人狼物語(瓜科国)


1776 【R18】金鉱の村【人狼BBSRP村】


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


羊飼い カタリーネ に 4人が投票した。
負傷兵 シモン に 1人が投票した。

羊飼い カタリーネ は村人達の手により処刑された。


【赤】 負傷兵 シモン

青年 ヨアヒム! 今日がお前の命日だ!

2017/05/02(火) 07:00:00

次の日の朝、青年 ヨアヒム が無残な姿で発見された。


現在の生存者は、旅人 ニコラス、負傷兵 シモン、少女 リーザ の 3 名。


旅人 ニコラス

[部屋へと戻れば、
疲れもあってか倒れ込むように眠りについた。

だが。
目覚めを向かえてくれたのは、
爽やかな朝の気配などではなく、
覚えのある透明な気配。

がばり。身を起こす。
感じる魂は、人狼のそれではなく、
紛れもない人間のもの。]

( 0 ) 2017/05/02(火) 07:15:32

旅人 ニコラス

 あぁ――…。

[やはり、彼女は人間だったのだ。
願望を信じた己の弱さを恨みつつ。

まだ、終わっていない。
人狼はまだ生きている。

そのことを皆に伝えなくてはと、
決意を抱き、部屋を出た。
新たなる惨劇には、未だ気付かずに――。**]

( 1 ) 2017/05/02(火) 07:15:42

旅人 ニコラス、メモを貼った。 メモ

( A0 ) 2017/05/02(火) 07:17:46

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A1 ) 2017/05/02(火) 08:31:39

司書 クララ

[生ける狼は自然の脅威であり
理解しようともせず相対するものだった。

人狼の最期。>>3:96
人としてのエルナ。狼としてのエルナ。
カタリーネが導きだした答えはなんだったのか。

考えてはいけない、と思う。
理解できない人間が、彼女達を追い詰めようと思った自分が、上っ面だけを分かった振りを、どうして出来るだろう。

カタリーネが纏っていた赤は、
まさしくオオカミが好む色だったのだと。
ただそれだけを信じて――僅かな違和感を殺す]

( 2 ) 2017/05/02(火) 10:12:28

司書 クララ

[咄嗟にヨアヒムの名を呼んだのは
再び不慮の死を見るのを恐れたからだった。

だから、振り下ろされたナイフがカタリーネの喉を裂いた時。彼女の赤い瞳が光を失うまでを確かに目の当たりにした]

 ……、……。

[何かを言おうとして、結局言い澱む。
きっと終わる、と力なく、それだけ。

彼がしてくれたように相応しい手当てをすることはできなかった。これが最期になるなんて思いもせず。

ただカタリーネの目を閉じさせて、彼女を運ぶ人々の傍ら、手伝いをする。>>3:156]

( 3 ) 2017/05/02(火) 10:33:05

司書 クララ

 リーザ、ちゃん……。
 だいじょうぶ? ねぇ、怪我はない…?

 だいじょうぶ……?

[いずれのタイミングでリーザは戻っただろう。

見かけられたなら、血の気のない頬で膝をついて目を合わせよう。自分より幼い誰かを案じて心のバランスを取ろうとする、よくある反応だった]

( 4 ) 2017/05/02(火) 10:34:02

少女 リーザ

[疲労は想像以上のものだった……が、少し考えれば当然のことだった。
食事はささやかなスープのみ。極限状況は続き、発育中の幼い体を雨のなか引きずり回し、精神はころころと入れ替わりを繰り返す。
持つわけがない。

夜露を凌げるところを見つけて休憩や仮眠を取る。親しんだ村の中のはずなのに、山奥の廃村にでも迷い混んだような錯覚を覚える。

どうにか宿にたどり着いたころには、雨雲の向こうには日が登ったのだろう、と感じられる程度には視界が明けてきたころだった]

( 5 ) 2017/05/02(火) 10:41:24

司書 クララ

―自室―

[休憩を、と各々解散した後、少しでも平和な習慣をなぞろうと、机上の日記を開く]

 いろんな事がありすぎて…みんな、嘘みたい。

[ゲルトが無残な姿で発見されたこと。
エルナの衝撃的な告白。
爪牙に裂かれる事を受け入れたジムゾン。

終わらない騒動、赤く染まったカタリーネ――]

 ごめんなさい、ごめんなさい……。

[生きたかった事。誰かを殺そうと思った事。
結局は、役に立てていない事。

何に対してか分からない謝罪を繰返し
言葉を綴るより多く涙を落とすうち、
いつしか気を失うように眠りに落ちていた]

( 6 ) 2017/05/02(火) 10:50:31

司書 クララ

[動物の命。
人のために奪うのを悪とは思わない。
彼らには彼らの絆があるのだと考えたくない。

こんな"わたし"にしかなれないなら、カナリアに生まれたらよかった。そうでなければ、籠の鳥があのひとならよかった。

鉱山での事故の一例。
そんな無機質な記録の一行になるくらいなら、いっそのこと。自分の弱さの事ばかり、考える]

( 7 ) 2017/05/02(火) 10:53:08

司書 クララ、メモを貼った。 メモ

( A2 ) 2017/05/02(火) 11:03:39

≪_匿名_≫、匿名メモを貼った。 メモ

( A3 ) 2017/05/02(火) 12:16:18

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A4 ) 2017/05/02(火) 12:17:14

≪_匿名_≫、匿名メモを貼った。 メモ

( A5 ) 2017/05/02(火) 12:18:08

少女 リーザ

[宿の玄関に近づく。リーネは、あのリーネは、あのままここに来たのだろうか。とすれば、この中が平穏無事であるはずがない。
最悪の事態を想定する。――すでに残っているのはわたしだけかもしれない、と。
沸き立つ感情は恐怖よりも悔しさ。
たった一手の間違いで、ここまで詰められてしまうなんて!

……いや、まだだ。本当に事態は最悪なのか。それを把握しなければ。
それにまず体力だ。今のままでは歩くことさえおぼつかない。

ふと、玄関脇の傘立てを見る。色とりどりの傘。
この国の傘の製造技術はずいぶんと高い。とりわけ"リーザ"のこの傘は]

お父さんとの約束の傘。
再開の印。
あの都のコインとともに。

――なぜ、あなたはあの人をお父さんとみとめてあげないの………。

[今はもうそんなことに思いを巡らせるときではない、と思いつつ、ああ、コインはエルナが持ったままだっけ、とふと思い。
エルナ。そうだ、あの部屋だ。
やるべきことに思い至った]

( 8 ) 2017/05/02(火) 12:40:25

負傷兵 シモン

[ぎりぎりと、人ならぬ膂力に任せ力を込めれば
 肉に爪を立てずとも、内で千切れる音がする。
 問いを止めさせ>>3:166、声から輪郭を奪っていく。
 ――腕へ刻まれる薄紅の線、それに構わずひたすらに]

[死にたくないと願うのが、普通のことだ>>3:167
 死に際に真実を語るのも、普通のことだ>>3:165
 死が覆らない状況において、嘘を貫く意味はなく
 かつて死んだ同族の様に、失血に薄れる意識で尚
 嘘を貫き通す方が珍しい]


[それが普通だと思いながらも、死なない為に、
 己の為に踏みにじってきた]

( 9 ) 2017/05/02(火) 13:37:57

負傷兵 シモン

[――意識を無くした身体を、そっと寝台へ横たわらせた。
 喉元には、痣を通り越し赤黒くなった、掌の痕]

[はたりと、最後の抵抗>>3:167が残した傷から
 ヨアヒムの服、その襟元へと滴が落ちる]

 ……おまえは。
 辛いと言って良かっただろうさ>>3:165

[言葉ひとつで、犯した罪は変わらない。
 彼らにとって、間違った選択だったということも。
 それでも、ヨアヒムが内心を口にすること自体が
 許されないとは思わなかった]

[――男が口にしないのとは、また、違うのだ]

( 10 ) 2017/05/02(火) 13:38:15

負傷兵 シモン

[……貧血めいて、一瞬視界が歪んだ。寝台へと膝を付く。
 額を押さえた掌は、既に人のものへと戻っている。
 飢えを凌げる程度に喰らって過ごしてきたが
 獣としての膂力を振るえば、一息で消耗してしまう]

[裂いた袖も、残る傷痕も、神父の時と変わらないが
 前腕だけでは到底足りず、“食事”は上腕へと及んだ。
 寝台へと染みていく血液が、姿勢を変える度に
 ぐじゅりと嫌な音を立てる]


[肉の隙間から覗く白いものを、破れた袖で隠したのは
 次に来る誰かへ対する、せめてもの気遣いだったと
 ――そんなことを言えば、笑われてしまうだろうか]

( 11 ) 2017/05/02(火) 13:38:40

負傷兵 シモン


[暗い暗い、閉じた場所で
 横たわったカナリアは囀らない。
 その冷えた身体で、警告を残している]*
 

( 12 ) 2017/05/02(火) 13:38:55

負傷兵 シモン

― 夜明け ―

[血痕の増えた服は、ゲルトや神父に着せようとしていた
 物置にあったものへと変えた。汚れた方は屑籠の奥へ。
 体格が違うのだろう、袖が少々足りないのだが
 その為だけに自宅へ戻る気にもなれない]

[時折袖口から覗く、新たな包帯と蚯蚓腫れ。
 床にぽつぽつと、小さな血痕を残した傷は
 今は包帯に覆われている]

 ……

[厨房で、沸き立つ湯を眺めている]

( 13 ) 2017/05/02(火) 13:55:51

負傷兵 シモン

[あと三人。
 それだけで、当座の危機は免れる。
 告発の危険は排除できる]


[――それから?]

( 14 ) 2017/05/02(火) 13:56:12

負傷兵 シモン

[淡々と、表情の失せたまま茶を入れた]

[誰かが談話室へ来たならば、そこでようやく
 疲労の滲む顔に、気遣いを浮かべてみせたことだろう]**

( 15 ) 2017/05/02(火) 13:56:55

負傷兵 シモン、メモを貼った。 メモ

( A6 ) 2017/05/02(火) 14:28:35

少女 リーザ

[玄関先でクララ>>4を見た。
小走りにわたしに駆け寄ってきてかがみこみ、わたしと目線に合わせて話をしようとする。
だいじょうぶか、と。怪我はないか、と。
今のわたしの姿はあまりにあんまりなのだが、まずは体が無事なことが第一だろう。
一方で、クララのその様子が、やはりここが無事ではすまなかったに違いないことを知らせる]

クララおねえちゃんは…………大丈夫なの……?

[互いの身を案じる。見たところクララも怪我を負っているようには見えない。
そういう答えが返ってくるだろう。

彼女の目を見る。
今はもう昨夜のような、人狼を処刑しようと言っていたときのような、恐怖と憎しみが渦巻くがごとき濁りは見えない。
その目はきっと、弱弱しいわたしの姿に、弱者同士のささやかな安堵のようなものを見出しているんじゃないだろうか……。
だけど、今はまだそのときじゃない]

リーネおねえちゃんは……ここに来たの……? みんなは………ほかのみんなは大丈夫………なの………?

[わたしはクララの顔が曇るのを見るだろう]

( 16 ) 2017/05/02(火) 15:15:20

少女 リーザ

[……クララが口にするリーネの最後>>3:149>>3:156に、どのような思いを抱いていいのかわからない。
かろうじてわかることは、彼女もまた、彼女だけの運命を抱えていたのだろう、ということだけだ。
ほかの誰とも共有できない、リーネだけの運命を。

あの青年……ヨアヒムがリーネを退けたのか……人は極限状況に追い込まれたとき、思いもよらぬ力を発揮する。それはリーネのほうもそうだったのだろうし、そこで繰り広げられた叫喚はどれほどのものだったろう。

神よ、父よ。せめてあなたの御許では、かの魂は安らかにあれ。

わたしはクララからひととおりの事情を聞き終えると]

おなかが……すいちゃった。
食べもの、探すね。

[そう言って、できるかぎりの元気をふりしぼって、厨房へと向かった。
腹が減っては戦はできぬ、とは遥か東方の国の格言だったか。
ああ、あとは熱く入れた紅茶が飲みたい……]

( 17 ) 2017/05/02(火) 16:24:46

旅人 ニコラス

―談話室―

[よほどに慌てていたのか。
新たなる惨劇の後には気付かぬまま、
よろよろと談話室へ。]

 あ……おは、ようございます。

[人の姿を認めれば>>15
ようやくに安堵の息を零した。

他にも誰か居たならば、
頭を下げつつ。
まずは朝の挨拶もそこそこに、
大事なことを伝えなければ。と。]

( 18 ) 2017/05/02(火) 16:27:52

旅人 ニコラス

 まだ、終わっていないんです。
 カタリーネさんは、人狼ではない。
 彼女は、普通の人間だったんだ。

[そこまで一息で告げれば、
ようやく、肩で息をする。]

 僕は、霊能者だから。
 死者の魂が見えるんだ……。

[普段は絶対に人に言わない言葉。
平時ならば、気が触れたとでも思われるのかもしれない。

でも。今は。
今だけは、言わなければいけない。]

( 19 ) 2017/05/02(火) 16:28:45

旅人 ニコラス

 まだ……
 まだ、人 狼 は 生 き て い る。

[告げる声には疲労が滲み、決して大きな声ではないが。
男の双眸は強い光が灯っていた。**]

( 20 ) 2017/05/02(火) 16:28:59

旅人 ニコラス、メモを貼った。 メモ

( A7 ) 2017/05/02(火) 16:33:41

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A8 ) 2017/05/02(火) 16:39:53

司書 クララ

[エルナだったら、宿の服の丈を手早く合わせてリーザに着せてやれたろう。カタリーネだったら、もっといい伝え方を出来たのかもしれない。

あるいは自分に姉妹がいたら。
生憎そうではなかったから、出来るのは、着替えた時に持ってきていた綺麗なタオルを渡して、事の次第を教えることだけ。>>16]

 そう……そうね。
 足りなかったら、何か作りますし…。

[外で何があったか。聞くのは落ち着いてからでいい。

カタリーネの纏う血がリーザのものでなく、犠牲者はなかったこと。今は、それだけでいい。

まずは少女の無事を確認した事で、今日の平和を――祈る]

( 21 ) 2017/05/02(火) 17:14:10

司書 クララ

[紅茶を飲んだきり大したものを口に出来ていないから、呼吸が落ち着いたら自分も後を追うべきだろう。

けれど、しばらく足は止まったまま。
疑っていたカタリーネが死んだのだから、不安はないはずなのに。

遠目に、談話室へ危うげな足取りで入っていくニコラス>>18が見えてから、ようやく動き出す]

 (あとはシモンさんと――ヨアヒムさん)

[元々両手の指で事足りた人数は、もう片手分しかない。あっという間の惨劇。

彼らも談話室にいるかもしれないが、様子だけうかがってこよう。
カタリーネを手にかけた彼に、心痛を和らげる何かを返せなかったのも気がかりだったから]

( 22 ) 2017/05/02(火) 17:33:02

司書 クララ

[各人の部屋の位置は把握しきれていない。

だから、ぼんやりと廊下を歩きながら恐れを解いていく儀式のようなものでもあった。

この辺が何事もないなら足が悪いシモンさんは無事だろう、とか。少し雨が弱まった気がする、とか。>>3:155]

 ……こんな風に、慰めを探したらよかったのかな。

[青天を望めない場所での死を悼む時は。
単純な感情ばかりでない陰と向き合う時は。

物思いが続くのは、ある一室から物置へ、すっかり馴染んでしまった赤が点々と続くのに気づくまでのこと。>>13]

( 23 ) 2017/05/02(火) 17:59:17

少女 リーザ

[厨房には沸かしてからそれほど時間が経っていないだろう湯>>13が残っていた。
それを再び火にかけて、パンや干しにく、鮮度の良さそうな野菜を生のまま、食べれそうなものは片っ端からむさぼった。
……これは誰にも見せられないな。

湯が沸くと、ティータイムだけは優雅に。

よし、少しは力が湧いてきた]

へくしっ!

[あぁもうバカっ! こんなときに風邪とか勘弁してよ! しっかりしなさい、リーザ!]

( 24 ) 2017/05/02(火) 18:31:59

少女 リーザ

[意外にも人狼の犠牲者は出ていないみたいだ。
ならばまずはなにより、"占い師"と"霊能者"の存在をつまびらかに(FO)すること。
彼らは人間に与えられた武器。だがそれゆえに人狼の襲撃を恐れてその武器を隠すものが多い。
しかし今はもう出るべきた。むこうもそう思っていてくれればいいのだが。

それからジムゾンの噛み痕の証言の詳細を、三人にはっきり聞く。
そのうえで、その痕が実在するかを実地見聞だ。

実在するなら、その最初の目撃者、証言者は白。
偽装のメリットは皆無。人狼はエルナひとり。そういうことにしておくべきなのだから]

( 25 ) 2017/05/02(火) 18:51:54

司書 クララ

[――ゲルトの部屋も談話室も、直後はひどいものだったから。

談話室で手伝いをしていた誰かの痕跡かもしれないと言い聞かせる]

 おはようございます、ねぇ……誰か。
 怪我、してませんか。

[ノックに返る音はなく、僅かに開いた扉から漂うのは紛れもない不穏の臭い。

寝台に横たわる暖かみのある茶髪。
一見しただけでは彼の首や覆われた腕>>11の有り様も分からないのに。

どこまでも静まり返って異常を知らせている]

( 26 ) 2017/05/02(火) 18:53:55

司書 クララ

 ヨアヒムさん……。
 あさ、ですよ。

[ぼんやりと寝台の傍らに膝をつけば、首の痕が目につく。抗いがたい自然は、こうして生命を度々押し潰してきた]

 雨がすこし落ち着いてきたから、
 きっともうすぐ たすけがきます。

[カタリーネは人間だったのか。
三匹目がヨアヒムを狙ったのか。
真っ白な頭にそんなことは思い浮かばない。

鉱山で囀りをやめたカナリアは助からない。
けれど、落盤事故で鉱夫と共に逝ったものは直前まで歌っていただろうから、空が落ちてくる前なら助かるのではないだろうかと。

混濁した意識のなか、ぽつぽつと話しかける。
だって、兄弟してこんな終わり方ばかり似るなんて、そんなこと]

( 27 ) 2017/05/02(火) 18:56:15

司書 クララ

 あの日。
 いいたかったこと あるんです。

 みんな終わったら……お話、しませんか。

[それきり続く言葉はなくて。
そっと触れたヨアヒムの袖に赤が滲む様は、ジムゾンの腕の噛み痕を思わせる。震える体は立つことも叶わない。

ただ呆然と息のないヨアヒムを見つめていた**]

( 28 ) 2017/05/02(火) 19:01:20

少女 リーザ

[ニコラスが人狼だと仮定するにはアリバイの面で無理がある。
やはり談話室にいた三人……その中に狼はいる。
クララ、ヨアヒム、そしてシモン――。

このさい、なりふりなど構っていられない。
少女の画面が剥がれようが、わたしが審問をするしかない。
なあに、もうみんな何が起きても驚くまい。エルナとリーネの死に、新たな人格が現れたくらいに受け止めるでしょ……くすくすくす
…………ぐすっ…………何よ………泣かないの………リーザ………。


わたしは談話室に向かった]**

( 29 ) 2017/05/02(火) 19:04:48

少女 リーザ

― 談話室 ―

[談話室にはシモン>>15とニコラスの二人がいた。
ニコラスは自分が"霊能者"である>>19と、はっきりと口にした。
……わかってるじゃない。なんだか雰囲気も心持ち男らしいような。そして人狼はまだ生きている、と>>20
わたしは彼の言葉をひきついで言う]

"占い師"がいないかも確かめないといけないの。
人間のふりをした狼さんを見つける力があるっていう……わたしは違うの。
シモンおじちゃんは? "占い師"じゃない?

[質問への答えを聞きつつ、生き残った全員への確認を促す]

……クララおねえちゃんと、あと、ヨアヒム兄ちゃんにも聞かないと……二人はどこなの?

( 30 ) 2017/05/02(火) 21:55:40

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A9 ) 2017/05/02(火) 22:00:55

負傷兵 シモン、メモを貼った。 メモ

( A10 ) 2017/05/02(火) 22:01:16

旅人 ニコラス

 占い師は……。
 占い師は、もう……。

[リーザの言葉>>28を聞けば、
沈痛な面持ちでゆっくりと首を横に振る。]

 司祭様が僕を調べ、人間であることがわかったからと、
 自分が占い師であったことを教えて下さったのですが……。

[彼が亡くなる間際にかけた、悲痛な声。>>2:252
その言葉の意味するところを、
今ならば他の者もわかってくれるだろうか。]

 それでも。
 僕たちは、人狼を見つけないといけない……。

[唇を噛みしめ、そう、呟いた。]

( 31 ) 2017/05/02(火) 22:28:05

旅人 ニコラス、メモを貼った。 メモ

( A11 ) 2017/05/02(火) 22:28:58

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A12 ) 2017/05/02(火) 22:46:09

旅人 ニコラス

[クララとヨアヒムはと聞かれれば、一つ首を傾げる。]

 まだ、今日は見ていませんが……。
 お二人とも、まだ眠ってらっしゃるのでしょうか。

[そう答えた後、ぞくり。悪寒が走る。
今正に ”人狼はまだ生きている” と
自分で言ったばかりではないか。]

 ちょっと見てきます。

[そう言って、談話室を出る。
目指すは二人の部屋。

クララの部屋を覗けば、無人であったが。
ヨアヒムの部屋を覗いた時。
目覚めることない眠りについた彼と、
その前で呆然とするクララの姿>>28を見つけるのだった。]

( 32 ) 2017/05/02(火) 22:49:54

旅人 ニコラス

 あぁ……また……。

[犠牲者が出てしまった。
守ることも、終わらせることも、出来なかった。

自らの無力さを痛感して、
唇から重苦しい息が零れた。]

( 33 ) 2017/05/02(火) 22:50:02

旅人 ニコラス、メモを貼った。 メモ

( A13 ) 2017/05/02(火) 22:50:48

旅人 ニコラス

[久しぶりに訪れた故郷だが、
それほど良い思い出があったわけではない。

ただ、懐かしさと
人を求めているのを知って、やってきた。
それだけのはずだったのに。

過去の自分を知ってくれてた人がいた。
おかえりと言ってくれる人がいた。
新しい友が、出来た。]

( 34 ) 2017/05/02(火) 23:04:14

旅人 ニコラス

[だが。
これから綴られるであろう未来は、
鋭い爪と牙によって、刈り取られてしまった。

――そう、人狼の手によって。

新たなる友とも触れあいは、
どれほど楽しいものになっただろう。

昔懐かしい人達と話すのも、
きっと、心安らぐ時間となっただろう。

それら全て。
あの夜の土砂のように、脆くも崩れてしまった。]

( 35 ) 2017/05/02(火) 23:04:29

旅人 ニコラス

[ごしごしと、袖で目元を拭う。

部屋の中へと歩み寄り。
友が目覚めぬことを知れば、
見様見真似ながら、幼い頃に覚えた祈りを捧げる。]

 ……クララさん。
 貴女にも、
 お話しておかなければいけないことがあります。

[彼女が歩けるようならば、談話室へと促して。
そうでなければ、この場で極力冷静に、
ゆっくりと彼女にも説明を行ったことだろう。

自らの力と、それで見えたもの。
そして、還らぬ司祭の持つ力についても――。]

( 36 ) 2017/05/02(火) 23:04:42

少女 リーザ

 そう、なの……。

[もちろんその可能性も考えていた。だが実際にそう聞かされると、その言葉>>31は重くのしかかってくる。

ニコラスがこの場で嘘をつくことはありえないだろう。ほかの誰かがそれを覆す証言をすれば、一気に人狼としての疑いをかけられてしまう。

……万一、彼が霊能者を騙る人狼だったとしたら? 占い師であるジムゾンにその正体を見抜かれて、そしてエルナがその口をふさぐために自らを犠牲にしてまであの凶行に……?
いや、エルナの行動と組み合わせると、不自然に思える。
あとはアリバイの存在……例のジムゾンに残された噛み痕のことが確認できれば……ニコラスは白、と言えるのだが……
やはり最大の敵は、疑心暗鬼だ]

 狼さん、狼さん、あなたの尻尾はどこにある……。
 捕まえないから、出ておいで……。

[ニコラスの呟き>>31に応えるふうにして、わたしは歌った]

( 37 ) 2017/05/02(火) 23:06:15

旅人 ニコラス、メモを貼った。 メモ

( A14 ) 2017/05/02(火) 23:07:13

司書 クララ、メモを貼った。 メモ

( A15 ) 2017/05/02(火) 23:14:36

少女 リーザ

[出て行ってしまったニコラスを追うべきか少し迷った。
だが、ここは待とう。
そしてわたしと同じく残ったシモンの様子を窺う。

やはり、今残された誰よりも、この男は冷静そうだ。
命のやり取りが生業であった男なら、人狼騒動の渦中にあってもその心を震わせることはないというのか…………それとも、この男こそが…………?

彼が人狼ならば、私一人では……たとえ相手が狼の姿を現さなくても、勝ち目がないだろう。それはレムスが思い知らされたことだ。
まったく、この小さく弱い体が恨めしい。
だから、シモンが人間であってくれれば……と甘い希望も湧かないではない。
ともかく、クララとヨアヒム、それにこの彼の三人から、ゲルトの部屋にいたときの状況を聞きださねば……。


だが。それはかなわぬ希望であると、わたしはすぐに知ることになる>>36]

( 38 ) 2017/05/02(火) 23:23:13

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A16 ) 2017/05/02(火) 23:26:22

司書 クララ

 ……ニコラスさん?
 今日も、天気がよくないですね…。

[ゆるりと顔を上げれば、旅人の姿。>>36
なんだか、こんな日には不似合いな人だなぁと思った。日の光もないのに。

ぼんやりと逃避していられたのは、彼の言葉の意味を噛み砕くまでのことだったけれど]

 そんな不思議な力……本当に、あったんですか…。

[能力者は存在するらしい、と聞いてはいても実感はなかった。

エルナの時の様子が腑に落ちはするが、信じて良いのか。それに、どうして明かすんだろう――あぁ、どう転んでも今日が最後なのか、と思い至って、ようやく立ち上がった]

( 39 ) 2017/05/02(火) 23:46:17

負傷兵 シモン

― 談話室 ―

[昨夜よりも疲労の色は濃く、挨拶と共に笑んでみせても
 細く息を吐きながらのそれは、苦笑にすら見えただろう。
 指し示すポットとカップ、その傍らには砂糖壺がひとつ]

[けれど、ニコラスは気の急いた様子で>>18
 “まだ終わっていない”と警鐘を鳴らした>>19

[その一言を聞いた瞬間は、ヨアヒムが見つかったのだろうと
 遺体の状況を聞く言葉を、いくつか思い浮かべたのだけど。
 続く言葉は“カタリーネ”“人間”“霊能者”――
 息を、呑んだ]

( 40 ) 2017/05/02(火) 23:51:23

負傷兵 シモン


 ああ――旅人さん、そうだったのか
 だからああして……見てたんだな。

[最も色濃く浮かべたのは、納得。
 騒動後の村を尋ねた>>2:138と聞いたときも
 昨日の様子>>3:15も、気になっていたのだと
 自身の反応について問われれば、ぽつぽつと話した]


[カタリーネが人狼でないことも、まだ狼がいる>>20ことも
 男にとってはよくよく知る事実であり――それ故に
 無意識に、反応が弱くなる]

( 41 ) 2017/05/02(火) 23:51:46

司書 クララ

 カタリーネさん……人間だった可能性が、高いんですね。

[あれほど疑っていた彼女に、淡々と。
占い師だったらしいジムゾンについては触れず。
考えなければならないことがたくさんありすぎて、頭の端が痺れていた]

 ヨアヒムさんの腕、怪我してるみたいなんですけど――みんなで見た方がいいかもですね。
 ジムゾンさんのと、そっくりだもの。

 みんな、かわいそうに。

[寝台の下に滑り込んでいたナイフをじっと見つめたあと。
ご足労させてごめんなさい。そう言って。

離人感にふわふわした足取りで、一度談話室へと行くことにした]

( 42 ) 2017/05/02(火) 23:52:12

負傷兵 シモン

[次いで少女が、占い師かと問うてくれば>>30
 無言で首を横に振った。その名を騙るつもりなどない。
 あくまで探しているだけなのだから]

[だからこそ、あの日、占い師はエルナと共に死んだのだと
 そうニコラスから聞いた瞬間>>31、動揺を露わにした。
 これまで一度も、占い師を頼ろうと言ったことがないと
 動揺する理由を説明出来ないと、良く分かっているのに
 どうしても押し殺しきれなかった]


[――あの夢想>>3:46は、叶えられるものだった。
 自殺めいた真似ではあったが、試してみても良かったのだ。
 目的を無くし惰性で進むことに、思うことがあるのなら]

( 43 ) 2017/05/02(火) 23:53:25

負傷兵 シモン

[席を立つニコラス>>32をただ見送り、
 少女がこちらを窺っていても>>38、声を掛ける事はなく]


[思案に沈んでいるような素振りだけ、何とか装って
 二人が戻ってくる>>36>>42まで黙々と、
 甘い紅茶を口に運んでいた]

( 44 ) 2017/05/02(火) 23:54:20

負傷兵 シモン、メモを貼った。 メモ

( A17 ) 2017/05/02(火) 23:58:01

旅人 ニコラス

[みんな、かわいそう……。
そう言われて>>42、ちくりと胸が痛んだ。

犠牲になった人達もそうだが。
無実の罪で殺されてしまった、カタリーネのことも。
こんな騒動さえ起きなければ、
これほどの犠牲者が出ることなどなかったのに。

折しも、丁度今頃。
当の人狼までもが>>43
思うところがあることになど、気付く由もなく。]

( 45 ) 2017/05/03(水) 00:01:52

旅人 ニコラス

[クララが談話室へと向かうならば、
大丈夫かと声をかけながら、
自らも共に向かう。

シモンとリーザもそこに居ることを告げれば、
もう、こんなに少なくなってしまったんだ……と実感してしまう。

自分を除けば、残り3人。
容疑者は、既に絞られている。
そう自らに言い聞かせ、
歩を進めながらも思案に暮れるのだった。]

( 46 ) 2017/05/03(水) 00:02:02

少女 リーザ

 シモンおじちゃん、紅茶、おいしい?

[わたしは素直に物欲しそうな態度でシモンに聞いた]

 わたしも、飲みたいの。もらっていーい?

[そういって、置いてあるポットを指さす。
もちろん、本心から紅茶を欲しているわけじゃない
……多少は、欲しいけれど。

案外、こういうところに表れるのね、と思った。
ティーカップを手にする、指先ではなく、腕の無駄な力の入りかたや、唇の微かな震え。紅茶が喉を通るときの、その動きの硬さ。
それが狼の証拠だなどとは言えないけれど。
取り繕っている何かがあるのだとしたら、それをはがそうと動くいたずら者の小娘を見て、彼はなんとするだろう?]

 おじちゃんでも、やっぱり……怖い?

[本命はあくまでゲルトの部屋の現場の証拠だが、その補強になるものでも出てくれば幸い、と。]

( 47 ) 2017/05/03(水) 00:09:22

司書 クララ

[大丈夫か、と気遣われると>>46
大丈夫ってどんな風だったかなと小首を傾げて、ニコラスこそ、と鸚鵡返し。

談話室への道行き、シモンが其処へいることを聞く。リーザも人心地ついたろうか。

一つ一つ誤った選択の末にここまで人が減ってしまったのだと、何かが囁く。占い。祈り。司祭がいてくれたなら――あの時、待っててもらうべきだったんだ]

( 48 ) 2017/05/03(水) 00:19:19

少女 リーザ

[わたしは懸命にシモンの様子を観察する。

だが、さきほど震えていた腕にまかれた真新しい包帯>>13、その違和感には、いまはまだ気付けてはいない……]

( 49 ) 2017/05/03(水) 00:21:38

司書 クララ

 そういえば、
 リーザちゃん……昨日は外で過ごしたみたい、です。
 詳しいことは聞いてないけれど…。

[道中ふと赤ずきんの騒動が過って、あの血はリーザのものではなかったらしいということを伝える。ニコラスの横顔をぼんやり眺めながら、これまでとこれからを思案する。

談話室に踏みいる足は、どうしても震えていた]

( 50 ) 2017/05/03(水) 00:25:37

旅人 ニコラス

[クララからも気遣われれば>>48
力なく笑みを返す。

一時は、疑っていた相手のはずなのに。
こんな時だというのに。
互いに気遣う、こんな些細な一幕が、
どうしてか心に染みてしまって。

これから、また、人狼を見つけ出して
殺さなければいけないというのに。
なんとなくやりづらさを感じながら
足は真っ直ぐと、談話室へ。]

( 51 ) 2017/05/03(水) 00:34:29

司書 クララ

―談話室―

 おはようございます……。

[消え入りそうな声で挨拶を。
リーザとシモンが紅茶を飲んでいるなら、一息ついた頃合いを見計らおう]

 ――ヨアヒムさんが、…。

[眠ってます、と言った後、息をしていなかったことを付け足す。

ニコラスに同意を求めるように顔を向けつつ
まとまりのない話し方で見たものを伝えた。

廊下に血痕が続いていたこと。
首が押し潰されていたこと。
腕から出血があったこと。

そっと懐に忍ばせたナイフ>>42は秘めたまま、語尾が消えて行く]

( 52 ) 2017/05/03(水) 00:34:40

旅人 ニコラス

[扉を開けようとすれば、クララの声が。>>50]

 外で……?
 あんな子供が、一体何処で何を……。

[帰りが遅かったようなのは気付いていたが。
そこまでとは想わなかった。

色々な事情を抱えていそうではあるが、
いまだ幼い少女である。
一人で、しかもこんな事態に外で過ごすなど
普通に考えたら、恐ろしく思わないのだろうか。

クララが躊躇しているらしきに気付けば、
一つ息を吐いて。
ガチャリ、ドアを開けて談話室へと足を踏み入れた。]

( 53 ) 2017/05/03(水) 00:34:41

司書 クララ、メモを貼った。 メモ

( A18 ) 2017/05/03(水) 00:37:42

旅人 ニコラス

―談話室―

[談話室に入れば、血生臭い匂いから一時解放され、
紅茶の香りに包まれた。
だが、持ってきた報せは、芳しくはない。

クララが報告するのを聞きながら。
同意を求めるような視線に気付けば、
一つ頷き。

傍らで、苦い表情を浮かべていた。]

( 54 ) 2017/05/03(水) 00:38:15

負傷兵 シモン

[リーザの話しぶりは、レムのものとも、先程>>30とも異なり
 少女らしいものだった。一拍の後にそちらを向いて
 人と会話する意識を取り戻し、紅茶を注いでやる]

 ……ま、甘いよ。結構入れたからな。
 嬢ちゃんも砂糖入れるか?

[男自身はというと、ティースプーン二杯入れていた。
 獣の餓えは相変わらず意識の隅にあるが、これはこれで
 頭を適度に休めてくれる]


[――ちらちらとこちらに向けられていた視線>>47
 まさか、繕いきれなかった綻びを的確に射貫いているなどと
 予想だにしないまま、質問へは苦笑を向けた]

( 55 ) 2017/05/03(水) 00:43:00

負傷兵 シモン


 怖くはないな。

 ただ、なんというかな……疲れた。少し。

[それは半ば本心であったけれども、少女に聞かれても
 本当の理由は口にしない。
 “村が戦場に変わるってのは、複雑なもんだな”と
 手の中で揺れる薄茶色を見下ろして、ぽつりと呟いた]

( 56 ) 2017/05/03(水) 00:43:23

負傷兵 シモン


 嬢ちゃんこそどうなんだ。
 今日はえらく、肝の据わった様子だったが。

[占い師を確かめよう、だなんて、早々言える事じゃない。
 存在を信じていないにしろ、秘匿するためにしろ]

 ……絶対に死なないだとか、腹でも括ったか。
 それとも、疑ってる奴でもいるか

[――リーザが成熟した精神を抱えている事など露知らず
 あくまで、少女として接してはいたけれども。
 肩肘張らないままで、何となしにそう問うてみた]

( 57 ) 2017/05/03(水) 00:43:42

負傷兵 シモン

[血の止まった今では、もう強く痛むこともなく
 負った傷のことは、特段意識していなかった。
 真新しい包帯は、襟元から覗くいつもの物と同じ様に、
 時折ちらちらと姿を見せている]

( 58 ) 2017/05/03(水) 00:49:37

少女 リーザ

 ヨアヒム、お兄ちゃんが……。

[やはり、人狼の犠牲者は出ていたのだ。
また一人、減った。
人狼の牙が、あるいは――投票による処刑が。また一歩、自分にも近づいているのを感じる。

一方、"容疑者"が絞られた事実を喜ばしく思う自分に、唾棄すべき苦々しさを覚える。

そんな思いを振り払うつもりで、わたしは本題を切り出す]

 ねえ、昨日、クララお姉ちゃんと、シモンおじちゃん、それに、ヨアヒム……お兄ちゃん……三人でお部屋を片付けたんだよね……?
 神父さまが噛まれた痕を見つけたのって、誰なの……?

[それこそがあわれな犠牲者ヨアヒム>>3:28であること、その証言は、シモンとクララの二人から取れただろうか?]

( 59 ) 2017/05/03(水) 00:51:28

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A19 ) 2017/05/03(水) 00:55:06

負傷兵 シモン

[――その内に、ニコラスとクララが連れ立って戻って来た。
 告げられたのは己の所行>>52
 少量だからと押さえず動いた結果、見つかる程の血痕を
 廊下に残していた事位だ、認識していなかったのは]

 ……で、どうする。

[“二人とも、誰か、疑わしいと思う奴はいるか”
 敢えて低い声で、そう問うた]

[紅茶を新たに注ぎ、カップをクララにも渡そうと
 包帯の増えた右腕を、そちらに伸ばしながら]

( 60 ) 2017/05/03(水) 00:58:15

少女 リーザ

[こちらの言葉に、むしろシモンは緊張を解いたようにも>>55。リラックスした態度で紅茶を注いでくれる]

 子供あつかいしないでよ〜。
 でも、疲れてるときはお砂糖が元気にしてくれるよね。

[素直に、砂糖入りでいただくことにした。こんな状況だけど、いや、こんな状況だからこそ、こういう時間が必要だと、心から思う。疑っている相手だけれど、ティータイムを共有する者同士、奇妙な共感を覚えてしまう。
『疲れた』>>56と語る言葉に嘘は感じられない。本心だろうか――それがたとえ狼のそれだとしても。
そんな、本音が漏れるような空気の中、ぽつりと質問>>57]

 死にたくない……うん、死にたくないよ。

[その言葉にどれだけの意味が乗っているのか、もはや私自身にもわからなくなっている。
死しても転生を繰り返す霊でありながら、死の恐怖、いや、生への渇望は消えることがない。
そのうえ、一度一度の生のたびに、そこで関わった人たちの生が、乗る]

( 61 ) 2017/05/03(水) 01:11:22

少女 リーザ

 エルナおねえちゃんがどうして死ななくちゃいけなかったのか……人狼ってなんなのか。
 それを知るまで、死にたくない。
 それに、それに……お父さんとお母さんに、もう一度、会わなくちゃ。

[気が付けば、思いのままのことを話していた。シモンへの疑いのことなど、その瞬間は霧散してしまっていた]

( 62 ) 2017/05/03(水) 01:11:39

旅人 ニコラス、メモを貼った。 メモ

( A20 ) 2017/05/03(水) 01:18:17

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A21 ) 2017/05/03(水) 01:21:37

負傷兵 シモン

[リーザの質問には>>59、一口紅茶を飲んだ後で
 答えを与えただろう]

 ……ヨアヒムだな。

 俺が入ってったら>>3:44、二人で話し込んでた。
 ヨアヒムが言うには、クララが後だったと>>49

 ……それがどうかしたのか?

[先程リーザに、似たようなことを問うた>>57
 返ってきたのは、死にたくないことと、その理由>>62
 けれど、どうも具体的な推論がある気がし出して
 リーザに向ける視線には、色濃く疑問が滲んだ]**

( 63 ) 2017/05/03(水) 01:40:25

負傷兵 シモン、メモを貼った。 メモ

( A22 ) 2017/05/03(水) 02:07:31

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A23 ) 2017/05/03(水) 10:27:49

司書 クララ

 ありがとうございます……。

[紅茶>>60を受け取り、じっとシモンの右腕を見ながら考えるのは、そっと隠し持ってきたナイフのこと。

床の血痕は然程量がなかった。
ヨアヒムの返り血が滴ったのかと思ったが、本人あるいは何かの血だったのではないか。
ティーカップの澄んだ色が揺れる。味がしない]

 ――考えていることは、あるんですけど…。

[疑わしいと思う人。
3人になってしまいました、なんてのは答えにならないだろう。

間違え続けてみんなと死ぬか、狼を死なせるか。
問われているのは、その分岐点となる答え]

( 64 ) 2017/05/03(水) 10:30:21

司書 クララ

[自分か誰かの死を覚悟する猶予がほしくて
こんな状況でも秩序めいた何かがほしくて
数を頼りに投票と処刑をしようと思っていた。

――けれど、もう後がないなら。

乾いた血に塗れた刃の重さは、
踏ん切りのつかなかった自分の責任の重さ。
無謀だろうと、おとなしく結末を待つのだけは許されない]

( 65 ) 2017/05/03(水) 11:01:08

司書 クララ

 噛み痕を見つけたのは、ヨアヒムさんです。

 わたしも確認したけれど、ジムゾンさん、抵抗…してくださらなかったから。ついてる筈がない新しい傷……でした。

[リーザの問い>>59に、シモンに続けて補足。
腕が好きな狼ですね。まだ直視出来ていないヨアヒムの噛み痕を思って、ぽつり呟いた言葉が宙に浮く]

 リーザちゃんは……

 さっき玄関で会った時は大きな怪我はなかったみたいですけど、……昨日、何があったんですか。

[改めて問うたなら、カタリーネの行動、心の一片なりとも知ることは出来ただろうか。>>3:120]

( 66 ) 2017/05/03(水) 11:02:43

司書 クララ

[カタリーネの叫び、死にゆく羊について聞けたなら、鈍っていた表情にもさすがに悲痛が滲む。

占い師であったというジムゾンがもういない以上、不思議な力――それも死者について――を持つニコラスの真偽は確信しきれないが、少なくとも彼女が人間であったのは確かなのだろう。

ニコラス。
里帰りの最中、騒動に遭遇した旅人。
死者への祈りの誠は信じたいけれど。>>36

しばらく三人の会話を聞き、
質問に答えてから切り出そう]

( 67 ) 2017/05/03(水) 11:19:32

司書 クララ

 ヨアヒムさんの腕…たぶんジムゾンさんの噛み痕と一緒です。

 わたしでは気づけないこともあると思うので――どなたか一緒に行ってくださいませんか。

[ゲルトの時はあんなに恐ろしかった赤。
もう関わらずにいられなくないけれど。
冷たくなった彼らと向き合うのは――辛い。

同意する者がいれば、共に現場へ向かおうと**]

( 68 ) 2017/05/03(水) 11:28:00

司書 クララ、メモを貼った。 メモ

( A24 ) 2017/05/03(水) 11:42:02

旅人 ニコラス

[シモンの問いを聞けば>>60
暫し、思案。

カタリーネは人間であった。
であれば、彼女の証言は信頼出来る。
この時点で、リーザのアリバイには信憑性が出てきた。

昨夜の様子などは気がかりではあるが。
元々この子の様子を見ていると、
多少のことでは驚かないだろうなという思いも芽生えてしまう。]

( 69 ) 2017/05/03(水) 13:38:09

旅人 ニコラス

[ならば。クララはどうか。
一時は疑いもした。
それを口にした時、ヨアヒムから擁護も入ったが。>>3:137>>3:138

そもそも、目が悪い人が眼鏡もかけずに出歩くか?
そんな疑問も同時に抱えていた。

交流を深めてしまう前に亡くなった友の言葉はあっても、
いまだ疑いを取り下げるには至らない。]

( 70 ) 2017/05/03(水) 13:38:26

旅人 ニコラス

[もう一人、シモン。
騒ぎが起きる前、向こうから気さくに話しかけてくれた相手だ。
騒ぎの中では、彼の経歴もあり、落ち着きもあり、
何かと頼りにしてきた気がする。

彼が人狼だったなら――?
夜にならずとも、身体能力では一番秀でている。
残っているのは、自分以外は女性と子供だけ。

果たして。
彼が人狼だったなら、処刑出来るのだろうか。]

( 71 ) 2017/05/03(水) 13:38:40

旅人 ニコラス

[頼りになる。信じたい。
そう思う反面。

”だったらどうしよう”

それを一番色濃く感じる相手でもある。]

 はぁ……。

[質問には言葉ではなく、ため息が零れた。
が、今こうして足元へと視線が落ちるまでは、
男の視線は司書と元傭兵の間を絶え間なく行き来していた。]

( 72 ) 2017/05/03(水) 13:38:51

旅人 ニコラス

 まだ、わかりません……が。

[クララの申し出>>68には、暫し悩んだ後。]

 どなたか一緒に行く人が居るならば、
 僕はここで少し考えを纏めています。

[誰か他に同行者が居るならば、見送るつもりで。**]

( 73 ) 2017/05/03(水) 13:39:04

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A25 ) 2017/05/03(水) 16:38:21

少女 リーザ

 そう、ヨアヒムお兄ちゃん>>3:28、なのね……。
 それで、クララお姉ちゃん>>66も、シモンおじちゃん>>63も、その噛み傷を実際に見ているの? ……そう、ありがとう。
 それに、その傷はエルナおねえちゃんがつけたものじゃないのね……。じゃあ、きっとヨアヒムお兄ちゃんを……ころした……狼のつけた傷……。

[この推測は、このあとクララが話したこと>>68と一致する。
ともかく、クララとシモンの証言は一致。噛み傷の実在、エルナとは別の狼によるものであることも。これでこの証言がブラフでないことはわかった。
……もっとも、ヨアヒムがその第二の狼の手にかかって死亡している今、後追いの確認でしかないのだけれど……。

そんなことを思っているとき、クララから思ってもいなかった質問>>66

…………そうだった。人狼を探すことに夢中になっていて、わたしが何をしていたのか、説明していなかった]

 ……あっ、そうか。そうだったね。
 ごめん、話してなかったの。
 えっとね……。

( 74 ) 2017/05/03(水) 20:16:38

少女 リーザ

 リーネおねえちゃんはなかなか見つからなかった。
 結局、村の西のはじっこまで探して回ったの。

[レムスのことや、リーザの家のことは省いて話す]

 もうどこにいるか、わかんない……って思った。
 そしたら、少し離れたところから、羊のなきごえ……ふつうじゃない……悲鳴みたいな……声がしたの。
 そっちへ走ったら、小屋があったの。動物を入れておく、簡単な小屋なの。大扉が開いてて、外からでも小屋の中が見えた。

 ……中にリーネが立ってた。おっきな、刃物を持ってた。
 足元に羊さんが何匹も倒れてて……。
 きっと……リーネが、持ってた、刃物で……。

[言葉が詰まる。演技ではない。
羊たちの死を思い出してのこととクララたちには見えるだろうか。だがわたしはその羊たちの死骸に囲まれ、鉈をぶら下げて立ち尽くすリーネの姿を思い出して戦慄していた]

 わたしを見て、リーネおねえちゃんは………びっくりしてた。
 それで……刃物を、わたしに向けたの……。

[そうだ、彼女はわたしに驚いていた。恐れていたようにさえ見えた]

( 75 ) 2017/05/03(水) 20:34:20

少女 リーザ

 来ないでって、おねえちゃんに言われた……。

[……何がそこまで彼女を…………。彼女は狼を恐れているふうではなかった。
外へ出る前、リーネはすべてをあきらめているふうだったと記憶している]

 わたし……リーネおねえちゃんが、死ぬんじゃないかって……エルナおねえちゃんとお友だちだったから……おねえちゃんのところにいこうとしてたんじゃないか、って……。
 でも、リーネおねえちゃんは、首を振った。

『私がオオカミだったら。
 せめて、半分オオカミの人狼だったなら』って……
 そう言ってた。
 おねえちゃん、もうぐったりしてた。

 わたしは、おねえちゃんの近くに行って、狼さんが好き? って。
 狼さんの遊びの話をしてたときに、楽しそうにしてたリーネおねえちゃんに、戻ってほしくて……そう聞いたの。そしたら……。
 おねえちゃん、とたんに起き上がって……まるで、おねえちゃんが、人狼みたいに……。

[ああ、そうか。
いまになって可能性に気付く。わたしの言葉が、彼女の狂気を呼び覚ましてしまったのかもしれない、という可能性に……]

( 76 ) 2017/05/03(水) 21:00:41

少女 リーザ

[狼になりたかったリーネ。

友だちだったエルナ。狼だったエルナ。

エルナの死。その絶望。

狼さんの話を喜んで語っていた"リーザ"。

そのリーザが現れて、狼は好き? と。

絶望の中に狂気の呼び水を注いだ……]


 おねえちゃん、狼になったのかな……?
 狼になって、ここにきて、何をしようとしたんだろう……?


[答えは、あるのだろうか……。
エルナ……エルナおねえちゃん……]

( 77 ) 2017/05/03(水) 21:11:08

少女 リーザ

 
 
 いい子だね、リーザ
 どんなあんたでも、好きでいるから
 どうかそのままでいてね

 つまんないなあって思ったら名前を呼んで お話して
 届かなくてもきっと答えるから


[エルナに、最後にかけてもらった言葉が、ふと、よみがえった]
 
 

( 78 ) 2017/05/03(水) 21:12:07

少女 リーザ

[ひとしきり昨日のことを話したあと、クララから、ヨアヒムの噛み傷がジムゾンのそれと同じだ>>68という話が出て、わたしの推測>>74を補強する。
一緒に現場へ行ってほしい、というクララの提案に]

 わたし、行く。
 ちゃんと見たい。

[クララの証言が確実か、この目で確かめる必要がある。そして確実だとしたら……私はクララを信じ、人間だと決める。

それなら、人狼は消去法でシモンということになる……。
さきほど>>62は結局、シモンに揺さぶりをかけることはあまりできなかったけれど。
それは、彼に票を投じてからでも遅くはない……]**

( 79 ) 2017/05/03(水) 21:20:51

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A26 ) 2017/05/03(水) 21:25:53

旅人 ニコラス

[リーザの話を聞けば、
カタリーネの想いが垣間見えただろうか。

人狼によせる想いは、自分には理解出来ないけれども。
世の中には、人狼を求める人もいるらしい。

騒動一つ取ってみても、
その中には様々な想いが交錯するのだろう。]

 ……人狼も。
 何か、想うところがあるのでしょうか。

[ぽつり。そんなことを呟く。
果たして、彼はどう考えるだろうか、と。
視線はこの中では一番世慣れしているだろう、シモンの元へ。]

( 80 ) 2017/05/03(水) 21:42:34

旅人 ニコラス

[リーザが同行を申し出れば>>79
調べるのは彼女に任せ、
談話室のソファに沈み込み、窓へと視線を向ける。

相変わらずの、雨。
初日、この村に来た時から、ずっと雨のまま。
今はあの時とは違い、
すっかり人は少なくなってしまったけれども。

人の気配も少なくなった、宿屋の中。
雨音だけが、やけに大きく響く。]

( 81 ) 2017/05/03(水) 21:48:31

旅人 ニコラス

 ……僕。
 まだ、この村に戻ってきてから、
 晴れたところを見ていないな……。

[ふと、そんなことを思い、苦笑いが零れた。]

 いつかは、晴れるのでしょうか……。

[雨も。そして、この村を覆う暗雲も。
風雨にさらされ続けている身には、
今はまだ、わからないけれど。]

( 82 ) 2017/05/03(水) 21:48:48

旅人 ニコラス

[思い出すのは。
雨の中、ふわりと咲いた、黄色い花。

もう、あの色は目に出来ないのだな――…なんて。
寂しさが押し寄せると同時に。
どこか、心は静かに冷めるように落ち着きを取り戻していくのだった。]

( 83 ) 2017/05/03(水) 21:49:39

【赤】 負傷兵 シモン

 
 “人狼とは何なのか>>62
 “何故死なねばならなかったか”

[それについて、答えられることは多くない。
 男自身――“気付けば、そういうものだった”と
 そう言うしかない始まりだった]


[返り血に塗れたまま“これこそが身体を満たすものだ”と
 受け入れたあの日の感覚を、覚えている]

[野山を駆ける脚を得た。
 痕跡を嗅ぎ分ける鼻を得た。
 千切り喰らう為の牙を得た。
 易々と死なぬ獣の生命力を得た。
 ――少し遅れて、それら全てを振るう事を
 “そういう生物なのだ”と自らに納得させる精神を、得た]

( *0 ) 2017/05/03(水) 21:56:37

【赤】 負傷兵 シモン

[否応なしに巻き込まれたのは、初めて人を喰ったのは
 神の家に足繁く通う習慣を得るよりも前のこと。
 葬送の作法を知る事もなく、教会へ通うのは止してしまい
 この村へ来てからも、祈りに向かったことはない]

[神は“人の子”を救いたもう。
 ――故に、獣たる男の救いにはならなかった。
 己の所行とは、長いこと一人で向き合ってきた]

( *1 ) 2017/05/03(水) 21:57:41

【赤】 負傷兵 シモン

[どうして殺したか>>+14――死にたくは無かったからだ。
 少なくとも、男の場合は]

[傭兵という職業は、死なないための方法を
 条件反射と化すまで叩き込んでくれた。
 躊躇も罪悪感も、手に顕れないよう保つことは
 雇い主が替わり、敵味方が入れ替わる中では
 最も必要な事だったし、喰うに困らない状況において
 人として逃げおおせる為だけに、四つ足で地を蹴り
 山を抜けたこともある。
 男の内にある人と獣は、最早不可分のものと化した]


[……けれども、十全に力を振るえる様備える意味を
 今はもう失っている。
 食事だって、普段なら腕だけでは留めない。
 一人一人を骨まで食い尽くしながら、細々と
 餓死しない程度に生きていた、のだ]

( *2 ) 2017/05/03(水) 21:59:58

【赤】 負傷兵 シモン

[道が塞がってしまった。
 それが生死に関わる事柄だと、知っていた]

[――それだけなのかと、殺さなくても良かったのではと
 そう言われうる理由だけで、全てを始めた。
 これまで死なない為に選び続けてきた選択肢が
 骨の髄まで染み着いて、他の道を遠ざけていた]


[故に。
 “獣だから殺して良い”、そんな意見は否定するが
 “死にたくないから殺したい”と言われてしまえば――
 きっと、演技でも否定できは、しない]

( *3 ) 2017/05/03(水) 22:00:35

司書 クララ、メモを貼った。 メモ

( A27 ) 2017/05/03(水) 22:09:30

負傷兵 シモン

[クララ>>64は、意見の細部を語らなかった。
 ニコラスは明らかな迷いを見せる>>72

[男の考えは、既に決まってしまっていたが
 敢えて口にすることもなく、二人には“そうか”と
 一言だけを返した]


[朝方に戻った>>4>>5>>16リーザについて
 “ゲルトの部屋へ戻った時間”の説明を付けるだけでなく
 “カタリーネを襲わなかった理由”まで考えていくのは
 少々、荷が重い。
 ――故に、クララを疑う道しかないのだ]

( 84 ) 2017/05/03(水) 22:50:07

負傷兵 シモン

[クララの言>>52でしか聞いていないことになっている以上
 改めて現場を見ておこうか、とも思ったが――止めた。
 噛み痕の比較は、同じものだという結果にしかならないし
 仮に違って見えたところで、ここに2匹いるのだと
 主張するものも居ないだろう]

[談話室のソファーから立ち上がらないまま、
 ニコラスがこちらへ問いを向けたなら>>80
 カップへ視線を落として、呟いた]

 思う所がない奴なんて、居ないだろうさ
 人狼だって、平穏な街で人として暮らしてる訳だろ。
 だからこそ、こうして互いに譲れなくなるんだろう……多分

[譲れぬもののために起きる戦、生存のために殺す人狼、
 両者を知る男の言葉は、ともすれば、ヨアヒムへの言葉
 >>3:71以上に、狼の立場へ寄ったものと取れるだろう]

( 85 ) 2017/05/03(水) 22:51:27

司書 クララ

[カタリーネを疑い、彼女が狼であってほしかった頭を切り替えなくては。

僅かな隙をつきジムゾンの腕を喰らった狼。
赤ずきんの盛大な退場のちヨアヒムを襲った狼。

自分で見た限りでは、同一の噛み痕。
紅茶を入れていたニコラス、しばらくエルナにすがっていたリーザ。カタリーネの証言からすれば、ニコラスがこっそりと脱け出すにはよほどのタイミングの良さと迅速さがなければ難しそうだ。中性的な衣装からはうかがいにくいが、傷を負ったようにも見えない。

ならば、優先して見るべきは、リーザとシモン。――それから、静まり返った死者たちが残したもの]

( 86 ) 2017/05/03(水) 22:54:29

負傷兵 シモン

[彼女たちが、部屋の検分をするべく席を外せば
 場に響くのは雨音と――ニコラスの呟き>>82

 ……もう、長くは続かないだろうさ。

[天気は時期外れの長雨となっているが、だからこそ
 もうそろそろ上がってもおかしくない。
 この状況にも、その頃にはケリが着いているだろう]

( 87 ) 2017/05/03(水) 22:56:42

負傷兵 シモン

[その後は暫く、口を開かずにじっとしていたが
 彼女らが戻ってくる足音が聞こえたならば、その時漸く]

 ……考え、纏まったか>>73、旅人さん。

[そう、声をかけるだろう]*

( 88 ) 2017/05/03(水) 22:57:50

司書 クララ

 ……。

[リーザの話すカタリーネの姿は凄絶で、言葉を失う。共に生きてきた羊を手にかけ、
"世界が終わってもいいから"と、求めたもの。

彼女がオオカミに寄せる心がいつからのものなのか――羊飼いカタリーネしか知らない自分が知ることは、二度とないのだ]

 狼は群れるものだから……
 仲間を…見つけたかったのかもしれないね。

[エルナの最期が。カタリーネの最期が。
脳裏を駆け巡って心を痺れさせる。
人心と獣性の狭間で、人間も人狼も苦しまねばならないのだろうか。昼と夜とに殺し合いながら。

リーザ>>77にかけられたのは、細やかな慰めだけだった]

( 89 ) 2017/05/03(水) 22:57:56

司書 クララ

[現場にはリーザがついてきてくれるという。
こくりと頷いて、ニコラスとシモンの元を辞す]

 行きましょう、……リーザちゃん。

[この子は、また佇まいを変えた。
エルナやカタリーネの死が原因なのか、少女の内に隠された本性が滲んでいるのか。

年相応におののく少女にも、打って変わって情報をかき集めているようにも見える。

エルナ達のように心を配れない自分に出来るのは、一人立つ『リーザ』を見極めて、答えを出すことだ]

( 90 ) 2017/05/03(水) 23:09:59

旅人 ニコラス

[シモンの言葉>>85を聞けば、数度、目を瞬かせる。
そうして、以前は言えなかったこと>>1:131>>1:132を、思い出した。]

 前に、人狼を退治した村を訪れたという話をしましたっけ。

 あの時、見えた魂は、
 それはもう恐ろしいものだったから。
 仲間を殺されて、自分も追い詰められて、
 村人達を恨んでいる――…そんな気配が漂っていて。

 だから、僕、ずっと思っていたんです。
 ”人狼は恐ろしい存在なのだろう”って。

 でも……エルナさんを見ていたら、
 違うんじゃないかって、つい最近気が付いたんだ。

[傘のお礼すら言えなかった彼女のことを、脳裏に浮かべながら。]

( 91 ) 2017/05/03(水) 23:15:46

旅人 ニコラス

 いくつもの集落が人狼によって滅びたとか。
 何人も犠牲者が出たとか。
 そんな話ばかり聞いていたから。

[エルナのことを思い出す。]

 あんな風に皆に慕われている人だなんて、
 全然予想もしていなかった。

 僕が、人狼について知らなかっただけかもしれないけど。
 怖いばかりじゃないんですね。人狼って。

[そう告げる表には、穏やかな表情が浮かんでいた。]

( 92 ) 2017/05/03(水) 23:16:13

旅人 ニコラス

[人狼側の立場など、予想すらしていなかった。
迷いながらの己の言葉に対し。
返ってきた言葉は、迷いのないもの。

穏やかな表情の中。
シモンに向ける視線に、僅かな寂しさが灯る。]

( 93 ) 2017/05/03(水) 23:16:31

旅人 ニコラス

 僕。ずっと、シモンさんのことは
 頼りになる人だと思っていました。
 だから、貴方のことは、信じたかった。

 そう、思って、いました。

[唇から零れたのは、過去を表す言葉。
口にしてしまえば、もう取り返しがつかない気がして。
自らを鼓舞するように、強く拳を握りしめる。]

 でも、今は。
 僕、は――――…。

[そこから先は、言葉にならずに。
ただ、翡翠色の瞳に僅かな揺らぎをのせて、
じっとシモンを見つめていた。]

( 94 ) 2017/05/03(水) 23:17:00

少女 リーザ

[クララに付き添い>>90、今はもう息をせぬヨアヒムの元へ。

途中、部屋に入る前に、惨劇の痕跡と思しき血の痕が点々としているのに気付く]

 おねえちゃん、血が……。
 これ、おにいちゃんの……?

[クララに聞いたが、答えがわかるものか……]

( 95 ) 2017/05/03(水) 23:28:40

司書 クララ

―ヨアヒムの部屋へ―

[どこか膜の向こうから現実を見ているようで足取りはふらつくが、リーザの動きに変調がないかだけはそっと確かめる。

物置へ続く血痕>>13の位置を伝えて、自分が談話室にいなかった時のことを聞き、ジムゾンの占い先がニコラスであった事を知った。

――呆然としていて、彼らには力があるらしい、というところまでしか認識出来ていなかった]

 なら、ニコラスさんが人間の可能性が高いですね…。
 少し、霊能力なんて本当にあるのか、ニコラスさんがそうなのか、疑ってたんですけど。

[リーザの推論>>37に近い結論に至り、
躊躇いがちに扉を開く]

( 96 ) 2017/05/03(水) 23:32:50

司書 クララ

[リーザの気づき>>95には、どちらとも言えないとしつつ私見を。

血が出ていたヨアヒムの腕は、そっと傷痕を覆うようにされていたから、狼のものかもしれないと]

( 97 ) 2017/05/03(水) 23:36:41

司書 クララ、メモを貼った。 メモ

( A28 ) 2017/05/03(水) 23:39:31

少女 リーザ

[その血痕が誰のものか、までは答えはなかった。
だが二択でいいだろう。
被害者か、それとも加害者か。

クララに聞かれたことに答える>>96
彼女もまた答えを探している。

そのことはつまり――あたりまえのことではあるが――クララもまた、誰が人狼であるかを探しているということで、今こうして一緒にいつつ、わたしを人狼と疑っている可能性もあるということだ。

そんなことを思いながら、ヨアヒムが横たわる部屋の扉を開けたクララに続く――」

( 98 ) 2017/05/03(水) 23:41:58

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A29 ) 2017/05/03(水) 23:44:33

司書 クララ

[部屋の中は当然朝と変わりなく静かだ。
ヨアヒムは寝台に眠っている、と伝えて改めて血の臭いが漂う部屋を見渡す]

 ……リーザちゃんは怖くない?

 また人が死んだところを見るのも、狼かもしれない人と二人なのも。

[やはり、リーザかシモンが人狼。
そう思うと胃の辺りが重苦しい。

怖がってるのは自分のくせに、それは見ない振りをして]

( 99 ) 2017/05/03(水) 23:48:13

司書 クララ、メモを貼った。 メモ

( A30 ) 2017/05/03(水) 23:51:27

少女 リーザ

[一切の躊躇なしにヨアヒムの遺体を検分しようとしていたところにクララの言葉>>99が頭上から聞こえて、思わず足を止める。
……いけない。さすがに怪しまれているだろうか。目の前にいるのは子どもの姿をした人狼ではないか、と。

――もう、このさい、いいか]

 あのね、おねえちゃん。
 ……いえ、クララ。
 わたしはね……。

[わたしはため息をついて、転生だとかのややこしいところはざっくりと端折りながら、自分こそが本当のリーザであり、知性の高い姉のような存在であることを説明する……
あのマセガキのレムスを見ているのだ、わたしのことも受け入れてくれるといいのだが……]

( 100 ) 2017/05/04(木) 00:00:05

負傷兵 シモン

[そう思って“いた”のだと。
 そこに込められた思考には、すぐさま当たりが付いて
 内心を映して揺らぐ翡翠の瞳を、じっと見つめ返した]

 ……俺を疑う理由が出来たか。
 それとも――クララを疑わない理由、か。

[向ける黒檀の眼差しは水面のように凪いで、今はまだ
 炯々と輝きはしない――たとえナイフを向けられたとしても。
 そんな“分かり易い”構図を作るつもりはない]

( 101 ) 2017/05/04(木) 00:04:05

少女 リーザ

[そしてつけたす]

 まあ、二人切り、人狼に襲われる恐怖はなくはないの。
 でも、ここでクララ――あなたが狼だと仮定して――がわたしを襲ったら、もうあなた、チェックメイトでしょ? シモンとニコラスにはあなたの正体がしれたも同然だもの。
 そうなれば、昼間にあの二人を相手にしてあなた一人で太刀打ちできるとは思えない。
 まあだいたいそんな感じ。
 それより今は、少しでも人狼が誰かを特定するための証拠が欲しい。そういうこと。

[それだけ言い切って、クララに微笑んだ]

 狼の尻尾を捕まえるため、がんばろ?

( 102 ) 2017/05/04(木) 00:06:46

負傷兵 シモン

[人狼は人の中に潜んでいる。
 獣の姿を持ちながら、山に行かず、人中で暮らしている]

[人に共感など抱かない人狼だって、当然いるだろう。
 けれど恐ろしい姿をしていたと、人を恨んでいたと>>91
 そのことだけで、人狼が情を抱く可能性すべてが
 否定されるものではない。ない筈だ]


[人狼だから恐ろしい、赦されないと、見ずに断じる
 ――そんな事があってたまるものか]

( 103 ) 2017/05/04(木) 00:07:35

負傷兵 シモン

 
 俺を殺したいか、旅人さん。

[告げる言葉は直截に。
 相手が何であっても、罪は変わらない>>2:224だろうと
 改めて問いかけるように]

( 104 ) 2017/05/04(木) 00:08:33

旅人 ニコラス

[返る言葉>>101は、静かなもの。
少なくとも。
疑いを見せた割に、動揺も見られない。

そんな彼の様子を、
じっと観察しながら。]

 本当を言うと、少し、迷っているんです。
 まだ、クララさんが人狼の可能性もあるのではって。

 でも、ヨアヒムさんが――…彼が、
 違うのではと言ってくれていた。

 それに、彼女。
 ヨアヒムさんの前で、呆然としていたんです。

[ふと。
部屋を訪れた際の、クララの様子を思い出せば、
寂しげな表情が浮かぶのだった。]

( 105 ) 2017/05/04(木) 00:15:06

旅人 ニコラス

 ちゃんと殺せるかは、わからないけど。
 でも……。

[シモンの言葉>>104には、一瞬だけ俯き。
そして、顔を上げる。]

 貴方が人狼なら。
 殺さなきゃいけないということは、
 理解しています。

[静かに。
だが、力強く、応えた。]

( 106 ) 2017/05/04(木) 00:15:29

旅人 ニコラス

 よく、区別がつかないって言われますけど。
 僕だって一応、男なんですよ。

[最後は少しだけ、茶化すように。

最初に、宿に来た時は。
皆が己の性別をどちらだろうと
探り探り話しかけてきたものだ。
今のように多少の茶目っ気を出して、リーザにクイズもした。

ほんの少ししか経っていないはずなのに。
あの時のことが、もう遠くに感じてしまう。]

( 107 ) 2017/05/04(木) 00:15:55

司書 クララ

 えっ。えっ、う、うん…。
 ……。

[幼い子供らしい返事でも疑心暗鬼を煽られはしただろうけれど、思いがけない返答に目を白黒させる。>>100]

 やっぱり、あなたは理解しきれないけど――人のことも狼のことも分かってあげられてないんだから、いまさら、か……。

[続く言葉>>102も尤もで、肩から力が抜けた。
少女のリーザが狼だとしても、当てはまることだ]

 ……あなたが何であれ――狼を探してるってことだけは、信じます。
 よろしく、リーザ。

[狼少女もレムスとやらも、それは共通していたから。距離を取らずにいれば、もっと早くから腹を割って話せたろうか。苦い笑みを返す]

( 108 ) 2017/05/04(木) 00:24:46

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A31 ) 2017/05/04(木) 00:25:19

司書 クララ

[リーザがヨアヒムの遺体を検分するなら、彼女に任せよう。直視出来ない自分では、だめだ。

部屋を探りながら、落ちていたナイフを隠した懐を押さえる。カタリーネのみならず、狼を傷つけた可能性があるナイフ――このことについても明かした方がいいのか迷いつつ、リーザをうかがっていた]

( 109 ) 2017/05/04(木) 00:26:03

少女 リーザ

 ありがとっ。
 こちらこそ、よろしくなのよ。

[……ふう。
ひとまず急場はしのげただろうか。
この娘も追い詰められたら何をしでかすかわからないと、常々思っていたところだ。
本当はまわりが見えていなくて恐怖どころじゃなかっただけ……とは口が裂けてもいえない。
何度転生をしていても、肝心なところでうっかりやらかすところは相変わらず……。
まあいい。
ヨアヒムの遺体を見る……無残なものだ。だが、あえて詳細は見ない。肝心の傷を見る]

 わたし、神父さんのを見てないけど……どう、やっぱり同じ噛み痕?
 確認できそう?

[クララに問う。
続けて、廊下に続く血痕がヨアヒムのものか、判断できるかを見る……
断言はできないが、血のついた方向が物置からヨアヒムのいる位置に向かって、とすると、どんな理由からそうなるのかが説明できない。
一方、ヨアヒムの位置から物置へ。ということなら。ヨアヒムが流した血だとすると当然おかしい。ヨアヒムはここで絶命しているのだから。
そこからつまり、この血痕はヨアヒムを襲ったもの――人狼である可能性が高い、と]

( 110 ) 2017/05/04(木) 00:40:36

少女 リーザ

[こうした調査に長けているわけじゃ決してないけれど……。
まずは現場がクララの証言>>52どおりであることは確認した……想像以上の凄惨さに、今更ながら恐怖するわけだけれど]

 ……疑いようもなく、人狼の仕業だってことはわかったの。

[ため息しか出ない。……憂鬱だ]

 それと、あまり抵抗した感じがしない。
 油断していたところを狙われたのか、それとも――
 ヨアヒムが心を許していた相手だったのか。

[最後の言葉は意図的だ。わたしはクララの目をじっと見る]

( 111 ) 2017/05/04(木) 00:51:01

負傷兵 シモン

[動揺はない――ああついに、疑いの向く時がきたかと
 静かに受け止めるだけ。
 元より、余程荒唐無稽な話が出てこない限りは
 己が疑われようとも、口を挟む気などなかったのだ]

 そうか>>105

 ……クララが、狼だとして。
 そうした細やかな反応こそを
 きっと、武器にしてきたんだろうが。

[こうして、ただ他への疑いを、あるいは疑わない理由を
 述べるだけのつもりでいた]

( 112 ) 2017/05/04(木) 00:52:41

負傷兵 シモン

 
 でも、そうだな
 リーザやクララも、俺を殺したいと言ったなら……

 ……あんたがいい。
 殺さなきゃ殺される――そういう状況について
 受け止めて、考えてくれそうだ。

[罪の所在を問うていた>>2:214のに、ああして>>92
 人狼の、人としての暮らしに思いを馳せてくれた]

 だから、人狼だからって言いながら殺すのは止めてくれ

 ……俺一人の死を背負うくらいの甲斐性、見せてくれよ
 男なんだろ?

[茶化す様に>>107、数日前の雑談を呼び起こす様に
 告げられた言葉へは、最後だけ同じ様な調子で返した。
 くすりと、笑んでみせながら]

( 113 ) 2017/05/04(木) 00:53:46

負傷兵 シモン


[――仮に生き延びたとしても、あの続きは出来ない。
 懐かしむことは、今しかできなかった]
 

( 114 ) 2017/05/04(木) 00:54:05

少女 リーザ

[そしてクララの様子を気にしつつ、もう一つ]

 あまり抵抗した様子がないヨアヒムが、どうやって人狼に傷をつけたのかが疑問なの。廊下についた血の傷のことね。
 クララ、なにか、見なかった?

( 115 ) 2017/05/04(木) 00:56:54

司書 クララ

[部屋の様子からしても、派手に血を流した痕跡はない。それもそうか。切り裂かれたゲルトたちと違って、ヨアヒムの喉は――]

 ――…、えっと。

 このくらいの幅の牙の痕が、上腕にかけて肉を噛んでたわ……。

[ぼんやりと遠退きかけた意識を引き戻して、両手の指で傷の大きさを示す。

より無残に食われた腕を見つめていられなかったが、せめて忘れまい、と見つめたジムゾンのことならばはっきり言える。

ヨアヒムの腕を直視できずに示したそれは、同一のものだった]

( 116 ) 2017/05/04(木) 01:02:32

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A32 ) 2017/05/04(木) 01:03:08

旅人 ニコラス

[シモンの言葉は>>113
まるで、どこか覚悟を決めているようで。
聞けば、自然と寂しげな笑みが零れた。]

 前に、シモンさんに聞いたことについて。
 まだ、自分の中で答えなんて出ないけれども。

[この期に及んで情けないな、などと
自分でも思いながら。
正直に告げる。]

 一つだけ、わかったことがあるんです。

[ほんの数日しか、一緒に過ごしていないけれど。
なんとなく。理解出来た気がして。]

( 117 ) 2017/05/04(木) 01:03:37

旅人 ニコラス

 人を殺したら、罪を背負うって訳じゃない。

 きっと。
 相手が人狼だったとしても。
 それから先、背負って生きていくことになるんだろうなって。

[あの頃>>2:214は、まだ
人狼の心というものを、よく理解出来ていなかった。

今ならば。
いや、今だからこそ。
誰かを”処刑する”ということが、如何に重い事柄かを
身に染みて実感するのだった。]

( 118 ) 2017/05/04(木) 01:03:52

旅人 ニコラス

 甲斐性、は。
 自信ないけれども。

 がんばります。

[最後だけは、少し自信なさげに。
どうにも、決まりきらない。]

( 119 ) 2017/05/04(木) 01:04:03

司書 クララ

 抵抗……。

[その観点からすると、これまで見かけた事のないリーザは外れようか。彼がこの子を知っていた可能性は低く、夜の訪問は唐突だ。

検討しながら、続く言葉には、くしゃりと]

 心を許していたひと、か……。

 ヨアヒムさんに、疑問も蟠りも示さないで逃げてたわたしなんかに……心を開いてたなんて、あると思う?

[後悔が滲む。
いつだって、気づくのは手遅れになってからだ]

( 120 ) 2017/05/04(木) 01:19:11

司書 クララ

[――覚悟を決めよう。

リーザの問い>>115にそう思った。
今までずっと、自分の中だけでぐるぐる悲しんだり悩んだりしていたせいで色々を取りこぼしてきた。

彼女に突き刺すよりも、ナイフを見せた方が真実に近づけると、賭けよう]

( 121 ) 2017/05/04(木) 01:20:05

旅人 ニコラス

[血を見るのは、怖かった。
”死”を感じさせるから。

誰かが死ぬのは、嫌だった。
”あの時”を思い出すから。

息絶えた母の冷たさは、
今でも覚えている。

誰かが死ぬのは、もう嫌だ――…。]

( 122 ) 2017/05/04(木) 01:21:04

旅人 ニコラス

[死者達の多くは、未練を抱えていたり。
苦しそうだったり。

そんな光景が見えることも、
また”死”への嫌悪に繋がっていたのだろう。

だから。
男は人に暴力を振るうことなど、
今まで一度もなかった。

旅の途中も、喧嘩に巻き込まれそうな時は
一目散に逃げ出していた。
自分でも、臆病で情けない奴だとは思う。

だが、誰かが傷つくよりは、ずっといい。
そう自らに言い聞かせていた。]

( 123 ) 2017/05/04(木) 01:21:15

旅人 ニコラス

[旅の途中。
あなたは優しい人ね。
そんな言葉を貰ったこともある。]

 本当は、臆病なだけだったんだ……。

[ぽつり、言葉が零れた。

それは、自分が一番よくわかっていた。
誰よりも、死を身近に感じながら。
それを与える責任から、逃れていた。

霊能者としての力を自覚していながら。
これまで、騒動からも逃げてばかりいたのだ。]

( 124 ) 2017/05/04(木) 01:21:33

旅人 ニコラス

[果たして。
彼の生を終わらせる覚悟を持てるのか。
その咎を背負えるのか。

一つ、一つ。
自分に問いかけながら。

不思議と今は、心穏やかな様子で。
静かに、二人の戻りを待つのだった。]

( 125 ) 2017/05/04(木) 01:21:50

司書 クララ

 ……リーザ。
 一応、腕を見せてもらってもいい?

[想起したのは、ちらつくシモンの包帯。
普段から彼は傷を覆っているけれど、やけに真新しく目立った気がした。

そう前置きしてから、そっと黒いナイフを出す]

 これについた血。
 ……カタリーネさんのだけじゃなかったら。

 リーザも狼の血の可能性があると思うなら……そういうことだと、思う。

[問われれば自分も手当された指以外に傷のないことを示して、そう言った]

( 126 ) 2017/05/04(木) 01:26:58

負傷兵 シモン

[寂しげに笑ったニコラス>>117は、そして
 男が投げた言葉について、考えたことを話してくれる。
 ……男が常々考えていたのと、同じ事を>>118

 ……そうか。

[それならば、良かった――良かったのだと思えた]

[自身がここまで選んだ道を、向き合い続けたものを
 同じ様に受け止めて、考えてくれる人間が
 先へ続くのなら――それはただ、走者が変わるだけだ。
 男がこれまで、人の死で自分の命を繋いできたように]

( 127 ) 2017/05/04(木) 01:27:57

司書 クララ、メモを貼った。 メモ

( A33 ) 2017/05/04(木) 01:29:00

負傷兵 シモン


 ……締まらないな旅人さん!
 そこはこう、口だけでもどーんと言っておくとこだろ。

[よりによって最後に自信なさげな声を出した>>119彼に
 思わず、心からの笑いが漏れた]

[くくく、と押さえきれずに苦笑を浮かべる様子は、それこそ
 彼の抱いていた>>71印象、そのままに見えたろう]*

( 128 ) 2017/05/04(木) 01:31:20

少女 リーザ


 …………ありがとう。
 なんで隠し持っていたかは、察するわ。
 少なくとも証拠隠滅のためじゃない、ってね。
 そうだ、わたしも出すね。

[わたしは懐にしまったままのナイフを出して、握りのほうをクララに向けて渡した]

 持ってて。どうせ役に立ちそうにないし――彼には。

[きっと彼の包帯の裏には、ヨアヒムの最後の思いが刻まれている。だが、それを確認する必要は、もうないかもしれない]

 戻りましょ。

[わたしは笑顔を見せた。そう、まだ惨劇の起きるまえの、快活だったリーネのような気丈さを示そうとして]

 決着をつけに行くのよ。

[部屋をあとにする]

( 129 ) 2017/05/04(木) 01:36:24

少女 リーザ

>>126もちろん。よく見てね。

[いろいろあったし、擦り傷なんかもあるかもしれないが。
目の前のナイフでつけられたような傷があろうはずもない]

( 130 ) 2017/05/04(木) 01:39:12

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A34 ) 2017/05/04(木) 01:43:36

司書 クララ

[ぱちりと目を瞬いて、ナイフを受け取る。>>129
重たい息を吐いて、もう言葉はいらなかった]

 …………うん。ありがとう…。

 行きましょう。
 泣いても笑っても、これが最後。

[笑うことは出来ずとも、無力でも。
ちゃんと立っていよう。エルナが自分を貫いたみたいに。

彼女達の死の後にわたし達は生きている]

( 131 ) 2017/05/04(木) 01:44:41

司書 クララ

[くるりと一度振り返って、静かな部屋を見る。
暗い部屋に光が差すよう、祈って。

リーザと共に、談話室へと]

( 132 ) 2017/05/04(木) 01:48:09

少女 リーザ

[部屋を出る前、心の中でヨアヒムに想い、そして祈る。
神よ。偉大なる父よ。彼の魂に安らぎあれ、と]

( 133 ) 2017/05/04(木) 01:50:09

少女 リーザ

― 談話室 ―

[クララと一緒に談話室に戻る。

…………シモンが笑っている。

ニコラスが、ばつが悪そうにしている、ように見える。

わたしは、拍子抜けした]

( 134 ) 2017/05/04(木) 01:51:43

少女 リーザ

[シモンに抵抗されたときのための武器に……とお父さんの赤い傘を構えている私も、十分に滑稽なわけだが。

いや、長さが大事、って言ってたし]

( 135 ) 2017/05/04(木) 01:53:21

少女 リーザ

 これ……どういうことなの?

[シモンとニコラス、どちらにともなく聞いた]

( 136 ) 2017/05/04(木) 01:56:57

旅人 ニコラス

 あ。おかえりなさい。

[二人が戻ってくれば、そちらへと視線を向ける。
自分達の様子が、拍子抜けさせているなど思いもせず。]

 リーザちゃん、なんで傘?

[疑問を体で表すように、首を傾げた。
この場にそぐわぬような、どこか穏やかな心持ち。

それでも。
心は決めていた。
決めていた。けれど。]

( 137 ) 2017/05/04(木) 01:58:12

旅人 ニコラス

[最後、笑ってくれたから。>>128

どうしてだろう。
少しだけ、救われた気がした。

こんなことで、
己の背負うものが軽くなるなどとは、
思ってはいないけれども。]

( 138 ) 2017/05/04(木) 01:58:22

旅人 ニコラス

 あぁ。
 シモンさんってば、酷いんだよ。

[リーザの疑問>>136を聞けば、
苦情めいて言葉を綴る。]

 ちゃんと自分の死を背負うくらいの
 甲斐性を見せろっていうから、
 自信ないけどがんばりますって正直に答えたのに。

 笑うんだもん。

[そう告げながらも、
その表は穏やかな様子で。
どこか、心を決めたかのように、落ち着いていた。]

( 139 ) 2017/05/04(木) 02:02:02

司書 クララ

[今さら隠すのもなんだけど、堂々と構えているのもどうだろう――しかも二本。

不器用にナイフの持ち方にあくせくして、花束を持つように両手で抱えている。

奇妙な穏やかさに虚をつかれたけれど、リーザのツッコミの早さにぽかんと口を開けるばかりだ]

( 140 ) 2017/05/04(木) 02:05:05

負傷兵 シモン

[帰ってきた彼女らは、こちらの様子に拍子抜けだか
 >>134虚を突かれたか>>140したらしい。
 ――彼女らもまた妙な身構え方をしているものだから]

 そっちこそ。
 ……何でそんな格好なんだ>>136>>140

[そう言って、浮かべた笑みもそのままに、また苦笑して。
 ニコラスからの説明が入れば>>138

 そこはさ、言葉だけでもどーんと言ってほしいだろ。
 男なんですよって、自分から言ったからにはさ。

[こちらの言い分を伝えて、またいくらか笑っていた]

( 141 ) 2017/05/04(木) 02:20:39

負傷兵 シモン

[――そうして、彼女らの疑い>>126を聞けば]

 “仕事中に切ったのさ。痒くて困った”

[その程度の作り話はしてみせた。
 片目のものと包帯の質が違うことには、何も言及せず]

 “昨夜疑われたからこそ>>3:89>>3:129
 今度は、負わされた傷か返り血が零れた様に見せかけて
 誰かに疑いを掛けようと、思い立ったのでは”

[そんな話を組み上げて、彼女たちに語ってはみるが、
 硝子での刺傷と、血が固まっただけの金瘡を比べても
 恐らく、こちらに軍配が上がることはない]


[浅い傷とはいえ、滴る血の量に頓着する気になれなかった
 ――その時点で、結末はあらかた決まっていたのだろう]

( 142 ) 2017/05/04(木) 02:22:04

司書 クララ

 こう……女の覚悟の象徴なんです。
 たぶん。

[見れば、リーザも赤い傘を構えている。

穏やかな覚悟からは、確かな終わりの気配が感じられた。どう転んでも、わたしたちは死を受け入れる段階にある]

 ――ニコラスさんも、シモンさんも、心を決めたんですね。

[ならば、言葉を尽くして疑いをぶつけよう。>>142
一つ一つ疑い疑われ、ナイフはあくまでもヨアヒムが遺したメッセージとして捧げもった]

( 143 ) 2017/05/04(木) 02:32:13

司書 クララ

 ……昨日疑われたのを切っ掛けに思い付いたのでは、と言われれば否定できないけれど。床の血痕や傷痕からの所見は、リーザが証言してくれると思います。
 物置まで点々と散るほどの量です。

 リーザには、擦り傷はあっても切った傷はなかった。

 わたしは、シモンさん。あなたが人狼だと思っています。

[疑いを解くよりも、単純に結論づけて。
あとは静かに、結末を受け入れるだけ**]

( 144 ) 2017/05/04(木) 02:40:22

司書 クララ、メモを貼った。 メモ

( A35 ) 2017/05/04(木) 02:41:40

少女 リーザ

[思わず出てしまった滑稽さを脇にやり。
わたしははっきりと自分の結論を口にした]

 わたしは、シモンおじちゃんを狼だと思ってるの。

[なぜと問われれば。
ジムゾンとエルナの死のあと、ゲルトの部屋から戻ってきた三人に容疑者が絞れること>>3:63
その三人のうち、ヨアヒムは犠牲者となったこと、
あの『元々、人を喰い慣れて無かったのかもな。』>>3:71に微かな違和感を覚えたこと、
クララの手傷を廊下の血痕とするにはやはり無理がある>>2:7こと、
そして、それよりなにより……]

 結局、賭けなの。
 クララか、シモンおじちゃんか、二つに一つの。

 それでわたしはクララとお話しした結果、クララは人狼じゃない。それに賭けようって、決めたの。
 ごめんね、おじちゃん。紅茶、おいしかったよ。

[茶化しているふうに聞こえただろうか。だがおふざけで誰かを人狼だと決めつけることなどできるわけがない。
"リーザ"……お遊びは卒業しなきゃね]

( 145 ) 2017/05/04(木) 02:51:00

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A36 ) 2017/05/04(木) 02:54:30

負傷兵 シモン

[彼女らの意思は変わらず>>144>>145
 ニコラスに告げたように>>112、静かに“そうか”と呟く]

[議論の場で言うべき事は、もう言い終えた。
 ――呆気ないとは思わなかった]

 自殺する気はない。

 ……俺を殺して、生きられる道に賭けるってんなら
 それを示して貰いたいからな。

[こちとら走れないんだから、そんなに警戒するなと
 クララに、二本>>140携えていたうちの片方を渡してくれと
 手を差し伸べる]

[受け取れたなら、そのままニコラスに投げ渡した]

( 146 ) 2017/05/04(木) 02:58:13

負傷兵 シモン

 
 ……あんたが良いって言っただろ。

[そう言って、彼が動くのを待つ]

[ソファに腰掛けた男は、死を間近にしながらも
 少女達に“見るな、離れていろ”とは言わず
 その瞳は黒檀のまま、じいとニコラスを見つめていた。
 ――怨嗟も何もない、静かな眼差しで]

( 147 ) 2017/05/04(木) 03:06:37

旅人 ニコラス

[二人の意思の籠もった言葉も、また
シモンが人狼だと告げる。

彼女達は、自分よりずっと強い。
面と向かってハッキリと、相手に伝えられるのだから。]

 シモンさん。

[静かに、声をかける。]

 満場一致のようです。
 僕も、貴方が人狼だと思っている。

[あんなに、信じたかった人なのに。
じわり、涙が浮かびそうになるのは、必死で堪えた。

男なんだから。自分でそう言ったじゃないか。
情けないところを見せたら、きっと、また笑われてしまう。]

( 148 ) 2017/05/04(木) 03:10:30

旅人 ニコラス

[投げ渡されたナイフ>>146は、ずしりと重い。
否。刃先が下を向きそうになるのは、
きっと重さのせいではない。

自らを奮い立たせ、真っ直ぐに、ナイフを構える。

武器などろくに扱ったことはない。
シモンならば、前にレムスにした時のように、
自分をあしらうことなど簡単なのだろう。

それでも。
呼吸を整えて、静かに、彼の前へと歩み出た。]

( 149 ) 2017/05/04(木) 03:10:59

旅人 ニコラス

 ……これから手にかける人に、
 こんなことを言うのは変かもしれないけど。

[それでも。
彼には、色んなことを考えさせれた。
そして、教えて貰ったから。]

 ありがとう。シモンさん。

[そして、さようなら――…。]

( 150 ) 2017/05/04(木) 03:11:19

旅人 ニコラス

[なるべく、苦しまずに済むようにと。

細い腕に、渾身の力を籠めて。
力強く、ナイフを突き出した。]

( 151 ) 2017/05/04(木) 03:11:31

旅人 ニコラス、メモを貼った。 メモ

( A37 ) 2017/05/04(木) 03:12:08

負傷兵 シモン

[彼が何かを堪えている>>148様子を見て取っても
 指摘することなく、傍に来る>>149のを待っていた。
 けれど結局、あまりにも変わった言葉>>150を受けて
 くすりと笑んだ]
 
 ……ああ、変だな。

 ………でも、きっとあんたは、それでいい。
 

( 152 ) 2017/05/04(木) 03:52:17

負傷兵 シモン

[突き出されたナイフは、胸を抉る。
 骨に当たって逸れる感触に、思わず顔を顰めた。
 ……痛い。痛い。当たり前の感覚に、背は自然と丸まって
 心臓に至ったかを考える思考が、途中で何度も切れる]

[それでも、突き立ったナイフもそのままにして
 最期の力で、彼のことを引き寄せようと手を伸ばす]

 ……を、帰してやれなかった。

[ニコラスに囁くそれは、男の内心。
 ……人狼としての思考を、語るつもりなんてなかった。
 けれど彼が、平時にするような礼なんて、するものだから
 ――語りたいことが、問いたいことが、口を衝いた]

( 153 ) 2017/05/04(木) 03:53:26


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □ フィルタ

生存者 (3)

旅人 ニコラス
46回 残1281pt 飴飴
負傷兵 シモン
36回 残1412pt 飴飴
少女 リーザ
35回 残1181pt 飴飴

犠牲者 (3)

楽天家 ゲルト (2d)
司祭 ジムゾン (3d)
青年 ヨアヒム (4d)

処刑者 (2)

仕立て屋 エルナ (3d)
羊飼い カタリーネ (4d)

突然死者 (0)

見物人 (1)

司書 クララ
38回 残1289pt 飴飴

退去者 (0)

発言種別

通常発言
独り言
囁/鳴/念/婚/叫
死者のうめき
アクション
削除発言

一括操作




(0.07 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby *
使用画像については[瓜科国FAQ]をどうぞ。
■交流掲示板■
■人狼物語専用まとめwiki■