1876 暮情の村
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ゼノン に 1人が投票した。
ナザレ に 5人が投票した。
ナザレ は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
暗雲が去り、まぶしい光が降り注ぐ。――全ての人狼を退治したのだ!
( 0 ) 2018/08/28(火) 00:41:55
>>-49
私もゆりならカナセニャ推せると思った……
( 1 ) 2018/08/28(火) 06:13:10
−−未明の時。
陽が昇る。
晴れ晴れとした、朝がやってくる。
死の恐怖も待ち構えていない、いつも通りだった朝が来る。
( #0 ) 2018/08/28(火) 08:32:46
−−気づけば皆、元通りになっていた。
爪に牙に剥かれたものも、皆に眠らされたものも、
全てが、日の光の下、元通りである。
( #1 ) 2018/08/28(火) 08:34:51
……−−
/*
皆を恐怖の底に突き落とした店主の顔は蒼白だ。
目の下にクマが浮き上がり、頬がこけて髪には人らしい生気がない。
すく、と定位置のカウンターで起き上がって、
*/
…………。
………………あは。
( 2 ) 2018/08/28(火) 08:37:55
>>-90 リヒト
あっは。冗談じゃありませんよ。
私の中の悪い何かが、あなたに反応したみたいですけど……。
確かに、私とあなたでは、相性最悪でしょうからね。
( 3 ) 2018/08/28(火) 09:54:33
……。
ごほっ、ごほっ……。
…………あぁ、皆さん、は
無事に、正解に、たどり着けたのです、ね。
あの方たちは死んだのに。
あの人たちは、殺されたのに。
皆さんは、生きられたのですね。
……そう、ですか。
( 4 ) 2018/08/28(火) 09:56:29
瞬きをする。
ぱちんと瞼で区切られた世界は、それ以前もそれ以後も、相変わらず鮮やかだ。自分は生きているのだろうか、それともまだ死んだままなのだろうか。
「…………………」
今は、確かに生きているという実感があった。
空気を肌に感じる。すっかり慣れたバーの香りが鼻にまとわりつく。時計の針が進む音が聞こえる。あたたかな朝陽が差し込んでいる。何もかもがきちんと連続して続いている。
しばらく呆然としていたネアカは、はっと我に返ったように瞠目して、辺りを慌てて見渡した。
──直後、安堵の吐息。
( 5 ) 2018/08/28(火) 10:27:30
( 6 ) 2018/08/28(火) 10:30:20
目を開ける。
……信じられないことだが、生きている、らしい。
身体が重いし、透けていない。
なんだか、くらくらする気がするが時期に慣れるだろう。そう思いながらリヒトは立ち上がる。
「……信じられませんね、何だか」
( 7 ) 2018/08/28(火) 12:06:52
目が覚めた。【リーノ】になっていた。
リーノの本体はズタズタにしたはずだったけど、なぜだか普通に戻っている。
身体を起こして隣を見ると、チップが自分の手を握って横になっていた。思わず安堵して、ふっ、と笑いがこぼれた。
>>チップ
「起きろよ、チップ。おはよう」
「最後まで頑張ってくれたね。見ていたよ」
「ネアカを送ってくれてありがとな!あっはは!!最高に楽しめたぜ?」
( 8 ) 2018/08/28(火) 12:15:52
昨日は目を開けて、最後の時を迎えたはずだったが、ふっと意識が戻る感覚がして、目が覚める。
どういう原理か分からないが、どうやら実体を取り戻せたらしい。
驚きのあまり、自分の体を手でぺたぺた触る。
「…………痛く、ない。
!!
ジョンさん……!」
あんなにも無残になっていた自分の体が元通りな事に驚きつつも、はっとなり、すぐにジョンの姿を探す。
彼はそこまで離れていない所に倒れ伏せていた。
思わず、いつもの癖で手の脈を測る。
……どうやら、寝ているだけで生きているらしい。
ほっ、と安堵し、あんな事があった後では疲れているだろうと、そのまま彼の近くに座り、起きるのを待つ事にした。
( 9 ) 2018/08/28(火) 12:23:21
……朝が来たみたい。もう、何時かもわからないけど。
誰も、襲われていないようだし、自分も生きている。
聞き覚えのある、しばらく聞いていなかった声がする気がするが、横になったソファから動けなかった。
「……痛い。」
いつから入れたままだったのか、ポケットの中のものが主張してくる。それを取り出し、ソファの前のテーブルの上に静かに置く。
いらなきゃ捨てろ、と言われたものなら本人が帰って来たとしても別に返さなくてもいいだろう。
ただ悪い夢を見ていただけ。
犯罪者にならずに済んだのなら、早く家に帰ろう。
目を開けたが、ソファに沈む自分の身体を起こすことはまだできなかった。
( 10 ) 2018/08/28(火) 12:24:03
ふと店内を見回していると、客の中にテトラの姿が目に入る。
ネアカは黒縁メガネをかけ直すついでに、その辺りから顔を逸らした。
「……」
視線を外した先には、まだ目を覚ましていない様子のジョンと、その彼の傍らで体を起こすパレスがいる。
>>パレス
「よ、パレス。
……そいつ、ちゃんと生きてっか?」
( 11 ) 2018/08/28(火) 13:15:50
[睡眠薬を飲んで永遠の眠りに落ちる。
……はずだった。
なのに、聞き慣れた声がする。
握った手の指先に温もりを感じる]
ん……、レイ、ズ……?
ここはあの世なのか……?
[辺りを見回す。レイズの声を聞く。
そうしてやっと、生き返ったのだと気付いた]
( 12 ) 2018/08/28(火) 13:52:50
[だから、涙が出そうになって。
言葉が見つからなくて。
そして、そうして、いつものようにニィと笑った]
なんだ、これでゲームも終わりか。
悔しいなぁ、勝ちたかったのに!
まあいいさ、最高に楽しかった。
お前にもまた会えたんだしな。
これでまた次の悪だくみができるってもんだ。
なあ、相棒。
[楽し気に笑う。ああ、楽しい。
人を殺した時よりも乾きが癒える気がした]
( 13 ) 2018/08/28(火) 13:53:10
ジョンを見守っていると、後ろから声をかけられ、いつもの癖でびくっ!としてしまう。
恐る恐る後ろを振り向くと、ネアカが立っていた。
>>11 ネアカ
「………こんにちは、ネアカさん。
はい、脈はあるようなので、寝ているだけかと。
…………ええと、もしかしてジョンさんに御用、ですか?」
出来れば寝かせてあげたいな、と思いつつ、ネアカにそう尋ねる。
( 14 ) 2018/08/28(火) 14:05:45
>>14 パレス
「ぶっ……くく、脈はあるようなのでって……なんつーかアンタっぽいナ。職業病か?」
彼女の言い方が妙につぼにきて噴きだす。
「いーや、別に用はねぇよ。なんとなく目に入ったから、アンタに労いの言葉をかけにきただけだ。
こいつとカオ合わせてたってどーせ口喧嘩になるだし、このまま寝てて欲しいもんだな。ヤハハ!」
( 15 ) 2018/08/28(火) 14:35:12
>>13 チップ
チップの笑った顔を見てほっとする。
そうそう。この顔が見たかったんだよ。
【レイズ】として、最高に悪い顔で笑ってみせる。
「そうそう!絶望的な局面から、盛り返したじゃないか!おれたちだからできたんだぜ、相棒」
拳を作って、相棒の前に差し出す。
「チップは最っ高の相棒だぜ。次は何をしようか、考えることから楽しみだよな」
( 16 ) 2018/08/28(火) 15:36:32
−−昼の時。
各々はこの店で過ごした時間と巡りついた出会いに、何を思うのだろう。
( #2 ) 2018/08/28(火) 15:54:38
う…………。
ん、なんだ。まだ意識があるのか。
…………生きてる。
[自分の手を思わず眺めて、それからパレスの姿を探す。なんてことはない、彼女はすぐそばにいた。すぐ側で、ネクラ野郎と話している]
( 17 ) 2018/08/28(火) 16:07:12
頬に無機質な感触。いつもの痛みは無く、気怠い頭痛に悩まされる。いつのまにか、カウンターで寝ていたようだった。
聞こえてくる、いなくなったはずの人の声。
身体を起こし、赤髪の彼を探す。
「しるばー?」
( 18 ) 2018/08/28(火) 16:20:56
>>17 ジョン
「ゲー。なんだ、もう起きたのかよ。」
( 19 ) 2018/08/28(火) 16:34:38
おはよう、パレス。
[一先ずはかけられた声を無視して挨拶してから、そちらを向いた]
>>19 ネアカ
起き抜けにテメエの顔見なくちゃなんねーとはなぁ。
( 20 ) 2018/08/28(火) 16:42:36
>>16 レイズ
[目の前の拳に自分の拳を打ち合わせ、ニッと笑う]
ああ、そうだな!
お前がいたから俺はあそこまで戦えた。
本当にありがとな、相棒。
そうだな……次の悪だくみの前に、ここでの話を本にするのも悪くない。
「顔を盗める連続殺人鬼とその相棒の話」、なんてな。
誰もノンフィクションだと思わないだろ? クク……。
( 21 ) 2018/08/28(火) 16:49:30
>>20 ジョン
「起き抜けに俺っちの顔を見られるとか、アンタすげぇツイてるじゃんよ! ヤッハハハ!
今日はきっと一日クールな気分で過ごせるぜ。」
何がそんなに面白いのか、大口を開けて笑い声を立てる。
( 22 ) 2018/08/28(火) 16:58:46
>>22 ネアカ
……うるさいなネクラくん。
今は*クール*モードなんだな。ふん、テメエのいうクールな気分は大概じゃねーか。
( 23 ) 2018/08/28(火) 17:03:47
>>15 ネアカ
「あっ……!
………その、つい、いつもの癖で……お恥ずかしい、です。
………ふふ、お二人は仲がいいんですね。
…………ええと、その、わたし、ネアカさんにお伝えしなければいけないことが……」
というところでジョンが目覚めるのが目に入り、言葉を区切る。
>>20 ジョン
「おはようございます、ジョンさん。
…………えっと、お体は大丈夫ですか?
痛むところとか……変なところとかないですか?」
昨日、自分にしてはかなり素直にお別れをしてしまったので、何となく気恥ずかしくなり、目を逸らしながら話す。
話題も、何やらすごく無難なものを話してしまっているな、と頭の片隅で思った。
( 24 ) 2018/08/28(火) 17:05:04
「あ〜ぁ…、何事も、大団円とは行かなそうだけど、皆、生き返った。って事で良いのかしら? これからどうなる事やらね」
>>リディア
「ねぇ、貴女、確かライター持ってたわよね。
貴女、煙草吸わないでしょう? それ…。私に貸してくれないかしら? マッチって無くなると不便なのよね、一度ジッポ?っての、使ってみたかったし」
と、片目を閉じ、*どうする?*という顔をして伺います。
( 25 ) 2018/08/28(火) 17:25:55
>>23 ジョン
「オイ! ネクラくんじゃねーって言ってんだろうが、くそったれ。……あと、この万年チョーゼツクールなネアカさんに、クールじゃねぇモードがあるみてーな言い方すんなよナー。」
何度かこいつの前では素をひけらかしたものの、長年『兄貴ごっこ』をして染みついた態度を改めてここで正すのも変な気がして、ネアカは彼のいう通りクールモードを突き通す。
>>24 パレス
「ハア!? 仲がイイって、あの糸目こんこんギツネとオレがか? ヤッハッハッハ、冗談キツいぜ!」
大きな声で笑っていると、パレスが改まったように言う。
ネアカはきょとんとした。
「伝えなきゃいけねーコト?……ン? なんだそりゃ。」
( 26 ) 2018/08/28(火) 17:26:23
>>25 カナン
「あら、久しぶり。色々やってくれたわね。
……また話せて嬉しいな。
ライター?
ああ、多分オイル残ってないはずよ。
ライターオイル持ってるなら使えるんじゃない?
どうぞ、持って行って。」
……どういうつもりで言っているのやら。
勘が働いたならどうぞまた墓に入るまで持って行っていただきたいものね。
( 27 ) 2018/08/28(火) 17:38:39
目を覚ます
そして辺りはガヤガヤと騒がしく初めにきたあの頃の懐かしい雰囲気が漂っていた
(…そう、か)
終わったのだ。全てが
ということは、
(アイツも、いるんだよな?)
( 28 ) 2018/08/28(火) 17:39:27
/*
身体を起こす。
自分以外の者も、––––死んだ者も、同じく。
*/
あー……まあ、これで元通り、だ。
終わったんやね。
/*
終わったら。
自分がどんな約束をしていたのかを瞬きと同時に思い出し、縋るように呟く
*/
まだ、時間はあるよね。
( 29 ) 2018/08/28(火) 17:42:04
>>26 ネアカ
「……ふふ、そうなんですか?」
と楽しそうに笑った後、あー……と気まずそうに目を逸らす。
「………その、実は死後の世界で……カペルラさんに占ってもらうまで、ネアカさんのこと………人狼じゃないか、って疑ってしまって…………ごめんなさい!貴方はこんなにも皆さんのことを考えてくださったのに……。」
暫く言葉を濁した後、意を決したように顔を上げた。
( 30 ) 2018/08/28(火) 17:51:23
>>24 パレス
[右手で紙を静かに握りつぶして、いつものように笑ってみせる]
気分は、……そうだな、ちょっと頭が痛いかも。
熱があるのかもしれないなあ。
( 31 ) 2018/08/28(火) 17:55:51
>>31 ジョン
「えっ………!
それは……やっぱり、固い床で寝てたからでしょうか………ちょっと、失礼します。」
ちょっとだけ身を乗り出し、自分の額とジョンの額に手をやり、うーんと唸る。
「………何とも言いづらいですね……念の為に、後で病院に行った方がいいと思います。」
熱を測るのに必死で、彼が何かを握りつぶした事に気づかなかった。
( 32 ) 2018/08/28(火) 18:01:05
>>26 ネアカ
……あはは、ネアカって呼んで欲しかったらまずはその金に染めただけで野暮ったい髪型、どうにかしろよ。ま、そうしたところでネクラはネクラか。
あ、そういえば。今は荒鷲の本能ってかっこいいと思ってるの?
[ふと、気になったことを聞いてみる。まあ顰めっ面が見れるならばそれはそれで悪くないが]
>>32 パレス
[自分の額に手を当てる彼女の、あまりにも予想通りな動きに呆れながら、その細腕を掴む]
……嘘だよ。
( 33 ) 2018/08/28(火) 18:16:13
>>33 ジョン
「………嘘。」
暫くこの状況を飲み込めず、彼の言葉を繰り返す。
「………ああ、そうなん、ですね。
ええと……熱がないのはよかったですが、ゲームは終わったのに、嘘つくのはよくないです。
その……からかわないでください。」
彼にからかわれたのだと理解すると、少しだけむっとしながら言葉を続けた。
( 34 ) 2018/08/28(火) 18:35:36
ーー身体が重たい。
数十年とこの身体と付き合って慣れていたと言うのに、たった数日肉体を失くしていただけで酷くそれを自覚させられた。
「……ああ、戻ってくるのか。そう、か」
『ゲーム』は終わった。ただの悪夢であったような気もするが。
痛む頭を抑えて顔を上げると、自分はカウンターに突っ伏すようにして眠っていたのだと気が付く。
立ち上がり、ポーチから取り出した薬を飲んだ。
「……必要あるのか知らないけどさ」
誰に言うでもなく、ぽつりと呟いた。
( 35 ) 2018/08/28(火) 19:21:01
彼女を探す
探すとそこには関係を結んだカナンと喋っていた
手には自分が渡したライターを持っている
そしてそれを、カナンに渡そうとしていた
その会話は聞き取れないが、きこえてくる彼女の声を聞いてどこか安心する
昨日の疲れきった表情、その前は闇狩人として活躍した表情、彼女の勇姿はやはり勝利に導いたのだと
(疑って悪い事をした)
そう思いながら
カナンと話す姿はいつも通りの彼女である意味素の彼女に戻っていた。
ただ、
「……リディア」
なんて声をかければいいのかわからなくて
( 36 ) 2018/08/28(火) 19:38:39
>>34 パレス
こういうのは、騙される方が悪いんだ。
また簡単に捕まっちゃって。
[もう一度警告してやろうかと思ったが、どうやら今度はからかわれていることくらいは分かったようで]
( 37 ) 2018/08/28(火) 19:49:58
一番聞きたくない声が聞こえた。
>>36 ムラクモ
「……いたの。何?」
今私弱ってるの。余計なことを話しそうになる。
……あんたが話す相手、私じゃないはずなのに。
( 38 ) 2018/08/28(火) 19:50:09
>>21 チップ
拳を打ち合わせる挨拶なんて、【リーノ】のときには、したこと無かった。チップとこうしているのが一番楽しい。
相棒の笑顔を見て、あんなにも乾いていた何かが癒えていく。
「あはは!それはいいね、最高のタイトルだよ、チップ!
まるで幻想小説のようなタイトルなのに、中身はノンフィクションだなんて、誰も想像しないだろうさ!!
きみの求めていた、リアリティや創作意欲は手に入れられたはず。きっと最高の小説になるな!」
満面の笑みで、相棒の新しい目標を祝福する。
( 39 ) 2018/08/28(火) 19:56:56
>>チップ
「……っと。おれ、少し……やらないといけないことがあって。あとでまた、絶対合流するな。
あ、チップも。ネアカとも話しておくといいぜ、あいつ、本当面白いからさ」
くくっと笑ってみせる。
( 40 ) 2018/08/28(火) 20:00:38
相棒にしばしの別れを告げ、目当ての人物を探す。
すると、またしても先を越されていたことに気がつき、思わず眉根にシワがよる。
「……ムラクモ」
しかし、もういじけてばかりではいられない。
そして、リディアにも、決着をつけないと。
( 41 ) 2018/08/28(火) 20:07:54
>>36 ムラクモを一瞥し、二人の間に割って入る。
【いつも】どおり。リーノの笑顔で、リディアに声をかける。
>>38
「おはよう、リディア」
「きみの昨日の推理、聞いていたよ」
( 42 ) 2018/08/28(火) 20:10:47
思わぬ人物の登場に虚をつかれて、ひそめた眉が開く。
きっと間抜けな顔をしただろう。
>>42 リーノ
「……"おはよう"。リーノ。
聞いてたの。その、ごめんね。あなたのこと、犯人だと思い込んでて……
ごめんなさい。」
申し訳なさから目線を思わず落とす。
( 43 ) 2018/08/28(火) 20:17:27
──思った通りの返事。
穏やかな笑みを浮かべる。毎日、彼女にそうしていたように。
>>43 リディア
「うん、実はね。傍で聞いていたんだ。
あの日、おれが死んだ日、リディアに疑われたのは、悲しい気持ちはあったけれど───昨日、おれが犯人じゃないって。狼らしくなかったって、信じてくれて、本当に嬉しかった。
おれも、きみが真実を見つけるって、ずっと信じていたんだ、リディア」
「…………なんて、言うと思った?」
( 44 ) 2018/08/28(火) 20:20:14
リーノは、リディアを不敵な笑みを浮かべて、見据える。
( A0 ) 2018/08/28(火) 20:22:02
「…………え……?」
彼らしくない、と思った。
よく見ていた笑顔なのに。
……どうして、怖い。
( 45 ) 2018/08/28(火) 20:25:38
なんて話しかけようか、そう考えた時リーノがリディアと話し始める
まるで、自分とリディアと話す資格がないかのように
「…アンタも人間臭いところ、あったんだな」
まぁ、もう自分が入る枠ではないだろう
リディアの視界から外れるようにしてあとにする
……そういえば
(なんでアンタは俺のことを嫌ってたのに、あのライターは捨てなかったんだろうな)
これは彼女に届くことがない質問になるのだろうか
(...ま、いっか)
ーまだオイルが余ってるからもったいないじゃない
そんな返事が自分の中で返ってきたからそれで解決することにした
真実は、彼女にしかわからないけれど
( 46 ) 2018/08/28(火) 20:29:16
彼女を追い詰めるようにゆっくり近づいていく。
一歩ずつ。一歩ずつ。
「……ばかだね、リディア。
きみがあの日気づいたことが、そのまま事実だよ。
おれが、【憑狼】。きみの守ったセーニャを殺して……彼女を演じていたんだぜ?
どうして、急に自分の主張を撤回したんだよ。罪悪感か?疲弊からか?計算が合わなくなったのか?
あの日、おれを、きみが──殺したのにさ?」
( 47 ) 2018/08/28(火) 20:31:48
うう、ん……。
……あ、れ……?
(起きれば視界は暗くなるものだと思っていた。そもそも終わるものだと……でも違った。店には朝が来ていた。そして…自分は目を覚ましていた。)
…生きていますの………?
……!テトラ!!
(起き上がりすぐ目に止まったテトラに駆け寄る。たしかに生身の、生きた彼女を見て目に涙を貯める。)
テトラ…っ…わたくしたち、生きてるの……?
( 48 ) 2018/08/28(火) 20:34:05
>>37 ジョン
「そんな……あまり嘘ばかりついてると、信じてもらえなくなりますよ。
…………その、手、離してください。」
小さくふう、と溜息をつくが、その表情は呆れというより、少しだけ困ったような表情だった。
そういえば、とまだ掴まれたままの手をちらり、と見て恥ずかしそうに切り出す。
( 49 ) 2018/08/28(火) 20:36:55
「うそ、うそよ……
だって、だって何の理由もなくパレスが襲われるなんて、おかしいって……だから、だから……」
……怖い。
どうして、リーノがこんなに怖いの。
思わず、後ろへ下がる。
すぐそこは、壁だ。
はーっと、大きく息を吐く。
「……何だ、やっぱりあなた、悪い男だったの。謝って損しちゃった。
そうね、いつか言ったけど闘牛士対応された気分はどう?
あなたの最初で最後の憑依、見破ってあげたわ。
私を殺せばよかったのに……ばーか。」
声が震えるのを悟られまいと虚勢を張る。……負けるものか。
( 50 ) 2018/08/28(火) 20:41:01
>>30 パレス
「……ああ、そのことか。」
目が合っているわけでもないのに彼女から少し視線を外して、眉のあいだに皴を寄せたまま下唇を突きだす。
「別に……アンタが謝るコトじゃねぇだろ。
実際、あんな人畜無害そうなリーノが人狼だったんだ。誰がそうでもおかしくなかったし、あの状況じゃオレが怪しくみえるのもしょーがねぇよ。」
「──まー、だから、気にすんナ! どんなに疑われようとこのクールなネアカにかかりゃあ、潔白晴らすなんてラクショーもラクショーだったしな! ヤッハッハッハ!」
( 51 ) 2018/08/28(火) 20:44:21
しばらく2人の様子をみる
穏和に話してるように見えたが、でもどこか、どこか
(……なんでこんな胸騒ぎするんだよ…)
壁に追いやられるリディアを見た途端、心がさらにザワつく
(…クソ)
気がつけば足は動いていた
そして、リディアとリーノの間に入っていた
どんな会話をしていたかはしらないが
>>リディア リーノ
「…アンタ、セーニャの次はリディアに何するつもりだ」
そう、口にでていた
( 52 ) 2018/08/28(火) 20:46:57
>>50 リディア
彼女を壁際に追い詰めて、口の端を歪める。
ニイッと、それはもう、悪巧みを楽しんでいる時の顔で。
「あはは。きみは、本当につまらない女だね」
「きみの語る推理は、全くおれたちの浪漫を解していなかった。おれたちが、ただただ勝つためだけにゲームを進めていたと?」
「パレスを殺したのは、あの子が役職持ちの可能性もあったけれど…………何より、怯える姿が可愛かったからさ!その方が、襲いがいがあるってものだろう?」
「セーニャに成り代わったのは、変わり果てた姿であの世の恋人共に送り付けてやりたかったからさ!!」
「おれたちにはおれたちの【楽しい】理由があったんだぜ?……ああ、そうそう」
「きみが守ったセーニャも───おれの協力者だったんだけどね?」
( 53 ) 2018/08/28(火) 20:48:47
>>52 ムラクモ
リディアを追い詰めていたら、ムラクモが割って入ってきた。
チッ、とあからさまに舌打ちして、ムラクモの方を睨みつける。
「……ムラクモ。おまえこそ、リディアをどうするつもりなんだ?彼女の心に引っ掻き傷ばかりつけて行きやがってさ
…………おまえなんか、裏切り者のくせに」
( 54 ) 2018/08/28(火) 20:53:06
……何ですって。セーニャ?
セーニャも……?じゃあ、じゃあ私は……
「つまらない女によく構ってくれるのね。
あなたもユニークな好みがあるのね。
……そう。浪漫なんだ。
男の浪漫なんてさっぱり理解できないわ。
浪漫を追ってつまらない女のつまらない推理に阻まれたのよ。
……いい気分だわ。
浪漫がわからない女のおかげで今話ができていることもわからないのかな。
あなたってやっぱりオコサマよ。
そんなことで大人が傷つくなんて思わないで。」
( 55 ) 2018/08/28(火) 20:56:08
>>33 ジョン
「はぁ゛ーーーーーだからおまえもう、この、黙れや!!」
腹が立っていつかのように襟首を掴んでぐわんぐわん揺さぶったあと、手のひらに怒りを込めて頭をスパーンと叩く。
「あんなクソだっせぇ名前かっこいいと思ってるわけねぇだろ!! てめえだけ生き返らねぇようにアウローラに願掛けしときゃ良かったぜ!」
( 56 ) 2018/08/28(火) 20:58:30
>>52 ムラクモ
そのままムラクモに向き直る。
「…………あのままいっていたら、おまえに成り代わっていた筈だったのに。リディアやセーニャの前で先に死ぬのは、おれだった筈なのに。
おまえは、勝手に退場して、おれの相棒を窮地に追いやった。
おまえが退場したおかげで───おれはおまえに、勝つ機会は無くなった。
永遠の負け犬に成り下がったのさ。それは認めてやるよ」
フン、と鼻で笑って、目を細める。
「リディアに何の用があるんだよ。ほかの女が待ってるぜ?」
( 57 ) 2018/08/28(火) 20:59:00
>>54 リーノ
「……それ以上言ったら張り倒すわよ。
ムラクモは私とは何の関係もない。」
>>52 ムラクモ
「あんたもあっち行って。取り込み中よ。」
( 58 ) 2018/08/28(火) 21:00:42
>>54 リーノ
「……それはアンタだって同じだ
アンタの言う通り、引っ掻き傷もつけた
そしてまたこうして俺がしたことで更に傷つけちまうかもしれない
でも、アンタだって似たようなもんだ
アンタを信じようとしてた彼女を結局は傷つけたんだから
それにアンタも俺もリディアをどうこうしたい、だなんて勝手なことを言ったらリディアが怒るのはアンタも知ってるだろう?」
リーノにそう静かに、冷たくいい、リディアをみた
( 59 ) 2018/08/28(火) 21:02:00
>>59 ムラクモ
「……何よ。何見てんの。
言葉に気をつけなさいよ……勝手に、勝手に傷つくなんて言わないで。」
( 60 ) 2018/08/28(火) 21:04:42
>>57 リーノ
「……は?」
訳がわからなかった。
自分に成り代わる?リーノが、自分を?
それでどうしてセーニャやリディアの前で先に死のうだなんていうのか
「…ほかの女だか成り代わるだかなんだか知らんが…
俺は【今リディアと話がしたい】それだけだよ」
( 61 ) 2018/08/28(火) 21:06:37
>>18 ハンス
ふと声が聞こえる。
自分に向けて、発せられた声だ。
「…おはようございます、ハンス」
いつものように、何も無かったのように。にこりとリヒトは微笑む。
( 62 ) 2018/08/28(火) 21:10:33
>>61 ムラクモ
「あんたと話がしたかった、なんて言うと思った?
それは他の人とやって。
あいにくだけど私、他の女の後を追って死ぬような男には興味がないの。
置き手紙を誰宛に残したのかハッキリさせないような男にもね。
別にもうどうでもいいけど。私、関係ないし。
……タバコも、嫌い。」
( 63 ) 2018/08/28(火) 21:11:34
>>50 >>55 リディア
ムラクモに対峙していると、リディアの声が聞こえたので、彼女の目を見てにっこりする。
「あはっ!はははっ!闘牛士対応ね!本当、勇ましいね、きみは」
「…………本気で殺すつもりだったさ。あの日、きみがおれを信じていないことがわかったから。
おれのことを少しでも信じてくれるんなら、パレスが憑狼であった可能性も念頭におくはずなんだよ。
しかし、きみはおれに【リーノ?アウローラ?】と言ったね。つまりそういうことだ。
──セーニャとして、結構頑張ったんだけど。残念だよ」
>>55
「オコサマ、オコサマね!
本当は、おれが怖いくせに。優しい【リーノ】が居なくなって、戸惑っているくせに」
「きみは、自分の心を隠しているつもりだろうけれど。全然隠しきれていないよ、リディア」
( 64 ) 2018/08/28(火) 21:13:25
>>48セーニャ
目を覚ますなり駆け寄ってきたセーニャに少し驚き、遅れて頬が緩んでくる。そして、それを隠そうとはしなかった。
素直な彼女には素直な態度でいようと思えたから。
「セーニャ……。そう、みたいだね。うん」
生きている、という言葉には疑問を持つが、それでも今が確かにあることには変わりない。
涙ぐむセーニャの手を取る。
「うん。暖かい……」
「……嬉しい。セーニャと、また会えて、触れ合えて」
( 65 ) 2018/08/28(火) 21:14:56
>>51 ネアカ
彼の快活な笑い声で顔を上げる。
彼の顔をきちんと見たのは初めてだったが、邪気のないその笑顔に思わず目を奪われる。
そのまま目を見開いて彼を見つめていたが、我に返り、ばっと目を逸らす。
「…………えっと、ごめん……はおかしいですよね。
ええと、ありがとうございます。
はい、ネアカさんはクール、だと思います。
その、色々とありましたが………ネアカさんはネアカさんだと思うので、貴方は、そのままでいいと思います………うーんと……上手く言葉が出てこないのが申し訳ないです……。」
困ったようににこっと笑った。
( 66 ) 2018/08/28(火) 21:15:14
>>60 リディア
「じゃあ、アンタはなにもかも傷ついてないっていうのか?
いまアンタはリーノから犯人といわれて何も思わなかったのか?
セーニャが仲間と言われて、何も思わなかったのか?
…俺が、カナンと関係を結んでも、何も思わずに。
そして俺と話した時にくれたあの飴も、なにもかも。
アンタは本当に強い
闇狩人として立ち向かった姿は益々興味も湧いたし、アンタがかっこいいって感じた
でも、アンタは強がる、無理をする、そして否定をする
アンタの本音はそんなんなのか?」
…と、いつもより強めの口調から少し悲しそうな声色で
「……俺は、アンタがわかんねぇ。
アンタが俺に興ざめしたはずなのにライターは捨てなかった。それはなんでだ?アンタの気持ちは、
本当の気持ちはなんなんだ?」
( 67 ) 2018/08/28(火) 21:18:18
>>59 >>61 ムラクモ
「あはは!さすが、ムラクモだ。彼女のことを...........いや、女のことをよくご存知で。やっぱり恋人陣営は違うなあ」
「おまえの中に入って、おまえの目で、おれが死んだ後、『みんな』がどんな反応をするのか楽しみだった。
おまえの姿で、おれが居なくなったあとの『みんな』に声をかけるのが。
おまえとおれの【差】を確認したかった」
内情を吐露するが、だんだん惨めになるような気がしてくる。
それでもどうしても、コイツに。言わないといけなかったから。
「……いいよ、いったん退いてやる。せいぜい、ゆっくり話してればいい」
>>リディア
「……リディアもね」
【リーノ】らしい笑顔でにっこりしてから、あっさり二人から離れていく。
( 68 ) 2018/08/28(火) 21:21:13
−−夕の時。
暮れる。
昇る日は、いつも通りに暮れて行く。
ここの者たちの、
思いさえも。
( #3 ) 2018/08/28(火) 21:26:28
>>64 リーノ
「そういうときは信じて欲しかったって言うのよ。
何よ。欲しかったものがもらえなくて泣いてるだけだわ。
……怖いですって?
そうね、そんな面白い顔もできるなんてびっくりよ。
何言ってるかわからないけど、優しいあなたも今のあなたも、リーノじゃないの。
こんな俺はリーノじゃないって思わないと、耐えられないの。」
壁際においつめられながら、リーノの顔を見上げて言う。
( 69 ) 2018/08/28(火) 21:27:10
なーじーさん。
俺、こっちでぼっちで平和に飲んでていーよなァ?
な、頼むぜ。
なんか、出してくれ。
( 70 ) 2018/08/28(火) 21:27:12
>>65 テトラ
……テトラ、死なないで。
(手を握りた途端、笑顔が固まる。彼女の身体の事情を聞いていたからか、その体温に触れたからか…急に寂しさがこみ上げ、彼女の小さな肩に頭を埋めてえぐえぐと嗚咽を漏らし始める。)
っテト、ラ……ごめんなさっなんで…今そんなこと言うの、おかしいのに……でも、どうしても言いたくなってしまいましたの……ごめんなさい…!
( 71 ) 2018/08/28(火) 21:27:22
…………
ほんとに、ほんとに……皆さん、生きてて、よかったっ……。
( 72 ) 2018/08/28(火) 21:34:53
はじめに、どうしようかって、もう、怖くなっちゃって。
元通りのこのお店と、
「そんな夜をもう一度」と書かれたメモ書きただ一つがあるのを見たときに、
またやらされるんだ、また殺されて、皆が食い襲われるところを、見せられるんだ、って……
ですから……皆さんを迷い込ませたのは、私。
どなたかも、仰ってましたね。
ほんとに、その節はご迷惑を。
( 73 ) 2018/08/28(火) 21:37:55
非日常を求めて、
素敵な出会いと刺激的な日を求める方の、足を向かわせれば、皆さんが来られると思ったんです。
ここ、『Nostalgic Nocturne』は、「そんな夜もありました、と謳われる一日」を届ける場所なのですから。
ありとあらゆる場所から、
日々に飽いた人も、飢えた獣も、全部全部来るんだと、分かったんです。
( 74 ) 2018/08/28(火) 21:42:24
本気でやらなきゃ。
皆さんにも、本気で臨んでもらわなきゃ。
でなきゃ、私も皆さんもまた、餌食になるだけ。
だから……。
……………あっは
( 75 ) 2018/08/28(火) 21:43:47
………っ
安心してください。
私はもうダメなのでしょうけど、
皆さんは……人間の皆さんは、ちゃんとお返ししますよ。
( 76 ) 2018/08/28(火) 21:44:58
−−−−カチャン、とドアの錠が上がる音がする。
"人間たち"は、もう、いつでも、帰ることができるだろう。
それぞれの−−世界に。
( #4 ) 2018/08/28(火) 21:46:29
>>71セーニャ
「……っ」
ゲーム中にも言われた言葉が、今になってのしかかってくる。
あの時は嘘をついた。ずっと一緒にいると。だから、どうか泣かないでくれと。そう祈って。
「それは、保証出来ないな」
嘘はつかない。つけない。
セーニャの潤んだ瞳を見て、真っ直ぐに答えた。
26年掛けても成長しきらなかった心臓は胸の奥で悲鳴を上げている。グッと息を飲んで、鼓動を抑えつけた。
「……今だけで良いなら。いつまで続くか分からない『今』で良いなら」
「ボクと友達になってくれないか?」
( 77 ) 2018/08/28(火) 21:46:44
( 78 ) 2018/08/28(火) 21:55:04
>>-269 テトラ
あら、かわいいちっちゃいお嬢さん!
お酒、大丈夫なんですか? 酔ってらっしゃいません?
でもなければ、そんな発言、できないと……思いますけどねぇ。
虫のいい。
私も、私のお店に来た大切な人たちも無残に殺しておいて、
破滅に追いやっておいて、
そんな手助けをしたあなたたちだけは、ここの人たちと同じように帰れる?
私たちは、永遠に地に落ちたままなのに?
そんな話、ありませんよ。
許さない。
絶対に許さない。
開店日にいらした皆様にかけても。
( 79 ) 2018/08/28(火) 21:56:51
>>-271 ムラクモ
あっはははは!
恋人! 恋人ですかぁ!
人ならざれば、全員、連れて行きますよ。
ブリッツさんも、アマレットさんも叶わなかった感情への供物に、
暮れゆくお盆の供え物に……ちょうど良さそうです。
( 80 ) 2018/08/28(火) 21:59:13
>>70 ハルト
「よろしいのですか?
皆さんは想い想いの方とお話しされているようですが」
( 81 ) 2018/08/28(火) 21:59:24
な、店員のねーちゃんもあァ言ってるしよォ。
最後なんだ、
じーさん頼む。
( 82 ) 2018/08/28(火) 22:02:43
なんや、全部終わったんか。
やれやれ……やな、みんなおるみたいやし、よかったよかった。
( 83 ) 2018/08/28(火) 22:04:19
>>77 テトラ
っ……はい…!
(溢れて止まらない涙を拭う。拭っても拭っても拭き取れないけれど。弱い自分も戸惑う自分も、全て見ていてくれた彼女を友に迎えられたことを喜んだ。
束の間だった。)
(アウローラの笑い声が響く。彼女が放った言葉は、自分たち2人を指していたことは容易に分かった。思わず口を噤む。)
………………。
( 84 ) 2018/08/28(火) 22:05:56
>>40 レイズ
ああ、行ってこい。
……ネアカ? ああ、分かった。
お前が面白いって言うなら相当だろう。
[どこかに行くらしい相棒を見送る。
そうして、さて自分は……と、考えてパレスの姿を見つける。
相棒と話していたネアカの姿もある。
丁度いいとそちらに足を向けた]
>パレス
……こんばんは、少しいいかな?
[パレスの背後から唐突に声をかけた。
その方が驚くだろうし、面白そうだから。
と言う理由をまったく見せず、優しげな笑みを向けている]
( 85 ) 2018/08/28(火) 22:10:33
>>79 アウローラ
「な……あ、おい──本気で言ってんのか?
だって、アイツらは、好きでやったんじゃねぇんだぞ。
それこそアンタのせいで、あんなコトさせられるはめになったんじゃねぇか。アイツらだって人間だ!」
( 86 ) 2018/08/28(火) 22:17:06
>>79アウローラ
「ソレ、ボクらに言ってるのかい?」
「知らないよ」
「ボクたちがどんな悪行三昧を積み重ねていようとさ、キミたちが永遠に帰れないこととは何の関係も無いだろ?」
「キミの勝手な嫉妬にセーニャを巻き込まないでくれないか?」
「ボクは残ってあげても良いけどね。霊体、精神はともかく身体の調子は最高だったからさ」
>>84セーニャ
不安げなセーニャの頬をさする。
「大丈夫」
「時間は無いけど、約束通りお茶にしようか」
「ボクが淹れるよ。とびきり甘いやつね」
( 87 ) 2018/08/28(火) 22:21:25
>>82 ハルト
「…畏まりました」
少し悩んだがこれ以外に浮かばなかった。
バーカウンターへ向かうと慣れた手つきで1杯のカクテルを作っていく。
グラスへ大きめの氷を8分目まで入れる。
そこへタンカレーを注ぎグラスを傾けてトニックウォーターを滑らせるように注いでいく。
バースプーンで2回ほどステアし、氷を1度持ち上げる。
最後にライムを添え、コトリとハルトの前にそれを置いた。
「カクテル言葉に因むのも悪くはないですが、最後の一杯として私が選ぶものをお作りしました。
ジントニックです」
( 88 ) 2018/08/28(火) 22:22:53
( A1 ) 2018/08/28(火) 22:25:15
>ネアカ
君も生き返ったみたいだね。
うん、よかった。
[ネアカにも優しく笑いかける。
パレスとネアカ、自分が殺した人間達。
それを目の前にして。
ああ、本当に――……。
口元を押える]
…………、よかった。
[ぽつり、そう言った]
( 89 ) 2018/08/28(火) 22:28:04
>>81 エイヴォン
思い思いの人間、ね。
いりャー良かったんだがな。
客と同じにゃなりたくねェーのさ。
じーさんなら、分かるだろ?
誰からもそっぽ向かれて、俺らに金積まなきゃ自尊心満たせねェーよーなやつらと同じにゃ、なりたく、ねェーよなァ。
じーさんも言う通り、見りゃわかんだろ。
皆には、思い思いの人間がいて、
俺にゃ、いねェーのさ。
ジントニックかァ!
いつも通り、"散弾"撒き散らそォーかと思ったがァ……。
……じゃ、大人しくしてっか。
( 90 ) 2018/08/28(火) 22:29:52
……あと、このカクテル言葉はよォ、
ちょーっと俺には、強すぎっかなァ。
( 91 ) 2018/08/28(火) 22:35:40
>>90 ハルト
ハルトの言う"お客様"を思い出す。
彼と同じ職業のお客様といつも一緒に来ていた彼女達を
依存を恋と呼び現実から目を逸らした女の子達を
彼らに振り向いて欲しさに自ら夜の世界に足を踏み入れて行った女性を
いつからか数えるのをやめていた。
ハルトにも、思う所はあったのだろうか。
少し気になりはしたが、この場では些細な事かと受け流す。
「ふふ、"私の選ぶ"最後の一杯はジントニックです。
そしてこちらが"私がハルトさんへ選んだ"最後の一杯です」
そう言ってサウザ ショットガンを差し出した。
「どうせ最後なら、1杯だけなんて勿体ないでしょう」
整えた髭から覗く口元は悪戯に笑っていた。
( 92 ) 2018/08/28(火) 22:49:07
>>92 エイヴォン
……オレにもなんか作ってんか。
せやな、モヒートがええ。
( 93 ) 2018/08/28(火) 22:50:34
>>93 ゼノン
「畏まりました。
…そういえば、新鮮な果物もあったんでした。
まだ熟れていなかったのですが、桃あたりはちょうど食べ頃なのでピーチモヒートなどはいかがですか?」
( 94 ) 2018/08/28(火) 22:56:20
>>94 エイヴォン
ピーチか、ええやん!ほな、それもらうわ!
おっちゃん、センスええな!
( 95 ) 2018/08/28(火) 23:01:29
>>95 ゼノン
グラスにミントとレモンと砂糖を入れてすり潰す。
ざく切りにした桃の果肉と果汁を入れて軽くなじませる。
氷を入れて、ラムと炭酸水を注ぎ軽くステアする。
「お待たせいたしました。ピーチモヒートです。
ラム風味の果肉も是非お楽しみください」
飲んでもよし、食べてもよしの贅沢なモヒートにスプーンを添えてゼノンの前へ置いた。
"心の乾きを癒して"
そう言葉を付けられたカクテルを求めたのは彼が照る照る坊主だったからだろうか。
何にせよ、束の間のこの偶然が少しでも彼を潤したらいいと、そう思った。
( 96 ) 2018/08/28(火) 23:12:45
>>96 エイヴォン
いやー、美味いわ。あんた、ええ腕してはる。
ゆっくり……飲ましてもらうわ。
( 97 ) 2018/08/28(火) 23:30:26
/*
カウンターに見える横顔へ近づくのは躊躇われたが、なるだけ平静を装う。
椅子をひとつ空けて、無言で座った。
*/
>>96 エイヴォン
あたしも、注文いいですか。
( 98 ) 2018/08/28(火) 23:32:45
「ほら、大団円だろ?」
男は、いつもどおり夕刻もすぎて
増えた人数に頷きます
「さぁて終わったか
アッチはまだ揉めてるみてぇだけど、っと」
片隅で小競り合いをする男女と、角突き合いする女バーテン
そして、男は静かにカウンターに居座る、もう1人のバーテンへ
>>92 エイヴォン
「やぁジイさん、勝手に使っちまって悪かったなぁ
店主さんはお取り込み中のようだから、アンタで許してくれや
あぁ、オレにもいっぱいもらえるかい?」
( 99 ) 2018/08/28(火) 23:33:46
>>97 ゼノン
目の前のお客様のために、美味しいと言ってもらえる一杯が作れた。
これぞバーテンダー冥利に尽きるというものだろう。
「ありがとうございます。さぞお疲れでしょう。
ごゆっくりお楽しみください」
>>98 カペルラ
「おや、貴女は…占い師、お疲れ様でした。
畏まりました。ご希望のお飲み物はありますか?」
微笑みながら簡単に労りの言葉をかける。
きちんとした言葉は次の一杯に込めればいい。
そう思い注文を聞く。
( 100 ) 2018/08/28(火) 23:41:56
>>99 アルマン
「いえいえ、私はあくまでお手伝いですので。
それにあの状況では飲み食いするなと言う方が酷なものです。
店主の方もご理解くださるでしょう。
お飲み物はいかが致しますか?」
( 101 ) 2018/08/28(火) 23:44:31
>>100 エイヴォン
いえ、あたしは何も。
あー……ありがとうございます。
じゃあえっと。
カミカゼを。
( 102 ) 2018/08/28(火) 23:47:53
1つ間を空けて座った彼女に、気付かないはずはなかった。
決して忘れたくないと。忘れるくらいなら死を選ぼうと。
そう思えた、大切な人。
>>98 カペルラ
「……あんた、あんだけ早う帰りたい言うとったわりに、まだ帰らへんのやな。
そないに、ここのカクテル気に入ったっちゅーわけか?」
聞きたいことは、他にもたくさんあるのに。
どうも、真っ直ぐ言葉にできないのは、どうしたものか。
( 103 ) 2018/08/28(火) 23:49:35
>>101 エイヴォン
「んー?んなら、いいや
じゃ、ウイスキーベースでテキトーに、って思ったが、ミドリのお嬢ちゃんにシャンパン開けるとか言ったなぁ
祝いに開けようかね、何かいいもんあるかい?」
( 104 ) 2018/08/28(火) 23:56:15
>>102 カペルラ
「………畏まりました」
シェイカーにウォッカ、ホワイトキュラソー、ライムジュースを入れて軽く混ぜ、氷を入れてシェイキングする。
大きめの氷を入れたグラスに注ぎ、ライムを添えて差し出した。
「カミカゼです」
"あなたを救う"という意味のこのカクテルを選んだ意味を
この7日間見聞きしていたことを
どこかで察してはいたが口には出さなかった。
( 105 ) 2018/08/28(火) 23:56:47
>>アウローラ
「人間は、帰られる、ね。
なら私はここでのんびりしてるわ…。
もう、人じゃないし、ここも住み心地良さそうだし。
ただし、ムラクモは元人間。別に帰っても良いでしょう?
貴女、それくらいなら朝飯前よね? 」
( 106 ) 2018/08/28(火) 23:58:09
>>105 エイヴォン
どうも!
上手な人はお酒を出す姿まで様になるんやねえ。
>>103 ゼノン
ん、お疲れ。
あー……もう鍵も開いていつでも帰れるみたいやけんさ?
名残を惜しむのも、いいかなって。
……うん。役目もあることやし、ねえ。
口約束はせんのよね。あたし。
( 107 ) 2018/08/28(火) 23:59:27
>>104 アルマン
「シャンパンも勿論ございます。
お祝いでしたらクリュッグのロゼなどがよろしいかと。
先に軽く一杯飲みながら皆さんが揃われるのをお待ちするようでしたら、ラスティネイルなどいかがでしょう?」
( 108 ) 2018/08/29(水) 00:05:26
"何を惜しむもんがあるんや、こんなドえらい目にあった店に!"
とでも言ってやろうと思った。
しかし、最後に彼女が言った、役目という言葉に、息を呑む。持ち前の能天気で無視することはできなかった。
彼女の"役目"はーーーーー
>>107 カペルラ
「あんたもけっこう、可愛らしいとこあるんやな。
ほんなら、また……一杯付き合ってや。
オレもな、ちょうど名残を惜しもうと思うとったところやさかい。」
( 109 ) 2018/08/29(水) 00:09:11
>>109 ゼノン
……今ごろ気づいたん?しっかりしてよね。
/*
グラスを目線の高さまで上げ、乾杯の仕草を取ってみせる。
*/
そうやね。時間は、あるから……。
あなただって喋りたい相手もおるやろうし、
惜しむ名残が尽きたら、その時は教えて。
( 110 ) 2018/08/29(水) 00:23:37
>>108 エイヴォン
「パシリの分際なんでねぇ、カネはねぇぞ?
甘いヤツだっけなぁ
そんなら、リキュール少なめで頼むぜ
ちっと重いのを呑みてぇ気分なんだ」
男は、バーテンを一瞥し、ゆったりと男女の喧騒を眺めました
( 111 ) 2018/08/29(水) 00:44:13
>>49 パレス
狼少年ってか。……それくらいでいいよ。
君は信じないくらいが丁度いい。
[俺は彼女の腕を見つめる。一瞬だけ握ってから、その力を緩めた]
はいはい。もう力は込めてないだろ?
君が振り払えばいい。
( 112 ) 2018/08/29(水) 00:56:07
>>-112 ジョン
「………わたしは、ジョンさんのことを信じたいのですけど。」
とぽつりと呟く。
「…………ずるいです、そんなの。
………うーんと、でも、ジョンさんがそう仰るのであれば……。」
と小さな声で言い、手を軽く振り払い、彼の服の袖をきゅっと掴む。
「……えっと、嫌、でしたら振り払っていい、ですので。」
と彼の顔を見上げ、にこっと笑う。
( 113 ) 2018/08/29(水) 01:23:52
>>-85 ナザレ
そんな事をしてると、突然後ろから話しかけられ、びくっとする。
思わず、ジョンの後ろに隠れた。
「…………何か、御用でしょうか。」
と怯えながらナザレを見つめる。
勿論、その目は斜め横を向いているが。
( 114 ) 2018/08/29(水) 01:24:10
>>69 リディア
去ろうと思った時、リディアの言葉を聞いて、歩きだそうとした足を止める。
ぐっ、と奥歯を噛み締めてから、唐突に彼女の両腕を壁に押し付ける。
額がくっつくくらい、顔を近づけると、無理やり、薄ら笑いを浮かべた。
「……うぬぼれないでくれ。別にきみに信じて欲しかったわけじゃない。
毎日欠かさず「おはよう」、と声をかけていた人間が居なくなった時、どういう反応をするか知りたかっただけだよ。
──おれは、【レイズ】だ。
【リーノ】の無残な最期は、きみも見ただろ。あの日におれは捨てたのさ。「爽やか」で「優しい」、悪いことなんかしたことない、誰からも好かれるリーノ。
そんな、型にはめられた自分が、ずっと嫌いだった。
だから、おれは【リーノ】を捨てた。きっとおれが憑狼になるのは必然だったのさ」
( 115 ) 2018/08/29(水) 01:31:26
>>113 パレス
……俺はオススメしないけど。
[振り払われた腕に、笑みを深めたところで、もう一度腕が引かれる]
そう来るとは、思わなかった。
……馬鹿だな、俺に振り払う理由はないよ。君の方が離せって言った癖に。
[反対の手で頭を覆ったところで、彼女が唐突に俺の背後に回る]
……?
>>ナザレ
……ああ、君か。
( 116 ) 2018/08/29(水) 01:33:40
(>>115続き)
ふ、と。彼女を壁に押し付けていた腕の力を弱め、改めてにっこりと笑う。
「じゃあな、リディア。確かに、きみには、してやられたよ」
「きみは浪漫も色気もない、つまらない女だよね。
おれは逆立ちしたって、きみにはなれない。それだけ伝えに来たんだよ」
少しの沈黙の後、皮肉な笑みを張り付ける。
「……ま、せいぜいムラクモとよろしくやってくれ」
後ろ姿を見せたまま、ひらひらと手を振った。
( 117 ) 2018/08/29(水) 01:36:18
−−宵の時。
夜を迎える、一歩前。
( #5 ) 2018/08/29(水) 01:49:20
>>114 パレス
[ジョンの後ろに隠れる姿に微笑ましく笑う。
可愛いなあと、そう思った]
君とこうして話すのも最後だと思うからね。
お別れを言いにきたんだ。
後は、お礼もね。
………。
[斜め横を向くパレスの目線。
それを覗き込むように顔を近付ける]
( 118 ) 2018/08/29(水) 02:04:22
君を無残に殺したのはこの俺だよ。
怯える姿が可愛いと、以前から目をつけていたからね。
君は俺と初対面のつもりだろうが。
……君の最期は実に素晴らしかった。
創作意欲を掻き立てられるものがあった。
ああ、ああ、今も鮮明に覚えてるよ。
君の肉を引き裂いた感触を。
むせかえる血の匂いを。
抜け殻になった体の硬さ、重さを。
光を失った瞳の昏さを。
ありがとう、俺の糧になってくれて。
君は死ぬ事によって、俺の作品の中で永遠に生き続ける。
( 119 ) 2018/08/29(水) 02:04:36
[ありがとう、ありがとう。
感謝の言葉を乗せた言葉は淡々と。
しかし、パレスの最期を再現するかのように克明で熱を込めた、正確な描写だった]
しかも奇跡だ。
君は殺したのに生き返った。
そして俺の前にいる。
嬉しいよ、すごく嬉しい。
これでまた君の怯える姿が見れるんだから。
殺すのはいい、創作の糧になる。
だが、死ぬのはいけない。
俺は殺したかったが、君に死んでほしくはなかったよ。
死ねばそれまでだからね。
[くるくると、ジョンとパレスの周りを歩く。
そうしてパレスの姿をじっと観察していた。
360度どこからでも見れるように]
( 120 ) 2018/08/29(水) 02:05:22
ん、話しが長くなったな……。
つまりだ。
俺と出会ってくれてありがとうパレス。
そしてさようなら。
[すっと、握手のつもりで手を差し出す。
にっこりと。
どうするのかな、と優しく見守りながら]
( 121 ) 2018/08/29(水) 02:05:40
>>118 ナザレ
覗き込まれた顔に、目と目が合い、パレスの体はぴしり、と固まる。
全身が石になったかのような錯覚に惑わされ、そのまま動けなくなる。
彼が淡々と語るのを、心の中では嫌だ、と思いながらも足が、手が、動かない。
過度の恐怖に、背に冷や汗が伝う感触と、目の前がくらりと歪む感覚と、喉が焼けて潰れたかのような感覚にじわじわと苛まれる。
意識を失わぬように、ジョンの服の袖を掴んでいる手と反対の手を、爪で血が出る程握り締め、何とか正気を保つ。
現実時間にすれば数分程だったが、パレスにとっては、永遠とも思える長い時を経て、やっと話し終えたのか、ナザレは笑顔で自分の前に手を差し伸べてくる。
鈍いパレスでも、握手を求められているのを理解した。
相変わらず視界は歪んだままで、目の焦点が合わせづらい。
ナザレの方を向けているか分からないが、そっと顔を上げ、緊張と恐怖でからからの口を開く。
( 122 ) 2018/08/29(水) 02:50:48
「…………ごめんなさい。
その、わたしはお仕事柄、沢山の人を見てきたつもりですが……貴方の、言ってることが理解出来ません。
どんな理由であれ、人を殺すのは……いけないことなんです。
その、考え方が違う、とか単純な話ではなく……きっと、わたしと貴方は巡り会うべきではなかった、のだと思います。
わたしは、この先何があっても、きっと、貴方の存在を……認められません、から。
……さようなら、ナザレさん。」
そう言い終えると、いつもの様にそっと目を伏せ、ジョンの服の袖を強くきゅっと掴んだ。
( 123 ) 2018/08/29(水) 02:51:25
[彼女は明らかに怯えていたが、俺は冷めた目で男を見ていた。ベラベラとよく動く口は碌なことを話はしない。小説家の癖に、女の口説き方を知らない男だ。
……何か言ってやろうかと思ったが、彼女が話し出すので口を閉じた。これで、彼女が優しくでもしたらどうしてやろうかと思ったが、流石にそれほど無垢でもないらしい。さようなら、と彼女が告げた後で、ナザレの顔を見た]
>>ナザレ
やあ、狼くん、振られちゃったねえ。
怯えてるから、それくらいにしといてやってよ。
[それからほんの、気まぐれで男の手を取った。そういえば、俺はこの男が気に食わなかったななんて思い出しながら]
可哀想だから、ボクが握手してあげよう。
あはは。
[この男は、永遠に彼女の苦しむ顔しか見られない。精々脳裏に刻みつけておけばいい。
ざまあみろよ、と口を動かしてから手を離した]
( 124 ) 2018/08/29(水) 03:29:51
>>パレス
行こう、パレス。
せっかく生き返ったんだ、なにか美味しいものでも摘もうよ。
[先ほどと同じように一度頭に軽く手を置いた。それから離れるか、と足を向ける。俺はこいつと違って、彼女の苦しむ顔を見る趣味はないのだ]
( 125 ) 2018/08/29(水) 03:38:08
「………」
今日が終わり、昨日になる。
明日が始まり、今日になる。
慌ただしく、急速に、儚い1週間が過ぎた。
残酷な死体が上がる事も無く。
処刑者を独房に詰め込む事も無い。
[退屈だった日常]
[ありふれていた毎日]
[刺激のなかった日々]
それと似ているようで、何処が違う日が。
とうとう今日、訪れた。
「一度死んだのよね、私…」
( 126 ) 2018/08/29(水) 04:39:14
>>128(続き
/*
リディアちゃんから借りたこのライター、本当の持ち主は彼。私はこれをどうしようかしら。
彼に投げつける? 言わずに持っておく? それとも…。
*/
*カチンッ* *シュッ* *………* *チャッ*
オイルの入っていないライターは火が付く筈もなく、ただ
カナンの手の中で何度も何度も同じ音を繰り返す。
/*
………中身が入ってないんだから、火が点かないのは当当たり前よね…。
*/
( 127 ) 2018/08/29(水) 04:52:53
( A2 ) 2018/08/29(水) 04:53:58
ふう、と一息つき、胸を撫で下ろす。
どんな相手であれ、こんなにはっきり拒絶するのは心が痛むものがあった。
が、ナザレへの恐怖で、思ったより感情的に言葉が出た事に対し、自分でも驚いた。
ジョンが代わりに握手をしてくれた事で角は立たずに済んだだろうか、と思っていると、彼から話しかけられる。
>>125 ジョン
「……!そっか……生き返ったから、ご飯、食べられるんですよね。
はい、行きましょう、ジョンさん。」
彼にぽん、と頭を軽く撫でられ、徐々に心に平穏が戻ってくるのを感じる。
袖を掴んだ状態はそのままに、ジョンについていく。
ナザレの方は恐怖心から振り向く事は出来なかったので、彼がどんな顔をしているか、パレスには知る由もなかった。
( 128 ) 2018/08/29(水) 07:19:47
「人間は、帰る」
「おれは、狼だ。身も心も───もう戻れない」
「これでいいんだ」
自分で言い聞かせるように呟いた。
「……他に話したいやつ、いるかな」
( 129 ) 2018/08/29(水) 07:59:02
ああ、そうだ。酒を飲もう。
席に乱暴に腰掛けると、エイヴォンの姿を見つけ、オーダーする。
>>エイヴォン
「じーさん。オススメのカクテルくれよ」
( 130 ) 2018/08/29(水) 08:00:30
>>89 ナザレ
「ゲ。────出たな、くそったれめ。
オマエには散々頭悩ませられたぜ!」
声のするほうに振り向くと、恨みをのべつまくなしに喋り出す。が、彼の口から続く言葉に、毒気が抜かれたように目をまん丸くした。
「オオ……なんだ。
なんかヘンなモンでも食ったか?」
>>87 テトラ
「オイ。なに勝手なコト言ってやがる。」
当初予定していたより何倍も唇をへの字にひん曲げて、後ろからテトラの頭を軽くはたく。
そして、彼女の隣の席にどかりと、乱暴に腰を下ろした。
「アンタもここからちゃんと出てくれなきゃあ、俺っちが困んだよ。喫茶店のなんたらマシマシコーヒーに、ケチつけに行けなくなンだろーー?」
( 131 ) 2018/08/29(水) 08:25:58
>>111 アルマン
手持ちがないという男に笑いながら言葉を返す。
「はっはっ
1週間これだけの人数の方のお時間をいただいたのですから、そのお代ということでよろしいかと」
氷を入れたロックグラスにスコッチウイスキーと通常より少な目のドランブイを注ぎ軽くかき混ぜる。
「ラスティネイルです」
( 132 ) 2018/08/29(水) 08:37:53
ネアカは、エイヴォンに、俺っちにもなんか入れてくれよ!!
( A3 ) 2018/08/29(水) 08:40:00
>>エイヴォン
……あっはは。
1日だけ、ってお話でしたのに、また、手伝ってもらっちゃってますね。
今晩もまた、お願いしていいでしょうか。
きっと皆さん……私よりも、エイヴォンさんの方が、快く飲めるでしょうから。
( 133 ) 2018/08/29(水) 08:49:02
>>130 リーノ
1週間前、ダイキリを頼まれた男性から注文された。
確か憑狼という役を引いていた…
「畏まりました」
オススメと言われ2杯の同じカクテルを作っていく。
グラスに氷を入れ7分目まで水を入れ、マドラーに沿わせてウイスキーを注ぐ。
「お待たせ致しました。
ウイスキーフロート、カクテル言葉は"楽しい関係"です。
貴方がこの言葉を贈りたい方と、一緒にお楽しみください」
( 134 ) 2018/08/29(水) 08:51:04
>>133 アウローラ
「おねーさんとは、これからながーいながーい付き合いになるんだろ」
頬杖をついてニッと笑う。
「店主なら同居人を飽きさせない工夫を頼むぜ?
刺激が足りなきゃ、イタズラするからな」
( 135 ) 2018/08/29(水) 08:52:56
>>133 アウローラ
「構いませんよ。
何にせよ今日が終われば私は妻と共に眠ります。
最後までお客様の望むカクテルを作ってからでも遅くはないでしょう」
朗らかに微笑みながら店員の女性へ応える。
「おや?お手すきですかな。
それでは、私の最期の1杯をお作りいただけないでしょうか」
自分の作るカクテルの味は飲まなくても覚えている。
せっかくだ、最期に誰かに作ってもらった1杯を飲んで眠りたいと思った。
( 136 ) 2018/08/29(水) 08:59:46
/*
店内では、ポツリポツリと、今回の逢瀬を懐かしみ談笑する声が上がる。
敵陣営同士、殺し合い、騙しあった仲といえど、そこに区別なく、己が関わった人間に、尊び、愛おしそうに。
ひとときの命を吹き返し、
全てが"そんな夜"と語られるこのお店の、なすべき力なのかもしれない。
自らが2度店主を務める、となっても、この『Nostalgic Nocturne』の持つ不思議な力は、まだ自分には御せないのだった。
ただ、それでいいとも思う。
きっと御す必要もない。
皆々が、自ずと生み出す空気ならば、私はその場を取り持ち演出するだけ。
店主、なのだから。
*/
( 137 ) 2018/08/29(水) 09:00:01
/*
この店の店主として、
今回の、前回の惨劇の当事者として、
なすべきことをなすのみ。
*/
>>ナザレ
>>ジョン
>>パレス
……お別れはお済みですか?
きっとまだ、言い足りない言葉などがあるのではないでしょうか。
皆さんはそれぞれ【別の世界】へ、または私とともにこの地の底へ向かわれます。
生き返る皆様もまた、【それぞれの、自分たちの帰るべき世界】へ。
( 138 ) 2018/08/29(水) 09:04:26
ドアを開ければおしまいです。
この場で巡り会わせました奇跡、
どうぞ、最後の夜を、後悔のないよう、お過ごしくださいね。
( 139 ) 2018/08/29(水) 09:04:34
−−夜。
最後の、そんな夜。
( #6 ) 2018/08/29(水) 09:05:14
>>リーノ
あら? 私からのドリンク、受け取って下さるんですね?
まー、何もしませんけどぅ、憎き狼からのオーダーでも、店主の定めからは逃れられませんからね。
……長い、お付き合いに、ですかぁ。
そうですねぇ。ご遠慮したいですけど……あちらには、皆さんがいらっしゃいますよ。
あなたのお仲間も、あなたのお仲間が殺した人たちも。
−−どうぞ。
エンジェルフェイス、というカクテルです。薄茶、オレンジっぽくて、綺麗ですよねぇ。
……綺麗といえば、お顔だけでしたら、綺麗なのになぁ。ずっと、そのお顔でいらしたらよかったのに……。
……カクテル言葉は、ご自身でご想像ください。
( 140 ) 2018/08/29(水) 09:14:12
リヒトは考える。
ここでの出来事は全て夢だったのだろうか。
様々な経験をしたが、死ぬのは二度と味わいたくないと思った。
…人間なので、この願いは叶わないのだが。
「…せっかくですし、僕も何か頂きたいですね」
この夜を忘れないように。
( 141 ) 2018/08/29(水) 09:22:09
>>A3 ネアカ
派手な髪色で独特な言葉回しの男性。
彼は兄の姿、口調、考えを真似していると言っていた。
ジンとレモンジュース、砂糖をシェイクし、グラスに注ぐ。
氷を加えソーダで満たし、軽くステアする。
「ジンフィズです。
…これは年寄りのお節介と聞き流してください。
私は"あるがまま"の貴方にお会いしてみたいと、そう思いましたよ」
( 142 ) 2018/08/29(水) 09:36:38
ムラクモ
「……何青臭いこと言ってるの?あんたもオコサマなのね。
ほんとここのお店で大人だったのはオジサマだけだわ。
それに、いちいち細かいこと覚えてるのね。
そんなことを聞いて今更何になるんだか。
ライターはその日の晩明かりにしようと思ったから使った。
後は忘れてただけよ。オイルも切れちゃったし。
……いいわ。何もわかっていないみたいだから教えてあげる。
私は何も、傷ついてなんかない。
バーで知り合っただけの男のことで振り回されたりなんかしない。あんたもリーノも、私を傷つけることなんてできない。
……リーノの言う通り、浪漫も色気もない女よ。
でも、誇り高いの。
他の人が何人も心の中に入っているような男が、気安く触っていいような女じゃない。
あんたがどうしたいのか決めてからにしたら?
私は飲んで来る。
( 143 ) 2018/08/29(水) 09:41:25
( A4 ) 2018/08/29(水) 09:42:03
>>138 アウローラ
ん?
うわあ、頭のおかしいおねーさん。
…………。
[地の底へ、という言葉にせせら笑った]
俺は別に悪いことなんにもしてないんだけどねえ。
ふん、まあいいさ。
[…………どちらにせよ、彼女と俺は別の世界の人間。ありえない事といって済ますには、ここは非日常が過ぎる。これだから希望は持ちたくない]
……一杯頂戴よ、店員さん。まだ君の酒は飲んでないんだ。
( 144 ) 2018/08/29(水) 09:44:57
店主の話を耳にしてなんとなく、──錠が外れたあの扉を抜けた先で、もう二度とこの店で出会った人たちと会うことはないのだろうと、悟ってしまった。
悟ってしまったら、途端にからだの力が抜けた。けれど不思議なことに、想像していたよりも悲しくはなかった。
>>テトラ
「なんだ。……無事帰っても、アンタを冷やかしには行けなさそうだな。こりゃあ残念、ヤハハ。」
( 145 ) 2018/08/29(水) 09:55:50
>>56 ネアカ
痛っ––––。
……うるせえ上に暴力的な男だなテメエは。
[一度睨みつけたあとに、頬が緩んだ。俺らしくもない。やられたままというのも癪なので、俺はネクラの肩を思い切り殴る]
ふん、じゃあセンスはまだテメエの方が兄貴よりましだなネクラ。
…………ま、その願いは叶うかもしれねえけどな。
( 146 ) 2018/08/29(水) 09:56:16
カウンターへと向かう。
そこにはこのお店でたったひとりの"大人の男"がいた。
話が通じそうなのはこの人だけだろう。
>>142 エイヴォン
「……ねぇオジサマ。私ほんとに疲れちゃった。
今日がここで過ごす最後の晩なら、私も何か飲んでいいよね。
オジサマの作るカクテル、とってもきれいでおいしかった。」
みんな身勝手なことを言う。
私もそうなのだろう。
リーノやムラクモの言葉や表情をふと思い出した。
果たして自分はどんな顔をしているのだろうか。
( 147 ) 2018/08/29(水) 09:59:53
>>エイヴォン
あら、おじさまが私のドリンクを?
あらあら、お口に合うか分かりませんけど……あは、ちょっと嬉しいかも。
……僭越ながら。
普段、どんなお酒飲まれるか存じませんが、ちょっと変わったものから。
香りも強くて、甘いですし、お好みでなかったら、残していただいてもいいですから……。
コーヒーリキュールと、生クリームと、
VSOP、ホワイトキュラソー。
生クリーム入れてシェイクするカクテル、私すごい好きなんです。
口元も、ふわふわになるんですよー。ふわふわに。ふふっ。
おじさまなら、お分かりですよね? このカクテル。
私からおじさまへ。
おじさまから……また、どなたかへ。
( 148 ) 2018/08/29(水) 10:10:59
>>142 エイヴォン
「…………」
グラスに口をつけると、さっぱりと酸味の効いた味が喉を通り、胃のあたりにほんのりとあたたかな熱感を覚えた。
苦味は少なく、飲みやすい。
「……"あるがまま"、か。
ちゃんと喋るのは初めてなのに、爺さんはすげぇな。
あるがまま……あるがままねぇ。」
「……そうだよな。
サンキュー、……これ、美味いぜ。」
( 149 ) 2018/08/29(水) 10:17:57
リーノが強く握った両手をさする。
「……痛い。」
じんじんする。見たら赤く手形が付いていた。
数日前に会話した"リーノ"なら絶対にこんなことはしなかっただろう。
口ならいくらでも戦えると思うが、腕力では勝てない。
……わかっているのだ、彼の"温情"がせいぜい口論におさめてくれているのだと。
そういえば彼は言っていた。
「毎日おはようと声をかけていた人がいなくなったらどんな顔をするのか」と。
リーノが挨拶をしてくれていたこと、自分は気づいていただろうか。そんなささやかな思惑にすら乗ることもできなかったのか。
「そうね。本当につまらない女だな……」
そしてどうやら、リーノはここから出られないらしい。
それは、理不尽ではないのか。
どこか無理に笑ったリーノの顔をを思い出し、もう少しだけ話をしてみたくなった。それにしても、背景が全くわからない。"つまらない女"なりに、何があったのか知りたいと思った。
( 150 ) 2018/08/29(水) 10:23:40
>>144 ジョン
ま! 人を狂ったみたいに!
言っておきますけどねー! 皆さんにちゃんと狼さん退治してもらうために
……いいんですけど。
妹さん、お探しでしたっけ。
生憎、心当たりはありませんけど……元気でやってると、いいですねぇ。
そういえば、前にもいらっしゃったんですよ、お兄ちゃんを探してる、という方。
ジョンさんは、その方のお兄さん像とはちょっと違いますけどね、あっはは。
そんな、お二人に。
ギムレットを。
( 151 ) 2018/08/29(水) 10:26:57
>>146 ジョン
「いってぇ………。
……なにニヤけてんだよ、気持ちわりーな。」
ジトリと睨め付け返すと、能面のような笑顔しかできないと思っていたジョンが、頬に微笑を漂わせていた。
さきほどのアウローラの話を思い出して何とも言えない気持ちになるが、こいつのためにしんみりしてやるのは、自分の役目ではない。
いつも通り鼻で笑ってやった。
「──そうだな。あの店主、よく分かってんじゃねぇか。ジョニーみたいなヤツ野放しにしてたら、世界中の詐欺事件が増える一方だぜ。」
「……。……なぁ、そういえばずっと気になってたコトがあったんだがよぉ。」
( 152 ) 2018/08/29(水) 10:28:37
>>131ネアカ
叩かれた頭を抑えて、声の主に向き直る。
「『てとらの愛情たっぷりマシマシ珈琲♡』ね。一字一句抜け漏れなしに注文しないと砂糖と塩を入れ間違えるよ」
頬を膨らませ訂正したのち、スッと真顔になって続けた。
「ボクが此処から出たって結局、いつまで生きてるかわかったもんじゃないのさ。明日死ぬ可能性だってある。そこはもう誰にもどうしようもない」
「理屈は知らないが、此処ではボクも永遠に存在出来るようだし。キミがセーニャさえ連れ出してくれればさ、ボクは満足」
「まあ、キミが寂しくてどうしてもって言うなら……また探してくれないか? この店をさ。
思い出したくもないことかもしれないけれど。それでも覚えていてくれるなら。見つけ出してくれるなら。
何度だってキミの注文を受け付けよう」
「はは、店主は嫌がるかもしれないけどね。居座ってやる」
( 153 ) 2018/08/29(水) 10:36:12
>>151 アウローラ
あはは。
……そうだねえ。元気でやってるんじゃないかな。
[死後の世界が、ああいうものなのなら、案外今もそばに居たりするのかもしれないと思った。だからといって、俺には関係ない話]
あー……、そいつには、少し心当たりがある。兄もそうだが……、随分とアンタにご執心だったがな。
……ふうん。
生憎酒は詳しくないんで、アンタの意図はわかんないけど。
いただくよ。
( 154 ) 2018/08/29(水) 10:39:36
( 155 ) 2018/08/29(水) 10:43:45
>>152 ネアカ
失礼な。
俺は犯罪なんて愚かなことはしない。
……あ?
なんだよ、改まって。
( 156 ) 2018/08/29(水) 10:44:25
テトラは、「ボクは待ってるよ。キミたちがボクのことを忘れても」
( A5 ) 2018/08/29(水) 10:50:36
>>147 リディア
疲弊した表情の女性から声をかけられる。闇狩人として勝負に出てから最後まで強気に頑張っていた方だった。
分厚く囲われた彼女の心を否定する気はない。
傷付かない…傷付かないフリをすることは自己防衛の一つだ。
今更それを壊したらそれこそ心が壊れる人もいるだろう。
けれども…彼女への敬意と、今夜だけは"これ"を飲み込んで自分の心と向き合うことができたら。
そう思い1杯を作った。
「闇狩人だからこそできた憑狼探し、お見事でした。
貴女は知的で理性的な、素敵な女性ですね。
そんな貴女へ、あえてこのカクテルを。
エル・プレジデンテ、カクテル言葉は"プライド"です」
どれだけ頑なになっても貴女の心に住み着いて離れない方がいらっしゃるのであれば、最後くらい後悔のないひと時を。
そう願わずにはいられなかった。
( 157 ) 2018/08/29(水) 11:21:15
「んっ………、今日もカウンターでグッスリ、か
ライターで遊んでて寝るなんて、私ったら子供みたい…」
[リディア]のライターは蓋が開いたまま横に倒れている。
「………、オイルが切れてるから、湿気る事は無いけれど勿体無いわね」
*パチン*
「さーてと。アウローラ。私にもお酒を頂戴。なんだかその人に合ってるカクテルを配ってるみたいじゃない、私にも頂戴な」
( 158 ) 2018/08/29(水) 11:33:02
>>エイヴォン
「エイヴォンのおぢ様、貴方もなんでしょ? 一杯頂きたいわ
私見た目の通り我儘だから バーテン二人から頂くわ」
( 159 ) 2018/08/29(水) 11:35:29
>>157 オジサマ
……"プライド"を、ひと口飲み込む。
「初めて飲んだけど、おいしい。やっぱりお上手ね。」
そしてやっぱり、この人は大人だ。
わかっていて、聞かない、さすがだ。
「……ちょっとだけお話、聞いてもらえるかな?」
( 160 ) 2018/08/29(水) 11:43:04
>>153 テトラ
……そんなことおっしゃらないで!やっとお友達になれたのですわよ!だから…どちらかだけが残るなんてそんなこと考えてはいけないですわ。
見て?わたくしたち、他のみんなと変わりないですわ。同じように話してうごく、同じ【人間】です。だからみんなで帰れますわよ!そうでしょう……?
( 161 ) 2018/08/29(水) 11:48:47
>>141 リヒト
はーぁい。ちゃんと聞いてますよぅ。
……リヒトさん、いえ、あなたは……どなたなんでしょうね。
どうしても私、あなたから……少し距離を開けないといけない気がするんです。
お味は、モヒートの爽やかさを抽出したような、そんなお味でしょうか。
(カシャン、と最後の一振りを終えて)
……スティンガーといいます。
どうぞ。
( 162 ) 2018/08/29(水) 11:56:58
>>158 カナン
あら、贅沢なオーダーですこと!
私とおじさまのですかぁ。よかったら、一緒にされませんか?
普通のレモネード、なんですけどね。
自家製なんですよー一応。
グラス一杯で出しますから、そろそろかな、って思ったら、おじさまに渡してくださいな。
( 163 ) 2018/08/29(水) 12:06:41
>>146 アウローラ
常に落ち着いている目を少しだけ見開く。
「…ベルベットハンマー、ですか?
っはは!
いやはや、私がいただくには随分可愛らしい。
ありがとうございます。
いただきます」
"今宵も貴方を想う"
そんな意味を持つカクテルをこの歳で飲むとは。
意味を抜きにしても舌先からじんわりと広がる甘い甘いカクテルは久しぶりだった。
ほんの少し照れたように笑いながら、また一口。
( 164 ) 2018/08/29(水) 12:12:43
>>143 リディア
「…ああそうさ。アンタが突然話しかけたあの時のように俺は紳士な大人じゃない。
でもこれが俺だ。アンタが俺に求めてるのかは知らねぇがそれはエゴだ。
アンタは最後まで強かったよ。
でも強かった、それだけだ。
リーノに同情する、なんて言い方はアイツに失礼かもだが、アンタと向き合おうと、話そうとアイツなりに努めてたんだろうけど
アンタはそれも必要なかったみたいだ
アンタの「経験」は価値があったものかもしれねぇが、結局アンタ自身を守るだけに出来上がってしまったんだな
…なんていったら、また余計なお世話と言うのだろう。
でも、それで結構。俺が話したかったのはそれだけさ
……じゃあな、リディア。
俺はもう外に出る資格はないが、アンタは出れる
…なにもかも、アンタはきっとここのことを捨ててな」
そう吐き捨て、リディアの前から立ち去った
( 165 ) 2018/08/29(水) 12:13:58
ジョンと共にいると、店員ーーーーアウローラから話しかけられる。
じっ、とアウローラの話を聞いていたが、鈍いパレスでも気づいてしまった。
ジョンと、お別れをし、自分の世界に帰らねばならない事を。
自分の世界に帰れると聞いて、胃がじくじく痛み、気分がとてもよいとは言えない、そんな心情になる。
………あの世界に帰るのか。
また、わたしは出来ない子呼ばわりされ、蔑まれる生活に、現へ帰らねばならないのだと、そう思うだけで、ここで生を終えたくなったが、ふと、ちらりと目の端にジョンの姿が映る。
その時、自分が今やるべき事は自害する事か?いいや、自分が死んだあの日、悲しんでくれた彼の為にも、自分は今、生きねばならない、ここで死ぬのは彼を苦しめるのと同意義だ。
そう思い、自分の首にかけようとしていた手を下ろす。
( 166 ) 2018/08/29(水) 12:20:24
どうやらまだ、時間はあるようだ。
自分に今出来る最大限の事を考えよう、そう思った時だった。
喉が熱く、酷く乾いている事を自覚する。
そういえば、元に戻れてから何も飲んでいなかったな、とアウローラに話しかける。
>>アウローラ
「………あの、お忙しいところ、ごめんなさい。
わたしにも、お飲み物をいただけますか……?」
といつもの様に控えめに声をかけた。
( 167 ) 2018/08/29(水) 12:20:54
>>167 パレス
……えぇ。可愛らしいお嬢さん。
難儀なお相手にしたもんですねぇ。
なんだか、今回の女性の方は……皆さん男性に苦労されてらっしゃいます。
……なんて言ってたら、パレスさんのお色になりました。
ベースのシェイクが終わったら、ソーダアップして完成です。
カカオフィズ、です。
ちょっと不思議ですね。暗い色ですけど、澄んでいて。
口に含むと、甘いんですけど……パッ、と酸味もあるんです。
またどの味にされるのか決まりましたら、お声がけくださいね。
ふふ。
( 168 ) 2018/08/29(水) 12:32:22
>>164 オジサマ
「ね。本当にオコサマたちはわかってないよね。
泣きついたり、本心を話したり、なんて。
そんな無防備な姿を見せられるなんて。
……自分を受け入れてもらえる自信がないとできないことだってどうしてわからないのかな。
簡単な引っかき傷なんかじゃない、立ち直れなくなるくらい私を傷つけることができるって、どうしてわからないのかな。」
じわじわとみっともない涙がこみ上げてくる。
「でも、もういいや。ひとりは全然わかってないみたい。
あんなかみ合わない返事されたらリングに立っているのは私だけよ。
アイツずるいよね。結局自分が何を考えてどうしたのか何にも話さなかった。
……案外何も考えてなかったりしてね。
私、ほんとに、男を見る目がない。」
( 169 ) 2018/08/29(水) 12:40:17
>>153 テトラ
「ハア!? いや、塩と砂糖わざと間違えンのはさすがにナシだろ!」
その後、神妙な面持ちで続けるテトラの話を黙って聞く。
しかし最後、自分を探してほしいと言った彼女の言葉に、ネアカは意外そうに目を瞬かせた。
「……ふーん。ま、アンタが探してほしくてどうしてもって言うなら、見つけだしてやってもいいけどな。」
「…………」
「………………あーあ。アンタ助けて元の世界に戻ったら、喫茶店でも病院でもどこにでも会いに行って、アンタが死ぬまで嫌がらせしてやろうと思ってたのにナー。
それも無理みてぇだし、それなら記憶だけでも頭に留めて、『そんな夜もありました』って……諦めちまおうと思ったのに。」
( 170 ) 2018/08/29(水) 12:44:43
>>テトラ
「しょうがねぇから、俺が迷子のおチビさんを迎えに行ってやるよ。なんたって、ピザ屋の配達員は道覚えるのが得意だからな。」
( 171 ) 2018/08/29(水) 12:49:09
>>132 エイヴォン
「なぁるほど、16人×日給ならお釣りどころじゃねぇな
差し出す時間がココまでってのは、""人間の皆さん""だけのようだがね」
「ああ、ありがとな」
男は、釘が錆びたような液体を口に含みました
「はー、これをバァサンに報告したら、少しゃ足しになっかな」
( 172 ) 2018/08/29(水) 12:51:56
ネアカは、テトラに話し終わったあとジンフィズを一気飲みした。
( A6 ) 2018/08/29(水) 12:54:51
こぼれた涙をぬぐいもせずに、また"プライド"をひと口。
ぐすぐす鼻が鳴る。
……困ったな。
「あ、ごめんね。オジサマも男だった。」
努めて明るく言う。
「もうひとりはね、何かいきなりよくわからないこと、ぶつけてきたの。
何があったかわからないけど、私がわかってないことに腹立てるのかな。
知らないけど。
聞いて欲しいこと、知って欲しいことがきっとあるのよ。
でももう話しかけてはくれないだろうな。
……でね、私実は、少しぐらいは心当たり、あるの。
でもそれだけじゃ、足りないのよ。きっと。」
( 173 ) 2018/08/29(水) 12:55:22
……オジサマ、いなくなってからもお店のこと見てた?
何が起こって、こんなことになったのか。
オジサマはきっと……知ってても教えてくれないよね。
……私が泣いたのは、誰にも内緒よ。
見せてやるもんですか。アイツらなんかに。」
( 174 ) 2018/08/29(水) 12:55:32
>>168 アウローラ
「ふふ……それ、他の方にも言われました。
わたしは難儀、とは思いませんが……確かに、一筋縄ではいかない、です。
わあ……ありがとう、ございます。
わたし、初めて飲みます。
でも、カカオベースなら多分好き、です。」
と言いながら、一口飲む。
すると、口の中にカカオとレモンの甘酸っぱい味が広がる。
やはり、自分が好む味だった。
「美味しい………素敵なカクテルをありがとうございます。
………?わかり、ました。」
自分の元から去っていくアウローラを見送りながら、軽くお辞儀をした。
( 175 ) 2018/08/29(水) 12:56:41
>>156 ジョン
「別に改まってなんかねぇよ。
いや、ホントの名前なんつーのかなと思ってサ。
ジョン・スミスとか絶対嘘だろ。」
( 176 ) 2018/08/29(水) 12:58:43
>>149 ネアカ
「ごゆっくりどうぞ」
それ以上は何も言わなかった。
言葉は少し足りないくらいでいい。
考え、迷い、悩み、時には間違えながら、選択を重ねて自分の人生を築いていけばいい。
それができるのは、人間の特権だろう。
>>160 リディア
「ありがとうございます。
おや、こんな老いぼれにお話いただけるとは光栄ですね」
微笑みを返し彼女の話へ耳を傾ける。
( 177 ) 2018/08/29(水) 12:59:28
[彼女が酒を飲むのを横目で見ながら、ギムレットを一口含む。爽やかなのに、鼻に抜けるライムが少し痛かった]
>>176 ネアカ
なんだ、お前馬鹿そうなのに小説とか読むんだな。
………………。別にお前みたいな面白い名前でもねえよ。
[またこの男に身の上話か。けれど、もはやジョンを名乗る理由もない。酒のせいで、少し浸っていたのかもしれない。こんな奴に、教える気になるなんて]
ドウニ。ドウニ・アーレンス。
( 178 ) 2018/08/29(水) 13:13:38
>>173
離れていたカウンターの席を一つ、一つと移動して行く。
そして、隣に居るのは今はジェントルメンに落ちつかせてもらった目が柘榴の様に赤く腫れぼてている リディアの姿。
「お嬢さん、メイクが落ちましてよ? いえ仮面かしら?拾って上げましょうか? *大人のレディ*は泣かないなんて言ってたのに、最後の最後に根負け? まぁ、ジェントルメンの前ではお嬢さんも感情に勝てなかったって所かしらね」
「気持ちは分かるけども」
ポツリ
( 179 ) 2018/08/29(水) 13:26:59
>>169 リディア
ああ、私は少し彼女を勘違いしていたようだ。
彼女は自分の気持ちを理解していた。
「…歳を重ねれば重ねるほど人が怖くなるのは、言葉の重みや自分の立ち位置を理解しているからでしょう。
貴女は誰よりそれに敏感だとお見受けします」
そこで言葉を区切ると、冷たいおしぼりを彼女の前へ静かに置いた。
( 180 ) 2018/08/29(水) 13:28:07
「ただ、私から見れば貴女もまだまだお若い。
ここで立ち止まってしまうには惜しい方です。
時間も出会いも有限です。
いっそのこと泣き叫び、怒りながら今おっしゃったことや言い足りない言葉を投げつけてやってはいかがです?
あんな奴らに後悔なんかしてやるもんかと思えるくらい吐き出してみては。
ふふ、彼らにはいい薬になるかと思いますよ。
…私もこの歳になるまで沢山人を傷付け、傷付けられて来ましたよ。
男という生き物はどうも自分本位に言葉を発してしまうものですね」
若かりし頃を思い出してしまい、思わず苦笑いを零した。
( 181 ) 2018/08/29(水) 13:28:28
>>179(続き
「それに 貴女 自分の前にあるものしか見えてない様だったけど。貴女も三人くらいから目を向けられてたの、気がついてた? 一人からは激しく責め立てられたみたいだけど」
真っ直ぐ棚の酒を眺めながら話していたカナンはその時だけチラリとリディアの両腕の痣を確認します。
( 182 ) 2018/08/29(水) 13:35:44
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