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神楼学園教師 ナタリア に 8人が希望した。
編集委員 松田千秋 に 1人が希望した。
神楼学園教師 ナタリア は生徒会に転校させられた。
今日は転校生がいないようだ。せんせーは転校指示しなかったようですよ。
楽しかった神楼学園での学生生活も終わりを告げた。
やがて卒業のシーズンを迎える……。
― 元旦 ―
[美亜から渡されたコップ。いかにも熱そうな湯気が立ち上る]
ありがとう。
[ズズッと一口。猫舌だからほんとにちょびっとだけ。
でもコーヒーの苦味よりも甘みのほうが口に広がる。]
あぁ、おいしい…
[寒い中での熱いコーヒーは…体を、というよりは、心を温めてくれた。*]
私が作ったんだ、コーヒー。インスタントだけど。初詣、お昼より前に行ってもいいけど、このままちょっと寝ちゃおっか。
[甘いコーヒーなら、そんなに目もさめないし。
NASAが開発したとかいう、コンパクトに畳める保温シート(大きめ)を自分にかけて捲って、一緒に入るように促した*]
[防災グッズの中に入ってる銀色のシートですねわかります。それにくるまる美亜]
そうだね、時間あるし。
[二人でシートに包まる。美亜を抱き寄せてしばらくすると、温かくなってきた。
スマホのアラーム設定を2時間後にして、そのままぬくぬくと。美亜が眠ってしまえばその寝顔を愛おしく眺め、自分も少しだけ微睡んだ。*]
[当麻くんにもたれかかって目を閉じる。冬だからか、とても静かな朝。
微睡みに身を任せ、心地よい時間を過ごした。
アラームの音に、現実に引き戻されるまでの間*]
[微睡んだのはほんの少しだけで、あとはずーっと美亜の寝顔を独占していた。アラームで目を覚ました美亜に]
おはよ
[と、笑顔を向ける。]
初詣行く前に、「あの木」見に行かない?
[と、提案した。*]
[目を開けた時に、一番愛しい人の顔を最初に見られる喜びは、破壊力満点だった]
お、おはよう。イイ朝デスネ?
[噛んだし変な片言っぽくなった。当麻くんの提案に、ぱっと表情が輝く]
うん、行きたい。
[ぱっぱと片付けて、手を繋いで展望台を出て、木の方へ歩く*]
[行くとなれば早い。片付けをする美亜を手伝って、
手をつないで展望台を下り、木の方へ。]
これだね……
[あの時は今のように整備されていなかったから、このあたりも日が暮れる頃にはかなり暗かった。]
あれ?この枝?
[子供が登るには少しだけ高い位置、いまなら自分が手を伸ばせば届く位置。]
そっか…この高さか
[あの時、すごく高くに登っているとおもっていた。美亜を見つけたとき、すごく高いところにいるように思っていたその枝は、こんなに低かったんだと、つい、笑ってしまった。*]
変わらないと思ってたのに、ずいぶん変わったね、この辺。
[木の高さや枝の付き方等は変わらない気がするのに。
当麻くんが手を伸ばして触れた枝は、確かに小さな美亜が泣いていた所で。
ずいぶん低い位置だと思う以上に]
大きくなったんだねぇ、当麻くん。
[ほう、と感嘆の息を吐いた*]
えーなにそれ
[美亜の顔を笑顔で見つめる。
それから美亜がしがみついていたところを見上げて、 その場所を、撫でて。]
そーだなー、それだけ時がたったんだなー
今なら俺が助けられたのに。
[不意に美亜を抱きしめて]
こんなふうに
[腕の中の美亜に微笑みかけた。*]
[くすくす笑って、笑い過ぎて言葉がでなくて、抱きしめられた腕の中でも嬉しくて笑う。
笑い声が収まってもしばらくは喋れなくて、ぎゅってしがみついたまま、呼吸を調えてから]
助けてくれたのは当麻くんだよ。一生懸命走ってくれて、木から降ろされた後も落ち着くまでついててくれて、私の、王子様だと思ったんだもの。
[目を細め、初日の出を見るよりも眩しげに見つめた*]
そっか…
[こちらを見つめる美亜を見つめ返して微笑む。]
じゃ、これからは、守っていかなきゃ、な
[美亜の顔に自分の顔を近づけ…唇を落とした。*]
[近づいて来る顔に、目を閉じると、口づけは髪へ。嫌な気持ちはなかったので、されるままに身を任せる。
他の子と違う色の髪を、元から嫌いではなかったのだけど、もっともっと好きになれた気がする]
当麻くん、もっと。
[当麻くんの頬を両手で包み込んで、こちらから唇を寄せた*]
[髪へのキスは愛おしいなんて意味があるらしい。
それとは別にしても、美亜の髪の色が小さい頃から大好きで、独占したいという気持ちも多分に含まれる。]
…うん
[美亜から求められて、美亜の唇に自身の唇を重ね、啄むようにそのぬくもりを、その柔らかさを食む。
名残惜しげに顔を離して。]
行こうか
[ニコリと笑って美亜を見つめた。*]
[ほう、と熱い吐息を吐いて、余韻にしばらく浸った後、もう一度だけ木を見てから手を繋いで神社へと向かう]
今度来る時は。
[続けるつもりの言葉を飲み込んだ]
ううん、なんでもない。行こ。
[神社へ着けば、先着5000名様のみのお雑煮が1319(5000)人分出た後との事]
[まだお昼前だし、引き続きがんばってください。と思いつつ、お雑煮をふたつもらって空いているベンチへと。すまし汁、ドロドロになったお餅は元の形がわからず、具も少ないけど暖まりそうだ]
じゃ、食べよっか。
[暖かい物を食べると、防寒していても身体が冷えていたのがわかる]
美味しいね。
[当麻くんと食べるとなんでも、いや、デンジャラスクレープはどうだろう。いや、美味しくはあるんだけどね?*]
[美亜の言葉に首をかしげる。何が言いたいのかわかっていなかったけれど]
そうだね
[神社までの道を手を繋いで歩く。小さい町のこと、二人が付き合ってることはかつての同級生には知れ渡っていた。神社までの道中、ひやかされたりもしたが、あの頃と同じように意に介さず。]
いいだろ〜
[むしろ自慢しておいた。
後で聞いたら、あの鉄壁の姉兄を突破した凄いやつになっていたとかいないとか。]
[雑煮を振る舞ってくれている人もみんな顔見知りで
大人からは誂われることはなかったが、妙にニヤニヤされていた気がするが]
朝早くからありがとうございまーす。
[元気よくお礼を言って雑煮を受け取る。]
うん…あちっ
[冷たくなった体に雑煮の熱さが猫舌にはちょっとだけ辛い。でも、それ以上に体が温まってホッとする。]
美味しい、ホッとするね
[ニッコリと答える。美亜と一緒だから余計に美味しい。クレープ?美亜が食べきれない分なんてなんの問題もなく食べてあげよう。*]
へへー。なんていうか、公認の仲って感じで嬉しい。
[こうしてベンチに座っている間も、顔見知りが通り過ぎてはこちらを見ていく。会釈をしながら見送り]
さっきの、嬉しかったよ、すごく。自慢げだったのが。あなたの隣と決まった私の場所が、どんどん定着していく感じで。
[うちのお雑煮は何故か白味噌だな、とか思いながら、でもここのお雑煮も小さい頃から食べていたので違和感もなく、食べ終わる頃には少し暑くなっていて、コートの前を開けて、ニットワンピの首元を軽くくつろげて風を通した*]
― 神社 ―
[神社につけば、お参りする人の列が少し。]
これくらいならすぐだね。
[そう言って列に並んで順番を待つ。
自分たちの番になれば賽銭を入れ手順通りのお参りをする。
いつもの年より少し長く手を合わせて、お参りが終わればお雑煮やお神酒を振る舞っている場所へ向かった>>14 *]
そりゃそうだよ、こんな可愛い彼女を
自慢しない男はいない
[ちょっと胸を張ってみせて、からりと笑う。>>17]
俺の隣は美亜だけだよ
[そう言って優しく微笑み、美亜の横顔を見ていた。*]
[お参りをしてした願い事は、展望台でしたのと同じもの。お賽銭は37(1000)円。端数全部突っ込んだとかそんな、、]
叶えようね、願い事。
[当麻くんがなにをお願いしたか、わかっているつもり]
[にこぱー、と表現できる、微妙にも見える笑みは喜びの最上級を表している]
可愛いって。えへへ。当麻くんもかっこいいから自慢しちゃお。
[身を寄せて、自撮りツーショットを撮る。クラスLINEに……と思ったけど、あんまりにも照れくさい顔をしてたのでやめた。
それから1(3)時間程、一緒に楽しい時間を過ごした**]
−卒業式の前の週−
[進路の話をした人にはおおごとにしたくないから皆には言わないで欲しいと伝えていたとはいえ、流石に皆に何も言わないというのはどうかと思ったけど...皆に会ったら決意が揺らいでしまいそうだから。
私は黙って旅立つことに決めた。
入学が間に合わないということで、学校側には了承して貰えたわけで、卒業式一週間前に私は卒業となり、アメリカの大学へと行くことになって。
でも1-Bの皆に何も言わないのは嫌だから。卒業式の一週間前、校庭に石灰で大きく「みんな大好き by 松田千秋」と書き記して。
眼レフのデータも、これまでの思い出も、全てアルバムとして同じ編集委員の桑島くんに託して、私は飛んだ。]
[1枚だけ自分用に取っておいたのは集合写真。
1-Bの皆が写っていて、私が小さく笑っている。
佐倉くんも、山崎さんも、サイトー先生も、ナタリア先生も。皆が1人も欠けることなく映っていた写真。
胸を張って言えるのは...1-Bの皆に会えて後悔した事は無い。むしろ、私の誇り。
飛行機がちょうど神楼学園の上を通った時、皆が歌う仰げば尊しが、私の耳にも聞こえたような気がして。
シートの上で、私は柔らかい笑みが思わず零れていた。]**
― 目覚めたら目の前には ―
[こち、こち。アンティークの時計が秒針を、刻む音
規則正しいリズムが鼓膜を揺らし
促されるかのように目が覚めれば、
昼よりも少し明度が下がったか。
茜に彩られる光が窓より室内を、照らしている]
大樹君。
[呼びかけても返事がない。
どうやらまだ、眠っているようだ]
ふふ、幸せ。……ねぇ、こんなにも幸せなこと
私、1年前は想像なんてしてなかった。
[ちょうどこの頃は、受験勉強でメリー苦しみますだったし
ななちゃんが旅立ってしまったことの寂寥感は未だ胸の内にあるが。それ以上に今、こうして愛しい人が隣にいてくれることが嬉しい]
大好きよ、大樹君。
ずっとそばに、いてね。
[大丈夫、貴方はいまだ起きていないから
私は大胆。キスだって、自ら唇重ねる
少し積極的になってみて。きゃっと照れている
……あなたの隣で。もぞもぞと
さて。そんな私は彼が夢から醒めたか
未だに夢の中なのかは注意を払っていなかったが
どうだったのかは神様と 貴方のみ、知る*]
ー 目覚める前から目の前には ー
[元々、寝相や寝起きはかなり良い方らしい。
このあと出掛ける時刻から逆算してセットしたスマホのアラームが鳴るまでもう少し……それまでぐっすりと。
この季節、冷え込みで不安定になることは多いが……今日のぬくもりは特別である。]
……。
[コチコチと鳴る時計。
赤くさす光が照らしても、起きないものは起きない。
試験対策に取り組んでいた1年前とは違う、とても安らかな時間……]
[あぁ、僕は幸せなんだ。
意識が浮上していくに連れ、その意識は至福感に浸っていて……そんな寝顔を晒してなお眠れる、まさに聖なる夜(※夕方)
目覚めようとした意識が、最初に考えたことは。
そうだ、理世さんを起こさなきゃ、だって――]
……!?
[そこで、彼女を求めるはずの唇が、あたたかい感触に奪われて。
でも覚えがある感触と気付けば微睡みの中で泳いで……]
おはようございます……あ。
[目が覚めたときの顔は、隣にずっといて微笑んでくれるひとに向けて幸せそうに照れる顔と、忘れ物に気付いた顔が混ざった表情になった。*]
もし、王子様のように起こしたら、目を覚ましたお姫様も話と同じようにしてくれますか、って。
理世さんに、ふたり幸せに暮らしましたとさってハッピーエンドを贈りたかったのですが……
これでは僕が眠り姫じゃないですか……
[思い描いていたことを先にされて立場が逆になってしまったこと――もっとしっかり憶えていればもっと早い時間に起きようとしただろうに。
未練のように、彼女の唇に指を当て返せば――]
僕の部屋で、僕のベッドで、大好きな彼女と一緒に眠って……こんな目覚めを迎えられてるのに、これ以上の幸せな暮らしなんてあるわけないじゃないですか。
[身体を動かして少し身を寄せれば、幸せをくれるひとを間近に収めようと……彼女の枕と肩の間の隙間に横から腕を通した。
反対側に出した手で彼女を抱き寄せて。
まだあたたかいベッドの中でじっと彼女を見つめた。*]
― 忘れ物は、すぐそばに ―
[指がなぞるのは、尖らせた唇の形
触れれば柔らかく熱いことを知っている
離れれば名残惜しく、もっと欲しがってしまうものだと
私は、きっと誰よりも知っている
思い出を紐解くように、彼が思い出したこと
聞けば、恥ずかしがっていた私は
その時のことを思い出してほんのりと、笑顔を浮かべる]
……覚えてます。緊張して、でも
時計の音に安心して。貴方が近くて。
つい狸寝入りしちゃって。
[撫で返す掌に頬を押し付け目を細める
指は自然と頬を伝って彼の方へと添えられる
自身の元へと、招くように]
確かに、男女逆転しちゃってる。
―――でも、たまには王子様を
お姫様が起こしに来てもいいのではないでしょうか。
いつも王子様の腕の中で守られているだけでなく
お姫様だって。貴方と共に寄り添いたいから。
それに、チャンスは今日だけじゃあ
ないで、しょう?
[彼の指が、私の唇に触れる
指先が少し硬いのは、書道をこの1年嗜んできた
成果、なのだろうか
ああ、いとおしい。と
貴方の言葉に、目を細め]
言われてみれば。
大好きな貴方と。貴方の部屋で共に眠りに落ちて。
目が覚めたら貴方が傍にいて
こんなに幸せで、愛おしい目覚め
感じられる幸せな暮らし。
これからも時々、こうさせてくれる?
……私の王子様。
[囁けば、抱き寄せる彼に身を寄せ目を閉じれば
今度は貴方からの訪れを待ちましょう*]
[そう言って、彼女は目を閉じる。
王子様と言ってくれたひとは、眠り姫になるために。]
理世さん……
いつか必ず
時々を、毎日にします。
[それがふたり共通の幸せであるのだから――
共に眠って過ごして、起きるのをもう一度。
腕の中で眠るひとに誓いと目覚めの口付けを贈った。
そのとき、ちょうどスマートフォンのアラームが鳴った。
スズメの鳴き声の環境音。
さぁ、朝(※夕)を迎えよう――*]
――お待ちしてます。
その時を。毎日となる日を。
[触れる唇は、まるで誓いの様
腕の中で目を覚ませば、丁度小鳥の声(の、アラーム)が
優しい微睡みの終わりを告げる
もう朝(※夕方)だというのなら
シンデレラが12時の鐘で走り出すよりもゆっくりと
目覚めた眠り姫は、貴方と共に目覚めましょう
クリスマスの貴方と過ごすひとときは。
まだまだ終わらないのですから*]
ええと……
起きるためにアラームをこの時間にセットしたのはそうなのですが……
今、僕が起きて、それから狸寝入りしてなかなか起きない理世さんを起こすのにかかる時間を想定していましたので……
つまり……もうちょっとだけ、お姫様してもらっていいですか?
[めくろうとした掛け布団をかぶり直して。
余った時間たっぷりと……もう少しだけ幸せな暮らしを楽しんだ。]
[外に出るのは、これまで理世と一緒に過ごして来たあとの帰りと同じ時間。
ただ冬至を過ぎて間もなくの今日はいつもよりももう空は茜から藍へと移り変わっている。]
……あったかい。
[タートルネックではないニット、そしてダウンのコートがいくらロングでもカバーできてなかった部分。
そこは贈られた手編みのマフラーが巻いてあって……いちばんあたたかな場所になっていた。]
……?
[余った長さの使いみちはよく知らない。*]
[マフラーの余りを垂らしていたら、彼女がくるくると。
その首に巻いてぴったり使い切られたマフラーは、ふたりを繋ぐ巻き方としての名前がつけられているらしい。
夜になって海陸風の向きが変わり、場留多の嶺からの冷たい風が打ち下ろしてもさして気にならない。
肩をつけあって隣り合えば厚い生地を通してでもそのひとが分かるし、手袋越しでも。]
ハンカチと一緒に返してくださいね?
[元々のびる素材のもので小さく作られているのだから、彼女の手でもフィットしてくれるはず。
貸した形にした理由は別に無い、もう逢うのに口実なんていらないから。]
[そうして歩を進めれば駅舎が見えて来て。
いつもならこの改札で彼女を見送ることになるのだが……]
今日は、もうちょっと時間取れますか?
[シンデレラよりも早くに去らねばならないであろうお姫様を、今日だけは引き止めた。*]
[夜と冬の寒さを連れてやってくる風も気にならなくなるほど近くで貴方と過ごす聖夜
茜より藍色が覆う割合が多くなり
一番星が光る頃になったら、駅舎までの道のりはもうすぐ終わる
彼から借りたハンカチは、未だ鞄の中に丁寧にしまわれていたり、する
そういえばいつか、ジュースを奢る奢らないの約束をしたクラスメイトが言っていた
約束を持ち続けるのも1つの縁で
返してしまえばそこで区切りになる、とか
確かにその解釈もあるだろうが
返したとしてもまた、紡がれるものもある
自らが、そうしたいと願い。相手もそう願うのであればおのずと縁は続いてゆく
きっと私と、あなたは]
勿論です。
[だからこそ。次に会うときはハンカチも共に返そう
借りたもの全て返したとしても、逢瀬に
口実なんてもう必要はないと、私も貴方も知っている]
[貴方の前では、貴方のお姫様でありたい私
でも、真夜中よりも早い時間ですもの
引き留める声があるのなら。
その手をとりたい、だって今日はクリスマス]
大丈夫。
一緒にいられる時間が、増えるのが。
私、嬉しいわ。
[少し帰りが遅くなっても、きっと許してもらえるはずだ*]
[駅舎を過ぎれば、その裏手にあるちょっと急な石段を登って行く。]
気をつけて。
[スマートフォンのライトをつけて足元を照らして、摩擦力が落ちてすっぽ抜けないように自分の手袋を外して手を引いて。
林の中のような石段を登りきれば、急に視界が開けて。]
この建物、旅館なんです。見晴らしがいいのが売りの。
[ここは山の中だけれど。
神楼川を作り出すこの谷に沿って、湾まで一直線に見渡す動線。
夜を迎えて街の灯りがアニメーションのように点き始めている。
ただ、もちろん旅館に泊まるのを許されるふたりでもないし、もちろんそんなお金も無い。]
夜景だけ間借りさせてもらおうと思いまして……
空いててよかったです。
[朝日を拝みには近所のお年寄りがよく来るのだが、クリスマスの夜景を求めに若者はこんなところに来ない。
昼間のスケートリンクと同じように地元っ子ならではの苦心のプラン。]
……っ
[ただ、開けた場所だけあって余計に冷たい夜風が強い。*]
こんなところ、あったんだね。
知らなかった……素敵。
[地元だからこそ、と
お小遣いも少ない中、私と過ごす日のために
考えてくれたプレゼントは、
嬉しくて言葉にできないくらいに、
素敵なものでありました
――と。 小さく身じろぐようにした
貴方を見れば。繋いだ手も、触れ合っていないところが
寒そうにも見えて]
[そっと寄り添う。
寒いし、人目もないのなら
もう少しだけでも、近づいて。
2人寄り添いあったまるのもいいではないでしょうかと
今夜は少しだけ、大胆に
より踏み込む貴方との、距離*]
うん、これは寒いね……
[地元民ですらこの熱を奪われる感覚には耐えられるものではない。
身を寄せてくれる彼女を抱き締めて、背伸びをして……風から守ろうとしても、イルカの水しぶきとは格が違う。]
実はもっといいところがあるんです……こっち。
[手を引いて、旅館の角を回り込めば。
高台から見渡すのに絶好のベンチがあって…そのベンチを白い靄が淡く漂っている。]
この旅館が無料サービスでやってるんです。
昼間は憩いの場みたいになってますけど、これだけ寒いと誰もいませんね。
旅館の宿泊客は夜景見たければ露天風呂に行きますし。
[ベンチまで行けば自分の靴を脱ぎ、靴下も脱ぎ、ズボンの裾をめくり上げて。
彼女の身体を支えながら同じように促して。
ゆったりと過ごすのを是とするふたりは、冬風に身を凍らせながらなんて選ばない。
ベッドの中のようにぬくもりを分け与え合える場所で、さらに寄り添うのだ。
いつか背後に建つ旅館に泊まって夜景や朝日を見ることもあるかもしれないけれど……今の自分にできるのはこれぐらい。
それでも今の自分にできる精一杯を考えて、恋人に捧げたクリスマスデート。]
あったかい…
これなら風も平気ですね。
[いちばんの笑顔と共に聖夜を締めくくるスポットとして選んだのは……夜景を見渡しつつ身体をあたため休ませることができるこの場所。
高台の上の、足湯である――。**]
わ。一度してみたかったんです。
……よいしょ。
[ブーツを脱いで、タイツをはいているから。
チェックのスカートを少したくしあげて
彼に支えられつつするり、と白いそれを脱いだなら
高校生のこの一瞬を。最高の贅沢を
貴方と共に味わおうか]
(ぽちゃん)
[と、足を湯の中に差し入れれば]
はふぅ……幸せ……
[そのまま隣のあなたに少しだけもたれかかって
まったりと、温かくのんびりと
貴方と過ごすクリスマスは最高に
しあわせなのです*]
誰宛ってことはないですけど、神楼学園高等学校シリーズまとめページに、こういう記載をしております。
念のため、ここに記載しますので、よろしくお願いいたします。特に最後の行です。
表ログ発言、囁き、ナカノヒト発言、すり合わせ、メモの使用などについて
表ログでは、ナカノヒト発言、顔文字、AAはご遠慮ください。その他のログでは、ナカノヒト発言は禁止しません。
すり合わせについては、基本的にはメモをご利用ください。囁きでのすり合わせも推奨はしませんが、禁止もいたしません。適度に使ってください。
共鳴、桃窓での会話については基本あまり制限をかけません。若干異次元会話になってもOKです。恋の相談など、BT(ボーイズトーク)、GT(ガールズトーク)を盛り上げてください。
但し、ナカノヒト発言での、喧嘩、愚痴の言い合い等にならないようには心がけてください。
【重要なことなので、二回言っておきます】
表ログ発言、囁き、ナカノヒト発言、すり合わせ、メモの使用などについて
表ログでは、ナカノヒト発言、顔文字、AAはご遠慮ください。その他のログでは、ナカノヒト発言は禁止しません。
すり合わせについては、基本的にはメモをご利用ください。囁きでのすり合わせも推奨はしませんが、禁止もいたしません。適度に使ってください。
共鳴、桃窓での会話については基本あまり制限をかけません。若干異次元会話になってもOKです。恋の相談など、BT(ボーイズトーク)、GT(ガールズトーク)を盛り上げてください。
但し、ナカノヒト発言での、喧嘩、愚痴の言い合い等にならないようには心がけてください。
ー 山の足湯 ー
[お金が無いなりに組んだデートプランは成功したようだ。
……と思いきや、最後に大誤算があった。]
理世さん…
貴女は僕を殺す気ですか……。
[久しぶりに定型句が何故出たかというと…。
靴を脱ぐための支えとして彼女の正面に座っていたのだか……彼女がタイツを履いているのが抜け落ちていた。
目の前でスカートをたくし上げられタイツが降りて素肌の脚が露わになって行くのである。
足湯で温まろうとしたが下半身の体温が上がりすぎてしまうのだ。]
ええ幸せです……
でも僕の執着点を増やさないでください……。
[幸せ絶頂だがオーバーヒート気味。
逆に後ろからタイツを履かせたのを思い出して愚痴っぽく呟いた。]
クラスのみんなもあのどこかにいるんでしょうか。
[なんて眼下の街明かり、ライトアップされたタワーあたりを指差してみたり。*]
[願い事を叶えよう。美亜の言葉に頷いて、お雑煮をいただいて>>20 >>21]
自慢しちゃえ!
[美亜も自分も二人の自撮り写真を撮って、自分が撮った分はLINEのTLにのせておいた。]
三が日中はうちの親いないからさ
またうちにも来てよ。
[両親の実家にそれぞれ行くので帰ってこないのである。このまま家に来てもいいのだが、たぶんそれは白石家が許さないだろうと思ったので、こんな言い方をしたのだった。*]
何で今それが!?
[態とではなかった。と、犯人は供述する
だって寒さ対策なら、靴下よりも
タイツの方があったかいから……
でも足湯に浸かるには脱ぐ必要があるから
などと申すのである
彼の正面で、脱いでいるものだから
恥ずかしがるのは互いにである
……これで今度はまた人魚の時のように
温まったら履かせてくれる?と
言ったら定型句所ではないだろうから
お口をチャックしました]
知ってる家は多くはないけど
……あのあたりがななちゃんちで
あそこが由良姉と明楽のとこかな
皆はどこで、過ごしてるんだろう。
今年はななちゃんも明楽も東京だから
この街灯りにはいないけど
美亜ちゃんや千秋ちゃん、皆がいるって考えたら
何だか凄いなあって、思うかな。
[遠くの光を二人で眺めつつ、ぱしゃり
お湯を足の指先で跳ねさせて
でも、と]
街の灯りも綺麗だけど。
今一番、輝いて見えるのは。
[傍にいる、貴方だから。
湯気のなか、貴方のかんばせ見つめて微笑んだ**]
[元日はお雑煮を食べてしばらく話したりいちゃいちゃしたりしてたけど、さすがにそのまま遊びに行くのは許されそうにないから諦めて、2日と3日の昼間のみ家族の許可を得た。
1月2日、昼。当麻くんの家に来るのは何年ぶりだろう、と思いながら玄関チャイムを押した**]
理世さんも輝いてますよ。
…ダンスしたとき、同じようなこと話したの覚えてますか?
僕が輝いているとしたら……それは、理世さんと一緒にいることで生み出されたものだ、って――
ですから、僕が何よりも輝いているなら……それだけ大きくたくさんのものが生み出されたから。
僕が誰よりも貴女を好きで、幸せだからです。
[微笑むひとを抱き締めれば、見つめ返して――]
だから……
一生ずっと、誰よりも、貴女を輝かせます。
[そう告げて身体をもっと寄せて、あのときはできなかった、唇で想いを伝えることを。
――その少しのあいだ、湯気が月からふたりを隠した。**]
― 大晦日>>4:99 ―
はーい!防寒万全でーす!
[手袋をはめた上からしゅんの手が覆います。直接肌に触れられないのは仕方ないけれど、それでも、気持ちは繋がっていると思うので、それなりには心が暖まります]
人多いかなー?
[初詣は、本当に初です。生まれて初めての初詣なので(少なくとも記憶のある中では)、人がどれだけ集まるものなのかも見当もつきません
テレビで、東京の大きな神宮の映像を見たことはあるのですが、あまりにも人がいすぎてすごいなっていう記憶しかありません]
屋台とかも出てるのー?
[そう言えば、しゅんとの初デートも神楼神社だったなーと思い出しつつバスに乗り込みます*]
― 自宅 ―
いらっしゃい。
[玄関ドアを開け美亜を迎える。>>66]
お昼食べてきた?
食べてないなら、いっしょに食べない?
[冷凍のお惣菜やらパスタやらチャーハンやら
やたらと充実していたりする。
もっとも、一人だとカップ麺とかになってしまうのだが。*]
― 川島家へGO!>>4:@129 ―
[見るもの、ありますありますー。
それは、当然、しゅんのベッドじゃないですかー!]
なんか、雰囲気は離れと変わらないわねー
[自宅に通されると、確かにこちらの方が生活感はあるし、自宅っぽいけれど、共通に感じる、雰囲気は同じものを感じます。使っている人が同じなわけだから、当然なんですけれど]
ご両親もきれい好きなのね?
[一貫しているのは、生活感のなさ。本当に誰か住んでるのかと思うくらい、清潔感はあるのだけれど、整頓されすぎていて乱雑さが全くないのです]
あ。ありがとー
[お茶を出してもらうと、そう言ってお礼を言いますけど、特にどこかに座る訳でもなく、なんとなく、その辺をぶらぶらします]
あ。これ、家族写真?
[居間に飾られた小さなフォトフレームがあります。いつ頃の写真なのでしょうか*]
[扉が開くまでドッキドキで。扉が開いてそこに居る人を見ればドキドキが更に加速した]
お、お邪魔します、これ、お土産。持って行くように母に言われたので。
[お歳暮にいただいた、ちょっと良い洋酒が入っているらしい箱を渡す。
今日の服https://aeka.kawaiishop.jp/ite...これに上着を羽織って来た]
お昼ごはんはデリバリーでも頼めってお金を渡されてきたけど、なにかあるならご馳走になろうかな。
[扉を閉め、脱いだ靴を揃え、当麻くんの後をちょこちょこついていきながら昔と変わったところを見つけては時の流れに思いを馳せる*]
― 足湯にて ―
[冬の寒さに白く染められた吐息すら
立ち上る湯気が隠してしまう足湯にて
コートを着込んでいても肌寒い夜風から守る様に
足を包む熱が、体を温めてゆく
布団に包まれて眠るのも至福であったが
これはこれでまた、贅沢なひと時である
高台の上だから。下に見えるは絶景といえるものが広がり
明るい1つ1つの灯を、眺めながら
隣の人に身をほんのり委ねてみる、夜]
大樹君。
[名を呼ぶだけで、声艶めくは
隠しきれぬ情を、滲ませるからだろうか]
[大柄で、自信がなくて
何時も丸めていた背をまっすぐに伸ばしてくれた
貴方が、私を輝いているという
――そう、林間学校の時にも言っていた
月のこと。互いが輝いて見える、こと
月が照らすのは、地球には同じ面だけらしいって
この間地学の先生が言ってたけれど。
太陽は、地上にいる人に全部を見せているらしいとか
でも人間だって進歩して。月の裏側を覗き込むことも
できるようになったらしい
それなら、遠い太陽よりも。
私は近くの優しい光をたたえた、月が欲しい]
私を輝かせてくれるなら。
私だって、貴方を輝かせたいわ。
それが互いに、共に居てできるというのなら尚。
私が誰よりも貴方が好きで。とても幸せで。
それがこうして言葉でも、触れ合った場所からも
通じるからこそ、実感するからこそ。
―― 一生、お傍にいさせてね?
そうしたらきっと私もあなたも。
[ずっと、幸せなんだろう。と
触れ合う唇を見守る月は今は雲居とまではいかぬ、
湯気の帳に隠されて
あなたの、唇触れた際のかんばせを。その表情を
見たのは 私、だけ*]
[箱を渡されると]
なんか高そうなものが…
ありがとう。
[美亜の服は相変わらず好みのど真ん中で]
今日も、可愛い
[という時はちょっと照れて。]
デリバリーもいいけど時間かかるし。
冷凍のチキンライスをレンチンして
卵でくるんでオムライス、とかどう?
なんとなくいっしょに作りたい気分なんだよね
親もいないし
[冷凍食品もひと手間かけると作った気になる。*]
[お酒は20を過ぎてから。最近の漫画は未成年はお酒や煙草はやらないらしい。白石家の場合、小さい頃にお試しさせられて不味いと認識させて子供のうちは必要ない、と自覚させているとか(ギャクタイ扱いされるので真似しちゃだめよ]
いただきものだから。
[いただいた物には当然返礼しているのは知っている]
オムライスって卵を薄く焼くのよね、クレープ焼けるから私できるよ。
[なんて、片手を上げて主張する。出来は10点くらい*]
他人の家のキッチンは使いにくいって
母さんぼやいてたし
美亜が作ってる姿が見たかったんだ
[ニコニコして美亜の作った卵焼き(?)を皿にとり、
薄焼き卵を作ってどんぶりに敷く。チキンライスを卵を敷いた丼に入れて、お皿をかぶせてひっくり返す。]
形は悪いけどオムライスのできあがり
[これをもう一つ作って、自分のほうにはさっき美亜が作った卵をのせて]
美亜の手作りだもん食べないわけにいかないさ
[上からケチャップをかけて]
完成〜
[男の子でも料理くらいできるようになりなさいと言われてたまに作っているから、これくらいはできる。]
さ、食べよ〜
[当麻くんの手際の良さに感動し、優しさに感謝する]
当麻くん今すぐお嫁さんになれるよ。
[失敗したショックで潤んだ目元を服の袖で拭う]
ほんとにそれ、食べるの?
[胡乱げな目で見てしまうのはどうしようもなく。焦げた卵なんて食べた事がないから、食べたらショック死してしまうのでは、と心配で]
えーと。
[おねだりされたら、しばらく何か考えたあと、自分の皿から一匙掬って]
はい、あーん。
[当麻くんの口元に差し出した*[]]
お嫁さんになるのは美亜でしょ?
[言ってしまってから、照れ笑い。]
まっ黒焦げじゃないし食えるって
[勝手に黒焦げじゃないことにしている。
片面真っ黒でも片面が黄色ければ死にはしない。
とにかく、美亜から差し出されたオムライスをパクリと食べる。]
おいしい。
[ニコニコで食べれば、今度は自分の皿(もちろん焦げてない卵のほう)から一口掬って]
おかえし
[あーんとか言ってスプーンを差し出した。*]
うん、当麻くんのお嫁さんになるー。
[頬を染めつつ言う。ふたりきりのダイニング。ふたりの新婚家庭が見えた気がして]
ほんとに、大丈夫?
[焦げは身体に悪いと教わって育った。あれ、魚の焦げが、だっけ?]
えへ。
[当麻くんが美味しそうに食べるのを幸せいっぱいに見る。
差し出されたスプーンに口を開ける]
あ〜ん。うん。美味しい。
[ほう、と息を吐いて。今度は自分で自分の皿から食べ始めた*]
あの時の祭り以来だな。
[前と同じように裏参道を目指して、半年近く前から比べ浴衣姿からしっかり冬服に着替えた人々を遠目で見つつ]
なぁ、アンジェ。
一年の最後と一年のはじまりをともに過ごすのは特別な時間と考えて過ごすほうがいいか?
[首を傾げ聞いた*]
お祭りの時より多いのー?
[まあ、行ってみればわかることですが]
甘酒は飲んでみたいなー
[お汁粉もなかなかの誘惑度ですが]
着いたねー
[しゅんについてバスを降ります]
― 川島家 >>72 ―
[なんでベッドなんて気になるんだ。とト書が見えていたら言ったことだろう]
そりゃ使ってる人間は一緒だしな。
[あえていうなら多少の生活臭だろうか。]
綺麗好きというよりはな、母がいると散らかるんだ。だからぶつからないように片付けてるだけだ。ほら…この椅子とこの椅子。よく見てくれるか。
[整頓はされているものの、指し示す同じように横に並んでる椅子だが、似通っていて微妙に違う不揃い具合。そういう箇所がいくつかあるだろう。
冷蔵庫からだした麦茶をついで渡して、適当に座っていいぞ。といたのだが]
ん?ああ、それな。父と母。母の隣の男性が母の元恋人兼マネージャー。
父の隣の女性は…覚えてないな。
[微妙な記憶を掘りなおしつつ、真ん中のは自分な。と応えるのである*]
[美亜の美味しいという顔に満足して食べ始める。
もっとも味の決め手であるチキンライスが冷凍のものなのだからマズイはずがない。]
焦げがガンになるって嘘らしいよ
[毎日焦げだけをkg単位で摂取しないと癌にならないなんて話をネットで見た気がする。
それに、食欲魔神が恋人の作ってくれたものを食べないという選択肢はないのである。
こうして新婚夫婦ごっこみたいなことをして、
食べ終わったらお皿を片付ける。
それから自分の部屋へ行くことに。*]
そーねー。学園から近いのに、普段は近づかないものねー
[確かに、何かの用事がないと来ない場所ですよね]
んー?どーかーなー?
[頭を捻ってから]
もちろん、そういう時期的な特別感も大切だけど...
[と言ってから、しゅんの腕に抱き着くようにして]
好きな人と一緒にいるから、その瞬間が特別になるって考えてみない?
[満面の笑みを見せるのです*]
>>87
じゃあ、お母様がいま、いないからキレイってことかな?
[あまりここには帰ってはこないとは聞いてましたけど]
んんー?
[よく注意して見ないと気が付かないくらいの不揃いです。物にぶつかるお母様と、それを追いかけながら、整理したり、修繕したりするお父様やしゅんの姿がなんとなく思い浮かぶのです。思わず笑みがでます]
元恋人でマネージャー?
へえ
[なにやら、この写真一つで物語が一本書けそうな曰くありげな写真でしたので、深く追求しないことにしました]
これが、しゅんかー。やっぱり、小さい頃は、普通の男の子だったのね
[おっさん化したのはいつからだろうとは口にしませんよ*]
[コトリ、と手からスプーンが落ちた。オムライスの上に落ちた。セーフ]
身体に悪くないの、焦げ。
[どえらいショックだった。が、オムライスはおいしかった。卵に籠もった愛のおかげ。絶対]
ご馳走さまでした。
[片付けの手伝いをして、当麻くんのお部屋についていく。また心臓が暴れ始め、押さえる胸は寂しい]
お邪魔しまー、す
[当麻くんのお部屋、お部屋、お部屋、内心歌っている*]
[そうして寄り添ったまま、足を温めながら街の灯を眺めて。
そろそろな時間が訪れれば、持参したタオルで彼女の足を拭いて、タイツを……。]
………。
[殺されましたが海のときほどではなかったです、よって現在第三位…というコメントを残した。]
……名残り惜しいですが。
冬休みは続くのでまたすぐに会えれば…
[と、今年はそう言うしかないのだ。
いつか帰したくないと望みを口にするときが来るのだろうか。]
>>93
神社に通う趣味って、どんな趣味ー?
ウケるー
[きゃっきゃ言います]
あー出店やってるー
[そんな適当組ですけど]
でも、すごい人ー。お祭りの時より多くない?
そーねー。特別な時間を積み重ねていきましょー?
[もちろんこういう時も大切な時間だけれど、学校の隣で真剣な目つきで授業を受けているのを眺めている瞬間とかも、全部自分にとっては特別な時間でした]
なにがー?
[と、お茶目顔で聞いてみますよ*]
こんなにも。早く大人になりたいと思ったのは、
私、初めてです。
そう、ですね。
次は初詣なんて、いかがでしょう。
神楼神社に、縁結びのご報告もかねて。
[冬休みが終わるまでにはまだまだ時間がある
年末は難しくとも、年始は一緒にいたい恋心
――できれば、何時か12時が過ぎても
王子様の腕の中にシンデレラはいたい。そんな未来を思い描きつつ
1月1日。神楼駅にて待ち合わせるのはどうかと尋ねるのでありました*]
― 自宅 >>90 ―
そういうことだな。母が帰ってきたときはそこのソファーから動かないことを俺は切に願うな。
[少しだけ苦笑する。修繕で直ったものもあれば、買いなおしたものもあるのだ。]
……今、触れないほうがいいな。って思ったろ。
いいけどな。大した事じゃないから深く聞かれても思い出せねーとこのほうが多いし普通とは違うってことだけ自覚できてればそれでいいしな。
アンジェだって子供の頃は普通…かどうか知らんがそんなもんだろ?
にしてもこのころから目付き悪かったんだな。
[アンジェのいう普通。というのはどういう意味かわからないが、ただ写真としてみてしみじみ思うのである*]
初詣ですか…お年玉は出てますね、うん。
では駅で待ち合わせましょう。
[例年の渡される時間帯から計算して、そこから家を出て電車に乗って……で間に合うと判断したので承諾。]
そうですね、僕もお礼を言わないと。
…目立つお願いしましたしね。
[おかげで聞き届けてもらえたのなら、それこそ報告に伺うべきだろうとも。*]
>>97
なるほどねー。ご苦労されてるのねー
[母親に会わない方がいいと言った時のしゅんの気持ちがなんとなくだけれど、ほんの触りの部分だけれど、垣間見たような気がしましたよ。さて、お母様とはいつお会いすることになるのでしょうか。期待と不安が交互に入り混じります]
あー。うん
[あたしの第六感<ゴースト>が囁きました。当たりみたいです]
わたしの小さい頃はねー。可愛かったらしいよー?
[と、臆面もなく言いますよ。普通については、ノーコメント*]
[片付けついでに電気ケトルとカップとスティックのカフェラテやら紅茶やらを持って部屋に。]
いちいち台所行くの面倒だろ
[なんて笑って、
美亜がかつて遊びに来てたころはおもちゃがいっぱいだった部屋も、今はシンプルにベッドと机、本棚くらい。
目立つといえばパソコンデスクと隣に大きめのテーブルをL字になるように置いてある。
モニターが2つ、据え置き型ゲーム機とパソコンを連動させていたりする。
持ってきた電気ケトルなどを机に置いて]
適当に座って、っても美亜の部屋みたいなテーブルもないから、ベッドでも座ってくれれば。
[パソコンスペースを多めにとっているのでもう一つサイドテーブルを置くという感覚がない。]
なにか飲む?
[リクエストがあればそれを入れて、二人並んでベッドに座る。]
昔はパソコンなかったからもっと広かったけどねー
[なんて、思い出話しを始めようとするが、この状況で冷静にいるのはなかなか難しい。
チラリと美亜を見て、目が合ってもあわなくてもドキドキして、話しが続かなくなっていく。*]
― 1/1 駅 ―
理世さん…?
[改札をくぐれば、さっそく想い人を探す。
自分は相変わらず同じダウンコートに贈られたマフラーなので見つけられるのは簡単だろう。
強いて言えば、いつものデートで提げていたショルダーバッグの代わりに、雪の結晶のシンボルマークが描かれた縦長のバッグを提げてきたぐらいだろうか。*]
>>98
神社好きなら、全国の神社巡らないと、気が済まなくなるんじゃないー?
[実際にそういう人がいることは知りません]
あ。そか
[春に神社でお祈りして、思いが実り、夏に熟した思いが秋を経てここに至る。どれだけの時間、どれだけの人たちがこうして恋を実らせ、また、失ってきたのだろう。その結実した思いがこうして毎年、ここに多くの人たちを集めているのか
なんて、わたしらしくもない感傷に浸りました]
にゃー
[なんて、声出して。また、元のように腕を組んで、長い列に並びます。本当に人が多いですね]
あと何分くらいー?
[カウントダウンまであと3分*]
[ゆく年くる年。除夜の鐘が終わった頃
日付が変わった瞬間に、貴方にあけましておめでとうございますと
LINEを、1つ
声で伝えるのは出会ってから。でも
誰よりも最初におめでとうが言いたかった、私の我儘
寝てたら、ごめんね?*]
キッチンに出なくて良いの便利ね。
[トイレに行く必要がなければ引きこもりになれる、……いや、お腹が空いたら出なきゃいけないか]
ベッドに?うん、じゃあ、失礼します。
[とか言いつつ、部屋の真ん中辺りで立ち止まる。面影があるけど知らない部屋のような。具体的に言えば、匂いが違う。落ち着くような、胸が騒ぐような、そう、当麻くんの匂い。
自分の部屋ならベッドに転がってごろごろしてるのに、のに!帰ってから、帰ってから。落ち着いて、美亜]
じゃあ紅茶。砂糖増し増しで。
[当麻くんが飲み物を用意している間、部屋の中を落ち着きなく見ていた。時々、当麻くんの方に視線をやれば目が合ったり、合わなかったり。飲み物を渡されれば、お礼を言って受け取ってからやっとベッドに腰を落ち着けた]
当麻くんの部屋だぁ。変わったけど、変わってない。
[パソコンを見ながら、あれでなにをするのだろうとか考えたり*]
ねー、しゅん。アメリカではねー、年が明けた瞬間に、恋人同士がキスすると、二人はずっと幸せになるんだって。知ってたー?
[カウントダウンまであと3分と言ったところで、口から出まかせを。
しゅん、どんな顔するでしょうね
アメリカじゃあ、そんな時じゃなくても、その辺でいくらでも、カップルがキスしてますから*]
― 1/1 日付変更直後 ―
[なにぶん真面目な家系だ、ちゃんと紅白歌合戦を見て、ゆく年くる年を見て、新年を迎えて家族間で挨拶をすればすぐ寝る。
あけましておめでとう、おやすみなさい、のやり取りのあと、通知に気付く。]
『 あけましておめでとうございます。
今年も良い1年にしましょう。
あとは年賀状に書いてあります。 』
[と、真面目な返信が。*]
[ゆく年くる年。
LINEの返信に、彼らしいとふふっと笑う
ごろん、とベッドに転がりながら、
指で画面をなぞって
早く朝にならないかしら。
年賀状も見たい、それ以上に
貴方の顔が、早く見たい*]
― おまけ。 1/1未明 ―
……………。
[いつもは寝ているはずなのだが、このときだけはリビングで消音でテレビをじっと観ていた。
上京したナナと明楽がコンビを組んで『おもしろ荘』に出て来るんじゃないかとヤマを張ったのだが、果たしてどうだったろうか。**]
大樹君!……改めまして、
あけましておめでとうございます。
[満面の笑みで告げた後、あらっ、と。
バッグの変化に気づいて目を、瞬かせました*]
― 自宅 >>100 ―
本当な。生活という面では何もしないほうが邪魔にならない人間だ
といってもな、恋愛一杯したほうが艶のある音が出せる。だとか、恋愛して失恋したほうが感情の幅が広がる。だとか、そういう理由だろ。
[気まずそうにうなずくのに苦笑しつつ、そこを深く掘り下げたところで、っていうものであるが、そういう母なのだから、あわせたい人種とはいえないものである]
それなら、普通だな。
[別に過去を知ってるわけではないが、可愛いのが普通。と言い切って、もう一度写真を一瞥した後に、アンジェを見て、そっと抱き寄せる。
間近でアンジェの顔を見つめた後、一つ頷いてから離した*]
― 1/1 早朝 駅
おはようございます。
あけましておめでとうございます。
……僕は年の区切りについて特別感は無かったのですが
この年初めて理世さんを見てるのだなと思うと感慨深いです。
[先日と趣がまた違う佇まいに目を細めて。]
今年もよろしくお願いします。
……振袖か悩んだのですが、
慣れていないですし、人混みが激しくなるかもで
今年はお見送りです。
私もこの年明けに。新年最初に
貴方を見てるのが、感慨深くて
[と、微笑みつつ――手を差し出す。
神社までの道。はぐれないように、もあるけれど
一番は貴方に触れたくて*]
えっとさっそくですが
理世さんにお年玉が。
[と、提げていたバッグを下ろして開け始めて。
もちろん現金あげるほど裕福ではありません。*]
まあ大体遊びに来たらここでレゴとか
プラレールとかで遊んでたもんな。
今はパソコンとかPS4で遊んでるけど
Discordでチャットしながら。
[中学時代の友人と今でもパソコンで遊びながらチャットして、絶叫して親に怒られたりしている。なんて笑いつつ。
飲み物がなくなったらカップを受け取って机に置いて
美亜の隣に、さっきより近くに座って、次に何を言おうか考えあぐねて、黙り込んでしまった。*]
へぇ……
[声を落す。行列に並ぶ中、アンジェを見つめつつ]
なぁ、アンジェは、幸せになりたい?それとも幸せにしたい?どっちだ?
それに時間的に、周囲に人がいる中でになるぞ。
[否定的にも聞こえることを囁いてるうちに、刻一刻と時間が経つわけだが]
キスしながら年越すか。
[あっさりいうと、抱き寄せて、首の裏に手を回して、唇を重ねた*]
[提げていたバッグは、雪の結晶のシンボルマークが表すように保冷用。
クーラーボックスのようなハードタイプではないので取り回しも良好。
開けて中身を取り出して。
繋ごうと差し出してくる彼女の手をとって、そっと置いたものは――]
クリスマスに理世さんが来てくれたことへの、場留多からのお礼です。
[元旦に生み出されたばかりの、とても小さな雪だるま。*]
うん、ジャンプ台とか作ったね。だいたいうまく飛ばないの(車は飛ばない)たまに川島くんが来た時は、レゴとか大作作ってた。
[思い出をなぞりながら、紅茶をゆっくり飲む]
うちにあるのはSwitchと兄さんのPS3。PS4ってそんなにスゴイの?
[ペルソナ5の新しいのがPS3で出ない!って兄は苦悩してたっけ、なんて考えていると、静寂に包まれていて、当麻くんがこっちを見ている。いや、見ているのはさっきから、隣に座ってから、ずっと。
ベッドの軋む音、当麻くんが近い]
あ、えーと。なんか暑いね。
[上着のみ脱いでいる]
ごはん食べたから、かな。なんて。
[言って、その後黙り込む。美亜が唾を飲み込む音が、当麻くんにも聞こえただろうか*]
>>119>>120
わたしー!?
どっちもー!
[即答します]
だって、わたし、我が儘だし、欲張りだからー!
[周りの目なんか気になりませんよ?どうせ、周りだって、自分の大切な人の方が気になるのだから、周りなんて気にしません]
ふふふー
[抱き寄せられれば、そのまま身体を委ねて、キスを受けるのでした**]
お年玉?……わっ!かわいい!
ありがとうございます。
[手のなかには貴方の手……ではなく
お年玉な雪だるま
場留多の雪はいまだ山肌になど残っているのだろうか
或いは貴方の家の近くに。
今度は雪景色を堪能しに、貴方にあいに
行くのもいいなと考えつつ
てのなかの宝物を、愛でる]
溶けちゃうのが惜しいな。
冷蔵庫入れたら、もつかな。
[それをいうなら冷凍庫ではという
突っ込みがあるかどうかは果たして*]
保存ですか…
僕のバッグじゃそんなにはもたないでしょうし…
[あくまでも保冷だ。
雪が溶けないようになどさすがに無理。]
冷凍庫のあては僕にありませんね
だいたい、僕は初詣に行く途中に消えてなくなるものだと想定していましたが…。
[ナチュラルに訂正して。
大事にしてくれようとする彼女にどうにか応えたくはあるのだが。*]
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