1898 哀願の村
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次の日の朝、呪われし王子 リオ が無残な姿で発見された。
悲劇は起こった。いや、あるものにとっては違うのかもしれないが。
君たちの目の前には、トラオムの見慣れない姿。
彼の周りに広がる、赤。それは、彼がもう生きてはいないことを物語っていた。
そして。
僅かに液体の溜まった願いの小瓶が彼のそばに落ちていた。
現在の生存者は、修道士 アイザック、モデル ギルバート、フロイライン アウローラ、売女 アデリーナ、記者 ノエル、妄者 エーリカ、運転手 シュウジ、旅人 ミト、異国の婦人 レイコ、喪失 ライ、シャーマン トッド、放浪娘 リコッタ、トレブル ベガ、ヒューズ、亡霊 ░▓▒▓ の 15 名。
館の主 レヴィンは、血溜まりの中から小瓶を拾い上げた。
( A0 ) 2018/12/31(月) 02:00:23
>>258レヴィン
「ダーカーラー、満たさなくてもいいから中身見せろってー。
ないのに焦らしてるなんて思っちゃうダロー。
まあでも、チャンスはあるっつーことだな。
それじゃあオレの身の上話もしておこう。
むかーしむかし、」
亡霊は幽霊らしく、フワフワうろうろと移動しながら昔語りをするでしょう。
「と言ってもそんな昔じゃねーんだけど。
1匹の幽霊が森で目覚めました。
その幽霊は目覚めて一発、とても戸惑いました。
ココはどこだろう?
なぜこんなところにいるのだろう?
そして、オレは誰だろう?
幽霊はそこかしこをウロウロと飛び回り、ようやく人里まで辿り着きました。
しかし、オレを見える人もいねー、ようやく見つけた幽霊仲間が言うには、ボヤッとした影に見えるで手がかりは全くありませんでした。」
( 0 ) 2018/12/31(月) 02:01:05
ふふ、こうなるのではないかとは思っていたがね。昨日から、こそこそと行動している者がいたようだったから。
( 1 ) 2018/12/31(月) 02:01:18
館の主 レヴィンは、手の中で小瓶を弄ぶ。
( A1 ) 2018/12/31(月) 02:02:13
…ああ、これについてもわかりやすく言った方がいいかな。取引の一部、としてね。
この小瓶は《欲望》で満たされるのさ。自分の命を懸けてもいい程の願い。そんな願いが集まって、願いを叶える力が生まれる。
もちろん、彼を殺した人物はそんなことを知らずに小瓶欲しさで殺したのだろうけどさ。
ふふ、誰かのおかげで君達は小瓶を満たす方法を知ることが出来たね。
( 2 ) 2018/12/31(月) 02:02:33
「……は?」
目の前に広がる赤い水たまり……水……いや、この臭いは
「どういうこと?これ、まさか血じゃないよね」
( 3 ) 2018/12/31(月) 02:03:01
( 4 ) 2018/12/31(月) 02:03:10
ああ、この小瓶は君達のものだからね。とりあえず、ライに渡しておこうか。
明日からは誰かに渡すも、何も、自由にしてくれて構わないさ。ただ、君達全員のもの、だから誰か一人の意思で割ろうと思っても割れないと思うよ。
…さあ、小瓶が満ちるまで楽しませてもらうよ、『友人』達。その小瓶を満たしてみせてくれ。
( 5 ) 2018/12/31(月) 02:03:41
( A2 ) 2018/12/31(月) 02:04:37
( 6 ) 2018/12/31(月) 02:06:12
館の主 レヴィンは、喪失 ライに《願いの小瓶》を渡した。
( A3 ) 2018/12/31(月) 02:07:10
銀の器が、からんからんと乾いた音を立てて膝から落ちる。
アウローラさんに話の続きをしようと顔を上げた時だった。
その«赤»が飛び込んできたのは。
「……っ……え?
なに、これ…………なんで……さっきまで……」
目は自然と何度も瞬きをし、現実から逃れようとする。
だが、目の前に広がる光景は、紛れもない現実で。
私はただ、その場から動かず、震える唇に両手を当て、呆然とする事しか出来なかった。
( 7 ) 2018/12/31(月) 02:09:36
「……」
血溜まりの中に倒れ伏す王子の手首をとって脈をはかる。
「……だめ。素人診断だけど、このひと、もう死んでる。主の口ぶりだと……誰かが殺した、ということ?あの一瞬で?」
首を傾げる。まさかそんな、人外じゃあるまいし。
( 8 ) 2018/12/31(月) 02:10:25
目の前で、突然。
そんなことが普通の人間に出来るわけが無い。
何が起きたのか理解出来なかった。
咄嗟にノエルの目を覆おうとするが、彼女は既にその光景から目が離せなくなっているようだった。
何を言うべきか、行うべきか。
数秒考え、アウローラはノエルの落とした食器を拾い上げた。それ以外に出来ることが思いつかなかった。
( 9 ) 2018/12/31(月) 02:18:52
これは、私を楽しませるためのゲームさ。
願いのために《命を懸けてもいい》のだろう。
私の子供達が君達に力を貸してくれるだろうさ。
欲深い願いを持つもの、ただ一人で願いを叶えようとするもの、愛の呪いをかけるもの、この辺りを小瓶に詰めれば早く中身が道ると思うがね。
( 10 ) 2018/12/31(月) 02:21:24
集まった皆々が騒ぐ中、冷静に小瓶を拾い説明をするレヴィンに、その内容に、慄きます。
「ハ、欲望?
オレの欲望、この願いがコレを引き起こしたってか?
たしかに、チラッと中に何か入ってたのは見えたし……
いやでもオレが幽霊だから、んな液体なんて、出るはずねーよな…?」
>>1レヴィン
「つーか、怖えよアンタ。
なんかコソコソしてた不審者がいたら止めろよ。
仮にも自分の屋敷でこんなコト起こるのイヤだろ。
オレも幽霊だけど、んな呪い殺したりみたいなのしたコトねーよ!
あ、もしかして、アンタ生前からこんなだった?
なんかこの屋敷やたら強い念ばかり感じるんだけど!
いやオレも利用させてもらったけどさぁ。
こんな強い念残すほどのコトを起こすなんてよくないぜー……」
( 11 ) 2018/12/31(月) 02:24:40
亡霊 ░▓▒▓は、なんか一気に疲れた……休憩きゅうけーい。
( A4 ) 2018/12/31(月) 02:26:57
まったく……あなたという方は。
いつだって私を驚かせるのだから。
これだから、あなたに侍るのは病みつきなのです。
あなたと私の物語が、また豊かになる。
……ここにはそう、"彩り"がたくさんいるのだから。
( 12 ) 2018/12/31(月) 02:31:09
突然の事だった。
足元まで広がってくた水溜まりを後ろに飛んで避ける。
かつてのあの子の姿がフラッシュバックした。
「うぐぇぇ……」
堪えきれず、毛とミルクの混じったものを吐き出した。
( 13 ) 2018/12/31(月) 02:40:17
>>10 レヴィン
「小瓶に……詰める?」
どういうことだ……理解か追いつかず頭に手をやる。
「王子が死んで、瓶に中身が入った。つまり……まさか。願いを持つものが死ねば、その願いの分だけ小瓶の中身が満たされる、と?
……瓶いっぱいになるまでライバルを殺し、他者の願いを飲んで、自らの願いを叶える、とか、そういうことなのだろうか」
だとしたら。えげつない話だ。
──僕の場合、他者の血肉がそのまま、あのひとを形成するものになるってわけか。はは。
( 14 ) 2018/12/31(月) 02:51:48
「ーーーー……」
いつのまにかうとうとしていたようだ。
うたた寝のせいなのか頭痛が酷くて、僕は顔を顰めながら辺りを見回す。
ーーそして、見つけてしまった。
「なっーーこれは一体……!」
思わず血溜まりまで駆け寄って、その塊の正体にサッと顔を青褪めさせる。
レヴィン・メルゼブルクが何か言っているのは聞こえるが、全く頭に入ってこない。
「そんな……だからって、人を殺してまで」
( 15 ) 2018/12/31(月) 02:55:25
吐き気がする。
頭が痛い。
ふとそこで少女がこの惨状を見て嘔吐するのに気付いて(>>13)、僕はせり上がってくるものをどうにか飲み込んで話しかけた。
「……大丈夫。大丈夫ですから……」
大丈夫ではないのは、この有り様を見れば誰でも分かる。
僕は僕自身にも言い聞かせるようにその言葉を繰り返し、そして辺りを見回した。
「……どなたか、ここを拭くのを手伝ってもらえませんか? 彼の遺体もこのまま放置するわけにはいきませんし」
( 16 ) 2018/12/31(月) 03:00:31
ライの作ったビーフシチューで腹ごしらえでもしようと歩きだしたとき。赤と、嫌な臭い。
─食欲が失せてしまったじゃない─
( 17 ) 2018/12/31(月) 03:03:42
口を抑える。
>>16 アイザック
「……よう、兄ちゃん。手伝うぜ」
まだ、突然のことに動揺していた。
( 18 ) 2018/12/31(月) 03:16:57
>>16アイザック
「……! わ、私がやります」
自分に出来ることが分からなかった中で提示された案に、アウローラはすぐに反応する。手にしていた銀食器を近くのテーブルに置いた。
>>7ノエル
「貴女は落ち着くまで座っていて下さい。あとでお水もお持ちしますね」
ノエルをソファにそっと座らせ、アイザックへ向き直る。
>>アイザック
「手伝います。遺体を運ぶのは私には難しいかもしれませんが」
( 19 ) 2018/12/31(月) 03:17:13
フロイライン アウローラは、近くの部屋を幾つか漁って、沢山の布巾やベッドのシーツなどを抱えてきた。
( A5 ) 2018/12/31(月) 03:27:27
>>18 シュウジ
「……ありがとうございます、助かります。」
せめてリオが天国へ行けるように、修道士としてやれることをやらなければ。
「クーラーの効いた部屋があればいいんですが……流石に古いお屋敷に冷房器具なんてありませんよね。どこかの寝室に運んで、ドライアイスで出来るだけ腐敗を遅らせましょう。」
>>19 アウローラ
「……アウローラさん」
僕は眉を下げて彼女を見つめる。
できれば女性には負担をかけたくなかったけれど、そうも言っていられない。
「助かります。彼と私で安置する部屋を探して、リオくんを運ぶので……このあたりの掃除、お願いしてもいいですか? 私たちもあとから手伝います。」
( 20 ) 2018/12/31(月) 03:29:11
修道士 アイザックは、運転手 シュウジとともに、リオの遺体を綺麗に拭いて別室に運んだ。
( A6 ) 2018/12/31(月) 03:30:35
フロイライン アウローラは、放浪娘 リコッタもソファに座るよう促した。
( A7 ) 2018/12/31(月) 03:33:07
「ああ……そうだね。片付けるべきだろうね」
死体の処理は、修道士が適任に思えた。
気づいたら男二人が死体を別室に運んで行った。出遅れてしまったな。
>>アウローラ
「運ぶのを手伝うタイミングを逸してしまった。掃除だけでも手伝うよ。モップとか雑巾の準備をしてくるね」
( 21 ) 2018/12/31(月) 03:37:19
>>20アイザック
「承知しました。お任せ下さいね」
キッチンから水を2人分汲み、ノエルとリコッタの前に置く。
持ってきたシーツに大量の血を吸わせ、残った跡は布巾で拭いた。吐瀉物も同様に。
恐怖も嫌悪も感じない。心臓だけが何かを訴え続けるように強く震えていた。
( 22 ) 2018/12/31(月) 03:37:42
( A8 ) 2018/12/31(月) 03:37:52
フロイライン アウローラは、モデル ギルバートに「ありがとうございます、助かります。布だけだと限界もありますから」
( A9 ) 2018/12/31(月) 03:38:34
「ふう……屋敷の勝手がわからないけど。んーと、ああ、あったあった。バケツと、モップ」
バケツとモップが、廊下の一角にあった。いつかここに居た使用人のしまい忘れだろうか?
「おっちょこちょいのメイドさんかな。それとも、執事かな」
手近な水道で水を張って、アウローラのところに戻る。
( 23 ) 2018/12/31(月) 03:41:09
モデル ギルバートは、フロイライン アウローラに、モップのひとつを手渡した。「じゃあ、一緒に綺麗にしようか」
( A10 ) 2018/12/31(月) 03:42:10
フロイライン アウローラは、モデル ギルバートの言葉に頷いてモップを受け取った。
( A11 ) 2018/12/31(月) 03:46:26
/*
どのくらいそうしていたのだろうか。
まるで流れ出ているのが自分の血であるかのように、身体中の血の気が引いたまま立ち尽くしていた。
その光景も、聞こえてくる言葉も、理解の範疇を優に超えていた。
*/
……
/*
手を伸ばせば届く距離に《願いの小瓶》が転がっても、饐えた匂いと忙しく動く者たちを横目にしても、
壁を伝って落ちるようにその場に座り込むことしか出来なかった。
*/
( 24 ) 2018/12/31(月) 07:23:21
突然だった。
自分も空腹を満たすためにビーフシチューを口にしながら周りの奴らを眺めていると一人が血を流して倒れた。
少し遅れて鉄の匂いが鼻をつく。
「…は?洒落になんねーぞ」
レヴィンはこうなるとわかっていたのか。
そして願いの小瓶を満たす方法は文字通り"命をかけた願い"だと言う。
呆然とレヴィンの話を聞いているとなぜか自分に願いの小瓶を渡された。
まじまじとそれを傾けて見ると確かにほんの少しだけ液体が入っている。
「…欲望って割に透明なんだな」
それはただの水にしか見えなかった。
でも何故か本物だと信じている自分がいた。
ここに来てから非現実的なことに慣れたからなのか、元の持ち主の友人とやらがただの人間ではないと感じていたからなのか。
とりあえず今起きたことをメモに残した。
書くことが多くて頭痛がしてくる。
( 25 ) 2018/12/31(月) 08:22:23
>>1:153アイザック
「幽霊にまでくれるなんて、気の良いニイちゃんだな。ありがとう。
あー……疲れたときは甘いものダナー。
食えるかわかんねーって言ったけどさ、ちゃんと念じればモノを持つコトはできんだぜ。
ホラ、」
袋の中に半透明の手を突っ込むとクッキーをいくつか取り出しました。
「これでオレが見えなかったら、いわゆるポルターガイストってヤツになるのよ。
でもコレ口に入れたらどうなるんだろうな?
透けて落ちる?オレの中に消える?
そういや、食べたり飲んだりしたコトねーってな。
てことで、お試しオタメシ。」
取り出したクッキーを一枚、いざ口に放り込もうという瞬間、端に座り込む子どもが目に入ります。
>>24ベガ
「ア、そこのチビちゃんもお疲れ?
クッキー食べる?」
( 26 ) 2018/12/31(月) 08:24:59
う、うわぁぁぁあ……
そ、そんなの、聞いてないよ〜……
願いを叶えるには、リスクがあるなんてさ……
( 27 ) 2018/12/31(月) 08:43:58
( A12 ) 2018/12/31(月) 08:44:13
>>11 亡霊
私と『家族』には害が無いからね。それ以外に何が起ころうが構わないさ。
それに、私はこの状況を楽しんでいるよ。
>>12 ガラン
ふふ、私の愛しい人。君が喜んでくれて嬉しいよ。
>>14 ギルバート
おや、物分りがいいじゃないか。そういうことさ。
( 28 ) 2018/12/31(月) 08:46:32
[突如現れた血溜まりに、呼ばれたように歩み寄る。膝をつき、祈りを捧げる。
隣では猫の少女が吐いていただろうか…]
あなたの魂に幸あらんことを。
よかったわね、全てのパーツが同じ場所にあって。
[下水道に詰められた、何人分とも知れぬ
肉のかたまりを思い出す]
( 29 ) 2018/12/31(月) 08:47:06
あたしは大丈夫、愛らしいから。
あたしは生きる、美しいから。
あたしは、知らない人の手足にはならない。生きる場所を映さない。誰かのナカで動き続けない。あたしは…
[赤い目は虚ろで、この現実を写していないようだった]
( 30 ) 2018/12/31(月) 08:54:07
いっ……!
>>26 ░▓▒▓
要らないよ!!
アンタが貰ったんだろ。
大体こんな状況で、ものなんか食べれるかよ……
そりゃアンタは、死人なんて珍しくないかもしれないけどさ。
( 31 ) 2018/12/31(月) 09:02:45
>>28レヴィン
「エェ、アンタの家族ほんとに大丈夫なの……
いきなり犯人が標的変えたりとかさ、願いが殺人行為とかだったりするかもしれないじゃん。
そもそも家族はどこにいんの?
この禍々しい屋敷に住んでんの?」
>>31ベガ
「ウン、たしかにオレが貰ったモノだけども。
あのニイちゃんはいい人だから、チビちゃんにあげるってなら許してくれるさ。
食べれるかわからない幽霊にまでくれたんだぜ?
ヨユーよゆー。
ココはオレに免じてさ。
もしオレが食べれなかったらクッキーがかわいそうだろ?
いやぁ、死人には慣れてるっつーか、死人の友だちもたくさんいるっつーか、オレも多分きっと死人っつーか。
ホラ、オレも死人だと思ったら死人とか大したコトなくない?」
( 32 ) 2018/12/31(月) 09:28:09
「うげぇ」
幽霊の男の言う「私のお姫様」とは誰なのか、どんな関係なのか、そんな事を考えようとした矢先だった。
何かが弾けた。
弾けたという表現は適切では無いかも知れない、自分はその瞬間を目撃していないのだ。
周りの反応、音、臭い。それらを総合して導き出した答えが“弾けた”という結論なだけである。
「……ねぇアンちゃん?これ、予想できた?」
アンと呼ばれる少女は、全身を使ってNOを訴えている。
「はあ、イレギュラーかぁ……」
ため息、そして深呼吸。
( 33 ) 2018/12/31(月) 09:40:35
>>28 レヴィン
「愛しい人」……いけない人だ、私は犬のようにあなたを求めてしまう。
あなたの紡ぐ言葉は罪作りなのだから。まったく。
さて、今宵は何のお話をしましょうか。
亡国の姫を忘れ得ぬ騎士でしょうか。
それとも、愛された思い出を捨て切れず、挙句全てを手放した人形でしょうか。
それとも、遥か未来に同僚と道ならぬ恋に落ちて本懐を忘れた男の話がお好み?
あなたへの寝物語、まだまだたくさんありますよ。
( 34 ) 2018/12/31(月) 09:56:17
>>32 亡霊
私は待っているんだよ。『家族』全員が揃うことをね。それこそ、私の『欲望』さ。
ふふ、ここは私の屋敷だよ。『友人』が私の思惑を外れることは出来ないさ。
( 35 ) 2018/12/31(月) 10:20:10
>>34 ガラン
ふふ、君との時間ならどんなものでも私は楽しめるさ。
だがね、私は遠い国のお伽噺よりも君の愛が欲しいかな。
それに、私達よりももっと歪んで、私利私欲的な愛がここで生まれているみたいだ。
( 36 ) 2018/12/31(月) 10:25:22
>>28 レヴィン
「お褒めいただきありがとうございます」
舌打ちしたくなるのを堪えた。小瓶の持ち主の機嫌を損ねるわけにはいかない。
しかし……そうなると、すべきことは小瓶を満たすこと。人道的にどうとか、そういう話はまあ一旦置いといて。
でも誰でも彼でも殺して詰めるなんていうのはナンセンスだ。しかもひとりではまず無理。返り討ちにされるのが落ち。
この場にいる者達の同意が得られそうな《やり方》といえば
>>all
「なあ、みんな。どうやらこの中には、僕達を『殺しても』小瓶を手に入れたいと考えているヤツが……またはヤツらが、居るようじゃないか。
なら、まずあの王子を殺したやつを見つけないか。犯人探しさ。
……犯人探し、上手くできたら、館の主人も楽しんでもらえるかもしれない。僕達の安全も保証される。悪くない手だと思うけど、どう?」
( 37 ) 2018/12/31(月) 10:34:00
あらかた片付いただろうか。
モップに着いた血をガシガシと洗い流す。
ゴミ捨て場の場所など知らない。放っておいても臭いが出てしまうだろう。仕方が無いので掃除に使った道具は屋敷の奥まった部屋に纏め扉を閉めた。
手を洗い、皆の居る場所へと戻る。
>>37ギルバート
「先は助けてくれてありがとうございました。
その提案ですが……物理的に可能なことなんでしょうか? 私たちの目の前で、しかも一瞬で人を殺すだなんて、人間に出来ることとは思えません。それこそ幽霊に呪い殺されたとか、そんなことしか。
そんな相手を見つける手段があるんでしょうか?」
( 38 ) 2018/12/31(月) 10:50:47
>>38 アウローラ
おねえさん、いい事言うじゃないの。
幽霊なら、ほら、そこにいるわ。
[そこらにいた亡霊を掌で指した]
まあ主人も似たようなものだけど、動機としてはあの亡霊さんのほうがあるんじゃないかしら。
( 39 ) 2018/12/31(月) 10:58:27
心地よい夢の時間は──あの日の夢の反芻は──誰かの悲鳴によって唐突にかき消されてしまった。
目を開ける前に感じたのは、忘れられない血の匂い。果たしてどの人生で嗅いだものだったかは分からないが、忘れることはできない匂い。
あぁ、やはり恐れていた刃傷沙汰になってしまったか。小瓶が空だったとはいえ、それを狙って刃を振るうものは居るのだ。そして、その者はおそらくこの中に居る。
( 40 ) 2018/12/31(月) 10:58:47
願いを叶えたいという気持ちはわかる。
分かるがでも、コレはだめだろう。
人から奪う幸福の虚しさを、犯人たちは知らないのだろうか。
……いや、そもそも。本当に俺たちの中の人間が殺したと、断定できるのか……?
>>37 ギルバート
「犯人を探すっても、これが本当にこの15人の中のだれかがやったって、それすら怪しいぞ。
……安全を確保という意味では、賛成だけどな」
現段階で、一番怪しいのはあの主人に違いない。つまり彼を殺し、俺たちにデス・ゲームをさせようとしているんじゃないか。
( 41 ) 2018/12/31(月) 11:12:58
/*
アデリーナと、テーブルに座り言葉もぽつぽつとしたぐらいに歓談していた頃だっただろうか。
突然……ぱちん、というのが正しい形容な、人の死が訪れたのは。
*/
「……ひっ!
な、っなに、なんなの!」
/*
この場の他のものと違い、エーリカはその意味では平凡である。死に慣れてはいない。
突如事切れたその非現実的な死に方にも、血溜まりにも、周りの喧騒にも、ただ慄くのみ。
*/
( 42 ) 2018/12/31(月) 11:16:46
( A20 ) 2018/12/31(月) 11:19:25
>>38 アウローラ
「案外、人間にもできうる事かもしれないぞ?人間の可能性を舐めてはいけないそれに、このような身体だから言える事かもしれんがね、そういった正体不明の力はこの世に存在するのだよ。願いを叶える小瓶、幽霊、喋る猫にくらべては些か……暴力的に過ぎるがね」
「あぁ、願いを叶える小瓶も、結果このような顛末を招いたと考えれば最も害があるかもしれん」
「要は、そのような力を隠し持ったモノが居ても特段驚きはしないだろうという事さ」
( 43 ) 2018/12/31(月) 11:27:05
/*
そして、エーリカのレヴィン評は全会一致で正しいと支持されることだろう。
端的に、願いの小瓶を満たすために殺し合いをしろと、『友人』たちに言っているのだ。
旧時代の貴族の享楽に、超えた理解を求められてエーリカは崖から突き落とされた気分になる。
良識も、そして意識も手放して、
*/
>>レヴィン
「ご主人! またその小瓶持ち出して!
一体何度同じことをさせるおつもりですか!!」
( 44 ) 2018/12/31(月) 11:30:41
>>44 エーリカ
……何度も?
今、何度もって言ったの……?
こんなことが、過去に何度もあったって言うの……?
( 45 ) 2018/12/31(月) 11:34:08
>>38 アウローラ
「その点は僕も疑問なんだけどね。でもほら、ここ、幽霊がいたり、喋る猫がいたり、なんでもありじゃないか。なら、酷い悪意があれば、何か、人知ならざる力で人を殺せる可能性もあるんじゃない?
とはいえ、現状では幽霊か、猫さんが最有力容疑者ってことになるかな。
……問題は、どうやってそれを知るか、だけど」
>>41 シュウジ
「屋敷の主、もしくはここに居ない第三者がやったってこと?それなら、もう僕らにはどうすることも出来ない。ただ嬲り殺しにされるのを待つだけさ。君、あの主をどうにか出来ると思う?
しかし、この中に犯人が居るなら、助かるかもしれない。
わかるかな、どうせ死ぬ可能性が高いなら、抗う方法は、僕らの中に犯人がいることに賭けること、じゃないのかな」
( 46 ) 2018/12/31(月) 11:42:51
>>32 ░▓▒▓
要らないったら……
かわいそうってんならまず自分で食べてみればいいだろ?
気ぃ回してくれたのかなんだか知らないけど、甘いもの好きじゃないんだ。
ごめんねゆーれいさん。
( 47 ) 2018/12/31(月) 11:48:04
>>19 アウローラ
「あ……………」
待って、と言いそうになる口と手を引っ込める。
本当は怖くて怖くて堪らなかったが、走り去る彼女の邪魔をしてはいけない、と理性でなんとか耐えた。
( 48 ) 2018/12/31(月) 11:50:08
俯いて深呼吸をし、今の状況を見守る。
目の前で遺体が片付けられていくのは目を逸らしながら、でも何だか手を逸らしてはいけない気がしてたまに見てしまう。
片付け終えたところでようやく私の体調も落ち着き、立ち上がり、地を確かめるように一歩ずつ足を踏みしめ、皆の様子を伺った。
( 49 ) 2018/12/31(月) 11:50:28
トレブル ベガは、水筒を取り出して中身を一口飲み、尋ねる。
( A21 ) 2018/12/31(月) 11:51:19
>>37 ギル
悪くない手、っていうのは分かるけど……
見つけてどうするの?
おんなじように、殺すの。
( 50 ) 2018/12/31(月) 11:51:28
>>44 エーリカ
何のことかな。
『友人』達に小瓶を渡そうと思ったのは初めてだよ。
( 51 ) 2018/12/31(月) 11:52:06
>>37 ギルバート
「犯人探し、どうやってするおつもりですか?
仮に、内部犯行だったとして、誰が犯人か、だなんてわかりっこないですよね……?
だって、犯人が皆の前でどうやってリオさんを殺害したか、分かってませんし」
込み上げてくる何かにたいし、口元にそっと手を添えて話す。
( 52 ) 2018/12/31(月) 11:57:48
>>39アデリーナ
「はい、実際犯行が可能という意味では彼が一番疑わしいのでは? と思います。ですが彼がそうだったとして……私たちに彼を捕らえること……出来ます? というか、触れるのかしら」
眉を下げて困り顔で笑う。
>>46ギルバート
「あら、猫さんにもこれが出来ますかね……?
それはともかく、そういった方々を私たちが見つけること、そして捕らえることが出来…………いえ、この問い掛けは無意味ですね。可能ならば私は貴方の提案に賛成します」
( 53 ) 2018/12/31(月) 12:16:56
>>35レヴィン
「家族揃ってないのー?
ちなみに後何人足りない感じ?つーか、それが欲望なら中身を飲めば?
もしかして集めるしか方法がないなんて、ある……?」
幽霊はフワフワ、ひらひらと飛び回り、外に向かう壁にぶつかると落ちてきます。
「ッ、テェェェェ!!!
怖えーよ!コレが“思惑”ってヤツかよ!!
久しぶり壁とかぶつかったわー。
ともかく逃す気がないのは、わかった……」
( 54 ) 2018/12/31(月) 12:23:01
>>37 ギルバート
「犯人探し、私は賛成ね。
館の主が楽しんでくれるかもしれないって言うのにも同感よ。決して愉快とは言えない身の上話を聞かせるよりは、ここにいる者同士で疑いあって犯人を探す様を見る方がよっぽど楽しめそうじゃなくって?」
端正な顔立ちの男の提案に乗る。
「私はレイコよ。ギルバートさん?私、お手伝いできそうだから、犯人探しの仲間に入れてくださる?」
─殺しをして小瓶奪おうとする卑怯な奴なんて、私が殺してやりたいわ。─
( 55 ) 2018/12/31(月) 12:27:57
>>51 レヴィン
「……」
「詭弁ですよご主人! "ご友人"にはお初かもしれませんけれど!
噂になるほどの始末だったではありませんか!
初めからそのおつもりで……!」
( 56 ) 2018/12/31(月) 12:28:20
覚束無い足取りで再び顔を出すと、そこはもう随分と片付けられた様子だった。
ギルバートと名乗る男から発せられた「犯人探し」というワードにぴくりと反応する。
「にゃんでみんなここに集まった人が悪いとおもうにゃ……?」
家主が一番怪しいじゃないか!と口に出そうとするがハッと思いとどまった。
そうだ、ここに来た理由。
彼を敵に回してはいけないのだ。これが彼の用意した茶番劇だったとしても。
( 57 ) 2018/12/31(月) 12:30:56
>>39アデリーナ
>>53アウローラ
「いきなり火の粉が飛んできた!
カワイイ女の子2人でもスルーできないぜー、オレは誠に善良なユーレイです。
そこの邪悪なご主人様と違って害も何も為していません。
いや、オレが本当にそういうコトできんなら、あの王子様と交渉する必要ないじゃん?」
幽霊はHold up‼とばかりに両手をあげて降参の意を示します。
>>46ギルバート
「なあに、さりげなく罪を擦りつけてるんだ!
女の子は許しても男は見過ごさねえ!
そうやって自分を容疑者から外すのも怪しいぜ。」
( 58 ) 2018/12/31(月) 12:33:43
>>43ヒューズ
「わーい、ネコちゃん。
オレの味方はオマエだけだよ……
人外同士仲良くしような。」
幽霊は柱までひとっ飛び。
ヒューズの身体を持ち上げるともふもふと顔を埋めました。
( 59 ) 2018/12/31(月) 12:36:24
>>47ベガ
「イヤァ、オレが食べれるかわからなくてさあ。
じゃ、今食べてみるから見守っててくれよ!
具体的には、身体を通り抜けて下に落ちないか、とか。」
そう言って、手に持ったクッキーを食べますと、無事に体内へと吸い込まれていきます。
幽霊の身体を通り抜けるのは、汚く零したクッキーカスぐらいです。
「ウン、食べた感は、するな。
どう?落ちてない?
大丈夫?ちゃんとオレ、クッキー食べられてる?」
( 60 ) 2018/12/31(月) 12:42:27
>>46 ギルバート
「…………」
確かに合理的ではある。合理的だが、しかし。
「他の奴らも聞いてたよな。突然相手を殺せる犯人だ。死人を悪かぁ言いたくねえが、凡そ人間と思えない姿をしたやつをな。仮にその犯人らしきやつを拘束したって──」
だからといって、憶測で人を殺すのか?
それは小瓶を得るために人を殺す犯人たちと何が違うっていうんだ。
「……いや。これはアンタに聞くのは間違ってるか。推理ごっこはいい。いいが、推理のしようがねえ。こんなの怪しいヤツを槍玉にあげる──不人気投票と変わらねえ」
俺は、声を潜めた。
「それよりは、……全員で抵抗して、あの主をどうにかすれば。いや、……この館から脱出できさえすれば」
( 61 ) 2018/12/31(月) 12:44:43
>>54 亡霊
私の願いはもう叶っているからね。
「『家族』が揃うまでここで待つ」という願いさ。
>>56 エーリカ
『友人』が私達『家族』にあまり口出ししないでくれるかな。
( 62 ) 2018/12/31(月) 12:57:00
「どうやって、と疑問を呈する声が複数あるから、まとめて答えるけど。僕もそれは考え中さ。現状では推理するしかないんじゃないかな。別室に運んだ死体を確認して、傷口の様子を確認するとか、屋敷にトリックが仕掛けられてないか調べるしかないように思う。
逆に聞くけど、君たちどうするつもり?何かできそうな人がいたら協力してほしいね」
>>50 ベガ
「……まさか。魔法でも使っていない限り、目隠しをして両手両足を拘束しておけばいいんじゃない?」
──実際は殺したいけど。
>>55 レイコ
「やあ、レイコさん。はじめまして。前向きに考えてくれる人がいて嬉しいよ。ぜひ手伝って欲しいね」
>>58 亡霊
「あは。批判するだけなら誰だって出来る。僕は生き残るために必死なんだ。それに……君は、既にもう死んでるんだし、もう一回死んでも同じじゃあないの?この期にスッキリ成仏してみたら?」
( 63 ) 2018/12/31(月) 12:58:09
リオの遺体をシュウジさんと寝室に運び終えると、急に堰き止めていたものが喉元まできて、僕はトイレに駆け込んだ。
便器の中に吐き散らすものが胃液になるまで、僕はそこから動くことができなかった。
「…………」
手を洗う時にふと顔をあげれば、そこにはやつれた顔の僕が映っている。
ついでに顔もばしゃばしゃと水で洗って、タオルで拭きながら考えた。
「この屋敷には人を殺してまで願いの小瓶を手に入れようとする者がいる。……僕は、それを許容できるのか?」
「ーーできるわけがない。じゃあどうする。リオを殺した人間を、僕たちで探して……それで見つけ出したあとは。あの男の言う通りに瓶を満たすのか?」
レヴィン・メルゼブルクは、僕らの欲望で小瓶を満たすさまを見たいと言っていた。
「……バカバカしい。」
( 64 ) 2018/12/31(月) 13:05:39
「どうやって……………………あ」
そういえば、とポケットを探る。
ポケットから出された手にはボイスレコーダーが握られていた。
「……この屋敷、変な噂があったり、最初は古びていたのに急に新しくなったりして怪しいので、ボイスレコーダーのスイッチ、こっそり入れておいたんです!
皆さんの発言はこれで聞き返せますよー!」
違和感を覚えるとすぐ録音するのは職業病ですね、と苦笑いしながらボイスレコーダーを皆から見える位置の机の上に置いた。
「推理、するなら発言聞き返せた方が楽ですもんね?
あ!聞き返すのはいいですけど!壊したりしようとするのは駄目ですよ!そんな事されたら即、証拠隠滅しようとした犯人だと疑いますからね!」
ぷん!としながらジョークを付け足した。
( 65 ) 2018/12/31(月) 13:06:18
( A25 ) 2018/12/31(月) 13:07:05
記者 ノエルは、ボイスレコーダーを録音しながら、聞き返せるように設定した。
( A26 ) 2018/12/31(月) 13:07:15
>>59 ░▓▒▓
「お、おぉ……?」
安全な位置から皆を見下ろしているつもりだったのだが、幽霊には全く効かないようだった。両脚が宙を離れ、彼が半透明なのも相まって宙を飛んでいるような格好になる。これはなかなか愉快だ。
「しかしな、私は人外ではないぞ。猫であり、それ以上に人間でもある」
( 66 ) 2018/12/31(月) 13:09:13
>>58 亡霊さん
もう、"もしもの話"よ?
そんなムキにならないで?
[彼の頬に手を添えた]
ね、なんか面白いお話はないの?
聞かせて欲しいわ、あなたの願い。
( 67 ) 2018/12/31(月) 13:10:23
修道士 アイザックは、今どんな話になっているのかな、と辺りをきょろきょろしている。
( A27 ) 2018/12/31(月) 13:12:04
モデル ギルバートは、記者 ノエルに、「ありがとう」と笑いかけた。
( A28 ) 2018/12/31(月) 13:15:04
記者 ノエルは、モデル ギルバートに「どういたしまして!」と笑い返す。
( A29 ) 2018/12/31(月) 13:16:16
( A30 ) 2018/12/31(月) 13:16:25
修道士 アイザックは、ヒューズに気付いてびっくりしている。
( A31 ) 2018/12/31(月) 13:16:46
記者 ノエルは、ヒューズを見て、猫ちゃん!?と驚愕の表情。
( A32 ) 2018/12/31(月) 13:17:27
>>65 ノエル
「素晴らしいな!これには私の声も残っているのだろう?声だけならば私の見た目に対する偏見もないだろうからね。実に素晴らしい!それに、昨日は幾人かメモのようなものを取っていただろう?私もアレをやりたかったのだがね。あいにくこの身体、もとい学がない故な、字が書けんのだよ。これを代わりにしてもいいだろうか?」
( 68 ) 2018/12/31(月) 13:20:17
>>アイザック
「お、さっきの兄ちゃん。
…………大丈夫だったか?
っと、こんな時だが、自己紹介がまだだったな。俺はシュウジ。今そこの綺麗な顔した兄ちゃん──ギルバートが、犯人を探そうって言ってるとこだよ」
( 69 ) 2018/12/31(月) 13:21:55
ヒューズは、空飛ぶ猫は、尻尾を小刻みに震わせている。
( A33 ) 2018/12/31(月) 13:22:17
( A34 ) 2018/12/31(月) 13:23:58
猫くんにつられて視線をやると、そこにはボイスレコーダーがあった。
彼の口ぶりから、ノエルが用意してくれたものだと理解する。
>>ノエル
「ノエルさん。先ほどは大丈夫でしたか?」
遺体の安置を行なってからお手洗いに直行していたので、周囲を気遣う暇もなかったのだがーー彼女は大丈夫だっただろうか。
「このレコーダー、貴女が用意してくださったんですよね。ええと、何に使うのでしょう。」
( 70 ) 2018/12/31(月) 13:26:48
>>68 ヒューズ
「あ、そうよね
流石に文字は書けないものね……いいと思う
どうしても筆記が必要なら言って、代筆するから
……猫ちゃん、大丈夫?
落っこちた時……は着地出来るか」
猫ちゃんは運動神経いいものね、と付け加え。
( 71 ) 2018/12/31(月) 13:26:59
>>69 シュウジ
「あ、先ほどの。……ええ、彼を無事に運び終えたら変に我に返ってしまってーー挨拶もなしに急にいなくなってすみませんでした。それから、手伝ってくれてありがとう。」
「シュウジさんですね。私はアイザックです。……そう、ギルバートさんが。犯人探しは構わないのですが……皆さん、屋敷の主の言う通りにするつもりなんでしょうか。」
( 72 ) 2018/12/31(月) 13:30:21
修道士 アイザックは、亡霊 ░▓▒▓が喜んでくれていたようなので、またクッキーをお供えした。
( A35 ) 2018/12/31(月) 13:32:13
>>70 アイザック
「……アイザックさん」
彼の姿が見当たらないなと思った。
優しい人なので、ショックを受けてなければいいのだけど、と思っていたがどことなく優れない顔色に思わず不安が滲み出る。
「……私は、平気です
……こんな時に言うのも何ですが、リオさんの事、ありがとうございました
私、なんにも出来なくて……アイザックさんは休まれなくて大丈夫ですか?」
彼がボイスレコーダーに目を落とすのを見て、説明をする。
「どなたかから聞いているかもしれませんが、リオさんを殺害した犯人探しに役立つかなって
…………それと」
ここで急に声を潜め、アイザックの耳元で話す。
「……レヴィンさんが怪しい、って言ってる人もいるんですけど、彼に従うふりをしておいた方が、って思います」
あの小瓶の持ち主ですし、今の私達では適わないのかと、と言いながらレヴィンを気にした。
( 73 ) 2018/12/31(月) 13:42:45
>>72 アイザック
「いや。慣れてないやつがあんなの見たら、そりゃああなるよな。
こちらこそ、アンタが声掛けてくれなかったらボーッとして見ちまってたかもしれねえ。助かったぜ。
おう、アイザック。
…………ああ。俺もそれ、疑問だったんだよ」
アイザックに顔を近づけ、俺は声を潜めた。
「この中に犯人がいる確証なんてない。力を合わせて、あいつをどうにかしてここから出た方が、よっぽどいい。──人の命を奪って叶えた望みに価値なんて無い」
( 74 ) 2018/12/31(月) 13:47:47
ヒューズは、 ░▓▒▓の手から逃れ、にゃんぱらりと着地を決めた。
( A36 ) 2018/12/31(月) 13:52:53
「……」
/*
言い表せない嘔吐感。
自分の許容を超える情報量。
人の死が、騒ぐ衆が、主の言葉が、全部が全部エーリカの心を襲う。
頭痛と、視界の瞬きと、手先が痺れて動かなくなる感じ。
この屋敷を覆う雰囲気全てが、エーリカを飲み込んでいた。
*/
「っ、うう……。
はん、にん……? いるの……?」
( 75 ) 2018/12/31(月) 13:54:18
館の主 レヴィンは、退屈そうに、話し合う様子を眺めている。
( A37 ) 2018/12/31(月) 13:54:43
記者 ノエルは、ヒューズに感嘆の声を漏らし、拍手を送る。
( A38 ) 2018/12/31(月) 13:55:57
>>リコッタ
「時に同胞よ。体調は大丈夫か?顔色が優れないようだが」
「にゃぅ、にゃー?(あまり大声で言いにくいことがあるのであれば、内緒話には付き合わなくはないぞ?)」
( 76 ) 2018/12/31(月) 13:56:22
/*
ふら、ふら、と熱に浮かされたようにどこかの管巻きへ近づいて行く。
*/
>> アイザック ノエル
「同感、です。
きっと、自分で誰かを殺すような、そんな人間ではありませんね。あのご主人は。
……いえ、人間かも、分かりませんが」
( 77 ) 2018/12/31(月) 13:58:24
アイザックとひそひそ話していると、後ろから話しかけられ(>>77)、驚き近くにいた人の腕に反射的にしがみつく。
しがみついた瞬間、すっと冷静になり、思わず顔を上げるとシュウジの顔があり、驚いて後ろに飛び退く。
>>シュウジ
「……わわっ!ごめんなさい!
驚いちゃって私……!」
ぺこぺこと何度も頭を下げる。
その顔はほんのりと赤い。
( 78 ) 2018/12/31(月) 14:05:07
>>73 ノエル
「いえ。神に仕える者として、当然のことをしたまでです。……私は大丈夫ですよ。こんな時だからこそ、誰かひとりでも毅然としていなければなりませんから。」
僕の強がりなどお見通しかもしれないが、僕にも男としての意地がある。
だからできるだけ笑顔を崩さぬようにして、穏やかに答えた。彼女が少しでも安心してくれればいいと思いながら。
「犯人探しにーー確かに皆さんの発言を聞き返すことができれば、手がかりが掴みやすくなりますね。………」
彼女が耳元で囁くのに、そっと耳を傾ける。
確かにあの忌まわしき小瓶の持ち主に、僕たちが束になってかかっても敵わないだろうことは分かる。
けれど従うふりをして、それからどうすればいいのだろう。
レヴィン・メルゼブルクの言いなりになるというのも、なんだか癪だった。
( 79 ) 2018/12/31(月) 14:11:40
>>78 ノエル
腕を引かれる感覚がした。
俺は目を軽く開いてそちらを見た。
「ん? ああ、いや」
おとなしそうな女性だ。そう、昨日話を聞いていた気がする。記憶を辿る。
「こんな時じゃ、不安に思うよな。丸太かなんかだと思ってしがみついててくれて構わないぜ!」
( 80 ) 2018/12/31(月) 14:24:27
>>74 シュウジ
「………」
ーー人の命を奪って叶えた望みに価値はない。
本当にその通りだ。
他者に痛みを与えて踏みにじってきた血を憎んで、僕はここまで願いを叶えにきた。それを、願望成就のために人の命を奪っていたら、本末転倒じゃないか。
「……私もそう思います。ミスター・メルゼブルクに力は及びませんが、屋敷から逃げ出すことを目的とするなら、どうにかなるかも知れません。」
けれど、僕に囁く声はいう。
ーー命を懸けられるなんて嘘だったんだ。
「……。犯人探しをしながら、皆さんで協力してここから出る手立ても考えましょう。」
( 81 ) 2018/12/31(月) 14:26:56
>>79 アイザック
毅然とした振る舞いの彼に、これ以上心配するのは無粋な気がして、柔和な笑みを浮かべる。
「………そうですか?
けど、辛くなったら無理せず休まれてくださいね」
レヴィンはこちら以外を退屈そうに見ている気がしたので、声を潜めたままに言葉を続ける。
「はい……彼は人の欲を見たがるように思えたので争ったり、犯人と思しき人を拘束より処刑という名目で殺そうとしたりとか、あまりしない方がいいのかなと……適度に従いつつ反発出来るところはした方が、と」
( 82 ) 2018/12/31(月) 14:27:16
ヒューズは、メモを貼った。
( A39 ) 2018/12/31(月) 14:28:19
突然慌てふためきだしたノエルさんを見て、僕はくすくすと笑う。
>>77 エーリカ
「……エーリカさんは、ミスター・メルゼブルクの提案についてどうお考えですか?」
( 83 ) 2018/12/31(月) 14:30:57
色々と悩んでいるようだが、私としては君達が小瓶を満たすつもりが無くても構わないよ。
それならば、君達が死ぬまで待てばいいのだからね。私は待つのは慣れているんだ。10年でも20年でも待つさ。
ああ、あの死体については私では無いとは言っておこうか。君達の中に確実にいるよ。欲深い人間がね。
( 84 ) 2018/12/31(月) 14:31:04
>>80 シュウジ
深緑の瞳がこちらを見、驚いたような表情を浮かべている。
瞳の色は違うが東洋の出だろうか、そんな事を頭の片隅で思いながら、下げた頭を申し訳なさそうにゆっくりと上げる。
「……お気遣い、ありがとうございます
まだ、私が誰かも分からないのに、優しいんですね
あ、私は、ノエルです
お名前を聞いても?」
親切な人に対して思わず辛辣な事を言ってしまった気がして、慌てながら穏やかな笑みを浮かべて自己紹介をした。
( 85 ) 2018/12/31(月) 14:31:52
記者 ノエルは、修道士 アイザックに笑われたのを見て、かあと顔が赤くなる。
( A40 ) 2018/12/31(月) 14:32:47
>>76 ヒューズ
「……ありがとにゃ。」
彼の気遣いが嬉しかった。
ただ今はその肉塊について考えることを避けたかった。
「そんなことよりにゃ、なんだかきな臭い流れになってきたみたいにゃ。あのモデルの男には気をつけるにゃ。」
( 86 ) 2018/12/31(月) 14:33:47
>>77 エーリカ
赤い顔を手でパタパタ仰いで冷ましながら、急に話しかけてきた声の持ち主に向き直る。
「………えっと?失礼ながらここのメイドさんじゃないのに、何でメイド服なんですか?
それに、ご主人って……レヴィンさんと面識があるのですか?」
( 87 ) 2018/12/31(月) 14:35:09
「これでよし、と」
ボイスレコーダーに吹き込まれた自分の声を聴いていると、まるで自分が本当に人間になったかのように思える。
>>ノエル アイザック シュウジ
「ところで何の話をしているんだい?もしよければ私も混ぜてくれやしないか。三人寄れば、というだろう?」
( 88 ) 2018/12/31(月) 14:35:59
>>88 ヒューズ
「猫ちゃ……じゃない、ヒューズ、さん」
さっき、ヒューズと名乗っていたなと言い直す。
「私はいいですよ
お二方はいいですか?」
( 89 ) 2018/12/31(月) 14:40:15
記者 ノエルは、アイザックとシュウジを見て、返事を待つ。
( A41 ) 2018/12/31(月) 14:40:40
>>86 リコッタ
「モデルの男に?何かされたのかい?」
( 90 ) 2018/12/31(月) 14:41:22
>>83 アイザック
「……どう思うか、ですか?
それはもう、非常に悪趣味で、残虐非道で、悪魔めいてると、思いますよ。
そしてきっと、ご主人の言う通りに、欲深いのがいらっしゃるのでしょう。
幽霊でさえ逃げ出せないのなら……【殺しあって、生き残って、願いを叶えるしか、ないのでは】ありませんか?」
/*
おそらく、言うことに純粋な偽りはないのだ。
待っていても、他の道を探ろうとしても、死ぬだけなのだろう。それをあの主人は、つまらないと言って待つのみ。
それこそ、私もここの人たちも、不本意だろう。
*/
( 91 ) 2018/12/31(月) 14:44:01
>>88 ヒューズ
「あ、ヒューズさんというお名前がありましたか。白猫くんだなんて今まで呼んでいてすみませんでした。」
ノエルが彼をヒューズという名で呼ぶのを聞いて、目をぱちぱち瞬かせてから眉を下げて笑った。
「もちろん構いませんよ。といっても、これからどうするか、という漠然とした話だったんですが……」
僕は二人と交わしていた会話と、小瓶を満たすことへの僕自身の抵抗についてヒューズさんに話した。
( 92 ) 2018/12/31(月) 14:48:28
>>87 ノエル
「こんにちは。急に……お話をすみません。耳がいいんです。ふふ、ふ。
メイド服なのは、分かりません。
ご主人は、『ご主人』でしょう? 館の主ですから、ご主人です。私は彼とは初めてお会いしました」
/*
途切れ途切れに歯切れも悪く応える。
息も絶え絶えと言った感じだろう。
*/
( 93 ) 2018/12/31(月) 14:48:57
フロイライン アウローラは、ソファにもたれてうたた寝をしている。
( A42 ) 2018/12/31(月) 14:49:48
>>81 アイザック
俺はほ、と息を吐いた。
「ああ、良かった。全員が全員犯人を見つけることばかりに気が取られやしないか、少し不安だったんだ」
それでも、犯人探しをするのは違いない。そうしなければ、自分が殺されるからだ。無理もない。
俺だって、まだ死にたくなかった。
死んだら、願いが叶うことは永遠にない。
>>85 ノエル
棘のある言葉に俺は首を傾げて笑みを浮かべた。
「……そりゃ、かわいい女の子が助けを求めてきて、悪い気がする男はいねえよ」
冗談めかして告げて頭をがしがしと掻いた。
「俺はシュウジだ! シュウジ・ミドウ」
( 94 ) 2018/12/31(月) 14:57:40
>>77 エーリカ
「ですよね、私、小声で話したのに……そうなんですか?
もしかして、自分がどこの誰かもわからない感じで?
昨日は、家族を望まれてましたが
なるほど、メイド服でそう言うのでてっきり顔見知りかと……失礼しました」
どこか不思議な雰囲気を纏っている彼女につい、疑問ばかり投げかけてしまう。
( 95 ) 2018/12/31(月) 14:58:43
記者 ノエルは、小走りでどこからか毛布を持ってくる。
( A43 ) 2018/12/31(月) 14:59:03
記者 ノエルは、フロイライン アウローラを起こさないように毛布をかけた。
( A44 ) 2018/12/31(月) 14:59:29
>>88 ヒューズ
「んお? おお、猫の旦那」
と言った後で、俺はわずかに顔を顰めた。猫の、というのはまずかっただろうか。
まず思ったことを口にして、昨日も少年から痛い忠告を受けたばかりだった。
「もちろん構わないぜ。俺はシュウジ。四人になるな!
……アンタのことは、なんて呼べばいいんだったか」
( 96 ) 2018/12/31(月) 15:00:44
>>94 シュウジ
可愛い、と言われてぽかんとするが、照れ隠しのように口元を隠しながら微笑む。
「……あはっ、お上手な事で
褒めても何も……あ」
ポケットを探すと、いつも気を落ち着かせる時に舐めているミント味の飴が出てくる。
透明なフィルムに包まれた飴をシュウジの手に握らせた。
「これ!あげます
先程の……お礼、と呼ぶのにはおかしいですけど
シュウジ・ミドウさん……ファミリーネームだとよそよそしいので、名前でお呼びしても?」
にっと笑いかける。
( 97 ) 2018/12/31(月) 15:10:15
記者 ノエルは、運転手 シュウジの手を優しく掴んで、ミント味の飴を握らせた。
( A45 ) 2018/12/31(月) 15:11:00
語り部 ガランは、館の主 レヴィンに「ほら、今日の分ですよ?どんな風に飲ませて差し上げるのがお好みでしょうか」
( A46 ) 2018/12/31(月) 15:24:19
館の主 レヴィンは、語り部 ガランに「おや、ありがとう。愛しい人」と頬に口付けた。
( A47 ) 2018/12/31(月) 15:27:44
>>アイザック ノエル シュウジ
「あっはっは、そもヒューズ以外の名も色々あってな。好きな呼び名で呼んでくれて構わんよ。それに猫扱いされるのにも慣れたものだ。猫だもの」
[ヒューズは自分の冗句にくっくっくと喉を鳴らして笑う]
>>92 アイザック
「ふむ。確かに"命を懸けるほどの願い"といえど、おおよそ懸けるのは自分の命だものなぁ。だが問題はおおよそ大抵の人間にとっては他人の命は自分の命より軽く、更に犯人は君のいう忌避感を毛ほども持ち合わせていないことだろう」
>>アイザック ノエル シュウジ
「して、どうする。昼寝スポット探しついでに脱出口を探るかい?西日の差すところの探索ならお付き合いするよ」
( 98 ) 2018/12/31(月) 15:31:24
>>98 ヒューズ
「君達、団体行動するなら、屋敷にトリックらしい跡がないかも確認してくれないかな。それだけいれば、隠滅に気づかないってこともないだろ?
僕は死体の様子を見たいと思っているけど、誰か一緒に来てくれるひとはいる?下手に単独行動して、犯人に仕立てあげられたら堪らないからね」
( 99 ) 2018/12/31(月) 15:42:05
>>36 レヴィン
あなたへの、愛…………!!!!
一晩では足りない。
千夜語り尽くしましょう。それでもきっと足りない。
私もまた、あなたをずっと探し求めていたのだから。
ここに巡り会えた幸せだけで、何度でも私は地獄を渡りましょう。
……いえ、巡り会えたのに別れの話など、無粋だ。
( 100 ) 2018/12/31(月) 15:42:50
語り部 ガランは、館の主 レヴィンに、くすぐったそうに笑うと耳に唇を落とした
( A48 ) 2018/12/31(月) 15:43:55
>>91 エーリカ
「……。そうですか。」
頭のどこかでは理解していても、僕の心がそれを引き止める。
ーー類は友を呼ぶ。
レヴィン・メルゼブルクを生涯の友とし、家族とした高祖父は、この状況を見たら何というだろう。
きっと、あの男を肯定し、欲に忠実に生きよと謳ったのだろう。
顔を見たこともない先祖のことを考えて、吐き気がした。
( 101 ) 2018/12/31(月) 16:11:15
>>98 ヒューズ
「毛ほども……。ミスター・メルゼブルクのゲームと称する提案に抵抗なく乗る者は、少し注視した方がいいかも知れませんね。」
この中に確実に犯人がいるというあの男の言葉が、今更ながら脳裏に焼きついた。
こうして言葉を交わす者の中に、他者の命を踏み躙ってでも己が願いを叶えようとする者がいるかも知れないのだ。
そこで、ギルバートさんに声をかけられる。
>>ギルバート
「……トリック、ですか。分かりました、犯人探しの手がかりがないかも注意しながら探索してきますね。」
( 102 ) 2018/12/31(月) 16:11:28
>>100 ガラン
そうさ、愛しい人。私が君を愛して、君が私を求める限り、『家族』の絆が消えることは無い。
君が求めるものは全て、与えてあげよう。
( 103 ) 2018/12/31(月) 16:32:10
>>37ギルバート
「やあやあ、勇敢な君、面白い提案をするねぇただ、それは皆で協力する事を強要するのかい?」
深呼吸のち、皆に話しかける長髪の男に話しかけた。
正直、自分一人でも犯人探しはできる。というかこの提案を持ちかけたあの男が怪しいという気配すら感じている。犯人は一番溶け込もうと努力するのだから。
そもそも、だ
この状況を幽霊であれあの小瓶の持ち主が楽しむと思っているこの反社会的人格者は正直ヤバい。関わりたくない。
今まで相手して来ているどの相手よりも、生身の人間のこの発想ほど恐ろしいものはないのだ。
確かに?あの喋る猫も充分怪しい。喋る幽霊も正直怪しい。人を殺める手段が明確でない以上、あのモノ達でも殺せるのだから。
それよりも、統率をはかろうとし、牛耳ろうと動くヤツのほうが経験上怪しいと踏んでいるのだ。
( 104 ) 2018/12/31(月) 17:12:10
>>104 トッド
「やあ、こんにちは。僕はギルバートだよ。君は……ごめん、誰だっけ?」
「そうだね、僕は協力してやりたかったけれど、前向きに協力してくれるひとはそんなに居ないのかな。それならそれで構わないよ。僕はリーダーでもなんでもないから今日初めて会った人たちに強制させる権利は無いし。命惜しさに小瓶を争う気が無いなら、好都合だし」
「あとは、そうだな。僕がこの提案をしなかったら、君たちがどうしていたのか、または反対するひとは今後どうするつもりなのかは気になるよね」
嘲笑とも取れるような笑みをこぼす。
( 105 ) 2018/12/31(月) 17:35:08
>>105ギルバート
うわ、こいつの笑い方キモッ
「ギルバート君か。僕はトッドさ、まぁ知らなくて当然だよね?名乗ってないんだもん」
「逆に聞くけどさ?小瓶手に入れられるの1人なんでしょ?なのに協力したいって矛盾してない?協力しないからって小瓶を争う権利が剥奪されることなんて無いよね?」
気持ち悪い笑みを真似る。ま、口元が見えるかどうかは定かではない。
余計に犯人ではないかという仮説が正しいとさえ思えてきた。
アンと「ねー?」と向かい合わせになった後、再びギルバートに話しかけた
「どーもこうも、ギルバート君が提案せずとも犯人は探したかな。イレギュラーが起きてるしね。ああ、これはこっちの話、気にしないで?」
( 106 ) 2018/12/31(月) 17:50:46
>>97 ノエル
「こりゃあ、飴かい?」
柔らかい手のひらが離れ、飴玉が一つ。
美しい緑を光に透かしてから、彼女に笑い返した。
「ありがとな、ノエル!
もちろんだぜ、俺のことはシュウジって呼んでくれ!
どうも故郷には親戚連中溢れてるから、ミドウって言われると俺も呼ばれてる気があんまりしねえんだよな」
包を開けて、口に含む。
爽やかな香りが、鼻を抜けた。
( 107 ) 2018/12/31(月) 17:55:16
「そもそもにゃ……」
ふとあまり触れられていない事実に気がつく。
>>5 レヴィン
「なんでライに瓶を渡したにゃ?なにか理由があるにゃ?」
もしかして欲望を満たした人だから選ばれたのでは……と訝しむ。
( 108 ) 2018/12/31(月) 18:08:13
「……ん」
重い瞼をこすり持ち上げる。いつの間にか長い時間眠っていたみたいだった。
本来ならば依然として危機感の漂う状況のただ中で眠ることなど無いのだが、無自覚に疲れていたのかもしれない。
「?」
もそりと動くと身体に掛けられていた毛布が落ちた。拾い上げ確認するもそれに見覚えは無かった。
誰かが掛けてくれた、という結論に辿り着くのはそう難しくなく、アウローラは毛布を小さく畳みソファから立ち上がった。
( 109 ) 2018/12/31(月) 18:10:10
ギルバートさんにされた頼みごとを頭の隅に置いて、屋敷内を調べようと思っていた矢先、彼とトッドと名乗る人が口論を始めた。
「ま、まあまあ……お二人とも。」
そう宥めかけたところで、口を噤んで眉を下げる。
僕には決断が出来なかった。
他者を殺してまで得る願望に価値はないというシュウジさんの考えには賛同できたし、そもそも僕はこんな悍ましいやり方で願いを叶えたいと思えなかったから。
けれど、このままでは願いを叶えることはおろか、本当に死ぬまでここに閉じ込められることになる。
そうしたら、レティシアはどうなるのだろう。
何年も何十年も、戻らぬ僕の帰りを独りで待ち続けるのだろうか。
( 110 ) 2018/12/31(月) 18:18:55
この優しさは知っている。寝ている人間に毛布を掛ける。シンプルでも愛情の深さを理解出来る行為。父や母がよく行うし、お返しに同じことをすれば優しい子と褒められた。
分かりやすい、心の表れ。
……アイザックさんかノエルさん、かしら?
ぼんやりと考えた。
お礼をしなくては、とも。
( 111 ) 2018/12/31(月) 18:23:36
フロイライン アウローラは、キッチンへと向かった。
( A49 ) 2018/12/31(月) 18:25:36
「……欲深い願いを持つもの、ただ一人で願いを叶えようとするもの、愛の呪いをかけるもの。」
さきほどあの男が口にした言葉を反芻する。
>>レヴィン
顔を見るのも嫌だったけれど、僕はふと気になったことをぶつけた。
「ミスター・メルゼブルク。……貴方の子供たちが力を貸してくださるーーそう仰っていましたが、その力について具体的に教えていただけませんか?」
( 112 ) 2018/12/31(月) 18:28:39
キッチンに一人立ち、食材を選び、洗い、包丁を入れる。
母が昔そうしていたように、同じ所作で料理を作る。
「……〜♪」
意識せず、鼻歌が漏れる。
これもいつの間にか身体に染み付いていた母の真似であった。
ガレットにブルスト、スープとケーキを。
無表情で作っていった。
( 113 ) 2018/12/31(月) 18:45:10
>>110アイザック
「ん?ああ、これはこれは一番槍の君。後で話すと言ってはいたが、それがこのタイミングなのかい?」
ん?と首をかしげる
間に入ってきた男は、先日つまらない話、もとい身の上話を始めた男だった。物腰の柔らかいその温和な雰囲気は、正直ヤバい。裏で何をしているかわからない上に、隠し持つ刃は大抵鋭いのだ。面倒ごとじゃない場で出会いたかったなぁと思う
「ほお、そんな事をメルゼブルクさんは言っていたのか、それは是非ともお聞かせ願いたいものだねぇ?」
あの幽霊に向けた言葉は、興味深い上に推理に役立つものだ。興味の対象はギルバートではなくレヴィンの言う力を貸してくれる、という言葉に移っていった
( 114 ) 2018/12/31(月) 18:56:40
>>113 アウローラ
あっ……その、こんばんは……
小腹がすいたから覗いただけで。
すみません、お邪魔するつもりじゃなかったんだけど。
とっても手際がいいけど、もともとお料理するお仕事だったの?
( 115 ) 2018/12/31(月) 18:59:30
>>60 ░▓▒▓
…………あー、うん。
食べることはできてるけど、ちゃんと食べられてるかって言われたらノーだね。
/*
ぼろぼろと落ちるクッキーの欠片を苦々しく見つめる。
*/
あんまり汚すと、ヤバい主人の気を損ねるかもしれないよ?
まあでも、食べられて良かったね、Mr.ゴースト。
( 116 ) 2018/12/31(月) 19:05:40
ーー
「…どこだここ」
見知らぬ洋館でメモを取る体勢の自分に疑問を抱く。
律儀にメモを取る習慣もないはずなのになぜこんなことをしているのかわからなかった。
そして日付を見て驚愕した。
「XXX8年?なんだこれ。今はXXX3年だろ」
メモ帳を遡っていくとそこには自分の字で今に至るまでの経緯が細かく書かれていた。
集中して読もうとするが頭痛がしてきたので休み休み現状を理解する。
「あー…そういうこと」
願いの小瓶とやらを手の中で転がす。
( 117 ) 2018/12/31(月) 19:08:32
メモに書かれていた内容を思い返す。
自分は1年前事故に遭い重体になったらしい。
右足のズボンを捲るとメモの通りいくつもの手術痕が見えた。
皮膚移植した部分は茶色く変色し、筋肉が抉られた部分は凹んでいる。
そして強く頭を打ち付けたせいで記憶障害のようなものが残っているらしい。
事故に遭ってからの出来事は一定時間経つと忘れてしまう。
最初は数分置きに現状を質問していたようだ。
最近は長くなり数時間や1日保つこともあるらしい。
更にはここ5年の記憶が飛んでいるときた。
自分のことなのに自分の知らない時がある。
その事実に毎回恐怖する。
( 118 ) 2018/12/31(月) 19:08:38
>>108 リコッタ
何となくさ。皆、私を楽しませることが出来なかった『友人』に変わりはないからね。
( 119 ) 2018/12/31(月) 19:08:43
それからメモ帳を用意した。
また忘れた時に思い出せなくても困らないように。
集中した読み書きは頭痛を伴ったが無視をする。
既にメモ帳は20冊を超えているようだが普段は1冊しかもっていない。
メモ帳の最初のページには毎回これまでの簡単な経緯が書かれていた。
そしてどこかの俺は絶望した。
覚えられないこれからを生きていく意味はあるのかと。
そんな時に聞きつけたのがこの洋館と願いの小瓶の噂だった。
( 120 ) 2018/12/31(月) 19:08:51
>>115ミト
「あら、こんばんは! お邪魔だなんてとんでもないです。
こんな状況でも皆さんお腹は空きますもんね」
唐突に現れた青年の言葉に答える。にこりと笑いかけた。
「いいえ、これは母が教えてくれた料理で。他のものだとこうはいきませんよ」
「もう出来ますから少しお待ちくださいね、ふふ」
( 121 ) 2018/12/31(月) 19:14:13
>>63 ギル
……ふぅん。
意外、殺すしかないだろって言うかと思ってた。
あの何処かの国の、王子様が……死んだときは悪い魔法みたいだったしさ。
( 122 ) 2018/12/31(月) 19:16:25
>>106 トッド
「あは。君、ひとりで全部するつもりなんだ。そりゃあ、ずいぶん強い力があるんだね。恐れ入ったよ。
この大人数の中、たった一人で犯人を見つけたところでどうするの?協力者がいなければ、どうするつもり?闇討でもするのかなあ。
最初から最後まで協力しよう、なんて誰も言っていないさ。僕はただ、命の危険があるうちは、協力して怪しいヤツを減らした方が、互いにとって利になるし合理的だと思ったから呼びかけただけ。
この場で単独行動をとる方が、何か、見られたくないことでもあるのかなあと思うけれど?」
多少苛つきながら、そう言い返すと、アイザックが仲裁に来た。
>>アイザック
「……すまない。ちょっとムキになった。これでも、必死なんだよ、僕も」
( 123 ) 2018/12/31(月) 19:21:39
「ただいま皆の衆。ネズミ一匹居ない清潔な館だったよ。あと西の廊下に日当たり良好な場所を発見した」
ネズミ一匹居ないと言えば聞こえはいいが。生気というものを感じないと言った方が正確かもしれない。
「逆に言うとネズミ一匹出る隙間もなかったがね」
( 124 ) 2018/12/31(月) 19:21:50
モデル ギルバートは、ヒューズに「おかえり猫さん」
( A50 ) 2018/12/31(月) 19:23:14
修道士 アイザックは、ヒューズに「探索を任せてしまってすみません。おかえりなさい」
( A51 ) 2018/12/31(月) 19:25:21
昨日ライが使っていたものであろうワゴンに出来上がった料理を乗せる。取り皿にスプーンフォーク、その他諸々も積み込み運び出した。
( 125 ) 2018/12/31(月) 19:28:17
>>ALL
「失礼します。
皆さん、お腹は空かれてませんか? 私の作ったものでよければですが、召し上がってくださいな」
ワゴンをテーブルの横につけ、料理を広げた。
「ああ、誓って毒などありませんのでそこはご安心ください」
( 126 ) 2018/12/31(月) 19:31:00
フロイライン アウローラは、「食欲の無い方もいるかもしれませんが...…」と苦笑いする
( A52 ) 2018/12/31(月) 19:31:46
旅人 ミトは、ありがとう!お言葉に甘えて、いただくことにするね。
( A53 ) 2018/12/31(月) 19:36:44
修道士 アイザックは、フロイライン アウローラに礼を言った。「あとでいただきますね」
( A54 ) 2018/12/31(月) 19:37:50
運転手 シュウジは、なんか美味そうな匂いがするな。
( A55 ) 2018/12/31(月) 19:38:02
ギルバートを見ながら口を開く。
「犯人探しって意味では俺はあの綺麗な顔の兄ちゃんに賛成するわ。
まあ【俺は犯人を探すのに役に立てる力なんてねーけど】
あと言っとかなきゃいけねーんだけど、俺あんま覚えてられねーんだ。
事故の後遺症で記憶が飛ぶようになったらしい。
なるべくメモを取ってるが足りねーところがあったらサポートしてくれると助かる」
苦笑いしながら頭をがしがしと掻く。
( 127 ) 2018/12/31(月) 19:38:34
>>107 シュウジ
「ええ、そうです
眠気覚ましとかにたまに食べてて
わかりました、お言葉に甘えて、シュウジさんって呼びます」
飴に関しては、甘い物が好きな自分でも食べやすいように辛味を抑えた爽やかな味だ。
口に投げ込む彼を見て、嫌な表情を浮かべたりしていないか見ていたが、大丈夫そうで安堵する。
( 128 ) 2018/12/31(月) 19:48:36
記者 ノエルは、フロイライン アウローラに「わあ……!ありがとうございます」とお礼を言う。
( A56 ) 2018/12/31(月) 19:49:12
記者 ノエルは、ヒューズさん、探索ありがとうございますとお辞儀をした。
( A57 ) 2018/12/31(月) 19:50:29
>>ギルバート
「……あの、遺体を見に行くなら、私がご一緒します
やっと、現実を受け止める覚悟が出来たので」
ギルバートがそう言ってから考えていたが、何も出来ないより、自分に出来る事をしようとようやく覚悟を決める事が出来たからだ。
( 129 ) 2018/12/31(月) 19:52:49
>>128ノエル
「ああ、ノエルさん。
いえいえ、お礼のつもりで作らせてもらいましたので遠慮なく!
デザートもあるんですよ、モーンシュニッテと言います。ケシの実が入っている、ちょっと変わった食感のケーキです」
アイザックもノエルも、確か甘いものが好きだったと思う。
ケシの実が普通の屋敷に常備してあるのか、と始めは考えたがどうにも心配は無用だったようだ。使おうと思った食材が自然とキッチンから見つかり、何も問題無く作ることが出来た。それ自体が不自然なことではあるが、今は有り難く使わせてもらった。
( 130 ) 2018/12/31(月) 19:57:47
>>112 アイザック
ふふ、やる気になってくれたかい。
それなら、私から『ヒント』として教えてあげようか。
( 131 ) 2018/12/31(月) 19:58:40
館の主は話し始めます。
昔起こった、事件にならって村陣営、狼陣営、狐陣営、恋陣営。その4つに分類する、後ろに行くほど、その力は強くなる、と。
恋陣営。愛を与えられ、会いに呪われる者達。その力の源はかつての隠し子、シメオン。
どちらかが死ねば後を追う運命を背負う変わりに、二人で生き残れば、誰よりも強い力を手に入れるのだと。─愛は何よりも、強い。そういうことだ。
狐陣営。幸福な王国を望む孤独な王。その力の源はかつての娘、ユリア。
会いに行くために、夜の力を与えられ狼陣営の使う死の呪いを防ぐ。が、その力は暴かれてはならない。暴かれてしまった時が、命の終わる時。その姿から、ハムスター人間または狐、と呼ばれる。
( #0 ) 2018/12/31(月) 19:59:21
モデル ギルバートは、フロイライン アウローラに、「僕も1口いただこうかな。お腹すいてきたね」
( A58 ) 2018/12/31(月) 20:00:19
狼陣営。最も欲深い者達。その力の源はかつての息子であるネモ。
ネモに二面性があったように、この陣営の力は大きくわけて、2種類。死の呪いをかける力を行使出来る狼。彼らに協力する狂人。
狼は全てを知りたいという想いが強く出た、智狼。望む姿、地位になりたいという想いが強く出た、憑狼。
狂人は皆の上に立ち、従えたいという想いが強く出たC国狂人。そして、犯人を知りながら好機が来るのを待つという想いが強く出た、狂信者。
( #1 ) 2018/12/31(月) 20:00:19
最後に村陣営。歪んだ望みの力を与えられなかったものに僅かに宿った力。その力の源はかつてのペット、シャルロッテ。
死の呪いをかける力を持つものを暴き、夜の力を溶かす、占い師。
死した者に死の呪いをかける力があったかを確かめられる、霊能者。
今まで死した者の恨み言を全て背負う、公証人。
自分以外を死の呪いから守れる、狩人。と、そう思い込んでいる闇狩人。
( #2 ) 2018/12/31(月) 20:00:40
ここに残っている『友人』は15人。その中に
占い師が1人。
霊能者が2人。
公証人が1人。
狩人が2人。
闇狩人が2人。
智狼が2人。
憑狼が1人。
C国狂人が1人。
狂信者が1人。
狐が1人。
求婚者が1人。
いるという。
( #3 ) 2018/12/31(月) 20:00:57
誰にどんな力が与えられた、全てを把握している訳では無いけどね。
君達が生き残るためには、狼陣営を殺せばいい。だが、それでは《願いの小瓶》を手にすることは出来ないかもしれない、そういうことさ。
( 132 ) 2018/12/31(月) 20:02:44
ヒューズは、フロイライン アウローラに、その毒は疑ってないのだが。玉ねぎとニンニクだけ避けて頂ければありがたい。
( A59 ) 2018/12/31(月) 20:03:18
それでも、ここは私の屋敷だからね。
君達の心の中までは分からないが、それ以外ならある程度把握しているよ。
狼陣営を操ろうとしている者の声や、愛の呪いをかけられた者の囁きなんかはね。
ああ、それから『誰を殺したいと思っている』ぐらいは分かるよ。…口では綺麗事を言っていても、実際は他人を小瓶に捧げて、自分の願いを叶えたいと思っている者もいる、ということさ。
( 133 ) 2018/12/31(月) 20:09:26
フロイライン アウローラは、ヒューズに「あら……ではガレットは避けましょう、ブルストなら大丈夫ですよ!思い至らずすみません」
( A60 ) 2018/12/31(月) 20:09:30
フロイライン アウローラは、館の主 レヴィンの言葉にふむ、と声を漏らした。
( A61 ) 2018/12/31(月) 20:10:45
>>130 アウローラ
「お礼……?
……デザートまで、アウローラさんお料理、上手なんですね!
ケーキ、私、甘い物が好きで……本当に、ありがとうございます」
お礼についてはよく分からず、首を傾げたが料理に目を移すとそこには美味しそうなものばかりが並んでいる。
何から食べようか吟味する。
( 134 ) 2018/12/31(月) 20:15:03
記者 ノエルは、館の主 レヴィンの話を緊張感溢れる表情で聞いていた。
( A62 ) 2018/12/31(月) 20:15:33
ありとあらゆる力が【午前2時】に行使されるからね。
その時までに【誰を殺したいか、強く思ってくれれば、その人物を私が責任持って殺そう】。これだけの人数がいるからね、意見が割れた場合は多数決となるが。
( 135 ) 2018/12/31(月) 20:17:48
「……は? 多数決で殺す?」
匂いにつられていた顔を引き攣らせる。
「おいおいおい」
>>レヴィン
「そりゃ、強制参加なのか?」
多少のあくどいことは覚悟していても。彼のために殺しをする。それを彼が良しとしないだろうなんて、分かりきっている。
( 136 ) 2018/12/31(月) 20:30:05
>>136 シュウジ
ああ、君も私を楽しませてくれるのだろう?
どうしても、選べないというのなら【君が皆に自分を殺してくれ】と頼めばいいさ。
殺人鬼がいるのに誰も殺せない、なんていう人間。皆も怪しく見て殺してくれるだろうね。
ああ、安心してくれ。そんな逃げる姿勢の魂でもこの屋敷に辿り着いた時点で小瓶に詰める価値のある魂であることは確定している。
( 137 ) 2018/12/31(月) 20:37:42
( A63 ) 2018/12/31(月) 20:45:09
>>レヴィン
「逃げる姿勢も何も、あの行き止まりのようなもの、逃げる者が居るだろうという想定の元で作ったのだろう?大抵の人間は人を殺す覚悟無しで一生を終えるものだ」
「私も、この生ではそうありたかったのだが」
「主人よ。その話に嘘はないのだろうな?」
一応、聞いては見る。人間を見る目は少しばかりはあるつもりだ。
( 138 ) 2018/12/31(月) 20:52:47
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