュウジさんに挨拶に行かなくちゃ。
そう考えながらも、今は一時休む事にした。

( 138 ) 2019/01/07(月) 12:45:29

館の主 レヴィン

>>129 エズレル
ふふ、私は完成品にだけ興味があるからね。
君がそういうなら、そうなのかもしれない。それならば、彼も『家族』になる時を期待してみようか。
ああ、そういえば。愛しの友人よ。君は私を殺してまで何が欲しかったんだい?余程のものだと予想しているのだがね。

( 139 ) 2019/01/07(月) 13:37:28

運転手 シュウジ

>>128 アイザック
「別れを惜しむ、か」
……俺が生き返らせたこいつらは、本当に俺が生き返らせたかったやつらだったのだろうか。
疑心は腹の底を割いて、俺は僅かに瞳を曇らせた。

だけど、彼の体は温かい。
「そうだな、……なあ、アイザック、────」
俺のしたことに、意味はあったのかな。

「後で話があるから、屋敷を出る直前に、俺のところに必ず来てくれ」
俺は口角をあげて、それから彼に背を向けた。

( 140 ) 2019/01/07(月) 15:31:07

喪失 ライ

>>133 アデリーナ
「いいや、初めましてだな」
今まで殺し合いのゲームをしていたのにおかしな挨拶だなと苦笑いする。

「幽霊坊主が求婚者は本当だと思ったから霊能者も疑ってなかったわ。
しかも占い師も霊能者も狼が出てたとはなあ」
狼も連携が取れていたわけではなかったようだが実際強いカードだったと思う。

( 141 ) 2019/01/07(月) 15:32:01

運転手 シュウジ

>>137 ミト
「……ミト」
きっと、何も知らなかったなら、俺はその言葉に喜びを覚えたんだろうな、と思った。

「そっか、そう思ってくれて、嬉しいよ。ミト。……でも、もう、誰かを犠牲にしてまで、そんなことしようとすんなよ」
俺は唇を動かして、笑おうとした。
いびつに唇をあげたとき、瞳から一筋涙が零れた。

──お前らが、殺人以外の方法を取っていたら!!
そしたらこんなことにならなかった!!!!

「……もう、行くのか?」

( 142 ) 2019/01/07(月) 15:48:46

修道士 アイザック

>>140 シュウジ
「……うん?」

名前を呼ばれて目をあげて、だから僕は見てしまった。
シュウジの笑顔に陰鬱な影が漂う。それはさきと同じでほんの一瞬の出来事だったけれど、あとに放たれた言葉はいやに僕を不安にさせた。

訝しげに眉を寄せて、思わず背中を向けるシュウジの肩を掴む。

「ーーおい、シュウジ。」

呼び止めたはいいものの、かける言葉を考えておらず、僕は少し間を開けたあとに訊いた。

「……………何かあったのか?」

( 143 ) 2019/01/07(月) 16:05:18

運転手 シュウジ

>>143 アイザック
肩に置かれた手を掴んで、ゆっくりと振り返る。

「……何かって、何も無いよ」
にっと、笑う。
「それとも、なんだ。他の奴らと話すのに一人で心細いなら、ついて行ってやろうか?」
からかうように目を細めた。きっと上手く取り繕えていたはずだ。

( 144 ) 2019/01/07(月) 16:16:13

修道士 アイザック

>>144 シュウジ
「茶化すなよ」

苛立ったように眉根を寄せて言う。

( 145 ) 2019/01/07(月) 16:21:52

運転手 シュウジ

>>145 アイザック
「……はは」

「悪かったよ。怒らせたかったんじゃないんだ。……」
何もかもを話してしまいたい気持ちに駆られる。ベガの言葉を思い出す。懺悔だ。俺のしでかしたことを全て吐いて、それで許されたい。救われたい。

──だけど、俺はこいつを救うと約束した。
俺はそっち側じゃない。
俺は、アイザックの手を離す。
「……でも、本当に何でもないんだ。少し、疲れてるのかな。もうここから出たら二度と会えないやつもいるかもしれないだろ? ちゃんと話してこいよ」

( 146 ) 2019/01/07(月) 16:37:26

修道士 アイザック

>>146 シュウジ
「ーー。」

力なく笑うシュウジを見て、嫌な予感が真実味を持ち始める。
彼は願いを叶えた。生きてさえいればどうにでもなると、なんの根拠もない言葉で僕を励ました彼は、見事皆を生き返らせることに成功した。

ーー僕は約束通り救われた。
けれど、胸騒ぎは止まらない。

「…………本当に」

確かめるようにもう一度、問いを重ねる。

「本当に何でもないなら、どうしてそんな顔をしているんだよ」

( 147 ) 2019/01/07(月) 17:18:41

旅人 ミト

>>142 シュウジ
……そっか、そうだよね。
シュウジから見たら僕は、殺人者の一味……なんだよね。

こんなこと、聞きたくないかもしれないけど……
僕は一度も、誰かを殺そうなんて思わなかった。
この身に宿った力に気付かないまま生を終えた。
だから……

だからさ……シュウジの言ってること、ちゃんと守れるよ。
これからも、ずっと。
誰かを犠牲にして自分の思いを通すような、そんな大人にはならないって、誓うよ。
シュウジがくれたもう一度の命、ちゃんとまっすぐ生きるって、誓うよ。

……僕が言いたいこと、一方的に話してごめん。
僕がシュウジに伝えたかっただけなんだ。

もう少ししたら、ここを出ようと思うけど……
でも、心配しないで。
きっと、シュウジみたいなかっこいい大人になって、また……

( 148 ) 2019/01/07(月) 17:29:04

旅人 ミト、その先は言ってはいけないような気がして目を伏せた

( A20 ) 2019/01/07(月) 17:29:35

運転手 シュウジ

>>147 アイザック

「……、…………」
俺はアイザックを見た。

「……そんな顔って、……っ、……」
喉から熱い何かがこみ上げて、俺は唾を飲み込んだ。
手で顔を抑える。

「──大丈夫だ、大丈夫だよ。だから……っ」
すべてを知って欲しいと思う一方で、アイザックには、何も知らないでいて欲しかった。何も知らずに、今度こそ、幸せにしてやりたかった。
全員は助けられなくとも、せめてこいつだけでも、俺は救いたいかった。

( 149 ) 2019/01/07(月) 17:50:35

修道士 アイザック

>>149 シュウジ
「なんで……どうして、泣くんだよ」

両手で顔を覆って肩を震わすシュウジを見て、僕は当惑したように眉を翳らせた。
どうしてやったらいいか分からなくて、外された手を伸ばそうとするけれど、結局行き場を失ったように彷徨わせる。

「ーーおい……シュウジ」

( 150 ) 2019/01/07(月) 18:06:53

当主の親友 エズレル運転手 シュウジを眺めてにやにやしている。

( A21 ) 2019/01/07(月) 18:09:25 飴

運転手 シュウジ

>>150 アイザック

一度流れ出した涙は止まらなくて、俺は唇を噛み締めた。
当惑する気配がする。
このままでいたら、他の奴にも、何か勘づかれてしまうかもしれない。
そう思うと恐ろしくて、俺は再びアイザックの手を掴んだ。

( 151 ) 2019/01/07(月) 18:10:56

運転手 シュウジ、修道士 アイザックを連れて別室に移動した。

( A22 ) 2019/01/07(月) 18:11:15

運転手 シュウジ

俺はずっと寝泊まりしていた部屋に入り、しっかりと扉の鍵を施錠する。

そのままアイザックの手を離して、備え付けのソファに体を沈めた。
困惑したままのアイザックを放って、涙を止めようと顔を抑えて暫く黙っていた。

( 152 ) 2019/01/07(月) 18:17:58

モデル ギルバート

>>135 ライ
「あは、本当に君とは気が合うね。本当に。一度死んだのに、まさかもう一度死なないといけなくなるとはね。次こそはさっくり成仏したいものだけれど」

「あー……それはあるよ。巻き込まれるのはゴメンだ。そもそも、あの主がこのままハッピーエンドで満足するのかは疑問だ。
はー……シュウジくんも、仲良しごっこのメンバーだけ生き返らせればいいのにね?」

ブツブツと文句を連ねていると、ライから思いがけない申し出があった。

「え、そう?じゃ、今後はライって呼ぶことにしよう。君とは意見が合うから、美味しい酒が飲めそうだし、ね」

ニィといたずらっぽく笑った。

( 153 ) 2019/01/07(月) 18:26:57

修道士 アイザック

>>152 シュウジ
急に腕を引かれて連れてこられたのは客室の一つで、部屋の隅に置いてある荷物を見て、彼が寝室として使っている部屋だと分かった。

シュウジは部屋に入るなり鍵をかけて、ソファーにどかりと腰を下ろす。
僕は入り口のそばに立ち尽くして、しばらく彼が顔を押さえて啜り泣く姿を眺めていた。

「……」

いくらかの沈黙ののちに、僕は静かに息をつく。

「……君こそ、一人じゃ泣くこともできないのか?」

巻き込まれたことに対して皮肉を言いながら、靴の音を立ててソファーまで近づく。そして僕も、おもむろに隣に座った。

( 154 ) 2019/01/07(月) 18:34:05

運転手 シュウジ

>>154 アイザック
痛烈な皮肉に、泣きながら少し唇をあげた。

靴の音がして、ソファの重心がぶれる。
暫くすると、ようやく俺は落ち着いて、顔を上げた。

「……悪かったよ」
涙を流すと多少心が余裕を取り戻して、俺は体を起こした。

( 155 ) 2019/01/07(月) 18:58:45

売女 アデリーナ

>>-498 ヒューズ
あ、猫ちゃん。…おいで?

[膝を叩いて、促してみる。
ちゃんと猫のままでよかったぁ、というのは隠しながら]

( 156 ) 2019/01/07(月) 19:22:35

修道士 アイザック

>>155 シュウジ
「……別に構わないけど。」

彼は望みを叶えた。それなのに、苦痛に顔を歪めて、悔いるように泣いた。

「ーー。……なあ、シュウジ。僕は今、満たされているんだよ。」

唇を少し横に広げるようにして笑う。

「……もし君が、僕を救うと言ったことを重荷に感じているなら、全部投げ出してしまえばいいよ。皆を救ったことを悔いているなら……これに関しては僕にはどうすることも出来ないけど、でも君の選択は間違っていなかったと思う。」

ふと、屋敷の庭で彼と話した時のことを思い出した。
そして、最後に自分が彼に未来を託したことを思う。

「……僕も、君のような選択が出来ていたかな。」

( 157 ) 2019/01/07(月) 19:23:58

語り部 ガラン

退屈ですね。扉の向こうで何をしているのやら。
お茶でもいれますか。

これでも僧侶の末席を汚す者、たれぞにぶつけたい気持ちがあればお聞きしますけど。

( 158 ) 2019/01/07(月) 19:25:23

館の主 レヴィン、のんびりと様子を眺めている。

( A23 ) 2019/01/07(月) 19:40:41

売女 アデリーナ

>>141 ライ

そうよね、はじめまして。

[まさしく人の欲望によって殺された彼。返せば自分のせいで死んだ者ではなく、どこか気楽だった]

そうねぇ、結果が本当で…疑うほうがおかしかったから。トッドの後押しにもなったし、あれは満足してる。

( 159 ) 2019/01/07(月) 19:40:46

運転手 シュウジ

>>157 アイザック
不思議な気分でアイザックを見ていた。
穏やかに告げる彼の声は、まるで本当に満たされているようで。
「……何言ってんだよ。投げ出すわけないだろ」
そう言いながら、心中でいくつかの約束を反故にすることを詫びた。
「でも、そうだな。後悔してるかって言ったら、少し、してるのかもしれない。……でも、俺でよかったよ。ベガでもアンタでもなくて、俺で────」

救いたかった。救えるすべてを。それは嘘じゃない。
けれども不可能なら、俺は切り捨てることだって厭わないから。
──エーリカを殺したように。
でも、だからこそ、こう思いもする。

「お前なら、もっといい結末に辿り着けていたかもな」

( 160 ) 2019/01/07(月) 19:48:44

記者 ノエル

皆が思い思いに話している空間を見て、この喧騒も悪くないなと思っていた。
そういえば、とふと思い立ち、ソファーから立って自室代わりにしていた使用人の部屋へと赴く。

ここに来る時に持ってきた鞄を置きっぱなしにしていたからだ。
広げていた手帳や、手記をしまい込む時、ふと手帳から一枚の封筒が落ちる。
そういえば、仕事でよく使うから挟んでいたっけ、と封筒を拾い上げる。
封筒を見て、少し考え込み出したかと思うと、傍にあった机にそれを置き、手帳に何かを書き始める。
暫く何かをしていたようだが、満足げに顔を上げると封筒を鞄にしまい込み、部屋を出た。

広間に戻ると、アイザックさんとシュウジさんの姿が見えなくて、一抹の不安が過ぎるがその不安はすぐに消した。
もう、皆と殺し合う必要はない。
そう頭に理解させながら、広間の机にあるボイスレコーダーを回収した。
このこにはよく助けられたな、と仕事上の相棒を心の中で労りながら鞄にしまい、再び広間の様子を眺める事にした。

( 161 ) 2019/01/07(月) 19:53:04

ヒューズ

>>156 アデリーナ
 膝を叩いて猫を呼ぶような声で私を呼ぶ。ちゃんと言葉は通じるのだからそうしなくてもよいのに。しかしそれを咎める気持ちは今は少しもなかった。
「私に何か用かい?」
[ふわふわの毛並みがアデリーナの膝を擽る]

( 162 ) 2019/01/07(月) 19:59:05

当主の親友 エズレル

>>139 レヴィン
うん? ふくく、どうだろうな。
貴様は唯一私が金で買えないものの一つだった。私はな、かけがえのないものが嫌いだ。それがなければ生きていけないだとか、それこそが自分が生まれた意味だとかーーそういう希少価値には虫唾が走る。
だから、おまえを殺した。私に手に入れられないものはない。貴様も結局は、かけがえのないものなどではなかったと知らしめたかった。それだけだ、ふくく。

( 163 ) 2019/01/07(月) 20:07:42

修道士 アイザック

>>160 シュウジ
「ーー僕だったら、か。」

頬をゆるめて、息で静かに笑う。
僕だったら結末は決まりきっていた。

「……僕は聖人君子じゃない。昔から自分と妹のことだけで精一杯だったんだ。人に与えるものなんてないんだよ。きっと、君たちの死体を踏んで歩いていたさ。」

「結局、何があったか話してはくれないのか?」

( 164 ) 2019/01/07(月) 20:16:13

売女 アデリーナ

>>162 ヒューズ
猫ちゃんはこのあとどうするの?
…どこにいくの?

[…あ、喋るんだったわこの子。
恥ずかしさを覚えながら、尻を揉みしだいた]

( 165 ) 2019/01/07(月) 20:17:31

館の主 レヴィン

>>161 ノエル
おや。
何をしているんだい?生き返ったのだから、人の願いの抑圧でもしているかと思ったのだがね。

( 166 ) 2019/01/07(月) 20:18:10

語り部 ガラン、紅茶を飲みながら静かに周りを見ている。

( A24 ) 2019/01/07(月) 20:20:02

放浪娘 リコッタ

>>165 アデリーナ
「あっ!ずるいにゃ!あたしの事も撫でるにゃあ!!!」
とヒューズを押しのけ頭を擦り付ける。

( 167 ) 2019/01/07(月) 20:22:41


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生存者 (4)

修道士 アイザック
47(76)回 残2098pt
運転手 シュウジ
67(102)回 残1182pt 飴飴
放浪娘 リコッタ
7(35)回 残3053pt 飴飴
トレブル ベガ
19(71)回 残1860pt 飴

犠牲者 (6)

呪われし王子 リオ (2d)
ヒューズ (3d)
モデル ギルバート (4d)
異国の婦人 レイコ (5d)
記者 ノエル (6d)
シャーマン トッド (7d)

処刑者 (6)

亡霊 ░▓▒▓ (3d)
喪失 ライ (4d)
旅人 ミト (5d)
妄者 エーリカ (6d)
フロイライン アウローラ (7d)
売女 アデリーナ (8d)

突然死者 (0)

支配人 (1)

館の主 レヴィン
43(62)回 残2262pt 飴飴

見物人 (2)

語り部 ガラン
4(9)回 残3653pt 飴
当主の親友 エズレル
10(36)回 残2919pt

退去者 (0)

発言種別

通常発言
独り言
囁/鳴/念/婚/叫
死者のうめき
アクション
削除発言

一括操作




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