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神楼学園教師 ナタリア に 8人が希望した。
編集委員 松田千秋 に 1人が希望した。
神楼学園教師 ナタリア は生徒会に転校させられた。
今日は転校生がいないようだ。せんせーは転校指示しなかったようですよ。
楽しかった神楼学園での学生生活も終わりを告げた。
やがて卒業のシーズンを迎える……。
― 元旦 ―
[美亜から渡されたコップ。いかにも熱そうな湯気が立ち上る]
ありがとう。
[ズズッと一口。猫舌だからほんとにちょびっとだけ。
でもコーヒーの苦味よりも甘みのほうが口に広がる。]
あぁ、おいしい…
[寒い中での熱いコーヒーは…体を、というよりは、心を温めてくれた。*]
私が作ったんだ、コーヒー。インスタントだけど。初詣、お昼より前に行ってもいいけど、このままちょっと寝ちゃおっか。
[甘いコーヒーなら、そんなに目もさめないし。
NASAが開発したとかいう、コンパクトに畳める保温シート(大きめ)を自分にかけて捲って、一緒に入るように促した*]
[防災グッズの中に入ってる銀色のシートですねわかります。それにくるまる美亜]
そうだね、時間あるし。
[二人でシートに包まる。美亜を抱き寄せてしばらくすると、温かくなってきた。
スマホのアラーム設定を2時間後にして、そのままぬくぬくと。美亜が眠ってしまえばその寝顔を愛おしく眺め、自分も少しだけ微睡んだ。*]
[当麻くんにもたれかかって目を閉じる。冬だからか、とても静かな朝。
微睡みに身を任せ、心地よい時間を過ごした。
アラームの音に、現実に引き戻されるまでの間*]
[微睡んだのはほんの少しだけで、あとはずーっと美亜の寝顔を独占していた。アラームで目を覚ました美亜に]
おはよ
[と、笑顔を向ける。]
初詣行く前に、「あの木」見に行かない?
[と、提案した。*]
[目を開けた時に、一番愛しい人の顔を最初に見られる喜びは、破壊力満点だった]
お、おはよう。イイ朝デスネ?
[噛んだし変な片言っぽくなった。当麻くんの提案に、ぱっと表情が輝く]
うん、行きたい。
[ぱっぱと片付けて、手を繋いで展望台を出て、木の方へ歩く*]
[行くとなれば早い。片付けをする美亜を手伝って、
手をつないで展望台を下り、木の方へ。]
これだね……
[あの時は今のように整備されていなかったから、このあたりも日が暮れる頃にはかなり暗かった。]
あれ?この枝?
[子供が登るには少しだけ高い位置、いまなら自分が手を伸ばせば届く位置。]
そっか…この高さか
[あの時、すごく高くに登っているとおもっていた。美亜を見つけたとき、すごく高いところにいるように思っていたその枝は、こんなに低かったんだと、つい、笑ってしまった。*]
変わらないと思ってたのに、ずいぶん変わったね、この辺。
[木の高さや枝の付き方等は変わらない気がするのに。
当麻くんが手を伸ばして触れた枝は、確かに小さな美亜が泣いていた所で。
ずいぶん低い位置だと思う以上に]
大きくなったんだねぇ、当麻くん。
[ほう、と感嘆の息を吐いた*]
えーなにそれ
[美亜の顔を笑顔で見つめる。
それから美亜がしがみついていたところを見上げて、 その場所を、撫でて。]
そーだなー、それだけ時がたったんだなー
今なら俺が助けられたのに。
[不意に美亜を抱きしめて]
こんなふうに
[腕の中の美亜に微笑みかけた。*]
[くすくす笑って、笑い過ぎて言葉がでなくて、抱きしめられた腕の中でも嬉しくて笑う。
笑い声が収まってもしばらくは喋れなくて、ぎゅってしがみついたまま、呼吸を調えてから]
助けてくれたのは当麻くんだよ。一生懸命走ってくれて、木から降ろされた後も落ち着くまでついててくれて、私の、王子様だと思ったんだもの。
[目を細め、初日の出を見るよりも眩しげに見つめた*]
そっか…
[こちらを見つめる美亜を見つめ返して微笑む。]
じゃ、これからは、守っていかなきゃ、な
[美亜の顔に自分の顔を近づけ…唇を落とした。*]
[近づいて来る顔に、目を閉じると、口づけは髪へ。嫌な気持ちはなかったので、されるままに身を任せる。
他の子と違う色の髪を、元から嫌いではなかったのだけど、もっともっと好きになれた気がする]
当麻くん、もっと。
[当麻くんの頬を両手で包み込んで、こちらから唇を寄せた*]
[髪へのキスは愛おしいなんて意味があるらしい。
それとは別にしても、美亜の髪の色が小さい頃から大好きで、独占したいという気持ちも多分に含まれる。]
…うん
[美亜から求められて、美亜の唇に自身の唇を重ね、啄むようにそのぬくもりを、その柔らかさを食む。
名残惜しげに顔を離して。]
行こうか
[ニコリと笑って美亜を見つめた。*]
[ほう、と熱い吐息を吐いて、余韻にしばらく浸った後、もう一度だけ木を見てから手を繋いで神社へと向かう]
今度来る時は。
[続けるつもりの言葉を飲み込んだ]
ううん、なんでもない。行こ。
[神社へ着けば、先着5000名様のみのお雑煮が1319(5000)人分出た後との事]
[まだお昼前だし、引き続きがんばってください。と思いつつ、お雑煮をふたつもらって空いているベンチへと。すまし汁、ドロドロになったお餅は元の形がわからず、具も少ないけど暖まりそうだ]
じゃ、食べよっか。
[暖かい物を食べると、防寒していても身体が冷えていたのがわかる]
美味しいね。
[当麻くんと食べるとなんでも、いや、デンジャラスクレープはどうだろう。いや、美味しくはあるんだけどね?*]
[美亜の言葉に首をかしげる。何が言いたいのかわかっていなかったけれど]
そうだね
[神社までの道を手を繋いで歩く。小さい町のこと、二人が付き合ってることはかつての同級生には知れ渡っていた。神社までの道中、ひやかされたりもしたが、あの頃と同じように意に介さず。]
いいだろ〜
[むしろ自慢しておいた。
後で聞いたら、あの鉄壁の姉兄を突破した凄いやつになっていたとかいないとか。]
[雑煮を振る舞ってくれている人もみんな顔見知りで
大人からは誂われることはなかったが、妙にニヤニヤされていた気がするが]
朝早くからありがとうございまーす。
[元気よくお礼を言って雑煮を受け取る。]
うん…あちっ
[冷たくなった体に雑煮の熱さが猫舌にはちょっとだけ辛い。でも、それ以上に体が温まってホッとする。]
美味しい、ホッとするね
[ニッコリと答える。美亜と一緒だから余計に美味しい。クレープ?美亜が食べきれない分なんてなんの問題もなく食べてあげよう。*]
へへー。なんていうか、公認の仲って感じで嬉しい。
[こうしてベンチに座っている間も、顔見知りが通り過ぎてはこちらを見ていく。会釈をしながら見送り]
さっきの、嬉しかったよ、すごく。自慢げだったのが。あなたの隣と決まった私の場所が、どんどん定着していく感じで。
[うちのお雑煮は何故か白味噌だな、とか思いながら、でもここのお雑煮も小さい頃から食べていたので違和感もなく、食べ終わる頃には少し暑くなっていて、コートの前を開けて、ニットワンピの首元を軽くくつろげて風を通した*]
― 神社 ―
[神社につけば、お参りする人の列が少し。]
これくらいならすぐだね。
[そう言って列に並んで順番を待つ。
自分たちの番になれば賽銭を入れ手順通りのお参りをする。
いつもの年より少し長く手を合わせて、お参りが終わればお雑煮やお神酒を振る舞っている場所へ向かった>>14 *]
そりゃそうだよ、こんな可愛い彼女を
自慢しない男はいない
[ちょっと胸を張ってみせて、からりと笑う。>>17]
俺の隣は美亜だけだよ
[そう言って優しく微笑み、美亜の横顔を見ていた。*]
[お参りをしてした願い事は、展望台でしたのと同じもの。お賽銭は37(1000)円。端数全部突っ込んだとかそんな、、]
叶えようね、願い事。
[当麻くんがなにをお願いしたか、わかっているつもり]
[にこぱー、と表現できる、微妙にも見える笑みは喜びの最上級を表している]
可愛いって。えへへ。当麻くんもかっこいいから自慢しちゃお。
[身を寄せて、自撮りツーショットを撮る。クラスLINEに……と思ったけど、あんまりにも照れくさい顔をしてたのでやめた。
それから1(3)時間程、一緒に楽しい時間を過ごした**]
−卒業式の前の週−
[進路の話をした人にはおおごとにしたくないから皆には言わないで欲しいと伝えていたとはいえ、流石に皆に何も言わないというのはどうかと思ったけど...皆に会ったら決意が揺らいでしまいそうだから。
私は黙って旅立つことに決めた。
入学が間に合わないということで、学校側には了承して貰えたわけで、卒業式一週間前に私は卒業となり、アメリカの大学へと行くことになって。
でも1-Bの皆に何も言わないのは嫌だから。卒業式の一週間前、校庭に石灰で大きく「みんな大好き by 松田千秋」と書き記して。
眼レフのデータも、これまでの思い出も、全てアルバムとして同じ編集委員の桑島くんに託して、私は飛んだ。]
[1枚だけ自分用に取っておいたのは集合写真。
1-Bの皆が写っていて、私が小さく笑っている。
佐倉くんも、山崎さんも、サイトー先生も、ナタリア先生も。皆が1人も欠けることなく映っていた写真。
胸を張って言えるのは...1-Bの皆に会えて後悔した事は無い。むしろ、私の誇り。
飛行機がちょうど神楼学園の上を通った時、皆が歌う仰げば尊しが、私の耳にも聞こえたような気がして。
シートの上で、私は柔らかい笑みが思わず零れていた。]**
― 目覚めたら目の前には ―
[こち、こち。アンティークの時計が秒針を、刻む音
規則正しいリズムが鼓膜を揺らし
促されるかのように目が覚めれば、
昼よりも少し明度が下がったか。
茜に彩られる光が窓より室内を、照らしている]
大樹君。
[呼びかけても返事がない。
どうやらまだ、眠っているようだ]
ふふ、幸せ。……ねぇ、こんなにも幸せなこと
私、1年前は想像なんてしてなかった。
[ちょうどこの頃は、受験勉強でメリー苦しみますだったし
ななちゃんが旅立ってしまったことの寂寥感は未だ胸の内にあるが。それ以上に今、こうして愛しい人が隣にいてくれることが嬉しい]
大好きよ、大樹君。
ずっとそばに、いてね。
[大丈夫、貴方はいまだ起きていないから
私は大胆。キスだって、自ら唇重ねる
少し積極的になってみて。きゃっと照れている
……あなたの隣で。もぞもぞと
さて。そんな私は彼が夢から醒めたか
未だに夢の中なのかは注意を払っていなかったが
どうだったのかは神様と 貴方のみ、知る*]
ー 目覚める前から目の前には ー
[元々、寝相や寝起きはかなり良い方らしい。
このあと出掛ける時刻から逆算してセットしたスマホのアラームが鳴るまでもう少し……それまでぐっすりと。
この季節、冷え込みで不安定になることは多いが……今日のぬくもりは特別である。]
……。
[コチコチと鳴る時計。
赤くさす光が照らしても、起きないものは起きない。
試験対策に取り組んでいた1年前とは違う、とても安らかな時間……]
[あぁ、僕は幸せなんだ。
意識が浮上していくに連れ、その意識は至福感に浸っていて……そんな寝顔を晒してなお眠れる、まさに聖なる夜(※夕方)
目覚めようとした意識が、最初に考えたことは。
そうだ、理世さんを起こさなきゃ、だって――]
……!?
[そこで、彼女を求めるはずの唇が、あたたかい感触に奪われて。
でも覚えがある感触と気付けば微睡みの中で泳いで……]
おはようございます……あ。
[目が覚めたときの顔は、隣にずっといて微笑んでくれるひとに向けて幸せそうに照れる顔と、忘れ物に気付いた顔が混ざった表情になった。*]
もし、王子様のように起こしたら、目を覚ましたお姫様も話と同じようにしてくれますか、って。
理世さんに、ふたり幸せに暮らしましたとさってハッピーエンドを贈りたかったのですが……
これでは僕が眠り姫じゃないですか……
[思い描いていたことを先にされて立場が逆になってしまったこと――もっとしっかり憶えていればもっと早い時間に起きようとしただろうに。
未練のように、彼女の唇に指を当て返せば――]
僕の部屋で、僕のベッドで、大好きな彼女と一緒に眠って……こんな目覚めを迎えられてるのに、これ以上の幸せな暮らしなんてあるわけないじゃないですか。
[身体を動かして少し身を寄せれば、幸せをくれるひとを間近に収めようと……彼女の枕と肩の間の隙間に横から腕を通した。
反対側に出した手で彼女を抱き寄せて。
まだあたたかいベッドの中でじっと彼女を見つめた。*]
― 忘れ物は、すぐそばに ―
[指がなぞるのは、尖らせた唇の形
触れれば柔らかく熱いことを知っている
離れれば名残惜しく、もっと欲しがってしまうものだと
私は、きっと誰よりも知っている
思い出を紐解くように、彼が思い出したこと
聞けば、恥ずかしがっていた私は
その時のことを思い出してほんのりと、笑顔を浮かべる]
……覚えてます。緊張して、でも
時計の音に安心して。貴方が近くて。
つい狸寝入りしちゃって。
[撫で返す掌に頬を押し付け目を細める
指は自然と頬を伝って彼の方へと添えられる
自身の元へと、招くように]
確かに、男女逆転しちゃってる。
―――でも、たまには王子様を
お姫様が起こしに来てもいいのではないでしょうか。
いつも王子様の腕の中で守られているだけでなく
お姫様だって。貴方と共に寄り添いたいから。
それに、チャンスは今日だけじゃあ
ないで、しょう?
[彼の指が、私の唇に触れる
指先が少し硬いのは、書道をこの1年嗜んできた
成果、なのだろうか
ああ、いとおしい。と
貴方の言葉に、目を細め]
言われてみれば。
大好きな貴方と。貴方の部屋で共に眠りに落ちて。
目が覚めたら貴方が傍にいて
こんなに幸せで、愛おしい目覚め
感じられる幸せな暮らし。
これからも時々、こうさせてくれる?
……私の王子様。
[囁けば、抱き寄せる彼に身を寄せ目を閉じれば
今度は貴方からの訪れを待ちましょう*]
[そう言って、彼女は目を閉じる。
王子様と言ってくれたひとは、眠り姫になるために。]
理世さん……
いつか必ず
時々を、毎日にします。
[それがふたり共通の幸せであるのだから――
共に眠って過ごして、起きるのをもう一度。
腕の中で眠るひとに誓いと目覚めの口付けを贈った。
そのとき、ちょうどスマートフォンのアラームが鳴った。
スズメの鳴き声の環境音。
さぁ、朝(※夕)を迎えよう――*]
――お待ちしてます。
その時を。毎日となる日を。
[触れる唇は、まるで誓いの様
腕の中で目を覚ませば、丁度小鳥の声(の、アラーム)が
優しい微睡みの終わりを告げる
もう朝(※夕方)だというのなら
シンデレラが12時の鐘で走り出すよりもゆっくりと
目覚めた眠り姫は、貴方と共に目覚めましょう
クリスマスの貴方と過ごすひとときは。
まだまだ終わらないのですから*]
ええと……
起きるためにアラームをこの時間にセットしたのはそうなのですが……
今、僕が起きて、それから狸寝入りしてなかなか起きない理世さんを起こすのにかかる時間を想定していましたので……
つまり……もうちょっとだけ、お姫様してもらっていいですか?
[めくろうとした掛け布団をかぶり直して。
余った時間たっぷりと……もう少しだけ幸せな暮らしを楽しんだ。]
[外に出るのは、これまで理世と一緒に過ごして来たあとの帰りと同じ時間。
ただ冬至を過ぎて間もなくの今日はいつもよりももう空は茜から藍へと移り変わっている。]
……あったかい。
[タートルネックではないニット、そしてダウンのコートがいくらロングでもカバーできてなかった部分。
そこは贈られた手編みのマフラーが巻いてあって……いちばんあたたかな場所になっていた。]
……?
[余った長さの使いみちはよく知らない。*]
[マフラーの余りを垂らしていたら、彼女がくるくると。
その首に巻いてぴったり使い切られたマフラーは、ふたりを繋ぐ巻き方としての名前がつけられているらしい。
夜になって海陸風の向きが変わり、場留多の嶺からの冷たい風が打ち下ろしてもさして気にならない。
肩をつけあって隣り合えば厚い生地を通してでもそのひとが分かるし、手袋越しでも。]
ハンカチと一緒に返してくださいね?
[元々のびる素材のもので小さく作られているのだから、彼女の手でもフィットしてくれるはず。
貸した形にした理由は別に無い、もう逢うのに口実なんていらないから。]
[そうして歩を進めれば駅舎が見えて来て。
いつもならこの改札で彼女を見送ることになるのだが……]
今日は、もうちょっと時間取れますか?
[シンデレラよりも早くに去らねばならないであろうお姫様を、今日だけは引き止めた。*]
[夜と冬の寒さを連れてやってくる風も気にならなくなるほど近くで貴方と過ごす聖夜
茜より藍色が覆う割合が多くなり
一番星が光る頃になったら、駅舎までの道のりはもうすぐ終わる
彼から借りたハンカチは、未だ鞄の中に丁寧にしまわれていたり、する
そういえばいつか、ジュースを奢る奢らないの約束をしたクラスメイトが言っていた
約束を持ち続けるのも1つの縁で
返してしまえばそこで区切りになる、とか
確かにその解釈もあるだろうが
返したとしてもまた、紡がれるものもある
自らが、そうしたいと願い。相手もそう願うのであればおのずと縁は続いてゆく
きっと私と、あなたは]
勿論です。
[だからこそ。次に会うときはハンカチも共に返そう
借りたもの全て返したとしても、逢瀬に
口実なんてもう必要はないと、私も貴方も知っている]
[貴方の前では、貴方のお姫様でありたい私
でも、真夜中よりも早い時間ですもの
引き留める声があるのなら。
その手をとりたい、だって今日はクリスマス]
大丈夫。
一緒にいられる時間が、増えるのが。
私、嬉しいわ。
[少し帰りが遅くなっても、きっと許してもらえるはずだ*]
[駅舎を過ぎれば、その裏手にあるちょっと急な石段を登って行く。]
気をつけて。
[スマートフォンのライトをつけて足元を照らして、摩擦力が落ちてすっぽ抜けないように自分の手袋を外して手を引いて。
林の中のような石段を登りきれば、急に視界が開けて。]
この建物、旅館なんです。見晴らしがいいのが売りの。
[ここは山の中だけれど。
神楼川を作り出すこの谷に沿って、湾まで一直線に見渡す動線。
夜を迎えて街の灯りがアニメーションのように点き始めている。
ただ、もちろん旅館に泊まるのを許されるふたりでもないし、もちろんそんなお金も無い。]
夜景だけ間借りさせてもらおうと思いまして……
空いててよかったです。
[朝日を拝みには近所のお年寄りがよく来るのだが、クリスマスの夜景を求めに若者はこんなところに来ない。
昼間のスケートリンクと同じように地元っ子ならではの苦心のプラン。]
……っ
[ただ、開けた場所だけあって余計に冷たい夜風が強い。*]
こんなところ、あったんだね。
知らなかった……素敵。
[地元だからこそ、と
お小遣いも少ない中、私と過ごす日のために
考えてくれたプレゼントは、
嬉しくて言葉にできないくらいに、
素敵なものでありました
――と。 小さく身じろぐようにした
貴方を見れば。繋いだ手も、触れ合っていないところが
寒そうにも見えて]
[そっと寄り添う。
寒いし、人目もないのなら
もう少しだけでも、近づいて。
2人寄り添いあったまるのもいいではないでしょうかと
今夜は少しだけ、大胆に
より踏み込む貴方との、距離*]
うん、これは寒いね……
[地元民ですらこの熱を奪われる感覚には耐えられるものではない。
身を寄せてくれる彼女を抱き締めて、背伸びをして……風から守ろうとしても、イルカの水しぶきとは格が違う。]
実はもっといいところがあるんです……こっち。
[手を引いて、旅館の角を回り込めば。
高台から見渡すのに絶好のベンチがあって…そのベンチを白い靄が淡く漂っている。]
この旅館が無料サービスでやってるんです。
昼間は憩いの場みたいになってますけど、これだけ寒いと誰もいませんね。
旅館の宿泊客は夜景見たければ露天風呂に行きますし。
[ベンチまで行けば自分の靴を脱ぎ、靴下も脱ぎ、ズボンの裾をめくり上げて。
彼女の身体を支えながら同じように促して。
ゆったりと過ごすのを是とするふたりは、冬風に身を凍らせながらなんて選ばない。
ベッドの中のようにぬくもりを分け与え合える場所で、さらに寄り添うのだ。
いつか背後に建つ旅館に泊まって夜景や朝日を見ることもあるかもしれないけれど……今の自分にできるのはこれぐらい。
それでも今の自分にできる精一杯を考えて、恋人に捧げたクリスマスデート。]
あったかい…
これなら風も平気ですね。
[いちばんの笑顔と共に聖夜を締めくくるスポットとして選んだのは……夜景を見渡しつつ身体をあたため休ませることができるこの場所。
高台の上の、足湯である――。**]
わ。一度してみたかったんです。
……よいしょ。
[ブーツを脱いで、タイツをはいているから。
チェックのスカートを少したくしあげて
彼に支えられつつするり、と白いそれを脱いだなら
高校生のこの一瞬を。最高の贅沢を
貴方と共に味わおうか]
(ぽちゃん)
[と、足を湯の中に差し入れれば]
はふぅ……幸せ……
[そのまま隣のあなたに少しだけもたれかかって
まったりと、温かくのんびりと
貴方と過ごすクリスマスは最高に
しあわせなのです*]
誰宛ってことはないですけど、神楼学園高等学校シリーズまとめページに、こういう記載をしております。
念のため、ここに記載しますので、よろしくお願いいたします。特に最後の行です。
表ログ発言、囁き、ナカノヒト発言、すり合わせ、メモの使用などについて
表ログでは、ナカノヒト発言、顔文字、AAはご遠慮ください。その他のログでは、ナカノヒト発言は禁止しません。
すり合わせについては、基本的にはメモをご利用ください。囁きでのすり合わせも推奨はしませんが、禁止もいたしません。適度に使ってください。
共鳴、桃窓での会話については基本あまり制限をかけません。若干異次元会話になってもOKです。恋の相談など、BT(ボーイズトーク)、GT(ガールズトーク)を盛り上げてください。
但し、ナカノヒト発言での、喧嘩、愚痴の言い合い等にならないようには心がけてください。
【重要なことなので、二回言っておきます】
表ログ発言、囁き、ナカノヒト発言、すり合わせ、メモの使用などについて
表ログでは、ナカノヒト発言、顔文字、AAはご遠慮ください。その他のログでは、ナカノヒト発言は禁止しません。
すり合わせについては、基本的にはメモをご利用ください。囁きでのすり合わせも推奨はしませんが、禁止もいたしません。適度に使ってください。
共鳴、桃窓での会話については基本あまり制限をかけません。若干異次元会話になってもOKです。恋の相談など、BT(ボーイズトーク)、GT(ガールズトーク)を盛り上げてください。
但し、ナカノヒト発言での、喧嘩、愚痴の言い合い等にならないようには心がけてください。
ー 山の足湯 ー
[お金が無いなりに組んだデートプランは成功したようだ。
……と思いきや、最後に大誤算があった。]
理世さん…
貴女は僕を殺す気ですか……。
[久しぶりに定型句が何故出たかというと…。
靴を脱ぐための支えとして彼女の正面に座っていたのだか……彼女がタイツを履いているのが抜け落ちていた。
目の前でスカートをたくし上げられタイツが降りて素肌の脚が露わになって行くのである。
足湯で温まろうとしたが下半身の体温が上がりすぎてしまうのだ。]
ええ幸せです……
でも僕の執着点を増やさないでください……。
[幸せ絶頂だがオーバーヒート気味。
逆に後ろからタイツを履かせたのを思い出して愚痴っぽく呟いた。]
クラスのみんなもあのどこかにいるんでしょうか。
[なんて眼下の街明かり、ライトアップされたタワーあたりを指差してみたり。*]
[願い事を叶えよう。美亜の言葉に頷いて、お雑煮をいただいて>>20 >>21]
自慢しちゃえ!
[美亜も自分も二人の自撮り写真を撮って、自分が撮った分はLINEのTLにのせておいた。]
三が日中はうちの親いないからさ
またうちにも来てよ。
[両親の実家にそれぞれ行くので帰ってこないのである。このまま家に来てもいいのだが、たぶんそれは白石家が許さないだろうと思ったので、こんな言い方をしたのだった。*]
何で今それが!?
[態とではなかった。と、犯人は供述する
だって寒さ対策なら、靴下よりも
タイツの方があったかいから……
でも足湯に浸かるには脱ぐ必要があるから
などと申すのである
彼の正面で、脱いでいるものだから
恥ずかしがるのは互いにである
……これで今度はまた人魚の時のように
温まったら履かせてくれる?と
言ったら定型句所ではないだろうから
お口をチャックしました]
知ってる家は多くはないけど
……あのあたりがななちゃんちで
あそこが由良姉と明楽のとこかな
皆はどこで、過ごしてるんだろう。
今年はななちゃんも明楽も東京だから
この街灯りにはいないけど
美亜ちゃんや千秋ちゃん、皆がいるって考えたら
何だか凄いなあって、思うかな。
[遠くの光を二人で眺めつつ、ぱしゃり
お湯を足の指先で跳ねさせて
でも、と]
街の灯りも綺麗だけど。
今一番、輝いて見えるのは。
[傍にいる、貴方だから。
湯気のなか、貴方のかんばせ見つめて微笑んだ**]
[元日はお雑煮を食べてしばらく話したりいちゃいちゃしたりしてたけど、さすがにそのまま遊びに行くのは許されそうにないから諦めて、2日と3日の昼間のみ家族の許可を得た。
1月2日、昼。当麻くんの家に来るのは何年ぶりだろう、と思いながら玄関チャイムを押した**]
理世さんも輝いてますよ。
…ダンスしたとき、同じようなこと話したの覚えてますか?
僕が輝いているとしたら……それは、理世さんと一緒にいることで生み出されたものだ、って――
ですから、僕が何よりも輝いているなら……それだけ大きくたくさんのものが生み出されたから。
僕が誰よりも貴女を好きで、幸せだからです。
[微笑むひとを抱き締めれば、見つめ返して――]
だから……
一生ずっと、誰よりも、貴女を輝かせます。
[そう告げて身体をもっと寄せて、あのときはできなかった、唇で想いを伝えることを。
――その少しのあいだ、湯気が月からふたりを隠した。**]
― 大晦日>>4:99 ―
はーい!防寒万全でーす!
[手袋をはめた上からしゅんの手が覆います。直接肌に触れられないのは仕方ないけれど、それでも、気持ちは繋がっていると思うので、それなりには心が暖まります]
人多いかなー?
[初詣は、本当に初です。生まれて初めての初詣なので(少なくとも記憶のある中では)、人がどれだけ集まるものなのかも見当もつきません
テレビで、東京の大きな神宮の映像を見たことはあるのですが、あまりにも人がいすぎてすごいなっていう記憶しかありません]
屋台とかも出てるのー?
[そう言えば、しゅんとの初デートも神楼神社だったなーと思い出しつつバスに乗り込みます*]
― 自宅 ―
いらっしゃい。
[玄関ドアを開け美亜を迎える。>>66]
お昼食べてきた?
食べてないなら、いっしょに食べない?
[冷凍のお惣菜やらパスタやらチャーハンやら
やたらと充実していたりする。
もっとも、一人だとカップ麺とかになってしまうのだが。*]
― 川島家へGO!>>4:@129 ―
[見るもの、ありますありますー。
それは、当然、しゅんのベッドじゃないですかー!]
なんか、雰囲気は離れと変わらないわねー
[自宅に通されると、確かにこちらの方が生活感はあるし、自宅っぽいけれど、共通に感じる、雰囲気は同じものを感じます。使っている人が同じなわけだから、当然なんですけれど]
ご両親もきれい好きなのね?
[一貫しているのは、生活感のなさ。本当に誰か住んでるのかと思うくらい、清潔感はあるのだけれど、整頓されすぎていて乱雑さが全くないのです]
あ。ありがとー
[お茶を出してもらうと、そう言ってお礼を言いますけど、特にどこかに座る訳でもなく、なんとなく、その辺をぶらぶらします]
あ。これ、家族写真?
[居間に飾られた小さなフォトフレームがあります。いつ頃の写真なのでしょうか*]
[扉が開くまでドッキドキで。扉が開いてそこに居る人を見ればドキドキが更に加速した]
お、お邪魔します、これ、お土産。持って行くように母に言われたので。
[お歳暮にいただいた、ちょっと良い洋酒が入っているらしい箱を渡す。
今日の服https://aeka.kawaiishop.jp/ite...これに上着を羽織って来た]
お昼ごはんはデリバリーでも頼めってお金を渡されてきたけど、なにかあるならご馳走になろうかな。
[扉を閉め、脱いだ靴を揃え、当麻くんの後をちょこちょこついていきながら昔と変わったところを見つけては時の流れに思いを馳せる*]
― 足湯にて ―
[冬の寒さに白く染められた吐息すら
立ち上る湯気が隠してしまう足湯にて
コートを着込んでいても肌寒い夜風から守る様に
足を包む熱が、体を温めてゆく
布団に包まれて眠るのも至福であったが
これはこれでまた、贅沢なひと時である
高台の上だから。下に見えるは絶景といえるものが広がり
明るい1つ1つの灯を、眺めながら
隣の人に身をほんのり委ねてみる、夜]
大樹君。
[名を呼ぶだけで、声艶めくは
隠しきれぬ情を、滲ませるからだろうか]
[大柄で、自信がなくて
何時も丸めていた背をまっすぐに伸ばしてくれた
貴方が、私を輝いているという
――そう、林間学校の時にも言っていた
月のこと。互いが輝いて見える、こと
月が照らすのは、地球には同じ面だけらしいって
この間地学の先生が言ってたけれど。
太陽は、地上にいる人に全部を見せているらしいとか
でも人間だって進歩して。月の裏側を覗き込むことも
できるようになったらしい
それなら、遠い太陽よりも。
私は近くの優しい光をたたえた、月が欲しい]
私を輝かせてくれるなら。
私だって、貴方を輝かせたいわ。
それが互いに、共に居てできるというのなら尚。
私が誰よりも貴方が好きで。とても幸せで。
それがこうして言葉でも、触れ合った場所からも
通じるからこそ、実感するからこそ。
―― 一生、お傍にいさせてね?
そうしたらきっと私もあなたも。
[ずっと、幸せなんだろう。と
触れ合う唇を見守る月は今は雲居とまではいかぬ、
湯気の帳に隠されて
あなたの、唇触れた際のかんばせを。その表情を
見たのは 私、だけ*]
[箱を渡されると]
なんか高そうなものが…
ありがとう。
[美亜の服は相変わらず好みのど真ん中で]
今日も、可愛い
[という時はちょっと照れて。]
デリバリーもいいけど時間かかるし。
冷凍のチキンライスをレンチンして
卵でくるんでオムライス、とかどう?
なんとなくいっしょに作りたい気分なんだよね
親もいないし
[冷凍食品もひと手間かけると作った気になる。*]
[お酒は20を過ぎてから。最近の漫画は未成年はお酒や煙草はやらないらしい。白石家の場合、小さい頃にお試しさせられて不味いと認識させて子供のうちは必要ない、と自覚させているとか(ギャクタイ扱いされるので真似しちゃだめよ]
いただきものだから。
[いただいた物には当然返礼しているのは知っている]
オムライスって卵を薄く焼くのよね、クレープ焼けるから私できるよ。
[なんて、片手を上げて主張する。出来は10点くらい*]
他人の家のキッチンは使いにくいって
母さんぼやいてたし
美亜が作ってる姿が見たかったんだ
[ニコニコして美亜の作った卵焼き(?)を皿にとり、
薄焼き卵を作ってどんぶりに敷く。チキンライスを卵を敷いた丼に入れて、お皿をかぶせてひっくり返す。]
形は悪いけどオムライスのできあがり
[これをもう一つ作って、自分のほうにはさっき美亜が作った卵をのせて]
美亜の手作りだもん食べないわけにいかないさ
[上からケチャップをかけて]
完成〜
[男の子でも料理くらいできるようになりなさいと言われてたまに作っているから、これくらいはできる。]
さ、食べよ〜
[当麻くんの手際の良さに感動し、優しさに感謝する]
当麻くん今すぐお嫁さんになれるよ。
[失敗したショックで潤んだ目元を服の袖で拭う]
ほんとにそれ、食べるの?
[胡乱げな目で見てしまうのはどうしようもなく。焦げた卵なんて食べた事がないから、食べたらショック死してしまうのでは、と心配で]
えーと。
[おねだりされたら、しばらく何か考えたあと、自分の皿から一匙掬って]
はい、あーん。
[当麻くんの口元に差し出した*[]]
お嫁さんになるのは美亜でしょ?
[言ってしまってから、照れ笑い。]
まっ黒焦げじゃないし食えるって
[勝手に黒焦げじゃないことにしている。
片面真っ黒でも片面が黄色ければ死にはしない。
とにかく、美亜から差し出されたオムライスをパクリと食べる。]
おいしい。
[ニコニコで食べれば、今度は自分の皿(もちろん焦げてない卵のほう)から一口掬って]
おかえし
[あーんとか言ってスプーンを差し出した。*]
うん、当麻くんのお嫁さんになるー。
[頬を染めつつ言う。ふたりきりのダイニング。ふたりの新婚家庭が見えた気がして]
ほんとに、大丈夫?
[焦げは身体に悪いと教わって育った。あれ、魚の焦げが、だっけ?]
えへ。
[当麻くんが美味しそうに食べるのを幸せいっぱいに見る。
差し出されたスプーンに口を開ける]
あ〜ん。うん。美味しい。
[ほう、と息を吐いて。今度は自分で自分の皿から食べ始めた*]
あの時の祭り以来だな。
[前と同じように裏参道を目指して、半年近く前から比べ浴衣姿からしっかり冬服に着替えた人々を遠目で見つつ]
なぁ、アンジェ。
一年の最後と一年のはじまりをともに過ごすのは特別な時間と考えて過ごすほうがいいか?
[首を傾げ聞いた*]
お祭りの時より多いのー?
[まあ、行ってみればわかることですが]
甘酒は飲んでみたいなー
[お汁粉もなかなかの誘惑度ですが]
着いたねー
[しゅんについてバスを降ります]
― 川島家 >>72 ―
[なんでベッドなんて気になるんだ。とト書が見えていたら言ったことだろう]
そりゃ使ってる人間は一緒だしな。
[あえていうなら多少の生活臭だろうか。]
綺麗好きというよりはな、母がいると散らかるんだ。だからぶつからないように片付けてるだけだ。ほら…この椅子とこの椅子。よく見てくれるか。
[整頓はされているものの、指し示す同じように横に並んでる椅子だが、似通っていて微妙に違う不揃い具合。そういう箇所がいくつかあるだろう。
冷蔵庫からだした麦茶をついで渡して、適当に座っていいぞ。といたのだが]
ん?ああ、それな。父と母。母の隣の男性が母の元恋人兼マネージャー。
父の隣の女性は…覚えてないな。
[微妙な記憶を掘りなおしつつ、真ん中のは自分な。と応えるのである*]
[美亜の美味しいという顔に満足して食べ始める。
もっとも味の決め手であるチキンライスが冷凍のものなのだからマズイはずがない。]
焦げがガンになるって嘘らしいよ
[毎日焦げだけをkg単位で摂取しないと癌にならないなんて話をネットで見た気がする。
それに、食欲魔神が恋人の作ってくれたものを食べないという選択肢はないのである。
こうして新婚夫婦ごっこみたいなことをして、
食べ終わったらお皿を片付ける。
それから自分の部屋へ行くことに。*]
そーねー。学園から近いのに、普段は近づかないものねー
[確かに、何かの用事がないと来ない場所ですよね]
んー?どーかーなー?
[頭を捻ってから]
もちろん、そういう時期的な特別感も大切だけど...
[と言ってから、しゅんの腕に抱き着くようにして]
好きな人と一緒にいるから、その瞬間が特別になるって考えてみない?
[満面の笑みを見せるのです*]
>>87
じゃあ、お母様がいま、いないからキレイってことかな?
[あまりここには帰ってはこないとは聞いてましたけど]
んんー?
[よく注意して見ないと気が付かないくらいの不揃いです。物にぶつかるお母様と、それを追いかけながら、整理したり、修繕したりするお父様やしゅんの姿がなんとなく思い浮かぶのです。思わず笑みがでます]
元恋人でマネージャー?
へえ
[なにやら、この写真一つで物語が一本書けそうな曰くありげな写真でしたので、深く追求しないことにしました]
これが、しゅんかー。やっぱり、小さい頃は、普通の男の子だったのね
[おっさん化したのはいつからだろうとは口にしませんよ*]
[コトリ、と手からスプーンが落ちた。オムライスの上に落ちた。セーフ]
身体に悪くないの、焦げ。
[どえらいショックだった。が、オムライスはおいしかった。卵に籠もった愛のおかげ。絶対]
ご馳走さまでした。
[片付けの手伝いをして、当麻くんのお部屋についていく。また心臓が暴れ始め、押さえる胸は寂しい]
お邪魔しまー、す
[当麻くんのお部屋、お部屋、お部屋、内心歌っている*]
[そうして寄り添ったまま、足を温めながら街の灯を眺めて。
そろそろな時間が訪れれば、持参したタオルで彼女の足を拭いて、タイツを……。]
………。
[殺されましたが海のときほどではなかったです、よって現在第三位…というコメントを残した。]
……名残り惜しいですが。
冬休みは続くのでまたすぐに会えれば…
[と、今年はそう言うしかないのだ。
いつか帰したくないと望みを口にするときが来るのだろうか。]
>>93
神社に通う趣味って、どんな趣味ー?
ウケるー
[きゃっきゃ言います]
あー出店やってるー
[そんな適当組ですけど]
でも、すごい人ー。お祭りの時より多くない?
そーねー。特別な時間を積み重ねていきましょー?
[もちろんこういう時も大切な時間だけれど、学校の隣で真剣な目つきで授業を受けているのを眺めている瞬間とかも、全部自分にとっては特別な時間でした]
なにがー?
[と、お茶目顔で聞いてみますよ*]
こんなにも。早く大人になりたいと思ったのは、
私、初めてです。
そう、ですね。
次は初詣なんて、いかがでしょう。
神楼神社に、縁結びのご報告もかねて。
[冬休みが終わるまでにはまだまだ時間がある
年末は難しくとも、年始は一緒にいたい恋心
――できれば、何時か12時が過ぎても
王子様の腕の中にシンデレラはいたい。そんな未来を思い描きつつ
1月1日。神楼駅にて待ち合わせるのはどうかと尋ねるのでありました*]
― 自宅 >>90 ―
そういうことだな。母が帰ってきたときはそこのソファーから動かないことを俺は切に願うな。
[少しだけ苦笑する。修繕で直ったものもあれば、買いなおしたものもあるのだ。]
……今、触れないほうがいいな。って思ったろ。
いいけどな。大した事じゃないから深く聞かれても思い出せねーとこのほうが多いし普通とは違うってことだけ自覚できてればそれでいいしな。
アンジェだって子供の頃は普通…かどうか知らんがそんなもんだろ?
にしてもこのころから目付き悪かったんだな。
[アンジェのいう普通。というのはどういう意味かわからないが、ただ写真としてみてしみじみ思うのである*]
初詣ですか…お年玉は出てますね、うん。
では駅で待ち合わせましょう。
[例年の渡される時間帯から計算して、そこから家を出て電車に乗って……で間に合うと判断したので承諾。]
そうですね、僕もお礼を言わないと。
…目立つお願いしましたしね。
[おかげで聞き届けてもらえたのなら、それこそ報告に伺うべきだろうとも。*]
>>97
なるほどねー。ご苦労されてるのねー
[母親に会わない方がいいと言った時のしゅんの気持ちがなんとなくだけれど、ほんの触りの部分だけれど、垣間見たような気がしましたよ。さて、お母様とはいつお会いすることになるのでしょうか。期待と不安が交互に入り混じります]
あー。うん
[あたしの第六感<ゴースト>が囁きました。当たりみたいです]
わたしの小さい頃はねー。可愛かったらしいよー?
[と、臆面もなく言いますよ。普通については、ノーコメント*]
[片付けついでに電気ケトルとカップとスティックのカフェラテやら紅茶やらを持って部屋に。]
いちいち台所行くの面倒だろ
[なんて笑って、
美亜がかつて遊びに来てたころはおもちゃがいっぱいだった部屋も、今はシンプルにベッドと机、本棚くらい。
目立つといえばパソコンデスクと隣に大きめのテーブルをL字になるように置いてある。
モニターが2つ、据え置き型ゲーム機とパソコンを連動させていたりする。
持ってきた電気ケトルなどを机に置いて]
適当に座って、っても美亜の部屋みたいなテーブルもないから、ベッドでも座ってくれれば。
[パソコンスペースを多めにとっているのでもう一つサイドテーブルを置くという感覚がない。]
なにか飲む?
[リクエストがあればそれを入れて、二人並んでベッドに座る。]
昔はパソコンなかったからもっと広かったけどねー
[なんて、思い出話しを始めようとするが、この状況で冷静にいるのはなかなか難しい。
チラリと美亜を見て、目が合ってもあわなくてもドキドキして、話しが続かなくなっていく。*]
― 1/1 駅 ―
理世さん…?
[改札をくぐれば、さっそく想い人を探す。
自分は相変わらず同じダウンコートに贈られたマフラーなので見つけられるのは簡単だろう。
強いて言えば、いつものデートで提げていたショルダーバッグの代わりに、雪の結晶のシンボルマークが描かれた縦長のバッグを提げてきたぐらいだろうか。*]
>>98
神社好きなら、全国の神社巡らないと、気が済まなくなるんじゃないー?
[実際にそういう人がいることは知りません]
あ。そか
[春に神社でお祈りして、思いが実り、夏に熟した思いが秋を経てここに至る。どれだけの時間、どれだけの人たちがこうして恋を実らせ、また、失ってきたのだろう。その結実した思いがこうして毎年、ここに多くの人たちを集めているのか
なんて、わたしらしくもない感傷に浸りました]
にゃー
[なんて、声出して。また、元のように腕を組んで、長い列に並びます。本当に人が多いですね]
あと何分くらいー?
[カウントダウンまであと3分*]
[ゆく年くる年。除夜の鐘が終わった頃
日付が変わった瞬間に、貴方にあけましておめでとうございますと
LINEを、1つ
声で伝えるのは出会ってから。でも
誰よりも最初におめでとうが言いたかった、私の我儘
寝てたら、ごめんね?*]
キッチンに出なくて良いの便利ね。
[トイレに行く必要がなければ引きこもりになれる、……いや、お腹が空いたら出なきゃいけないか]
ベッドに?うん、じゃあ、失礼します。
[とか言いつつ、部屋の真ん中辺りで立ち止まる。面影があるけど知らない部屋のような。具体的に言えば、匂いが違う。落ち着くような、胸が騒ぐような、そう、当麻くんの匂い。
自分の部屋ならベッドに転がってごろごろしてるのに、のに!帰ってから、帰ってから。落ち着いて、美亜]
じゃあ紅茶。砂糖増し増しで。
[当麻くんが飲み物を用意している間、部屋の中を落ち着きなく見ていた。時々、当麻くんの方に視線をやれば目が合ったり、合わなかったり。飲み物を渡されれば、お礼を言って受け取ってからやっとベッドに腰を落ち着けた]
当麻くんの部屋だぁ。変わったけど、変わってない。
[パソコンを見ながら、あれでなにをするのだろうとか考えたり*]
ねー、しゅん。アメリカではねー、年が明けた瞬間に、恋人同士がキスすると、二人はずっと幸せになるんだって。知ってたー?
[カウントダウンまであと3分と言ったところで、口から出まかせを。
しゅん、どんな顔するでしょうね
アメリカじゃあ、そんな時じゃなくても、その辺でいくらでも、カップルがキスしてますから*]
― 1/1 日付変更直後 ―
[なにぶん真面目な家系だ、ちゃんと紅白歌合戦を見て、ゆく年くる年を見て、新年を迎えて家族間で挨拶をすればすぐ寝る。
あけましておめでとう、おやすみなさい、のやり取りのあと、通知に気付く。]
『 あけましておめでとうございます。
今年も良い1年にしましょう。
あとは年賀状に書いてあります。 』
[と、真面目な返信が。*]
[ゆく年くる年。
LINEの返信に、彼らしいとふふっと笑う
ごろん、とベッドに転がりながら、
指で画面をなぞって
早く朝にならないかしら。
年賀状も見たい、それ以上に
貴方の顔が、早く見たい*]
― おまけ。 1/1未明 ―
……………。
[いつもは寝ているはずなのだが、このときだけはリビングで消音でテレビをじっと観ていた。
上京したナナと明楽がコンビを組んで『おもしろ荘』に出て来るんじゃないかとヤマを張ったのだが、果たしてどうだったろうか。**]
大樹君!……改めまして、
あけましておめでとうございます。
[満面の笑みで告げた後、あらっ、と。
バッグの変化に気づいて目を、瞬かせました*]
― 自宅 >>100 ―
本当な。生活という面では何もしないほうが邪魔にならない人間だ
といってもな、恋愛一杯したほうが艶のある音が出せる。だとか、恋愛して失恋したほうが感情の幅が広がる。だとか、そういう理由だろ。
[気まずそうにうなずくのに苦笑しつつ、そこを深く掘り下げたところで、っていうものであるが、そういう母なのだから、あわせたい人種とはいえないものである]
それなら、普通だな。
[別に過去を知ってるわけではないが、可愛いのが普通。と言い切って、もう一度写真を一瞥した後に、アンジェを見て、そっと抱き寄せる。
間近でアンジェの顔を見つめた後、一つ頷いてから離した*]
― 1/1 早朝 駅
おはようございます。
あけましておめでとうございます。
……僕は年の区切りについて特別感は無かったのですが
この年初めて理世さんを見てるのだなと思うと感慨深いです。
[先日と趣がまた違う佇まいに目を細めて。]
今年もよろしくお願いします。
……振袖か悩んだのですが、
慣れていないですし、人混みが激しくなるかもで
今年はお見送りです。
私もこの年明けに。新年最初に
貴方を見てるのが、感慨深くて
[と、微笑みつつ――手を差し出す。
神社までの道。はぐれないように、もあるけれど
一番は貴方に触れたくて*]
えっとさっそくですが
理世さんにお年玉が。
[と、提げていたバッグを下ろして開け始めて。
もちろん現金あげるほど裕福ではありません。*]
まあ大体遊びに来たらここでレゴとか
プラレールとかで遊んでたもんな。
今はパソコンとかPS4で遊んでるけど
Discordでチャットしながら。
[中学時代の友人と今でもパソコンで遊びながらチャットして、絶叫して親に怒られたりしている。なんて笑いつつ。
飲み物がなくなったらカップを受け取って机に置いて
美亜の隣に、さっきより近くに座って、次に何を言おうか考えあぐねて、黙り込んでしまった。*]
へぇ……
[声を落す。行列に並ぶ中、アンジェを見つめつつ]
なぁ、アンジェは、幸せになりたい?それとも幸せにしたい?どっちだ?
それに時間的に、周囲に人がいる中でになるぞ。
[否定的にも聞こえることを囁いてるうちに、刻一刻と時間が経つわけだが]
キスしながら年越すか。
[あっさりいうと、抱き寄せて、首の裏に手を回して、唇を重ねた*]
[提げていたバッグは、雪の結晶のシンボルマークが表すように保冷用。
クーラーボックスのようなハードタイプではないので取り回しも良好。
開けて中身を取り出して。
繋ごうと差し出してくる彼女の手をとって、そっと置いたものは――]
クリスマスに理世さんが来てくれたことへの、場留多からのお礼です。
[元旦に生み出されたばかりの、とても小さな雪だるま。*]
うん、ジャンプ台とか作ったね。だいたいうまく飛ばないの(車は飛ばない)たまに川島くんが来た時は、レゴとか大作作ってた。
[思い出をなぞりながら、紅茶をゆっくり飲む]
うちにあるのはSwitchと兄さんのPS3。PS4ってそんなにスゴイの?
[ペルソナ5の新しいのがPS3で出ない!って兄は苦悩してたっけ、なんて考えていると、静寂に包まれていて、当麻くんがこっちを見ている。いや、見ているのはさっきから、隣に座ってから、ずっと。
ベッドの軋む音、当麻くんが近い]
あ、えーと。なんか暑いね。
[上着のみ脱いでいる]
ごはん食べたから、かな。なんて。
[言って、その後黙り込む。美亜が唾を飲み込む音が、当麻くんにも聞こえただろうか*]
>>119>>120
わたしー!?
どっちもー!
[即答します]
だって、わたし、我が儘だし、欲張りだからー!
[周りの目なんか気になりませんよ?どうせ、周りだって、自分の大切な人の方が気になるのだから、周りなんて気にしません]
ふふふー
[抱き寄せられれば、そのまま身体を委ねて、キスを受けるのでした**]
お年玉?……わっ!かわいい!
ありがとうございます。
[手のなかには貴方の手……ではなく
お年玉な雪だるま
場留多の雪はいまだ山肌になど残っているのだろうか
或いは貴方の家の近くに。
今度は雪景色を堪能しに、貴方にあいに
行くのもいいなと考えつつ
てのなかの宝物を、愛でる]
溶けちゃうのが惜しいな。
冷蔵庫入れたら、もつかな。
[それをいうなら冷凍庫ではという
突っ込みがあるかどうかは果たして*]
保存ですか…
僕のバッグじゃそんなにはもたないでしょうし…
[あくまでも保冷だ。
雪が溶けないようになどさすがに無理。]
冷凍庫のあては僕にありませんね
だいたい、僕は初詣に行く途中に消えてなくなるものだと想定していましたが…。
[ナチュラルに訂正して。
大事にしてくれようとする彼女にどうにか応えたくはあるのだが。*]
ん?暑い?温度下げる?
[エアコンのリモコンを見てみたり。
それからまた並んで座ると、ふっと笑って
美亜の肩を抱き寄せて、美亜の頭に自分の頭を乗せる。ちょうど頬が当たる。]
デザート、ほしいなぁー
[頬ずりをして、強請るように。
そして、囁く]
美亜が、ほしい ………**
[囁く声は甘く、触れ合う頬は熱く、背中に回された手は力強く。良く知っているひとの、全く知らない部分。けれども、全然怖くはなくて]
うん、当麻くんになら。
[答えて、瞼を閉じた*]
編集委員 桑島大樹は、編集委員 松田千秋さん、あ、それはもうなくても大丈夫です…と言おうと思ったけど、当人の反応が見たいのでそのまま。**
理世さん……
もう糸なくても不安に思いませんから。
でも……これだけ短いのは嬉しいです。
[いくら運命で結ばれていても、その糸が長ければ長いほど苦難も多いだろう。
糸を結んだひとが提示してくれたのは、ふたりの距離はごく僅かだと。
そう語りかけた相手はもう起きているだろうか。]
あと少しですね――
[糸を介さず、真に結ばれるのはそう遠いことではなさそうである。
小指を直接絡ませて、また身を寄せた。**]
[出たのは奇数だった。]
グッバイ。生クリーム。
まあ、でも、ブッシュドノエルの方がクリスマスらしさはあるか。
はは。残念。だけど、それらしくはあるね。
じゃあ、今度の日曜日に我が家でも良い?
[OKは貰ってたから、日時を打合せして。
親はブッシュドノエルと伝えたら喜んでいた。]
── 12月のある日曜日 ──
[母親は最初からうきうきしてて。
どうも女の子と一緒に料理をするのが夢だったらしい。
松田さんが家に来る時はいつもうきうきだ。]
わざわざ日曜日にありがとう。
今日はローストチキンにブッシュドノエル。それからカラフル野菜のゼリーテリーヌを作るらしいよ。
お腹いっぱいになりそうだね。
[温かい家に松田さんを招き入れながら。
今日のメニューを言ったのだった。*]
ふう。
[美術科室でこっそり描いていた当麻くんの絵が描き上がった。佐倉くんの時みたいに、対面でモデルになってもらったわけではない。けど、こちらを向くバストショットの絵は、実に吉沢当麻という人間を表している。
陽の光に透ける、硬そうに見えて柔らかい髪、見る人が親しみを覚える微笑んだ顔。神楼学園の制服を着た姿。
技術はまだまだ足りていないけど、今描ける最高の絵だ]
先生、これ、美術科室に飾ってもいいですか。
[卒業していった先輩たちの絵と一緒に、壁にかけさせてもらった。
絵の写真を撮ってクラスLINEに上げる。本物を見たい人は美術科室へどうぞ**]
[クラスLINEに上げられた写真を見て>>134
美亜の個別トークのほうへ]
『さっきクラスの方に上げた絵、
ものすごく上手い。これ以上の言葉が出ないくらい』
[語彙力のなさに情けなくなる]
『実物が一緒に見たいな
できれば、二人きりで。』
[なんてワガママを。*]
― 川島宅 >>114 ―
へー。恋愛すると、艶のある音が出せるねー
[しゅんの言葉をなぞります。お母様の言葉そのままなんでしょうけれど]
しゅんはどう思ったー?わたしと、その...恋愛してみて?
[むしろ、その話を聞いて、会ってみたいなと思いましたが]
そう?ふふふ
[抱き寄せられれば、大きな笑顔で応えます]
お母様、次にお帰りになるの、いつー?
[離されたら、最初にそう尋ねるのです*]
― 大晦日 >>126 ―
[二人、互いの体温を交わしながら、年を跨ぐのです]
Happy New Year!
[翌年になって、そう囁いて、ふと周りを見ると、こちらをチラチラ見るカップルや大人がいましたけれど、気にしません]
しゅん、大好きー
[そう言って、しゅんに抱きつきました*]
理世さんに触れていたら溶けないものなんてありませんよ
こんなあたたかい人なんですから。
[彼女の要望に応え、消える前にせめてもとスマホを向けて。
贈ったフォトフレームが次に起動すれば収まってくれるだろう。
その雪だるまは最後まで彼女の掌にいたいと願うだろうか、消え去る姿を隠すため保冷バッグに戻ることを望むだろうか。]
[当麻くんと、放課後、部活後に美術科室へ。他に誰も居ない。中に入ると独特な匂い。油絵の具の匂い。美亜は水彩画だが、油絵を描いている部員もいる。部活が終わっても残る程の匂い窓を開けると中庭が見える。遠くに*14蜜蜂*の姿があるかもしれない]
これ、です。
[当麻くんの絵の方に近づいて、本物へ向き直り、照れくさそうに笑う]
勝手にモデルにしてごめんなさい。どうしても、描きたくて。
[本物の顔に手を伸ばし、指先で頬を撫でる]
良作ができたと思うけど、同時にプロにはなれないなって思ったの。趣味としては、続けていくつもりだけど。
[この絵と向き合う時間に、自分の才能の限界が見えたのだ*]
― さて、境内はといいますと ―
流石に多くはありますね。
[早朝だからまだ少ない方なのだろうけれど
人ごみ、人混み。今年一年の抱負を願いに
訪れる人の多さよ。
大樹君は大丈夫かなと彼を見て
自分たちの番が来れば賽銭を投げ入れることでしょうが
その前にはぐれないようにと
ぎゅっと握る力を強くしたのでした*]
― 境内 ―
多いですね……
例大祭のときは人混みはさほど気にならなかったのですが。
目的と意志の問題でしょうか。
[あのときは理世とのデートだけでなく、伝説の履行という思いがあった。
習字道具まで持参して意気込んだあのときと比較すれば、目的が少し減ったぶんだけ、混雑への辟易が強くなったような感じか。]
何か欲しいですね…
[行きたくないとまでは言い出すつもりはないけれど。
けれど積極的に賽銭箱の前まで行くには、神様への報告だけでなく、何かもうひと押し。*]
[二人だけの美術室。独特のにおいと雰囲気は嫌いではない。
美亜の書いた絵のところに案内される。写真でみるより、やはり実物の絵は違って、素人目にはとても上手いと思ってしまう。]
謝ることないよ、俺はすごく嬉しい。
[思い出したのはあの時、美亜が書いたお婿さんが自分に似ていると誂われた時。あの時とは違う、なんともくすぐったいような、照れくさいような、そんな感じ。]
俺は芸術についてはわからないから
美亜がそう思うなら、そうなんだ、って言うしかないかな
[一瞬でもプロを考えられるものがある美亜がすごく素敵に見えた。]
けど、俺にとってはどんな一流の画家の絵よりも立派だし、俺にとっては世界一の絵だよ。
[と言って、微笑んだ。*]
ああ、でもやっぱり、絵より本物のがいいなぁ。
[絵からは体温も息遣いも感じられなくて。写真みたいにたくさんの表情を切り取れるわけでもなくて。想いをたくさんたくさん籠めたけど、描き上げた途端、急速に色を失って見えた]
神楼学園に入れて良かった。あなたとの隙間を埋められたから。
[微笑み返して、手を頬から顎へ、少しだけ喉を撫でてから離し、身を寄せて、当麻くんの喉に唇を寄せた*[]]
― 境内にて ―
うーん……目的と意思。
[神様へのご報告。今年の抱負
それ以上に何かをしたいという意思
……確かに何かもう一押しが欲しい気持ちは、わかる
かくいう私も人混みは苦手なのでありまして]
来年も再来年も
おなじクラスになれるよう
願掛けする、とか
……詣でた後に屋台でお汁粉買って
デートする、とか……
[それじゃあ足りないかなぁ?と首を傾げつつ
もう一押しはどうやったら芽生えるかしら*]
― 境内 ―
来年、再来年……
ふたりで分担してお願いしましょうか、僕が2年、理世さんが3年のときの。
[そのほうが効率的でしょう、と話してから。]
……すみません、訂正します。
同じクラスの願いは理世さんに全部頼んでいいですか?
もっと大事なお願いがありましたので…
――理世さんの健康です。
クラス分けにしてもデートにしても…
好きな人が元気でいてくれるのが全ての前提条件ですから、今年は堅実にそれをお願いすることにしました。
[とても大事なことなので、人混みでも気にしてられませんね、と。*]
はい!では……
[3年生分を――と、いったところで
貴方の願いを、聞いて。私は1つだけ
訂正をと頼みました>>150]
私が健康でも。大樹君が
体調を崩していたら私は悲しいです。
クラス分けにしても、デートにしても
私1人じゃ、楽しめません。
私は、私の好きな人が元気でいることで
元気に、幸せになれるんですから。
だから、2人とも健康であるようにと
お願いしてもらっても、良いでしょうか。
[だから、クラス分けが一緒という願いは私が任されました、と笑って
貴方の手を握って、人混みの中に行きましょうか!
いざ!……きゃばくらだっけ?(※鎌倉です)*]
[美亜の言葉を黙って聞き、美亜の行為を受け入れて。]
本当だね。
[返す言葉はそっけないかもしれない。でも、それ以上の言葉はいらないと思った。
隙間を埋めて、さらに美亜の魅力に気づき、これからもっと寄り添っていくのだろう。
美亜が自分の首に唇を寄せた時、美亜の体を抱きしめて、なによりも自分が大好きな明るめの美亜の髪に唇を落とした。*]
― 境内 ―
理世さん…
そうですね、そうします。
ありがとう、ございます。
[そう言ってくれるひとに感謝の言葉を述べて、願う内容を修正することにした。
ただし…。]
えっと……
僕が健康でいられるのは良いことなのですが……。
春風の装いの理世さんとか、お祭りの新しい浴衣姿の理世さんとか、海での新しい水着姿の理世さんとか、タイツを履かせてとねだる理世さんとか、文化祭で仮装した理世さんとか……
僕が殺されそうになるのがなくなるのは寂しいです。
…今も、ドキドキして心臓を酷使していますが、これぐらいは不健康でありたいです。
[手を握られれば、新年早々生真面目ながら思春期らしいことを話して。
――かまくらも、きゃばくらもしてみたいね。*]
[唇を離してほお、と吐息を吐いて、少し身を離して上目遣いに見た]
早く当麻くんのお嫁さんになりたいな。
[高校在学中はさすがに無理だろうけど*]
― 境内にて ―
……わ、私だって。
お祭りでの神籤に凛としながら字を書く貴方に
添い寝した時の貴方の寝顔に
海の中、抱きしめてくれた腕に
文化祭の時の貴族風だった貴方に
―――スケートの時、近くの貴方に
他にもいろいろ。ときめかない日々はないから。
そのあたりはこう、ちょっぴり不健康で
って感じでお願いするといいんじゃないかな?
[年を越しても生真面目な貴方に
私も貴方にどきどきする時を指折り、数えて
そんなことを言いつつ、境内についたら
お賽銭を投げてお祈りをすることになりましょう
……かまくらは楽しそう。きゃばくらは……
脚の上にのっかってジュースを勧めればいいのかな?*]
気持ちは嬉しいけど
[美亜の頭をふわりと撫でながら]
それについてはもうちょっとゆっくりで
お願いしていいかな。
美亜を幸せにするには
もうちょっと勉強したいからさ
[まだ責任をとれる年でもないから。*]
― 自宅 >>136 ―
そう聞くし、そんな気もする。
曲に対する説得力が違ってくるんだろうな。
[予想通り母からの言葉だが、そこを受けての実感としていいつつ]
……なぁ、アンジェ…俺は試してみたいというのも含めて自分にとっていいことおもえることしかしない。
[直截の言葉として言わずに囁き返すようにして抱擁をといたりして]
年明けてしばらくして…1月下旬ぐらいから家に戻るとは聞いたな。
[尋ねられた言葉に返しつつ]
案内するほどの家じゃなかった気がするな。
[家具が不揃いとか、変わった写真とかあった癖に、自分にとってはそんな感覚であった*]
[ふわっと笑う]
いくらでも待てるって気持ちもあるの。当麻くんの責任感が強くて優しいところがいっちばん、好きだし。私のところに帰って来てくれるなら、離れ離れになる時間があっても良い。
良い女でしょ。
[なんて、自分で言ってみる*]
― 境内 ―
理世さん……
[赤らんだ顔で、繋いだ手をぎゅっと強く握って……さすがに抱擁はできなかったので。]
それじゃ、もうひと押しは…
お汁粉飲んでいる理世さんで不健康になりたいです、ってことで。。
[なんて笑って。
目的ができたから、人混みももう大丈夫。
彼女の手を引いて、賽銭箱まで連れて行ったことだろう。
今年ふたり大病を患うことなく、時にちょっぴり不健康でと生真面目に願って。
天使クレープでダウンするのを不健康から除外するのを忘れていたのはさておいて。*]
[美亜の言葉にフッと笑って]
おぅ、さすが俺が選んだ女だ
[なんて自分の手柄にしたあとで]
でも多分美亜と離れたら
俺が寂しくて死んじゃう
[にしし、といたずらっぽく笑った。*]
― 大晦日 >>137 ―
[さて、年越しから年明けまで、ともなると、さぞ人目からしたら熱烈に見えたことだろう。人目を気にするわりに、いざやると決めたら切り替えて実行してしまうほうとしては周囲の視線は放り捨てれる性質だ。]
ハッピーニューイヤー。
……ああ、当たり前のように特別な時間をよろしくな。…アンジェ。
[化粧もせず、意識も切り替えずに、未だに名前を呼ぶ声が甘いのが自分でも不慣れに思いながら、抱きしめ返した]
…結局見せつけちまうことになったが、いいか。
[姿勢の良さから堂々とした態度のまま、初詣の列に並び、裏参道を登っていくのであった*]
― 川島宅 >>158 ―
そう?じゃあ、よかったー
しゅんのお邪魔になってるんじゃなかったら
[確かに真っ直ぐな答えですけど、ちょっとひねくれ感満載ですけど(笑)]
じゃー、その頃、また遊びに来るかなー?
[と、暗に会ってみたいと申し出]
ううん。しゅんの住んでいるところ見られただけでも、嬉しいよ?
しゅんのお部屋って?
[本日のメインイベントを*]
[流石に抱擁……を、するには
人が結構いたものですから。
ぎゅっと手、握る力を強く。そんな元旦]
…きっと、私が
お汁粉をのむ貴方でどきどきして
不健康になっちゃう。
[と、笑って。共に願い事とお礼をと
賽銭箱まで向かったのです
……ところで2年生になってからも
天使クレープってあるんだろうか
それはさておいて。
今年一年運試し。お汁粉の前にと
引いたおみくじは*08半吉*だったのでした*]
だって当麻くんがいい男だし?
[なんて軽く、わりと本気で言って]
私より先に死んじゃやだ。
[想像しちゃって目に涙が溜まる]
……そろそろ帰ろっか。
[制服の袖で目元を拭ってから手を繋いで帰ろうとする*]
[ふたりのおみくじを見比べて]
理世さんが今年の前半を担って。
僕が年の末を担えばだいたい吉でカバーできますね。
力を合わせなさいってお告げなんだと解釈できます。
どうしても空いてしまう部分は…そのときのラッキーアイテムでも揃えましょうか。
あの日の手長猿は正解だったようですし。
[というわけで一年の計。*]
― 大晦日 >>162 ―
[周りの注目を浴びながら、順番に門をくぐっていきます。お祭りの時以来ですね。
二礼二拍手一礼というのをあの時覚えましたね]
....。
[手を合わせて、お祈りをします。ちらりと横目でしゅんを見ます。同じように手を合わせています]
何をお願いしたのー?
[本殿を離れると最初にそう聞きます。今度は、あの時とは違って、「お願い」と*]
それでいきましょう!
2人ならばきっと何時でも吉です。
……神様も素敵なお告げをしてくださるもの、
ですね。
[ラッキーアイテムは今日の占いにて
凄いのが出てこないことを祈りつつ、
彼に頷くのでした
――それから、2人。
お汁粉の屋台に向かって歩いて
お椀一杯のそれを頬張って……]
はぁ、幸せ……。
[ほっこり、少し鼻を赤くしながらも
今年1年2人の無病……少しは不健康でもいいとして
息災を祈りつつ、汁粉の甘みに舌鼓*]
[境内をあとにすれば、混雑から離れたこともあってか上手いこと体温が下がって。
お汁粉のお椀を傾ければ。]
はぁ…幸せですね……
[よく出すため息と違う、深い安堵の息をついて。
隣を見やれば上気している至福の表情が。
さっそく不健康になった。*]
[別に夏まで待たなくてもいいと、夜(といっても8時前)線香花火を持って近くの広場へ]
それじゃ、火、つけるね。
[同時に火をつけた80]
― 川島宅 >>163 ―
ふふ。しゅんらしい
[ちょっと安堵してます]
まー。お母様がわたしに会いたくないって、言ったら、諦めるけどー
[しゅんのその言い方だったら、多分、そういう風にはならないようには思いますけどね]
しゅんのお部屋、見てみたいなー?なんて
[首を傾げてみました*]
― 貴方の誕生日に ―
『この日1日、貴方の時間を貰えませんでしょうか』
[そんな一文から始まる、誕生日の日のお誘い
丁度土曜日で学校は休日。明日も休み。
……ご家族と過ごすかもしれないとはよぎったものの
気が付けばLINEにてお願いしていたわけであります
貴方の生まれた日を、一緒に過ごしたいのです。と
了承が貰えるかどうかはさておいて
私は(自分で勝手に課している)ミッションを
完遂すべく自分の引き出しをがらっと開けてみました
そこにある誕生日プレゼントを渡す
それからお家デート、をする!
(※私の両親はやっぱり家にいない)
――叶うかどうかは、彼次第ではありますが*]
−日曜日>>133−
[蒼生くんのお母さんには「千秋ちゃんは将来いいお嫁さんになる」とか、そんな話をいつもされる気がする。
それがいつか蒼生くんのお嫁にと言われると困惑は免れないのだけれど。]
こちらこそ誘ってくれてありがとう。
なんか...すごい豪華だけど...私、いて
いいのかな...
[いくら一緒に作ると言ってもそんな豪華なものをと言われると果たして私が調理に参加していいものかと狼狽えてしまったのは内緒。]
いえ、あの、これ......つまらない物ですけど...
[蒼生くんのお母さんにすっと茶菓子の入った袋を差し出して、お家へとお邪魔した。]
そーだなー
[考えるフリ、でもとっくに決めていて]
俺と美亜がじーちゃんばーちゃんになっても
ずっと一緒にいてほしい、かな。
[美亜の頭を愛おしく撫でながら答えた。*]
― 僕の誕生日に ―
『ちょっと待ってください、相談します。』
[返事は相変わらず生真面目で。
おそらく家族と過ごすのが通例だったのだろう。]
『大丈夫です。』
『時間、だけですか?』
[と、間隔が開いた二言が返信された。*]
[そうして料理の準備やらなにやら、蒼生家にちゃっかり混ざっちゃったわけだけど、ちょうどリビングに蒼生くんと2人になるタイミングがあった。
そのタイミングでふと思った事が口から漏れた。]
皆、幸せそうだよね。
[山崎さんが転校してからずっと蒼生くんの前では避けていた話題...恋愛話。理世ちゃんも白石さんも佐藤さんも、皆幸せそうで微笑ましくて.....それでいて、ちょっぴり羨ましい。]
蒼生くんは、見つかった?
新しく気になる人。
[私にとっては多分見つかることない人でも、彼には見つかるかもしれない人。私が失恋の身であることはどこかのタイミングで伝えてはいたはず。相手が誰かは言わなかったけれども。]*
― 新年 >>177 ―
そーねー。健康祈願は必要かもねー
って、言って、わたしも特に何も考えてなかったかなー
[なんて言ってますけど、「ずっとしゅんと一緒にいられますようにってお願いしました」]
あの時、しゅんは、わたしの名前書いたのー?
[今ころになって、そんなことを確認します。しゅんと同じようにあの木を見上げて、聞きます*]
はわっ!!
[了承の返事に、喜んだのもつかの間
――間隔があいた一言に、慌てて]
『時間というか一緒に過ごしたいというか
大樹君が欲しいというかつまりその
今度は私の家で2人っきりでお祝いしたいとか
えっとえっと……』
[半ば暴露しているが大丈夫だろうか
……大丈夫だきっと問題ない
サプライズで用意してあるものとかは
まだ書いてないぞ!*]
……………っ。
[そんなことが画面に流れてくれば顔が赤くならないわけがない。]
(OK)
(OK)
(OK)
(OK)
[全部の項目についてOKのスタンプが連打されることになった。*]
[自分が半ばプランを暴露していたことに気づいて
あああああー!と顔を赤くして
机に突っ伏しながら呻く私です
でも、呻いて顔を上げた際、
全部の項目にOKスタンプがあるのを見て
ほっとして、へにゃっと笑みを浮かべるのでありました]
えへへ、よかった。よかった
[ごろんごろん、カーペットに転がりつつ]
『当日、楽しみにしてますね。
待ち合わせは10時に神楼駅で、大丈夫ですか?』
[送信した後、またにこにこして。ごろごろ*]
[洋間の一室。寝場所のベッドに、洋服ダンスの他、勉強用に使う机と椅子に、あちらほどではなく譜面と本とが入り混じった本棚。
電々太鼓や竹琴といったアンジェがみたことあるものから、玩具のようなものとかだが、簡単に音が鳴るものがいくつか置かれてるのがあった、そんなお部屋。]
……普段の生活とか見て、アンジェはどう感じるんだろうな。
[親しくなるための行動なんだろう。流石にこの頃になると、意味を問い返すほどではなくなったが、それでも彼女にとって重要なのか?なんていう感じに首を傾げつつ部屋の中にいれるのであった*]
― 1/12 駅 ―
[改札を通ればいつものように彼女の姿を探して。
自分の経歴で言えば特別な日だが、服装は前回と変わらず。
バッグもいつものほうに戻っていて……特別感の無い、いつもの自分のようで。]
おはようございます理世さん。
今日はどこ行きましょうか?
[なんて白々しいことを訊いた。
服装とかが変わらないようにしたのも、生真面目に気を遣ったのかもしれない。*]
― 自宅 >>187 ―
じゃあ、会わせてねー
[ここまで言えば、会わせないことにはならないでしょうね]
んー?どうしたのー?
[と、にんまり笑ってみせます。はい、しゅんもお勉強したみたいですね。好きよ、勘の良い子は]
はーい
[離れで言った時と同じように、よい子のお返事]
わーい!じゃーんぷ!
[しゅんのお部屋に入ったら、真っ先に、しゅんのベッドにダダイブ!わー、しゅんの匂いー*]
ー そして当日に ー
おはようございます。
……わかってて、聞いてるでしょう?もう
[ちょっと拗ねたふりをする私は
今日もダッフルコート。中にはグレーのセーターと、モスグリーンのスカート
と、いった出で立ちだ。
華美にならず、されど普段着より
少しだけ女の子らしく
静けさなどを好む彼だもの
こういう格好の方がいいかと思って。
駅の彼の格好も。同じようだったため
ちょっと安心して]
>>193
んー?
って、ことは、しゅんは信じてたってことー?
[気楽じゃなかったってことは...?]
あの言い伝えー?
もしかして、これから、おみくじ買う?
― 自宅 >>195 ―
楽しー!超楽しー!
[は。これは、あれか、隠れてやるべきだったのか?
めっちゃ引かれてるのを感じつつも、やめられないのです]
だって、好きな人のベッドだよー?
ここで、しゅんが毎日寝てるんだーって思ったらさー
[と、寝返り打って、仰向けになります]
滾るわー
[どっかから受信した言葉をいただきました*]
― 当日・駅前 ―
え、っと、何のことでしょう?
もし良ければ、理世さんの部屋に行ってみたいです。
[普段ならば絶対に口にしない望み。
このあとの計画は分かってはいるのだけれど、言い出せなかったことを言いたかったのだ。]
はい、お邪魔させてください。
手土産はありませんが…。
[両親に相談したところ、高校生では必要ないとのことで。
なので、差し出された手に返すぬくもりだけ。*]
[調理も一段落して、二人でリビングでお茶を飲んでる時に、漏れた松田さんの言葉。
確かに周りは幸せそうで、皆の顔を思い出すと笑みが浮かぶけど、松田さんの続く言葉を聞いて苦笑する。]
ねえ、松田さん。僕は神様は良い仕事したと思うな。
ブッシュドノエル。クリスマスっぽいでしょ?
松田さんも、今度はきっと、一人で作れるよ。
筋は完璧だもん。
[そう言って微笑んで。
彼女が失恋したという話しは聞いてたし、僕が失恋したのなんて、周りの目から見ても明らかだろうし、僕からも告げてあるし。
山崎さんが転校してから、松田さん、優しかったしね。]
僕は初恋だったから・・・
それこそ、一生で初めての恋だったわけじゃない?
そんなすぐには気持ちは切り替わらないし。
次も失敗したらどうしようって、正直怖いよ。
でもさ。
何時かは、素敵な恋が出来るって信じてる。
それこそ漫画やゲームじゃないけど、おじいちゃんになってからかもしれないけど。いつかは、さ。
だから結構、未来に希望を持ってるよ。
今はまだ、胸が冷たくなったりするけどね。
[最後の言葉は、小さく呟くように。カップを見詰めて。]
[それから松田さんを見たら、ニッコリ笑った。]
松田さんがいつか恋人が出来てさ。
二人でクリスマスを迎える時に。
もしもブッシュドノエルを作る事になって、今日のことを思い出したら、笑ってよ。
あの時は若かったなって。
人生最後の恋になるって、思いこんでたなって。
これは僕の予想だけど、松田さんの良さに気付いて、言い寄る男子はいっぱい出て来るよ。
独り身でいたくても、周りが放っておいてくれないさ。
だからきっといつか、恋人とクリスマスを迎える日だってくると思う。
[ニッコリと頷いて。]
新しく気になる人が出来たと言うには、僕の心はまだ凍ってるけど・・・
いつか未来に、道が交差したなら。
もう一度、今度はクリスマスに、松田さんとブッシュドノエルを食べるのも良いなぁと思うよ。
もちろん。松田さんにも、選ぶ権利があるけどさ。
[最後にそう言って微笑んだら、温かいお茶のお代りはいかがかと、彼女に勧めただろう。*]
……はい。勿論です。
[そうして二人手を繋ぐ
お掃除とか前日ちゃんとやったし
……などをか考えつつ
貴方と手を繋ぎながらやってきた我が家
玄関にて招けば、がらんとした靴置き場]
今日は二人とも遅くなるので。
[何時ものことではありますが、と。
……二人でお祝い、しましょう。
微笑み、部屋へ案内するでしょう]
[部屋は至ってシンプル
ベッドに机に、クローゼットに本棚に
強いて言えば箪笥の一番上に
スケッチブックとアロマキャンドルが
置かれているくらいか
大樹君からのプレゼントは、何時も身に付けています
勉強机兼ローテーブルへと彼を招き
座布団を差し出す
彼が座ったならまずはと差し出す包みがひとつ]
[できるだけいつものデートを装っているけれど、敷居を踏まないように普段より意識して跨いだのは気付かれたろうか。
玄関に入れば広くスペースが余っていて、家人は留守のようだ。]
そうですか、助かります。
はい、いいお祝いになればいいなと思います。
[困ることは何もないのだけれど。
何時もと言われても目が輝くこともなく、部屋についていった。*]
― 新年 >>204 ―
あれー?叶わなかったの?
えー。じゃあ、しゅんは誰の名前書いたのー?
[あれれ?混乱してますよ]
それはねー。きっと、神社にも、"Angel"がいるんだと思うよー。神様の使途が誰かの思いを誰かに伝えるー。そんな感じなんじゃないかなー?
わかんないけどー
[シントーのことはよく分かってませんけど、きっと、そんな風になってたらいいなーっていう希望的観測も含めてです]
まあ、神頼みじゃなくって、直接伝えられれば、もっといいとは思うけどねー
少なくとも、わたしはそうしてますー!
しゅん、だーいすき。ってねー
[そして、わたしは、わたしの思い人を見上げて、その瞳をまっすぐに見つめます*]
お誕生日、おめでとうございます。
……貴方と出会えて、よかった。
[包みの中身は、黒色のパスケース
自分は紺色のものを持っているのでお揃いです
定期……というか
私のものには文化祭にて貰った、
彼の手作り定期を入れているのですが
それは通学鞄に大事にしまわれており
時々見返す、私です**]
[部屋に入れば。]
女の子らしいファンシーな部屋ではないとは思ってましたので…落ち着けそうな部屋で何よりです。
僕の部屋と雰囲気が違ってたら寝れませんものね。
ありがとうございます。
[座布団を受け取って、ローテーブルの傍に座れば。]
― しゅんのお部屋 >>206 ―
だって、わたし、まだ子供だもーん
[少なくとも成人はしてませんしね]
てへ。何色だったー?
[しゅんのベッドの上で、寝転がったまま、スカートの裾を押さえて。ちなみに今日の下着はlawngreen◆色だったんじゃないかなー。いわゆる、勝負下着ですお*]
[差し出された包を開ければ、パスケース。]
ありがとうございます。
毎日手にするもので嬉しいです、ちょうど買い替え時期でしたし。
[謝辞を述べれば、ポケットから現況のパスケースを取り出す。
言う通り、なかなかの塩梅にボロくなっていて。
日々使っている六ヶ月通学定期券を新しいパスケースに引っ越し。]
……ケースは変わっても、中身は変わりませんから。
[ちょっと照れくさそうに、もう1枚。
彼女も持つお手製定期券の、原本の方も一緒に引っ越し。
間が持たないので、チェーンも付け替えてズボンのベルトループにフックを掛けるまで通して行った。**]
何度も言う気はないからよく聞くようにな。
好きだ。アンジェと一緒にいる時間を愛しく思う。
[見つめて、照れも交えずにいったあとふと視線を逸らす]
お互い初恋はビターだったわけだね。
[ビターを通り越してブラックな話かなとまた苦笑い。]
蒼生くんは大丈夫だよ。
怖くても、逃げずにいられる
人だから。
春は暖かいから...きっといつか暖まるよ。
[唾つけてりゃ治るなんて傷をほったらかしにできちゃうのが男の子のよくある。
蒼生くんがどうなのかはわからないけど...少なくとも、心の傷は唾なんかで治らないことに、そこに男女の差などありはしない。
それに彼は真っ直ぐで、それでいて痛みに敏感に見えた。あの頃も、今も。真っ直ぐで不器用な。
恋は異性に馬鹿にならなければできないし、馬鹿になれないと痛みに鈍感になれないのだから...今の彼の心境は当然といえば当然なのかもしれない。]
[じゃあ時間が経てば傷は治るのだろうか。
けれど、その時には多分、私は海の向こう。
時間を無視して、今ここであなたの傷を癒してあげようなんていう傲慢さは持たないけれど。
私達が手を取り合ったら?
彼の手を掴んだら?
きっとその先は......傷を舐め合うだけの延命治療。互いの足を引っ張り合うだけの泥沼。思い浮かぶのは私達じゃない誰か。
それでもとプライドも全部投げ捨てて彼に縋るほど、やっぱり私は彼に馬鹿にはなれない。私にとっては彼も大事な友達だから。]
そっか。
[彼に言われると不思議と元気がでるのは彼がまっすぐだと私が思っているから。
まだお茶の入ったマグカップを置くとふぅ、と一息。
マグカップは暖を求める私にとっては皮肉な程に暖かい。
思えばこの時だろうか、彼に初めて進路を告げたのは。これまでの事も、今日の事も、これからの事も。私の大事な思い出。]
私...卒業したら、アメリカに行く予定なんだ。
だから...向こうで知り合った人には自慢の
友達がいるって...蒼生君や皆の話をする予定。
それはお互い様じゃない?
でも、大人になっても...相手がいたところで、結局お互い
苦労しそうだなぁ
[甘美な思い出も、苦くて素敵な思い出も、人はそれを薄めて大人になっていく。皆も、彼も、私も。]
その時はその時だね。
未来は何があるかわからないから。
[でも一度辿った過去と現在はもう変わらない。
これはもしもの世界線。私の辿らなかった過去が紡ぐたらればの未来。
傷を舐めあってもいいと思えるほど私の感覚が寒さで麻痺していたら。
お代わりを訪ねる彼に、温かいお茶よりも、暖かい貴方が欲しいといえるような高慢で馬鹿な私なら............]
うん、おかわり
いただきます。
[彼を凍えさせずにいられたのだろうか。]*
[松田さんは卒業したらアメリカに行くと言う。>>220
その言葉を聞いて、僕が一番に思い浮かべた気持ちは、「良かった」とか「嬉しい」とか、そんな安心と喜びに満ちたものだった。
だからきっと、僕の視線も緩やかに和んだんじゃないかな。
人の心の機微に聡い、松田さんにはバレてしまったかもしれない。
バレたら、小さく微笑もう。その後、ちょっぴり苦笑しよう。]
あのね。こんなこと言うと怒られるかもしれないけど・・・
松田さんが、卒業後の進路、しっかり決めてるの、なんか嬉しいな。
おめでとう。頑張って。応援するよ。
[幸せそうに笑って。それから思わずうるっと来たのを胡麻化して、少しだけ目元を押さえてまた笑った。]
前にも、試験前に、少し進路の話ししたよね。
僕、松田さんが中学に来なくなった時・・・
ごめん。うまく言葉に出来なくて。
[一度息を吐いて、吸って。
気持ちを落ち着けようとしたけれど、うまく出来なくて、困ったように松田さんに微笑んだ。]
うまく言えないけど、その、ずっと・・・
ずっと、僕は松田さんを友達だと思ってた。
君が僕を友達じゃないと言った時も。
僕が良い友達を持って嬉しいって言った時に、何も言わずに微笑んでた時も。
僕はずっと、松田さんを友達だと思ってた。
だから・・・
[じわりと目元に涙が滲んでしまって、どうしようも無かったけど、一度鼻をすすって、松田さんに微笑んだ。]
だからね。
君が進路を決めたことが。
未来を見てる事が。
何よりも嬉しい。
僕を自慢の友達だって言ってくれることが。
どんな言葉より、嬉しいよ。
ありがとう。
前を向いてくれて。
僕を友達だって言ってくれて。
ありがとう。
[そう言って笑った後、目元の涙をぬぐって、破顔した。]
向こうで恋人が出来て、結婚する時は、是非呼んでね?
旅費は自費で駆け付けるから。
[なんて笑って言ってから、それから本当に嬉しそうに微笑んで。]
何時かは暖かな春が来ると思うけれど・・・
まだ傷を、直視することすら出来ない、秋と、冬を。
温めてくれたのは、松田さんでした。
ありがとう。
あなたの幸せを、ずっと願ってる。
どんなに遠く離れた、空の下からでも。
[そう言って少しだけ恥ずかしそうに微笑んだ。*]
私、あのままだと蒼生くんまでいじ
められると思って、怖かったの。
[怖かったのは蒼生くんがいじめられることであっても、周りの人ではなくて。正確には違う。私が本当に怖かったのは...。>>225]
私のせいだ、って。
蒼生くんに言われるのが怖かった。
本当は...あなたに嫌われるのが怖かった。
どこかで...恨まれてるかもって、思ってた。
[そんなんだから彼がずっとその棘で見えない血を流していたことに、気づいてあげられなかったのだろうか。
心が傷つくだけ流血する仕組みであったのならこんなにも悩むことはなかったのだろうか。]
馬鹿みたいだよね。
蒼生くんは違うって、わかってるのに。
私が怯えて、結局蒼生くんを傷つけて。
[ずっと彼に対して思ってたことをぽつりと呟いて苦笑いを浮かべて。]
[また1人になるのが怖いのは1人じゃない世界を味わってしまったから。また1人になる恐怖を捨てるには...自分から1人になるしか選択肢はなくて。
蒼生くんと離れるのが怖くて、私は自分から遠ざかって。学校から逃げた。
悪いのは私で、お礼を言うべきなのも私なのに。]
ずるい、よ......もう......
[目の前の彼が口にする「ありがとう」は...恋人同士のキスよりも、今の私にはずっと暖かくて。>>226
私から「ごめんなさい」の一言を、「ありがとう」の一言を言う気力さえも溶かして奪ってしまう。
気づいたら、抑えてた涙が頬を伝って零れていて、それでも柔らかな微笑みを浮かべていた。]
[零れた涙を指で拭うと、ぎゅーっと彼を抱き締めて。
ハグは別に恋人同士がするものとは限らない。恋愛じゃなくても。親愛でも。それだってひとつの愛の形だ。]
ありがと...私の、友達でいてくれて。
ありがとう.........
[まだ涙で声が震えてしまうけれど、ちゃんと言葉にした。
言葉にしなきゃ駄目なことがあるとしたら、今私が言葉にすべきは、あなたは私の大切な友達であると、ただそれだけ。
彼の心に深く刺してしまった棘を優しく引き抜くように、彼の背中を、優しく撫でた。]
[感無量で彼の続いた言葉に何も言えなくなっていたけれど、少しだけ落ち着くと彼から離れる。>>227]
まだわかんないよ
こっちに帰ってくるかもしれないし
向こうにいるかもしれないし。
[落ち着いて、スッキリした様子で小さな笑みを浮かべて答える。大学を目指して、その後のことはまだノープランだから...。気が早いよ、とからかうように返して。]
ううん。感謝してるのは、私の方。
蒼生くんの気持ちが凄く嬉しいし
私も、蒼生くんが前を向いて
未来を見てくれたら嬉しい
私も、あなたの幸せを願ってる。
ずっと。
[いままで私が勝手に願ってた他人の幸せとは違う、純粋な気持ち。
恥ずかしそうに笑う彼につられてまたひとつ笑って。もう少しだけ、この日を堪能していただろうか。]
[時間はあっという間で、帰る時間が来てしまったのなら、あとはお開き。彼の両親と妹さんにお邪魔しましたと笑顔で会釈して。]
またね。
[私の大切な友達に、そう笑顔で告げた。
これはほんの冬の一日。恋愛の叙事詩には載る事の無い話。私の、冬の大切な思い出。]**
[夏が、私を置いていった。
秋が、彼を置いていった。
彼を縛った過去も、私が抱えてしまった闇も。雪に包んで冬に置いてきた。
私を、彼を縛る鎖は、昇華して、この冬に置き去りにしてしまおう。
帰り道、小さなスキップで私は帰路に着く。抱えていたものを全て外に放り出したから身体が軽い。
口から出る白い息は、時間が経つに連れて思い出と一緒に薄れていって。
冬を置き去りにすれば、もうすぐ春が来る。]
[彼への贈り物は、幾つか考えていたが
いつも身に付けるものがよくて
気に入って貰えて良かった、と
ほんのり笑みを浮かべた
彼が新しいパスケースに、
定期を入れ替えるとき。もう一枚
あの文化祭の日のものを見て
ぱちん、と切符を切るジェスチャーをして
込み上げる愛しさを眼差しに滲ませた]
[少しだけ待っててね、とお願いして
部屋から離れ、戻ってきた際には
お盆に乗るのは切り分けられ皿に乗ったチーズケーキと
温かな緑茶の入った急須、二人分のコップだ
どちらも手作り。なのは内緒にしておいて
どうぞとすすめつつ]
……お口に合わなかったらごめんね。
[一応、味はいいはずだ……味見係に抜擢された
父が味音痴でなければたが**]
― 満天の星空を見に ―
[星がきれいなところ、で検索したら出てきたところへ
行きたいと言ったら
OKしてもらえた奇跡
というより、うちの両親のほうが乗り気で、うちの家族旅行に美亜が参加する形になってしまった。]
[部屋にひとり残れば、正座のままなんとなしに見渡して。
タンスの上にあるものが気にはなったけれど、許可なく見るような真似はせず。
やがて戻って来た彼女が携えてきたのは、クリスマスのとき我が家が出したものと同じラインナップで。]
気に入ってくださったのですね
僕が作ったわけじゃないですけど嬉しいです。
[自分も半信半疑だったけれど、確かによく合った。
緑茶でよく眠れるにしても、では毎回和菓子でとなると高校生には少し味気ない話だったのではまさに革命的と言えた。]
[勧められると]
…………。
[味覚について鋭敏というわけではないが、理世の様子からして通常のケースではないのが分かる。
この組み合わせについての不安は半月前に払拭したばかりなのだから、口に合わない可能性があるとすれば緑茶かチーズケーキ自体ということになる。
つまり…信頼性のある市井品ではないということだ。]
[なので彼女の手作りなのは予想がついたのだが。
では口に合わなかったらどう言うべきか――気の利いたセリフなど当然言えるわけもなく。
その意味で、フォークを口元に運ぶ際、彼女以上に緊張していたと言えるかもしれない。]
はぁ…。
ふぅ…。
[一口食べて、安堵の吐息。
そしてお茶を一口飲んで、安らぎの吐息。]
美味しいです、すごく。
うちで食べるときもこれがいいぐらいです。
[正直に回答すればいい味わいだったので、思うまま。
もっと讃える言葉はあったかもしれないけれど、一口ごとに顔が緩むのでは喋りようがなかった。
元の美味しさもあったろうけど、とにかく舌が合った。]
[最後にコップをしっかりと両手で持って緑茶を飲み干して。]
はぁ…お茶も美味しかったです。
…………。
[何か思うことがあったのか、手にしているコップをじっと見ていた。*]
[現地のホテルまでは我が家のミニバンで、星空が見られる場所まではホテルの送迎。
渋滞を避けるために夜中に出発するけど、マイカー旅行の良いところは好きなところで休憩がとれることと、
道中は眠っていても平気なところ。
出発が夜中なので前日に我が家へ来てもらうことにした。]
ちょっと大掛かりになっちゃったね。
またいつか、二人だけでいこうね
[そんな機会は、作ろうと思えば何度でもあるだろうから。*]
[松田さんにハグされて、思わず挙動不審になりそうだったけど。
自分も少しだけ、ぎゅって抱きしめて。
腕の中から彼女が出て行ったら、ニコリと微笑んだ。
と思ったら、松田さんは渡米は決まっていても、戻ってくるかもしれないらしい。
思わず赤くなってしまう。]
それは・・・
僕はずいぶん先走りました。
[恥ずかしくて敬語になりながら。]
[未来を見て欲しいと言われて、思い浮かんだのは、彼女がLINEに投稿してくれた写真だった。]
あのさ。松田さん、インスタとかやらない?
僕もやってないから詳しくないけど。
LINEにラーメンとか、皆の写真とか、載せてくれてたじゃない?
編集委員、頑張ってくれてたし。
人物写真じゃなくて良いから。
食事とか、風景とか。
松田さんの日常が、感じられたらなって。
離れても、クラスメイトとの繋がりが、出来たらなって思ったんだ。
良かったら、考えてみてよ。
[そんな事を、思いつくままに話して。]
[それから自分のことも少しだけ。]
小説。書こうと思う。
ずっと書けなかったけど、今なら、書ける気がするんだ。
[楽しい時間はあっという間に過ぎてしまって。
「またね。」と言う時、酷く寂しい気持ちがした。
微笑んで彼女を見送りながら・・・
ずっとずっと、書けなかった、思い浮かばなかった物語が、頭の中を駆けまわっているのを感じていた。
それはありふれた物語。
少年と少女が出会って、手を取り合って生きていく。
少しずつ、大事な人や、宝物が増えていく。
出会いと、成長を描いた、物語だった。*]
─ 星空を見に ─
[当麻くんと星空を見に行く約束は、早くても高校を卒業した後に叶うものだと考えていたけど、高2の夏に行ける事になった。
当麻くんが頑張ってくれたのと、当麻くんのご両親のご厚意によって。
美亜の両親も資金提供と姉兄の説得をしてくれた。両親同士で子供たちの居ない飲みの席とかで、当麻くんと美亜を将来結婚させたら良いのでは、という約束とも言い切れないくらいの話があったのではないか、と、美亜は最近思っている。
姉兄両親にお土産を買ってくる約束をして、前日に当麻くんの家へ。ご両親にきちんと挨拶とお礼を言い、車が出発する時間までみんなでお話しようと思っていたら、当麻くんの部屋にふたりきりにされたので、ゲームとかしながら過ごした。
どちらにしろ、運転する人は今のうちに仮眠をとっているだろう]
[車に乗った後、乗りなれていない美亜はドアを閉めるのを忘れたり(家に自家用車はなく、タクシーもバスも電車も自動ドアだし)したけど当麻くんにフォローしてもらって、トイレ休憩のサービスエリアで神楼や世亜比無近辺にない食べ物とかを見てはしゃいだり、車窓から通り過ぎる夜景を見たり、車の振動で気持ち良くなって眠ってしまったり、当麻くんと一緒に朝日を見られたり、行きの車中も楽しい時間だった]
まさか、こんな事になるなんて思わなかったけど、結果オーライだと思う。うん、今度はふたりで、その時は冬の星座かな。オリオン座とか、見つけやすいし。
今日は、デネブ、アルタイル、ベガ、を見つけようね。
[君の知らない物語の歌詞になぞらえて言って、愛おしげに当麻くんを見た*]
[車の運転は両親が交代で、休憩は多め。
最近はサービスエリアに温泉がついていたり遊べる場所があったり、サービスエリアが目的地、という旅の仕方もあるらしい。]
夏の大三角、見つけられるといいね。
[美亜を見つめて微笑んだ。]
― 真夏の天体ショー ―
[ホテルに着くと、先に食事で、それからバスで星がみられる場所。そこは冬はスキー場になるらしく、駐車場からゴンドラに乗ってさらに高い場所で見ることに。]
『今夜は星がよく見られそうですよ。』
[ホテルの案内の人に言われて、期待が高まる。
そして時間はあっという間に過ぎ去り、天体ショーの会場へ。
シートを敷いて、寝転がる形。
二人だけで人の少なめの場所を陣取って並んで寝転ぶ。
カウントダウンが終わり、すべての照明が落とされると……]
わぁ……
[目が慣れてくれば、広がるのはまさに光の絨毯]
あれが天の川…だから…
[帯状にぼんやりとかかる天の川。去年見たプラネタリウムと同じ。
そこから]
あぁ、あれが…
[美亜だけに聞こえるくらいの小声で指差して
デネブ、アルタイル、ベガを見つけて]
見つけたね、綺麗だ
[くすくすと笑う。]
[それから、ポケットから何かを取り出して]
美亜、ちょっと手、貸して
[手をとって、何かをつける。薬指には冷たい感触が伝わるだろうか。]
誕生日おめでとう。
それから、将来、結婚してください
[遅れた誕生日プレゼントと、かなりフライング気味のプロポーズを*]
あ、あわわ。
そのコップ、何か変なところありますか?
[何を隠そう。それは中学生の社会見学にて
轆轤体験をした際に作った奴である
コップというか、湯飲みではあるが
―――その際なぜか窯元の人に気に入られ
月に一度通ってぐーるぐる轆轤を回していたりする
……あ、穴とか開いてないよね。と
じんわり冷や汗*]
[当麻くんのご両親に暖かく見守られながら食事を終えた。どこの家も母親が強いものなんだな、という認識は果たして合っているのか。
もう、ゴンドラに乗った時点で外の景色に釘付けになってぼーっとしてしまい、当麻くんに心配させたかもしれない。
ゴンドラから降りて、ふわふわした足取りで歩いて当麻くんに支えられたりしながら、周囲を見渡す。星を見に来ている人が、凄く多いと思う。美亜たちもそのうちのふたりなんだけど]
晴れて良かったね。
[なんて言いながら、寝転がって空を見る。夏の星見とか、もっと大変なものだと考えていた。暑さ対策とか虫対策とか。
手足を伸ばし、ゆったりと降るような星が見られるなんて思ってなくて、林間学校の時に見上げた星よりも多くて、綺麗で、言葉を失う]
[照明の落ちた闇の中、プラネタリウムみたいに動きはしない空。人が少ない場所を選んだとはいえ、ふたりきりではないのに、無限にさえ思えるくらい拡がる星空と、当麻くんしか視界に入らないし、他の人の声も耳に届かない。
天の川、デネブ、アルタイル、ベガ……
当麻くんの指差す先にそれらを見つけることが出来た]
織姫も彦星も、見つけられたね。
[綺麗とか、凄いとか、ありきたりな言葉しか浮かばない。でもこれで、織姫もひとりぼっちじゃない]
見つけてくれてありがとう。
[星だけじゃなく、私も]
[霞み始めた視界の中、当麻くんの動く気配。言われて出した左手に、優しい手が触れる。薬指に冷たい感触。
どんどんぼやける視界に左手をかざす。瞳に映るのは赤い星]
アンタレスより先に、凄いの見つけちゃった。私にとっては、……1番星より嬉しい。
[当麻くんの言葉を聞いて、大粒の涙が溢れ落ちる]
ありがとう、う"ん"。けっこん、する、したい、してください。
[君の]あなたの 隣がいい。
言って良かった。言ってくれて良かった。もう、離さない。
[寝返りをうって当麻くんに抱きついた*]
[なんだか、彼女が慌てている。
チーズケーキのときの不安げな様子に通じるものがあったことにようやく気付き。]
もしかして、これも、ですか…?
あ、いえ。
うちでお茶飲むときいつもコップですから、湯呑があったらいいなと思ったんです。
僕たちの専用のというか。
揃えようと思ってましたが…
せっかくですし、今度作りに行きますか?
理世さんがこねて焼いて、僕が名前書き込んで…。
[なんて希望の道筋を述べてから。
そこで何かに気付いたか。
いったん顔を伏せて、赤い顔して見つめて。]
[今までも、将来を誓い合うことは何度もあったけれど。
初めて、具体的な言葉に行き当たったのだ。]
――ふたりの、"夫婦"湯呑を…。*
[それから、デザインや色とかはどんなものがいいかと
先程視線を遣ったスケッチブックを手に取り
ぱらぱら、とページをめくる
飛ばされたページには皿や花瓶などのデザインもあるが
それは兎も角。白紙のページにたどり着いたなら
早速、どのような色合いや大きさにしましょうか、と
目を輝かせながら問いかける私がいたのでした*]
[それから気になっていたスケッチブックが広げられれば、様々なデザイン画が。
新たなページに描かれていく新たな陶器のデザインのために、様々な相談。
希望とかお互いのイメージ、今回までの飲むペースや持ち方の記憶など出し合って。]
それじゃここに、こう縦に2文字で。
大きさはこれぐらいでしょうか。
[自分と彼女の名前を書き込むスペースも決めて。]
[話に夢中になっていれば急須のお茶はすっかり空になっていて。]
ごちそうさまでした。
何度も言ったかもですが、とても美味しかったです。
…あ。
[そう言っていつものルーチンで壁のほうを見た。
コチコチと鳴る古時計が指す時刻を見てそろそろ休みましょうというのが流れだったが、ここにはその古時計は無く。*]
[真夏だけれど薄手のパーカーが必要な程度。
抱きつかれて、抱きつき返して
暗闇なのをいいことに唇を重ねる。]
ここで言おうって思ってたんだ。
[ひんやりした空気の中、顔は真っ赤になっているだろう。それでも、今だから言いたかった。
満天の空の下で、誓いを。*]
色合いも落ち着いた感じがいいかなって
あ、いいですね。大きすぎず丁度良く。
では日程は……と。
[各々の希望を伝えあい、様々なことを話し合い、
大まかなデザインや大きさがきまったところで
共にお腹もくちくなって、そろそろ恒例の
お昼寝の時間……なのだが
そうだ、彼の視線と共に壁に目にやったけれど
そこには普通の時計しかない
私は少しだけ考えて]
そういえば、時計の音って心臓の音に
似ているらしいです……その、なので。
[ブランケットをかぶって、えいっと彼の背に抱き着いてみる。鼓動の音が伝わる様に]
[触れ合った唇は熱く、ほんのりと塩味がした]
……うん、……うん。
[もう、泣くか頷くかしかできなくて、嬉し泣きが止まるのにかなりの時間を要し、結局アンタレスは探せなかったけど。
もう、持っているから見つけなくてもいい。
ゴンドラに乗って下界に戻った後、当麻くんのご両親が美亜が泣いた事に気づいて一悶着あったようだが、母親が美亜の指に輝く星に気づき、騒動は集結した模様。
学校に通う間、指輪はチェーンに通してネックレスにして、こっそり身につけようと思う**]
素敵な話だとは思います。
実際、僕の心臓の音はよく聴こえるでしょうが……。
[本人ごと背中にかぶせられたブランケットが落ちないように引き絞って。
自分の鼓動がいつもより大きいのは背中の感触のせいだ。]
とりあえず寝てみますか。
……僕も、欲しいなぁ
[抱き着ける相手が居なくて、両腕を彷徨わせた。
何にしても今回は自分のベッドではないので先に潜り込むわけにもいかず。*]
[ぎゅっと背中に抱き着けば
被った毛布は引き寄せられてぴったりと
彼に引っ付く感じになっている
あ、聞こえる。貴方の音]
……聞こえます。少し早いけど
優しい音。
[ほわんと顔をほころばせつつ抱き着いていたが
……私は抱き着いているけれど
彼の腕には何もない状態で
私は声を聴けば、ゆるりと腕をほどき
肩に手を置いて、一緒に入りましょう?と
耳元で囁く
抱き着いた腕をほどいたから、今ならば
向かい合って眠ることもできるかな?って*]
[異性の、想い人の部屋の。
その人が夜毎横たえるベッドに。
その本人から一緒に入りましょうと囁かれれば。]
……これは、絶対に死にたくないですね。
[一緒に眠るだけとはいえ、いつもと違うコメントを出して。
ぐるんと体を反転させれば彼女と向き合って、腕を回して。]
それじゃ、おやすみなさい。
[目を閉じて口付けて…そこから眠りに…………]
理世さん……
貴女の心臓の音、聴いていいですか…?
[いつもの古時計が無いぶん、眠りに落ちるまでが遠かった。
だから愛しい人の心臓の音を代わりにと。
……そして、心臓以上に安らげるものも求めて、寄り添う中、体を足方向にずらした。*]
死なないで長生きしてくださいね?
……共白髪が理想です、ので。
[なんて言いつつ、共寝の誘いと手招いて
貴方と共に向かい合って眠り
……眠り……]
むにゃ。ん……
いいですよ。 ふぁ……
[私はウトウトしていたものだから。
了承の返事と共に頷きを1つ
あれ、何だか体が移動しているような?
乱れ髪の中、抱いていた手がどうも肩方向に
ずれているような……などと思いつつ、微睡みを*]
男性の場合は老いてからの白髪は保証しかねます。
理想に反したら謝りますのでどうか許してください。
[なんて生真面目に回答して。]
では、あらためておやすみなさい。
はぁ…やわらか、ぃ…
[体を丸めて、彼女の慈愛の象徴に頭を埋めて。
その心臓の音とやわらかい反発力に包容されて、今度こそ眠りに落ちた。*]
[目が覚めれば……]
…――っ!?
[もともと寝相が良いので、ずっとこのままだったらしい。
寝付く直前の記憶が蘇る前にパニックに。*]
― 新年 >>214>>215>>216 ―
やっぱり、しゅんは意地悪だー!
[けらけら笑いながらそう言います]
そうねー。たっくさん、たっくさんお仕事したんじゃないかなー?
[しゅんの冗談にお付き合いしますよ。
そして]
え。
[と、わたしは絶句するのです]
不意打ちズルいー!もう一回言ってー!
[屋台に向かうしゅんにそう言って文句を言います。でも、どうせもう一回は言ってくれないのでしょうね。後ろから、とんと軽く突くように背中に触れてから、しゅんの肘に腕を回してぶら下がるようにして]
にひひひー。わたしもしゅんが好きー
理世さん……
[位置関係の都合でぎゅっと抱き締められるのは頭部近く。
パニックになり逃げようとしても押し付けられて。]
……これは、死んでもいいかも。
[すきすき、なんて声も聞こえれば。
すりすり。*]
― しゅんのお部屋 >>221 ―
きゃー。アタリー!
[寝転びながら、きゃっきゃと声を上げます]
へへー
[しゅんがわたしに覆い被さっても、表情は変えないまま]
小悪魔ー?違うよー、天使だよー
[しゅんの首に手を回して*]
[あるいみで天国までご案内しつつ
ぎゅーっと抱きしめていたのですが
やがて覚醒したところで]
……ん……!
!!!
[今度は私がパニックになる番
とはいっても慌てるのではなくフリーズといいますか
とりあえず無意識に行動したのは
寝ぼけた時と一緒で。ぎゅっと彼の頭を抱きしめることでした
顔が真っ赤なのでほてりを覚ますまで
見えないように、との思考回路ではありますが
逆にあててんのよ状態になっていることまでは
頭が回ってないようです*]
〜〜〜〜っ!!?
[そこからどう逃れたのか緩められたのか。
過ぎたるは及ばざるが如し、至福すぎると毒になる、要するにバーストというかドボンなのを理解した。]
…すみませんでした。
[少し後、ベッドの上で平伏する男1人。*]
[まぁそれからなんやかんやあって]
あ、謝らないでください……
私が寝ぼけたのが悪くて……ですね……
[平服する彼にあわあわしている私である
それでもまた一緒に寝たいわけなので
彼の手をぎゅっと握って]
――次からは、あれです。
お互いの手をつないで眠れば
良いのではないでしょうか!
[ナイスアイディア!と目を輝かせる私の頭の出来は
お察しください*]
蒼生瑛流と書いたな。
クラスメイトとして好きなやつに気持ちが届くならな。と思ってな。
あいつは人に期待しないやつらしい。その癖して誰かと仲良くしたいとか、期待してもらうことを諦めてるようにおもえたけどな。
なんてアホで不器用で寂しいやつだってな。
[意地悪を二つするのも悪いからだが、なんともな中身のお御籤の名前を口にする。
それもあってアンジェに、仮の恋愛相談なんかもしたのもあったが]
気づいたら自分の幸せのほうを優先することしてるなんて、なかなか不可思議だけどな。
[アンジェを見つめつつ答える*]
[ぎゅと握られるさまが伏せた顔から見えて。]
はい、そうしましょう。
手首の脈拍をとりあえば代用が効きますし。
…ありがとうございます。
理世さんの優しさに甘えさせていただきます。
[間違いなく気を遣われたというか許してくれたことと思って感謝を。
数字の6と9のように逆さま同士で眠ったら相手の心臓を聴きあえるのではないかという提案は封印することにした。
なんてことをしていれば、外の明るさはどうなっていたろうか。*]
― 新年 >>284 ―
え、えいる?
[一瞬、ポカンとします]
え、えっと、それは...
[少し考えてから]
しゅん、ゲイって、ことはないよね???
[と、思わず、そんな冗談とも、本気とも言えない言葉が出ました
が、なるほど、そう言われてみると、何故、わたしにえいるのことやら何やらを聞いてきたのは、彼の中では自分はあまりなく、えいるの事が心配でわたしにその辺のことを聞いてきたと...そういうことなのでしょう]
ふふふ。なるほどねー
でも、しゅんは、アホでもないし、寂しくもないけど、不器用なところは似てるわね。
ううん、えいるは不器用じゃないと思うー。ただ、変に頑固で自分の考えを変えられないって感じなんじゃないかなー?
わかんないけど
しゅんは今でも人の幸せを優先してるよー
今は、わたしかなー。
[甘酒を抱えながら、そう言います*]
― 卒業式の前の週 >>22 ―
[千秋から編集部員として撮りためたデータと、収めたアルバムを託された。
協力は申し出ていたのだが、編集作業もほとんど1人でやったらしい。
ただ、これを配布するのだけは自分がやることに…。
それで仕事のバランスを取った、とは思い難い。
自分も撮るには撮ったが、あのクラスの風景を形としたのは間違いなく彼女の功績で。
アルバムがその結晶だとするなら、これをみんなに渡すのも彼女の役目だろう。
しかしのその功績を誇るのを捨てて自分に託したのだ――つまり、渡す時に彼女はその場に居ないのだと。]
……わかりました。
必ず、みんなに。
[それ以上のことは何も訊かないことにして。
委員の相方として、託されたことを遂行するのを約束した。**]
― しゅんの部屋 >>289 ―
えー。そうなのー?わたしは十分もらってると思ってるけど
あ......
欲しいのは、言葉かなー?
まだしゅんがわたしに言ってない言葉あるよねー?
[と、この時点では分かりませんが、年越しまで保留されている(将来視点)言葉を強請りました*]
【ご挨拶】
村建てです。本日最終日となります。
長丁場お疲れ様でした。
改めまして、神楼学園15にご参加いただきありがとうございました。
23時頃に卒業式ロールをおとしていきます。
尚、人狼SNS魁にご登録されている方には、「【恋愛村:神楼学園高等学校】R18」コミュへのお誘いを。
http://jinrosns.net/sns/web/co...
まだご登録のない方には、ご招待メールをお送りいたします。
神楼学園にご参加いただいたことのある方々をお招きしてのコミュです。是非ご参加ください。
沢山甘えちゃってください。
その分私も、甘えますから。
[だから次も、を期待して。
感謝を受け入れ私は微笑むのです
逆さ同士の場合、顔が見えないのが寂しいので
多分提案されたら反対していたかもしれません
……なんて話し合っていれば外はすっかり茜色
もうそろそろ、電車に乗って帰らないと
つくのが夜になってしまいそう
名残惜しく、彼の服の裾をちょんっとつまんで]
また、来てくださいね。
[お待ちしてますから。と
――それからまた、貴方の家に遊びに行っていいですか?*]
そうですね
やっぱり理世さんの顔が見えるのがいちばんです。
[真面目に反省して。
そして気がつけばもう空は赤く、素敵な誕生日は暮れようとする。
立ち上がれば、服の裾を引っ張られて――]
えぇ必ず。
こう過ごさないときも1回だけは。
[なんて約束して。]
[逆にまた場留多に――と聞かれれば。]
えぇいつでも。
これがある限り、ずっと……。
[パスケースを取り出して、ふたりだけの定期券を見せた。*]
― 自分の部屋 >>297 ―
ぶぶー。はずれでーす
[そう言って、身体をズラしたしゅんの小脇を抜けるように、しゅんのベッドを降りました]
もし、しゅんがこの言葉を言えるようになったら....
この続きしよ?
今日は帰るねー
[そう言って、しゅんの部屋を出て、家路につくのです。帰り道は、行きと同じく、バス停までしゅんが一緒に着いてきてくれることでしょう*]
→初詣へ
[西日がほんのり、カーテン越しに部屋を染めるなか
夕日のせいではない、染まった頬で私は貴方と
交わした約束に笑みを溢す
二人の定期券は、私の鞄のなかに常にあり
あなたの手にも、また]
……はい。ずっと、です。
[指切りげんまんはなくても
交わした想いがあるかぎり、きっと
この約束は違うことはないと
私はそう。思うのでした**]
― 新年 >>294 ―
じゃあ、しゅんは、えいるも魅了しちゃったのー?
[同じく笑いで返します]
うん。わたしは、しゅんと出会ってから、ずっと幸せだよ?なんのかんのと大切にしてもらってきたなーって思ってる
...まあ、しゅんにとっては、「思いの外」ってところはあったかもだけどね?
...ところで、あの約束って覚えてるの?しゅんのお家に遊びに行ったときの
[と、再確認するように尋ねるのです*]
−ナレーション−
神楼学園に入学した生徒たちの初年度はあっという間に過ぎた。
悲喜交々の恋愛模様を残して。
そして、2年、3年と過ぎ、彼らの高校生活ももうすぐ終わり。
この物語も、そろそろ終わりを迎えようとしている。
−ナレーション−
様々な出会いがあった。
楽しい、そしてちょっぴり切ない高校生活。
────いつかはそれも終わりがくる。
でも、その終わりは、また次の始まりに続いていく─────
[教頭の開会の辞で卒業式が開始される]
校長の挨拶 1分(恒例)
PTA会長の挨拶55分
来賓1の挨拶76分
来賓2の挨拶31分
在校生代表の送辞11分
― 進路 ―
[志たるは、書家。]
おみくじとか、定期券とか、夫婦湯呑とか……
書道は、僕が理世さんと出会って記念のものに役立って来ました。
だから、もっと究めて、もっと理世さんへの気持ちを表せるようになりたいんです。
[という理由で。
堅実に公務員な両親と比較するとかなり思い切った道を選んだものかもしれない。
何しろ、書家になるためにはいきなり困ったことがあって。]
理世さんと、同じ大学に通えればよいのですが……
[書道は芸術とは少し趣が異なって、芸術学部とかではなく、東洋学の一部と扱われていたり、書道の教員免許があるから教育学部にあったりとか、美術のいち領域とはみなされていないのが現況である。
ましてや書道学科となると大東文化大学ぐらいしかないらしい(他は女子大)という狭き門なのである。
いや志すだけならどうとでもあるのだが、愛しい人と同じ大学にとなると非常に難題である。]
[彼女が陶芸を本気で志し、芸術大学を選ぶ話はどこまで聞いていたろうか。
どう悩んでも上手いこと道が重ならない、と思い悩んでいたのだが――]
あるんですね、そんなこと……。
[来春、新たに芸術大学が開かれるらしい、しかも自宅近くで書道コースもあると。
実績も何も無い新たなキャンパスを選ぶのは、自分の将来にとっては結構な賭けとなるのだが…]
理世さん…
貴女と出会って3年ですが……さらに4年ずっと一緒にいることを望みたいのです。
僕と、来てくれますか?
[新芸大のパンフレットを差し出しながら、両手を出した。*]
[芸術の大学は、割と少ない。
陶芸ともなると更に
彼ほどではないが、狭き門だ
進路は離ればなれになってしまうのだろうか
やだな。と、何時も身に付けている
定期券入れを撫でる
溜め息をつくと幸せが逃げるというが
一年生のときに、親しい友人や
世話を焼いていた奴が東京にいってしまったのを
私はあの寂しさを再び
きっと今度はより深く味わうのかと思うと
目の前が真っ暗になったような心地を覚えた
そんな三年生のある日
私の大切な貴方が持ってきた報せは]
-2年の秋-
[しゅんのコンクール優勝の報を聞き、わたしもそろそろ進路を決めないとと思い至りました]
しゅんは、留学するの?それとも、音大行くのー?
わたしは、アフリカに行こうかって思ってるんだー?パパがいる領事館の街
しゅんはどう思うー?
[以前から、時折、パリの音楽院への進学を仄めかしていた、しゅんだったので、多分そっちの方を取るのではないかと予想しておりました。お母様もいらっしゃるので、色々な意味で有利でしょう。本人は、あまりお母様の近くにはいたくはないようなのですが*]
いっそ書道と陶芸が学べる大学ができたらいいのに!
[と、叫んだ二年の頃
確かその時。互いの目指す道を話し合っていたはずで
明日から三年生、というときに
君の手には来春開校予定の大学のパンフレット
それに開設される学部を見たときに
私は即座に進路を決定した]
はい。ついていきます。
4年目も。5年目も……一緒にいたいから。
[貴方に抱きつき、告げる声は
少しだけ涙声で。でもそれは嬉しいから
来年の春が楽しみで。楽しみで。
……AO入試を、頑張ろう*]
[新たな芸大を誘致した市長は学園のOBらしい。
願いを聞き届けてくれたのかもしれないが…入試まで優遇してくれると思うのはさすがに虫が良すぎる。]
とても辛く当たることになってしまうかもですが……
受験勉強、一緒に頑張りましょう…ふたりとも合格目指して。
[抱き締め返せば、幸せのためには苦難もある。
自宅デートの日はお茶飲んで寝る過ごし方は改めなければならないだろう。
それでもこのひとと過ごすことには変わらないのだから。*]
[二年に進級しても、コンクールに参加>>306していた。
今年は、国内海外とわず60名のピアニストたちが揃う三年に一度の長丁場の音楽コンクールの前哨戦でもあった。
最優秀とまではいえなかったが、審査のファイナリストまで残り、その時の審査員に声をかけてもらった。
まあそれが、母から興味がでたら声かけてね。といわれてた繋がりであったり、元恋人らしいとかいう、ある意味いつものことを聞いたりもあったが、その人のレッスンを受けることとなり、留学することになると、進路が決まったともいえる。
その時には素直に、いてほしいと告げていた。高校生において、一番自分の中で力をいれていたことだからな。そのために寂しがらせていた時期は多かったかもしれない。
その辺りから学業よりも、進路にそった勉強に向かっていたのだが]
………なんでこうなった。
[アナウンスを受けた直後>>#7でもそう思うのである。
小学生のときに徒競走でこけたにも関わらず1位をとったときのような感じだ]
が、頑張ります……!
AOダメでも、英語と国語の
二科目だけみたいだから。センター
[国語は大丈夫だが、貴方との
キャンパスライフを目指して
わたしは頑張ると決意した
……でも、時々は
一緒に、寝よ?と。袖引くことは
許してくれますか?*]
[長い長い挨拶を聞き終えて、相変わらず目の血色が悪い男は登壇する。
睨みつけるような目つきの悪さも、入学の時より体格がよくなったことも含めれば健在どころかレベルアップしている。]
本日はこのような素晴らしい式を挙行していただき、ありがとうございます。
また御多忙の中御出席くださいました皆様方に卒業生一同、心からお礼を申し上げます。
[低い声は落ち着きをもって声をマイクに乗せて響かせる]
よしや身は 蝦夷が島辺に朽ちぬとも 魂は東の 君やまもらむ
この身は朽ちても主を守るために在り続けるという決意を詠った句です。
私たちはそれぞれの道を歩き出すことでしょう。ただ彼のように二度と会えないわけではない。伝えあうことができる距離にいられます。
別れの寂しさは、再会のときに肩を組み合える日となることを願い『なりたい自分』に向かって一歩ずつ進んで行きます。
これまでの三年間、学校生活を支えてくださったすべての方々に改めて御礼申し上げます。神楼学園の更なる発展を願って答辞の言葉とさせていただきます。
[礼をとって、答辞を終え、檀上よりおりていった*]
もう…
じゃあ寝る時間を半分にして、時々の頻度を2倍にしましょうか。
僕だって理世さんと寝たいんですから。
[袖引かれれば、もちろん腕に収めた。*]
>>309
[最優秀と聞いていたのは、よく聞けば前哨戦のファイナリストということでした
それでも、留学の方向は変わらないようです]
頑張ってー!
[卒業式の主役に登壇するしゅんに、小さく声をかけ、励ましました*]
それに賛成です!
[同じか、やや上になったのだろう目線
彼を見て、微笑み
尚、これから約四ヶ月後に
私の入試は終了し
彼を応援(時々誘惑)する生活が始まることを
このときのわたしは知らなかったのでした*]
─ 卒業式 ─
ぐす、うう。
[さっきまで耳栓をしていたけど、川島くんの答辞は聞きたかったから、当麻くんの合図で耳栓を外し、声を言葉を聞いているうちに涙腺が決壊した]
大きくなったね、川島くん。
[継ぎ接ぎの樹が、途中から真っ直ぐ伸びているような印象の彼。えんじぇるちゃんと出会った時から、真っ直ぐ伸び始めたのだと思う。美亜の知らない鬱屈が、昇華されたのかな、なんて、密かに、彼の行く末を思う*]
-卒業式-
[しゅんの答辞>>311が終わると、拍手を送ります。「別れの寂しさ」という言葉がキュンときました。
しゅんでもそう思うんだなって
日頃、クールに見えるしゅんがそういう言葉で表す。『なりたい自分』を期待して。でも、それは寂しいと感じる、人となり。やっぱり、この人が好きだなって思うのです*]
[理世はAOで合格に成功した。
困難の半分が解消されたことはとても喜ばしいことなのであるが。]
すみません、ずっと勉強ばかりして…
どこか一緒に行きたいなとは思っているのですが……ベッドぐらいしか。
[受験勉強が自分だけになれば、デートと言っても勉強する自分のそばにいてもらうだけになって。
罪悪感に少しは苛みはするのだが……でもこれで自然に愛を育めるひとと恋ができたことはなんと幸運だったろう。]
……今日はとても頑張ったし、捗りました。
[応援(>>314)に感謝しつつ。
ときに誘惑があるのだから、頑張らないわけがなかった。*]
Should old acquaintance be forgot,
and never brought to mind?
Should old acquaintance be forgot,
and old lang syne?
[卒業式の〆の蛍の光に合わせて、原曲を歌います。しゅんが言っていた、別れの歌ではなく、再会を悦び、酒を酌み交わす方の歌詞です
そう、再開を祈りながら*]
― 卒業式 ―
[泣いている美亜のとなりで、俊の答辞を感慨深げに聞いていた。]
なりたい自分に、か…
ほんと、大きくなったよ
[美亜の言葉も交え、俊らしい答辞にほっこりする。
またいつか、ここで再会しよう。
そんなことを思いながら
美亜の頭をそっと撫でるのだった。]
― 新年 >>315 ―
そうかー。オフモードだと、しゅんのオーラは96%減だもんねー
[と頷いて]
ふふふー。忍法、なんとかの術ー。なのだ
[いつの間にかしゅんの心に入り込めたという結果なら、良かったのです]
えー?そうなのー?
わたしは、まだ答え合わせしてないけどー?
[合っているとも、合っていないとも言っていないですし]
むしろ、そう言うなら、あの時、わたしが言ってほしかった言葉って、しゅんは気づいてたってことになっちゃうけどー?
[と、逆に意地悪な質問で返球するのです*]
−ナレーション−
『え、これにて、第○回神楼学園高等学校卒業式を終了いたします』
[そして、彼らの3年間が終わった─────────]
<キャスト>
(登場順)
日月理世 ……………… sinonome
吉沢当麻 ……………… 紫露草
山崎那奈 ……………… ash_xechs
桑島大樹 ……………… Yuun
白石美亜 ……………… さり
蒼生瑛流 ……………… Lao
川島俊 ……………… S.K
Angel佐藤 ……………… mofmof
松田千秋 ……………… 守道
佐倉明楽 ……………… My
<スタッフ>
協力………………Yuun ash_xechs
演出………………mofmof
製作………………【恋愛村】神楼学園高等学校製作委員会
[勉強する彼の近くで
貴方の横顔をスケッチする
できばえは73点といったところか
勉強が一段落ついた頃
謝る彼に微笑んだ私は、目を細め]
私は、大樹君と一緒にいられる時間が
何よりも、大切で幸せだよ。
[真剣な様子。かっこいいから
何時間でも見惚れてしまうと
だから。勉強が捗った御褒美ということで
スケッチブックをおいて、
膝枕しようか?と尋ねる私。
二人の日常は。無理なく自然で
時々誘惑あり。そんな一幕である*]
[そしてついに試験の結果発表の日。]
………………。
[スマホで合否が確認できるのは確かに便利だし、掲示板を見に行かなきゃいけなかった神楼学園が今どきありえない。
けど何か味気なくて、自分1人だけだったら何となく掲示板を見に行ったかもしれない。
でも今は隣でその瞬間を共に待ってくれるひとがいて。
しばらく操作していて――]
理世さん…
合格…してました。
ありがとう…
また4年間よろしくお願いします。
[自分の番号があることの画面を見せれば、熱く抱擁したことだろう。*]
【お知らせ】
宴もたけなわでございますが、本日最終日ですので、発言禁止時間は設けませんが、健康第一で。
名残惜しいとは思いますが、SNSの神楼学園コミュでもSS置き場は設けますので、明日の生活に支障のないようにお願いいたします。
今回は、神楼学園15にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。
― 新年 >>324 ―
じゃーあ....
帰り、寄って行っていい?
しゅんのおうち?
[帰宅は、翌日夕方と伝えてある。もちろん、お泊まり道具も持参しているので、元々その気だったのが、バレバレなのだが*]
[卒業式が終わって、仲良しだった人たちに挨拶をしてから]
帰ろうか、当麻くん。
[いつもの道、いつも通り手を繋いで、ゆっくり歩いて校門をくぐる。立ち止まれば、一緒に当麻くんも立ち止まる事になるだろう]
もう、生徒として、ここに来ることはないんだね。
[校門から校舎を仰ぐ]
長いようで短い3年間だったね。
[自分に言い聞かせたのか、当麻くんに言ったのか、それとも────?]
待たせてごめんなさい。
[繋いだ手をしっかりと握り直し、通い慣れた道を歩き出した**]
-2年の秋-
[コンクールのためのコンクールだったのである]
留学だな。
[経緯を軽く説明をした。審査員にいた人のレッスンを受けようと思う。と]
いいんじゃないか。
俺は詳しいことはわからないが、アンジェは外交官になるの夢だったわけだしな。
[どういう心情をもとうとも、自分がそれを妨害する気もないし、逆にされる気もない。互いにがんばる時間というものであるという認識*]
[高校の合格発表の日は、
一人で学校に向かっていた。
でも今は共に発表される時刻を室内で過ごし。スマートフォンにて結果を待ち望む
そんな大事な人がいる
事前に聞いた番号、あるのだろうかと彼を見つめる
そして、運命の時
わたしのうでは、彼の背に回されて
かれのうでも、私の背に]
大樹君、大樹君……!
おめでとう、おめでとうございます。
[涙声で。睚から滴を溢しながら告げる
ああ、嬉しいときも人って泣くのだと
私は貴方にであって、しった*]
― 新年 >>328 ―
両方かなー?
だって、わたし、欲張りだもの?
知ってるよね?
[にんまりと笑ってしゅんに抱きつきます。それから、しゅんのお家にお泊まりして、よく夕方に帰宅するまで、どんな感じだったかは→続きはSNSで!(的な)*]
−小噺−
[英語を学ぶ上で必要なのは概念的な理解だと思う。理屈を覚える前に、なぜそのようにネイティブが使うのかを知らなくてはならない。
例えば皆が習う現在形。あれの本来の概念は「今のところいつでもそう思っている」ということ。
英語圏では物を語るときに「未来は何が起こるかわからないから、とりあえず未来は現在と価値観が変わっていない事にする」傾向がある。
だから、現在形は「これまでも、今も、これからも」という確信的なイメージがあるようで。
それが「習慣」とかそういう意味になったらしい。]
[I love youのloveは、「これまでも今もこれからも私はあなたが好き」という決意。
言葉に秘められた想いを知っている人が何人いるかは分からないけれど、そんな人にもちゃんと伝わるような英語だってあるのだ。
こっちに...アメリカに来て。私が持っている1-Bの集合写真を誰かが見ると『Friends from home?(日本の友達?)』とよく聞かれることが増えて、私はその度にこう言っている。
『Yeah. Always.(そうだよ。ずーっと。)』
これまでも、いまも、これからも。
みんなは私の大切な友達。]**
-卒業式の後-
しゅん、お疲れ様ー。最後の大役だったねー
[と、卒業式の帰り道、しゅんの頭をなでなでしながら、校門に向かいます。手が届くかな?]
しゅんの住まい、決まったら、すぐに連絡してねー?
とりあえず、5月くらいには遊びに行くからー
[と、いきなり、約束を申し出ます。しゅんが不思議そうな顔をすれば]
あれ?わたし、言ってなかったっけ?
わたしの新しい住まい。モロッコのラバト。パリまで3時間くらいのフライトで行けるんよ?
外交官特権で、パリまでの往復、家族で格安で行けるのよ。だから、パパと遊びに行く予定なので、よろしくねー?
[なんて、笑いながら、言います*]
[※外交官特権は、フィクションです。口から出任せです。信じないうようにwただし、パリ←→ラバトは3時間弱のフライトです]
― とあるLINE ―
[ずっと、動くことのなかったメッセージ。
新規のものが一つ追加される。
音楽ファイル。
空の向こうに 岡崎律子
メッセージもなにもないものは、早くに別れとなった彼女に届いただろうか*]
理世さん…実は、両親がどっちも春から転勤ということになりまして。
僕、ひとり暮らしになりそうなんです。
それで…
理世さんに、これを……
[差し出したのは、イルカのマークがデザインされたキーケース。 https://00m.in/sALMO
中に入っているのは、自宅の合鍵。]
いつでも、毎日でも、理世さんと一緒にいたいから。
どうか受け取って、たくさん使ってください。
[今まで何度も将来を誓い合ったけれど。
その中でも最も直接的な意味合いの強い願いを。*]
[日本から見ると、ヨーロッパとアフリカって離れてるように思うのですが、実は案外近く。一番近い、スペインとモロッコだと、船で数時間。
パリ←→カサブランカでも、3時間ちょっと。北海道と沖縄程度の距離なのです*]
-卒業式の後 >>335-
こういう時にやらかす運命なんだろうな。
[人にとってはいいことなのだろうけども、そう評してしまうのは仕方ない]
ん?ああ、いいんだが、そんなはやくにくるのか?
[まとまった休みってのは―――とかはあったが、流石に早いのとは思うのだが]
それは聞いていないな。しばらく遠距離しているうちに、互いに目移ししたりして過ごすもんだと思ってたんだがな。
[なお、このころの、自分がいう目移りというのは、演者として、観客に向けてのものというのはわかられているだろう。]
会えない時間も会える時間も楽しめる。贅沢な時間をくれる彼女をもったもんだな。
[笑って言うアンジェに笑みを返した*]
― とあるLINE>>336 ―
[学校にいればいつも一緒だったので、しばらく動かなかったトークに発言が追加されました。1曲のファイル
しばし、それを聞いたあと、思い出したかのように、返信ファイルを送るのです
For フルーツバスケット 岡崎律子
こちらも、返答にはメッセージは加えません。でも、すぐに意味は通じると思いますよ
【 Let's stay together 】
*]
[卒業式が終わって美亜と一緒に歩き]
あっという間だったな
[美亜に微笑む。
校舎を振り返り、また、あるき出す。
いつまでも、共に歩いてくれる人を見つけることができた、この学園に感謝しながら…………**]
たくさん、毎日
使わせて頂きますね。
嬉しい、大樹君。
[受け取ったカギについているイルカは、あのときの。水族館のことを思い出させる
感極まって、頬を染めながら瞳を潤ませた私は
カギを受けとれば抱きつき、
貴方の頬に口付けるのだ
きっとその夜は。傷つかぬよう大事に
引き出しの中仕舞われていた、
ガラスのいるかに、今日のことを
報告するのでしょう*]
-卒業式の後 >>339-
「やらかす」とは言わないわねー。誉れな話だものー
[誉れなんて言葉を覚えましたよ]
わたしも色々考えたんだけどねー。ちょうど、パパも去年からモロッコ勤務になるっていうから、色々調べてたら、フランスからも近いしね。
なにより、中国の進出がすごいらしくて、現地で中国語の引き合いも多いんだって。ついでに、フランス語も勉強しようかなって
[とか言ってますけど、実のところ、外交官を目指す、一番の道(国家公務員になって、エリート外務省員になる)は、東大京大という遙か高いハードルを乗り越えなければならないのを知って、早々に諦め、別ルートで目指すことになったのは内緒です]
そー。適度に離れて、適度に会える。こんな関係でいかがでしょうか?
ね? わたしの大事なカレシ様?
[そう言って、門をくぐりながら、しゅんの腕に抱きついてしゅんの頬にキスを送りました**]
− そして −
[遅咲きの山桜が彩る場留多駅。
真新しいスーツに身を包んだ姿で、そのひとを待つ。
今日は、これから共に4年間を過ごす大学の入学式。]
おはようございます、理世さん。
…やっぱり、僕を殺す気ですね。
こんなひとと一緒にいられるなんて。
[その大人びた姿をひと目見れば。
かつての3年間と繋がっていながら、まったく新たな4年間へと続いているのを予感する。
自分たちの恋はさらに輝くことになるだろう。
さっそく差し出された手をとれば。]
すみません、
予定より早くに待ち合わせ指定しちゃって。
どうしても今日…
理世さんを連れて行きたいところがありまして…。
実は……
大学行く途中の道に、パン屋が出来たんですよ。 **
[そして時は流れて4月になって
式よりも早い時間帯にまちあわせ
私は、今日はひとくくりのポニーテールとスーツに彩られている]
此方こそ、お待たせいたしまして。
私は、よりはやく貴方に会えるから良かったです。
[殺すつもり、なのは貴方もだ
スーツ姿の大人っぽい君に、また惚れ直す
そんな貴方から、パン屋のことを聞けば]
では!さっそく今からいきましょう!
……入学式には遅刻しない程度の時間
二人でのんびり、と
[貴方と私の4年目はこうして、始まり
月日を重ねるごとにきっと輝きを増すのです
私のカバンの中にはパスケース
きっと今日も明日も、貴方へのときめきは続く
無期限の定期券のように**]
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