人狼物語(瓜科国)


1868 恩讐の村


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視点: 人

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遅延メモが残されています。


求道者 グスタフ に 3人が投票した。
図書館司書 カエデ に 1人が投票した。
射手 アルフィリオン に 1人が投票した。

求道者 グスタフ は村人達の手により処刑された。


今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。


暗雲が去り、まぶしい光が降り注ぐ。――全ての人狼を退治したのだ!


わあ、雨があがったよ。てるてる坊主ありがとう。虹がとってもきれいだね!


しがない花屋 ケラ

やったあああああああああああああああ!!!!

( 0 ) 2018/07/15(日) 03:00:19

咎負いの宮廷騎士 ローラン

──終わったのか。

( 1 ) 2018/07/15(日) 03:01:18

( 2 ) 2018/07/15(日) 03:01:41

子爵のご令嬢 レリー

……そう、全て終わったのね

( 3 ) 2018/07/15(日) 03:01:45

しがない花屋 ケラ

おわ、った……終わった、勝った…勝った…!!
う、うう…っぐ、ぅ…っ

/*
襲撃は始まらない。犠牲者は出ない。
静かな夜の静寂が、この騒動の終を示していた。

崩れ落ちた。その場でへたり込み大きな声を挙げた。
終わったとわかったと同時に今の今まで我慢していた涙が、どっと溢れ出てくる。ぐしゃぐしゃに顔を歪め肩を震わせ、喉を詰まらせて。手で顔を覆いながら泣いた。
*/

( 4 ) 2018/07/15(日) 04:13:36

調香師 アルフレド

[アルフレドは、眠りから目を覚ます。]
ケラ…!
[一番に会いたいその人の名を呼んだ。]

>>4 ケラ
[両手で顔を覆って、ぐしゃぐしゃに泣いてるケラがいた。]

[アルフレドは、駆け寄って強く抱きしめる。]
ケラ…!
もう大丈夫だよ。大丈夫。
[ケラの頭を、髪を優しく撫でてやる。]

( 5 ) 2018/07/15(日) 04:21:39

(村建て人)

ロート「……朝」

[いつものように広間に行き、状況を確認する。すると、そこには、泣いているケラの姿と――]

>>5 アルフレドさん
ロート「アルフレドさん……?起きて……ということは、ボクたち……黒狼騎士団を、みんな捕まえられた、の?」

( #0 ) 2018/07/15(日) 04:29:20

(村建て人)

ロート「すごい!すごい!ああ、みなさん、起きてください!起きて!」

ロート「あ……黒狼騎士団の人や、魔の者も起きてしまう、けど…………うん、大丈夫。みなさん、いるんだもの、何かあったら、対処できる」


ロート「――黒狼騎士団、並びに魔の者の処遇については、後ほど言い渡します。白玉のみなさんは、黒狼並びに魔の者が逃げぬよう、また、自他に危害を加えぬよう気をつけて見ていてください」

ロート「……それ以外は、しばらく自由にお話していてください、ね」

( #1 ) 2018/07/15(日) 04:33:31

(村建て人)

>>ローランさん

「あ、ローランさんは、皆さんより先にお話したいことがあるので」

「身体が動くようになったら、ボクの部屋に来てください。たぶん、場所わかりますよね」

( #2 ) 2018/07/15(日) 04:36:46

しがない花屋 ケラ

>>4 アルフ

っ…アルフ…!!
/*
強く抱きしめられ、顔を見るより先にその薫りで誰だか分かった。動いている。体温もある。彼は生きているのだ。それがわかった途端反射的に抱きしめ首元に顔を埋める。
*/

アルフごめ…っごめんね、アンタがあたしわ守ってくれてたのに…怖くて、疑って…っごめんなさい…!

( 6 ) 2018/07/15(日) 04:41:53

咎負いの宮廷騎士 ローラン

さきほどまで夢の中で意識があったはずなのに、長い眠りについていたせいで現身は痺れている。
俺は感覚を取り戻そうと、てのひらをゆっくりと結んだり開いたリして、のろのろと起き上がった。

−−終わった。
−−終わったのだ。

その事実にぼんやりとしていると、不意に声をかけれられる。

( 7 ) 2018/07/15(日) 04:56:23

咎負いの宮廷騎士 ローラン

>>ロート

「……王子。」

振り返るとそこには、ロート王子がいた。
それも、声だけではなく、実体が。

「………ぁ、ご無事で、ご無事でなによりです。」

はっとして起き上がり、跪く。
すると、思いもよらない言葉をかけられた。
何を話されるのだろうか。

「わか……りました。」

( 8 ) 2018/07/15(日) 04:56:28

咎負いの宮廷騎士 ローラン、ロート王子の後ろを付いていき彼の部屋に赴く。

( A0 ) 2018/07/15(日) 04:56:55

(村建て人)

>>8 ローランさん

ロート「あのね、ローランさん。たぶん、ソフィー姫はまだ寝ていると思うんです。さっき、精神体で城全体を見たんですが、魔力が高い人から先に起きているみたい……ボクは例外なんですけど、はは」

ロート「うん。話っていうのはね、ソフィー姫のことなんです」

( #3 ) 2018/07/15(日) 05:08:01

調香師 アルフレド

>>6 ケラ
いいんだ、ケラ。いいんだよ。
わたしこそ、最後まで君の側にいてやることが出来ず、すまなかった…。
許してくれ、ケラ…。

( 9 ) 2018/07/15(日) 05:09:47

咎負いの宮廷騎士 ローラン

>>#3 ロート

「…──。」

ソフィーという名を聞いて表情を引き締める。
胸に芽生えた芽が少し伸びた。

「……そうでしたか。その、ソフィー姫のことというのは。」

なんと返したらいいか分からず、俺は曖昧に相槌を打って話の続きを待つことにした。

( 10 ) 2018/07/15(日) 05:13:14

(村建て人)

>>10 ローランさん
ロート「ローランさん、ボクは……14の頃から、ソフィー姫の婚約者となって、今日まで過ごしました。兄上にいきなり言われたときは、戸惑ったけど、ソフィー姫のことは、お姉さんのように慕ってたから、嬉しく思う気持ちもあって、素直に受け入れました」


ロート「だけど……今回のことがあるまで、ボクは、知らないことが多すぎました。兄上の日記や、ソフィー姫の手紙や日記、黒狼騎士団の尋問記録……それらのものを読んで、やっと、自分はまだ、全然足りないんだって気づいたんです。ずっとずっと兄上に守られていて、気づけなかった」

ロート「ええとね、つまり――」

( #4 ) 2018/07/15(日) 05:19:38

咎負いの宮廷騎士 ローラン、静かに耳を傾けている。

( A1 ) 2018/07/15(日) 05:21:09

(村建て人)

ロート「……ボクには、まだ、ソフィー姫と結婚する資格がないっていうこと。ボクはまだまだ、勉強しないといけません。ちゃんと、この国を守るために。そして、ソフィー姫を深く知るために――【婚約は、白紙】にします」

ロート「……でもね、貴方にすぐに譲るつもりもないんです」


[少しばつが悪くなって、軽く頬をかきました]


ロート「……ちょっとボクに、時間をもらえませんか。んー……2年ほど。その2年の間に、自分を磨いて……ソフィー姫に、『選んで』もらいたいんです。受け入れるのではなくて」

ロート「……今、貴方と比較されたら絶対負けてしまうから。ちょっとだけ、待ってほしいんです。おふたりに」

( #5 ) 2018/07/15(日) 05:26:58

咎負いの宮廷騎士 ローラン

「………………。」

ふ、と笑みがこぼれた。

「……ははっ、あははは!」

−−本当に!
ロート王子はどうしてこうも。

俺は目尻を手で庇いながら笑った。
そして、最後に歯のあいだから押し出すように弱く笑って、息をつく。

「……はあ、笑った。分かりました。待てというのならいつまでも。どのみち、私は眠りの世界で考えを改めていました。あなたにそう言っていただけなかったとしても、挙式の途中にソフィー姫を攫うつもりでした。」

( 11 ) 2018/07/15(日) 05:41:34

咎負いの宮廷騎士 ローラン

「……なんて言ったら、反逆罪に問われるでしょうか。」

唇に苦笑を浮かべる。

( 12 ) 2018/07/15(日) 05:44:23

(村建て人)

>>11 ローランさん
ロート「!!!」

ロート「おお……危なかったです。申し出てなかったら、ソフィー姫は間違いなく貴方にさらわれていました……」

[思わず、ボクも苦笑します]

ロート「反逆罪なんて!元々引き離したのはこちらなんです。貴方とソフィー姫には、ボクたちに言う権利はあります。むしろ、待ってもらえるだけホッとしてますよ。姫が起きたら、一緒に話に行きましょうね、ローランさん」

( #6 ) 2018/07/15(日) 05:49:51

咎負いの宮廷騎士 ローラン

>>#6 ロート

「………ええ。」

しばらく、王子と笑い合った。
まったく彼には恩しかない。

姫を攫うなどと言ったが、これからセルナリアを担う新たな王となるロート王子を、やはり俺は生涯護りぬこうと誓った。
だが、育んだ芽を刈り取るようなことは、もう絶対にしない。

俺は笑顔から少し真剣な面持ちになった。

「私は……私も、ソフィー姫をお譲りする気はありません。6年以上抱えに抱えきった年季の入った恋心ですから、彼女への想いで王子に負けるつもりもありません。」

「もう、彼女に自分は相応しくないなどと、言いません。2年後にきっと『選んで』もらえるように、私も精進いたします。」

( 13 ) 2018/07/15(日) 06:15:00

(村建て人)

>>13 ローランさん
ロート「ふふ、のぞむところです。そうあってくれた方が、ボクも頑張れる」

ロート「では、お呼びだてしてすみませんでした。みなさんのところへ戻りましょうか」

( #7 ) 2018/07/15(日) 06:48:36

神官 サテン

>>2 フリージア
フリージア!!!

(随分と久しぶりな気がします。無理やり起こした身体がギシギシする気がします。運動不足ですね……)

頑張りましたね、フリージア
フリージアのこと、信じてました
夢の世界から、応援していましたよ

( 14 ) 2018/07/15(日) 06:51:49

咎負いの宮廷騎士 ローラン、微かに唇に笑みを浮かべてこくりと頷き、王子とともに広間に戻った。

( A2 ) 2018/07/15(日) 06:51:58

神官 サテン、孤児院生 フリージアに駆け寄った

( A3 ) 2018/07/15(日) 06:52:13

運び屋 ネーロ

瞼が震える。
目の前に広がる天井を眺め終わったのだと気付いた。

「………終わったよ、ネーロ
…うん。わかった」

終わったという言葉にネーロは少し反応したが、まだ起きる気はないようだ。
体を起こしてゆっくり立ち上がる。
他の人達も起き始めていた。
ケラとアルフレドが抱き締め合っているのを横目にトコトコと広間を出てある場所を目指す。
行き慣れたそこへはいつも魔法で行っていたがあえて歩いて向かった。
初めて行った時のように。

( 15 ) 2018/07/15(日) 08:50:33

孤児院生 フリージア

>>14 サテン

っ……!!
サテン、さ、ま、

/*
サテンが起き上がってきたのが見えましたが、声の震えとともに視界ごとぼやけてしまいます。
その動く姿をきちんと見ようと、はじめこそ目もとをごしごしと擦っていた少女でしたが、どうにも涙は拭いきれません。
*/

っ、まだ、だめよ走ったりしちゃ、起きた、ばっかりなん、だからぁ。

……っ、

( 16 ) 2018/07/15(日) 09:16:18

孤児院生 フリージア

……っ

/*
とうとう服の袖で拭うだけでは間に合わなくなり、ぽろぽろと涙の流れるままに任せます。
そして、少女はサテンに正面から泣きつきました。
*/

>>14 サテン

サテンさまあっ!!
よかっ、た、よお……

う、う、っ……!

っ、ぅぅうっ、ぅぅぁあ、ああ……!

( 17 ) 2018/07/15(日) 09:17:28

射手 アルフィリオン

[メモを整理したのを最後に記憶がない。
どうやら、広間でぐっすりと眠ってしまったようだった。
そんなアルフィリオンを起こしたのは、数多くの気配。
そう、つい昨夜より増した数多くの気配だった。]


なんだ…!

皆、起きている?起きているのか。


そうか、僕たちも無事だ。
黒狼騎士団の連中は、皆捕縛できたのか…

[ホッとしたように息を吐き、その場に座り込んで、壁に背を預けた。]

( 18 ) 2018/07/15(日) 09:51:27

神官 サテン、孤児院生 フリージアを、よしよし

( A4 ) 2018/07/15(日) 09:55:26

神官 サテン

>>17 フリージア
早くに置いていってしまって、ごめんね
ほんとうによく頑張りました……

(ああ、やっぱり、ずっと耐えていたんですね。よかった、もう一度こうして触れることが出来て)

……ふふ、わたしも、フリージアの料理、食べたいなあ
精神体みたいなね、状態でね、ずっと見てて、美味しそうだなってね?
はは、わたし何言ってるんだろう、もっと言うべきことはあるのにね

( 19 ) 2018/07/15(日) 09:58:45

咎負いの宮廷騎士 ローラン、カーマイン王に花を手向けにいっている。

( A5 ) 2018/07/15(日) 10:04:26

国王 カーマイン

[気がつくと、死んだはずのカーマインが玉座に座っている。その姿は視認できるが、かすかに透明で、実体があるものでは無いことは誰の目にも明らかだった]

>>魔法使い諸君

やあ諸君!!
無事にすべて終わったらしいじゃあないか?
ご苦労であった。流石我が愛する民である。

裏切り者や魔の者は当然処刑――と言いたいところだが、今の私にそれを命ずる権利は無い。
弟が決断するのを待つとしようか。

……なあ?白百合よ


[カーマインは、ケラの百合を手に持って愛しげに話しかけた]

( 20 ) 2018/07/15(日) 10:15:16

咎負いの宮廷騎士 ローラン

国王が亡くなった日は、一刻も早く王子に話さなければならないことがあったために、こうしてゆっくりと花を手向けることができなかった。
俺は黙とうを終えると、静かに部屋をあとにした。

そして、唖然とする。
広間に戻ると、カーマイン王の姿があった。
遅れてそれが現身ではないと気付き、俺は玉座に腰をおろす王のもとへ向かった。

>>20 カーマイン

「王よ。まさかこうして再び貴方の声を聞けるとは。」

( 21 ) 2018/07/15(日) 10:22:58

国王 カーマイン

>>21 ローラン
……ローラン、いや、ローレンスよ

お前に、またこうしてまみえるとは、な
正直なところ、殺される瞬間、お前の顔が浮かんだ。しかし――お前は、本当に、セルナリアの為に動いていたようで

――いや、セルナリアというよりは、個人的なこと、か?

[片眉を上げてニヤリと笑う]

( 22 ) 2018/07/15(日) 10:36:57

魔法使いの弟子 カッツェ

いたたた………

*いつものように意識が戻り、手を目に当てて起きようとするが、襲って来た体の痛みに思わず声を上げる。短い期間で得た感覚と違いカッツェはすぐに悟った*

(終わったんだな)

*体を伸ばす為に立ち上がる。体が重たい。それもそのはず、今日まで深い眠りについていたのだから*

(あちこちバキバキじゃねぇか)

*苦笑いをしながらストレッチを済ませて人知れず客間に戻る。身なりを整えたかった*

(こんな背中の見えるセクシーな服で皆と顔合わせるなんて無理だわ)

*そんな冗談を思いながら*

( 23 ) 2018/07/15(日) 10:59:46

咎負いの宮廷騎士 ローラン

>>22 カーマイン

その名に反射的にぴくりと眉を動かす。
が、沈黙のあとにそっと口元を緩めた。

「個人的といえば確かにそうかもしれませんが──国への誓いに偽りはありませんとも。」

「私は王に感謝しております。悪しき風習から私を救い、騎士として再び置いてくださったことを。私にとってただひとつの安寧だけは、壊さずにいてくださったことを。」


顔をあげた時、黒い髪がはらりと揺れた。
隙間から覗く琥珀の眸は、真っ直ぐに王を見つめる。

「ですから、私は"彼女"が暮らすこのセルナリアの為に動いたのです。」

( 24 ) 2018/07/15(日) 11:08:23

運び屋 ネーロ

王様の部屋に辿り着く。
王様の隣に立ちその表情を見ながら回顧する。

ビアンカが自ら命を絶った後、ネーロはビアンカを食べた。
そして心臓だけは、時を止めて自分のそれの隣に置いた。

ー僕達は二人で一つだからー

その時"私"が生まれた。

「ネーロ…カーマイン王も欲しいのね。
ふふっ二人だけじゃなくなるのは寂しいけれど、私もネーロと同じ気持ちよ。
ええ。もちろん。
最期まで"僕"達は、ずっと一緒だよ」

意識が薄れていく。
ネーロが戻ってくる。

「またね、ネーロ」

( 25 ) 2018/07/15(日) 11:15:00

孤児院生 フリージア

>>19 サテン

……っ、う〜〜、なに、それ……!

っ、ふ、うぅ……
っまだ、お野菜、きれいに、切れ、ないっ、から……

もうちょっと、っ、練習したら、ね。

/*
サテンの服に掴まるようにぎゅっと握ったまま、少女はしゃくりあげながらなんとか答えました。
*/

……え!見てたの?
じゃあ、あの……

/*
眠ったサテンに寄り添って眠ったこと、頬を突いたこと、数々がいっぺんに思い出されます。
*/

( 26 ) 2018/07/15(日) 11:16:06

国王 カーマイン

>>24 ローラン
[初めてハッキリと見る「ローレンス」の瞳は、逃げることなくカーマインを見据えていた。あの日のファルスの目が一瞬交叉する]

――随分、言うようになったじゃないか。

他の帰順した黒狼共が潰れていく中、お前はいつ心折れるのかと心待ちにしていたが……お前だけは、全く折れんかったな?
なあ、ローレンス

憎かったよ、お前が

私の知らない――今後一生知ることのない、ソフィーを知り、支えにできる、お前がな

憎かったからこそ、手もとで生かしていた
せいぜいこれからも生きておれ
私はお前を永遠に憎んでおくからな

( 27 ) 2018/07/15(日) 11:38:38

子爵のご令嬢 レリー

*いつのもの様に、目が覚める
むくり、と起き上がり、もはや日課となった遠見の魔法で広間を見ると、そこには皆が起き上がって話している姿が見えた

……ああ、自分はセルナリア王国の者共に負けたのか

と察した彼女は、そのまま寝る気にもなれず、ひとまず身支度を整える為に、ベットから降りた*

( 28 ) 2018/07/15(日) 11:59:35

子爵のご令嬢 レリー

*身支度を終えると、まだベットで寝ているエドワードをちらり、と見る
彼の事を起こそうと、ベットに近づくが、そこで思いとどまった

……彼とわたくしは、もう───

そう思い、悲しそうに目を伏せ、彼の部屋を後にした

広間へと向かうと、ロート(>>#0)(>>#1)の声が聞こえる

……わたくしが同胞を置いて、逃げ出す訳がないじゃない

などと思ったが、もはや彼に声を掛ける気力はない

当然の事ながら、皆に合わせる顔がない、と広間に入りづらく、出入り口の近くの陰に、暫く立ちすくんでしまった*

( 29 ) 2018/07/15(日) 12:08:00

運び屋 ネーロ

「……ありがと…ビアンカ…」

もう動かなくなった、でも確かにビアンカが存在した証。
それを確かめるために手を胸に置き、そっと感謝をした。

ギシッ…

ベッドの上に乗り王様の頬をひと撫でする。
その瞳には相変わらず光がないまま。

「王様…ぜんぶ…終わったって…
…僕、王様の、こと…もう…誰にも…渡さない…」

それだけ言うとその喉元に喰らい付いた。
腕も。足も。胸も。腹も。背中も。腰も。臀部も。性器も。内臓も。全部。全部。僕のもの。

頭と心臓だけを残して余すところなく喰い尽くす。
欠けた肉片や血が口や服を汚す。

( 30 ) 2018/07/15(日) 12:10:47

運び屋 ネーロ

「…もうちょっとで…一つ…」

王様の首を折り頭を優しく優しく抱き締める。

「…あいして、ます…カーマイン…さま…」

唯一残した心臓に一つキスをして、そのまま広間へ戻っていった。

( 31 ) 2018/07/15(日) 12:11:00

(村建て人)

ロート「みなさん!おまたせしています、黒狼と魔の者の処遇です……が……」

[ちゃんとした服に着替えてから広間に入ると、玉座に信じられない人が。少し透明で、本当の身体じゃないことはわかったけれど]

ロート「兄上……!」

( #8 ) 2018/07/15(日) 12:19:06

咎負いの宮廷騎士 ローラン

>>27 カーマイン

「──。」

意外そうな顔をする。
実際、思いがけない言葉が王の口から出たからだ。

−−カーマイン王は俺を憎んでいた。
それは弟のためではなく、自分自身のためだったのだと。

「私は弱い人間ですが、諦めだけは悪いですから……心もしぶといのです。」

謝るのは筋違いだと思った。
だから、無礼を承知の上で更に軽口を重ねた。

「貴方が私をどんなに憎もうと、私が貴方に御恩を受けた事実は変わりありません。ありがとうございます、カーマイン王。私はこれからも生き汚く、ロート王子とソフィー姫と共に新しくつくりあげられた未来を進みます。」

「どうか、そんな私をずっと恨んでいてください。」

( 32 ) 2018/07/15(日) 12:20:15

図書館司書 カエデ

予定外に朝を迎えてカエデは恥ずかしさを殺すため苦笑いをする。
「私の覚悟は一体何だったの…」

これなら、まだこの本は、ね。

ソロもかえってきて抱き合う、心配しなんてしてなかった、というが私には可愛くて仕方がなかった。

広間に向かうとみんな目覚め、各々再会を喜んでいる。

ああ、この国は救われたのね…
一人小さくガッツポーズをした。

( 33 ) 2018/07/15(日) 12:22:54

咎負いの宮廷騎士 ローラン

>>カーマイン

「……それでは俺はこれで失礼いたします。」

ロート王子が玉座へやってきたのを見て、俺は深々とカーマイン王に一礼した。
すれ違いざまに王子を一瞥してから、二人から少し離れた場所に立つ。

そして、遠目から兄弟を眺めていた。

( 34 ) 2018/07/15(日) 12:24:45

国王 カーマイン

>>#8 ロート
……ロート、ご苦労だったな

あー……私が命と引き換えにかけた魔法が解けたことで、一時的に魔力が集まり……精神体のようなもので意識だけ残っている状態らしい
まあ、せいぜい1日程度だな

……それより、裏切り者共の処分を決めたのだろう?

言ってみろ、ロート

( 35 ) 2018/07/15(日) 12:24:59

従者 ミーチェ

/*
ミーチェは目を覚まします。
自分の視界が暗いことで、夢から覚めたのだと理解します。
*/
どうしましょうか。ミーチェがこくろうきしだんということはすでにあきらかになっているのでしょうし。

( 36 ) 2018/07/15(日) 12:28:36

国王 カーマイン

>>32 ローラン
――フン、言いよる

[憎々しげに、しかし愉快そうでもある笑みを浮かべる]

お前は、せいぜい「生」にしがみついておれ

心配せずとも、お前が生きている限り……恨み続けてやるわ

( 37 ) 2018/07/15(日) 12:29:01

運び屋 ネーロ

血に濡れて王様の首と心臓を大事に抱えたまま広間へ戻る。
何気なくいつも王様が座っていた玉座へ視線を流すと、今し方喰らってきた、焦がれていた人がそこにいた。

「おう…さま…?」

他の者はもう目に入らず、ペタペタと血の足跡を作りながら玉座へ近付く。

「…ほんもの…?」

目の前まで進むと首を傾げて質問した。

( 38 ) 2018/07/15(日) 12:30:52

子爵のご令嬢 レリー

*広間に入るか否かで葛藤していると、ヘズは広間にいるものも、ロキ……グスタフの姿がない事に気付く

もしや、部屋でまだ寝ているのだろうか?

そう思い、ロキの部屋へと向かう事にした*

( 39 ) 2018/07/15(日) 12:30:59

子爵のご令嬢 レリー、求道者 グスタフの部屋の前に着いた。

( A6 ) 2018/07/15(日) 12:31:28

神官 サテン

>>26 フリージア
ふ……ふふっ、練習なんて。
わたしで練習すればいいじゃないですか。
おともだちなんですから、使ってくださいよ、フリージア

(そんなことを気にするなんて、かわいいですね、本当に)


ええ、ずっと見てましたよ〜
ときどきね、背中をぽんぽんとしに行ってたんですよ
こういうふうにね?

( 40 ) 2018/07/15(日) 12:31:53

神官 サテン、孤児院生 フリージアの背中をぽんぽんと優しく叩いた

( A7 ) 2018/07/15(日) 12:32:14

子爵のご令嬢 レリー

*ドアをノックしても返事がないので、もしや……!?と思い、ドアノブを回して入ろうとすると、普通に入る事が出来た

部屋の中では、ロキがベットに横たわり、天井を見ている姿が目に入る

よかった、無事だったのね

と安堵し、ベットの横まで行き、そっとベットの端に座り、彼に話し掛ける*

……ロキ、お疲れ様
……全て終わったわ、ね

*どう話し掛けてよいか分からず、定型文の様な在り来りな事を言ってしまう*

( 41 ) 2018/07/15(日) 12:34:43

(村建て人)

[兄上に何か話そうとした時、ぺたりぺたりという足音が聞こえて、振り返ると――]

ロート「!?!?」

[兄上の首を持って、ネーロさんが玉座に近づいていきます。とりあえず止めようとしたら、兄上は目でボクを制しました]

[仕様がないので、近くにいたローランの近くに駆け寄りました。情けないことに、ボク1人で、どう対処すべきなのか混乱してしまったのです]

( #9 ) 2018/07/15(日) 12:41:17

咎負いの宮廷騎士 ローラン

>>38 ネーロ

王と王子を離れたところから見守っていると、ぺた、ぺた、と、濡れた音がした。

ふと見ればケットシーの姿がある。
サテンが俺と一緒に眠らされてから、ずっと印を持つ者として白玉を纏めあげていた魔法使いだ。

ケットシーは王の元へ迷わず向かう。
歩いたあとには赤い足跡が。


−−そして何より、その手に抱えるものに戦慄した。

「───止まれっ!!」

王に問いかけるネーロの首に剣の先を突きつける。
戸惑ったロートは俺の傍らに駆け寄った。

「それ以上王に近づけばただじゃおかない。」

( 42 ) 2018/07/15(日) 12:45:13

孤児院生 フリージア

>>40 サテン

おともだち……

サテンさまには、きれいに作ったのを食べてほしいから。おともだちでも……

/*少女は泣いて赤くなった顔に少しだけ不満の色を滲ませました。
背中をぽんぽんと優しく叩かれて、口を開こうとしたとき>>38 ネーロ の姿が目に入り、そちらを凝視して絶句します。*/

……っ!?

( 43 ) 2018/07/15(日) 12:46:52

図書館司書 カエデ

ただ遠くからみていると

ネーロとローランが対峙していることに気づく。
そしてネーロの持ってるものは…

みんなは、私はどう動くべきなの!?

( 44 ) 2018/07/15(日) 12:49:01

国王 カーマイン

>>38 ネーロ
おお、なんだ。準備部門の優勝者の、ケットシーではないか

本物、と言っていいのかはわからんが、お前が持っている身体の中身ではあるな

[止めようとするロートを、制止しつつ言うと、ローランも殺気立ち始めた。あまりに衝撃的な光景だ、無理もなかろうと、カーマインは肩を竦めた]

>>42 ローラン
よいよい、まあ待て。お前は、ロートの所にいろ
今更死ぬわけでもない

>>ネーロ
なんだ?頭と内臓だけ持って何の用だ?ん?

( 45 ) 2018/07/15(日) 12:50:19

神官 サテン

>>43 フリージア
フリージアは優しいですねえ
わたしは、もうずっと見ていたので一刻も早く食べたくて……

(と、フリージアが何か見て目を丸くしました。なんだろう?とその視線の先を見ると)


ネッ……!!!

( 46 ) 2018/07/15(日) 12:52:12

神官 サテン、孤児院生 フリージアの目を両手で覆った

( A8 ) 2018/07/15(日) 12:52:27

運び屋 ネーロ

>>42 ローラン
王様に近寄ると首元に剣先が突きつけられる。
ピタリと止まり邪魔をする人間を見ると味方であったローランがいた。

眠っていた時、こいつはジルベールの側にいた。

「…邪魔…」

それだけ言うと視線を王様へ戻し剣の向こう側へ瞬間移動する。

( 47 ) 2018/07/15(日) 12:54:45

咎負いの宮廷騎士 ローラン

>>45 カーマイン

「しかし王! こいつは……!」

王の体をこのように扱うなど、許されてなるものか。
激情に駆られて柄を握る力が強くなる。

しかし、主君の待ったも聞かずに斬りかかろうとした時、既にケットシーの姿はなかった。
気付けば王の傍へ移動している。

「……チッ。」


忌々しげに舌打ちをして、俺は剣を収めた。
妙な真似をしたら次こそその心臓を貫いてやる。

俺は戸惑っているロート王子に視線を向け、こくりと頷いた。

「ご心配なく、ロート王子。王に何かあった時はこのローランが。」

( 48 ) 2018/07/15(日) 13:00:35

魔法使いの弟子 カッツェ

*客間へ戻る途中、会場の方から大きなざわめきが起こった*

(何だ?)

*身なりを整えてからもう一度広間に行こうとしたが、カッツェは踵を返し元来た道を歩き始めた*

( 49 ) 2018/07/15(日) 13:03:53

求道者 グスタフ

《二度と目覚めぬ、夢でも見るのかと。夢ならばもう一度あの子たちに会うことが叶うのかと。

––皆の仇は討った。守ってやれずすまなかったと。

神は私に自己憐憫も完結も許さないのか。
夢を見ることもなく、朝目覚めた。

もはや術を練る気力もない。ならば私はまともに歩くこともできない。

何も、できない……できなかった。


ふと、足音に、聞き慣れた声がした。

「エレ…か。目を覚ましたのだな。」

賊として縛られながら、真実その無傷な様子に安堵した。

「身体は、どうもないのか…?」

( 50 ) 2018/07/15(日) 13:03:56

魔法使いの弟子 カッツェ、静かに会場へと戻ってきた

( A9 ) 2018/07/15(日) 13:05:11

咎負いの宮廷騎士 ローラン、運び屋 ネーロの動向を監視している。

( A10 ) 2018/07/15(日) 13:05:57

子爵のご令嬢 レリー

>>50 ロキ

*生身の体では久々に見た彼の顔は、意気消沈……生きるのも辛いという感じだった

無理もない、あたし達はこの後、恐らく極刑に掛けられる
ならせめて、思い残す事がないように動こうと思った*

ええ、あたしは平気

……!ロキ、貴方、足が……
あたしでよければ、何とかして運ぶけど、どこか行きたい場所はあるかしら?
……それとも、放っておいたほうがいい?

( 51 ) 2018/07/15(日) 13:12:21

運び屋 ネーロ

>>45 カーマイン
その言葉に、何にも屈しないその姿に、もう一度会えたことに、もう一度視界に入れてくれたことに、歓喜した。

「頑張った…ごほーび…これ、ほしくて…
…あと、これ…もらったら…王様と…一つに…なれるから…
僕が…もらっても…いい、ですか…?」

そう言って大事そうに抱えていた心臓を差し出す。
想いを伝えるなんてことを知らず純粋に一つになれると信じきっているその瞳は真っ直ぐだった。

( 52 ) 2018/07/15(日) 13:13:31

踊り子 パトリシア

あら、急に人が増えたのね、どうして?
とうとうオーディションが始まるのかしら?

[不思議そうに広間を見回す。]

( 53 ) 2018/07/15(日) 13:20:50

国王 カーマイン

>>52 ネーロ
ははあ、成程。褒美か。
確かに、そなたは長くみなをまとめていたという話だ
確かに、褒美はやらねばならんだろうな……

まあ、しかしだ

[ネーロの顎に手をやり、目を細めてニッと笑う]

――おまえ、私の身体を喰ったろう?

悪いんだがな、国王の玉体を喰らわせてやっただけで、良しとしてくれんか。
これでも一応、高貴な身なものでな……かなり破格の褒美なのだぞ?

それに、唯一の家族に身体を残してやりたいし……

心臓は、とあるお姫様にとうの昔に捧げているんでな
おまえにはやれんのだ

( 54 ) 2018/07/15(日) 13:21:59

魔法研究員 エドワード

/*
目が醒める。
レリーの姿はすでになく、どうやら僕の意識は実体に戻ったらしかった。

そうして、僕は
決断のときが来たことを知る。
そうして、僕は
決心のときが来たことを知る。
*/

( 55 ) 2018/07/15(日) 13:27:46

孤児院生 フリージア、神官 サテンのゆるんだ指の間から広間を見ている。

( A11 ) 2018/07/15(日) 13:34:13

神官 サテン、呆然と成り行きを見守っているので、フリージアが見てることには気づいていない

( A12 ) 2018/07/15(日) 13:35:28

求道者 グスタフ

「このまま…ここで果てることも考えたが…

なぜ我々がことを起こしたか、王弟に伝えねば…な。」

《思えば術に頼らず、杖も持たず歩くのは何年振りか。
壁伝いにならば、と体を起こしたが立ち上がる前に床に崩れ落ちた。

肩と額を石の床に打ち付け、身動きが取れなくなる。》

惨めな…ものだな。
這って向かえと、いうことか。

《ふと、同じ姿で見た6年前の光景を思い出していた。》

( 56 ) 2018/07/15(日) 13:49:25

運び屋 ネーロ

>>54 カーマイン
顎に手を添えられ至近距離でシニカルな笑みを受け止めると、ぶわっと全身の毛が逆立ち顔は赤く染まる。
そして続く言葉はなんともカーマインらしいものだった。

ああ、この人が僕とビアンカの愛した人。

断られては一つにはなれない。
だが今受け取った言葉が、何よりの褒美だと思った。
とろりと溶けそうな気持ちを抑えてコクリと頷いた。

「…わかった…勝手に…喰べて…ごめんなさい…元に…戻して、くる…
あと…もう一つ…お願い、しても…いいですか…?」

王様にも想う人がいる。
ロート様と、おそらくソフィー姫。
それならば

「王様に…僕の、100年…あげても…いいですか…?」

いっそ、お二人が最期を迎えるまで。

( 57 ) 2018/07/15(日) 13:58:09

魔法研究員 エドワード

/*
白玉が、魔の者も黒狼も眠りにつかせた。
セルナリアの勝利。
忠誠を誓った国が勝ったのだ。
僕は、もう少し喜んでもいいはずだ。

なぜ……こんなにも、胸のつかえが取れないのか。

僕は、一度は志を捨てたもの。
セルナリアを護るのを諦め、自ら望んで眠った者。
そんな僕が、手放しで喜んでいていいのだろうか。
皆にどんな顔をして会えばいい?

そして、レリーには、どんな顔をして…会えばいいんだろうか。
*/

( 58 ) 2018/07/15(日) 14:01:18

国王 カーマイン

>>57 ネーロ
ふむ、素直でよろしい

[満足げに頷くと、ネーロの頭をくしゃりと撫でた。もっとも、ネーロには風が吹いた程度にしか感じないだろうが]

……おまえの100年を、私に?
ふーむ

[しばし考えてから、少し寂しげに笑う]

100年は、長すぎるな
私は、弟夫婦より先に逝きたいものでな?

それに、私は明日逝く。これは変えられんのだ。悪いな、ケットシー

( 59 ) 2018/07/15(日) 14:15:24

(村建て人)

>>59 兄上
[『弟夫婦』という言葉を聞いて、ハッとし、兄に話しかける]

ロート「あ、兄上……ボクらの結婚の件なんですが。ボク、思う所があって、白紙に、することにしました」

( #10 ) 2018/07/15(日) 14:21:38

国王 カーマイン、ロートの発言を聞いて、眉を顰める。が、言葉の続きを待つ

( A13 ) 2018/07/15(日) 14:22:19

(村建て人)

ロート「……兄上が、思っていたことは……ごめんなさい、日記を読ませていただきました。」

ロート「ボクは、あまりに弱く、あまりに無知で、あまりに情けない。ソフィー姫と結婚する資格はないんです。それに――ソフィー姫に、「受け入れてもらう」んじゃなくて、「選んでもらう」じゃないと、意味が無いと思うんです。だから、ボクは、2年かけて、姫に選んでもらえるように、頑張るつもりなんです。兄上――兄上、勝手して、ごめんなさい。どうか、」

[ご理解ください、という一言は呑み込んだ。兄上が地を吐く思いで決めたことを、覆すのだ。兄上にも、受け入れてもらうだけじゃ、ダメだと思ったから]

( #11 ) 2018/07/15(日) 14:27:44

運び屋 ネーロ

>>59 カーマイン
暖かい風がそっと頭を撫ぜる。
恨まれていようと、怖れられていようと、僕とビアンカは王様を愛していた。
こんな僕達を、王様は否定しないでくれた。
元々こんな機会があることすらありえないのだ。
十分すぎるほどのものをもらえた。

「…ありがとう…ございました…」

全ての気持ちを含めて、最後に一言だけ伝えた。
ふにゃりと、壊れる前のように、それよりも幸せそうに、僕は笑えただろうか。
笑えてたらいいな。
そう願いながら玉座を離れた。

( 60 ) 2018/07/15(日) 14:28:37

国王 カーマイン、運び屋 ネーロに、ひらひらと手を振った

( A14 ) 2018/07/15(日) 14:29:24

従者 ミーチェ

/*
ヘズは真っ暗の世界の中を歩いていきます。
見えなくても、何日も過ごしたお城の中は問題なく歩けました。
誰かを探すわけでも、何かをする訳でもありません。
ヘズの『復讐劇』は終わったのですから。
*/

( 61 ) 2018/07/15(日) 14:30:31

国王 カーマイン

>>#11 ロート
[しばらく、目を閉じて何かを思い出しているようだったが、やがてゆっくりと目を開ける]

…………ふうん。
なぜ、謝る?おまえがしたいことをすればいい。
やはり……成人、か。
初めて、私から与えられたことを、覆したな。
大人になったものだ

[カーマインは足を組み直して、玉座に両手をかけ、ロートを見つめる]

……私の日記を見たということは、そこのローレンスのことも知ったんだろう
おまえ……簡単に負けるんじゃないぞ

それだけ私と約束するなら、私から言うことは何もない

( 62 ) 2018/07/15(日) 14:39:44

国王 カーマイン、咎負いの宮廷騎士 ローランを見て、意味深に嘲笑した

( A15 ) 2018/07/15(日) 14:40:21

咎負いの宮廷騎士 ローラン、国王 カーマインの視線wl

( A16 ) 2018/07/15(日) 14:43:57

咎負いの宮廷騎士 ローラン、国王 カーマインの視線を受け止めて目を伏せたまま口の端を微かにあげかえした。

( A17 ) 2018/07/15(日) 14:44:43

(村建て人)

>>62 兄上
ロート「兄上……!はい!約束します。きっと、自分の力で、ソフィー姫に好いてもらえるように、頑張ります」

ロート「あ、そうだ。それと……今回の事件の、処分を下そうと、思います」

( #12 ) 2018/07/15(日) 14:54:17

国王 カーマイン、興味深そうに、薄く笑みを浮かべて聞いている

( A18 ) 2018/07/15(日) 14:54:54

(村建て人)

ロート「ボク……6年前の戦争のことや、黒狼騎士団の人たちの最期のこと、読みました。今は、資料がないけど、民間の方々も含めたら……きっと、たくさんの人々が、悲しい思いをして、黒い気持ちも抱いたのだと思います」


ロート「兄上は、そういう人たちが「わるいこと」をする前に、未然に取り除くという形を取りましたが……それでは、取り除かれた人の隣にいた人が、その穴を見て、また苦しくなるし、心が黒く染まることもあると思うんです」


ロート「ボクは……今回の事件では……そういう、悲しい連鎖は、断ち切りたいと思います。でももちろん、許すということではありません。王家の長、国家の頭、なにより、ボクの唯一の家族が殺されたわけですから、許すことはできません」

( #13 ) 2018/07/15(日) 15:01:47

調香師 アルフレド

[アルフレドがケラを抱きしめたまま、玉座を見遣ると、なんとカーマインが座っていた。その姿は、かすかに透明だ。手には白百合を持っている。]
王様!
[アルフレドは、叫んだ。]

[ふと、ネーロがゆらりとやってきた。その手に持っているものに戦慄する。]

( 63 ) 2018/07/15(日) 15:13:32

(村建て人)

ロート「……まず、【魔の者】。ジルベールさんと、コータロさん」

ロート「あなたがたは、直接黒狼騎士団に加担した訳ではありませんが、間接的にセルナリアを危機に晒しました」

ロート「おふたりにはそれぞれ処分を課します。
まず、【ジルベールさんは、国外追放】……今後一切セルナリア領、もちろん元サリーナ領にも入ることは許しません。グラン家の土地・財産も没収とします。大切なものだけ持って、身一つで出ていってください。」

( #14 ) 2018/07/15(日) 15:13:33

調香師 アルフレド

[アルフレドは、ロートの話に耳を傾ける。魔の者と、黒狼騎士団への処分が下されるという。]

( 64 ) 2018/07/15(日) 15:16:02

(村建て人)

ロート「【コータロさんは、魔法に関すること以外の記憶を消去】、並びに【城の監視下で刑罰執行人として働いてもらいます】」

ロート「……もちろん、ジルベールさんにも、不定期に監視員をつけます。あなたが持ち出せるものは、一つだけです」

( #15 ) 2018/07/15(日) 15:21:33

射手 アルフィリオン

[広間では、様々な思惑が動いてました。
再会をよろこぶ者、血を滴らせる者、何故か半透明な者。
その中に、見慣れた顔が這い蹲っているのを見て、その真正面から近寄りました。]

>>56 グスタフ

やぁ、グスタフ君。
随分と変わった格好をしているね。

せっかく昨夜、身綺麗にすると言って風呂まで入っていたのに床で寝る趣味でも?

[グスタフの側に近寄っていたレリーにも気がつきます。]

ああ、レリー君も。
黒狼がまた集まって謀かな?


それより君ら。どうやら処分が下されるようだよ。

[グスタフとレリーの耳に手を近づけ、遠聴の魔法を付しました。」

( 65 ) 2018/07/15(日) 15:28:10

(村建て人)

ロート「黒狼騎士団を名乗ったミーチェさん、レリーさん、グスタフさん、並びに内通者パトリシアさんへの処分、ですが……」


ロート「あなたがたは、そのまま野に放っては、必ずまた復讐をするでしょう。時間が経って消えるような恨みではないでしょう。それに、命が惜しかったらこのようなことはしないでしよう。だから、どちらも罰としては相応しくありませんね」

[ボクは困って笑います]

( #16 ) 2018/07/15(日) 15:34:45

しがない花屋 ケラ

/*
泣いて泣いて泣き疲れて。子供のようにアルフの胸の中で眠っていたようだ。騒がしくなっている空間でうっすらと目を開けた。腫れぼったく赤くなっているだろう瞼を擦りながら見上げると、そこにはアルフの顔があった。
*/

……夢じゃ、無いよね?
アタシ達…生きてるんだよね?

( 66 ) 2018/07/15(日) 15:38:05

しがない花屋 ケラ

《白百合はカーマイン国王の傍らで自ら動き始め、顔の周りをくるくると喜ぶように回り始めた。どうやら魔法の力が城中に満ちていて、百合に魔法の命が一時的に授かったらしい。》

"王様!王様!私の声が聞こえる?
なんて素敵なんでしょう!あなたがまた生きてるなんて!"

( 67 ) 2018/07/15(日) 15:41:27

調香師 アルフレド

>>66 ケラ
[あれからケラは泣き疲れ、アルフレドの胸の中で眠っていた。もぞもぞと、起きる気配がする。]
起きた?
[アルフレドは優しく微笑んだ。]
ああ、夢じゃない。生きてるよ。

( 68 ) 2018/07/15(日) 15:44:10

(村建て人)

ロート「あ……内通者のパトリシアさん……は、今記憶が無いのでしたか。」

ロート「では、それに追加して【パトリシアさんの記憶から、ご両親の記憶を消去します】。そして、【踊ろうとしても、踊れなくなる呪いをかけます】」

ロート「……好きなものをすべて無くして、そこから始めてください」

( #17 ) 2018/07/15(日) 15:44:58

運び屋 ネーロ

王様を戻しに行こうとするがロート様の声が広間に響き渡り足を止めて振り向く。
敵の処遇について発表される中、王様の首を抱き締め直すと固唾を飲んで聞いていた。

( 69 ) 2018/07/15(日) 15:46:20

(村建て人)

ロート「黒狼騎士団の三人については――」

ロート「ふさわしい罰を、もう少し考えます」

ロート「改めて、お呼び出しするので、もうひととき、覚悟してお待ちください」

( #18 ) 2018/07/15(日) 15:50:05

調香師 アルフレド

[アルフレドは、処遇を固唾をのんで聞いていた。レリーの今後を案じていた。]

( 70 ) 2018/07/15(日) 15:50:33

求道者 グスタフ

>>65 アルフィリオン
……誰と思えば、男女の逢瀬に割り入ってくるとは趣味の悪いエルフ殿だ。
100年生きればその辺りの機微を察する力は薄れ消え去ると見える。

……話すことなどない。
元より、覚悟の上だ。

《左手で半身を起こし、ベッドに背中を預ける。》

( 71 ) 2018/07/15(日) 15:51:44

図書館司書 カエデ

ロートの声を聴きハッとします

膝から崩れ落ちる、目の前のの景色の色がなくなっていく。

( 72 ) 2018/07/15(日) 15:53:27

しがない花屋 ケラ

>>68 アルフ

…また、会えたね。

/*
そう言ってスリ…、と、顔を胸元に寄せて擦り寄る。
彼の鼓動が自分を安心させてくれた。
*/

…あれは…?え、どっどうしてカーマイン国王がいきてるんだい?!あの方は亡くなったはずじゃ…。

( 73 ) 2018/07/15(日) 15:54:17

子爵のご令嬢 レリー

>>65 アルフィリオン
……エルフさん
わたくしにそんな気力がない事くらい、見抜いてるでしょう?……貴方は本当に意地が悪いのね

……って!ロキ!
ちょっと待って!
そんな体で歩いたらまた……!

*アルフィリオンを見て、心底嫌そうに言う
そして、歩き出したグスタフを追っかける*

( 74 ) 2018/07/15(日) 15:55:13

国王 カーマイン

>>ロート

[ロートが発表していく処罰を、真剣な面持ちで聞いていた。最後に、首謀者たちへの処罰はもう少し考えるという旨を聞き、フッと笑いをこぼす]

フン……ロート、なかなか焦らすではないか
まあ、その間、裏切り者どもは首を洗って待っていろ、ということだな

それにしても……各人への処罰、なかなかではないか
さすが、次王、と、言っておこう

( 75 ) 2018/07/15(日) 15:56:59

呪医 コータロ

「因果は報いるよなぁ」
ロート王の宣告を聞き、剣を降ろす。
記憶を消し、生命を永らえさせることなんぞ、俺が何人も何人もやってきたことじゃあないか。それが今度は自分に降りかかるだけだ。
ただ、足の震えが止まらない。

( 76 ) 2018/07/15(日) 15:57:45

調香師 アルフレド

>>73 ケラ
[また、会えたねという言葉に、アルフレドは微笑む。]

[ケラがアルフレドの胸元に擦り寄る。鼓動が早くなってるのがバレないといいが。]
それは、わたしにも分からない。どうやら、実態のない霊体らしい…。

( 77 ) 2018/07/15(日) 15:58:45

呪医 コータロ、どっかとあぐらをかいて座りこんだ。

( A19 ) 2018/07/15(日) 15:59:59

しがない花屋 ケラ

>>77 アルフ

霊体……。

/*
もう死んでいることはどうやら変わりないらしい。
これまでに狼と占ったものや拘束された者達もみんな自由になっている。

ふ、と気になる背中を見つけた。
*/

ねえ、アルフ。あたし今のうちに、話せるやつとは話をしたいんだ。きっともう話せなくなるやつの方が、多いと思うから…

( 78 ) 2018/07/15(日) 16:04:35

しがない花屋 ケラ

コータロー!!

/*
思えば最後の幾日かは話が出来なかった。自分を恐れてのことかもしれないが…もっと話がしたいと思っていた。
彼の正体がなんであれ、だ。
*/

コータロ……。…記憶がなくなっちまうって、聞いて…。

( 79 ) 2018/07/15(日) 16:06:53

調香師 アルフレド

>>78 ケラ
ああ、もちろん。ふふ、いってらっしゃい。
[アルフレドも、その背中を見つけ、笑いながら快く送り出した。]
わたしも、済まさねばならぬことがある。
[アルフレドの顔に影がさした。レリーだ。]

( 80 ) 2018/07/15(日) 16:09:04

国王 カーマイン

>>67 百合
[ふと、何かが飛んできたと思ったら、あのオーディションの日の白百合が、カーマインの顔の周りを嬉しそうにくるくると飛び回る]

おやおや、これはこれは可憐なお嬢さん
まだ私のことを覚えていたのか?
無垢なことだ

[手をかざすと、百合はその手に自らするりと収まってきた]

……フン
言っただろう、私に恋をしたところで報われんと
私の魂は、おまえに応えることはできぬのだ

それでもおまえは、一夜と言わず、私と共にあろうというのか?

( 81 ) 2018/07/15(日) 16:09:45

調香師 アルフレド

>>レリー
レリー!
[レリーを広間に見つけ、大声で呼ぶ。]

( 82 ) 2018/07/15(日) 16:10:40

呪医 コータロ

>>80 ケラ
「あぁ、はは、は。なに、少し腫瘍を取るだけだ、俺が、人の膿を、穢れを溜め込んだ、それを、切除するにすぎんよ。俺の命ごとやらんだけ、名医だと…………」
あぁ、駄目だ。

( 83 ) 2018/07/15(日) 16:11:34

呪医 コータロ

「忘れたくねぇよ……」

( 84 ) 2018/07/15(日) 16:12:10

呪医 コータロ、嗚咽をかみ殺しながらそう答えた。

( A20 ) 2018/07/15(日) 16:12:44

しがない花屋 ケラ

>>81

百合
《百合はすぽっとカーマインの手の中に収まった。葉っぱで腕を組むようにして百合は怒る。》

"失礼しちゃうわ!私ってば、そんなに薄情な女に見えるのかしら!王様にずっとついて行くって決めてるのよ?今更置いてったら、浮気しちゃうんですからね!"

( 85 ) 2018/07/15(日) 16:13:49

子爵のご令嬢 レリー

>>82 アルフレド

*大きな声に自分の名前を呼ばれ、思わずそちらを向く
すると、そこにはアルフレドがこちらに駆けてきているのが見える
動揺し、固まっていると、目の端にアルフィリオンがグスタフの世話を焼いているのが目に入る

……わたくしの、すべき事は

という考えと共に、体の硬直が解け、アルフレドを睨みつけながら迎え入れる*

…………何が御用?

( 86 ) 2018/07/15(日) 16:14:29

しがない花屋 ケラ

>>84 コータロ

…っ

/*
勢い余って抱きしめる。両腕がギリギリ届くぐらいの大きな身体を精一杯。なんて言葉をかければいいかわからなかったが、口を開いた。
*/

…バカ、だねぇ。…その膿とやら、全部取り除いたら…いつか。いつかあたしの歌を、アンタに絶対聞いてもらうんだからね。

( 87 ) 2018/07/15(日) 16:20:09

求道者 グスタフ

《相手を見上げながら話すのも苦々しく思い、再びグスタフは動き始める。やれやれ…とでも言いたげに頭を起こし、いざるように壁まで進むと、ドアに捕まり立ち上がった。》

右手に右足…実に体勢の取りにくいようにご丁寧に切ってくれたものだ…

踏ん張りの効かない足元はおぼつかなく、体を壁に擦り付けるように広間へと向かって行く。

( 88 ) 2018/07/15(日) 16:21:39

射手 アルフィリオン

>>71 グスタフ
残念ながら僕には、逢瀬でなく介護に見えたのでね。
何百年経とうとも僕は、介護に甘い空気は感じられないと思うよ。

そうか。
だが、僕に話さずとも、話したいことのある奴はいるんだろう?
女性に介護を任せるのかい?

そのまま進んでも1日経とうが辿り着けないぜ。

( 89 ) 2018/07/15(日) 16:22:38

調香師 アルフレド

>>86 レリー
[レリーがグスタフとアルフィリオンとともに広間に現れたのを見かけて、アルフレドは、思わず駆け寄る。]

レリー…。
[これから、処遇が決定される。そう思うと、アルフレドはなんとも言えない気持ちになっていた。]

これを受け取ってくれ…。約束の香水だ…。
[コロンとアルフレドの手のひらに現れたのは、薄ピンクの小瓶に入った赤い香水。]
これは、「サザンカ」花言葉は、「高潔」だ。
君はいつでも気高く立派で、自分の信念にまっすぐに従っていた。わたしと信念は違おうとも、レリーはまっすぐだった…。

[サザンカは爽やかな香りがする。高潔なレリーに似合うだろうと、調香したのだった。]

( 90 ) 2018/07/15(日) 16:23:26

国王 カーマイン

>>85 百合
くくっ……ふふふ……随分とまあ、可愛らしい反応をするものだ

では。お言葉に甘えて、今日が終わったら、冥土への旅路を2人きりで散歩と行こうか

まあ、もう少し待っておれ

[そう言って軽く百合を撫でると、自らの胸元にすっと挿した]

( 91 ) 2018/07/15(日) 16:27:18

呪医 コータロ

>>87 ケラ
「いいなぁ。俺。未来の俺が羨ましいや」
「憧れの歌姫の歌を、初めて聞くことができるなんてよ」
怖い。怖い。俺もまだそこまでの記憶消去はやっちゃあないのだ。"俺"が保てるかも分からん。
だが、せめてあこがれの人の前では虚勢でもいい、恰好をつけたかった。

( 92 ) 2018/07/15(日) 16:32:04

子爵のご令嬢 レリー

>>90 アルフレド

*彼から手渡された香水を受け取り、ぼんやり眺めていた

今から自分は処刑される……そう思うと気分にもやがかかり、思わず目の前の彼に悪態をつく*

………お褒めのお言葉、どうもありがとう
貴方からしたら、さぞ愉快でしょうね?
敵対する黒狼騎士団……サリーナ王国の者が、今から処罰を受けるのだもの

わたくしね、貴方の妹の気持ちが少し分かった気がするわ
こんな絶望と苦しみに、彼女も面していたのね……それを貴方に伝えられないのが本っ当に残念!

……これは、貰っておいてあげる
約束、したものね

ふふ……精々、妹との過去に引きずられながら、ケラと仲良くやるといいわ

わたくし、どの様な処罰が下ろうとも、貴方とは二度と会わないと、今ここで宣言してあげる
……さようなら

( 93 ) 2018/07/15(日) 16:39:12

子爵のご令嬢 レリー

>>アルフレド

*呪いのような言葉を吐き捨てると、香水をポケットにしまい、アルフレドから背を向け、広間の出入口へと向かう*

( 94 ) 2018/07/15(日) 16:39:44

調香師 アルフレド

>>レリー
[アルフレドは、去りゆくレリーの背中を見つめていた。]

[どうか、レリーの人生が絶望と苦しみに苛まれようとも、どうか、救いがあるよう…。アルフレドは祈るしかなかった。]

( 95 ) 2018/07/15(日) 16:45:25

咎負いの宮廷騎士 ローラン

友への判決が下った。


−−国外追放。

ジルベールが行おうとしたことは到底許されぬことだ。
当然の酬い。命があるだけまだマシだろう。

王子の判断を反対する気などない。
彼はその罪を背負って生きていくべきだ。

しかし。


「…大切なものを、一つだけ」

彼は何を持って、出て行くのだろう。
ジルベールを虐げた家族やサリーナを、その原因となった魔法を、……セルナリアを、全て愛せなかったと言っていた彼が。

( 96 ) 2018/07/15(日) 16:45:35

求道者 グスタフ

どうやらエルフ殿には皮肉も通じないと見える。
少しは人の会話に馴染みたまえ。

…この身体はセルナリアの賜物なのでな。
久々に享受してやろう。

( 97 ) 2018/07/15(日) 16:48:59

調香師 アルフレド

苦しい…。

[アルフレドは、一人ごちた。]

( 98 ) 2018/07/15(日) 16:49:05

咎負いの宮廷騎士 ローラン

夢の中で交わした約束を思い出す。
あいつは今も、裡から湧き上がる炎に焼かれている。


──…。

( 99 ) 2018/07/15(日) 16:49:46

射手 アルフィリオン

[壁を支えに進むグスタフに、溜息を付き、背を探り取り出した矢から矢尻を外しました。]

………

[右手を当て矢を太く、長く成長させると、歩みを続けるグスタフに返事をします。]

>>97 グスタフ
おい。せめて、杖ぐらいないと困るだろう。
広間でも壁を伝っていく気か?

( 100 ) 2018/07/15(日) 16:54:54

図書館司書 カエデ

>>#17 ロート
[カエデは王の前に跪く]
パトリシアへの処罰、まごうことなき英断です。
彼女は復讐の心を持ち、この国を大いに乱した。
命があるだけでも感謝しきれません。
[そして彼女は自分の決意を口にする]
ですが、ですが王よ。一つだけ私の願いを聞いてくれませんか?

私はパトリシアニに約束したのです、護って見せると
そして彼女は私を信じ、頼り、寄り添ってくれました。

しかしその約束は果たせず、パトリシアは家族に踊り、彼女の生きる目的を失いさまようことになります。
私は一人の人間としてのパトリシアと約束しました。
彼女が何者であろうと、この約束は果たしたいのです。
なので、どうか。

私からも家族と本を奪って、姉妹としてパトリシアの隣にいさせてもらえないでしょうか?

王族の本棚に記憶の改ざんについての本を見つけました、あの本を用いて処罰は行われるのでしょう、あの本に書いてあることがほんとならできますよね?
わたしを彼女を守る双騎士にさせてもらえないでしょうか。

( 101 ) 2018/07/15(日) 16:57:08

呪医 コータロ

>>ケラ
俺はもう、駄目だ。それは、もはや致し方のないことだ。
だがせめて、全てが喪われるのだけは避けたかった。
「一つ、頼まれてくれないか」
そういって袂から鈍く光る鍵を取り出す。

( 102 ) 2018/07/15(日) 16:59:26

しがない花屋 ケラ

>>102 コータロ

ん?…なんだい、なんでもするよ。

( 103 ) 2018/07/15(日) 17:12:18

呪医 コータロ

>>103 ケラ
「俺の家、金庫の中にカルテがある。俺が覚えておきたい、患者の恨みつらみが余さず書かれたカルテだ。
読まなくてもいい、俺に後で読ませなくたっていい。
ただ、持っておいてくれないか」
「この世のどこかに、それがあるというだけで、少しは俺の心も楽になる」

( 104 ) 2018/07/15(日) 17:20:19

求道者 グスタフ

>>100 アルフィリオン

…私に構うな。獲物を人に渡すなど、愚かなことだ。
歩ける。捨て置け。

《そう煩わしそうに吐き捨て、手渡された杖を振り払ったが、そのまま体勢を崩して倒れ込む。》

……くそ。

( 105 ) 2018/07/15(日) 18:00:41

伯爵家当主 ジルベール

朽ちる身に、吸い寄せられていく。夢の終わりを知っていた。
暫く抵抗していたが、俄に広場が賑わう。
我が身は随分僕が惜しいと見える。
「……ああ、分かったよ」
いつまでも、逃げ続けられない。胸から飲み込まれて、ずるり、と体が起き上がる。

( 106 ) 2018/07/15(日) 18:13:49

射手 アルフィリオン

>>105 グスタフ
得物?
そんな状態の君に杖一本渡そうが、僕が負けるとは思えないな。

[振り払われた杖を掴み、再び差し出す。]

それで?
まだ意地を張る気かね。
目的を成すために、魔法まで覚えたという黒狼騎士団もそんなものなのか。

( 107 ) 2018/07/15(日) 18:26:43

咎負いの宮廷騎士 ローラン

>>106 ジルベール

友の姿を見つけた。
かつ、かつ、と靴底を鳴らして、彼の元へと近づいていく。
夢から覚めた彼は、今何を思うのだろう。

「……ジルベール。」

( 108 ) 2018/07/15(日) 19:35:05

しがない花屋 ケラ

>>104 コータロ

……分かったよ。あんたの願い、このケラがしかと受け止めた。

/*
少し背伸びをして頭を撫でる。屈託のない笑みを向けて、なるべく心配にならないように。
*/

( 109 ) 2018/07/15(日) 19:37:10

しがない花屋 ケラ

>>91 カーマイン

"うふふ!もちろんよ王様!
散歩しながらお星様やお月様のお話をしましょう?
場合。いい子で待ってるわね!"

( 110 ) 2018/07/15(日) 19:39:43

子爵のご令嬢 レリー

*アルフレドと別れ、廊下を歩いていると、ふらふらと歩いているヘズを見つける
恐らく、視力強化の魔法が切れてしまったのだろう
思わず転びかけそうになる彼女に急いで駆け寄り、何とか抱きとめる*

>>ヘズ
ヘズ……!
あっぶな!大丈夫?
こんな所でどうしたの……?

*心配そうに顔を覗き込む*

( 111 ) 2018/07/15(日) 20:05:47

国王 カーマイン、メモを貼った。 メモ

( A21 ) 2018/07/15(日) 20:12:14

従者 ミーチェ

>>111 エレさん
/*
ヘズが歩いていると、自分を呼ぶ声が聞こえました。
*/
エレさん!おはようございます、エレさんもおきたのですね。
ヘズですか?ヘズは、ロキさんとエレさんにごあいさつにいこうとおもっていたのです。

( 112 ) 2018/07/15(日) 20:16:10

踊り子 パトリシア

[ロートから告げられる処罰にパトリシアは眉を顰める。
そしてロートに向かい何かを訴えるカエデを怪訝そうに見た。]

>>101カエデ
内通者? 処罰? 何、どういうこと?
ぜんっぜんわかんないんだけど……。
あなたは何か知ってるの?

( 113 ) 2018/07/15(日) 20:22:11

子爵のご令嬢 レリー

>>112 ヘズ
え?ああ、そうなの……
あたしもそう思ってたの

……その、ごめんなさい
幼い貴方を巻き込んでしまって……

*自分達は負けてしまったのだ、という事を思い出して、申し訳なさそうに謝る*

( 114 ) 2018/07/15(日) 20:24:43

求道者 グスタフ

>>107 アルフィリオン
……もう止せ。
貴公も騎士ならばわかるだろう。
敵に捕縛された後に情けをかけられるなど、どれほどの侮辱か。
私はもはや自分の信念に対してのみ、騎士として在るのだ。

それに…いずれにせよ極刑を待つ身だ。
最後に情けをかけられたのが貴公などと…

《頑として杖は受け取らず、広間へ向かって壁に縋って進んで行く》

( 115 ) 2018/07/15(日) 20:30:20

従者 ミーチェ

>>114 エレさん
ほんとうですか?ヘズをさがしていたのですか?

まきこまれたとはおもっていませんよ。これは、ヘズがヘズのいしできめてなしたことですので。
ヘズこそ、ロキさんとエレさんのちからになるといっていましたのに、このちからをつかえなくてごめんなさい

/*
ヘズはそう言うと自分の目隠しにそっと触れました。
*/

ヘズたちはこれからどうなるのでしょうか。

( 116 ) 2018/07/15(日) 20:33:38

(村建て人)

>>101 カエデさん
[カエデさんからの申し出に、ボクは目を丸くします。カエデさんは、国のために働いてくれた人……お願いは聞いてあげたいですが……!]

ロート「カエデさん……!ほ、本当に、よいのですか?それがあなたの……幸せ、なんですか?図書室に一緒に行ったとき、あなたはあんなに瞳を輝かせていたではないですか」

( #19 ) 2018/07/15(日) 20:34:03

呪医 コータロ

>>109 ケラ
その言葉にようやっと、背負ったものを降ろす事が出来た気がした。荷を降ろしたことへの罪悪感と自罰欲求、捨てられた記憶の呪詛の声が聞こえる。それと、少しばかりの爽快感。今日ばかりは塗りつぶさず、全て味わおうと、そう思う。
「ありがとうなぁ。思い残すことしかないが、少しはましになった」
親指で濡れた目尻を拭い、最期の礼を言う。

( 117 ) 2018/07/15(日) 20:35:25

しがない花屋 ケラ

>>117 コータロ

そいつは良かった。あんたの厳ついくせに優しくて不器用そうなとこ、あたしは素敵だと思うよ。

今宵、みんなに向けた歌を歌うつもりだから、それだけでも聞いとくれ。

/*
彼をほんとの意味で救うことはきっとできないだろう。けれど少しでも彼の心に寄り添えることが出来て良かったと自己満足。
最後に大きな胸板をグーでぽんと殴って、その場をあとにした。
*/

( 118 ) 2018/07/15(日) 20:45:49

子爵のご令嬢 レリー

>>116 ヘズ
ええ、ロキを先に見つけたから、介護してきたけど……
エルフさんがお世話してくれそうだから、任せてきたの

……いいえ、あたしがもっと早く貴方の事情を聞いて、庇ってあげれば……いえ、もう遅い話ね

……どうなるんでしょうね
とりあえず……広間に行きましょうか
もうロキもいるでしょうから

*といい、ヘズを抱き抱え、広間へ行く*

( 119 ) 2018/07/15(日) 20:51:07

子爵のご令嬢 レリー、ヘズを抱き抱えたまま、広間に到着した!

( A22 ) 2018/07/15(日) 20:55:09

従者 ミーチェ、エレさんに抱きかかえられている。

( A23 ) 2018/07/15(日) 20:58:36

(村建て人)

ロート「黒狼騎士団の一人、レリー・エリュテイアへの処分を決定しました」

ロート「まず、あなたのご実家も、貴族としての地位は剥奪します。ただし、魔法研究所に所属のあなたのお兄さんには残っていただきます。大丈夫、お兄さんはいつも通り。ただ貴族じゃなくなるだけですよ」

ロート「あなたは、人懐っこくて明るいご令嬢ですね。常に周りには誰かがいる。そして、そのおともだちのために、今回のことを企てました」

ロート「あなたへの罰は――今まで出会った人、今後出会う人は、【あなたに好意を抱いた瞬間に、あなたのことを忘れる呪い】をかけましょう。もちろん、家族も同様です。反逆者の末娘がいたという記憶はあれど、それがどのような人物だったのか思い出せないでしょう」

ロート「加えて、【自分の家にたどり着けない呪い】を。実家はもちろん、今後安住の地を見つけようとしても、あなたは決して家に帰れません。これが、あなたへの罰」

( #20 ) 2018/07/15(日) 21:07:47

図書館司書 カエデ

>>113 パトリシア
大丈夫だよ、パトリシア。
わたしはあなたを知らないし、あなたはわたしを知らない。

大丈夫、大丈夫。わたしたちはここで終わって。

ここから始まるの。

[そう言ってカエデは目を閉じてパトリシアを抱きしめた]

( 120 ) 2018/07/15(日) 21:27:25

調香師 アルフレド

[レリーの処遇が決まる。アルフレドは、震える拳を握りしめていた。レリーとエドワードに救いはないのか…。]

( 121 ) 2018/07/15(日) 21:31:12

(村建て人)

ロート「竜族の娘、ミーチェ」

ロート「あなたは、縛られる最後の瞬間まで、信じてもらおうと一生懸命頑張っていましたね。あのとき、正直、ボクは胸をうたれました」

ロート「ですから……【あなたの言うことを、誰も信じてくれなくなる呪い】を。加えて、【嘘がつけなくなる呪い】を。あなたのことを誰も信じてくれない世界、それが、あなたへの罰です。ミーチェ」

( #21 ) 2018/07/15(日) 21:57:20

踊り子 パトリシア

>>120カエデ
えっ、な、なによ……なんでアンタもあたしの名前、知って……。

[急に抱き締められて困惑する。
この女性が誰なのか、パトリシアにはわからない。
思わず逃げ出そうと身じろぐ。]

っ、なんでこんなに力強いのよ、アンタ……!
離し、離してよ……っ!

[嫌がって暴れる。
暴れているのに、体に力が入らなかった。]

ちょっと、変な魔法使わないでちょうだい!
本当に……本当に、誰なのってば……。

誰なのよ、アンタ……。
なんで、こんなっ!

( 122 ) 2018/07/15(日) 21:59:16

踊り子 パトリシア

[勿論魔法を使われている訳ではないのに、どうしたって振り解けない。
キッとカエデを睨みつける、不意に大きな瞳から涙が零れた。]

なんで、あたし……何も、わからないの……。

( 123 ) 2018/07/15(日) 21:59:24

子爵のご令嬢 レリー

>>#20 ロート

*広間に着くと、ロートから自身の処罰について下された

内容に思わず目を見開き、お父様やお母様、お兄様……そしてエドワードさんの姿が脳裏に浮かぶ

暫く脳が麻痺し、呼吸が上手く出来なくなる
自分を落ち着かせるように深呼吸し、改めて処罰の言葉を脳で思い返す*

…………そう
人の情と、黒狼騎士団としての本懐、どちらかを選べなかったわたくしへの、相応しい罰ですわ

*抱えられているミーチェにのみ聞こえるような小さな声で呟き、たった今処罰が発表された彼女を抱き締める*

( 124 ) 2018/07/15(日) 22:01:34

(村建て人)

ロート「加えてミーチェは国外追放とし、この国には入れないよう専用の結界をつくります」

ロート「…………竜族のあなたの力は、この国にとって脅威ですから、ね」

( #22 ) 2018/07/15(日) 22:11:42

伯爵家当主 ジルベール

目を開く。
霞んだ視界に、近づく足元が見えた。

そこは、灼熱の中か、酷寒の中か。
どちらとも言えるが、どちらでもない気もした。懐かしい痛み。僕は遠に慣れていた。はずだった。

「……ローラン」

彼は約束を果たしに来たのだと、頭の片隅で思った。くちびるを歪める。

それでも。
穴を埋めるになお足りんと。私のここは、許さないと、彼を壊してこそ真の安寧を得られると使嗾する。


––––––––カチリ、と腰元で音が鳴る。己を使えというように。
立ち上がって静かに黒き剣を抜いた。

( 125 ) 2018/07/15(日) 22:13:19

従者 ミーチェ

>>#21 >>#22 ロートさま
/*
ヘズはエレさんに抱かれたまま、ロート様の言葉を聞き入れます。そして、笑みを浮かべます。
*/
はい、わかりました。ミーチェはうそをつくつもりも、しんじてもらうつもりもありませんから
ですが、ミーチェはいいますよ。ミーチェのことばがしんようならないものになるまえに。こんかいのことがおこったのはどちらがさきだったのか、そのことをあらためませんとこくろうきしだんは『また』あらわれるとミーチェはおもいます。
ふふ、じぶんだけをせいとうかする、「しろくぬりつぶされた」おうこく。ミーチェはとてもきれいだとおもいますよ。
きれいなきれいなおうこくをつくりあげたおうさま、どうぞおしあわせに。

( 126 ) 2018/07/15(日) 22:18:23

図書館司書 カエデ

>>#19 ロート

ええ、ここの図書館はとても素敵でした。
住めといえば住めます。あそこは知識の産まれる場所です。この世で一番価値のある場所です。

しかし、わたしの記憶がなくなればきっと外の世界すべてが本になる。
この世界、すべてが図書館です。

それで隣に「家族」がいるなら私は幸せです。

これ以上わたしは何も望みません。

( 127 ) 2018/07/15(日) 22:25:19

魔法研究員 エドワード

/*
レリーの受ける罰の説明を聞く。
要するに、彼女を愛した人は、皆彼女の記憶を失うということ。そして、彼女から永遠に安息の地を奪い取るということ。
それは、想像する限り、死よりも酷い極刑であった。

そして……間違いなく、僕は彼女の記憶を失うだろう。
もう疑うこともない。僕はもうすでに、彼女をこの上なく愛してしまっているのだから。

僕は、彼女の方を見遣る。
彼女は今何を考えているのだろうか。彼女と話がしたい。

話が、したい。
*/

( 128 ) 2018/07/15(日) 22:28:34

国王 カーマイン

>>126 ミーチェ
フッ……ふふふ、やはり竜族は面白い
そのくらいにしてやってくれないか、弟が怯える

私なら即処刑か、手元に置いて観察したいところだが、流石に手を噛まれそうだ。
まあ、我が国の結界魔法使いが優秀であることを祈ろうか。

……小さい身体でも、流石騎士よな

( 129 ) 2018/07/15(日) 22:29:34

(村建て人)

>>127 カエデさん
[世界が、図書館。壮大な言葉に、息を飲みます。知ることをしようとしなかったボクには、まぶしさすら感じる言葉でした]


ロート「――わかり、ました。あなたが、それで幸せなら……パトリシアさんに術をかけるとき、あなたの望み通りにします」

ロート「最後に、図書室に付き合っていただいて、ありがとうございました。あなたが、幸せになれますように」

( #23 ) 2018/07/15(日) 22:50:19

咎負いの宮廷騎士 ローラン

>>125 ジルベール

「……アンタとの約束を果たしに来た。」

それだけ紡ぐと、俺は腰にさした剣にそっと手をかけ、氷刃のような白い剣を抜いた。
ジルベールをひとり闇の中に屠るわけにはいかない。彼を裡から滅ぼそうとする炎を、俺の心を以てして氷漬けにする。

−−彼が握るのは黒き刃。
−−カーマイン王に認められただけあって、その剣に纏う魔力は尋常ではない。


「────白狼。」

( 130 ) 2018/07/15(日) 23:29:44

図書館司書 カエデ

>>123 パトリシア

泣かないで、パトリシア。
いいのあなたは、今は何も考えないで。何も見ないで。
あなたは加害者だけど被害者なの。

わたしが幸せにする。
今度こそ護る、護り抜く。
[耳元でささやく]

今度こそ隣から離れませんからね。
[カエデはそっと短くパトリシアと唇を重ねた]

約束、今度こそ果たすから

( 131 ) 2018/07/15(日) 23:35:09

しがない花屋 ケラ

"ふんふふんふふーん、ねえ王様!私歌を覚えたの!ケラがずうっと歌っていた歌。私大好きで、いつもいつも聞いていたの。王様は…ケラの歌が嫌いなの?"

( 132 ) 2018/07/15(日) 23:38:04

咎負いの宮廷騎士 ローラン

氷の塵がざわざわと舞い上がり、白い渦が勢いよく俺の眼前で巻く。
幾重もの襞となってうねる風と共に、ズシンと重たい地響きを伴ってそれは現れた。

人智をもって計り知れない神秘。
俺と同じ琥珀色の眸は呪いに侵された友を鋭く射抜き、白銀の体躯に神々しさを纏わせて顕現する。


『░▓▒▓█░▓░▓▒▓█▓────!!』

「っ──いくぞ。」

白狼の雄叫びと同時に、俺は先手を打とうと駆け出して、彼のもとへ踏み込んだ。

( 133 ) 2018/07/15(日) 23:40:11

子爵のご令嬢 レリー

*暫く呆然としていたが、腕にヘズを抱き抱えていた事を思い出し、彼女をそっと降ろす*

>>ヘズ
……ヘズ、思い残しがないように、ロキと話してきたらいかがかしら?
さあ、行きなさい

*指を指した先には、這って広間まで来たグスタフがいる
そして、彼女を穏やかな笑みで見送る*

( 134 ) 2018/07/15(日) 23:42:54

魔法使いの弟子 カッツェ

*カッツェは一通り流れを見守り、客室へ向かう*

(相変わらず、お師匠様との連絡は取れそうにない……か)

*ソロンディールは見ていると言っていた。それが見れなくなったのだから必死に何が起きたか探ろうとしていただろう。それこそ、この城までやって来て様子を探ろうとしたに違いない*

*それでも原因が分からず、カッツェを“乗っ取ろう”と何度も試しただろう。今も、それは続いている気がする*

(まさか、寝ずに心配したりしてないだろうな?)

*ニンゲンとエルフは体の作りが違うとかなんとかで夜通し本を読んでいるところを見たことがある。その度叱るのだが、今回は叱る側が不在だった。あり得る。カッツェは苦笑いをする*

(そういや、アルフィリオンはエルフだったな。全然話せなかったや。ま、そんな空気でもなかったし仕方ないんだけれど)

*コツコツとヒールをならして廊下を歩いた*

( 135 ) 2018/07/15(日) 23:47:11

射手 アルフィリオン

>>115 グスタフ
ふむ、それならば丁度いいな。
聞いてなかったのか、君?
僕は君らには大きな恨みがあるんだぜ。

君の処分はまだ決まっていないが、僕からの仕返しとしてはいい機会だと思わないかい?

[持っていた杖でグスタフを引っ掛けると、仰向けに浮遊させた。
そのまま、彼の言葉は聞かず、広間のカーマイン王の前まで運ぶ。]

( 136 ) 2018/07/16(月) 00:00:21

子爵のご令嬢 レリー

*ヘズを見送った後、ふと横を見るとエドワードと目が合う
彼の姿を見て、先程の処罰の内容が蘇り、再び胸が苦しくなり、思わず目を下に逸らす
が、目が合った以上、声を掛けないのも不自然と思い、自ら声を掛ける*

>>128 エドワード
……何か、御用ですか?
……サリーナの亡霊が、相応しい罰を与えられて、嘲笑いにでも来たのかしら?

*本当は、彼にこんな事を言いたくはなかった
だが、夢の世界から目覚めた今は、忠誠を誓う国が違う"敵"同士
そう思い、絞り出すように言葉を紡ぐ*

( 137 ) 2018/07/16(月) 00:06:51

踊り子 パトリシア

>>131カエデ
被害者って、加害者って......。
わからないの、わからないことばっかりで。

[震える声で呟く。パトリシアはもう逃げ出そうとすることもなくカエデの腕に収まっていた。]

なんであたしがあなたに守られなくちゃいけないのかもわからないのよ? あたしは自分が何をしでかして処罰を受けさせられるのかわからないのよ?
それでも......。

それでもあなたはあたしに、考えなくても、見なくても良いって言うの......?

[言うやいなや唇を塞がれる。言うまでもなく無条件で全てを受け入れ許すと示されたようにすら思えた。

驚いたが、拒否など出来るはずもなかった。
きっとこれも魔法のせいなのだ、と思う。]

( 138 ) 2018/07/16(月) 00:15:50

求道者 グスタフ

>>136 アルフィリオン
…!!!!
くそ、止せ!!!!下ろさないか!!!!

《グスタフは萎えていないほうの手足をバタつかせるが空を切るばかりで抵抗にもならないようだ。》

頭を傾けた先にカーマイン王の顔を見て眉をひそめる。

( 139 ) 2018/07/16(月) 00:17:30

(村建て人)

ロート「……呪の狼、グスタフ」

ロート「あなたへの罰は、本当に難しい。全てを捨てる覚悟で来ている人は、失うものがないですから」

ロート「……皆さんの協力をお願いして、罰を与えたいと思います。セルナリアの皆さんには断る権利もあります」

( #24 ) 2018/07/16(月) 00:18:26

伯爵家当主 ジルベール

>>130 ローラン
ローランの裡から、白狼が姿を現す。それは一際大きく唸りを上げる。
構えたその瞬間には、それは目の前にいた。

「……っ、剣よ!」
呼び出すも間に合わない。自身の手に握るそれで、白狼の攻撃を弾く。
「––––––––邪魔を、するな」
低く、呪うように。魔力をまとった剣は彼を炎で燃やさんとする。黒い光が見えたところで、私は振りかえる。



そうだ。あの夢の世界、手段を違えたことを私は知っていた。今、答えを得る。
––––––––––凍てつく心の臓を。
あれを得れば私は満たされると、確信する。

呼び出せた剣はたった二本。それを両脇に従え、私はその心臓の持ち主に対峙する。
ローラン。私を救おうというのなら、私の希望を叶えるか。私はそれが欲しかった。

( 140 ) 2018/07/16(月) 00:18:50

従者 ミーチェ

/*
ヘズは楽しそうに笑います。
エレさんの腕の中から離れてロキさんを探しに行きます。
信じてもらえなくなる前に、ヘズは会いに行かなくてはならないのです。
*/
ふふ、さあロキさんはどこにいるんでしょうね?

( 141 ) 2018/07/16(月) 00:22:13

しがない花屋 ケラ、自室でアルフから貰った花を編み上げている。

( A26 ) 2018/07/16(月) 00:24:54

(村建て人)

ロート「グスタフさんは、子供の世話をすることに生き甲斐を感じていたようですね。それでは、逆に世話をしてもらい続けましょうか」

>>サテンさん
ロート「あなたの時間遡行、植物に対して使えるということは、対象の時間を10年単位で遡行できるんですよね?人間に使うことも可能ですか。可能なら、グスタフさんを3歳児程度の子供に戻すことは可能でしょうか。ああ、アニマの記憶は忘れていただきます。」

ロート「その後子供に戻ったグスタフさんを、アルフィリオンさんに育てていただきます。どのように育てるかは、お任せします。衣食住を与えてくれれば、問題ありません。定期的に城に連れてきてもらいます」

ロート「コータロさんには最初の仕事として、グスタフさんがアルフィリオンさんにお世話になった記憶を頻繁に思い出すように、記憶を操作していただきます。定期的に城に来る度に、かけ直してもらって更新します」

ロート「ある程度の年齢になったら、もう一度繰り返します……次は、ボクが引き取って育てます。えげつない話ですが、これしか思いつきませんでした。協力、していただけますか。無理強いはしません」

( #25 ) 2018/07/16(月) 00:41:43

しがない花屋 ケラ、花で編んだ毛布を纏ってすやぁ

( A27 ) 2018/07/16(月) 00:45:18

神官 サテン

>>#25 ロートさま
えっ…………人間には使ったことは無いですけど……

ん〜……ロートさまがおっしゃるなら、やってはみましょう。
範囲を広げないといけないので、習得に少し時間がかかるかもしれませんけど……。

うーん……出来るかなあ

( 142 ) 2018/07/16(月) 00:56:33


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生存者 (4)

しがない花屋 ケラ
29(31)回 残2307pt
図書館司書 カエデ
14(57)回 残2085pt 飴
孤児院生 フリージア
15(54)回 残2175pt 飴飴
射手 アルフィリオン
14(37)回 残2641pt 飴

犠牲者 (7)

国王 カーマイン (2d)
咎負いの宮廷騎士 ローラン (3d)
神官 サテン (3d)
伯爵家当主 ジルベール (4d)
魔法使いの弟子 カッツェ (5d)
呪医 コータロ (6d)
運び屋 ネーロ (7d)

処刑者 (6)

魔法研究員 エドワード (3d)
子爵のご令嬢 レリー (4d)
調香師 アルフレド (5d)
踊り子 パトリシア (6d)
従者 ミーチェ (7d)
求道者 グスタフ (8d)

突然死者 (0)

見物人 (0)

退去者 (3)

東の国の将軍 うえさま (1d)
吟遊詩人 リンミュール (1d)
時空 エクス (1d)

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