1794 【RP村】Bite the Bullet.【異能/サイキックバトル】
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次の日の朝、エースサイキッカー アーネスト が無残な姿で発見された。
そして、物語は動き出す。
現在の生存者は、羊飼い メロス、不機嫌 エイミー、闇商人 ライザ、農夫 ハロルド、捜索人 ユウヅキ、配達屋 ノエル の 6 名。
― 自宅前 ―
ああ、お蔭様で。
[ノエル>>1:245にはそう答える。
彼女がエイミーへ向けて、何を囁いたのかはわからなかったが*]
( 0 ) 2017/07/03(月) 00:04:05
ドームに戻れば、ユウヅキ・ナイトラインの家に、請求書を送らないといけないか。
[また村内や、ドーム内で会えるかもしれないが、ライザは、誰もいない店>>1:246で思わず口にした。
今日は店仕舞いと、物体収納能力で闇商店を片付けていく。
台と布を荷として纏め、空間に沈めるように収納した*]
( 1 ) 2017/07/03(月) 00:06:42
……………
[黒い双眼が、前髪で見えぬハロルドの目を凝視していた。村人のことはこちらでなんとかすると言われてなお>>1:241、その視線は外さない]
………
[ボチャリとまた1匹放る。]
お前に、なんとか出来るのか?
実際に、その被害を見たことがないやつに。
実際に、その場に立ち会ったことのないものに。
[その黒い目ががグルリと朱に染まり始めた]
………っいだっ…!!!
[その瞬間、突然頭を押さえた。突発的な頭痛であるようだった。目を開くと目の色は元の黒だった]
( 2 ) 2017/07/03(月) 00:10:08
そういう事にする。
[>>1:242
ノエルに慰められて、はぁ、と緩んだ表情を見せる。
考えようによっては、ユウヅキのおかげで緊張せずにノエルと話せている、と、いえなくもない。]
そう。
よっぽど悔しかったのね。
[負けず嫌いなのだろうか。
巻き込まれているなら、犯罪者の強さを知っていそうなものだ。
それに再び挑みかかるならきっと、腕に自信があるのか、それとも向こう見ずなのか。]
謙虚なのね。
上層の能力者とは大違い。
一人で渡っていけてるなら、
十分強い気がするわ。
( 3 ) 2017/07/03(月) 00:12:26
………コンテナが一杯になったな。残ったのは3匹か。
なら遠慮なく連れていかせてもらうよ
[ユウヅキは何事も無かったかのようにコンテナの中を覗き込んだ。少しだけ、顔が青い。]
……すまない、理解した。
ボクは真犯人を追う。
……村人のほうには、なるべくは手を出さないことにするさ。自信はないがな。あまり喧嘩を売らなければいいんだろう?簡単なことだ
[そう言うと、ニッと笑った。*]
( 4 ) 2017/07/03(月) 00:15:19
―メロス宅前―
[>>1:244
メロスから答えが返ると頷いた。]
そう、ライザから買おうと思って。
色々物騒だから。
[ワンドをベルトに通しながら答える。
いつも通りのメロスだ。
ほっとしたところでノエルからささやかれる。>>1:245
うなずいたけれど、きっと杞憂だろう。]
けが人がでたら特殊チームのテントで
面倒みてくれるそうよ。
あと、井戸水があんま飲まない方がいい事になってる。
そっちもテントでもらえるわ。
[とっくにメロスがけが人を運んだ事は知らず、情報を伝えていく。]*
( 5 ) 2017/07/03(月) 00:21:13
………出来るかどうかじゃない。
何とか”する”のさ。
何が起ころうとも、村を、村人を、護る。
[それが、約束を果たすということ]
……ッ、おいッ
[ハロルドもユウヅキから視線を外さぬようにしていたが、こちらから外れずにいた黒の双眸>>2が朱に染まりだす。
流石に息を飲み、頭を押さえるユウヅキを気にするように声をかけた。
直ぐに何でもないように彼が話し始めた>>4が、その顔色は優れない]
……あぁ、構わない。
そうしてもらえるとありがたい。
[水に関してと村人に対してにそう返したが、ユウヅキのように笑みは返せなかった*]
( 6 ) 2017/07/03(月) 00:29:27
― 自宅前 ―
そうだな、その方がいい。
[エイミーの言葉>>5に頷く。
戦いの腕前は知っているが、敵はそれだけで渡り合えるような相手ではない。
真剣に心配の眼差しを送るのに他意はなかった]
ああ、テントの件は知っていたが……。
井戸水は汚染でもされたのか?
[後者の件は初耳だった。
飲み水は自分だけではなく羊にとっても必要だ。
テントでもらっても対価は求められないのかもしれないが、死活問題となりかねない情報に眉を顰めて理由を訊ねた*]
( 7 ) 2017/07/03(月) 00:35:19
……その、『村』の中に
お前はいるか?
[何気なく、呟くように訊ねた。
悪かった顔色はもう既に元に戻っている。]
……愚問か。
…そろそろ店に戻るか、ライザが帰ってきているかもしれん。この武器を返さなければな。
ではボクは行く。ハロルドも警戒を怠るなよ
ボクは……もう少し、頑張ってみるさ
( 8 ) 2017/07/03(月) 00:36:37
[手の中に水蛇を入れて握り、隠す。
来た時には白かったが今ではすっかり汚れてしまったスカーフの中にも、隠す。
そしてハロルドの方に何もなければそのまま店の方向に戻るようだ。]
……これ、全部はけなかったといったら怒るかな
[お金を稼げなかったことより、売り物が売れなかったことの方が心配なようだ。 もう既に閉められた店>>1を目指して歩き始めた**]
( 9 ) 2017/07/03(月) 00:40:39
―メロス宅前―
メロスも何か買ったら?
ツケにしてもらえるかも。
[警戒はすっかりとけて、話しかける口調は娘もいつも通りだ。]
いえ、中に落ちたおばかさんがいたみたい。
こう、気持ちの問題ね。
羊は多分気にせず飲んでくれるんじゃないかしら。
[ノエルには大丈夫そうだと目くばせを送る。
話がすめばこのまま引き上げてもよさそうだ。]**
( 10 ) 2017/07/03(月) 00:54:49
……………
[問いかけ>>8に言葉が詰まる。
沈黙を是と取るか否かは相手次第。
何か紡ごうとした矢先でユウヅキから問いを撤回するような言葉を紡がれた]
…あぁ。
忠告通り、何か身につけてもおくさ。
水の移動、感謝する。
[謝辞だけは忘れずに告げ、店があった方へ向かうユウヅキを見送る]
( 11 ) 2017/07/03(月) 01:06:45
……『村』の中に俺はいるか、か…。
[村人である心算ではいる。
けれど、能力者絡みで何かあるなら、自分自身にかけていた制限を解く心算でもあった。
肯定を返せなかったのはその先を想像したため]
痛いところを突いてきやがる。
[ク、と自嘲気味の笑みを零し、ハロルドは農具を仕舞っておく納屋へと向かう。
囲いなどをする時に杭を打ちつける長柄の鎚を取り出すと、それを肩に担いだ。
持ち運びに難はあるが、大型害獣の駆除や荒くれ相手に良く使うもの。
使い慣れたそれを手にバラックが集まる方面へと足を向けた**]
( 12 ) 2017/07/03(月) 01:06:52
― 自宅前 ―
ああ、それならもう既にある。
買う、というより事が済むまで借りる、という形だが。
[そう言って腰から引き抜いた杖は、いつもの木の杖とは違うものと見えるだろう。
エイミーの警戒の理由をこちらは知らなかったが、いつものような口調に戻るならこちらも安堵する>>10]
ああ、そういうことだったのか。
[水に関する事情を聞けば、こちらもほっとした。
"羊"は人よりは汚染に強い、がそれはそれとして、飲ませるのに問題はないようだった]
[エイミーとノエルが去るようなら、それを見送ることとなる。
目に見えての問題は起こらない。今のところは――だが**]
( 13 ) 2017/07/03(月) 01:06:57
『かいぬし のみみずになにかあったのか?』
ああ、人が落ちたらしい。
『なんだ たいしたことじゃないな』
『むしろ それはのめないのか にんげんは』
ものすごく喉が渇いてたら飲むだろう。
が、代わりが手に入るならそれでいいさ。
『ふうん なんじゃくだな』
( *0 ) 2017/07/03(月) 01:08:57
( 14 ) 2017/07/03(月) 01:28:13
[店仕舞いをした途端、産毛がチリリとした]
何だ。
[ライザは、口にしながらも思い起こしていた。
ドーム内で起こった、犯人と異能者集団達の戦いで、犯人が放っていたエネルギー体の波動。
あの煌めく球体が現れた時と同じ様な気配が、こちらへ近づいて来る>>9ように感じられた]
( 15 ) 2017/07/03(月) 01:31:32
[いや、もうひとつ。
ライザは、その方向がハロルドの現在地>>12とは分からなかったが、もうひとつ、全く同じ気配が現れる]
( 16 ) 2017/07/03(月) 01:34:34
[そのエネルギー体の波動らしきものは、村広域に波及する。
無能力者はどうかは分からないが、異能者の意識に何かしら、気になる気配を訴えかける。
ユウヅキからは、ハロルドの位置だけに。
ハロルドからは、ユウヅキの位置だけに。
ユウヅキとハロルド以外からは、ユウヅキとハロルドの位置の二箇所から、その気配が感じられる。
催眠ではないものの、マス・ヒュプノスのように広域な、気配を偽り攪乱する能力の使用方法だったかもしれない]
( 17 ) 2017/07/03(月) 01:41:29
[ノエルは、ドームでの犯人と異能者集団達との戦闘を経験しており、これが犯人による攪乱であると気づくかもしれない。
だが、ドームでの戦闘を見ても聞いてもいない者達はどうだったか?]
[そして、彼らが合流したり、揉め事が起ころうとした時、犯人はどこか見えない死角から、異能者へ向けて弾丸の様な物を撃ち込み、更なる混乱を巻き起こそうとしたか*]
( 18 ) 2017/07/03(月) 01:46:19
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A0 ) 2017/07/03(月) 01:55:39
―村中央付近―
[ライザは、メロスの元に戻るのを止め、近づいて来る気配>>9を待ち受けようと、留まった**]
( 19 ) 2017/07/03(月) 02:08:20
…んー、さてはて…ライザは赦してくれるかなっと…
[村人の様子を見ながら、仮の帰路につく。
農作業を行う者、こちらを見て指を指してヒソヒソ噂話をする者、家の中から恐ろしげに外を覗く者。
やはりというか、自分や特殊チームや、犯罪者がやってきて怯えているんだなということは理解した]
……また犠牲者を増やすわけには行かんな。
はやく…やつを捕まえねば。
( 20 ) 2017/07/03(月) 06:16:07
( 21 ) 2017/07/03(月) 06:17:34
[ユウヅキが、頭痛を感じたのは突然だった。
時期にすればライザがエネルギー帯の波動を感じたのとほぼ同時期だったろう>>15
今度の頭痛はそこまで酷くはない。何故ならその力は『何か』の能力が使われた時のエネルギーの残り香程度のものだったからだ。
逆をいえば、エネルギーの波動を感じた場所の近くに能力者がいるということである]
( 22 ) 2017/07/03(月) 06:21:26
…メロスとか言うやつか?
覚醒したのか?
[否、その割にはエネルギーが少なすぎる気がする。
初めて発現する時はもう少し溜まっていたエネルギーが放出されるものだ。
実際まだ覚醒の兆候はないが>>13、その事を今のユウヅキが知るわけがなかった]
………だが、そう簡単に喧嘩を売るなと言われたからな…
実際にどんな奴がいるかくらい、確かめさせてもらう
( 23 ) 2017/07/03(月) 06:26:09
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A1 ) 2017/07/03(月) 06:28:21
[ユウヅキは、道の真ん中で立ち止まる。
じっと、動かない。
目を閉じて、額に手を置く。
力を、ためる。 頭痛は無視する。
絶対に、捕らえる。]
『空間制御能力』発動
『範囲 エネルギー源より半径100m』
『目的 能力者の所在確認。範囲内の人間の能力の有無の確認』
[目を開く。 朱い目が、対象のいる方向へと向かった。]
( 24 ) 2017/07/03(月) 06:32:32
[エネルギーがまだ途絶えていない。
犯人はすぐ近くにいるはずだと、ユウヅキは考えた。
犯人ではなくともそれに近しい者がいると。
そしてユウヅキは、その対象の発見のためにその範囲の『空間情報』を『制御』しはじめる
………そして、感じた異能力者の反応は………]
……見つけたぞ……
…貴様、何故異能者であったのを隠していた…!
[踵を返し、元いた場所へ走る。
頭痛は無理やりねじ伏せて、ひたすら走る
…朱い目は、尋問の準備を始めていた**]
( 25 ) 2017/07/03(月) 06:37:53
捜索人 ユウヅキは、メモを貼った。
( A2 ) 2017/07/03(月) 06:43:55
―村中央付近―
去ったのか?
……いや、違う。
[反応>>25は、もう一つの反応の方>>12>>16へ合わさるように遠ざかって行く**]
( 26 ) 2017/07/03(月) 07:04:04
―メロス宅前―
そう。なら平気ね。
[メロスの杖はいかにもドームの品といった均整のとれたつくりだった。
ならば、心強い。
メロスと娘は互角――というのは、あくまで『組手』という条件がある時だけのこと。
実戦となれば体格や体力の差もあり、メロスの方が強いと娘は思っている。
メロスの安堵を感じると、少しためらってから告げる。]
実は――ドームから来た人がメロスと会った時、
何かエネルギーを感じてたみたいでね。
念のため、きてみたの。
光る球が見えたら触らないよう気を付けて。
[ノエルに止められなければ資料にあった犯罪者の能力などを告げるだろう。]**
( 27 ) 2017/07/03(月) 12:12:39
―村中央付近―
……犯人が動いたのか?
[ライザは、どこかへ合流するような反応に踵返し、メロスの家の方向へと向かう]
メロス!
メロス、どこだ?
[ライザは声をあげる。
実際にはそうではないが、空気が粘つき、淀むように重く感じる。
家の近くにいる>>13と思っていたが、見当たらずにいる*]
( 28 ) 2017/07/03(月) 18:56:24
―― 道中>>3 ――
[助言めいた言葉をエイミーはすんなり聞き入れたようだ。
笑わせることはできなかったとはいえ、
ユウヅキの行動によって場の空気が変わったのは確かだ、と思う。緊張のほぐれる方向に。
あれがなければ今頃何を話しかけようか迷っていたかもしれない]
……7割方、だな。
あとの3割は、放っておいたら大変なことになるかもって嫌な予感がしたからだ。
[その3割があったからこそわざわざここまでやって来たとはいえる。
本質は――ただの負けず嫌いでも趣味と実益が一致して荒事をやっている手合いでもなく、
降りかかった厄介ごとを放っておけないだけ]
( 29 ) 2017/07/03(月) 20:00:39
上層の連中ね……、
下層の厳しさを知らないでデカい顔してるやつはさすがにイラッとくることもあるな。
とまあそれは置いといて―――
[エイミーは上層の能力者にいい感情を持っていないらしい。
下層にはそんな者達がごろごろいるが、
ハロルドのように見覚えがあるわけではない―――さて。
結局彼女がドームのどのあたりの出か詮索することはなかったが、]
なんとかね。食べていけてはいる。
だが、エイミー、アンタもこの村に来るまではひとり……だったんじゃないのか?
誰に強制されるでもなく自分で、
ドームを出ることを選んで、ここにいる。どうなんだ。
[気になったことを訊いてみてはいた*]
( 30 ) 2017/07/03(月) 20:01:38
―― メロスの自宅前 ――
そいつはよかった。
[いわゆる営業スマイル的な笑みを向けてメロスに応じる。>>0
エイミーにも警戒を促しておいたが、
直接見た限りでも最初に会った時に比べ変わった様子はない、と見える]
……、そういえばあの怪我人は元気になったか?
[井戸水の汚染に関する情報交換はエイミーに任せ怪我人のことを問う。
特殊チームのテントだ、医師がいなくとも医療設備くらいは完備しててもおかしくない、と、
さほど心配した様子は見せなかったが。
エイミーとのやりとりも、迫る脅威に備える村人同士の会話――といった風情。
己よりメロスを知っているエイミーが普通に会話しているなら、
脅威はなさそうか、と。見えない脅威には気付かず判断する]
( 31 ) 2017/07/03(月) 20:08:35
……まあ、そういうことだ。
[やがてエイミーがメロスの家に来た理由や、
犯罪者の能力について話し始めれば、>>27
止めずに同意を示す]
その犯罪者だが、元医師で、
スラムの貧乏人を体よく実験体にするという外道を行っていたがバレて逃走中だ。
罪状も主にはそれ絡みだろう。
あとは、とんずらしやすくするために、
スラムのあちこちで何らかの手段を用いて大小さまざまな暴動を起こさせた疑いもある。
手段はどうあれこの疑いに関してあたしはクロだと思ってるな。根拠はないが。
[まあ疑わしきは罰せよというやつだ。
これについてはユウヅキもおそらくクロだと思ってるだろう、おそらく]
( 32 ) 2017/07/03(月) 20:25:22
―メロス宅へ 道中>>29>>30―
……そう。
[三割も。胸の内で繰り返す。
『不幸の』と二つ名がつくほど降りかかった厄介事、全て追いかけて回っては身体がいくつあっても足りなさそうだ。
ほどほどに手を引いた方がいいんじゃないか。
そんな事を考えたが、口には出さなかった。
上層の連中への考えにうなずき相槌をうっているうち、話題は娘自身へと変わった。]
( 33 ) 2017/07/03(月) 20:31:42
ええ……そうね、
……ひとりだったわ。
幸い食べるのには困らなかったけど。
[どうこたえようか、迷ってから肯定する。
あるいみ、精神的には、ひとりだった。]
そうね……
[少し考えてから答える。]
ここの暮らしは大変だけど、
皆対等で、穏やかね。
悪くないわ、なかなか。*
( 34 ) 2017/07/03(月) 20:32:02
一応訊いておくが、こういう風貌のやつを見なかったか?
[ノエルは懐から一枚の紙を取り出した。
賞金首の手配書。>>0:211
そこにはいかにも元医師らしく白衣を着た人の良さげな男が映っている**]
( 35 ) 2017/07/03(月) 20:34:19
― 自宅前 ―
[エイミーに頷いた後、告げられた言葉>27に]
ああ……そういえばさっき、妙なことを言われたな。
もしかして、ユウヅキという奴はなかったか?
[ドームから来た人間、に心当たりがあり訊ねる。
返答がどうであれ、苦笑を浮かべて、杖を仕舞い両手を上げる]
おれは見ての通り、何も変わっていないよ。
心配しなくていい。
[彼女の本心はわからないが、念のためと言うからには、幾らか疑う気持ちもあったのか。
青年はまだ、何故自分がそうした眼差しを向けられるのかわからないままでいる。
とはいえそうしは不安は口には出さず、犯罪者に関する説明を受けられるなら耳を傾けた]
( 36 ) 2017/07/03(月) 21:03:12
[ノエルの問い>>31には、そちらへ視線を向け]
ああ、生憎元気になるところまで見届けられなかったが、立派な治療器具に入れられたから大丈夫なんじゃないか。
[トレインとのやりとり>>0:238を見るに、案外元気はあるんじゃないかとも思う。
続く言葉>>32には顔を顰めて]
ああ、スラムの人間を人とも思わない連中が居ると聞いたことがあるが、そいつもその類みたいだな。
しかし、暴動を起こさせるだって?
スラムの人間同士を争わせたってことか?
[もしそれが真実なら、村人への直接の危害だけでなく、村人同士の暴動が誘発される可能性もあるということだ。
犯罪者への危険認識が更に高まる。
既にそれが仕掛けられていた>>17とは気付かなかったが]
( 37 ) 2017/07/03(月) 21:03:53
[取り出された手配書>>35をしげしげと眺める]
ふうん、こいつがねぇ……。
如何にもな悪人顔じゃないってわけか。
[元医者だというし、案外本物の悪はそれとわかる外見はしていないのかもしれない。
記憶に留めるくらいまで眺めた後、ノエルへ向け首を横に振る]
悪いけど、全く見覚えはないよ。
[それが念入りな記憶操作の結果だと、自分自身で気付けるはずもなく]
( 38 ) 2017/07/03(月) 21:04:38
[声>>28が聞こえたのはその時だったか]
ライザ!?
おおい、ここだ!
[二人との会話の後、それほど大きく移動してはいないはずだが。
こちらの声は、ライザへ届いたか*]
( 39 ) 2017/07/03(月) 21:05:00
─ バラック集合地 ─
[鎚を担ぎ、村人が多く住むバラックの集合地へと足を踏み入れる。
ハロルドの自宅もその中にあった]
「鎚なんか持ってどうしたよ」
何かあった時の用心さ。
話は聞いたか?
[物々しい姿に村人に声をかけられ、それを切欠に話題は犯罪者のことへと移る。
逃げ込んだと言う話は既に広まっているらしく、「迷惑なことだ」、とぼやきが聞こえた]
( 40 ) 2017/07/03(月) 21:06:28
専門家が来てるんだから任せることにしよう。
そうだ、井戸の水がしばらく使えなくなった。
数日すれば元に戻ると思うが…飲料水は特殊チームで配布してくれるそうだ。
飲料用のタンクに入れてもらってくる。
「あー、それならうちの分も頼めるか」
分かった、カートを持って来る。
必要な奴は積んでくれ、まとめての方が楽だろう。
[そう告げると、四輪のカートに大きめのタンクが四つ積まれる。
それらを引き受け、ハロルドはバラック集合地から救護テントがある方へとカートを引いて行った]
( 41 ) 2017/07/03(月) 21:06:34
─ 村中 ─
[人の多いバラック集合地を抜け、人気の無い道を進む。
ガラゴロとタイヤが回る音を聞きながら周囲を警戒していたのだが]
…………ッ 、
[唐突に訪れた目の違和感に足が止まった。
眩しいわけではないのに目を窄めたくなるような感覚。
前髪の上から手で目元を覆ってもその感覚は消えない]
これは……8年前と、同じ……?
[あの時は直接閃光を見た。
今は見ていないにも関わらず、同じ気配を感じる]
あの時の能力者がいる…のか?
[かつての暴動が今回逃げ込んだ犯罪者であるとは繋がっていない身。
分かるのはただそれだけで]
( 42 ) 2017/07/03(月) 21:06:46
…………来る。
[懐かしいと言うには不穏な気配。
前髪の奥、違和感の残る瞳に映り始めたのは、瞳の色を変えた水使いの姿>>25だった*]
( 43 ) 2017/07/03(月) 21:06:54
[ライザがメロス>>39と再会したのは、メロスが、エイミーとノエルと別れた後だったか。
近くにまだ居たかもしれないが]
そこか。
[小さく息をつく]
何も無かったか?
犯人らしき反応がある。
[メロスの姿が見えれば、歩調を緩め近づいた]
( 44 ) 2017/07/03(月) 21:11:30
反応は、不思議なことにふたつだ。
それがひとつとなって……
向こうの方から感じる。
[ライザが示した先>>41は、バラック集合地から救護テントへ向けての方向だった*]
( 45 ) 2017/07/03(月) 21:16:19
[エイミー、ノエルと会話を終えてしばらく後、ライザと再会する>>44。
こちらの顔を見て、ライザが小さく息をついたのが見えた]
どうしたんだ、大声出して。
[歩み寄りつつも怪訝な顔をするが、すぐに事情を知ることとなる]
ああ、こっちは何もなかったよ。
エイミーもノエルさんも、特におかしな様子はなかったが――
――――?
[何かが気になる、といった表情で視線を向けた先は、ライザが反応を感じた方向>>26と一致していただろう。
自分でも説明を付けられない何かを、その方向に感じる]
( 46 ) 2017/07/03(月) 21:22:57
ふたつだって?
[ライザの口から詳細が聞けた>>45。
バラック集合地の辺り、ということは住人が居る可能性の高い場所だ。
犯人が動いたとしたら、大惨事を招きかねない]
……行ってみるよ。住人を避難させるくらいのことは出来るだろう。
ライザはどうするんだ?
[と、傍らの商人へ訊ねる。
自分の肌に、未知の感覚が生じているのを感じながら*]
( 47 ) 2017/07/03(月) 21:23:31
[走る。空間制御能力を使いすぎて、次第に動悸がし始める。妙な映像が流れ始める]
『被告人 ベリティ』『処刑人 〇〇〇〇〇』
[どこかの法廷であるようだった。『少女』が法廷にある断頭台にかけられていた。その刃を下ろしたのは、実際には見たことのない忌々しいやつの顔だった]
………いいだろう、ただ疑うのではダメなのだろう?
[だがそれを、気力で振り払う。軋む痛みを押さえつける方法は、叩き込まれていた]
ならば、素直に『自白』させてやろう
( 48 ) 2017/07/03(月) 21:23:39
ー村の中ー
[ハロルドを視界に収め、ユウヅキは走る足を緩める。
朱い目は、黒には戻らない。戻ってきた彼の表情は……]
……ハロルド、貴様は言ったな。
『精査もせず、掴みかかるのは止めろ』と
[…無表情だった。朱い目が、ハロルドを凝視したまま離さない]
手順を忘れていた。
こういう現場に実際に僕がやって来ることはほとんど無かったからな。
申告が『無能力者』であっても信用出来ないことを忘れていた
( 49 ) 2017/07/03(月) 21:27:59
何も無いならいい。
[ライザが、メロス>>46にそう口にした時には、もう普段と変わり無かったか]
どうした?
[メロスが何か気にする表情で、同じ方向>>26へ顔を向けていた。
ライザは、言葉途絶え横顔を見る。
メロスからの返答は無かったかもしれない]
…………ああ
ふたつあったのが、同じ場所に集まった。
俺も行こう。
[メロスに答え、共に向かうだろう*]
( 50 ) 2017/07/03(月) 21:30:16
―― 救護テント前 ――
[暇を持て余した男はポルポと地面に落ちていた木の枝で何やら書いている。どうやら互いにブロックを連ねて相手の陣地を囲うと勝利らしい。]
ほほー、そうくるなら、こうする。
んん、うーむ。
[しばらく遊んでいたのだが、旗色が悪くなったのか、立ち上がると足で地面をならしてしまった。ポルポが抗議するように電子音を鳴らしている。]
おや、おやおや、何だか始まりそうかな?
[どうやらアーネストが戦闘モードに入ったらしい。ピリピリという肌の感触は野生の勘か、念話の片鱗か。]
へへへ、ようやく出番かねぇ。
[特殊ジャケットを一枚羽織り、リュックを背負うと、命の危険さえも楽しみに変えて、男はアーネストがいるであろう岩場へと歩を進めたのだった。]
( 51 ) 2017/07/03(月) 21:31:12
……貴様は、『異能力者』だな?
[ジャリ、と1歩前に出る。手の中やスカーフの中に隠されていた3匹の水蛇が飛び出し、大きく膨張を始めた]
きちんと、貴様のその力を『精査』してやらなくては
[何を忘れていたのか。『少女』にほだされて、本来の自分の仕事すら忘れたというのか]
僕の父は検察官でな、100%証拠を用意することで有名なんだ。
[また1歩]
そんな父に、僕の空間制御が重宝されたのは『被疑者』を絶対に逃がさないから。
[もう1歩]
絶対に逃げられない空間で、
能力の使えない空間で、
絶望を与えることが僕には出来たからだ
( 52 ) 2017/07/03(月) 21:32:59
―メロス宅前>>36―
[ユウヅキはメロスに直球で疑惑を告げていたらしい。彼らしいことだ。
彼の名を告げるか迷う。
メロスは喧嘩早い方ではないと思ってはいるが、不要な争いは招きたくない。
が、結局うなずいた。
ポーカーフェイスに自信はなかった。]
ええ、よかった。
ユウヅキにも会ったら伝えておく。
[普段より険のとれた顔を向けた。
もしもメロスが撃たれていたとして、それは狂犬病の犬に噛まれたようなもの。娘が彼への感情を変える事はない、はずだ。]
胡散臭くはあるけどね。
[医師の顔へはそんなコメントを。
ノエルとメロスの話が済めば、食事を作りに一度家へ戻るだろう。
一緒に食べるならばできた頃に訪ねてくるよう、ノエルを誘う]**
( 53 ) 2017/07/03(月) 21:33:32
改めて名を名乗ろう。『被告人 ハロルド』
ボクは
『P13ドーム最高裁判所所属ナイトライン検察官補佐』
[水の蛇たちがが、ハロルドに突っ込んでくる!!!]
『ユウヅキ・ナイトライン尋問官』である。
ボクは『戦闘』は出来ないが、
………『尋問』は大の得意だぞ。
[かつて、トレインに言った言葉を、ハロルドにも告げた。
怒りもなく、淡々と、冷静に、残酷に。]
貴様の罪を裁いてやる
[水の蛇が、ハロルドに食いかからんと迫る!!!*]
( 54 ) 2017/07/03(月) 21:38:02
いや……よくわからない。
[ライザ>>50に問われたが、言葉で説明するのが難しく首を横に振る。
意識は既に、実際にそこへ行って確かめることに向けられている]
それは、協力者なのか、それとも……。
……いや、考えていても仕方がないな。
[ライザの答えに頷き、共にバラックが集まる方向へと向かう。
自身の感じる気配らしきものが強まることに、確かにそれへ近付いているのだという感覚を覚えながら]
[そしてその場所へ辿り着いた時、目にする光景は――]
( 55 ) 2017/07/03(月) 21:42:25
― 村の中 ―
ハロルド!!
[対峙する二人>>43>>54をその視界に収めたなら、思わず見知った村人の名を叫ぶこととなるだろう*]
( 56 ) 2017/07/03(月) 21:42:41
羊飼い メロスは、メモを貼った。
( A3 ) 2017/07/03(月) 21:46:26
ー回想ー
[ユウヅキが空間制御の力に目覚めたのは、6歳の頃だった。
その頃両親は離婚し彼は父親に引き取られたが、彼の父は検察官の仕事柄なかなか彼の顔を見てくれないでいた]
(……とぉさんが、ぼくをみてくれるような、ちからが)
(……あれば、いいのにな…おみずであそべても…つまらないよ…)
[願いは叶った。父はたいへん喜んだ。そして彼にも『仕事』を任せるようになった。外の世界からは隔絶された『取調室』の中の世界しか、彼は知らなかった]
『お前は正しくなくてはならない』
『はい』
『お前は、このドームの為に、市民の幸せのためにその力を使わなければならない』
『はい』
『悪は裁かねばならない』
『………はい』
『はじめまして ぼくは
ゆーづき ないとらいん じんもんかんです』
[幼い頃から苦痛に苛まれながら父のために能力を使い続け、人が絶望する顔しか知らない彼にとって、感情なんてあっても邪魔なだけだった*]
( 57 ) 2017/07/03(月) 21:55:27
…………………………。
行くぞ。
いいか。
何か戦うにしても、それを使え。
[ライザは、渡した杖を視線で示し、メロス>>55の後を追うように駆けた。
駆けた先に見つけたのは、名乗りあげる朱い目のユウヅキ>>54の姿と、ハロルドだった]
( 58 ) 2017/07/03(月) 21:58:48
何をしている。
[どう見ても、犯人の姿ではない。
しかし、反応はここからしていた]
謀られたか?
[村の住人であるハロルドに対しての攻撃。
ライザは、物体収納能力を展開。
普段はじわりと迫り出すような速度である展開を………展開を行う前に、ハロルドとユウヅキの行動が早かったか?*]
( 59 ) 2017/07/03(月) 22:06:55
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A4 ) 2017/07/03(月) 22:07:30
…………?
ああ。
[何故念押しされたのか>>58わからぬままに頷く。
そうして二人で共に、争うハロルドとユウヅキを見付け]
な、なんでハロルドが……!?
[村の住人である贔屓目から、ハロルドがユウヅキに襲われたと解釈する。
ライザが何かしようとする>>59なら見守るが、それより対峙する二人の動きが早いか*]
( 60 ) 2017/07/03(月) 22:12:02
『かいぬしのこえが おおきくなった』
『あらそいか? かいぬし』
……ああ……。
[同意は後者に対して。
前者の理由は察せぬまま]
( *1 ) 2017/07/03(月) 22:13:38
─ 村中 ─
[現れたユウヅキに表情はなく、目は先程一瞬見た色に染まっている。
それが何を意味するのか。
それはユウヅキの言葉から察することが出来た]
……尋問官。
[ドーム上層に住む者達のことなど、下層に住んでいたハロルドが知る由も無いが、重要施設のいくつかくらいは耳にしたことがある。
その一つが最高裁判所、罪人を裁く最高機関だ]
貴方に裁かれるような罪は持ち得ていない心算だが。
[水蛇が膨張するのを見て、カートから離れ距離を詰めようとするユウヅキへと向き直る。
『異能力者』かと問う声には答えない。
正直に答える義理は無い、けれど。
能力者相手に能力を使わずに渡り合えるかと言われると自信はなかった]
( 61 ) 2017/07/03(月) 22:16:03
自分の力をひけらかして恫喝の心算か?
そんな力があるなら俺なんかに構ってないで、目的を果たしたらどうだ。
[それでも尚、能力は使わず、態度も崩さない]
(おかしい。
あの時の力の気配がするのに、ユウヅキが持つ能力は異なる。
水操作と空間制御…複数持ちなら、もう一つ隠されたものがあると言うことか?)
[確かめるには8年前の暴動に居合わせたかを聞くしかないが、そんな暇を与えずに水蛇がハロルド目掛け突っ込んでくる。
水でありながら鋭い牙を向くそれを前に、思考など彼方に霧散した]
( 62 ) 2017/07/03(月) 22:16:10
ハアッ!!
[間近まで迫った水蛇に対し、後方へと飛び退りながら担いでいた長柄の鎚を真一文字に薙ぐ。
打ち付けられたなら重畳、当たらずとも、蛇達の勢いを削げれば良い]
仮に俺が異能力者だったとして、貴方になんの不利益がある。
[薙いだ鎚を引き戻しながら、水蛇の奥のユウヅキを見詰め返した*]
( 63 ) 2017/07/03(月) 22:16:19
………傍聴者は黙っていろ。
貴様らは裁判中の礼儀すら知らんのか。
[駆けつけた、ライザと>>58.メロス>>56に気がつく。赤い目が2人を無表情に見下ろした。空間把握能力は、まだ続いている。能力を使ったライザ>>59と今にも能力に開花しそうなメロス。頭痛が響く。]
……特に、そこの青い髪。お前は後で聞きたいことがある。
いい加減、その鬱陶しい異能を止めろ。能力の使用に支障が出る。
( 64 ) 2017/07/03(月) 22:20:21
『虚偽の申告』は重罪だぞ?ハロルド
(ギャッ!)
ボクはお前の言った通り『やるべき事をやっているだけ』だ
(ビチャヒチャ!)
貴様が『能力を持っているか精査』する必要がある
(キシャァァァァ!!!)
[薙いだ槌に水の蛇の一体が当たる。その一体は無残にも地面に飛び散り地面に吸い込まれていった。残る2匹は相変わらず牙を剥いて鎚を奪おうと、動きを止めようと俊敏に駆け回っている!]
お前が異能力者であるならば
貴様が『例の犯人』である可能性が生まれるのでな。
[また1匹、ハロルドの足に食らいつこうとすきを付いた!]*
( 65 ) 2017/07/03(月) 22:26:07
[ライザはメロス>>60に短く応じる]
分からん。
だが、ユウヅキがハロルドに襲いかかっているのは……
[ハロルドの動き>>63を見て、ライザは能力行使をすんでで止める。
ライザは能力は使ってはいないが、ユウヅキ>>64が、それをどう感じたかは彼自身のものだろう]
私刑は裁判とは言わないぞ。
[ライザは、ユウヅキ>>64に言葉をかけた]
( 66 ) 2017/07/03(月) 22:29:00
[揉め事の状況は加速する。
何者かが望んだ>>18ような方向へと。
特に、ユウヅキの意識はハロルドへと強く向いているようにも思えたか]
メロス、ふたりを止めるか?
[ライザもまた、メロスへと問いかけ、ユウヅキ、ハロルド、メロス以外への注意はやや薄れただろう*]
( 67 ) 2017/07/03(月) 22:34:48
傍聴者って……これの何処が裁判なんだよ!?
[ユウヅキの言葉>>64に噛みつく。
ハロルドが異能を持っていることを、こちらは知らない。
故にそれは言い掛かりをつけて襲い掛かったに等しく見えていた。
ハロルドの動き>>63を見る限り、一方的にやられる心配はないようだが]
村人が襲われてんのに、礼儀も何もあるか!
[とはいえ二人の戦闘に割って入る隙は見付からず、片隅から吠えることしか出来ないのだが。
そこに相手から、青い髪と名指しされる]
おれのことならメロスって呼べ。
……さっきから何言ってるんだ。おれに異能なんかない。
[ユウヅキの命令に返せるのはその言葉だけ。
相変わらず、無自覚の力は垂れ流しとなるだろう]
( 68 ) 2017/07/03(月) 22:38:01
[ライザの言葉>>67にそちらを見る]
出来ることなら止めたい。
ユウヅキは何か誤解している。
それに戦えば、あいつも無事じゃすまないだろう。
[双方にとってそれが最善のはずと、頷く。
武器を取り出すべき場面かは、まだ決めかねていたが*]
( 69 ) 2017/07/03(月) 22:38:30
…ほう、異議を申し立てるか?
[赤い目が私刑は裁判ではないというライザを見据える。>>66 その目はまるでスコープのようにライザを目の前に捉えていた]
いいだろう、ではお前は何をしに来た?
駆けつけてきたタイミング的に、偶然とは思えん。
何を見て、ここまで来た。
ボクは『犯人が持つ異能と思しきエネルギー体の持ち主』に対して『尋問を行っている』
お前はそれをどのようにして遠距離から気づいた
[少し、ユウヅキはふらついた。赤い目は一層赤を増した]
黙秘権の行使は認めるつもりはないぞ*
( 70 ) 2017/07/03(月) 22:46:03
………っち…!何をわけのわからんことを…!
これだけのエネルギーを放出しておいて、よく言う…!
[ギリリ、とメロスを睨みつける。エネルギーの流れが余計に空間制御能力の使用を邪魔する。頭痛の方が大きくなってきた。]
[また妙な映像が流れた]
『ゆー、だめだよ』
[………ユウヅキは青い顔になった*]
( 71 ) 2017/07/03(月) 22:49:21
わけがわからないのはこっちの台詞だ!
[こちらを睨むユウヅキ>>71に反論する。
ユウヅキに変化があったのはその時だった]
おい、どうかしたのか……?
[それまでも、辛そうな様子を見せることはあったが。
顔を蒼褪めさせたのに、声音が幾らか彼を案じるものへと変わった*]
( 72 ) 2017/07/03(月) 22:56:27
俺は、店の辺りで、犯人らしき反応を'ふたつ'感じた。
そのうち、片方が片方の反応に近づき、一点に合流した。
それを感じた俺は、メロスに教えここに来た。
俺は、お前とハロルドの辺りから、今はその反応を感じる。
[ライザは、ユウヅキの要請>>70に言葉を紡ぐ*]
( 73 ) 2017/07/03(月) 23:02:13
……貴様…まだ、とぼける気か……
…っ何故、そこまでして『自分は異能者ではない』と言える…!何故『異能に目ざめる可能性』に一切触れない…!
[青い顔のまま、とぼけるメロスに>>72そう言い放った。ハロルド以外の犯人の可能性を考えてまだ解けない空間制御の探査機能は、少しずつ苦痛からか範囲が狭くなっていく。
頭痛を無理矢理抑え込む。しかし映像は止まらない]
『ゆー、だめだよ』
『笑顔をとっちゃだめなんだよ』
『もうやめてよ、ゆー』
………っっっ…!
メロス!貴様はいつまでその能力を隠しているつもりだ!
いつ、どこで、どういう風に使う能力なのか!!!
今すぐに『証言』しろ!!!
『ゆー、だめ』
[真実を、明かさねば。危険がこの地に訪れる前に。
自身が、その脅威になっていることにユウヅキは気づいていなかった*]
( 74 ) 2017/07/03(月) 23:12:52
分かった。
[瞬間>>69、ライザの体は沈み低い姿勢で鋭く駆けた。
青い顔をし始めた頃>>71ならば、鋭く踏み込み、ユウヅキの腕を取りながら足払いをかけ、体勢がそれで崩れるようならそれに合わせて鳩尾に拳を叩きこもうと試みる]
( 75 ) 2017/07/03(月) 23:14:16
( 76 ) 2017/07/03(月) 23:16:32
[『被告人』『虚偽申告』『精査』。
尋問官と名乗るだけあり、言葉の選び方、使いどころは正しい。
だが相手が裁判を行っている心算でも、こちらはその心算など毛頭ない]
随分と横暴な話だな。
それがお前の”正義”か。
……平和的なものを求めた俺が馬鹿だったようだ。
[水蛇は一匹潰せたものの、残りの二匹が追い縋る。
能力を止めるにはユウヅキ本人を叩くのが一番なのだが、素早く駆け巡る水蛇がそれを阻んでいた]
(ちっ……能力が使えれば飛び越えるのも容易なんだが……)
[ちらりと、前髪の奥からメロス達が居る場所へと視線を流す]
(………くそっ)
[能力の使用を躊躇ったその瞬間]
( 77 ) 2017/07/03(月) 23:18:23
[ガッ]
──── ッつぁ……!
[足を狙っていた水蛇がハロルドの左足に喰らいついた。
皮膚を貫いた際に飛び出した紅が水蛇に降りかかる]
このっ !
[走る激痛に咄嗟に取った行動は、鎚の柄で喰らいついてきた水蛇を貫くこと。
左足と引き換えにもう一匹潰せるなら、きっと悪い手ではないはずだ]
( 78 ) 2017/07/03(月) 23:18:31
[ハロルドを『尋問』する傍ら、ユウヅキはメロスやライザから抗議を受けているらしい。
左足を引き摺るハロルドはもう一匹を払い除けることで手一杯になり、そちらに口を挟む余裕がなくなっていた。
それでも出来るだけ会話の内容を耳に入れようとする。
その中で聞こえて来たのはライザの言葉>>73]
犯人らしき反応が二つ…?
[ハロルドが感じ取っているのはユウヅキからのみ。
その言葉で抱いていた違和感が解けていくのを感じた。
自己解決が為る中で、ライザがユウヅキへと駆ける>>75のを見る*]
( 79 ) 2017/07/03(月) 23:18:35
[メロスの口からユウヅキの名前が出れば、>>36
営業スマイルの奥に苦笑が仄見えた。
ほのぼのした雰囲気に後押しされてかポーカーフェイスは緩んでいた。
それでも頷くまでに数舜考え込む。
スラムの喧嘩っ早い奴らが集まりやすい場所によくいるやつならともかく、
この村のいたって普通の住人のメロスなら、
言いがかりつけられたからって喧嘩を売りにはいかないと思うがどうか。
……結局、エイミーに追従する形で頷くこととなった。>>53]
( 80 ) 2017/07/03(月) 23:20:36
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A5 ) 2017/07/03(月) 23:21:31
なるほど。
特殊チームが用意した治療器具なら最新鋭だろう。ならいずれ大丈夫になるな。
……万一怪我人が出た時の対処も万全というわけか。流石だな。
[メロスから答えがあれば納得いったという風に頷いて、>>37]
そういうことだ。今のうちに気をつけておくといい、
……と言っても備えは万全のようだが。
[メロスが持っている杖状の武器を目にやりつつ忠告めいた言葉をひとつ]
…………。
[それに、と続けて告げようとして言葉を止める]
( 81 ) 2017/07/03(月) 23:21:38
[異能者集団に混じって件の犯人とドンパチやっていた時、
“気配を間違える”とでもいうべき事象が起きていたのを思い出した。
一度姿を見失った犯人がある一点に現れる気配を察し攻撃したが、
そこにいたのは犯人ではなく別の異能者だった――という具合。
あわや同士討ちで大惨事になるところだった。
だが、この事象は暴動とは違う。
むしろ、自分たち異能者同士の戦いに巻き込まれてしまった時に警戒すべきものだ。
まさに異能者同士の戦いの火種が撒かれていることなど、>>17
この時はまだ気付かずに終わっていた]
( 82 ) 2017/07/03(月) 23:22:41
[世の悪人すべてが悪人顔だったら色々と楽だろう。
だがそうはいかない。悪人に限らず往々にして人は仮面《ペルソナ》をかぶるもの]
……人を見る目はエイミーの方があるみたいだな。
[メロス>>38とエイミー>>53、手配書を見ての双方のコメントを聞けばさらっとそう判断していた。
一応訊いてみた質問は案の定「全く見覚えはない」
―――つまり空振りだったものの、
(まさか当の犯人から記憶操作を受けているとは思いもよらない)
メロスが見たところ無事だとはわかったのでおとなしく彼の家をあとにした]
( 83 ) 2017/07/03(月) 23:24:03
…二つだと?それはどういうい…
なっ…?! っ、ぐはっ…!!!
[ふらつく中、ライザの『証言』>>73を耳を傾けた瞬間、ライザの足払いが綺麗に決まる。>>75 >>76
ユウヅキは『尋問』は出来るが『戦闘』はできない。
彼の脳が今起こったことを処理する前に鳩尾に拳を叩き込まれ……膝をついた]
(ギャッ!!!)
(ビシャッッッ!!!!)
[ハロルドの足に食らいついていた水蛇が>>78、その瞬間に潰れてただの水に戻った。 もう1匹も同様に地面の上で水たまりを作っている]
………っ… ぐぁ……
[ユウヅキは、そのまま地面に倒れた。赤い目が黒に変わり…もう異能を使っている気配はない。気を失ったようだ*]
( 84 ) 2017/07/03(月) 23:29:23
[……意識を失う最中、
ハロルドの傷ついた左足が目に入った。
赤い血が流れている。 …ぼんやりとハロルドが苦しそうな顔をしているのが見えた…]
……す…まな……ぃ……
[そんなかすれた声は…届いたのだろうか*]
( 85 ) 2017/07/03(月) 23:31:48
[ライザかユウヅキにか、その時>>75>>76、死角の外のバラックの間から、銃のような物が向けられた。
喩え、ライザとユウヅキが気づいても、回避は出来ないタイミングで、引き金に指がかかる。
何か事を起こせるのなら、それは見ている者だけだろう*]
( 86 ) 2017/07/03(月) 23:32:02
…………?
[ユウヅキ>>74の言葉に顔を顰める]
『異能に目覚める可能性』?
そんなもの……あるもんか。
おれは――
[それは犯罪者に掛けられた精神操作の影響か。
或いは、村で生まれ育ったための、強烈な思い込み――『自分が異能者の側になるはずがない』と、その思考が可能性へ辿り着くのを邪魔しているのかもしれなかった]
隠す……って……
おれが……何を隠すって……?
[産毛が逆立つような感覚。
それは目に見えない力の異変が、表面へ漏れ出していることの表れか]
( 87 ) 2017/07/03(月) 23:37:26
[拳が決まった瞬間、ライザはユウヅキの瞳を覗き込む。
地面に一度は倒れ込むユウヅキの体を、服の前面を掴み、留める]
倒れるな。
[無茶な注文を口にし、意識を失いそうなユウヅキの意識を取り戻させようと。
意識を取り戻せば、地面に転がすつもりだった*]
( 88 ) 2017/07/03(月) 23:37:51
[だが、それが明確な現象となる前に、ライザが動く>>75]
[低くユウヅキの懐へ駆け込む。その一撃は正確に、ユウヅキの鳩尾を打った>>84]
……止まったか。
[水蛇がただの水へと戻る。
ユウヅキが意識を喪っているらしいのを見やり、ハロルドの方へ近付く]
おい、無事か?
[左足を負傷している>>79のはここからでも見え、心配そうに声を掛けた*]
( 89 ) 2017/07/03(月) 23:37:53
羊飼い メロスは、二人のどちらかを狙う銃口>>86には気付いていない。
( A6 ) 2017/07/03(月) 23:38:45
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A7 ) 2017/07/03(月) 23:40:05
…………こほっ…
[ほとんど、ユウヅキに意識はないようだった。
本来副作用の大きな能力を無理に使っていたのに加え、長いことメロスのエネルギーに当てられつづけていたのだ。
ライザに無理矢理立たされようとすれば>>88そのまま身体を引っ張られて膝立ちの状態でぼんやりしているだろう
そんなユウヅキが、誰かの銃口に気づくはずがない*]
( 90 ) 2017/07/03(月) 23:44:10
捜索人 ユウヅキは、メモを貼った。
( A8 ) 2017/07/03(月) 23:47:06
[転がそうとしたが、思ったよりもユウヅキ>>90は消耗しており、ユウヅキを膝立ちさせたまま、軽く傍で支えた。
消耗具合は、副作用と、恐らく他の要素が混ざってなのだろう]
ユウヅキ。
メロスは無能力者だ。
お前が感じたのも、俺がお前とハロルドに犯人の反応を感じたような、犯人のはかりごとだろう。
[メロスがハロルドの方へ向かうのを気に留めながら、ライザは口にした*]
( 91 ) 2017/07/03(月) 23:52:59
闇商人 ライザは、捜索人 ユウヅキを地面に倒れないようにしている。*
( A9 ) 2017/07/03(月) 23:54:39
[ライザがユウヅキを捻じ伏せ、纏わりついていた水蛇が形を崩す>>84。
ユウヅキが大人しくなるのを見た後、ハロルドは鎚を支えにしながらゆっくりと地面へと座り込んだ]
……すまないライザ、恩に着る。
[ユウヅキを止めてくれたライザに礼を言い、深く息を吐く。
気が緩んだところに左足の痛みが存在を主張し、再び気を張ることとなった]
ッつ…!
遠慮なくやってくれたもんだ。
[袖の一部を裂き、咬み傷を直接縛り付ける。
後で治療しなければと思いながら再び息を吐いて顔を上げると、傍にメロスがやってきた>>89]
あぁ、何とかな。
水だから毒はなさそうだし、安静にしていれば……─── !!
[返答する最中、視界にキラリと光を弾く何かが見えた。
実際であれば気に止まらない程度の光。
けれど過剰反応する瞳には大きな異変となる]
( 92 ) 2017/07/04(火) 00:05:22
(間に合わない……!)
[庇うには足を怪我しており、距離もある。
ハロルドは覚悟を決めた]
ライザ伏せろ!!
[声を上げながら、鎚へとかかる引力を軽減し、ライザ達の傍へと投げ上げる。
軽快に飛んだ鎚が目的の位置に達すると、今度は鎚にかかる引力を増大させ、光った場所とライザ達の間に鎚を突き立てた。
その一拍後]
( 93 ) 2017/07/04(火) 00:05:28
( 94 ) 2017/07/04(火) 00:05:48
[物体が跳ね返る音が響き、地面に何かが転がった。
鎚を中心に発生させた斥力場。
ユウヅキならばそこにエネルギーが発生していることに気付けるかもしれない]
…………─────
[一連の行動をメロス達はどんな風に見ていただろう。
鎚へと伸ばしていた掌を緩慢な動きで下ろし、ハロルドは唇を引き結んだ*]
( 95 ) 2017/07/04(火) 00:05:56
…むのうりょく…
……はかり、ごと……
[ライザにそう言い聞かせられ>>91、彼もまた復唱する。
かなり虚ろな目で…ぼんやりと見ている。
…その瞬間、視界の端になにかが飛んでくるのが見えた>>93]
( 96 ) 2017/07/04(火) 00:14:41
[ユウヅキに話しかけていたライザは、ハロルド>>93の切羽詰まった声に思わず振り返る]
なっ
[目の前に見えるのは、投げ飛ばされている鎚と、その向こうから飛来する小さな物体。
言葉に従い、体が無意識に動き、ユウヅキを押し倒すように地面へと伏せる]
( 97 ) 2017/07/04(火) 00:14:49
[やや固そうな音>>94>>95がして、地面に何かが転がったようだ。
メロスからは、それはどのように見えただろう?*]
( 98 ) 2017/07/04(火) 00:17:38
[ハロルド>>92からの反応に安堵の息を漏らす]
そうか、なら救護テントに行けば――
[彼が何かに反応したのは、そんな言葉を口に出した時のことだった]
な、なんだ!?
[名を呼ばれたのは自分ではなかったが、慌てたように周囲を見回す。
その視界を横切るように飛んだ鎚>>93。
それは明らかに、通常の物理法則を無視した軌道で飛んでいた。
そしてその直後]
( 99 ) 2017/07/04(火) 00:19:18
――――え?
["何か"に跳ね返った物体が、地面へ落ちる。
それは、目に見えない壁だった。
余程の超技術か、もしくは異能でなければ生み出せないような>>95]
い、今……何が起こった?
[ユウヅキかライザが、咄嗟に身を護った?
否、謎の現象は、明らかにハロルドが投げた鎚周辺へ発生している。
地に落ちた銃弾と突き立った鎚から、信じられないという表情を、ハロルドへ向けた*]
( 100 ) 2017/07/04(火) 00:19:49
[カッ!! カラン……]
………なんだ……
[自分が今どのような体勢であるのかも分からない。ぼんやりと、音のするほうを見る。そこには一つの鎚が地面に突き刺さる鎚があった>>95。
……ぼんやりと異能のエネルギーを感じる…
しかし今まで感じていた悪意のある力には、とても感じなかった]
……ハロルド、か……
…なんだ…できるんじゃ…ないか…
…おまえは…すごいなぁ……僕とは違って…
…誰かを…まもれるん…だなぁ…
[…ぼんやりしたまま、いやぼんやりしているからだろうか?
ユウヅキは、そう評した。……ほんの少し、歪に『にぃー』として*]
( 101 ) 2017/07/04(火) 00:20:34
捜索人 ユウヅキは、メモを貼った。
( A10 ) 2017/07/04(火) 00:29:21
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A11 ) 2017/07/04(火) 00:32:10
………はは。
使うことがあるなら、村を護るために、とは思っていたが。
[苦笑を含む声色で紡ぎ、こちらを見遣るメロス>>100を見上げる]
───……黙っていてすまない。
俺は、異能力者だ。
[謝罪を紡ぎ、異能力者であることを明かして、立ち上がるべく右足に力を込めた。
支えがないために上半身が不安定に揺れるが、左足を地面に添えることでどうにか立ち上がる]
( 102 ) 2017/07/04(火) 00:32:39
何だ、さっきまでとは大違いな物言いだな。
[少し歪な『にぃー』>>101を見ながらユウヅキ達の下へ歩み寄る。
向ける言葉には僅かばかり笑う色が乗った*]
( 103 ) 2017/07/04(火) 00:32:43
[さてこれからどうしたものかと考える。
エイミーは食事を作るために家に戻るようだが。
そうか、と相槌を打っていればなんとご飯を一緒に食べる提案をされ、>>53]
……いいのか?
[面食らったように瞬きひとつ。
通りすがる村人たちの中にはこちらを遠巻きに眺めひそひそ話する者もいる。
そんな状況で余所者たるノエルを招いて大丈夫なのか。
……自分が遠巻きにされることについては今さら気にするタマではない。
ともあれ、エイミーからの返事がどうであろうと一息ついて、]
でも、……悪くない提案だと思うよ。
[ゆるく笑んで提案を了承する。
思えば誰かと食事をする、というのは数ヶ月ぶりだ]
( 104 ) 2017/07/04(火) 00:38:31
[ユウヅキの声>>101は、どこか遠い所から聞こえたような気がした]
ハロルド?
……嘘、だろ。なんで……。
[8年前に現れた彼の事情を、こちらは知らない。
自らこの村を目指した無能力者の一人だと、勝手に認識していた。
同じ農業従事者という仲間意識も、一方的かもしれないが持っていた]
だったらどうしてこの村に来た!
なんで黙ってたんだよ!!
[近しいと思っていた存在が、急激に遠くなる感覚。
負傷した左足を使い不安定に立ち上がる姿を見て、支えようと差し出した手が、躊躇うように宙を彷徨った**]
( 105 ) 2017/07/04(火) 00:45:32
『かいぬし?』
『おこっているのか?』
『――それとも かなしいのか』
( *2 ) 2017/07/04(火) 00:45:59
羊飼い メロスは、メモを貼った。
( A12 ) 2017/07/04(火) 00:49:19
─少し前:メロス宅前>>104─
……何が?
[いいのか、と問われ首をかしげる。]
いいんじゃない。
ハロルドも喜ぶだろうし。
[それに、能力者でも無能力者を見下すような人間ではなさそうだ。
先ほどの会話>>33>>34はメロスと遭遇して途切れたが、そんな風に感じていた。
快諾を得るとうなずいて、家の場所をノエルに伝えた。]
( 106 ) 2017/07/04(火) 01:06:51
─畑─
[自宅へ戻る前、畑に寄った。
道中めまいがし、道端に屈み込む。
幸いしばらく休んでいればそれは治った。
目的の作物を求め畑の中を行く。
痩せた土地に育つ作物は限られている。
それでも工夫次第で種類やサイズを増やす事はできる。
村人や羊から糞便を集め、蕎麦やマメを育てれば翌年の土は肥える。
水に限りがある以上農作にも限りはある。
過去の因果か二つ頭やイボ付きなど奇形は多く、実の入りも悪い。
それでも村を養い、余りで日用品を得る程度には実りがある。]
( 107 ) 2017/07/04(火) 01:07:20
─自宅─
[トマトとハーブを少量収穫して自宅へ戻ると、娘は蕎麦粉を練り始めた。
薄く伸ばして焼いたものは主食になる。
その上に蒸したイモやチーズ、ベーコンに近隣と交換した卵──白身だけの事が多い──をのせて更に焼き、ハーブを散らせば完成だ。
輪切のトマトを添えれば彩も良い。
ハロルドの手伝いをしながら作物の下ごしらえを一通り覚え、初めて一品こしらえた時のレシピだった。
あの頃は生焼けだったが、今はまともに仕上げられるようになっていた。
その彼が争い事に巻き込まれているとは知らず、どんどん下ごしらえを進めていく。]**
( 108 ) 2017/07/04(火) 01:07:49
[支えようと伸びたメロスの手が彷徨う>>105。
感情が爆発したような激昂が耳に痛い。
けれど、ハロルドにも隠した理由は相応にあった]
……なら、異能力者だと言っていたら、
お前は、村の者達は俺を受け入れてくれたか?
[スラムを抜け、過酷ながらもドームの外に村を作った者達。
異能力者に対する羨み、恨み、妬み。
それらが無いにしても、良い印象は抱かないだろう]
( 109 ) 2017/07/04(火) 01:16:51
俺は、どうしてもこの村で暮らす必要があった。
…約束のためには、俺が”生きる”ためには、ここに住む必要があった。
だから、異能力者であることを隠した。
異能力の使用も禁じた。
皆と同じであるように努めた。
……皆と同じで在りたかったんだ。
[ぽつりと最後に零しながら、左手で前髪の上から目の辺りを押さえる。
異能が無ければこんな目にはならなかった。
そんな風に思う時もある]
( 110 ) 2017/07/04(火) 01:16:57
……理由はどうあれ、俺はお前達を騙していた、それは謝る。
すまなかった。
[理由があれど、騙していたことは同じだからとメロスに謝罪を重ねる。
言葉だけでなく、俯くような形で頭も下げた**]
( 111 ) 2017/07/04(火) 01:17:05
(それも……いいのか……?)
[ノエルはエイミーのことを必要以上に詮索していないが、
逆もまた然り。そう思う。>>106
急に同居人のかつての知り合いを名乗る女が目の前に現れても、なんというかガツガツしてこない。
……何を考えてるんだと自分にツッコミを入れてしばし]
(対等、……か)
[メロスがやって来るまでに交わしていた言葉を思い返す。>>34
畏怖するでもなく媚びるでもなく力を羨むでもなく。
―――ノエルとも。対等になりたいと思ってくれているのだろうか]
( 112 ) 2017/07/04(火) 01:28:16
[家の場所を教えてもらった後エイミーと別れた。
もう少し陽が傾いたら来る、と言いおいて]
………… っ、
[ほどなくして、周りは平和なのに不意にぎくりと表情がこわばった。
数日前にも追っていた異能の気配が急に、ふたつ現れたのだ。
光の球体をイメージさせるそれの片方が動き出すのまで察知していた。
なぜ急に気配を見せたのか不思議でならないが、
一方で落ち着いて今起きている事象について考える。
正確には―――気配のどちらか、あるいは両方が偽物の可能性について。
他の異能者も気配を感じているとしたら]
……ユウヅキも気付いていたら少々厄介だな。
もし気配が罠なら無用な争いになりかねない。
というかあいつは強いのか?
( 113 ) 2017/07/04(火) 02:03:28
[失礼なことも口にしつつ、ともかく気配を追うのを試みる。
本物であれば僥倖だし、罠であれば無用な争いは止める必要がある。
気配はいつの間にひとつになっていた。
追うのは容易いように思われたが]
消えた? なんということだ……!
これではまた手がかりがなくなってしまう。
[果たして気配は本当に消えたのか、
それともノエルが気付かないだけで、
気配がノエルから発せられるように調節がなされてしまったのか。
今のノエルに知るすべはない]
( 114 ) 2017/07/04(火) 02:28:50
……よし。
[逡巡の後、消えた気配を追って当てもなく歩くよりは―――と、
先程まで気配がしていた方へ様子を見に行くことにした。
今たたずんでいる、バラックが立ち並ぶエリアを抜けた先へ**]
( 115 ) 2017/07/04(火) 02:59:06
配達屋 ノエルは、メモを貼った。
( A13 ) 2017/07/04(火) 03:05:03
………
………… …ん……??
[ぼんやりと、ライザに支えられたまま膝立ちしていると次第に視界がクリアになっていった。空間制御能力を使わなくなって、まだメロスがそばにいて>>105.エネルギーにあてられているとはいえ副作用の方が引いてしまえば正気くらい戻ってくる]
………うるさいお前、頭に響く!
[メロスの叫びに>>105、心底五月蝿そうに耳を抑えた]
(…ライザは、あいつは無能力者で謀だというが…
ボクはそうは思えんな、見れば見るほど纏う力は、明らかに…)
[ほぼ意識のほとんどない状態でそう言われたのをぼんやり思い出す>>91。しかしずっとメロスから垂れ流しにされているエネルギーの流れ>>68にずっと苛まれてきたのだ、今更はいそうですかと言えるわけが無かった。]
( 116 ) 2017/07/04(火) 04:19:11
[正気に戻ったならば…ハロルドに仕掛けた『裁判』がまだ終わっていないことにも気がつく。
更に能力者であると発覚して自分でも見たのだ>>101。
先程は副作用の…ベリティの映像に引っ張られてしまって>>74 子供っぽい素直な気持ちが出てしまったが、まだ全ての『尋問』が終わっていないならその素直は本性は隠すべきものだった]
………ライザ、手を離せ……お前にも…あとで聞きたいことが山ほどある…
[ライザの手を振り払って距離をとる… ハロルドと向き合う]
……黙秘権の行使は誰もが使える権利だが……
実際に異能者ならば、その異能の『精査』を行わなければならん。
[目が再び少しだけ赤くなった]
……さっきのは忘れろ。尋問を再開する。
虚偽の申告は通用しないと思え……では問う。
『貴様の能力は、それだけか?
どのくらいの範囲で使用可能だ? 』
[水蛇が潰れてできた水たまりが揺らめいた]
僕の攻撃に耐えて見せろ**
( 117 ) 2017/07/04(火) 04:31:37
捜索人 ユウヅキは、メモを貼った。
( A14 ) 2017/07/04(火) 04:38:55
[心臓が、らしくもなく早鐘を打った]
何……だ。
[地面に突き立った槌に、転がった銃弾>>100……?
狙われたのだと、分かる。
メロスを一瞥>>100後、転がる槌とそれを再度見る。
誰が。
犯人か?
何の為に。
異能ではなく直接的殺傷?
射出されたと思しき方向へ視線を向ける]
( 118 ) 2017/07/04(火) 07:52:18
( 119 ) 2017/07/04(火) 07:55:37
[ハロルドの一連の行動>>95、突き立った槌にはこう口にした]
異能か?
[サイオニックバリア、磁界操作や重力操作の類だろうか?
もし磁界であれば、槌の投擲は不必要にも思えたが]
( 120 ) 2017/07/04(火) 07:59:15
[地に伏せている場合ではない。
ライザは身を起こし、ハロルドへと賞賛の言葉を紡ぐライザ>>101を引き起こした。
膝立ち>>116に近い姿勢に戻るだろうか]
( 121 ) 2017/07/04(火) 08:08:03
( 122 ) 2017/07/04(火) 08:17:59
メロス。
ハロルドが憎いか?
[ライザは問うていた*]
( 123 ) 2017/07/04(火) 08:19:11
[その頃だったか、ユウヅキ>>116に正気が戻る]
うるさいのはお前だ。
[ライザは、今は片手でユウヅキ>>117を支えていたが、それをユウヅキは振り払う]
待て。
これを見ろ。
誰かいるぞ!
[銃弾らしき物を掴み、ユウヅキに示す。
殺害用では無く、どこか特殊加工が為されているようにも見え、ライザは険しく眉を顰めた。
ライザの声掛けよりも先に、ユウヅキのハロルドへの攻撃……水溜まりが揺らめき、襲いかかろうとし始めたのが見えたか**]
( 124 ) 2017/07/04(火) 08:27:11
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A15 ) 2017/07/04(火) 08:37:57
……何?
[誰かいるという声が聞こえ>>124、 ハロルドまで後1mもないところで攻撃を止める。
水たまりが中途半端に揺らめいてこの後どうするんだよと言わんばかりに音を立てている。
……その銃弾を見て、その目の色が一気に赤に変わった]
……殺害用じゃない。…だが薬莢もない。
確かに撃たれたものだ。
こんなものを打ち込んだところで人は死なん。
むしろ…これは……
これはどこから?いつ拾った?
[打ち出されたものの観察を続けている。
暫く眺め続けることが出来るならば、その中に『なにか』が仕込まれていることにも気づけるだろう]
[水たまりは不安そうにいつまで待てばいいのか揺れた**]
( 125 ) 2017/07/04(火) 08:45:55
[地面から拾ったと示す]
今だ。
今……狙われたのだろう。
[銃弾らしき物の正体が分からず、口調は硬い。
犯人が撃ったならば、何らかの意図なりがある筈。
殺害用でもない特殊加工仕様。
手に取ったライザも、加工のほどには気づくだろうか。
ユウヅキから遮る素振りは無く、観察は続けられるだろう。
それをじっくり行い得る猶予があるかは、犯人次第だが**]
( 126 ) 2017/07/04(火) 09:24:06
不機嫌 エイミーは、メモを貼った。
( A16 ) 2017/07/04(火) 12:08:31
……今、たった今、狙われただと?
[ライザの言葉と>>126、示された銃弾の位置。
突き立てられた鎚とそこから感じたエネルギー>>95。
当然ながら目の前にいた者達が銃を構えていた様子などないし、ハロルドには当然撃てない。
ライザに邪魔されなかったために銃弾の観察はすぐに終わった。>>126
『銃弾の中身を打ち込むための』加工が施されており、中身は液体であろうことがわかった]
………まずい!!!
[そこから導き出した結論。
犯人そのものかその協力者がまだすぐ近くにいる。
ユウヅキが周囲を見渡すと、ハロルドが光を見つけた辺りだろうか?>>92 誰かが走り去っていくのが見えた。]
( 127 ) 2017/07/04(火) 16:36:59
……!!! ちっ……!!!
[ハロルドの『裁判』はまだ終わってはいない。
完全に彼の能力を把握出来なければ見せてもらった資料との『精査』もできない。
しかし、明らかに敵意を持って攻撃してきたものを取り逃す理由にはいかない。
ハロルドの傷ついた足が目に入り>>89、一瞬考えて
ユウヅキはその足元にいる水の塊に指示を出した]
ハロルドの足を押さえてろ!!!
[蠢いていた水たまりはそれに呼応し、ハロルドの怪我をしていない右足を取ろうとズルズルと近づいてくる。何故か、先ほどの蛇たちより明らかに動きがとろい。
ユウヅキは水たまりがハロルドをその場に抑え込んでいるか否かを確認する前に、走り去っていった者の方向へ走り出した]
( 128 ) 2017/07/04(火) 16:43:11
[空間制御能力で追いついたり、空間そのものを隔離して逃亡できないようにしたほうが早いかもしれない。
しかしユウヅキの赤い目の能力は、副作用だけでなく発動にも時間がかかる。視界の操作や探査くらいならいざ知らず、物理的制御は1時間以上は掛けなくては使えないのだ]
………っ、異能を使った気配はない…!
純粋に……あの銃弾だけで狙っていた…!
[後ろ姿をなんとか赤い目の『視界』に捉えたまま、追いかけるが物理的距離はかなりある。
いつ犯人が例の能力を使ってこの空間から逃げ出すかは分からないが、とにかく追えるうちは追うしかなかった**]
( 129 ) 2017/07/04(火) 16:52:45
捜索人 ユウヅキは、メモを貼った。
( A17 ) 2017/07/04(火) 17:04:54
…………。
[心臓が再び強く鼓動を打つ。
液体。
何らかの目的を持ってのもの?
鼓動が一拍打つ時間が長く感じ、その間にユウヅキ>>127は声を張り上げ、走り出す]
( 130 ) 2017/07/04(火) 17:48:34
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A18 ) 2017/07/04(火) 18:19:46
捜索人 ユウヅキは、メモを貼った。
( A19 ) 2017/07/04(火) 18:22:11
( 131 ) 2017/07/04(火) 18:23:49
[ユウヅキの視界に映る犯人の姿>>129は、どんな姿だったろう?
犯人は逃げ続け、そしてバラック地帯の手前で何か>>115に気づいたのか、浮遊し、光に包まれ始める。
ノエルも、行き先前方に煌めく光を見つけられただろうか]
( 132 ) 2017/07/04(火) 18:26:03
[犯人は、悪戯心と言うには醜悪な行いをユウヅキに試みる。
ユウヅキの元に、エネルギー体はグンとUターンし迫ると、ヒュプノキネシスを使った。
こちらの方向へやって来たノエルの姿を、ユウヅキが想像する「犯人が、ベリティに行った行為の中で、一番不安と最悪な光景の中」に、ノエルも居るように行使する。
犯人とノエルのふたりがベリティに酷い事を行っているか、それとも犯人がノエルの姿にすり替わっているかは、ユウヅキ次第。
犯人が、ユウヅキの心理や精神が読み取れなくても、ユウヅキの不安などの中に、ノエルの姿を捩じ込もうとする試み。
時間が無い為、ユウヅキの記憶を操作するほどではなく、矛盾に気づけば、すぐに能力が使われたものだと分かってしまうものだろうが]
( 133 ) 2017/07/04(火) 18:33:48
[犯人は、自分の顔がユウヅキに見える位置で囁く。
語る言葉は真偽を無視し、ユウヅキの精神への影響をのみ、目的に口にされるもの]
『ベリティの悲鳴は歌声のようだったよ』
[その言葉の後にも、ユウヅキの敵愾心を煽るだけ煽る言葉を、理性的に考えられなくなるほど感情的にさせるのを目的に、付け加える。
エネルギー体は、光を放出>>0:215する。
ユウヅキの髪に一筋触れたならば、焼いて焦げ臭い匂いを発生させ、エネルギー体は離れ、または消えた]
( 134 ) 2017/07/04(火) 18:43:10
[辺り一帯は、掻き回されたようなエネルギー体の反応が残されていたり、もしかすれば、ノエルの方向>>114には攪乱の為の反応も残っていたかもしれない*]
( 135 ) 2017/07/04(火) 18:43:35
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A20 ) 2017/07/04(火) 18:48:59
あぁ、斥力場を発生させた。
[ライザの問い>>120に是を返し、狙撃を防いだものについても口にする。
メロスへと問う声>>122はただ黙って聞いて]
( 136 ) 2017/07/04(火) 19:17:10
……融通の利かない奴だな。
[一時見せた素直な態度から一転、尋問官としての顔へと戻ったユウヅキの言葉>>117に嘆息する。
彼の考え方も分からないでもないが、ハロルドにしてみれば単なる時間の無駄でしかない]
尋問して口割らせて、
それで全く関係ない場合はどうする心算だ。
散々甚振っといて謝罪で終いか?
───── ふざけんじゃねぇぞ。
[前髪の奥で白銀の瞳が金を帯びる]
( 137 ) 2017/07/04(火) 19:17:17
俺に対しては別に構わない。
能力者だからな、その攻撃を耐える自信がある。
だが、
またさっきのようなことが起きて、
村人にも同じことをする心算なら…
─── 容赦しない、ここで潰す。
[ピキ、とハロルドの周囲で強い斥力場が発生しかけた時、ライザがユウヅキへと制止をかけた>>124。
それを受けて、ユウヅキが繰る水が動きを止め>>125]
……………
[意識の逸れた相手にハロルドの力も収束をみせる。
狙撃の犯人を探すことを優先とするのはハロルドとしても賛成であるため]
( 138 ) 2017/07/04(火) 19:17:57
[結果、ユウヅキは犯人を追うことを優先し、ハロルドに対しては水による拘束を仕掛けてきた>>128。
彼としてもハロルドの左足の負傷は気になったらしく、水は右足へと集まってくる]
………逃げも隠れもしねぇよ。
[蛇よりも動きの鈍い水溜りを足の先で突き、水にかかる引力を増大させてやった。
一時的に動きを止めることとなった水溜りから距離を取る。
数秒もすればまた動き出すだろうが、ある程度離れれば左足を怪我していても避けるのは容易い]
( 139 ) 2017/07/04(火) 19:18:08
……ライザ、すまないが治療キットか何かはあるか?
[左足の手当てをしなければ犯人を追うことも出来ない。
小袋を取り出し支払い可能であることを示しながら、ライザに願い出た*]
( 140 ) 2017/07/04(火) 19:18:17
[ライザは、異能の種類に大きな反応は無かった]
斥力か。
[犯人の行方は気になる。
だが今は、ハロルドの要望>>139に手元にキットを押し上げるように現し、ハロルドに近づいて手渡そうとする]
チーム持ちなら返却する。
[特殊チームに支払わせるつもり>>0:133であるのか、この場で支払いは受け取るだろうが、そう口にした。
後で落ちるようなら返却すると*]
( 141 ) 2017/07/04(火) 19:33:56
闇商人 ライザは、農夫 ハロルドが、もし望むなら拾った銃弾らしき物も見せるだろう。*
( A21 ) 2017/07/04(火) 19:36:19
そうか。
[特殊チーム持ちにさせる心算らしいライザの言葉>>141に思わず笑う。
だが商売だからとひとまず支払いは行い、キットを受け取った。
先程巻いた袖の切れ端を解いて自分で手当てをする]
飛んで来たものが何か、分かったか?
[作業をしながら、先程防いだものが何かを問う。
その間に近付いて来た水溜りに気付くと、再び突いて負荷をかけ、動けなくなったところを指で弾き、弾いた瞬間に引力軽減をかけて遠くへと飛ばした。
ライザから銃弾らしきものを見せられると、治療を終わらせてそれを手に取る]
………専門外だが、ただの銃弾ではないようだな。
さっきの狙撃、頭を狙っていたぞ。
[弾道を確認出来たのはハロルドだけ。
伏せろと叫んだのは、防ぐのが間に合わなかった場合を考えてのことだった*]
( 142 ) 2017/07/04(火) 19:50:35
─自宅─
[大方下ごしらえは終えた。
まだ陽は高い。
かまどに火を入れるのはもうしばらくしてからでいいだろう。
この間にワンドに慣れておこうかと家を出る。
と、バラック群の屋根ごしに強い光>>134が見えた。]
あれは。
[エネルギー体だ。
そちらに駆け出しかけ、首を振る。
犯人が消える時につかう力だ。
おそらく、光があるところに犯人はいない。
ほどなくして村の中央の方から悲鳴があがる。
娘はそちらへ駆け出した。]
( 143 ) 2017/07/04(火) 19:52:29
─村の中央─
[村の中央についてみれば、同じように集まってきた村人が数人。
その中央には血まみれで倒れている男と、ナタを構えて震えている男がいた。]
『ジェイク、どういうつもりだ!』
『違う!リックを傷つける気なんてなかった。
身体が、勝手に──!』
[ジェイクと呼ばれた男は脂汗を垂らしながらもナタを下ろさず、一歩一歩他の村人の方へにじり寄っていく。
娘はあたりを見回した。
ジェイクがおかしくなった原因が近くにいるはずだ。
犯人か、もしくは犯人におかしくされた人物が。]
( 144 ) 2017/07/04(火) 19:52:58
[しかし、それらしき影は見当たらない。
村人達が近寄れないでいる間に、倒れたリックの血はどんどん広がっていく。
娘は顔を歪め、ゆっくりとナタを持ったジェイクの後ろに回り込む。
首へ飛びつこうとした瞬間、ナタの柄で腹部を払われた。]
ふぐぅっ……か、は、
[みぞおちを押さえ、咳き込む。
ジェイクはやめろ、嫌だ、逃げろ、などと叫びながら娘の方へ振り返った。
ジェイクを操っている人物はどこにいるのだろう。
彼と対峙しながらそれを探すほどの余裕は、ない。]*
( 145 ) 2017/07/04(火) 19:54:51
っっっ…なんだ…?! うわっ?!!!
[突然輝きだし、自分の方にUターンしてきた犯人の顔をユウヅキは間近で見てしまう>>132 133。
男と目が合った。光のエネルギーが流れ込んでくる。
男と同じ緑色の光が、ユウヅキの瞳にも移されていく。
能力を使い赤く染め上げられていたその瞳が、
澱んだ緑に汚されていく。
…… 思考能力を、奪われていく]
『ベリティの悲鳴は歌声のようだったよ』
[ユウヅキの頭の中は、
男に叩きつけられた映像で溢れかえって>>133
もう考えることすらできなくなっていた]
( 146 ) 2017/07/04(火) 20:13:48
特殊加工弾だ……
液体が……中身を打ち込む加工がされている。
[ユウヅキが気づいたこと>>127を、ライザも口にする。
商人という職業柄でなくとも、一通りの武器の扱いは出来る為、加工の様相も専門家ほどではないが分かったか]
頭部。
[ハロルドの言>>142に、掌に置いた銃弾を見る。
ぞっとした。
当たっていたら、どうなった?]
この液体は、何だ。
( 147 ) 2017/07/04(火) 20:16:07
[少女が本を読んでいる、あの男に手を引かれる]
[少女が殴られる。診察台に無理矢理乗せられ、拘束される。
[最初は笑っていた少女のもとに、
ノエルとあいつが現れる>>133]
[見知った顔に喜ぶ少女に、ノエルとあいつが殴り掛かる]
[驚く彼女に幾度を追撃を加える]
[赦しを乞う少女に、ノエルはニタリと笑いかけた]
[彼女に、あの忌々しい医者が、 力を無理矢理与えて]
( 148 ) 2017/07/04(火) 20:17:18
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A22 ) 2017/07/04(火) 20:21:36
『ベリティの敵討ちとは健気なことだ』
『だがお前は私を捕らえることは出来ないよ。
また逃げた後にベリティと会うのが楽しみで仕方ない』
『ほら』
『私の従順な部下が来たぞ』
[男に、そうひたすら煽られ、馬鹿にされ、
またベリティを傷つけようと宣言される。
怒りという感情を持つものほど、ヒュプノはより深く浸透する。
男が消え、光の熱がブスブスと前髪を焦がした。>>134
そして目の前に見えたのは、こちらに向かって走ってくるノエルの姿だった>>115]
( 149 ) 2017/07/04(火) 20:23:51
っっっあ、ぁあぁあア゙あア゙ア゙ぁア゙あア゙ぁあぁ!!!
[ガシャン!!!とユウヅキの懐から音がした。
そこから大量の水が溢れ出し、獰猛な狼や獅子の姿となって顕現する。
トレインに突き落とされる前に汲んだ水は>>0:70、水蛇3匹なんかより遥かに多かった]
っっぁ、アぁあァアァァアア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!!
[能力が暴走する。
ハロルドが相手していた水たまりも>>139、斥力に抑えられていたはずなのに突然大きく波打ちはじめどこかへと向かい這いずりはじめた。
そして、空間制御能力すら、暴走を始める]
( 150 ) 2017/07/04(火) 20:30:16
[キイイイイイン!!!!]
[ユウヅキを中心に、広い範囲で空間に『境』が生まれる。その境は他の人間にも見えるほどハッキリとしたもので、中のものを捕らえるために、じわじわとその境から空間の色が変わっていく。]
『クゥカンせいギョのうリョく はつドゥ』
『たいしヨう の エル』
『もク敵 イノーボウガい オヨび くう カん ナイ へ ノ ホバク』
[ここからじわじわと空間制御能力は空間を蝕み……時間がくれば、ノエルは異能を使うことも外に出ることも叶わなくなるだろう]
( 151 ) 2017/07/04(火) 20:35:02
[見せてもらった銃弾をライザの掌>>147に戻し、その中身についてを聞く]
中身が液体で、それを打ち込む加工がされている、か…。
それを頭部へ打ち込もうとしていた、と言うことになるが。
[中身が何かを決定付ける情報は持ち得ていない。
手っ取り早く情報を仕入れるには]
特殊チームにでも見せてみるか?
[そう提案してみた*]
( 152 ) 2017/07/04(火) 20:38:56
っっっ、ウ、ガァぁあぁァアァァぁあぁアア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!!
[苦しそうに頭を抑えながら、二つの能力を狂わせる。
水の獣たちは、ノエルに対して既に臨戦体制に移っていた!]
(ナニカ ガ ちガう)
(ナにカ マチヵ゛つ て ル)
(ぁ タマ ガ ィタィ)
(ダレヵ タす ヶ て ク )
[自分でも何かがおかしいと思っているのに
もうユウヅキは己の能力を止められなかった*]
( 153 ) 2017/07/04(火) 20:39:13
捜索人 ユウヅキは、メモを貼った。
( A23 ) 2017/07/04(火) 20:46:50
…………わざわざ、異能者に撃ち込もうと。
[ライザの黒い目が銃弾をじっと見ている。
重苦しい空気が覆ったかもしれない]
正体を確認するにはそれが一番だが、エースはどこかに行った。
[更に、トレインも特殊チームの救護兼捕獲用テントを不在にしているかもしれないが、まだライザには思い至らない]
アーネストは、犯人が向かうだろう場所の目星が付いていたとか言っていた。
最後に岩山の方を見ていたが……
[ライザは、最後に会ったアーネストの様子1:231を、ハロルドに語った*]
( 154 ) 2017/07/04(火) 20:47:32
― 村の中 ―
そ、れは……
[ハロルドの物言い>>109に言葉を詰まらせる。
彼の言う通り、村人たちが異能者へ向ける感情は良いものではない。
自身が味方であるはずの、アーネストやトレインに対してそうだったように]
なんだよ、その約束って。
結局は、お前の都合なんじゃないか。
――本当は、別の生き方だって選べたんだろう。
こんな所で、必死に生きなきゃいけないおれたちのこと、心の中では馬鹿にしてたんじゃないのか!?
[違う、違う。
ハロルドは本当に、村の人々と共に生きようとしていた。
その目が光に弱く、ドームの中では生活しにくかったこと>>110も、少し考えれば想像がついただろう]
( 155 ) 2017/07/04(火) 20:49:14
[それなのに、言葉に歯止めが利かない。
遠く隔たった存在であるはずの異能者が、仲間と認めた村人の中に居た事実が、どうしても受け止められない]
……こんな力があるなら、どうして……。
[謝罪し頭を下げるハロルド>>111の方を、まともに見ないまま呟く。
禁じていたはずの能力を、彼は人を護るためにつかった。
それはきっと間違ったことではない]
[けれど自分には、正しいことを為す力さえないのだ]
[ハロルドが憎いかと、ライザが問う声>>123には力なく首を横に振った]
( 156 ) 2017/07/04(火) 20:49:34
[ユウヅキの力で水たまりが揺らめく>>117、ハロルドを狙うと思われたそれにも反応を示すことはなく。
やがて話題の中心は、地に落ちていた銃弾らしき物>>124へ移る。
ユウヅキはハロルドを水で拘束しようと試みた>>128後、犯人が去ったと思われる方向へ駆けだした>>129]
[ハロルドは拘束を受けることはなく>>139、ライザから治療キットを受け取り自ら治療し始めた>>142。
本来は無事な自分が手を貸すべきなのだろう、しかし動けずにいる。
そうしている間に、ライザとハロルドは銃弾に関する考察を始めていた]
[やはり自分の存在など、取るに足らないものだったんだ――羊飼いは、そう、感じた*]
( 157 ) 2017/07/04(火) 20:49:56
( 158 ) 2017/07/04(火) 20:50:29
[少し前]
そうか。
[首を左右に振るメロス>>156に、ライザはどこか安堵したように返事した。
憎いと答え、更にメロスがハロルドに対して感情を更に募らせた場合、ライザがハロルドにとった行動はただひとつだったろう**]
( 159 ) 2017/07/04(火) 20:54:33
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A24 ) 2017/07/04(火) 20:57:26
羊飼い メロスは、メモを貼った。
( A25 ) 2017/07/04(火) 20:59:31
─ 少し前 ─
……別の生き方を選んでいたら、俺は発狂していたろうよ。
[>>155 ドームに残る選択肢。
確かにそれは選べた。
だがそれは心身を疲弊させながら生きる選択肢]
ドームでは得られない平穏。
それを護って欲しいと願う人がいた。
その人の代わりにここへ来た。
( 160 ) 2017/07/04(火) 21:17:22
それに俺は、
この過酷な中で必死に生きるお前らの生き様にホレてここにいるんだよ。
俺の都合ってのはその通りだけどな。
[どの理由を取ったって自分の都合なのはその通りだ。
それを否定する心算は無い**]
( 161 ) 2017/07/04(火) 21:17:34
─ 村中 ─
どこかへ行った?
…そうか、追い詰めに行ったかね。
[岩山を見ていたと言われ>>154、その方角へと視線を転じる。
特殊チームが動いたとなれば、そちらは任せるのが得策だろう]
何かしら害意があるのは確かだが、このままでは拉致があかない。
ユウヅキが追いついたかどうか確認するべき ────
なんだ?
[ユウヅキを追うことを提案しようとして、水溜りが異変を示す様>>150に意識がそちらへと転じた。
次いで、バラック方面が俄かに騒がしくなる>>158]
( 162 ) 2017/07/04(火) 21:17:42
………行って来る。
[ユウヅキが何かやらかしたのでは、と思い、放置したままになっていたカートを引き来た道を戻り始めた*]
( 163 ) 2017/07/04(火) 21:17:48
― 村の中 ―
ハロルド……。
[彼の答え>>160に言葉をなくす。
ハロルドが聞いたという願いは、自身の願いそのものでもあった。
能力の有無の違いはあれど、目指しているものは同じだったのではないか?]
その、……おれは……。
[生き様に惚れた>>161という言葉は、こちらへ確かに届いていた。
それに対して何かを言わなければと、口を開き掛ける]
( 164 ) 2017/07/04(火) 21:44:51
[しかし、結局何を言うこともなく、その口は閉じられた]
[村の中が俄かに騒がしくなる>>158。
ハロルドはすぐに動きを開始した>>163、ライザがどうしたかはわからないが]
[羊飼いはしばしその場に立ち尽くした後、無言で騒ぎの起きている方向へ歩き始めた]
[その表情から窺えるものは、村の危機に対する焦燥感、ではない*]
( 165 ) 2017/07/04(火) 21:45:18
追い詰めたというより、心当たりでもあるのかもしれん。
犯人を見失いでもしたら、岩山に向かうのが良さそうだ。
[ライザは、アーネストと合流するようならば岩山の方だと、ハロルド>>162に告げた。
その時、水溜まりが異変を示し、ハロルドはカートを引いて、騒がしくなった方面へ向かう]
分かった。
[ハロルド>>163へ短く答えた*]
( 166 ) 2017/07/04(火) 21:56:45
[ハロルドが動き出した後も、ライザは残っていた。
銃弾を手にし、メロスにも問おうとしたが、立ち尽くす間声をかけるのは憚られた]
メロス?
[後を追い、メロスについて歩き始めただろう*]
( 167 ) 2017/07/04(火) 21:58:59
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